JP2012063930A - 自動券売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者には煩わしさを感じさせることなく効率よく購買をさせて、利用者個々が占有する時間を極力短縮させることが出来る自動券売機を提供する。
【解決手段】メニューを含む情報を表示する表示手段及び表示された情報中からのアイテムを選択する入力手段を有するタッチパネル2と、人物の近接を検知する近接検知手段11と、アイテムの販売実績を管理するデータベースDBを格納する記憶手段24と、を備え、近接検知手段11により人物の近接が検出されると表示手段2にメニューを表示し、メニューを表示後所定期間が経過後も、入力手段による選択が行われない場合は、販売データベースDBから選択されたアイテムを推奨商品として表示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、タッチパネル式のディスプレイを備えた自動券売機に関する。
昨今、飲食店等に設置されて食券等の発行を行う自動券売機にあっては、商品の選択を行うボタンを表示したタッチパネル式のディスプレイを備えたものが提案されている(特許文献1)。
かかる自動券売機によっては、画像等を用いてメニューを視覚的に判りやすく表示することが可能であるが、一画面に表示されるメニュー項目が大量である場合や、画面のデザイン・レイアウトによっては、メニューの選択操作に手間取ってしまうことがある。
一人の利用者が、メニューの選択に手間取っていると、その利用者による券売機の占有時間が長くなり、後続の客の待ち時間が長くなり不愉快な思いをさせるとともに、その券売機ひいては店舗の客回転率を悪化させる原因となる。
大型のディスプレイを備えた自動券売機、あるいは自動販売機は、メニュー以外にも広告や推奨商品などをディスプレイに表示して、利用者に対して商品選択の助けとなる様々な情報を提供する機能を備え得る。
従って、かかる機能を利用して、利用者による商品の選択をただ受動的に待機するのではなく、自動券売機側から推奨商品や広告を能動的に提示して購買を働きかけることで、利用者による商品の選択時間を短縮し、自動券売機の利用回転率の向上をさせることが出来る。
例えば、特許文献1には、アイドル時(客待ち時)にはディプレイに広告を表示しておき、コインが投入されると、ディスプレイに推奨の商品を表示する自動販売機が記載されている。
また、特許文献2には、ディスプレイに表示されたイラストにタッチすると、関連する広告を表示する自動販売機が記載されている。
特開2009−251958公報 特開平11−7574号公報 特許第3407240号
しかしながら、特許文献2に開示の自動販売機では、利用者がすでに購入品を決定しているのに、推奨商品が表示されることで煩わしさを感じさせ、むしろ逆効果となる場合がある。
また、特許文献3に開示の自動販売機では、逆に、タッチをしなければ広告が表示されないため、何を購入するべきか迷っているような客を誘導するには不十分である。
本発明は、上記の問題を鑑みて、商品選択画面(メニュー画面)を表示した状態で利用者による商品に選択を待機し、選択がなされないままに一定の時間が経過した場合には、利用者が商品を決めかねていると判断して推奨商品を提示して当該商品の購買を利用者に誘導することにより、すでに購入品を決定している利用者には推奨商品を提示することなく商品を購入させ、購入品を決定していない利用者には推奨商品を提示して誘導することで、利用者には煩わしさを感じさせることなく効率よく購買をさせて、利用者個々が占有する時間を極力短縮させることが出来る自動券売機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、メニューを含む情報を表示する表示手段及び該表示手段により表示された情報中から特定のアイテムを選択する入力手段を有するタッチパネルを備えた自動券売機において、人物の近接を検知する近接検知手段と、当該自動券売機おける各アイテムの販売実績を管理するデータベースを格納する記憶手段と、を備え、該近接検知手段により人物の近接が検出されると前記表示手段に前記メニューを表示し、前記メニューを表示後所定期間が経過した後も、前記入力手段による選択が行われない場合は、前記データベースから所定の基準により選択されたアイテムを推奨商品として前記表示手段に表示する自動券売機を特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の自動券売機において、前記所定の基準として、前記データベースにおいて売り上げ数が上位のアイテムを選択する自動券売機を特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の自動券売機において、当該自動券売機に近接する人物の動画像又は静止画像を取得する撮影手段を備えた自動券売機を特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項3に記載の自動券売機において、前記近接検知手段として前記撮像手段を用い、前記撮影手段によって得られた動画像又は静止画像に基づいて人物の近接を検知する自動券売機を特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項3又は4に記載の自動券売機において、前記撮影手段により得られた動画像又は静止画像に基づいて当該自動券売機の利用者の属性情報を推測して前記データベースにアイテムと関連づけて登録する自動券売機を特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項5に記載の自動券売機において、前記撮影手段によって得られた動画像又は静止画像から推測される人物の属性情報に基づいて、前記販売データベースから所定の基準に基づいて選択されたアイテムを推奨商品として前記表示手段に表示する自動券売機を特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れか一項に記載の自動券売機において、前記推奨商品は、前記表示手段に、前記メニューに重ねて半透明表示される自動券売機を特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項3乃至6の何れか一項に記載の自動券売機において、前記撮影手段によって得られた動画像又は静止画像から得られる人物の指の位置に対応する前記表示手段上の位置に、前記メニューに重ねて前記推奨商品を表示する自動券売機を特徴とする。
以上のように構成したので、本発明によれば、商品選択画面(メニュー画面)を表示した状態で利用者による商品に選択を待機し、選択がなされないままに一定の時間が経過した場合には、利用者が商品を決めかねていると判断して推奨商品を提示して当該商品の購買を利用者に誘導することにより、すでに購入品を決定している利用者には推奨商品を提示することなく商品を購入させ、購入品を決定していない利用者には推奨商品を提示して誘導ことで、効率よく購買をさせて利用者が自動券売機を占有する時間を極力短縮させることが出来る。
本発明の実施の形態に係る自動券売機の外観を示す説明図。 本発明の実施の形態に係る券売機の機能構成を示すブロック図。 本発明の自動券売機における第1の処理例を説明するフローチャート。 タッチパネルディスプレイに表示するメニュー画面を示す図。 タッチパネルディスプレイに表示する確認画面を示す図。 タッチパネルディスプレイに表示する推奨メニュー画面を示す図。 本発明の自動券売機における第2の処理例を説明するフローチャート。 推奨メニューを表示する別の形態を示す図。 推奨メニューを表示するさらに別の形態を示す図。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動券売機(以下、単に券売機と記載する)の外観を示す説明図である。
図1に示す券売機1は、メニューを含む情報を表示する表示手段、及び表示手段により表示された情報中から特定のアイテム(料理、飲料等)を選択する入力手段を有するタッチパネルディスプレイ(以下、単にタッチパネルと記載する)2と、入力手段によって選択された特定アイテムの価格に相当する金銭を投入する紙幣挿入口5及びコイン投入口8と、コイン投入と紙幣の挿入を解除するリジェクトボタン4と、釣り銭がある場合に押す釣り銭ボタン6と、釣り銭を払い出す釣り銭口7と、選択された特定のアイテムについて決済された情報(アイテム情報)を印刷したチケットを取り出すチケット取出口9と、制御ボードや電源装置等を収納する収納部10、券売機1への利用者の近接を検出する近接センサ11と、後述するように券売機1の前面側に立った人物の動画像や静止画像を取得するビデオカメラやスチルカメラなどの撮影手段14と、を備えている。
本発明の券売機1は、近接センサ11による人物の検出をトリガとしてメニュー画面をタッチパネル2に表示し、その後、一定時間利用者が券売機1の前に留まってメニューの選択がない場合は、タッチパネル2に推奨商品を提示して食券の購買を提案するものである。
図2は、本発明の実施の形態に係る券売機の機能構成を示すブロック図である。
図2(a)は、本発明の券売機のハードウェアによる機能構成図である。
図2(a)において券売機1は、基本的な構成として、CPU(Central Processing Unit)21、CPU21により実行される制御プログラムを格納したROM22(Read Only Memory)、CPU21による実行処理のために制御プログラムや各種のデータが展開されるRAM(Random Access Memory)23からなって券売機1の動作を制御する制御部20と、図1に示すタッチパネル2と、タッチパネル2の入力手段を操作することにより選択された特定アイテムの価格についての決済を行う金銭処理部12(図1に示したコイン投入口8、リジェクトボタン4、紙幣挿入口5、釣り銭ボタン6及び釣り銭口7を含む)と、金銭処理部12により決済された特定アイテムに係る情報を印刷した件を発行する券印刷部13と、券売機1の前面側に人物が立った(近接した)ことを検出する例えば赤外線センサなどの近接センサ(近接検出手段)11、メニュー画面の表示からの経過時間をカウントする計時手段としてのタイマ15と、を備えている。
また、券売機1は、利用者に推奨メニューを提示するための基となる、券売機1で扱う商品の販売統計情報をデータベース(販売データベース)DBとして格納しておく記憶手段24(例えば、ハードディスクが適用出来る)を備えている。
販売データベースを用いることで、その時点でどの商品がよく売れているかを把握することが出来るため、利用者にとってはより有益な情報を提示することが出来る。
さらに、券売機1の前面側に立った人物の動画像や静止画像を取得するビデオカメラやスチルカメラなどの撮影手段14や、LAN(Local Area Network)、専用線又はインターネット回線に接続し、店舗内外の管理装置に接続するためのネットワークインターフェイス(Network I/F)25を選択的に備え得る。
撮影手段14によって取得される映像(動画像または静止画像)から、公知のパターン認識技術によって人物の静止画像を取得し、CPU21による画像解析処理により人物の属性情報が推測出来る。
例えば、顔の造形の特徴、髪型、身長などにより、少なくとも性別や年齢層などをある程度正確に割り出すことが出来る。
撮影手段14としてスチルカメラを使用する場合は、例えば、近接センサ11により券売機1の前面側に人物が立ったことが検知されたことをトリガとして撮影を行い、静止画像を取得する。そして、取得した静止画像に対してパターン認識処理を行って、人物の静止画像を取得し、画像解析処理によってその人物の属性情報を推測する。
この場合、動画像に対してデータ量が少なくなるため、パターン認識処理を簡素化することが出来る。
推測した属性情報を、購入された商品と関連付けて販売データベースDBで管理することにより、どのセグメント(年齢層、性別など)においてはどの商品に支持が集まっているのかが簡易に集計できるため、券売機1の前面側に立っている人物について推測した属性情報を基に、販売データベースから適切な商品を選択して推奨商品として提案することが出来る。
図2(b)は、本発明の券売機のソフトウェアによる機能構成図である。
図2(b)に示す各機能部は、CPU21によって実行されるプログラムである。
主に、タッチパネル2へのメニュー画面や推奨メニューを行う画面表示部31、販売データベースDBに格納された販売統計情報から推奨メニューを選択する推奨メニュー選択部32、撮影手段14によって取得された映像(動画像又は静止画像)に対してパターン認識を行う画像解析部33とから構成される。
上記の構成を有する本券売機1の概略的な動作について説明する。
券売機1は、利用者が近接しない間(アイドル時)には、タッチパネル2への電源供給を止めて省エネモードに設定したり、あるいは、売れ行きのよい商品や新発売の商品など利用者に対して購買を促したい商品の広告などを表示したりしている。
このような状態で、利用者(利用者)が券売機1の前面側に立つと、近接センサ11が制御部20に検知情報を出力し、画面表示部31(CPU21)はタッチパネル2にメニューを含む情報(メニュー画面)を表示して利用者によるアイテムの選択(項目ボタンのタッチ)を待機する。
利用者は、メニュー画面から所望のアイテムを選択してタッチパネル内のボタンにタッチする。
制御部20は、そのアイテムの合計金額を計算して、タッチパネル2に表示する。
利用者がその合計金額に相当する金銭をコイン投入口8か紙幣挿入口5から投入又は挿入すると、制御部20は、その金額が適正であれば(即ち、合計価格以上の金銭であることが確認されれば)、チケット取り出し口9からアイテムを印刷したチケットを出力する。
ここで、釣り銭があれば、例えば利用者が釣り銭ボタン6を押すことにより、釣り銭口7から釣り銭を返却する。
これらの基本的な動作に加え、本発明の発券機1においては、近接センサ11による人物の検知をトリガとしてメニュー画面をタッチパネル2に表示後所定の時間が経過しても、何の操作もなく利用者が券売機1の前に立ち止まっている場合、制御部20は、利用者がメニュー画面の中から商品を決めあぐねている、あるいは、既に購入する商品は決まっているがメニュー画面の中から当該商品に対応するボタンを見つけることが出来ていない、と判断する。
もちろん、メニュー画面の表示から一定の時間が経過したとしても、すでにタッチによる商品選択が行われているが金銭の投入がまだ行われていない、という場合はその限りではない。
なお、メニュー画面表示から一定時間、利用者が券売機1の前に立ち止まっていることの検知は、近接センサ11や上述した撮影手段14を用いることが出来る。
近接センサ11の場合は、メニュー画面を表示してから一定時間が経っても近接センサ11の出力が切り替わらない(ONで検知の場合はOFFにならない。OFFで検知の場合はONにならない)場合は、未だ同一の利用者が券売機1の前面側に留まっているものと判断出来る。
また、撮影手段14による場合は、撮影手段14によって取得される動画像又は静止画像について、画像解析部33による公知の技術によるパターン認識技術によって人物の姿を認識する。
撮影手段14としてビデオカメラを用い、利用者が券売機1の前に立ち止まっていることの検知を動画像によって行う場合、撮影手段14は、券売機1の前面側に設けられているため、動画フレーム中で最も手前側に存在する人物が、券売機1の前面側に立ってメニューを選択しようとしている利用者であると推測出来る。
したがって、動画像内でのこの人物の動きを追跡すれば、タッチパネル2にメニュー画面を表示後この人物が券売機1の前面側に留まっているか否かを容易に判断することが出来る。このようにすれば、処理自体は近接センサ11の場合よりも複雑となるが、赤外線センサなどによる場合よりも、利用者が券売機1の前面側に立っているか否かをより正確に検出することが出来る。
なお、撮像手段14としてスチルカメラを用い、利用者が券売機1の前に立ち止まっていることを静止画像によって行う場合も、基本的にはビデオカメラを使用する場合と同じである。
一定時間間隔で静止画像の撮影を行い、撮影した画像中で最も手前側に存在する人物が、券売機1の前面側に立ってメニューを選択しようとしている利用者であると推測する。
連続した静止画像においてこの人物の動きを追跡すれば、タッチパネル2にメニュー画面を表示後この人物が券売機1の前面側に留まっているか否かを容易に判断することが出来る。
連続した静止画像の場合、画像間の時間間隔によっては、動画像に比べて推測の精度が落ちるが、パターン認識の対象が少なくなることで、処理を簡素化することが可能になる。
上述したように、同一の利用者が一定時間以上券売機1の前に留まって占有したまま、商品選択行動が終了しない場合、券売機1の利用効率(回転)を悪化させる原因となる。
そこで、本発明の券売機1は、利用者による選択の終了を待機するのではなく、券売機1側で推奨商品を提示して購買を働きかけることにより、利用者毎の券売機1の利用時間を圧縮し、店舗の回転率の向上に寄与するものである。
さらに、本発明の券売機1の特徴は、回転率の向上のみならず、利用者に対してアピールしたい、購買を促したい商品を、より明示的にプッシュすることで、店舗側の販売戦略の一助ともなる。
以下に、本発明の実施の形態に係る自動券売機において、上記したような動作を実現するための処理の類型を説明する。
(第1の処理例)
図3は、本発明の自動券売機における第1の処理例を説明するフローチャートである。
タッチパネル2における画面の遷移を説明する図4乃至図6とともに、本処理例を説明する。
近接センサ11が利用者を認識すると(ステップS101でYes)、CPU21(画面表示部31)は、図4に示すようなメニュー画面40をタッチパネルディスプレイ2に表示する。
図4に示すメニュー画面30には、各メニュー項目に対応したボタン41が配置されている。
メニュー画面表示後、ボタン41がタッチされると(ステップS103でYes)、図2に示す金銭処理部12、券印刷部13による決済・発券処理が行われる(ステップS104)。
また、メニュー画面表示後、メニューボタンがタッチされないままに(ステップS103でNo)所定時間が経過すると(ステップS105でYes)、CPU21(画面表示部31)は、図5に示すような確認画面50を表示する(ステップS106)。
図5に示す確認画面50は、推奨メニューを提示する画面に遷移してもよいか否か利用者に確認するための画面である。
確認画面50内には、「はい」ボタン51、「いいえ」ボタン52が表示され、引き続きメニュー画面40から商品を選択するか、推奨メニューの提示を受けるかを、利用者は選択することが出来る。
利用者としては、メニュー画面40内でタッチすべき(選択したメニューの)ボタン41が既に決定していて、まさにタッチをしようとしている時に、推奨メニューの提示画面に遷移してしまうと、非常に煩わしさを感じることになるが、このように、事前に確認をすることで、このような煩わしさを低減することが出来る。
図5の確認画面50において、「はい」ボタンがタッチされると(ステップS107でYes)、CPU21(画面表示部31)は、図6に示すような推奨メニュー画面60を表示する(ステップS108)。
逆に、「いいえ」ボタン52がタッチされると(ステップS107でNo)、CPU21は、図4に示すメニュー画面に再び遷移させる(ステップS102)。
図6に示す推奨メニュー画面60には、推奨メニューを示すボタン61と、メニュー画面40に戻るための「戻る」ボタン62が配置されている。
ここで、「戻る」ボタン62がタッチされると(ステップS109でYes)、CPU21は、図4に示すメニュー画面40に再び遷移させるが(ステップS104)、「戻る」ボタンがタッチされずに(ステップS109でNo)推奨メニューボタン61がタッチされた場合は(ステップS110でYes)、そのボタン61に対応するメニューについて、金銭処理部12、券印刷部13による決済・発券を行う(ステップS104)。
(第2の処理例)
図7は、本発明の自動券売機における第2の処理例を説明するフローチャートである。
上記した第1の処理例においては、メニュー画面40(図4)を表示した状態で所定時間が経過すると、図5に示す確認画面を表示していたが、既に購入する商品が決まっている(しかしボタンが見つからない)利用者にとっては、こういった確認画面ですら煩わしいものである。以下に説明する第2の処理例は、かかる問題を解消するものである。
図3の場合と同様に、近接センサ11が利用者を認識すると(ステップS201でYes)、CPU21は、図4に示すようなメニュー画面40を表示する(ステップS202)。次いで、メニューボタン41がタッチされると(ステップS203でYes)、該当するメニューについて金銭処理部12、券印刷部13による決済・発券処理を行う(ステップS204)。
図3の場合と異なるのは、メニュー画面40を表示した後、選択操作無く所定時間が経過したとき(ステップS205でYes)、図5に示すような確認画面を表示することなく、図8に示すように、推奨メニューを半透明で表示する(ステップS206)ことである。
図8に示すメニュー画面40では、ボタン41の群を表示したまま、推奨メニュー画面70を半透明で表示することにより、ボタン41の機能は維持したまま、推奨メニューの提示を受けることができるので、利用者はボタン41の選択を妨げられる煩わしさを感じることはない。
ボタン41がタッチされると、そのボタンに対応するメニューについて、金銭処理部12、券印刷部13による決済・発券を行う(ステップS204)。
(第3の処理例)
本発明の自動券売機1は、タッチパネルを用いた操作を採用している。
従って、利用者は、タッチパネル2上に表示された各ボタンを主に指でタッチして券売機1を操作することになる。
商品を決めかねている、あるいは目的とするボタンが見つからない利用者は、タッチパネル2のボタン41を指し示してボタンの内容を確認しながら指を動かすといった動作を取る傾向が強い。
上述の第1の処理例では、推奨メニュー画面60を全画面に表示していたのに対し、第3の処理例では、メニュー画面40を表示してから一定時間が経過後に、図9に示すように利用者の指の位置に推奨メニューボタン81を含む推奨メニューウィンドウ80を表示して、より直接的に購買を提案する。
こうすることで、利用者は、いたずらに指を動かすことなく推奨メニューを選択でき、また他のメニューボタン41も引き続き使用可能である。
さらに、第1の処理例における場合のように、図5に示す確認画面50を表示することもなく、利用者にとっては煩わしさが軽減出来る効果がある。
推奨メニューウィンドウは、「閉じる」ボタン82をタッチすることで閉じることが出来る。
指の位置の検出は、撮影手段14により取得した動画像又は静止画像についてパターン認識を行うことで可能である。
次に、本発明の自動券売機における推奨メニューの選択方法について説明する。
店舗側として、どのようなメニューを推奨するかは、当然、経営判断として多種多様な選択肢があるが、以下では、例えば、より売れ行きの好調な(人気のある)商品を、推奨メニューとして表示する場合を考える。
上記したように、本発明の券売機1は、記憶手段24に、商品の販売データベースDBを格納している。
このような情報は、券売機1内の記憶手段24に格納せず、図2に示すネットワークI/F25を介して接続された店舗内に設置されたサーバ装置内に集計されていてもよいし、さらに店舗はチェーン展開しているような場合は、さらに、専用線やインターネット回線を通じて本部に設置されたサーバ装置で集計・管理するようにしてもよい。
通常、このような販売統計情報は、商品の販売が、時系列的に記録された情報である。
したがって、この情報を分析すれば、例えば直近一週間でどの商品が一番売れているかといった情報を容易に知ることが出来る。
よって、推奨商品としては、今一番売れ筋の商品を提案して、利用者の意志決定を早めることが期待出来る。
また、上述のように、販売統計情報には、撮影手段14を用いて得られる利用者の属性情報を含んでいても良い。
この場合、今現在、自動券売機1の前に立っている利用者について推測される属性情報に基づいて、その性別や年齢などのセグメントについて最も売れ筋の商品を提案出来る。
このようにすれば、属性情報を用いない場合に比較して、より精度の高い提案をすることが可能となる。
提案によって行われた利用者の購買行動により、販売データベースDBは、常に更新され続けるため、本発明の自動券売機の継続的な運用により提案の精度をより向上させていくことが出来る。
1 自動券売機、2 タッチパネルディスプレイ、4 リジェクトボタン、5 紙幣挿入口、6 釣り銭ボタン、7 釣り銭口、8 コイン投入口、9 チケット取出口、10 収納部、11 近接センサ、12 金銭処理部、13 券印刷部、14 撮影手段、15 タイマ、20 制御部、21 CPU、22 ROM、24 記憶手段、30 メニュー画面、31 画面表示部、32 推奨メニュー選択部、33 画像解析部、40 メニュー画面、41 メニューボタン、50 確認画面、51 「はい」ボタン、52 「いいえ」ボタン、60 推奨メニュー画面、61 推奨メニューボタン、62 「戻る」ボタン、70 推奨メニュー画面、80 推奨メニューウィンドウ、81 推奨メニューボタン、82 「閉じる」ボタン

Claims (8)

  1. メニューを含む情報を表示する表示手段及び該表示手段により表示された情報中から特定のアイテムを選択する入力手段を有するタッチパネルを備えた自動券売機において、
    人物の近接を検知する近接検知手段と、
    当該自動券売機おける各アイテムの販売実績を管理するデータベースを格納する記憶手段と、を備え、
    該近接検知手段により人物の近接が検出されると前記表示手段に前記メニューを表示し、前記メニューを表示後所定期間が経過した後も、前記入力手段による選択が行われない場合は、前記データベースから所定の基準により選択されたアイテムを推奨商品として前記表示手段に表示することを特徴とする自動券売機。
  2. 請求項1に記載の自動券売機において、
    前記所定の基準として、前記データベースにおいて売り上げ数が上位のアイテムを選択することを特徴とする自動券売機。
  3. 請求項1又は2に記載の自動券売機において、
    当該自動券売機に近接する人物の動画像又は静止画像を取得する撮影手段を備えたことを特徴とする自動券売機。
  4. 請求項3に記載の自動券売機において、
    前記近接検知手段として前記撮像手段を用い、前記撮影手段によって得られた動画像又は静止画像に基づいて人物の近接を検知することを特徴とする自動券売機。
  5. 請求項3又は4に記載の自動券売機において、
    前記撮影手段により得られた動画像又は静止画像に基づいて当該自動券売機の利用者の属性情報を推測して前記データベースにアイテムと関連づけて登録することを特徴とする自動券売機。
  6. 請求項5に記載の自動券売機において、
    前記撮影手段によって得られた動画像又は静止画像から推測される人物の属性情報に基づいて、前記販売データベースから所定の基準に基づいて選択されたアイテムを推奨商品として前記表示手段に表示することを特徴とする自動券売機。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載の自動券売機において、前記推奨商品は、前記表示手段に、前記メニューに重ねて半透明表示されることを特徴とする自動券売機。
  8. 請求項3乃至6の何れか一項に記載の自動券売機において、前記撮影手段によって得られた動画像又は静止画像から得られる人物の指の位置に対応する前記表示手段上の位置に、前記メニューに重ねて前記推奨商品を表示することを特徴とする自動券売機。
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