JP2012093922A - 駐輪場を利用したレンタルサイクルシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】既存の駐輪場を活用して運営するレンタルサイクルシステムにおいて、既存の管理システムを覆うように外部から駐輪場内の駐輪装置を制御し、新たな駐輪装置を設けるコストを軽減してレンタルサイクルシステムを開業し、拡張することが出来るシステムを提供する。
【解決手段】サービスホスト1001と、サービスホスト1001と直接通信する外部通信部1003が設けられた既存駐輪場管理システム1002と、駐輪場1004と、駐輪装置に駐輪するレンタルサイクル1005と、駐輪場内に設けられた申込手段および車両検知手段とサービスホスト1001とを通信接続する連絡手段1006とから構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子ロックを有する駐輪装置を備えた駐輪場を利用してレンタルサイクルサービスを運営するためのシステム、特に既存の駐輪場の駐輪装置を活用してレンタルサイクルサービスを運営するシステムに関するものである。
都市部の交通手段として自転車が注目されている。しかしながら、駅前の放置自転車や大量に溢れる路上駐輪の問題が発生しており、このような問題を発生させない自転車の利用として、レンタルサイクルの活用が提案されている。
そうした提案の技術の1つに、特許文献1に開示されたシステムがある。このシステムは、地域において、特定ブロック毎にレンタル自転車の駐輪場を設け、これら駐輪場間は一方の駐輪場で駆り出したレンタル自転車を他方の駐輪場で乗り捨てることを可能とし、また、中央管理センターを設け、各駐輪場でのレンタル自転車の出入り情報をこの中央管理センターに集め、レンタルサービスを運営することを特徴とする。
特開2002−15370
このようなサービスエリアに駐輪場を設ける方式は、フランスのパリ市において実際に運営されており、米国の都市などにおいても採用されているものであるが、サービスを市民の交通手段として十分に機能するためには、都市内のブロック毎に数十台規模の駐輪場を設ける必要があり、レンタルサイクルサービスを導入し、サービスエリアを広げていく場合に大きな負担となり、ネックとなっている。
既存の駐輪場の設備を有効活用することにより、新たな駐輪設備を用意する負担を軽くして、レンタルサイクルサービスの導入およびサービスエリアの拡充を容易にするシステムを提供することが本願発明の課題である。
また、都市部に分散して存在する駐輪場においてレンタルサイクルサービスを展開する場合、出車した駐輪場と異なる場所にある駐輪場に入車させる必要が発生するものである。駐輪場の既存システムでは、駐輪場間でのレンタル出車および返却出車した場合に、同一のサービスに係る動作として認識できない問題があった。
さらには、レンタルサイクルを借りたユーザが返却すべき駐輪場もしくは空き状態の駐輪装置を探すことが出来ないことや、ユーザが希望する場所や時間にレンタルサイクルを確保することができないことによる不便をきたすことがあり、課題となっていた。
本発明は、上述課題を解決するため次の構成を採用する。
請求項1に記載の発明は、電子ロックを有する駐輪装置を備える既存の駐輪場を複数利用して、それら複数間で同一レンタルサイクルを移動自在に駐輪させて、該電子ロックされたレンタルサイクルをレンタル契約が成立したユーザにのみ該電子ロックを開錠してレンタルサイクルサービスをユーザに提供するためのコンピュータシステムであって、
1)前記ユーザの個人データと前記サービスに供するレンタルサイクルの車両データと前記サービスに利用する駐輪装置の装置データとを格納するデータ格納手段と、
前記駐輪場の既存システムに管理された電子ロックもしくは電子ロックを管理するポストステーションと直接通信して、レンタルに係るサービスの必要に応じて特定する駐輪装置の電子ロックを前記既存システムの管理の外から制御する外部制御手段とを有するサービスホストと、
2)ユーザの申込動作を検知するために利用対象とする駐輪場に設置する、
ユーザ側RFIDタグと通信してユーザIDを読み取る第1の読取手段を含む申込手段と、
3)レンタルサイクルの入車もしくは出車を検知するために前記駐輪場の駐輪装置毎に設置する、
車両側RFIDタグと通信して車両IDを読み取る第2の読取手段を含む車両検知手段と、
4)前記申込手段および前記車両検知手段と場内通信する機能と前記サービスホストと広域通信機能を有する連絡手段、
という構成手段を含むものであって、
前記連絡手段はさらに、前記申込動作が検知されたとき該申込動作に係る車両ID、駐輪装置を指定する情報そしてユーザIDを含むサービス依頼情報を生成し、前記サービスホストへ送信する機能と、前記入車もしくは出車が検知されたとき該入車もしくは出車に係る車両IDおよび駐輪装置を特定する情報を含む入出車情報を生成し、前記サービスホストへ送信する機能を有し、
前記サービスホストはさらに、
ア)前記サービス依頼情報を受信し、該サービス依頼情報を構成する情報を前記データ格納手段に格納されたデータと照合し、レンタルの可否を判定する機能と、
イ)前記入出車情報を受信し、該入出車に係る時刻,車両ID,ユーザID,駐輪機を特定する情報を含むサービス管理データを生成し、前記データ格納手段に格納する機能と、
ウ)前記入出車に係る時刻の前後関係の比較、前記車両IDの一致を行うことにより、同一のサービスに係るサービス管理データを認識する機能と
を含むことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1項記載のシステムにおいて、前記サービスホストの構成手段にさらに、前記同一のサービスと認識されたサービス管理データに予め設定した演算を実行してレンタル料を計算し、予め設定した課金処理を実行する課金手段を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2項記載のシステムにおいて、前記個人データは、データ項目として預かり金、ユーザに発行する有価ポイントあるいは請求金額に係る課金項目を有するものであって、前記課金処理において課金項目にレンタル料に相当する値を加算もしくは減算するものであることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1項記載のシステムにおいて、前記サービスに利用する駐輪装置の装置データは、そのデータ項目として駐輪可能な空状態か駐輪不可の満状態かを示す空満状態項目と駐輪装置の所在を特定する位置情報を含むものであって、前記サービスホストの構成手段はさらに、ユーザ側情報端末から予め設定されたフォーマットで送信された位置に関する条件を含む要求に応じて空き状態の駐輪装置を前記データ格納手段から抽出し、検索結果の駐輪装置を特定する情報を前記ユーザ側情報端末において表示するための予め設定したデータフォーマットで返答送信する検索手段を有するものであることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4項記載のシステムにおいて、前記ユーザ側情報端末に表示された駐輪装置を特定する情報は、前記ユーザが該ユーザ側情報端末に設けられた入力デバイスを操作することにより選択可能に構成されたものであり、
さらに該入力デバイスによる予め設定した操作を加えることにより、該選択に係る駐輪装置を特定する情報とユーザIDを含む予約データを生成し、前記データ格納手段に登録し、該予約に係る駐輪装置の電子ロックを施錠制御し、該予約に係るユーザの個人認証によって開錠制御する予約手段を前記サービスホストはその構成手段として含むものであることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5いずれかに記載のシステムにおいて、
前記ユーザが出車を希望する駐輪装置、希望時間およびユーザIDを含む出車予約情報の入力を受信して、前記希望駐輪装置について前記希望時間を基準に所定の演算により設定した出車予約時間帯において、前記出車予約情報に係るユーザの個人認証によってのみ開錠するように電子ロックを制御する出車予約手段を含むことを特徴とする。
請求項7の発明は、前記請求項6記載のシステムにおいて、
前記出車予約時間帯を基準に予め設定した時刻において前記希望駐輪装置にレンタルサイクルの駐輪が前記車両検知手段によって検知されない場合、レンタル車両の不在をレンタルシステム管理者へ予め設定した方法で通知する通知手段を有することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項5乃至7いずれかに記載のシステムにおいて、
前記入車予約または出車予約に係るユーザの個人認証は、入車または出車しようとするユーザのユーザ側RFIDタグと通信しての前記第1の読取手段が読み取ったユーザIDと前記予約データに含まれるユーザIDとの照合によって実行されることを特徴とする。
以上のような構成のシステムを既存の駐輪場に被せるように適用することにより、既存の駐輪場を利用してレンタルサイクルサービスを行うことが可能となり、新たな駐輪設備を用意する負担を軽くして、レンタルサイクルサービスの導入およびサービスエリアの拡充を容易にする効果がある。
レンタルサイクルサービスシステムを適用した駐輪場間で出車と返却入車がなされた場合においても、入出車情報をサービスホストが管理することにより、返却処理や課金処理を行うことを実現できる効果がある。又、レンタルサイクルを借りたユーザが返却すべき駐輪場もしくは空き状態の駐輪装置を探すための検索ポータルを検索手段によってユーザに提供することができ、さらには、ユーザが探した空き駐輪装置に対して予約して、返却先を確保することができるので、ユーザにとって利便性を向上させる効果がある。
シティサイクルシステムの概略構成を示すブロック図 既存システムの内部構成 駐輪場の構成例 駐輪場の構成例 通信参照テーブル サービスホストの内部構成 レンタルサイクルの貸出、返却そして課金の処理における動作のフロー サービス依頼情報のデータ構造 個人データの構造 車輛データの構造 開錠依頼のためのコマンドの構造 駐輪装置データの構造 サービス管理データの構成 駐輪装置の検索および入車予約のフローチャート 検索依頼のブラウザ画面 検索結果表示された駐輪装置のリスト 予約依頼画面 予約依頼情報 予約確認画面 出車予約のフローチャート 指定入力画面 予約依頼情報の一例 確認画面
以下、本発明の具体例につき図面を用いて説明する。
(システムの概略構成)
図1は、本発明による方法を利用したシティサイクルシステムの概略構成を示すブロック図である。本システムは、サービスホスト1001と、サービスホストと直接通信する外部通信部1003が設けられた存駐輪場管理システム1002と、駐輪場1004と、ここでは図示されない駐輪装置に駐輪するレンタルサイクル1005と、ここでは図示されない駐輪場内に設けられた申込手段および車両検知手段とサービスホスト1001とを通信接続する連絡手段1006とから構成される。
(サービスホスト)
サービスホスト1001は、外部通信部1003や連絡手段1006を介して、レンタルサイクルサービスを運営するのに必要な情報の収集と、駐輪装置の電子ロックの制御と、情報端末を利用してアクセスしてきたユーザからの要求に応じて駐輪装置に関する情報の検索、空き駐輪装置の入車予約、あるいは出車予約のサービスとを所定のプログラムを実行し、各種センサーやユーザ側通信端末等と協働して実現するホストコンピュータである。サービスホストを構成する各部の動作の詳細については、後で説明する。
(既存システム)
図2は、既存システムの内部構成を示したブロック図である。
既存駐輪場管理システム1002内において、管理センター2001と管理する駐輪場1004毎に駐輪場に隣接して設置するポストステーション2002という構成である。
ここで示すものは一般的に採用されている既存システムの構成である。すなわち、管理センター2001は、各駐輪装置の空満状態やポストステーションの動作状態を定期的に管理し、駐輪場の異常時に管理者に通知するものであり、ポストステーションは駐輪場の利用に際する開錠、施錠などのリアルタイム制御を行うものである。
通信の遅延等による障害を避けるためポストステーションは、駐輪場毎に駐輪場に近接して設置されるのが通常である。
外部通信部1003は、リアルタイム制御を受け持つポストステーション2002毎に本サービスシステムのために追加的に設置された通信ソケットである。通信ソケットは、ポストステーション内にハード的に付加する通信装置とし、ネットワークを介してサービスホスト1001に接続する方式を採用するものとする。
尚、本発明の通信ソケットは、ここで採用する方式に限定されるものではなく、ポストステーションの制御プログラムにサービスホスト1001との通信部を追加的に書き込み、既存システムの物理的回線を介してサービスホストと接続させる方式を採用することもできる。
(駐輪場の構成)
図3および図4は、本発明のために各種手段が付加された駐輪場1004の構成例を示したものである。
図3の構成例においては、ポストステーション2002と通信接続する場内回線3001を備え、第2の読取手段であるRFIDリーダー3003を備えた駐輪装置3002が接続している。車両側RFIDタグ3004は、レンタルサイクル1005に付加されており、駐輪動作により駐輪位置に固定されると、RFIDリーダー3003の通信射程に入るように設けられている。
ここで場内回線3001は、イーサネットワークを採用するものとするが、本発明における場内回線として無線LANなど適宜通信手段を適宜採用可能である。
また、レンタルサイクルへのRFIDタグ3004の取付や駐輪装置へのRFIDリーダー3003の取付についての位置および固定方法は、本図面に示されるものに限定されるものではなく、駐輪装置の脇に並行するようにRFIDリーダーを設ける方法でもよい。また、レンタルサイクルにおいては、フロントフォーク部やシートパイプ部にRFIDタグを取り付けるなどRFIDの通信範囲において既知の方法を適宜採用することが可能である。
上述の場内回線3001には、さらに指定入力デバイス3006と一体となって申込手段を構成する第1の読取手段であるユーザ用RFIDリーダー3005が通信接続している。この態様での申込動作は、レンタルサイクルのユーザ3007がみずからのユーザ側RFIDタグ3008をRFIDリーダーの通信範囲に入れることにより読み取らせ、指定入力デバイス3006からレンタルを望むレンタサイクルを指定入力することによって、レンタルサービスの申込を行うものである。
ここで指定入力デバイスとして図で示されるような駐輪装置もしくは管理下のレンタルサイクルを表示する表示装置と、キーボードもしくは指定ボタンから構成されるコンピュータ装置だけでなく、駐輪装置毎に入力デバイスを設ける構成とし、ユーザ側RFIDタグを読み取らせてまずユーザ認証を完了させ、認証が成立した場合に入力デバイスによるレンタルサイクル指定入力を有効化し、受け付ける方式であってもよい。このような方式では駐輪装置もしくはレンタルサイクルを表示する必要が無いので、表示装置は不要となり、アクションを加えることで動作する押し下げスイッチなどを指定入力デバイスとして採用可能である。
図4の構成例においては、既存の駐輪場管理システムの場内回線4001と物理的にも分離した形態のサービスシステム専用の場内回線4002を設ける方式であり、駐輪場内に既存の駐輪場管理システムとの関係で図3の場合より独立性の高いセンサネットワークを、車両検知用のRFIDリーダー4004およびユーザ用RFIDリーダー4006と協働して、構成するものである。第2の読取手段であるRFIDリーダー4004は、駐輪装置4003とは接続しない。車両側RFIDタグ4005は、レンタルサイクル1005に付加されており、駐輪動作により駐輪位置に固定されると、RFIDリーダー4004の通信射程に入るように設けられている。ここでは、ユーザ用RFIDリーダー4006が駐輪装置4003に1台ごとに対応して設けられており、ユーザ4007によるユーザ側RFIDタグ4008を読み取らせることにより、ユーザがレンタルを希望するレンタルサイクルを当該読取に係る駐輪装置に駐輪したレンタルサイクルを指定したものとするため、第1の読取手段であるユーザ用RFIDリーダーによる検知だけで足りており、申込手段を構成するために指定入力デバイスを別途設けることが不要である。申込動作は、ユーザ側RFIDタグを所望のレンタルサイクルに対応するユーザ用RFIDリーダーに近付けて読取範囲に入れるだけで完了する。
図3及び図4において、駐輪装置は連絡手段1006との直接の接続がないが、本発明の
構成として、駐輪装置と直接接続させる構成を取ることも可能である。この場合、ここでは特に図示していない駐輪装置の電子ロックを、連絡手段を介して、サービスホスト1001が直接に外部から制御できることになるので、先に述べた外部通信部1003の機能を連絡手段が兼ねることになるので、ポストステーションへの通信ソケットを設ける必要がなくなる。
また、RFIDタグは、ラベル形、カード形、コイン形、スティック形等形状のもの、あるいは携帯電話等の情報端末に組み込んだものなど既知の方法がすでに提案されており、それらの形態を適宜採用可能である。
(外部制御)
以上述べたように外部通信部1003は、物理的な通信経路やソフト的な通信制御を様々な構成として採用することができる。通常は外部からの制御に対して物理的又はソフト的にブロックされている既存駐輪場をいわば透過的に通信接続して、外部システムであるサービスホストによって制御するものである。
サービスホストは、上記透過性を確保するために、レンタルサービスに活用する駐輪装置毎に、図5に示すような駐輪装置を特定する装置ID5001、通信接続するためのIPアドレスや一つのIPアドレス管理下の内部アドレスとして指定された個別の駐輪装置の論理番号などの宛先5002、セキュリティを確保した通信のための暗号鍵5003を格納した通信参照テーブルを備えるものであって、このテーブルに格納された通信手順に係る情報を参照して、既存システムの外からレンタルサービスに必要な電子ロックの開錠・施錠の制御を行うことができる。
(連絡手段)
連絡手段1006は、図3の形態においては駐輪場の場内回線3001と、図4の形態においてはサービスシステム専用の場内回線4002に接続する機能ブロックで示されている。しかしながら、連絡手段は、このようなブロックで容易にイメージされるような1つのデバイスではなく、後述する情報収集、連絡情報の生成、サービスホストへの情報送信を司る演算装置およびメモリ等、演算装置で実行可能に格納したソフトプログラム、ユーザ側RFIDタグや入出車に係る車両側RFIDタグまでの場内回線、そしてサービスホストと接続する広域回線の全体として概念されるブロックである。そして、場内回線に接続した上記センサーとしてのRFIDリーダーや指定入力デバイスから情報収集する一種のセンサネットワークとして機能する。
上記演算装置およびメモリ等のロケーションとしては、上記RFIDリーダー毎に設置する分散制御する方式でも、センサネットワークのいずれかのロケーションに設置して、集中制御する方式でも採用可能であり、コストや物理的設置場所の確保の観点から適宜採用可能である。
尚、上記の広域回線は、図面上は既存の駐輪場管理システムに属するポストステーション2002を経由する通信経路とは完全に分離された経路として記載しているが、物理的回線を共有して、既存の駐輪場管理システムを透過してサービスホストと通信接続させる方式を採用することも可能である。
(サービスホストの内部構成)
図6はサービスホスト1001の内部構成図である。
以下に示す各部は、予め用意されたプログラムをモニター、キーボード、マウス等のインターフェースを備えたパーソナルコンピュータやワークステーション等の特に図示しないコンピュータで実行し、各種デバイスを制御することにより実現される。また、これらのプログラムは、たとえばハードディスク、USBメモリ、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出され、システムの運営者が操作することによって実行される。
サービスホストは、通信部6001、レンタル可否判定部6002、外部制御部6003、サービス管理情報記録部6004、課金部6005、データ格納部6006、データ更新部6007、検索部6008、入車予約部6009、予約ユーザ認証部6010そして出車予約部6011という構成である。
データ格納部6006には、本発明のレンタルサービスを利用するため登録したユーザの個人データ、レンタルサイクルの車両データ、駐輪装置の装置データ、レンタルサービスに係る貸出や返却入車を記録したサービス管理データを含む各種データを格納されている。
ここで図示の便宜上、各部が1つの物理的場所を有するセンターに集中した態様で記載されているが、物理的位置を分散させて構成してもよく、物理的に場所とは別に各部にはネットワーク上のアドレスを割り当てて、バーチャル的には分離したポータルサイトとして構成してもよい。
以下、レンタルサービス動作の概要を示したフローチャートに従って、本発明のサービスホストの動作について説明しつつ、合わせて取り扱うデータの構造についても述べることとする。
(申込ステップ)
図7は、本発明のレンタルサービスに係るレンタルサイクルの貸出、返却そして課金の処理における動作を示したフローチャートである。
申込ステップ7001において、本発明のサービスシステムで活用する既存駐輪場に来場したユーザからの申込が行われる。申込動作は、予めサービスシステムに登録したユーザが所有するユーザ側RFIDタグを第1の読取手段を構成するユーザ側RFIDリーダーへ接近させて読み取らせる動作を含むものであり、前述の図3及び図4において例示したように、駐輪場に設けるシステム機材の構成に応じて適宜定められるものである。
(サービス情報生成ステップ)
サービス依頼情報生成ステップ7002において、連絡手段1006を構成する特に図示しない演算装置の動作によって、上記申込動作によって読み取られたユーザID、駐輪場の構成に応じて定められた動作またはユーザ用RFIDリーダーとの対応関係により指定されるレンタルサイクルの車両IDおよび駐輪装置の装置IDを構成要素に含むサービス依頼情報の生成が実行される。
(サービス依頼情報の構造)
図8は、サービス依頼情報のデータ構造を示した概念図である。8001は、レンタル申込に係る駐輪装置を特定する宛先として、ポストステーションのIPアドレス(Internet Protocol Adress)と、ポストステーションの管理下における駐輪装置の論理番号を登録する方式を採用した場合のサービス依頼情報の構造を示したものである。レンタル依頼をするユーザを特定するため予め登録してユーザに発行したユーザID、レンタルサイクルを特定するために発行した車両ID、ポストステーションのIPアドレス、ポストステーションにおける駐輪装置の論理番号という構造である。
ここでユーザIDは、RFIDタグに書きこんでユーザ登録したユーザに対して発行するものであり、車両IDはレンタルサイクル1005の所定の位置に固定もしくは内蔵されるRFIDタグ(図3における3004または図4における4005)に書き込まれたID情報である。
前述の通信参照テーブルによりサービスホスト1001は、サービス依頼情報に係る駐輪装置を特定することができ、既存の駐車場管理システムのポストステーションに対して特定した駐輪装置の電子ロックを指定した制御コマンドを発信して、この既存システムの外部から駐輪装置の動作を制御することができる。
本発明のサービス依頼情報の構成は、上記に限られるものではない。例えば、申込に係る駐輪装置を特定する宛先としてMACアドレスを採用することも可能である。8002で示す様に、レンタル依頼をするユーザを特定するため予め登録してユーザに発行したユーザID、レンタルサイクルを特定するために発行した車両ID、そして駐輪装置をユニークに特定する駐輪装置のMACアドレスという構造も可能である。駐輪装置のMACアドレスは、駐輪装置の電子ロックを制御するための制御信号を受信するための受信装置に振られたユニークコードである。
また、上記通信参照テーブルに宛先を登録する方式に限らず、予め駐輪装置毎に宛先をデータ格納手段の駐輪装置データに登録しておくことによって、レンタル申込に係る駐輪装置を特定するために参照する方式も採用できる。
さらには、駐輪装置を特定する情報として一つのIPアドレスを充てる方式であってもよく、通信リソースや通信制御すべき駐輪装置の分布やポストステーションが制御する駐輪装置の数を考慮して適宜定めることが可能であるが、本実施例においては、8001で示したポストステーションのIPアドレスと論理番号によって駐輪装置を特定する方式を中心に説明を進める。
サービス依頼情報発信ステップ7003において、連絡手段が前述の通信参照テーブルを用いて予め設定した通信手順により上記生成されたサービス依頼情報をサービスホスト1001へ送信される。サービスホストの通信部6001では、送信内容からサービス依頼情報を抽出する。
認証ステップ7004において、レンタル可否判定部6002は所定の判断手順を上記抽出されたサービス依頼情報に対して実行し、ユーザおよびレンタルサイクルについてレンタルが可能かどうかの判定が行う。
ここで判断手順は、受信したサービス依頼情報に含まれるユーザIDおよび車両IDをキーとしてデータ格納部6006に格納された当該IDに対応する個人データおよび車両データを呼び出して、所定の項目をチェックし、予め設定した許可条件を満たしている場合に「レンタル可能」の判断をおこない、満たしていない場合には「レンタル不可」と判定され終了となる。
図9は個人データの構造を示したものであるが、ユーザに係るレンタルの許可条件は、受信したユーザIDに係るユーザデータがデータ格納部に格納されていること、該当するユーザID9001のデータが存在する場合において「前払い額」項目9003の値が予め設定した数値以上であること、あるいは以前にレンタルサービスを利用したときに車両の破損等のトラブルがあってレンタルサービスを受けられないことを示す事故フラグ9004が有効となっているかなど適宜定めればよいものである。
図10は車輛データの構造を示したものであるが、受信した車両IDに係る車両データの存在の有無、車両ID10001のレンタルサイクルの破損などを示す「車両状態」項目10002を参照し、「故障」等の状態であるときに「レンタル不可」とするといった判定、あるいはレンタルの許可に関する「許可フラグ」項目10004の値が「0」の場合は許可しないといった判定を認証のプロセスに採用可能である。
本願発明に係るサービスホストのレンタル可否判定部6002は、データ格納部6006に格納するユーザやレンタルサイクルに係るデータのデータ項目をレンタルサービスの運営の必要に応じて適宜構成し、構成されたデータ項目の値について予め許可条件を設定することにより、既存駐輪場のユーザなど様々な人々が出入するスペースにおいて、レンタルサービスの運営を円滑に運営することができるように構成することを可能とする効果がある。
レンタル可能と判定された場合、開錠処理ステップ7005において、外部制御部6003が、レンタル依頼情報に含まれるレンタル申込に係る駐輪装置を特定する情報とデータ格納部6006に格納した駐輪装置データとを照合して、レンタル申込に係る駐輪装置のロック解除を依頼するコマンドを生成し、このコマンドを通信部6001の制御によって電子ロックを制御するポストステーション又はレンタルに係る駐輪装置の電子ロックを宛先として送信する。ここで宛先はサービス依頼情報に含まれる宛先情報を利用する構成も可能であるが、サービス依頼情報に含まれる駐輪装置を特定する情報が装置IDなど通信の宛先に直接使えない項目とした場合もあり、データ格納部6006に格納された通信参照テーブルを参照する構成とする。
図11は、開錠依頼のためのコマンドの構造を示したものである。送信宛先となるポストステーションのIPアドレス11001とポストステーションと識別するステーションID11002、駐輪装置を管理するための論理番号11003、そして開錠動作を許可するかどうかの判断情報である許可・停止情報11004を採用しており、前述の通信参照テーブルを参照して、通信の宛先、必要な場合には暗号鍵を取得し、通信相手先にマッチした通信を可能とし、当該駐輪装置を管理する既存システムとは別個のいわば外部から既存システムを覆うように、レンタルサービスの対象とする駐輪装置を制御することが出来る。
図12は、データ格納手段6006に格納された駐輪装置データの構造を示したものである。駐輪装置を識別するための装置ID12001、当該駐輪装置が存する駐輪場を特定する駐輪場ID12002、ポストステーションのIPアドレス12003、駐輪装置の論理番号12004、駐輪装置のMACアドレス12005、駐輪装置の位置情報12006、空満情報12007、入車予約情報12008、そして出車予約情報12009という構成である。空満情報は、駐輪装置が空きか駐輪車がある「満」かという利用状態を示す情報であり、予約情報は後で説明するユーザの返却入車を予約に係る情報で、予約の有無を示すものである。上記のサービス依頼情報に含まれる装置IDをキーに開錠依頼の対象とする駐輪装置を特定する情報を抽出することもできる構造となっており、通信参照テーブルに格納された項目をすべて含ませることで、このテーブルの機能を兼ねてしまうこともできる。
上記の通り生成された開錠依頼のコマンドは、通信部6001によりヘッダーにIPアドレスを付加したパケットとの形で対象とするポストステーションに送信され、受信したポストステーションが開錠依頼信号に含まれる論理番号を参照して、該当する駐輪装置の電子ロックを開錠制御することにより、外部制御が実行されるものである。
(出車記録処理)
出車記録処理ステップ7006は、外部制御による開錠された駐輪装置からユーザがレンタルサイクル1005を出車することにより車両側RFIDタグが、第2の読取手段であるRFIDリーダーの通信範囲外にでて、車両IDの受信が途絶えたことを検知した連絡手段1006からの通知により起動するサービスホストのサービス管理情報記録部6004の動作である。通知信号は当該駐輪装置を特定する情報、受信が途絶えた車両IDおよび出車時刻を含むものである。
すなわち、車両IDの受信が途絶えた時刻をサービスシステム内のタイマーから読み取って、出車時刻とし、当該サービスを特定するユニークコードであるサービスIDを生成し、サービス依頼情報に含まれるユーザID、車両IDおよび駐輪機を特定する情報からサーブス管理データを構成し、データ格納手段6006に格納する。
ここで第2の読取手段であるRFIDリーダーは、車両IDの検知状態から非検知への通信状態変化があると、連絡手段1006に通知する構成としておくものとし、その通知のときにシステム内のタイマーから取得した時刻をもって出車時刻としてサービス運用をしてもよい
(入車記録処理)
次は、入車記録処理ステップ7007である。レンタルしたユーザがレンタルサイクルをレンタルサービスが運用されている駐輪場の駐輪装置へ入車すると、当該駐輪装置に係る第2の読取手段であるRFIDリーダーがその検知範囲に入った車両側RFIDタグと通信し、車両IDを取得し、システム内のタイマーから読み取った時刻とともに連絡手段1006の動作によってサービスホストへ送信する。
サービスホストのサービス管理記録部6004は、受信した入車信号に含まれる車両IDから対応する出車記録に係るサービス管理記録データを参照し、サービスIDを抽出し、サービスを特定し、返却入車に係るサービス管理データを作成し、データ格納手段に格納する
図13は、データ格納手段に格納されたサービス管理データの構成を示した概念図である。サービスID13001、入出の区別13002、時刻13003、車両ID13004、ユーザID13005、そして駐輪装置を特定する情報としての装置ID13006という構成である。格納されたデータの例として示した13007と13008とは、同一のサービスID「s1」を示しているが、これは入出車の区別「出車」である貸出に係れるサービス管理情報と、その出車に対応する返却入車に係るデータを示したものであり、同一のサービスとして扱うものとする構成である。
(課金処理)
課金処理ステップ7008において、先に生成したサービス管理データを参照し、予め設定したレンタル料計算プロセスを実行し、該当するユーザのユーザデータの課金関連項目に予め設定した加算もしくは減算の処理を行い、データ更新部6007の動作によりサービス管理データの記録および駐輪装置データの更新を行い、終了する。
レンタル料計算プロセスとしては、入車時刻と出車時刻との差をとってレンタル利用時間と定義し、単に時間当たりの料金を設定し、積算する方式を採用するものとするが、入車に係る駐輪装置毎に予め設定した料金区分を設定し、出車に係る駐輪装置と料金区分のテーブルを用意しておき、該テーブルを参照して料金を設定する方式であってもよい。この場合の区分は、予め算出しておいた各駐輪装置同士の距離によって定める方式、該当する装置の駐輪場の空満情報によって定める方式など適宜採用可能である。
(検索・入車予約処理)
図14は、本発明の実施例に関する検索および駐輪装置の入車予約に関する処理を示したフローチャートである。ユーザが所有するブラウザ機能付き携帯電話など通信機能及び表示機能を有するユーザ側通信端末を操作して、サービスホストの検索部6008と入車予約手段6009よって実装される検索予約ポータルにアクセスすることにより行われる処理である。
アクセスステップ14001において、レンタルユーザもしくはレンタルを希望するユーザからユーザ側通信端末から本サービスの検索予約ポータルのURL(Uniform Resource Locator)を指定して通信開始することによりアクセスが行われる。
検索依頼ステップ14002において、まずユーザのアクセスに応答してユーザ側通信端末に表示したブラウザ画面において、サービスホストの検索部6008よるユーザが入車を希望する場所に関する位置情報の取得が行われる。
図15のそのブラウザ画面の一例である。
この画面では、選択したランドマークの近辺の駐輪装置を検索する方式と、ユーザ側の通信端末のGPS機能を利用する方式の2つの検索方式をユーザが選択できるようになっている。
ボタン15001は、目的地入力選択のチェックボタンである。ボタンにクリック等のアクションを加え、反転表示させた状態でポインティングデバイスにより入力欄15002に表示されたボタンに所定のアクションを加えて開いたリストボックス15003から運営者が設定したランドマーク名を選択入力することができる。
目的地については、特に図示しない位置情報テーブルをデータ格納手段6006に設ける。図12に示す駐輪装置データの位置項目12006に格納された位置情報と比較して、両者の距離、予め設定した位置範囲を特定する地域エリアにあるかどうかといったことを基準に抽出対象かどうかを判断することにより検索を実行することができる。15004は、ランドマーク名の選択による検索実行をユーザがサービスホストに検索依頼するための実行ボタンであり、ボタンにリンクづけられた通信動作により、検索依頼信号とともに検索のキーとなるランドマークを特定する情報を送信し、検索部6008が前述のように予め設定した検索動作を実行し、検索結果をユーザ側端末で表示するため予め定めたフォーマットに変換してユーザ側通信端末へ、応答送信する。
また、チェックボタン15005をチェックして、ユーザ側通信端末のGPS機能の使用を許可ボタン15006にアクションを加えた上で、検索実行ボタン15007にアクションを加える方式では、予め設定したGPS機能制御プログラムを実行しGPS情報を取得した上で、検索依頼信号とともに検索のキーとなるGPS情報を送信し、検索部6008が予め設定した検索動作を実行し、上と同様に応答送信する。
検索依頼ステップ14002で採用可能な検索方式は、駐輪装置データの位置情報を元にツリー構造にリスト化して駐輪装置群を表示したアイコンの階層構造をユーザが選択して絞り込んでいく方式やユーザ側通信端末に地図を表示してポインティングデバイスによって位置を指定する方式など既知の検索方式を適宜採用可能である。
検索結果表示ステップ14003において、検索部6008から応答送信されたデータを予め設定したフォーマットに従って、ユーザ側通信端末に表示する。図16は、検索結果表示された駐輪装置のリストの一例である。ブラウザ画面16000において、16001は、前述のように予め設定した位置の範囲について設定したランドマーク名であって、ランドマーク毎にその位置の範囲、その位置の範囲にある駐輪場を登録した位置情報テーブルをデータ格納手段6006に設けておくことにより、ランドマーク名を直接入力しないGPS情報を使った検索方式においても、検索結果の表示に採用することができる。
16002は、駐輪場の名称である。予め駐輪場のポストステーション毎にその管理する駐輪場の表示名称を登録した駐輪場名称テーブルを作成し、データ格納手段に格納しておくことにより、検索でヒットした駐輪装置に係るポストステーションを特定する情報(図10であれば、IPアドレス)と表示名称とを対応付けしておくことにより、このような表示ができる。
16003は、現在空き状態にあり利用可能な駐輪装置の番号であり、現実の駐輪場において視認される駐輪場番号の表示と、駐輪装置データに登録された論理番号とが異なっている場合は、表示用の番号と駐輪装置データとをリンクするための駐輪装置名称テーブルを作成し、データ格納手段6006に格納しておき、これを参照して検索結果画面の表示を作成すればよい。
予約申し込みステップ14004について説明する。前述の表示における駐輪装置の番号16003は、ユーザがクリック等の所定のアクションを加えることにより選択可能な表示データとして構成されている。選択の状態で予約ボタン16004にアクションを加えることにより、このボタン表示にリンクされていた予約依頼の動作、例えば、図17に示すような予約依頼画面17000がユーザ側端末に表示される。ユーザID入力欄17002にユーザ自身がユーザIDを入力し、送信ボタン17003にアクションを加えることにより、当該予約に係る駐輪装置を特定する情報を含む予約依頼情報が生成され、サービスホストの入車予約部6009に送信される。図18は、予約依頼情報の一例である。駐輪装置の装置ID18001、ユーザID18002、依頼の種別18003、依頼時刻16004という構成である。依頼の種別は、予約依頼情報を受信した入車予約部4009に対して予め設定した入車予約又は出車予約を判別するコードである。また、依頼時刻は予約依頼情報を受信したときにサービスシステム内のタイマーから取得した時刻である。
ここではユーザIDをユーザ自身が入力する方式であるが、ユーザ側通信端末でユーザのRFIDタグを読み込ませる方式やユーザ側端末内のRFIDタグ機能が含まれている場合にユーザIDを予め設定した端末内のプログラム動作によって取得する方式であってもよい。
認証ステップ14005において、予約ユーザ認証部6010が予約依頼情報に含まれるユーザIDと装置IDを抽出して、該当する個人データと駐輪装置データを照合し、予め設定したデータ項目が設定の値の範囲であるかどうかを基準に予約可能かどうかの判定を行う。予約不可であれば、終了となり、予約可能と判定されれば、次の予約処理14006にプロセスを進める。
予約処理ステップ14006において、入車予約データが生成され、データ格納手段6006に格納される。このとき図10で示す駐輪装置データの入車予約情報項目12008に「予約有り」を示す値が書き込まれる。例えば、予約ありのときは「1」を、なしのときは「0」を書き込むものである。
また、入車予約処理に該当する駐輪装置については、予約処理動作として予め設けておいたロック制御動作を実行することにより、当該駐輪装置の電子ロックを施錠状態として他のユーザによる入車を拒否させる。すなわち、予約処理に係るユーザ側RFIDタグを第1の読取手段に係るRFIDリーダーによる読取を検知して、上記予約データに含まれるユーザIDと照合して認証が成立しないと電子ロックが開錠しない仕組みとする。
予約通知ステップ14007において、予約処理が完了すると予約に係るユーザのユーザ側通信端末に対して、予約完了の通知データを送信する。通知データは、予め設定した通知画面表示のためのフォーマットに変換されたものであり、例えば図19で示すような確認画面19000である。19001は、予約に係る駐輪場の名称であり、先に説明した駐輪場名称テーブルを参照することにより、ユーザに分かりやすい表示を提供する。19002は、予約した駐輪装置の番号であり、駐輪装置データ上の駐輪装置を特定する情報と駐輪場内における実際表示が異なる場合などに先に説明した駐輪装置名称テーブルを参照することにより、実際の表示と同じ表示を提供するものである。そして、19004は確認ボタンであり、このボタンに対するユーザのアクションをもってレンタルサイクルサービスにおける予約の契約が完了する。
(出車予約処理)
図20は、本発明の実施例に関する検索および駐輪装置の出車予約に関する処理を示したフローチャートである。ユーザが所有するブラウザ機能付き携帯電話など通信機能及び表示機能を有するユーザ側通信端末を操作して、サービスホストの出車予約部6011より立ち上げられる出車予約ポータルにアクセスすることにより行われる処理である。
アクセスステップ20001において、レンタルユーザもしくはレンタルを希望するユーザからユーザ側通信端末から本サービスの検索予約ポータルのURL(Uniform Resource Locator)を指定して通信開始することによりアクセスが行われる。
指定入力ステップ20002において、まずユーザのアクセスに応答してユーザ側通信端末に表示したブラウザ画面において、ユーザが出車を希望する駐輪装置の特定情報、出車を希望する時間、ユーザIDそして必要に応じてユーザ毎に予め登録した暗証番号を入力する。図21は、その入力画面である。ユーザが出車を希望する駐輪装置の装置IDの入力欄21001、出車を希望する時間の入力欄21002、ユーザIDの入力欄21003、暗証番号の入力欄21004、そして入力後の送信ボタン21005という画面構成である。
ここで駐輪装置の入力は、ここで示した入力欄への直接入力に限られるものではなく、入力の前に駐輪装置の装置データに設けておいた駐輪場IDや位置情報の項目を利用した検索や周知の検索方法、あるいはエリアや駐輪場をインデックスとして階層表示したものからユーザが希望する駐輪装置を探し、表示された駐輪装置を特定する情報を選択することにより、指定入力するものであってもよく。レンタルサービスを展開するエリアや駐輪場の実態に合わせて適宜採用できるものである。
送信ステップ20003について説明する。送信ボタン21005にアクションを加えることにより、当該出車予約に係る駐輪装置を特定する情報を含む出車予約依頼情報が生成され、サービスホストに送信される。サービスホストでは通信部6001が受信し、出車予約依頼情報を抽出する。
図22は、予約依頼情報の一例である。駐輪装置の装置ID22001、ユーザID22002、依頼の種別22003、希望の時刻22004という構成である。依頼の種別は、予め設定した入車予約又は出車予約を判別するコードである。また、希望の時刻はユーザが指定入力した出車希望の時間である。
ここではユーザIDをユーザ自身が入力する方式であるが、ユーザ側通信端末でユーザのRFIDタグを読み込ませる方式やユーザ側端末内のRFIDタグ機能が含まれている場合にユーザIDを予め設定した端末内のプログラム動作によって取得する方式であってもよい。
認証ステップ20004において、予約ユーザ認証部6010が予約依頼情報に含まれるユーザIDと装置IDを抽出して、該当する個人データと駐輪装置データを照合し、予め設定したデータ項目が設定の値の範囲であるかどうかを基準に予約可能かどうかの判定を行う。予約不可であれば、終了となり、予約可能と判定されれば、次の予約処理20005にプロセスを進める。
予約処理ステップ20005において、出車予約データが生成され、データ格納手段6006に格納される。このとき図12で示す駐輪装置データの出車予約情報項目12009に「予約有り」を示す値が書き込まれる。例えば、予約ありのときは「1」を、なしのときは「0」を書き込むものである。
また、入車予約処理に該当する駐輪装置については、出車予約処理動作として予め設けておいたロック制御動作を実行することにより、当該駐輪装置にレンタルサイクルが駐輪中の場合、他のユーザによる出車を拒否させる。すなわち、予約処理に係るユーザ側RFIDタグを第1の読取手段に係るRFIDリーダーによる読取を検知した場合のみ出車可能とし、上記予約データに含まれるユーザIDと照合して認証が成立しないと電子ロックが開錠しない仕組みとする。
予約通知ステップ20006において、予約処理が完了すると予約に係るユーザのユーザ側通信端末に対して、予約完了の通知データを送信する。通知データは、予め設定した通知画面表示のためのフォーマットに変換されたものであり、例えば図23で示すような確認画面23000である。23001は、予約に係る駐輪場の名称であり、先に説明した駐輪場名称テーブルを参照することにより、ユーザに分かりやすい表示を提供する。23002は、予約した駐輪装置の番号であり、駐輪装置データ上の駐輪装置を特定する情報と駐輪場内における実際表示が異なる場合などに先に説明した駐輪装置名称テーブルを参照することにより、実際の表示と同じ表示を提供するものである。23003は、出車予約に係る出車希望時間であり、レンタルサービスの契約などによって予め設定した出車時間帯の基準となるものであり、例えば、その希望時間の前後30分で予約利用を可能とするなどの運用をするものである。そして、23004は確認ボタンであり、このボタンに対するユーザのアクションをもってレンタルサイクルサービスにおける予約の契約が完了する。
車両確認ステップ20007において、出車予約部は、上記希望時間から予め設定した時間前において出車予約に係る駐輪装置の第2の読取手段であるRFIDリーダーにポーリングをおこない、駐輪中のレンタルサイクルの有無を確認する。
レンタルサイクルが無い場合、すなわち、出車不能の場合、空車通知ステップ20008の動作に振り分けられ、予め設定した通知動作を実行し、システム管理者に通知する。通知動作は、予め設定したメールアドレスに「出車不能」の状況を所定のフォーマットで自動作成したメールを送信するなど、既知の方法を適宜採用する。
出車可能の場合、出車依頼ステップ20009において、出車希望時間に駐輪場に訪れた出車予約に係るユーザが、第1の読取手段であるRFIDリーダーに自らのユーザ側RFIDタグの読取を行わせる出車依頼動作を行う。
ユーザ認証ステップ20010において、予約ユーザ認証部6010が読取情報に含まれるユーザIDを抽出して、該当する個人データの出車予約項目と出車依頼に係る駐輪装置データの出車予約項目を照合し、出車可能かどうかの判定を行う。出車不可であれば、終了となり、出車可能と判定されれば、次の出車20011にプロセスを進め、出車予約に係る駐輪装置に対して開錠制御を行い、ユーザへレンタルサイクルを提供する。
以上のような構成のサービスシステムを既存の駐輪場に被せるように適用することにより、既存の駐輪場を利用してレンタルサイクルサービスを行うことが可能となり、新たな駐輪設備を用意する負担を軽くして、レンタルサイクルサービスの導入およびサービスエリアの拡充を容易にする効果がある。
又、レンタルサイクルサービスシステムを適用した駐輪場間で出車と返却入車がなされた場合においても、入出車情報をサービスホストが管理することにより、返却処理や課金処理を行うことできるので、ユーザ側から見ると広いエリアにまたがってレンタルサイクルを利用できることにより、利便性を向上させる効果がある。
レンタルサイクルを借りたユーザが返却できる駐輪場もしくは空き状態の駐輪装置を探すための検索ポータルを検索手段によってユーザに提供することができ、さらには、空き駐輪装置に対して予約して、返却先を確保することができるとともに、ユーザが希望する駐輪装置から希望の時間にレンタルの出車予約も可能となり、ユーザにとって一層利便性を向上させる効果がある。
本発明で開示した発明は、今後普及すると思われる市民の足としてのシェアサイクルも含めて、都市や観光地として活躍が期待されるシティサイクルシステムの運営を新たな駐輪装置を設けるコストを軽減して拡大させることも可能となり、少ない資本でレンタルサイクルシステムを開業でき、環境問題から注目されている自転車の利用を放置自転車などの問題を回避しつつ促進する効果がある。
1001 サービスホスト
1002 既存の駐輪場管理システム
1003 外部通信部
1004 駐輪場
1005 レンタルサイクル
1006 連絡手段
2002 ポストステーション

Claims (8)

  1. 電子ロックを有する駐輪装置を備える既存の駐輪場を複数利用して、それら複数間で同一レンタルサイクルを移動自在に駐輪させて、該電子ロックされたレンタルサイクルをレンタル契約が成立したユーザにのみ該電子ロックを開錠してレンタルサイクルサービスをユーザに提供するためのコンピュータシステムであって、
    1)前記ユーザの個人データと前記サービスに供するレンタルサイクルの車両データと前記サービスに利用する駐輪装置の装置データとを格納するデータ格納手段と、
    前記駐輪場の既存システムに管理された電子ロックもしくは電子ロックを管理するポストステーションと直接通信して、レンタルに係るサービスの必要に応じて特定する駐輪装置の電子ロックを前記既存システムの管理の外から制御する外部制御手段とを有するサービスホストと、
    2)ユーザの申込動作を検知するために利用対象とする駐輪場に設置する、
    ユーザ側RFIDタグと通信してユーザIDを読み取る第1の読取手段を含む申込手段と、
    3)レンタルサイクルの入車もしくは出車を検知するために前記駐輪場の駐輪装置毎に設置する、
    車両側RFIDタグと通信して車両IDを読み取る第2の読取手段を含む車両検知手段と、
    4)前記申込手段および前記車両検知手段と場内通信する機能と前記サービスホストと広域通信機能を有する連絡手段、
    という構成手段を含むものであって、
    前記連絡手段はさらに、前記申込動作が検知されたとき該申込動作に係る車両ID、駐輪装置を指定する情報そしてユーザIDを含むサービス依頼情報を生成し、前記サービスホストへ送信する機能と、前記入車もしくは出車が検知されたとき該入車もしくは出車に係る車両IDおよび駐輪装置を特定する情報を含む入出車情報を生成し、前記サービスホストへ送信する機能を有し、
    前記サービスホストはさらに、
    ア)前記サービス依頼情報を受信し、該サービス依頼情報を構成する情報を前記データ格納手段に格納されたデータと照合し、レンタルの可否を判定する機能と、
    イ)前記入出車情報を受信し、該入出車に係る時刻,車両ID,ユーザID,駐輪機を特定する情報を含むサービス管理データを生成し、前記データ格納手段に格納する機能と、
    ウ)前記入出車に係る時刻の前後関係の比較、前記車両IDの一致を行うことにより、同一のサービスに係るサービス管理データを認識する機能と
    を含むことを特徴とするシステム。
  2. 前記サービスホストの構成手段にさらに、前記同一のサービスと認識されたサービス管理データに予め設定した演算を実行してレンタル料を計算し、予め設定した課金処理を実行する課金手段を有することを特徴とする請求項1記載のシステム。
  3. 前記個人データは、データ項目として預かり金、ユーザに発行する有価ポイントあるいは請求金額に係る課金項目を有するものであって、前記課金処理において課金項目にレンタル料に相当する値を加算もしくは減算するものであることを特徴とする請求項2記載のシステム。
  4. 前記サービスに利用する駐輪装置の装置データは、そのデータ項目として駐輪可能な空状態か駐輪不可の満状態かを示す空満状態に係る項目と駐輪装置の所在を特定する位置情報に係る項目を含むものであって、前記サービスホストの構成手段はさらに、ユーザ側情報端末から予め設定されたフォーマットで送信された位置に関する条件を含む要求に応じて空き状態の駐輪装置を前記データ格納手段から抽出し、検索結果の駐輪装置を特定する情報を前記ユーザ側情報端末において表示するための予め設定したデータフォーマットで返答送信する検索手段を有するものであることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のシステム。
  5. 請求項4に記載のシステムにおいて、前記ユーザ側情報端末に表示された駐輪装置を特定する情報は、前記ユーザが該ユーザ側情報端末に設けられた入力デバイスを操作することにより選択可能に構成されたものであり、
    さらに該入力デバイスによる予め設定した操作を加えることにより、該選択に係る駐輪装置を特定する情報とユーザIDを含む入車予約データを生成し、前記データ格納手段に登録し、該入車予約に係る駐輪装置の電子ロックを施錠制御し、該入車予約に係るユーザの個人認証によって開錠制御する入車予約手段を前記サービスホストはその構成手段として含むものであることを特徴とするシステム。
  6. 前記ユーザが出車を希望する駐輪装置、希望時間およびユーザIDを含む出車予約情報の入力を受信して、前記希望駐輪装置について前記希望時間を基準に所定の演算により設定した出車予約時間帯において、前記出車予約情報に係るユーザの個人認証によってのみ開錠するように電子ロックを制御する出車予約手段を含むことを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載のシステム。
  7. 前記出車予約時間帯を基準に予め設定した時刻において前記希望駐輪装置にレンタルサイクルの駐輪が前記車両検知手段によって検知されない場合、レンタル車両の不在をレンタルシステム管理者へ予め設定した方法で通知する通知手段を有することを特徴とする前記請求項6記載のシステム。
  8. 前記入車予約または出車予約に係るユーザの個人認証は、入車しようとするユーザのユーザ側RFIDタグと通信しての前記第1の読取手段が読み取ったユーザIDと前記入車予約データに含まれるユーザIDとの照合によって実行されることを特徴とする請求項5乃至7いずれかに記載のシステム。
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