JP2012075661A - 内視鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】細径化を図ることができ、湾曲部の湾曲によっても処置具挿通用チューブに作用する負荷を軽減することができる内視鏡を提供する。
【解決手段】内視鏡1は、互いに回動可能に連結された複数の節輪321を有し、これらの節輪321に架け渡されたワイヤ211が牽引される湾曲操作によって一方向に曲げられる湾曲部32を含んだ挿入部30と、前記各節輪321の内側を通って前記挿入部30に内包された処置具挿通用チューブ24と、を備え、前記処置具挿通用チューブ24は、前記各節輪321における湾曲外周側の部分に固定されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、内視鏡に関する。
胆管や膵管の診断に使用される内視鏡として、撮像系の対物レンズと、処置具が挿通される処置具挿通用チューブの開口部とが内視鏡挿入部の先端部側面に設けられた側視型内視鏡が用いられている。このような側視型内視鏡を用いた胆管や膵管の診断では、側視型内視鏡が十二指腸まで挿入され、内視鏡の処置具挿入用チューブにカテーテルが挿通される。カテーテルは、処置具挿通用チューブの開口部より突出し、十二指腸と胆管や膵管とを連通している十二指腸乳頭を経て胆管又は膵管に挿入される。そして、このカテーテルを通じて胆管又は膵管内に造影剤が注入される。造影剤が注入された胆管又は膵管は、X線透視によって診断される。
また、近年、側視型内視鏡の処置具挿入用チューブを通じてファイバースコープを胆管又は膵管内に挿入し、胆管や膵管内を直接観察することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、ファイバースコープを使用する場合、処置具挿通用チューブがファイバースコープで占められてしまい、処置具挿通用チューブに鉗子等の処置具を挿通することができず、処置ができなくなる。
特開2003−144381号公報
胆管や膵管内の観察と処置とを同時に行うため、対物レンズ及び処置具挿通用チューブの開口部が挿入部の先端に挿入方向前方に向かって設けられた直視型内視鏡を用い、直視型内視鏡を胆管や膵管に挿入することが考えられる。しかし、従来の直視型内視鏡の径は、典型的には十二指腸乳頭の開口に比べて大きく、十二指腸乳頭を通じて直視型内視鏡を胆管や膵管に挿入するには、その細径化が求められる。そして、比較的狭い十二指腸内で湾曲部をコンパクトに湾曲させて内視鏡の先端を十二指腸乳頭に向ける必要がある。しかし、湾曲部をコンパクトに湾曲させるのに伴って処置具挿通用チューブに負荷がかかり、処置具挿通用チューブが湾曲部内で座屈することが懸念される。
本発明は、細径化を図ることができ、湾曲部の湾曲によっても処置具挿通用チューブに作用する負荷を軽減することができる内視鏡を提供することを目的とする。
先端と基端と長手軸とを有し体内に挿入可能な挿入部と、
前記挿入部の基端側に設けられた操作部と、
前記挿入部の先端側の一部を構成し、互いに回動可能に連結された複数の節輪を有して前記操作部の操作により湾曲可能な湾曲部と、
前記複数の節輪の内側を通って前記挿入部に内包された処置具挿通用チューブとを備え、
前記節輪は、前記湾曲部が湾曲した際に該湾曲部における前記挿入部の内部空間を保持する内部空間保持部と、前記内部空間保持部の先端に設けられ、隣合う他の節輪と第1の回動軸を中心に回動自在に連結される先端側連結部と、前記内部空間保持部の基端に設けられ、隣合う他の節輪と前記第1の回動軸を中心に回動自在に連結される基端側連結部とを有し、
前記湾曲部は、前記複数の節輪に架け渡された長尺部材が牽引される前記操作部による湾曲操作によって一方向に曲げられ、
前記処置具挿通用チューブは、前記各節輪における湾曲外周側の部分に固定されている内視鏡。
先端と基端と長手軸とを有し体内に挿入可能な挿入部と、
前記挿入部の基端側に設けられた操作部と、
前記挿入部の操作を張力によって伝達可能な長尺部材と、
前記挿入部の先端側の一部を構成し、前記挿入部の長手軸と交差する方向に互いに回動可能に連結された複数の節輪を有して前記操作部の操作により湾曲可能な湾曲部と、
前記複数の節輪の内側を通って前記挿入部に内包された処置具挿通用チューブと、を備え、
前記湾曲部が、前記挿入部の長手軸と直交する平面上の湾曲部断面において、該湾曲部断面の中心を通る直線により前記湾曲部断面を前記長尺部材の存在する第1の領域と、前記長尺部材の存在しない第2の領域とに区分けした際に、前記処置具挿通用チューブが前記湾曲部断面の中心から前記第2の領域側に偏心していることを特徴とする内視鏡。
本発明によれば、湾曲操作による湾曲部の湾曲を特定方向に限定することによって、長尺部材を削減し、内視鏡の細径化を図ることができる。そして、湾曲外周側は湾曲内周側に比べて曲率半径が大きく、各節輪における湾曲外周側の部分に処置具挿通用チューブを固定することによって、湾曲部が湾曲された際に、曲率半径の大きい湾曲外周側に処置具挿通用チューブを確実に保持して、処置具挿通用チューブに作用する負荷を軽減することができる。
なお、ここで湾曲部の湾曲方向を特定の方向に限定するとは、湾曲方向を単一の方向に限定する場合に限らず、湾曲部の長手方向に交差する断面における4時及び8時方向、すなわち右斜め下方向及び左斜め下方向の二方向に限定する場合なども含むものである。このような場合であっても、上下左右4方向に湾曲する場合と比べて細径化が可能であり、また、処置具挿通用チューブを12時方向(上方向)に配置すれば、湾曲部を湾曲した際に処置具挿通用チューブの湾曲半径(曲率半径)を大きくでき、処置具挿通用チューブに作用する負荷を軽減できるからである。
一方、2方向の湾曲であっても湾曲方向が上下方向若しくは左右方向など、第1の湾曲方向と第2の湾曲方向とが180度ずれている場合は、本願発明には含まれない。なぜならば、仮に第1の方向に湾曲する場合を想定して処置具挿通用チューブを湾曲外周側に固定したとすると、第2の方向に湾曲する場合には処置具挿通用チューブは湾曲内周側に固定されることとなるからである。
本発明の実施形態を説明するための、内視鏡の一例の外観図である。 挿入部の先端部の正面図である。 湾曲部の側面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 十二指腸近傍の概略図及び十二指腸の一部を切り欠いた図である。 胆管に先端部が挿入された状態を示す図である。 本例の変形例に係る湾曲部の側面図である。 本発明の実施形態を説明するための他の例に係る湾曲部の側面図である。 図8のIX−IX 線断面図である。 本発明の実施形態を説明するための、内視鏡の他の例の湾曲部の側面図である。 本発明の実施形態を説明するための、内視鏡の他の例の湾曲部の側面図である。
図1〜図6を参照して、本発明の実施形態を説明するための、内視鏡の一例について説明する。
図1は、直視型の内視鏡1の概略を示す外観図である。内視鏡1は、操作部20と、操作部20に基端側が連設され体腔内(特には胆管内)に挿入される挿入部30とを備える。操作部20には、ユニバーサルケーブル2が接続され、このユニバーサルケーブル2は、コネクタ3を介して図示しない制御装置に着脱自在に接続される。
操作部20は、湾曲動作のために操作されるアングルノブ21と、送気・送水、吸引、撮像等に関する各種の操作ボタン23と、鉗子等の処置具が挿入される処置具挿入口241とを有する。アングルノブ21には長尺部材としての1本のワイヤが図示しないプーリを介して接続されている。ワイヤは操作部20及び挿入部30のそれぞれに内包され、ワイヤの端部は挿入部30の先端部33の内部に固着されている。
ユニバーサルケーブル2、操作部20、及び挿入部30のそれぞれには、各種の管路やライトガイド、信号線等が内包されている。制御装置の光源部からの出射光はライトガイドを通じて先端部33まで到達する。同様に、制御装置からの送気・送水や、処置具挿入口241から挿入された処置具もまた、それぞれの管路を通じて先端部33まで到達する。
挿入部30は、操作部20側から順に、可撓性を有する軟性部31と、アングルノブ21の操作によるワイヤの牽引によって図1の二点鎖線のように上方向に曲げられる湾曲部32と、湾曲部32の動きに追従して向きを変える先端部33とを有する。軟性部31及び湾曲部32は、ネットやゴム製チューブ等を含む外皮部材301によって被覆されている。
なお、主に被験者が寝た姿勢のときを想定し、湾曲部32の湾曲方向を上方向と言うが、例えば、湾曲部32が垂直方向に沿って延出しているときには、水平面内のX方向又はY方向が上下方向である。
図2は、先端部33の正面図である。先端部33には、ライトガイド25,26(図4)でそれぞれ導光された照明光用の窓331,332と、観察対象部位に向けられる観察窓333と、処置具挿入口241(図1)に連設された処置具挿通用チューブの端部である開口部334と、送気・送水チューブ27(図4)に取り付けられたノズル335とが設けられている。観察窓333の背面側には、図示しない対物レンズが設けられている。この対物レンズの光軸は、図2の紙面に直交する。先端部33の内部には、対物レンズを介して結像した光学像を光電変換するCCDやCMOS等の撮像素子が設けられている。この撮像素子は、信号線28(図4)を介して制御装置の信号処理部に接続される。
図3は、湾曲部32の側面図であり、図4は、図3のIV−IV線断面図である。図3、図8等では、送気・送水用のチューブ、ライトガイド、及び信号線等の図示を省略する。
湾曲部32は、互いに回動可能に連結される複数の節輪321と、各節輪321の外周部に設けられるカバー部材322とを有する。節輪321は、断面円形の略筒状に形成されている。節輪321の軸方向(Z軸方向)の両端には、一対の連結部321Aがそれぞれ形成されている。一対の連結部321Aは、節輪321の直径方向(X軸方向)の両側にそれぞれ形成されており、隣り合う節輪321の同じ側にある連結部321Aがピン320で互いに連結されている。そして、一対の連結部321Aが形成される直径方向と直交する直径方向(Y軸方向)の両側において、隣り合う節輪321の間には隙間SPが設けられている。それにより、隣り合う節輪321がピン320を回動中心として回動可能に連結されている。
更に、図3に示す構成では、各節輪321は、回動軸を頂点に膨出する形状とされて、隣り合う節輪321の間の隙間SPの拡大が図られている。それにより、隣り合う節輪321の相対的な回動角度を大きくでき、湾曲部32をよりコンパクトに湾曲させることができる。
節輪321は、湾曲部32が湾曲した際に湾曲部32における挿入部30の内部空間を保持する内部空間保持部(リング状の節輪本体部分)と、この内部空間保持部の先端に設けられ、隣合う他の節輪321と第1の回動軸(X軸方向の回動軸)を中心に回動自在に連結される先端側の連結部321Aと、内部空間保持部の基端に設けられ、隣合う他の節輪321と第1の回動軸(X軸方向の回動軸)を中心に回動自在に連結される基端側の連結部321Aとを有している。
節輪321のY軸方向上側の内周部には、図4に示すように、ガイドパイプ321Bが固着されており、このガイドパイプ321には、ワイヤ211が挿通されている。このようにワイヤ211が節輪321の円周上の一部のみに配置されていることにより、湾曲操作による湾曲部32の湾曲が一方向(ここでは上方向)に限定されている。湾曲操作による湾曲部32の湾曲を一方向に限定し、他の方向に湾曲させるためのワイヤを省くことで、挿入部30の内容物を減らし、細径化が図られる。
なお、湾曲部32を一方向に湾曲させるためのワイヤ211の本数は1本には限定されず、複数本のワイヤ211が節輪321のY軸方向上側の内周部に配設されてもよい。
ワイヤ211がアングルノブ21の操作によって牽引されると、隣り合う節輪321がそれらを連結しているピン320周りに相対的に回動し、湾曲部32が全体として図3の二点鎖線で示したように上方向に曲がる。このときの湾曲形状における内周側を湾曲内周側といい、外周側を湾曲外周側という。
湾曲部32の長手方向に沿った湾曲部32の軸線B−Bは、湾曲部32が曲げられた状態では、湾曲部32の互いに離間する各部における湾曲部32の長手方向と直交する円形断面の中心を通り、全体として湾曲した線となる。ワイヤ211は、湾曲部32の軸線B−Bよりも湾曲内周側に設けられている。
各節輪321の内側には、処置具が挿通される処置具挿通用チューブ24が通されている。この処置具挿通用チューブ24は、図3に示すように、湾曲部32の軸線B−Bから湾曲外周側に、つまり下側に偏心した位置に設けられている。これを図4で示すと、処置具挿通用チューブ24の軸心B1は、湾曲部32の軸心B0から湾曲外周側である下側に偏心している。なお、処置具挿通用チューブ24の偏心方向はこれに限らず、処置具挿通用チューブ24の軸心が湾曲部の軸心から例えば図4の右下方向や左下方向などの斜め方向に偏心していてもよい。
この処置具挿通用チューブ24は、湾曲された湾曲部32において最も曲率半径が大きい湾曲最外周に沿って並ぶ各節輪321の湾曲最外周側の部分に接着等により固定されている。処置具挿通用チューブ24を各節輪321の湾曲外周側の部分に固定することで、湾曲部32が湾曲された際に、処置具挿通用チューブ24は湾曲外周側に確実に保持される。そして、湾曲外周側は湾曲内周側に比べて湾曲半径が大きく、処置具挿通用チューブ24に作用する負荷が軽減される。また、アングルノブ21の操作によるワイヤ211の牽引が解除された際に、処置具挿通用チューブ24の剛性により湾曲部32が湾曲前の形状に復元し易くなる。即ち、処置具挿通用チューブ24は、処置具が挿通される必要上、細径の挿入部30にあってもある程度の径が確保され、挿入部30の断面積に占める割合が高く、処置具が挿通される際に容易には破損しない肉厚に形成されるために他の部材と比べて一般に剛性が高い。このように相対的に大径でかつ剛性が高い処置具挿通用チューブ24が節輪321の湾曲外周側の部分に固定されていることで、処置具挿通用チューブ24の挙動が節輪321に直接伝わり、湾曲部32は迅速に復元する。
各節輪321の外側には、図3に示すように、可撓性を有する矩形シート状のカバー部材322が設けられている。カバー部材322は、配列された節輪321の一端側の節輪321から他端側の節輪321に亘る長さで(湾曲部32の全長に亘り連続的に)形成され、節輪321の外周に沿って断面円弧状とされた状態で節輪321と外皮部材301との間に介装される。このカバー部材322により、処置具挿通用チューブ24の湾曲外周側の部分が覆われて保護される。処置具挿通用チューブ24の湾曲外周側の部分がカバー部材322により保護されることにより、前述のように湾曲部32がコンパクトに曲げられた状態で処置具挿通用チューブ24に鉗子等の処置具が挿通された際に、処置具の先端等により処置具挿通用チューブ24を損傷することを防止できる。なお、カバー部材322の構成はこれに限られず、例えば金属の細線をメッシュ状に編んだものであってもよい。
好ましくは、カバー部材322は、Ni−Ti合金を使用して形成され、弾性を有する。それによれば、アングルノブ21の操作によるワイヤ211の牽引が解除された際に、カバー部材322の弾性によって、湾曲部32の復元がより促進される。
なお、カバー部材322とは別体の弾性部材を、カバー部材322と外皮部材301との間(図11)や、節輪321とカバー部材322との間や、処置具挿通用チューブ24と節輪321との間に設けてもよい。弾性部材を、節輪321とカバー部材322との間、あるいは処置具挿通用チューブ24と節輪321との間に設ける場合には、この弾性部材で処置具挿通用チューブ24の湾曲外周側の部分を覆って、これを保護することもできる。
また、ワイヤ211に替えて、牽引方向とは反対の繰出し方向にも力を伝達可能な長尺部材(例えば、ワイヤ211よりも断面積の大きい可撓な帯状部材)を用いれば、処置具挿通用チューブ24やカバー部材322や上記の弾性部材の弾性に依らず、長尺部材の繰出しによって湾曲部32を復元させるように構成することもできる。なお、湾曲を解除する操作部の操作により長尺部材が最も押された状態において、湾曲部32は略直線状となる。
図5は、十二指腸近傍の概略図及び十二指腸の一部を切り欠いた図である。内視鏡1の挿入部30は口腔や鼻腔などから挿入され、胃10と連通する十二指腸11まで到達する。この挿入の際には、必要に応じてアングルノブ21が操作されて湾曲部32が曲げられる。十二指腸11の近傍には、肝臓12、胆嚢13などが設けられている。十二指腸11の内壁には胆管14が開口しており、この開口部分は、窄まった形状の十二指腸乳頭111である。胆管14には、膵管15が合流する。
胆管14の内部に先端部33を挿入する際には、アングルノブ21の操作により湾曲部32を上方向に湾曲させて、先端部33を十二指腸乳頭111に向ける。口腔や鼻腔から十二指腸に至る経路は比較的平易であり、そして、先端部33を十二指腸乳頭111に向ける際には、湾曲部32を上方向に湾曲操作できればよいので、湾曲部32の湾曲操作を一方向に限定しても支障はない。そして、前述のように湾曲部32がコンパクトに曲がるので、狭い空間の十二指腸11内で湾曲部32が湾曲しても、先端部33が十二指腸内壁にぶつからず、先端部33と内壁との距離が確保される。したがって、十二指腸乳頭111の手前で、十二指腸乳頭111を視野に収めつつ、胆管14の延在方向に沿って十二指腸乳頭111を見上げる向きに先端部33を振ることができ、胆管14内に先端部33を容易に挿入できる。
図6は、先端部33が十二指腸乳頭111を介して胆管14に挿入された状態を示す。必要に応じてアングルノブ21を操作して湾曲部32の湾曲角度を変えながら、胆管14内部で先端部33を移動させ、観察や処置を行う。処置を行う場合には、処置具挿通用チューブ24を介して処置具が供給される。挿入部30が細径化されているため、このように十二指腸乳頭111を通じて胆管14内に挿入部30を挿入し、観察と処置とを同時に行うことが可能となる。
図7は、以上説明した構成の変形例に係るカバー部材を示す。カバー部材325の湾曲内周側の端部である二つの長辺にはそれぞれ、複数の切込み325Aが形成されている。これらの切込み325A近傍が互いに近接するようにカバー部材325が湾曲することで、湾曲時におけるカバー部材325の応力を小さくできるため、湾曲部32を湾曲させ易くなる。
なお、カバー部材の形状は以上で述べたものに限らず、節輪321と節輪321との間から処置具挿通用チューブ24が露出する部分だけを覆う形状にカバー部材が形成されていてもよい。この場合特に、処置具挿通用チューブの湾曲外周側の側面部に固定された節輪321も、カバー部材として機能する。
次に、図8を参照して、本発明の実施形態を説明するための内視鏡の他の例について説明する。なお、前述した構成と同様の構成については、同一符号を付して説明を省略する。
図8は、湾曲部42の側面図である。図9は、図8のIX−IX線断面図である。
湾曲部42を構成する節輪421の下端部には、隣り合う一方の節輪421に向かって突出する連結部421Aと、隣り合う他方の節輪421に対向する連結部421Bとが形成されている。連結部412A,421Bは、湾曲部42の湾曲時に最も外周側となる部分に設けられている。
隣り合う節輪421のうち一方の節輪421の連結部421Aと他方の節輪421の連結部421Bとがピン320により互いに連結され、これによって節輪421の連結体が形成される。この節輪421の連結体において、連結部421Aが配列される下端部側は隣り合う節輪421が隙間なく連続している。上端部側には、隣り合う節輪421の間に隙間SPが設けられ、湾曲部42を上方向に曲げるように隣り合う節輪421の回動が許容されている。
節輪421の連結体において、連結部421Aが配列されて隣り合う節輪421が隙間なく連続する下端部側は処置具挿通用チューブ24の湾曲外周側の部分を覆っている。即ち、各節輪421の湾曲外周側の部分及び連結部421Aはカバー部材としても機能する。このように処置具挿通用チューブ24の湾曲外周側の部分が節輪421の連結体により覆われて保護されるので、図8の二点鎖線のように湾曲部42が上方向に曲げられた状態で処置具挿通用チューブ24に処置具を挿入した際に、処置具の先端等が処置具挿通用チューブ24を突き破ることなどを防止できる。また、突起としての連結部421Aを一体に有する節輪421がカバー部材を兼ねることにより、細径化がより一層促進される。
なお、湾曲の前後で、湾曲部42の湾曲外周側の長手方向の長さは変わらない。
図10は、本発明の実施形態を説明するための内視鏡の他の例に係る湾曲部52を示す。湾曲部52を構成する節輪521には、前述した節輪321と同様の一対の連結部321A,321Aと、隣り合う一方の側の節輪521に向かって突出する突起521Cとが形成されている。突起521Cは、節輪521の下端部に断面円弧状に形成されている。節輪521に形成された突起521Cによって、処置具挿通用チューブ24の湾曲外周側の部分が覆われるので、湾曲した状態の処置具挿通用チューブ24の管壁が処置具の先端により破損することを防止できる。
図11は、本発明の実施形態を説明するための内視鏡の他の例に係る湾曲部62を示す。カバー部材322と外皮部材301との間には、シート状の弾性部材623が介装されている。弾性部材623は。湾曲部62全体の長さと同様の長さに形成されている。このような弾性部材623の弾性作用により、湾曲操作で曲げられた状態の湾曲部62の復元が促進される。
なお、図11に示した構成において、カバー部材322を設けずに弾性部材623だけを設けることも考えられる。弾性部材623の形状はシート状に限られない。
本明細書には次の事項が開示されている。
(1) 先端と基端と長手軸とを有し体内に挿入可能な挿入部と、
前記挿入部の基端側に設けられた操作部と、
前記挿入部の先端側の一部を構成し、互いに回動可能に連結された複数の節輪を有して前記操作部の操作により湾曲可能な湾曲部と、
前記複数の節輪の内側を通って前記挿入部に内包された処置具挿通用チューブとを備え、
前記節輪は、前記湾曲部が湾曲した際に該湾曲部における前記挿入部の内部空間を保持する内部空間保持部と、前記内部空間保持部の先端に設けられ、隣合う他の節輪と第1の回動軸を中心に回動自在に連結される先端側連結部と、前記内部空間保持部の基端に設けられ、隣合う他の節輪と前記第1の回動軸を中心に回動自在に連結される基端側連結部とを有し、
前記湾曲部が、前記複数の節輪に架け渡された長尺部材が牽引される前記操作部による湾曲操作によって一方向に曲げられた際に、
前記処置具挿通用チューブが、前記各節輪における湾曲外周側の部分に固定されている内視鏡。
この内視鏡によれば、処置具挿通用チューブに固定された節輪が、長尺部材の牽引解除時に処置具挿通用チューブの復元に追従して回動するので、湾曲部を湾曲した形状から元の形状に迅速に復元させることが可能となる。通常は、互いに反対側の二方向にそれぞれ対応する一対の長尺部材が設けられるところ、その一方がないことによる湾曲部の復元力の不足が、処置具挿通用チューブに節輪が固定されたことで補われる。これにより、長尺部材の本数を1本に、あるいは長尺部材の配設箇所(例えば、上下なら2箇所、上下左右なら4箇所、)を1箇所に減らすことによる細径化を実現できる。
また、処置具挿通用チューブが各節輪の湾曲外周側の部分に固定される結果、処置具挿通用チューブが湾曲外周側に偏心した位置に保持されるため、処置具挿通用チューブが湾曲内周側に配置される場合と比較して湾曲時の処置具挿通用チューブの曲率半径を大きくし、処置具挿通用チューブに作用する負荷を小さくできる。これにより、湾曲時の処置具挿通用チューブの座屈を防止できる。また、湾曲時の処置具挿通用チューブに作用する負荷が小さいことと、処置具挿通用チューブが節輪に固定されていることとにより、処置具挿通用チューブの動きが抑制される。このため、湾曲時に処置具挿通用チューブが他の部材に当たりにくく、他の部材が損傷することを防止できる。更に、湾曲時に処置具挿通用チューブが他の部材に当たりにくいことで、挿入部断面における部材充填率を上げられるので、細径化にも貢献できる。
また更に、処置具挿通用チューブが湾曲内周側と比較して曲率半径が大きい湾曲外周側に設けられていることで、湾曲状態の処置具挿通用チューブに処置具を挿通する際に挿通し易く、処置具の先端などによる処置具挿通用チューブの破損を防止できる。
上述のように、処置具挿通用チューブに節輪が固定されていることと、処置具挿通用チューブが湾曲外周側に設けられていることで、座屈及び損傷を防止できるので、湾曲部の曲率半径を更に小さくして小回り性能を高めることが可能となる。以上より、細径化と湾曲性能向上とが実現し、狭い空間内での使用が容易となるので、胆管などの狭いところで観察及び処置を同時に行うことが可能となる。
(2) (1)の内視鏡であって、前記長尺部材は、前記湾曲部の長手方向に沿った当該湾曲部の軸線よりも湾曲内周側に設けられる内視鏡。
この内視鏡によれば、湾曲内周側に設けられた長尺部材を牽引することにより、湾曲部を効率よく容易に曲げられる。また、長尺部材を湾曲内周側にのみ設け、通常設けられる湾曲外周側の長尺部材を省略することで、細径化を促進できる。この場合、湾曲外周側に配置される処置具挿通用チューブと長尺部材の案内部材等とが干渉することをなくせる。
(3) (1)又は(2)の内視鏡であって、前記湾曲部は、前記処置具挿通用チューブにおける湾曲外周側の部分を前記湾曲部の全長に亘って連続して覆う可撓性を備えたカバー部材を有する内視鏡。
この内視鏡によれば、処置具挿通用チューブの湾曲外周側の部分がカバー部材で保護されるので、湾曲した処置具挿通用チューブ内に処置具を通す際に、処置具の先端で処置具挿通用チューブを損傷することなどを防止できる。ここで、処置具挿通用チューブに節輪が固定されている構成では、湾曲時に回動する節輪の動きに処置具挿通用チューブが倣い、処置具挿通用チューブの曲率半径が節輪同様に小さくなりがちなので、ここで述べたような処置具挿通用チューブの損傷防止の効果を大きくできる。
(4) (3)の内視鏡であって、前記カバー部材は、弾性を有する内視鏡。
この内視鏡によれば、カバー部材の弾性力により、湾曲部をより迅速により確実に復元させることが可能となる。
(5) (3)の内視鏡であって、前記各節輪における湾曲外周側の部分には、隣り合う節輪の少なくとも一方に向かって突出し、湾曲時にこの隣り合う節輪との隙間を埋める突起が形成されており、前記各節輪における湾曲外周側の部分及び突起によって前記カバー部材が構成される内視鏡。
この内視鏡によれば、処置具挿通用チューブの湾曲外周側の部分を覆うための専用の部材を設けることを不要にできるので、低コスト化できるとともに、細径化できる。
(6) (5)の内視鏡であって、前記各節輪の前記突起には、隣り合う節輪との連結部が設けられる内視鏡。
この内視鏡によれば、突起が単独の舌片として節輪に形成される場合などと比較して突起の強度が上がり、処置具挿通用チューブがより確実に保護される。このため、湾曲時の処置具挿通用チューブに処置具を挿通する際の突き抜け等をより確実に防止できる。
(7) (6)の内視鏡であって、
前記連結部は、前記湾曲部の湾曲時に最も外周側となる部分に設けられ、
湾曲の前後で、前記湾曲部の湾曲外周側の長手方向の長さが変わらない内視鏡。
この内視鏡によれば、湾曲内周側の長手方向の長さが短くなることのみによって湾曲部が湾曲する。
(8) (1)〜(7)のいずれか一項に記載の内視鏡であって、前記湾曲部は、当該湾曲部の長手方向に沿って延在する弾性部材を有する内視鏡。
この内視鏡によれば、弾性部材の弾性力により、湾曲部をより迅速により確実に復元させることが可能となる。
(9) (8)の内視鏡であって、前記弾性部材は、前記処置具挿通用チューブにおける湾曲外周側の部分を覆う内視鏡。
この内視鏡によれば、低コスト化に加え、細径化できる。
(10) (1)から(9)いずれか一項に記載の内視鏡であって、前記長尺部材は、湾曲操作が解除される際に牽引方向とは反対の繰出し方向にも力を伝達可能である内視鏡。
この内視鏡によれば、長尺部材の繰出しによって、湾曲部を確実に復元させることが可能となる。
(11) 先端と基端と長手軸とを有し体内に挿入可能な挿入部と、
前記挿入部の基端側に設けられた操作部と、
前記挿入部の操作を張力によって伝達可能な長尺部材と、
前記挿入部の先端側の一部を構成し、前記挿入部の長手軸と交差する方向に互いに回動可能に連結された複数の節輪を有して前記操作部の操作により湾曲可能な湾曲部と、
前記複数の節輪の内側を通って前記挿入部に内包された処置具挿通用チューブと、を備え、
前記湾曲部が、前記挿入部の長手軸と直交する平面上の湾曲部断面において、該湾曲部断面の中心を通る直線により前記湾曲部断面を前記長尺部材の存在する第1の領域と、前記長尺部材の存在しない第2の領域とに区分けした際に、前記処置具挿通用チューブが前記湾曲部断面の中心から前記第2の領域側に偏心していることを特徴とする内視鏡。
この内視鏡によれば、(1)の内視鏡と略同様の効果が得られる。
1 内視鏡
2 ユニバーサルケーブル
3 コネクタ
20 操作部
21 アングルノブ
24 処置具挿通用チューブ
30 挿入部
32,42,52,62 湾曲部
33 先端部
211 ワイヤ(長尺部材)
301 外皮部材
320 ピン
321,421,521 節輪
321A,421A,421B 連結部
322 カバー部材
325 カバー部材
521C 突起
623 弾性部材
B−B 軸線

Claims (11)

  1. 先端と基端と長手軸とを有し体内に挿入可能な挿入部と、
    前記挿入部の基端側に設けられた操作部と、
    前記挿入部の先端側の一部を構成し、互いに回動可能に連結された複数の節輪を有して前記操作部の操作により湾曲可能な湾曲部と、
    前記複数の節輪の内側を通って前記挿入部に内包された処置具挿通用チューブとを備え、
    前記節輪は、前記湾曲部が湾曲した際に該湾曲部における前記挿入部の内部空間を保持する内部空間保持部と、前記内部空間保持部の先端に設けられ、隣合う他の節輪と第1の回動軸を中心に回動自在に連結される先端側連結部と、前記内部空間保持部の基端に設けられ、隣合う他の節輪と前記第1の回動軸を中心に回動自在に連結される基端側連結部とを有し、
    前記湾曲部が、前記複数の節輪に架け渡された長尺部材が牽引される前記操作部による湾曲操作によって一方向に曲げられた際に、
    前記処置具挿通用チューブが、前記各節輪における湾曲外周側の部分に固定されている内視鏡。
  2. 請求項1に記載の内視鏡であって、
    前記長尺部材は、前記湾曲部の長手方向に沿った当該湾曲部の軸線よりも湾曲内周側に設けられる内視鏡。
  3. 請求項1又は2に記載の内視鏡であって、
    前記湾曲部は、前記処置具挿通用チューブにおける湾曲外周側の部分を前記湾曲部の全長に亘って連続して覆う可撓性を備えたカバー部材を有する内視鏡。
  4. 請求項3に記載の内視鏡であって、
    前記カバー部材は、弾性を有する内視鏡。
  5. 請求項3に記載の内視鏡であって、
    前記各節輪における湾曲外周側の部分には、隣り合う節輪の少なくとも一方に向かって突出し、湾曲時にこの隣り合う節輪との隙間を埋める突起が形成されており、前記各節輪における湾曲外周側の部分及び突起によって前記カバー部材が構成される内視鏡。
  6. 請求項5に記載の内視鏡であって、
    前記各節輪の前記突起には、隣り合う節輪との連結部が設けられる内視鏡。
  7. 請求項6に記載の内視鏡であって、
    前記連結部は、前記湾曲部の湾曲時に最も外周側となる部分に設けられ、
    湾曲の前後で、前記湾曲部の湾曲外周側の長手方向の長さが変わらない内視鏡。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の内視鏡であって、
    前記湾曲部は、当該湾曲部の長手方向に沿って延在する弾性部材を有する内視鏡。
  9. 請求項8に記載の内視鏡であって、
    前記弾性部材は、前記処置具挿通用チューブにおける湾曲外周側の部分を覆う内視鏡。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の内視鏡であって、
    前記長尺部材は、湾曲操作が解除される際に牽引方向と反対の繰出し方向にも力を伝達可能である内視鏡。
  11. 先端と基端と長手軸とを有し体内に挿入可能な挿入部と、
    前記挿入部の基端側に設けられた操作部と、
    前記挿入部の操作を張力によって伝達可能な長尺部材と、
    前記挿入部の先端側の一部を構成し、前記挿入部の長手軸と交差する方向に互いに回動可能に連結された複数の節輪を有して前記操作部の操作により湾曲可能な湾曲部と、
    前記複数の節輪の内側を通って前記挿入部に内包された処置具挿通用チューブと、を備え、
    前記湾曲部が、前記挿入部の長手軸と直交する平面上の湾曲部断面において、該湾曲部断面の中心を通る直線により前記湾曲部断面を前記長尺部材の存在する第1の領域と、前記長尺部材の存在しない第2の領域とに区分けした際に、前記処置具挿通用チューブが前記湾曲部断面の中心から前記第2の領域側に偏心していることを特徴とする内視鏡。
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