JP2012073358A - コネクタ用光導波路の製法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光結合損失を小さくすることができるコネクタ用光導波路の製法を提供する。
【解決手段】コア2A,2Bを交差パターン,分岐パターンまたは直線パターンに形成した後、このコア2A,2Bを被覆するようオーバークラッド層形成用の感光性樹脂層3Aを形成する。そして、70〜130℃の範囲内で加熱処理することにより、上記コア2A,2Bと上記感光性樹脂層3Aとの界面部分を、適正な混合層4に形成する。このようにして上記混合層4を形成することにより、光結合損失の小さいコネクタ用光導波路を作製することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理部品や情報伝達部品等の部品同士を接続し、それら部品間で光伝搬を行うフィルム状のコネクタ用光導波路の製法に関するものである。
コネクタ用光導波路は、通常、アンダークラッド層の表面に、光の通路であるコアを形成し、そのコアを被覆した状態で、オーバークラッド層を形成して構成されている。
ところで、電気配線を有する電気回路基板の表面に、所定の直線パターンの光配線(コア)を有する光導波路が積層された光電複合基板において、上記光導波路は、つぎのようにして形成される。まず、図10(a)に示すように、電気回路基板20の電気回路21の形成面と反対側の面に、アンダークラッド層31を形成する。ついで、図10(b)に示すように、そのアンダークラッド層31の表面に、フォトリソグラフィ法により、所定パターンのコア32を形成する。そして、図10(c)に示すように、そのコア32を被覆するよう、上記アンダークラッド層31の表面に、オーバークラッド層形成用の感光性樹脂を塗布し、感光性樹脂層33Aを形成する。つぎに、加熱処理により、その感光性樹脂層33Aを昇温させ、その感光性樹脂層33Aに含有される溶剤を蒸発させる。このとき、図10(d)に示すように、上記感光性樹脂層33Aの感光性樹脂成分がコア32の表層部に染み込み、その両者が混合した混合層34が形成される。その後、その感光性樹脂層33Aに対して照射線を照射して露光し、その感光性樹脂層33Aをオーバークラッド層33に形成する。このようにして、上記電気回路基板20の表面に光導波路30を形成し、光電複合基板を得る(例えば、特許文献1参照)。
上記オーバークラッド層33の形成工程において形成される混合層34の屈折率は、コア32の屈折率とオーバークラッド層33の屈折率の間の値となり、コア32の屈折率よりも小さくなる。このため、コア32内の光は、コア32の表層部に形成された上記混合層34を通り難くなることから、その混合層34の伝搬光強度は、それよりも内側のコア32の部分の伝搬光強度に比べてかなり小さくなる。これにより、コア32の表面での光の散乱が防止され、光の伝播損失が小さくなる。
特開2009−103827号公報
しかしながら、上記情報処理部品等の部品同士を接続するフィルム状のコネクタ用光導波路の作製において、オーバークラッド層を上記光電複合基板のオーバークラッド層33と同様にして形成し、得られたコネクタ用光導波路を、上記情報処理部品等の部品同士の接続に用いると、場合によって、上記部品間で光伝搬が適正にできないことがあった。
そこで、本発明者らは、上記フィルム状のコネクタ用光導波路を用いた場合に上記部品間で光伝搬が適正にできなくなる原因を究明すべく、研究を重ねた。その結果、フィルム状のコネクタ用光導波路にとって、上記光電複合基板における、オーバークラッド層形成用の感光性樹脂層に対する加熱処理温度は、高すぎることを突き止めた〔上記特許文献1では、140℃×30分間(段落〔0071〕参照)〕。すなわち、上記特許文献1の光電複合基板では、コア32における混合層34の占める割合が大きく、コア32の横断面において、伝搬光強度が大きい部分の面積が小さくなっていることがわかった。上記特許文献1の光電複合基板の用途では、剛性の基板(電気回路基板20)に、コア32が屈曲無用に形成されているため、伝搬光強度が大きい部分の面積が小さくても問題ないが、コネクタ用光導波路の用度では、上記のように部品同士の接続の際に僅かに光軸のずれが生じる(ずれが全くない状態で接続することは困難である)ため、伝搬光強度が大きい部分の面積が小さいと、コネクタ用光導波路の光結合損失が大きくなる(上記部品間で光伝搬が適正にできなくなる)ことがわかった。さらに、上記混合層34の大きさは、上記加熱処理温度に依存し、その加熱処理温度が高いほど、混合層34が大きくなることがわかった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、光結合損失を小さくすることができるコネクタ用光導波路の製法の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明のコネクタ用光導波路の製法は、基板の表面に,アンダークラッド層を形成する工程と、このアンダークラッド層の表面に、コアを所定のパターンに形成する工程と、このコアを被覆するようオーバークラッド層形成用の感光性樹脂層を形成する工程と、70〜130℃の範囲内での加熱処理により、上記コアと上記感光性樹脂層との界面部分を、上記コアの形成材料と上記感光性樹脂層の形成材料とが混合した混合層に形成する工程と、上記感光性樹脂層に対して照射線を照射して露光し、その露光部分をオーバークラッド層に形成する工程と、上記基板を上記アンダークラッド層から剥離し、上記アンダークラッド層,コア,混合層,オーバークラッド層からなるフィルム状の光導波路コネクタを得る工程とを備えるという構成をとる。
なお、本発明において、「フィルム状のコネクタ用光導波路」の「フィルム状」とは、厚みが40〜200μmの範囲内のものを意味する。
本発明者らは、コネクタ用光導波路の光結合損失を小さくすべく、本発明者らの上記研究結果を考慮し、コネクタ用光導波路の製法における上記混合層の形成工程について研究を重ねた。その結果、上記混合層を形成するための加熱処理温度を、70〜130℃の範囲内と低く設定すると、上記混合層を形成しつつ、コアの横断面において、伝搬光強度が大きい部分の面積を、コネクタ用光導波路として機能するのに充分に広く確保できることを見出し、本発明に到達した。
本発明のコネクタ用光導波路の製法では、上記コアと上記感光性樹脂層との界面部分に混合層を形成するための加熱処理温度を、70〜130℃の範囲内と低く設定しているため、上記コアと感光性樹脂層との界面部分に、混合層を形成しつつ、コアの横断面において、伝搬光強度が大きい部分の面積を、コネクタ用光導波路として機能するのに充分に広く確保することができる。そのため、製造されたコネクタ用光導波路を部品同士の接続に用いる際に、光軸が僅かにずれたとしても、その光結合損失を小さくすることができ、上記部品間で光伝搬を適正に行うことができる。
特に、上記加熱処理の時間が、1〜20分間の範囲内である場合には、上記混合層がより適正化され、光結合損失をより一層小さくすることができる。
また、上記コアが、交差パターンに形成される場合には、その交差による光過剰損失をも小さくすることができる。
同様に、上記コアが、分岐パターンに形成される場合には、その分岐による光過剰損失をも小さくすることができる。
本発明のコネクタ用光導波路の製法の第1の実施の形態によって得られたコネクタ用光導波路を模式的に示し、(a)はその平面図であり、(b)は(a)のX1−X1断面の拡大図である。 (a)〜(d)は、上記コネクタ用光導波路の製法の第1の実施の形態を模式的に示す説明図である。 本発明のコネクタ用光導波路の製法の第2の実施の形態によって得られたコネクタ用光導波路を模式的に示し、(a)はその平面図であり、(b)は(a)のX2−X2断面の拡大図である。 (a)〜(c)は、コアの分岐パターンの変形例を模式的に示す平面図である。 本発明のコネクタ用光導波路の製法の第3の実施の形態によって得られたコネクタ用光導波路を模式的に示し、(a)はその平面図であり、(b)は(a)のX3−X3断面の拡大図である。 実施例1〜12,37〜48および比較例1〜4,13〜16のコネクタ用光導波路を模式的に示す平面図である。 光強度分布の測定方法を示す説明図である。 (a),(b)は、光伝搬損失の測定方法を示す説明図である。 実施例13〜24,49〜60および比較例5〜8,17〜20のコネクタ用光導波路を模式的に示す平面図である。 (a)〜(d)は、光電複合基板における光導波路の形成工程を模式的に示す説明図である。
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。
図1(a)は、本発明のコネクタ用光導波路の製法の第1の実施の形態によって得られたコネクタ用光導波路の平面図を示し、図1(b)は、そのX1−X1断面の拡大図を示している。このコネクタ用光導波路は、アンダークラッド層1と、このアンダークラッド層1の表面に交差パターンに形成されたコア2A,2Bと、このコア2A,2Bを被覆するように形成されたオーバークラッド層3とを備えている。そして、上記コア2A,2Bにおいて、上記オーバークラッド層3との界面部分が、コア2A,2Bの形成材料とオーバークラッド層3の形成材料とが混合した混合層4に形成されている。上記コア2A,2Bの交差パターンは、この実施の形態では、1本の直線状のコア2Aに、複数本の平行なコア2Bが同一平面で交差している。
つぎに、この実施の形態のコネクタ用光導波路の製法について詳しく説明する。
まず、アンダークラッド層1を形成する際に用いる平板状の基板10〔図2(a)参照〕を準備する。この基板10の形成材料としては、例えば、ガラス,ポリエチレンテレフタレート(PET)やポリエチレンナフタレート(PEN)等の樹脂,ステンレス等の金属,石英,シリコン等があげられる。基板10の厚みは、例えば、20μm〜1.5mmの範囲内に設定される。
ついで、図2(a)に示すように、上記基板10の表面に、アンダークラッド層1を形成する。このアンダークラッド層1の形成材料としては、熱硬化性樹脂組成物または感光性樹脂組成物があげられる。上記熱硬化性樹脂組成物を用いる場合は、その熱硬化性樹脂組成物を塗布した後、それを加熱することにより、アンダークラッド層1に形成する。一方、上記感光性樹脂組成物を用いる場合は、その感光性樹脂組成物を塗布した後、それを紫外線等の照射線で露光することにより、アンダークラッド層1に形成する。アンダークラッド層1の厚みは、例えば、5〜60μmの範囲内に設定され、好ましくは25μm程度である。
つぎに、図2(b)に示すように、上記アンダークラッド層1の表面に、フォトリソグラフィ法により上記交差パターン〔図1(a)参照〕のコア2A,2Bを形成する。このコア2A,2Bの形成材料としては、好ましくは、パターニング性に優れた感光性樹脂組成物が用いられる。その感光性樹脂組成物としては、例えば、感光性エポキシ系樹脂組成物,感光性アクリル系樹脂組成物,感光性オキセタン系樹脂組成物等があげられ、これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられる。また、コア2A,2Bの断面形状は、例えば、パターニング性に優れた台形または長方形である。コア2A,2Bの厚み(高さ)は、例えば、30〜80μmの範囲内に設定され、好ましくは50μm程度である。コア2A,2Bの幅は、例えば、30〜70μmの範囲内に設定され、好ましくは50μm程度である。また、上記交差パターンとしては、例えば、1本のコア2Aに1〜30本のコア2Bが交差し、交差角度が30〜90°の範囲内に設定されたものがあげられる。
なお、このコア2A,2Bの形成材料は、上記アンダークラッド層1および後記のオーバークラッド層3〔図2(d)参照〕の形成材料よりも屈折率が大きい材料が用いられる。この屈折率の調整は、例えば、上記アンダークラッド層1,コア2A,2B,オーバークラッド層3の各形成材料の種類の選択や組成比率を調整して行うことができる。
つぎに、図2(c)に示すように、コア2A,2Bを被覆するよう、上記アンダークラッド層1の表面に、オーバークラッド層形成用の感光性樹脂層3Aを形成する。この感光性樹脂層3Aの形成材料としては、感光性エポキシ系樹脂組成物,感光性アクリル系樹脂組成物,感光性オキセタン系樹脂組成物等の感光性樹脂組成物があげられ、これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられる。また、その感光性樹脂組成物としては、乳酸エチル等の粘度調整用の有機溶剤を含むもの(溶剤タイプ)でもよいし、その有機溶剤を含まないもの(無溶剤タイプ)でもよい。その有機溶剤は、主材である感光性樹脂と反応せず、樹脂を膨潤・可塑化させる作用を奏する有機溶剤である。上記感光性樹脂層3Aの形成は、上記感光性樹脂組成物を塗布することにより行われる。
そして、70〜130℃の範囲内で加熱処理して、図2(d)に示すように、上記交差パターンのコア2A,2Bにおいて、上記感光性樹脂層3Aとの界面部分を混合層4に形成する。すなわち、上記加熱処理により、コア形成用の樹脂材料に、オーバークラッド層形成用の未硬化状態の感光性樹脂組成物が染み込み、その両者が混合する。この混合部分が混合層4となる。この混合層4を形成する上記加熱処理温度(70〜130℃)が、本発明の大きな特徴である。上記混合層4の厚みは、上記加熱処理温度により制御され(温度が高いほど厚くなる)、2〜20μmの範囲内に設定される。なお、上記加熱処理温度が70℃未満では、混合層4が適正に形成されない。
上記加熱処理の時間は、1〜20分間の範囲内とすることが好ましく、より好ましくは5〜10分間である。そのようにすると、上記混合層4の形成がより適正化され、作製されたコネクタ用光導波路を情報処理部品等の部品同士の接続に用いた際の光結合損失をより一層小さくすることができる。
このようにして混合層4を形成した後、上記感光性樹脂層3Aに対して照射線を照射して露光することにより、上記混合層4を硬化させるとともに、その混合層4に形成された部分を除く感光性樹脂層3Aの部分を硬化させてオーバークラッド層3に形成する。オーバークラッド層3の厚み(コア2A,2Bの頂面からの厚み)は、例えば、5〜60μmの範囲内に設定され、好ましくは25μm程度である。
そして、前記基板10をアンダークラッド層1から剥離し、アンダークラッド層1,コア2A,2B,混合層4およびオーバークラッド層3からなるフィルム状のコネクタ用光導波路〔図1(a),(b)参照〕を得る。このコネクタ用光導波路では、上記混合層4の屈折率は、コア2A,2Bの屈折率とオーバークラッド層3の屈折率の間の値となり、コア2A,2Bの屈折率よりも小さくなる。このため、コア2A,2B内の光は、コア2A,2Bの表層部に形成された上記混合層4を通り難くなることから、その混合層4の伝搬光強度は、それよりも内側のコア2A,2Bの部分の伝搬光強度に比べてかなり小さくなる。これにより、コア2A,2Bの表面での光の散乱が防止され、光の伝播損失が小さくなる。また、上記混合層4の形成により、交差部での光の放射を抑制することができ、光過剰損失が大幅に小さくなる。
ここで、上記光の伝播損失とは、コア内を光が伝搬する際に生じる光損失であり、その主要因は、コアの表面での光の散乱である。また、上記光過剰損失とは、交差,分岐,曲がり等のコアパターンの構造に起因する光損失である。すなわち、一般的に、コアの交差部,分岐部,曲がり部では、一部の光がコアを飛び出してクラッド側に放射し、その放射により、光損失が生じる。
なお、上記第1の実施の形態では、1点に2本のコア2A,2Bが交差するパターンとしたが、1点に3本以上のコアが交差するパターンとしてもよい。また、上記フィルム状のコネクタ用光導波路の厚みは、例えば、40〜200μmの範囲内に設定され、好ましくは100μm程度である。
このような、交差パターンのコア2A,2Bを有するコネクタ用光導波路は、例えば、回路基板間を接続するバックプレーンの代わりとして用いられ、回路基板間に光を伝搬する際に、コア(光配線)2A,2Bの順番を入れ替えることができる。しかも、上記コア2A,2Bは、立体交差していないため、光配線の高密度化および光配線の形成工程の簡素化ならびにコネクタ用光導波路の薄形化を実現することができる。
図3(a)は、本発明のコネクタ用光導波路の製法の第2の実施の形態によって得られたコネクタ用光導波路の平面図を示し、図3(b)は、そのX2−X2断面図を示している。このコネクタ用光導波路では、1本のコア2Cが複数本(図では5本)のコア2Dに分岐している。この実施の形態での分岐パターンは、1本の均一幅のコア2Cの先端部が徐々に幅広になった略二等辺三角形状部2Eに形成され、その先端縁の複数箇所(図では5箇所)で分岐し、各分岐箇所が徐々に幅狭になり均一幅のコア2Dに形成されるパターンである。それ以外の部分は、図1(a),(b)に示す第1の実施の形態と同様である。
この実施の形態でも、図2(a)〜(d)に示す方法と同様にして、分岐パターンのコア2C,2Dにおいて、上記感光性樹脂層3Aとの界面部分を混合層4に形成したコネクタ用光導波路を得ることができる。そして、上記混合層4の形成により、コア2A,2Bの表面での光の散乱が防止され、光の伝播損失が小さくなるとともに、分岐部での光の放射を抑制することができ、光過剰損失が大幅に小さくなる。
なお、上記第2の実施の形態では、1本のコア2Cが略二等辺三角形状部2Eを経て複数のコア2Dに分岐するパターンとしたが、上記略二等辺三角形状部2Eを、図4(a)に示すように、略台形状部2Fとしてもよい。また、図4(b)に示すように、1本のコア2Cが2本のコア2Dに分岐するパターン(一般的にY分岐と呼ばれるパターン)としてもよい。さらに、図4(c)に示すように、上記Y分岐を複数組み合わせてもよい。
このような、分岐パターンのコア2C,2Dを有するコネクタ用光導波路は、例えば、1個のCPUと複数のメモリとの接続に用いられ、上記1個のCPUから上記複数のメモリに同じ信号を同時に送信することができる。
図5(a)は、本発明のコネクタ用光導波路の製法の第3の実施の形態によって得られたコネクタ用光導波路の平面図を示し、図5(b)は、そのX3−X3断面図を示している。このコネクタ用光導波路では、直線状のコア2Gが複数本(図では3本)平行に形成されている。それ以外の部分は、図1(a),(b)に示す第1の実施の形態と同様である。
この実施の形態でも、図2(a)〜(d)に示す方法と同様にして、平行パターンのコア2Gにおいて、上記感光性樹脂層3Aとの界面部分を混合層4に形成したコネクタ用光導波路を得ることができる。
本発明のコネクタ用光導波路の製法の第4の実施の形態として、上記交差パターンと上記分岐パターンの両パターンを組み合わせたコア2A〜2Dを形成したコネクタ用光導波路(図示せず)を作製してもよい。
上記各実施の形態のコネクタ用光導波路は、タイシングソーやレーザを用いた切断等により外形が整えられ、接続機能を有するフェルール(接続部品)が、上記コネクタ用光導波路の実装され、光導波路コネクタに作製される。上記フェルールの形状としては、例えば、IEC 61754−5で規定されているMTフェルールと接続可能な形状、JPCA−PE03−01−07Sで定められているPMTフェルールのようなものであることが好ましい。上記コネクタ用光導波路の外形を整える方法としては、上記切断以外に、アンダークラッド層およびオーバークラッド層をフォトリソグラフィ法によりパターニングする方法があげられる。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。但し、本発明は、実施例に限定されるわけではない。
〔アンダークラッド層,オーバークラッド層の形成材料:溶剤タイプ〕
成分A(固形エポキシ樹脂):芳香環骨格を含むエポキシ樹脂(三菱化学社製、エピコート1002)70重量部。
成分B(固形エポキシ樹脂):脂環骨格を含むエポキシ樹脂(ダイセル化学社製、EHPE3150)30重量部。
成分C(光酸発生剤):トリアリールスルホチニウム塩の50%プロピオンカーボネイト溶液(サンアプロ社製、CPI−200K)2重量部。
これら成分A〜Cを乳酸エチル(武蔵野化学研究所社製)55重量部に撹拌溶解(温度80℃、撹拌250rpm×3時間)させ、アンダークラッド層およびオーバークラッド層の形成材料(感光性樹脂組成物)を調製した。この感光性樹脂組成物の粘度を、デジタル粘度計(ブルックフィールド社製、HBDV−I+CP)を用いて測定したところ、1320mPa・sであった。
〔コアの形成材料〕
成分D:O−クレゾールノボラックグリシジルエーテル(新日鐡化学社製、YDCN−700−10)100重量部。
この成分Dと上記成分C1重量部とを乳酸エチル(武蔵野化学研究所社製)60重量部に撹拌溶解(温度80℃、撹拌250rpm×3時間)させ、コアの形成材料(感光性樹脂組成物)を調製した。この感光性樹脂組成物の粘度を、上記デジタル粘度計を用いて測定したところ、1900mPa・sであった。
〔実施例1〕
〔アンダークラッド層の形成〕
ガラス製基板〔セントラルガラス社製、140mm×140mm×1.1mm(厚み)〕の表面に、上記アンダークラッド層の形成材料をスピンコーター(ミカサ社製、1X−DX2)を用いて塗布した後、130℃×10分間の乾燥処理を行い、塗布層を形成した。ついで、露光機(ミカサ社製、MA−60F)および超高圧水銀灯(ウシオ電機社製、USH−250D)を用いて、上記塗布層の全面に、紫外線(波長365nm)を照射し、積算光量2000mJ/cm2 の露光を行った。つづいて、130℃×10分間の加熱処理を行い、アンダークラッド層を形成した。
〔コアの形成〕
つぎに、上記アンダークラッド層の表面に、上記コアの形成材料を上記スピンコーターを用いて塗布した後、130℃×5分間の乾燥処理を行い、感光性樹脂層を形成した。ついで、フォトマスクを介して、上記露光機および上記超高圧水銀灯を用いて、紫外線(波長365nm)を照射し、積算光量4000mJ/cm2 の露光を行った。つづいて、130℃×15分間の加熱処理を行った。その後、γ−ブチロラクトン(三菱化学社製)の現像液に3分間浸して現像(ディップ現像)することにより、未露光部分を溶解除去した後、120℃×10分間の加熱処理を行い、交差パターンのコア2A,2Bおよび直線パターンのコア2を形成した(図6参照)。
上記交差パターンは、1本の直線状のコア2Aに、平行な30本のコア2Bが90°の角度で交差するパターンとした。上記平行な30本のコア2Bの、隣り合うコア2Bの間の隙間は、0.2mmとした。上記直線パターンは、上記直線状のコア2Aと平行な1本のコア2とした。各コア2A,2B,2は、高さ50μm、幅50μmとした。
〔混合層およびオーバークラッド層の形成〕
そして、上記コア2A,2B,2を被覆するよう、上記アンダークラッド層の表面に、上記オーバークラッド層の形成材料を上記スピンコーターを用いて塗布し、オーバークラッド層形成用の感光性樹脂層を形成した。そして、70℃×10分間の加熱処理を行った。この加熱処理により、上記コア2A,2B,2と感光性樹脂層との界面部分を混合層4(図6参照)に形成した。つぎに、上記露光機および上記超高圧水銀灯を用いて、紫外線を照射(波長365nm)し、積算光量2000mJ/cm2 の露光を行った。つづいて、130℃×10分間の加熱処理を行い、オーバークラッド層3(図6参照)を形成した。
その後、上記ガラス製基板をアンダークラッド層から剥離し、図6に示すような、アンダークラッド層1と、コア2A,2B,2と、混合層4と、オーバークラッド層3とからなるフィルム状のコネクタ用光導波路を得た。そして、そのコネクタ用光導波路をダイシングテープ(日東電工社製、UE−111AJ)に貼り付け、ダイシングソー(ディスコ社製、DAD522)およびダイシングブレード(ディスコ社製、NBC−Z2050、50.6×0.025×40mm)を用いて、カット速度0.3mm/秒にて、上記交差パターンの全交差部分が含まれるよう、上記コネクタ用光導波路を長さ30mmに切断し、交差パターンの直線状のコア2Aおよび直線パターンのコア2の長手方向の両端面を露出させた。
〔実施例2〕
上記実施例1において、オーバークラッド層形成工程での、紫外線照射に先立つ加熱処理(混合層の形成)を、100℃×10分間とした。それ以外は上記実施例1と同様にして、長さ30mmのコネクタ用光導波路を得た。
〔実施例3〕
上記実施例1において、オーバークラッド層形成工程での、紫外線照射に先立つ加熱処理(混合層の形成)を、130℃×10分間とした。それ以外は上記実施例1と同様にして、長さ30mmのコネクタ用光導波路を得た。
〔比較例1〕
上記実施例1において、オーバークラッド層形成工程での、紫外線照射に先立つ加熱処理(混合層の形成)を、150℃×10分間とした。それ以外は上記実施例1と同様にして、長さ30mmのコネクタ用光導波路を得た。
〔実施例4〕
無色透明のPET製基板(TORAY社製、タイプT60、品番188、厚み188μm)を準備した。そして、そのPET製基板の表面に、上記実施例1と同様にして、アンダークラッド層と、コア2A,2B,2と、混合層4と、オーバークラッド層3とを形成し、長さ30mmのコネクタ用光導波路を得た。
〔実施例5〕
上記実施例4において、オーバークラッド層形成工程での、紫外線照射に先立つ加熱処理(混合層の形成)を、100℃×10分間とした。それ以外は上記実施例4と同様にして、長さ30mmのコネクタ用光導波路を得た。
〔実施例6〕
上記実施例4において、オーバークラッド層形成工程での、紫外線照射に先立つ加熱処理(混合層の形成)を、130℃×10分間とした。それ以外は上記実施例4と同様にして、長さ30mmのコネクタ用光導波路を得た。
〔比較例2〕
上記実施例4において、オーバークラッド層形成工程での、紫外線照射に先立つ加熱処理(混合層の形成)を、150℃×10分間とした。それ以外は上記実施例4と同様にした。しかし、上記加熱処理の際に、上記PET製基板と、アンダークラッド層と、コア2A,2B,2と、オーバークラッド層形成用の感光性樹脂層とからなる積層体に歪みが生じ、コネクタ用光導波路を得ることができなかった。
〔実施例7〕
無色透明のPEN製基板(帝人デュポンフィルム社製、タイプQ51、品番C4368、厚み188μm)を準備した。そして、そのPEN製基板の表面に、上記実施例1と同様にして、アンダークラッド層と、コア2A,2B,2と、混合層4と、オーバークラッド層3とを形成し、長さ30mmのコネクタ用光導波路を得た。
〔実施例8〕
上記実施例7において、オーバークラッド層形成工程での、紫外線照射に先立つ加熱処理(混合層の形成)を、100℃×10分間とした。それ以外は上記実施例7と同様にして、長さ30mmのコネクタ用光導波路を得た。
〔実施例9〕
上記実施例7において、オーバークラッド層形成工程での、紫外線照射に先立つ加熱処理(混合層の形成)を、130℃×10分間とした。それ以外は上記実施例7と同様にして、長さ30mmのコネクタ用光導波路を得た。
〔比較例3〕
上記実施例7において、オーバークラッド層形成工程での、紫外線照射に先立つ加熱処理(混合層の形成)を、150℃×10分間とした。それ以外は上記実施例7と同様にした。しかし、上記加熱処理の際に、上記PEN製基板と、アンダークラッド層と、コア2A,2Bと、オーバークラッド層形成用の感光性樹脂層とからなる積層体に歪みが生じ、コネクタ用光導波路を得ることができなかった。
〔実施例10〕
SUS304箔(東洋製箔社製、厚み20μm)からなるステンレス製基板を準備した。そして、そのステンレス製基板の表面に、上記実施例1と同様にして、アンダークラッド層と、コア2A,2B,2と、混合層4と、オーバークラッド層3とを形成し、長さ30mmのコネクタ用光導波路を得た。
〔実施例11〕
上記実施例10において、オーバークラッド層形成工程での、紫外線照射に先立つ加熱処理(混合層の形成)を、100℃×10分間とした。それ以外は上記実施例10と同様にして、長さ30mmのコネクタ用光導波路を得た。
〔実施例12〕
上記実施例10において、オーバークラッド層形成工程での、紫外線照射に先立つ加熱処理(混合層の形成)を、130℃×10分間とした。それ以外は上記実施例10と同様にして、長さ30mmのコネクタ用光導波路を得た。
〔比較例4〕
上記実施例10において、オーバークラッド層形成工程での、紫外線照射に先立つ加熱処理(混合層の形成)を、150℃×10分間とした。それ以外は上記実施例10と同様にして、長さ30mmのコネクタ用光導波路を得た。
〔光強度分布の測定〕
上記実施例1〜12および比較例1,4の、長さ30mmのコネクタ用光導波路について、図7に示すように、光ビーム測定システム(浜松ホトニクス社製、LEPAS−12)14を用いて、交差パターンの直線状のコア2Aの光強度分布を測定した。比較例2,3は、上記のようにコネクタ用光導波路を得ることができなかったため、測定していない。なお、光源11として波長850nmの光を放つVCSEL(三喜社製、OP250)を用いた。また、その光源11からの光は、グレーテッド型のマルチモードファイバ(φ50μm)12を用いて、上記コア2Aの入射側端面に導いた。さらに、上記光源11からの光を適正な励起条件にするために、上記ファイバ12の途中に、モードスクランブラ(DIAMOND社製、0600123)13を配置した。なお、図7では、コア2A,2B,2を鎖線で示しており、鎖線の太さがコア2A,2B,2の太さを示している。
〔混合層の割合〕
上記光強度分布を測定値から、コア2Aの横端面における混合層の占める面積の割合を算出し、下記の表1に示した。
〔交差による光過剰損失の算出〕
上記実施例1〜12および比較例1,4の、長さ30mmのコネクタ用光導波路について、図8(a),(b)に示すように、オプティカルマルチパワーメータ(アドバンテスト社製、Q822)15を用いて、光伝搬損失(全損失)を測定した。比較例2,3は、上記のようにコネクタ用光導波路を得ることができなかったため、測定していない。なお、光源11,ファイバ12およびモードスクランブラ13は、上記と同様のものを用いた。また、出射側端面と上記オプティカルマルチパワーメータ15との間にレンズ16を配置した。なお、図8(a),(b)でも、コア2A,2B,2を鎖線で示しており、鎖線の太さがコア2A,2B,2の太さを示している。
そして、図8(a)に示すように、まず、上記光源11の光を、上記モードスクランブラ13を介して、交差パターンの1本の直線状のコア2Aの入射側端面から入射させ、出射側端面から出射させた。その出射光を、上記レンズ16を介して、上記オプティカルマルチパワーメータ15に入射させ、交差パターンの1本の直線状のコア2Aの全損失Aを測定した。つぎに、図8(b)に示すように、上記光源11の光を、上記と同様にして、モードスクランブラ13と,直線パターンのコア2と、レンズ16とを介して、上記オプティカルマルチパワーメータ15入射させ、直線パターンのコア2の全損失Bを測定した。そして、上記交差パターンの直線状のコア2Aの全損失Aから直線パターンのコア2の全損失Bを引いた値が、交差による光過剰損失(交差損失)となる。その交差損失を下記の表1に示した。
〔総合評価〕
上記交差損失と、上記光強度分布の評価とを考慮し、コネクタ用光導波路として優れているものを○、なかでも特に優れているものを◎、劣っているものを×と評価し、下記の表1に示した。
Figure 2012073358
〔実施例13〜24および比較例5〜8〕
上記実施例1〜12および比較例1〜4において、コアとして、図9に示すように、分岐パターンのコア2C,2Dおよび直線パターンのコア2を形成した。上記分岐パターンは、均一幅50μmの1本の直線状のコア2Cが、先端部においてテーパ角度4°で徐々に幅が広くなり(略二等辺三角形状部2E)、その先5箇所で分岐し、各分岐箇所においてテーパ角度2°で徐々に幅が狭くなり、各箇所で均一幅50μmの直線状のコア2Dに形成されるパターンとした。各コア2C,2D,2の高さは50μmとした。それ以外は上記実施例1〜12および比較例1〜4と同様にした。
そして、上記と同様にして、光強度分布の測定および混合層の割合の算出、ならびに分岐による光過剰損失(分岐損失)の算出および総合評価を行った。その結果を下記の表2に示した。なお、上記光強度分布の測定および上記分岐損失の算出では、分岐した5本のコア2Dからの出射光を、上記光ビーム測定システム14,オプティカルマルチパワーメータ15に入射させた。
Figure 2012073358
〔実施例25〜36および比較例9〜12〕
上記実施例1〜12および比較例1〜4において、コアとして、3本の直線状のコア2Gを平行に形成した〔図5(a),(b)参照〕。各コア2Gは、高さ50μm、幅50μmとした。それ以外は上記実施例1〜12および比較例1〜4と同様にした。
そして、上記と同様にして、光強度分布の測定および混合層の割合の算出を行った。その結果を下記の表3に示した。なお、上記光強度分布の測定では、1本のコア2Gに光源11からの光を入射させ、そのコア2Gからの出射光を、上記光ビーム測定システム14に入射させた。
Figure 2012073358
〔実施例37〜48および比較例13〜16〕
アンダークラッド層の形成材料,オーバークラッド層の形成材料として、下記のものを準備した。コアの形成材料は、上記実施例1〜12および比較例1〜4と同様のものを準備した。
〔アンダークラッド層の形成材料:溶剤タイプ〕
成分B(固形エポキシ樹脂):脂環骨格を含むエポキシ樹脂(ダイセル化学社製、EHPE3150)65重量部。
成分C(光酸発生剤):トリアリールスルホチニウム塩の50%プロピオンカーボネイト溶液(サンアプロ社製、CPI−200K)1重量部。
これら成分B,Cをシクロヘキサノン(和光純薬工業社製)35重量部に撹拌溶解(温度80℃、撹拌250rpm×3時間)させ、アンダークラッド層の形成材料(感光性樹脂組成物)を調製した。この感光性樹脂組成物の粘度を、前記デジタル粘度計を用いて測定したところ、1800mPa・sであった。
〔オーバークラッド層の形成材料:無溶剤タイプ〕
成分E(液状エポキシ樹脂):脂環骨格を含むエポキシ樹脂(ADEKA社製、アデカレジンEP4080E)100重量部。
この成分Eと上記成分Cを撹拌溶解(温度60℃、超音波洗浄機で2時間)させ、オーバークラッド層の形成材料(感光性樹脂組成物)を調製した。この感光性樹脂組成物の粘度を、前記デジタル粘度計を用いて測定したところ、1850mPa・sであった。
〔アンダークラッド層の形成〕
上記実施例1〜12および比較例1〜4と同様の各種基板(下記の表4参照)の表面に、上記アンダークラッド層の形成材料をスピンコーター(ミカサ社製、1X−DX2)を用いて塗布した後、100℃×5分間の乾燥処理を行い、塗布層を形成した。ついで、露光機(ミカサ社製、MA−60F)および超高圧水銀灯(ウシオ電機社製、USH−250D)を用いて、上記塗布層の全面に、紫外線(波長365nm)を照射し、積算光量2000mJ/cm2 の露光を行った。つづいて、100℃×5分間の加熱処理を行い、アンダークラッド層を形成した。
〔コアの形成〕
上記実施例1〜12および比較例1〜4と同様にして、交差パターンのコア2A,2Bおよび直線パターンのコア2を形成した(図6参照)。
〔混合層およびオーバークラッド層の形成〕
そして、上記コア2A,2B,2を被覆するよう、上記アンダークラッド層の表面に、上記オーバークラッド層の形成材料を上記スピンコーターを用いて塗布し、オーバークラッド層形成用の感光性樹脂層を形成した。そして、70℃×10分間の加熱処理を行った。この加熱処理により、上記コア2A,2B,2と感光性樹脂層との界面部分を混合層4(図6参照)に形成した。つぎに、上記露光機および上記超高圧水銀灯を用いて、紫外線を照射(波長365nm)し、積算光量1000mJ/cm2 の露光を行った。つづいて、120℃×10分間の加熱処理を行い、オーバークラッド層3(図6参照)を形成した。
そして、上記と同様にして、長さ30mmのコネクタ用光導波路を得、上記光強度分布の測定および混合層の割合の算出、ならびに交差による光過剰損失(交差損失)の算出および総合評価を行った。その結果を下記の表4に示した。
Figure 2012073358
〔実施例49〜60および比較例17〜20〕
上記実施例37〜48および比較例13〜16において、コアとして、上記実施例13〜24および比較例5〜8と同様の分岐パターンのコア2C,2Dおよび直線パターンのコア2を形成した(図9参照)。それ以外は上記実施例37〜48および比較例13〜16と同様にした。
そして、上記と同様にして、上記光強度分布の測定および混合層の割合の算出、ならびに分岐による光過剰損失(分岐損失)の算出および総合評価を行った。その結果を下記の表5に示した。
Figure 2012073358
〔実施例61〜72および比較例21〜24〕
上記実施例37〜48および比較例13〜16において、コアとして、上記実施例25〜36および比較例9〜12と同様の直線パターンのコア2Gを形成した〔図5(a),(b)参照〕。それ以外は上記実施例37〜48および比較例13〜16と同様にした。
そして、上記と同様にして、上記光強度分布の測定および混合層の割合の算出を行った。その結果を下記の表6に示した。
Figure 2012073358
上記表1〜表6の結果から、コアが交差パターン,分岐パターンまたは直線パターンに形成されているコネクタ用光導波路の製法では、オーバークラッド層形成工程での紫外線照射に先立つ加熱処理の温度を70〜130℃の範囲内にすると、混合層の割合が小さくなることがわかる。さらに、コアが交差パターン,分岐パターンに形成されているものでは、交差損失,分岐損失が小さくなることがわかる。
また、上記実施例1〜72において、オーバークラッド層形成工程での紫外線照射に先立つ加熱処理の時間を変化させて行った結果、加熱時間を1〜20分間の範囲内としたものが、混合層の割合がより一層小さくなるという結果を得た。
本発明のコネクタ用光導波路の製法は、情報処理部品や情報伝達部品等の部品同士を接続し、それら部品間で光伝搬を行うフィルム状のコネクタ用光導波路の製造に利用可能である。
2A,2B コア
3A 感光性樹脂層
4 混合層

Claims (4)

  1. 基板の表面に,アンダークラッド層を形成する工程と、このアンダークラッド層の表面に、コアを所定のパターンに形成する工程と、このコアを被覆するようオーバークラッド層形成用の感光性樹脂層を形成する工程と、70〜130℃の範囲内での加熱処理により、上記コアと上記感光性樹脂層との界面部分を、上記コアの形成材料と上記感光性樹脂層の形成材料とが混合した混合層に形成する工程と、上記感光性樹脂層に対して照射線を照射して露光し、その露光部分をオーバークラッド層に形成する工程と、上記基板を上記アンダークラッド層から剥離し、上記アンダークラッド層,コア,混合層,オーバークラッド層からなるフィルム状の光導波路コネクタを得る工程とを備えることを特徴とするコネクタ用光導波路の製法。
  2. 上記加熱処理の時間が、1〜20分間の範囲内である請求項1記載のコネクタ用光導波路の製法。
  3. 上記コアが、交差パターンに形成される請求項1または2記載のコネクタ用光導波路の製法。
  4. 上記コアが、分岐パターンに形成される請求項1または2記載のコネクタ用光導波路の製法。
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