JP2012010864A - 髪ケア装置 - Google Patents

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noriyuki Yasui
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Abstract

【課題】コストの上昇や重量の嵩みを抑制しつつ装飾性に優れた髪ケア装置を得る。
【解決手段】ハウジング3の一部となるイオン発生部8を覆う部分を、裏側に装飾部21を設けた透明または半透明の装飾ケース20で構成し、装飾部21を装飾ケース20の肉厚変化で形出されるダイヤモンドカット状の多面体形状とした。
【選択図】図4

Description

本発明は、髪ケア装置に関する。
従来、髪ケア装置として、少なくとも一部を透視可能にした本体ケースの内面に、絵柄や図柄などの模様が施された装飾体を差し込むようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3160654号公報
しかしながら、上記従来の技術では、装飾を施した装飾体を別途形成し、本体ケースの内側に挿入して取り付ける必要があるため、コストアップや重量増が来されてしまうという問題があった。
そこで、本発明は、コストの上昇や重量の嵩みを抑制しつつ装飾性に優れた髪ケア装置を得ることを目的とする。
本発明にあっては、空気吸込口と空気吹出口とが設けられた風洞部を内部に有するハウジングと、前記空気吸込口から吸い込んだ空気を前記空気吹出口から吐出させる送風部と、を備える髪ケア装置であって、前記ハウジングの少なくとも一部に、透明または半透明の光透過部が形成されるとともに、当該光透過部の裏面に装飾部が設けられており、前記装飾部が複数の面の集合体で形成されていることを主要な特徴とする。
本発明によれば、ハウジングの少なくとも一部に、透明または半透明の光透過部を形成するとともに、当該光透過部の裏面に、複数の面の集合体で形成された装飾部を設けている。そのため、ハウジングの外側から光透過部を見ると、複数の面の集合体に光が反射することで生じる陰影が醸し出され、デザイン性に優れた髪ケア装置を得ることができる。そして、この装飾部を光透過部の裏面に設けることで、コストの上昇や重量の嵩みを抑制することができる。このように、本発明によれば、コストの上昇や重量の嵩みを抑制しつつ装飾性に優れた髪ケア装置を得ることができる。
図1は、本発明の第1実施形態にかかるヘアドライヤーの側面図である。 図2は、図1に示すヘアドライヤーの背面図である。 図3は、図1に示すヘアドライヤーの平面図である。 図4は、図3中A−A線に沿った断面図である。 図5は、図1に示すヘアドライヤーの空気吸込口に取り付けられる保護枠本体とメッシュ状フィルタと保護枠副体とを並べた斜視図である。 図6は、図1に示すヘアドライヤーに設けられるイオン発生部のイオン発生部カバーと装飾ケースとの関係を示す断面図である。 図7は、図3中B−B線に沿った断面図である。 図8は、図7中C部の拡大断面図である。 図9は、図4中D−D線に沿った断面図である。 図10は、図4中E−E線に沿った断面図である。 図11は、図3中F−F線に沿った断面図である。 図12は、図11中G部の拡大断面図である。 図13は、図3中H−H線に沿った断面図である。 図14は、図13中I部拡大断面図である。 図15は、図4中J部の拡大断面図である。 図16は、本発明の第1実施形態の第1変形例を示す装飾ケースを内側から見た底面図である。 図17は、図16中K−K線に沿った断面図である。 図18は、本発明の第1実施形態の第2変形例を示す装飾ケースの側面図である。 図19は、図18に示す装飾ケースを後方から見た背面図である。 図20は、図18に示す装飾ケースを前方から見た正面図である。 図21は、本発明の第2実施形態にかかるブラシ付きヘアドライヤーの本体部分を示す平面図である。 図22は、図21中L−L線に沿った断面図である。 図23は、図21に示すヘアドライヤーの空気吸込口に取り付けられる保護枠本体とメッシュ状フィルタと保護枠副体とを並べた側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の複数の実施形態には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、それら同様の構成要素には共通の符号を付与するとともに、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
本実施形態では髪ケア装置としてヘアドライヤーを例示する。なお、図1中、Frは前方、Upは上方を示している。
本実施形態にかかるヘアドライヤー(髪ケア装置)1は、図1から図4に示すように、温風・冷風により髪ケア機能を発揮する風洞部2を有するハウジング3と、そのハウジング3の後端部下側から突設したグリップ取付部31に連結部4を介して折り畳み自在に連結されたグリップ部5と、を備えている。なお、ハウジング3は、左右に分割されたハウジングパーツを組み合わせて結合することにより形成されている。
風洞部2は、後端部(図1中右側)に空気吸込口2aと、前端部(図1中左側)に空気吹出口2bとが設けられており、風洞部2の内部には送風部6およびヒータ(図示せず)が後方から前方に向かって直列に配置されている。また、風洞部2は、ハウジング3の内面との間に筒状の空気流路を確保した状態でハウジング3にセットされており、これら風洞部2とハウジング3とが一体となっている。そして、風洞部2の先端には、ノズル7を接続する接続部9が取り付けられている。なお、本実施形態では、空気吹出口2bは風洞部2の前端部に取り付けられたノズル7の先端となっているが、このノズル7を取り外した場合には風洞部2の先端(接続部9の先端)が空気吹出口2bとなる。
送風部6は、ファン61、このファン61を回転するモータ62、およびモータ62を風洞部2の内側に支持して通過空気の整流機能を有する整流脚63などによって構成されている。そして、ファン61がモータ62によって回転駆動することで風洞部2内に空気流を発生させ、空気吸込口2aから吸い込んだ空気を空気吹出口2bから吹き出すようにしている。このとき、ヒータに通電して加熱すれば、空気吹出口2bからの送風を温風にすることができる。
また、風洞部2の上部には、マイナスイオン(イオン)を発生させて放出するイオン発生部8が設けられている。このイオン発生部8は、マイナスイオンを発生させるイオン発生ブロック81を備えており、グリップ取付部31内に配置した高電圧発生部82で発生させた高電圧をイオン発生部8に印加してコロナ放電させることでマイナスイオンを発生させている。
イオン発生部8は、風洞部2の上側を切欠いた開口部2Kから風洞部2内を流れる空気の一部を導入し、その導入した空気ととともに発生したマイナスイオンをイオン放出口83から前方に放出するようになっている。このように、イオン放出口83から放出させたマイナスイオンを毛髪にあてることで、毛髪にツヤやしっとり感を与えるとともに、毛髪のクセ取りを行うことができる。
本実施形態では、イオン発生部8は、イオン発生ブロック81を保持する(図9参照)とともに、風洞部2から空気を導入する空気導入路84およびイオン放出路83を形成するイオン発生部カバー85を備えている。このイオン発生部カバー85は、合成樹脂材料によって成形されている。
グリップ部5の前側中央部には、上下複数段に切り換え自在なスイッチSWが設けられており、このスイッチSWによってモータ62およびヒータのオン・オフおよび風量調節などが行われる。また、グリップ部5の下端には電源に繋げるコードCが取り付けられている。
図4および図5に示すように、空気吸込口2aには、空気吸込口2aの開口領域を細分化する複数の開口部10aを有する保護枠本体10が取り付けられており、この保護枠本体10によって比較的大きな異物が誤って空洞部2内に入り込まないようにしている。
保護枠本体10は、図5に示すように、空気吸込口2aのほぼ中心を中心として同心円状に配置される複数の環状枠部10bと、それぞれの環状枠部10bと交差して空気吸込口2aのほぼ中心から放射状に延びる複数の直線状枠部10cとが設けられている。そして、それら環状枠部10bと直線状枠部10cとによって開口部10aが画成されている。
このとき、直線状枠部10cは、複数の環状枠部10bのうち最も内周側となる環状枠部10bAの内側に位置する内側直線部分10cAと、その環状枠部10bAの外側に位置する外側直線部分10cBとが、径方向となる一直線方向に対して相互にずらされている。
このように内側直線部分10cAと外側直線部分10cBとを相互にずらすことにより、中心部交点にエッジが立たないため金型の強度を確保することができるとともに、最も内周側となる環状枠部10bA内にもメッシュ状フィルタ11を配置することができる。
保護枠本体10のさらに外側には、図5に示すように、保護枠本体10の開口部10aをさらに細分化するメッシュ状フィルタ11が配置されている。メッシュ状フィルタ11は、ゴミや埃および毛髪などの比較的小さな異物が空洞部2内に入り込むのを抑える機能を有している。
この場合、メッシュ状フィルタ11は、金属メッシュもしくはポリエステルなどの難燃性樹脂からなるメッシュで形成し、その開口率が50〜90パーセント(好ましくは50〜75パーセント)で300〜650μmという目の細かい網目幅のものが好ましい。このように細かい網目幅のメッシュ状フィルタ11を用いることにより、細かい埃や毛髪などがファン61やモータ62およびヒータ部分に侵入するのをより効果的に防ぐことができる。
保護枠主体10は合成樹脂材料によって成形されており、その厚みは1.5mm程度が好ましい。また、保護枠主体10とメッシュ状フィルタ11とは合成樹脂材料によって一体成形されており、その際、成形する合成樹脂材料の中でも融点の低いABSを用いることが、成形時のメッシュ状フィルタ11の劣化を防ぐという点で好ましい。
ところで、保護枠主体10とメッシュ状フィルタ11とを熱溶着などで簡単に接合した場合には、掃除を行った際にメッシュ状フィルタ11が剥離し易くなるが、保護枠主体10とメッシュ状フィルタ11とを一体成形すれば、メッシュ状フィルタ11が保護枠主体10から剥離してしまうのを抑制することができる。このように、保護枠主体10とメッシュ状フィルタ11とを一体成形することで、掃除を行った際にメッシュ状フィルタ11の剥離をより確実に防ぐことができるようになる。また、保護枠主体10とメッシュ状フィルタ11とを一体成形することで、両者の一体感をより高めて外観上の見栄えをさらに良くすることができる。
また、保護枠主体10の直線状枠部10cは、本実施形態では主枠となる第1枠10c1と、副枠となる第2枠10c2および第3枠10c3とが設けられている。そして、第1枠10c1の幅は2mm程度、第2枠10c2および第3枠10c3の幅は1.5mm程度とするのが好ましい。このとき、主枠となって幅が最も大きな第1枠10c1の本数は、共鳴による騒音の問題を踏まえて送風部6の整流脚63の本数とファン61の枚数と異ならせるのが好ましい。本実施形態では、図2および図7に示すように、整流脚63を7本、ファン61を6枚とし、第1枠10c1を8本としている。
さらに、第1枠10c1の中間に第2枠10c2を配置することにより保護枠本体10の強度をより増大することができる。第3枠10c3は、メッシュ状フィルタ11と一体成形した際に、メッシュ状フィルタ11の強度を確保できるようになっている。
なお、環状枠部10bや直線状枠部10cなどの桟の配置数を増加することで空気吸込口2aの強度が高まり、落下や衝撃による空気吸込口2aの破損をより低減できる反面、性能面では桟の増加により風量が低下するため、それらの兼ね合いで保護枠主体10の環状枠部10bや直線状枠部10cの数が決定される。
また、本実施形態では、保護枠主体10の開口部10aの形状は、環状枠部10bおよび直線状枠部10cによってほぼ台形状となっているが、これに限ることなく開口部10aの形状が六角形のハニカム構造とすることも可能である。
このように開口部10aをハニカム構造とすれば、桟部の強度を一様に保つことができるとともに、開口部10aの総面積をより大きくすることができるため、風量をさらに増加させることができる。
また、図5に示すように、メッシュ状フィルタ11のさらに外側には保護枠副体12が設けられている。この保護枠副体12の開口部12aは、保護枠本体10の開口部10aに対応するとともに、開口部10aの形状とほぼ同形状となっている。つまり、保護枠副体12には、保護枠本体10と同様の環状枠部12bおよび直線状枠部12cを備えている。そして、それら保護枠本体10と保護枠副体12との開口部10a、12aを空気の流入方向に対してほぼ一致させてある。
このように、保護枠主体10の開口部10aと保護枠副体12の開口部12aとを一致させることで、風量が減少するのを抑制しつつ強度を確保することができる。
また、保護枠副体12は、保護枠本体10とメッシュ状フィルタ11と同様に合成樹脂材料で成形されており、これら保護枠本体10とメッシュ状フィルタ11と保護枠副体12とが一体に成形されている。
このように、保護枠副体12、保護枠本体10およびメッシュ状フィルタ11を一体成形することで、メッシュ状フィルタ11の剥離をより確実に防止できるようになる。また、メッシュ状フィルタ11の外側を保護枠副体12で覆うことができるため、擦れなどによるメッシュ状フィルタ11の破損を抑制することができ、メッシュ状フィルタ11の耐久性をより一層向上させることができる。
さらに、保護枠副体12の厚みは保護枠本体10よりも薄く形成されている。例えば、保護枠主体10の厚みが1.5mm程度である場合、保護枠副体12は0.2mm程度の厚みに形成するのが好ましい。
このように、保護枠副体12の厚みを保護枠本体10よりも薄くすることで、メッシュ状フィルタ11に埃が付着した場合の掃除がし易くなる。
さらに、本実施形態では、保護枠本体10は、着脱不可となるようにハウジング3に一体または強固に結合されている。このように、保護枠本体10を着脱不可とすることで、一体成形されたメッシュ状フィルタ11および保護枠副体12もハウジング3に対して着脱不可となる。具体的には、図4に示すように、保護枠本体10の周縁部に取付用突起10dを複数箇所もしくは全周に形成し、その取付用突起10dをハウジング3の後端部外周に嵌着させる際に、取付用突起10dをハウジング3に接着または圧入させている。こうして、保護枠本体10の着脱が容易に行われずに通常の操作では着脱不可としている。
このように、保護枠本体10を着脱不可となるようにハウジング3に一体もしくは強固に結合しておくことで、保護枠体などのフィルタ部材が空気吸込口2aに着脱自在となっている場合に比べて部品点数を減少させることができ、それによるコストダウン、軽量化およびサイズダウンを図ることができる。例えば、フィルタ部材が空気吸込口2aに着脱可能となっている場合は、フィルタ部材を取り外した場合に指などが空洞部2内に入らないようにするため、奥側にさらに別のフィルタ部材を設置させる必要がある。このように別のフィルタ部材を設けた場合、フィルタ部材が二重構造となるため、部品点数が増加してしまい、それによるコストアップや重量増およびサイズが大型化してしまうことになる。しかしながら、本実施形態のように保護枠本体10を着脱不可とすることで、別のフィルタ部材を設置する必要がなくなり、部品点数を減少させることができるため、コストダウン、軽量化およびサイズダウンを図ることができる。
また、保護枠本体10を着脱不可としておくことで、保護枠本体10を紛失してしまうおそれがなくなる。
ここで、本実施形態では、ハウジング3の少なくとも一部に、透明または半透明の光透過部を形成している。
具体的には、ハウジング3の少なくとも一部、本実施形態ではハウジング3の上部に設けられたイオン発生部8を覆う部分を、裏側(ハウジング3の中心方向側)に装飾部21を設けた透明または半透明の装飾ケース(光透過部)20で構成している。この装飾ケース20は、透明または半透明の合成樹脂材料によって一体成形されている。
そして、この装飾ケース(光透過部)20の裏面には、複数の面の集合体で形成された装飾部21が設けられている。
本実施形態では、装飾ケース20の裏面に設けられる装飾部21は、図10に示すように装飾ケース20の肉厚変化で形出されるダイヤモンドカット状の多面体形状をしている。
そして、多面体形状の装飾部21には、メタリック調の光沢を有する塗装(不透明の材料)が施されている。すなわち、装飾部21は、不透明の材料を含んでいる。なお、装飾部21は、メタリック調の塗装以外にも金属箔の添着や多様な色による印刷であってもよい。また、装飾ケース20の外側面にも印刷による装飾が施されるようにしてもよい。
装飾ケース20は、図7および図8に示すように、前後方向ほぼ中央部の両側に設けた係合片23を、ハウジング3の内側から突設する爪片32に係合させることで、ハウジング3に取り付けられている。また、図15に示すように、装飾ケース20の後端部に設けた係止片24を、ハウジング3の内側に位置して風洞部2の外側から突設した係止部2cに係合させている。さらに、図11から図13に示すように、装飾ケース20の前端部の両側に設けた爪部22を接続部9の内側に潜らせることで、装飾ケース20をハウジング3に取り付けている。このとき、係合片23、爪部22および係止片24を外側から見えない位置でそれぞれ係止させている。
また、装飾ケース20の内側にはイオン発生部カバー85が配置されているが、このイオン発生部カバー85は、装飾ケース20とは係合しないようになっている。具体的には、図4および図15に示すように、イオン発生部カバー85の係合部(図4中右端部)85aを、ハウジング3の係合片33に係合するとともに、図13および図14に示すように、イオン発生部カバー85の前端に形成された係合部85bを、接続部9の内側に潜らせて係止させている。このとき、イオン発生部カバー85の係合部85a、85bが、透明または半透明の装飾ケース20を通して外側からは見えない状態となるようにしている。このように、本実施形態では、イオン発生部カバー85は、装飾ケース(光透過部)20の内側に配置された状態で、ハウジング3の装飾ケース(光透過部)20以外の部位、すなわち、光透過部が形成されていない部位に係合して保持されている。
かかる構成のヘアドライヤー1は、スイッチSWをONすることでファン61が回転し、風洞部2内に空気が導入される。そして、空気取込口2aから導入された空気が空気吹出口2bから毛髪に向けて吹き出す。なお、吹き出し風は、ヒータのオン・オフによって温風や冷風に切り換えることができ、毛髪の整髪や乾燥を任意に行うことができる。また、イオン発生部8を作動させることにより、イオン発生部8のイオン放出口83から毛髪に向かってマイナスイオンを放出でき、毛髪にツヤやしっとり感を与えるとともに、毛髪のクセ取りなどが効果的に行われることになる。
以上説明したように、本実施形態によれば、装飾ケース(ハウジング3の少なくとも一部)20に、透明または半透明の光透過部を形成するとともに、当該光透過部の裏面に、多面体形状(複数の面の集合体)で形成された装飾部21を設けている。そのため、そのため、装飾ケース20を外側から見ると、装飾部21の多面体形状に光が反射してデザイン性に優れた陰影を発生させることができる。このことは、従来無かった深みのある装飾効果を醸し出すことができ、ヘアドライヤー1の外観性をより向上して商品価値をより高めることができる。また、装飾部21を装飾ケース20の裏側に設けることで、部品点数を削減してコストの上昇や重量の嵩みを抑制することができる。このように、本実施形態によれば、コストの上昇や重量の嵩みを抑制しつつ装飾性に優れたヘアドライヤー(髪ケア装置)1を得ることができる。さらに、部品点数を削減することができるため、生産工程の削減を図ることができ、生産能率が低下してしまうのを抑制することもできる。
また、本実施形態では、装飾部21を装飾ケース20の肉厚変化による多面体形状としている。そのため、装飾ケース20の裏面の装飾によって反射した光の陰影が、透明または半透明の装飾ケース20の肉厚変化に応じて変化する。これにより、さらに深みのあるデザイン性の優れたヘアドライヤー(髪ケア装置)1を得ることができる。
また、装飾部21がメタリック調の塗装などのように不透明の材料を含んでいるため、透明または半透明の装飾ケース20の外側から見た場合に、内部の係合部を装飾部21の不透明部分で隠して見えなくすることができる。これにより、裏面の装飾部21によって反射した光の陰影が、係合部によって損なわれることがなくなるため、ヘアドライヤー(髪ケア装置)1の外観性を良好にして商品価値をより一層高めることができる。
また、本実施形態では、ヘアドライヤー(髪ケア装置)1は、イオンを発生させて放出するイオン発生部8を備えるとともに、このイオン発生部8は、イオン発生部カバー85を有しており、イオン発生部カバー85が、装飾ケース(光透過部)20の内側に配置された状態で、ハウジング3の装飾ケース(光透過部)20が形成されていない部位に係合して保持されている。
すなわち、イオン発生部カバー85を装飾ケース20の内側に配置した状態で、このイオン発生部カバー85をハウジング3のみに係合させることで保持している。これにより、イオン発生部カバー85が装飾ケース20に係合されることがなくなり、透明または半透明となった装飾ケース20の外側からイオン発生部カバー85の係合部を見えなくすることができる。その結果、装飾ケース20部分の外観性を良好にして商品価値をより一層高めることができるようになる。
また、透明または半透明の光透過部を交換可能(着脱可能)な装飾ケース20とすることで、絵柄や図柄などの模様が施された装飾ケース20を複数用意し、それらの装飾ケース20を交換することで様々なバリエーションのヘアドライヤー(髪ケア装置)1を得ることができる。
次に、本実施形態にかかるヘアドライヤー(髪ケア装置)1の変形例を説明する。
(第1変形例)
図16および図17は、第1実施形態の第1変形例を示しており、本変形例では、合成樹脂材料で形成された装飾ケース20およびイオン発生部カバー85を一体成形している。このとき、装飾ケース20とイオン発生部カバー85との境界面に、光反射面としての装飾部21が形成されることとなる。
以上の本変形例によっても、上記第1実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
また、本変形例によれば、装飾ケース20とイオン発生部カバー85とを合成樹脂材料によって一体成形しているため、部品点数を削減できる。さらに、組み付け時には装飾ケース20のみをハウジング3側に係合させればよいので、組付作業性の向上を図ることができ、より低コストのヘアドライヤー(髪ケア装置)1を得ることができる。
(第2変形例)
図18から図20は、第1実施形態の第2変形例を示しており、装飾ケース20の外側が透明または半透明の第2の装飾ケース(第2の光透過部)30で覆われた場合を示している。
第2の装飾ケース30は、装飾ケース20の外形状にほぼ沿って形成されるとともに、装飾ケース20よりも若干小さく形成されている。そして、第2の装飾ケース30は装飾ケース20の外側に一体に接合されている。この第2の装飾ケース30には内側の装飾ケース20を透過できる任意の装飾が施されている。
以上の本変形例によっても、上記第1実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
また、本変形例によれば、装飾ケース(光透過部)20の外側が透明または半透明の第2の装飾ケース(第2の光透過部)30で覆われているため、第2の装飾ケース30の装飾が装飾ケース20を透過して影となって裏面の装飾部21に映し出される。これにより装飾ケース20の光の陰影と相俟ってさらにデザイン性に優れたヘアドライヤー(髪ケア装置)1を得ることができる。
(第2実施形態)
本実施形態では髪ケア装置としてブラシ付きヘアドライヤー1Aを例示する。なお、図21および図22は、ヘアドライヤー1Aのブラシ部分を取外した本体部分100のみを示しており、図22中、Frは前方、Upは上方を示している。
本実施形態にかかるヘアドライヤー1Aは、図21および図22に示すように、基本的に上記第1実施形態のヘアドライヤー1と同様の構成をしているが、グリップ部5が存在せず本体部分100を直接把持して用いられるものである。
本体部分100は、送風部6を備える風洞部2をハウジング3内部に有している。そして、風洞部2の後端部に設けられた空気吸込口2aには、図23に示すように保護枠本体10とメッシュ状フィルタ11と保護枠副体12とが取り付けられている。なお、これら保護枠本体10、メッシュ状フィルタ11および保護枠副体12は、本実施形態にかかる空気吸込口2aの形状に合わせた形状となっている。
また、本実施形態では、電源に繋ぐコードCが保護枠本体10、メッシュ状フィルタ11、保護枠副体12の中心部を貫通してハウジング3内に接続されている。また、図22に示すように、送風部6の下流側にはヒータ装置Hが設けられており、オン・オフや風量および温風温度を制御するスイッチSWが本体部分100の側面に設けられている。
そして、本実施形態では風洞部2の前端部に空気吹出口2bが設けられており、この空気吹出口2bが図示せぬブラシを着脱自在に嵌着する取付孔となっている。
また、本実施形態にあっても上記第1実施形態と同様に、風洞部2の上部にイオン発生部8が設けられ、このイオン発生部8を覆う部分が装飾ケース(光透過部)20Aで構成されている。この装飾ケース20Aの裏面には、上記第1実施形態と同様に、肉厚を変化させることでダイヤモンドカット状に形成された装飾部21が設けられ、その装飾部21にメタリック調の塗装などが施されている。
かかる構成のブラシ付きヘアドライヤー1Aを使用する際には、空気吹出口2bに図示せぬブラシを装着してスイッチSWをONすることで、空気吹出口2bから冷風や温風などの風が吹き出される。そして、吹き出された風がブラシの内部を通過してブラシの形成面から吹き出し、ブラシで毛髪を梳かしつつ風を当てることができるようになっている。さらに、イオン発生部8から毛髪に向かってマイナスイオンを放出させることで、毛髪にツヤやしっとり感を与えるとともに、毛髪のクセ取りを効果的に行うことができるようになっている。
以上の本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
なお、本実施形態においても、上記第1実施形態で例示した変形例を適用することが可能である。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。
たとえば、上記各実施形態および変形例では、光透過部をイオン発生部を覆う部分に設けたものを例示したが、これに限らず、イオン発生部以外の箇所に設けてもよいし、ハウジング全体に光透過部を設けてもよい。
また、上記各実施形態および変形例では、複数の面の集合体として、ダイヤモンドカット状の多面体を例示したが、これに限らず、例えば、複数の曲面を組み合わせたり、曲面と平面を組み合わせたりすることで、複数の面の集合体を形成してもよい。このとき、それぞれの面との境界部分が直線状となるようにしてもよいし曲線状となるようにしてもよい。
また、イオン発生部が設けられない髪ケア装置に本発明を適用することも可能である。
また、ハウジングや光透過部その他細部のスペック(形状、大きさ、レイアウト等)も適宜に変更可能である。
1 ヘアドライヤー(髪ケア装置)
1A ブラシ付きヘアドライヤー(髪ケア装置)
2 風洞部
2a 空気吸込口
2b 空気吹出口
3 ハウジング
6 送風部
8 イオン発生部
85 イオン発生部カバー
20 装飾ケース(光透過部)
21 装飾部
30 第2の装飾ケース(光透過部)

Claims (6)

  1. 空気吸込口と空気吹出口とが設けられた風洞部を内部に有するハウジングと、前記空気吸込口から吸い込んだ空気を前記空気吹出口から吐出させる送風部と、を備える髪ケア装置であって、
    前記ハウジングの少なくとも一部に、透明または半透明の光透過部が形成されるとともに、当該光透過部の裏面に装飾部が設けられており、
    前記装飾部が複数の面の集合体で形成されていることを特徴とする髪ケア装置。
  2. 前記装飾部の複数の面の集合体は、前記光透過部の肉厚変化によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の髪ケア装置。
  3. 前記装飾部は、不透明の材料を含んでいることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の髪ケア装置。
  4. 前記髪ケア装置は、イオンを発生させて放出するイオン発生部を備えるとともに、このイオン発生部は、イオン発生部カバーを有しており、
    前記イオン発生部カバーが、前記光透過部の内側に配置された状態で、前記ハウジングの前記光透過部が形成されていない部位に係合して保持されていることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の髪ケア装置。
  5. 前記光透過部の内側に前記イオン発生部カバーが一体成形されていることを特徴とする請求項4に記載の髪ケア装置。
  6. 前記光透過部の外側に、透明または半透明の第2の光透過部が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の髪ケア装置。
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