JP2012076142A - 長尺材のレーザ切断加工方法及び装置 - Google Patents

長尺材のレーザ切断加工方法及び装置 Download PDF

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治巳 西山
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宏 小野寺
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正樹 足立
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Abstract

【課題】長尺材のワークの先端部側を基端部側を切断分離するレーザ切断加工方法及び装置を提供する。
【解決手段】長尺材の基端部側を把持したメインチャックによって長尺材Wを回転する工程と、前記メインチャック5に対して接近離反する方向であって、前記長尺材Wの長手方向へ移動自在なキャリッジ7に当該キャリッジ7の移動方向に対して直交する方向へ移動自在に備えたレーザ加工ヘッド9によって前記長尺材Wのレーザ加工を行うとき、前記長尺材Wを支持するサポートチャック11を前記キャリッジ7と一体的に長尺材Wの長手方向へ移動する工程と、前記長尺材Wの先端部側WAを前記レーザ加工ヘッド9によってレーザ加工を行う工程と、レーザ加工を行った長尺材の先端部側を前記基端部側から切断分離するときに、互いに直交する方向から長尺材を把持自在かつ長尺材と一体的に回転自在な回転クランプを備えると共に長尺材の長手方向へ移動自在な一対の製品サポートによって前記長尺材の先端部側を支持する工程、の各工程を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばパイプ材やチャンネル材などのごとき長尺材のレーザ切断加工を行うレーザ切断加工方法及び装置に係り、さらに詳細には、前記長尺材の先端部側を切断分離するとき、前記先端部側を安定した状態に保持して切断加工を行うことのできるレーザ切断加工方法及び装置に関する。
従来、例えばパイプ材やチャンネル材などのごとき長尺材のレーザ切断加工を行う場合、上記長尺材の基端部側をスクロールチャックによって把持し、先端部側を適宜の支持機構によって支持する構成である。そして、前記スクロールチャックを回転して長尺材を回転すると共に、レーザ加工ヘッドからレーザ光を照射して穴開け加工や切り欠き加工等のレーザ切断加工を行っている(特許文献1、2参照)。
特開2008−30108号公報 特開2010−12479号公報
前記特許文献1に記載の発明は、X軸方向へ移動自在なテーブル上にスクロールチャック及び支持機構を備え、テーブルをX軸方向へ移動することにより、前記スクロールチャック及び支持機構によって支持した長尺のワークをX軸方向へ移動し、レーザ加工ヘッドによって前記ワークにレーザ加工を行う構成である。すなわち、特許文献1に記載の発明は、テーブルのX軸方向の長さ寸法以下の長尺のワークを加工対象とするものである。
前記特許文献2に記載の発明は、長尺のワークを支持するパイプサポート装置を、レーザ加工ヘッドを備えたX軸キャリッジと一体的に移動しつつ前記ワークにレーザ加工を行うものであるから、前記パイプサポート装置によって支持された部分に近接した部分のレーザ加工を行うこととなり、長尺のワークの撓み等を防止した状態において精度のよいレーザ加工を行うことができる。また、前記パイプサポート装置によってワークを把持して、ワークを長手方向に移動できるので、前記X軸キャリッジのX軸方向への移動範囲の長さよりも長い範囲に亘ってワークにレーザ加工を行うことができ、望ましいものである。
しかし、前記特許文献1、2に記載の発明は、長尺のワークの先端部側を基端部側から切断分離しようとする場合、前記先端部側を支持することまでは記載されていない。したがって、例えば、長尺の基端部側の所定範囲に亘ってレーザ加工を行った後、基端部側から先端部側を切断分離する場合に問題がある。この場合、例えば水平なローラ又はV字形にローラを配置したローラテーブルによって前記先端部側を支持することも可能である。しかし、ワークが、例えば角パイプやチャンネル材などの場合には、ワークの回転が円滑に行われ得ないので問題がある。
本発明は、前述のごとき従来の問題に鑑みてなされたもので、長尺材のレーザ切断加工方法であって、長尺材の基端部側を把持したメインチャックによって長尺材を回転する(a)工程と、前記メインチャックに対して接近離反する方向であって、前記長尺材の長手方向へ移動自在なキャリッジに当該キャリッジの移動方向に対して直交する方向へ移動自在に備えたレーザ加工ヘッドによって前記長尺材の先端部側のレーザ加工を行う(b)工程と、レーザ加工を行った長尺材の先端部側を前記基端部側から切断分離するときに、長尺材を把持自在かつ長尺材と一体的に回転自在な回転クランプを備えると共に長尺材の長手方向へ移動自在な少なくとも一対の製品サポートによって前記長尺材の先端部側を支持する(c)工程、の各工程を備えていることを特徴とするものである。
また、長尺材のレーザ切断加工装置であって、長尺材の基端部側を把持して当該長尺材を回転するためのメインチャックと、当該メインチャックに対して接近離反する方向であって前記長尺材の長手方向へ移動自在のキャリッジと、当該キャリッジの移動方向に対して直交する方向へ前記キャリッジに移動自在に支持されたレーザ加工ヘッドと、前記長尺材の先端部側を前記基端部側から切断分離するときに、上記先端部側を把持自在かつ長尺材と一体的に回転自在な回転クランプを備えると共に長尺材の長手方向へ移動自在な一対の製品サポートと、を備えていることを特徴とするものである。
また、前記長尺材のレーザ切断加工装置において、前記製品サポートは、前記メインチャックに対して接近離反する方向へ位置調節自在なベースフレームに、リング状の回転フレームを回転自在に備え、この回転フレームの一側面に、長尺材を把持自在な一対のワーク把持部材を、当該回転フレームの回転中心を中心として互いに接近離反自在に備え、前記回転フレームの他側面に、前記ワーク把持部材の接近離反作動方向に対して直交する方向に互いに接近離反作動を行って長尺材を把持自在な別個の一対のワーク把持部材を備えていることを特徴とするものである。
また、前記長尺材のレーザ切断加工装置において、前記ワーク把持部材が長尺材を把持した状態にロック自在なロック手段を備えていることを特徴とするものである。
本発明によれば、長尺材の基端部側から切断分離される先端部側を、一対の製品サポート装置によって支持するものであるから、先端部側の長さ寸法が種々の場合であっても、上記先端部側の両端側を支持することができるものである。したがって、基端部側から先端部側を切断分離するとき、先端部側を安定した状態に支持できるものである。
そして、製品サポート装置を長尺材の長手方向へ移動することにより、切断分離された先端部側を、切断分離した位置から離反する方向へ搬出することができるものである。よって、長尺材の新たなレーザ加工位置がレーザ加工ヘッドと対応するように長手方向に移動して、基端部側のレーザ加工を行う場合、続けてレーザ加工を行うことができるものである。
本発明の実施形態に係るレーザ切断加工装置の全体的構成及び作用を概念的、概略的に示した説明図である。 製品サポートの全体的構成を示す斜視説明図である。 製品サポートの主要な構成を示した正面説明図である。 製品サポートの主要な構成を示した正面説明図である。 製品サポートの主要な構成を示した背面説明図である。
図1に概念的、概略的に示すように、本発明の実施形態に係るレーザ切断加工装置1は、例えばパイプ材やチャンネル材、アングル材などの長尺のワーク(長尺材)Wにレーザ加工を行うもので、例えばテーブルなどのごとき支持ベース3を備えている。この支持ベース3のX軸方向(図1において左右方向)の一端側にはメインチャック5が装着してある。このメインチャック5は、前記ワークWを長手方向に挿通自在な中空状の回転軸(図示省略)を備えており、この回転軸の一端部には、前記ワークWを互いに直交する方向から把持自在な二対のスクロール爪(図示省略)を備えた構成である。
上記メインチャック5の構成は、前記特許文献2に記載のパイプ回転手段(パイプ回転装置)と同様の構成であって、前記ワークWを把持自在である。そして、ワークWを把持した状態においてサーボモータ(図示省略)を正転、逆転することにより、ワークWを長手方向の軸心回りに回転して回転割出しを行うことができるものである。なお、前記メインチャック5の構成は、前記特許文献2に記載の前記パイプ回転装置と同一の構成であってもよいものであるから、前記メインチャック5の構成、作用についてのより詳細な説明は省略する。
前記レーザ切断加工装置1には、前記メインチャック5に把持された前記ワークWの長手方向(X軸方向)へ移動自在なキャリッジ7が備えられている。このキャリッジ7はX軸方向に対して直交するY軸方向(図1において紙面に垂直な方向)に長く構成してあり、このキャリッジ7には、前記ワークWにレーザ加工を行うためのレーザ加工ヘッド9がY軸方向へ移動自在に備えられている。なお、上記キャリッジ7、レーザ加工ヘッド9は、例えば、前記特許文献2に記載のX軸キャリッジ、レーザ加工ヘッドと同一の構成であってもよく、既に周知の構成であるから、前記キャリッジ7、レーザ加工ヘッド9の構成、作用についての詳細な説明は省略する。
前記レーザ切断加工装置1において、前記支持ベース3上には、ワークWのレーザ加工位置に近接した位置を支持するためのサポートチャック11が前記キャリッジ7と一体的にX軸方向へ移動自在に備えられている。このサポートチャック11は、前記特許文献2に記載のパイプサポート装置と同様の構成であって、前記キャリッジ7と一体的に連結自在な係合ピン13を上下動自在に備えている。なお、前記サポートチャック11の構成は、特許文献2に記載のパイプサポート装置と同一の構成であってもよいものであるから、サポートチャック11のより詳細な構成、作用についての説明は省略する。
上記構成により、サポートチャック11によってワークWを相対的に移動可能に支持し、かつ当該サポートチャック11をキャリッジ7と一体的に連結した状態において、キャリッジ7をX軸方向へ移動位置決めすると共にメインチャック5によってワークWの回転割出しを行って、ワークWにレーザ加工を行うことにより、ワークWに対して種々の形状の穴加工や切欠き加工を行うことができる。この際、サポートチャック11がワークWのレーザ加工位置に近接した位置を支持しているので、ワークWの撓みを防止した状態においてレーザ加工を行うことができ、精度の良いレーザ加工を行うことができる。
そして、前記サポートチャック11によってワークWを把持し、メインチャック5によるワークWの把持を解放した状態にあるときに、サポートチャック11を、図1において、左方向へ移動することにより、ワークWの未加工部分を、前記メインチャック5の左側へ、すなわちレーザ加工ヘッド9の動作領域に対応した位置へ引き出すことができるものである。
すなわち、前記特許文献2に記載のレーザ切断加工装置と同様の作用、効果を奏し得るものである。
前述のごとく長尺のワークWにレーザ加工を行った後、前記メインチャック5に把持されているワークWの基端部側から、レーザ加工が行われた先端部側を切断分離するとき、ワークWの先端部側を支持する必要がある。そこで、前記レーザ切断加工装置1には、ワークWの先端部側を支持する一対の製品サポート15A,15Bが備えられている。上記製品サポート15A,15Bは、前記支持ベース3上にX軸方向へ移動位置決め自在に備えられている。
すなわち、図1(A)に概略的に示すように、前記製品サポート15A,15Bは、前記キャリッジ7のX軸方向への移動範囲の範囲外の位置へ位置決め自在である。そして、ワークWの先端部側を切断分離するときには、図1(B)に示すように、切断分離される製品WAの長さに対応して互いに両端部側を保持するように離隔して位置決めされる。そして、製品WAを切断分離した後には、一対の製品サポート15A,15Bを、前記メインチャック5から離反する方向(図1(C)において左方向)へ移動することにより、一対の製品サポート15A,15Bによって製品WAを支持した状態でもって加工位置から搬出することができるものである。
したがって、前記ワークWの先端部側を切断分離した後、ワークWの未加工部分、すなわち新たなレーザ加工位置を、レーザ加工ヘッド9の動作領域内に引き出して、ワークWの基端部側のレーザ加工を続けて行うような場合、前記サポートチャック11によってワークWを把持する。そして、メインチャック5によるワークWの把持を解放して相対的に移動自在に支持する。その後、キャリッジ7と一体的にサポートチャック11を、図1(C)において左方向へ移動することにより、ワークWをメインチャック5に対して左方向へ引き出し移動することができる。よって、ワークWの基端部側の未加工部分のレーザ加工を続けて行うことができることになる。
そして、ワークWの先端部側のレーザ加工を行っているときに、前記一対の製品サポート15A,15Bから製品WAを取り外して次工程へ搬出することができるので、ワークWのレーザ加工の能率向上を図ることができるものである。
前記一対の製品サポート15A,15Bは同一構成であるから、一方の製品サポート15A(15B)の構成について詳細に説明する。製品サポート15A(15B)は、前記支持ベース3に備えたX軸方向のガイド部17(図2参照)にX軸方向(前記メインチャック5に対して接近離反する方向)へ移動自在に支持されたベースフレーム19を備えている。このベースフレーム19には複数のブラケット21が備えられており、各ブラケット21には、X軸方向の軸心回りに回転自在な支持ローラ(ガイドローラ)23が回転自在に備えられている。
そして、前記複数の支持ローラ23の間には、ワークWを互いに直交する方向から把持自在かつワークWと一体的に回転自在な回転クランプ24の一部を構成するところのリング円板状の回転フレーム25が回転自在に支持されている。この回転フレーム25の回転中心は、前記メインチャック5における回転軸の軸心と一致してある。そして、前記回転フレーム25の一側面及び他側面には、前記ワーク(製品)を把持自在な一対のワーク把持部材27A,27Bが、前記回転フレーム25の回転中心Oを中心として互いに接近離反自在に備えられている。
より詳細には、前記回転フレーム25の一側面には、図3に示すように、互いに平行なガイド部材29A,29Bが前記回転中心Oを間にして離隔して備えられている。そして、上記ガイド部材29A,29Bには、前記ワーク把持部材27A,27Bとしての把持ローラを、図3において上下に対向して備えた一対の把持部材ホルダ31A,31Bが、図3において上下動自在に備えられている。前記把持部材ホルダ31Aは、図3において下側が開口したコ字形状に構成してあり、把持部材ホルダ31Bは、図3において上側が開口したコ字形状に構成してある。
そして、前記把持部材ホルダ31A,31Bにおいて、図3において左右両側に備えたそれぞれの上下方向のアーム部33A,33Bには上下方向の長穴35A,35Bがそれぞれ形成してある。上記長穴35A,35Bの部分には、互いに対向する上下方向のラック37A,37Bが備えられている。そして、前記把持部材ホルダ31A,31Bを介して前記ワーク把持部材27A,27Bを互いに接近離反する方向(図3において上下方向)に移動するために、前記ガイド部材29A,29Bにはそれぞれ支持ブラケット39A,39Bがボルト等のごとき複数の固定具によって一体的に取付けてあり、この各支持ブラケット39A,39Bには、対向した前記ラック37A,37Bと噛合したピニオン(図示省略)を一体的に備えたピニオン軸41A,41Bが回転自在に支持されている。
したがって、例えば一方のピニオン軸41Aを、適宜の工具を介して正回転、逆回転することにより、一対の把持部材ホルダ31A,31Bは、図3において互いに上下方向の逆方向へ同時に移動されることになる。よって、一対の把持部材ホルダ31A,31Bに備えられた一対のワーク把持部材(把持ローラ)27A,27Bは、回転フレーム25の回転中心Oを間にして互いに接近離反する方向へ移動することになる。すなわち、ワーク把持部材27A,27Bは、図3においての長尺のワークWの上下方向の軸心位置を、前記回転中心Oに一致した状態に保持されるものである。
前記ワーク把持部材27A,27BがワークWを把持した状態にロック自在なロック手段43が備えられている。すなわち、前記支持ブラケット39Aには、前記ピニオン軸41Aを回転自在に支持した支持孔に至るスリット45が形成してある。そして、前記支持ブラケット39Aには、前記スリット45を形成することによって構成された締付片47に、前記スリット45を通過して先端部を螺合した締付ボルト49が回転自在に備えられている。
したがって、前記締付ボルト49を締付けると、前記スリット45が締付けられて、ピニオン軸41Aが固定されることになる。よって、ピニオン軸41Aを締付け固定した状態においては、ラック37A,37Bを、図3において上下方向に移動することができず、一対のワーク把持部材27A,27Bは不動状態にロックされるものである。そして、締付ボルト49を緩めることにより、ピニオン軸41Aを回転することができ、一対のワーク把持部材27A,27Bを互いに接近離反する方向へ移動することができるものである。
前記回転フレーム25の他側面には、前記ワーク把持部材27A,27Bの把持方向に対して直交する方向(図3においては左右方向)からワークWを把持自在な別個の一対のワーク把持部材51A,51B(図5参照)が備えられている。このワーク把持部材51A,51Bを、回転フレーム25の回転中心Oを間にして互いに接近離反する構成は、前記ワーク把持部材27A,27Bを互いに接近離反する構成と同一であるから、同一機能を奏する構成要素には同一符号を付することとして重複した説明は省略する。
以上のごとき説明より理解されるように、一対の製品サポート15A,15Bは、長尺のワークWのレーザ加工を行うときには、キャリッジ7、レーザ加工ヘッド9の移動領域から離れた位置、すなわちレーザ加工の邪魔にならない位置へ退避(図1(A)の状態)することができるものである。そして、ガイド部17に沿って製品サポート15A,15BをX軸方向へ移動するときには、前記ベースフレーム19に立設した柄部材53(図2参照)を把持して手動的に移動することができる。
したがって、ワークWの基端部側から先端部側(製品WA)を切断分離するとき、前記ワーク把持部材27A,27B及び51A,51Bを互いに大きく離隔した状態において、ワークの先端部側を支持すべく適宜位置へ移動位置決めすることができる(図1(B)参照)。そして、前記ワーク把持部材27A,27B及び51A,51Bを互いに接近動作することにより、先端部側を把持することができるものである。
この際、前記ワーク把持部材27A,27Bの接近離反動作方向と、前記ワーク把持部材51A,51Bの接近離反動作方向は互いに直交する方向であるから、ワークWの軸芯を回転フレーム25の回転中心Oに常に一致した状態に把持することができる。したがって、ワークWが、例えば角パイプやチャンネル材等の場合であっても、ワークWの基端部側から先端部側を切断分離するとき、先端部側を安定した状態に保持することができ、精度のよい切断分離のレーザ加工を行うことができるものである。
そして、先端部側の切断分離を行った後には、製品サポート15A,15Bをメインチャック5から離反する方向へ移動することにより、製品サポート15A,15Bによって製品WAを保持(支持、把持)した状態のままレーザ加工領域から製品を搬出することができるものである。したがって、ワークWの基端部側のレーザ加工を続けて行うような場合、次のレーザ加工を能率よく開始することができるものである。また、レーザ加工領域から製品を搬出した後に、前記製品サポート15A,15Bから製品WAを別工程へ移送することができるものである。よって、製品サポート15A,15Bからの製品WAの取り出し作業をあわてることなく余裕が生じるものである。
なお、本発明は、前述したごとき実施形態に限るものではなく、適宜の変更を行うことにより、その他の形態でもって実施可能である。前記説明においては、回転フレーム25の両側(一側面及び他側面)に一対のワーク把持部材27A、27Bを設けた構成を説明したが、回転フレーム25の片側(一側面)のみにワーク把持部材27Aとブラケットなどを介してワーク把持部材27Bを設けることも可能である。また、回転フレーム25を支持ローラ(ガイドローラ)23で回転自在に支持する例を説明したが、この支持ローラはベアリングの支持など適宜別の形態で回転支持することも可能である。
1 レーザ切断加工装置
3 支持ベース
5 メインチャック
7 キャリッジ
9 レーザ加工ヘッド
11 サポートチャック
13 係合ピン
15A,15B 製品サポート
19 ベースフレーム
24 回転クランプ
25 回転フレーム
27A,27B,51A,51B ワーク把持部材(把持ローラ)
31A,31B 把持部材ホルダ
33A,33B アーム部
37A,37B ラック
39A,39B 支持ブラケット
41A,41B ピニオン軸
43 ロック手段
45 スリット
47 締付片
49 締付ボルト

Claims (4)

  1. 長尺材のレーザ切断加工方法であって、
    (a)長尺材の基端部側を把持したメインチャックによって長尺材を回転する工程、
    (b)前記メインチャックに対して接近離反する方向であって、前記長尺材の長手方向へ移動自在なキャリッジに当該キャリッジの移動方向に対して直交する方向へ移動自在に備えたレーザ加工ヘッドによって前記長尺材の先端部側のレーザ加工を行う工程、
    (c)レーザ加工を行った長尺材の先端部側を前記基端部側から切断分離するときに、長尺材を把持自在かつ長尺材と一体的に回転自在な回転クランプを備えると共に長尺材の長手方向へ移動自在な少なくとも一対の製品サポートによって前記長尺材の先端部側を支持する工程、
    の各工程を備えていることを特徴とする長尺材のレーザ切断加工方法。
  2. 長尺材のレーザ切断加工装置であって、長尺材の基端部側を把持して当該長尺材を回転するためのメインチャックと、当該メインチャックに対して接近離反する方向であって前記長尺材の長手方向へ移動自在のキャリッジと、当該キャリッジの移動方向に対して直交する方向へ前記キャリッジに移動自在に支持されたレーザ加工ヘッドと、前記長尺材の先端部側を前記基端部側から切断分離するときに、上記先端部側を把持自在かつ長尺材と一体的に回転自在な回転クランプを備えると共に長尺材の長手方向へ移動自在な一対の製品サポートと、を備えていることを特徴とする長尺材のレーザ切断加工装置。
  3. 請求項2に記載の長尺材のレーザ切断加工装置において、前記製品サポートは、前記メインチャックに対して接近離反する方向へ位置調節自在なベースフレームに、リング状の回転フレームを回転自在に備え、この回転フレームの一側面に、長尺材を把持自在な一対のワーク把持部材を、当該回転フレームの回転中心を中心として互いに接近離反自在に備え、前記回転フレームの他側面に、前記ワーク把持部材の接近離反作動方向に対して直交する方向に互いに接近離反作動を行って長尺材を把持自在な別個の一対のワーク把持部材を備えていることを特徴とする長尺材のレーザ切断加工装置。
  4. 請求項3に記載の長尺材のレーザ切断加工装置において、前記ワーク把持部材が長尺材を把持した状態にロック自在なロック手段を備えていることを特徴とする長尺材のレーザ切断加工装置。
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