JP2012083412A - 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】奥行き感を適切に設定した3D画像を簡単に撮影することができるようにする。
【解決手段】視差推定部12は、3D画像を表示するための左目用画像と右目用画像の視差を検出する。視差情報解析部13は、左目用画像と右目用画像の視差のレンジを算出し、算出された視差のレンジに基づいて、3D画像を視聴するときの奥行き感が、予め設定された視聴者に快適なレンジを超えているか否かを判定する。警告コード生成部15は、判定結果に対応する警告コードを生成する。本発明は、例えば、3D画像を表示するための左目用画像と右目用画像を撮像する撮像装置に適用できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムに関し、特に、奥行き感を適切に設定した3D画像を簡単に撮影することができるようにする画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムに関する。
3Dコンテンツの画像(以下、3D画像という。)は、左目で視認する左目用画像と右目で視認する右目用画像とからなり、左目用画像と右目用画像に設定されている視差により、視聴者は画像を立体的に知覚する(奥行き感を知覚する)。この右目用画像と左目用画像は所定間隔離れた別々のカメラ(撮像部)で撮像されることにより得られる(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−229290号公報
撮影時に、視聴者が3D画像を見たときの奥行き感を確認するためには、例えば、2台のカメラを操作して撮像された3D画像の奥行き(視差)をチェックする必要が有り、撮影時に奥行き感をチェックしながら撮影するのは困難である。
また、3D画像の奥行き感は、3D画像を表示するディスプレイのディスプレイサイズなど、表示時の条件にも依存する。従って、例えば、撮影現場で視聴時と同様のディスプレイを用意して確認する必要があるなど、撮影現場で表示時の条件を再現しながら3D画像を撮影するのは困難である。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、奥行き感を適切に設定した3D画像を簡単に撮影することができるようにするものである。
本発明の一側面の画像処理装置は、3D画像を表示するための左目用画像と右目用画像の視差を検出する視差検出手段と、前記左目用画像と右目用画像の視差のレンジを算出する視差レンジ算出手段と、算出された前記視差のレンジに基づいて、前記3D画像を視聴するときの奥行き感が、予め設定された視聴者に快適なレンジを超えているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に対応するコードを生成するコード生成手段とを備える。
本発明の一側面の画像処理方法は、3D画像を表示するための左目用画像と右目用画像の視差を検出し、前記左目用画像と右目用画像の視差のレンジを算出し、算出された前記視差のレンジに基づいて、前記3D画像を視聴するときの奥行き感が、予め設定された視聴者に快適なレンジを超えているか否かを判定し、その判定結果に対応するコードを生成するステップを含む。
本発明の一側面のプログラムは、コンピュータを、D画像を表示するための左目用画像と右目用画像の視差を検出する視差検出手段と、前記左目用画像と右目用画像の視差のレンジを算出する視差レンジ算出手段と、算出された前記視差のレンジに基づいて、前記3D画像を視聴するときの奥行き感が、予め設定された視聴者に快適なレンジを超えているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に対応するコードを生成するコード生成手段として機能させるためのものである。
本発明の一側面においては、3D画像を表示するための左目用画像と右目用画像の視差が検出され、左目用画像と右目用画像の視差のレンジが算出され、算出された視差のレンジに基づいて、3D画像を視聴するときの奥行き感が、予め設定された視聴者に快適なレンジを超えているか否かが判定され、その判定結果に対応するコードが生成される。
画像処理装置は、独立した装置であっても良いし、1つの装置を構成している内部ブロックであっても良い。
本発明の一側面によれば、奥行き感を適切に設定した3D画像を簡単に撮影することができる。
本発明を適用した撮像装置の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。 視聴者にとって快適な視差または奥行き距離のレンジの算出方法について説明する図である。 視差情報解析部の詳細な構成例を示すブロック図である。 撮像装置による撮影画像表示処理を説明するフローチャートである。 撮像装置による撮影画像記録処理を説明するフローチャートである。 本発明を適用した再生装置の構成例を示すブロック図である。 再生装置による3D画像再生処理を説明するフローチャートである。 本発明を適用したコンピュータの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
[撮像装置の構成例]
図1は、本発明を適用した撮像装置の一実施の形態の構成例を示している。
図1の撮像装置1は、左目用画像と右目用画像で構成される3D画像を撮像(撮影)し、そのデータ(以下、3D画像データともいう。)を、BDROM(Blu-Ray(登録商標) Disc Read Only Memory)等の記録媒体2に記録させる。
撮像装置1は、右目用画像を撮像するR撮像部11R、左目用画像を撮像するL撮像部11L、撮像された3D画像を表示する表示部18、3D画像データの記録媒体2への記録を制御する記録制御部20などよりなる。
R撮像部11Rは、右目用画像を撮像し、その結果得られる右目用画像データを視差推定部12に供給する。L撮像部11Lは、左目用画像を撮像し、その結果得られる左目用画像データを視差推定部12に供給する。R撮像部11RとL撮像部11Lは、3D画像の水平方向と同方向に所定の間隔離れた位置に設けられている。なお、図1では、R撮像部11RとL撮像部11Lは撮像装置1内に一体化されているが、R撮像部11RとL撮像部11Lは、3D画像データを処理する後段のブロックとは別に構成されていてもよい。また、R撮像部11RとL撮像部11L自体も別々に構成されてもよい。なお、以下において、R撮像部11RとL撮像部11Lを特に区別する必要がない場合、撮像部11という。
視差推定部12は、撮像部11で撮像して得られた3D画像(以下、単に、撮影画像ともいう。)の視差を推定する。具体的には、視差推定部12は、1画素や複数画素を単位とする所定の単位ごとに、左目用画像と右目用画像の視差を検出し、検出された視差を画素単位で表した視差マップを生成する。視差推定部12は、視差マップを視差情報として視差情報解析部13に供給する。
視差情報解析部13は、条件記憶部14から供給される撮影条件及び表示条件を用いて、視差推定部12から供給された視差情報を解析し、撮像部11で撮像された3D画像を視聴者が見たときの奥行き感を推定する。視差情報解析部13において、3D画像を視聴者が見たときの奥行き感は、3D画像の視差のレンジか、または、撮像部11の位置から立体像が生じる位置までの距離である奥行き距離のレンジで表される。
そして、視差情報解析部13は、3D画像の視差のレンジ、または、奥行き距離のレンジが、視聴者にとって快適なレンジを超えているか否かを判定し、その判定結果を、警告コード生成部15に供給する。具体的には、視差情報解析部13は、視聴者にとって快適な視差のレンジ(以下、快適視差レンジともいう。)と比較して、3D画像の視差の最大値が大きい場合、最小値が小さい場合、最大値が大きくかつ最小値が小さい場合(レンジが大きい場合)、のいずれかに該当するかを判定する。奥行き距離のレンジについても同様に判定される。
条件記憶部14は、視差情報解析部13が奥行き感を推定するために必要な撮像条件及び表示条件を記憶する。条件記憶部14に記憶される撮像条件及び表示条件は、固定値として予め記憶されていてもよいし、後述する操作入力部21から、撮影者(撮像装置1のユーザ)により入力されてもよい。例えば、撮像部11内のイメージセンサのドットピッチ及び水平方向の画素数(水平画素数)は、撮像装置1に固有の撮像条件として、条件記憶部14に予め記憶しておくことができる。また例えば、視聴者が3D画像を見るときのディスプレイのドットピッチと水平画素数は、操作入力部21からユーザによって入力され、条件記憶部14に記憶される。
警告コード生成部15は、視差情報解析部13による視差情報の解析結果(比較結果)に基づいて警告コードを生成し、警告パターン生成部16及び画像符号化部19に供給する。具体的には、警告コード生成部15は、快適な視差及び奥行き距離のレンジに対して、最大値が大きい、最小値が小さい、レンジが大きい、のいずれかの判定結果が供給された場合、それに対応する警告コードを生成する。
なお、本実施の形態では、推定された奥行き感が快適なレンジ内である場合には、特にコードは生成しないこととするが、快適なレンジ内であることを表すコードを、警告パターン生成部16及び画像符号化部19に供給するようにしてもよい。
警告パターン生成部16は、警告コード生成部15から供給される警告コードに対応して決められている所定の警告メッセージを生成し、画像合成部17に供給する。例えば、撮像された3D画像において、快適視差レンジに対して、レンジが大きい場合、警告パターン生成部16は、「視差が快適なレンジを超えています」の警告メッセージを生成する。また、快適視差レンジに対して、最大値が大きい場合、警告パターン生成部16は、「被写体が飛び出しすぎです」の警告メッセージを生成する。あるいは、快適視差レンジに対して、最小値が小さい場合、警告パターン生成部16は、「被写体が引っ込みすぎです」の警告メッセージを生成する。
画像合成部17は、撮像部11で撮像されて得られた3D画像を表示部18に表示させる制御を行う。また、画像合成部17は、警告パターン生成部16から警告メッセージが供給された場合、3D画像に、警告メッセージのOSD(On Screen Display)画像を合成し、3D画像に警告メッセージが重畳された合成画像を表示部18に表示させる。
画像符号化部19は、撮像部11で撮像されて得られた3D画像データを、MPEG2(Moving Picture Experts Group phase 2),MPEG4,AVC(Advanced Video Coding)等の符号化方式で符号化する。また、画像符号化部19は、警告コード生成部15から警告コードが供給された場合、供給された警告コードを、対応する3D画像の付加情報として関連付けて符号化する。符号化の結果得られる3D画像のビットストリームは、記録制御部20に供給される。
記録制御部20は、画像符号化部19から供給される3D画像のビットストリームを記録媒体2に記録させる。
操作入力部21は、撮影開始ボタン、撮影停止ボタン、ズームスイッチ等により構成され、撮影者の操作を受け付ける。受け付けられた撮影者の操作(操作内容)を表す信号は、操作内容に応じて予め決められた各部へ供給される。
以上のように構成される撮像装置1において、撮像された3D画像が視聴者にとって快適なレンジを超えていた場合には、それに対応する警告メッセージが3D画像とともに表示部18に表示される。撮影者は、表示部18に表示された警告メッセージを見て、以後の撮影において、視差が快適な範囲になるように撮影条件を変更したり、撮影をやり直すことができる。
[快適な視差及び奥行き距離のレンジの算出方法]
次に、図2を参照して、視聴者にとって快適な視差または奥行き距離のレンジの算出方法について説明する。
図2は、3D画像を表示するディスプレイ上の視差と、それに対応して視聴者が感じる奥行き感との関係を示す図である。
視聴者の両眼間隔をde、視聴距離(視聴者からディスプレイ面までの距離)をLs、視聴者から立体像が生じる位置までの距離をLdとする。また、立体像が生じる位置までの距離Ldが視聴距離Lsと同一である場合、即ち、3D画像の飛び出しも引っ込みもない状態(3D画像の奥行きがゼロの場合)の輻輳角をβとする。さらに、3D画像において、飛び出しが最大(視差が最小)のときの輻輳角をαmax、引っ込みが最大(視差が最大)のときの輻輳角をαminとする。立体像が生じる位置までの距離Ldは、輻輳角がαmaxのとき、最小のLd_minとなり、輻輳角がαminのとき、最大のLd_maxとなる。
一般に、3D画像が所定の奥行きをもつ場合の輻輳角αと、奥行きゼロの場合の輻輳角βとの視差角|α−β|が1度(1°)以内であれば、視聴者が快適に視聴できると言われている。従って、視聴者にとって快適なレンジにおいて、αとβの関係は、次式(1)のように表される。
Figure 2012083412
また、視聴距離Lsと奥行きゼロのときの輻輳角βとの関係は、
Figure 2012083412
であるから、立体像が生じる位置までの距離Ldと輻輳角αとの関係は、式(2)を変形して、
Figure 2012083412
となる。
輻輳角αの取り得る範囲は、αmin≦α≦αmaxなので、立体像が生じる位置までの距離Ldのレンジは、
Figure 2012083412
と表すことができる。
従って、立体像が生じる位置までの距離Ldのレンジは、両眼間隔deと奥行きゼロのときの輻輳角βが分かれば求めることができる。奥行きゼロのときの輻輳角βは、両眼間隔deと視聴距離Lsで、式(3)により求めることができるので、結局、立体像が生じる位置までの距離Ldのレンジは、両眼間隔deと視聴距離Lsが分かれば求めることができる。立体像が生じる位置までの距離Ldは、撮影時では、奥行き距離に相当し、両眼間隔deは撮像部11の基線長、視聴距離Lsは撮像部11の焦点距離に相当する。
また、快適に視聴できる視差のレンジも、飛び出しが最大の輻輳角αmaxと引っ込みが最大の輻輳角αmin、両眼間隔de、及び奥行き距離Ldの、図2に示す幾何学的関係から、求めることができる。さらに、視聴者が3D画像を見るときのディスプレイのドットピッチと水平画素数が分かれば、快適に視聴できる視差のレンジを、画素数で表すことができる。
例えば、ディスプレイサイズが46V型のディスプレイで、視聴距離Lsを1.7m、両眼間隔deを6.5cmとすると、快適に視聴できる奥行き距離Ldのレンジは、0.5m(手前)から1.5m(奥)までとなる(0.5m≦Ld≦1.5m)。また、快適に視聴できる視差のレンジは、−56画素(手前)から55画素(奥)までとなる。
[視差情報解析部13の詳細構成例]
図3は、視差情報解析部13の詳細な構成例を示すブロック図である。
視差情報解析部13は、視差レンジ算出部31、絶対距離レンジ算出部32、距離比較部33、表示時の視差レンジ算出部34、快適視差レンジ算出部35、及び、視差比較部36により構成される。
視差レンジ算出部31は、視差推定部12から供給される、撮影された3D画像の視差情報(視差マップ)に基づいて、撮影された3D画像の視差のレンジ(最大値と最小値)を算出する。算出結果である視差レンジは、絶対距離レンジ算出部32と、表示時の視差レンジ算出部34に供給される。
なお、撮影者が撮影対象の被写体の位置を設定している場合には、その設定された位置の被写***置情報が第1の撮影条件として、条件記憶部14から、視差レンジ算出部31に供給される。視差レンジ算出部31は、被写***置情報が供給された場合には、その被写***置情報で設定されている領域のみについて、撮影された3D画像の視差のレンジを算出する。
絶対距離レンジ算出部32は、条件記憶部14から供給される第2の撮影条件に基づいて、撮影時の奥行き距離のレンジを計算する。第2の撮影条件としては、撮像部11のイメージセンサのドットピッチと焦点距離、並びに、R撮像部11RとL撮像部11Lの基線長及び輻輳角が供給される。
距離比較部33には、条件記憶部14から、第3の撮影条件としての、カメラ仕様である適正な撮影距離のレンジが供給され、絶対距離レンジ算出部32から、撮影時の奥行き距離のレンジが供給される。距離比較部33は、撮影時の奥行き距離のレンジと、適正な撮影距離のレンジ(適正撮影距離レンジ)とを比較し、比較結果を、視差情報の解析結果として警告コード生成部15(図1)に供給する。
具体的には、距離比較部33は、比較結果として、適正撮影距離レンジに対して、最大値が大きい、最小値が小さい、レンジが大きい、または、レンジ内、のいずれかを出力する。
なお、距離比較部33は、撮影時の奥行き距離の最大値または最小値のいずれか一方でも適正な撮影距離のレンジを超えていた場合には、適正な撮影距離のレンジを超えた方の、絶対距離レンジ算出部32で算出された値を、比較結果とともに、出力するようにしてもよい。
表示時の視差レンジ算出部34には、条件記憶部14から、第4の撮影条件として、撮像部11のイメージセンサのドットピッチと水平画素数が供給されるとともに、第1の表示条件として、視聴者が3D画像を見るディスプレイのドットピッチと水平画素数が供給される。
表示時の視差レンジ算出部34は、イメージセンサとディスプレイのドットピッチの比に応じて、撮影画像上の視差のレンジを、表示時の視差のレンジに変換する。
快適視差レンジ算出部35は、図2を参照して説明した方法により、条件記憶部14から供給される視聴距離Ls及び両眼間隔deに基づいて、視聴者にとって快適な視差のレンジ(快適視差レンジ)を算出し、視差比較部36に供給する。
視差比較部36は、表示時の視差レンジ算出部34から供給される表示時の視差のレンジを、快適視差レンジ算出部35から供給される快適視差レンジと比較し、比較結果を、視差情報の解析結果として警告コード生成部15(図1)に供給する。具体的には、視差比較部36は、比較結果として、快適視差レンジに対して、最大値が大きい、最小値が小さい、レンジが大きい、または、レンジ内、のいずれかを出力する。
なお、視差比較部36は、表示時の視差の最大値または最小値のいずれか一方でも快適視差レンジを超えていた場合には、快適視差レンジを超えた方の、表示時の視差レンジ算出部34で算出された値を、比較結果とともに、出力するようにしてもよい。
条件記憶部14には、上述した第1乃至第4の撮影条件と、第1及び第2の表示条件が記憶され、視差情報解析部13の各部に供給されるが、第1乃至第4の撮影条件と、第1及び第2の表示条件の全てを必ずしも記憶しておく必要はない。換言すれば、第1乃至第4の撮影条件と第1及び第2の表示条件の一部は、省略するか、または所定の値に置き換えることができる。
視差レンジ算出部31に供給される第1の撮影条件は、撮影対象の被写体の位置の指定が特になければ、撮影画像全体を視差のレンジの算出対象とすればよいので、省略することができる。
上述したように、視差情報解析部13では、奥行き距離によるレンジ判定(比較)と、視差によるレンジ判定(比較)とを行うことができるが、3D画像の飛び出し量は視差によって決定されるので、奥行き距離によるレンジ判定処理は省略してもよい。この場合、第2の撮影条件と第3の撮影条件は省略することができる。しかし、撮影者にとっては、視差よりも奥行き距離の方が直感的でわかりやすい。従って、奥行き距離によるレンジ判定(比較)は、撮影者に直感的にわかりやすい警告メッセージを表示することができるという効果がある。このとき、快適なレンジを超えた方の具体的な数値も表示すれば、さらに直感的にわかりやすい。
視差によるレンジ判定(比較)を行うための、第4の撮影条件と、第1及び第2の表示条件は必須の条件となる。しかし、第4の撮影条件のイメージセンサのドットピッチと水平画素数は、撮像部11が撮像装置1内に一体化されている場合には、既知の固定値として予め条件記憶部14に記憶させておくことができる。
また、一般に、第2の表示条件の視聴距離Lsには、ディスプレイの高さの3倍(3H)が採用され、両眼間隔deには6.5cmが採用される。従って、第1の表示条件からディスプレイサイズを推定し、その高さの3倍を計算し、両眼間隔deには6.5cmをデフォルトとして持つことで、第2の表示条件の視聴距離Ls及び両眼間隔deは、ユーザの入力は省略することができる。
[撮影画像表示処理]
図4のフローチャートを参照して、撮像装置1による撮影画像を表示部18に表示する撮影画像表示処理について説明する。この処理は、撮像部11から3D画像が出力されたとき開始される。
初めに、ステップS1において、視差推定部12は、撮像部11で撮像して得られた3D画像の視差を推定する。具体的には、R撮像部11RとL撮像部11Lで撮像して得られた右目用画像と左目用画像の視差を、例えば、画素単位で検出した視差マップを生成し、視差情報として、視差情報解析部13に供給する。
ステップS2において、視差情報解析部13の視差レンジ算出部31は、視差推定部12から供給された視差情報に基づいて、3D画像の視差レンジを算出する。即ち、視差レンジ算出部31は、3D画像の視差の最大値と最小値を算出し、絶対距離レンジ算出部32と、表示時の視差レンジ算出部34に供給する。
ステップS3において、絶対距離レンジ算出部32は、条件記憶部14から供給される第2の撮影条件に基づいて、撮影時の奥行き距離のレンジを計算する。ここで、第2の撮影条件は、撮像部11のイメージセンサのドットピッチと焦点距離、並びに、R撮像部11RとL撮像部11Lの基線長及び輻輳角である。
ステップS4において、距離比較部33は、計算された撮影時の奥行き距離のレンジと、第3の撮影条件としての適正な撮影距離のレンジ(適正撮影距離レンジ)とを比較し、比較結果を、視差情報の解析結果として警告コード生成部15に供給する。
ステップS5において、表示時の視差レンジ算出部34は、イメージセンサとディスプレイのドットピッチの比に応じて、撮影画像上の視差のレンジを、表示時の視差のレンジに変換することにより、表示時の視差レンジを計算する。
ステップS6において、快適視差レンジ算出部35は、図2を参照して説明した方法により、条件記憶部14から供給される視聴距離Ls及び両眼間隔deに基づいて、視聴者にとって快適な視差のレンジ(快適視差レンジ)を算出し、視差比較部36に供給する。
ステップS7において、視差比較部36は、表示時の視差レンジ算出部34で計算された表示時の視差レンジと、快適視差レンジ算出部35から供給された快適視差レンジとを比較し、比較結果を、視差情報の解析結果として警告コード生成部15に供給する。
快適視差レンジは、3D画像が撮影される前に予め計算しておくことができ、この場合、ステップS6の処理は省略することができる。また、ステップS3及びS4の処理と、ステップS5及びS7の処理は、並行して実行してもよいし、逆の順序で行ってもよい。
ステップS8において、警告コード生成部15は、視差情報解析部13による視差情報の解析結果(比較結果)に基づいて、警告コードを生成するか否かの判定を行う。即ち、警告コード生成部15は、撮影時の奥行き距離の最大値若しくは最小値の少なくとも一方が適正撮影距離レンジを超えているか、及び、表示時の視差の最大値若しくは最小値の少なくとも一方が快適視差レンジを超えているかを判定する。
ステップS8で、撮影時の奥行き距離の最大値若しくは最小値の少なくとも一方が適正撮影距離レンジを超えているか、または、表示時の視差の最大値若しくは最小値の少なくとも一方が快適視差レンジを超えている場合、処理はステップS9に進む。ステップS9では、警告コード生成部15は、視差情報の解析結果に基づく警告コードを生成し、警告パターン生成部16及び画像符号化部19に供給する。
ステップS10において、警告パターン生成部16は、警告コード生成部15から供給される警告コードに対応して決められている所定の警告メッセージを生成し、画像合成部17に供給する。
例えば、撮影時の奥行き距離のレンジが適正撮影距離レンジを超えていることを示す警告コードに対しては、「ズーム率を下げて下さい」や「カメラ間隔を小さくして下さい」等の警告メッセージが生成される。また、撮影時の奥行き距離の最大値が適正撮影距離レンジを超えている場合には、「ズーム率を下げるか被写体との距離をあけて下さい」、「輻輳角を小さくして下さい、「カメラ間隔を小さくして下さい」等の警告メッセージが生成される。撮影時の奥行き距離の最小値が適正撮影距離レンジを超えている場合には、「ズーム率を下げるか被写体に近づいて下さい」、「輻輳角を大きくして下さい」、「カメラ間隔を小さくして下さい」等の警告メッセージが生成される。
「ズーム率を下げて下さい」等の警告メッセージは、現在のズーム率、カメラ間隔、輻輳角等の設定情報(撮影情報)と、それらの設定可能な範囲を考慮して、最適な警告メッセージを生成するようにさせることができる。例えば、現在のズーム設定値がワイド端である場合には、これ以上ズーム率を下げることができないため、警告パターン生成部16は、「ズーム率を下げて下さい」ではなく、「被写体との距離をあけて下さい」の警告メッセージを生成するようにさせることができる。
一方、表示時の視差のレンジが快適視差レンジを超えていることを示す警告コードに対しては、「視差が快適なレンジを超えています」等の警告メッセージが生成される。また、表示時の視差の最大値が快適視差レンジを超えていることを示す警告コードに対しては、「被写体が飛び出しすぎです」等の警告メッセージが生成される。表示時の視差の最小値が快適視差レンジを超えていることを示す警告コードに対しては、「被写体が引っ込みすぎです」等の警告メッセージが生成される。
警告パターン生成部16は、撮影時の奥行き距離に関する警告コードと、表示時の視差レンジに関する警告コードのいずれか一方が供給された場合には、それに対応する警告メッセージを表示する。撮影時の奥行き距離に関する警告コードと、表示時の視差レンジに関する警告コードの両方が供給された場合には、警告パターン生成部16は、予め定めた一方の警告コードに対応する警告メッセージを表示する。どちらの警告コードを優先させるかは、撮影者が操作入力部21から設定可能としてもよい。
ステップS11において、画像合成部17は、警告パターン生成部16から供給された警告メッセージ(のOSD画像)と、撮像部11から供給された3D画像を合成した合成画像を生成する。
ステップS12において、画像合成部17は、合成画像を表示部18に表示させて、処理を終了する。
一方、ステップS8で、撮影時の奥行き距離が適正撮影距離レンジ内で、かつ、表示時の視差も快適視差レンジ内であると判定された場合、処理はステップS13に進む。ステップS13において、画像合成部17は、撮像部11で撮像されて得られた3D画像を、そのまま表示部18に表示させて、処理を終了する。
以上のように、撮影装置1では、撮影して得られた3D画像の視差情報を解析し、撮影中に、「視差が快適なレンジを超えています」等の警告メッセージをリアルタイムに表示部18に表示させることができる。これにより、撮影者は、奥行き感を適切に設定した3D画像を簡単に撮影することができる。
[撮影画像記録処理]
図5は、撮影画像を記録媒体2に記録する撮影画像記録処理のフローチャートを示している。この処理は、撮像部11から3D画像が出力されたとき開始され、上述した図4の撮影画像表示処理と並行して実行される。
ステップS21において、画像符号化部19は、撮像部11で撮像されて得られた3D画像を取得する。
ステップS22において、画像符号化部19は、警告コード生成部15から、警告コードが供給されたかを判定する。
ステップS22で、警告コードが供給されたと判定された場合、処理はステップS23に進み、画像符号化部19は、警告コードを、対応する3D画像の付加情報として関連付ける。そして、画像符号化部19は、付加情報を含む3D画像データを、MPEG2,MPEG4,AVC等の所定の符号化方式で符号化する。
ステップS24において、記録制御部20は、符号化の結果得られる3D画像のビットストリームを、記録媒体2に記録させて、処理を終了する。
一方、ステップS22で、警告コードが供給されていないと判定された場合、処理はステップS25に進み、画像符号化部19は、取得した3D画像データを、所定の符号化方式で符号化する。
そして、ステップS26において、記録制御部20は、符号化の結果得られる3D画像のビットストリームを、記録媒体2に記録させて、処理を終了する。
以上のように、撮影装置1では、撮影して得られた3D画像の視差情報の解析結果に基づく警告コードを、3D画像とともに記録媒体2に記録させることができる。これにより、記録媒体2に記録された3D画像を再生する場合、警告コードに基づいて、適切な警告メッセージを表示させることができる。
[再生装置の構成例]
図6は、記録媒体2に記録された3D画像を再生する再生装置の構成例を示すブロック図である。
図6の再生装置51は、記録媒体2に記録された3D画像を再生し、テレビジョン受像機等のディスプレイ52に表示させる。
再生装置51は、読み出し制御部61、画像復号化部62、警告パターン生成部63、及び画像合成部64を少なくとも有する。
読み出し制御部61は、記録媒体2に記録されている3D画像のビットストリームを読み出し、画像復号化部62に供給する。
画像復号化部62は、読み出し制御部61から供給される3D画像のビットストリームを、図1の画像符号化部19の符号化方式に対応する方式で復号する。復号の結果得られる3D画像データは、画像合成部64に供給される。3D画像のビットストリームに、付加情報として警告コードが含まれていた場合、画像復号化部62は、警告コードを、警告パターン生成部63に供給する。
警告パターン生成部63は、警告コードに対応して予め決められている所定の警告メッセージを生成し、画像合成部64に供給する。警告パターン生成部63は、警告コードに対応して、例えば、「飛び出しが大きい画像です」や「ディスプレイから離れて視聴して下さい」等の警告メッセージを生成する。
画像合成部64は、画像復号化部62から供給される3D画像データに基づいて、3D画像をディスプレイ52に表示させる制御を行う。また、画像合成部64は、警告パターン生成部63から警告メッセージが供給された場合、3D画像に、警告メッセージのOSD画像を合成し、3D画像に警告メッセージが重畳された合成画像をディスプレイ52に表示させる。
[3D画像再生処理]
図7のフローチャートを参照して、再生装置51による3D画像再生処理を説明する。この処理は、例えば、再生装置51に装着された記録媒体2の再生が指示されたときに開始される。
初めに、ステップS41において、読み出し制御部61は、記録媒体2に記録されている3D画像のビットストリームを読み出し、画像復号化部62に供給する。
ステップS42において、画像復号化部62は、読み出し制御部61から供給された3D画像のビットストリームを、図1の画像符号化部19の符号化方式に対応する方式で復号する。復号により得られた3D画像データは、画像合成部64に供給され、付加情報として含まれている警告コードは、警告パターン生成部63に供給される。
ステップS43において、警告パターン生成部63は、画像復号化部62から警告コードが供給されたかを判定する。
ステップS43で、警告コードが供給されたと判定された場合、処理はステップS44に進み、警告パターン生成部63は、警告コードに対応して予め決められている所定の警告メッセージを生成し、画像合成部64に供給する。
そして、ステップS45において、画像合成部64は、警告パターン生成部63からの警告メッセージと、画像復号化部62からの3D画像を合成し、ステップS46において、合成画像をディスプレイ52に表示させ、処理を終了する。
一方、ステップS43で、警告コードが供給されていないと判定された場合、処理はステップS47に進み、画像合成部64は、画像復号化部62から供給される3D画像データに基づき、3D画像をディスプレイ52に表示させ、処理を終了する。
以上のように、再生装置51の3D画像再生処理によれば、記録媒体2に記録された3D画像のビットストリームに含まれる警告コードに基づいて、3D画像の視差情報に基づく警告メッセージを3D画像に重畳させて表示することができる。
なお、上述した例では、対応する3D画像に重畳して警告メッセージが表示されるように、付加情報としての警告コードが記録媒体2に記録されていた。しかしながら、快適視差レンジを超えている3D画像の所定時間前の3D画像に、「飛び出しが大きい画像が表示されます」等の警告メッセージが表示されるように、警告コードを記録媒体2に記録するようにしてもよい。この場合、実際に飛び出しが大きい3D画像が表示される前に警告メッセージを表示することができ、視聴者は視聴の準備または対処を行うことができる。
上述した例では、3D画像の画像データと警告コードが、記録媒体2を介して、撮影者側の撮像装置1から、視聴者側の再生装置51に供給される例について説明した。しかしながら、3D画像の画像データと警告コードを含む3D画像のビットストリームは、例えば、衛星放送、ケーブルTV、インターネットなどのネットワークを介した伝送により、視聴者側の再生装置に供給されてもよい。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
図8は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)101,ROM(Read Only Memory)102,RAM(Random Access Memory)103は、バス104により相互に接続されている。
バス104には、さらに、入出力インタフェース105が接続されている。入出力インタフェース105には、入力部106、出力部107、記憶部108、通信部109、及びドライブ110が接続されている。
入力部106は、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる。出力部107は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部108は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部109は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ110は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体111を駆動する。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU101が、例えば、記憶部108に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース105及びバス104を介して、RAM103にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU101)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブル記録媒体111に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータでは、プログラムは、リムーバブル記録媒体111をドライブ110に装着することにより、入出力インタフェース105を介して、記憶部108にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部109で受信し、記憶部108にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM102や記憶部108に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1 撮像装置, 2 記録媒体, 12 視差推定部, 13 視差情報解析部, 15 警告コード生成部, 16 警告パターン生成部, 17 画像合成部, 19 画像符号化部, 20 記録制御部, 31 視差レンジ算出部, 32 絶対距離レンジ算出部, 33 距離比較部, 34 表示時の視差レンジ算出部, 35 快適視差レンジ算出部, 36 視差比較部

Claims (7)

  1. 3D画像を表示するための左目用画像と右目用画像の視差を検出する視差検出手段と、
    前記左目用画像と右目用画像の視差のレンジを算出する視差レンジ算出手段と、
    算出された前記視差のレンジに基づいて、前記3D画像を視聴するときの奥行き感が、予め設定された視聴者に快適なレンジを超えているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に対応するコードを生成するコード生成手段と
    を備える画像処理装置。
  2. 生成された前記コードに対応するメッセージを生成するパターン生成手段と、
    前記メッセージと前記3D画像を合成し、所定の表示手段に表示させる画像合成手段と
    をさらに備える
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記左目用画像と右目用画像の3D画像データに、前記コード生成手段により生成された前記コードを付加情報として付加した3D画像のビットストリームを生成するストリーム生成手段と、
    前記3D画像のビットストリームを所定の記録媒体に記録する記録制御手段と
    をさらに備える
    請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記判定手段は、イメージセンサとディスプレイのドットピッチの比に応じて、算出された前記視差のレンジを、表示時の視差のレンジに変換する表示時視差レンジ算出手段と、
    視聴者の視聴距離及び両眼間隔に基づいて、視聴者に快適な視差のレンジを算出する快適視差レンジ算出手段と、
    前記表示時の視差のレンジと、前記視聴者に快適な視差のレンジとを比較する視差比較手段とを有し、
    前記視差比較手段の比較結果により、前記3D画像を視聴するときの奥行き感が、予め設定された視聴者に快適なレンジを超えているか否かを判定する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記判定手段は、撮影時の奥行き距離のレンジを計算する絶対距離レンジ算出手段と、
    算出された前記撮影時の奥行き距離のレンジと、前記左目用画像と右目用画像を撮像した撮像装置の仕様である適正な撮影距離のレンジとを比較する距離比較手段とを有し、
    前記距離比較手段の比較結果により、前記3D画像を視聴するときの奥行き感が、予め設定された視聴者に快適なレンジを超えているか否かを判定する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 3D画像を表示するための左目用画像と右目用画像の視差を検出し、
    前記左目用画像と右目用画像の視差のレンジを算出し、
    算出された前記視差のレンジに基づいて、前記3D画像を視聴するときの奥行き感が、予め設定された視聴者に快適なレンジを超えているか否かを判定し、その判定結果に対応するコードを生成する
    ステップを含む画像処理方法。
  7. コンピュータを、
    3D画像を表示するための左目用画像と右目用画像の視差を検出する視差検出手段と、
    前記左目用画像と右目用画像の視差のレンジを算出する視差レンジ算出手段と、
    算出された前記視差のレンジに基づいて、前記3D画像を視聴するときの奥行き感が、予め設定された視聴者に快適なレンジを超えているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に対応するコードを生成するコード生成手段
    として機能させるためのプログラム。
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