JP2012093475A - 媒体加圧装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
大型化が抑えられ、かつ、圧力の変更時に記録媒体の巻込みを回避した媒体加圧装置を提供する。
【解決手段】
媒体加圧装置において、記録媒体を接触部に挟んで通過させる一対の回転ロールと、一方のロールに、他方のロールに接触部を介して押し付ける圧力を付与する圧力付与部材と、接触部よりも下流側に配置された双方向に回転する軸部材と、軸部材に、第1の回転方向への回転の駆動力を伝達する第1のワンウェイクラッチを介して同芯に保持された、第1の回転方向への回転により記録媒体に駆動力を伝える駆動ロールと、軸部材に、軸部材からの第2の回転方向への回転の駆動力を伝達する第2のワンウェイクラッチを介して同芯に保持されるとともに、軸部材の第2の回転方向への回転とともに回転して圧力付与部材を押すことにより、一方のロールを他方のロールに押し付ける圧力を変更するカム部材とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、媒体加圧装置および画像形成装置に関する。
加熱ローラと加圧ローラを備えた定着装置において、加熱ローラを保持するブラケットと、加圧ローラを保持してブラケットに移動可能に支持された加圧レバーと、ブラケットに回転可能に支持され、加圧ローラを押すことで加圧ローラの加圧力を調整するカムとを備えた構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この定着装置で画像が定着された用紙は、排出用のロールによって外部に排出される。
また、加熱ローラ、加圧ローラ、および圧接ニップ解除用のカム部材に加え、記録材を排出する搬送ローラを備えた定着装置において、搬送ローラの回転軸にワンウェイクラッチを介してカム部材が設けられた構成が知られている(例えば、特許文献2参照。)。記録材を排出する正回転時には、回転軸からカム部材へワンウェイクラッチの空転トルクのみが伝達され、逆回転時にはワンウェイクラッチがロックすることにより動力が伝達される。
特開2007−25571号公報 特開2009−244514号公報
本発明は、大型化が抑えられ、かつ、圧力の変更時に記録媒体の巻込みを抑制した媒体加圧装置を提供する。
請求項1に係る媒体加圧装置は、
互いに接触する接触部を形成しながら回転し、記録媒体を該接触部に挟んで通過させる一対の回転体と、
上記一対の回転体のうちの一方の回転体に対し、この一方の回転体を他方の回転体に向けて押し付ける圧力を付与する圧力付与部材と、
上記接触部よりも上記記録媒体が通過する通過方向の下流側に配置され且つ駆動力を受けて回転する軸部材と、
上記軸部材に対し、この軸部材からの第1の回転方向への回転の駆動力を伝達する第1のワンウェイクラッチを介して保持された駆動ロールであって、この第1の回転方向へ回転することにより上記記録媒体に上記通過方向への搬送駆動力を伝える駆動ロールと、
上記駆動ロールに接触して配置され且つこの駆動ロールの回転に従動して回転することにより上記記録媒体をこの駆動ロールとの間に挟んで搬送する従動ロールと、
上記軸部材に固定されるとともに上記圧力付与部材に作用し、この軸部材の回転に伴って上記一方のロールを上記他方のロールに向けて押し付ける圧力を変更するカム部材と、
を備え、
上記カム部材は、上記軸部材に対し、この軸部材からの第2の回転方向への回転の駆動力を伝達する第2のワンウェイクラッチを介して保持されたカム部材であって、この軸部材の上記第2の回転方向への回転に伴って上記一方のロールを前記他方のロールに向けて押し付ける圧力を変更することを特徴とする。
請求項2に係る媒体加圧装置は、
上記カム部材およびこのカム部材を上記軸部材に保持する上記第2のワンウェイクラッチが、上記軸部材に複数組配設されたものであって、
上記カム部材のそれぞれが、上記圧力付与部材から離れた回転位置を有するとともに、この回転位置から上記第1の回転方向および上記第2の回転方向のいずれに回転しても圧力付与部材に干渉する形状を有し、
当該媒体加圧装置が、上記軸部材を上記第2の回転方向に駆動して上記カム部材に上記圧力付与部材を押させる前に、この軸部材を一旦上記第1の回転方向に駆動することで上記カム部材を上記圧力付与部材に接触させるカム駆動部を備えたことを特徴とする。
請求項3に係る画像形成装置は、
互いに接触する接触部を形成して回転し、画像が形成された記録媒体をこの接触部に挟んで通過させることによりこの画像をこの記録媒体上に定着させる一対の回転体と、
上記一対の回転体のうちの一方の回転体に対し、この一方の回転体を他方の回転体に向けて押し付ける圧力を付与する圧力付与部材と、
上記接触部よりも上記記録媒体が通過する通過方向の下流側に配置され且つ駆動力を受けて回転する軸部材と、
上記軸部材に対し、この軸部材からの第1の回転方向への回転の駆動力を伝達する第1のワンウェイクラッチを介して保持された駆動ロールであって、この第1の回転方向へ回転することにより上記記録媒体に上記通過方向への搬送駆動力を伝える駆動ロールと、
上記駆動ロールに接触して配置され且つこの駆動ロールの回転に従動して回転することにより上記記録媒体をこの駆動ロールとの間に挟んで搬送する従動ロールと、
上記軸部材に固定されるとともに上記圧力付与部材に作用し、この軸部材の回転に伴って上記一方のロールを上記他方のロールに向けて押し付ける圧力を変更するカム部材と、
を備え、
上記カム部材は、上記軸部材に対し、この軸部材からの第2の回転方向への回転の駆動力を伝達する第2のワンウェイクラッチを介して保持されたカム部材であって、この軸部材の上記第2の回転方向への回転に伴って上記一方のロールを前記他方のロールに向けて押し付ける圧力を変更することを特徴とする。
請求項1に係る媒体加圧装置によれば、圧力変更用の駆動軸と媒体駆動用の駆動軸を別々に設ける場合に比べて大型化が抑えられ、かつ、第2のワンウェイクラッチ設けない場合に比べて圧力の変更時における記録媒体の巻込みが抑制される。
請求項2に係る媒体加圧装置によれば、回転位置を合わせるのための特別な機構を設けることなしに複数のカムの回転位置を互いに合わせることが出来る。
請求項3に係る画像形成装置によれば、圧力変更用の駆動軸と媒体駆動用の駆動軸を別々に設ける場合に比べて大型化が抑えられ、かつ、第2のワンウェイクラッチ設けない場合に比べて圧力の変更時における記録媒体の巻込みが抑制される。
本発明の画像形成装置の一実施形態を示す構成図である。 定着装置の構造を示す断面図である。 図2に示す定着装置の斜視図である。 図3に示す定着装置のうち、駆動側排出ロール、従動側排出ロール、およびカム部材を取り出して示した斜視図である。 通常加圧状態を示す断面図である。 圧力解除状態を示す断面図である。 カム位置揃え状態を示す断面図である。 図1に示す画像形成装置の定着装置とその周辺部分を示す断面図である。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態を示す構成図である。
図1に示す画像形成装置1は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)および、ブラック(K)の各色毎に画像形成部10Y,10M,10C,10Kを並列的に配置してなるタンデム型のカラープリンタであり、単色の画像をプリントすることができるほか、4色のトナー像からなるフルカラーの画像をプリントすることができる。
画像形成装置1は、露光光を画像形成部10Y,10M,10C,10Kのそれぞれに照射する露光器20と、CMYK各色のトナーを収容するトナーカートリッジ18Y,18M,18C,18Kと、各色の画像形成部10Y,10M,10C,10Kからトナー像が転写される中間転写ベルト30とを備えている。また、画像形成装置1は、中間転写ベルト30からトナー像を用紙に転写する二次転写器50と、トナーを用紙に定着する定着装置60と、中間転写ベルト30からトナーを回収するベルトクリーナ70とを備えている。
4つの画像形成部10Y,10M,10C,10Kは、ほぼ同様の構成を有しているため、これらを代表してイエローに対応する画像形成部10Yを取り上げて説明すると、画像形成部10Yは、感光体11Yと、帯電器12Yと、現像器14Yとを備えている。感光体11Yは円筒状の表面を有しており、表面に形成される像を保持して、円筒の軸周りである矢印a方向に回転する。帯電器12Yは、感光体11Yの表面を帯電させ、現像器14Yは、感光体11Y表面を露光後に帯電トナーで現像する。また、画像形成部10Yは、トナー像を中間転写ベルト30に転写する一次転写器15Yと、転写後に感光体11Yの表面を清掃する感光体クリーナ16Yとを備えている。
露光器20は、外部から供給される画像信号に基づくレーザ光を発光する発光器21と、発光器21から発光したレーザ光で感光体11Y,11M,11C,11Kを走査するためのポリゴンミラー22を備えている。
中間転写ベルト30は、ベルト支持ロール31,32,33,34によって支持された無端の帯状部材であり、画像形成部10Y,10M,10C,10K、および、二次転写器50を経由する矢印bに示す方向に循環移動する。中間転写ベルト30は、画像形成部10Y,10M,10C,10Kで形成された各色のトナー像を保持する。
二次転写器50は、ベルト支持ロール31〜34の一つであるバックアップロール34との間に中間転写ベルト30および用紙を挟んで回転するロールであり、中間転写ベルト30上のトナー像を用紙上に転写する。ベルトクリーナ70は、中間転写ベルト30にブレードを接触させて中間転写ベルト30上のトナーを掻き取る。
定着装置60は、加熱ロール61および加圧ロール62を備えており、定着前のトナー像が形成された用紙を挟んで通過させることによりトナー像を用紙上に定着させる。
また、画像形成装置1は、用紙を搬送する用紙搬送部80と、用紙を収容する用紙収容器Cと、画像形成装置1の各部を制御する制御部1Aとを備えている。用紙搬送部80は、用紙を用紙収容器Cから取り出し、二次転写器50および定着装置60を経由する用紙搬送路rに沿って搬送するものであり、用紙収容器Cに収容された用紙を取り出すピックアップロール81、取り出された用紙を捌く捌きロール82、用紙を搬送する搬送ロール83、用紙を二次転写器50に搬送するレジストレーションロール84、用紙を外部に排出する排出ロール86,87を備えている。排出ロール86,87は、定着装置60の中に組み込まれており、定着装置60と一体で画像形成装置1本体に対し着脱される。
図1に示す画像形成装置1の基本動作を説明すると、イエローの画像形成部10Yでは、感光体11Yが矢印a方向に回転駆動され、感光体11Yの表面に帯電器12Yによって電荷が付与される。このことは、イエロー以外の色に対応する画像形成部10M,10C,10Kでも同様である。露光器20は、感光体11Y,11M,11C,11Kに、画像信号中の各色に対応するデータに応じた露光光をそれぞれ照射する。代表としてイエロー(Y)について説明すると、露光器20は、外部から供給される画像信号のうちのイエローに対応する画像信号に基づく露光光を感光体11Yの表面に照射することで、感光体11Yの表面に静電潜像を形成する。現像器14Yは、静電潜像をイエローのトナーで現像することで、トナー像を形成する。現像器14Yには、トナーカートリッジ18Yからトナーが供給されている。感光体11Yは、表面に形成されたイエローのトナー像を保持して回転する。感光体11Yの表面に形成されたトナー像は、感光体11Y表面と中間転写ベルト30との間に転写用のバイアス電位を与える一次転写器15Yによって中間転写ベルト30に転写される。転写後、感光体11Yに残留したトナーは、感光体クリーナ16Yによって回収・除去される。
中間転写ベルト30は矢印b方向に巡回移動されており、イエロー以外の色に対応する画像形成部10M,10C,10Kは、画像形成部10Yと同様にしてそれぞれの色に対応するトナー像を形成し、中間転写ベルト30に、画像形成部10Yで転写されたトナー像に重ねて、それぞれの色のトナー像を転写していく。
一方、用紙収容器C内の用紙Pは、ピックアップロール81によって取り出され、捌きロール82、搬送ロール83、およびレジストレーションロール84によって用紙搬送路rを二次転写器50に向かう矢印c方向に搬送される。用紙Pは、レジストレーションロール84によって、中間転写ベルト30上にトナー像が転写されていくタイミングに合わせて、二次転写器50に送り込まれる。二次転写器50は、中間転写ベルト30と用紙との間に転写用のバイアス電位を与えることによって、中間転写ベルト30のトナー像を用紙に転写する。二次転写器50によって、トナー像が転写された用紙は定着装置60に搬送され、用紙上に転写されたトナー像が定着される。このようにして、用紙上に画像が形成される。画像が形成された用紙は排出ロール86,87によって排出口1Bから、画像形成装置1の上部に設けられた排出台1Cの上に排出される。この一方で、二次転写器50による転写後、中間転写ベルト30に残留したトナーは、ベルトクリーナ70によって除去される。
[定着装置]
ここで、図1に示す画像形成装置1を構成する定着装置60について説明する。定着装置60は、本発明の媒体加圧装置の一実施形態である。
図2は、定着装置60の構造を示す断面図である。
定着装置60は、加熱ロール61、加圧ロール62、および排出ロール86,87に加え、用紙を案内する用紙案内部材63A,63B,63C,63D、構造を支持する支持フレーム64(64A,64B,64C,64D)、および、加圧ロール62を支持する加圧レバー65を備えている。支持フレーム64は、定着装置60の構造を支持する部材であり、各ロールの両端部分で支持する2つのロール支持フレーム64A,64Bと、加熱ロール61および加圧ロール62の回転軸に沿った軸方向X(図3参照)に延び、それぞれが2つのロール支持フレーム64A,64Bに連結された2つの連結フレーム64C,64Dとを有する。図2には、2つのロール支持フレーム64A,64Bのうちの、一方のロール支持フレーム64Aが示されている。
また、定着装置60には、用紙を検知する用紙検知部60Dも備えられている。用紙検知部60Dは、通過する用紙に押されて位置が変化することによって用紙を検知する。用紙検知部60Dは検知結果を制御部1A(図1参照)に出力する。用紙検知部60Dは、定着装置60における用紙詰りも検知する。
加熱ロール61は、円筒状芯金の外周面に耐熱性離型層が形成されてなる、中空円筒状の部材である。加熱ロール61の内部には、熱源であるハロゲンランプ612が配備されており、ハロゲンランプ612からの熱によって、加熱ロール61の周面が加熱されている。加熱ロール61は、ロール支持フレーム64Aに対し、図示しない軸受け部材を介して回転自在に支持されており、不図示の駆動モータから駆動力が伝達されて矢印dに示す方向に回転する。
加圧ロール62は、円筒状芯金の外周面に例えばゴムからなる弾性体層が形成されてなる、中空円筒状の部材である。加圧ロール62は、加圧レバー65に、軸受部材62Aを介して回転自在に支持されている。
ここで、加熱ロール61および加圧ロール62が、本発明にいう一対の回転体の一例に相当する。また、加圧レバー65が、本発明にいう圧力付与部材の一例に相当する。
図3は、図2に示す定着装置の斜視図である。図3には、定着装置60から、用紙案内部材63A,63B、および連結フレーム64C,64Dを取り除いた構造が示されている。以降は、図2および図3の双方を参照して説明を続ける。
加熱ロール61を支持するロール支持フレーム64A,64Bは、加熱ロール61の軸方向Xにおける両端部分に配置されている。加圧ロール62を支持する加圧レバー65も、加圧ロール62の軸方向Xにおける両端部分に一対配置されており、加圧ロール62を軸方向Xの両端部分で支持している。
加圧レバー65は、例えば金属板を切断および曲げ加工することにより形成された部材であり、支持フレーム64A,64Bに対し回転軸65aを中心として回転自在に支持されている。加圧レバー65が加圧ロール62を加熱ロール61に押し当てる向きに回転することで、加熱ロール61および加圧ロール62が互いに接触する接触部Nが形成される。
加熱ロール61および加圧ロール62は、図2中の矢印d,eに示す向きに回転し、用紙を接触部Nに挟んで通過させる。このとき用紙が通過する方向を通過方向cと称する。加熱ロール61および加圧ロール62は、通過する用紙上のトナー像を圧力下で加熱して溶融させ、用紙上に定着させる。
加圧レバー65と支持フレーム64A,64Bとの間には、ばね66が取り付けられている。支持フレーム64A,64Bに支持された加圧レバー65には、ばね66によって、加圧ロール62を加熱ロール61に押し付ける向きの力が付与されている。つまり、加圧レバー65は、加圧ロール62を加熱ロール61に接触部Nを介して押し付ける圧力を、加圧ロール62に付与している。
また、定着装置60には、回転して加圧レバー65を押す一対のカム部材67と、このカム部材67に回転駆動力を付与する軸部材68も備えられている。カム部材67は、回転して加圧レバー65を押すことにより、加圧ロール62を加熱ロール61に押し付ける圧力を変更する。
軸部材68は、軸方向Xにおける両端側でロール支持フレーム64A,64Bに支持されている。軸部材68は、軸部材68の一端には、回転駆動力を受ける歯車681が固定されており、図示しないモータM1(図4参照)からの回転駆動力を受けて双方向に回転する。この軸部材68には、駆動側排出ロール87が第1のワンウェイクラッチ871を介して同芯に保持されており、さらに、カム部材67も第2のワンウェイクラッチ671を介して同芯に保持されている。ワンウェイクラッチは、図示しない内輪と外輪とを有し、内輪が一方向の回転駆動力を受ける場合には、内輪と外輪とがロック状態となって回転駆動力がそのまま外輪に伝達され、逆方向の回転駆動力を受ける場合には空転状態となる部材である。なお、内輪ではなく外輪が上記の一方向の回転駆動力を受ける場合には、空転状態となる。ワンウェイクラッチ871,671のぞれぞれは、内輪の側が軸部材68に固定されている。
[排出ロール]
排出ロール86,87は、接触部Nよりも用紙が搬送される通過方向cの下流側に配置されている。より詳細には、排出ロール86,87は、通過方向cにおける加熱ロール61および加圧ロール62の下流側直近の位置に配置されている。また、ロール支持フレーム64A,64B、連結フレーム64C,64D、および用紙案内部材63A,63Bは、定着装置60の筐体としても機能しており、連結フレーム64Cと用紙案内部材63Bとの間には、定着装置60の排出口60Bが形成されている。本実施形態の定着装置60は、用紙に対する最終段の処理を行う装置であり、定着装置60の排出口60Bは、そのまま画像形成装置の排出口1B(図1参照)に隣接している。排出ロール86,87は、用紙の搬送路r上に配設された用紙を搬送する各部材のうちの排出口60Bに最近接して配置されており、用紙Pを搬送して排出口60Bから排出する。
排出ロール86,87は、駆動側となる排出ロール87と、この駆動側の排出ロール86に駆動されて従動する排出ロール86とで構成されている。以降、一対の排出ロール86,87を互いに区別して、駆動側排出ロール87および従動側排出ロール86と称する。本実施形態の駆動側排出ロール87は、下側、すなわち、用紙から見て加熱ロールと同じ、画像が形成された面の側に配置されており、従動側排出ロール86は、上側、すなわち、駆動側排出ロール87の反対側に配置されている。
ここで、駆動側排出ロール87が本発明にいう駆動ロールの一例に相当し、従動側排出ロール86が本発明にいう従動ロールの一例に相当する。
図4は、図3に示す定着装置のうち、駆動側排出ロール87、従動側排出ロール86、およびカム部材67を取り出して示した斜視図である。
軸部材68には、駆動側排出ロール87と第1のワンウェイクラッチ871がそれぞれ2組配置されている。駆動側排出ロール87は、例えばゴムまたは樹脂材料で形成されている。駆動側排出ロール87を保持する第1のワンウェイクラッチ871は、駆動側排出ロール87が用紙に通過方向cへの駆動力を伝える正回転方向fへの駆動力を、軸部材68から駆動側排出ロール87に伝達する向きに取り付けられている。従動側排出ロール86は、駆動側排出ロール87に対応して2個設けられている。従動側排出ロール86は、例えば樹脂材料で形成された円筒状であり、両端には小径の軸部が突出して設けられている。従動側排出ロール86は、この従動側排出ロール86と用紙案内部材63B(図3参照)との間に挟み込まれたばね69によって、駆動側排出ロール87に押し付けられており、駆動側排出ロール87の正回転方向fへの回転に従動して回転して、用紙を駆動側排出ロール87との間に挟んで通過方向cに搬送する。ばね69は、例えば1本の鋼線を曲げ加工して形成されたものであり、コイルばねの両端を直線状に延長させたほぼV字状の部分が、2つ並んでつながった形状を有している。ばね69は、従動側排出ロール86の両端の軸部の双方を、倒れることなく安定した姿勢で押し付けている。
[カム部材]
カム部材67と第2のワンウェイクラッチ671は、軸部材68に2組配置されている。カム部材67を保持する第2のワンウェイクラッチ671は、上記正回転方向fとは逆回転方向gへの駆動力を、軸部材68から駆動側排出ロール87に伝達する向きに取り付けられている。カム部材67は、樹脂材料で形成されており、2つのカム部材67のうちの一方には、回転位置を示すための角度指示片672が固定されている。定着装置60には、角度指示片672が基準位置にあることを検知する検知器Sが設けられており、検知器Sは、検知結果を表す信号を制御部1A(図1参照)に出力する。制御部1Aは、検知器Sからの信号によって、カム部材67が基準位置の角度(ホームポジション)まで回転したことを検知する。
軸部材68は、制御部1Aの制御に基づくモータM1からの回転駆動力を受けて双方向に回転する。軸部材68が正回転方向fに回転する場合には、第1のワンウェイクラッチ871がロック状態となり、軸部材68の駆動力が第1のワンウェイクラッチ871を介して駆動側排出ロール87に伝達され、駆動側排出ロール87が正回転方向fに回転し、用紙に通過方向cへの駆動力を伝達する。このとき、第2のワンウェイクラッチ671は空転状態となり、回転の駆動力はカム部材67に伝えられない。カム部材67へは、空転トルクが伝えられるが、空転トルクは駆動力に比べて極めて弱いため、カム部材67が加圧レバー65(図3参照)に干渉している状態で、カム部材67は回転しない。ただし、カム部材67は、加圧レバー65に干渉していなければ、弱い空転トルクによって干渉する回転位置までは回転する。
軸部材68が逆回転方向gに回転する場合には、第2のワンウェイクラッチ671がロック状態となり、軸部材68の駆動力が第2のワンウェイクラッチ671を介してカム部材67に伝達され、カム部材67が逆回転方向gに回転し、加圧ロール62を加熱ロール61に押し付ける圧力を変更する。
このようにして、駆動側排出ロール87およびカム部材67の駆動を、軸部材68の回転方向によって切り替えることで、駆動側排出ロール87およびカム部材67のそれぞれを駆動するための機構が1つで兼用されている。したがって、例えば、カム部を駆動するための回転軸を駆動側排出ロールを駆動するための回転軸とは別に設けた構造に比べて、カム部材および軸部材の分、装置が小型化する。また、定着装置60は、画像形成装置1(図1参照)において用紙に対する最終段の処理を行う装置であり、加圧ロール62および加熱ロール61と排出ロール87の間が近接して配置されるため、画像形成装置1において、これらの装置が占める空間が小型化することにより、画像形成装置1全体も小型化する。図1に示すように定着装置60が上部に配置された画像形成装置1では、カム部を駆動するための回転軸を、駆動側排出ロールを駆動するための回転軸とは別に設けた構造に比べて、小型化する。
また、加圧ロール62を加熱ロール61に押し付ける圧力を変更する場合には、軸部材68が逆回転方向gに回転して、第2のワンウェイクラッチ671をロック状態とさせるが、このとき、第1のワンウェイクラッチ871は空転状態となる。例えば用紙詰まりで、用紙が加熱ロール61および加圧ロール62と従動側排出ロール86および駆動側排出ロール87の間に挟まった状態で停止した場合、加圧ロール62と加熱ロール61との間を離すことが求められる。定着装置60では、軸部材68を逆回転方向gに回転させたとき、従動側排出ロール86および駆動側排出ロール87によって用紙が通過方向cとは逆方向に駆動される事態が回避し易くなる。したがって、用紙が加熱ロール61側に巻き込まれたり、それによって部品が損傷するといった事態が回避し易くなる。
ここで、カム部材67の回転によって、加圧ロール62を加熱ロール61に押し付ける圧力を変更する動作を説明する。
図5および図6は、図2に示す定着装置60のうちの、加熱ロール61、加圧ロール62、加圧レバー65、カム部材67、および軸部材68を示す断面図である。図5は、通常加圧状態を示す図であり、図6は、圧力解除状態を示す図である。
図5に示す通常加圧状態は、画像形成装置1が用紙に画像を形成する状態である。通常加圧状態では、カム部材67は、加圧レバー65から離れている。通常加圧状態で加圧レバー65は、ばね66の弾性力によって、加圧ロール62に、この加圧ロール62を加熱ロール61に押し付ける圧力を付与する。加圧ロール62は押付力で弾性変形し、接触部Nに用紙を挟み込む面が形成される。
図5に示す通常加圧状態から、カム部材67が回転し、加圧レバー65が加圧ロール62を加熱ロール61から引き離すことで、図6に示す圧力解除状態に移行する。移行動作は、より詳細には、制御部1A(図1参照)の制御に基づきモータM1(図4参照)から回転駆動力を受けて、軸部材68が予め定めた角度だけ逆回転方向gに回転する。このとき第2のワンウェイクラッチ671はロック状態となり、軸部材68からの逆回転方向gへの回転の駆動力を伝達する。カム部材67は、軸部材68の回転とともに逆回転方向gに回転し加圧レバー65に設けられたカムフォロワ65bを押すことで、加圧レバー65を、回転軸65aを中心として、ばね66による圧力に抗して回転させる。この結果、加圧ロール62が加熱ロール61から離れる。
ここで、モータM1が、本発明にいうカム駆動部の一例に相当する。
図6に示す圧力解除状態は、例えば、用紙詰まりが生じた場合に、加圧ロール62と加熱ロール61との間から用紙を除去するための状態である。圧力解除状態では、加圧ロール62と加熱ロール61とが離れており、接触部Nにおける圧力が解放されて、用紙が手で簡単に抜き取られる。
図6に示す圧力解除状態から、カム部材67がさらに逆回転方向gへ回転し、カム部材67が、加圧レバー65から離れる角度まで回転すると、図5に示す通常加圧状態となる。カム部材67が図5に示す角度となったとき、角度指示片672は検知器S(図3)の位置に到達する。検知器Sからの信号に基づき、制御部1A(図1参照)がカム部材67の回転を基準位置(ホームポジション)で停止させることで、図5に示す通常加圧状態が維持される。
図7は、カム位置揃え状態を示す断面図である。
定着装置60のモータM1(図4参照)は制御部1A(図1参照)の制御に基づき、図5に示す通常加圧状態から、軸部材68を逆回転方向gに回転駆動してカム部材67に加圧レバー65を押させる前に、軸部材68を一旦正回転方向fに駆動することで、図7に示すように、カム部材67に加圧レバー65に干渉させる。軸部材68が正回転方向fに駆動される場合、第2のワンウェイクラッチ671は本来空転状態であるが、カム部材67が加圧レバー65から離れている状態では、カム部材67に回転を妨げる負荷がかからないため、カム部材67は、第2のワンウェイクラッチ671からの空転トルクによって、加圧レバー65に干渉するまで正回転方向fに回転する。つまり、カム部材67は、正回転方向fおよび逆回転方向gのいずれに回転しても加圧レバー65に干渉する形状となっている。カム部材67が加圧レバー65に干渉した後は、第2のワンウェイクラッチ671は空転状態となり、軸部材68が回転してもカム部材67は回転しない。つまり、軸部材68は、加圧レバー65に干渉するが、加圧レバー65を押さない回転位置に留まる。
定着装置60では、2つのカム部材67がそれぞれ別の第2のワンウェイクラッチ671を介して軸部材68に取り付けられているため、2つのカム部材67のそれぞれに互いに異なる外力や抵抗を受けると、互いの回転位置にずれが生じる可能性がある。本実施形態の定着装置60では、カム部材67が加圧レバー65から離れた状態で、軸部材68を一旦正回転方向fに駆動することで、2つのカム部材67が、図7に示すように、加圧レバー65に接触した位置で揃い、互いの回転位置が合わせられる。
ここで、モータM1が、本発明にいうカム駆動部の一例に相当する。
定着装置60では、2つのカム部材67の回転位置を合わせるために、カム部材の双方について角度指示片や検知器を設ける必要がなく、また、カム部材および支持部材に回転位置を合わせるための特別な形状や機構も必要ない。
図8は、図1に示す画像形成装置1の定着装置60とその周辺部分を示す断面図である。図8には、定着装置60の周囲を覆う、画像形成装置1のカバー1Dおよび排出台1Cも示されている。また、図8には、用紙詰まりで定着装置60内で停止した用紙Pも示されている。
用紙検知部60Dによって用紙詰まりが検知された場合には、定着装置60内の用紙Pを操作者に取り除かせるため、モータM1(図4参照)の駆動によって軸部材68およびカム部材67が逆回転方向gに回転する。カム部材67は加圧レバー65を押し、加圧ロール62が加熱ロール61から離れる。このとき、第1のワンウェイクラッチ871は空転状態となるため、従動側排出ロール86との間に用紙Pを挟んだ駆動側排出ロール87は、逆回転方向gには回転しない。したがって、用紙Pが加熱ロール61および加圧ロール62側に巻き込まれない。
また、加圧ロール62が加熱ロール61から離れた状態で、用紙Pが操作者によって排出口1Bから外に通過方向cに向かって引き抜かれた場合、駆動側排出ロール87は、用紙Pに駆動されて正回転方向fに回転する。この場合には、駆動側排出ロール87を保持する第1のワンウェイクラッチ871は空転状態となる。したがって、引き抜かれる用紙によって駆動側排出ロール87が回転しても、軸部材68やモータM1(図4参照)までは回転しないため、例えば駆動側排出ロール87と軸部材68が固定された場合に比べて、引き抜きに抗する負荷が少ないため、詰まった用紙の引き抜がより小さな力で行える。
なお、上述した実施形態では、本発明の媒体加圧装置の例として、定着装置を示したが、本発明にいう媒体加圧装置は、記録媒体を加圧する、定着装置以外の装置であってもよい。また、上述した実施形態では、本発明にいう一対の回転体の例として、加熱ロール61および加圧ロール62を示したが、本発明にいう一対の回転体はこれに限られるものではなく、例えば、加熱を行わないロールであってもよい。また、本発明にいう一対の回転体は、ロールに限られるものではなく、無端のベルトであってもよい。
また、上述した実施形態では、本発明にいう駆動ロールの例として、駆動側排出ロール87を示し、本発明にいう従動ロールの例として、従動側排出ロール86を示したが、本発明にいう駆動ロールおよび従動ロールは、媒体を外部に排出する排出ロールに限られるものではなく、例えば、排出ロールよりも上流側に配置された搬送用のロールであってもよい。また、上述した実施形態では、従動側排出ロール86および駆動側排出ロール87が定着装置60の一部として組み込まれている例を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、駆動ロールおよび従動ロールは、媒体加圧装置とは別の装置に組み込まれたものであってもよい。
また、上述した実施形態では、本発明にいうカム部材の例として、通常加圧状態と圧力解除状態との間で回転するカム部材67を示したが、本発明にいうカム部材は、通常加圧状態および圧力解除状態に限られず、例えば、記録媒体の厚みに応じ、通常加圧状態および圧力解除状態の間の位置にすることで、通常加圧状態よりも弱い圧力の状態を生じさせるものであってもよい。
また、上述した実施形態では、本発明にいう画像形成装置の例としてタンデム型のカラープリンタを示したが、本発明にいう画像形成装置はこれに限られず、例えば、中間転写ベルトを有しないモノクロ専用プリンタであってもよい。
また、上述した実施形態では、本発明にいう画像形成装置の例としてプリンタを示したが、本発明にいう画像形成装置はプリンタに限られず、例えば、画像読取装置で読み取られたデータに基づいて画像を形成する複写機やファクシミリであってもよい。
1 画像形成装置
60 定着装置
61 加熱ロール
62 加圧ロール
65 加圧レバー
67 カム部材
68 軸部材
671 第2のワンウェイクラッチ
871 第1のワンウェイクラッチ
86 従動側排出ロール
87 駆動側排出ロール
N 接触部

Claims (3)

  1. 互いに接触する接触部を形成しながら回転し、記録媒体を該接触部に挟んで通過させる一対の回転体と、
    前記一対の回転体のうちの一方の回転体に対し、該一方の回転体を他方の回転体に向けて押し付ける圧力を付与する圧力付与部材と、
    前記接触部よりも前記記録媒体が通過する通過方向の下流側に配置され且つ駆動力を受けて回転する軸部材と、
    前記軸部材に対し、該軸部材からの第1の回転方向への回転の駆動力を伝達する第1のワンウェイクラッチを介して保持された駆動ロールであって、該第1の回転方向へ回転することにより前記記録媒体に前記通過方向への搬送駆動力を伝える駆動ロールと、
    前記駆動ロールに接触して配置され且つ該駆動ロールの回転に従動して回転することにより前記記録媒体を該駆動ロールとの間に挟んで搬送する従動ロールと、
    前記軸部材に固定されるとともに前記圧力付与部材に作用し、該軸部材の回転に伴って前記一方のロールを前記他方のロールに向けて押し付ける圧力を変更するカム部材と、
    を備え、
    前記カム部材は、前記軸部材に対し、該軸部材からの第2の回転方向への回転の駆動力を伝達する第2のワンウェイクラッチを介して保持されたカム部材であって、該軸部材の前記第2の回転方向への回転に伴って前記一方のロールを前記他方のロールに向けて押し付ける圧力を変更することを特徴とする媒体加圧装置。
  2. 前記カム部材および該カム部材を前記軸部材に保持する前記第2のワンウェイクラッチが、前記軸部材に複数組配設されたものであって、
    前記カム部材のそれぞれが、前記圧力付与部材から離れた回転位置を有するとともに、該回転位置から前記第1の回転方向および前記第2の回転方向のいずれに回転しても該圧力付与部材に干渉する形状を有し、
    当該媒体加圧装置が、前記軸部材を前記第2の回転方向に駆動して前記カム部材に前記圧力付与部材を押させる前に、該軸部材を一旦前記第1の回転方向に駆動することで前記カム部材を前記圧力付与部材に接触させるカム駆動部を備えたことを特徴とする請求項1記載の媒体加圧装置。
  3. 互いに接触する接触部を形成して回転し、画像が形成された記録媒体を該接触部に挟んで通過させることにより該画像を該記録媒体上に定着させる一対の回転体と、
    前記一対の回転体のうちの一方の回転体に対し、該一方の回転体を他方の回転体に向けて押し付ける圧力を付与する圧力付与部材と、
    前記接触部よりも前記記録媒体が通過する通過方向の下流側に配置され且つ駆動力を受けて回転する軸部材と、
    前記軸部材に対し、該軸部材からの第1の回転方向への回転の駆動力を伝達する第1のワンウェイクラッチを介して保持された駆動ロールであって、該第1の回転方向へ回転することにより前記記録媒体に前記通過方向への搬送駆動力を伝える駆動ロールと、
    前記駆動ロールに接触して配置され且つ該駆動ロールの回転に従動して回転することにより前記記録媒体を該駆動ロールとの間に挟んで搬送する従動ロールと、
    前記軸部材に固定されるとともに前記圧力付与部材に作用し、該軸部材の回転に伴って前記一方のロールを前記他方のロールに向けて押し付ける圧力を変更するカム部材と、
    を備え、
    前記カム部材は、前記軸部材に対し、該軸部材からの第2の回転方向への回転の駆動力を伝達する第2のワンウェイクラッチを介して保持されたカム部材であって、該軸部材の前記第2の回転方向への回転に伴って前記一方のロールを前記他方のロールに向けて押し付ける圧力を変更することを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017024907A (ja) * 2015-07-16 2017-02-02 シャープ株式会社 カール矯正装置及び画像形成装置

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