JP2012115070A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】永久磁石が埋め込まれた構造において、永久磁石の厚みが大きくなるのを抑制することが可能な回転電機を提供する。
【解決手段】この回転電機100は、1極分の永久磁石23の外周面は、ロータコア21の外周面に沿う形状に形成されているとともに、ロータコア21の外周面に沿うようにロータコア21に埋め込まれており、永久磁石23の両端部のそれぞれとロータコア21の回転中心とを結ぶ線分間の角度と、全周の角度を永久磁石の極数で除した角度との比率である永久磁石23の1極当たりの極弧率が、60%以上90%以下になるように構成されているとともに、巻線12のスロット13への1スロット当たりの巻回数が、10以上14以下になるように構成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、回転電機に関し、特に、ロータコアの外周部近傍に永久磁石が埋め込まれている回転電機に関する。
従来、ロータコアの外周部近傍に永久磁石が埋め込まれている回転電機が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、ロータコアの外周部近傍に、矩形形状の断面を有する複数の永久磁石が埋め込まれているIPM(Interior Permanent Magnet)型の回転電機が開示されている。この回転電機では、複数の永久磁石は、平面的に見て、周方向の接線に沿うように(半径方向と直交するように)ロータコアに埋め込まれている。
特開2002−354726号公報
しかしながら、上記特許文献1の回転電機では、複数の永久磁石が周方向の接線に沿うように(半径方向と直交するように)埋め込まれているため、永久磁石の外周面と、ロータコアの外周面との間のロータコアの部分の厚み(質量)が比較的大きくなる。このため、この部分にかかる遠心力によってロータコアのスリット部が変形する場合がある。そこで、永久磁石が埋め込まれるタイプのロータコアの機械的強度を高めるために、スリット部の幅を広くすることが考えられる。しかし、この場合には、スリット部に流れる漏れ磁束が大きくなり、永久磁石の磁束密度値Bgが小さくなってしまう。このため、永久磁石が埋め込まれた構造において、電磁ギャップ部(ロータとステータとの間の隙間)に所望の磁束を到達させるためには、永久磁石の厚みを大きくしなければならない問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、永久磁石が埋め込まれた構造において、永久磁石の厚みが大きくなるのを抑制する(磁石使用量を削減する)ことが可能な回転電機を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による回転電機は、スロットに巻線が巻回されるステータコアと、ステータコアの半径方向に対向するように設けられるロータコアと、ロータコアの外周部近傍に埋め込まれた永久磁石とを備え、1極分の永久磁石の少なくとも外周面は、ロータコアの外周面に沿う形状に形成されているとともに、ロータコアの外周面に沿うようにロータコアに埋め込まれており、永久磁石の両端部のそれぞれとロータコアの回転中心とを結ぶ線分間の角度と、全周の角度を永久磁石の極数で除した角度との比率である永久磁石の1極当たりの極弧率が、60%以上90%以下になるように構成されているとともに、巻線のスロットへの1スロット当たりの巻回数が、10以上14以下になるように構成されている。
この一の局面による回転電機では、上記のように、1極分の永久磁石の少なくとも外周面を、ロータコアの外周面に沿う形状に形成することによって、永久磁石がロータコアに埋め込まれた構造において、永久磁石をロータコアのより外側に配置することができる。そして、永久磁石をロータコアのより外側に配置するとともに、永久磁石をロータコアの外周面に沿うようにロータコアに埋め込むことにより、電磁ギャップ部(ロータとステータとの間の隙間)に到達する磁束が大きくなるので、永久磁石の厚みを大きくする必要がない。これにより、永久磁石が埋め込まれた構造において、永久磁石の厚みが大きくなるのを抑制することができる。また、本願発明者が鋭意検討した結果、極弧率を、60%以上90%以下になるように構成するとともに、巻線のスロットへの1スロット当たりの巻回数を、10以上14以下にすれば、電圧飽和を回避し、かつ大幅に磁石使用量を低減させながら回転電機に流れる電流を比較例である従来構造(図3)の回転電機の電流と略同じにできることを見い出した。なお、本発明の回転電機に流れる電流が従来構造の回転電機の電流と略同じにできる点は、シミュレーションにより確認済みである。
本発明の第1実施形態による回転電機の平面図である。 本発明の第1実施形態による回転電機のロータコアの拡大平面図である。 比較例による回転電機のロータコアの平面図である。 シミュレーションにより求めた回転電機の電流値を783Aにした場合のロータコアのトルクと位相との関係を示す図である。 シミュレーションにより求めた回転電機の電流値を880Aにした場合のロータコアのトルクと位相との関係を示す図である。 シミュレーションにより求めた回転電機の電流値と巻回数との関係を示す図である。 本発明の第1実施形態による回転電機と比較例による回転電機との性能を比較した図である。 本発明の第1実施形態による回転電機の製造プロセスのロータコアを形成する工程を示す図である。 本発明の第1実施形態による回転電機の製造プロセスの永久磁石に接着材を塗布する工程を示す図である。 本発明の第1実施形態による回転電機の製造プロセスのロータコアに永久磁石を挿入する工程を示す図である。 本発明の第1実施形態による回転電機の製造プロセスのロータコアに永久磁石が挿入された状態を示す図である。 本発明の第1実施形態による回転電機の製造プロセスのロータコアにシャフトを挿入する工程を示す図である。 本発明の第2実施形態による回転電機のロータコアの平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
まず、図1および図2を参照して、本発明の第1実施形態による回転電機100の構成について説明する。
図1に示すように、回転電機100は、ステータ1と、ロータ2とを備えている。また、ステータ1は、ステータコア11と、巻線12とから構成されている。ステータコア11の内側には、複数のスロット13が形成されている。巻線12は、スロット13間に巻回されている。なお、巻線12は、分布巻によって巻回されている。ここで、第1実施形態では、巻線12のスロット13への1スロット当たり巻回数は、10以上14以下になるように構成されている。また、スロット13とスロット13との間のステータコア11の部分は、ティース部14を構成している。また、ステータコア11の外周部は、ヨーク部15を構成している。
また、ロータ2は、ロータコア21と、シャフト22と、永久磁石23とから構成されている。また、ロータコア21は、たとえば電磁鋼板を積層して形成される。なお、ロータコア21は、たとえば、鉄などの強磁性体部材を円形に折り曲げたものであってもよいし、円筒形の強磁性体部材であってもよい。また、円筒形の強磁性体部材は、鋳物等により構成されてもよい。また、シャフト22は、ロータコア21の中心を貫通するように設けられている。
また、永久磁石23は、ロータコア21に複数設けられている。複数の永久磁石23は、ロータコア21の外周部近傍に埋め込まれている。これにより、回転電機100は、IPM(Interior Permanent Magnet)型の回転電機を構成する。ここで、第1実施形態では、複数の永久磁石23のそれぞれ(1極分の永久磁石23)は、ロータコア21の外周面に沿う形状に形成されている。具体的には、永久磁石23の外周面および内周面は、略円弧形状に形成されている。また、永久磁石23の外周面と内周面とは、ロータコア21と同心の円の円弧からなる。そして、複数の永久磁石23は、ロータコア21の外周面に沿うように、ロータコア21に埋め込まれている。
また、第1実施形態では、永久磁石23の両端部のそれぞれとロータコア21の回転中心Oとを結ぶ線分間の角度θと、全周の角度(360度)を永久磁石23の極数で除した角度θとの比率(θ/θ×100)である永久磁石23の1極当たりの極弧率は、60%以上90%以下(または、70%以上80%以下)になるように構成されている。
また、図2に示すように、永久磁石23は、ロータコア21に設けられる孔部24に埋め込まれている。ここで、第1実施形態では、孔部24の内周側には、永久磁石23を接着材により固定するための接着溝25が設けられている。なお、接着溝25の半径方向の幅W1は、約0.1mm以上約0.2mm以下である。また、永久磁石23は、永久磁石23と孔部24の外周側との間に隙間26が生じるように孔部24の内周側に固定されている。なお、隙間26の半径方向の幅W2は、約1mmである。
次に、図2および図3を参照して、永久磁石の形状および配置位置に基づくロータコアのスリット部の変形の抑制と、永久磁石の漏れ磁束の抑制とについて、比較例(図3参照)と第1実施形態とを対比して説明する。
まず、図3に示すように、比較例による回転電機110のロータコア111では、ロータコア111の周方向の接線Lに沿うように、矩形形状の複数の永久磁石112が埋め込まれている。また、複数の永久磁石112は、間隔d1を隔てて配置されている。比較例によるロータコア111では、永久磁石112が接線Lに沿うように配置されているので、永久磁石112とロータコア111の外周面までの距離d2は、比較的大きくなる。すなわち、永久磁石112とロータコア111の外周面までのロータコア111の部分の質量が大きくなるので、ロータコア111が回転した場合に、この部分にかかる遠心力が大きくなるため、ロータコア111のスリット部111aおよび111bが変形する可能性がある。
ロータコア111のスリット部111aおよび111bの変形を抑制するために、永久磁石112の幅を狭くしてロータコア111のスリット部111aおよび111bの幅を広げることにより、ロータコア111の強度を高めることが考えられる。この場合、スリット部の幅が広がるので、永久磁石112からの磁束がそのスリット部111aおよび111bへ磁気飽和するまで流れ込んでしまい漏れ磁束が比較的大きくなってしまう。
これに対して、第1実施形態による回転電機100のロータコア21では、図2に示すように、複数の永久磁石23は、ロータコア21の外周面に沿う略円弧形状に形成されている。これにより、永久磁石23からロータコア21の外周面までの距離d3は、比較的小さくなる。すなわち、永久磁石23からロータコア21の外周面までのロータコア21の部分の質量が小さくなるので、ロータコア21が回転した場合に、この部分にかかる遠心力は大幅に小さくなる。これにより、ロータコア21のスリット部21aが変形するのが抑制される。その結果、ロータコア21のスリット部21aの強度を確保するためにスリット部21aの幅を必要以上に広げる必要がなく永久磁石23の漏れ磁束量を抑制できる。
次に、図4〜図6を参照して、極孤率および巻回数に対する回転電機100を流れる電流の変化についてシミュレーションを行うことにより、本願発明者が鋭意検討した結果見い出した極弧率の範囲について詳細に説明する。
まず、IPM型の回転電機100のトルクTは、下記の式(1)によって表わされる。
Figure 2012115070
ここで、p、mおよびΦは、それぞれ、極対数、相数、および、鎖交磁束量を表わす。また、LqおよびLdは、それぞれ、q軸(永久磁石間を通過する軸)インダクタンスおよびd軸(永久磁石を通過する軸)インダクタンスを表わす。また、IdおよびIqは、q軸電流およびd軸電流を表わす。Iは電流値の大きさ(スカラー量)を示しθの値により、d軸電流、q軸電流が決定される。また、d軸相間電圧Vdは、下記の式(2)によって表わされる。
Figure 2012115070
ここで、Rおよびωは、それぞれ、相間抵抗値および電気角周波数を表わす。また、q軸相間電圧Vqは、下記の式(3)によって表わされる。
Figure 2012115070
ここで、Eは、相間速度起電圧を表わす。また、線間電圧Vは、d軸相間電圧Vdおよびq軸相間電圧Vqを用いて、下記の式(4)によって表わされる。
Figure 2012115070
そして、上記式(1)に基づいて、電磁ギャップ部(ステータ1とロータ2との間の隙間)の磁束密度Bgから求められる磁石トルク(式(1)の1項目)と、極弧率に基づく突極比(q軸インダクタンスLq/d軸インダクタンスLd)から求められるリラクタンストルク(式(1)の第2項)との両方を算出する。また、上記式(2)〜式(3)に基づいて、線間電圧を算出する。
このシミュレーションでは、定格のトルクが4652Nmである回転電機を想定した。また、極対数が6極であり、スロット数が36である回転電機を想定した。また、400Vクラス(回転電機の端子間に供給される電圧が380V)の回転電機を想定した。
次に、極弧率および巻回数の一例として、極弧率を80%、1スロット当たり巻回数を10(T:ターン)とした場合のシミュレーションの結果について説明する。まず、図4に示すように、回転電機に流すI(電流の大きさ)を738Aとし、回転電機に流す電流の位相を−90度から90度まで変化させた。なお、q軸を0度とした。磁石トルクは、位相が0度の場合にピークを有する正弦波になる。また、リラクタンストルクは、磁石トルクの2倍の周期を有する正弦波になる。また、磁石トルクとリラクタンストルクとを合成したトルクは、位相が20度の場合にピーク(定格のトルク4652Nm)となること、言い換えればこの電流が定格のトルク4652Nmを出力する最も小さい電流であることがシミュレーションで確認された。しかしながら、この場合の線間電圧V(式(4)参照)は、469Vとなり、400Vクラス(回転電機の端子間に供給される電圧が380V)の回転電機では、電圧飽和となってしまう。なお、電圧飽和とは、電源電圧よりも回転電機の端子電圧が大きくなり回転安定動作を維持できなくなることを意味する。
そこで、図5に示すように、端子電圧380(V)になるように決定された回転電機に流す電流の大きさを880Aとし、回転電機に流す電流の位相を−90度から90度まで変化させた。磁石トルクとリラクタンストルクとを合成したトルクは、定格のトルク4652Nmになる電流の位相が2点存在する。1つは−18度、もう1つは44.5度である。ここで−18度とは上記の式(1)からd軸電流が正(プラス)になることを示しており、上記の式(3)から電圧が増加する電流位相となり適切な位相でない。電圧380(V)を考慮した場合、44.5度が適切な位相となる。このように、極弧率および巻回数を選択した後、電流ベクトル(大きさと位相)の選択により、電圧飽和にならない状態を得ることが可能となる。そして、各極弧率(60%、70%、80%および90%)および1スロット当たりの各巻回数(8T、10T、12T、14T)に対して、電圧飽和にならない状態が得られる電流値を示したものが図6である。
図6に示すように、各極弧率(60%、70%、80%および90%)において、1スロット当たりの巻回数が小さい場合(8T)には、電流値が大きくなり、巻回数が増えるに従って、電流値が小さくなった。なお、極弧率が60%(70%)では、巻回数が12Tの場合に、電流値が最小896A(883A)になった。また、極弧率が80%(90%)では、1スロット当たりの巻回数が10Tの場合に、電流値が最小880A(888A)になった。
また、極弧率が90%の場合、ロータコアの表面に永久磁石が配置されるSPM(Surface Permanent Magnet)型の回転電機に構造が近くなるので、電磁ギャップ部(ステータとロータとの間の隙間)の平均磁束密度Bgが大きくなる。これにより、1スロット当たりの巻回数が小さい場合(8T、10T)でも、比較的小さな電流値で所望のトルクを得ることが可能となる。一方、1スロット当たりの巻回数が大きい場合(12T、14T)では、電圧飽和を抑制するためにd軸電流が大きくなることに伴って、電流値(q軸電流とd軸電流とのベクトルの大きさ)が大きくなっていると考えられる。つまり、SPM型の回転電機では、巻線から発生する磁束がロータコアを流れることにより生じるリラクタンストルクがない(小さい)ため、磁石トルクを大きくして所望のトルクを得る必要がある。磁石トルクを大きくするためには、q軸(永久磁石間を通過する軸)電流を大きくする必要がある。しかし、q軸電流を流すと、逆起電力(ωLqIq)が大きくなり、端子電圧は、やがて飽和(電圧飽和)してしまう。そこで、電圧飽和なしに、トルクを発生させるために、d軸(永久磁石を通過する軸)電流を負(マイナス)側に流す。d軸電流を流すことによって生じる逆起電力(ωLdId)は、速度起電力(E)を打ち消す方向に生じるので、d軸相間電圧Vdが増加するがq軸相間電圧Vqは小さくなり端子電圧を異常増加させない状態で、トルクを大きくすることができる。しかしながら、q軸電流に加えてd軸電流も流す場合には、回転電機に流れる電流は増加してしまう。
また、極弧率が60%の場合、極弧率が90%の場合と異なり、電磁ギャップ部の平均磁束密度Bgが小さくなる。すなわち、磁石トルクが小さくなる。一方、極弧率が60%の場合では、永久磁石間の間隔が大きくなり、ロータコアのリラクタンストルクに寄与する部分が大きくなるので、リラクタンストルクは大きくなる。しかし、リラクタンストルクの増大によって、磁石トルクの減少を補うことはできない。このため、所望のトルクを得るために、他の極弧率の場合と比べて、比較的電流値が大きくなると考えられる。
また、図6に示すように、極弧率が60%以上90%以下で、かつ、1スロット当たりの巻回数が10T以上14T以下の場合には、電流値が比較的小さくなる(880A以上912A以下)ことと電流値の変化が比較的小さい(880A以上912A以下)ことが判明した。
また、極弧率が70%以上80%以下で、かつ、1スロット当たりの巻回数が10T以上14T以下の場合には、電流値が900A以下になることと電流値の変化がさらに小さい(880A以上900A以下)ことが判明した。
以上のように、本願発明者は、電圧飽和を回避し、かつロータコア強度を考慮し大幅に磁石使用量を低減させ回転電機に流れる電流を従来構造(図3)の電流値900(A)と略同じにすることを実現した。具体的には磁石の極弧率と1スロット当たりの巻回数を調整することで行い、極弧率が60%以上90%以下(70%以上80%以下)で、かつ、1スロット当たりの巻回数10T以上14T以下が適切であることを見い出した。
次に、図7を参照して、図3に示す比較例による回転電機110および第1実施形態による回転電機100の永久磁石の質量などの比較について説明する。なお、図7では、極弧率が70%であり、1スロット当たりの巻回数が12Tである場合の比較例による回転電機110と第1実施形態による回転電機100との比較について説明する。
図7に示すように、比較例による回転電機110と第1実施形態による回転電機100とのステータの外径は、共に580mmであり、電磁部の長さ(ステータの回転軸方向の長さ)は、共に900mmである。また、定格電圧は、共に380Vである。また、比較例による回転電機110の定格電流は、900Aであり、第1実施形態による回転電機100の定格電流は、880Aである。
そして、比較例による回転電機110では、これらの条件を満たすように、永久磁石112を選択した場合、1極当たりの永久磁石112の質量が13.0kgになることが判明した。一方、第1実施形態による回転電機100では、1極当たりの永久磁石23の質量が9.0kgになることが判明した。すなわち、第1実施形態による永久磁石23の質量は、比較例による永久磁石112の質量に比べて、約0.7倍になることが確認された。これは、第1実施形態による永久磁石23をロータコア21の外周面に沿う略円弧形状に形成することによって、永久磁石23をロータコア21のより外側に配置することが可能となるので、電磁ギャップ部(ステータ1とロータ2との間の隙間)まで到達する磁束が大きくなり、永久磁石23の厚みを小さくすることが可能となったと考えられる。一方、比較例による永久磁石112は、外周面に沿う形状に形成されていない(永久磁石112が接線Lに沿うように配置されている、図3参照)ので、永久磁石112をロータコア21の外側に配置することができない。このため、ロータコアのスリット部111aおよび111bの強度を考えるとスリット幅を広げることで対応する。その結果、漏れ磁束量が増加するので電磁ギャップ部まで到達する磁束が小さくなるので、永久磁石112の厚みを比較的大きくする必要があったと考えられる。
また、比較例による回転電機110では、電磁ギャップ部における平均磁束密度は、0.5Tになることが判明した。一方、第1実施形態による回転電機100では、電磁ギャップ部における平均磁束密度は、0.54Tになることが判明した。すなわち、第1実施形態による永久磁石23の平均磁束密度は、比較例による永久磁石112の平均磁束密度に比べて、約1.1倍になることが確認された。これは、第1実施形態による永久磁石23をロータコア21の外周面に沿う略円弧形状に形成することによって、永久磁石23をロータコア21のより外側に配置することが可能となる一方、比較例による永久磁石112は、外周面に沿う略円弧形状に形成されていないので、永久磁石112をロータコア21の外側に配置することができないためであると考えられる。
また、比較例による回転電機110の定格電流は、900Aとなる一方、第1実施形態による回転電機100の定格電流は、880Aとなった。すなわち、第1実施形態による回転電機100の定格電流は、比較例による回転電機110の定格電流の約0.98倍となり、第1実施形態による回転電機100の定格電流は、比較例による回転電機110の定格電流と略同等となることが判明した。
次に、図8〜図12を参照して、第1実施形態による回転電機100のロータコア21の組立て方法について説明する。
まず、図8に示すように、孔部24が設けられる電磁鋼板を積層することにより、ロータコア21を形成する。なお、孔部24の内周側には、永久磁石23を接着材により固定するための接着溝25が設けられている。次に、図9に示すように、永久磁石23の内周側の面に、接着材27を塗布する。そして、図10に示すように、永久磁石23の外周側にスペーサ28を取り付ける。なお、スペーサ28は、非磁性体からなる。
その後、図11に示すように、永久磁石23の外周側にスペーサ28が取り付けられた状態で、永久磁石23をロータコア21の孔部24に挿入する。この場合、外周側と内周側の磁気吸引力を比較すると外周側のスペーサの厚み分、外周側より内周側の磁気吸引力が大きくなり、永久磁石23は、孔部24の内周側に引き寄せられる。
次に、永久磁石23が孔部24に接着された後、スペーサ28を取り除く。その結果、永久磁石23の外周面と、孔部24の外周側との間に隙間26を空けた状態で、永久磁石23は、孔部24の内周側に固定される。その後、ロータコア21を加熱して、ロータコア21の中心の孔部29を膨張させる。そして、図12に示すように、膨張した孔部29に、シャフト22を挿入する。その後、ロータコア21が冷却して、孔部29が収縮することにより、シャフト22がロータコア21の孔部29に固定される。
第1実施形態では、上記のように、1極分の永久磁石23の外周面を、ロータコア21の外周面に沿う形状に形成することによって、永久磁石23がロータコア21に埋め込まれた構造において、永久磁石23をロータコア21のより外側に配置することができる。そして、永久磁石23をロータコア21のより外側に配置するとともに、永久磁石23をロータコア21の外周面に沿うようにロータコア21に埋め込むことにより、電磁ギャップ部(ロータ2とステータ1との間の隙間)に到達する磁束が大きくなるので、永久磁石23の厚みを必要以上に大きくする必要がない。これにより、永久磁石23が埋め込まれた構造において、永久磁石23の厚みが大きくなるのを抑制することができる。また、上記した知見に基づき、極弧率を、60%以上90%以下になるように構成するとともに、巻線12のスロット13への1スロット当たりの巻回数を、10T以上14T以下にすることによって、上記シミュレーションに示すように、回転電機100に流れる電流を電圧飽和まで考慮して従来構造の電流値と同等にすることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、永久磁石23の1極当たりの極弧率を、70%以上80%以下になるように構成するとともに、巻線12のスロット13への1スロット当たりの巻回数が、10T以上14T以下になるように構成する。これにより、上記シミュレーションに示すように、回転電機100に流れる電流を電圧飽和まで考慮して従来構造の電流値以下(小さく)にすることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、1極分の永久磁石23の外周面を、略円弧形状に形成する。これにより、永久磁石23の外周面の形状が、ロータコア21の外周面の形状を近似した形状になるので、永久磁石23をロータコア21のより外側に容易に配置することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、略円弧形状に形成されている永久磁石23の外周面を、ロータコア21と同心の円の円弧を有する円弧形状に形成する。これにより、永久磁石23の外周面の形状が、ロータコア21の外周面の形状をより近似した形状になるので、永久磁石23をロータコア21のさらに外側に配置することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、ロータコア21に永久磁石23を埋め込むための孔部24を設けて、孔部24の内周側に、永久磁石23を接着材27により固定するための接着溝25を設ける。これにより、永久磁石23と孔部24の内周側との間に接着材27が設けられることに起因して、孔部24に対して永久磁石23ががたつくのを、接着溝25により抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、永久磁石23を、孔部24の外周側と隙間26を空けた状態で、ロータコア21の孔部24の内周側に固定する。これにより、永久磁石23が、孔部24の外周側に固定される場合と異なり、永久磁石23とロータコア21の外周面との間のロータコア21の部分にかかる遠心力が、永久磁石23が内側に固定される分、小さくなる。その結果、遠心力に起因して、ロータコア21のスリット部21aが変形するのを抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、図13を参照して、第2実施形態の回転電機101のロータコア31について説明する。この第2実施形態では、上記永久磁石23が略円弧形状に形成されている第1実施形態と異なり、永久磁石32は、略矩形形状に形成されている。
図13に示すように、第2実施形態のロータコア31の1極分の永久磁石32は、略矩形形状に形成される2つの永久磁石32aおよび32bから構成されている。そして、2つの永久磁石32aおよび32bは、内周側の端部を接触させてロータコア31の外周側に向かって凸形状になるように配置されている。これにより、1極分の永久磁石32の外周面は、ロータコア31の外周面に沿う形状に形成される。また、永久磁石32aの磁化の方向と、永久磁石32bの磁化の方向とは、同じである。
また、永久磁石32の両端部のそれぞれとロータコア31の回転中心Oとを結ぶ線分間の角度θと、全周の角度(360度)を永久磁石32の極数で除した角度θとの比率(θ/θ×100)である永久磁石32の1極当たりの極弧率は、60%以上90%以下(または、70%以上80%以下)になるように構成されている。
また、永久磁石32aおよび32bは、ロータコア31に形成される孔部33に埋め込まれている。また、孔部33の内周側には、永久磁石32aおよび32bを接着材により固定するための接着溝34が設けられている。また、永久磁石32aおよび32bは、永久磁石32aおよび32bと、孔部33の外周側との間に隙間35が生じるように孔部33の内周側に固定されている。なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、上記のように、1極分の永久磁石32を、略矩形形状に形成される2つの永久磁石32aおよび32bから構成して、2つの永久磁石32aおよび32bの周方向の端部を接触させてロータコア31の外周側に向かって凸形状に配置することにより、1極分の永久磁石32の外周面を、ロータコア31の外周面に沿う形状に形成する。これにより、永久磁石が円弧形状に形成される場合と異なり、矩形形状の永久磁石を円弧形状に加工する手間が省けるので、容易に、ロータコア31の外周面に沿う形状を有する永久磁石32を形成することができる。また、矩形形状の永久磁石32を加工せずにそのまま使用することができるので、永久磁石の歩留まりを向上させることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1実施形態では、永久磁石を、略円弧形状に形成するとともに、上記第2実施形態では、2つの矩形形状を凸形状に配置して1極分の永久磁石をロータコアの外周面に沿う形状に形成する例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、1極分の永久磁石を、台形状のような多角形状に形成することにより、永久磁石をロータコアの外周面に沿う形状に形成してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、1極分の永久磁石の外周面および内周面をロータコアの外周面に沿う形状に形成する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、少なくとも1極分の永久磁石の外周面がロータコアの外周面に沿う形状に形成されていればよい。たとえば、外周側のみが円弧形状に形成される半円形状の永久磁石を用いてもよい。
また、上記第1実施形態の極孤率および巻回数に対する回転電機を流れる電流の変化について行ったシミュレーションでは、端子電圧380(V)で示したが本発明はこれに限られない。たとえば、巻回数が同じでも各相での並列結線方法で端子電圧を変更できる。たとえば6極の回転電機の場合、その公約数である1、2、3、6で端子電圧を変化させることができる。1の場合を380(V)、2の場合を190(V)、3の場合を126(V)、6の場合を63(V)のようにできる。なお、これらの端子電圧比で電流値も変化するが、比率のみ変化するため図6に示した傾向は全く同じとなる。また、永久磁石の極対数を4極や8極など、6極以外の極数でも良い。
また、上記第2実施形態では、2つの矩形形状の永久磁石を凸形状に配置することにより、永久磁石をロータコアの外周面に沿う形状に形成する例を示したが、本発明はこれに限られない。たとえば、3つ以上の永久磁石を並べて、1極分の永久磁石をロータコアの外周面に沿う形状に形成してもよい。
11 ステータコア
12 巻線
13 スロット
21、31 ロータコア
23、32 永久磁石
24、33 孔部
25、34 接着溝
26、35 隙間

Claims (7)

  1. スロットに巻線が巻回されるステータコアと、
    前記ステータコアの半径方向に対向するように設けられるロータコアと、
    前記ロータコアの外周部近傍に埋め込まれた永久磁石とを備え、
    1極分の前記永久磁石の少なくとも外周面は、前記ロータコアの外周面に沿う形状に形成されているとともに、前記ロータコアの外周面に沿うように前記ロータコアに埋め込まれており、
    前記永久磁石の両端部のそれぞれと前記ロータコアの回転中心とを結ぶ線分間の角度と、全周の角度を前記永久磁石の極数で除した角度との比率である前記永久磁石の1極当たりの極弧率が、60%以上90%以下になるように構成されているとともに、前記巻線の前記スロットへの1スロット当たりの巻回数が、10以上14以下になるように構成されている、回転電機。
  2. 前記永久磁石の1極当たりの極弧率が、70%以上80%以下になるように構成されているとともに、前記巻線の前記スロットへの1スロット当たりの巻回数が、10以上14以下になるように構成されている、請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記1極分の永久磁石は、略矩形形状に形成される複数の永久磁石を含み、前記複数の永久磁石を、前記永久磁石の周方向の端部を接触させて前記ロータコアの外周側に向かって凸形状に配置することにより、前記1極分の永久磁石の外周面が、前記ロータコアの外周面に沿う形状に形成されている、請求項1または2に記載の回転電機。
  4. 前記1極分の永久磁石の少なくとも外周面は、略円弧形状に形成されている、請求項1または2に記載の回転電機。
  5. 前記略円弧形状に形成されている永久磁石の少なくとも外周面は、前記ロータコアと同心の円の円弧を有する円弧形状に形成されている、請求項4に記載の回転電機。
  6. 前記ロータコアには、前記ロータコアに前記永久磁石を埋め込むための孔部が形成されており、前記孔部の内周側には、前記永久磁石を接着材により固定するための接着溝が設けられている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の回転電機。
  7. 前記永久磁石は、前記孔部の外周側と隙間を空けた状態で、前記ロータコアの前記孔部の内周側に固定されている、請求項6に記載の回転電機。
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