JP2012113685A - 入力装置および入力方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯機器の数字と文字の入力装置として操作が簡単で、中国語入力文字の選択確定を速やかに行うことが可能な入力装置を提供すること。
【解決手段】子音グループの文字および母音グループの文字の組み合わせにより形成される単語の単語データとが記憶される辞書記憶部13と、各キーに対して複数の文字が割り当てられたキーを子音グループと母音グループとに区分して配列して表示するとともに、キーのいずれか1つが選択されると、当該選択されたキーに対して割り当てられた文字の文字データが入力されるタッチパネル式の入力表示部11と、入力表示部11により、子音のグループのキーから文字データが入力され、かつ母音のグループのキーから文字データが入力されると、辞書記憶部13を検索して、入力された子音のグループの文字データおよび母音のグループの文字データの組み合わせに該当する単語データを取得して入力する制御部12とを含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、タッチパネル式の携帯電話機や携帯端末等の携帯機器にピンイン中国文字や記号等のデータを入力する入力装置および入力方法に関する。
従来、携帯電話機に電話番号を入力する入力装置として、0から9までの押しボタンキーボードが使用されている。また、携帯電話機による文字通信を行うため、この電話番号入力用の押しボタンに文字記号を割り当てて文字入力を可能にしている。そもそも携帯電話機が固定電話機から発達した歴史から、電話番号の0から9までの数字及び文字や記号等を入力する押しボタンは、3列4行の配列形式のものが世界的に普及しており、0から9の数字とAからZ等の文字等の組合せは概ね同様の数字及び文字グループで構成されている。アルファベット文字配列に関しては、数字と文字グループを組み合わせた図25に示す配列のキーボードを採用した携帯電話機が多く見受けられる。
従来の携帯電話機のキーボードでは、文字入力方式として、いわゆる「キー連打方式」(またはマルチタップ)が主流である。このキー連打方式では、1つの押しボタン(以下、「キー」と同義)に複数の文字記号を割り当てているため、唯一の文字記号を確定させるためには、アルファベット文字では1回から4回、キーを押さなければならない。また、同じキーに割り当てられている文字を続けて入力するためには、方向キーで1字先送りしなければならず、それはピンインで中国文字を入力する際も同様で、煩雑さと時間を要することが欠点として指摘されることが多い。
ピンイン中国文字とは、元々漢字である中国文字を読み方で表現する文字体系であって、アルファベット文字で構成されている。元来、中国文字を入力する方法としては、アルファベット英字配列を利用したABC配列ピンイン方式、筆画を使用した五筆方式、主として台湾で使用されている注音字母方式などが現行方式として使用されているが、いずれも煩瑣な運指を要求されるものであり、さらに進んだ入力方法の登場が望まれている。
「キー連打方式」の欠点を補う発明として、例えば、特許文献2に記載のように、タッチパネルキーボードにおいて、キー位置から上下左右にドラッグして文字を選択する方式がある。上下左右にドラッグして文字を選択する方式とは、タッチパネルに表示されて配置された複数のキーの1個に3文字乃至5文字を設定し、キーの選択操作と選択した後の操作点ないし操作力の前後左右の移動方向とにより、1文字を選択可能にするというものでありフリック方式などとも呼ばれている。図26は従来のタッチパネルキーボードを有する携帯電話機のキー配列の例を示している。
特開2003−140814号公報 特開2000−112636号公報
前述のフリック方式では、移動する方向の文字をその都度判断して確定しなければならず、操作の習得に問題がある。また、前述のABC配列ピンイン方式では、キーボード表示が英語アルファベットのABC順に配列されているため、中国語発音体系にそぐわず、入力文字の検索とキーボード上の指の動かし方に無理がある。
なお、従来のように、キーボードのキーが機械的スイッチとして固定されたものであればキートップの表示を使用中に変えることは複雑な技術を要するが、近年増加している、タッチパネル方式のキーパネルであればキートップの表示を変えることは容易である。タッチパネル方式とは、ディスプレイの表面に透過性の位置センサー素子で構成された回路を有するものであって、ディスプレイ画面上の任意のキーの位置を指やペンなどによりタッチすれば、位置センサーがそれを感知し、同期しているディスプレイ画面上の任意のキーの同位置を確定することによりキー操作をすることができるディスプレイとセンサーの複合体であり、主として抵抗膜方式や静電容量方式などの方法を用いて、既に携帯電話や小型端末などへの応用が普及しているものである。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、タッチパネル方式の携帯電話機や携帯端末等の携帯機器に使用するものであって、数字やアルファベット文字の入力装置として既に一般的に普及している入力装置の3列4行のキートップ配列構成を変えなくても、操作が簡単で、ピンイン中国文字の選択確定および入力を、従来の入力装置に比べてはるかに直感的かつ速やかに行うことが可能な入力装置を提供することにある。
本発明の入力装置は、子音のグループの文字の文字データと、母音のグループの文字の文字データと、子音のグループの文字および母音のグループの文字の組み合わせにより形成される単語の単語データとが記憶される辞書記憶部と、文字データを入力するための複数のキーであって各キーに対して複数の文字が割り当てられたキーを、少なくとも子音のグループと母音のグループとに区分してそれぞれのグループごとに配列して表示するとともに、キーのいずれか1つが選択され、タッチされて離されるか、タッチされたまま左右方向に移動されるか、または、タッチされたまま上下方向に移動されると、当該選択されたキーに対して割り当てられた文字の文字データが入力されるタッチパネル式の入力表示部と、入力表示部により、子音のグループのキーから文字データが入力され、かつ母音のグループのキーから文字データが入力されると、辞書記憶部を検索して、入力された子音のグループの文字データおよび母音のグループの文字データの組み合わせに該当する単語データを取得して入力する制御部とを含むものである。
また、本発明の入力方法は、辞書記憶部に、子音のグループの文字の文字データと、母音のグループの文字の文字データと、子音のグループの文字および母音のグループの文字の組み合わせにより形成される単語の単語データとが記憶されること、タッチパネル式の入力表示部に、文字データを入力するための複数のキーであって各キーに対して複数の文字が割り当てられたキーを、少なくとも子音のグループと母音のグループとに区分してそれぞれのグループごとに配列して表示すること、入力表示部に表示された子音のグループのキーのいずれか1つが選択され、タッチされて離されるか、タッチされたまま左右方向に移動されるか、または、タッチされたまま上下方向に移動されると、当該選択されたキーに対して割り当てられた文字の文字データを入力すること、入力表示部に表示された母音のグループのキーのいずれか1つが選択され、タッチされて離されるか、タッチされたまま左右方向に移動されるか、または、タッチされたまま上下方向に移動されると、当該選択されたキーに対して割り当てられた文字の文字データを入力すること、子音のグループのキーから入力された文字データおよび前記母音のグループのキーから入力された文字データに基づいて辞書記憶部を検索し、入力された子音のグループの文字データおよび母音のグループの文字データの組み合わせに該当する単語データを取得して入力することを含むものである。
これらの発明によれば、タッチパネル式の入力表示部に表示される子音のグループのキーから文字データを入力し、かつ母音のグループのキーから文字データを入力すると、辞書記憶部が検索され、入力された子音のグループの文字データおよび母音のグループの文字データの組み合わせに該当する単語データが取得されて入力される。
本発明によれば、数字やアルファベット文字の入力装置として既に一般的に普及している入力装置の3列4行のキートップ配列構成を変えなくても、タッチパネル式の入力表示部に表示される子音のグループのキーから文字データを入力し、かつ母音のグループのキーから文字データを入力することにより、入力された子音のグループの文字データおよび母音のグループの文字データの組み合わせに該当する単語を入力することができ、操作が簡単で、ピンイン中国文字の選択確定および入力を、従来の入力装置に比べてはるかに直感的かつ速やかに行うことが可能となる。
本発明の第1の実施の形態における携帯電話機の正面図である。 図1の携帯電話機の側面図である。 図1の携帯電話機のブロック図である。 タッチパネルディスプレイ上に表示される入力用キーボードの例を示す図である。 図4の入力用キーボードの説明図である。 注音字母配列とアルファベットピンインとの関係を示す説明図である。 横ドラッグおよび縦ドラッグの定義を示す説明図である。 子音部のキーによる入力例を示す説明図である。 基本配列と展開配列との関係を示す概念図である。 母音部のキーの展開配列例を示す説明図である。 母音部のキーの展開配列例を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態における入力装置の動作フロー図である。 図12の子音部のキーによる文字入力処理のフロー図である。 図12の母音部のキーによる文字入力処理のフロー図である。 本発明の第2実施形態における注音字母配列による入力用キーボードの基本配列を示す説明図である。 図15の母音部のキーの展開配列例を示す説明図である。 注音字母配列による入力用キーボードの別の配置例を示す説明図である。 注音字母配列による入力用キーボードの別の配置例を示す説明図である。 本発明の第3実施形態における展開配列例を示す説明図である。 本発明の第3実施形態における展開配列例を示す説明図である。 本発明の第3実施形態における展開配列例を示す説明図である。 本発明の第3実施形態における展開配列例を示す説明図である。 本発明の第3実施形態における展開配列例を示す説明図である。 本発明の第3実施形態における展開配列例を示す説明図である。 従来の携帯電話機のキーボード配列を示す図である。 従来のタッチパネルキーボードを有する携帯電話機のキー配列を示す図である。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における携帯電話機の正面図、図2は図1の携帯電話機の側面図、図3は図1の携帯電話機のブロック図、図4はタッチパネルディスプレイ上に表示される入力用キーボードの例を示す図、図5は図4の入力用キーボードの基本配列を示す説明図である。
本発明の第1の実施の形態における携帯機器としての携帯電話機は、図1および図2に示すように、携帯電話本体1に、タッチパネルディスプレイ2、タッチパネルセンサー回路3、操作キー4、CPU5やメモリ6等から構成される入力装置10(図3参照。)を備える。タッチパネルディスプレイ2およびタッチパネルセンサー回路3は、図3に示すタッチパネル式の入力表示部11を構成する。CPU5は、図3に示す制御部12を構成する。メモリ6は、図3に示す辞書記憶部13および一時記憶部14を構成する。
本実施形態における携帯電話機では、電源がオンされ、入力画面モードになると、制御部12によって、図4に示すように、入力表示部11であるタッチパネルディスプレイ2上に文字データを入力するための複数のキーからなる入力用キーボード7が表示される。この入力用キーボード7は、図5に示すような、3列4行のキートップ配列構成の*のキー32を除く1番、2番、3番、4番、5番、6番、7番、8番、9番、0番および#の各キー21,22,23,24,25,26,27,28,29,30,31に対して、それぞれ複数の文字データが割り当てられたピンイン基本配列を有している。なお、*のキー32には唯一の文字「*」の文字データが割り当てられている。
このピンイン基本配列では、10個の数字と、少なくとも28文字のアルファベットと、記号とを、以下のように割り当てている。すなわち、1番のキー21に「1 b p m f」を、2番のキー22に「2 d t n l」を、3番のキー23に「3 g k h」を、4番のキー24に「4 j q x y」を、5番のキー25に「5 zh ch sh r」を、6番のキー26に「6 z c s w」を、7番のキー27に「7 a」を、8番のキー28に「8 e」を、9番のキー29に「9 i」を、0番のキー30に「o(ゼロ) o(オー)」を、#のキー31に「# u」を、それぞれ組み合わせて割り当てている。ただし、各々のキー21〜30の数字およびキー31の記号は表示しないこともできる。
このピンイン基本配列構成は、元来台湾で主として使われている注音字母配列がベースになっている。漢字の一部を記号として使っている注音字母配列とアルファベットピンインとの関係を図6に示す。図6において、上段2行の6個のキーは子音部として配列され、下段2行の6個のキーは母音部として配列されている。従来の使用者の違和感をなくすため、本実施形態におけるピンイン基本配列では、図5に示すように上段2行の子音部は、概ね図6に示す注音字母配列の子音部と同様であるが、アルファベットで表記されている点が異なる。
このようにピンイン基本配列では、上段2行のキー21〜26は子音部として、子音のアルファベット文字列を中国語の発音体系で分類した子音のグループの文字が配列される。一方、図5に示すように下段2行の母音部には、アルファベット文字列を中国語の発音体系で分類した母音のグループの文字が配列されるが、アルファベットの基本母音文字である「aeiou」の分類により配置されている点が、図6に示す注音字母配列の母音部とは異なる。
すなわち、図4および図5に示すように、本実施形態における入力用キーボード7の1番から6番のキー21〜26には、アルファベット23文字が表記されているが、この配列は、注音字母配列と同様に、中国語の発音を舌と唇の形状により分類したbopomofo分類によるものである。bopomofo分類とは、唇音(b p m f)、舌先音(d t n l)、舌根音(g k h)、巻舌音(zh ch sh r)および舌歯音(z c s)に分類する発音体系であり、中国語の子音を最も正確に分類する配列である。また、7番から0番および#のキー27〜31には、アルファベット5文字が表記されているが、これは「a e i o u」で始まる母音グループの代表文字である。
以上のように入力表示部11であるタッチパネルディスプレイ2は、文字データを入力するための複数のキーが表示されるタッチパネル式の入力用キーボード7として機能する。そして、この入力表示部11では、入力方法として少なくとも3種類の入力方法を有している。第1の入力方法は、入力用キーボード7上の目的のキーにタッチして離す、ワンタッチの方法である。第2の入力方法は、目的のキーにタッチしたまま左右いずれか横方向に移動させる、横ドラッグの方法である。第3の入力方法は、目的のキーにタッチしたまま上方向または下方向に移動させる、縦ドラッグの方法である。
制御部12は、入力表示部11からの第1、第2および第3の入力方法による入力信号を一時記憶部14に記憶させるとともに、これらの入力信号に対応する文字の文字データを入力表示部11のタッチパネルディスプレイ2に表示させる。なお、横ドラッグおよび縦ドラッグの定義については、図7の黒色矢印で示すように、入力用キーボード7の正面に向かって左方向および右方向をそれぞれ左ドラッグおよび右ドラッグと、上方向および下方向をそれぞれ上ドラッグおよび下ドラッグということにする。
上記入力用キーボード7の上段2行の子音部の1番から6番のキー21〜26の中の任意のキーによって第1の入力方法による入力信号が制御部12に送られると、選択されたキーにそれぞれ主キーとして割り当てられた唯一の文字の文字データが一時記憶部14に保管される。具体的には、1番から6番のキー21〜26について、図5に示すようにそれぞれ中央下部にやや大きく表記した文字である「b」「d」「g」「j」「zh」「z」がそれぞれのキー21〜26の主キーであり、上記第1の入力方法により入力される文字である。このキー21〜26のいずれかにタッチし、移動せずに離すと、1番のキー21では「b」、2番のキー22では「d」、3番のキー23では「g」、4番のキー24では「j」、5番のキー25では「zh」、6番のキー26では「z」の文字の文字データが1タッチで入力できる。
一方、入力用キーボード7の下段2行の母音部の7番から0番および#のキー27〜31の中の任意のキーによって第1の入力方法による入力信号が制御部12に送られると、選択されたキーにそれぞれ主キーとして割り当てられた唯一の文字の文字データが一時記憶部14に保管される。具体的には、7番から0番および#のキー27〜31について、図5に示すようにそれぞれ中央部に大きく表記した文字である「a」「e」「i」「o」「u」がそれぞれのキー27〜31の主キーであり、上記第1の入力方法により入力される文字である。このキー27〜31のいずれかにタッチし、移動せずに離すと、7番のキー27では「a」、8番のキー28では「e」、9番のキー29では「i」、0番のキー30では「o」、#のキー31では「u」が1タッチで入力できる。
また、入力用キーボード7の上段2行の子音部のキー21〜26の中の任意のキーによって第2の入力方法または第3の入力方法による入力信号が制御部12に送られると、選択されたキーとその入力方法、すなわち第2の入力方法または第3の入力方法にそれぞれ割り当てられた文字の文字データが一時記憶部14に保管される。具体的には、図8に示すように、1番のキー21をタッチしたまま、左ドラッグすれば、文字「p」が現れ、右ドラッグすれば、文字「m」が現れ、上ドラッグすれば、文字「f」が入力される。同様に、2番のキー22を左ドラッグ、右ドラッグまたは上ドラッグすれば、それぞれ「t」「n」「l」が、3番のキー23を左ドラッグまたは右ドラッグすれば、それぞれ「k」「h」が、4番のキー24を左ドラッグ、右ドラッグまたは上ドラッグすれば、それぞれ「q」「x」「y」が、5番のキー25を左ドラッグ、右ドラッグまたは上ドラッグすれば、それぞれ「ch」「sh」「r」が、6番のキー26を左ドラッグ、右ドラッグまたは上ドラッグすれば、それぞれ「c」「s」「w」が入力される。以上の第1、第2および第3の入力方法の入力に用いられる文字の配列を基本配列とする。
一方、入力用キーボード7の下段2行の母音部の7番から0番および#のキー27〜31には、前述の第1の入力方法で入力できる文字「a」「e」「i」「o」「u」の基本配列に対して、第2の入力方法または第3の入力方法により入力可能な文字の展開配列がそれぞれ割り当てられている。図9は基本配列と展開配列との関係を示す概念図、図10および図11は母音部のキーの展開配列例を示す説明図である。
例えば、図10において黒色矢印で方向を示すように、7番のキー27をタッチしたまま、左ドラッグすれば、展開配列(a−1)が現れ、下ドラッグすれば、展開配列(a−2)が現れ、右ドラッグすれば、展開配列(a−3)がタッチパネルディスプレイ2に表示される。同様に、8番のキー28を左ドラッグ、下ドラッグまたは右ドラッグすれば、それぞれ展開配列(e−1)(e−2)または(e−3)が、9番のキー29を左ドラッグ、下ドラッグまたは右ドラッグすれば、それぞれ展開配列(i−1)(i−2)または(i−3)が、0番のキー30を左ドラッグ、下ドラッグまたは右ドラッグすれば、それぞれ展開配列(o−1)(o−2)または(o−3)が、#のキー31を左ドラッグ、下ドラッグまたは右ドラッグすれば、それぞれ展開配列(u−1)(u−2)または(u−3)が、それぞれタッチパネルディスプレイ2に表示される。これらの展開配列の中から目的の母音を選択し、タッチすることによりその母音を入力することができる。なお、図11に示す(a−1)(a−2)や(a−3)等は、図10中の(a−1)(a−2)や(a−3)等の展開配列を示している。図11に示すように、各展開配列は、選択されたキーに対して割り当てられた母音の文字を先頭文字とする文字列が展開されている。例えば、母音「a」の場合、図11の(a−1)(a−2)および(a−3)に示すように、この母音「a」を先頭文字とする文字列「ai」「ao」「a」「ang」「an」が展開表示される。
このように、入力用キーボード7の下段2行の7番から0番および#のキー27〜32から選択されたキーによって、第2の入力方法または第3の入力方法による入力信号が制御部12に送られると、選択されたキーに対して割り当てられた母音の文字を先頭文字とする文字列が図11に示すように入力用キーボード7上に展開表示され、さらに、その展開配列上の目的のキーにタッチすることにより、タッチしたキーに対応した唯一の文字データが一時記憶部14に保管される。
なお、展開配列は、文字データに記憶し易い順番がある場合は、視認し、記憶し易いルールに則り配置するのが望ましい。また、文字データに出現頻度や使用頻度などの優先順位がある場合には、順番を変えてその文字データを配置しても良い。その理由は、使用頻度の高い文字データを選択するのに運指範囲を小さくして入力速度を速めるためである。また、基本配列で配置されたキーグループとは別のキーを用いて、第2、第3、第nの基本配列を設定することができる。この基本配列にもそれぞれ展開配列を設定し、それぞれ展開配列にも、それぞれ2次選択候補の文字データを配置することができる。
次に、本実施形態における入力装置の動作について、図12〜図14のフロー図に基づいて説明する。図12は本実施形態における入力装置の動作フロー図、図13は図12の子音部のキーによる文字入力処理のフロー図、図14は図12の母音部のキーによる文字入力処理のフロー図である。
図12に示すように、本実施形態における入力装置では、最初に、入力用キーボード7の子音部の1番から6番のキー21〜26による文字入力処理(S100)が行われる。図13に示すように、文字入力処理(S100)は、制御部12がタッチパネルディスプレイ2上のキータッチ(S101)の有無を判断し、タッチがあれば、選択されたキーを識別し、その座標を第1の入力信号として一時記憶部14へ記憶(S102)する。その後、その位置でキーがタッチ面から離されれば(S103)、制御部12は目的の文字が選択されたキーに割り当てられた主キーの文字であることを判断(S104)し、該当する主キーの文字L1の文字データを子音グループの文字データとして一時記憶部14に保管(S105)する。
一方、キーが離されず、S102において一時記憶部14へ記憶したキーの座標から横ドラッグまたは縦ドラッグされる(S106)と、制御部12は目的の文字が選択されたキーとドラッグ方向に割り当てられた文字であると判断し(S107)、該当する文字L2の文字データを子音グループの文字データとして選択し(S108)、一時記憶部14に保管(S109)する。
図12に戻って、次に、入力用キーボード7の母音部の7番から0番および#のキー27〜31による文字入力処理(S200)が行われる。図14に示すように、文字入力処理(S200)は、制御部12がタッチパネルディスプレイ2上のキータッチ(S201)の有無を判断し、タッチがあれば、選択されたキーを識別し、その座標を第1の入力信号として一時記憶部14へ記憶(S202)する。その後、その位置でキーがタッチ面から離されれば(S203)、制御部12は目的の文字が選択されたキーに割り当てられたキーに割り当てられた主キーの文字であることを判断(S204)し、該当する主キーの文字L1の文字データを母音グループの文字データとして一時記憶部14に保管(S205)する。
一方、キーが離されず、S202において一時記憶部14へ記憶した主キーの座標から横ドラッグまたは縦ドラッグされる(S206)と、制御部12は目的の文字データが主キー以外の文字であることを判断し、前述のように対応する展開配列を表示(S207)する。そして、展開配列から選択したい文字の位置がタッチされることにより2次選択が行われる(S208)と、このキータッチを第2の入力信号として、その位置の展開配列中で選択された文字L2が目的の文字であると判断し、該当する文字L2の文字データを母音グループの文字データとして一時記憶部14に保管する(S209)。
図12に戻って、次に、制御部12は、辞書記憶部13を検索(S300)して、一時記憶部14に保管された子音グループの文字データおよび子音グループの文字データの組み合わせに該当する単語データを取得し、入力する単語として確定する(S400)。なお、辞書記憶部13には、予め子音グループの文字の文字データと、母音グループの文字の文字データと、これらの子音グループの文字および母音グループの文字の組み合わせにより形成される中国語のピンイン単語の単語データが記憶されている。
例えば、中国語の「票」はピンインでは「piao」と表すが、これを子音の「p」と母音の「iao」を合成して入力する場合、まず、入力用キーボード7の子音部の1番のキー21を左ドラッグして文字「p」を決定する。次に、9番のキー29を下ドラッグすれば、図11に展開配列(i−2)が現れるので、その中から「iao」を選択することで、これらの文字の組み合わせにより形成される中国語の単語「piao」を入力することができる。
このように本実施形態における入力装置では、中国語の基本配列として、ピンイン配列を子音グループと母音グループとに分類し、子音グループは中国語特有の発音分類で配置し、母音グループはアルファベット順に分類仕分けすることで、直感的に文字を選択することが可能となっており、中国語のあらゆるピンイン単語を容易に入力することが可能となっている。
なお、母音の文字の文字データは、出現頻度の高い文字を押しやすく配置することが望ましい。約2万文字から調査した統計から参考資料として、子音の出現数を表1に、母音の出現数を表2に示す。
Figure 2012113685
Figure 2012113685
これらの表1および表2に従い、展開配列には主キーの文字または重要文字から連想ができる関連文字または句を、視認し易く、また記憶し易いルールに則って、あるいは、使用頻度などの優先順位を考慮して、文字グループを配置すれば、より効率よく文字データを選択して入力することが可能となる。
(実施の形態2)
次に、本発明の第2の実施の形態として注音字母配列による入力装置について説明する。図15は本発明の第2実施形態における注音字母配列による入力用キーボードの基本配列を示す説明図、図16は前述の図15の母音部のキーの展開配列例を示す説明図である。なお、図15は前述の図5に、図16は前述の図11にそれぞれ対応する。
図15に示す入力用キーボード40は、3列4行のキートップ配列構成の*のキー52を除く1番、2番、3番、4番、5番、6番、7番、8番、9番、0番および#の各キー41,42,43,44,45,46,47,48,49,50,51に対して、それぞれ複数の文字データが割り付けられた注音字母配列を有している。この注音字母配列構成は、前述と同様、元来台湾で主として使われている注音字母配列がベースになっている(図6参照。)。また、*のキー52には唯一の文字「?」の文字データが割り当てられている。なお、各々のキー41〜50の数字およびキー51,52の記号については、表示していない。
図15に示す入力用キーボード40では、上段2行の6個のキー41〜46が、子音のアルファベット文字列を中国語の発音体系で分類して注音符号に置き換えた子音部として配列され、下段2行の5個のキー47〜51が、アルファベット文字列を中国語の発音体系で分類して注音符号に置き換えた母音部として配列されている。子音部のキー41〜46については、前述の第1の入力方法による入力信号が制御部12に送られると、選択されたキーにそれぞれ主キーとして割り当てられた唯一の文字の文字データが一時記憶部14に保管される。主キーは、図15に示すように、キー41〜46のそれぞれ中央下部にやや大きく表記した文字である。
また、子音部のキー41〜46の中の任意のキーによって第2の入力方法または第3の入力方法による入力信号が制御部12に送られると、選択されたキーとその入力方法、すなわち第2の入力方法または第3の入力方法にそれぞれ割り当てられた文字の文字データが一時記憶部14に保管される。左ドラッグ、右ドラッグおよび上ドラッグにより入力される文字は、それぞれ各キー41〜46の左部、右部および上部にやや小さく表記した文字である。
一方、入力用キーボード40の下段2行の母音部のキー47〜51の中の任意のキーによって第1の入力方法による入力信号が制御部12に送られると、選択されたキーにそれぞれ主キーとして割り当てられた唯一の文字の文字データが一時記憶部14に保管される。主キーは、図15に示すように、キー41〜46のそれぞれに大きく表記した文字である。
また、これらのキー47〜51には、前述の第1の入力方法で入力できる主キーの文字に対して、第2の入力方法または第3の入力方法により入力可能な文字の展開配列がそれぞれ割り当てられている。キー47をタッチしたまま、左ドラッグすれば、図16に示す展開配列(aa−1)が現れ、下ドラッグすれば、展開配列(aa−2)が現れ、右ドラッグすれば、展開配列(aa−3)が現れる。同様に、キー48を左ドラッグ、下ドラッグまたは右ドラッグすれば、それぞれ展開配列(ee−1)(ee−2)または(ee−3)が、キー49を左ドラッグ、下ドラッグまたは右ドラッグすれば、それぞれ展開配列(ii−1)(ii−2)または(ii−3)が、キー50を左ドラッグ、下ドラッグまたは右ドラッグすれば、それぞれ展開配列(oo−1)(oo−2)または(oo−3)が、キー51を左ドラッグ、下ドラッグまたは右ドラッグすれば、それぞれ展開配列(uu−1)(uu−2)または(uu−3)が、それぞれ現れる。これらの展開配列の中から目的の母音を選択し、タッチすることによりその母音を入力することができる
また、図17および図18は注音字母配列による入力用キーボードの別の配置例を示している。図17に示す入力用キーボード60は、3列4行のキートップ配列構成の1番、2番、3番、4番、5番、6番、7番、8番、9番、*、0番および#の各キー61,62,63,64,65,66,67,68,69,100,200,300に対して、それぞれ複数の文字データが割り付けられた注音字母配列を有している。この注音字母配列構成は、前述と同様、元来台湾で主として使われている注音字母配列がベースになっている(図6参照。)。なお、各々のキー61〜69,100,200,300の数字および記号については、表示していない。
図17に示す入力用キーボード60では、上段2行の6個のキー61〜66が子音部として配列され、下段2行の5個のキー67〜72が母音部として配列されている。入力用キーボード60の上段3行の子音部のキー61〜66および母音部のキー67〜69については、前述の第1の入力方法による入力信号が制御部12に送られると、選択されたキーにそれぞれ主キーとして割り当てられた唯一の文字の文字データが一時記憶部14に保管される。主キーは、図17に示すように、キー61〜69のそれぞれ中央下部にやや大きく表記した文字である。
また、子音部のキー61〜66および母音部のキー67〜69の中の任意のキーによって第2の入力方法または第3の入力方法による入力信号が制御部12に送られると、選択されたキーとその入力方法、すなわち第2の入力方法または第3の入力方法にそれぞれ割り当てられた文字の文字データが一時記憶部14に保管される。左ドラッグ、右ドラッグおよび上ドラッグにより入力される文字は、それぞれ各キー61〜69の左部、右部および上部にやや小さく表記した文字である。
一方、入力用キーボード40の下段1行の母音部のキー100,200,300の中の任意のキーによって第1の入力方法による入力信号が制御部12に送られると、選択されたキーにそれぞれ主キーとして割り当てられた唯一の文字の文字データが一時記憶部14に保管される。主キーは、図17に示すように、キー100,200,300のそれぞれに大きく表記した文字である。
また、これらのキー100,200,300には、前述の第1の入力方法で入力できる主キーの文字に対して、第2の入力方法または第3の入力方法により入力可能な文字の展開配列がそれぞれ割り当てられている。キー100をタッチしたまま、左ドラッグすれば、図18に示す展開配列101が現れ、下ドラッグすれば、展開配列102が現れ、右ドラッグすれば、展開配列103が現れる。同様に、キー200を左ドラッグ、下ドラッグまたは右ドラッグすれば、それぞれ展開配列201,202,203が、キー300を左ドラッグ、下ドラッグまたは右ドラッグすれば、それぞれ展開配列301,302,303が、それぞれ現れる。これらの展開配列の中から目的の母音を選択し、タッチすることによりその母音を入力することができる。
なお、第1実施形態におけるピンイン配列の入力用キーボード7と第2実施形態における注音字母配列の入力用キーボード40とは、タッチパネルディスプレイ2上に表示されたモード切替ボタン(図示せず。)をタッチすることにより切り換え可能とすることができる。
(実施の形態3)
上記第1および第2の実施の形態では、ピンインを子音と母音とに分け、まず子音を入力し、次に母音を入力して合成し、1つの単語を作る方法であったが、第3の実施の形態では単語の先頭文字が共通の単語をグループに分類し、先頭文字を入力することにより当該グループを呼出し、その中から目的の単語を選択し入力する入力装置である。
第3実施形態では第1実施形態と同様のキー配列であるが、タッチパネルディスプレイ2上に表示されたモード切替ボタン(図示せず。)をタッチすることにより、第1実施形態におけるピンイン配列の入力用キーボード7から切り換え可能となっている。図19〜図24は本発明の第3実施形態における展開配列例を示している。
例えば、図19に示すように、1番のキー21をタッチしたまま、下ドラッグすれば、文字「b」を先頭に持つ単語グループの展開配列が現れ、左ドラッグすれば、文字「p」を先頭に持つ単語グループの展開配列が現れ、右ドラッグすれば、文字「m」を先頭に持つ単語グループの展開配列が現れ、上ドラッグすれば、文字「f」を先頭に持つ単語グループの展開配列がタッチパネルディスプレイ2上に現れるように設定されている。同様に、図20に示すように、2番のキー22を下ドラッグ、左ドラッグ、右ドラッグおよび上ドラッグすれば、それぞれ、「t」「t」「n」「l」を先頭に持つ単語グループの展開配列が、図21に示すように、3番のキー23を下ドラッグ、左ドラッグ、右ドラッグおよび上ドラッグすれば、それぞれ、「g」「k」「h」を先頭に持つ単語グループの展開配列が、図22に示すように、4番のキー24を下ドラッグ、左ドラッグ、右ドラッグおよび上ドラッグすれば、それぞれ、「j」「q」「x」「y」を先頭に持つ単語グループの展開配列が、図23に示すように、5番のキー25を下ドラッグ、左ドラッグ、右ドラッグおよび上ドラッグすれば、それぞれ、「zh」「ch」「sh」「r」を先頭に持つ単語グループの展開配列が、図24に示すように、6番のキー26を下ドラッグ、左ドラッグ、右ドラッグおよび上ドラッグすれば、それぞれ、「z」「c」「s」「w」を先頭に持つ単語グループの展開配列がタッチパネルディスプレイ2上に現れるように設定されている。
このようにタッチパネルディスプレイ2上に表示された展開配列の中から目的の単語を直接選択し入力することができる。例えば、「piao」の場合、1番キー21を左ドラッグすると、図19に示すように「p」を先頭に持つ単語グループの展開配列が現れ、この中から直接「piao」を選択することができる。実施例2の方法によれば、少なくとも288種のピンイン単語が直接入力できる。
表3に、中国語「広州的汽車廠」(guangzhou de qichechang)を従来のマルチタップによる入力方法、本発明の第1実施形態による入力方法、従来のフルキーボード(qwerty)による入力方法により、それぞれピンインで入力した場合の比較表を示す。表3から分かるように、本発明の第1実施形態による入力方法では18打数で入力することができており、従来のマルチタップの42打数と比較して43%の打数で入力できている。また、これまで最も速いとされていたフルキーボードの21打数と比較しても、本発明の第1実施形態による入力方法が速いことが分かる。
Figure 2012113685
本発明の入力装置は、携帯電話機や携帯端末等の携帯機器に文字や記号等の文字データを入力する装置として有用である。特に、中国語のように非ラテン語系の言語の場合など、ローマ字系アルファベット文字の配列順では入力しにくい言語でも、子音と母音に分類し、基本配列と展開配列とを組み合わせることで応用することが可能である。
1 携帯電話本体
2 タッチパネルディスプレイ
3 タッチパネルセンサー回路
4 操作キー
5 CPU
6 メモリ
7,40,60 入力用キーボード
10 入力装置
11 入力表示部
12 制御部
13 辞書記憶部
14 一時記憶部
21〜32,41〜52,61〜62,100,200,300 キー

Claims (5)

  1. 子音のグループの文字の文字データと、母音のグループの文字の文字データと、前記子音のグループの文字および前記母音のグループの文字の組み合わせにより形成される単語の単語データとが記憶される辞書記憶部と、
    文字データを入力するための複数のキーであって各キーに対して複数の文字が割り当てられたキーを、少なくとも前記子音のグループと前記母音のグループとに区分してそれぞれのグループごとに配列して表示するとともに、前記キーのいずれか1つが選択され、タッチされて離されるか、タッチされたまま左右方向に移動されるか、または、タッチされたまま上下方向に移動されると、当該選択されたキーに対して割り当てられた文字の文字データが入力されるタッチパネル式の入力表示部と、
    前記入力表示部により、前記子音のグループのキーから文字データが入力され、かつ前記母音のグループのキーから文字データが入力されると、前記辞書記憶部を検索して、入力された前記子音のグループの文字データおよび前記母音のグループの文字データの組み合わせに該当する単語データを取得して入力する制御部と
    を含む入力装置。
  2. 前記入力表示部は、前記母音のグループのキーのいずれか1つが選択され、タッチされて離されるか、タッチされたまま左右方向に移動されるか、または、タッチされたまま上下方向に移動されると、当該選択されたキーに対して割り当てられた母音の文字を先頭文字とする文字列を展開して表示するとともに、この展開表示した文字列のいずれか1つが選択されると、当該選択された文字列の文字データが入力されるものである請求項1記載の入力装置。
  3. 前記子音のグループの文字データは、アルファベット文字列を中国語の発音体系で分類した子音のグループの文字データであり、
    前記母音のグループの文字データは、アルファベット文字列を中国語の発音体系で分類した母音のグループの文字データであり、
    前記単語データは、ピンイン単語のデータである
    請求項1または2に記載の入力装置。
  4. 前記子音のグループの文字データは、アルファベット文字列を中国語の発音体系で分類して注音符号に置き換えた子音のグループの文字データであり、
    前記母音のグループの文字データは、アルファベット文字列を中国語の発音体系で分類して注音符号に置き換えた母音のグループの文字データであり、
    前記単語データは、注音符号に置き換えたピンイン単語のデータである
    請求項1または2に記載の入力装置。
  5. 辞書記憶部に、子音のグループの文字の文字データと、母音のグループの文字の文字データと、前記子音のグループの文字および前記母音のグループの文字の組み合わせにより形成される単語の単語データとが記憶されること、
    タッチパネル式の入力表示部に、文字データを入力するための複数のキーであって各キーに対して複数の文字が割り当てられたキーを、少なくとも前記子音のグループと前記母音のグループとに区分してそれぞれのグループごとに配列して表示すること、
    前記入力表示部に表示された前記子音のグループのキーのいずれか1つが選択され、タッチされて離されるか、タッチされたまま左右方向に移動されるか、または、タッチされたまま上下方向に移動されると、当該選択されたキーに対して割り当てられた文字の文字データを入力すること、
    前記入力表示部に表示された前記母音のグループのキーのいずれか1つが選択され、タッチされて離されるか、タッチされたまま左右方向に移動されるか、または、タッチされたまま上下方向に移動されると、当該選択されたキーに対して割り当てられた文字の文字データを入力すること、
    前記子音のグループのキーから入力された文字データおよび前記母音のグループのキーから入力された文字データに基づいて前記辞書記憶部を検索し、入力された前記子音のグループの文字データおよび前記母音のグループの文字データの組み合わせに該当する単語データを取得して入力すること
    を含む入力方法。
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JP2014060640A (ja) * 2012-09-19 2014-04-03 Sharp Corp 仮名文字入力装置
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