JP2012065166A - 情報処理装置および情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】外部装置に実行を委託する処理を適切に決定し、特定の外部装置のバッテリが消耗してノードの消失を招くといった問題を有効に回避することができる情報処理装置および情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】外部装置のバッテリ残量と外部装置との間の距離とに基づいて、外部装置の実効バッテリ残量を算出する実効バッテリ残量算出部14と、実効バッテリ残量算出部14が算出した外部装置の実効バッテリ残量に基づいて、外部装置に対して実行を委託するタスクの振り分けを決定するタスク振り分け決定部15と、タスク振り分け決定部15が決定したタスクを外部装置が実行するために必要なデータを、外部装置に対して送信するタスク送信制御部16と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、バッテリ駆動される移動可能な外部装置と無線通信により接続される情報処理装置および情報処理プログラムに関する。
近年、情報処理装置が備える演算装置(CPUコア)の動作周波数の限界から、情報処理装置で実行する処理を分散化させる流れがある。一方で、情報ネットワーク上の複数の情報処理装置で処理を分散して行うネットワーク分散処理サービスが普及している。また、ノートPCや携帯電話機、タブレット端末などの無線通信機能を備えた移動可能な情報処理装置(モバイル端末)の普及に伴い、情報ネットワークは、固定的なものからアドホックのような形態をとるようになってきている。アドホックネットワークでは、ネットワークのノードとしてモバイル端末が使用される。固定ネットワークでは、ノードとなる各情報処理装置に対してコンセントから常時電源が供給されていたが、モバイル端末はバッテリを使用するため、ネットワーク内での各ノードのバッテリの管理が重要となってくる。
従来、ネットワーク内の各ノードのバッテリを管理する技術としては、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載の技術は、ネットワーク内の各ノードが、自ノードのバッテリ寿命に対応するスリープモードの識別表示をネットワーク内の他のノードに送信し、このスリープモードと調和するように、ノード間の通信を行うというものである。
しかしながら、上記の特許文献1に記載されている技術では、各ノードのスリープモードに応じてネットワーク内におけるノード間の通信を制御することができるものの、ネットワーク内の複数のモバイル端末で処理を分散して行う場合に、各モバイル端末のバッテリの状態は反映されない。このため、バッテリ残量が多いモバイル端末よりもバッテリ残量が少ないモバイル端末に、より負荷の大きい処理の実行が委託されることがあり、この場合には、負荷の大きい処理の実行が委託されたモバイル端末のバッテリが消耗することによってノードの消失を招くといった問題がある。
また、モバイル端末間で無線通信によりデータを伝送する際には電力が消費され、このデータ伝送に伴う電力消費量はデータ伝送の距離、つまりモバイル端末間の距離が長いほど大きくなる。しかしながら、上記の特許文献1に記載されている技術では、モバイル端末間の距離の情報は反映されないため、遠方のモバイル端末に負荷の大きい処理の実行が委託された場合に、当該モバイル端末のバッテリ残量によっては、データ伝送に伴う電力消費の影響でバッテリが消耗し、ノードの消失を招くといった問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、外部装置に実行を委託する処理を適切に決定し、特定の外部装置のバッテリが消耗してノードの消失を招くといった問題を有効に回避することができる情報処理装置および情報処理プログラムを提供することを目的としている。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる情報処理装置は、バッテリ駆動される移動可能な外部装置と無線通信により接続される情報処理装置であって、前記外部装置のバッテリ残量と、前記外部装置との間の距離とに基づいて、前記外部装置が委託される処理の実行に使用可能な前記外部装置の電力量である実効バッテリ残量を算出する実効バッテリ残量算出手段と、前記実効バッテリ残量に基づいて、前記外部装置に対して実行を委託する処理を決定する決定手段と、前記決定手段が決定した処理を前記外部装置が実行するために必要なデータを、前記外部装置に対して送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる情報処理プログラムは、バッテリ駆動される移動可能な外部装置と無線通信により接続される情報処理装置に、前記外部装置のバッテリ残量と、前記外部装置との間の距離とに基づいて、前記外部装置が委託される処理の実行に使用可能な前記外部装置の電力量である実効バッテリ残量を算出する機能と、算出した前記実効バッテリ残量に基づいて、前記外部装置に対して実行を委託する処理を決定する機能と、決定した処理を前記外部装置が実行するために必要なデータを、前記外部装置に対して送信する機能と、を実現させるものである。
本発明によれば、外部装置に実行を委託する処理を、当該外部装置のバッテリ残量と、当該外部装置との間の距離とに基づいて決定するようにしているので、特定の外部装置のバッテリが消耗してノードの消失を招くといった問題を有効に回避することができるという効果を奏する。
図1は、情報ネットワークの概略構成図である。 図2は、複数のタスクを含むアプリケーションプログラムの一例を概念的に示す図である。 図3は、情報ネットワーク内の各情報処理装置の共通のハードウェア構成を示す図である。 図4は、タスクの実行を他の情報処理装置に委託する情報処理装置において実現される機能構成を示す機能ブロック図である。 図5は、実効バッテリ残量を説明する模式図である。 図6は、実効バッテリ残量算出部により算出された他の情報処理装置の実効バッテリ残量を一覧表として示した図である。 図7は、タスクの実行が委託される側の情報処理装置において実現される機能構成を示す機能ブロック図である。 図8−1は、情報処理装置Aが、図2に示したアプリケーションプログラムに含まれるタスクT1〜T4の実行を、情報ネットワーク内の他の情報処理装置B〜Eに委託する場合の一連の動作を示したシーケンス図である。 図8−2は、情報処理装置Aが、図2に示したアプリケーションプログラムに含まれるタスクT1〜T4の実行を、情報ネットワーク内の他の情報処理装置B〜Eに委託する場合の一連の動作を示したシーケンス図である。 図9は、第2の実施形態にかかる情報処理装置の機能ブロック図である。 図10は、第3の実施形態にかかる情報処理装置の機能ブロック図である。 図11は、第6の実施形態にかかる情報処理装置の機能ブロック図である。 図12は、ユーザが閾値を数値入力するためのタスク送信制御設定画面の一例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理装置および情報処理プログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態にかかる情報処理装置をネットワークノードとして備える情報ネットワークの概略構成図である。情報処理装置A〜Eは、それぞれバッテリ駆動される移動可能なモバイル端末であり、無線通信により他の情報処理装置(外部装置)と接続される。この情報ネットワークでは、1つのアプリケーションプログラムに含まれる複数のタスクを、複数の情報処理装置で分散して実行することを可能にしている。以下では、情報処理装置A内に図2に示すようなアプリケーションプログラムがあり、情報処理装置Aが、このアプリケーションプログラムに含まれるメインタスクT0以外の複数のタスク(タスクT1、タスクT2、タスクT3、タスクT4)の実行を、情報処理装置B〜Eに委託して、タスクの分散処理を行うものとして説明する。なお、図2には各タスクT1〜T4のCPU負荷率も合わせて示しており、各タスクT1〜T4のCPU負荷率は、タスクT3>タスクT1>タスクT4>タスクT2の関係にあるものとする。
図3は、情報処理装置A〜Eの共通のハードウェア構成を示す図である。以下では、情報処理装置A〜Eを特に区別して説明する場合を除き、単に「情報処理装置」と表記する。情報処理装置は、アンテナ1、RF部2、ベースバンド変復調部3、プロトコル制御部4、バス5、RAM6、CPU7、ROM8、バッテリ残量検出部9およびバッテリ10を備えている。
アンテナ1、RF部2、ベースバンド変復調部3およびプロトコル制御部4は、他の情報処理装置との間での無線通信を実行する部分である。ベースバンド変復調部3は、例えば、直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号を処理する機能を有する。また、プロトコル制御部4は、他の情報処理装置(外部装置)との間での無線通信に必要なプロトコル変換を行う。
RAM6は、他の情報処理装置(外部装置)との間で送受信されるデータパケットの格納およびCPU7のワークエリアとして用いられるメモリである。ROM8は、CPU7により実行される各種アプリケーションプログラムや、後述する各機能構成を実現するための情報処理プログラムなどの各種制御プログラムを格納するプログラムメモリである。CPU7は、RAM6をワークエリアとして利用して、ROM8に格納された制御プログラムを実行することによって情報処理装置の全体を制御する演算装置である。ここで、図2に例示したアプリケーションプログラムは、CPU7により実行されるものとする。
本実施形態の情報処理装置は、バッテリ10を電源として駆動される。このバッテリ10の残量は、バッテリ残量検出部9によって検出される。上記のプロトコル制御部4、RAM6、CPU7、ROM8およびバッテリ残量検出部9は、バス5を介して相互に接続されている。なお、図3ではバッテリ残量検出部9をハードウェアで構成した例を例示しているが、バッテリ残量検出部9の機能をソフトウェアによって実現するようにしてもよい。
図4は、タスクの実行を他の情報処理装置に委託する情報処理装置(本例では情報処理装置A)において、CPU7がROM8に格納された情報処理プログラムを実行することによって実現される機能構成を示す機能ブロック図である。CPU7が情報処理プログラムを実行することにより、情報処理装置Aには、送受信制御部11、バッテリ残量情報取得部12、距離算出部13、実効バッテリ残量算出部14、タスク振り分け決定部15およびタスク送信制御部16の各機能構成が実現される。
送受信制御部11は、上述したアンテナ1、RF部2、ベースバンド変復調部3およびプロトコル制御部4の動作を制御して、情報ネットワーク内の他の情報処理装置B〜Eとの間でのパケットの送受信を行う。送受信制御部11には、受信制御部11aと送信制御部11bとが設けられている。受信制御部11aは、情報ネットワーク内の他の情報処理装置B〜Eから自装置である情報処理装置A宛に無線通信によって送られるパケットを受信して、受信したパケットをRAM6に格納する。送信制御部11bは、後述するバッテリ残量情報取得部12や距離算出部13、タスク送信制御部16などにより作成されてRAM6に格納されたパケットをRAM6から読み出し、読み出したパケットを、情報ネットワーク内の他の情報処理装置B〜Eのうちで当該パケットの宛先として指定されている情報処理装置宛に送信する。
バッテリ残量情報取得部12は、情報ネットワーク内の他の情報処理装置B〜Eからバッテリ残量情報を取得する。ここで、バッテリ残量情報とは、情報処理装置B〜Eのバッテリ残量検出部9によって検出された各情報処理装置B〜Eにおけるバッテリ10の残量を、全容量に対する残量の割合(百分率)で表した情報であり、情報処理装置B〜Eのそれぞれで生成されたものである。
バッテリ残量情報取得部12が他の情報処理装置B〜Eからバッテリ残量情報を取得する具体的な方法としては、例えば以下のような方法が考えられる。バッテリ残量情報取得部12は、まず、情報ネットワーク内の他の情報処理装置B〜Eに対してバッテリ残量情報の送信を要求するパケットを生成してRAM6に格納する。RAM6に格納されたパケットは、送信制御部11bによって各情報処理装置B〜E宛に送信される。そして、このバッテリ残量情報の送信要求に対する応答として各情報処理装置B〜Eからバッテリ残量情報を示したパケットが情報処理装置A宛に送信されると、このパケットが受信制御部11aによって受信され、RAM6に格納される。バッテリ残量情報取得部12は、このRAM6に格納された情報処理装置B〜Eからのパケットを読み出して、各情報処理装置B〜Eのバッテリ残量情報を取得する。
なお、以上は、情報ネットワーク内のノードとして情報処理装置A〜Eのみが存在することを前提として説明したが、実際の情報ネットワークには、より多くの情報処理装置がノードとして存在することが想定される。この場合、情報ネットワーク内のノードとして存在する全ての情報処理装置に対して以上のような処理を行ってバッテリ残量情報を取得する必要はなく、予め定めた数の情報処理装置、あるいは分散処理を行うタスクの数に応じて設定される数の情報処理装置に対して以上のような処理を行ってバッテリ残量情報を取得すればよい。このことは、後述する距離算出部13が情報ネットワーク内の他の情報処理装置との間の距離を算出する処理についても同様である。
距離算出部13は、情報ネットワーク内の他の情報処理装置B〜Eとの間のパケットの送受信に要する時間に基づいて、他の情報処理装置B〜Eとの間の距離を算出する。
距離算出部13が他の情報処理装置B〜Eとの間の距離を算出する具体的な方法としては、例えば以下のような方法が考えられる。距離算出部13は、まず、情報ネットワーク内の他の情報処理装置B〜Eに対して距離計測用のパケットを生成してRAM6に格納する。RAM6に格納された距離計測用のパケットは、送信制御部11bによって各情報処理装置B〜E宛に送信される。このとき、送信制御部11bは、距離計測用のパケットを各情報処理装置B〜E宛に送信した時刻をRAM6などに記憶させておく。
距離計測用のパケットを受信した他の情報処理装置B〜Eでは、この距離計測用のパケットへの応答として、ACKパケットを生成して情報処理装置A宛に送信する。このとき、各情報処理装置B〜Eは、ACKパケットに当該ACKパケットの生成に要した時間(情報処理装置B〜Eでの処理に要した時間)を付加して送信する。各情報処理装置B〜EからACKパケットが情報処理装置A宛に送信されると、このACKパケットが受信制御部11aによって受信され、RAM6に格納される。このとき、受信制御部11aは、各情報処理装置B〜EからACKパケットを受信した時刻をRAM6などに記憶させておく。
距離算出部13は、RAM6に格納された情報処理装置B〜EからのACKパケットと、これに対応する距離計測用のパケットの送信時刻およびACKパケットの受信時刻をRAM6から読み出す。そして、距離計測用のパケットの送信時刻とACKパケットの受信時刻との差分の時間から、ACKパケットに付加された情報処理装置B〜Eでの処理に要した時間を減算して、各情報処理装置B〜Eとの間でのパケットの送受信に要する時間を算出する。ここで、2つの情報処理装置の間で無線通信によりパケットを送受信するのに要する時間は、これら2つの情報処理装置の間の距離に比例する。距離算出部13は、各情報処理装置B〜Eとの間でのパケットの送受信に要する時間として算出した値を、例えば予め用意されたパケットの送受信に要する時間と距離との関係式などに当てはめて、各情報処理装置B〜Eまでの距離を各々算出する。
実効バッテリ残量算出部14は、バッテリ残量情報取得部12により取得された情報処理装置B〜Eのバッテリ残量情報と、距離算出部13により算出された情報処理装置B〜Eまでの距離の情報とに基づいて、各情報処理装置B〜Eの実効バッテリ残量を算出する。ここで、実効バッテリ残量とは、図5に示すように、各情報処理装置B〜Eのバッテリ10のバッテリ残量Brのうちで、無線通信によって消費される電力(以下、通信消費電力という。)Bmを除いた電力量Bn、つまり、委託されたタスクを実行するのに使用可能な電力量を表したものである。
無線通信により消費される通信消費電力Bmは、情報処理装置Aからの距離が離れている情報処理装置ほど大きな値となる。実効バッテリ残量算出部14は、距離算出部13により算出された各情報処理装置B〜Eまでの距離に基づいて、各情報処理装置B〜Eとの間で所定データ量のデータを送受信した場合に情報処理装置B〜Eで消費されると見込まれる電力量を通信消費電力Bmとして算出する。そして、実効バッテリ残量算出部14は、バッテリ残量情報取得部12により取得されたバッテリ残量情報から導かれる各情報処理装置B〜Eのバッテリ残量Brから、算出した各情報処理装置B〜Eの通信消費電力Bmを減算して、各情報処理装置B〜Eの実効バッテリ残量Bnを算出する。なお、実効バッテリ残量Bnは、バッテリ残量情報と同様の百分率で表される値として算出するようにしてもよいし、電力量(kWh)として算出するようにしてもよい。
タスク振り分け決定部15は、アプリケーションプログラム内の複数のタスクの実行を他の情報処理装置B〜Eに委託する場合に、実効バッテリ残量算出部14により算出された各情報処理装置B〜Eの実効バッテリ残量に応じて、実効バッテリ残量が大きい情報処理装置ほどCPU負荷率の高いタスクが振り分けられるように、タスクの振り分け(つまり、どの情報処理装置に対してどのタスクの実行を委託するか)を決定する。具体的には、タスク振り分け決定部15は、図2に示したアプリケーションプログラム内のタスクT1〜T4の実行を情報処理装置B〜Eに委託する場合、実効バッテリ残量算出部14により算出された各情報処理装置B〜Eの実効バッテリ残量が例えば図6に示した例のようになっていれば、情報処理装置BにはタスクT3の実行を委託し、情報処理装置CにはタスクT2の実行を委託し、情報処理装置DにはタスクT4の実行を委託し、情報処理装置EにはタスクT1の実行を委託するように、各情報処理装置B〜Eに対するタスクT1〜T4の振り分けを決定する。なお、タスクT1〜T4のCPU負荷率は、各タスクT1〜T4のプログラムコードのデータサイズに基づいて算出することができる。
タスク送信制御部16は、タスク振り分け決定部15により決定されたタスクの振り分けに従って、振り分けられたタスクを各情報処理装置B〜Eが実行するために必要なデータ(プログラムコードや参照データ、実行命令など)を格納したパケットを生成し、RAM6に格納する。RAM6に格納された各情報処理装置B〜E宛のパケットは、送信制御部11bによって各情報処理装置B〜E宛に送信される。上記の例では、情報処理装置Bに対してはタスクT3を実行するために必要なデータを格納したパケットが送信され、情報処理装置Cに対してはタスクT2を実行するために必要なデータを格納したパケットが送信され、情報処理装置Dに対してはタスクT4を実行するために必要なデータを格納したパケットが送信され、情報処理装置Eに対してはタスクT1を実行するために必要なデータを格納したパケットが送信される。
そのほか、情報処理装置Aには、実行を委託したタスクの処理結果を情報処理装置B〜Eから受信して、受信した処理結果をマージし、メインタスクの処理結果と合わせて、一連のアプリケーションプログラムの実行結果として出力する機能などが設けられるが、これらの処理は本実施形態において特徴的な部分ではないため、詳細な説明は省略する。
図7は、タスクの実行が委託される側の情報処理装置(本例では情報処理装置B〜E)において実現される機能構成を示す機能ブロック図である。タスクの実行が委託される側の情報処理装置B〜Eは、図7に示すように、送受信制御部21、バッテリ残量情報生成部22、距離計測用パケット処理部23およびタスク実行管理部24を有する。
送受信制御部21は、タスクの実行を他の情報処理装置に委託する情報処理装置(本例では情報処理装置A)において実現される送受信制御部11と同様、アンテナ1、RF部2、ベースバンド変復調部3およびプロトコル制御部4の動作を制御して、情報ネットワーク内の他の情報処理装置との間でのパケットの送受信を行う。送受信制御部21には、受信制御部21aと送信制御部21bとが設けられている。受信制御部21aは、情報ネットワーク内の他の情報処理装置から自装置宛に無線通信によって送られるパケットを受信して、受信したパケットをRAM6に格納する。送信制御部21bは、後述するバッテリ残量情報生成部22や距離計測用パケット処理部23、タスク実行管理部24などにより作成されてRAM6に格納されたパケットをRAM6から読み出し、読み出したパケットを、情報ネットワーク内の他の情報処理装置のうちで当該パケットの宛先として指定されている情報処理装置宛に送信する。
バッテリ残量情報生成部22は、情報処理装置Aから送信されたバッテリ残量情報の送信を要求するパケットが受信制御部21aにより受信されると、バッテリ残量検出部9によるバッテリ10の残量の検出値を読み込み、バッテリ10の残量を全容量に対する割合(百分率)で表した情報であるバッテリ残量情報を生成する。そして、バッテリ残量情報生成部22は、このバッテリ残量情報を格納したパケットを生成し、生成したパケットをRAM6に格納する。このRAM6に格納されたバッテリ残量情報を格納したパケットは、送信制御部21bによって情報処理装置A宛に送信される。
距離計測用パケット処理部23は、情報処理装置Aから送信された距離計測用のパケットが受信制御部21aにより受信されると、この距離計測用のパケットへの応答としてACKパケットを生成する。このとき、距離計測用パケット処理部23は、当該ACKパケットの生成に要した処理時間をカウントしておき、この処理時間をACKパケットに付加してRAM6に格納する。このRAM6に格納されたACKパケットは、送信制御部21bによって情報処理装置A宛に送信される。
タスク実行管理部24は、情報処理装置Aからタスクを実行するために必要なデータを格納したパケットが送信され、このパケットが受信制御部21aにより受信されてRAM6に格納されると、このパケットに含まれるタスク実行命令に従って指定されたタスクを実行する。そして、タスク実行管理部24は、タスクの処理結果を格納したパケットを生成し、RAM6に格納する。このRAM6に格納されたタスクの処理結果を格納したパケットは、送信制御部21bによって情報処理装置A宛に送信される。
なお、情報ネットワークのネットワークノードとなる各情報処理装置A〜Eは、他の情報処理装置に対してタスクの実行を委託しないときは図7に示した機能構成を備えており、他の情報処理装置に対してタスクの実行を委託する場合に、CPU7がROM8に格納された情報処理プログラムを実行することによって、図4に示した機能構成を実現する。
図8−1および図8−2は、情報処理装置Aが、図2に示したアプリケーションプログラムに含まれるタスクT1〜T4の実行を、情報ネットワーク内の他の情報処理装置B〜Eに委託する場合の一連の動作を示したシーケンス図である。
情報処理装置Aは、図2に示したアプリケーションプログラムを起動した後、まず情報処理装置Bに対して、距離計測用のパケットを送信する(ステップS101)。このとき、情報処理装置Aは、情報処理装置Bに対して距離計測用のパケットを送信した時刻を記憶しておく。
情報処理装置Bは、情報処理装置Aから送信された距離計測用のパケットを受信すると、この距離計測用のパケットに対する応答としてACKパケットを生成し、当該ACKパケットの生成に要した時間をACKパケットに付加して、情報処理装置Aに対して送信する(ステップS102)。
情報処理装置Aは、情報処理装置Bから送信されたACKパケットを受信すると、情報処理装置Bに対して距離計測用のパケットを送信した時刻と情報処理装置BからのACKパケットを受信した時刻との差分の時間から、ACKパケットに付加された情報処理装置Bでの処理に要した時間を減算して、情報処理装置Bとの間でのパケットの送受信に要する時間を算出し、この算出した時間から、情報処理装置Bまでの距離を算出する(ステップS103)。
次に、情報処理装置Aは、情報処理装置Bに対して、バッテリ残量情報の送信を要求するパケットを送信する(ステップS104)。
情報処理装置Bは、情報処理装置Aから送信されたバッテリ残量情報の送信を要求するパケットを受信すると、このパケットに対する応答として、バッテリ残量検出部9により検出されたバッテリ10の残量を百分率で表したバッテリ残量情報を生成し、当該バッテリ残量情報を格納したパケットを生成して、情報処理装置Aに対して送信する(ステップS105)。
情報処理装置Aは、情報処理装置Bから送信されたバッテリ残量情報を格納したパケットを受信すると、このパケットを解析して情報処理装置Bのバッテリ残量情報を取得する(ステップS106)。
次に、情報処理装置Aは、情報処理装置Cに対しても同様に距離計測用のパケットを送信し、情報処理装置CからのACKパケットを受信して、情報処理装置Cとの間でのパケット送受信に要する時間から、情報処理装置Cまでの距離を算出する(ステップS107〜ステップS109)。その後、情報処理装置Aは、情報処理装置Cに対しても同様にバッテリ残量情報の送信を要求するパケットを送信し、情報処理装置Cからバッテリ残量情報が格納されたパケットを受信して、情報処理装置Cのバッテリ残量情報を取得する(ステップS110〜ステップS112)。
次に、情報処理装置Aは、情報処理装置Dに対しても同様に距離計測用のパケットを送信し、情報処理装置DからのACKパケットを受信して、情報処理装置Dとの間でのパケット送受信に要する時間から、情報処理装置Dまでの距離を算出する(ステップS113〜ステップS115)。その後、情報処理装置Aは、情報処理装置Dに対しても同様にバッテリ残量情報の送信を要求するパケットを送信し、情報処理装置Dからバッテリ残量情報が格納されたパケットを受信して、情報処理装置Dのバッテリ残量情報を取得する(ステップS116〜ステップS118)。
次に、情報処理装置Aは、情報処理装置Eに対しても同様に距離計測用のパケットを送信し、情報処理装置EからのACKパケットを受信して、情報処理装置Eとの間でのパケット送受信に要する時間から、情報処理装置Eまでの距離を算出する(ステップS119〜ステップS121)。その後、情報処理装置Aは、情報処理装置Eに対しても同様にバッテリ残量情報の送信を要求するパケットを送信し、情報処理装置Eからバッテリ残量情報が格納されたパケットを受信して、情報処理装置Eのバッテリ残量情報を取得する(ステップS122〜ステップS124)。
次に、情報処理装置Aは、各情報処理装置B〜Eから取得したバッテリ残量情報と、各情報処理装置B〜Eまでの距離の情報とに基づいて、各情報処理装置B〜Eのタスクの処理に使用可能な実効バッテリ残量を算出する(ステップS125)。ここでは、各情報処理装置B〜Eの実効バッテリ残量が、図6に示した例のように算出されたものとする。
次に、情報処理装置Aは、算出した各情報処理装置B〜Eの実効バッテリ残量に応じて、実効バッテリ残量が大きい情報処理装置ほどCPU負荷率の高いタスクが振り分けられるように、各情報処理装置B〜Eに対するタスクの振り分けを決定する(ステップS126)。ここでは、情報処理装置BにはタスクT3、情報処理装置CにはタスクT2、情報処理装置DにはタスクT4、情報処理装置EにはタスクT1がそれぞれ振り分けられる。
次に、情報処理装置Aは、情報処理装置Bに対してタスクT3を実行するために必要なデータを格納したパケットを送信し(ステップS127)、情報処理装置Cに対してタスクT2を実行するために必要なデータを格納したパケットを送信し(ステップS128)、情報処理装置Dに対してタスクT4を実行するために必要なデータを格納したパケットを送信し(ステップS129)、情報処理装置Eに対してタスクT1を実行するために必要なデータを格納したパケットを送信する(ステップS130)。
その後、情報処理装置Bは、タスクT3の処理を実行して(ステップS131)、タスクT3の処理結果を格納したパケットを情報処理装置Aに対して送信する(ステップS132)。また、情報処理装置Cは、タスクT2の処理を実行して(ステップS133)、タスクT2の処理結果を格納したパケットを情報処理装置Aに対して送信する(ステップS134)。また、情報処理装置Dは、タスクT4の処理を実行して(ステップS135)、タスクT4の処理結果を格納したパケットを情報処理装置Aに対して送信する(ステップS136)。また、情報処理装置Eは、タスクT1の処理を実行して(ステップS137)、タスクT1の処理結果を格納したパケットを情報処理装置Aに対して送信する(ステップS138)。
以上、具体的な例を挙げながら詳細に説明したように、本実施形態にかかる情報処理装置は、情報ネットワーク内の他の情報処理装置からバッテリ残量の情報を取得するとともに、他の情報処理装置までの距離を算出し、これらバッテリ残量の情報と距離の情報とに基づいて、他の情報処理装置でのタスクの処理に使用可能な実効バッテリ残量を算出するようにしている。そして、算出した実効バッテリ残量が大きい情報処理装置ほどCPU負荷率の高いタスクが振り分けられるように、他の情報処理装置に対するタスクの振り分けを決定し、振り分けたタスクを他の情報処理装置が実行するために必要なデータを他の情報処理装置に送信するようにしている。したがって、この情報処理装置によれば、情報ネットワーク内の他の情報処理装置に対して、実行を委託するタスクを適切に割り振ることができ、特定の情報処理装置のバッテリが消耗してノードの消失を招くといった問題を有効に回避することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、情報ネットワーク内の他の情報処理装置にタスクの実行を委託する情報処理装置が、他の情報処理装置(外部装置)のバッテリ残量情報と他の情報処理装置までの距離の情報とに加え、他の情報処理装置のバッテリ容量の情報も加味して実効バッテリ残量を算出し、タスクの振り分けを行うようにした例である。以下、第1の実施形態と共通する部分は重複した説明を省略し、本実施形態において特徴的な部分についてのみ説明する。
図9は、第2の実施形態にかかる情報処理装置の機能ブロック図である。この図9に示す機能構成は、タスクの実行を他の情報処理装置に委託する情報処理装置(上述した例では情報処理装置A)において実現されるものであり、図4に示した第1の実施形態の構成に対して、バッテリ容量情報取得部17が付加されている。
本実施形態では、バッテリ残量情報の送信を要求するパケットに対する応答として他の情報処理装置(上述した例では情報処理装置B〜E)がバッテリ残量情報を格納したパケットを送信する際に、当該パケットに、バッテリ残量情報に加えてバッテリ容量情報を格納して送信する。ここで、バッテリ容量情報は、他の情報処理装置のバッテリ10の容量(満充電の状態での電力量)を示した情報である。
バッテリ容量情報取得部17は、バッテリ残量情報の送信を要求するパケットに対する応答として他の情報処理装置(上述した例では情報処理装置B〜E)から送信されたパケットが受信制御部11aによって受信され、RAM6に格納されると、このRAM6に格納されたパケットを読み出して、他の情報処理装置のバッテリ容量情報を取得する。
なお、情報ネットワーク内の各情報処理装置におけるバッテリ10の容量は経時的に変化するものではなく、バッテリ容量情報は固定的な情報である。したがって、情報ネットワーク内の他の情報処理装置のバッテリ容量情報を、予めRAM6などに格納しておくようにすることも可能である。この場合、バッテリ容量情報取得部17は、他の情報処理装置との間のパケット送受信を行うことなく、RAM6に格納されている他の情報処理装置のバッテリ容量情報を必要に応じて取得すればよい。
本実施形態では、実効バッテリ残量算出部14は、バッテリ残量情報取得部12により取得された他の情報処理装置のバッテリ残量情報と、バッテリ容量情報取得部17により取得された他の情報処理装置のバッテリ容量情報と、距離算出部13により算出された他の情報処理装置までの距離の情報とに基づいて、他の情報処理装置の実効バッテリ残量をそれぞれ算出する。具体的には、実効バッテリ残量算出部14は、バッテリ残量情報取得部12により取得されたバッテリ残量情報と、バッテリ容量情報取得部17により取得されたバッテリ容量情報とから、他の情報処理装置のバッテリ残量を電力量(kWh)としてそれぞれ算出する。そして、算出したバッテリ残量から、距離算出部13により算出された他の情報処理装置までの距離の情報から導かれる通信消費電力を減算することによって、実効バッテリ残量を電力量として算出する。
タスク振り分け決定部15は、第1の実施形態と同様に、実効バッテリ残量算出部14により算出された他の情報処理装置の実効バッテリ残量に応じて、実効バッテリ残量が大きい情報処理装置ほどCPU負荷率の高いタスクが振り分けられるように、タスクの振り分けを決定する。また、タスク送信制御部16は、第1の実施形態と同様に、タスク振り分け決定部15により決定されたタスクの振り分けに従って、振り分けられたタスクを他の情報処理装置が実行するために必要なデータを格納したパケットを他の情報処理装置に送信する制御を行う。
以上のように、本実施形態にかかる情報処理装置では、他の情報処理装置のバッテリ残量情報と他の情報処理装置までの距離の情報とに加え、他の情報処理装置のバッテリ容量の情報も加味して実効バッテリ残量を算出し、タスクの振り分けを行うようにしているので、情報ネットワーク内の他の情報処理装置のバッテリ容量に差があったとしても、実効バッテリ容量を正確に算出して、実行を委託するタスクを適切に割り振ることができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、情報ネットワーク内の他の情報処理装置にタスクの実行を委託する情報処理装置が、他の情報処理装置(外部装置)のバッテリ残量情報と他の情報処理装置までの距離の情報と他の情報処理装置のバッテリ容量の情報とに加え、他の情報処理装置のCPU能力の情報も加味して実効バッテリ残量を算出し、タスクの振り分けを行うようにした例である。以下、第1の実施形態や第2の実施形態と共通する部分は重複した説明を省略し、本実施形態において特徴的な部分についてのみ説明する。
図10は、第3の実施形態にかかる情報処理装置の機能ブロック図である。この図10に示す機能構成は、タスクの実行を他の情報処理装置に委託する情報処理装置(上述した例では情報処理装置A)において実現されるものであり、図9に示した第2の実施形態の構成に対して、CPU能力情報取得部18が付加されている。
本実施形態では、バッテリ残量情報の送信を要求するパケットに対する応答として他の情報処理装置(上述した例では情報処理装置B〜E)がバッテリ残量情報やバッテリ容量情報を格納したパケットを送信する際に、当該パケットに、バッテリ残量情報やバッテリ容量情報に加えてCPU能力情報を格納して送信する。ここで、CPU能力情報は、他の情報処理装置が備えるCPU7の処理能力を示した情報である。また、ここでいうCPU7の処理能力とは、CPU7が所定量のデータ処理を行うのに消費する電力量を表すパラメータであり、CPU7の処理能力が高い場合は所定量のデータ処理を行うのに消費する電力量が少なく、逆にCPU7の処理能力が低い場合は所定量のデータ処理を行うのに消費する電力量が大きいことを意味する。つまり、同じCPU負荷率のデータ処理を行う場合であっても、CPU7の処理能力が高ければ消費電力が少なく、CPU7の処理能力が低ければ消費電力が大きくなる。
CPU能力情報取得部18は、バッテリ残量情報の送信を要求するパケットに対する応答として他の情報処理装置(上述した例では情報処理装置B〜E)から送信されたパケットが受信制御部11aによって受信され、RAM6に格納されると、このRAM6に格納されたパケットを読み出して、他の情報処理装置のCPU能力情報を取得する。
なお、情報ネットワーク内の各情報処理装置におけるCPU7の処理能力は経時的に変化するものではなく、CPU能力情報は、バッテリ容量情報と同様に固定的な情報である。したがって、情報ネットワーク内の他の情報処理装置のCPU能力情報を、予めRAM6などに格納しておくようにすることも可能である。この場合、CPU能力情報取得部18は、他の情報処理装置との間のパケット送受信を行うことなく、RAM6に格納されている他の情報処理装置のCPU能力情報を必要に応じて取得すればよい。
本実施形態では、実効バッテリ残量算出部14は、バッテリ残量情報取得部12により取得された他の情報処理装置のバッテリ残量情報と、バッテリ容量情報取得部17により取得された他の情報処理装置のバッテリ容量情報と、距離算出部13により算出された他の情報処理装置までの距離の情報と、CPU能力情報取得部18により取得された他の情報処理装置のCPU能力情報とに基づいて、他の情報処理装置の実効バッテリ残量をそれぞれ算出する。具体的には、実効バッテリ残量算出部14は、バッテリ残量情報取得部12により取得されたバッテリ残量情報と、バッテリ容量情報取得部17により取得されたバッテリ容量情報とから、他の情報処理装置のバッテリ残量を電力量(kWh)としてそれぞれ算出する。そして、算出したバッテリ残量から、距離算出部13により算出された他の情報処理装置までの距離の情報から導かれる通信消費電力を減算する。そして、得られた電力量と、CPU能力情報取得部18により取得されたCPU能力情報で示されるCPU7の処理能力とから、実行バッテリ残量を、処理可能なデータ量(CPU負荷率に相当)に換算して算出する。
タスク振り分け決定部15は、第1の実施形態や第2の実施形態と同様に、実効バッテリ残量算出部14により算出された他の情報処理装置の実効バッテリ残量に応じて、実効バッテリ残量が大きい情報処理装置ほどCPU負荷率の高いタスクが振り分けられるように、タスクの振り分けを決定する。また、タスク送信制御部16は、第1の実施形態や第2の実施形態と同様に、タスク振り分け決定部15により決定されたタスクの振り分けに従って、振り分けられたタスクを他の情報処理装置が実行するために必要なデータを格納したパケットを他の情報処理装置に送信する制御を行う。
以上のように、本実施形態にかかる情報処理装置では、他の情報処理装置のバッテリ残量情報と他の情報処理装置までの距離の情報と他の情報処理装置のバッテリ容量の情報とに加え、他の情報処理装置のCPU能力の情報も加味し、実効バッテリ残量を処理可能なデータ量に換算して算出し、タスクの振り分けを行うようにしているので、情報ネットワーク内の他の情報処理装置が備えるCPU7の処理能力に差があったとしても、実行を委託するタスクを適切に割り振ることができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態は、情報ネットワーク内の他の情報処理装置にタスクの実行を委託する情報処理装置が、他の情報処理装置との間で定期的にパケット送受信を行って、他の情報処理装置のバッテリ残量情報を定期的に取得するとともに、他の情報処理装置までの距離を定期的に算出するようにした例である。なお、第4の実施形態にかかる情報処理装置の機能構成は、図4に示した第1の実施形態の構成と同じである。ただし、バッテリ残量情報取得部12による処理内容および距離算出部13による処理内容が、第1の実施形態とは若干相違する。以下、第1の実施形態との相違点についてのみ説明する。
本実施形態では、バッテリ残量情報取得部12は、予め定められた所定周期で定期的に、情報ネットワーク内の他の情報処理装置に対してバッテリ残量情報の送信を要求するパケットを生成する。バッテリ残量情報取得部12により定期的に生成されたパケットは、送信制御部11bによってその都度、他の情報処理装置宛に送信される。そして、このパケットに対する応答として他の情報処理装置から逐次送信されるパケットが受信制御部11aにより受信され、RAM6に格納されると、バッテリ残量情報取得部12は、その都度、他の情報処理装置から送信されたパケットをRAM6から読み出して他の情報処理装置のバッテリ残量情報を取得する。
バッテリ残量情報取得部12は、以上のようにして他の情報処理装置のバッテリ残量情報を定期的に取得し、取得した他の情報処理装置のバッテリ残量情報を、最新の情報が保持されるように、RAM6などのメモリに上書きしながら記憶させる。そして、他の情報処理装置に対してタスクの振り分けを行う場合に、メモリに記憶しておいた他の情報処理装置の最新のバッテリ残量情報を読み出して、実効バッテリ残量算出部14に受け渡す。なお、バッテリ残量情報取得部12は、バッテリ残量情報が取得できなかった他の情報処理装置については、パケット送受信に失敗したことを示す識別情報により、それまで記憶されていた情報を上書きしておくようにしてもよい。これにより、例えば電源オフや無線通信の圏外となることで正常にパケット送受信を行うことができない情報処理装置を、予めタスクの振り分けの対象から除外することができる。
また、本実施形態では、距離算出部13は、予め定められた所定周期で定期的に、情報ネットワーク内の他の情報処理装置に対して距離計測用のパケットを生成する。距離算出部13により定期的に生成された距離計測用のパケットは、送信制御部11bによってその都度、他の情報処理装置宛に送信される。そして、この距離計測用のパケットに対する応答として他の情報処理装置から逐次送信されるACKパケットが受信制御部11aにより受信され、RAM6に格納されると、距離算出部13は、その都度、第1の実施形態と同様の方法により、他の情報処理装置との間でのパケット送受信に要した時間から他の情報処理装置までの距離を算出する。
距離計測部13は、以上のようにして他の情報処理装置までの距離を定期的に算出し、算出した他の情報処理装置までの距離の情報を、最新の情報が保持されるように、RAM6などのメモリに上書きしながら記憶させる。そして、他の情報処理装置に対してタスクの振り分けを行う場合に、メモリに記憶しておいた他の情報処理装置までの距離の最新の情報を読み出して、実効バッテリ残量算出部14に受け渡す。この場合も、ACKパケットが受信できなかった他の情報処理装置については、パケット送受信に失敗したことを示す識別情報により、それまで記憶されていた情報を上書きしておくようにしてもよい。これにより、例えば電源オフや無線通信の圏外となることで正常にパケット送受信を行うことができない情報処理装置を、予めタスクの振り分けの対象から除外することができる。
以上のように、本実施形態にかかる情報処理装置では、他の情報処理装置との間で定期的にパケット送受信を行って、他の情報処理装置のバッテリ残量情報を定期的に取得するとともに、他の情報処理装置までの距離報を定期的に算出し、最新の情報をメモリに保持するようにしているので、他の情報処理装置に対してタスクの振り分けを行うときにパケット送受信を行ってバッテリ残量情報の取得や距離の算出を行う場合に比べて、タスクの振り分けを迅速に行って処理時間の短縮を図ることができる。また、バッテリ残量情報が取得できない、あるいは距離計測用のパケットに対するACKパケットを受信できなかった他の情報処理装置について、パケット送受信に失敗したことを示す識別情報を保持しておくことで、例えば電源オフや無線通信の圏外となることで正常にパケット送受信を行うことができない情報処理装置を、予めタスクの振り分けの対象から除外することができ、タスクの振り分けを効率よく行うことができる。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態について説明する。第5の実施形態は、情報ネットワーク内の他の情報処理装置にタスクの実行を委託する情報処理装置が、他の情報処理装置に対するタスクの振り分けを行う場合に、実効バッテリ残量が所定の閾値以下の情報処理装置に対してはタスクを振り分けないようにした例である。なお、第5の実施形態にかかる情報処理装置の機能構成は、図4に示した第1の実施形態の構成と同じである。ただし、タスク振り分け決定部15による処理内容が、第1の実施形態とは若干相違する。以下、第1の実施形態との相違点についてのみ説明する。
本実施形態では、タスク振り分け決定部15は、アプリケーションプログラム内の複数のタスクの実行を他の情報処理装置に委託する場合に、実効バッテリ残量算出部14により算出された各情報処理装置の実効バッテリ残量を予め定められた閾値Thと比較し、実効バッテリ残量が閾値Th以下となっている情報処理装置は、タスクの振り分けの対象から除外する。そして、実効バッテリ残量が閾値Thを超えている情報処理装置を対象として、実効バッテリ残量が大きい情報処理装置ほどCPU負荷率の高いタスクが振り分けられるように、タスクの振り分けを決定する。
具体的には、上述した第1の実施形態で説明した例のように、情報処理装置Aが図2に示したアプリケーションプログラム内のタスクT1〜T4の実行を情報処理装置B〜Eに委託する場合に、実効バッテリ残量算出部14により算出された各情報処理装置B〜Eの実効バッテリ残量が例えば図6に示した例のようになっており、実効バッテリ残量に対する閾値Thが例えば30%に設定されていれば、情報処理装置Aのタスク振り分け決定部15は、まず、情報処理装置Cをタスクの振り分けの対象から除外する。そして、残った情報処理装置B,D,Eのうちで、実効バッテリ残量が最も大きい情報処理装置BにはタスクT2およびタスクT3の実行を委託し、情報処理装置DにはタスクT4の実行を委託し、情報処理装置EにはタスクT1の実行を委託するように、各情報処理装置B,D,Eに対するタスクT1〜T4の振り分けを決定する。
以上のように、本実施形態にかかる情報処理装置では、情報ネットワーク内の他の情報処理装置のうちで、実効バッテリ残量が所定の閾値Th以下の情報処理装置に対してはタスクを振り分けないようにしているので、既にバッテリ残量が少ない情報処理装置の電力消費を抑え、特定の情報処理装置のバッテリが消耗してノードの消失を招くといった問題をより有効に回避することができる。
(第6の実施形態)
次に、第6の実施形態について説明する。第6の実施形態は、第5の実施形態と同様に実効バッテリ残量が閾値Th以下の情報処理装置に対してはタスクを振り分けないようにし、且つ、その閾値Thをユーザの操作に応じて設定するようにした例である。以下、第5の実施形態との相違点についてのみ説明する。
図11は、第6の実施形態にかかる情報処理装置の機能ブロック図である。この図11に示す機能構成は、タスクの実行を他の情報処理装置に委託する情報処理装置(上述した例では情報処理装置A)において実現されるものであり、図4に示した第1の実施形態の構成に対して、閾値設定部19が付加されている。
閾値設定部19は、情報処理装置が備える図示しない表示装置に、メニュー画面の一つとして例えば図12に示すようなタスク送信制御設定画面を表示させる。この図12に示すタスク送信制御設定画面には、実効バッテリ残量に対する閾値Thをユーザが数値入力するための設定項目が設けられている。ユーザがこの設定項目に所望の数値を入力すると、閾値設定部19は、ユーザによって入力された数値を閾値Thに設定し、設定した閾値Thをタスク振り分け決定部15に受け渡す。
タスク振り分け決定部15は、アプリケーションプログラム内の複数のタスクの実行を他の情報処理装置に委託する場合に、実効バッテリ残量算出部14により算出された各情報処理装置の実効バッテリ残量を、ユーザ操作に応じて閾値設定部19によって設定された閾値Thと比較し、実効バッテリ残量が閾値Th以下となっている情報処理装置は、タスクの振り分けの対象から除外する。そして、実効バッテリ残量が閾値Thを超えている情報処理装置を対象として、実効バッテリ残量が大きい情報処理装置ほどCPU負荷率の高いタスクが振り分けられるように、タスクの振り分けを決定する。
以上のように、本実施形態にかかる情報処理装置では、情報ネットワーク内の他の情報処理装置のうちで、実効バッテリ残量が閾値Th以下の情報処理装置に対してはタスクを振り分けないようにし、且つ、その閾値Thをユーザ操作に応じて設定できるようにしているので、既にバッテリ残量が少ない情報処理装置の電力消費を抑え、特定の情報処理装置のバッテリが消耗してノードの消失を招くといった問題をより有効に回避することができるとともに、ユーザの意向を反映させた、よりフレキシブルな運用が可能となる。
なお、上述した各実施形態にかかる情報処理装置で実行される情報処理プログラムは、ROM8などに予め組み込まれて提供される。また、上述した各実施形態にかかる情報処理装置で実行される情報処理プログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disc)などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、上述した各実施形態にかかる情報処理装置で実行される情報処理プログラムを、インターネットなどのネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上述した各実施形態にかかる情報処理装置で実行される情報処理プログラムを、インターネットなどのネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
上述した各実施形態にかかる情報処理装置で実行される情報処理プログラムは、上述した各部(送受信制御部11、バッテリ残量情報取得部12、距離算出部13、実効バッテリ残量算出部14、タスク振り分け決定部15、タスク送信制御部16、バッテリ容量情報取得部17、CPU能力情報取得部18、閾値設定部19)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU7(プロセッサ)が上記ROM8から情報処理プログラムを読み出して実行することにより上記各部がRAM6(主記憶装置)上にロードされ、送受信制御部11、バッテリ残量情報取得部12、距離算出部13、実効バッテリ残量算出部14、タスク振り分け決定部15、タスク送信制御部16、バッテリ容量情報取得部17、CPU能力情報取得部18、閾値設定部19が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、本発明は、上述した各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上述した各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
7 CPU
9 バッテリ残量検出部
10 バッテリ
11 送受信制御部
12 バッテリ残量情報取得部
13 距離算出部
14 実効バッテリ残量算出部
15 タスク振り分け決定部
16 タスク送信制御部
17 バッテリ容量情報取得部
18 CPU能力情報取得部
19 閾値設定部
特開2006−203868号公報

Claims (11)

  1. バッテリ駆動される移動可能な外部装置と無線通信により接続される情報処理装置であって、
    前記外部装置のバッテリ残量と、前記外部装置との間の距離とに基づいて、前記外部装置が委託される処理の実行に使用可能な前記外部装置の電力量である実効バッテリ残量を算出する実効バッテリ残量算出手段と、
    前記実効バッテリ残量に基づいて、前記外部装置に対して実行を委託する処理を決定する決定手段と、
    前記決定手段が決定した処理を前記外部装置が実行するために必要なデータを、前記外部装置に対して送信する送信手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記実効バッテリ残量算出手段は、前記外部装置との間の距離に基づいて前記外部装置との間の無線通信で消費される通信消費電力を算出し、前記外部装置のバッテリ残量から前記通信消費電力を減算して、前記実効バッテリ残量を算出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記外部装置のバッテリ残量は、前記外部装置のバッテリ容量に対する残量の割合を表したものであり、
    前記実効バッテリ残量算出手段は、前記外部装置のバッテリ容量に基づいて前記外部装置のバッテリ残量を電力量に換算し、換算した電力量から前記通信消費電力を減算して、前記実効バッテリ残量を算出することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記実効バッテリ残量算出手段は、さらに前記外部装置が備える演算装置の処理能力の情報を用いて、前記実効バッテリ残量を、前記外部装置により処理可能なデータ量に換算して算出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 少なくとも前記バッテリ残量を前記外部装置から取得する情報取得手段をさらに備え、
    前記実効バッテリ残量算出手段は、前記情報取得手段により取得された前記外部装置のバッテリ残量と、前記外部装置との間の距離とに基づいて、前記実効バッテリ残量を算出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報取得手段は、少なくとも前記バッテリ残量を前記外部装置から定期的に取得することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記外部装置との間のパケットの送受信に要する時間に基づいて、前記外部装置との間の距離を算出する距離算出手段をさらに備え、
    前記実効バッテリ残量算出手段は、前記外部装置のバッテリ残量と、前記距離算出手段により算出された前記外部装置との間の距離とに基づいて、前記実効バッテリ残量を算出することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記距離算出手段は、前記外部装置との間の距離の算出を定期的に行うことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記決定手段は、前記実効バッテリ残量が閾値以下の外部装置に対しては、処理の実行を委託しないと決定することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. ユーザによる操作に応じて前記閾値を設定する閾値設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. バッテリ駆動される移動可能な外部装置と無線通信により接続される情報処理装置に、
    前記外部装置のバッテリ残量と、前記外部装置との間の距離とに基づいて、前記外部装置が委託される処理の実行に使用可能な前記外部装置の電力量である実効バッテリ残量を算出する機能と、
    算出した前記実効バッテリ残量に基づいて、前記外部装置に対して実行を委託する処理を決定する機能と、
    決定した処理を前記外部装置が実行するために必要なデータを、前記外部装置に対して送信する機能と、を実現させるための情報処理プログラム。
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