JPH09128134A - 画面タッチ式入力装置 - Google Patents

画面タッチ式入力装置

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JPH09128134A
JPH09128134A JP28862495A JP28862495A JPH09128134A JP H09128134 A JPH09128134 A JP H09128134A JP 28862495 A JP28862495 A JP 28862495A JP 28862495 A JP28862495 A JP 28862495A JP H09128134 A JPH09128134 A JP H09128134A
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善也 加藤
Shunji Kato
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画面上にキーを表示して文字等をタッチ式で
入力する際に、操作が簡単で素早く入力することができ
る画面タッチ式入力装置を提供すること。 【解決手段】 画面タッチ式入力装置は、液晶画面に設
けられた上下3段左右5列の15個のメインキーからな
るメインキーエリアと、各キーに表示される記号および
そのキーをタッチした際に生成される記号コードの配列
を切り替える配列切替手段とを備える。各キー数が少な
くてもローマ字入力や英語入力に必要な各種キー配列を
設定すればよく、キー数が少ないため操作性も向上す
る。さらに、数字専用、記号専用などの配列を設定で
き、入力操作性がより一層向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字入力装置ない
し入力方法の分野で利用される入力装置に係わり、詳し
くは、小型の電子手帳、小型のワードプロセッサ(ワー
プロ)やパーソナルコンピュータ(パソコン)等の画面
上にキー(ソフトキー)を表示し、そのキーをペンや指
先でタッチして入力する画面タッチ式入力装置に関する
ものである。
【0002】
【背景技術】ポケットに忍ばせた小型情報機器を取り出
し、会議中にその要点を記録しながら他の場所と文字で
交信したり、電車や車の中で思いついた原稿をその場で
入力する操作が、あまり目立たず、素早く簡単にできる
と、ビジネス効率が飛躍的に向上する。情報機器として
は、パソコンやワープロが一般的であり、これらはその
性能を高めながら急速に小型化を進めてきた。すなわ
ち、デスクトップからラップトップへ、ノート型からサ
ブノート型へと移行してきたが、ここにきて小型化はや
や足踏みしている。それは、従来のキーボード形式のま
までの小型化に限界があって、単純にキーの大きさを小
さくすると、使い勝手が損なわれるからである。
【0003】そこで、企業の営業用ツールなどに使われ
る一部の携帯パソコン、電子手帳、携帯情報端末(PD
A)などでは、小さすぎて打ちにくい「キー入力」に見
切りをつけ、画面を「ペン」や「指先」、特に「ペン」
を用いてタッチして入力を行う「画面タッチ式入力」を
導入している。
【0004】ところで、「ペン入力」は、タッチペンを
使ってマウスと同じように画面に直接入力できるので、
メニューやリストなどの画面に表示された情報を選択す
る場合には適している。
【0005】一方、この「ペン入力」で、文字・数字・
記号などを入力するには、直接「手書き入力」する方式
と、画面に図16に示すような従来の一般的なキーボー
ドにおける文字配列である「QWERTY配列」や、図
17に示すようなかな文字入力用の「50音配列」を表
示して各キー(ソフトキー)をペンでタッチして入力す
る方式とが用いられていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、「手書
き入力」する方式では、手書き入力の認識率が必ずしも
高くなく、さらに認識した後に漢字、カタカナ、ひらが
な等に変換しなければならず、つまり「手書き入力」→
「認識」→「変換」といった工程を経なければならず、
入力操作に手間と時間がかかり、操作性が良くないとい
う問題があった。
【0007】一方、「QWERTY配列」や、「50音
配列」を表示する方式では、いずれも10列で4〜5段
の配列となってキーの数が多くなり、画面における各キ
ーの大きさが小さくなって密集しているために、手元を
よく見ながら指先で注意深く打つ必要があり、かつ各キ
ーをタッチする際にペンの移動量つまりペンを持つ手の
移動量が大きくなり、操作性が低く入力しにくいという
問題があった。
【0008】本発明の目的は、画面上にキーを表示して
文字、数字、記号などをタッチ式で入力する際に、操作
が簡単で素早く入力することができる画面タッチ式入力
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の画面タッチ式入
力装置1は、画面3に、上下3段左右5列の15個のメ
インキー21〜35からなるメインキーエリア20を設
けるとともに、前記メインキー21〜35に表示される
記号およびそのキー21〜35をタッチした際に生成さ
れる記号コードの配列を切り替える配列切替手段73を
設けたことを特徴とするものである。
【0010】このような本発明によれば、メインキー2
1〜35に設定される記号コードの配列を、日本語のロ
ーマ字入力用(標準配列)、英語配列、数字配列、記号
配列などの各種配列に切り替えることができるため、メ
インキー21〜35が15個しかなくても、15個×配
列数分のキーを設定でき、配列を切り替えるだけで各記
号(文字、数字、記号など)を直接タッチ入力すること
ができ、簡単に入力することができる。
【0011】また、15個のキー数は、従来のQWER
TY配列や50音配列に比べて大幅に少ないため、従来
のQWERTY配列や50音配列のキーと同じ大きさで
各メインキー21〜35を表示すれば、キー表示領域が
小さくなり、画面タッチ式入力装置1をより一層小型化
することができるとともに、キー21〜35をタッチす
るペン15の移動量も少なくなり、操作性が向上する。
一方、メインキー21〜35の配置領域を従来のQWE
RTY配列や50音配列のキー配置領域と同等にすれ
ば、各メインキー21〜35の大きさを従来に比べて大
きくでき、キー21〜35をペン15や指先でタッチし
やすくでき、この場合も操作性が向上する。
【0012】請求項2に記載の画面タッチ式入力装置
は、請求項1に記載の画面タッチ式入力装置1におい
て、前記各メインキー21〜35の少なくとも一部のキ
ー21〜35をシフト状態と非シフト状態の何れかに切
り替えるシフト入力手段71を設けたことを特徴とす
る。
【0013】この場合には、メインキー21〜35が1
5個しか設けられていなくても、シフト入力手段71に
よって各キー21〜35に少なくとも2つのキー(記
号)つまり全体で少なくとも30個のキーを設定するこ
とができる。従って、日本語をローマ字入力する際に用
いるアルファベット、つまり母音「A」、「I」、
「U」、「E」、「O」と、母音キーと組み合わせて日
本語の「か」行から「わ」行までの清音を入力する
「K」、「S」、「T」、「N」、「H」、「M」、
「Y」、「R」、「W」、さらに母音と組み合わせて日
本語の濁音、半濁音を入力する「G」、「Z」、
「D」、「P」、「B」の19文字に加えて句
点「、」、読点「。」などまで含めても各キーをメイン
キー21〜35に設定でき、日本語入力用のキー配列を
設定すれば、他のキー配列に切り替えなくても日本語入
力に十分対応できる。同様に、アルファベット26文字
に加えてカンマ「,」、ピリオド「.」等も含めてメイ
ンキー21〜35に設定でき、英語入力用のキー配列を
設定すれば英語入力にも十分対応できる。
【0014】さらに、メインキー21〜35が15個し
かなくても、前記シフト入力手段71と配列切替手段7
3とを組み合わせることによって、30個×配列数分の
キーを設定でき、各記号(文字、数字、記号など)をよ
り一層簡単に入力することができる。
【0015】ここで、前記画面3に、メインキーエリア
20に隣接してメインキーエリア20の15個のメイン
キー21〜35を標準配列用から英語配列用に切り替え
る英語切替キー42と、標準配列用から数字配列用に切
り替える数字切替キー43と、標準配列用から記号配列
用に切り替える記号切替キー41とを表示し、前記配列
切替手段73は各メインキー21〜35の配列を各切替
キー41〜43で選択された配列用に切り替えるように
構成してもよい。この場合には、切替キー41〜43を
タッチすることで、各メインキー21〜35の配列を簡
単に切り替えてローマ字入力だけでなく、英語、数字、
各種記号の入力を簡単に行うことができる。
【0016】前記メインキー21〜35が標準配列用に
設定されている場合には、そのメインキーエリア20の
うち左右いずれか一方である基準側の2列に配置された
6個のメインキー21、22、26、27、31、32
には、日本語の母音を表すアルファベットである
「A」、「I」、「U」、「E」、「O」を入力する母
音キーおよび撥音「ん」を入力する撥音キーがそれぞれ
設定され、前記メインキーエリアの残り3列に配置され
た9個のメインキー23〜25、28〜30、33〜3
5には前記母音キーと組み合わせて日本語の「か」行か
ら「わ」行までの清音「K」、「S」、「T」、
「N」、「H」、「M」、「Y」、「R」、「W」を入
力する子音キーが設定されているとともに、前記
「K」、「S」、「T」、「N」、「H」、「M」、
「Y」、「R」、「W」の各シフト状態には、「G」、
「Z」、「D」、「P」、「B」、促音「っ」、句
点「、」、読点「。」、長音「ー」を入力するキーが設
定されていることが好ましい。
【0017】この場合には、母音部分のキーと子音部分
のキーとが分かれて配置されるため、子音と母音とが交
互に出現する日本語のローマ字入力時に、特に頻度が高
い母音キーの位置を容易に把握できて操作性が向上す
る。また、子音の中でも使用頻度が高い清音用の子音を
各キーの非シフト状態に設定しているので、頻度の高い
清音を入力する際にシフト操作を伴わないので、この点
でも操作性が向上する。さらに、前記子音エリアのうち
「K」、「S」、「T」、「N」、「H」の各シフト状
態には、母音「A」、「I」、「U」、「E」、「O」
と組み合わせて、日本語の濁音、半濁音を入力する
「G」、「Z」、「D」、「P」、「B」を配列したの
で、「か」、「さ」、「た」の入力位置に対応して
「が」、「ざ」、「だ」が、「な」、「は」の入力位置
に対応して「ぱ」、「ば」がそれぞれ配列されることと
なり、濁音、半濁音のキーの位置を覚えやすくなり、操
作性がより一層向上する。
【0018】そして、日本語において頻度が高い撥音
「ん」、促音「っ」、句点「、」、読点「。」、長音
「ー」も各キーに設定しているので、少ないキー数にお
いても、撥音「ん」、促音「っ」、句点「、」、読
点「。」、長音「ー」を1回のタッチ操作で入力できて
操作性が向上する。特に、撥音「ん」は、母音エリアの
キーの1つに非シフト状態で設定されているため、日本
語入力の特に音読み漢字などで頻度が高い撥音「ん」の
入力がやりやすくなる。
【0019】前記メインキー21〜35が英語配列用に
設定されている場合には、そのメインキーエリア20の
うち左右いずれか一方の基準側の2列に配置された6個
のメインキーには、「A」、「I」、「U」、「E」、
「O」、「X」を入力するキーが設定され、前記メイン
キーエリア21〜35の残り3列の9個のメインキーに
は「K」、「S」、「T」、「N」、「H」、「M」、
「Y」、「R」、「W」を入力するキーが設定されてい
るとともに、前記「A」、「I」、「U」、「E」、
「O」、「X」、「K」、「S」、「T」、「N」、
「H」、「M」、「Y」、「R」、「W」の各シフト状
態には、カンマ「,」、ピリオド「.」、アポストロフ
ィ「’」、ハイフン「−」、「Q」、「J」、「G」、
「Z」、「D」、「P」、「B」、「L」、「F」、
「V」、「C」を入力するキーが設定されていることが
好ましい。
【0020】この場合には、アルファベット26文字に
加えて、英語入力で頻度が高いカンマ「,」、ピリオド
「.」、アポストロフィ「’」、ハイフン「−」の各記
号を直接タッチ入力することができるため、英語入力時
の操作性が向上する。さらに、標準配列と多くのキー2
1〜35の配置を一致することができるため、標準配列
と英語配列とを切り替えて併用する場合に、キー配列が
覚えやすく、操作性が向上する。
【0021】前記メインキー21〜35が数字配列用に
設定されている場合には、そのメインキーエリア20の
うち左右いずれか一方の基準側の3列に配置された9個
のメインキーには、数字「1」、数字「2」、数字
「3」、数字「4」、数字「5」、数字「6」、数字
「7」、数字「8」、数字「9」を入力するキーが設定
され、前記メインキーエリア20の残り2列の6個のメ
インキーには記号「+」、記号「−」、記号「×」、記
号「÷」、記号「.」、記号「=」を入力するキーが設
定されているとともに、前記「+」、「−」、「×」、
「÷」、「.」、「=」の各シフト状態には、コロン記
号「:」、セミコロン記号「;」、パーセント記号
「%」、記号「/」、カンマ「,」、記号「〜」を入力
するキーが設定され、さらに前記メインキーエリアに隣
接して数字「0」を入力するキーが設定されていること
が好ましい。
【0022】この場合には、従来のキーボードにおける
テンキーと同様に数字を配置でき、さらに計算に使われ
る各種記号を入力できるため、数字の入力や計算の操作
を簡単に行える。
【0023】前記メインキー21〜35が記号配列用に
設定されている場合には、そのメインキーエリア20の
うち左右いずれか一方の基準側の2列に配置された6個
のメインキーには、かっこ記号「「」、かっこ記
号「」」、かっこ記号「“」、かっこ記号「”」、かっ
こ記号「(」、かっこ記号「)」を入力するキーが設定
され、前記メインキーエリア20の残り3列の9個のメ
インキーには、点記号「・」、コロン記号「:」、セミ
コロン記号「;」、アスタリスク記号「*」、シャープ
記号「#」、アンド記号「&」、クエスチョン記号
「?」、修飾記号「!」、記号「/」を入力するキーが
設定されているとともに、前
記「「」、「」」、「“」、「”」、「(」、「)」、
「・」、「:」、「;」、「*」、「#」、「&」、
「?」、「!」、「/」の各シフト状態には、かっこ記
号「<」、かっこ記号「>」、かっこ記号「‘」、かっこ
記号「’」、かっこ記号「〔」、かっこ記号「〕」、点
記号「‥」、点記号「…」、記号「〜」、修飾記号
「@」、右矢印記号「→」、左矢印記号「←」、ドル記
号「$」、円記号「¥」、修飾記号「§」を入力するキ
ーが設定されていることが好ましい。
【0024】この場合には、従来、使用頻度が多い割に
は、入力が難しかった各種記号を、各メインキー21〜
35に表示してタッチ入力することができるため、各種
記号を簡単に入力することができる。また、各かっこ記
号は、基準側の2列に配置された6個のメインキーのシ
フト状態および非シフト状態にまとめて設定しているの
で、かっこ記号とその他の記号とのキー位置を容易に判
断でき、入力操作性も向上できる。
【0025】請求項8に記載の画面タッチ式入力装置1
は、前記画面3に、前記各メインキー21〜35を前記
標準配列用の他に、高速配列用、QWERTY式英語専
用配列用、QWERTY式日本語専用配列用に切り替え
る選択メニュー11を表示し、前記配列切替手段73を
各メインキー21〜35の配列を選択メニュー11で選
択された配列用に切り替えるように構成したことを特徴
とするものである。この場合には、前記切替キー41〜
43とは別に選択メニュー11が用意されるため、より
多くの配列を設定でき、様々な入力に対応することがで
きて操作性も向上する。
【0026】ここで、前記メインキー21〜35が高速
配列用に設定されている場合には、そのメインキーエリ
ア20のうち左右いずれか一方である基準側の2列に配
置された6個のメインキーには、日本語の母音を表すア
ルファベットである「A」、「I」、「U」、「E」、
「O」を入力する母音キーおよび撥音「ん」を入力する
撥音キーが設定され、前記メインキーエリア20の残り
3列に配置された9個のメインキーには前記母音キーと
組み合わせて日本語の「か」行から「わ」行までの清音
「K」、「S」、「T」、「N」、「H」、「M」、
「Y」、「R」、「W」を入力する子音キーが設定され
ているとともに、母音キー「A」、「I」、「U」、
「E」、「O」および撥音キー「ん」の各シフト状態に
は、「AI」、「UI」、「UU」、「EI」、「O
U」、「YUU」を入力するキーが設定され、「K」、
「S」、「T」、「N」、「H」、「M」、「Y」、
「R」、「W」の各シフト状態には、「G」、「Z」、
「D」、「P」、「B」、促音「っ」、句点「、」、読
点「。」、長音「ー」を入力するキーが設定されている
ことが好ましい。
【0027】この場合には、特に「AI」、「UI」、
「UU」、「EI」、「OU」、「YUU」を1回のタ
ッチで入力できるようにされているため、会計(KAI KE
I)、推定(SUI TEI)、空港(KUU KOU)、抽象(TYUU SYO
U)等の日本語の特に音読み漢字において頻度が高い2重
母音や拗音を含む文字を簡単に入力することができ、入
力効率が向上する。
【0028】また、前記画面に、前記メインキーエリア
20に隣接して3つのサブキーが表示され、このサブキ
ーには、「つ」、「く」、促音「っ」を入力するキーが
設定されるとともに、前記「つ」、「く」、「っ」のシ
フト状態には、「ち」、「き」、「YOU」を入力する
キーが設定されていることが好ましい。この場合にも、
例えば、的確(TEき KAく)、吉日(KIち ZIつ)、実質
(ZIっ SIつ)のように音読みの単漢字の2音節目に頻出
する「き・く・ち・つ・っ」を1回のタッチで入力でき
るとともに、東京(TOU KYOU)のように、二重母音を伴
う「YOU」の文字も1回のタッチで入力でき、入力効
率をより一層向上することができる。
【0029】さらに、高速配列のメインキー21〜35
を表示した際には、前記シフト入力手段71を、タッチ
されたキーの第1シフト状態の記号コードを生成する第
1シフト入力手段と、タッチされたキーの第2シフト状
態の記号コードを生成する第2シフト入力手段とで構成
し、前記「Y」および「R」のシフト状態には、第1シ
フト状態として句点「、」および読点「。」を入力する
キーと、第2シフト状態として「F」、「V」を入力す
るキーとを設定することが好ましい。この場合には、特
にカタカナ語の入力において頻度が高い特殊拗音である
「ファ(F+A)」、「ヴァ(V+A)」を入力する際に用
いられる「F」、「V」をタッチ入力することができ、
特にカタカナ語の入力時の操作性が向上する。
【0030】前記メインキー21〜35がQWERTY
式英語専用配列用に設定されている場合には、そのメイ
ンキーエリア20の上段1列には左側から順に「Y」、
「U」、「I」、「O」、「P」を入力するキーが設定
され、中段1列には左側から順に「H」、「J」、
「K」、「L」、セミコロン「;」を入力するキーが設
定され、下段1列には左側から「N」、「M」、カンマ
「,」、ピリオド「.」、記号「/」を入力するキーが設
定されているとともに、前記「Y」、「U」、「I」、
「O」、「P」、「H」、「J」、「K」、
「L」、「;」、「N」、「M」、「,」、「.」、
「/」の各シフト状態には、「Q」、「W」、「E」、
「R」、「T」、「A」、「S」、「D」、「F」、
「G」、「Z」、「X」、「C」、「V」、「B」を入
力するキーが設定されていることが好ましい。
【0031】この場合には、従来のQWERTY配列に
おいて、上段1列に配置された「Q」、「W」、
「E」、「R」、「T」、「Y」、「U」、「I」、
「O」、「P」がメインキーの上段1列の各キーのシフ
ト状態および非シフト状態に設定され、QWERTY配
列における中段1列に配置された「A」、「S」、
「D」、「F」、「G」、「H」、「J」、「K」、
「L」、セミコロン「;」がメインキーの中段1列の各
キーのシフト状態および非シフト状態に設定され、QW
ERTY配列における下段1列に配置された「Z」、
「X」、「C」、「V」、「B」、「N」、
「M」、「,」、「.」、「/」がメインキーの下段1列
の各キーのシフト状態および非シフト状態に設定されて
いるため、従来より広く利用されて慣れ親しまれている
QWERTY配列のキー順序を15個のメインキーに設
定でき、QWERTY配列に慣れた人にとってキー配列
を容易に覚えることができ、即座に利用できるようにな
る。
【0032】前記メインキー21〜35がQWERTY
式日本語専用配列用に設定されている場合には、そのメ
インキーエリア20の上段1列には左側から順に
「Y」、「U」、「I」、「O」、「P」を入力するキ
ーが設定され、中段1列には左側から順に「H」、
「J」、「K」、「L」、長音「ー」を入力するキーが
設定され、下段1列には左側から「N」、「M」、句点
「、」、読点「。」、撥音「ん」を入力するキーが設定
されているとともに、前記「Y」、「U」、「I」、
「O」、「P」、「H」、「J」、「K」、「L」、
「ー」、「N」、「M」、「、」、「。」、「ん」の各
シフト状態には、「Q」、「W」、「E」、「R」、
「T」、「A」、「S」、「D」、「F」、「G」、
「Z」、「X」、「C」、「V」、「B」を入力するキ
ーが設定されていることが好ましい。
【0033】この場合にも、前述のQWERTY式英語
専用配列用の場合と同様に、長く慣れ親しまれているQ
WERTY配列のキー順序を15個のメインキー21〜
35に設定でき、キー配列を容易に覚えることができる
とともに、日本語において使用頻度が高い句点「、」、
読点「。」、撥音「ん」を直接タッチ入力できて操作性
も向上することができる。
【0034】また、本発明の画面タッチ式入力装置1に
おいて、前記画面3には、前記メインキーエリア20に
隣接して各種機能を実行するための複数の機能キー51
〜56が配置された機能キーエリア50が設けられてい
ることが好ましい。この機能キー51〜56は、配列切
替手段73によってメインキー21〜35の配列に応じ
た各種機能キー51〜56が設定されるように構成され
ていることが望ましい。機能キー51〜56には、「後
退、削除、実行、取消、改行、小文字、スペース入力、
半角変換、無変換、カタカナ変換、変換(漢字など)、
前候補」等の機能が設定される。また、切替キー41〜
43で切り替えられた英語配列、数字配列、記号配列か
ら標準配列に戻す解除キー51が設けられていてもよ
い。
【0035】この場合には、各種機能も文字入力と同じ
タッチ入力で処理できて操作性が向上する。さらに、各
配列に応じて機能キーを切り替えれば、特に日本語入力
のみに必要な「漢字変換」などの機能を、英語の配列で
は表示させないことによって必要な機能キーのみが表示
されるため、操作性がより一層向上する。
【0036】請求項15に記載の画面タッチ式入力装置
1は、前記シフト入力手段71を、前記画面3の外に設
けられた押しボタン5を押しながらタッチ手段でキーが
タッチされた場合にはそのキーのシフト状態に設定され
た記号のコードを生成し、押しボタンが押されていない
状態でキーがタッチされた場合にはそのキーの非シフト
状態に設定された記号のコードを生成する押しボタン式
シフト入力手段82で構成したことを特徴とするもので
ある。この場合には、ペン15などを握った手の他に、
ボタン4を押さなければならないため、両手で操作する
必要があるが、両手を使えればシフト操作を簡単に行え
る。
【0037】請求項16に記載の画面タッチ式入力装置
1は、前記シフト入力手段71を、前記タッチ手段でキ
ーが所定時間内に2回タッチされた場合にはそのキーの
シフト状態に設定された記号のコードを生成し、前記タ
ッチ手段でキーが所定時間内に1回タッチされた場合に
はそのキーの非シフト状態に設定された記号のコードを
生成するクリック式シフト入力手段83で構成したこと
を特徴とするものである。この場合には、マウスのダブ
ルクリックと同様に所定時間内に2回タッチすればシフ
ト操作を行える。このタッチの判断時間は、入力装置の
利用者が適宜調整できるようにしておけば、各利用者に
よって2回タッチの間隔が異なる場合でも、1回タッチ
と2回タッチとを、つまりシフト操作であるか否かを正
確に判断できる。
【0038】請求項17に記載の画面タッチ式入力装置
1は、前記シフト入力手段71を、キーの入力モードを
シフト状態および非シフト状態に切り替えるシフトキー
5を備え、シフトキー5でシフト状態に設定されている
場合にタッチ手段でキーがタッチされた場合にはそのキ
ーのシフト状態に設定された記号のコードを生成し、シ
フトキー5で非シフト状態に設定されている場合にタッ
チ手段でキーがタッチされた場合にはそのキーの非シフ
ト状態に設定された記号のコードを生成するプレシフト
式シフト入力手段85で構成したことを特徴とするもの
である。この場合には、予めシフトキー5を押してシフ
ト状態にしておけば、シフト状態のキーを非シフト状態
のキー入力と同様にタッチ入力でき、操作性がよい。特
に、複数のシフト状態のキーを続けて入力する場合に
は、最初にシフト状態を設定すれば、その後のキータッ
チ時には何らシフト操作をする必要がないため、入力効
率が向上する。
【0039】請求項18に記載の画面タッチ式入力装置
1は、前記シフト入力手段71を、シフト領域86Aお
よび非シフト領域86Bに区分された各キー領域がタッ
チされたかを判断するタッチ領域判断手段87を備え、
タッチ領域判断手段87でシフト領域86Aがタッチさ
れたと判断された場合にはそのキーのシフト状態に設定
された記号のコードを生成し、タッチ領域判断手段87
で非シフト領域86Bがタッチされたと判断された場合
にはそのキーの非シフト状態に設定された記号のコード
を生成する領域区分式シフト入力手段86で構成したこ
とを特徴とするものである。この場合には、各メインキ
ー21〜35にシフト状態と非シフト状態に設定された
各記号を表示し、シフト状態に設定された記号側をタッ
チすれば、シフト状態の記号コードが入力でき、非シフ
ト状態に設定された記号側をタッチすれば、非シフト状
態に設定された記号コードが入力できる。この際、入力
したい記号部分をタッチするという非常に直感的な操作
で各記号を入力できるため、操作が分かりやすく、操作
性も高くできる。
【0040】なお、本発明の画面タッチ式入力装置1に
おける前記タッチ手段は、ペン15や指先等が利用でき
るが、特に多くの人にとって利用しやすく、細かな操作
も行えるペンを用いることが好ましい。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1には、本実施形態の画面タッ
チ式入力装置1が示されている。画面タッチ式入力装置
1は、携帯情報端末(PDA)として用いられるもので
あり、本体2の表面には液晶画面3と、押しボタン4
と、シフトキー5とが設けられている。なお、図1には
示していないが、画面3部分を保護するために本体2に
回動自在に蓋体を取り付けてもよい。
【0042】液晶画面3には、ワープロ、表計算、住所
録、電子メール、スケジュールなどの各種機能を実行す
る際に、文字を入力したり、データが表示されるデータ
表示領域10が設けられている。この表示領域10の形
式は、選択された機能によって適宜変更されるように構
成されている。
【0043】また、表示領域10の下側には、選択メニ
ュー11と、キー入力領域12とが配置されている。な
お、この選択メニュー11およびキー入力領域12は、
常時表示されるようにしてもよいが、通常は前記表示領
域10が画面3のほぼ全域に渡って表示され、画面に表
示された選択メニュー表示キーや、キー入力開始キー等
をタッチすると、表示領域10上の一部にポップアップ
式に必要に応じて表示されるようにすることが、表示領
域10を大きくできて情報量を多くできる点で好まし
い。
【0044】この画面タッチ式入力装置1には、図1に
示すように、タッチ手段であるペン15が付属してい
る。このため、本体2には、ペン15を保持するホルダ
などを設けておき、ペン15の紛失を防止できるように
されていることが好ましい。そして、画面タッチ式入力
装置1を使用する場合には、本体2を左手で持ってある
いは机などの上に置いて、ペン15を右手で握って操作
すればよい。
【0045】キー入力領域12には、図2にも示すよう
に、メインキーエリア20と、切替キーエリア40と、
機能キーエリア50と、入力された文字が表示される入
力ライン60とが設けられている。
【0046】前記選択メニュー11は、キー入力領域1
2のメインキーエリア20、切替キーエリア40、機能
キーエリア50の設定を、標準配列用に切り替える標準
配列メニューキー16、同じく高速配列用に切り替える
高速配列メニューキー17、QWERTY式英語専用配
列用に切り替える英語専用メニューキー18、QWER
TY式日本語専用配列用に切り替える日本語専用メニュ
ーキー19とを備えている。つまり、キー配列を切り替
えるメニューは、図3に示すような階層構造で構成され
ている。
【0047】図2に示す標準配列用においては、メイン
キーエリア20には、上下3段左右5列の15個のメイ
ンキー21〜35が配置されている。また、切替キーエ
リア40には、3個の切替キー41〜43が配置されて
いる。さらに、機能キーエリア50には、6個の機能キ
ー51〜56が配置されている。従って、メインキーエ
リア20には、切替キー41〜43および機能キー51
〜56を含めて、4段6列で計24個のキー(ソフトキ
ー)が配置されている。
【0048】この標準配列用における前記メインキーエ
リア20内での文字キーの配列は、ローマ字入力の際の
アルファベットの母音および子音の使用頻度、キー配列
の覚え易さ、さらにはペン15による入力効率を考慮し
て配置されたものとなっている。すなわち、キー配列を
覚えやすいように、母音および子音のキーエリアを分け
て配置し、さらにペン15の移動量を少なくするには、
基本位置をメインキーエリア20の中心部分にすればよ
いから、母音および子音はそれぞれ使用頻度が高い順に
打ちやすさの順である中段、上段、下段へと配列される
とともに、各段のキーは中心側から外側へと配列された
構造となっている。
【0049】具体的には、メインキーエリア20のうち
一方側(図示例では左側)の2列のキー群からなるエリ
アを母音キーが設定された母音エリア20Aとし、メイ
ンキーエリア20の残り3列のキー群からなるエリアを
子音を入力する子音エリア20Bに設定した。
【0050】そして、母音エリア20Aの各キー21、
22、26、27、31、32にはそれぞれ母音を表す
「A」、「I」、「U」、「E」、「O」の母音キーと
撥音である「ん」のキーが以下のように配列されてい
る。すなわち、母音キーのうち中段のキー27、26に
はそれぞれ「A」、「I」が設定され、上段のキー2
2、21にはそれぞれ「U」、「E」のキーが設定さ
れ、さらに下段のキー32、31には「O」と撥音
「ん」のキーが設定されている。
【0051】これにより、メインキーエリア20の中心
位置に近い中段のキー27に使用頻度の高い「A」のキ
ーが配置され、その横のキー26に「I」のキーが配置
されて操作性を向上できるとともに、中段、上段、下段
に行くに従って、「A」、「I」、「U」、「E」、
「O」の各キーが順に配置されて文字が覚えやすくなっ
ている。
【0052】一方、右側3列の子音エリア20Bには、
日本語の子音を表す「K」、「S」、「T」、「N」、
「H」、「M」、「Y」、「R」、「W」の子音キーが
配列されている。より具体的には、中段のキー28、2
9、30が左側から順に「K」、「S」、「T」のキー
とされ、また上段のキー23、24、25が左側から順
に「N」、「H」、「M」のキーとされ、さらに下段の
キー33、34、35が、左側から順に「Y」、
「R」、「W」のキーとされている。そして、これらの
配列は、「か」行、「さ」行、「た」行、「な」行、
「は」行、「ま」行、「や」行、「ら」行、「わ」行の
子音がアカサタナ順にキーの中段、上段、下段、さらに
各段において左側から右側へ並ぶように配慮されてい
る。なお、この子音の配列も、母音の配列と同様に、打
ちやすさの順、ローマ字の使用頻度の順およびキー配列
の覚え易さを配慮して設定されている。
【0053】また、前記子音キーのシフト状態(後述す
るシフト入力手段71によって前記メインキーエリア2
0の各キーをシフト操作した状態)には、句点「、」、
読点「。」、長音「ー」、促音「っ」並びに母音を組み
合わせて半濁音、濁音を構成する「P」、「B」、
「G」、「Z」、「D」が割り付けられている。具体的
には、上段の「N」、「H」、「M」に対応するキー2
3、24、25には、「P」、「B」、「っ」が配列さ
れ、中段の「K」、「S」、「T」に対応するキー2
8、29、30には、「G」、「Z」、「D」が配列さ
れ、さらに下段の「Y」、「R」、「W」に対応するキ
ー33、34、35には句点「、」、読点「。」、長音
「ー」が配列されている。
【0054】一方、切替キーエリア40の3つのキー4
1、42、43には、メインキーエリア20の各キー
を、図2に示す標準配列から図4〜6にそれぞれ示す英
語配列、数字配列、記号配列に切り替える切替キーが設
定されている。すなわち、英語切替キー(「英大」)4
2をペン15でタッチすると、図4に示す英語大文字を
入力するための英語配列に切り替わり、数字切替キー
(「数字」)43をタッチすると、図5に示す数字入力
用の数字配列に切り替わり、記号切替キー(「記号」)
41をタッチすると、図6に示す記号入力用の記号配列
に切り替わるように構成されている。従って、キー配列
を切り替えるメニューは、図3に示すように、選択メニ
ュー11における標準配列メニューの下に、標準配列メ
ニューと、標準配列から各切替キー41〜43をタッチ
することで切り替えられる各配列メニューとが配置され
た階層構造で構成されている。なお、各英語配列、数字
配列、記号配列では、入力した文字、数字、記号は基本
的に全角表示されるが、半角入力を基本とする場合に
は、各キー41〜43をシフト入力手段を用いてシフト
状態(「半」)でタッチすればよい。ここでは、「半」
角が記号、英語、数字の各キー41〜43のシフト位置
にあるために、半角入力の操作性が良いといった利点も
ある。
【0055】また、機能キーエリア50の各キー51〜
56には、ローマ字入力時に必要となる各種機能が設定
されている。すなわち、キー51にはかな漢字変換の機
能を実行する「変換」キーが設定され、キー52にはか
な漢字無変換の機能を実行する「無変」キーが設定され
ている。また、キー53にはスペース入力する「スペー
ス」キーが、キー54には「改行」キーが設定され、キ
ー55には入力ライン60で確定された文字列を表示領
域10に送る「実行」キーが設定され、キー56には入
力ライン60に表示されたカーソルを後退(前に戻す)
「後退」キーが設定されている。
【0056】さらに、各キー51〜56のシフト状態に
は、かな漢字変換時にリスト表示される同音異義語の前
候補を表示する「前候」キー、カタカナ変換を行う「カ
ナ」キー、半角に変換する「半角」キー、アルファベッ
トを小文字に変換する「小字」キー、入力や変換操作を
取り消す「取消」キーおよび「削除」キーがそれぞれ設
定されている。
【0057】次に、図4に示す英語配列におけるメイン
キーエリア20、切替キーエリア40、機能キーエリア
50のキー配列について説明する。メインキーエリア2
0は、英語配列においても標準配列と同様に、左側2列
の母音エリア20Aの中段のキー27、26にそれぞれ
「A」、「I」のキーが設定され、上段のキー22、2
1にそれぞれ「U」、「E」のキーが設定され、さらに
下段のキー32、31に「O」、「X」のキーが設定さ
れている。また、子音エリア20Bには、非シフト状態
において、中段のキー28、29、30が左側から順に
「K」、「S」、「T」のキーとされ、また上段のキー
23、24、25が左側から順に「N」、「H」、
「M」のキーとされ、さらに下段のキー33、34、3
5が左側から順に「Y」、「R」、「W」のキーとされ
ている。
【0058】一方、前記メインキーエリア20の各キー
のシフト状態には、上段の左側から順にキー21にハイ
フン記号「−」が、キー22にアポストロフィー「’」
が、キー23に「P」が、キー24に「B」が、キー2
5に「L」が設定されるとともに、中段左側から順にキ
ー26にピリオド「.」が、キー27にカンマ「,」
が、キー28に「G」が、キー29に「Z」が、キー3
0に「D」が設定され、さらに下段左側から順にキー3
1に「J」が、キー32に「Q」が、キー33に「F」
が、キー34に「V」が、キー35に「C」が設定され
ている。
【0059】一方、切替キーエリア40の3つのキー4
1、42、43は、標準配列と同一であり、記号切替キ
ー41、英語切替キー42、数字切替キー43がそれぞ
れ設けられている。また、機能キーエリア50には、5
つのキー51、53〜56が設定されている。このう
ち、キー54,55,56は、前記標準配列のキー54
〜56と同一である。一方、キー51には標準配列に戻
す「解除」キーが設定され、キー53には「スペース」
キーのみが設定されている。
【0060】次に、図5に示す数字配列におけるメイン
キーエリア20、切替キーエリア40、機能キーエリア
50のキー配列について説明する。メインキーエリア2
0は、左側3列に数字キーが設定され、右側2列に算術
記号キーが設定されている。具体的には、メインキーエ
リア20の上段左側から順にキー21に数字「7」が、
キー22に数字「8」が、キー23に数字「9」が、キ
ー24に記号「×」が、キー25に記号「÷」が設定さ
れ、また中段左側から順にキー26に数字「4」が、キ
ー27に数字「5」が、キー28に数字「6」が、キー
29に記号「+」が、キー30に記号「−」が設定さ
れ、さらに下段左側から順にキー31に数字「1」が、
キー32に数字「2」が、キー33に数字「3」が、キ
ー34に記号「.」が、キー35に記号「=」が設定さ
れている。さらに、キー24,25,29,30,3
4,35の各シフト状態には、それぞれ記号「%」、記
号「/」、コロン記号「:」、セミコロン記号「;」、
カンマ「,」、記号「〜」の各キーが設定されている。
【0061】一方、切替キーエリア40の3つのキー4
1、42、43は、標準配列と同一であり、記号切替キ
ー41、英語切替キー42、数字切替キー43がそれぞ
れ設けられている。また、機能キーエリア50には、5
つのキー51、53〜56が設定されている。このう
ち、キー55,56は、前記標準配列、英語配列と同一
である。一方、キー51には、英語配列と同じ標準配列
に戻す「解除」キーが設定され、キー53には、その非
シフト状態に数字「0」が、シフト状態に「スペース」
キーが設定されている。また、キー54には「改行」キ
ーのみが設定されている。
【0062】次に、図6に示す記号配列におけるメイン
キーエリア20、切替キーエリア40、機能キーエリア
50のキー配列について説明する。メインキーエリア2
0は、左側2列にかっこ記号キーが設定され、右側3列
に各種記号キーが設定されている。具体的には、メイン
キーエリア20の上段左側から順にキー21にかっこ記
号「“」が、キー22にかっこ記号「”」が、キー23
にアスタリスク記号「*」が、キー24にシャープ記号
「#」が、キー25にアンド記号「&」が設定され、ま
た中段左側から順にキー26にかっこ記号「「」が、キ
ー27にかっこ記号「」」が、キー28に点記号「・」
が、キー29にコロン記号「:」が、キー30にセミコ
ロン記号「;」が設定され、さらに下段左側から順にキ
ー31にかっこ記号「(」が、キー32にかっこ記
号「)」が、キー33にクエスチョン記号「?」が、キ
ー34に修飾記号「!」が、キー35に記号「/」が設
定されている。
【0063】一方、前記メインキーエリア20の各キー
のシフト状態には、上段左側から順にキー21にかっこ
記号「‘」が、キー22にかっこ記号「’」が、キー2
3に修飾記号「@」が、キー24に右矢印記号「→」
が、キー25に左矢印記号「←」が設定され、中段左側
から順にキー26にかっこ記号「<」が、キー27にか
っこ記号「>」が、キー28に点記号「‥」が、キー2
9に点記号「…」が、キー30に記号「〜」が設定さ
れ、さらに、下段左側から順にキー31にかっこ記号
「〔」が、キー32にかっこ記号「〕」が、キー33に
ドル記号「$」が、キー34に円記号「¥」が、キー3
5に修飾記号「§」が設定されている。
【0064】一方、切替キーエリア40の3つのキー4
1、42、43は、標準配列と同一であり、記号切替キ
ー41、英語切替キー42、数字切替キー43がそれぞ
れ設けられている。また、機能キーエリア50には、5
つのキー51、53〜56が設定されている。このう
ち、キー51、54〜56は、前記数字配列と同一であ
る。一方、キー53は、そのシフト状態には各メインキ
ー21〜35あるいは適宜なポップアップ領域に各種の
絵記号を表示する「絵記号」キーが、非シフト状態には
表示された絵記号の次候補を表示する「次候補」キーが
設定されている。
【0065】次に、図7に示す選択メニューキー17で
切り替えられる高速配列におけるメインキーエリア2
0、切替キーエリア40、機能キーエリア50のキー配
列について説明する。この高速配列は、図2に示す標準
配列とほぼ同じであり、一部のキーが高速入力用に設定
されている。具体的には、母音エリア20Aの各キー2
1、22、26、27、31、32には、標準配列と同
じ「A」、「I」、「U」、「E」、「O」、「ん」の
各キーが設定されているが、これらのキーのシフト状態
には、高速入力のための二重母音「AI」、「UI」、
「UU」、「EI」、「OU」、「YUU」が設定され
ている。すなわち、母音キーのうち中段のキー27、2
6のシフト状態には「「AI」、「UI」が設定され、
上段のキー22、21のシフト状態には「UU」、「E
I」が設定され、さらに下段のキー32、31のシフト
状態には「OU」、「YUU」が設定されている。
【0066】一方、右側3列の子音エリア20Bには、
標準配列と同じく日本語の子音を表す「K」、「S」、
「T」、「N」、「H」、「M」、「Y」、「R」、
「W」の子音キーが配列されている。より具体的には、
中段のキー28、29、30が左側から順に「K」、
「S」、「T」のキーとされ、また上段のキー23、2
4、25が左側から順に「N」、「H」、「M」のキー
とされ、さらに下段のキー33、34、35が、左側か
ら順に「Y」、「R」、「W」のキーとされている。ま
た、前記子音キーのシフト状態も標準配列と同じであ
る。具体的には、上段の「N」、「H」、「M」に対応
するキー23、24、25には、「P」、「B」、
「っ」が配列され、中段の「K」、「S」、「T」に対
応するキー28、29、30には、「G」、「Z」、
「D」が配列され、さらに下段の「Y」、「R」、
「W」に対応するキー33、34、35には句
点「、」、読点「。」、長音「ー」が配列されている。
さらに、キー33,34のシフト状態には、第2シフト
状態としてそれぞれ「F」、「V」が設定されている。
【0067】一方、切替キーエリア40の3つのキー4
1、42、43は、通常は、標準配列と同一であり、記
号切替キー41、英語切替キー42、数字切替キー43
がそれぞれ設けられているが、メインキーエリア20の
いずれかのキーをタッチすると、図7に示すように、キ
ー41,42,43には、それぞれ「つ」、「く」、促
音「っ」を入力するキーが設定され、これらのキー4
1,42,43の各シフト状態には、「ち」、「き」、
「YOU」を入力するキーが設定されるように構成され
ている。従って、高速配列においては、切替キー41〜
43がサブキーとしても機能するように構成されてい
る。また、機能キーエリア50には、標準配列と同じ機
能が設定された6つのキー51〜56が設定されてい
る。
【0068】このような高速配列は、特に二重母音「A
I」、「UI」、「UU」、「EI」、「OU」、「Y
UU」、「YOU」と「ん・き・く・ち・つ・っ」とを
1回のタッチで入力できるようにしたことで高速入力を
実現している。すなわち、これらの二重母音、拗音、
「ん・き・く・ち・つ・っ」は、日本語、特に音読み漢
字において出現頻度が高いため、通常は2〜3回のタッ
チで入力しなければならないこれらの文字を1回のタッ
チで入力できると、タッチ数が少なくなって入力効率が
高くなるのである。このタッチ数を従来の50音配列に
おけるかな入力およびQWERTY配列におけるローマ
字入力と比較した例を表1に示す。
【0069】
【表1】
【0070】この表1から分かるように、図7の高速配
列を用いれば、二重母音や拗音を1回のタッチで入力で
きるため、かな入力やローマ字入力に比べてタッチ数
(表1における各数字)を少なくでき、特に音読み語の
多い文章においてはその効果を高めることができる。
【0071】また、前記高速配列では、文字入力の流れ
が右から左に順次移るように設計されている。つまり、
右側の子音の次に左側の母音か二重母音にタッチし、母
音の次にさらに左側の2音節目の「ん・き・く・ち・つ
・っ」にタッチするので、手の動きに無駄が少なくな
り、操作性を向上できる。これは、2音節の音読み漢字
において2音節目が母音以外の場合には「ん・き・く・
ち・つ・っ」のいずれかになる、つまり1音節目(子音
+母音)の後に「ん・き・く・ち・つ・っ」が入力され
る可能性が高いという日本語の特性に着目してなされた
ものであり、日本語の入力においては非常に効果的であ
る。
【0072】これらの文字が含まれる漢字としては、以
下のようなものがある。 1)2音節目が「イ」になる漢字の例(2重母音の「AI・UI・EI」のいずれか になる例) ・開催(KAI SAI) ・内外(NAI GAI) ・会計(KAI KEI) ・類推(RUI SUI) ・推定(SUI TEI) ・累計(RUI KEI) 2)2音節目が「ウ」になる漢字の例(2重母音の「UU・OU」のいずれかにな る例)および「YUU」、「YOU」を含む漢字の例 ・方法(HOU HOU) ・構造(KOU ZOU) ・工場(KOU ZYOU) ・東京(TOU KYOU) ・通風(TUU FUU) ・中央(TYUU OU ) 3)2音節目が「ン」になる漢字の例 ・安全(Aん ZEん) ・簡単(KAん TAん) ・混沌(KOん TOん) 4)2音節目が「キ・ク」になる漢字の例 ・辟易(HEき Eき) ・的確(TEき KAく) ・画策(KAく SAく) ・目的(MOく TEき) ・宿敵(SYUく TEき) ・即席(SOく SEき) 5)2音節目が「チ・ツ・ッ」になる漢字の例 ・1日(Iち NIち) ・吉日(KIち ZIつ) ・質実(SIつ ZIつ) ・切実(SEつ ZIつ) ・1日(Iち NIち) ・活発(KAっ PAつ) ・実質(ZIっ SIつ) ・出発(SYUっ PAつ)
【0073】次に、図8に示す選択メニューキー18で
切り替えられるQWERTY式英語専用配列におけるメ
インキーエリア20、切替キーエリア40、機能キーエ
リア50のキー配列について説明する。このQWERT
Y式英語専用配列は、従来のQWERTY配列のキーボ
ードに慣れた人が英文を入力する際に使いやすいように
設定されたものである。QWERTY式英語専用配列で
は、そのメインキーエリア20の上段1列には左側から
順に、キー21に「Y」が、キー22に「U」が、キー
23に「I」が、キー24に「O」が、キー25に
「P」が設定され、中段1列には左側から順にキー26
に「H」が、キー27に「J」が、キー28に「K」
が、キー29に「L」が、キー30にセミコロン「;」
が設定され、下段1列には左側からキー31に「N」
が、キー32に「M」が、キー33にカンマ「,」が、
キー34にピリオド「.」が、キー35に記号「/」が
設定されている。
【0074】さらに、各メインキーのシフト状態には、
上段1列左側から順に、キー21に「Q」が、キー22
に「W」が、キー23に「E」が、キー24に「R」
が、キー25に「T」が設定され、中段1列には左側か
ら順にキー26に「A」が、キー27に「S」が、キー
28に「D」が、キー29に「F」が、キー30に
「G」が設定され、下段1列には左側からキー31に
「Z」が、キー32に「X」が、キー33に「C」が、
キー34に「V」が、キー35に「B」が設定されてい
る。
【0075】一方、切替キーエリア40には、図6に示
したものと同様の記号配列に切り替えるためのSYM
(SYMBOL) キー41、入力モードを大文字入力および小
文字入力のいずれかに切り替えるCAPキー42、図5
に示したものと同様の数字配列に切り替えるためのNU
Mキー43が設けられている。また、機能キーエリア5
0には、4つのキー53〜56が設定されている。この
うち、キー53にはスペース入力用の「SPACE」キ
ーが、キー54には「改行」キーが、キー55には「D
EL」(削除)キーが、キー56には「BS」(後退)
キーがそれぞれ設定されている。
【0076】次に、図9に示す選択メニューキー19で
切り替えられるQWERTY式日本語専用配列における
メインキーエリア20、切替キーエリア40、機能キー
エリア50のキー配列について説明する。このQWER
TY式日本語専用配列は、従来のQWERTY配列のキ
ーボードでローマ字入力に慣れた人が日本語を入力する
際に使いやすいように設定されたものである。この、Q
WERTY式日本語用配列は、QWERTY配列を基に
している点で前記QWERTY式英語専用配列とほぼ同
じ配列になっている。
【0077】すなわち、そのメインキーエリア20の上
段1列には左側から順に、キー21に「Y」が、キー2
2に「U」が、キー23に「I」が、キー24に「O」
が、キー25に「P」が設定され、中段1列には左側か
ら順にキー26に「H」が、キー27に「J」が、キー
28に「K」が、キー29に「L」が、キー30に長音
「ー」が設定され、下段1列には左側からキー31に
「N」が、キー32に「M」が、キー33に句点「、」
が、キー34に読点「。」が、キー35に「ん」が設定
されている。
【0078】さらに、各メインキーのシフト状態には、
上段1列左側から順に、キー21に「Q」が、キー22
に「W」が、キー23に「E」が、キー24に「R」
が、キー25に「T」が設定され、中段1列には左側か
ら順にキー26に「A」が、キー27に「S」が、キー
28に「D」が、キー29に「F」が、キー30に
「G」が設定され、下段1列には左側からキー31に
「Z」が、キー32に「X」が、キー33に「C」が、
キー34に「V」が、キー35に「B」が設定されてい
る。
【0079】なお、切替キーエリア40の3つのキー4
1、42、43および機能キーエリア50の6つのキー
51〜56は、前記標準配列と同一である。
【0080】次に前述のようにキーが配列された本発明
にかかる画面タッチ式入力装置1を実現する内部構成に
ついて、図10及び図11を参照して説明する。図10
は、画面タッチ式入力装置1を実現する内部構成のブロ
ック図であり、図11は処理手順を示すフローチャート
である。画面タッチ式入力装置1は、入力制御部70、
シフト入力手段71、処理制御部72、出力制御部76
を備えている。
【0081】入力制御部70は、選択メニュー11、メ
インキーエリア20、切替キーエリア40、機能キーエ
リア50において、ペン15によるタッチ入力があるか
をチェックするものである(ステップ1、以下「ステッ
プ」を「S」と略す)。
【0082】タッチ入力があれば、シフト入力手段71
はそのタッチ入力がシフト入力であるかを判断する(S
2)。ここで、シフト入力であると判断されれば、シフ
ト入力手段71は、タッチされたキーのシフト位置のキ
ーコードを生成するシフト処理を行い(S3)、そのコ
ードが処理制御部72に送られる。一方、シフト入力で
ないと判断されれば、シフト入力手段71はタッチされ
たキーの非シフト位置のキーコードを生成して処理制御
部72に送る。
【0083】処理制御部72には、配列切替手段73、
キー処理手段74、機能処理手段75の各処理手段が設
けられており、入力されたキーに応じて各処理手段が選
択されて入力処理が行われる(S4)。例えば、入力さ
れたキーが、選択メニュー11の各メニューキー16〜
19であったり、切替キーエリア40の各切替キー41
〜43であれば、配列切替手段73によってそのキーで
指定された配列にメインキーエリア20、切替キーエリ
ア40、機能キーエリア50を切り替える処理が行われ
る。また、入力されたキーがメインキーエリア20の各
キーであれば、キー処理手段74によってそのキーを入
力ライン60に表示・出力する処理が行われる(S
4)。この際、標準配列等のローマ字入力の場合には、
キー処理手段74は入力されたアルファベットを自動的
にかなに変換する処理を行う(S4)。さらに、入力さ
れたキーが機能キーエリア50の各キーであれば、機能
処理手段75によってそのキーに設定された機能を実行
する(S4)。例えば、変換キー51がタッチされれ
ば、入力ライン60に表示された文字列を漢字に変換し
て確定する。また、実行キー54がタッチされれば、確
定された文字列を表示領域10に表示する処理を行う。
【0084】出力制御部76では、処理制御部72で処
理された結果を、液晶画面3に表示する処理を行う(S
5)。以上により、各タッチ入力に対する処理が完了
し、次のタッチ入力があれば以上の処理を繰り返して順
次タッチ入力を行う。
【0085】なお、シフト入力手段71としては、図1
2に示すように、押しボタン式シフト入力手段81、ク
リック式シフト入力手段82、プレシフト式シフト入力
手段83、領域区分式シフト入力手段84の4つのシフ
ト入力手段から適宜選択して用いられている。以下、各
シフト入力手段71を個別に説明する。
【0086】押しボタン式シフト入力手段81は、図1
に示す押しボタン4を押しながらペン15でキーがタッ
チされた場合には、そのキーのシフト状態に設定された
記号のコードを生成し、押しボタン4が押されていない
状態でキーがタッチされた場合には、そのキーの非シフ
ト状態に設定された記号のコードを生成するように構成
されている。
【0087】クリック式シフト入力手段82は、ペン1
5でキーが所定時間内に2回タッチされた場合にはその
キーのシフト状態に設定された記号のコードを生成し、
所定時間内に1回タッチされた場合にはそのキーの非シ
フト状態に設定された記号のコードを生成するように構
成されている。すなわち、図13に示すように、ペン1
5で画面を最初にタッチしてから2度目にタッチして離
すまでが設定された時間内である場合(、)には、
シフト状態と判断し、ペン15でタッチする動作が設定
時間内に1回の場合(、)や、2回目のタッチ操作
が設定時間を越えた場合()には、非シフト状態と判
断するように構成されている。
【0088】プレシフト式シフト入力手段83は、図1
に示すシフトキー5が押されて入力モードがシフト状態
に設定されている場合には、ペン15でタッチされたキ
ーのシフト状態に設定された記号のコードを生成し、シ
フトキー5が再度押されて入力モードが非シフト状態に
設定されている場合には、ペン15でタッチされたキー
の非シフト状態に設定された記号のコードを生成するよ
うに構成されている。
【0089】領域区分式シフト入力手段84は、図14
に示すように、各キーの上側半分をシフト領域84A
に、下側半分を非シフト領域84Bに区分した際に、ペ
ン15でどちらの領域84A,84Bがタッチされたか
を判断するタッチ領域判断手段87を備え、タッチ領域
判断手段87でシフト領域84Aがタッチされたと判断
された場合にはそのキーのシフト状態に設定された記号
のコードを生成し、タッチ領域判断手段87で非シフト
領域84Bがタッチされたと判断された場合にはそのキ
ーの非シフト状態に設定された記号のコードを生成する
ように構成されている。
【0090】なお、この領域区分は、キーを上下に区分
せずに、左右に区分しても良いし、斜めに区分してもよ
いが、いずれの場合にもその各領域にその領域をタッチ
した際に入力される記号を表示しておくことが好まし
い。
【0091】また、シフト入力手段71としては、上記
の押しボタン式シフト入力手段81、クリック式シフト
入力手段82、プレシフト式シフト入力手段83、領域
区分式シフト入力手段84のいずれか1つを設定してお
けばよいが、複数のシフト入力手段71を設定しておい
て利用者が適宜選択できるように構成してもよい。な
お、押しボタン4およびシフトキー5は、シフト入力手
段71として押しボタン式シフト入力手段81、プレシ
フト入力手段83を用いない場合には、本体2に設けな
くてもよい。
【0092】さらに、図7に示す高速配列を選択した場
合には、キー33、34には第1および第2の2つのシ
フト状態が設定されているため、シフト入力手段71と
しても第1および第2の互いに異なる方式の2つのシフ
ト入力手段を設定しておく必要がある。例えば、第1シ
フト入力手段として押しボタン式シフト入力手段81を
設定し、第2シフト入力手段としてクリック式シフト入
力手段82等を設定すればよい。この場合、例えば、キ
ー33、34を押しボタン4を押しながらタッチした場
合には、第1シフト状態である句点「、」、読点「。」
が入力され、キー33、34をクリック式(一定時間内
に2回キーをタッチする)でタッチした場合には、第2
シフト状態である「F」、「V」が入力される。
【0093】次にこのような本実施の形態における効果
について説明する。本実施の形態によれば、メインキー
21〜35が15個しか設けられていなくても、シフト
入力手段71によって各キー21〜35に少なくとも2
つのキー(シフト状態に設定されるキーと非シフト状態
に設定されるキー)つまり全体で少なくとも30個のキ
ーを設定することができる。従って、日本語をローマ字
入力する際に用いるアルファベット、つまり母音
「A」、「I」、「U」、「E」、「O」と、母音キー
と組み合わせて日本語の「か」行から「わ」行までの清
音を入力する「K」、「S」、「T」、「N」、
「H」、「M」、「Y」、「R」、「W」、さらに母音
と組み合わせて日本語の濁音、半濁音を入力する
「G」、「Z」、「D」、「P」、「B」の19文字に
加えて句点「、」、読点「。」などまでを含めても各メ
インキー21〜35に設定でき、少ないキー数でも日本
語入力に十分対応できる。同様に、アルファベット26
文字に加えてカンマ「,」、ピリオド「.」等も含めて
メインキー21〜35に設定でき、英語入力にも十分対
応できる。
【0094】従って、従来のQWERTY配列や50音
配列に比べて大幅に少ない15個のメインキー21〜3
5を用いてローマ字入力や英語入力を行うことができ
る。このため、各キー21〜35を従来のQWERTY
配列や50音配列のキーと同じ大きさで画面3に表示す
れば、キー表示領域であるメインキーエリア20を小さ
くできるため、キー21〜35をタッチするペン15の
移動量も少なくでき、操作性を向上することができる。
また、メインキーエリア20を小さくできることで、画
面タッチ式入力装置1を小型化することができたり、デ
ータ等の表示領域10を大きくすることができ、取扱い
性や操作性を向上することができる。
【0095】一方、メインキーエリア20を従来のQW
ERTY配列や50音配列のキー配置領域と同じ程度の
大きさにすれば、各メインキー21〜35の大きさを従
来に比べて大きくでき、キー21〜35をペン15や指
先で簡単にタッチすることができ、この場合も操作性を
向上することができる。
【0096】また、本実施の形態では、切替キー41〜
43および選択メニュー11における各メニューキー1
6〜19と、配列切替手段73とを設けたので、メイン
キー21〜35の配列を7種類に切り替えることができ
る。このため、アルファベットだけでなく、数字や記号
さらには従来のQWERTY配列に類似する配列などの
各種キー配列を設定することができる。従って、メイン
キー21〜35に設定される記号コードの配列を、日本
語のローマ字入力用(標準配列)、英語配列、数字配
列、記号配列、高速配列、QWERTY英語専用配列、
QWERTY日本語専用配列の7種類に切り替えること
ができ、メインキー21〜35が15個しかなくても、
前記シフト入力手段71と配列切替手段73とを組み合
わせることによって、30個×配列数分のキーを設定で
き、各記号(文字、数字、記号など)を簡単に入力する
ことができる。
【0097】さらに、この各配列の切替は、切替キー4
1〜43や各メニューキー16〜19をタッチするだけ
でよいため、各メインキー21〜35の配列を簡単に切
り替えてローマ字入力だけでなく、英語、数字、各種記
号の入力を簡単に行うことができる。
【0098】また、各配列切替手段73は、メインキー
21〜35だけではなく、機能キーエリア50に表示さ
れる各機能キー51〜56も切り替えるように構成され
ているので、各配列に合わせて機能キー51〜56も設
定することができ、操作性をより一層向上することがで
きる。例えば、日本語入力のみに必要な「漢字変換」な
どの機能を、英語の配列では表示させないことによって
必要な機能キーのみを表示させることができ、操作性が
より一層向上する。
【0099】図2や図7に示すローマ字入力用の配列に
おいて、母音部分のキーと子音部分のキーとが母音エリ
ア20Aおよび子音エリア20Bに分かれて配置される
ため、子音と母音とが交互に出現する日本語のローマ字
入力時に、特に頻度が高い母音キーの位置を容易に把握
できて操作性を向上することができる。また、子音の中
でも使用頻度が高い清音用の子音を各キーの非シフト状
態に設定しているので、頻度の高い清音を入力する際に
シフト操作を伴わないので、この点でも操作性を向上す
ることができる。
【0100】その上、メインキーエリア20での中心に
近いキー27、28に、母音および子音において頻度が
高い「A」、「K」のキーを設定し、そのキーから外側
に向かってかつ上段、下段の順で、母音「A」、
「I」、「U」、「E」、「O」および子音「K」、
「S」、「T」、「N」、「H」、「M」、「Y」、
「R」、「W」つまり「か」行から「わ」行までを順序
よく並べて設定したので、キー配列を容易に把握でき、
操作性をより一層向上することができる。
【0101】さらに、前記子音エリアのうち「K」、
「S」、「T」、「N」、「H」の各シフト状態には、
母音「A」、「I」、「U」、「E」、「O」と組み合
わせて、日本語の濁音、半濁音を入力する「G」、
「Z」、「D」、「P」、「B」を配列したので、
「か」、「さ」、「た」の入力位置に対応して「が」、
「ざ」、「だ」が、「な」、「は」の入力位置に対応し
て「ぱ」、「ば」がそれぞれ配列されることとなり、濁
音、半濁音のキーの位置を覚えやすくなり、操作性をよ
り一層向上することができる。
【0102】ローマ字入力用の標準配列(図2)、高速
配列(図7)およびQWERTY式日本語専用配列(図
9)では、日本語において頻度が高い撥音「ん」や促音
「っ」および句点「、」、読点「。」、長音「ー」もメ
インキー21〜35の一部に設定しているので、少ない
キー数においても、撥音「ん」、促音「っ」、句
点「、」、読点「。」、長音「ー」を1回のタッチ操作
で入力できて操作性を向上することができる。特に、撥
音「ん」は、キー31あるいはキー35に非シフト状態
で設定されているため、日本語入力の特に音読み漢字な
どで頻度が高い撥音「ん」を簡単に入力することができ
る。
【0103】一方、前記メインキーが英語配列用(図
4、図8)に設定されている場合でも、英語入力で頻度
が高いカンマ「,」、ピリオド「.」等を各キーのシフ
ト状態あるいは非シフト状態に設定しているため、直接
タッチ入力することができ、英語入力時の操作性も向上
することができる。
【0104】さらに、図4の英語配列は、図2の標準配
列と多くのキーの配置を一致させており、図8のQWE
RTY式英語専用配列は図9のQWERTY式日本語専
用配列と多くのキー配置を一致させているので、標準配
列と英語配列とを切り替えて併用する場合にも、キー配
列が覚えやすく、操作性を向上することができる。
【0105】図5に示す数字配列では、各数字を従来の
キーボードにおけるテンキーと同様に配置でき、さらに
計算に使われる各種記号をタッチ入力できるため、数字
の入力や計算の操作を簡単に行うことができる。
【0106】図6に示す記号配列では、使用頻度が多い
割には、入力が難しかった各種記号を、各メインキー2
1〜35に表示してタッチ入力することができるため、
各種記号を簡単に入力することができる。また、各かっ
こ記号を、基準側の2列に配置された6個のメインキー
21、22、26、27、31、32のシフト状態およ
び非シフト状態にまとめて設定しているので、かっこ記
号とその他の記号とのキー位置を容易に判断でき、入力
操作性を向上することができる。
【0107】図7に示す高速配列では、母音エリア20
Aの各キー21、22、26、27、31、32のシフ
ト状態に、日本語の特に音読み漢字において頻度が高い
2重母音や拗音である「AI」、「UI」、「UU」、
「EI」、「OU」、「YUU」を設定し、これらの文
字を1回のタッチで入力できるようにしているので、日
本語の入力効率を向上することができる。
【0108】その上、高速配列では、通常切替キーとし
て用いられるキー41、42、43のシフト状態および
非シフト状態に、「つ」、「く」、促音「っ」、
「ち」、「き」、「YOU」を入力するキーを設定して
いるので、日本語の特に音読みの単漢字の2音節目に頻
出する「き・く・ち・つ・っ」を1回のタッチで入力で
きるとともに、東京(TOU KYOU)のように二重母音を伴
う「YOU」の文字も1回のタッチで入力でき、入力効
率をより一層向上することができる。さらに、これらの
キーは、2音節目に頻出するという特徴を生かし、メイ
ンキーエリア20のいずれかのキーがタッチされた後
に、切替キー41〜43の設定を「き・く・ち・つ・
っ」等に切り替え、通常は他の配列と同じ切替キー41
〜43の設定として用いられるので、キー41〜43を
状況に応じて適宜切り替えることで共用することがで
き、操作性を損なうことなく、キー数を少なくすること
ができる。
【0109】さらに、高速配列時には、メインキー3
3、34のシフト状態に、第1シフト状態としての句点
「、」および読点「。」と、第2シフト状態としての
「F」、「V」とを設定しているので、特にカタカナ語
の入力において頻度が高い特殊拗音である「ファ(F+
A)」、「ヴァ(V+A)」を入力する際に用いられる
「F」、「V」を簡単に入力することができ、特にカタ
カナ語の入力時の操作性を向上することができる。
【0110】図8および図9に示すQWERTY式英語
専用配列および日本語専用配列では、従来より広く利用
されて慣れ親しまれているQWERTY配列のキー順序
を15個のメインキーに設定でき、QWERTY配列に
慣れた人にとってキー配列を容易に覚えることができ、
即座に利用することができる。
【0111】また、前記シフト入力手段71として、特
に、クリック式シフト入力手段82、領域区分式シフト
入力手段84を用いれば、ペン15によるタッチ方式を
多少異ならせるだけでシフト入力と非シフト入力とを使
い分けることができ、操作性を向上することができる。
【0112】クリック式シフト入力手段82を用いた場
合には、所定時間内に2回タッチすればシフト操作を行
えるため、マウスのダブルクリックと同様の操作とする
ことができて馴染みやすい操作とすることができる。こ
の際、タッチの判断時間を入力装置1の利用者が適宜調
整できるようにしておけば、各利用者によって2回タッ
チの間隔が異なる場合でも、1回タッチと2回タッチと
を、つまりシフト操作であるか否かを正確に判断でき
る。
【0113】領域区分式シフト入力手段84を用いた場
合には、ペン15でタッチする領域を変えるだけでシフ
ト操作を行えて操作性を向上できる。この場合には、各
メインキー21〜35にシフト状態と非シフト状態に設
定された各記号を各シフト領域84Aおよび非シフト領
域84Bに表示し、その各領域84A、84Bつまり入
力したい記号部分を直接タッチするという非常に直感的
な操作で各記号を入力できるため、操作が分かりやす
く、操作性も高くすることができる。
【0114】一方、押しボタン式シフト入力手段81や
プレシフト式シフト入力手段83は、押しボタン4を押
しながら、あるいはシフトキー5を押してからペン15
でタッチすればよいので、ペン15のタッチの仕方は注
意する必要がなく、明示的に操作することができ、利用
者によっては特に細かな動きに不慣れな人にとっては、
タッチの仕方を変えてシフト操作を行う場合に比べて操
作しやすくできる場合もある。
【0115】また、プレシフト式シフト入力手段83を
用いれば、複数のシフト状態のキーを続けて入力する場
合には、最初にシフト状態を設定すれば、その後のキー
タッチ時には何らシフト操作をする必要がないため、入
力効率が向上することができる。
【0116】さらに、前記実施の形態では、キー入力領
域12の各キーを互いに離して配置しているので、各キ
ーの領域が明確に区分され、ペン15等によってタッチ
入力する際に、2つのキーにまたがって入力してしまう
ような誤操作を防止することができる。特に、各キー間
の隙間部分までタッチした場合には、その隙間部分から
先のタッチ入力をキャンセルするように設定しておけ
ば、誤操作を確実に防止することができる。
【0117】なお、本発明は、前述の実施の形態に限定
されない。例えば、本発明は、前記図1に示す画面タッ
チ式入力装置1に限らず、図15に示すようなより小型
の画面タッチ式入力装置90に適用してもよい。この場
合には、表示領域10が前述の入力装置1に比べて小さ
くなるが、それ以外の選択メニュー11、キー入力領域
12は、前記入力装置1と同じものにでき、同様に操作
することができる。さらに、本体1に蓋体を取付け、こ
の蓋体部分に表示領域10を設け、本体1にキー入力領
域12を設けてもよい。要するに、本発明は、各種の携
帯パソコン、電子手帳、携帯情報端末(PDA)等に広
く適用することができる。
【0118】また、前記実施の形態では、配列切替手段
73を機能させるために、切替キー41〜43および選
択メニュー11を設けていたが、これらのいずれか一方
のみを設けてもよい。また、配列切替手段73は、前述
のように液晶画面3上に表示されたものに限らず、本体
2にボタン式に設けられたものでよい。
【0119】さらに、メインキーエリア20に表示され
る各メインキー21〜35の配列は、前記標準配列やQ
WERTY式の配列に限らない。例えば、母音エリア2
0Aを下段一列に配置し、子音エリア20Bを上中2段
に配置してもよい。また、標準配列や高速配列などにお
いて、母音エリア20Aと子音エリア20Bとを左右逆
にし、各キーの配置順もすべて逆向きにして前記実施例
と対称的に設定してもよい。また、切替キーエリア40
や機能キーエリア50もメインキーエリア20の右側や
上側などに他の場所に配置してもよく、これらの各キー
エリア20、40、50の配置位置等も利用者の利き手
などを考慮して適宜設定すればよい。
【0120】また、タッチ手段としては、ペン15以外
に指先等を利用してもよい。また、画面も液晶画面3に
限らず、CRT画面などを用いてもよい。ここで、ペン
15などのタッチを認識する手段としては、画面種類な
どに応じて静電容量型、光学型、抵抗型等の各種手段が
利用でき、前記タッチ手段もこれら認識手段に応じて適
宜選択すればよい。さらに、各キーをタッチした場合に
は、タッチした各キーが反転表示されてどのキーがタッ
チされたかが容易に把握できるように構成してもよい。
この際、シフト操作を伴う場合のタッチと、通常のタッ
チとで反転表示状態を変えれば、例えば、シフト操作の
場合にはそのキーの上半分のみが反転し、通常操作の場
合にはキーの下半分が反転するようにすれば、よりタッ
チ入力操作が把握しやすいという利点がある。
【0121】さらに、本発明は、シフト入力手段71を
備えずに、配列切替手段73のみを備えていてもよい。
この場合には、各キーには記号等を1つづつしか設定で
きないが、各種キー配列を追加することで対応可能であ
る。
【0122】
【発明の効果】このような本発明の画面タッチ式入力装
置によれば、画面上にキーを表示して文字、数字、記号
などをタッチ式で入力する際に、操作が簡単で素早く入
力することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の画面タッチ式入力装置を
示す斜視図である。
【図2】画面タッチ式入力装置における標準配列のキー
配列を示す平面図である。
【図3】画面タッチ式入力装置におけるキー配列の構成
を示すブロック図である。
【図4】画面タッチ式入力装置における英語配列のキー
配列を示す平面図である。
【図5】画面タッチ式入力装置における数字配列のキー
配列を示す平面図である。
【図6】画面タッチ式入力装置における記号配列のキー
配列を示す平面図である。
【図7】画面タッチ式入力装置における高速配列のキー
配列を示す平面図である。
【図8】画面タッチ式入力装置におけるQWERTY式
英語専用配列のキー配列を示す平面図である。
【図9】画面タッチ式入力装置におけるQWERTY式
日本語専用配列のキー配列を示す平面図である。
【図10】画面タッチ式入力装置の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図11】画面タッチ式入力装置の入力処理手順を示す
フローチャートである。
【図12】画面タッチ式入力装置におけるシフト入力手
段の構成を示すブロック図である。
【図13】クリック式シフト入力手段の機能を説明する
ための説明図である。
【図14】領域区分式シフト入力手段の機能を説明する
ための説明図である。
【図15】本発明の他の実施形態の画面タッチ式入力装
置を示す斜視図である。
【図16】従来のQWERTY配列を説明するために示
した平面図である。
【図17】従来の50音配列を説明するために示した平
面図である。
【符号の説明】
1、90 画面タッチ式入力装置 2 本体 3 液晶画面 4 押しボタン 5 シフトキー 10 表示領域 11 選択メニュー 12 キー入力領域 15 タッチ手段であるペン 20 メインキーエリア 21〜35 メインキー 40 切替キーエリア 41〜43 切替キー 50 機能キーエリア 51〜56 機能キー 60 入力ライン 70 入力制御部 71 シフト入力手段 72 処理制御部 73 配列切替手段 74 キー処理手段 75 機能処理手段 76 出力制御部 81 押しボタン式シフト入力手段 82 クリック式シフト入力手段 83 プレシフト式シフト入力手段 84 領域区分式シフト入力手段 87 タッチ領域判断手段

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面に表示されるキーをタッチ手段によ
    ってタッチして文字、数字、記号などの各種記号コード
    を入力する画面タッチ式入力装置において、前記画面に
    は、上下3段左右5列の15個のメインキーからなるメ
    インキーエリアが設けられているとともに、前記メイン
    キーに表示される記号およびそのキーをタッチした際に
    生成される記号コードの配列を切り替える配列切替手段
    が設けられていることを特徴とする画面タッチ式入力装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画面タッチ式入力装置
    において、前記各メインキーの少なくとも一部のキーを
    シフト状態と非シフト状態の何れかに切り替えるシフト
    入力手段が設けられていることを特徴とする画面タッチ
    式入力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の画面タ
    ッチ式入力装置において、前記画面には、メインキーエ
    リアに隣接してメインキーエリアの15個のメインキー
    を標準配列用から英語配列用に切り替える英語切替キー
    と、標準配列用から数字配列用に切り替える数字切替キ
    ーと、標準配列用から記号配列用に切り替える記号切替
    キーとが表示され、前記配列切替手段は各メインキーの
    配列を各切替キーで選択された配列用に切り替えるよう
    に構成されていることを特徴とする画面タッチ式入力装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の画面タッチ式入力装置
    において、前記メインキーが標準配列用に設定されてい
    る場合には、そのメインキーエリアのうち左右いずれか
    一方である基準側の2列に配置された6個のメインキー
    には、日本語の母音を表すアルファベットである
    「A」、「I」、「U」、「E」、「O」を入力する母
    音キーおよび撥音「ん」を入力する撥音キーがそれぞれ
    設定され、前記メインキーエリアの残り3列に配置され
    た9個のメインキーには前記母音キーと組み合わせて日
    本語の「か」行から「わ」行までの清音「K」、
    「S」、「T」、「N」、「H」、「M」、「Y」、
    「R」、「W」を入力する子音キーが設定されていると
    ともに、前記「K」、「S」、「T」、「N」、
    「H」、「M」、「Y」、「R」、「W」の各シフト状
    態には、「G」、「Z」、「D」、「P」、「B」、促
    音「っ」、句点「、」、読点「。」、長音「ー」を入力
    するキーが設定されていることを特徴とする画面タッチ
    式入力装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4に記載の画面タ
    ッチ式入力装置において、前記メインキーが英語配列用
    に設定されている場合には、そのメインキーエリアのう
    ち左右いずれか一方の基準側の2列に配置された6個の
    メインキーには、「A」、「I」、「U」、「E」、
    「O」、「X」を入力するキーが設定され、前記メイン
    キーエリアの残り3列の9個のメインキーには「K」、
    「S」、「T」、「N」、「H」、「M」、「Y」、
    「R」、「W」を入力するキーが設定されているととも
    に、前記「A」、「I」、「U」、「E」、「O」、
    「X」、「K」、「S」、「T」、「N」、「H」、
    「M」、「Y」、「R」、「W」の各シフト状態には、
    カンマ「,」、ピリオド「.」、アポストロフ
    ィ「’」、ハイフン「−」、「Q」、「J」、「G」、
    「Z」、「D」、「P」、「B」、「L」、「F」、
    「V」、「C」を入力するキーが設定されていることを
    特徴とする画面タッチ式入力装置。
  6. 【請求項6】 請求項3から請求項5のいずれかに記載
    の画面タッチ式入力装置において、前記メインキーが数
    字配列用に設定されている場合には、そのメインキーエ
    リアのうち左右いずれか一方の基準側の3列に配置され
    た9個のメインキーには、数字「1」、数字「2」、数
    字「3」、数字「4」、数字「5」、数字「6」、数字
    「7」、数字「8」、数字「9」を入力するキーが設定
    され、前記メインキーエリアの残り2列の6個のメイン
    キーには記号「+」、記号「−」、記号「×」、記号
    「÷」、記号「.」、記号「=」を入力するキーが設定
    されているとともに、前記「+」、「−」、「×」、
    「÷」、「.」、「=」の各シフト状態には、コロン記
    号「:」、セミコロン記号「;」、パーセント記号
    「%」、記号「/」、カンマ「,」、記号「〜」を入力
    するキーが設定され、さらに前記メインキーエリアに隣
    接して数字「0」を入力するキーが設定されていること
    を特徴とする画面タッチ式入力装置。
  7. 【請求項7】 請求項3から請求項6のいずれかに記載
    の画面タッチ式入力装置において、前記メインキーが記
    号配列用に設定されている場合には、そのメインキーエ
    リアのうち左右いずれか一方の基準側の2列に配置され
    た6個のメインキーには、かっこ記号「「」、かっこ記
    号「」」、かっこ記号「“」、かっこ記号「”」、かっ
    こ記号「(」、かっこ記号「)」を入力するキーが設定
    され、前記メインキーエリアの残り3列の9個のメイン
    キーには、点記号「・」、コロン記号「:」、セミコロ
    ン記号「;」、アスタリスク記号「*」、シャープ記号
    「#」、アンド記号「&」、クエスチョン記号「?」、
    修飾記号「!」、記号「/」を入力するキーが設定され
    ているとともに、前
    記「「」、「」」、「“」、「”」、「(」、「)」、
    「・」、「:」、「;」、「*」、「#」、「&」、
    「?」、「!」、「/」の各シフト状態には、かっこ記
    号「<」、かっこ記号「>」、かっこ記号「‘」、かっこ
    記号「’」、かっこ記号「〔」、かっこ記号「〕」、点
    記号「‥」、点記号「…」、記号「〜」、修飾記号
    「@」、右矢印記号「→」、左矢印記号「←」、ドル記
    号「$」、円記号「¥」、修飾記号「§」を入力するキ
    ーが設定されていることを特徴とする画面タッチ式入力
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれかに記載
    の画面タッチ式入力装置において、前記画面には、前記
    各メインキーを前記標準配列用の他に、高速配列用、Q
    WERTY式英語専用配列用、QWERTY式日本語専
    用配列用に切り替える選択メニューが表示され、前記配
    列切替手段は各メインキーの配列を選択メニューで選択
    された配列用に切り替えるように構成されていることを
    特徴とする画面タッチ式入力装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の画面タッチ式入力装置
    において、前記メインキーが高速配列用に設定されてい
    る場合には、そのメインキーエリアのうち左右いずれか
    一方である基準側の2列に配置された6個のメインキー
    には、日本語の母音を表すアルファベットである
    「A」、「I」、「U」、「E」、「O」を入力する母
    音キーおよび撥音「ん」を入力する撥音キーが設定さ
    れ、前記メインキーエリアの残り3列に配置された9個
    のメインキーには前記母音キーと組み合わせて日本語の
    「か」行から「わ」行までの清音「K」、「S」、
    「T」、「N」、「H」、「M」、「Y」、「R」、
    「W」を入力する子音キーが設定されているとともに、
    母音キー「A」、「I」、「U」、「E」、「O」およ
    び撥音キー「ん」の各シフト状態には、「AI」、「U
    I」、「UU」、「EI」、「OU」、「YUU」を入
    力するキーが設定され、「K」、「S」、「T」、
    「N」、「H」、「M」、「Y」、「R」、「W」の各
    シフト状態には、「G」、「Z」、「D」、「P」、
    「B」、促音「っ」、句点「、」、読点「。」、長音
    「ー」を入力するキーが設定されていることを特徴とす
    る画面タッチ式入力装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の画面タッチ式入力装
    置において、前記画面には、前記メインキーエリアに隣
    接して3つのサブキーが表示され、このサブキーには、
    「つ」、「く」、促音「っ」を入力するキーが設定され
    るとともに、前記「つ」、「く」、「っ」のシフト状態
    には、「ち」、「き」、「YOU」を入力するキーが設
    定されていることを特徴とする画面タッチ式入力装置。
  11. 【請求項11】 請求項9および請求項10に記載の画
    面タッチ式入力装置において、前記シフト入力手段は、
    タッチされたキーの第1シフト状態の記号コードを生成
    する第1シフト入力手段と、タッチされたキーの第2シ
    フト状態の記号コードを生成する第2シフト入力手段と
    を備えるとともに、前記「Y」および「R」のシフト状
    態には、第1シフト状態として句点「、」および読
    点「。」を入力するキーと、第2シフト状態として
    「F」、「V」を入力するキーとが設定されていること
    を特徴とする画面タッチ式入力装置。
  12. 【請求項12】 請求項8から請求項11のいずれかに
    記載の画面タッチ式入力装置において、前記メインキー
    がQWERTY式英語専用配列用に設定されている場合
    には、そのメインキーエリアの上段1列には左側から順
    に「Y」、「U」、「I」、「O」、「P」を入力する
    キーが設定され、中段1列には左側から順に「H」、
    「J」、「K」、「L」、セミコロン「;」を入力する
    キーが設定され、下段1列には左側から「N」、
    「M」、カンマ「,」、ピリオド「.」、記号「/」を入
    力するキーが設定されているとともに、前記「Y」、
    「U」、「I」、「O」、「P」、「H」、「J」、
    「K」、「L」、「;」、「N」、
    「M」、「,」、「.」、「/」の各シフト状態には、
    「Q」、「W」、「E」、「R」、「T」、「A」、
    「S」、「D」、「F」、「G」、「Z」、「X」、
    「C」、「V」、「B」を入力するキーが設定されてい
    ることを特徴とする画面タッチ式入力装置。
  13. 【請求項13】 請求項8から請求項12のいずれかに
    記載の画面タッチ式入力装置において、前記メインキー
    がQWERTY式日本語専用配列用に設定されている場
    合には、そのメインキーエリアの上段1列には左側から
    順に「Y」、「U」、「I」、「O」、「P」を入力す
    るキーが設定され、中段1列には左側から順に「H」、
    「J」、「K」、「L」、長音「ー」を入力するキーが
    設定され、下段1列には左側から「N」、「M」、句点
    「、」、読点「。」、撥音「ん」を入力するキーが設定
    されているとともに、前記「Y」、「U」、「I」、
    「O」、「P」、「H」、「J」、「K」、「L」、
    「ー」、「N」、「M」、「、」、「。」、「ん」の各
    シフト状態には、「Q」、「W」、「E」、「R」、
    「T」、「A」、「S」、「D」、「F」、「G」、
    「Z」、「X」、「C」、「V」、「B」を入力するキ
    ーが設定されていることを特徴とする画面タッチ式入力
    装置。
  14. 【請求項14】 請求項1から請求項13のいずれかに
    記載の画面タッチ式入力装置において、前記画面には、
    前記メインキーエリアに隣接して各種機能を実行するた
    めの複数の機能キーが配置された機能キーエリアが設け
    られていることを特徴とする画面タッチ式入力装置。
  15. 【請求項15】 請求項2から請求項14のいずれかに
    記載の画面タッチ式入力装置において、前記シフト入力
    手段は、前記画面の外に設けられた押しボタンを押しな
    がらタッチ手段でキーがタッチされた場合にはそのキー
    のシフト状態に設定された記号のコードを生成し、押し
    ボタンが押されていない状態でキーがタッチされた場合
    にはそのキーの非シフト状態に設定された記号のコード
    を生成する押しボタン式シフト入力手段で構成されてい
    ることを特徴とする画面タッチ式入力装置。
  16. 【請求項16】 請求項2から請求項14のいずれかに
    記載の画面タッチ式入力装置において、前記シフト入力
    手段は、前記タッチ手段でキーが所定時間内に2回タッ
    チされた場合にはそのキーのシフト状態に設定された記
    号のコードを生成し、前記タッチ手段でキーが所定時間
    内に1回タッチされた場合にはそのキーの非シフト状態
    に設定された記号のコードを生成するクリック式シフト
    入力手段で構成されていることを特徴とする画面タッチ
    式入力装置。
  17. 【請求項17】 請求項2から請求項14のいずれかに
    記載の画面タッチ式入力装置において、前記シフト入力
    手段は、キーの入力モードをシフト状態および非シフト
    状態に切り替えるシフトキーを備え、シフトキーでシフ
    ト状態に設定されている場合にタッチ手段でキーがタッ
    チされた場合にはそのキーのシフト状態に設定された記
    号のコードを生成し、シフトキーで非シフト状態に設定
    されている場合にタッチ手段でキーがタッチされた場合
    にはそのキーの非シフト状態に設定された記号のコード
    を生成するプレシフト式シフト入力手段で構成されてい
    ることを特徴とする画面タッチ式入力装置。
  18. 【請求項18】 請求項2から請求項14のいずれかに
    記載の画面タッチ式入力装置において、前記シフト入力
    手段は、シフト領域および非シフト領域に区分された各
    キー領域がタッチされたかを判断するタッチ領域判断手
    段を備え、タッチ領域判断手段でシフト領域がタッチさ
    れたと判断された場合にはそのキーのシフト状態に設定
    された記号のコードを生成し、タッチ領域判断手段で非
    シフト領域がタッチされたと判断された場合にはそのキ
    ーの非シフト状態に設定された記号のコードを生成する
    領域区分式シフト入力手段で構成されていることを特徴
    とする画面タッチ式入力装置。
  19. 【請求項19】 請求項1から請求項18のいずれかに
    記載の画面タッチ式入力装置において、前記タッチ手段
    は、ペンにより構成されていることを特徴とする画面タ
    ッチ式入力装置。
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