JP2012093489A - 画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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茂人 宮内
Hiroo Umezawa
寛朗 梅澤
Yohei Kato
洋平 加藤
Yuto Suzuki
悠斗 鈴木
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Abstract

【課題】本発明は、本体筐体に設けられている装置内部を開閉する扉の開閉に伴う部品の交換の有無を正確に判別する。
【解決手段】画像形成装置1は、用紙Pに画像を形成する画像形成部4、給紙部3、用紙搬送路5及び定着部6等の各部を収納する本体筐体2に開閉可能に設けられ少なくとも画像形成部4の消耗品、構成部品等の部品の交換等の作業時に開閉される扉が開かれたことをセンサが検出すると、扉が開かれた後に、該扉に関連する部品が交換されたか否かを、センサが部品が抜き去られたことを検出してから再度差し込まれたこをを検出するまでの交換時間と、予め設定されている交換閾値を比較して、該部品が交換されたか否かを判断する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び記録媒体に関し、詳細には、本体筐体に設けられている装置内部の少なくとも画像形成部を開閉する扉の開閉に伴う部品の交換の有無を正確に判定する画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び記録媒体に関する。
ファクシミリ装置、複写装置、プリンタ装置、複合装置等の画像形成装置においては、トナーカートリッジ等の消耗品の交換、搬送路上におけるジャム用紙の除去等の異常対応作業及び用紙の補充等のような消耗品の交換等のメンテナンス作業を行えるように、本体筐体に、本体筐体内の少なくとも画像形成部を開閉する扉が設けられている。
そして、従来から画像形成装置においては、扉が開かれると、高圧部分への電力の供給遮断等の安全を確保するための処理を行い、扉が閉められると、通常動作を再開できるように、部品の交換の有無とは無関係に、所定のウォーミングアップ処理を行う。
このウォーミングアップ処理は、種々のアクチュエータの動作確認や調整及び熱源を必要とする部品に対する所定温度までの加熱処理等を行うため、電源を投入したときに匹敵するような長時間を必要とするとともに、ウォーミングアップのための電力を消費することになる。
そして、従来、ドアの開閉後に行うウォーミングアップにおいて、現像器の抜き差しが行われたかどうかを検知して、検知結果によってウォーミングアップ処理を切り替える技術が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、上記公報記載の従来技術にあっては、現像器が抜き差しされたか否かのみに基づいてウォーミングアップ処理を変更しているため、現像器等の部品の交換が行われたか否かについては考慮されておらず、部品が抜き差しされただけであって交換されていない場合にも、部品の交換が行われた場合と同じウォーミングアップ処理を行うこととなり、消費電力の削減及びウォーミングアップ時間の短縮を図る上で改良の必要があった。
そこで、本発明は、筐体の扉の開閉時に部品の交換が行われたか否かを適切に判定する画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び記録媒体を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、被記録媒体に画像を形成する画像形成手段等の各手段を収納する筐体に開閉可能に設けられ少なくとも前記画像形成手段の消耗品、構成部品等の部品の交換等の作業時に開閉される扉が開かれたことを検出した後における前記部品の交換の有無を判定することを特徴としている。
また、本発明は、前記部品が所定の設置位置に設置されているか否かを検出し、前記扉が開かれたことを検出して、前記部品が前記設置位置から取り外された後に該設置位置に戻されたことを検出するまでの取り外し時間を、予め設定されている交換閾値時間と比較して該部品の交換の有無を判定することを特徴としてもよい。
さらに、本発明は、前記部品交換の判定結果に対応させてウォーミングアップ動作をウォーミングアップ動作記憶手段に登録して、該部品交換の判定結果に基づいて、該ウォーミングアップ動作記憶手段から該判定結果に対応するウォーミングアップ動作を決定し、決定したウォーミングアップ動作を実行することを特徴としてもよい。
本発明によれば、筐体の扉の開閉時に部品の交換が行われたか否かを適切に判定することができる。
本発明の一実施例を適用した画像形成装置の概略構成図。 画像形成装置の制御系のブロック構成図。 部品交換判断処理を示すフローチャート。 画像形成制御処理を示すフローチャート。 ユニット品対応ウォーミングアップ種別テーブルの一例を示す図。 消耗品対応ウォーミングアップ種別テーブルの一例を示す図。 ウォーミングアップ動作決定処理を示すフローチャート。 交換判断結果が交換なしの場合のウォーミングアップ動作W1を示すフローチャート。 交換判断結果が抜き差しの場合のウォーミングアップ動作W2を示すフローチャート。 交換判断結果が交換の場合のウォーミングアップ動作W3を示すフローチャート。 交換判断結果が交換の場合の他のウォーミングアップ動作W4を示すフローチャート。 動作準備まで行う場合のウォーミングアップ動作W5を示すフローチャート。 選択に応じて処理を変更する場合の部品交換判断処理を示すフローチャート。 交換閾値時間設定画面の一例を示す図。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図14は、本発明の画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び記録媒体の一実施例を示す図であり、図1は、本発明の画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び記録媒体の一実施例を適用した画像形成装置1の概略構成図である。
図1において、画像形成装置1は、本体筐体2内に、給紙部3、画像形成部4、用紙搬送路5及び定着部6等が収納されており、本体筐体2の上部には、排紙トレイ7が形成されている。
画像形成部4は、無端ベルト状の感光体ベルト10に沿ってCMYKの4色の現像ユニット11C、11M、11Y、11Kが順次並んで配設されており、感光体ベルト10は、駆動ローラ12及び従動ローラ13等に張り渡されていて、図示しない駆動モータによって回転駆動される駆動ローラ12によって、図1において反時計方向に回転駆動される。
各現像ユニット11C、11M、11Y、11Kは、現像ユニット有無センサ14C、14M、14Y、14K及びトナー有無センサ15C、15M、15Y、15Kを備えている。各現像ユニット有無センサ14C、14M、14Y、14Kは、対応する現像ユニット11C、11M、11Y、11Kが引き抜かれたか否か(設置位置に設置されているか否か)を検出して、検出結果信号を出力する。トナー有無センサ15C、15M、15Y、15Kは、対応する現像ユニット11C、11M、11Y、11K内のトナー残量を検出して、検出結果信号を出力する。
画像形成部4は、駆動ローラ12と対向する位置に、感光体ベルト10を挟んで帯電器16が配設されており、帯電器16は、感光体ベルト10を一様に帯電させる。また、画像形成部4は、従動ローラ13の近傍に感光体ベルトマーカーセンサ17が配設されており、感光体ベルトマーカーセンサ(設置状態検出手段)17は、感光体ベルト10に付与されているマーカーを検出して、検出結果を出力する。この感光体ベルトマーカーセンサ17の検出結果に基づいて感光体ベルト10が抜き差しを判断することができる。
画像形成部4は、感光体ベルト10の回転方向の帯電器16よりも下流側であって現像ユニット11Cよりも上流側に、露光部18が配設されており、露光部18は、感光体ベルト10が1回転する毎にCMYKの順に該色の画像データに基づいて変調されたレーザ光を照射して、感光体ベルト10上に該色の画像データに対応する静電潜像を形成する。
各現像ユニット11C、11M、11Y、11Kは、露光部18によって感光体ベルト10上に所定色の画像データに基づいた静電潜像が形成されると、該色に対応する現像ユニット11C、11M、11Y、11Kが、感光体ベルト10に該色のトナーを付与して、該静電潜像を現像して該色のトナー画像を形成する。
また、画像形成部4は、現像ユニット11C、11M、11Y、11Kとは反対側の位置に、感光体ベルト10に接する状態で、無端ベルト状の中間転写ベルト19が配設されており、中間転写ベルト19は、感光体ベルト10側に配設されている中間転写ローラ20と感光体ベルト10から離れた側に配設されている対向ローラ21とに張り渡されている。この中間転写ベルト19の近傍には、中間転写ベルトマーカーセンサ22が配設されており、中間転写ベルトマーカーセンサ(設置状態検出手段)22は、中間転写ベルト19に施されているマーカーを検出して、検出結果を出力する。この中間転写ベルトマーカーセンサ(設置状態検出手段)22の検出結果に基づいて、中間転写ベルト19の抜き差しを判断することができる。
さらに、画像形成部4は、中間転写ベルトクリーナ23が配設されており、中間転写ベルトクリーナ23の近傍には、ベルトクリーナセンサ24が配設されている。中間転写ベルトクリーナ23は、中間転写ベルト19上の残留トナーを除去し、ベルトクリーナセンサ124は、中間転写ベルトクリーナ23の抜き差しを検出する。
画像形成部4は、現像ユニット11C、11M、11Y、11Kによって感光体ベルト10上に形成された各色のトナー画像を、中間転写ローラ20に転写電圧を引加して、中間転写ベルト19上に順次重ね合わせて転写させることで、中間転写ベルト19上にカラーのトナー画像を形成する。
さらに、画像形成部4は、中間転写ベルト19を挟んで対向ローラ21と対向する位置に、転写ローラ25が配設されており、転写ローラ25と中間転写ベルト19との間には、給紙部3から用紙Pが用紙搬送路5を通して搬送されてくる。また、転写ローラ25の近傍には、転写ローラセンサ26が配設されており、転写ローラセンサ(設置状態検出手段)26は、転写ローラ25の有無を検出して出力する。この転写ローラセンサ26の出力信号に基づいて、転写ローラ25の抜き差しを判定することができる。
また、画像形成部4は、廃トナーボトル27を備えており、廃トナーボトル27の近傍には、廃トナーボトル27の有無を検出する廃トナーセンサ(設置状態検出手段)28が設けられている。この廃トナーセンサ28の検出結果に基づいて、廃トナーボトル27の抜き差しを判断することができる。
そして、給紙部3は、複数枚の用紙Pを収納可能な給紙トレイ31、給紙トレイ31内の用紙Pのうち最上段の用紙Pを1枚ずつ送り出す給紙ローラ32、レジストローラ33及び図示しない搬送ローラ等を備えており、給紙トレイ31内の用紙Pを給紙ローラ32によって1枚ずつレジストローラ33に送り出す。レジストローラ33は、送り出されてきた用紙Pの搬送を一旦停止させて、中間転写ベルト19上のトナー画像との位置調整を行って、用紙Pを転写ローラ25と中間転写ベルト19との間に搬送する。
転写ローラ25は、転写電圧を印加してレジストローラ33から送られてきた用紙Pに中間転写ベルト19上のトナー画像を転写させ、トナー画像の転写の完了した用紙Pを用紙搬送路5上を定着部6に搬送する。なお、画像形成装置1は、図示しないが、この転写ローラ25の有無を検出する転写ローラセンサ(設置状態検出手段)が設けられており、この転写ローラセンサの検出結果に基づいて、転写ローラ25の抜き差しを判定することができる。
定着部6は、画像形成時に定着可能な定着温度に加熱される加熱ローラ41、加熱ローラ41に所定の圧力で接触して加熱ローラ41とともに用紙Pを搬送する加圧ローラ42及び定着部センサ43等を備えており、トナー画像の転写された用紙Pが搬送されてくると、該用紙Pを回転駆動される加熱ローラ41と加圧ローラ42によって加熱・加圧しつつ搬送して、用紙P上のトナー画像を用紙Pに定着させる。定着部センサ(設置状態検出手段)43は、定着部6の有無を検出し、検出結果を出力する。この定着部センサ43の検出結果に基づいて、定着部6の抜き差しを判断することができる。
定着部6の用紙搬送方向下流側には、排出ローラ50が配設されており、排出ローラ50は、定着部6で定着の完了した用紙Pを排紙トレイ7上に排出する。
そして、画像形成装置1は、本体筐体2に、画像形成部4を開閉する扉(図示略)が設けられており、扉は、1つとは限るものではなく、例えば、用紙搬送路5を開閉して用紙搬送路5上のジャム用紙Pの除去等を行うための扉、定着部6の抜き差し、交換、点検等を行うための扉、中間転写ベルト19の抜き差し、交換、清掃等を行うための扉、感光体ベルト10の抜き差し、交換、点検等を行うための扉、現像ユニット11C、11M、11Y、11Kの抜き差し、交換、点検等を行うための扉、廃トナーボトル27の抜き差し、交換、点検等を行うための扉等が個々に設けられていてもよいし、複数の各部を一度に開閉する扉が所定数設けられていてもよい。この扉には、扉が開閉されたことを検知する扉開閉検出センサ(扉開閉検出手段)が設けられており、検知結果を出力する。なお、以下の説明では、定着部6等の部品毎に扉が設けられているものとして説明する。
この画像形成装置1は、印刷動作を開始すると、画像形成部4が、図示しない駆動モータによって駆動ローラ12を回転駆動させて感光体ベルト10を回転駆動させ、帯電器16によって一様に帯電させた感光体ベルト10に、露光部18によって、感光体ベルト10が1回転する毎に、CMYKの各色の画像データで変調されたレーザ光を照射して感光体ベルト10に静電潜像を形成する。画像形成部4は、感光体ベルト10に形成された静電潜像を、対応する色の現像ユニット11C、11M、11Y、11Kで現像して感光体ベルト10上に該色のトナー画像を形成し、該トナー画像を、順次中間転写ベルト19に重ね合わせて転写して、中間転写ベルト19上にカラーのトナー画像を形成する。一方、画像形成装置1は、印刷動作を開始すると、給紙部3の給紙ローラ32を駆動させて、給紙トレイ31内の用紙Pを1枚ずつレジストローラ33に搬送し、レジストローラ33は、中間転写ベルト19上のトナー画像とタイミング調整して、用紙Pを用紙搬送路5上を転写ローラ25と中間転写ベルト19との間に搬送する。転写ローラ25は、中間転写ベルト19上のトナー画像をレジストローラ33から搬送されてきた用紙P上に転写させ、トナー画像を転写した用紙Pを定着部6に搬送する。
また、画像形成部4は、転写ローラ25から用紙Pの先端に電圧を印加して、用紙Pに流れる電流値を検出し、検出した電流値を基に用紙Pの種類を判定して、定着部6に用紙Pが搬送される前に、用紙搬送の駆動源であるモータの速度を可変させる。さらに、画像形成装置1は、用紙Pの搬送速度を変更した場合は、中間転写ベルト19上のトナー画像を用紙Pに転写させる際に、転写ローラ25から印加する転写電圧を変化させる。また、画像形成装置1は、用紙Pを中間転写ユニット9の表面上に感光体ベルト10上の各色のトナー像を形成する過程では作用しないように、転写ローラ25を中間転写ベルト19から所定量離隔した位置に引き上げる。
定着部6は、トナー画像の転写された用紙Pが搬送されてくると、該用紙Pを回転駆動される加熱ローラ41と加圧ローラ42によって加熱・加圧しつつ搬送して、用紙P上のトナー画像を用紙Pに定着し、定着の完了した用紙Pを排出ローラ50によって排紙トレイ7上に排出する。
そして、画像形成装置1は、図2に示すように、その制御系がブロック構成されており、CPU(Central Processing Unit)101、印刷制御部102、機能制御部103、交換測定部104、操作表示部105、データ蓄積部106及び装置状態検知部107等を備えている。
CPU101は、図示しないROM(Read Only Memory)またはデータ蓄積部106に格納されている画像形成装置1の基本プログラムや本発明の画像形成制御プログラムに基づいて、画像形成装置1としての基本制御処理を実行するとともに、本発明の画像形性制御処理を実行する。
すなわち、画像形成装置1は、ROM、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Versatile Disk)、SD(Secure Digital)カード、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明の画像形成制御方法を実行する画像形成制御プログラムを読み込んでROMやデータ蓄積部106等に導入することで、後述する扉の開閉と画像形成部4の部品の交換の有無を適切に判定し、また、この部品交換の有無判定に基づいて適切なウォーミングアップ処理を行う画像形成制御方法を実行する画像形成装置1として構築されている。この画像形成制御プログラムは、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)等のレガシープログラミング言語やオブジェクト指向ブログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
操作表示部105は、操作キー、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ等)及び各種ランプ等を備え、操作キーにおいて、画像形成装置1に動作させる各種命令や設定情報、特に、後述する扉の開閉後における部品の抜き差しによる該部品の交換の判定処理や該判定結果に基づくウォーミングアップの選択・実行処理における各種設定操作等が行われると、該操作内容を、CPU101に通知する。操作表示部105は、CPU101の制御下で、操作画面の表示、操作キーによる入力操作内容、画像形成装置1からユーザに通知する各種情報の表示、特に部品交換判定処理やウォーミングアップ選択・実行処理における各種情報の表示等を行う。
印刷制御部(ウォーミングアップ実行手段)102は、ユーザが操作表示部105を操作することで要求してくる印刷動作に応じた印刷処理を、CPU101の制御下で、画像形成部4の各部を制御して実行させ、また、CPU101の制御下で、画像形成部4にウォーミングアップ処理を実行させる。
装置状態検知部(扉開閉検出手段、設置状態検出手段)107は、上記本体筐体2の扉の開閉を検知する扉開閉検出センサ及び画像形成部4の各部品の有無を検出する有無センサである現像ユニット有無センサ14C、14M、14Y、14K、感光体ベルトマーカーセンサ17、中間転写ベルトマーカーセンサ22、ベルトクリーナセンサ24、転写ローラセンサ26、廃トナーセンサ28及び定着部センサ43等を総称したものであり、扉の開閉の検知及び部品の抜き差しを検知してCPU101や機能制御部103に出力する。
交換測定部(計時手段)104は、本体筐体2の扉が開かれたことを装置状態検知部107の扉開閉検出センサが検出した後に、装置状態検知部107における画像形成部4等の各部品の有無を検出する有無センサ、すなわち、現像ユニット有無センサ14C、14M、14Y、14K、感光体ベルトマーカーセンサ17、中間転写ベルトマーカーセンサ22、ベルトクリーナセンサ24、転写ローラセンサ26、廃トナーセンサ28及び定着部センサ43等が対応する部品が引き抜かれたことを検出すると、該部品が交換されたか否かを判断するために、該引き抜かれてからの経過時間である交換時間(取り外し時間)の計時を開始して、引き抜かれた部品が差し込まれたことを装置状態検知部107の有無センサが検知すると、交換時間の計時を停止して、計時結果である交換時間をCPU101及び機能制御部103に出力する。
機能制御部(交換有無判定手段、ウォーミングアップ決定手段)103は、装置状態検知部107の検知結果や交換測定部104の測定結果に基づいて、消耗品やユニット品等の部品が、単に引き抜かれて再度差し込まれたのか、交換されたのかの判断(判定)を行うとともに、該交換判断結果に応じた画像形成部4のウォーミングアップ種別の選択を行う。すなわち、機能制御部103は、装置状態検知部107が、本体筐体2の扉の開閉を検知する扉開閉検出センサが該扉の開かれたことを検知した後に、開かれた扉に対応する部品が引き抜かれたことを検知、すなわち、現像ユニット有無センサ14C、14M、14Y、14K、感光体ベルトマーカーセンサ17、中間転写ベルトマーカーセンサ22、ベルトクリーナセンサ24、転写ローラセンサ26、廃トナーセンサ28及び定着部センサ43等が、検出対象の部品(現像ユニット11C、11M、11Y、11K等)が引き抜かれて再度差し込まれたことを検知して、上記交換測定部104から上記交換時間が通知されると、該交換時間を予め設定されている交換閾値時間と比較して、該部品が引き抜かれて再度差し込まれただけであるのか、該部品が交換されたのかの部品交換有無判断を行い、該部品交換有無判断結果に応じたウォーミングアップ種別を選択し、部品交換有無判断結果及びウォーミングアップ種別の選択結果をCPU101に出力する。CPU101は、機能制御部103の選択したウォーミングアップ種別のウォーミングアップを、印刷制御部10f2を介して画像形成部4等に実行させる。上記機能制御部103、交換測定部104及び装置状態検知部107は、全体として交換判定手段として機能している。
データ蓄積部(ウォーミングアップ動作記憶手段)106は、操作表示部105から受け付けた印刷設定情報、交換可能な消耗品やユニット品等の部品の情報、機能制御部103から通知される部品交換有無判断結果、消耗品やユニット品等の部品と交換判断結果毎のウォーミングアップ種別、交換閾値時間等を記憶している。なお、交換閾値時間は、部品毎に設定されていてもよいし、ユーザ毎に該ユーザが部品を交換するのに要する時間等を考慮して適宜設定できるようになっていてもよい。
次に、本実施例の作用について説明する。本実施例の画像形成装置1は、扉が開かれると、装置状態検知部107の部品の状態を検出する各部品センサ(現像ユニット有無センサ14C、14M、14Y、14K、感光体ベルトマーカーセンサ17、中間転写ベルトマーカーセンサ22、ベルトクリーナセンサ24、転写ローラセンサ26、廃トナーセンサ28及び定着部センサ43等)の状態を記憶して、該センサの状態が変化すると、交換時間を計時して、交換閾値時間と比較し、部品の交換が行われたか判断して、該判断結果に基づいて画像形成部4のウォーミングアップの種類を選択して、該ウォーミングアップを実行する。
画像形成装置1は、扉が開かれると、まず、図3に示すような部品交換判断処理を行う。すなわち、画像形成装置1は、装置状態検知部107の扉開閉検出センサが扉の開かれたことを検知すると、機能制御部103が、図3に示すように、まず、開かれたことを検知した扉開閉検出センサの設けられている扉に対応する部品の部品センサの現在のセンサ状態、すなわち、該部品がセットされているか否かを示すセンサ状態を初期センサ状態としてデータ蓄積部106または図示しないRAM等(以下、部品交換判断処理における各情報をデータ蓄積部106に記憶するものとして説明する。)に記憶し(ステップS101)、まだ、部品の交換作業が行われていないため、交換判断結果(交換判断結果情報)として、「交換なし」をセットしてデータ蓄積部106に記憶する(ステップS102)。
次に、機能制御部103は、交換測定部104に交換時間を計時するタイマの計時する時間(交換時間)をリセットさせ(ステップS103)、開かれた該扉に関連する部品センサのセンサ検知結果がデータ蓄積部106に記憶した初期センサ状態であるかチェックする(ステップS104)。
ステップS104で、センサ検知結果が初期センサ状態でないときには、機能制御部103は、部品が引き抜かれたと判断して、該現在のセンサ状態をデータ蓄積部106に記憶し(ステップS105)、交換判断結果を、「交換あり」にセットしてデータ蓄積部106に記憶する(ステップS106)。
CPU101は、交換測定部104に、タイマによる交換時間の計時(測定)を開始させ(ステップS107)、機能制御部103は、開かれた扉が閉められたか否かを装置状態検知部107の扉開閉検出センサの検出結果に基づいて判断する(ステップS108)。
機能制御部103は、ステップS108で、扉が閉じられていないときには、ステップS104に戻って、センサ検知結果が初期センサ状態であるかの判断から上記同様に処理する(ステップS104〜S108)。
機能制御部103は、ステップS104で、センサ検知結果が初期状態と同じになると、部品の交換、点検、抜き差し等が完了したと判断して、現在のセンサ状態をデータ蓄積部106に記憶し(ステップS109)、タイマによる交換時間の計時を停止させて(ステップS110)、扉が閉じられたかチェックする(ステップS108)。
ステップS108で、扉が閉じられると、CPU101は、タイマによる交換時間の計時を停止させ(ステップS111)、機能制御部103が、データ蓄積部106の交換判断結果が「交換なし」であるかチェックする(ステップS112)。なお、ステップS111で、タイマによる交換時間の計時を停止させる処理を行っているのは、引き抜かれた部品が差し込まれることなく扉が閉じられた場合に対応するためである。
ステップS112で、交換判断結果が、「交換なし」の場合には、機能制御部103は、扉が開かれてから部品の引き抜きや差し込みが一度もなかったと判断して、「交換なし」の交換判断結果をデータ蓄積部106に記憶させた状態で、そのまま部品交換判断処理を終了する。
ステップS112で、交換判断結果が、「交換あり」の場合には、機能制御部103は、初期センサ状態が現在のセンサ状態と同じであるかチェックし(ステップS113)、初期センサ状態と現在のセンサ状態が異なるときには、部品が引き抜かれた、または、差し込まれたと判断して、「交換あり」の交換判断結果をデータ蓄積部106に記憶させた状態で、そのまま部品交換判断処理を終了する。
ステップS113で、初期センサ状態と現在のセンサ状態が同じであるときには、機能制御部103は、交換時間と交換閾値時間を比較して、交換時間が交換閾値時間よりも短いかを判断し(ステップS114)、交換時間が交換閾値時間以上に長いときには、部品が交換されたと判断して、「交換あり」の交換判断結果をデータ蓄積部106に記憶させた状態で、そのまま部品交換判断処理を終了する。
ステップS114で、交換時間が交換閾値時間よりも短いときには、機能制御部103は、部品が交換されずに、引き抜かれた後に再度差し込まれたと判断して、交換判断結果を、「抜き差しのみ」にセットして、データ蓄積部106に記憶させて部品交換判断処理を終了する(ステップS115)。また、機能制御部103は、何度も部品が抜き差しされて、交換時間が合計で交換閾値時間を越えた場合も、部品が交換されたとみなす。
そして、画像形成装置1は、上記扉が開閉されると、図4に示す画像形成制御処理を実行する。すなわち、画像形成装置1は、扉が開閉されると、図3に示した部品交換判断処理を行って、機能制御部103が、部品の交換の有無や引き抜きの有無を判断して、交換判断結果をデータ蓄積部106に記憶し(ステップS201)、該交換判断結果に応じたウォーミングアップ動作を決定するウォーミングアップ動作決定処理を行って(ステップS202)、決定したウォーミングアップ動作を、印刷制御部102を介して、画像形成部4に実行させる(ステップS203)。
そして、画像形成装置1は、上記ウォーミングアップ動作決定処理を行うために、部品毎にどのメンテナンス処理に対して、どのようなウォーミングアップ処理を行うかを、予め操作表示部105の操作で設定して、設定結果を、例えば、図5及び図6に示すように、データ蓄積部106に部品対応ウォーミングアップ種別テーブルとして記憶する。そして、機能制御部103は、図3の部品交換判断処理での交換判断結果に基づいて、データ蓄積部106の部品対応ウォーミングアップ種別テーブルを参照して、実行するウォーミングアップ種別を決定する。なお、図5は、部品としてのユニット品毎に、ユニット品の「交換なし」、「交換あり」、「抜き差しのみ」の交換判断結果に応じてウォーミングアップ種別(動作W1、動作W2、動作W3、動作W4、動作W5)が登録されているユニット品対応ウォーミングアップ種別テーブルTb1を示しており、図6は、部品としての消耗品毎に、消耗品の「交換なし」、「交換あり」、「抜き差しのみ」の交換判断結果に応じてウォーミングアップ種別(動作W1、動作W2、動作W3、動作W4)が登録されている消耗品対応ウォーミングアップ種別テーブルTb2を示している。図5及び図6の動作W1、動作W2、動作W3、動作W4及び動作W5は、それぞれ後述する図8に示すウォーミングアップ動作W1、図9に示すウォーミングアップ動作W2、図10に示すウォーミングアップ動作W3、図11に示すウォーミングアップ動作W4及び図12に示すウォーミングアップ動作W5に対応している。例えば、図5において、例えば、定着部6が抜き差しのみ行われた場合には、図11に示すウォーミングアップ動作W4を行うことになり、定着部6が交換された場合には、図12に示すウォーミングアップ動作W5を行うことになる。
機能制御部103は、図4のステップS202のウォーミングアップ動作決定処理では、図7に示すように、図3の部品交換判断処理の交換判断結果に基づいて、該交換判断結果に対応するウォーミングアップ動作を、図4のユニット品対応ウォーミングアップ種別テーブルTb1と図5の消耗品対応ウォーミングアップ種別テーブルTb2から決定するウォーミングアップ動作を確認するウォーミングアップ動作決定処理を行う(ステップS301)。例えば、機能制御部103は、部品交換判断処理で、部品としての定着部6が、「交換あり」と判断すると、ウォーミングアップ動作として、ウォーミングアップ動作W5を決定する。
機能制御部103は、このようにして決定したウォーミングアップ動作として、データ蓄積部106に記憶されているウォーミングアップ動作W1〜W5を取得して、印刷制御部102を介して、画像形成部4等に実行させる。
そして、画像形成装置1は、上記ウォーミングアップ動作W1〜W5として、図8から図12に示すウォーミングアップ動作がデータ蓄積部106に記憶されており、機能制御部103は、上記ウォーミングアップ動作決定処理で決定したウォーミングアップ動作を、印刷制御部102を介して画像形成部4に実行させる。
すなわち、機能制御部103は、部品交換判断処理を終了すると、データ蓄積部106の交換判断結果を参照し、交換判断結果が、「交換なし」の場合、ウォーミングアップ動作W1として、例えば、図8に示すように、ウォーミングアップとしては何の処理も行わないウォーミングアップ動作を決定する。
また、機能制御部103は、部品交換判断処理を終了すると、データ蓄積部106の交換判断結果を参照して、該交換判断結果が、「抜き差しのみ」の場合、例えば、図9に示すように、ウォーミングアップW2として、抜き差しされた部品(消耗品やユニット品等)が適切にセットされているかのセット確認処理を行う(ステップS401)というウォーミングアップ処理W2を選択して、印刷制御部102を介して画像形成部4等に実行させる。例えば、廃トナーボトル27が抜き差しされた場合、図5に示したように、廃トナーボトル27が正しく認識できるかのセット確認処理をウォーミングアップ処理W2として行う。
さらに、機能制御部103は、部品交換判断処理を終了すると、データ蓄積部106の交換判断結果を参照して、該交換判断結果が、「交換あり」の場合、例えば、図10に示すように、ウォーミングアップW3を選択して、画像形成部4に実行させる。すなわち、機能制御部103は、まず、交換された部品(消耗品やユニット品等)が適切にセットされているかのセット確認処理を行い(ステップS501)、次に、交換された部品が適切に動作できるか確認する動作確認処理を行う(ステップS502)というウォーミングアップ処理W3を選択して、印刷制御部102を介して画像形成部4等に実行させる。例えば、廃トナーボトル27が交換された場合、機能制御部103は、図5に示したように、廃トナーボトル27が正しく認識できるかのセット確認処理を行い、次に、トナーの残量があるかの確認やトナーを送るためのモータやポンプが正しく回転するかの動作確認処理を行うウォーミングアップ動作W3を選択して、印刷制御部102を介して画像形成部4等に実行させる。
また、機能制御部103は、部品交換判断処理を終了すると、データ蓄積部106の交換判断結果を参照して、該交換判断結果が、「交換あり」の場合、図11に示すようにウォーミングアップ処理W4を選択して、印刷制御部102を介して画像形成部4等に行わせる。なお、図11において、図10と同様の処理ステップには、同一のステップナンバーを付与している。すなわち、機能制御部103は、部品交換判断処理を終了すると、データ蓄積部106の交換判断結果を参照して、該交換判断結果が、例えば、「交換あり」の場合、図11に示すように、ウォーミングアップ処理W4として、まず、交換された部品(消耗品やユニット品等)が適切にセットされているかのセット確認処理を行い(ステップS501)、次に、交換された部品が適切に動作できるか確認する動作確認処理を行って(ステップS502)、交換された部品の調整動作処理を行う(ステップS511)というウォーミングアップ処理W4を選択して、印刷制御部102を介して画像形成部4等に実行させる。例えば、廃トナーボトル27が抜き差しされた場合、機能制御部103は、廃トナーボトル27が正しく認識できるかのセット確認処理を行い、次に、トナーの残量があるかの確認やトナーを送るためのモータやポンプが正しく回転するかの動作確認処理を行った後、現像ユニット11C、11M、11Y、11K内のトナー濃度を調整する調整動作処理を行うウォーミングアップ動作W4を選択して、印刷制御部102を介して画像形成部4等に実行させる。
さらに、機能制御部103は、交換判断結果に関わらず、動作準備処理までのウォーミングアップ動作をウォーミングアップ動作W5として選択して、印刷制御部102を介して画像形成部4等に実行させる。すなわち、機能制御部103は、図12に示すように、扉が開閉されると、部品の交換が行われたか否かに関わらず、ウォーミングアップ対象部品が適切にセットされているかのセット確認処理(ステップS601)、次に、対象部品が適切に動作するかの動作確認処理(ステップS602)、対象部品の動作帳を調整する調整動作処理(ステップS603)、さらに、部品を印刷処理に使用できるようにする準備動作処理(ステップS604)を順次行うというウォーミングアップ処理W5を選択して、印刷制御部102を介して画像形成部4等に実行させる。例えば、扉が開閉されて、定着部6が抜き差しされた場合、機能制御部103は、定着部6が正しくセットされているかのセット確認処理、定着モータが回転するか、ヒータに異常がないかの動作確認処理、定着モータの微調整やニップ幅の調整を行う調整動作処理及び定着ローラ41を加熱するヒータへの通電を開始する準備動作処理を行うウォーミングアップ処理W5として選択して、印刷制御部102を介して画像形成部4等に実行させる。
また、画像形成装置1は、部品交換判断処理を実行するか否かを、ユーザの選択に応じて実行するようにしてもよい。すなわち、ユーザは、操作表示部105の操作によって、扉が開かれたときに、部品交換判断処理を実行する部品交換判断処理実行モードであるか、部品交換判断処理を行うことなく、予め設定されたウォーミングアップ動作、例えば、「交換あり」の場合のウォーミングアップ動作を行う部品交換判断処理非実行モードであるかを選択設定することができ、CPU101は、部品交換判断処理の実行有無の設定が行われると、該設定結果をデータ蓄積部106に記憶する。
そして、機能制御部103は、扉が開かれると、図13に示すように、選択に応じた部品交換判断処理を実行する。なお、図13において、図3と同様の処理ステップには、同一のステップナンバーを付与して、その詳細な説明を省略する。
すなわち、機能制御部103は、扉が開かれると、まず、データ蓄積部106のモード設定情報を読み取って、部品交換判断処理実行モードであるか判断し(ステップS701)、部品交換判断処理実行モードであると、部品交換判断処理(ステップS101〜ステップS115)を実行する。
CPU101は、ステップS701で、部品交換判断処理実行モードでないとき、すなわち、部品交換判断処理非実行モードであると、交換判断結果として、「交換あり」を設定して、処理を終了する(ステップS702)。
さらに、画像形成装置1は、上記交換閾値時間として、部品交換を行う部品毎にユーザの作業性等を考慮して、ユーザが操作部105の操作によって、部品の交換であるか単なる部品の抜き差しであるかを判断できる時間を適宜設定してもよい。この場合、例えば、ユーザが操作部105の操作によって交換閾値時間設定モードを選択すると、CPU101が、操作表示部105のディスプレイに、例えば、図14に示すような交換閾値時間設定画面G1を表示し、ユーザが交換閾値時間を設定入力して、[OK]ボタンを操作すると、設定入力された交換閾値時間をデータ蓄積部106に記憶させる。また、画像形成装置1は、この交換閾値時間を、部品毎に設定可能としてもよく、この場合、交換閾値時間設定画面G1は、交換閾値時間を部品毎に設定する画面となる。
このように、本実施例の画像形成装置1は、用紙(被記録媒体)Pに画像を形成する画像形成部(画像形成手段)4、給紙部3、用紙搬送路5及び定着部6等の各部を収納する本体筐体2に開閉可能に設けられ少なくとも画像形成部4の消耗品、構成部品等の部品の交換等の作業時に開閉される扉が開かれたことを、装置状態検知部107の扉開閉検出センサが検出した後における部品の交換の有無を、機能制御部103が判断している。
したがって、本体筐体2の扉の開閉時に部品の交換が行われたか否かを適切に判断することができ、該部品の交換の有無に応じて適切な対応をとることができる。
また、本実施例の画像形成装置1は、装置状態検知部107によって、部品が所定の設置位置に設置されているか否かを検出し、装置状態検知部107が、扉が開かれたことを検出して、部品が設置位置から取り外された後に該設置位置に戻されたことを検出するまでの交換時間(取り外し時間)を交換測定部104で計時して、機能制御部103が、該交換時間を予め設定されている交換閾値時間と比較して該部品の交換の有無を判断している。
したがって、部品が引き抜かれてから差し込まれるまでの交換時間に基づいて、該部品が交換されたのか、単に引き抜かれて再度差し込まれたのかを正確に判断することができ、該部品の交換等に対して適切な対応をとることができる。
さらに、本実施例の画像形成装置1は、部品交換の判断結果である、「交換あり」、「交換なし」、「抜き差しのみ」に対応させてウォーミングアップ動作W1〜W5をデータ蓄積部(ウォーミングアップ動作記憶手段)106に登録して、該部品交換の判断結果に基づいて、データ蓄積部106から該判断結果に対応するウォーミングアップ動作W1〜W5を決定し、決定したウォーミングアップ動作W1〜W5を実行している。
したがって、本体筐体2の扉の開閉時に部品の交換が行われたか否かを適切に判断して、該販別結果に基づいて、適切なウォーミングアップ動作W1〜W5を実行することができ、画像形成装置1の状態を適切な状態に維持しつつ、消費電力の削減及び消耗品やユニット品等の寿命の長期化を図ることができるとともに、画像形成装置1を利用する上での待ち時間を適正化して、利用性を向上させることができる。
また、本実施例の画像形成装置1は、操作表示部105の操作によって、部品の種類に応じてデータ蓄積部106に記憶されているウォーミングアップ動作W1〜W5を適宜設定することができる。
したがって、ウォーミングアップ動作対象の消耗品やユニット品等の部品種類によって、実行するウォーミングアップ動作W1〜W5を変えることができ、部品の種類や稼働状況等に応じて無駄なウォーミングアップ動作を減らして、消費電力を削減することができるとともに、ユニット品や消耗品等の部品の寿命が短くなることを防止することができる。
さらに、本実施例の画像形成装置1は、操作表示部105の操作によって、交換閾値時間を適宜設定することができる。
したがって、ユーザ毎に該ユーザが部品を交換するのに要する時間等を考慮して適宜設定することができ、より一層、正確に部品の交換の有無を判断することができる。また、交換閾値時間を、0秒に設定することで、消耗品やユニット品等の部品を抜き差しするだけで、交換有りと判断させることもでき、消費電力の低減や寿命が短くなることよりも、画質を優先したい場合に適切に画像品質を向上させることができる。
また、本実施例の画像形成装置1は、部品交換判断処理を実行するか否かを、ユーザの選択に応じて実行するようにしている。
したがって、画像形成装置1の利用状況等に応じて部品交換判断処理を実行するか否か選択することができ、利用性を向上させることができるとともに、消費電力の削減及び消耗品やユニット品等の寿命の長期化を図ることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、本体筐体の扉が開かれると、本体筐体内の部品に対する作業に応じた動作処理、例えば、ウォーミングアップ動作を行うプリンタ装置、複写装置、ファクシミリ装置、複合装置等の画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び記録媒体に利用することができる。
1 画像形成装置
2 本体筐体
3 給紙部
4 画像形成部
5 用紙搬送路
6 定着部
7 排紙トレイ
10 感光体ベルト
11C、11M、11Y、11K 現像ユニット
12 駆動ローラ
13 従動ローラ
14C、14M、14Y、14K 現像ユニット有無センサ
15C、15M、15Y、15K トナー有無センサ
16 帯電器
17 感光体ベルトマーカーセンサ
18 露光部
19 中間転写ベルト
20 中間転写ローラ
21 対向ローラ
22 中間転写ベルトマーカーセンサ
23 中間転写ベルトクリーナ
24 ベルトクリーナセンサ
25 転写ローラ
26 転写ローラセンサ
27 廃トナーボトル
28 廃トナーセンサ
31 給紙トレイ
32 給紙ローラ
33 レジストローラ
41 加熱ローラ
42 加圧ローラ
43 定着部センサ
50 排出ローラ
101 CPU
102 印刷制御部
103 機能制御部
104 交換測定部
105 操作表示部
106 データ蓄積部
107 装置状態検知部
P 用紙
Tb1 ユニット品対応ウォーミングアップ種別テーブル
Tb2 消耗品対応ウォーミングアップ種別テーブル
G1 交換閾値時間設定画面
特開2008−310083号公報

Claims (8)

  1. 被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段等の各手段を収納する筐体と、
    前記筐体に開閉可能に設けられ、少なくとも前記画像形成手段の消耗品、構成部品等の部品の交換等の作業時に開閉される扉と、
    前記扉の開閉状態を検出する扉開閉検出手段と、
    前記扉が開かれた後における前記部品の交換の有無を判定する交換判定手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記交換判定手段は、
    前記部品が所定の設置位置に設置されているか否かを検出する設置状態検出手段と、
    前記扉開閉検出手段が前記扉が開かれたことを検出して前記設置状態検出手段が前記部品が前記設置位置から取り外された後に該設置位置に戻されたことを検出するまでの取り外し時間を計時する計時手段と、
    前記取り外し時間を予め設定されている交換閾値時間と比較して該部品の交換の有無を判定する交換有無判定手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は、
    前記交換判定手段の判定結果に対応させてウォーミングアップ動作が登録されているウォーミングアップ動作記憶手段と、
    前記交換判定手段の判定結果に基づいて、前記ウォーミングアップ動作記憶手段から該判定結果に対応するウォーミングアップ動作を決定するウォーミングアップ決定手段と、
    前記ウォーミングアップ決定手段の決定したウォーミングアップ動作を実行するウォーミングアップ実行手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置は、
    前記部品の種類に応じて前記ウォーミングアップ動作記憶手段の前記ウォーミングアップ動作を適宜設定する動作設定手段を備えていることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置は、
    前記交換閾値時間を適宜設定する時間設定手段を備えていることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 被記録媒体に画像を形成する画像形成処理ステップと、
    前記画像形成処理を実行する画像形成手段等の各手段を収納する筐体に開閉可能に設けられ少なくとも該画像形成手段の消耗品、構成部品等の部品の交換等の作業時に開閉される扉の開閉状態を検出する扉開閉検出処理ステップと、
    前記扉が開かれた後における前記部品の交換の有無を判定する交換判定処理ステップと、
    を有していることを特徴とする画像形成制御方法。
  7. コンピュータに、
    被記録媒体に画像を形成する画像形成処理と、
    前記画像形成処理を実行する画像形成手段等の各手段を収納する筐体に開閉可能に設けられ少なくとも該画像形成手段の消耗品、構成部品等の部品の交換等の作業時に開閉される扉の開閉状態を検出する扉開閉検出処理と、
    前記扉が開かれた後における前記部品の交換の有無を判定する交換判定処理と、
    を実行させることを特徴とする画像形成制御プログラム。
  8. 請求項7記載の画像形成制御プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018017950A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
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