JP2012041958A - 管継手 - Google Patents
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Abstract
【課題】伸縮管の管軸方向の伸縮幅を規制しながら、必要に応じて伸縮管にスクイズオフ止水工法を施すことができる管継手を提供すること。
【解決手段】外周面3gに係止部3hを有し互いに対向して配設された一対の流体管3,3と、管軸C方向側の両端部が一対の流体管3,3に水密に接続される伸縮管2と、径方向に着脱可能な分割構造を有し、両係止部3h,3h及び伸縮管2を外方から被覆することで、管軸C方向に相対移動する一対の流体管3,3に追従して伸縮する伸縮管2の管軸C方向の伸縮幅を、係止部3h,3hに係止して所定幅に規制する被係止部4fを有する外カバー体4と、を備え、伸縮管2は、外カバー体4を取り外した状態で伸縮管2を径方向に挟圧することで止水可能となっている。
【選択図】図3
【解決手段】外周面3gに係止部3hを有し互いに対向して配設された一対の流体管3,3と、管軸C方向側の両端部が一対の流体管3,3に水密に接続される伸縮管2と、径方向に着脱可能な分割構造を有し、両係止部3h,3h及び伸縮管2を外方から被覆することで、管軸C方向に相対移動する一対の流体管3,3に追従して伸縮する伸縮管2の管軸C方向の伸縮幅を、係止部3h,3hに係止して所定幅に規制する被係止部4fを有する外カバー体4と、を備え、伸縮管2は、外カバー体4を取り外した状態で伸縮管2を径方向に挟圧することで止水可能となっている。
【選択図】図3
Description
本発明は、外周面に係止部を有し互いに対向して配設された一対の流体管と、管軸方向側の両端部が一対の流体管に水密に接続される伸縮管と、径方向に着脱可能な分割構造を有し、両係止部及び伸縮管を外方から被覆することで、管軸方向に相対移動する一対の流体管に追従して伸縮する伸縮管の管軸方向の伸縮幅を、係止部に係止して所定幅に規制する被係止部を有する外カバー体と、を備える管継手に関する。
従来の管継手は、一端部にフランジ面が形成される挿部材及び、挿部材と同様に一端部にフランジ面が形成されるとともに、他端部に挿部材の他端部を挿入可能な接続部が形成された受部材とから構成される筒状部材と、この筒状部材内で筒状部材の管軸方向に伸縮自在に配置されたベローズ(伸縮管)と、を備え、筒状部材は、ベローズの伸縮に追従して受け挿し状態を構造的に変化させることで、管継手のスムーズな伸縮を実現している。このような管継手は、挿部材と受部材との両フランジ面間に規制部材を取り付け、この規制部材によって筒状部材の管軸方向への伸縮幅を規制している(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載の管継手にあっては、管継手の設置箇所よりも下流側で流体管の取り外し等の施工を行う際、この管継手の設置箇所においてベローズ(伸縮管)を押し潰すことでベローズ内を流れる上水等の止水を簡便に行うスクイズオフ止水工法を施すことができないため、施工箇所よりも上流側にあらかじめ別途止水弁等を設ける必要があるという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、伸縮管の管軸方向の伸縮幅を規制しながら、必要に応じて伸縮管にスクイズオフ止水工法を施すことができる管継手を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の管継手は、
外周面に係止部を有し互いに対向して配設された一対の流体管と、管軸方向側の両端部が前記一対の流体管に水密に接続される伸縮管と、径方向に着脱可能な分割構造を有し、前記両係止部及び前記伸縮管を外方から被覆することで、管軸方向に相対移動する前記一対の流体管に追従して伸縮する前記伸縮管の管軸方向の伸縮幅を、前記係止部に係止して所定幅に規制する被係止部を有する外カバー体と、を備え、前記伸縮管は、前記外カバー体を取り外した状態で該伸縮管を径方向に挟圧することで止水可能となっていることを特徴としている。
この特徴によれば、一対の流体管が管軸方向に移動することによって伸縮管が一対の流体管に追従して伸縮しても、各流体管の外周面に形成された係止部が外カバー体に形成された被係止部に当接することで両流体管のそれ以上の管軸方向への移動が規制され、伸縮管の伸縮を伸縮可能域内で停止させることができるとともに、この管継手の設置箇所よりも下流側で止水を要する工事等の施工を行う場合には、外カバー体を取り外すことで伸縮管を露出させ、伸縮管を挟圧することで伸縮管内を流れる上水等の止水を行うスクイズオフ止水工法を施すことができる。
この特徴によれば、一対の流体管が管軸方向に移動することによって伸縮管が一対の流体管に追従して伸縮しても、各流体管の外周面に形成された係止部が外カバー体に形成された被係止部に当接することで両流体管のそれ以上の管軸方向への移動が規制され、伸縮管の伸縮を伸縮可能域内で停止させることができるとともに、この管継手の設置箇所よりも下流側で止水を要する工事等の施工を行う場合には、外カバー体を取り外すことで伸縮管を露出させ、伸縮管を挟圧することで伸縮管内を流れる上水等の止水を行うスクイズオフ止水工法を施すことができる。
本発明の管継手は、
前記伸縮管は、径方向に挟圧されることで互いに面接触可能な内周面を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、伸縮管においてより確実に止水を行うことができる。
前記伸縮管は、径方向に挟圧されることで互いに面接触可能な内周面を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、伸縮管においてより確実に止水を行うことができる。
本発明の管継手は、
前記外カバー体は、前記伸縮管が管軸方向に収縮することで前記伸縮管の拡径方向に向けて突出する該伸縮管の突出部に当接する内周面を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、伸縮管の収縮で生じた突出部を外カバー体の内周面で抑えることで、伸縮管にかかる応力を均等化させて伸縮管に局所的に応力がかかることを防ぎ、伸縮管の耐久性を確保することができる。
前記外カバー体は、前記伸縮管が管軸方向に収縮することで前記伸縮管の拡径方向に向けて突出する該伸縮管の突出部に当接する内周面を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、伸縮管の収縮で生じた突出部を外カバー体の内周面で抑えることで、伸縮管にかかる応力を均等化させて伸縮管に局所的に応力がかかることを防ぎ、伸縮管の耐久性を確保することができる。
本発明の管継手は、
前記係止部と前記被係止部とは凹凸嵌合していることを特徴としている。
この特徴によれば、一対の流体管の管軸方向への移動に追従する伸縮管の伸縮を、凹凸嵌合という簡易な構成によって伸縮可能域内で停止させることができる。
前記係止部と前記被係止部とは凹凸嵌合していることを特徴としている。
この特徴によれば、一対の流体管の管軸方向への移動に追従する伸縮管の伸縮を、凹凸嵌合という簡易な構成によって伸縮可能域内で停止させることができる。
本発明に係る管継手を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る管継手につき、図1から図7を参照して説明する。図1の符号1は、本発明としての管継手である。
図1及び図3に示すように、本実施例における管継手1は、伸縮性を有する伸縮管2と、この伸縮管2を管軸C方向間で挟むように対向配置され、伸縮管2の管軸C方向側の両端部に接続する受口管3,3と、これら伸縮管2及び両受口管3,3の伸縮管2側の両端部を外方から被覆する外カバー体4と、から主に構成されている。
このうち、伸縮管2は、ゴム材やポリエチレン製など軟質樹脂等で構成されており、管軸C方向への伸縮の他、径方向への弾性変形が可能となっている。また、伸縮管2の管軸C方向側の両端部内には、伸縮管2の管軸C方向側の両端部を支持する支持リング5,5が挿入配置されている。
両受口管3,3は、管軸C方向側の両端部のうち一端部側は、伸縮管2の管軸C方向側の端部を挿入可能な内径の受口部3aに形成されているとともに、他端部側は、例えば、上水等を流すための水道管6を接続するために、水道管6の外径よりも大きい内径を有する受口部3bに形成されている。以下,両受口管3,3は同一構成につき、一方の受口管3についてのみ説明する。
この受口管3内には、受口部3a,3bとを区画するように、管軸Cに向けて突出する環状の区画壁3cが形成されている。受口部3aの内周面3dには、環状の収納溝3eが管軸C方向に向けて複数条形成され、これら収納溝3eよりも区画壁3c近傍における受口部3aの内周面3dには、ゴム材等で構成された環状の止水リング7が収納配置されている嵌合溝3fが形成されている。また、受口部3aの外周面3gにおける管軸C方向側の端部には、受口部3aの全周に亘って受口管3の拡径方向に突出する本発明における係止部としての突条3hが形成されている。
このように構成された受口部3aは、伸縮管2の先端部が区画壁3cの近傍に配置されるまで伸縮管2を受口部3a内に挿入させることで、伸縮管2の外周面2aと受口部3aの内周面3d及び伸縮管2の外周面2aと止水リング7とを密着させ伸縮管2と受口部3aとの間の止水を行う。
このとき、伸縮管2の先端部内に挿入配置された支持リング5は、伸縮管2の内径側への変形が阻止されているので、伸縮管2の外周面2aを止水リング7により密着させるとともに、伸縮管2の外周面2aの一部を各収納溝3e内に突出するように弾性変形させ、各収納溝3eと伸縮管2の外周面2aの一部との間に係止力を生じさせる。この状態で、本実施例における伸縮管2と受口管3との接続がなされている。尚、伸縮管と受口管との接続は、必ずしも上述した態様に限られず、例えば前記両管にそれぞれネジ部を形成し螺合接続してもよいし、あるいは前記両管の周面間に介在した接着部材により接着させる等により接続しても構わない。
一方、受口部3bの先端には、図2及び図3に示すように、管軸Cに向けて開口する凹部3iが受口部3bの周方向に亘って複数形成されている。これら凹部3i内には、金属材等で構成され、管軸C側を向く端部に尖鋭刃8aを有している固定爪8が配置されている。
更に、受口部3bの先端部には、周方向に所定間隔おきにボルト孔3jが複数形成されている。これらボルト孔3jは、それぞれ異なる凹部3iに連通しているとともにボルト9が螺着されている。このため、固定爪8は、ボルト9を螺入することによって管軸Cに向けて押圧されるようになっている。尚、受口部3bの内周面3mにおける凹部3iよりも区画壁3c側には、シール部材10の一端が嵌合して保持されている環状の保持溝3nが形成されている。
このように構成された受口部3bは、水道管6の先端部が区画壁3cの近傍に配置されるまで水道管6を受口部3b内に挿入させることで、水道管6の外周面6aと受口部3bの内周面3mとでシール部材10を弾性変形させながら、水道管6と受口部3bとの間を水密に密封する。
そして、各ボルト9を螺入することによって各固定爪8の尖鋭刃8aを水道管6の外周面6aに食い込ませることで水道管6を受口部3b内で固定し、水道管6と受口管3との接続を完了する。尚、本実施例ではこのように一体的に接続された水道管6と受口管3とによって本発明における流体管を構成しているが、例えば水道管6と受口管3とが未だ接続前の状態等においては、受口管3のみが本発明の流体管を構成している。
一方、外カバー体4は、図1、図2及び図3に示すように、管軸C方向を向く筒状に形成されている。この外カバー体4は、図示しない正面視で略半円形状をなす第1カバー部4a及び第2カバー部4bとから構成される分割構造を有している。これら第1カバー部4a及び第2カバー部4bは、内径が受口管3の受口部3a側の外径よりも僅かに大径に形成されているとともに、管軸C方向側の幅寸法は、両受口管3,3の受口部3a側の外周面に亘る程度の長さに形成されている。
第1カバー部4a及び第2カバー部4bの管軸C方向側の両外側端部には、第1カバー部4a及び第2カバー部4bの周方向の全長に亘って突部4cが管軸Cに向けて突出して形成されている。また、第1カバー部4a及び第2カバー部4bの内周面4dには、突部4cから管軸C方向側に所定距離離間して、周方向の全長に亘って突部4eが管軸Cに向けて突出して形成されており、これら突部4c,4e間は、第1カバー部4a及び第2カバー部4bの内周面4dの周方向の全長に亘って本発明における被係止部としての係止溝4fとして形成されている。尚、この係止溝4fの管軸C方向の幅寸法は、突条3hの管軸C方向の幅寸法よりも長寸に形成されている。
第1カバー部4a及び第2カバー部4bの周方向側の両側端部には、ボルトナット11によって互いを緊締するためのフランジ4g,4gが形成されており、これら第1カバー部4a及び第2カバー部4bは、各突条3h,3hを各係止溝4f,4f内に配置させた状態でフランジ4g,4gをボルトナット11によって緊締することで伸縮管2及び両受口管3,3の伸縮管2側の両端部を外方から被覆している。
尚、本実施例の外カバー体4に止水性を付与してもよく、例えば、各突部4c,4cの内径側の端部には、特に図示しないが突部4c,4cの略全長に亘って止水部材を取り付けるとともに、第1カバー部4a及び第2カバー部4bのフランジ4g,4gの対向面間にも図示しない止水部材を取り付け、フランジ4g,4gの緊締されることによってこれら止水部材が突部4cと受口管3の外周面3gとに密着し、突部4cと受口管3との間を水密に密封するようにしてもよい。
次に、前述のように構成された管継手1の動作について説明する。先ず、図3に示すように、両水道管6及び管継手1に地震等の外力あるいは流体による不平均力が加わっていない、伸縮管2が自然長の状態にあっては、伸縮管2は管軸C方向に通常の長さ寸法を保ち、各突条3h,3hは、各係止溝4f,4fの管軸C方向における略中央部に配置されている。
この状態から図4に示すように、両水道管6及び管継手1に地震等の外力あるいは流体による不平均力が加わることにより、水道管6,6及び受口管3,3が伸縮管2を延伸させる方向に相対移動しようとすると、突条3hが係止溝4f内を移動して突部4cに当接することで水道管6,6及び受口管3,3のそれ以上の伸縮管2を延伸させる方向への相対移動が規制される。このため、伸縮管2が過度に延伸されることで破裂し、内部の上水が漏出してしまうことを防止することができる。
また、図5に示すように、両水道管6及び管継手1に地震等の外力あるいは流体による不平均力が加わることにより、水道管6,6及び受口管3,3が伸縮管2を収縮させる方向に相対移動しようとすると、突条3hが係止溝4f内を移動して突部4eに当接することで水道管6,6及び受口管3,3のそれ以上の伸縮管2を収縮させる方向への相対移動が規制される。
尚、このとき、伸縮管2の一部に水道管6,6及び受口管3,3から受けた力によって撓みが生じ、この撓みが伸縮管2の拡径方向に向けて突出する突出部2bとして形成されるが、この突出部2bは、外カバー体4の内周面4dに当接することでそれ以上の伸縮管2の拡径方向に向けての突出が規制されるようになっている。
次に、本実施例における管継手1に、本管継手1において流体の止水を行うスクイズオフ止水工法について説明する。先ず、図6に示すように、各フランジ4g,4gからボルトナット11を取り外すことで外カバー体4を受口管3,3から取り外し、伸縮管2及び両受口管3,3の伸縮管2側の両端部を露出させる。そして、伸縮管2の管軸C方向の略中央部に既知のスクイズ工具12を取り付ける。このとき、伸縮管2には、スクイズ工具12の一部である一対のスクイズバー12a,12aが上下方向から当接している。
この状態から、施工者がスクイズ工具12に接続された油圧ポンプ13を操作することで一対のスクイズバー12a,12aのうち一方を油圧によって他方のスクイズバー12aに向けて近接するように挟圧していき、伸縮管2の内周面2cを面接触させる。この伸縮管2の内周面2c同士が面接触することによって、水道管6,6間を流れる上水等の流体の止水が完了する。
尚、再び水道管6,6間の流体の流れを再開させる際には、施工者が油圧ポンプ13を逆操作することでスクイズバー12a,12aにかかる油圧を低下させ、スクイズバー12a,12aを伸縮管2の外径が通常の外径に戻るまで離間させればよい。
以上、本実施例における管継手1にあっては、外周面3gに突条3hを有し互いに対向して配設された一対の受口管3,3と、管軸C方向側の両端部が受口管3,3に水密に接続される伸縮管2と、径方向に着脱可能な分割構造を有し、両突条3h及び伸縮管2を外方から被覆することで、管軸C方向に相対移動する受口管3,3に追従して伸縮する伸縮管2の管軸C方向の伸縮幅を、突条3hに係止して所定幅に規制する係止溝4fを有する外カバー体4と、を備え、伸縮管2は、外カバー体4を取り外した状態で伸縮管2を径方向に挟圧することで止水可能となっているので、受口管3,3が管軸C方向に移動することによって伸縮管2が受口管3,3に追従して伸縮しても、各受口管3,3の外周面3gに形成された突条3hが外カバー体4に形成された係止溝4fに当接することで両受口管3,3のそれ以上の管軸C方向への移動が規制され、伸縮管2の伸縮を伸縮可能域内で停止させることができるとともに、この管継手1の設置箇所よりも下流側で止水を要する工事等の施工を行う場合には、外カバー体4を取り外すことで伸縮管2を露出させ、伸縮管2を挟圧することで伸縮管2内を流れる上水等の止水を行うスクイズオフ止水工法を施すことができる。
また、伸縮管2は、径方向に挟圧されることで互いに面接触可能な内周面2cを有しているので、伸縮管2においてより確実に止水を行うことができる。
また、外カバー体4は、伸縮管2が管軸C方向に収縮することで伸縮管2の拡径方向に向けて突出する伸縮管2の突出部2bに当接する内周面4dを有しているので、伸縮管2の収縮で生じた突出部2bを外カバー体4の内周面4dで抑えることで、伸縮管2にかかる応力を均等化させて伸縮管2に局所的に応力がかかることを防ぎ、伸縮管2の耐久性を確保することができる。
また、突条3hと係止溝4fとは凹凸嵌合しているので、受口管3,3の管軸C方向への移動に追従する伸縮管2の伸縮を、凹凸嵌合という簡易な構成によって伸縮可能域内で停止させることができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、伸縮管2の管軸C方向側の両端部を同一構成の受口管3,3に接続するとともにこれら受口管3,3を更に水道管6,6に接続し、受口管3と水道管6とで本発明における流体管を構成したが、例えば、本発明の変形例として、図7に示すように、水道管6’の管軸C方向側の端部を受口部14aとして構成し、伸縮管2の管軸C方向側の一端部をこの水道管6’の受口部14aに直接接続するようにしてもよい。
また、前記実施例では、水道管6,6を上水道用の管として説明したが、本発明の流体管内を流れる流体は上水の他、石油等の水以外の液体でもよく、また、液体とガス等の混合物であってもよい。
1 管継手
2 伸縮管
2b 突出部
2c 内周面
3 受口管(流体管)
3a,3b 受口部
3b’ 受口部
3d 内周面
3g 外周面
3h 突条(係止部)
3m 内周面
4 外カバー体
4a 第1カバー部
4b 第2カバー部
4d 内周面
4f 係止溝(被係止部)
6,6’ 水道管(流体管)
12 スクイズ工具
2 伸縮管
2b 突出部
2c 内周面
3 受口管(流体管)
3a,3b 受口部
3b’ 受口部
3d 内周面
3g 外周面
3h 突条(係止部)
3m 内周面
4 外カバー体
4a 第1カバー部
4b 第2カバー部
4d 内周面
4f 係止溝(被係止部)
6,6’ 水道管(流体管)
12 スクイズ工具
Claims (4)
- 外周面に係止部を有し互いに対向して配設された一対の流体管と、管軸方向側の両端部が前記一対の流体管に水密に接続される伸縮管と、径方向に着脱可能な分割構造を有し、前記両係止部及び前記伸縮管を外方から被覆することで、管軸方向に相対移動する前記一対の流体管に追従して伸縮する前記伸縮管の管軸方向の伸縮幅を、前記係止部に係止して所定幅に規制する被係止部を有する外カバー体と、を備え、前記伸縮管は、前記外カバー体を取り外した状態で該伸縮管を径方向に挟圧することで止水可能となっていることを特徴とする管継手。
- 前記伸縮管は、径方向に挟圧されることで互いに面接触可能な内周面を有していることを特徴とする請求項1に記載の管継手。
- 前記外カバー体は、前記伸縮管が管軸方向に収縮することで前記伸縮管の拡径方向に向けて突出する該伸縮管の突出部に当接する内周面を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の管継手。
- 前記係止部と前記被係止部とは凹凸嵌合していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の管継手。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017133598A (ja) * | 2016-01-28 | 2017-08-03 | 日本ヴィクトリック株式会社 | 伸縮継手装置 |
CN114370541A (zh) * | 2022-03-23 | 2022-04-19 | 山东省科学院海洋仪器仪表研究所 | 一种防止泵内堵塞自适应调整管径的海上沉潜油回收管道 |
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2010
- 2010-08-16 JP JP2010181902A patent/JP2012041958A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017133598A (ja) * | 2016-01-28 | 2017-08-03 | 日本ヴィクトリック株式会社 | 伸縮継手装置 |
CN114370541A (zh) * | 2022-03-23 | 2022-04-19 | 山东省科学院海洋仪器仪表研究所 | 一种防止泵内堵塞自适应调整管径的海上沉潜油回收管道 |
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