JP2012048257A - 電力制御装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】商用電源の電圧によらず共通に利用することのできる電力制御装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】商用電源から電力供給される第1AC入力部1と、商用電源から電力供給される第2AC入力部2と、第1AC入力部1に接続された第1負荷回路18,19と、第2AC入力手段に接続された第2負荷回路21,28と、第2AC入力部1と第1負荷回路18,19とを接続すべく、第2AC入力部1に接続して形成された第1接続端子3aと、第2AC入力部2と第1負荷回路18,19とを接続すべく、第1負荷回路18,19に接続して形成された第2接続端子3bとを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、各負荷回路に電力を供給する電力制御装置および画像形成装置に関するものである。
近年、画像形成装置の高速化への要求が高まっている。この高機能化に伴う画像形成装置の大型化とともに電力消費量も増加している。特に、トナー画像が形成された紙やフィルムなどの被加熱体を加圧及び加熱するヒートローラー方式の定着装置を有した画像形成装置の場合には多くの電力を必要とする。さらに、カラー化や高精度化の要素が加わると、高圧負荷、モータ負荷、電気回路負荷等が増大する。これにより、電力消費がさらに増加する。
周知のように、日本国内では最も一般的な商用100V交流配線のコンセントからAC入力を1本の電源コードでとる場合は、電流は15A以内に制限されている。200Vに対応させることも可能であるが、この場合には、設置場所の電源関連に特別な工事を施す必要がある。これは、装置の置き換えの弊害となる。
このような問題を解決するものとして、第1電源コードと、第2電源コードの2本の電源コードを有する画像形成装置が知られている(例えば、「特許文献1」参照)。この画像装置においては、2つの電源コードから電力が供給される定着ヒーター1と定着ヒーター2を設け、第1電源コードから定着ヒーター2に電力供給するリレー1と、第2電源コードから定着ヒーター2に電力供給するリレー2を設けている。そして、画像形成装置の各動作モードにより、このリレー1,2のON/OFFを制御することにより、1本の電源コードからの入力が15A以下になるようにしている。
また、第1のAC端子と、第の2AC端子を設け、この第1のAC端子1からは、ドラムヒーター、カセットヒーターのAC負荷に電力供給し、第2のAC端子から定着ヒーターに電力供給することにより、1本の電源コードからの入力が15A以下とする画像形成装置も知られている(例えば、「特許文献2」参照)。
しかしながら、日本においては、商用電源は100Vであるが、北米の商用電源は115V、欧州の商用電源は200Vである。また、日本国内においても、工場、ビル、オフィースなど200V商用電源を有しているところもある。100V20A電源では2本の電源コードからの電力供給を必要とする画像形成装置であっても、200V商用電源であれば1本の電源コードからの電力で電力量は充足する。
このような、商用電源の電圧の違いに応じて、100V電源対応、すなわち電源コードが2本の画像形成装置と、200V電源対応、すなわち電源コードが1本の画像形成装置とを作り分けることとすると、部品の増加、製造コスト、管理コストの上昇などの問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、商用電源の電圧によらず共通に利用することのできる電力制御装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、電力制御装置であって、商用電源から電力供給される第1AC入力手段と、商用電源から電力供給される第2AC入力手段と、前記第1AC入力手段に接続された第1負荷回路と、前記第2AC入力手段に接続された第2負荷回路と、前記第2AC入力手段と前記第1負荷回路とを接続すべく、前記第2AC入力手段に接続して形成された第1接続端子と、前記第2AC入力手段と前記第1負荷回路とを接続すべく、前記第1負荷回路に接続して形成された第2接続端子とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、電力制御装置であって、商用電源から電力供給される第1AC入力手段と、商用電源から電力供給される第2AC入力手段と、第1領域と、第2領域と、前記第1領域および前記第2領域に比べて幅狭に形成され、かつ前記第1領域と前記第2領域の間に形成された第3領域とを有するプリント配線基板と、前記第1領域上に導箔パターンで形成され、前記第1AC入力手段に接続された第1負荷回路と、前記第2領域上に導箔パターンで形成され、前記第2AC入力手段に接続された第2負荷回路と、前記第3領域上に導箔パターンで形成され、前記第2AC入力手段と前記第1負荷回路とを接続する接続回路と、前記第3領域に形成され、前記接続回路を切断すべく形成された切り欠き手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項2に記載の電力制御装置であって、前記第3領域の前記接続回路の導箔パターンは、前記接続回路に所定の電流値以上の電流が流れた場合に溶解する幅に形成されていることを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項3に記載の電力制御装置であって、第1の導体板と、前記第1の導体板と離間して設けられた第2の導体板と、前記第1AC入力手段と前記第1の導体板とを接続する第1接続配線と、前記第1負荷回路と前記第1の導体板とを接続する第2接続配線と、前記第2AC入力手段と前記第2の導体板とを接続する第3接続配線と、前記第2負荷回路と前記第2の導体板とを接続する第4接続配線と、前記第1の導体板と前記第2の導体板とを接続すべく、前記第1の導体板に形成された第1接続端子と、前記第1の導体板と前記第2の導体板とを接続すべく、前記第2の導体板に形成された第2接続端子とをさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の電力制御装置であって、前記第1AC入力手段と前記第1負荷回路の間に、電圧変換手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、電力制御装置であって、商用電源から電力供給される第1AC入力手段と、商用電源から電力供給される第2AC入力手段と、第1負荷手段と、前記第1負荷手段の接続先を前記第1AC入力手段と前記第2AC入力手段の間で切り替える切替手段と、前記第2AC入力手段に接続された第2負荷回路とを備えたことを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項6に記載の電力制御装置であって、前記商用電源の電圧を検出する電圧検出手段と、前記電圧検出手段による検出結果にしたがい、前記第1負荷手段の接続先として前記第1AC入力手段および前記第2AC入力手段のいずれか一方を指定する切替制御手段とをさらに備え、前記切替手段は、前記切替制御手段により指定された接続先と前記第1負荷手段とを接続することを特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、電力制御装置であって、商用電源から電力供給される第1AC入力手段と、商用電源から電力供給される第2AC入力手段と、第1負荷手段と、前記第1負荷手段に接続して形成された第1接続手段と、前記第1接続手段と接続可能に、前記第1AC入力手段に接続して形成された第2接続手段と、前記第1接続手段と接続可能に、前記第2AC入力手段に接続して形成された第3接続手段と、前記第2AC入力手段に接続された第2負荷手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、請求項8に記載の電力制御装置であって、前記第1接続手段、前記第2接続手段および前記第3接続手段は、ヘッダーであることを特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、請求項8または9に記載の電力制御装置であって、前記第1AC入力手段および前記第2AC入力手段は、インレットであることを特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、画像形成装置であって、商用電源から電力供給される第1AC入力手段と、商用電源から電力供給される第2AC入力手段と、前記第1AC入力手段に接続された第1負荷回路と、前記第2AC入力手段に接続された第2負荷回路と、前記第2AC入力手段と前記第1負荷回路とを接続すべく、前記第2AC入力手段に接続して形成された第1接続端子と、前記第2AC入力手段と前記第1負荷回路とを接続すべく、前記第1負荷回路に接続して形成された第2接続端子とを備えたことを特徴とする。
また、請求項12にかかる発明は、請求項11に記載の画像形成装置であって、前記第1負荷回路は、定着ヒータであって、前記定着ヒータの温度に応じて開閉するサーモスタットと、前記サーモスタットの開閉にしたがい前記第1AC入力手段と前記第1負荷回路の間を開閉する第1開閉回路と、前記サーモスタットの開閉にしたがい前記第2AC入力手段と前記第2負荷回路の間を開閉する第2開閉回路とをさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項13にかかる発明は、請求項11または12に記載の画像形成装置であって、前記定着ヒータの収容された筐体のドアーの開閉を検知するインターロックスイッチと、前記インターロックスイッチの開閉にしたがい前記第1AC入力手段と前記第1負荷回路の間を開閉する第1開閉回路と、前記インターロックスイッチの開閉にしたがい前記第2AC入力手段と前記第2負荷回路の間を開閉する第2開閉回路とをさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項14にかかる発明は、画像形成装置であって、商用電源から電力供給される第1AC入力手段と、商用電源から電力供給される第2AC入力手段と、第1負荷手段と、前記第1負荷手段の接続先を前記第1AC入力手段と前記第2AC入力手段の間で切り替える切替手段と、前記第2AC入力手段に接続された第2負荷回路とを備えたことを特徴とする。
また、請求項15にかかる発明は、画像形成装置であって、商用電源から電力供給される第1AC入力手段と、商用電源から電力供給される第2AC入力手段と、第1負荷手段と、前記第1負荷手段に接続して形成された第1接続手段と、前記第1接続手段と接続可能に、前記第1AC入力手段に接続して形成された第2接続手段と、前記第1接続手段と接続可能に、前記第2AC入力手段に接続して形成された第3接続手段と、前記第2AC入力手段に接続された第2負荷手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、第1AC入力手段に接続された第1負荷回路と、第2AC入力手段に接続された第2負荷回路と、第2AC入力手段と第1負荷回路とを接続すべく、第2AC入力手段に接続して形成された第1接続端子と、第2AC入力手段と第1負荷回路とを接続すべく、第1負荷回路に接続して形成された第2接続端子とを備えたので、商用電源の電圧によらず共通に利用することができるという効果を奏する。
また、請求項2にかかる発明によれば、第1領域と、第2領域と、第1領域および第2領域に比べて幅狭に形成され、かつ第1領域と第2領域の間に形成された第3領域とを有するプリント配線基板において、第1領域上に導箔パターンで形成され、第1AC入力手段に接続された第1負荷回路と、第2領域上に導箔パターンで形成され、第2AC入力手段に接続された第2負荷回路と、第3領域上に導箔パターンで形成され、第2AC入力手段と第1負荷回路とを接続する接続回路と、第3領域に形成され、接続回路を切断すべく形成された切り欠き手段とが設けられているので、商用電源の電圧によらず共通に利用することができるという効果を奏する。
また、請求項3にかかる発明によれば、第3領域の接続回路の導箔パターンは、接続回路に所定の電流値以上の電流が流れた場合に溶解する幅に形成されているので、仮に切り欠き部が切断されないまま2つのAC入力手段から電力が供給された場合であっても、直ちに切り欠き部の導箔パターンが溶解し、短絡の影響を最小限に留めることができるという効果を奏する。
また、請求項4にかかる発明によれば、第1AC入力手段と第1の導体板とを接続する第1接続配線と、第1負荷回路と第1の導体板とを接続する第2接続配線と、第2AC入力手段と第2の導体板とを接続する第3接続配線と、第2負荷回路と第2の導体板とを接続する第4接続配線と、第1の導体板と第2の導体板とを接続すべく、第1の導体板に形成された第1接続端子と、第1の導体板と第2の導体板とを接続すべく、第2の導体板に形成された第2接続端子とを備えているので、コモンモードノイズを低減することができるという効果を奏する。
また、請求項5にかかる発明によれば、第1AC入力手段と第1負荷回路の間に、電圧変換手段をさらに備えたので、商用電源の電圧によらず共通に利用することができるという効果を奏する。
また、請求項6にかかる発明によれば、第1負荷手段の接続先を第1AC入力手段と第2AC入力手段の間で切り替える切替手段と、第2AC入力手段に接続された第2負荷回路とを備えたので、商用電源の電圧によらず共通に利用することができるという効果を奏する。
また、請求項7にかかる発明によれば、商用電源の電圧を検出する電圧検出手段と、電圧検出手段による検出結果にしたがい、第1負荷手段の接続先として第1AC入力手段および第2AC入力手段のいずれか一方を指定する切替制御手段とを備えたので、自動的に切替を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項8にかかる発明によれば、第1負荷手段に接続して形成された第1接続手段と、第1接続手段と接続可能に、第1AC入力手段に接続して形成された第2接続手段と、第1接続手段と接続可能に、第2AC入力手段に接続して形成された第3接続手段と、第2AC入力手段に接続された第2負荷手段とを備えたので、商用電源の電圧によらず共通に利用することができるという効果を奏する。
また、請求項9にかかる発明によれば、第1接続手段、第2接続手段および第3接続手段は、ヘッダーであるので、取り外し作業を容易にすることができるという効果を奏する。
また、請求項10にかかる発明によれば、第1AC入力手段および第2AC入力手段は、インレットであるので、電源コードの取り外しを容易にすることができるという効果を奏する。
また、請求項11にかかる発明によれば、第1AC入力手段に接続された第1負荷回路と、第2AC入力手段に接続された第2負荷回路と、第2AC入力手段と第1負荷回路とを接続すべく、第2AC入力手段に接続して形成された第1接続端子と、第2AC入力手段と第1負荷回路とを接続すべく、第1負荷回路に接続して形成された第2接続端子とを備えたので、商用電源の電圧によらず共通に利用することができるという効果を奏する。
また、請求項12にかかる発明によれば、第1負荷回路は、定着ヒータであって、定着ヒータの温度に応じて開閉するサーモスタットと、サーモスタットの開閉にしたがい第1AC入力手段と第1負荷回路の間を開閉する第1開閉回路と、サーモスタットの開閉にしたがい第2AC入力手段と第2負荷回路の間を開閉する第2開閉回路とを備えているので、安全回路を共通化することができ、製造コストを低減することができるという効果を奏する。
また、請求項13にかかる発明によれば、定着ヒータの収容された筐体のドアーの開閉を検知するインターロックスイッチと、インターロックスイッチの開閉にしたがい第1AC入力手段と第1負荷回路の間を開閉する第1開閉回路と、インターロックスイッチの開閉にしたがい第2AC入力手段と第2負荷回路の間を開閉する第2開閉回路と備えているので、安全回路を共通化することができ、製造コストを低減することができるという効果を奏する。
また、請求項14にかかる発明によれば、第1負荷手段の接続先を第1AC入力手段と第2AC入力手段の間で切り替える切替手段と、第2AC入力手段に接続された第2負荷回路とを備えので、商用電源の電圧によらず共通に利用することができるという効果を奏する。
また、請求項15にかかる発明によれば、第1負荷手段に接続して形成された第1接続手段と、第1接続手段と接続可能に、第1AC入力手段に接続して形成された第2接続手段と、第1接続手段と接続可能に、第2AC入力手段に接続して形成された第3接続手段と、第2AC入力手段に接続された第2負荷手段とを備えたので、商用電源の電圧によらず共通に利用することができるという効果を奏する。
AC電力制御回路100を示す図である。 接続端子3aと接続端子3bとが接続された状態を示す図である。 制御部26に設けられたCPU26aの動作の詳細を説明するための図である。 第1の変更例にかかるAC電力制御回路102を示す図である。 第2の変更例にかかるAC電力制御回路104を示す図である。 第4の変更例にかかるAC電力制御回路106を示す図である。 第2の実施の形態にかかるAC電力制御回路110を示す図である。 第3の実施の形態にかかるAC電力制御回路120を示す図である。 AC電圧検出回路34を示す図である。 第4の実施の形態にかかるAC電力制御回路130を示す図である。 切り欠き部67の断面図である。 第5の実施の形態にかかるAC電力制御回路140を示す図である。 ヘッダー50〜52とヘッダー50〜52に装着される接続用電線束49を示す図である。 第6の実施の形態にかかるAC電力制御回路150を示す図である。 1つの商用電源のみから電力を供給する利用形態の場合のAC電力制御回路150を示す図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる電力制御装置および画像形成装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる画像形成装置におけるAC電力制御回路100を示す図である。AC電力制御回路100は、AC電源コードを2本有している。すなわち、第1のAC電源コードの入力部である第1AC入力部1と、第2のAC電源コードの入力部である第2AC入力部2とを有している。第1AC入力部1はノイズフィルター4に接続されている。また、第2AC入力部2は、ノイズフィルター5、主電源スイッチ11、ノーマルクローズリレー10に接続されている。
さらに、第1AC入力部1とノイズフィルター4の間に接続端子3aが設けられている。また、第2AC入力部2と、ノイズフィルター5、主電源スイッチ11およびノーマルクローズリレー10の間に接続端子3bが設けられている。なお、本実施の形態にかかる接続端子3a,3bは、それぞれ第1接続端子および第2接続端子に相当する。
接続端子3aと接続端子3bとが接続されることにより、第1AC入力部1と第2AC入力部2とが接続される。これにより、接続端子3aと接続端子3bとを接続した場合には、第1AC入力部1と第2AC入力部2のいずれか一方のみから各負荷回路に電力を供給することができる。なお、この場合には、図2に示すように電力供給に利用しないAC電源コードを取り除いてもよい。図2に示す例においては、接続端子3aと接続端子3bとは電線300a,300bにより接続され、第1AC入力部1は取り除かれている。
再び説明を図1に戻す。AC電力制御回路100においては、第1AC入力部1および第2AC入力部2の両方から電力を供給することもできる。この場合には、接続端子3aと接続端子3bとの接続を行わなければよい。このように、接続端子3aと接続端子3bを設けることにより、接続端子3aと接続端子3bの接続の有無を各装置の管理者により設定することができる。
上述のように、接続端子3aと接続端子3bとを接続しなければ、第1AC入力部1および第2AC入力部2から電力を供給することができるので、日本国内のように商用電源が100Vと低い場合には、2つの電源から供給される電力を利用して装置を動作させることができる。
一方、欧州においては、商用電源は220Vであり、1つの商用電源からの電力供給で装置を動作させることができる。この場合には、接続端子3aと接続端子3bとを接続させ、第1AC入力部1および第2AC入力部2のいずれか一方のみを利用することができる。なお、この場合には安全上の観点からは、上述のように第1AC入力部1および第2AC入力部2のうち利用しない入力部は取り外しておくことが望ましい。
以上のように、接続端子3a,3bを備えることにより、商用電源の電圧の違いや、装置の仕向け地に応じて1本電源コード用のAC入力部と2本電源コード用のAC入力部とを作り替える必要がなくなる。これにより、作り替えにかかる部品の増加、製造および管理にかかるコストアップなどの問題を解消することができる。
さらに、上述のように、装置の管理者は、商用電源等に応じて接続端子3aと接続端子3bの接続の有無の設定を行えばよく、設定操作の簡略化を図ることができる。
以下、AC電力制御回路100にかかるこれ以外の構成について説明する。ノイズフィルター4は、リレー7およびリレー8に接続されている。加熱中央ヒーター18および加熱端部ヒーター19は、サーモスタット17を介して入力されるリレー7の開閉出力にしたがい制御されている。加熱中央ヒーター18および加熱端部ヒーター19は、定着装置の定着ローラ(図示せず)内に設けられており、定着ローラを加熱する。
サーモスタット17は、バイメタル方式のサーモスタットで、定着装置内に設けられている。定着装置の定着ローラが溶融する温度になると、サーモスタット17内部のスイッチ部が開放される。なお、本実施の形態においては、サーモスタット17は、一度スイッチ部が開放されると、温度が低下しても開放を保持し続ける。このサーモスタット17は、加熱中央ヒーター18及び加熱端部ヒーター19に直列に接続されている。したがって、図2に示すように接続端子3aと接続端子3bとが接続されている場合には、第2AC入力部2から供給された電力の加熱中央ヒーター18および加熱端部ヒーター19への供給は遮断される。
リレー8の開閉出力は、電力供給回路22に接続されている。電力供給回路22は、2個のフォトトライアック(図示せず)で構成されている。電力供給回路22は、制御部26(後述)からの電力供給信号により、加熱中央ヒーター18および加熱端部ヒーター19に電力供給を行う。なお、リレー8の励磁コイルには、定電圧電源25から電力が供給されている。また、制御部26により開閉回路12をオンすることにより、電力供給回路22の電力供給が可能となる。なお、定着温度検出回路24は、サーミスター29により加熱中央ヒーター18および中央端部ヒーター19等により加熱された定着温度を検出する。制御部26は、定着温度検出回路24により検出された定着温度に応じて、電力供給を制御する。
ノイズフィルター4には、ゼロクロス検出回路31が接続されている。制御部26は、ゼロクロス検出回路31の出力により、第1AC入力部1への商用電源からの電力供給の有無を検出することができる。
一方、第2AC入力部2に接続されたノーマルクローズリレー10の開閉回路出力は、除湿ヒーター28に接続されている。このノーマルクローズリレー10の励磁コイルには、定電圧電源25から電力が供給されている。従って、主電源スイッチ11がオフされている場合に、第2AC入力部2より除湿ヒーター28に電力が供給される。なお、制御部26により開閉回路14をオフすることにより、除湿ヒーター28に電力供給が可能な構成にしている。
ノイズフィルター5は2連リレー9に接続されている。2連リレー9の一方は、加圧ヒーター21に接続されている。なお、加圧ヒーター21は、定着装置内の加圧ヒータ(図示せず)を加熱する。2連リレー9の他方は、電力供給回路23に接続されている。電力供給回路23は、フォトトライアック(図示せず)で構成されている。電力供給回路23は、制御部26からの電力供給信号により、加圧ヒーター21に電力供給を行う。
なお、2連リレー9の励磁コイルには、定電圧電源25から電力が供給されている。また、制御部26により開閉回路13をオンすることにより、電力供給回路23の電力供給が可能となる。
主電源スイッチ11の出力側は、ノイズフィルター6に接続されている。このノイズフィルター6の出力が定電圧を生成する定電圧電源25に接続されている。定電圧電源25は、制御部26、DC負荷27、リレー10、サーモスタット16等に電源を供給する。従って、主電源が投入され、定電圧電源25が定電圧を生成すると、第2AC入力部2に接続された負荷も含めて、正常に動作が可能となる。
なお、ノイズフィルター4、ノイズフィルター6およびノイズフィルター5は、各ノイズフィルターに接続される負荷回路の特性に合ったノイズ低減に適したものである。
本実施の形態にかかるAC電力制御回路100においては、第1AC入力部1から電力供給される加熱中央ヒーター18および加熱端部ヒーター19の最高電力量はそれぞれ700Wに設定されている。そこで、第2AC入力部2からは総電力量2000Wから合計の1400Wを引いた残りの600Wの電力を供給可能となる。しかし、常に1400Wを供給するのではなく、定着立ち上げモード時、コピー時、待機時など各動作状態に応じて、第1AC入力部1から供給される電力および第2AC入力部2から供給される電力を制御する。具体的には、第1AC入力部1および第2AC入力部2それぞれの電流が15Aであり、かつ第1AC入力部1および第2AC入力部2の総電流が20Aを超えないように制御する。なお、以上の処理は、接続端子3aと接続端子3bの接続の有無によらず共通である。
さらに、定着装置の保護回路および安全回路にかかる構成として、定着ヒータの収容された筐体のドアーの開閉を検知するドアースイッチ15と、サーモスタット16とを備えている。ドアースイッチ15およびサーモスタット16は、定着装置内部に設けられている。ドアースイッチ15と、サーモスタット16と、定電圧電源25とは、直接に接続されている。
リレー7、リレー8、2連リレー9の励磁コイルは、サーモスタット16およびドアースイッチ15を介して供給される電力により通電される。したがって、ドアースイッチ15が開放された場合や、定着装置の温度上昇によりサーモスタット16の内部スイッチが開放された場合には、加熱中央ヒーター18、加熱端部ヒーター19、加圧ヒーター21への電力供給は停止される。また、リレー7、リレー8の励磁コイルに供給される電力を開閉回路12、2連リレー9の励磁コイルに供給される電力を開閉回路13により遮断することにより安全の向上を図っている。
図3は、制御部26に設けられたCPU26aの動作の詳細を説明するための図である。CPU26aのA/Dコンバーター26cには、定着温度検出回路24の温度検出信号が入力される。INT(割り込み端子)26bには、ゼロクロス検出回路31のゼロクロス信号が入力される。I/Oポート26fには、ドアーオープンまたはサーモスタットの開放を検知する信号が入力される。
I/Oポート26d,26eは、電力供給回路22のホトトライアックをON/OFF制御する信号を出力する。I/Oポート26iは、電力供給回路23のホトトライアックをON/OFF制御する信号を出力する。I/Oポート26jは、リレー7,8の励磁コイルの通電を開閉する開閉回路12を制御する信号を出力する。I/Oポート26gは、2連リレー9の励磁コイルの通電を開閉する開閉回路13を制御する信号を出力する。I/Oポート26hは、リレー10の励磁コイルの通電を開閉する開閉回路14を制御する信号を出力する。
CPU26aは、定着温度検出回路24の出力をA/Dコンバーター26cで温度検出し、この検出した温度に基づいて、ゼロクロス信号の割り込み信号を基準として、定着ヒーター18,19,21に電力供給する通電位相角を決定する。そして、I/Oポート26d,26e,26iより電力供給回路22および電力供給回路23の各ホトトライアックをオンする信号を出力する。定着温度が予め設定された温度になると、電力供給回路22および電力供給回路23の各ホトトライアックをオフする信号を出力する。
CPU26aは、ゼロクロス信号、ドアーオープンまたはサーモスタットの開放を検知する信号がI/Oポート26fに入力された場合、I/Oポート26g,26jより、開閉回路12,13を開放する信号を出力する。さらに、電力供給回路22、電力供給回路23の各ホトトライアックをOFFする信号を出力する。他のAC電力系の異常を検知した場合も同様である。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることができる。
図4は、第1の変更例にかかるAC電力制御回路102を示す図である。AC電力制御回路102は、実施の形態1にかかるAC電力制御回路100の構成に加えて、さらに加熱全幅ヒーター20を備えている。加熱全幅ヒーター20は、他の加熱ヒータ18,19と同様に定着装置の定着ローラを加熱する。加熱全幅ヒーター20は、サーモスタット17に接続されている。さらに、電力供給回路22から電力が供給される。このように、例えば商用電源が220Vで電力的に余裕がある場合には、更なる負荷回路を追加してもよい。なお、図4に示す例においては、接続端子3aと接続端子3bとは電線300a,300bにより接続され、第1AC入力部1は取り除かれている。
図5は、第2の変更例にかかるAC電力制御回路104を示す図である。AC電力制御回路104は、3つのAC入力部1,2,35を有している。第2AC入力部2は、主電源スイッチ11に接続されている。第2AC入力部2と主電源スイッチ11の間に第2AC入力部2と第3AC入力部35を接続するための接続端子36aが設けられている。
第3AC入力部35は、ノイズフィルター5に接続されている。第3AC入力部35とノイズフィルター5の間に第2AC入力部2と第3AC入力部35を接続するための接続端子36bが設けられている。
このように、第2AC入力部2と第3AC入力部35とは電線などにより接続することができるので、いずれか一方のみから供給された電力を各負荷回路に供給することができる。さらに、第2AC入力部2と第3AC入力部35それぞれを商用電源に接続する場合には、接続端子36aと接続端子36bを接続せず、それぞれのAC入力部から各負荷回路に電力を供給することができる。
なお、商用電源の電力容量に応じて、接続端子3aと接続端子3bとの間を接続し、かつ接続端子36aと接続端子36bの間を開放してもよい。接続端子3aと接続端子3bとの間を開放し、かつ接続端子36aと接続端子36bの間を接続してもよい。また、両方の回路を接続してもよい。また両方の回路を開放してもよい。このように、各接続部の接続の有無は、利用する商用電源の電圧値などに応じて設定することができる。
本例においては、第1AC入力部1には、負荷回路として加熱中央ヒーター18、加熱端部ヒーター19が接続されている。第2AC入力部2には、負荷回路として定電圧電源25と、制御部26および画像形成動作などを行うDC負荷回路27が接続されている。第3AC入力部35には、負荷回路として除湿ヒーター28が接続されている。さらに、2連リレー9を介して加圧ヒーター21、加熱全幅ヒーター20及びACアウトレット37が接続されている。なお、アウトレット37は、周辺機38に接続されている。
また、第3の変更例としては、AC電力制御回路104は、さらに第2AC入力部2の電圧を検出するAC電圧検出回路を備えてもよい。この場合には、このAC電圧検出回路による検出結果により電力的に余裕があることがわかった場合には、すべてに定着ヒーターをフル点灯させ定着立ち上がり時間を早くするよう制御してもよい。
図6は、第4の変更例にかかるAC電力制御回路106を示す図である。本例にかかるAC電力制御回路106は、第1AC入力部1とノイズフィルター4の間に電圧変換トランス90をさらに備えている。電圧変換トランス90は、200Vから100Vに電圧を変換する。これにより、200V商用電源を利用する場合には、200Vから100Vに電圧を変換することができる。
(第2の実施の形態)
図7は、第2の実施の形態にかかるAC電力制御回路110を示す図である。第1の実施の形態にかかるAC電力制御回路110は、接続端子3a,3bに替えて切替スイッチ32を備えている。切替スイッチ32の端子32a,32bは、第1AC入力部1に接続されている。端子32c,32dは、第2AC入力部2に接続されている。端子32e,32fは、ノイズフィルター4に接続している。
端子32a,32bと端子32e,32fが接続された場合には、第1AC入力部1の電力は、ノイズフィルター4などを介して加熱中央ヒーター18および加熱端部ヒーター19などに供給される。一方、第2AC入力部2とノイズフィルター4とは接続されていないので、第2AC入力部2の電力はノイズフィルター5などを介して加圧ヒーター21および除湿ヒーター28などに供給される。
端子32c,32dと端子32e,32fが接続された場合には、第1AC入力部1とノイズフィルター4との間は接続されておらず、第2AC入力部2とノイズフィルター4との間が接続される。したがって、第2AC入力部2の電力が、加熱中央ヒーター18、加熱端部ヒーター19、加圧ヒーター21および除湿ヒーター28に供給される。すなわち、第2AC入力部2のみからすべての負荷回路に電力が供給される。
このように、第2の実施の形態にかかるAC電力制御回路110は、切替スイッチ32を切り替えることにより、1つのAC入力部からの電力のみを利用する回路として動作することができ、かつ2つのAC入力部からの電力を利用する回路としても動作することができる。したがって、切替スイッチ32の接続の切り替えを行う簡単な操作のみで、商用電源の電圧値や装置の仕向け地などに応じた電力供給を行うことのできる回路を提供することができる。
なお、第2の実施の形態にかかるAC電力制御回路110においても、第2AC入力部2のみからの電力を利用する回路として動作させる場合には、第1AC入力部1は取り除くことが望ましい。ただし、仮に第1AC入力部1が残され、第1AC電源コードが商用電源に接続された場合であっても、切替スイッチ32により第2AC入力部2と接続することはないので、商用電源が短絡することはない。
また、図7に示すように、第2の実施の形態にかかるAC電力制御回路110は、開閉回路12、13、14を備えていないが、これらを備える構成としてもよい。なお、第2の実施の形態にかかるAC電力制御回路110のこれ以外の構成は、他の実施の形態にかかるAC電力制御回路の構成と同様である。
(第3の実施の形態)
図8は、第3の実施の形態にかかるAC電力制御回路120を示す図である。AC電力制御回路120は、ノイズフィルター4の接続先を第1AC入力部1と第2AC入力部2で切り替えるリレー33を有している。リレー33の端子33a,33bは、第1AC入力部1に接続されている。端子33c,33dは、第2AC入力部2に接続されている。端子33e,33fは、ノイズフィルター4に接続している。
また、ノイズフィルター5と制御部26の間にAC電圧検出回路34が設けられている。AC電圧検出回路34は、第2AC入力部2の電圧を検出する。すなわち、商用電源の電圧を検出する。リレー33は、検出された電圧にしたがい、第1AC入力部1および第2AC入力部2いずれと接続するかを切り替える。なお、本実施の形態にかかるリレー33は、切替手段および切替制御手段に相当する。
AC電圧検出回路34から出力されたアナログ信号は、制御部26のCPU26aのA/Dコンバーター26cに入力される。CPU26aは、A/Dコンバーター26cが220Vまたは115Vの商用電源を検出すると、端子33c,33dと端子33e,33fとを接続するよう切り替える(励磁コイルを通電する)信号をI/Oポートより出力する。A/Dコンバーター26cが100Vの商用電源電圧を検出した場合は、端子33a,33bと端子33e,33fとを接続するよう切り替える(励磁コイルの通電OFF)信号をI/Oポートより出力する。リレー33は、この出力にしたがい接続を切り替える。なお、主電源スイッチ11が投入されたデフォルト(励磁コイルの通電OFF)時には、端子33a,33bと端子33e,33fとが接続されている。
このように、第3の実施の形態にかかるAC電力制御回路120は、リレー33を切り替えることにより、1つのAC入力部からの電力のみを利用する回路として動作することができ、かつ2つのAC入力部からの電力を利用する回路としても動作することができる。したがって、リレー33の接続の切り替えを行う簡単な操作のみで、商用電源の電圧値や装置の仕向け地などに応じた回路を提供することができる。
さらに、AC電圧検出回路34により検出された電圧にしたがい自動的にリレー33の切替を行うので、装置の設定処理をより簡易にすることができる。
図9は、AC電圧検出回路34を示す図である。全波整流回路34aによりDC電圧化され、平滑コンデンサC1により平滑される。さらに、抵抗R1とR2により電圧が分割され、これらがA/Dコンバーター26cにおいて検出される。
なお、第3の実施の形態にかかるAC電力制御回路120のこれ以外の構成は、他の実施の形態にかかるAC電力制御回路の構成と同様である。
(第4の実施の形態)
図10は、第4の実施の形態にかかるAC電力制御回路130を示す図である。AC電力制御回路130の一部はプリント配線板(以下、PCBと称する)に形成されている。PCB40は片面基板であり、導箔のパターンは半田面に形成されている。
PCB40は、2つの導体板64,65上に形成されている。導体板64,65は、図示しないが画像形成装置の筐体に電気的に接続されている。導体板64,65は、フレームGND(Graund)になる。導体板64,65は、それぞれ第1導体板および第2導体板に相当する。PCB40は、導体板64上の第1領域と導体板65上の第2領域の間に第3領域を有している。導体板64と導体板65とは離間して設けられており、第3領域は離間部分に配置されている。第3領域は、第1領域および第2領域に比べて幅狭に形成されている。
また、導体板64と導体板65にはそれぞれFG接続線58を接続するための接続端子64a,65aが形成されている。このように、FG接続線58を接続することにより、導体板64と導体板65においてコモンモードノイズを低減することができる。なお、本実施の形態にかかる接続端子64a,65aは、それぞれ第1接続端子および第2接続端子に相当する。
導体板64には、第1インレット41が形成されている。第1インレット41は、電線42a,42bを介してノイズフィルター回路45に接続している。さらに、第1インレット41は、アース線47を介してフレームGND56に接続している。ノイズフィルター回路45は、ノイズフィルターGND62に接続している。ノイズフィルターGND62は、FG(Frame Graund)接続線61に接続している。なお、本実施の形態にかかるアース線47およびFG接続線61は、それぞれ第1接続配線および第2接続配線に相当する。
また、導体板65には、第2インレット66が形成されている。第2インレット66は、電線69a,69bを介してノイズフィルター回路46およびノイズフィルターGND63に接続している。また、第2インレット66は、アース線59を介してフレームGND57に接続している。ノイズフィルターGND63は、FG接続線60に接続している。なお、ノイズフィルター回路45,46は、PCB40上で回路を構成している。なお、本実施の形態にかかるアース線59およびFG接続線60は、それぞれ第3接続線および第4接続線に相当する。
以上のように、AC入力部としてインレット41,66を利用しているので、AC電源コードの着脱を容易に行うことができる。また、100V用の電源コードおよび200V用の電源コードにおいて、インレット41,66の部分は共通である。したがって、電圧に対応する電源コードに変更することにより、容易に商用電源の設備状況に対応することができる。
また、第1インレット41と第2インレット66とは、ジャンパー線43,44により接続されている。ジャンパー線43,44は、部品面で接続している。これにより、第1インレット41および第2インレット66のうちいずれか一方のみのインレットからすべての負荷回路への電力供給が可能となる。すなわち、1つのAC入力部のみから電力を供給する回路としてAC電力制御回路130を利用することができる。
さらに、PCB40のうち第3領域、すなわち導体板64,65の離間部分に相当する領域には切り欠き部67が形成されている。図11は、切り欠き部67の断面図である。このように、2箇所に溝が形成されている。したがって、切り欠き部67に圧力を加えることにより、容易に切断することができる。なお、切り欠き部67によりPCB40を切断した場合には、FG接続線58は取り外す。
このように、切り欠き部67を切断することにより、第1インレット41と第2インレット66の間の接続がなくなるので、各インレット41,66から対応する負荷回路へ電力を供給することができる。すなわち、2つのAC入力部を利用する回路としてAC電力制御回路130を利用することができる。
さらに、PCB40を切断しない状態で、第1インレット41に接続された電源コードおよび第2インレット66に接続された電源コードを介して電力が供給され短絡した場合には、短絡電流により切り欠き部67が溶断するように、導箔の一部68を細く形成する。これにより、万一短絡が起きた場合には、早急に切断することができる。これにより、短絡の影響が他の部分に拡大するのを防ぐことができる。
なお、第4の実施の形態にかかるAC電力制御回路130のこれ以外の構成は、他の実施の形態にかかるAC電力制御回路の構成と同様である。
(第5の実施の形態)
図12は、第5の実施の形態にかかるAC電力制御回路140を示す図である。第5の実施の形態にかかるAC電源制御回路140は、第1インレット41とノイズフィルター回路45との間に2つのヘッダー51,52が設けられている。さらに、第2インレットとノイズフィルター回路45の間にヘッダー50が設けられている。
図13は、ヘッダー50〜52とヘッダー50〜52に装着される接続用電線束49を示す図である。なお、ヘッダー50〜52は、それぞれ第1〜第3接続手段に相当する。接続用電線束49は、ハウジング53a,53bを有している。図13に示すように、ヘッダー52とヘッダー51それぞれにハウジング53a,53bを接続すると、第1インレット41とノイズフィルター回路45とが接続され、第1インレット41に対応する負荷回路には、第1インレット41からの電力が供給される。さらに、この場合には、ヘッダー50には、ハウジング53aが接続されていないので、第2インレット66は、対応する負荷回路のみに電力を供給する。
このように、ヘッダー52とヘッダー51それぞれにハウジング53a,53bを接続することにより、2つのAC入力部を利用する回路としてAC電力制御回路140を利用することができる。
また、ハウジング53aをヘッダー52に替えてヘッダー50に接続すると、第1インレット41とノイズフィルター回路45とは接続されず、第2インレット66とノイズフィルター回路45とが接続される。このように、ヘッダー50とヘッダー51それぞれにハウジング53a,53bを接続することにより、1つのAC入力部を利用する回路としてAC電力制御回路140を利用することができる。
なお、第5の実施の形態にかかるAC電力制御回路140のこれ以外の構成は、他の実施の形態にかかるAC電力制御回路の構成と同様である。
(第6の実施の形態)
図14は、第6の実施の形態にかかるAC電力制御回路150を示す図である。第6の実施の形態にかかるAC電源制御回路150においては、第1AC入力部を有する第1AC電源コード81は、中継端子台83の接続丸型端子84a,84bに接続している。さらに、ノイズフィルター87は、電線86a,86bを介して中継端子台83の対応する接続平型端子85a,85bに接続している。この構成により、第1電源コード81よりノイズフィルター87に電力が供給される。
また、第2AC入力部を有する第2AC電源コード82は、中継端子台83の接続丸型端子84c,84dに接続している。ノイズフィルター88は、電線86c,86dを介して中継端子台83の対応する接続平型端子85c,85dに接続している。この構成により、第2電源コード82よりノイズフィルター88に電力が供給される。以上の構成により、2つの商用電源から電力を供給することができる。
図15は、1つの商用電源のみから電力を供給する利用形態の場合のAC電力制御回路150を示す図である。図15に示すように、第1電源コード81のみを利用する場合には、第2電源コード82を取り外す。そして、第2電源コード82が接続されていた接続丸型端子84c,84dに、接続用電線70a,70bを接続する。さらに、接続用電線70a,70bの他の端部は、それぞれ接続平型端子85a,85bに接続する。これにより、一方のみの電源コードをノイズフィルター87,88に接続することができる。
なお、第6の実施の形態にかかるAC電力制御回路150のこれ以外の構成は、他の実施の形態にかかるAC電力制御回路の構成と同様である。
1,2,35 AC入力部
3a,3b,36a,36b 接続端子
4,5,6 ノイズフィルター
7,8 リレー
9 2連リレー
10 ノーマルクローズリレー
11 主電源スイッチ
12,13,14 開閉回路
15 ドアースイッチ
16,17 サーモスタット
18 加熱中央ヒーター
19 加熱端部ヒーター
20 加熱全幅ヒーター
21 加圧ヒーター
22,23 電力供給回路
24 定着温度検出回路
25 定電圧電源
27 DC負荷回路
28 除湿ヒーター
29 サーミスター
31 ゼロクロス検出回路
32 切替スイッチ
33 リレー
34 AC電圧検出回路
37 アウトレット
38 周辺機
40 プリント配線板
41,66 インレット
42a,42b 電線
43,44 ジャンパー線
45,46 ノイズフィルター回路
47 アース線
49 接続用電線束
50〜52 ヘッダー
53a,53b ハウジング
58 FG接続線
59 アース線
60,61 FG接続線
64,65 導体板
67 切り欠き部
68a,68b 電線
70a,70b 接続用電線
81,82 電源コード
83 中継端子台
84a〜84d 接続丸型端子
85a〜85d 接続平型端子
86a〜86d 電線
87,88 ノイズフィルター
90 電圧変換トランス
100,102,104,106,110,120,130,140,150 AC電力制御回路
300a,300b 電線
特開2003−323085号公報 特開2005−121681号公報
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項にかかる発明は、電力制御装置であって、商用電源から電力供給される第1AC入力手段と、商用電源から電力供給される第2AC入力手段と、第1領域と、第2領域と、前記第1領域および前記第2領域に比べて幅狭に形成され、かつ前記第1領域と前記第2領域の間に形成された第3領域とを有するプリント配線基板と、前記第1領域上に導箔パターンで形成され、前記第1AC入力手段に接続された第1負荷回路と、前記第2領域上に導箔パターンで形成され、前記第2AC入力手段に接続された第2負荷回路と、前記第3領域上に導箔パターンで形成され、前記第2AC入力手段と前記第1負荷回路とを接続する接続回路とを備え、前記第3領域には、前記接続回路が切断可能になるように切り欠き手段が形成されることを特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、請求項に記載の電力制御装置であって、前記第3領域の前記接続回路の導箔パターンは、前記接続回路に所定の電流値以上の電流が流れた場合に溶解する幅に形成されていることを特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、請求項に記載の電力制御装置であって、第1の導体板と、前記第1の導体板と離間して設けられた第2の導体板と、前記第1AC入力手段と前記第1の導体板とを接続する第1接続配線と、前記第1負荷回路と前記第1の導体板とを接続する第2接続配線と、前記第2AC入力手段と前記第2の導体板とを接続する第3接続配線と、前記第2負荷回路と前記第2の導体板とを接続する第4接続配線と、前記第1の導体板と前記第2の導体板とを接続可能にするために、前記第1の導体板に形成された第1接続端子と、前記第1の導体板と前記第2の導体板とを接続可能にするために、前記第2の導体板に形成された第2接続端子とをさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、請求項1からのいずれか一項に記載の電力制御装置であって、前記第1AC入力手段と前記第1負荷回路の間に、電圧変換手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、電力制御装置であって、商用電源から電力供給される第1AC入力手段と、商用電源から電力供給される第2AC入力手段と、第1負荷手段と、前記第1負荷手段の接続先を前記第1AC入力手段と前記第2AC入力手段の間で切り替える切替手段と、前記第2AC入力手段に接続された第2負荷回路とを備えたことを特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、請求項に記載の電力制御装置であって、前記商用電源の電圧を検出する電圧検出手段と、前記電圧検出手段による検出結果にしたがい、前記第1負荷手段の接続先として前記第1AC入力手段および前記第2AC入力手段のいずれか一方を指定する切替制御手段とをさらに備え、前記切替手段は、前記切替制御手段により指定された接続先と前記第1負荷手段とを接続することを特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、電力制御装置であって、商用電源から電力供給される第1AC入力手段と、商用電源から電力供給される第2AC入力手段と、第1負荷手段と、前記第1負荷手段に接続して形成された第1接続手段と、前記第1接続手段と接続可能に、前記第1AC入力手段に接続して形成された第2接続手段と、前記第1接続手段と接続可能に、前記第2AC入力手段に接続して形成された第3接続手段と、前記第2AC入力手段に接続された第2負荷手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、請求項に記載の電力制御装置であって、前記第1接続手段、前記第2接続手段および前記第3接続手段は、ヘッダーであることを特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、請求項またはに記載の電力制御装置であって、前記第1AC入力手段および前記第2AC入力手段は、インレットであることを特徴とする。
また、請求項1にかかる発明は、画像形成装置であって、商用電源から電力供給される第1AC入力手段と、商用電源から電力供給される第2AC入力手段と、第1負荷手段と、前記第1負荷手段の接続先を前記第1AC入力手段と前記第2AC入力手段の間で切り替える切替手段と、前記第2AC入力手段に接続された第2負荷回路とを備えたことを特徴とする。
また、請求項1にかかる発明は、画像形成装置であって、商用電源から電力供給される第1AC入力手段と、商用電源から電力供給される第2AC入力手段と、第1負荷手段と、前記第1負荷手段に接続して形成された第1接続手段と、前記第1接続手段と接続可能に、前記第1AC入力手段に接続して形成された第2接続手段と、前記第1接続手段と接続可能に、前記第2AC入力手段に接続して形成された第3接続手段と、前記第2AC入力手段に接続された第2負荷手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項12にかかる発明は、画像形成装置であって、商用電源から電力供給される第1AC入力手段と、商用電源から電力供給される第2AC入力手段と、第1領域と、第2領域と、前記第1領域および前記第2領域に比べて幅狭に形成され、かつ前記第1領域と前記第2領域の間に形成された第3領域とを有するプリント配線基板と、前記第1領域上に導箔パターンで形成され、前記第1AC入力手段に接続された第1負荷回路と、前記第2領域上に導箔パターンで形成され、前記第2AC入力手段に接続された第2負荷回路と、前記第3領域上に導箔パターンで形成され、前記第2AC入力手段と前記第1負荷回路とを接続する接続回路とを備え、前記第3領域には、前記接続回路が切断可能になるように切り欠き手段が形成されることを特徴とする。
また、請求項13にかかる発明は、請求項12に記載の画像形成装置であって、第1の導体板と、前記第1の導体板と離間して設けられた第2の導体板と、前記第1AC入力手段と前記第1の導体板とを接続する第1接続配線と、前記第1負荷回路と前記第1の導体板とを接続する第2接続配線と、前記第2AC入力手段と前記第2の導体板とを接続する第3接続配線と、前記第2負荷回路と前記第2の導体板とを接続する第4接続配線と、前記第1の導体板と前記第2の導体板とを接続可能にするために、前記第1の導体板に形成された第1接続端子と、前記第1の導体板と前記第2の導体板とを接続可能にするために、前記第2の導体板に形成された第2接続端子とをさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項にかかる発明によれば、第1領域と、第2領域と、第1領域および第2領域に比べて幅狭に形成され、かつ第1領域と第2領域の間に形成された第3領域とを有するプリント配線基板において、第1領域上に導箔パターンで形成され、第1AC入力手段に接続された第1負荷回路と、第2領域上に導箔パターンで形成され、第2AC入力手段に接続された第2負荷回路と、第3領域上に導箔パターンで形成され、第2AC入力手段と第1負荷回路とを接続する接続回路とを備え、第3領域には、接続回路が切断可能になるように切り欠き手段が形成されるので、商用電源の電圧によらず共通に利用することができるという効果を奏する。
また、請求項にかかる発明によれば、第3領域の接続回路の導箔パターンは、接続回路に所定の電流値以上の電流が流れた場合に溶解する幅に形成されているので、仮に切り欠き部が切断されないまま2つのAC入力手段から電力が供給された場合であっても、直ちに切り欠き部の導箔パターンが溶解し、短絡の影響を最小限に留めることができるという効果を奏する。
また、請求項にかかる発明によれば、第1AC入力手段と第1の導体板とを接続する第1接続配線と、第1負荷回路と第1の導体板とを接続する第2接続配線と、第2AC入力手段と第2の導体板とを接続する第3接続配線と、第2負荷回路と第2の導体板とを接続する第4接続配線と、第1の導体板と第2の導体板とを接続可能にするために、第1の導体板に形成された第1接続端子と、第1の導体板と第2の導体板とを接続可能にするために、第2の導体板に形成された第2接続端子とを備えているので、コモンモードノイズを低減することができるという効果を奏する。
また、請求項にかかる発明によれば、第1AC入力手段と第1負荷回路の間に、電圧変換手段をさらに備えたので、商用電源の電圧によらず共通に利用することができるという効果を奏する。
また、請求項にかかる発明によれば、第1負荷手段の接続先を第1AC入力手段と第2AC入力手段の間で切り替える切替手段と、第2AC入力手段に接続された第2負荷回路とを備えたので、商用電源の電圧によらず共通に利用することができるという効果を奏する。
また、請求項にかかる発明によれば、商用電源の電圧を検出する電圧検出手段と、電圧検出手段による検出結果にしたがい、第1負荷手段の接続先として第1AC入力手段および第2AC入力手段のいずれか一方を指定する切替制御手段とを備えたので、自動的に切替を行うことができるという効果を奏する。
また、請求項にかかる発明によれば、第1負荷手段に接続して形成された第1接続手段と、第1接続手段と接続可能に、第1AC入力手段に接続して形成された第2接続手段と、第1接続手段と接続可能に、第2AC入力手段に接続して形成された第3接続手段と、第2AC入力手段に接続された第2負荷手段とを備えたので、商用電源の電圧によらず共通に利用することができるという効果を奏する。
また、請求項にかかる発明によれば、第1接続手段、第2接続手段および第3接続手段は、ヘッダーであるので、取り外し作業を容易にすることができるという効果を奏する。
また、請求項にかかる発明によれば、第1AC入力手段および第2AC入力手段は、インレットであるので、電源コードの取り外しを容易にすることができるという効果を奏する。
また、請求項1にかかる発明によれば、第1負荷手段の接続先を第1AC入力手段と第2AC入力手段の間で切り替える切替手段と、第2AC入力手段に接続された第2負荷回路とを備えので、商用電源の電圧によらず共通に利用することができるという効果を奏する。
また、請求項1にかかる発明によれば、第1負荷手段に接続して形成された第1接続手段と、第1接続手段と接続可能に、第1AC入力手段に接続して形成された第2接続手段と、第1接続手段と接続可能に、第2AC入力手段に接続して形成された第3接続手段と、第2AC入力手段に接続された第2負荷手段とを備えたので、商用電源の電圧によらず共通に利用することができるという効果を奏する。
また、請求項12にかかる発明によれば、第1領域と、第2領域と、第1領域および第2領域に比べて幅狭に形成され、かつ第1領域と第2領域の間に形成された第3領域とを有するプリント配線基板において、第1領域上に導箔パターンで形成され、第1AC入力手段に接続された第1負荷回路と、第2領域上に導箔パターンで形成され、第2AC入力手段に接続された第2負荷回路と、第3領域上に導箔パターンで形成され、第2AC入力手段と第1負荷回路とを接続する接続回路とを備え、第3領域には、接続回路が切断可能になるように切り欠き手段が形成されるので、商用電源の電圧によらず共通に利用することができるという効果を奏する。
また、請求項13にかかる発明によれば、第1AC入力手段と第1の導体板とを接続する第1接続配線と、第1負荷回路と第1の導体板とを接続する第2接続配線と、第2AC入力手段と第2の導体板とを接続する第3接続配線と、第2負荷回路と第2の導体板とを接続する第4接続配線と、第1の導体板と第2の導体板とを接続可能にするために、第1の導体板に形成された第1接続端子と、第1の導体板と第2の導体板とを接続可能にするために、第2の導体板に形成された第2接続端子とを備えているので、コモンモードノイズを低減することができるという効果を奏する。

Claims (15)

  1. 商用電源から電力供給される第1AC入力手段と、
    商用電源から電力供給される第2AC入力手段と、
    前記第1AC入力手段に接続された第1負荷回路と、
    前記第2AC入力手段に接続された第2負荷回路と、
    前記第2AC入力手段と前記第1負荷回路とを接続すべく、前記第2AC入力手段に接続して形成された第1接続端子と、
    前記第2AC入力手段と前記第1負荷回路とを接続すべく、前記第1負荷回路に接続して形成された第2接続端子と
    を備えたことを特徴とする電力制御装置。
  2. 商用電源から電力供給される第1AC入力手段と、
    商用電源から電力供給される第2AC入力手段と、
    第1領域と、第2領域と、前記第1領域および前記第2領域に比べて幅狭に形成され、かつ前記第1領域と前記第2領域の間に形成された第3領域とを有するプリント配線基板と、
    前記第1領域上に導箔パターンで形成され、前記第1AC入力手段に接続された第1負荷回路と、
    前記第2領域上に導箔パターンで形成され、前記第2AC入力手段に接続された第2負荷回路と、
    前記第3領域上に導箔パターンで形成され、前記第2AC入力手段と前記第1負荷回路とを接続する接続回路と、
    前記第3領域に形成され、前記接続回路を切断すべく形成された切り欠き手段と
    を備えたことを特徴とする電力制御装置。
  3. 前記第3領域の前記接続回路の導箔パターンは、前記接続回路に所定の電流値以上の電流が流れた場合に溶解する幅に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電力制御装置。
  4. 第1の導体板と、
    前記第1の導体板と離間して設けられた第2の導体板と、
    前記第1AC入力手段と前記第1の導体板とを接続する第1接続配線と、
    前記第1負荷回路と前記第1の導体板とを接続する第2接続配線と、
    前記第2AC入力手段と前記第2の導体板とを接続する第3接続配線と、
    前記第2負荷回路と前記第2の導体板とを接続する第4接続配線と、
    前記第1の導体板と前記第2の導体板とを接続すべく、前記第1の導体板に形成された第1接続端子と、
    前記第1の導体板と前記第2の導体板とを接続すべく、前記第2の導体板に形成された第2接続端子と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項3に記載の電力制御装置。
  5. 前記第1AC入力手段と前記第1負荷回路の間に、電圧変換手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電力制御装置。
  6. 商用電源から電力供給される第1AC入力手段と、
    商用電源から電力供給される第2AC入力手段と、
    第1負荷手段と、
    前記第1負荷手段の接続先を前記第1AC入力手段と前記第2AC入力手段の間で切り替える切替手段と、
    前記第2AC入力手段に接続された第2負荷回路と
    を備えたことを特徴とする電力制御装置。
  7. 前記商用電源の電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記電圧検出手段による検出結果にしたがい、前記第1負荷手段の接続先として前記第1AC入力手段および前記第2AC入力手段のいずれか一方を指定する切替制御手段と
    をさらに備え、
    前記切替手段は、前記切替制御手段により指定された接続先と前記第1負荷手段とを接続することを特徴とする請求項6に記載の電力制御装置。
  8. 商用電源から電力供給される第1AC入力手段と、
    商用電源から電力供給される第2AC入力手段と、
    第1負荷手段と、
    前記第1負荷手段に接続して形成された第1接続手段と、
    前記第1接続手段と接続可能に、前記第1AC入力手段に接続して形成された第2接続手段と、
    前記第1接続手段と接続可能に、前記第2AC入力手段に接続して形成された第3接続手段と、
    前記第2AC入力手段に接続された第2負荷手段と
    を備えたことを特徴とする電力制御装置。
  9. 前記第1接続手段、前記第2接続手段および前記第3接続手段は、ヘッダーであることを特徴とする請求項8に記載の電力制御装置。
  10. 前記第1AC入力手段および前記第2AC入力手段は、インレットであることを特徴とする請求項8または9に記載の電力制御装置。
  11. 商用電源から電力供給される第1AC入力手段と、
    商用電源から電力供給される第2AC入力手段と、
    前記第1AC入力手段に接続された第1負荷回路と、
    前記第2AC入力手段に接続された第2負荷回路と、
    前記第2AC入力手段と前記第1負荷回路とを接続すべく、前記第2AC入力手段に接続して形成された第1接続端子と、
    前記第2AC入力手段と前記第1負荷回路とを接続すべく、前記第1負荷回路に接続して形成された第2接続端子と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記第1負荷回路は、定着ヒータであって、
    前記定着ヒータの温度に応じて開閉するサーモスタットと、
    前記サーモスタットの開閉にしたがい前記第1AC入力手段と前記第1負荷回路の間を開閉する第1開閉回路と、
    前記サーモスタットの開閉にしたがい前記第2AC入力手段と前記第2負荷回路の間を開閉する第2開閉回路と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記定着ヒータの収容された筐体のドアーの開閉を検知するインターロックスイッチと、
    前記インターロックスイッチの開閉にしたがい前記第1AC入力手段と前記第1負荷回路の間を開閉する第1開閉回路と、
    前記インターロックスイッチの開閉にしたがい前記第2AC入力手段と前記第2負荷回路の間を開閉する第2開閉回路と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項11または12に記載の画像形成装置。
  14. 商用電源から電力供給される第1AC入力手段と、
    商用電源から電力供給される第2AC入力手段と、
    第1負荷手段と、
    前記第1負荷手段の接続先を前記第1AC入力手段と前記第2AC入力手段の間で切り替える切替手段と、
    前記第2AC入力手段に接続された第2負荷回路と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  15. 商用電源から電力供給される第1AC入力手段と、
    商用電源から電力供給される第2AC入力手段と、
    第1負荷手段と、
    前記第1負荷手段に接続して形成された第1接続手段と、
    前記第1接続手段と接続可能に、前記第1AC入力手段に接続して形成された第2接続手段と、
    前記第1接続手段と接続可能に、前記第2AC入力手段に接続して形成された第3接続手段と、
    前記第2AC入力手段に接続された第2負荷手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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