JP2012036769A - 燃料供給系リーク検出方法及び燃料供給系リーク診断装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】燃料タンクを封鎖バルブによって気密状態に封鎖し(S108)、燃料タンクの外郭の変形量を、フューエルセンダーゲージにより初期燃料液面レベルSGLiniと所定時間DTa経過後の燃料液面レベルSGLaとの間の変化量ΔSGLとして検出する(S106,S110〜S114)。この液面変化量ΔSGLによりリーク判定(S116〜S120)する。このリーク判定は外郭内外の圧力差に基づくものであることから、内外の圧力関係を適切に反映しており、圧力センサを用いなくても正確なリーク診断を実行できる。
【選択図】図2
Description
特許文献1では、燃料タンクとこの燃料タンクにチャージ通路にて接続されているキャニスタとを気密状態に封鎖し、この封鎖された部分を加圧装置により加圧し、その圧力変化に基づいて、リーク異常を検出している。
特許文献3では、燃料タンクとキャニスタとを含むエバポパージシステムが閉じた系となっている状態でエアポンプにて系内を減圧させて、その負圧の程度からリーク状態を検出している。ここで負圧の程度は、燃料タンクの変形により影響されることから、燃料タンクの変形の程度を考慮して負圧状態を判定するためのリーク判定値が設定される。
請求項1に記載の燃料供給系リーク検出方法は、内燃機関の燃料供給系に設定された区画を気密状態に封鎖し、この封鎖された区画を構成する外郭の変形に基づいて、区画のリーク状態を検出することを特徴とする。
このような外郭の変形は、外郭内の圧力のみに基づくのではなく、外郭内外の圧力差に基づくものであることから、外郭内部の圧力のみを検出する従来技術に比較して内外の圧力関係を反映したものとなり、高精度なリーク状態の検出が可能となる。
請求項12に記載の燃料供給系リーク検出方法では、請求項7〜9のいずれか一項に記載の燃料供給系リーク検出方法において、前記燃料タンクの内外の圧力差に応じて変形し易い部分における歪みの変化量に基づいて、前記外郭の変形量を検出することを特徴とする。
請求項13に記載の燃料供給系リーク検出方法では、請求項1〜4、6〜12のいずれか一項に記載の燃料供給系リーク検出方法において、前記リーク状態の検出は、内燃機関の停止中に実行することを特徴とする。
請求項15に記載の燃料供給系リーク検出方法では、請求項13に記載の燃料供給系リーク検出方法において、内燃機関は車両駆動用であり、内燃機関の停止直前における車両走行期間の長さ又は走行距離の長さに応じて、内燃機関の停止中におけるリーク状態の検出タイミングを調節することを特徴とする。
請求項16に記載の燃料供給系リーク診断装置は、内燃機関の燃料供給系におけるリーク診断装置であって、内燃機関の燃料供給系に設定された区画を気密状態に封鎖する封鎖手段と、前記区画を構成する外郭の変形量を検出する変形量検出手段と、前記封鎖手段により前記区画を気密状態に封鎖した後に、前記変形量検出手段にて検出される前記外郭の変形量に基づいて前記区画のリーク有無を判定するリーク判定手段とを備えたことを特徴とする。
このような変形量検出手段により検出される外郭の変形量は、外郭内部の圧力のみに基づくのではなく、外郭内外の圧力差に基づくものである。このことから、外郭内部の圧力のみを検出する従来技術に比較して内外の圧力関係を反映したデータが得られる。したがってリーク状態検出が高精度なものとなることから、リーク判定手段は正確なリーク有無判定が可能となる。
請求項20に記載の燃料供給系リーク診断装置では、請求項19に記載の燃料供給系リーク診断装置において、前記圧力導入経路からの前記区画への負圧の導入は、内燃機関の吸気負圧の導入であることを特徴とする。
請求項28に記載の燃料供給系リーク診断装置では、請求項22〜24のいずれか一項に記載の燃料供給系リーク診断装置において、前記変形量検出手段は、前記外郭の変形量として、前記燃料タンクの内外の圧力差に応じて変形し易い部分における歪みの変化量を検出することを特徴とする。
請求項31に記載の燃料供給系リーク診断装置では、請求項29に記載の燃料供給系リーク診断装置において、内燃機関は車両駆動用であり、前記リーク判定手段は、内燃機関の停止直前における車両走行期間の長さ又は走行距離の長さを計測し、この計測結果に応じて、内燃機関の停止中における前記リーク有無の判定タイミングを調節することを特徴とする。
図1は、上述した発明が適用された内燃機関2の燃料供給系4及びその制御系の概略構成図である。この内燃機関2はガソリンエンジンであり車両駆動用として車両に搭載されており、その回転出力は変速機を介して車両の駆動輪に伝達される。
給油時における燃料タンク10内への燃料の導入は、フューエルインレットパイプ16から行われる。フューエルインレットパイプ16の先端には、キャップ16aが取り付けられた給油口16bが設けられ、燃料はこの給油口16bから燃料タンク10内に導入される。
封鎖バルブ22aは、開弁状態と閉弁状態とで切り替えられる電磁弁である。封鎖バルブ22aが開弁状態となると排出通路20を介して燃料タンク10側の燃料蒸気をキャニスタ18側に排出できる。封鎖バルブ22aが閉弁状態(すなわち燃料タンク10の封鎖状態)となると、排出通路20を介して燃料タンク10内の燃料蒸気をキャニスタ18側に排出することは不可能となる。
吸気通路36においてはエアフィルタ44とスロットルバルブ34との間にエアフロメータ46が設けられて、内燃機関2に供給される吸入空気量GA(g/sec)を検出している。
IGSW52がオフとなり燃料タンクリーク診断処理(図2)が実行されると、まず燃料タンクリーク診断実行条件が成立しているか否かが判定される(S102)。
1.内燃機関2の回転が停止している(機関回転数NE=0rpm)。
2.内燃機関2の運転停止直前に所定時間以上内燃機関2が運転されていた。
4.車速が0km/hである。
これらの条件の一つでも不満足であれば、燃料タンクリーク診断実行条件は不成立となり、全てが満足されると燃料タンクリーク診断実行条件が成立したものと判定される。
ここで燃料タンクリーク診断実行条件が不成立であれば(S102でNO)、このまま本処理を一旦出る。以後、燃料タンクリーク診断実行条件が成立しない限りは、燃料タンクリーク診断処理(図2)では実質的な処理はなされない。
そしてこのように燃料タンク10を封鎖した後の経過時間が所定時間DTa以上となったか否かが判定される(S110)。この所定時間DTaとしては、例えば、30〜60minの範囲の時間が設定されている。
次の制御周期以後において、燃料タンクリーク診断実行条件成立が継続している場合には、ステップS102でYESと判定されるが、最初ではないので(S104でNO)、直ちに封鎖後の経過時間が所定時間DTa以上か否かが判定される(S110)。封鎖後の経過時間<所定時間DTaである限りは(S110でNO)、このまま一旦本処理を出る状態が継続する。
ここで内燃機関2は運転停止直前に所定時間以上の運転を継続していたので、内燃機関2の運転停止直前には、燃料を含めて燃料タンク10内の燃料温度は外気温よりも或る程度以上、上昇しており、燃料タンク10の上部空間10aには燃料温度に対応した高圧の燃料蒸気が発生していた。このような燃料蒸気圧状態において、内燃機関2の運転中は、少なくとも封鎖バルブユニット22及びCCV30が開弁していたので、燃料タンク10の上部空間10aの圧力は外気圧とほぼ同じ状態になっていた。
ただし、上述のごとく負圧が生じるのは、燃料タンク10に接続されているフューエルインレットパイプ16、循環パイプ16c、封鎖バルブユニット22、封鎖バルブユニット22から燃料タンク10の間の排出通路20を含めて、燃料タンク10側に、リークを生じる穴や閉弁不良などが無い場合である。
したがって、次にステップS114にて求められた液面変化量ΔSGLが所定液面変化量Asgl以上か否かが判定される(S116)。
タイミングt0にてIGSW52がオフされることで、ECU54は、燃料タンクリーク診断処理(図2)を開始する。この開始タイミングにて前述した燃料タンクリーク診断実行条件が成立していると、封鎖バルブ22aを閉弁して、燃料タンク10内を気密状態に封鎖する。
このタイミングt1で液面変化量ΔSGLが前記式1に示したごとく算出される。液面変化量ΔSGL≧所定液面変化量Asglであれば(S116でYES)、燃料供給系4において燃料タンク10の区画は気密状態が維持されていたものとして、燃料タンク正常判定がなされる(S118)。
キャニスタリーク診断実行条件は、例えば次の条件である。
2.車速が0km/hである。
3.前記燃料タンクリーク診断処理(図2)にて燃料タンク異常判定がなされていない。
尚、前記条件1〜3以外に、例えば、冷却水温の適切な範囲、吸気温の適切な範囲を加えても良い。
次にパージ制御バルブ38を短時間(例えば1min以内)開弁した後に閉弁状態とする(S208)。尚、既にパージ制御バルブ38が開弁されていれば、短時間、開弁状態を維持した後に、パージ制御バルブ38を閉じる処理となる。
次の制御周期以後、キャニスタリーク診断実行条件成立が継続している場合には、ステップS202でYESと判定されるが、最初ではないので(S204でNO)、直ちに経過時間が所定時間DTb以上か否かが判定される(S212)。封鎖後の経過時間<所定時間DTbである限りは(S212でNO)、このまま一旦本処理を出る状態が継続する。
ここでキャニスタ18側にリークが無ければ所定時間DTb経過後においてもキャニスタ内圧CPは初期キャニスタ内圧CPiniからほとんど変化しないはずである。しかしリークが有れば気体が浸入して初期キャニスタ内圧CPiniから或る程度上昇しているはずである。
キャニスタ内圧変化量ΔCP≦所定キャニスタ内圧変化量Acpであれば(S218でYES)、キャニスタ18内の負圧状態が十分に維持されているとして、すなわちリークが存在しないとして、キャニスタ正常判定をする(S220)。
図5はキャニスタリーク診断処理(図4)による制御の一例を示すタイミングチャートである。
そして前記式2に示したごとくキャニスタ内圧変化量ΔCP(=CPa1−CPini1)が算出される。
そして前記式2に示したごとくキャニスタ内圧変化量ΔCP(=CPa2−CPini2)が算出される。
(1)封鎖バルブ22aにより気密状態に封鎖した燃料供給系4内の区画、ここでは燃料タンク10は、その内側と外側との間に圧力差が生じると、外側あるいは内側への力が作用して、外郭10b,10cが圧力差に応じた変形を生じる。特に他の部分に比較して大面積の平板状とされている下側の外郭10bでは、その形状により低剛性となっているので、大きい変形が生じ易い。
(5)下側の外郭10bの変形量は、燃料液面レベルSGLに表れることから、燃料タンク10の外郭変形量を、燃料タンク10に備えられているフューエルセンダーゲージ14により容易に検出できる。すなわち従来のフューエルメータを変形量検出手段として兼用できる。
特にフューエルセンダーゲージ14は、変形し易い部分である下側の外郭10bにおける中心位置から離間した変形し難い部分(高剛性部分)、ここでは下側の外郭10bの縁部に配置されている。このことにより下側の外郭10bが変形してもフューエルセンダーゲージ14の位置は十分に維持され、燃料液面レベルSGLの変化を正確に測定できる。
[実施の形態2]
本実施の形態では、図2に示した燃料タンクリーク診断処理におけるステップS116〜S122の部分を、図6に示すごとくの処理とするものである。他の構成については前記実施の形態1と同じである。したがって同一の構成については前記実施の形態1の構成を参照する。
ステップS102〜S116については、前記実施の形態1にて説明したごとくである。ステップS114で前記式1にて液面変化量ΔSGLが算出されると、この液面変化量ΔSGLが所定液面変化量Asgl以上か否かが判定される(S116)。
すなわち本実施の形態では、Asgl>ΔSGL>Lsglの状態では、リーク診断が最終的になされることなく、燃料タンクリーク診断処理が終了する。したがってダイアグノーシスとしては診断不能の状態としてのデータが維持されていることになり、次の燃料タンクリーク診断実行条件成立時に再度、燃料タンク10がリーク状態か否かが判定されることになる。
以上説明した本実施の形態2によれば、以下の効果が得られる。
本実施の形態では、図2に示した燃料タンクリーク診断処理におけるステップS116〜S122の部分を、図7に示すごとくの処理とするものである。他の構成については前記実施の形態1と同じである。したがって同一の構成については前記実施の形態1の構成を参照する。
ステップS114で液面変化量ΔSGLが算出されると、この液面変化量ΔSGLが所定液面変化量Asgl以上か否かが判定される(S116)。
ここで最初の経過時間カウントキャンセルであれば、キャンセル回数が1回であるので(S318でNO)、一旦本処理を出る。
もし今回もΔSGL<Asglであれば(S116でNO)、前述したごとく封鎖後の経過時間カウントがキャンセルされ(S317)、このキャンセル回数が所定回数Y以上となったか否かが判定される(S318)。
(1)燃料タンク10の外郭10bの変形量を表す液面変化量ΔSGLの値が明確に判定できない状態では、再度、所定時間DTa待つことで、リーク有無を正確に判定することができる。しかも液面変化量ΔSGLの値が所定液面変化量Asgl以上となれば、リーク無しと直ちに判定することにより、極力早期にリーク診断を終了することができる。これ以外については前記実施の形態1と同様な効果を生じる。
本実施の形態では、キャニスタリーク診断処理(図4)の代わりに図8のキャニスタリーク診断処理が内燃機関2の運転時に一定時間周期で実行される。この図8のキャニスタリーク診断処理ではキャニスタ内圧センサ42は用いないので、図1においてキャニスタ内圧センサ42が存在しない構成にできる。他の構成は前記実施の形態1と同じである。したがって同一の構成については前記実施の形態1の構成を参照する。
キャニスタリーク診断実行条件は、前記図4のステップS202で説明したごとくの条件であり、これらの条件の一つでも不満足であれば、キャニスタリーク診断実行条件は不成立となり、全てが満足されるとキャニスタリーク診断実行条件が成立したものと判定される。
次の制御周期以後、キャニスタリーク診断実行条件成立が継続している場合には、ステップS402でYESと判定されるが、最初ではないので(S404でNO)、直ちに経過時間が所定時間DTc以上か否かが判定される(S412)。負圧導入後の経過時間<DTcである限りは(S412でNO)、このまま一旦本処理を出る状態が継続する。
このキャニスタリーク診断処理(図8)の実行時には、既に燃料タンクリーク診断処理(図2)により燃料タンク10側にはリークが存在しないと診断されている。したがって、キャニスタリーク診断処理(図8)の実行時にキャニスタ18側にリークが無ければ所定時間DTc経過後においては、キャニスタ内圧及びこれに連動する燃料タンク内圧は吸気通路36からの負圧導入により、或る程度の圧力低下が生じているはずである。しかしキャニスタ18においてリークが有れば、ほとんど圧力低下が生じないことになる。
液面変化量ΔSGLc≧所定液面変化量Csglであれば(S418でYES)、燃料タンク10内及びキャニスタ18内が十分に負圧化されているとして、キャニスタ正常判定をする(S420)。
図9はキャニスタリーク診断処理(図8)による制御の一例を示すタイミングチャートである。
そして所定時間DTc経過後のタイミングt21にて、フューエルセンダーゲージ14により検出されている燃料液面レベルSGLc2が読み取られて、この値に基づいて前記式3に示したごとく液面変化量ΔSGLcが算出される。
(1)前記実施の形態1の(1)〜(7)の効果を生じる。
(2)キャニスタ18については、キャニスタリーク診断処理(図8)により、内燃機関2の運転時に吸気通路36に生じている吸気負圧を導入してリーク判定をしている。
前記実施の形態1,2,4において図2及びその変形例(図6)において用いられる所定時間DTaを、図10の(a)に示すごとく内燃機関2の停止直前の運転期間の長さ又は内燃機関2の停止直前の積算回転数の大きさに応じて調節しても良い。
[実施の形態6]
前記実施の形態3の図7における所定回数Yを、図11の(a),(b)に示すごとく、内燃機関2の停止直前の運転期間の長さ又は内燃機関2の停止直前の積算回転数の大きさに応じて、あるいは車両走行期間の長さ又は内燃機関2の停止直前の車両走行距離の長さに応じて調節しても良い。
このようにリーク検出のタイミングを調節することにより、リークの検出精度を確保しつつ、極力、早期にリーク診断をすることが可能となる。
前記各実施の形態においては、燃料タンク10の下側の外郭10bにおける変形量を、前記図1に示したごとくフューエルセンダーゲージ14により燃料液面レベルSGLとして検出していた。
図12の(b)に示すごとく、非接触式の変位センサ64を車両ボディの床下パネル62に配置して、外郭10cの変形を検出しても良い。例えば、変位センサ64から、赤外線、レーザ光あるいは超音波を外郭10cに照射してその反射光や反射音の受信タイミングにより非接触式の変位センサ64と外郭10cとの距離変化を計測し、外郭10cの変形量を検出しても良い。
図12の(c)に示すごとく、歪みゲージ66を外郭10cの外側に貼り付けて、外郭10cの変形に対応して生じる歪みを検出することで、燃料タンク10の外郭10cの変形量を検出しても良い。
[実施の形態8]
前記実施の形態1の燃料タンクリーク診断処理(図2)の代わりに、あるいはこの燃料タンクリーク診断処理(図2)に加えて、図13に示す燃料タンクリーク診断処理を実行しても良い。他の構成については前記実施の形態1と同じである。したがって同一の構成については前記実施の形態1の構成を参照する。
燃料タンクリーク診断実行条件は、例えば次の条件である。
2.給油中ではない。
3.車速が0km/hである。
これらの条件の一つでも不満足であれば、燃料タンクリーク診断実行条件は不成立となり、全てが満足されると燃料タンクリーク診断実行条件が成立したものと判定される。
そして現時点でフューエルセンダーゲージ14にて検出されている燃料タンク10内の燃料液面レベルSGLを、初期燃料液面レベルSGLiniとしてECU54内のメモリに読み込む(S508)。
次の制御周期以後においては、燃料タンクリーク診断実行条件成立が継続している場合には、ステップS502でYESと判定されるが、最初ではないので(S504でNO)、直ちに外気温が所定温度幅変化したか否かが判定される(S510)。外気温が所定温度幅変化していない限りは(S510でNO)、このまま一旦本処理を出る状態が継続する。
ここで燃料タンクリーク診断実行条件成立時では、内燃機関2停止から十分に時間が経過して、燃料タンク10内の燃料温度は外気温と同一化している。この状態で気密状態とされた燃料タンク10内では、その後の外気温の変化に連動して燃料温度が変化し、この燃料温度変化に対応した蒸気圧の変化が生じている。
ただし、上述のごとく燃料タンク内圧変化が生じるのは、燃料タンク10側の構成(燃料タンク10及びこの燃料タンク10を気密状態に封鎖している構成)に、リークを生じる穴や閉弁不良などが無い場合である。
液面変化量ΔSGLt≧所定液面変化量Tsglであれば(S516でYES)、燃料タンク10内にて外気温変化に応じた圧力変化が生じているとして、燃料タンク正常判定をする(S518)。
(1)前記実施の形態1に対応する構成に伴う効果以外に、燃料タンクリーク診断処理(図13)が実行されることにより、正確なリーク診断実行の機会を増加させることができ、リーク異常を迅速に検出することができる。
・本発明の構成ではエアポンプは必須ではない。したがって前記各実施の形態においては、エアポンプを用いずに、燃料タンク10やキャニスタ18を含む燃料供給系4のリーク診断を実行する例を示した。ただし、エアポンプを用いて、気密状態にした燃料供給系4内に正圧又は負圧を導入して、燃料供給系4内を加圧したり減圧したりし、その区画の外郭変形量に基づいてリーク診断しても良い。
Claims (31)
- 内燃機関の燃料供給系に設定された区画を気密状態に封鎖し、この封鎖された区画を構成する外郭の変形に基づいて、区画のリーク状態を検出することを特徴とする燃料供給系リーク検出方法。
- 請求項1に記載の燃料供給系リーク検出方法において、前記区画を気密状態に封鎖した後から所定時間経過後に前記外郭の変形を検出して、この検出結果に基づいて前記区画のリーク状態を検出することを特徴とする燃料供給系リーク検出方法。
- 請求項1又は2に記載の燃料供給系リーク検出方法において、前記区画を気密状態とする封鎖は、前記区画から直接的あるいは間接的に外部に接続する経路に設けられたバルブを閉じることにより行われることを特徴とする燃料供給系リーク検出方法。
- 内燃機関の燃料供給系に設定された区画を加圧又は減圧状態とし、この圧力状態の区画を構成する外郭の変形に基づいて、区画のリーク状態を検出することを特徴とする燃料供給系リーク検出方法。
- 請求項4に記載の燃料供給系リーク検出方法において、前記区画の減圧状態は、内燃機関の吸気負圧を前記区画に導入することにより行われることを特徴とする燃料供給系リーク検出方法。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の燃料供給系リーク検出方法において、前記外郭の変形は、所定変形量より大きい変形量の場合に前記外郭に変形が生じたとしてリーク無しと判定することを特徴とする燃料供給系リーク検出方法。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載の燃料供給系リーク検出方法において、前記区画は燃料タンクを含む区画であることを特徴とする燃料供給系リーク検出方法。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載の燃料供給系リーク検出方法において、前記区画は燃料タンクとキャニスタとを含む区画であることを特徴とする燃料供給系リーク検出方法。
- 請求項7又は8に記載の燃料供給系リーク検出方法において、前記燃料タンクの外郭の内で、前記燃料タンクの内外の圧力差に応じて変形し易い部分における変形量を検出して、この変形量に基づいて、前記区画のリーク状態を検出することを特徴とする燃料供給系リーク検出方法。
- 請求項7〜9のいずれか一項に記載の燃料供給系リーク検出方法において、少なくとも前記燃料タンクの下側の外郭が前記燃料タンクの内外の圧力差に応じて変形し易い部分とされ、この下側の外郭の変形量を、前記燃料タンクに収納されている燃料の液面レベルの変化量に基づいて検出することを特徴とする燃料供給系リーク検出方法。
- 請求項7〜9のいずれか一項に記載の燃料供給系リーク検出方法において、前記燃料タンクの内外の圧力差に応じて変形し易い部分と前記燃料タンク以外の構成との間の間隔の変化量に基づいて、前記外郭の変形量を検出することを特徴とする燃料供給系リーク検出方法。
- 請求項7〜9のいずれか一項に記載の燃料供給系リーク検出方法において、前記燃料タンクの内外の圧力差に応じて変形し易い部分における歪みの変化量に基づいて、前記外郭の変形量を検出することを特徴とする燃料供給系リーク検出方法。
- 請求項1〜4、6〜12のいずれか一項に記載の燃料供給系リーク検出方法において、前記リーク状態の検出は、内燃機関の停止中に実行することを特徴とする燃料供給系リーク検出方法。
- 請求項13に記載の燃料供給系リーク検出方法において、内燃機関の停止直前における内燃機関の運転期間の長さ又は積算回転数の大きさに応じて、内燃機関の停止中におけるリーク状態の検出タイミングを調節することを特徴とする燃料供給系リーク検出方法。
- 請求項13に記載の燃料供給系リーク検出方法において、内燃機関は車両駆動用であり、内燃機関の停止直前における車両走行期間の長さ又は走行距離の長さに応じて、内燃機関の停止中におけるリーク状態の検出タイミングを調節することを特徴とする燃料供給系リーク検出方法。
- 内燃機関の燃料供給系におけるリーク診断装置であって、
内燃機関の燃料供給系に設定された区画を気密状態に封鎖する封鎖手段と、
前記区画を構成する外郭の変形量を検出する変形量検出手段と、
前記封鎖手段により前記区画を気密状態に封鎖した後に、前記変形量検出手段にて検出される前記外郭の変形量に基づいて前記区画のリーク有無を判定するリーク判定手段と、
を備えたことを特徴とする燃料供給系リーク診断装置。 - 請求項16に記載の燃料供給系リーク診断装置において、前記リーク判定手段は、前記封鎖手段により前記区画を気密状態に封鎖した後の所定時間経過後に、前記変形量検出手段にて検出されている前記外郭の変形量に基づいて前記区画のリーク有無を判定することを特徴とする燃料供給系リーク診断装置。
- 請求項16又は17に記載の燃料供給系リーク診断装置において、前記封鎖手段は、前記区画から直接的あるいは間接的に外部に接続する経路に設けられたバルブであることを特徴とする燃料供給系リーク診断装置。
- 内燃機関の燃料供給系におけるリーク診断装置であって、
内燃機関の燃料供給系に設定された区画に正圧又は負圧を導入する圧力導入経路と、
前記区画を、前記圧力導入経路を除いて、気密状態に封鎖する封鎖手段と、
前記区画を構成する外郭の変形量を検出する変形量検出手段と、
前記圧力導入経路から前記区画への正圧又は負圧の導入と、前記封鎖手段による前記区画の封鎖とを実行した後に、前記変形量検出手段にて検出される前記外郭の変形量に基づいて前記区画のリーク有無を判定するリーク判定手段と、
を備えたことを特徴とする燃料供給系リーク診断装置。 - 請求項19に記載の燃料供給系リーク診断装置において、前記圧力導入経路からの前記区画への負圧の導入は、内燃機関の吸気負圧の導入であることを特徴とする燃料供給系リーク診断装置。
- 請求項16〜20のいずれか一項に記載の燃料供給系リーク診断装置において、前記リーク判定手段は、前記外郭の変形量が所定変形量より大きい場合にリーク無しと判定することを特徴とする燃料供給系リーク診断装置。
- 請求項16〜21のいずれか一項に記載の燃料供給系リーク診断装置において、前記区画は燃料タンクを含む区画であることを特徴とする燃料供給系リーク診断装置。
- 請求項16〜21のいずれか一項に記載の燃料供給系リーク診断装置において、前記区画は燃料タンクとキャニスタとを含む区画であることを特徴とする燃料供給系リーク診断装置。
- 請求項22又は23に記載の燃料供給系リーク診断装置において、前記変形量検出手段は、前記燃料タンクの外郭の内で、前記燃料タンクの内外の圧力差に応じて変形し易い部分における変形量を検出することを特徴とする燃料供給系リーク診断装置。
- 請求項22〜24のいずれか一項に記載の燃料供給系リーク診断装置において、前記燃料タンクは少なくとも下側の外郭が前記燃料タンクの内外の圧力差に応じて変形し易い部分とされており、前記変形量検出手段は、前記下側の外郭の変形量を、前記燃料タンクに収納されている燃料の液面レベルの変化量に基づいて検出することを特徴とする燃料供給系リーク診断装置。
- 請求項25に記載の燃料供給系リーク診断装置において、前記燃料タンクは、内外の圧力差に応じて変形し易い部分と変形し難い部分とを備え、前記変形し易い部分の中心位置は前記変形し難い部分から離間されており、前記燃料タンク内にて燃料の液面レベルを測定する前記変形量検出手段は、前記変形し難い部分に配置されていることを特徴とする燃料供給系リーク診断装置。
- 請求項22〜24のいずれか一項に記載の燃料供給系リーク診断装置において、前記変形量検出手段は、前記外郭の変形量を、前記燃料タンクの内外の圧力差に応じて変形し易い部分と前記燃料タンク以外の構成との間の間隔の変化量として検出することを特徴とする燃料供給系リーク診断装置。
- 請求項22〜24のいずれか一項に記載の燃料供給系リーク診断装置において、前記変形量検出手段は、前記外郭の変形量として、前記燃料タンクの内外の圧力差に応じて変形し易い部分における歪みの変化量を検出することを特徴とする燃料供給系リーク診断装置。
- 請求項16〜19、21〜28のいずれか一項に記載の燃料供給系リーク診断装置において、前記リーク判定手段は、前記リーク有無の判定を、内燃機関の停止中に実行することを特徴とする燃料供給系リーク診断装置。
- 請求項29に記載の燃料供給系リーク診断装置において、前記リーク判定手段は、内燃機関の停止直前における内燃機関の運転期間の長さ又は積算回転数の大きさを計測し、この計測結果に応じて、内燃機関の停止中における前記リーク有無の判定タイミングを調節することを特徴とする燃料供給系リーク診断装置。
- 請求項29に記載の燃料供給系リーク診断装置において、内燃機関は車両駆動用であり、前記リーク判定手段は、内燃機関の停止直前における車両走行期間の長さ又は走行距離の長さを計測し、この計測結果に応じて、内燃機関の停止中における前記リーク有無の判定タイミングを調節することを特徴とする燃料供給系リーク診断装置。
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