JP2012020606A - シートベルト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストアップを抑制しつつ、腰部の拘束性能を向上させることができ、乗員の胸部の締付力を低減することができ、タングの操作性を向上させることができるシートベルト装置を提供する。
【解決手段】本発明に係るシートベルト装置1は、ウェビング2と、シートベルトリトラクタ3と、タング4と、第一ガイドアンカー5と、バックル6と、第二ガイドアンカー7と、を有し、ウェビング2は、シートベルトリトラクタ3から第一ガイドアンカー5に摺動可能に案内され、タング4に形成された開口部41に摺動可能に挿通された後、第二ガイドアンカー7に摺動可能に案内され、再びタング4に案内され開口部41よりも後端部側に接続されており、タング4は、シートベルト非装着状態で、ウェビング2の巻き取り方向に張力Tが働いた場合に、ウェビング2の表面と接触して回転を抑制する姿勢保持部40を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等の乗物に使用されるシートベルト装置に関し、特に、腰部の拘束性能及び操作性の向上の両立を図ることができるシートベルト装置に関する。
自動車等の乗物には、一般に、乗員が着座する腰掛部と乗員の背面に位置する背もたれ部とを備えたシートに乗員を拘束する三点式のシートベルト装置が設けられている。かかるシートベルト装置は、乗員を拘束するウェビングと、該ウェビングの巻き取りを行うシートベルトリトラクタと、車体側に設けられ前記ウェビングを案内するガイドアンカーと、前記ウェビングを車体側に固定するベルトアンカーと、シート側面に配置されたバックルと、前記ウェビングに配置されたタングと、を有し、前記タングを前記バックルに嵌着させることによって前記ウェビングで乗員を拘束している。
また、前記ウェビングは、シートベルト装着時において、ガイドアンカーとバックルとの間に掛け渡されたショルダー部と、バックルとベルトアンカーとの間に掛け渡されたラップ部と、に区分され、ラップ部で乗員の腰部を拘束し、ショルダー部で乗員の胸部を拘束している。
ところで、シートベルト装着時において、車両の衝突や急減速等が生じた場合、乗員は慣性力により前方に移動しようとする。また、シートベルトリトラクタは、衝突や急減速等の緊急時に、ウェビングを巻き取って乗員を拘束するプリテンショナーや、ウェビングが引き出されないようにロックするロック機構を有している。しかしながら、ウェビングは、タングによりラップ部とショルダー部とに区分されているため、シートベルトリトラクタの作用は主にショルダー部に作用することとなる。その結果、車両条件によっては、乗員がラップ部をすり抜けて前方に移動してしまうサブマリン現象が生じることがある。かかるサブマリン現象を抑制するために、緊急時にバックルを引き込んだり移動させたりして、ラップ部の拘束性能を向上させる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、同様に、サブマリン現象を抑制する方法として、例えば、特許文献2や特許文献3に記載されたシートベルト装置も提案されている。これらの特許文献に記載されたシートベルト装置は、乗員を拘束するウェビングと、該ウェビングの巻き取りを行うシートベルトリトラクタと、前記ウェビングの先端に接続されたタングと、車体側に設けられ前記ウェビングを案内する第一ガイドアンカーと、シート側面に配置されたバックルと、該バックルと反対側のシート側面に配置された第二ガイドアンカーと、を有し、前記ウェビングは、前記シートベルトリトラクタから前記第一ガイドアンカーに案内され、前記タングに挿通された後、前記第二ガイドアンカーに案内され、再び前記タングに案内されて接続されている。かかるシートベルト装置では、タングをバックルに嵌着させたときに、ラップ部が二重に構成される。
特開2004−161037号公報 特開昭49−104323号公報 特開2004−50914号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明では、ガス発生器や専用の移動機構を必要とし、部品点数の増加や生産コストの上昇を招くこととなる。
また、特許文献2に記載された発明では、第二ガイドアンカーに相当する部分及びタングとウェビングとの接続部に滑車が配置されていることから、乗員の腰部が前方に移動しようとしたときに、ラップ部に加えられる荷重が、そのままショルダー部に伝達されてしまい、乗員の胸部の締付力が増大してしまうという問題があった。
また、特許文献3に記載された発明では、第二ガイドアンカーに相当するアンカープレートがウェビングを摺動させ難い構造になっていることから、シートベルトリトラクタのプリテンショナー作動時に、ラップ部のウェビングを引き込み難く、腰部の拘束性能を向上させ難いという問題があった。
さらに、特許文献2及び特許文献3に記載されたような、シートベルト装着時にラップ部が二重に構成されるシートベルト装置では、シートベルト非装着時において、ウェビングの巻き取り動作によりタングの接続部が下方に引っ張られて回転し、タングの先端部(バックルとの係合部)側が上方に向いてしまい、乗員がタングを掴み難く、操作性に劣るという問題があった。
本発明は上述した問題点に鑑み創案されたものであり、コストアップを抑制しつつ、腰部の拘束性能を向上させることができ、乗員の胸部の締付力を低減することができ、タングの操作性を向上させることができるシートベルト装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、乗員が着座する腰掛部と前記乗員の背面に位置する背もたれ部とを備えたシートに前記乗員を拘束するシートベルト装置であって、前記乗員を拘束するウェビングと、該ウェビングの巻き取りを行うシートベルトリトラクタと、前記ウェビングの先端に接続されたタングと、車体側に設けられ前記ウェビングを案内する第一ガイドアンカーと、前記シートの側面に配置され前記タングの先端部と係合するバックルと、該バックルと反対側の前記シートの側面に配置された第二ガイドアンカーと、を有し、前記ウェビングは、前記シートベルトリトラクタから前記第一ガイドアンカーに摺動可能に案内され、前記タングに形成された開口部に摺動可能に挿通された後、前記第二ガイドアンカーに摺動可能に案内され、再び前記タングに案内され前記開口部よりも後端部側に接続されており、前記タングは、シートベルト非装着状態で、前記ウェビングの巻き取り方向に張力が働いた場合に、前記ウェビングの表面と接触して回転を抑制する姿勢保持部を有する、ことを特徴とするシートベルト装置が提供される。
前記ウェビングは、前記第一ガイドアンカーと前記タングとの間に掛け渡されたショルダー部と、前記タングと前記第二ガイドアンカーとの間に掛け渡されたラップ部と、を有し、前記ラップ部は、前記タングの開口部と前記第二ガイドアンカーとの間に掛け渡された第一ラップ部と、前記第二ガイドアンカーと前記タングの接続部との間に掛け渡された第二ラップ部と、により二重に構成され、シートベルト装着時に、前記第一ラップ部が下側に配置され、前記第二ラップ部が上側に配置されていてもよい。
前記ウェビングは、シートベルト装着状態で、前記ウェビングを巻き取った場合に、前記第一ラップ部及び前記第二ラップ部が前記シートベルトリトラクタに引き込まれる方向に移動可能に前記タング及び前記第二ガイドアンカーに案内されていてもよい。
前記第二ガイドアンカーは、前記第一ガイドアンカーと同じ構成を有していてもよい。ここで、「同じ構成」とは、「実質的に同じ構成」を意味し、少なくともウェビングの挿通部が同じ構成を有していればよく、外形、大きさ、車体側の取付手段等は適宜変更できることを意味する。
前記タングは、例えば、シートベルト非装着状態で、前記姿勢保持部が前記ウェビングよりも前記シート側に配置されるように構成されている。
前記タングは、前記開口部、前記ウェビングとの接続部及び前記バックルとの係合部を備えた本体部と、該本体部に接続されるカバー部材と、を有し、前記カバー部材が前記姿勢保持部を構成していてもよい。
前記姿勢保持部は、前記タングの接続部と並列又はそれよりも上方の位置に形成されたウェビング挿通部により構成されていてもよい。
上述した本発明に係るシートベルト装置によれば、ウェビングの一端をシートベルトリトラクタに接続し、他端をタングに接続するとともに、中間部を第一ガイドアンカー、タング開口部及び第二ガイドアンカーのそれぞれに摺動可能に案内させたことにより、プリテンショナーの作動時にラップ部のウェビングを引き込み易くすることができ、腰部の拘束性能を向上させることができる。また、ウェビングの案内を滑車のような回転部品を使用していないことから、ラップ部に加えられる荷重が、そのままショルダー部に伝達されることがなく、乗員の胸部の締付力を低減することができる。さらに、タングに姿勢保持部を形成したことにより、シートベルト非装着時におけるタングの回転を抑制することができ、タングの操作性を向上させることができる。また、シートベルト装着時にラップ部が二重に構成されるシートベルト装置を採用したことにより、部品点数の増加や生産コストの上昇を抑制することができ、コストアップを抑制することができる。
また、ウェビングのラップ部を第一ラップ部と第二ラップ部とにより二重に構成し、ショルダー部と連なる第一ラップ部を下側に、第一ラップ部と連なる第二ラップ部を上側に配置したことにより、プリテンショナーの作動時にショルダー部を介してラップ部を引き込み易くすることができ、腰部の拘束性能を向上させることができる。また、乗員の前方移動によって乗員が第一ラップ部と接触した際(すなわち、ラップ部に荷重が加えられた際)に、第一ラップ部の長さがタングと第二ガイドアンカーとの間で固定され易く、ラップ部に加えられた荷重をショルダー部に伝達し難くすることができ、乗員の胸部の締付力を低減することができる。
また、ウェビングを、プリテンショナーの作動時に第一ラップ部及び第二ラップ部が移動可能となるようにタング及び第二ガイドアンカーに案内させたことにより、効果的にウェビングを摺動させることができ、腰部の拘束性能を向上させることができる。
また、第二ガイドアンカーを第一ガイドアンカーと同じ構成とすることにより、摺動性や反転防止性能に優れた従来の第一ガイドアンカーを第二ガイドアンカーとして使用することができ、実質的に新たな部品を生産する必要がなく、コストアップを抑制することができる。
また、姿勢保持部をタングのシート側に配置することにより、シートベルト装着時にラップ部が二重に構成されるシートベルト装置に適した姿勢保持部を容易に構成することができる。
また、タングを本体部とカバー部材とにより構成し、カバー部材に姿勢保持部を形成することにより、簡便な構成で、シートベルト装着時にラップ部が二重に構成されるシートベルト装置に適したタングを構成することができる。
また、姿勢保持部をタングの接続部と並列又はそれよりも上方の位置に形成されたウェビング挿通部で構成することにより、ウェビングの巻き取りによってタングの接続部が下方に引っ張られた場合であっても、ウェビング挿通部がウェビングの表面に接触し、タングの回転を容易に抑制することができる。
本発明に係るシートベルト装置の実施形態を示す全体図であり、(A)はシートベルト非装着状態、(B)はシートベルト装着状態、である。 図1に示したシートベルト装置の作用を示す図であり、(A)はシートベルト非装着時、(B)はシートベルト装着時、(C)はプリテンショナー作動時、(D)は緊急時、を示している。 図1に示したタングの説明図であり、(A)は平面図、(B)は側面図、を示している。 図3に示したタングの作用を示す図であり、(A)はローテンション状態、(B)はハイテンション状態、を示している。 タングの変形例を示す図であり、(A)は第一変形例、(B)は第二変形例、(C)は第三変形例、を示している。
以下、本発明の実施形態について図1〜図5を用いて説明する。ここで、図1は、本発明に係るシートベルト装置の実施形態を示す全体図であり、(A)はシートベルト非装着状態、(B)はシートベルト装着状態、である。また、図2は、図1に示したシートベルト装置の作用を示す図であり、(A)はシートベルト非装着時、(B)はシートベルト装着時、(C)はプリテンショナー作動時、(D)は緊急時、を示している。なお、図1において、乗員の図は省略してある。
本発明に係るシートベルト装置1の実施形態は、図1(A)及び(B)に示すように、乗員が着座する腰掛部S1と乗員の背面に位置する背もたれ部S2とを備えたシートSに乗員を拘束するシートベルト装置1であって、乗員を拘束するウェビング2と、ウェビング2の巻き取りを行うシートベルトリトラクタ3と、ウェビング2の先端に接続されたタング4と、車体側に設けられウェビング2を案内する第一ガイドアンカー5と、シートSの側面に配置されタング4の先端部と係合するバックル6と、バックル6と反対側のシートSの側面に配置された第二ガイドアンカー7と、を有し、ウェビング2は、シートベルトリトラクタ3から第一ガイドアンカー5に摺動可能に案内され、タング4に形成された開口部41に摺動可能に挿通された後、第二ガイドアンカー7に摺動可能に案内され、再びタング4に案内され開口部41よりも後端部側に接続されており、タング4は、シートベルト非装着状態で、ウェビング2の巻き取り方向に張力が働いた場合に、ウェビング2の表面と接触して回転を抑制する姿勢保持部40を有する。なお、シートSは、ここでは助手席用シートの場合を図示している。
前記ウェビング2は、一端がシートベルトリトラクタ3に接続され、他端がタング4に接続されるとともに、中間部が第一ガイドアンカー5、タング4の開口部41及び第二ガイドアンカー7のそれぞれに摺動可能に案内されており、後述するように、シートベルト装着時にラップ部22が二重に構成される。かかる構成のシートベルト装置1を採用した場合には、部品点数の増加や生産コストの上昇を抑制することができ、コストダウンを図ることができる。
具体的には、ウェビング2は、図1(B)に示したように、第一ガイドアンカー5とタング4との間に掛け渡されたショルダー部21と、タング4と第二ガイドアンカー7との間に掛け渡されたラップ部22と、を有し、ラップ部22は、タング4の開口部41と第二ガイドアンカー7との間に掛け渡された第一ラップ部22aと、第二ガイドアンカー7とタング4の接続部42との間に掛け渡された第二ラップ部22bと、により二重に構成され、シートベルト装着時に、第一ラップ部22aが下側に配置され、第二ラップ部22bが上側に配置されるように構成されている。
また、ウェビング2は、シートベルト装着状態で、ウェビング2を巻き取った場合に、第一ラップ部22a及び第二ラップ部22bがシートベルトリトラクタ3に引き込まれる方向に移動可能にタング4及び第二ガイドアンカー7に案内されている。
本実施形態では、ウェビング2の中間部が、第一ガイドアンカー5、タング4及び第二ガイドアンカー7のそれぞれに摺動可能に案内されていることを一つの特徴とする。すなわち、ウェビング2は、第一ガイドアンカー5、タング4及び第二ガイドアンカー7のそれぞれと一定の摩擦力を生じ得るように案内されている。なお、第一ガイドアンカー5、タング4及び第二ガイドアンカー7の構成については後述する。
前記シートベルトリトラクタ3は、一般に、ウェビング2の一端が接続されたスプールと、スプールに巻き取り力を付与するゼンマイバネ(スプリング)と、ウェビング2の引き出しを停止させるロック機構と、車両の衝突時や急減速時等の緊急時にウェビング2を瞬時に巻き取るプリテンショナーと、を有する。かかるプリテンショナーは、ECU(電子制御ユニット)に接続されたガス発生器により構成されることが多く、ECUが緊急時を予測又は検知するとガス発生器に信号が伝達され、ガス発生器が作動することにより、スプールを瞬時に回転させてウェビング2を巻き取る。また、シートベルトリトラクタ3は、ゼンマイバネを代用又は補助するモータを有していてもよいし、火薬式のプリテンショナーに替えてモータ式のプリテンショナーを使用してもよい。かかるシートベルトリトラクタ3は、例えば、車体のセンターピラーやシートSに内蔵される。なお、かかるシートベルトリトラクタ3には、従来から一般に使用されているものを任意に使用することができ、その他の詳細な説明を省略する。
前記第一ガイドアンカー5は、一般に、金属製の芯材に樹脂をモールド成形した部品であり、センターピラー等の車体側に配置される。かかる第一ガイドアンカー5は、ウェビング2が挿通される挿通孔を有し、挿通孔にはウェビング2を摺動可能に案内するガイドピースが埋め込まれていることが多い。挿通孔は、ウェビング2の一枚〜二枚分程度の隙間を有し、両端部はウェビング2のジャミング(片寄り)を抑制するために巻き上がった形状を有していることが多い。ガイドピースは、例えば、摩擦係数の低い金属材や樹脂材により構成される。なお、かかる第一ガイドアンカー5には、従来から一般に使用されているものを任意に使用することができ、その他の詳細な説明を省略する。
前記バックル6は、タング4の係合部43を着脱可能に固定する装置である。例えば、バックル6は、タング4の係合部43に係合可能なピンを有し、バックル6の頂部に形成されたスロット部にタング4の係合部43を挿入するとピンが係合し、バックル6の表面に配置されたボタンを操作することによりピンの係合を解除して、タング4をバックル6から離脱できるように構成されている。また、バックル6は、例えば、金属製のアンカーにより、シートSの腰掛部S1の側面部又は車体の床面部に固定される。なお、かかるバックル6には、従来から一般に使用されているものを任意に使用することができ、その他の詳細な説明を省略する。
前記第二ガイドアンカー7は、従来のベルトアンカー又はアンカープレートに相当する部品である。図示したように、バックル6とシートSの腰掛部S1を挟んで反対側に配置される。ここでは、シートSの腰掛部S1の側面部に直に固定される場合を図示したが、金属製のアンカーを介して腰掛部S1の側面部又は車体の床面部に固定するようにしてもよい。
本実施形態において、第二ガイドアンカー7は、ウェビング2を摺動可能に案内する部品である。したがって、第二ガイドアンカー7は、第一ガイドアンカー5と配置位置が異なるものの、同じ機能が求められる。そこで、本実施形態に示す第二ガイドアンカー7は、第一ガイドアンカー5と同じ構成を有している。すなわち、第二ガイドアンカー7は、第一ガイドアンカー5と同様に、金属製の芯材に樹脂をモールド成形した部品であって、例えば、ウェビング2が挿通される挿通孔と、ウェビング2を摺動可能に案内するガイドピースと、を有する。
このように、第二ガイドアンカー7を第一ガイドアンカー5と同じ構成とすることにより、摺動性や反転防止性能に優れた第一ガイドアンカー5を第二ガイドアンカー7として使用することができ、新たな部品を生産することなく、本実施形態に適した第二ガイドアンカー7を得ることができ、コストアップを抑制することができる。なお、「同じ構成」とは、「実質的に同じ構成」を意味し、少なくともウェビングの挿通部が同じ構成を有していればよく、外形、大きさ、車体側の取付手段等は適宜変更できることを意味する。
前記タング4は、ウェビング2の先端に接続されるとともに、ウェビング2の中間部を摺動可能に保持する部品である。そして、バックル6に嵌着されることにより、乗員をウェビング2でシートSに拘束する。ここで、図3は、図1に示したタングの説明図であり、(A)は平面図、(B)は側面図、を示している。
図3に示したタング4は、開口部41、ウェビング2との接続部42及びバックル6との係合部43を備えた本体部4aと、本体部4aに接続されるカバー部材4bと、を有し、カバー部材4bが姿勢保持部40を構成している。かかる構成により、簡便な構成で、シートベルト装着時にラップ部22が二重に構成されるシートベルト装置1に適したタング4を構成することができる。
開口部41は、ウェビング2の中間部が挿通される部分である。かかる開口部41は、ウェビング2を摺動可能に案内する部分であるため、少なくともウェビング2の厚さ以上の隙間を有し、ウェビング2が容易に反転しない程度の大きさ以下、例えば、ウェビング2の一枚〜二枚分程度の隙間に構成される。
接続部42は、開口部41よりも後端部側に形成された接続用開口部42aと本体部4aとにより形成される巻芯部である。ウェビング2は、図3(B)に示したように、先端部が接続用開口部42aに挿通された後、折り返されて自身に縫合されることによって接続部42に固定される。また、接続部42は、開口部41や係合部43よりもピラー側に位置がずれるように形成されている。かかる構成により、ウェビング2を接続し易くすることができるととともに、接続部42に接続されたウェビング2と開口部41に挿通されたウェビング2との干渉を抑制することができる。なお、図示したウェビング2の接続方法は、単なる一例であり、ボルトやリベット等の固定金具により固定されてもよい。
係合部43は、本体部4aの芯材を構成する金属製の部品の一部であり、係合用開口部43aを有する。係合部43は、本体部4aの先端側から突出し、略中央部に係合用開口部43aが形成されている。係合用開口部43aは、バックル6のピンと係合する部分である。
カバー部材4bは、本体部4aの表面に装着される部品であり、本体部4aのシートS側に配置される被覆面を有し、この被覆面が姿勢保持部40を構成している。また、カバー部材4bは、係合部43を挿通可能な開口部4cを有し、この開口部4cを係合部43に挿通させて本体部4aに係合可能に構成されている。カバー部材4bと本体部4aとの係合方法は、係合爪を凹部に係合させる方法であってもよいし、ボルトやリベット等の固定金具を使用した係合方法であってもよい。図3(B)に示したように、カバー部材4bを本体部4aに係合させた状態で、姿勢保持部40と本体部4aとの間にはウェビング2を挿通可能な隙間が形成される。また、カバー部材4bの姿勢保持部40と反対側の面には、ウェビング2を挿通可能な開口部又は切欠部を有する。
姿勢保持部40は、ウェビング2の表面と接触可能な部分であり、タング4の接続部42と略並列する位置、例えば、図3(B)に示したように、接続部42の接続用開口部42aと隣り合う位置まで形成される。ここでは、姿勢保持部40の端部の外形を円弧状に形成したが、これに限定されるものではなく、直線状であってもよいし、他の曲線状であってもよい。かかる姿勢保持部40の作用については後述する。
続いて、上述したシートベルト装置1のシートベルト装着時における作用について、図2を参照しつつ説明する。なお、図2の各図において、シートベルトリトラクタ3が内蔵されるとともに第一ガイドアンカー5が配置されたセンターピラーについては、図を省略してある。
図2(A)は、シートSに乗員Pが着座する前の状態、すなわち、シートベルトを装着(使用)していない状態を示している。このとき、ウェビング2は、車体のドア側にセンターピラーに沿って掛け渡されている。このとき、タング4は、後述する姿勢保持部40の作用により、先端部(係合部43)が下を向いた状態でウェビング2に係止されている。
図2(B)は、シートSに乗員Pが着座し、シートベルトを装着した状態を示している。シートSに着座した乗員Pは、タング4を引っ張って、バックル6に係合させる。このとき、ウェビング2は、第一ガイドアンカー5とタング4との間に掛け渡されたショルダー部21と、タング4と第二ガイドアンカー7との間に掛け渡されたラップ部22と、を有し、ラップ部22は、タング4の開口部41と第二ガイドアンカー7との間に掛け渡された第一ラップ部22aと、第二ガイドアンカー7とタング4の接続部42との間に掛け渡された第二ラップ部22bと、により二重に構成される。また、二重のラップ部22において、ショルダー部21と連なる第一ラップ部22aが下側に配置され、第一ラップ部22aと連なる第二ラップ部22bが上側に配置されるように構成されている。
図2(C)は、シートベルトリトラクタ3のプリテンショナーが作動した状態を示している。車両の衝突時や急減速時等の緊急時を予測又は検出した場合に、シートベルトリトラクタ3のプリテンショナーが作動し、ウェビング2を巻き取る方向にシートベルトリトラクタ3のスプールを駆動させる。ウェビング2は、第一ガイドアンカー5に摺動可能に案内されていることから、ショルダー部21が図のa方向に引き込まれる。また、ウェビング2は、タング4に摺動可能に案内されていることから、第一ラップ部22aが図のb方向に引き込まれる。さらに、ウェビング2は、第二ガイドアンカー7に摺動可能に案内されていることから、第二ラップ部22bが図のc方向に引き込まれる。すなわち、ウェビング2は、プリテンショナー作動時に、第一ラップ部22a及び第二ラップ部22bがシートベルトリトラクタ3に引き込まれる方向に移動できるように、第一ガイドアンカー5、タング4及び第二ガイドアンカー7に案内されている。
かかる構成により、シートベルトリトラクタ3のプリテンショナーが作動した時に、ラップ部22のウェビング2を引き込み易くすることができ、ラップ部22(第一ラップ部22a及び第二ラップ部22b)の長さを短くすることができ、ラップ部22で乗員Pを締め付けることができ、腰部の拘束性能を向上させることができる。
図2(D)は、車両の衝突時や急減速時等の緊急時におけるプリテンショナー作動後の状態を示している。プリテンショナーが作動した後のシートベルトリトラクタ3は、ロック機構によりウェビング2が引き出されないようにウェビング2をロックしている。かかる緊急時には、乗員Pは慣性力により前方に移動しようとする。このとき、ウェビング2のラップ部22(直接的には第一ラップ部22a)には図のd方向の荷重が入力される。そして、タング4と第二ガイドアンカー7に掛け渡されたウェビング2は、d方向の荷重によって生じた摩擦力により摺動し難くなるように案内されていることから、第一ラップ部22aは引き出されることなく長さが固定される。また、第二ラップ部22bには、第一ラップ部22aを介してd方向の荷重が入力されることとなるが、第二ラップ部22bは、プリテンショナーによって引き込まれる方向に張力が作用していること、第一ラップ部22aと第二ラップ部22bとに作用する張力が釣り合っていることから、第二ラップ部22bも引き出されることなく長さが固定される。したがって、かかるラップ部22によって、乗員Pの腰部の拘束性能を向上させることができ、乗員Pを効果的に拘束することができる。
また、ラップ部22にウェビング2が引き出されないことから、ラップ部22に加えられる荷重が、そのままショルダー部21に伝達されることがなく、乗員Pの胸部の締付力を低減することができる。さらに、腰部の拘束性能を向上させたことにより、乗員Pを早い段階で上体を屈曲させることができ、ショルダー部21で乗員Pを拘束しつつ、いわゆるサブマリン現象も効果的に抑制することができる。なお、シートベルトリトラクタ3にトーションバー等の衝撃吸収機構を形成した場合には、ショルダー部21で乗員Pを拘束したときの衝撃を効果的に緩和することができる。
次に、上述したシートベルト装置1のシートベルト非装着時における作用について、図4を参照しつつ説明する。ここで、図4は、図3に示したタングの作用を示す図であり、(A)はローテンション状態、(B)はハイテンション状態、を示している。
図4(A)及び(B)に示したように、タング4は、金属製の芯材44と、芯材44を被覆する樹脂部45と、により構成されている。そして、芯材44の露出した部分が係合部43を構成し、樹脂部45が本体部4aの外形を構成している。樹脂部45は、摺動性と強度の観点から、例えば、ナイロン系樹脂により構成される。カバー部材4bも樹脂により成形することが好ましいが、本体部4aほどの強度が必要ないことから、例えば、低廉なポリプロピレン系樹脂により構成される。このように、それぞれの機能に適した素材により各部品を生産することにより、コストアップを抑制することができる。
図4(A)に示したように、ウェビング2は、中間部がタング4の開口部41に挿通されるとともに、先端部がタング4の接続部42に接続されている。また、カバー部材4bにより構成される姿勢保持部40は、ウェビング2よりもシート側に配置されている。このように、姿勢保持部40をタング4のシート側に配置することにより、シートベルト装着時にラップ部22が二重に構成されるシートベルト装置1に適した姿勢保持部40を容易に構成することができる。そして、ウェビング2の張力が低いローテンション時には、タング4は自重により係合部43が下を向いた状態でウェビング2に係止されている。
図4(B)に示したように、ウェビング2の巻き取り等により、ウェビング2の張力が高いハイテンション時には、開口部41に挿通されたウェビング2が上方に引っ張られ、接続部42に接続されたウェビング2は下方に引っ張れる。したがって、タング4はシート側に回転しようとする。そして、姿勢保持部40がウェビング2の表面に接触することとなる。しかしながら、ウェビング2には十分な張力が作用していることから、姿勢保持部40の移動が阻止される。したがって、タング4の回転が抑制され、タング4の先端(係合部43)が上を向いた状態になり難くすることができる。その結果、シートSに着座した乗員Pがタング4をバックル6に係合させようとした場合に、タング4を掴み易くすることができ、操作性を向上させることができる。
最後に、タング4の変形例について説明する。ここで、図5は、タングの変形例を示す図であり、(A)は第一変形例、(B)は第二変形例、(C)は第三変形例、を示している。なお、各図において、図4に示したタング4と同じ構成部品については、同じ符号を付して重複した説明を省略する。
図5(A)に示した第一変形例は、開口部41を構成する樹脂部45と接続部42とをピラー側にずらして形成したものである。かかる構成によれば、本体部4aとカバー部材4bとの隙間を広く形成することができ、ウェビング2を開口部41に挿通し易くすることができる。かかる第一変形例によっても、図4に示した実施形態と同様に、姿勢保持部40でタング4の回転を抑制することができ、操作性を向上させることができる。
図5(B)に示した第二変形例は、カバー部材4bに替えて、本体部4aの接続部42にウェビング挿通孔46aを有する突起部46を形成したものである。かかる突起部46によっても、タング4がシートS側に回転しようとしたときに、ウェビング挿通孔46aの内面が姿勢保持部40を構成し、タング4の回転を抑制することができ、操作性を向上させることができる。
図5(C)に示した第三変形例は、開口部41と接続部42の接続用開口部42aとを兼用した開口部とし、接続部42の上部にウェビング挿通孔47aを有する突起部47を形成したものである。このとき、ウェビング2を挿通し易くするとともに、摺動し易くするために、接続部42をピラー側にずらして形成することが好ましい。そして、ウェビング2の中間部は、開口部41及びウェビング挿通孔47aに蛇行するように挿通され、ウェビング2の先端部は接続部42に巻き回されて接続される。かかる構成によっても、タング4がシートS側に回転しようとしたときに、ウェビング挿通孔47aの内面が姿勢保持部40を構成し、タング4の回転を抑制することができ、操作性を向上させることができる。このように、姿勢保持部40は、接続部42よりも上方の位置に形成されたウェビング挿通部(突起部47及びウェビング挿通孔47a)により構成されてもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されず、助手席用シート以外のシート(例えば、運転席用シート、後部座席用シート等)にも適用することができる等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは勿論である。
1…シートベルト装置
2…ウェビング
3…シートベルトリトラクタ
4…タング
4a…本体部
4b…カバー部材
4c…開口部
5…第一ガイドアンカー
6…バックル
7…第二ガイドアンカー
21…ショルダー部
22…ラップ部
22a…第一ラップ部
22b…第二ラップ部
40…姿勢保持部
41…開口部
42…接続部
42a…接続用開口部
43…係合部
43a…係合用開口部
44…芯材
45…樹脂部
46,47…突起部
46a,47a…ウェビング挿通孔

Claims (7)

  1. 乗員が着座する腰掛部と前記乗員の背面に位置する背もたれ部とを備えたシートに前記乗員を拘束するシートベルト装置であって、
    前記乗員を拘束するウェビングと、該ウェビングの巻き取りを行うシートベルトリトラクタと、前記ウェビングの先端に接続されたタングと、車体側に設けられ前記ウェビングを案内する第一ガイドアンカーと、前記シートの側面に配置され前記タングの先端部と係合するバックルと、該バックルと反対側の前記シートの側面に配置された第二ガイドアンカーと、を有し、
    前記ウェビングは、前記シートベルトリトラクタから前記第一ガイドアンカーに摺動可能に案内され、前記タングに形成された開口部に摺動可能に挿通された後、前記第二ガイドアンカーに摺動可能に案内され、再び前記タングに案内され前記開口部よりも後端部側に接続されており、
    前記タングは、シートベルト非装着状態で、前記ウェビングの巻き取り方向に張力が働いた場合に、前記ウェビングの表面と接触して回転を抑制する姿勢保持部を有する、
    ことを特徴とするシートベルト装置。
  2. 前記ウェビングは、前記第一ガイドアンカーと前記タングとの間に掛け渡されたショルダー部と、前記タングと前記第二ガイドアンカーとの間に掛け渡されたラップ部と、を有し、前記ラップ部は、前記タングの開口部と前記第二ガイドアンカーとの間に掛け渡された第一ラップ部と、前記第二ガイドアンカーと前記タングの接続部との間に掛け渡された第二ラップ部と、により二重に構成され、シートベルト装着時に、前記第一ラップ部が下側に配置され、前記第二ラップ部が上側に配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載のシートベルト装置。
  3. 前記ウェビングは、シートベルト装着状態で、前記ウェビングを巻き取った場合に、前記第一ラップ部及び前記第二ラップ部が前記シートベルトリトラクタに引き込まれる方向に移動可能に前記タング及び前記第二ガイドアンカーに案内されている、ことを特徴とする請求項2に記載のシートベルト装置。
  4. 前記第二ガイドアンカーは、前記第一ガイドアンカーと同じ構成を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のシートベルト装置。
  5. 前記タングは、シートベルト非装着状態で、前記姿勢保持部が前記ウェビングよりも前記シート側に配置されるように構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のシートベルト装置。
  6. 前記タングは、前記開口部、前記ウェビングとの接続部及び前記バックルとの係合部を備えた本体部と、該本体部に接続されるカバー部材と、を有し、前記カバー部材が前記姿勢保持部を構成している、ことを特徴とする請求項5に記載のシートベルト装置。
  7. 前記姿勢保持部は、前記タングの接続部と並列又はそれよりも上方の位置に形成されたウェビング挿通部により構成されている、ことを特徴とする請求項5に記載のシートベルト装置。

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