JP2012029363A - 電源回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】高力率かつ高効率で小型からなるLED照明ユニット用の電源回路を実現する。
【解決手段】全波整流を行うダイオードブリッジDBの出力端には、入力コンデンサCiが接続している。入力コンデンサCiには、全波整流された交流電圧を、一定電圧からなる直流電圧に平滑しない程度の小さなキャパシタンスのものを利用する。入力コンデンサCiの後段には、チョークコイルL、半導体スイッチ素子Q1,Q2、ダイオードD1,D2からなる昇降圧回路が接続し、昇降圧回路の後段には平滑用の出力コンデンサCoが接続している。出力端には、電流検出部11が接続し、出力電流値を検出する。制御部10は、検出された出力電流値に基づいて、定電流制御するように、昇降圧回路の半導体スイッチ素子Q1,Q2のオンオフ制御を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、LED照明モジュールに対して定電流で電源を供給する電源回路に関する。
従来、商用電源に接続し、LED照明モジュールに電力を供給する電源回路が、各種考案されている。例えば、特許文献1に記載の電源回路は、ダイオードブリッジからなる整流回路、平滑コンデンサ、DC−DCコンバータ、出力コンデンサを備えた従来の一般的な電源回路である。
この電源回路では、商用電源からの交流電圧を整流回路で全波整流する。平滑コンデンサは、全波整流された交流電圧を平滑し、直流電圧を出力する。DC−DCコンバータは、直流化された入力電圧を電力変換して、所定の出力電圧を得る。
また、従来の電源回路として、特許文献2に示すようなPFCコンバータがある。PFCコンバータでは、全波整流された脈波状の入力電圧を利用している。この際、入力電流は入力電圧と同じ脈波状に整形される。
特開2005−142137号公報 特表2008−537459号公報
特許文献1に記載のような平滑コンデンサは、大容量で高耐圧のコンデンサを用いなければならず、一般に電解コンデンサが用いられる。しかしながら、電解コンデンサはドライアップによる寿命の問題や、小型化、低背化ができないという問題が生じる。また、大容量のコンデンサを用いた場合、図1(A)に示すように、入力電流波形がひずむ。図1(A)は、従来の大容量の平滑コンデンサを用いた場合の入力電圧Viと入力電流Iiの波形を示す図である。すなわち、入力電圧Viに対して、入力電流Iiが「0」でない期間が短くなる。これにより、力率が大幅に低下してしまう。
また、特許文献2に記載のようなPFCコンバータを用いた場合、出力コンデンサが大容量でなければ、図1(B)に示すように出力電流Ioも脈波状になる。図1(B)は、従来のPFCコンバータを用いた場合の入力電圧Viと出力電流Io’の波形を示す図である。このように、出力電流Io’の波形が、脈波状の場合、電源回路に接続されるLED照明モジュールの定格電流に、出力電流Io’のピーク値を近接するように出力電流値を設定する。このため、LED照明モジュールの定格電流に極近い電流が流れる期間が極短くなり、発光の効率が悪くなる。
したがって、本発明は、上述の各課題を鑑みて、高力率かつ高効率で小型からなるLED照明ユニット用の電源回路を実現することにある。
この発明は、商用電源から供給される交流電圧を全波整流する整流回路と、少なくとも一個の半導体スイッチ素子を備え、当該半導体スイッチ素子をオンオフ制御することで、整流回路から出力される全波整流の電圧から直流電圧を出力するAC−DCコンバータ部と、該AC−DCコンバータ部の出力端に直流点灯型のLED照明モジュールが接続することで電源回路に流れる電流を検出する電流検出部と、を備えたLED照明モジュール用の電源回路に関する。
この電源回路のAC−DCコンバータ部は、電流検出部で検出される電流値に基づいて、出力電流値が略一定となる定電流制御を半導体スイッチ素子に行う。
この構成では、脈状電圧をAC−DCコンバータ部に入力して、略一定の電流値となる出力電流を得る。したがって、出力電流値をLED照明モジュールの定格電流に対して低い側で極近い値に設定すれば、当該電流値の出力電流をLED照明モジュールに連続的に供給することができる。これにより、LED照明モジュールを効率的に点灯させることができる。
また、脈状電圧をそのまま利用できることで、入力コンデンサの容量を小さくでき、電解コンデンサを用いる必要がなくなる。これにより、電源回路を小型にすることができる。
また、脈状電圧からなる入力電圧と入力電流とが略同相となるので、導通角が大きくなり、力率が高くなる。
また、この発明の電源回路のAC−DCコンバータ部は、全波整流回路との接続端である入力端に、全波整流された電圧信号の波形を略そのままでAC−DCコンバータ部へ入力させる容量からなる入力コンデンサと、昇降圧コンバータと、該昇降圧コンバータの出力端に接続され、昇降圧コンバータのインダクタ電流のスイッチングリップルを除去する出力コンデンサと、を備える。
この構成では、電源回路の具体的な構成例として、昇降圧コンバータの場合を示している。
また、この発明の電源回路のAC−DCコンバータ部は、全波整流回路との接続端である入力端に、全波整流された電圧信号の波形を略そのままでAC−DCコンバータ部へ入力させる容量からなる入力コンデンサと、降圧コンバータと、該降圧コンバータの出力端に接続され、降圧コンバータのインダクタ電流のスイッチングリップルを除去する出力コンデンサと、を備える。
この構成では、電源回路の具体的な構成例として、降圧コンバータの場合を示している。
また、この発明の電源回路のAC−DCコンバータ部は、全波整流回路との接続端である入力端に、全波整流された電圧信号の波形を略そのままでAC−DCコンバータ部へ入力させる容量からなる入力コンデンサと、昇圧コンバータと、該昇圧コンバータの出力端に接続され、昇圧コンバータのインダクタ電流のスイッチングリップルを除去する出力コンデンサと、を備える。
この構成では、電源回路の具体的な構成例として、昇圧コンバータの場合を示している。
また、この発明の電源回路では、入力コンデンサおよび出力コンデンサが、積層セラミックコンデンサからなる。
上述のように、入力コンデンサは小容量化が可能であり、積層セラミックコンデンサが利用できる。これにより、電源回路を小型化できる。また、出力コンデンサも、LED照明モジュールの輝度変化や定格に応じて、極力小容量化が可能であるので、積層セラミックコンデンサが利用できる。これにより、電源回路をさらに小型化できる。
また、この発明の電源回路のAC−DCコンバータ部は、DSP(Digital Signal Processor)を備え、該DSPによって、電流値に基づく半導体スイッチ素子の制御を行う。
この構成では、半導体スイッチ素子のスイッチ制御の具体的な構成例を示している。そして、DSPを用いることで、上述のような全波整流された脈状電圧の入力電圧から、直流の出力電圧を、定電流制御しながら生成する処理を、簡素かつ小型の回路構成で実現できる。
この発明によれば、高力率かつ高効率で小型からなるLED照明ユニット用の電源回路を実現することができる。
従来の大容量の平滑コンデンサを用いた場合の入力電圧Viと入力電流Iiの波形を示す図、および、従来のPFCコンバータを用いた場合の入力電圧Viと出力電流Ioの波形を示す図である。 本発明の実施形態の電源回路を含むLED照明装置の概略構成を示す回路図である。 本実施形態の電源回路の入力電圧Viの波形、入力電流Iiの波形、および出力電流Ioの波形を示す図である。 1個の半導体スイッチ素子Q11を用いた電源回路の回路構成図である。 フライバックトランスを用いた電源回路の回路構成図である。
本発明の第1の実施形態に係る非絶縁型の電源回路について、図を参照して説明する。図2は、本発明の実施形態の電源回路を含むLED照明装置の概略構成を示す回路図である。図3は、本実施形態の電源回路の入力電圧Viの波形、入力電流Iiの波形、および出力電流Ioの波形を示す図である。
本実施形態の電源回路は、第1,第2の半導体スイッチ素子Q1,Q2を備えた昇降圧型で非絶縁型のスイッチング電源回路である。電源回路は、商用電源200に接続する一対の入力端子からなる入力端Pinを備える。
電源回路の入力端Pinには、全波整流回路であるダイオードブリッジDBが接続されている。ダイオードブリッジDBの後段には、昇降圧コンバータが接続されている。
昇降圧コンバータは、入力コンデンサCi、チョークコイルL、第1の半導体スイッチ素子Q1、第2の半導体スイッチ素子Q2、第1ダイオード素子D1、第2ダイオード素子D2を、出力コンデンサCoを備える。
入力コンデンサCiは、ダイオードブリッジDBの一対の出力端に接続されている。入力コンデンサCiは、極小さなキャパシタンスのコンデンサであり、ダイオードブリッジDBから出力される全波整流を平滑するほどのキャパシタンスを有さないものである。したがって、ダイオードブリッジDBの後段に接続される、昇降圧コンバータには、図3の破線に示すように、脈波状の波形からなる入力電圧Viが与えられる。
このように、入力電圧Viの波形が、正弦波の負値領域を正値側に反転した脈波状の波形であり、入力コンデンサCiのキャパシタンスが極小さいため、入力電流Iiの波形は、図3の一点鎖線に示すような波形となる。すなわち、入力電流Iiの波形は、入力電圧Viが所定レベル以上である期間では、Pi(入力電力:一定)=Vi*Iiから得られる、入力電圧Viを反転した波形となる。一方、入力電圧Viが所定レベル未満となる期間では、理論的には、入力電流Iiは理想的には無限大に向かって増加する特性になってしまうため、入力電圧値に応じて入力電流Iiも低くなるように電流値を制限する制御を行う。すなわち、入力電圧値が「0」に近づく程、入力電流Iiも「0」に近づくように制御する。これにより、インダクタの飽和防止や、電流の引き込みの防止による効率改善を実現できる。さらには、入力電流に高調波成分が含まれて実効電流が増大することによる力率低下を防止でき、力率改善を実現できる。
また、本実施形態の構成を用いることで、入力電圧Viと入力電流Iiとが同位相となり、導通角が広くなるので、力率を高くすることができる。
また、入力コンデンサCiのキャパシタンスを極小さくすることで、電解コンデンサを用いる必要が無く、例えば、小型の積層セラミックコンデンサを用いることができる。これにより、電解コンデンサを用いる従来の電源回路よりも、小型化、高寿命化、低背化が可能になる。
入力コンデンサCiの両端子間(ダイオードブリッジDBの出力端子)には、第1の半導体スイッチ素子Q1と第1ダイオードD1との直列回路が接続している。この際、第1の半導体スイッチ素子Q1のドレインが、入力コンデンサCiの一方端子(ダイオードブリッジDBの一方の出力端子)に接続している。第1の半導体スイッチ素子Q1のソースと第1ダイオードD1のカソードとが接続している。第1ダイオードD1のアノードが昇降圧コンバータとしての他方の入力端子(ダイオードブリッジDBの一方の他方端子)に接続している。
第1ダイオードD1には、チョークコイルLと第2の半導体スイッチ素子Q2との直列回路が並列接続している。この際、チョークコイルLの一方端がダイオードD1のカソードに接続し、チョークコイルLの他方端が第2の半導体スイッチ素子Q2のドレインに接続している。第2の半導体スイッチ素子Q2のソースが第1ダイオードD1のアノードに接続している。
第2の半導体スイッチ素子Q2には、第2ダイオードD2と平滑用の出力コンデンサCoとの直列回路が並列接続している。第2ダイオードD2のアノードが第2の半導体スイッチ素子Q2のドレインに接続している。出力コンデンサCoは、正電極がダイオードD2側となるように接続している。出力コンデンサCoの両端が、電源回路としての出力端Poutとなる。当該出力端Poutの一対の出力端子間に、LED照明モジュールからなる負荷100が接続される。
また、電源回路は、制御部10、電流検出部11を備える。電流検出部11は、出力端子Poutを構成するいずれか一方の出力端子と出力コンデンサCoの一方端との間に直列接続されている。具体的に、図2の例であればグランドライン側の出力端子と出力コンデンサCoの端子との間に直列接続されている。電流検出部11は、既知の直流電流を検出する回路構成からなり、負荷100に流れる電流である出力電流値を検出し、制御部10へ出力する。
制御部10は、DSP(Digital Signal Processor)等によって実現される。制御部10は、電流検出部11からの出力電流値と、商用電源200の電圧仕様に基づく入力電圧に応じた目標電流値とを用いて、LED照明モジュールである負荷100に一定電流を与えるように、スイッチング制御信号を生成する。スイッチング制御信号とは、第1の半導体スイッチ素子Q1をオンオフ制御する信号と、第2の半導体スイッチ素子Q2をオンオフ制御する信号とからなる。制御部10は、スイッチング制御信号を、第1の半導体スイッチ素子Q1および第2の半導体スイッチ素子Q2へ与える。この際、制御部10は、目標電流値と出力電流値との差に基づいて、昇圧モード、降圧モード、昇降圧モードのいずれかの動作モードにより、スイッチング制御信号を生成する。昇圧モードとは、入力電圧Viが出力電圧よりも所定閾値以上に低い場合に実行される制御モードであり、第1の半導体スイッチ素子Q1を常時オン制御し、第2の半導体スイッチ素子Q2を所定のオンデューティでオンオフ制御する。降圧モードとは、入力電圧Viが出力電圧よりも所定閾値以上に高い場合に実行される制御モードであり、第2の半導体スイッチ素子Q2を常時オフ制御し、第1の半導体スイッチ素子Q1を所定のオンデューティでオンオフ制御する。昇降圧モードとは、入力電圧Viと出力電圧との差分の絶対値が所定閾値の範囲内となる場合に実行される制御モードであり、第1、第2の半導体スイッチ素子Q1、Q2をそれぞれ所定のオンデューティでオンオフ制御する。
このような制御モードを組み合わせることで、本実施形態の昇降圧コンバータでは、出力端子Poutに、図3の実線に示すような、連続的に略一定の所定電流値からなる、出力電流Ioが出力される。なお、制御部10をDSPとすることで、脈波状の入力電圧を用いて、入力電圧と出力電圧の差から複数の制御モードを切り替えてスイッチングする制御を容易且つ簡素な回路構成で実現できる。
このように、出力電流Ioが略一定の電流値となることで、LED照明モジュールの定格電流に極近く低い電流値を目標電流値に設定することができる。そして、このように目標電流値を設定することで、LED照明モジュールの定格電流に近い電流値が、LED照明モジュールへ定常的に供給される。これにより、LED照明モジュールの発光効率を、従来の構成よりも大幅に改善することができる。
ここで、より具体的に、出力コンデンサCoのキャパシタンスについて、説明する。出力コンデンサCoは、出力電流Ioが、図3の実線に示すように、入力電流Iiのゼロクロス付近を除いて略一定の電流値となるような程度のキャパシタンスを有する。例えば、出力コンデンサCoのキャパシタンスの下限としては、キャパシタンスの不足による出力電流Ioの一時低下で生じるLED照明モジュールのチラツキが予め設定した許容範囲内であるように、設定するとよい。または、出力電流Ioの一時低下で生じる出力電圧Voの瞬時的な増加が、LED照明モジュールの定格範囲内に入るように、設定するとよい。また、出力コンデンサCoのキャパシタンスは、インダクタ電流に重畳されるスイッチングリップル成分を除去できる程度のものであればよい。これにより、電解コンデンサと比較して低い容量となる積層セラミックコンデンサを、出力コンデンサCoに用いることができる。この結果、LED照明装置としての特性を実質的に劣化させることなく、出力コンデンサCoを小型化することができる。
以上のように、本実施形態に示す電源回路の構成を用いることで、高力率、高発光効率で、小型、低背、長寿命のLED照明モジュールを実現することができる。
なお、上述の実施形態では、2個の半導体スイッチ素子を用いた非反転型で非絶縁の電源回路を例に示したが、図4に示すような1個の半導体スイッチ素子を用いた反転型で非絶縁の電源回路に対しても、上述の構成を適用することができる。図4は、1個の半導体スイッチ素子Q11を用いた電源回路の回路構成図である。
この電源回路は、ダイオードブリッジDBの一対の出力端子間に、チョークコイルLと半導体スイッチ素子Q11との直列回路が接続されている。この際、半導体スイッチ素子Q11は、ドレインがチョークコイルLに接続し、ソースがダイオードブリッジDBの一方の出力端子に接続している。
チョークコイルLには、出力コンデンサCoとダイオードD11との直列回路が並列接続されている。この際、ダイオードD11は、アノードがチョークコイルLに接続し、カソードが出力コンデンサCoに接続している。出力コンデンサCoは、正電極がダイオードD11側となるように接続している。
出力コンデンサCoの両端が、電源回路の出力端Poutとなり、当該出力端PoutにLED照明モジュールからなる負荷100が接続している。この際、LED照明モジュールは、アノードが出力コンデンサCoの正電極側となるように、接続している。
出力端子と出力コンデンサCoとの間には、電流検出部11が接続している。電流検出部11で検出された出力電流は、制御部10に与えられる。制御部10は、検出された出力電流値と目標電流値とに基づいて、定電流制御するようにスイッチング制御信号を生成し、半導体スイッチ素子Q11へ与える。
また、本実施形態の構成は、図5に示すようなフライバックトランスを用いた絶縁型の電源回路にも適用できる。図5はフライバックトランスを用いた電源回路の回路構成図である。
この電源回路は、ダイオードブリッジDBの一対の出力端子間に、フライバックトランスTの一次側コイルと半導体スイッチ素子Q12との直列回路が接続されている。この際、半導体スイッチ素子Q12は、ドレインがフライバックトランスTの一次側コイルに接続し、ソースがダイオードブリッジDBの一方の出力端子に接続している。
フライバックトランスTの2次側コイルの両端には、ダイオードD12と出力コンデンサCoとの直列回路が接続している。この際、ダイオードD12は、アノードがフライバックトランスTの二次側コイルに接続し、カソードが出力コンデンサCoに接続している。出力コンデンサCoは、正電極がダイオードD12側となるように接続している。
出力コンデンサCoの両端が、電源回路の出力端Poutとなり、当該出力端PoutにLED照明モジュールからなる負荷100が接続している。この際、LED照明モジュールは、アノードが出力コンデンサCoの正電極側となるように、接続している。
出力端子と出力コンデンサCoとの間には、電流検出部11が接続している。電流検出部11で検出された出力電流は、制御部10に与えられる。制御部10は、検出された出力電流値と目標電流値とに基づいて、定電流制御するようにスイッチング制御信号を生成し、半導体スイッチ素子Q12へ与える。
また、上述の説明では、昇降圧コンバータを例に説明したが、昇圧コンバータや、降圧コンバータにも、上述の構成を適用することができる。
なお、昇圧コンバータを用いる場合には、入力電圧が出力電圧よりも高い時には、コンバータ動作に関わらず、負荷であるLED照明モジュールへ高い電流が流れて、LED照明モジュールが破壊されてしまう可能性がある。この場合には、使用し得る入力電圧の上限に基づいて、当該上限の入力電圧であっても、LEDの順方向電圧が入力電圧を上回るように、LED照明モジュールを設計すればよい。
また、降圧コンバータを用いる場合には、入力電圧が出力電圧よりも低い時には、電流を流すことができなくなる。この場合には、導通角が広くなるように、LEDの順方向電圧を低めに設定すればよい。
10−制御部、11−電流検出部、100−負荷、200−商用電源、Ci−入力コンデンサ、Co−出力コンデンサ、D1,D2,D11,D12−ダイオード、L−チョークコイル、Pin−入力ポート、Pout−出力ポート、Q1−第1の半導体スイッチ素子、Q2−第2の半導体スイッチ素子,Q11,Q12−半導体スイッチ素子

Claims (6)

  1. 商用電源から供給される交流電圧を全波整流する整流回路と、
    少なくとも一個の半導体スイッチ素子を備え、当該半導体スイッチ素子をオンオフ制御することで、前記整流回路から出力される全波整流の電圧から直流電圧を出力するAC−DCコンバータ部と、
    該AC−DCコンバータ部の出力端に直流点灯型のLED照明モジュールが接続することで電源回路に流れる電流を検出する電流検出部と、を備えたLED照明モジュール用の電源回路であって、
    前記AC−DCコンバータ部は、前記電流検出部で検出される電流値に基づいて、出力電流値が略一定となる定電流制御を、前記半導体スイッチ素子に行う、電源回路。
  2. 請求項1に記載の電源回路であって、
    前記AC−DCコンバータ部は、
    前記全波整流回路との接続端である入力端に、全波整流された電圧信号の波形を略そのままで前記AC−DCコンバータ部へ入力させる容量からなる入力コンデンサと、
    昇降圧コンバータと、
    該昇降圧コンバータの出力端に接続され、前記昇降圧コンバータのインダクタ電流のスイッチングリップルを除去する出力コンデンサと、
    を備える、電源回路。
  3. 請求項1に記載の電源回路であって、
    前記AC−DCコンバータ部は、
    前記全波整流回路との接続端である入力端に、全波整流された電圧信号の波形を略そのままで前記AC−DCコンバータ部へ入力させる容量からなる入力コンデンサと、
    降圧コンバータと、
    該降圧コンバータの出力端に接続され、前記降圧コンバータのインダクタ電流のスイッチングリップルを除去する出力コンデンサと、
    を備える、電源回路。
  4. 請求項1に記載の電源回路であって、
    前記AC−DCコンバータ部は、
    前記全波整流回路との接続端である入力端に、全波整流された電圧信号の波形を略そのままで前記AC−DCコンバータ部へ入力させる容量からなる入力コンデンサと、
    昇圧コンバータと、
    該昇圧コンバータの出力端に接続され、前記昇圧コンバータのインダクタ電流のスイッチングリップルを除去する出力コンデンサと、
    を備える、電源回路。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の電源回路であって、
    前記入力コンデンサおよび前記出力コンデンサは、積層セラミックコンデンサからなる、電源回路。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の電源回路であって、
    前記AC−DCコンバータ部は、DSP(Digital Signal Processor)を備え、
    該DSPによって、前記電流値に基づく前記半導体スイッチ素子の制御を行う、電源回路。
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