JP2012072681A - エンジンの吸気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンの吸気装置において、エンジンに対する吸気マニホルドの組付性を向上させることにある。
【解決手段】フランジ部(11)をエンジン(1)に締結するボルト(13)が挿入されるボルト挿入孔(14)をフランジ部(11)のうち吸気管(8A〜8C)に両側を挟まれる部分に配置したエンジンの吸気装置(5)において、ボルト(13)をボルト挿入孔(14)に挿入する際に、ボルト(13)をボルト挿入孔(14)の内周に案内するガイド壁(15)をサージタンク(7)に形成し、ガイド壁(15)の先端部(16)とフランジ部(11)との間に隙間(17)を形成している。
【選択図】図1

Description

この発明は、エンジンの吸気装置に係り、特にエンジンの吸気マニホルドに関する。
車両に搭載されるエンジンには、吸気装置や排気装置が取り付けられている。
吸気装置としての吸気マニホルドは、サージタンクと、このサージクンクからエンジンヘ延びる複数本の吸気管と、この吸気管の下流端部をエンジンに接続するフランジ部とを備えている。
特開2004−150294号公報
上記の特許文献1に係るサージタンクの組み付け時ボルト脱落防止構造は、脱落を防止するボルトが挿通するボルト穴の、ボルトの落下を防止すべき側の側方に、ボルト落下防止壁を形成して、ボスによらず、ボルトのサージタンクからの落下を防止するものである。
ところで、吸気装置においては、図6に示すように、吸気マニホルド101の形状及び周辺レイアウトによっては、エンジンのシリンダヘッドとの締結用のボルト102のボルト挿入孔103が、隣接する吸気管104A・104B間の奥まった場所に位置してフランジ部105に形成されている場合がある。
このような場所にボルト挿入孔103が存在する場合、吸気マニホルド101の組み付け時に、ボルト挿入孔103へのボルト102の挿入が困難になって、最悪の場合、ボルト102が落下したり、又は、ボルト102に締付工具を嵌合することが困難となる場合があった。また、ボルト102の締め付けを容易に行なうため、スタッドボルト及びナットに変更した場合、コストアップとなるという不都合があった。
そこで、この発明の目的は、エンジンに対する吸気マニホルドの組付性を向上させることができるエンジンの吸気装置を提供することにある。
この発明は、サージタンクと、このサージクンクからエンジンヘ延びる複数本の吸気管と、この吸気管の下流端部を前記エンジンに接続するフランジ部とを備える吸気マニホルドを設け、前記サージタンクを水平方向で前記フランジ部の側方に配置し、前記吸気管を前記サージクンクよりも上方に延ばすとともに斜め上方から前記フランジ部に連結し、前記フランジ部を前記エンジンに締結するボルトが挿入されるボルト挿入孔を前記フランジ部のうち前記吸気管に両側を挟まれる部分に配置したエンジンの吸気装置において、前記ボルトを前記ボルト挿入孔に挿入する際に、前記ボルトを前記ボルト挿入孔の内周に案内するガイド壁を前記サージタンクに形成し、前記ガイド壁の先端部と前記フランジ部との間に隙間を形成したことを特徴とする。
この発明のエンジンの吸気装置は、ボルトをガイド壁によってボルト挿入孔の内周に案内するので、エンジンに対する吸気マニホルドの組付性を向上させることができる。
図1はエンジンの吸気装置の平面図である(実施例)。 図2はエンジンの吸気装置の右側面図である(実施例)。 図3は図1のIII−III線による吸気装置の断面図である(実施例)。 図4は図1の矢印IVによる吸気装置の拡大平面図である(実施例)。 図5は図2のV−V線による吸気装置の拡大断面図である(実施例)。 図6は吸気装置の拡大平面図である(従来例)。
この発明は、エンジンに対する吸気マニホルドの組付性を向上させる目的を、ボルトをボルト挿入孔の内周に案内するガイド壁をサージタンクに形成して実現するものである。
図1〜図5は、この発明の実施例を示すものである。
図1、図2において、1は車両にそのシリンダ軸線が垂直方向に対して所定の角度で傾斜して搭載される多気筒(3気筒)のエンジン、2はシリンダブロック、3はシリンダヘッド、4はシリンダヘッドカバーである。
エンジン1には、シリンダヘッド3の後部に吸気装置5が取り付けられる。
この吸気装置5は、シリンダヘッド3の後部に連結される吸気マニホルド6を備えている。
この吸気マニホルド6は、サージタンク7と、このサージクンク7からエンジン1のシリンダヘッド3ヘ延びる複数本としての3本の吸気管8A〜8Cと、この吸気管8A〜C8の下流端部9A〜9Cをシリンダヘッド3の後部のフランジ取付面部10に接続するフランジ部11とを備えている。
サージタンク7は、水平方向でフランジ部11の側方に配置され、左端にスロットルバルブ取付部12を備えている。また、吸気管8A〜8Cは、サージクンク7よりも上方に延びるとともに斜め上方からフランジ部11に連結している。更に、フランジ部11をエンジン1のシリンダヘッド3に締結する複数本のボルト13が挿入される複数個のボルト挿入孔のうちの一つであるボルト挿入孔14は、図4、図5に示すように、フランジ部11のうち隣接する吸気管、例えば、吸気管8A・吸気管8Bに両側を挟まれる部分に配置され、フランジ部11に形成されている。
サージタンク7には、図1〜図5に示すように、ボルト13をボルト挿入孔14に挿入する際に、ボルト13をボルト挿入孔14の内周に案内するガイド壁(ガイドリブ)15が形成されている。また、このガイド壁15の先端部16とフランジ部11との間には、水抜用の隙間17が下方に開放して形成されている。ボルト13は、頭部18とねじ部19とからなり、図3に示すように、ねじ部19がボルト挿入孔14を経てシリンダヘッド3のねじ穴20に締め付けられる。
上記の構造によって、ボルト挿入孔14にボルト13を挿入する際にガイド壁15によってボルト13をボルト挿入孔14の内周に案内でき、エンジン1に対する吸気マニホルド6の組付性を向上させることができる。また、ガイド壁15の先端部16とフランジ部11との間に隙間17を形成することで、この部分に雨水や雪が溶けた水が溜まることを防止でき、ボルト13の腐食を防止できる。さらに、スタッドボルト等への変更を不要として、構成が簡単で、廉価にできる。
また、図5に示すように、ガイド壁15をボルト挿入孔14の軸線方向から見た場合、ガイド壁15は、その中心Oがボルト挿入孔14の軸線と同軸の円弧部21を備える。
これにより、ボルト13の頭部18に嵌合する締付工具Tのソケットを円弧部21に沿わせるだけで、ボルト13をボルト挿入孔14の内周に位置決めでき、吸気マニホルド6の組付性を向上させることができる。
また、吸気マニホルド6は、図3に示すように、吸気管8A〜8Cの上部を構成するアッパケース22と、フランジ部11と吸気管8A〜8Cの下部とサージタンク7の上部とを構成するミドルケース23と、サージタンク7の下部を構成するロアケース24とを、夫々溶着して構成されている。つまり、アッパケース22とミドルケース23とは、上側溶着部25で溶着され、ミドルケース23とロアケース24とは、下側溶着部26で溶着されている。そして、ロアケース24には、ガイド壁15が一体形成されている。
これにより、ガイド壁15をロアケース24に形成することによって、フランジ部11を備えているとともにアッパケース22及びロアケース24に対する接合面を備えるミドルケース23の構造を複雑化させることなく、ガイド壁15をサージタンク7と一体に形成することができる。
更に、図3に示すように、ガイド壁15の外縁部27は、ミドルケース23とロアケース24とを溶着する下側溶着部26に連結している。
上記の構造によって、ガイド壁15を吸気マニホルド6の外壁中で壁の厚さが厚く剛性の高い下側溶着部26に連結させることができ、ガイド壁15の振動を防止できる。
この発明に係る吸気装置を、吸気マニホルドに限らず、排気マニホルドやシリンダヘッド等で、作業性の難しい奥まった場所のボルト締め付け部位に適用可能である。
1 エンジン
3 シリンダヘッド
5 吸気装置
6 吸気マニホルド
7 サージタンク
8A〜8C 吸気管
9A〜9C 吸気管の下流端部
11 フランジ部
13 ボルト
14 ボルト挿入孔
15 ガイド壁
16 ガイド壁の先端部
17 隙間
21 円弧部
22 アッパケース
23 ミドルケース
24 ロアケース
25 上側溶着部
26 下側溶着部
27 ガイド壁の外縁部

Claims (4)

  1. サージタンクと、このサージクンクからエンジンヘ延びる複数本の吸気管と、この吸気管の下流端部を前記エンジンに接続するフランジ部とを備える吸気マニホルドを設け、前記サージタンクを水平方向で前記フランジ部の側方に配置し、前記吸気管を前記サージクンクよりも上方に延ばすとともに斜め上方から前記フランジ部に連結し、前記フランジ部を前記エンジンに締結するボルトが挿入されるボルト挿入孔を前記フランジ部のうち前記吸気管に両側を挟まれる部分に配置したエンジンの吸気装置において、前記ボルトを前記ボルト挿入孔に挿入する際に、前記ボルトを前記ボルト挿入孔の内周に案内するガイド壁を前記サージタンクに形成し、前記ガイド壁の先端部と前記フランジ部との間に隙間を形成したことを特徴とするエンジンの吸気装置。
  2. 前記ガイド壁を前記ボルト挿入孔の軸線方向から見た場合、その中心が前記ボルト挿入孔の軸線と同軸の円弧部を前記ガイド壁に備えることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの吸気装置。
  3. 前記吸気マニホルドは、前記吸気管の上部を構成するアッパケースと、前記フランジ部と前記吸気管の下部と前記サージタンクの上部とを構成するミドルケースと、前記サージタンクの下部を構成するロアケースとを夫々溶着して構成され、前記ガイド壁を前記ロアケースに一体形成したことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの吸気装置。
  4. 前記ガイド壁の外縁部を、前記ミドルケースと前記ロアケースとの溶着部に連結したことを特徴とする請求項3に記載のエンジンの吸気装置。
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