JP2012083078A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】モータを内蔵した三方弁を冷蔵庫の本体に取り付けた場合に、モータの回動による動作音を抑制できる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】ステッピングモータ30によって弁の開閉を行う三方弁11と、三方弁11を支持する支持部材36と、三方弁11が離間した状態で支持部材36が固定される固定部材37と、固定部材37が冷蔵庫1のキャビネット100に固定された状態で、固定部材37とキャビネット100との間に介される弾性部材46とを有するものである。
【選択図】 図5
【解決手段】ステッピングモータ30によって弁の開閉を行う三方弁11と、三方弁11を支持する支持部材36と、三方弁11が離間した状態で支持部材36が固定される固定部材37と、固定部材37が冷蔵庫1のキャビネット100に固定された状態で、固定部材37とキャビネット100との間に介される弾性部材46とを有するものである。
【選択図】 図5
Description
本発明の実施形態は、冷蔵庫に関するものである。
従来より、冷蔵室と野菜室を冷却する冷蔵用エバポレータと、冷凍室や製氷室を冷却する冷凍用エバポレータを有する冷蔵庫がある。この冷蔵庫は、コンプレッサからの冷媒を冷蔵用エバポレータと冷凍用エバポレータに分けて送るための三方弁を有している。
上記三方弁は、冷蔵用エバポレータ、又は、冷凍用エバポレータの弁出口をそれぞれ開閉するために、モータが内蔵されている。
しかし、上記三方弁を冷蔵庫のキャビネットに取り付けた場合に、モータが回動するときに発生する動作音がキャビネットに伝わり、お客にとって騒音になる可能性があるという問題点があった。
そこで、本発明の実施形態は上記問題点に鑑み、モータを内蔵した三方弁を冷蔵庫の本体に取り付けた場合に、モータの回動による動作音を抑制できる冷蔵庫を提供する。
本発明の実施形態は、モータによって弁の開閉を行う三方弁と、前記三方弁に設けられ、前記三方弁を支持する支持部材と、前記三方弁が離間した状態で、前記支持部材が固定される固定部材と、前記固定部材が冷蔵庫の本体に固定された状態で、前記固定部材と前記本体との間に介される弾性部材と、を有することを特徴とする冷蔵庫である。
以下、本発明の一実施例の冷蔵庫について、図面に基づいて説明する。
(1)冷蔵庫1の構造
冷蔵庫1の構造について図1に基づいて説明する。
冷蔵庫1の構造について図1に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施例に係る冷蔵庫1のキャビネット100は、断熱箱体の内部に貯蔵空間を形成され、水平方向の断熱仕切壁により、貯蔵室である冷凍室201、製氷室202、小型冷凍室から構成される冷凍区画(以下、「F区画」という)2、冷蔵室301、野菜室302から構成される冷蔵区画(以下、「R区画」という)3など複数の貯蔵室に区分されている。なお、小型冷凍室は、製氷室202の横に配されている。
冷蔵室301の前面には、ヒンジ式の扉が配され、野菜室302、冷凍室201、製氷室202、小型冷凍室には、それぞれ引き出し式の扉が配されている。
また、キャビネット100の背面には、制御部23を内蔵した制御基板が配され、冷蔵室301の扉の前面には、制御部23を操作するための複数のスイッチ、表示部、外気温センサ20を有した操作パネル19が設けられている。
キャビネット100の後部には、F区画2を冷却するための冷凍用蒸発器である冷凍用エバポレータ(以下、「Fエバ」という)4と、F区画2の冷気を循環するための冷凍用送風ファン(以下、「Fファン」という)6と、R区画3を冷却するための冷蔵用蒸発器である冷蔵用エバポレータ(以下、「Rエバ」という)5と、R区画3の冷気を循環するための冷蔵用送風ファン(以下、「Rファン」という)7が設けられている。各貯蔵室は、Fエバ4、Rエバ5、Fファン6及びRファン7によってそれぞれ所定の設定温度に冷却保持されるものであり、Fエバ4、Rエバ5は、図2に示すように、キャビネット100の背面下部の機械室8に設置したコンプレッサ(圧縮機)9から供給される冷媒によって冷却される。
また、冷蔵室301の背面には、R区画3の庫内温度を検出するRセンサ17が配され、冷蔵室201の背面には、F区画2の庫内温度を検出するFセンサ18が配されている。
(2)冷凍サイクル28の構成
冷蔵庫1の冷凍サイクル28の構成について図3に基づいて説明する。
冷蔵庫1の冷凍サイクル28の構成について図3に基づいて説明する。
図3に示すように、冷蔵庫1の冷凍サイクル28は、高温高圧の冷媒ガスを吐出するコンプレッサ9、このコンプレッサ9から吐出される冷媒ガスを受けて放熱液化するコンデンサ(凝縮器)10、このコンデンサ10の出口側に設けられたドライヤー16、ドライヤー16の出口側に設けられ冷媒流路を切り替える三方弁11、Fエバ4、Rエバ5、Fエバ4とRエバ5のための絞り手段としての冷凍用キャピラリーチューブ(冷凍用減圧装置、以下、「Fキャピラリーチューブ」という)12及び冷蔵用キャピラリーチューブ(冷蔵用減圧装置、以下、「Rキャピラリーチューブ」という)13、逆止弁14とを備えている。
切替弁の一つである三方弁11は、コンデンサ10の出口側に設けられてFエバ4及びRエバ5への冷媒流路の切り替えと共に流量を絞り制御できる膨張弁としても機能する。コンプレッサ9とコンデンサ10と三方弁11とは、直列に接続され、三方弁11の冷凍側出口(以下、「F出口」という)にFキャピラリーチューブ12とFエバ4と逆止弁14とが直列に接続され、三方弁11の冷蔵側出口(以下、「R出口」という)にRキャピラリーチューブ13とRエバ5とが直列に接続されている。逆止弁14の出口側に接続された配管とRエバ5の出口側に接続された配管とが合流し、サクションパイプ(吸い込み管)15としてコンプレッサ9へ接続されている。したがって、三方弁11のF出口からFキャピラリーチューブ12を介して接続された低温側のFエバ4と、三方弁11のR出口からRキャピラリーチューブ13を介して接続された高温側のRエバ5とは、並列に接続されている。Fキャピラリーチューブ12とRキャピラリーチューブ13とは、サクションパイプ15と対向流熱交換器を構成するように半田付けした状態でキャビネット100を構成する断熱材(ウレタン)の中に埋設されている。
Fエバ4には、その温度を検出するFエバセンサ18が設けられ、Rエバ5には、その温度を検出するRエバセンサ19が設けられている。
(3)冷蔵庫1の電気的構成
次に、冷蔵庫1の電気的構成について、図4のブロック図に基づいて説明する。
次に、冷蔵庫1の電気的構成について、図4のブロック図に基づいて説明する。
図4に示すように、制御基板に設けられた制御部23は、マイクロコンピュータより構成され、コンプレッサ9のモータ、Rファン7、Fファン6、Cファン27が接続されている。また、冷蔵室301の扉301aに設けられた操作パネル19、操作パネル19に設けられた外気温センサ20、三方弁11、Rセンサ17、Fセンサ18、Rエバセンサ19、Fエバセンサ18も接続されている。
(4)冷却モード
上記構成の冷蔵庫1では、制御部23が、F区画2やR区画3に設けられたRセンサ17、Fセンサ18、Rエバセンサ19、Fエバセンサ18、外気温センサ20の検知温度に基づいて、三方弁11を切り替え制御することにより、Rエバ5に冷媒を流すことでR区画3のみを冷却する冷蔵冷却モード(以下、「Rモード」いう)と、Fエバ4に冷媒を流すことでF区画2のみを冷却する冷凍冷却モード(以下、「Fモード」いう)を実行する。
上記構成の冷蔵庫1では、制御部23が、F区画2やR区画3に設けられたRセンサ17、Fセンサ18、Rエバセンサ19、Fエバセンサ18、外気温センサ20の検知温度に基づいて、三方弁11を切り替え制御することにより、Rエバ5に冷媒を流すことでR区画3のみを冷却する冷蔵冷却モード(以下、「Rモード」いう)と、Fエバ4に冷媒を流すことでF区画2のみを冷却する冷凍冷却モード(以下、「Fモード」いう)を実行する。
(5)三方弁11の内部構造
冷凍サイクル28の三方弁11の内部構造について図5と図6に基づいて説明する。
冷凍サイクル28の三方弁11の内部構造について図5と図6に基づいて説明する。
図5に示すように、三方弁11は、円筒形の弁ケース31に収納されたステッピングモータ30と、その弁ケース31の底部に設けられた弁座32と、この弁座32の上部に配置される弁体33とを有し、弁ケース31の外方には、ステッピングモータ30にリード線のコネクターを接続するための接続部35が突出している。また、三方弁11の弁ケース31の下部からは、入口配管24、出口配管25,26がそれぞれ接続されている。
図6に示すように、弁座32には、Rエバ5側の出口配管25へ冷媒が流れ出るR出口32Rと、Fエバ4側の出口配管26へ冷媒が流れ出るF出口32Fと、コンデンサ10から入口配管24を介して冷媒が流れ込む流入口34とが形成されている。
弁体33は、弁座32に形成されたR出口32R及びF出口32Fを覆うように弁座32の上部に配置され、パルス制御されるステッピングモータ30によって角度制御可能に回動される。また、弁体33には、R溝33R及びF溝33Fが、互いに回転軸33aからの距離を相違させ、かつ、周方向の位置をずらして肉厚段部33bの下面に形成されている。
ステッピングモータ30によって弁体33が、所定方向(本実施例では図6における矢符Kで示す時計回りの方向)へ所定角度回動することで、R溝33R及びR出口32R、又は、F溝33F及びF出口32Fが上下に重なり連通したり、いずれのF溝33R,R溝33FもF出口32R,R出口32Fに重なり合わずF出口32R,F出口32Fが弁体33によって閉鎖されたりする。
Rモードにおいて、R溝33RとR出口32Rとが連通すると、流入口34から弁ケース31内に流入した冷媒が、肉厚段部33bの開放端縁からR溝33Rの内に進入し、R出口32Rから流出してR出口配管25を介してRキャピラリーチューブ13及びRエバ5に導入される。
Fモードにおいて、F溝33FとF出口32Fとが連通すると、流入口34から弁ケース31内に流入した冷媒が、肉厚段部33bの開放端縁からF溝33Fの内に進入し、F出口32Fから流出してF出口配管26を介してFキャピラリーチューブ12及びFエバ4に導入される。
F出口32R,R出口32Fが弁体33の肉厚段部33bによって閉鎖されるとFエバ4、Rエバ5への冷媒供給を遮断される。
さらに、R溝33Rは、回転方向の前端から後端に向かうにしたがって断面積が漸次拡大するように形成されており、ステッピングモータ30によって弁体33の回動角度を制御することで、R溝33RとR出口32Rとが重なり合う面積を変更できる。これにより、Rモードにおいて、R出口32Rの開度を調整してRエバ5に供給する冷媒流量を、全閉から全開まで絞り調整できる。
また、F溝33Fについても、R溝33Rと同様、回転方向の前端から後端に向かうにしたがって断面積が漸次拡大するように形成されており、ステッピングモータ30によって弁体33の回動角度を制御することで、Fモードにおいて、F出口32Fの開度を調整してFエバ4に供給する冷媒流量を、全閉から全開まで絞り調整できる。
(6)三方弁11を取り付けるための部材
次に、三方弁11を機械室8に取り付けるための部材について図2、図5及び図7を用いて説明する。
次に、三方弁11を機械室8に取り付けるための部材について図2、図5及び図7を用いて説明する。
機械室8の開口部72には、取り付け部材54が取り付けられ、三方弁11は、この取り付け部材54に取り付けられる。この取り付けのために、三方弁11には金属板よりなる支持部材36が設けられ、そして、この支持部材36を取り付け部材54に固定するために固定部材37と弾性部材46が用いられる。
支持部材36は、円筒形の弁ケース31の底部に設けられ、三方弁11を支持する。支持部材36は、弁ケース31の底部から側方に突出し、さらに下方に折り曲がられた逆L字状を成している。支持部材36の折り曲げられた部分には、2個のネジ孔40,40が開口している。
固定部材37は、支持部材36の側方に配されるものであり、振動吸収材から形成された板状である。振動吸収材としては、例えば金属板とゴムを積層させた振動抑制鋼板、又は、合成樹脂製の板である。固定部材37は、固定部材37の上部と下部との間に段差が生じるように段部38を有し、この段部38により、固定部材37の下部が三方弁11側に接近し、上部が三方弁11側から離間した状態となる。固定部材37の下端部近傍には、2個のネジ孔39,39が開口し、支持部材36の2個のネジ孔40,40と、2個のネジ42,42によってネジ止めできる。固定部材37の上端部近傍には、2個の円形の第1開口部44,44が開口している。
弾性部材46は、ゴムなどよりなるT字型の板状であって、固定部材37の側方に配されている。この弾性部材46の上部には、2個の第2開口部48,48が開口している。第2開口部48の周縁部であって、かつ、固定部材37側には、環状の突出部50が形成されている。この突出部50の基部に沿って、溝52が設けられている。前記弾性部材46の上部から延出部47が下方に延出されている。
キャビネット100の機械室8の開口部72に取り付けられる取り付け部材54について説明する。なお、この取り付け部材54は、冷蔵庫1の本体であるキャビネット100の一部である。
取付け部材54は金属板を複数回折曲したものであり、縦方向に長い長方形状の第1取付け板56と、この第1取付け板56の一側部から直角に折り曲げられた第2取付け板58と、この第2取付け板58の一側部から直角に、かつ、前記第1取付け板56とは反対方向に折り曲げられた第3取付け板60と、この第3取付け板60の一側部から直角に、かつ、前記第2取付け板58とは反対側に折り曲げられた第4取付け板62とを有している。また、第2取付け板58の上端部から、第3取付け板60の方向に天井板64が延設され、さらにこの天井板64の一側部から第5取付け板66が上方に折り曲げられている。
第1取付け板56は、三方弁11を取り付けられるものであって、その取り付けのために2個のネジ孔68,68が開口している。
第2取付け板58と第3取付け板60とによって形成された空間には、ドライヤー16が配される。
(7)三方弁11の取り付け手順
以下、三方弁11の取り付け手順について説明する。
以下、三方弁11の取り付け手順について説明する。
まず、三方弁11を支持している支持部材36を固定部材37の下部に合わせ、ネジ42,42によってネジ止めする。これにより、三方弁11は、支持部材36によって、固定部材37とは離間した状態で取り付けられる
次に、三方弁11を取り付けた固定部材37の第1開口部44に、弾性部材46の突出部50を嵌め込む。この場合に、図5に示すように、板状の固定部材37が、突出部50の溝52に嵌まるようにする。
次に、三方弁11を取り付けた固定部材37の第1開口部44に、弾性部材46の突出部50を嵌め込む。この場合に、図5に示すように、板状の固定部材37が、突出部50の溝52に嵌まるようにする。
次に、2個の座付きネジ70,70を2個の第1開口部44、第2開口部48にそれぞれ挿通すると共に、第1取付け板56の2個のネジ孔68,68に螺合する。これにより、固定部材37と第1取付け板56とによって弾性部材46とが、挟むようにしてネジ止めされ、三方弁11が取付け部材54に取り付けられる。
次に、取付け部材54の第4取付け板62を、図8に示すように、機械室8の背面から見た左側の縁部の表側に合わせ、ネジ止めする。この場合に、天井板64から突出している第5取付け板66が、機械室8の開口部72の上縁部の表側にあてがうようにすることによって、取付け部材54の位置決めも行うことができる。
次に、三方弁11の下方から延びている入口配管24にドライヤー16を取り付け、取付け部材54における第2取付け板58と第3取付け板60によって構成された空間にドライヤー16を配して、ベルト74で固定する。
以上によって、三方弁11とドライヤー16を図2と図8に示すように取り付けることができる。
(8)効果
上記構成の冷蔵庫1における三方弁11の取り付け構造であると、三方弁11が、支持部材36によって、固定部材37とは離間した状態で取り付けられているため、ステッピングモータ30の動作音が取付け部材54を介してキャビネット100に伝達されるのを抑制できる。特に、固定部材37と取付け部材54との間に弾性部材46が介されているため振動の伝達を抑制できる。
上記構成の冷蔵庫1における三方弁11の取り付け構造であると、三方弁11が、支持部材36によって、固定部材37とは離間した状態で取り付けられているため、ステッピングモータ30の動作音が取付け部材54を介してキャビネット100に伝達されるのを抑制できる。特に、固定部材37と取付け部材54との間に弾性部材46が介されているため振動の伝達を抑制できる。
また、固定部材37は、弾性部材46から突出した突出部50の溝52に嵌め込んで固定されているため、その固定部分で振動したりすることがなく、振動の伝達を抑制できると共に、確実に弾性部材46を取付け部材54に挟むようにして取り付けることができる。
また、固定部材37と弾性部材46とを取り付ける第1開口部44が、固定部材37の上部に位置し、三方弁11の支持部材36を取り付けるネジ孔39は固定部材37の下部に位置しているため、弾性部材46の取り付け位置と支持部材36の取り付け位置との距離が最も遠く離れた状態となっており、三方弁11からの振動の伝達をより抑制できる。
また、弾性部材46の延出部47が、固定部材37の下部の方向に延びているため、より振動の伝達を抑制できる。
また、固定部材37は振動吸収材より構成されているため、三方弁11からの振動の伝達を確実に抑制できる。
(9)他の実施形態
本発明の請求項1に係る実施形態の冷蔵庫であると、三方弁が固定部材と離間した状態で支持部材によって固定されると共に、固定部材と本体との間に弾性部材が介されているため、モータによる振動を本体に伝達されるのを抑制できる。
本発明の請求項1に係る実施形態の冷蔵庫であると、三方弁が固定部材と離間した状態で支持部材によって固定されると共に、固定部材と本体との間に弾性部材が介されているため、モータによる振動を本体に伝達されるのを抑制できる。
本発明の請求項2に係る実施形態の冷蔵庫であると、固定部材の第1開口部が弾性部材の第2開口部の周縁から突出した環状の突出部に嵌め込まれているため、固定部材と弾性部材の固定部分で振動することなく、また、固定部材は冷蔵庫の本体との間で確実に弾性部材を挟んだ状態で固定できる。
本発明の請求項3に係る実施形態の冷蔵庫であると、固定部材の一端に弾性部材が固定され、他端部に支持部材を介して三方弁が取り付けられているため、両者の距離が最も遠く離れた状態となり、振動の伝達をより抑制でき、さらに、固定部材の一端部から他端部の方向へ弾性部材が延出されているため、その振動をさらに抑制できる。
本発明の請求項4に係る実施形態の冷蔵庫であると、固定部材が振動吸収材で形成されているため、三方弁の振動をより吸収できる。
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1・・・冷蔵庫、8・・・機械室、11・・・三方弁、30・・・ステッピングモータ、36・・・支持部材、37・・・固定部材、38・・・段部、44・・・第1開口部、46・・・弾性部材、47・・・延出部、48・・・第2開口部、50・・・突出部、54・・・取付け部材
Claims (4)
- モータによって弁の開閉を行う三方弁と、
前記三方弁に設けられ、前記三方弁を支持する支持部材と、
前記三方弁が離間した状態で、前記支持部材が固定される固定部材と、
前記固定部材が冷蔵庫の本体に固定された状態で、前記固定部材と前記本体との間に介される弾性部材と、
を有することを特徴とする冷蔵庫。 - 前記固定部材は、円形の第1開口部を有し、
前記弾性部材は、円形の第2開口部と、前記第2開口部の周縁から突出した環状の突出部とを有し、
前記固定部材の第1開口部に前記弾性部材の突出部を嵌め込み、前記第1開口部と前記第2開口部にネジをそれぞれ挿通して、前記弾性部材と前記固定部材とを前記本体にネジ止めする、
ことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。 - 前記固定部材の一端部が前記弾性部材を介して前記本体に固定され、
前記固定部材の他端部に前記支持部材が固定され、
前記弾性部材は、前記固定部材の前記一端部から前記他端部の方向へ延出されている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の冷蔵庫。 - 前記固定部材が、振動吸収材で形成されている、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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