JP2012032201A - 計器用駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 外部から衝撃力が入力された場合でも0点指示値のずれにくい計器用駆動装置を提供する。
【解決手段】
ケース本体12と、ケース本体12に回動自在に軸支され、その一部が外部に突出し出力軸6と、コイル9と、コイル9への通電によって出力軸6を駆動するロータ磁石2と、を備えた計器用駆動装置1において、出力軸6に設けた第1のストッパ部材15と、ケース本体12に設けられ、第1のストッパ部材15と当接して出力軸6の回動範囲を定める第2のストッパ部材16と、を備え、第1のストッパ部材15もしくは第2のストッパ部材16のいずれか一方が第1の接触部15aと第1の壁部15bを備えた突出片からなり、他方が第1の接触部15aが接触する第2の接触部16aと第1の壁部15bと対向する第2の壁部16bを備えた収納部からなり、収納部内に粘性を有する液体18を設けたものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、計器用駆動装置に関するもので、特に、指針の0点位置を定めるストッパ機構に特徴を有する計器用駆動装置に関するものである。
従来の計器用駆動装置は、特許文献1に開示されるものが知られている。この計器用駆動装置は、指針を備えた指針軸に永久磁石を有するムーブメントの動力を伝達して前記指針を回動させる計器用駆動装置であって、前記指針軸を備えた出力歯車に第1のストッパ部材を設け、前記出力歯車を収納するケースに第2のストッパ部材を設け、前記第1、第2のストッパ部材を当接させた状態で指針が0点を指示するように構成されたものである。
特開平6−38497号公報
しかしながら、このような計器用駆動装置は、前記第1、第2のストッパ部材が当接した状態の時に、外部から衝撃を受けると、前記第1、第2のストッパ部材間で反発力を生じ、この反発力によって前記出力歯車を回転させる力が生じ、結果、前記指針軸が回転して前記指針が0点を指示する位置からずれるといった問題点を有している。
そこで、本発明は前述した問題点に着目し、外部から衝撃を受けた場合でも、指針が、0点を指示する位置からずれにくい計器用駆動装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するため、ケース本体と、前記ケース本体に回動自在に軸支され、その一部が外部に突出し出力軸と、コイルと、前記コイルへの通電によって前記出力軸を駆動するロータ磁石と、を備えた計器用駆動装置において、前記出力軸に設けた第1のストッパ部材と、前記ケース本体に設けられ、前記第1のストッパ部材と当接して前記出力軸の回動範囲を定める第2のストッパ部材と、を備え、前記第1のストッパ部材もしくは第2のストッパ部材のいずれか一方が第1の接触部と第1の壁部を備えた突出片からなり、他方が前記第1の接触部が接触する第2の接触部と前記第1の壁部と対向する第2の壁部を備えた収納部からなり、前記収納部内に粘性を有する液体を設けたものである。
また、前記収納部は、前記突出片を囲うように前記第2の壁部を2つ設けるとともに前記第2の壁部間に前記第2の接触部を設けたものである。
また、前記第1の接触部と前記第2の接触部とは、線接触あるいは点接触するものである。
本発明によれば、所期の目的を達成することができ、外部から衝撃を受けた場合でも、指針が、0点を指示する位置からずれにくい計器用駆動装置を提供することができる。
本発明の一実施形態の計器用駆動装置の上面図。 図1中のA−A線の断面図。 同実施形態の上側のケースを取り外し一部を切り欠いた計器用駆動装置の上面図。 同実施形態のステッピングモータを用いた計器装置の正面図。 同実施形態の第1、第2のストッパ部材の拡大断面図。 同発明の変形例の第1、第2のストッパ部材の拡大断面図。 同発明の他の変形例の第1、第2のストッパ部材の拡大断面図。
本実施形態の計器用駆動装置1は、計器装置Mに用いられ、指針を回動させるステッピングモータである。
本実施形態のステッピングモータ1は、ロータ磁石2と、ロータ磁石2に固定されたロータ歯車3と、ロータ歯車3と噛み合う第1の歯車4aとこの第1の歯車4aと同軸上に設けられた第2の歯車4bとを有する中間歯車4と、中間歯車4の第2の歯車4bと噛み合う出力歯車5と、回転磁界を発生してロータ磁石2に回転力を与える2つのコイル9と、ロータ磁石2の回転中心となる金属製の第1の回転軸10と、中間歯車4の回転中心となる金属製の第2の回転軸11と、出力歯車5の回転中心となる金属製の出力軸6と、ロータ磁石2、ロータ歯車3、中間歯車4、出力歯車5、出力軸6、コイル9、第1の回転軸10、第2の回転軸11を収容するケース部材12とを有するものである。
ロータ磁石2は、いわゆるプラスチックマグネットと呼ばれる磁性を有する合成樹脂からなり、その形状は円形で、中心に貫通孔を備えたドーナツ形状である。この貫通孔を、ロータ歯車3と第1の回転軸10が貫通している。ロータ磁石2は、N極とS極を各々1つ以上備えていればよく、本実施形態では、N極が2つ、S極が2つの計4つの磁極を備えており、磁極は、ロータ磁石2の回転軸を中心として、放射方向に均等となるように設けられている。従って、第1の回転軸10を中心の軸として、ロータ磁石2の外周面に回転方向に沿って多極着磁されている。
ロータ歯車3は、磁性を備えていない合成樹脂からなり、ロータ磁石2に同軸上に設けられ、ロータ磁石2の回転に伴って回転する。また、第1の回転軸10がロータ歯車3を貫通している。
中間歯車4は、磁性を備えていない合成樹脂からなり、第1の歯車4aと第2の歯車4bとを一体に備えている。第1の歯車4aは、ロータ歯車3と噛み合う。また、第2の歯車4bは、出力歯車5と噛み合う。また、中間歯車4には、回転中心となる第2の回転軸11が設けられている。
出力歯車5も、ロータ歯車3、中間歯車4と同様に、磁性を備えていない合成樹脂からなり、中間歯車4の第2の歯車4bと噛み合う。出力歯車5には、回転中心となる出力軸6が設けられている。
出力軸6は、ケース本体12に回動自在に軸支され、その一部が外部に突出している。
図2中、出力歯車5の下側の面には、第1のストッパ部材15を構成する突出片が、一体に設けられている。第1のストッパ部材15は、後述する、ケース部材12に設けた第2のストッパ部材16と当接し、出力軸6の回転を所定の位置で止め、出力軸6の回動範囲を定めるものであり、出力歯車5を介して、出力軸6に設けられている。
第1のストッパ部材15は、第1の接触部15aと第1の壁部15bを備えている。第1の接触部15aの断面形状は、半円形状の凸部であり、線接触するものである。なお、第1の接触部15aは、線接触に限定されるものではなく、点接触するものであっても良い。出力軸6側に位置する第1の壁部15bの断面形状は、円弧状の凹面であり、出力軸6と反対側に位置する第1の壁部15bの断面形状は、円弧状の凸面である。
本実施形態では、中間歯車4、出力歯車5からなる減速機構を備えており、ロータ磁石2の回転を減速させて伝達するものである。
コイル9は、銅などの導電性を有する金属線を、合成樹脂からなるボビン9aに巻き付けたものである。コイル9は、ボビン9aに設けた端子9bを介して、図示しない制御手段に接続されている。
ボビン9aは、断面形状が長方形の貫通孔を備えた筒体である。そして、コイル9は、ロータ磁石2の周囲に配置され、ボビン9aの前記貫通孔内に、ロータ磁石2の一部が入り込んだ状態で、ロータ磁石2の円盤面の一部と前記貫通孔の内周面が対向している。
そして、2つのコイル9には、前記制御手段から出力される駆動波形が、それぞれ入力されることによって、ロータ磁石2に回転磁界が発生し、ロータ磁石2に回転力を与え、出力軸6を駆動するものである。
ケース部材12は、磁性を備えていない合成樹脂からなり、上下に分割されている。各ケース部材12に設けた係止爪12aを引っ掛けることで、上下に分割したケース部材12を固定している。ケース部材12は、第1の回転軸10、第2の回転軸11及び出力軸6を回転可能に支持している。このケース部材12には、出力歯車5に設けた第1のストッパ部材15に当接する第2のストッパ部材16が一体に設けられている。
第2のストッパ部材16は、第1の接触部15aが接触する第2の接触部16aと、第1の壁部15bと対向する第2の壁部16bを備えた収納部16cからなる。収納部16cは、第1のストッパ部材15を囲うように第2の壁部16bを2つ設けるとともに第2の壁部16b間に第2の接触部16aを設けたものである。
第2の接触部16aの断面形状は、直線の平面であり、収納部16cの内側で出力軸6側に位置する第2の壁部16bの断面形状は、円弧状の凸面であり、第1の壁部15bと対向するものである。また、収納部16cの内側で出力軸6から離れた側に位置する第2の壁部16bの断面形状は、円弧状の凹面である。
収納部16cは、第1のストッパ部材15を収納するものである。収納部16c内には、粘性を有する液体18、例えば、シリコンオイルやグルースなどの粘性を有する液体が設けられている。
本実施形態では、第1の接触部15aと第2の接触部16bとは、線接触する。また、第1の壁部15bと第2の壁部16bとの間には、若干の隙間を備えており、第1のストッパ部材15と第2のストッパ部材16とは、移動可能である。なお、収納部16c内には、液体18が塗布などによって設けられているので、粘性摩擦力によって、第1の接触部15aと第2の接触部16bとが接触した状態から離れる際に、回動負荷を与えることができ、外部から衝撃を受けた場合でも、出力軸6が回転しにくくなり、ひいては、後述する指針が、0点を指示する位置からずれにくい計器用駆動装置1を提供することができる。
図4は、ステッピングモータ1を計器装置Mに用いたものである。本実施形態の計器装置Mは、車両の速度を指針14を用いて表示するものである。
指針14は、出力軸6に装着されるものである。この指針14の背後には、指針14が指示する目盛や文字などの指標部17aを備えた表示板17が設けられている。指針14は、ステッピングモータ1に設けた第1のストッパ部材15と第2のストッパ部材16とによって、所定の位置、本実施形態では、車速の「0」を示す位置に留められている。
また、第2のストッパ部材16は、収納部16cを備えていたが、収納部16cを形成する必要はなく、図6に示すように、本発明の変形例として、第2の接触部16aと、単一の第2の壁部16bから構成したものであっても良い。なお、第2の接触部16aと第2の壁部16bには、粘性を有する液体18が塗布されている。以上の構成によっても、前記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、第1実施形態では、第1の接触部15aの断面形状が、半円形状の凸部であり、第2の接触部16aの断面形状が、直線の平面であったが、本実施形態に限定されるものではなく、図7に示すように、本発明の他の変形例として、第1の接触部15cの断面形状を直線の平面とし、対する第2の接触部16dの断面形状を三角形状の凸部としても良い。以上の構成によっても、前記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、前記実施形態では、突出片である第1のストッパ部材15を出力軸6(出力歯車5)に設け、収納部である16cである第2のストッパ部材16をケース部材12に設けていたが、突出片である第1のストッパ部材15をケース部材12に設け、収納部である16cである第2のストッパ部材16を出力軸6(出力歯車5)に設けてもよい。
本発明は、指針の0点位置を定めるストッパ機構を備えた計器用駆動装置に利用可能である。
1 ステッピングモータ(計器用駆動装置)
2 ロータ磁石
5 出力歯車
6 出力軸
9 コイル
12 ケース部材
14 指針
15 第1のストッパ部材(突出片)
15a、15c 第1の接触部
15b 第1の壁部
16 第2のストッパ部材
16a、16d 第2の接触部
16b 第2の壁部
16c 収納部
18 液体

Claims (3)

  1. ケース本体と、前記ケース本体に回動自在に軸支され、その一部が外部に突出し出力軸と、コイルと、前記コイルへの通電によって前記出力軸を駆動するロータ磁石と、を備えた計器用駆動装置において、前記出力軸に設けた第1のストッパ部材と、前記ケース本体に設けられ、前記第1のストッパ部材と当接して前記出力軸の回動範囲を定める第2のストッパ部材と、を備え、前記第1のストッパ部材もしくは第2のストッパ部材のいずれか一方が第1の接触部と第1の壁部を備えた突出片からなり、他方が前記第1の接触部が接触する第2の接触部と前記第1の壁部と対向する第2の壁部を備えた収納部からなり、前記収納部内に粘性を有する液体を設けたことを特徴とする計器用駆動装置。
  2. 前記収納部は、前記突出片を囲うように前記第2の壁部を2つ設けるとともに前記第2の壁部間に前記第2の接触部を設けたことを特徴とする請求項1記載の計器用駆動装置。
  3. 前記第1の接触部と前記第2の接触部とは、線接触あるいは点接触することを特徴とする請求項1または2に記載の計器用駆動装置。

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