JP2012028862A - スキャナシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 出力側デバイスが、色補正処理の内容が適切に反映された画像を出力し得る技術を提供すること。
【解決手段】 多機能機は、画像処理の実行が指示される場合に、第1の入力側ICCプロファイル30を用いて、スキャン画像データに対する色変換処理を実行することによって、L画像データを生成する。多機能機は、L画像データに対する色補正処理を実行することによって、色補正済みL画像データを生成する。多機能機は、出力側ICCプロファイル32を用いて、色補正済みL画像データに対する色変換処理を実行することによって、色補正済みsRGB画像データを生成する。多機能機は、色補正済みsRGB画像データを圧縮することによって、圧縮画像データを生成し、さらに、圧縮画像データを含むJPEGデータを外部に出力する。
【選択図】 図3

Description

本明細書では、画像処理によって生成される処理済み画像データを外部に出力するスキャナシステムを開示する。
特許文献1には、スキャナが、画像データを生成して外部に出力する際に、当該スキャナに固有の入力プロファイルを画像データに添付することが開示されている。画像データを利用するデバイスは、画像データに添付されている入力プロファイルと、当該デバイスに固有の出力プロファイルと、を用いて、画像データに対する色変換を実行して、出力(例えば表示)に適した出力画像データを生成する。
特開2001−84361号公報 特開2006−80967号公報 国際公開第03/10955号パンフレット 特開2002−117101号公報 特開2006−157163号公報 特開2003−125227号公報 特開2004−179874号公報
ところで、原稿のスキャンによって生成される画像データによって表わされる画像の色補正(例えば、輝度補正、コントラスト補正等)が実行されることを、ユーザが望む場合がある。例えば、スキャナが、原稿のスキャンによって生成される画像データに対する色補正処理を実行して、色補正済み画像データを生成する場合には、スキャナは、通常、当該スキャナに固有の入力プロファイルを色補正済み画像データに添付する。この場合、色補正済み画像データを利用するデバイスは、色補正済み画像データに添付されている入力プロファイルと、当該デバイスに固有の出力プロファイルと、を用いて、色補正済み画像データに対する色変換処理を実行して、出力画像データを生成する。しかしながら、この出力画像データによって表わされる画像に、上記の色補正処理の内容が適切に反映されない可能性がある。入力プロファイルが、色補正処理の内容が適切に反映された色変換処理を実現しない可能性があるからである。従って、例えば、輝度を10%低下させる色補正処理が実行された場合でも、輝度が10%低下していない部分を含む画像が出力される可能性がある。
本明細書では、画像データを利用するためのデバイス(以下では「出力側デバイス」と呼ぶ)が、色補正処理の内容が適切に反映された画像を出力し得る技術を開示する。
本明細書によって開示されるスキャナシステムは、スキャン実行部と、画像処理部と、出力部と、を備える。スキャン実行部は、原稿をスキャンして、スキャン画像データを生成する。画像処理部は、画像処理の実行が指示される第1の場合に、スキャン画像データから得られる画像処理の対象の第1の対象画像データに対する画像処理を実行して、処理済み画像データを生成する。画像処理は、第1の入力側色変換プロファイルを用いた第1の対象画像データに対する第1種の色変換処理と、第1種の色変換処理の後に実行される色補正処理と、を含む。出力部は、第1の場合に、処理済み画像データを外部に出力し、画像処理の実行が指示されない第2の場合に、スキャン画像データから画像処理を経ずに得られる出力の対象の第2の対象画像データと、第1の入力側色変換プロファイルと、を外部に出力する。
上記のスキャナシステムは、画像処理の実行が指示される第1の場合に、第1の入力側色変換プロファイルを用いて、第1の対象画像データに対する第1種の色変換処理を実行し、その後に、色補正処理を実行する。即ち、スキャナシステムは、第1の入力側色変換プロファイルの特徴が考慮された色変換済み画像データに対する色補正処理を実行する。従って、スキャナシステムは、第1の入力側色変換プロファイルの特徴が考慮された処理済み画像データを生成して出力することができる。このために、スキャン画像データに対する色補正処理が実行される構成と比べると、上記の処理済み画像データを利用するための出力側デバイスは、色補正処理の内容が適切に反映された画像を出力し得る。
なお、上記のスキャナシステムは、スキャナ装置の単体のみによって構成されていてもよいし、スキャナ装置とサーバとによって構成されてもよい。また、上記のスキャナシステム、スキャナ装置の単体、及び、サーバの単体のいずれかを実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記憶媒体も新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 第1実施例の多機能機のスキャン処理のフローチャートを示す。 比較例の画像処理と実施例の画像処理とを説明するための図を示す。 第2実施例の多機能機のスキャン処理のフローチャートと、サーバの補正処理のフローチャートと、を示す。
(第1実施例)
(システムの構成)
図面を参照して第1実施例を説明する。図1に示すように、通信システム2は、PC80と、PC80の周辺機器である多機能機10,90と、を備える。PC80と多機能機10,90とは、ネットワークケーブル4(即ちLAN)を介して、相互に通信可能である。なお、図1では、サーバ110が示されているが、サーバ110は、第2実施例で利用される。
(多機能機10の構成)
多機能機10の構成について説明する。なお、多機能機90は、多機能機10と同様の構成を備える。多機能機10は、印刷機能及びスキャン機能を含む複数の機能を実行可能である。多機能機10は、操作部12と、表示部14と、USBインターフェイス16と、ネットワークインターフェイス18と、制御部20と、印刷実行部60と、スキャン実行部70と、を備える。各部12〜20,60,70は、バス線11に接続されている。操作部12は、複数のキーによって構成されている。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示を多機能機10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。USBインターフェイス16には、ユーザが持ち運び可能な可搬型の外部メモリであるUSBメモリ8が装着される。ネットワークインターフェイス18には、ネットワークケーブル4が接続される。
制御部20は、CPU22と、ROM24と、RAM26と、を備える。CPU22は、ROM24に格納されているプログラム(図示省略)に従って、様々な処理を実行する。CPU22が上記のプログラムに従って処理を実行することによって、画像処理部42及び出力部44の各機能が実現される。なお、ROM24は、第1の入力側ICC(International Color Consortium)プロファイル30と、出力側ICCプロファイル32と、第2の入力側ICCプロファイル34と、を格納している。各ICCプロファイル30,32,34は、多機能機10のベンダによって、ROM24に予め格納される。
第1の入力側ICCプロファイル30は、多機能機10の特性(特に色特性)に依存するデバイス依存色(Device Dependent Color;本実施例ではRGB)で表現される画像データを、デバイスの特性に依存しないデバイス非依存色(Device Independent Color;本実施例ではL)で表現される画像データに変換するためのプロファイルである。換言すると、第1の入力側ICCプロファイル30は、RGB色空間内の座標値で各画素の値が表わされる画像データを、L色空間内の座標値で各画素の値が表わされる画像データに変換するためのプロファイルである。より具体的に言うと、第1の入力側ICCプロファイル30は、RGB色空間内の複数組の座標値と、L色空間内の複数組の座標値と、が対応付けられたプロファイル(いわゆるグリッドタイプの色変換プロファイル)である。なお、変形例では、第1の入力側ICCプロファイル30は、RGB色空間内の座標値を、L色空間内の座標値に変換するための関数を示すICCプロファイル(いわゆる関数タイプの色変換プロファイル)であってもよい。
出力側ICCプロファイル32は、デバイスの特性に依存しないデバイス非依存色(本実施例ではL)で表現される画像データを、標準の色(本実施例ではsRGB)で表現される画像データに変換するためのプロファイルである。なお、上記の「標準の色」は、予め決められている標準の色空間(本実施例ではsRGB色空間)で表現される色である。換言すると、出力側ICCプロファイル32は、L色空間内の座標値で各画素の値が表わされる画像データを、sRGB色空間内の座標値で各画素の値が表わされる画像データに変換するためのプロファイルである。本実施例では、出力側ICCプロファイル32は、L色空間内の座標値を、sRGB色空間内の座標値に変換するための関数を示す関数タイプの色変換プロファイルである。ただし、変形例では、出力側ICCプロファイル32は、LからsRGBへの色変換を実行するためのグリッドタイプの色変換プロファイルであってもよい。
第2の入力側ICCプロファイル34は、標準の色(本実施例ではsRGB)で表現される画像データを、デバイスの特性に依存しないデバイス非依存色(本実施例ではL)で表現される画像データに変換するためのプロファイルである。換言すると、第2の入力側ICCプロファイル34は、sRGB色空間内の座標値で各画素の値が表わされる画像データを、L色空間内の座標値で各画素の値が表わされる画像データに変換するためのプロファイルである。本実施例では、第2の入力側ICCプロファイル34は、sRGB色空間内の座標値を、L色空間内の座標値に変換するための関数を示す関数タイプの色変換プロファイルである。ただし、変形例では、第2の入力側ICCプロファイル34は、sRGBからLへの色変換を実行するためのグリッドタイプの色変換プロファイルであってもよい。
印刷実行部60は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構を備える。例えば、PC80から送信される印刷のためのデータがネットワークインターフェイス18によって受信されると、印刷実行部60は、受信済みの印刷データに従って印刷処理を実行する。スキャン実行部70は、透明板と、自動原稿搬送装置(ADF(Auto Document Feeder))と、スキャン機構と、を備える。スキャン機構は、CCD、CIS等のイメージセンサを備える。スキャン実行部70は、透明板に載置される原稿(スキャン対象物)又は自動原稿搬送装置によって搬送される原稿をスキャンして、スキャン画像データを生成する。スキャン画像データは、RGBの256階調のBMP形式(ビットマップ形式)の画像データである。
(多機能機10が実行する処理)
図2を参照して、多機能機10が実行する処理の内容について説明する。ユーザによって所定の操作が実行されると、制御部20は、図2に示されるスキャン処理を実行する。上記の所定の操作は、USBメモリ8をUSBインターフェイス16に装着すること、原稿を透明板又は自動原稿搬送装置に載置すること、及び、スキャン解像度を操作部12に入力すること、を含む。
S10において、制御部20は、ユーザによって入力されたスキャン解像度に従ってスキャンを実行するように、スキャン実行部70に指示する。この結果、スキャン実行部70は、原稿をスキャンして、RGBのBMP形式のスキャン画像データを生成する。S10では、さらに、制御部20は、スキャン画像データを用いて、JPEGデータを生成する。JPEGデータの生成手法は公知であるために、詳しい説明を省略するが、制御部20は、スキャン画像データを圧縮することによって圧縮画像データを生成し、次いで、JPEGヘッダ、JPEGフッタ等の各種の情報と、圧縮画像データと、を含むJPEGデータを生成する。
次いで、S12において、制御部20は、画像処理の実行を望むのか否かをユーザに問い合わせるための文字列を、表示部14に表示させる。具体的には、制御部20は、「輝度補正」、「コントラスト補正」、及び、「RGB色補正」の3種類の色補正を示す3個の第1種の文字列と、「色補正なし」を示す第2種の文字列と、を表示部14に表示させる。なお、「輝度補正」は、画像の全体の輝度を増減させるための補正である。「コントラスト補正」は、画像の中の比較的に明るい部分をより明るくし、画像の中の比較的に暗い部分をより暗くするための補正である。また、「RGB色補正」は、RGBのうちのいずれかの色味(例えば赤味)を増減させるための補正である。ユーザは、操作部12を操作することによって、3個の第1種の文字列と第2種の文字列との中から、1個の文字列を選択することができる。「色補正なし」を示す第2種の文字列がユーザによって選択された場合には、制御部20は、S12でNOと判断し、S42に進む。
一方において、3個の第1種の文字列のうちのいずれかの文字列がユーザによって選択された場合には、S12において、さらに、制御部20は、色補正の程度を入力することを促すメッセージを、表示部14に表示させる。例えば、「輝度補正」又は「コントラスト補正」を示す第1種の文字列が選択された場合には、制御部20は、所定の数値範囲(例えばマイナス50%〜プラス50%)の中から1個の数値を選択することを促すメッセージを、表示部14に表示させる。また、例えば、「RGB色補正」を示す第1種の文字列が選択された場合には、制御部20は、RGBのうちの1種類の色を選択すること、及び、所定の数値範囲(例えばマイナス50%〜プラス50%)の中から1個の数値を選択することを促すメッセージを、表示部14に表示させる。ユーザは、操作部12を操作することによって、色補正の程度(「RGB色補正」の場合にはさらに1個の色)を入力することができる。この入力操作が実行されると、制御部20は、S12でYESと判断し、S14に進む。
S14では、画像処理部42(図1参照)は、ユーザによって選択された色補正が、「輝度補正」又は「コントラスト補正」であるのか否かを判断する。S12において、「輝度補正」又は「コントラスト補正」を示す第1種の文字列がユーザによって選択された場合には、画像処理部42は、S14でYESと判断し、S16に進む。一方において、S12において、「RGB色補正」を示す第1種の文字列がユーザによって選択された場合には、画像処理部42は、S14でNOと判断し、S26に進む。
(輝度補正、コントラスト補正)
S16では、画像処理部42は、まず、S10で生成されたJPEGデータに含まれる圧縮画像データを伸張することによって、RGBのBMP形式のスキャン画像データ(S10でスキャン実行部70によって生成されるスキャン画像データ)を生成する。
S16では、さらに、画像処理部42は、ROM24に格納されている第1の入力側ICCプロファイル30を用いて、スキャン画像データに対する色変換処理を実行することによって、L画像データを生成する。まず、画像処理部42は、スキャン画像データ内の1個の画素のRGB値(以下では「対象画素のRGB値」と呼ぶ)を特定する。上述したように、本実施例では、第1の入力側ICCプロファイル30は、グリッドタイプの色変換プロファイルである。対象画素のRGB値と同じRGB座標値が、第1の入力側ICCプロファイル30に含まれている場合には、画像処理部42は、当該RGB座標値に対応付けられているL座標値を第1の入力側ICCプロファイル30から特定することによって、対象画素のRGB値をL値に変換する。一方において、対象画素のRGB値と同じRGB座標値が、第1の入力側ICCプロファイル30に含まれていない場合には、画像処理部42は、第1の入力側ICCプロファイル30内の各RGB座標値と各L座標値との関係に基づいて、補間処理を実行することによって、対象画素のRGB値をL値に変換する。
上記の対象画素のRGB値の場合と同様に、画像処理部42は、スキャン画像データ内の他の各画素について、RGB値からL値への変換を実行する。これにより、スキャン画像データからL画像データ(BMP形式)が生成される。L画像データが生成されると、S18に進む
S18では、画像処理部42は、S16で生成されたL画像データに対する色補正処理を実行することによって、色補正済みL画像データ(BMP形式)を生成する。上述したように、「輝度補正」又は「コントラスト補正」がユーザによって選択された場合には、補正の程度(マイナス50%〜プラス50%のうちの1個の数値)がユーザによって選択されている。例えば、「輝度補正」がユーザによって選択された場合には、画像処理部42は、ユーザによって選択された補正の程度に従って、L画像データに含まれる全ての画素のそれぞれについて、当該画素のL値を変更する。例えば、ユーザによって選択された補正の程度がプラスの値である場合には、画像処理部42は、各画素のL値が大きくなるように(即ち画像の全体が明るくなるように)、各画素のL値を変更する。また、例えば、ユーザによって選択された補正の程度がマイナスの値である場合には、画像処理部42は、各画素のL値が小さくなるように(即ち画像の全体が暗くなるように)、各画素のL値を変更する。即ち、輝度補正前の画素のL値が「L1」であり、かつ、ユーザによって選択された補正の程度が「C1(%)」である場合には、輝度補正後の画素のL値は、「L1×(100+C1)/100」である。
また、例えば、「コントラスト補正」がユーザによって選択された場合には、画像処理部42は、まず、L画像データに含まれる全ての画素の中から、比較的に大きいL値を有する第1種の画素群と、比較的に小さいL値を有する第2種の画素群と、を特定する。次いで、画像処理部42は、ユーザによって選択された補正の程度に従って、第1種及び第2種の画素群に含まれる各画素のL値を変更する。例えば、ユーザによって選択された補正の程度がプラスの値である場合には、画像処理部42は、第1種の画素群のL値が大きくなり、かつ、第2種の画素群のL値が小さくなるように(即ちコントラストが大きくなるように)、各画素のL値を変更する。また、例えば、ユーザによって選択された補正の程度がマイナスの値である場合には、画像処理部42は、第1種の画素群のL値が小さくなり、かつ、第2種の画素群のL値が大きくなるように(即ちコントラストが小さくなるように)、各画素のL値を変更する。即ち、コントラスト補正前の第1種の画素群のL値が「L2」であり、コントラスト補正前の第2種の画素群のL値が「L2’」であり、かつ、ユーザによって選択された補正の程度が「C2(%)」である場合には、コントラスト補正後の第1種の画素群のL値は、「L2×(100+C2)/100」であり、コントラスト補正後の第2種の画素群のL値は、「L2’×(100−C2)/100」である。
次いで、S20において、画像処理部42は、ROM24に格納されている出力側ICCプロファイル32を用いて、S18で生成された色補正済みL画像データに対する色変換処理を実行することによって、色補正済みsRGB画像データ(BMP形式)を生成する。まず、画像処理部42は、色補正済みL画像データ内の1個の画素のL値(以下では「対象画素のL値」と呼ぶ)を特定する。上述したように、本実施例では、出力側ICCプロファイル32は、関数タイプの色変換プロファイルである。画像処理部42は、出力側ICCプロファイル32が示す関数に対象画素のL値を代入してsRGB値を算出することによって、対象画素のL値をsRGB値に変換する。
上記の対象画素のL値の場合と同様に、画像処理部42は、色補正済みL画像データ内の他の各画素について、L値からsRGB値への変換を実行する。これにより、色補正済みL画像データから色補正済みsRGB画像データが生成される。S20では、さらに、画像処理部42は、色補正済みsRGB画像データを圧縮することによって、色補正済み圧縮画像データを生成する。S20では、さらに、画像処理部42は、JPEGヘッダと、色補正済み圧縮画像データと、JPEGフッタと、を含む色補正済みJPEGデータを生成する。色補正済みJPEGデータが生成されると、S40に進む。
(RGB色補正処理)
続いて、S14でNOの場合(「RGB色補正」がユーザによって選択された場合)に実行されるS26〜S30の処理について説明する。S26では、画像処理部42は、S16と同様の色変換処理を実行することによって、L画像データを生成する。
次いで、S28では、画像処理部42は、ROM24に格納されている出力側ICCプロファイル32を用いて、S26で生成されたL画像データに対する色変換処理を実行することによって、sRGB画像データを生成する。S28の処理は、S26で生成されたL画像データが色変換処理の対象になる点を除くと、上記のS20の色変換処理と同様である。
次いで、S30では、画像処理部42は、S28で生成されたsRGB画像データに対する色補正処理を実行することによって、色補正済みsRGB画像データを生成する。上述したように、「RGB色補正」がユーザによって選択された場合には、補正対象の色(RGBのうちの1種類の色)と、補正の程度(マイナス50%〜プラス50%のうちの1個の数値)と、がユーザによって選択されている。画像処理部42は、ユーザによって選択された補正の程度に従って、S28で生成されたsRGB画像データに含まれる全ての画素のそれぞれについて、当該画素の補正対象の色に対応する値を変更する。例えば、ユーザによって選択された補正対象の色が「R」であり、かつ、補正の程度がプラスの値である場合には、画像処理部42は、各画素のR値が大きくなるように(即ち画像の全体の赤味が増すように)、各画素のR値を変更する。また、例えば、ユーザによって選択された補正対象の色が「R」であり、かつ、補正の程度がマイナスの値である場合には、画像処理部42は、各画素のR値が小さくなるように(即ち画像の全体の赤味が減るように)、各画素のR値を変更する。補正対象の色が「G」又は「B」である場合にも、「R」の場合と同様に、各画素の値が変更される。即ち、RGB色補正前の画素の補正対象の色に対応する値が「P」であり、かつ、ユーザによって選択された補正の程度が「C3(%)」である場合には、RGB色補正後の画素の補正対象の色に対応する値は、「P×(100+C3)/100」である。
S30では、さらに、画像処理部42は、色補正済みsRGB画像データを圧縮することによって、色補正済み圧縮画像データを生成する。S30では、さらに、画像処理部42は、JPEGヘッダと、色補正済み圧縮画像データと、JPEGフッタと、を含む色補正済みJPEGデータを生成する。色補正済みJPEGデータが生成されると、S40に進む。
なお、本実施例では、S10で圧縮画像データが生成され、S16〜S20又はS26〜S30で圧縮画像データが伸張されて色変換処理及び色補正処理が実行される。図2のフローチャートに現われていないが、S16〜S20又はS26〜S30では、画像処理部42は、圧縮画像データを部分的に伸張して色変換処理及び色補正処理を実行することを繰り返す。この構成によると、S10で圧縮画像データが生成されずに、スキャン画像データの全体がRAM26に記憶されている状態で色変換処理及び色補正処理が実行される構成と比べると、RAM26内のデータ容量を低減させることができる。
S40では、出力部44(図1参照)は、S20又はS30で生成された色補正済みJPEGデータと、ROM24に格納されている第2の入力側ICCプロファイル34と、を含むPDF/A(国際標準化機構(ISO)が制定している国際標準規格)のデータファイル6を、外部に出力する。具体的に言うと、出力部44は、上記の1個のデータファイル6をUSBメモリ8に書き込む。S40の処理が終了すると、スキャン処理が終了する。
なお、S12でNOの場合(「補正なし」がユーザによって選択された場合)に実行されるS42では、出力部44は、S10で生成されたJPEGデータ(即ちS16〜S20又はS26〜S30の画像処理を経ていない圧縮画像データを含むJPEGデータ)と、ROM24に格納されている第1の入力側ICCプロファイル30と、を含むPDF/Aの1個のデータファイル6(図1参照)を、外部に出力する。具体的に言うと、出力部44は、上記の1個のデータファイル6をUSBメモリ8に書き込む。S42の処理が終了すると、スキャン処理が終了する。
なお、同じデータファイル6内にJPEGデータ(又は色補正済みJPEGデータ)と第1の入力側ICCプロファイル30(又は第2の入力側ICCプロファイル34)とが含まれるために、S40又はS42の処理は、JPEGデータと色変換プロファイルとを対応付けて外部に出力する処理とも言える。なお、対応付けは、種々の態様で実現可能である。第1の変形例では、出力部44が、JPEGデータのファイルと、当該ファイルと異なる色変換プロファイルと、を含む1個のフォルダを出力することによって、対応付けを行なってもよい。また、第2の変形例では、出力部44が、JPEGデータのファイルの中に、色変換プロファイルに関する情報(例えば色変換プロファイルのファイル名)を記述することによって、対応付けを行なってもよい。また、第3の変形例では、出力部44が、JPEGデータのファイルと、当該ファイルと異なる色変換プロファイルと、これらの2つのファイルをリンクさせる情報と、を出力することによって、対応付けを行なってもよい。
なお、本実施例では、S40又はS42で出力されるデータファイル6のフォーマットがPDF/Aであるが、それに代えて、他のフォーマット(例えばPDF)を採用してもよい。また、例えば、出力部44は、ユーザによって指定されるフォーマットを有するデータファイル6を出力してもよい。本変形例では、出力部44は、ユーザによってPDF/Aが指定される場合には、PDF/Aのデータファイル6を出力し、ユーザによってPDFが指定される場合には、PDFのデータファイル6を出力してもよい。後述するように、PDF/Aのデータファイルには、色変換プロファイルが添付されている必要がある。これに対し、PDFのデータファイルには、色変換プロファイルが添付されていなくてもよい。従って、本変形例では、出力部44は、S40で第1種のフォーマット(例えばPDF/A)のデータファイル6を出力すべき場合には、第2の入力側ICCプロファイル34を含むデータファイル6を出力し、S40で第2種のフォーマット(例えばPDF)のデータファイル6を出力すべき場合には、第2の入力側ICCプロファイル34を含まないデータファイル6(即ち色補正済みJPEGデータのみ)を出力してもよい。なお、出力部44は、S42で上記の第1及び第2種のフォーマット(例えばPDF)のどちらのフォーマットのデータファイル6を出力すべき場合でも、第1の入力側ICCプロファイル32を含むデータファイル6を出力することが好ましい。データファイル6を利用するためのデバイス(例えばPC80)が、多機能機10(スキャン実行部70)の特性に依存するデバイス依存色で表現されるJPEGデータを、デバイス非依存色で表現されるL画像データに変換する必要があるからである。
(外部装置の処理)
ユーザは、データファイル6を含むUSBメモリ8を持ち運ぶことができる。ユーザは、PC80(即ち外部装置)のUSBインターフェイスにUSBメモリ8を装着し、USBメモリ8内のデータファイル6をPC80に読み出させることができる。例えば、図2のS40で出力されたデータファイル6がPC80に読み出される場合には、PC80の制御部(図示省略)は、データファイル6内の色補正済みJPEGデータに含まれる色補正済み圧縮画像データを伸張して、色補正済みsRGB画像データ(即ち図2のS20又はS30で生成される色補正済みsRGB画像データ)を生成する。次いで、PC80の制御部は、色補正済みsRGB画像データを用いて、画像を出力する。
上述したように、本実施例では、データファイル6のフォーマットは、PDF/Aである。PDF/Aを利用するためには、ICCプロファイルを用いた色変換が必要である。従って、PC80の制御部は、PDF/Aのデータファイル6に含まれる第2の入力側ICCプロファイル34を用いて、色補正済みsRGB画像データに対する色変換処理を実行することによって、L画像データを生成する。PC80の制御部は、さらに、L画像データを、PC80の特性(特にPC80のモニタの色特性)に依存するデバイス依存色で表現される出力画像データに変換する。この変換を行なうためのPC80の出力側ICCプロファイルは、通常、PC80に予め格納されている。本実施例では、PC80のモニタがsRGBに対応しているために、PC80の出力側ICCプロファイルは、LからsRGBへの色変換を実行するためのプロファイルである。PC80の制御部は、sRGBで表現される出力画像データをPC80のモニタに供給する。これにより、出力画像データによって表わされる画像がPC80のモニタに表示され、ユーザは、色補正を経て得られた画像を見ることができる。
本実施例では、図2のS40で色補正済みJPEGデータと共に第2の入力側ICCプロファイル34が出力されるために、データファイル6のフォーマットがPDF/Aである場合でも、PC80は、色補正済みJPEGデータを用いて、画像を出力することができる。
なお、上記の変形例で述べたように、図2のS40で例えばPDFのデータファイル6が出力される場合には、データファイル6は、第2の入力側ICCプロファイル34を含んでいなくてもよい。この場合、PC80の制御部は、PDFのデータファイル6に含まれる色補正済み圧縮画像データを伸張して、色補正済みsRGB画像データを生成した後に、色変換処理を実行せずに、当該色補正済みsRGB画像データをPC80のモニタに供給してもよい。PC80のモニタがsRGBに対応しているために、PC80のモニタは、色補正済みsRGB画像データによって表わされる画像を表示することができる。
また、例えば、図2のS42で出力されたデータファイル6がPC80に読み出される場合には、PC80の制御部は、データファイル6内のJPEGデータに含まれる圧縮画像データ(即ち図2のS16〜S20又はS26〜S30の画像処理を経ていない圧縮画像データ)を伸張して、スキャン画像データ(即ち図2のS10でスキャン実行部70によって生成されるスキャン画像データ)を生成する。次いで、PC80の制御部は、データファイル6内の第1の入力側ICCプロファイル30を用いて、スキャン画像データに対する色変換処理を実行することによって、L画像データを生成する。さらに、PC80の制御部は、PC80の出力側ICCプロファイルを用いて、L画像データに対する色変換処理を実行することによって、sRGBで表現される出力画像データを生成する。PC80の制御部は、出力画像データをPC80のモニタに供給する。これにより、出力画像データによって表わされる画像がPC80のモニタに表示され、ユーザは、色補正を経ずに得られた画像を見ることができる。
(本実施例の効果)
図3(a)に示される比較例の構成を採用することが考えられる。即ち、色補正(「輝度補正」、「コントラスト補正」、又は、「RGB色補正」)の実行がユーザによって指示される場合に、比較例の多機能機は、図2のS10で生成されるJPEGデータに含まれる圧縮画像データを伸張して得られるスキャン画像データに対する色補正処理を実行することによって、色補正済み画像データを生成する。さらに、比較例の多機能機は、色補正済み画像データと、第1の入力側ICCプロファイル30と、を含むデータファイルを、外部に出力する。この場合、PC80の制御部は、第1の入力側ICCプロファイル30を用いて、色補正済み画像データに対する色変換処理を実行することによって、L画像データを生成する。さらに、PC80の制御部は、PC80の出力側ICCプロファイル(LからsRGBへの変換を実行するためのプロファイル)を用いて、L画像データに対する色変換処理を実行することによって、sRGB画像データ(即ち出力画像データ)を生成する。PC80の制御部は、sRGB画像データをPC80のモニタに供給する。
図3(a)には、比較例の入力値及び出力値の関係を示すグラフが示されている。ここで、入力値は、色補正処理の対象のRGB値であり、出力値は、第1の入力側ICCプロファイル30とPC80の出力側ICCプロファイルとを用いた入力値に対する色変換処理後のsRGB値である。図3(a)のグラフに示されるように、入力値が変化しても、入力値の変化と同程度に、出力値が変化しないことがある。第1の入力側ICCプロファイル30の特徴が影響を及ぼすからである。例えば、第1の入力側ICCプロファイル30が、第1のRGB値を第1のL値に変換させ、第2のRGB値を第2のL値に変換させる例を想定する。例えば、プラス10%の輝度補正処理によって、第1のRGB値が第2のRGB値に補正される場合には、輝度補正済みの第2のRGB値は、第1の入力側ICCプロファイル30によって、第2のL値に色変換される。しかしながら、第1のL値と第2のL値との間の輝度の差が、プラス10%より小さいことがある。従って、このような色変換を実行させる第1の入力側ICCプロファイル30が利用される場合には、スキャン画像データに対するプラス10%の輝度補正処理が実行されても、プラス10%の輝度補正処理の内容が適切に反映されていないL画像データが得られる。この結果、L画像データから得られるsRGB画像データ(即ち出力画像データ)にも、プラス10%の輝度補正処理の内容が適切に反映されない。従って、比較例の構成によると、スキャン画像データに対する色補正処理が実行されるために、sRGB画像データ(即ち出力画像データ)によって表わされる画像に、色補正処理の内容(即ちユーザによって選択される補正の程度)が適切に反映されない可能性がある。
これに対し、図3(b)に示されるように、本実施例の多機能機10は、第1の入力側ICCプロファイル30を用いた色変換処理後のL画像データ又はsRGB画像データに対する色補正処理を実行する(図2のS18又はS30)。図3(b)には、本実施例の入力値及び出力値の関係を示すグラフが示されている。例えば、図2のS18においてL画像データに対する色補正処理が実行される場合には、入力値は、図2のS18の色補正処理の対象のL値であり、出力値は、図2のS40で外部に出力されるsRGB値である。また、例えば、図2のS30においてsRGB画像データに対する色補正処理が実行される場合には、入力値は、図2のS30の色補正処理の対象のsRGB値であり、出力値は、図2のS40で外部に出力されるsRGB値である。図3(b)のグラフに示されるように、入力値(L値又はsRGB値)が変化すると、入力値の変化と同程度に、出力値も変化する。第1の入力側ICCプロファイル30の影響がないからである。
上述したように、本実施例では、多機能機10は、第1の入力側ICCプロファイル30の特徴が考慮されたL画像データ又はsRGB画像データに対する色補正処理を実行する。その結果、多機能機10は、第1の入力側ICCプロファイル30の特徴が考慮された色補正済みJPEGデータを生成して出力することができる。従って、比較例の構成と比べると、PC80は、色補正済みJPEGデータを用いて、色補正処理の内容が適切に反映された画像を出力することができる。
なお、例えば、ユーザが、図2のS42で出力されるデータファイル6内のJPEGデータをPC80に入力し、次いで、色補正処理の実行をPC80に指示することがあり得る。この場合、PC80は、JPEGデータ内の圧縮画像データを伸張して、スキャン画像データを生成し、次いで、当該スキャン画像データに対する色補正処理を実行するかもしれない。この場合、上記の比較例と同様に、色補正処理の内容が適切に反映されていない色補正済み画像データが生成され得る。ただし、PC80は、色補正済み画像データを用いて、色補正処理後の画像をPC80のモニタに表示させることができる。ユーザは、当該画像を見れば、色補正処理が適切に実行されていないことを知ることができる。従って、ユーザは、自身が望む画像が得られるように、さらなる色補正処理の実行をPC80に指示することができる。これに対し、本実施例では、PC80ではなく、多機能機10が、色補正処理を実行する。多機能機10の表示部14は、PC80のモニタと比べるとかなり小さいために、仮に、多機能機10の表示部14に色補正処理後の画像が表示される構成を採用しても、ユーザは、色補正処理が適切に実行されているのか否かを把握しづらい。本実施例では、多機能機10が色補正処理を実行する場合には、ユーザが色補正処理後の画像を確認しづらいという実情を考慮して、ユーザによって指示される色補正処理の内容が適切に反映されている画像が出力されるように、L画像データ又はsRGB画像データに対する色補正処理を実行するという構成を採用している。
なお、L色空間内のL値は、輝度を表わす値である。輝度補正及びコントラスト補正は、輝度を補正するための処理である。従って、本実施例の多機能機10は、輝度を表わす軸を有するL色空間内において、輝度補正及びコントラスト補正を実行する(図2のS18)。一方において、RGB色補正は、RGBのいずれかの色味を補正するための処理である。従って、本実施例の多機能機10は、RGBを表わす軸を有するsRGB色空間内において、RGB色補正を実行する(図2のS30)。本実施例によると、ユーザの指示に応じて、適切な色補正処理を選択的に実行することができる。即ち、ユーザによって指示される色補正処理の種類に応じて、適切な色空間で色補正処理を実行することができる。
本実施例の各要素と本発明の各要素との対応関係を記載しておく。多機能機10の単体が「スキャナシステム」の一例である。スキャン画像データ、図2のS10で生成されるJPEGデータに含まれる圧縮画像データが、それぞれ、「第1の対象画像データ」、「第2の対象画像データ」の一例である。また、図2のS16、S18、及び、S20が、「第1種の画像処理」の一例である。従って、図2のS16で生成されるL画像データ、S18で生成される色補正済みL画像データが、それぞれ、「第1種の色変換済み画像データ」、「色補正済み画像データ」の一例である。さらに、図2のS16〜S20を経てS40で出力されるJPEGデータに含まれる色補正済み圧縮画像データが、「第1種の処理済み画像データ」の一例である。また、図2のS26、S28、及び、S30が、「第2種の画像処理」の一例である。従って、図2のS26で生成されるL画像データ、S28で生成されるsRGB画像データが、それぞれ、「第1種の色変換済み画像データ」、「第2種の色変換済み画像データ」の一例である。さらに、図2のS26〜S30を経てS40で出力されるJPEGデータに含まれる色補正済み圧縮画像データが、「第2種の処理済み画像データ」の一例である。
(第2実施例)
第1実施例と異なる点を説明する。本実施例では、多機能機10が画像処理部42を備えておらず、サーバ110が画像処理部142を備える。サーバ110は、インターネット100を介して、ネットワークケーブル4(即ちLAN)に接続されている。なお、サーバ110には、出力側ICCプロファイル32と第2の入力側ICCプロファイル34とが予め格納されている。また、多機能機10のROM24には、第1の入力側ICCプロファイル30が予め格納されているが、出力側ICCプロファイル32と第2の入力側ICCプロファイル34は格納されていない。
(多機能機10及びサーバ110が実行する処理)
図4を参照して、多機能機10及びサーバ110が実行する処理の内容について説明する。多機能機10の制御部20によって実行されるS110及びS112の処理は、図2のS10及びS12の処理と同様である。S112でYESの場合、S113において、制御部20は、S110で生成されたJPEGデータと、ROM24に格納されている第1の入力側ICCプロファイル30と、ユーザによって選択された色補正の種類(「輝度補正」、「コントラスト補正」、又は、「RGB色補正」)を示す情報と、色補正の程度(「RGB色補正」の場合にはさらに補正対象の色)を示す情報と、をサーバ110に転送する。
サーバ110は、多機能機10から転送された各情報を受信すると、補正処理を開始する。まず、S114において、サーバ110の画像処理部142(図1参照)は、ユーザによって選択された色補正が、「輝度補正」又は「コントラスト補正」であるのか否かを判断する。S114の処理は、図2のS14の処理と同様である。S114でYESの場合、S116に進み、S114でNOの場合、S126に進む。
画像処理部142によって実行されるS116〜S120の処理は、図2のS16〜S20の処理と同様である。また、画像処理部142によって実行されるS126〜S130の処理は、図2のS26〜S30の処理と同様である。ただし、S116及びS126では、画像処理部142は、多機能機10から受信された第1の入力側ICCプロファイル30を用いて、色変換処理を実行する。また、S120及びS128では、画像処理部142は、サーバ110に予め格納されている出力側ICCプロファイル32を用いて、色変換処理を実行する。
S120又はS130を終えると、S132において、画像処理部142は、色補正済みJPEGデータと、サーバ110に予め格納されている第2の入力側ICCプロファイル34と、を多機能機10に転送する。S132を終えると、サーバ110の補正処理が終了する。
多機能機10の出力部44は、サーバ110から転送された各情報(色補正済みJPEGデータと第2の入力側ICCプロファイル34)を受信すると、S140において、サーバ110から受信された各情報を含む1個のPDF/Aのデータファイル6を、外部に出力する。S140の処理は、図2のS40の処理と同様である。なお、S112でNOの場合に実行されるS142の処理は、図2のS42の処理と同様である。
本実施例でも、第1実施例と同様の効果が得られる。特に、多機能機10は、サーバ110と比べると、処理速度が遅い。本実施例では、多機能機10が画像処理を実行せずに済むために、画像処理が迅速に実行され得る。この結果、データファイル6が迅速に出力され得る。また、多機能機10は、サーバ110と比べると、メモリの記憶容量が少ない。本実施例では、多機能機10が画像処理を実行せずに済むために、画像処理の実行過程で多機能機10内のメモリの空き容量が不足するという事象が発生するのを抑制し得る。なお、本実施例では、多機能機10とサーバ110とを備えるシステムが「スキャナシステム」の一例である。
(変形例1)上記の第1実施例では、画像処理部42は、画像処理の実行がユーザによって指示される場合(図2のS12でYESの場合)に、スキャン実行部70によって生成されるスキャン画像データに対する色変換処理(図2のS16,S26,S28)を実行する。この構成に代えて、例えば、画像処理部42は、スキャン画像データ内の各画素の色数を調整し(例えば512階調から256階調に調整し)、次いで、調整済み画像データに対する色変換処理を実行してもよい。一般的に言うと、「第1の対象画像データ」は、スキャン画像データから得られる画像データであればよく、より具体的には、スキャン画像データそのものであってもよいし、スキャン画像データに対する種々の処理(調整処理等)によって生成される画像データであってもよい。なお、本変形例の構成は、第2実施例の画像処理部142にも適用できる。
(変形例2)上記の第1実施例では、出力部44は、画像処理の実行がユーザによって指示されない場合(図2のS12でNOの場合)に、スキャン実行部70によって生成されるスキャン画像データが圧縮された画像データである圧縮画像データを外部に出力する(図2のS42)。この構成に代えて、例えば、出力部44は、スキャン画像データそのものを外部に出力してもよい。また、例えば、出力部44は、スキャン画像データに対して上記の色数の調整処理を実行することによって生成される調整済み画像データを外部に出力してもよい。一般的に言うと、「第2の対象画像データ」は、スキャン画像データから画像処理(第1種の色変換処理と色補正処理とを含む画像処理)を経ずに得られる画像データであればよく、より具体的には、スキャン画像データそのものであってもよいし、スキャン画像データに対する種々の処理(調整処理、圧縮処理等)によって生成される画像データであってもよい。
(変形例3)なお、例えば、変形例2で述べたように、図2のS42で出力部44がスキャン画像データそのものを外部に出力する場合には、図2のS42の出力の対象の画像データと、図2のS16〜S20等の画像処理の対象の画像データと、のどちらも、スキャン画像データである。ただし、上記の各実施例では、図2のS42の出力の対象の画像データは、圧縮画像データであり、図2のS16〜S20等の画像処理の対象の画像データは、スキャン画像データである。即ち、一般的に言うと、「第1の対象画像データ」と「第2の対象画像データ」とは、同じ画像データであってもよいし、異なる画像データであってもよい。
(変形例4)上記の各実施例では、L色空間を採用しているが、それに代えて、XYZ色空間を採用してもよい。例えば、第1の入力側ICCプロファイル30は、RGB画像データを、XYZ色空間内の座標値で各画素の値が表わされる画像データ(即ちXYZ画像データ)に変換するためのプロファイルであってもよい。即ち、一般的に言うと、「第1の入力側色変換プロファイル」は、第1の色空間(実施例ではRGB色空間)内の座標値で各画素の値が表わされる画像データを、第2の色空間(実施例ではL色空間、変形例ではXYZ色空間)内の座標値で各画素の値が表わされる第1の中間画像データに変換するためのプロファイルであってもよい。なお、第1の色空間は、実施例のようにスキャン実行部の特性(特に色特性)に依存する色空間であってもよいし、標準の色空間(例えばsRGB色空間)であってもよい。また、第2の色空間は、実施例のようにデバイスの特性に依存しない色空間であってもよいし、標準の色空間であってもよい。
(変形例5)また、例えば、出力側ICCプロファイル32は、XYZ画像データをsRGB画像データに変換するためのプロファイルであってもよい。即ち、一般的に言うと、「出力側色変換プロファイル」は、第2の色空間(実施例ではL色空間、変形例ではXYZ色空間)内の座標値で各画素の値が表わされる画像データを、第3の色空間(実施例ではsRGB色空間)内の座標値で各画素の値が表わされる第2の中間画像データに変換するためのプロファイルであってもよい。また、第3の色空間は、実施例のように標準の色空間であってもよいし、多機能機10の特性に依存する色空間(例えばRGB色空間)であってもよい。
(変形例6)また、例えば、第2の入力側ICCプロファイル34は、sRGB画像データをXYZ画像データに変換するためのプロファイルであってもよい。一般的に言うと、「第2の入力側色変換プロファイル」は、第3の色空間(実施例ではsRGB色空間)内の座標値で各画素の値が表わされる画像データを、第4の色空間(実施例ではL色空間、変形例ではXYZ色空間)内の座標値で各画素の値が表わされる第3の中間画像データに変換するためのプロファイルであってもよい。なお、第4の色空間は、実施例のようにデバイスの特性に依存しない色空間であってもよいし、標準の色空間であってもよい。なお、第1〜第4の色空間は、互いに異なる色空間であってもよい。ただし、第1〜第4の色空間のうちの2つ以上の色空間は、同じ色空間であってもよい。
(変形例7)また、例えば、出力側ICCプロファイル32は、L画像データを、AdobeRGB色空間で表現されるAdobeRGB画像データに変換するためのプロファイルであってもよい。この場合、第2の入力側ICCプロファイル34は、AdobeRGB画像データをL画像データに変換するためのプロファイルであってもよい。一般的に言うと、「出力側色変換プロファイル」が、第2の色空間(実施例ではL)から第3の色空間(実施例ではsRGB、本変形例ではAdobeRGB)への変換を実行するためのプロファイルである場合には、「第2の入力側色変換プロファイル」は、第3の色空間から第2の色空間への変換を実行するためのプロファイルであってもよい。この構成によると、処理済み画像データに適した第2の入力側色変換プロファイルを出力することができる。
(変形例8)上記の各実施例では、例えば図2のS40,S42において、出力部44は、データファイル6をUSBメモリ8に書き込むことによって、データファイル6を外部に出力するが、それに代えて、出力部44は、PC(即ち外部装置)80にデータファイル6を送信してもよいし、他の多機能機90にデータファイル6を送信してもよいし、多機能機10に装着されるCD、DVD等のメディアにデータファイル6を書き込んでもよい。いずれ例も、「外部に出力する」という構成に含まれる。
(変形例9)上記の第2実施例では、多機能機10が出力部44を備えているが、それに代えて、サーバ110が出力部44を備えていてもよい。例えば、色補正済みJPEGデータの送信先(例えばPC80)が多機能機10からサーバ110に通知される場合に、サーバ110の出力部44は、多機能機10から通知される送信先に向けて、色補正済みJPEGデータと、第2の入力側ICCプロファイル34と、を含むファイルを送信してもよい。
(変形例10)上記の第1実施例では、画像処理部42は、L画像データに対する輝度補正処理又はコントラスト補正処理を実行する(図2のS18)。この構成に代えて、画像処理部42は、S26及びS28の処理を経て生成されるsRGB画像データに対する輝度補正処理又はコントラスト補正処理を実行してもよい。本変形例では、L画像データに対する色補正処理(図2のS18)が実行されない。また、上記の実施例では、画像処理部42は、sRGB画像データに対するRGB色補正処理を実行する(図2のS30)。この構成に代えて、画像処理部42は、S16の処理を経て生成されるL画像データに対するRGB色補正処理を実行してもよい。本変形例では、sRGB画像データに対する色補正処理(図2のS30)が実行されない。即ち、一般的に言うと、画像処理部42は、「第1種の画像処理」と「第2種の画像処理」の両方を実行可能であってもよいし、「第1種の画像処理」と「第2種の画像処理」とのうちの一方のみを実行可能であってもよい。なお、本変形例の構成は、第2実施例の画像処理部142にも適用できる。
(変形例11)また、例えば、輝度補正処理と、RGB色補正処理と、の両方を実行することが指示される場合には、画像処理部42は、(1)L画像データに対する輝度補正処理を実行して、輝度補正済みL画像データを生成し、次いで、(2)出力側色変換プロファイル32を用いて輝度補正済みL画像データに対する色変換処理を実行して、輝度補正済みsRGB画像データを生成し、次いで、(3)輝度補正済みsRGB画像データに対するRGB色補正処理を実行して、色補正済みsRGB画像データを生成してもよい。即ち、一般的に言うと、「画像処理」は、第1の対象画像データ(例えばスキャン画像データ)に対する第1種の色変換処理(例えばRGB→L色変換)と、第1種の色変換処理で生成される第1種の色変換済み画像データ(例えばL画像データ)に対する第1種の色補正処理(例えば輝度補正処理)と、第1種の色補正処理で生成される色補正済み画像データ(例えば輝度補正済みL画像データ)に対する第2種の色変換処理(例えばL→sRGB色変換)と、第2種の色変換処理で生成される第2種の色変換済み画像データ(例えば輝度補正済みsRGB画像データ)に対する第2種の色補正処理(例えばRGB色補正処理)と、を含んでいてもよい。
(変形例12)画像処理部42,142は、上記の実施例と異なる種類の色補正処理を実行してもよい。例えば、画像処理部42,142は、ホワイトバランス補正、彩度補正等を実行してもよい。一般的に言うと、「色補正処理」は、色変換済み画像データ内の少なくとも1個の画素の値を変更するための処理であればよい。
(変形例13)上記の各実施例では、図2のS10,S20,S30等では、JPEG形式のデータが生成されるが、その代わりに、JPEG形式以外の形式(例えば、TIFF、BMP形式)のデータが生成されてもよい。
(変形例13)なお、本明細書で開示される各部(例えばスキャン実行部70、画像処理部42、出力部44)の機能は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアによって実現されてもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、10,90:多機能機、20:制御部、30:第1の入力側ICCプロファイル、32:出力側ICCプロファイル、34:第2の入力側ICCプロファイル

Claims (7)

  1. スキャナシステムであって、
    原稿をスキャンして、スキャン画像データを生成するスキャン実行部と、
    画像処理の実行が指示される第1の場合に、前記スキャン画像データから得られる前記画像処理の対象の第1の対象画像データに対する前記画像処理を実行して、処理済み画像データを生成する画像処理部であって、前記画像処理は、第1の入力側色変換プロファイルを用いた前記第1の対象画像データに対する第1種の色変換処理と、前記第1種の色変換処理の後に実行される色補正処理と、を含む、前記画像処理部と、
    前記第1の場合に、前記処理済み画像データを外部に出力し、前記画像処理の実行が指示されない第2の場合に、前記スキャン画像データから前記画像処理を経ずに得られる出力の対象の第2の対象画像データと、前記第1の入力側色変換プロファイルと、を外部に出力する出力部と、
    を備えるスキャナシステム。
  2. 前記画像処理は、第1種の画像処理を含み、
    前記第1種の画像処理は、前記第1種の色変換処理と、前記第1種の色変換処理で生成される第1種の色変換済み画像データに対する前記色補正処理と、前記色補正処理で生成される色補正済み画像データに対する第2種の色変換処理であって、出力側色変換プロファイルを用いた前記第2種の色変換処理と、を含み、
    前記第1種の画像処理の実行が指示される場合に、前記画像処理部は、前記第1の対象画像データに対する前記第1種の画像処理を実行して、第1種の前記処理済み画像データを生成し、前記出力部は、前記第1種の処理済み画像データを外部に出力する、請求項1に記載のスキャナシステム。
  3. 前記画像処理は、第2種の画像処理を含み、
    前記第2種の画像処理は、前記第1種の色変換処理と、前記第1種の色変換処理で生成される第1種の色変換済み画像データに対する第2種の色変換処理であって、出力側色変換プロファイルを用いた前記第2種の色変換処理と、前記第2種の色変換処理で生成される第2種の色変換済み画像データに対する前記色補正処理と、を含み、
    前記第2種の画像処理の実行が指示される場合に、前記画像処理部は、前記第1の対象画像データに対する前記第2種の画像処理を実行して、第2種の前記処理済み画像データを生成し、前記出力部は、前記第2種の処理済み画像データを外部に出力する、請求項1又は2に記載のスキャナシステム。
  4. 前記出力部は、前記第1の場合に、前記処理済み画像データと共に、前記第1の入力側色変換プロファイルと異なる第2の入力側色変換プロファイルを外部に出力する、請求項1から3のいずれか一項に記載のスキャナシステム。
  5. 前記出力部は、
    前記第1の場合に、前記処理済み画像データと、前記第2の入力側色変換プロファイルと、を含む第1のファイルを出力し、
    前記第2の場合に、前記第2の対象画像データと、前記第1の入力側色変換プロファイルと、を含む第2のファイルを出力する、請求項4に記載のスキャナシステム。
  6. 前記色補正処理は、画像の輝度を補正する輝度補正処理を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載のスキャナシステム。
  7. 前記スキャン実行部と前記出力部とを備えるスキャナ装置と、
    前記スキャナ装置とネットワークを介して接続されるサーバであって、前記画像処理部を備える前記サーバと、を備える請求項1から6のいずれか一項に記載のスキャナシステム。
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