JP2012028529A - 半導体装置及びdc−dcコンバータ - Google Patents

半導体装置及びdc−dcコンバータ Download PDF

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Abstract

【課題】熱抵抗の低減とともに制御部への影響を抑制できる半導体装置及びDC−DCコンバータを提供する。
【解決手段】半導体基板100に設けられた第2スイッチ素子Q2と、半導体基板100に設けられ、第2スイッチ素子Q2を制御する制御部CTRと、半導体基板100の第1主面100aに設けられ、第2スイッチ素子Q2の一端と導通した電極13と、半導体基板100の第1主面100aとは反対側の第2主面100b及び第2主面100bから外方へ延出して設けられ、第2スイッチ素子Q2の他端と導通し、入力電位Vinまたは接地電位GNDが与えられる放熱電極21と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、半導体装置及びDC−DCコンバータに関する。
DC−DCコンバータは、入力電圧ラインと、基準電位であるグランドとの間に直列接続されるハイサイドスイッチング素子と、ローサイドスイッチング素子と、を有する。降圧型DC−DCコンバータは、ハイサイドスイッチング素子とローサイドスイッチング素子とを交互にオンオフさせることで、入力電圧よりも低い出力電圧が出力ラインに出力される。
ここで、ハイサイドスイッチング素子には、Pチャネル型MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)もしくは、Nチャネル型MOSFETが用いられ、ローサイドスイッチング素子には、Nチャネル型MOSFETが用いられる。ここでは、ハイサイドスイッチング素子にPチャネル型MOSFETが用いられる場合について述べる。
ハイサイドスイッチング素子のソースは、入力電圧ラインと接続されている。また、ハイサイドスイッチング素子のドレインは、ローサイドスイッチング素子のドレインと接続されている。
ローサイドスイッチング素子のソースは、グランドに接続されている。また、ハイサイドスイッチング素子とローサイドスイッチング素子との接続ノードは、誘導性負荷であるインダクタの一端と接続されている。そして、インダクタの他端は、出力ラインに接続されている。出力ラインとグランドとの間には、出力電圧を短時間に大きく変動させないための平滑コンデンサが接続されている。
このようなDC−DCコンバータにおいて、ハイサイドスイッチング素子及びローサイドスイッチング素子の各々のゲートは、制御回路に接続されている。制御回路からは、ほぼ反転位相のゲート制御信号が、ハイサイドスイッチング素子のゲートと、ローサイドスイッチング素子のゲートと、に供給される。これにより、ハイサイドスイッチング素子及びローサイドスイッチング素子のオンオフが制御される。
DC−DCコンバータにおいて、ハイサイドスイッチング素子及びローサイドスイッチング素子、ドライバー回路は、それぞれ別々のパッケージに収容された部品であり、それぞれの部品がプリント基板上に実装されている。そして、各部品は、プリント基板の配線によって電気的に接続されている。
また、実装部品数の低減と実装面積の縮小化の観点からハイサイドスイッチング素子、ローサイドスイッチング素子、それらを駆動する制御回路をオンチップ化し、それに加えて配線抵抗を低減したバンプ接続を利用した構成もある。
ここで、ハイサイドスイッチング素子とローサイドスイッチング素子の導通損失やスイッチング損失は、ジュール熱に変換される。バンプ接続を利用したDC−DCコンバータでは、主にバンプ電極を介して実装用基板へとジュール熱が放出される。したがって、チップサイズの縮小によってバンプ数が減少し、実装用基板との接触面積が減少すると、ジュール熱の放出経路の熱抵抗が増大し、放熱性の悪化を招く。放熱性の悪化によって素子の動作温度が上昇すると、スイッチング素子のオン抵抗を増大させDC−DCコンバータの変換効率に影響を与える。
また、チップサイズの縮小化を図ると、同一チップ上にレイアウトされたローサイドスイッチング素子と制御回路との距離が短くなる。これにより、ローサイドスイッチング素子の内蔵ダイオードがオンするタイミングで基板に注入された電子が制御回路に飛び込みやすくなり、制御動作に影響を与える可能性が高まる。
特開2009−224379号公報
本発明の実施形態は、熱抵抗の低減とともに制御部への影響を抑制できる半導体装置及びDC−DCコンバータを提供する。
本実施形態によれば、半導体基板に設けられたスイッチ素子と、前記半導体基板に設けられ、前記スイッチ素子を制御する制御部と、前記半導体基板の第1主面に設けられ、前記スイッチ素子の一端と導通した第1電極と、前記半導体基板の前記第1主面とは反対側の第2主面及び前記第2主面から外方に延出して設けられ、前記スイッチ素子の他端と導通し、入力電位または基準電位が与えられる第2電極と、を備えたことを特徴とする半導体装置が提供される。
また、他の実施形態によれば、半導体基板に設けられた第1スイッチ素子と、前記半導体基板に設けられた第2スイッチ素子と、前記半導体基板に設けられ、前記第1スイッチ素子及び前記第2スイッチ素子を制御する制御部と、前記第1スイッチ素子の一端と導通し、入力電位が与えられる電極層であって、前記半導体基板の前記第1主面に設けられた第1電極層と、前記第1スイッチ素子の他端及び前記第2スイッチ素子の一端と導通し、インダクタと接続される電極層であって、前記半導体基板の前記第1主面に設けられた第2電極層と、前記第2スイッチ素子の他端と導通し、基準電位が与えられる電極であって、前記半導体基板の前記第1主面とは反対側の第2主面に設けられた放熱電極と、を備えたことを特徴とするDC−DCコンバータが提供される。
第1の実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。 第1の実施形態に係る半導体装置を例示する模式的平面図である。 実装用基板を例示する模式的平面図である。 図2の破線枠A、Bにおける半導体基板上の配線レイアウトを例示する模式的平面図である。 DC−DCコンバータの回路構成の一例を示す回路図である。 第1スイッチ素子の模式的断面図である。 第2スイッチ素子の模式的断面図である。 第2スイッチ素子からの電子の移動について説明する模式的断面図である。 第2の実施形態に係る半導体装置を例示する模式的平面図である。 第2の実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。 実装用基板を例示する模式的平面図である。 第2の実施形態の変形例に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。 第3の実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。 第4の実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。 第4の実施形態に係る半導体装置を例示する模式的平面図である。 実装用基板を例示する模式的平面図である。 第5の実施形態に係るDC−DCコンバータを例示する模式的斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づき説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比係数などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比係数が異なって表される場合もある。
また、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図2は、第1の実施形態に係る半導体装置を例示する模式的平面図である。
図3は、実装用基板を例示する模式的平面図である。
図1に表したように、本実施形態に係る半導体装置110は、半導体基板100に設けられたスイッチ素子(例えば、第2スイッチ素子Q2)と、半導体基板100に設けられ、スイッチ素子を制御する制御部CTRと、半導体基板100の第1主面100aに設けられ、スイッチ素子の一端と導通した第1電極(例えば、電極P11)と、半導体基板100の第1主面100aとは反対側の第2主面100b及び第2主面100bから外方に延出して設けられ、スイッチ素子の他端と導通し、入力電位または基準電位が与えられる第2電極(放熱電極21)と、を備える。
なお、本実施形態では、DC−DCコンバータに用いられる回路を備えた半導体装置110を例として説明する。また、第2電極には、基準電位として接地電位GNDが与えられる場合を例とする。
図1〜図3に例示した半導体装置110は、DC−DCコンバータの主要構成である第1スイッチ素子Q1と、第2スイッチ素子Q2とを有する。第1スイッチ素子Q1は、DC−DCコンバータにおけるハイサイドスイッチング素子である。また、第2スイッチ素子Q2は、DC−DCコンバータにおけるローサイドスイッチング素子である。
第1スイッチ素子Q1は、半導体基板100に形成されたゲート、ソース及びドレインを有するPチャネル型MOSFETである、また、第2スイッチ素子Q2は、半導体基板100に形成されたゲート、ソース及びドレインを有するNチャネル型MOSFETである。
また、半導体基板100には、第1スイッチ素子Q1及び第2スイッチ素子Q2の、それぞれのゲートに制御信号を与える制御部CTRが形成されている。なお、半導体基板100には、制御部CTRのほかに、ゲートを駆動するドライバ回路DRも形成されている。
図1では、半導体装置110が実装用基板200に実装された状態を例示している。半導体装置110では、第1主面100aに設けられた電極P11〜P15に、実装用基板200の電極パターンP21〜P25に接続するためのバンプ電極(突起電極)BP1が設けられている。電極P11〜P15は、このバンプ電極BP1を介して実装用基板200の電極パターンP21〜P25に接続される。バンプ電極BP1としては、金(Au)等の金属製やはんだ製が用いられる。バンプ電極BP1が金属製の場合、例えばはんだによって実装用基板200の電極パターンP21〜P25と接続される。バンプ電極BP1がはんだの場合、そのバンプ電極BP1を介して実装用基板200の電極パターンP21〜P25と接続される。
図2は、半導体装置110の第1主面100a側の模式的平面図である。半導体基板100の第1主面100aには、第1スイッチ素子Q1の一端と導通し、入力電位Vinが与えられる電極P11と、第1スイッチ素子Q1の他端と導通し、スイッチングの出力線Vswとなる電極P12と、が設けられている。電極P11及びP12は、一方向に延出して設けられ、略平行に配置されている。
また、半導体基板100の第1主面100aには、さらに、第2スイッチ素子Q2の一端及び第1スイッチ素子Q1の他端と導通し、スイッチングの出力線Vswとなる電極P13と、第2スイッチ素子Q2の他端と導通し、接地電位(基準電位)GNDが与えられる電極P14と、が設けられている。電極P13及びP14は、電極P11及びP12と同じ一方向に延出して設けられ、略平行に配置されている。電極P13及びP14は、例えば、それぞれ複数本が設けられ、交互に配置されている。
また、半導体基板100の第1主面100aには、さらに、制御部CTR及びドライバ回路DRと導通する電極P15が設けられている。電極P15は、制御部CTR及びドライバ回路DRに必要な個数設けられている。
半導体基板100の第2主面100bには、放熱電極21が接続されている。放熱電極21は、例えば、第2主面100bに設けた導電性樹脂31を介して接続されている。導電性樹脂31には、例えば導電性エポキシ樹脂が用いられる。放熱電極21は、第2スイッチ素子Q2の他端と導通し、接地電位GNDが与えられる。放熱電極21には、例えば、伝熱性に優れた銅(Cu)が用いられる。
放熱電極21の外形は、半導体基板100の外形よりも大きい。また、放熱電極21は、例えば矩形形状を有する半導体基板100の直交する2辺から外方に延出する延出部21aを有している。放熱電極21の延出部21aには、バンプ電極BP2が設けられ、実装用基板200の電極パターンP32と接続される。バンプ電極BP2としては、金(Au)等の金属製やはんだ製が用いられる。バンプ電極BP2が金属製の場合、例えばはんだによって実装用基板200の電極パターンP32と接続される。バンプ電極BP2がはんだの場合、そのバンプ電極BP2を介して実装用基板200の電極パターンP32と接続される。
放熱電極21の延出部21aに接続されたバンプ電極BP2及び第1主面100aの電極P11〜P15に接続されたバンプ電極BP1は、それぞれ同一方向に突出している。また、バンプ電極BP1及びBP2は、同一平面で接続できるように配置されている。バンプ電極BP1及びBP2が同一平面で接続できるようにするため、放熱電極21の延出部21aの実装用基板200との対向面と、第1主面100aとがほぼ同一平面になるよう、延出部21aの厚さが調整されている。
図3に表したように、実装用基板200は、半導体装置110の電極P11〜P15とそれぞれ接続される電極パターンP21〜P25を備えている。電極パターンP21〜P25は、電極P11〜P15よりもシート抵抗の低い材料、例えば銅(Cu)によって形成されている。
各電極パターンP21〜P25は、対向する半導体装置110の電極P11〜P15のレイアウトに合わせた配置及び形状に設けられている。電極パターンP21〜P25のうち、第1スイッチ素子Q1及び第2スイッチ素子Q2に対応した電極パターンP21〜P24は、それぞれ一方向に延出して設けられている。
また、電極パターンP22は、半導体基板100の第1主面100a上で隣接して配置された電極P12及びP13をまとめるため、一体的なパターンになっている。すなわち、電極P12及びP13は、スイッチングの出力線Vswとして共通のため、半導体基板100の第1主面100a上で隣接して配置された電極P12及びP13に対応する電極パターンP22は、電極P12及びP13を一体的にまとめたパターンとなっている。これにより、出力線Vswの配線抵抗が低減される。
また、実装用基板200には、スイッチングの出力線Vswになる電極パターンP30と、入力電位Vinが与えられる電極パターンP31と、接地電位GNDが与えられる電極パターンP32と、を有する。電極パターンP30は、半導体装置110の実装領域の一方側に配置され、電極パターンP22及びP23と接続される。また、電極パターンP31及びP32は、半導体装置110の実装領域の他方側に配置されている。電極パターンP31は、電極パターンP21と実装領域の他方側で接続される。また、電極パターンP32は、電極パターンP24と実装領域の他方側で接続される。電極パターンP32は、放熱電極21の延出部21aとバンプ電極BP2を介して接続される。
図4は、図2の破線枠A、Bにおける半導体基板上の配線レイアウトを例示する模式的平面図である。
図5は、DC−DCコンバータの回路構成の一例を示す回路図である。
図6及び図7は、図4におけるX−X’線の模式的断面図であり、図6は、第1スイッチ素子の模式的断面図、図7は、第2スイッチ素子の模式的断面図である。
なお、図6及び図7では、配線層のみハッチングを施し、他は省略している。
図4では、多層の配線レイアウトを透過的に例示している。図4に例示した配線レイアウトは、3層配線構造である。MOSFETによる第1スイッチ素子Q1及び第2スイッチ素子Q2においては、半導体基板100に複数のソース領域及び複数のドレイン領域がそれぞれストライプ状に形成される。また、複数のソース領域及び複数のドレイン領域は、ストライプと直交する方向に交互に配置されている。また、交互に配置されるソース領域とドレイン領域との間にゲート領域が設けられる。
図6に表したように、第1スイッチ素子においては、半導体基板100に設けられたN形ウェルに、P形のソース領域及びドレイン領域が所定の間隔でストライプ状に設けられている。また、図7に表したように、第2スイッチ素子においては、半導体基板100に設けられたP形ウェルに、N形のソース領域及びドレイン領域が所定の間隔でストライプ状に設けられている。ここで、導電型の記号に()が付された領域は、同じ導電型の記号で何も付されてない領域に比べて相対的に不純物濃度の高い領域を示す。また、導電型の記号に()が付された領域は、同じ導電型の記号で何も付されていない領域に比べて相対的に不純物濃度の低い領域を示す。
この交互に配置されるソース領域及びドレイン領域の間がチャネル領域となる。このチャネル領域の上に、ゲート絶縁膜を介してゲート配線Gがストライプ状に設けられている。
ゲート配線Gの上には、ソース電極及びドレイン電極が3層構造で設けられている。第1配線層は、ソース領域の上に沿って設けられた第1ソース配線層S1と、ドレイン領域の上に沿って設けられた第1ドレイン配線層D1と、を有する。第1ソース配線層S1は、ソース領域とコンタクトCH1sを介して接続されている。コンタクトCH1sは、ソース領域に沿った複数箇所に設けられている。また、第1ドレイン配線層D1は、ドレイン領域とコンタクトCH1dを介して接続されている。コンタクトCH1dは、ドレイン領域に沿った複数箇所に設けられている。
第2配線層は、第1ソース配線層S1の上に層間絶縁膜を介して設けられた第2ソース配線層S2と、第1ドレイン配線層D1の上に層間絶縁膜を介して設けられた第2ドレイン配線層D2と、を有する。第2ソース配線層S2は、第1ソース配線層S1と直交する方向に配置されている。また、第2ソース配線層S2の幅は、第1ソース配線層S1の幅よりも広く設けられている。第2ソース配線層S2は、第1ソース配線層S1とコンタクトCH2sを介して接続されている。また、第2ドレイン配線層D2は、第1ドレイン配線層D1と直交する方向に配置されている。また、第2ドレイン配線層D2の幅は、第1ドレイン配線層D1の幅よりも広く設けられている。第2ドレイン配線層D2は、第1ドレイン配線層D1とコンタクトCH2dを介して接続されている。第2ソース配線層S2と、第2ドレイン配線層D2とは、交互に配置されている。
第3配線層は、第2ソース配線層S2の上に層間絶縁膜を介して設けられた第3ソース配線層S3と、第2ドレイン配線層D2の上に層間絶縁膜を介して設けられた第3ドレイン配線層D3と、を有する。第3ソース配線層S3は、第2ソース配線層S2と直交する方向に配置されている。また、第3ソース配線層S3の幅は、第2ソース配線層S2の幅よりも広く設けられている。第3ソース配線層S3は、第2ソース配線層S2とコンタクトCH3sを介して接続されている。また、第3ドレイン配線層D3は、第2ドレイン配線層D2と直交する方向に配置されている。また、第3ドレイン配線層D3の幅は、第2ドレイン配線層D2の幅よりも広く設けられている。第3ドレイン配線層D3は、第2ドレイン配線層D2とコンタクトCH3dを介して接続されている。第3ソース配線層S3と、第3ドレイン配線層D3とは、交互に配置されている。
すなわち、3層配線構造では、第1配線層から第3配線層にかけて、順に配線幅が広くなるよう設けられている。3層配線構造における、第1スイッチ素子Q1での第3ソース配線層S3及び第3ドレイン配線層D3は、半導体装置110の電極P11及び電極P12にそれぞれ対応する。また、3層配線構造における、第2スイッチ素子Q2での第3ソース配線層S3及び第3ドレイン配線層D3は、半導体装置110の電極P14及び電極P13にそれぞれ対応する。
本実施形態の半導体装置110では、半導体基板100の第2主面100bであるP層に、導電性樹脂31を介して放熱電極21が設けられている。ここで、放熱電極21は、バンプ電極BP2を介して接地電位GNDに固定されている。このような放熱電極21が設けられていると、第1スイッチ素子Q1及び第2スイッチ素子Q2より発生したジュール熱は、半導体基板100を介して伝熱性の優れた放熱電極21からバンプ電極BP2を通して実装用基板200の電極パターンP32へと伝わる。また最上層配線層からバンプ電極BP1を通して実装用基板200の電極パターンP21〜P24へ伝わる。また、放熱電極21は、半導体基板100よりも大きな外形を有するため、放熱電極21から雰因気への放熱性にも優れる。したがって、放熱電極21を備えない半導体装置に比べて、熱抵抗が低減される。
また、半導体基板100の第2主面100bに放熱電極21が設けられていることで、制御部CTRの動作信頼性が向上する。
図8は、第2スイッチ素子からの電子の移動について説明する模式的断面図である。
図8では、第2スイッチ素子Q2と、制御部CTRと、を例示している。
すなわち、DC−DCコンバータに用いられる回路では、第1スイッチ素子Q1と第2スイッチ素子Q2とが両方オフになる時に、第2スイッチ素子Q2の内蔵ダイオードがオン状態になる場合がある。このとき、第2スイッチ素子Q2のドレインからP層153を有する半導体基板100に電子eが注入される。制御部CTRのN形ウェル151は入力電位Vinに接続されているため、この電子eがN形ウェル151に飛び込むと、制御部CTRの動作に影響を与え、誤動作の原因となる。
本実施形態の半導体装置110では、半導体基板100の第2主面100bに放熱電極21が設けられ、接地電位GNDに固定されていることから、第2スイッチ素子Q2の内蔵ダイオードがオン状態になって半導体基板100に電子が注入された際、この電子eを放熱電極21で捕獲する。これにより、制御部CTRの動作に与える影響を抑制している。
ここで、半導体基板100の第1主面100aに沿った第2スイッチ素子Q2と制御部CTRとの距離をd1、半導体基板100の第1主面100aと第2主面100bとの距離をd2とした場合、d1>d2に設定する。これにより、第2スイッチ素子Q2のドレインから半導体基板100に注入された電子eの移動距離は、制御部CTRへ向かう距離より、放熱電極21に向かう距離の方が短くなる。よって、電子eの放熱電極21への捕獲がより効率的に行われる。
本実施形態に係る半導体装置110では、半導体基板100の第2主面100bに放熱電極21が設けられていることで、放熱経路の熱抵抗の低減が達成される。また、放熱電極21への電子eの捕獲によって、制御部CTRへの影響が抑制される。
(第2の実施形態)
図9は、第2の実施形態に係る半導体装置を例示する模式的平面図である。
図10は、第2の実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図11は、実装用基板を例示する模式的平面図である。
図10に表したように、本実施形態に係る半導体装置120では、第2スイッチ素子Q2の他端であるソースと、半導体基板100の第2主面100bに設けられた放熱電極21と、の間に、相対的に不純物濃度の高い領域が設けられている。
すなわち、半導体基板100にはP層154が形成され、このP層154の上に相対的に不純物濃度の低いP形ウェル152及びN形ウェル155が形成されている。N形ウェル155には、第1スイッチ素子Q1のゲート、ソース及びドレインが形成され、P形ウェル152には、第2スイッチ素子Q2のゲート、ソース及びドレインが形成されている。
このP形ウェル152に形成された第2スイッチ素子Q2のソースと、半導体基板100のP層154とを接続するため、P形ウェル152よりも不純物濃度の高いPの領域(Pコンタクト層161及びP接続層162)が設けられている。これにより、第2スイッチ素子Q2のソース電極は、半導体基板100の第2主面100bに設けられた放熱電極21と導通することになる。
ここで、相対的に不純物濃度の高いP層154の半導体基板100上に、相対的に不純物濃度の低いP形ウェル152を形成する方法として、先ず、P層154の半導体基板100の上にエピタキシャル成長によりP層もしくはN層を形成する。この工程の後、例えばボロンをイオン注入し、熱拡散することで、P形ウェル152を形成する。また、Pコンタクト層161およびP接続層162は、ソース領域に高加速度イオン注入等を行うことで形成される。
本実施形態に半導体装置120では、第2スイッチ素子Q2のソースが半導体基板100の第2主面100bに設けられた放熱電極21と導通するため、第1主面100a側にソースと導通する電極を設ける必要がなくなる。
したがって、図9に表したように、半導体基板100の第1主面100aには、第1スイッチ素子Q1の一端と導通し、入力電位Vinが与えられる電極P11、出力線Vswと導通する電極P17及び制御部CTR、ドライバ回路DRと導通する電極P15が設けられる。ここで、第2スイッチ素子Q2が形成される領域では、出力線Vswと導通する電極P17のみが設けられる。したがって、第2スイッチ素子Q2の領域及び第1スイッチ素子Q1の出力線Vswと導通する領域まで、一体的な電極P17が設けられることになる。よって、出力線Vswの配線抵抗のさらなる低減が達成される。また、第1スイッチ素子Q1と第2スイッチ素子Q2とが両方オフになるときに基板へ注入される電子は、P層154に存在する多数のホールと容易に再結合する。このため、制御部CTRの誤動作が抑制される。
図11に表したように、実装用基板200には、図9に表した半導体装置120の電極P11、P17及びP15に対応した配置及び形状で電極パターンP21、P27及びP24が設けられる。
また、実装用基板200には、スイッチングの出力線Vswになる電極パターンP30と、入力電位Vinが与えられる電極パターンP31と、接地電位GNDが与えられる電極パターンP32と、が設けられる。電極パターンP30は、半導体装置110の実装領域の一方側に配置され、電極パターンP27と接続される。また、電極パターンP31及びP32は、半導体装置110の実装領域の他方側に配置されている。電極パターンP31は、電極パターンP21と実装領域の他方側で接続される。また、電極パターンP32は、放熱電極21と接続される。電極パターンP32は、放熱電極21の延出部21aとバンプ電極BP2を介して接続される。
ここで、半導体装置120の動作を説明する。図10に表したように、第2スイッチ素子Q2のゲート配線Gに閾値以上の電圧が印加された場合、ゲート直下に電子の反転層が形成されNソース層とNドレイン層との間に電子が流れる。そして、Nソース層とPコンタクト層161とを電気的に短絡しているソース電極でキャリア交換が行われ、ホール電流がP接続層162から半導体基板100の半導体基板100のP層154を通って第2主面100bの放熱電極(ソース電極)21に流れる。放熱電極21のシート抵抗は、第2スイッチ素子Q2の最上層配線層のシート抵抗よりも低く設けられており、第2主面100bに流れる電流は低抵抗な金属を通して実装用基板200の電極パターンP32に流れる。
本実施形態の半導体装置120では、半導体基板100の第2主面100bに設けられた放熱電極21が、第2スイッチ素子Q2のソース電極と導通しているため、第2主面100bからの放熱特性の向上とともに、第2スイッチ素子Q2のソース電極を第1主面100aに設ける必要がなくなる。これにより、第1主面100a側に設ける出力線Vswの電極P17の面積が広くなり、配線抵抗の低減が達成される。
図12は、第2の実施形態の変形例に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
本変形例に係る半導体装置121は、第2スイッチ素子Q2のソースが、第2主面100bの放熱電極21と導通している点で半導体装置120と同様であるが、ソースと半導体基板100のP層154との間に、金属材料170が埋め込まれている点で相違する。
ソースと半導体基板100のP層154との間を、Pコンタクト層161及びP接続層162といった拡散層ではなく、金属材料170で埋め込むことにより、不純物拡散による横方向拡散がなくなることから、素子ピッチの縮小化が達成される。素子ピッチの縮小化により、第1スイッチ素子Q1及び第2スイッチ素子Q2のオン抵抗が低減する。
(第3の実施形態)
図13は、第3の実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図13に表したように、本実施形態に係る半導体装置130は、半導体基板100における制御部CTRを囲む領域であって、第2スイッチ素子Q2が設けられるウェルの導電型(P形)とは反対の導電型(N形)の領域180を備えている。
ここで、半導体装置130の出力線Vswに大電流が流れる場合、寄生インダクタンスや寄生抵抗により接地電位GNDの揺れが生じる。制御部CTRにNチャネル型MOSFETが形成されている場合、このMOSFETと半導体基板100のP層154とは、電気的に短絡している。このため、MOSFETは、接地電位GNDの揺れによるノイズの影響を受けやすくなる。そこで、制御部CTRのN型MOSFETのP型ウェル156と、半導体基板100のP層154と、を分離するために、制御部CTRをN形の領域180で囲むようにする。このN形の領域180は接地電位GNDまたは入力電位Vinに接続される。これにより、P層154の電位が大きく揺れた場合でも、制御部CTRは安定した電位のN形の領域180で囲まれているため、制御部のP形ウェル156の電位も安定する。よって、大電流を流した場合でもノイズの影響が抑制され、制御部CTRの動作が安定する。
(第4の実施形態)
図14は、第4の実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図15は、第4の実施形態に係る半導体装置を例示する模式的平面図である。
図16は、実装用基板を例示する模式的平面図である。
図14に表したように、本実施形態に係る半導体装置140では、半導体基板100の第2主面100bに設けられた放熱電極21に、入力電位Vinが与えられている。
すなわち、半導体装置140の半導体基板100にはN層190が形成され、このN層190の上にP形ウェル152及びN形ウェル155が形成されている。P形ウェル152には第2スイッチ素子Q2を構成するゲート、ソース及びドレインが設けられ、N形ウェル155には第1スイッチ素子Q1を構成するゲート、ソース及びドレインが設けられている。この第1スイッチ素子Q1のソースと接続されるNコンタクト層191と、半導体基板100のN層190と、の間に、N接続層192が設けられている。これにより、第1スイッチ素子Q1のソースは、N接続層192から半導体基板100のN層190を介して放熱電極21と導通することになる。第1スイッチ素子Q1のソースには、入力電位Vinが与えられている。したがって、放熱電極21にも入力電位Vinが与えられることになる。
図15は、半導体装置140の第1主面100a側の模式的平面図である。半導体基板100の第1主面100aには、第1スイッチ素子Q1の一端及び第2スイッチ素子Q2の他端と導通し、出力線Vswと導通する電極P18が設けられている。電極P18は、第1スイッチ素子Q1及び第2スイッチ素子Q2の各出力線Vswに共通して一体的に設けられている。
また、半導体基板100の第1主面100aには、さらに、第2スイッチ素子Q2の別の出力線Vswと導通する電極P13と、第2スイッチ素子Q2の他端と導通し、接地電位GNDが与えられる電極P14と、が設けられている。電極P18、P13及びP14には、各々バンプ電極BP1が設けられている。
また、半導体基板100の第2主面100bには、放熱電極21が接続されている。放熱電極21には、入力電位Vinが与えられる。放熱電極21の延出部21aには、バンプ電極BP2が設けられている。
図16に表したように、実装用基板240には、図15に表した半導体装置140の電極P18、P13及びP14に対応した配置及び形状で電極パターンP28、P23及びP24が設けられている。電極パターンP28及びP23は、スイッチングの出力線Vswになる電極パターンP30と接続されている。また、電極パターンP24は、接地電位GNDが与えられる電極パターンP32と接続されている。また、入力電位Vinが与えられる電極パターンP31は、電極パターンP32に隣接した位置に配置される。電極パターンP32は、放熱電極21の延出部21aとバンプ電極BP2を介して接続される。
本実施形態に係る半導体装置140では、半導体基板100の第1主面100aに第1スイッチ素子Q1のソースと導通する電極を設ける必要がなくなる。したがって、第1主面100aに設ける第1主面100a側に設ける出力線Vswの電極P17の面積が広くなり、配線抵抗の低減が達成される。また、第1スイッチ素子Q1と第2スイッチ素子Q2とが両方オフになるときに基板へ注入される電子は、高電位に接続されているN層190に流れ込む。このため、制御部CTRの誤動作が抑制される。
(第5の実施形態)
図17は、第5の実施形態に係るDC−DCコンバータを例示する模式的斜視図である。
本実施形態に係るDC−DCコンバータ150は、実装用基板200と、半導体装置110と、を備える。なお、半導体装置は、上記説明した実施形態に係る半導体装置110、120、121、130及び140のうちいずれかであればよい。図17に例示するDC−DCコンバータ150では、半導体装置110を用いる例を説明する。
半導体装置110は、実装用基板200の配線パターンP30、P31及びP32にバンプ電極BP1及びBP2を介して接続されている。半導体装置110には、放熱電極21が設けられている。放熱電極21は、配線パターンP32にバンプ電極BP2を介して接続されている。電極パターンP31には入力電位Vinが与えられる。また、電極パターンP32には接地電位GNDが与えられる。なお、半導体装置140を用いる場合には、電極パターンP31に入力電位Vinが与えられ、電極パターンP32に接地電位GNDが与えられる。
実装用基板200には、半導体装置110のほか、負荷回路300が接続される。また、実装用基板200の電極パターンP30と、負荷回路300と、の間には、インダクタL及びコンデンサC1が接続されている。インダクタLは、DC−DCコンバータ150のチョークコイルとして用いられる。インダクタLの一端は電極パターンP30に接続され、他端は負荷回路300に接続される。コンデンサC1は、DC−DCコンバータ150の出力コンデンサとして用いられ、出力リップル、負荷応答特性等の安定化のために用いられる。コンデンサC1の一端は、インダクタLと電極パターンP30との間に接続され、他端は接地されている。
また、実装用基板200に設けられた電極パターンP31と電極パターンP32との間には、平滑化のためのコンデンサC2が接続されている。電極パターンP31と電極パターンP32とは隣接して配置されているため、コンデンサC2は、電極パターンP31と電極パターンP32との間を跨ぐように接続される。
このようなDC−DCコンバータ150では、半導体装置110における半導体基板100の第2主面100bに放熱電極21が設けられていることで、放熱経路の熱抵抗の低減が達成される。また、放熱電極21への電子eの捕獲によって、制御部CTRへの影響が抑制される。これにより、DC−DCコンバータ150の変換効率及び動作信頼性の向上が達成される。
以上説明したように、本実施形態に係る半導体装置及びDC−DCコンバータによれば、次のような効果を得られる。
すなわち、スイッチ素子の動作で発生する熱の放出経路での熱抵抗を低減でき、放熱効果を高めることが可能となる。また、ハイサイドスイッチング素子(第1スイッチ素子Q1)とローサイドスイッチング素子(第2スイッチ素子Q2)とが両方オフ状態となる時に、半導体基板に注入される電子の影響を小さくし、制御部CTRによる制御動作の信頼性を向上できる。
本実施形態による上記の効果は、次のような課題を解消できる。
すなわち、半導体基板上において、ハイサイドスイッチング素子(第1スイッチ素子Q1)及びローサイドスイッチング素子(第2スイッチ素子Q2)の単位面積あたりのオン抵抗RonAは、プロセスの微細化を採用することで低減する傾向にある。しかし、素子サイズが小さくなることで、バンプ電極の数が減少し、実装用基板と接する面積が減少する。これによって熱抵抗が増大し、スイッチ素子の動作温度が上昇する。スイッチ素子の動作温度の上昇は、DC−DCコンバータの変換効率を悪化させる。
また、半導体装置のサイズが小さくなることでローサイドスイッチング素子(第2スイッチ素子Q2)と制御部CTRとの距離は短くなり、ローサイドスイッチング素子(第2スイッチ素子Q2)の内蔵ダイオードがオン状態になった時に発生する電子の注入によって制御部CTRの誤動作の影響が大きくなる。
本実施形態に係る半導体装置110、120、121、130及び140及びDC−DCコンバータ150によれば、熱抵抗の低減による放熱効果の向上、及び制御部CTRの誤動作の抑制によって、上記の問題を解消することが可能になる。
なお、上記に本実施の形態およびその変形例を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。例えば、前述の実施形態においては、降圧型のDC−DCコンバータを例として説明したが、昇圧型のDC−DCコンバータであっても適用可能である。また、ハイサイドスイッチング素子がNチャネル型MOSFETであっても適用可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
21…放熱電極、100…半導体基板、100a…第1主面、100b…第2主面、110,120,121,130、140…半導体装置、150…DC−DCコンバータ、200…実装用基板、Q1…第1スイッチ素子、Q2…第2スイッチ素子

Claims (7)

  1. 半導体基板に設けられたスイッチ素子と、
    前記半導体基板に設けられ、前記スイッチ素子を制御する制御部と、
    前記半導体基板の第1主面に設けられ、前記スイッチ素子の一端と導通した第1電極と、
    前記半導体基板の前記第1主面とは反対側の第2主面及び前記第2主面から外方に延出して設けられ、前記スイッチ素子の他端と導通し、入力電位または基準電位が与えられる第2電極と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1電極及び前記第2電極には、それぞれ同じ方向に向けて突出する突起電極が設けられたことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記第1主面に沿った前記スイッチ素子と前記制御部との距離は、前記第1主面と前記第2主面との距離よりも長いことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記スイッチ素子は、前記半導体基板に設けられた相対的に不純物濃度の低い領域に設けられ、
    前記半導体基板における前記スイッチ素子の他端と、前記第2電極と、の間には、相対的に不純物濃度の高い領域が設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の半導体装置。
  5. 前記半導体基板における前記スイッチ素子の他端と、前記第2電極と、の間には、金属材料が埋め込まれた領域が設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の半導体装置。
  6. 前記半導体基板における前記制御部を囲む領域であって、前記スイッチ素子が設けられる領域の導電型とは反対の導電型の領域を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の半導体装置。
  7. 半導体基板に設けられた第1スイッチ素子と、
    前記半導体基板に設けられた第2スイッチ素子と、
    前記半導体基板に設けられ、前記第1スイッチ素子及び前記第2スイッチ素子を制御する制御部と、
    前記第1スイッチ素子の一端と導通し、入力電位が与えられる電極層であって、前記半導体基板の前記第1主面に設けられた第1電極層と、
    前記第1スイッチ素子の他端及び前記第2スイッチ素子の一端と導通し、インダクタと接続される電極層であって、前記半導体基板の前記第1主面に設けられた第2電極層と、
    前記第2スイッチ素子の他端と導通し、基準電位が与えられる電極であって、前記半導体基板の前記第1主面とは反対側の第2主面及び前記第2主面から外方に延出して設けられた放熱電極と、
    を備えたことを特徴とするDC−DCコンバータ。
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