JP2012008284A - 画像投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】反射ミラー等が収納可能であって、小型で移動可能な画像投影装置を提供する。
【解決手段】画像生成部において生成された画像を投影レンズ、第1の反射鏡及び第2の反射鏡を介し、スクリーンに投影し画像表示を行なう画像投影装置において、前記画像生成部及び投影レンズを収納する本体部を有しており、前記画像表示を行なわない第1の状態では、前記第1の反射鏡及び前記第2の反射鏡は、前記本体部の中に収納されており、前記画像表示を行なう第2の状態では、前記第1の反射鏡及び前記第2の反射鏡は、前記本体部の外に配置されていることを特徴とする画像投影装置を提供することにより上記課題を解決する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像投影装置に関する。
画像を表示する装置としては、透過型、反射型ドットマトリックス液晶、DMD(Digital Micro mirror Device)等を用いたライトバルブと称する表示装置を用い、ライトバルブに表示される画像をスクリーンに拡大投射して大画面表示させる画像投影装置がある。このような画像投影装置は、プロジェクタと呼ばれており、レンズからの投影光をスクリーンに対し略垂直または垂直に近い位置より照射するものが一般的である。
しかしながら、このような画像投影装置では、スクリーンに投影される画像を見る際に画像投影装置が視界に入り、画像を快適に見ることができない場合がある。また、画像投影装置をスクリーン前方の所定の位置に設置する必要があるため、画像投影装置とスクリーン間におけるスペースはデッドスペースとなりスペース的なロスが生じてしまう。例えば、スクリーンに表示されている画像の説明を行なう場合に、画像投影装置とスクリーンとの間に人が入ると、スクリーンに表示される画像が人により一部遮られるため、スクリーンに表示されている画像を用いて直接説明等を行なうことが困難な場合がある。更に、プロジェクタにより投影される画像を拡大させたい場合には、プロジェクタをスクリーンより更に離す必要があり、このスペース的なロスは更に大きなものとなる。
このため、上述した問題点を解決するべく、画像表示装置であるプロジェクタを室内の天井部分に固定設置する方法や、投影光の反射を利用した特許文献1及び2等に示されるような至近投射タイプのプロジェクタも提案されている。
しかしながら、プロジェクタを室内の天井部分に設置する方法では、プロジェクタを室内の天井部分に設置するための工事が必要となり、このための工事費用が高価であること、プロジェクタが故障した場合等においてプロジェクタを取外す作業の負担が大きいこと、ランプ交換等の通常のメンテナンス作業の負担が大きいこと、プロジェクタが設置されている部屋専用のものとなりプロジェクタの使用効率が低くなってしまうこと等の問題点を有している。
また、特許文献1及び2等に示されるような至近投射タイプのプロジェクタでは、投影される画像の品質の観点より、プロジェクタからスクリーンへ投影される投射光線角度の上限に制限があるため、スクリーンにプロジェクタを近づけることにも限界があり、スクリーンとプロジェクタとを近づけすぎた場合には、プロジェクタにより表示される画面が小さくなり、表示される高さも低くなってしまうという問題点を有している。このため、一定の高さ位置に表示画像を投射するためには、専用の設置台が必要となる。更に、プロジェクタを構成する反射ミラー等の高精度の部品も必要となり、高価なものとなってしまうという問題点を有している。このような、問題点を解決するため、特許文献5に示すような画像投影装置が開示されている。
ところで、このような画像投影装置においては、使用していない状態では、できるだけコンパクトな状態となり反射ミラー等が露出していない方が、保全上及び持ち運びを容易にするという観点からも好ましい。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、画像を投影する際のロスが少なく、投影されている画像を邪魔することのない位置に配置することのできる画像投影装置であって、使用していない状態では、反射ミラー等を収納することができ、小型で容易に持ち運びをすることのできる高性能な画像投影装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、画像生成部において生成された画像を投影レンズ、第1の反射鏡及び第2の反射鏡を介し、スクリーンに投影し画像表示を行なう画像投影装置において、前記画像生成部及び投影レンズを収納する本体部を有しており、前記画像表示を行なわない第1の状態では、前記第1の反射鏡及び前記第2の反射鏡は、前記本体部の中に収納されており、前記画像表示を行なう第2の状態では、前記第1の反射鏡及び前記第2の反射鏡は、前記本体部の外に配置されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記第1の状態では、前記第1の反射鏡と前記第2の反射鏡との間に前記投影レンズが配置されるように収納されるものであることを特徴とする。
また、本発明は、前記第1の状態より、前記第1の反射鏡及び前記第2の反射鏡を同時に前記本体部に対し平行移動させることにより第3の状態となり、前記第3の状態より、前記第1の反射鏡及び前記第2の反射鏡を回転させることにより、前記第1の反射鏡及び前記第2の反射鏡の配置を前記第2の状態とするものであることを特徴とする。
また、本発明は、前記平行移動は、前記投影レンズの光軸に略平行に移動させること特徴とする。
また、本発明は、前記第1の反射鏡及び前記第2の反射鏡は各々の保持部材を介しリンク機構部材が接続されており、前記リンク機構部材には、バネ部が接続されており、前記バネ部の伸縮する力により、前記平行移動が行なわれるものであることを特徴とする。
また、本発明は、前記バネ部は、前記投影レンズの光軸方向に略垂直方向に伸縮するものであることを特徴とする。
また、本発明は、前記第1の反射鏡は、棒状に形成された第1の動作レバーの一方の端部と接続されており、前記第2の反射鏡は、L字状に形成された第2の動作レバーの一方の端部と接続されており、前記第1の動作レバーの他方の端部は、回転レバーの一方の端部と接続されており、前記第2の動作レバーの他方の端部は、前記回転レバーの他方の端部と接続されており、前記回転レバーが前記回転レバーの回転軸を中心に、所定の角度回転することにより、前記第1の反射鏡及び前記第2の反射鏡を回転させ、前記第1の反射鏡及び前記第2の反射鏡の配置を前記第3の状態から前記第2の状態とするものであることを特徴とする。
また、本発明は、前記回転レバーは、前記回転レバーの回転軸を中心とする円弧状の外形を有し、前記円弧状の外形の一部には切り欠け部が設けられており、前記平行移動する方向に延びる形状であって、一方の端部に前記切り欠け部に対応する形状の突起部を有する保持レバーを有し、前記平行移動している状態では、前記突起部は、前記回転レバーの前記切り欠け部内に入り込んでおり、前記回転レバーは前記回転レバーの回転軸を中心として回転することができないことを特徴とする。
また、本発明は、前記本体部には終端ボスが設けられており、前記第3の状態から前記第2の状態に移行する際には、前記保持レバーの一部と前記終端ボスとが接触することにより、前記保持レバーのみ前記平行移動の動きが止められ、前記回転レバーの前記切り欠け部に入り込んでいた前記保持レバーの前記突起部が、前記切り欠け部より離れるものであって、前記回転レバーの前記切り欠け部より、前記保持レバーの前記突起部が離れることにより、前記回転レバーは前記回転レバーの回転軸を中心として回転するものであることを特徴とする。
また、本発明は、前記第1の反射鏡及び前記第2の反射鏡以外の1または複数の他の反射鏡を有し、前記他の反射鏡は、前記第1の状態で前記本体部に収納され、前記第2の状態で、前記本体部の外に配置されるものであること特徴とする。
また、本発明は、前記投影レンズの光軸と前記スクリーンとは、略平行に配置されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記本体部の側面には、前記投影レンズの光軸と略垂直方向に倒すことが可能な位置合せ部を有しており、前記位置合せ部は、前記位置合せ部を前記投影レンズの光軸と略垂直方向に倒した状態で、前記位置合せ部の先端部と前記スクリーンを含む面とを接触させることにより、前記本体部と前記スクリーンとの位置合せをすることができるように形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、画像を投影する際のロスが少なく、投影されている画像を邪魔することのない位置に配置することのできる画像投影装置であって、使用していない状態では、反射ミラー等を収納することができ、小型で容易に持ち運びをすることのできる高性能な画像投影装置を提供することができる。
本実施の形態における画像投影装置の外観斜視図 本実施の形態における画像投影装置の第1及び第2の反射鏡の動作説明図(1) 本実施の形態における画像投影装置の第1及び第2の反射鏡の動作説明図(2) 本実施の形態における画像投影装置の第1及び第2の反射鏡の動作説明図(3) 本実施の形態における画像投影装置の画像投影している状態を示す図 第1反射鏡及び第2の反射鏡の取り出し機構の説明図(1) 第1反射鏡及び第2の反射鏡の取り出し機構の説明図(2) 第1反射鏡及び第2の反射鏡の取り出し機構の説明図(3) 第1反射鏡及び第2の反射鏡の取り出し機構の説明図(4) 第1反射鏡及び第2の反射鏡の取り出し機構の説明図(5)
以下、本発明の実施形態について説明する。尚、図面において同一または相当部分には同一の参照符号で示す。
(画像投影装置)
本実施の形態における画像投影装置について、図1に基づき説明する。本実施の形態における画像投影装置は、本体部10と本体部10に収納可能な第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30を有している。第1の反射鏡20は、本体部10の一方の面に設けられた第1の反射鏡収納部21に収納されており、第2の反射鏡20は、本体部10の一方の面に対向する他方の面に設けられた第2の反射鏡収納部31に収納されている。図1(a)は、本実施の形態における画像投影装置において、画像投影装置を使用していない状態を示すものであり、第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30が本体部10内に収納されている状態(第1の状態)を示す。また、図1(b)は、本実施の形態における画像投影装置において、画像投影装置が使用可能な状態(第2の状態)を示すものであり、第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30が本体部10より取り出されている状態を示す。
本実施の形態における画像投影装置は、図1(b)に示されるように、第1の反射鏡20を本体部10における第1の反射鏡収納部21より取り出し所定の位置に設置し、同様に、第2の反射鏡30を本体部10における第2の反射鏡収納部31より取り出し所定の位置に設置する。具体的には、本体部10の上面において第1の反射鏡収納部21に設けられた開口部22より、第1の反射鏡20を取り出し所定の位置に設置し、本体部10の上面において第2の反射鏡収納部31に設けられた開口部32より第2の反射鏡30を取り出し所定の位置に設置する。
尚、本体部10の下部には位置合せ部40を有しており、本体部10の側面より位置合せ部40を床面方向に倒すことにより、本体部10を安定的に設置することができる。また、位置合せ部40の高さHは、本体部10と後述するスクリーン50との間隔が所定の距離となるような高さで形成されている。即ち、壁面60等をスクリーン50として用いる場合、位置合せ部40は、本体部10より位置合せ部40を倒し、位置合せ部40の先端部41をスクリーン50となる壁面60等に接触させることにより、スクリーン50に所望の状態で画像が投影されるように形成されている。尚、本体部10より位置合せ部40が倒れた状態では、位置合せ部40の側面(位置合せ部40が倒れた状態での底面)は、後述する投影レンズ部12の光軸12aと略垂直となるように形成されている。
次に、本実施の形態における画像投影装置において、図1(a)に示す状態から図1(b)に示す状態に移る間における本体部10内の内部の動作について、図2から図4に基づき説明する。本体部10は、DMD等からなる画像生成部11及び投影レンズ部12を有している。一例として、投影レンズ部12は、第1のレンズ13、第2のレンズ14、第3のレンズ15の3枚のレンズからなる場合について示しているが、これに限定されるものではない。
最初、図2に示すように、本実施の形態における画像投影装置が、図1(a)に示す状態(第1の状態)、即ち、第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30が、本体部10内に収納されている状態にある。この状態では、第1の反射鏡20と第2の反射鏡30とは、投影レンズ部12を介し対向した位置に配置されており、第1の反射鏡20と第2の反射鏡30は互いに対向する面が鏡面となっている。尚、投影レンズ部12における光軸12aの方向をZ軸方向とする。
次に、図3に示すように、本体部10より、第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30を取り出し第3の状態とする。具体的には、本体部10における第1の反射鏡収納部21及び第2の反射鏡収納部31より、第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30を投影レンズ部12の光軸12aに対し略平行に、即ち、+Z軸方向に移動させる。この状態においては、第1の反射鏡20と第2の反射鏡30との相対的な位置関係は、図2に示す場合と同じである。
次に、図4に示すように、第1の反射鏡20が所定の角度となるように傾斜させるとともに、第2の反射鏡30も所定の角度となるように傾斜させ第2の状態とする。具体的には、第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30について、Y軸方向を回転軸として回転させることにより、第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30を各々所定の角度となるように傾斜させる。
この後、画像生成部11より投影される画像を形成するための光が供給され、投影レンズ部12を介し、第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30において反射され、スクリーン50には画像が投影される。尚、画像生成部11では、投影レンズ部12、第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30を介し、スクリーン50に投影される画像が所望の画像となるように調整されており、また、第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30の表面は、所望の画像を表示することができるように所定の形状で鏡面加工等がなされている。
尚、スクリーン50は、YZ面と略平行となるように設置されており、投影レンズ部12における光軸12aと略平行となっている。
図5に、本実施の形態における画像投影装置において、スクリーン50に画像が投影されている状態の外観を示す。本実施の形態における画像投影装置は、スクリーン50において画像が投影されている領域51の直前となる位置には、画像投影装置が存在していない。このため、スクリーン50に表示されている画像が画像投影装置により邪魔されることがないため、快適に表示されている画像を快適に見ることができる。
また、本実施の形態における画像投影装置は、専用台等も不要である。また、画像を投影する際に使用される第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30は、画像を投影しない状態では、画像投影装置の本体部10に収納することができるため、不使用時において、第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30が邪魔になることはない。このように収納することができるため、画像投影装置を簡単に持ち運びすることができ、更には、室内が投影された画像を見るための専用部屋等となることもない。
(取り出し機構)
次に、本実施の形態における画像投影装置において、図6から図10に基づき、本体部10から第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30を取り出す機構について説明する。尚、図7及び図9においては、画像生成部11及び投影レンズ部12が存在している位置は、二点鎖線で示す。
図6及び図7は、本体部10に第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30が収納されている状態(第1の状態)を示す。図6は、本実施の形態における画像投影装置の本体部10をXZ面における内部の構造図であり、図7は、YZ面における内部の構造図である。
図6に示すように、第1の反射鏡20は、第1の保持部材120により保持されている。第1の保持部材120は、第1の反射鏡20を保持するとともに、第1の反射鏡20の傾きや位置関係を調節することができるものである。また、第2の反射鏡30は、第2の保持部材130により保持されている。第2の保持部材130は、第2の反射鏡30を保持するとともに、第2の反射鏡30の傾きや位置関係を調節することができるものである。
図7は、第2の反射鏡30が本体部10に収納されている状態を示す。第2の保持部材130は、押し部材110により保持されており、押し部材110は、Z軸方向に伸びる2本のレール部111及び112に沿って、Z軸方向に移動可能である。押し部材110は、第1のリンク部材113の一方の端部と回転可能な状態で接続されており、第1のリンク部材113の略中央部分では、第2のリンク部材114の一方の端部が回転可能な状態で接続されている。第1のリンク部材113の他方の端部と第2のリンク部材114の他方の端部とはバネ部115により接続されており、図7に示される状態においては、バネ部115が縮む方向に力が加わるように接続されている。尚、図7は、第2の反射鏡30の場合について示しているが、第1の反射鏡20についても、同様の押し部材が設けられており、上述した第1のリンク部材113と接続されている。また、本願においては、第1のリンク部材113及び第2のリンク部材114により構成される部材をリンク機構部材とも称する。
また、第1のリンク部材114の他方の端部は、バネ部115の伸縮方向、即ち、Y軸方向に移動可能となるように接続されている。即ち、本体部10の内部には、Y軸方向に延びる長穴部116が設けられており、第1のリンク部材114の他方の端部は、この長穴部116内を移動可能な状態で接続されている。
第1の動作レバー140は棒状又は板状の形状のものであり、第1の動作レバー140の一方の端部は、第1の保持部材120と接続されている。第1の動作レバー140の中央部分では、押し部材110等に回転軸141を中心に回転可能な状態で取り付けられており、第1の動作レバー140の他方の端部における接続部142では、後述する回転レバー150の一方の端部と回転可能な状態で接続されている。また、第1の動作レバー140にはバネ143が接続されており、図6に示す状態では、バネ143が縮む方向に力が加わっている。
回転レバー150は、半円を有する形状で形成されており、押し部材110等に回転軸151を中心に回転可能な状態で取り付けられている。回転レバー150の外形の一部は、回転軸151を中心とする円周状に形成されており、この円周状の外形の一部には、切り欠け部152が設けられており、後述する保持レバー160における突起部161が入り込むことができるような形状で形成されている。尚、保持レバー160における突起部161が切り欠け部152に入り込んだ状態においては、回転レバー150は、回転軸151を中心に回転することはない。
保持レバー160は、棒状又は板状に形成されており、一方の端部には回転レバー150の切り欠け部152の形状に対応した形状の突起部161を有し、他方の端部には先端部162を有している。保持レバー160は、保持レバー160が+Z軸方向に沿って移動するが、所定の位置に到達した際に、保持レバー160の先端部162が本体部10に設けられた後述する終端ボス180と接触するように配置されている。
第2の動作レバー170は、L字状に形成されており、第2の動作レバー170の一方の端部は、第2の保持部材130と接続されており、第2の動作レバーのL字状に曲がった部分において、押し部材110等に回転軸171を中心に回転可能な状態で取り付けられている。第2の動作レバー170の他方の端部は、接続部172において回転可能な状態で回転レバー150の他方の端部と接続されている。また、第2の動作レバー170にはバネ173が接続されており、図6に示す状態では、バネ173が縮む方向に力が加わっている。尚、この状態では、回転レバー150の切り欠け部152に保持レバー160の突起部161が、入り込んでいる状態にあり、回転レバー150が回転軸151を中心として回転することはない。
本実施の形態における画像投影装置において、第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30を取り出す際には、まず、図8に示すように、第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30を含む、第1の保持部材120、第2の保持部材130、第1の動作レバー140、回転レバー150、保持レバー160及び第2の動作レバー170を全体に、+Z軸方向に移動し、第3の状態とする。具体的には、第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30を含む、第1の保持部材120、第2の保持部材130、第1の動作レバー140、回転レバー150、保持レバー160及び第2の動作レバー170は、押し部材110等に接続されており、図9に示すように、バネ部115の縮む力を利用して第1のリンク部113及び第2のリンク部114が動作し、押し部材110を本体部10の外側に押し出す方向に力が働くことにより、第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30を本体部10の外に押し出す。
尚、図8は、本実施の形態における画像投影装置の本体部10をXZ面における内部の構造図であり、図9は、YZ面における内部の構造図である。
次に、図10に示すように、第3の状態から第2の状態に移行する。具体的には、第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30が本体部10の外に出され、本体部10に設けられた終端ボス180と保持レバー160の先端部162とが接触した状態では、本体部160は、それ以上外側には移動することができない。しかしながら、第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30を含む、第1の保持120、第2の保持部材130、第1の動作レバー140、回転レバー150、保持レバー160及び第2の動作レバー170は、更に、+Z軸方向に移動し、回転レバー150の切り欠け部152に入り込んでいた保持レバー160の突起部161が、回転レバー150の切り欠け部152より離れる。これにより、回転レバー150は、回転軸151を中心に回転可能な状態となり、時計の回転方向に回転する。この回転に伴い、バネ143の力により、第1の動作レバー140は回転軸141を中心に回転し、第1の反射鏡20を含む第1の支持部材120は所定の位置に配置され、同様に、バネ173の力により、第2の動作レバー170は回転軸171を中心に回転し、第2の反射鏡30を含む第2の支持部材130は所定の位置に設置される。尚、図10は、本実施の形態における画像投影装置の本体部10をXZ面における内部の構造図である。
このようにして第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30を所定の位置に配置することができる。
尚、本実施の形態における画像投影装置を使用した後は、バネ143及び173の力に抗して、第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30を図8に示すような状態(第3の状態)とした後、バネ部115の力に抗して、第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30を本体部10の内部、即ち、−Z軸方向に押し込むことにより、図6に示す第1の状態とすることにより、第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30を本体部10の内部に収納することができる。
また、本実施の形態では、第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30を有する画像投影装置について説明したが、本実施の形態における画像投影装置においては、第1の反射鏡20及び第2の反射鏡30以外の1または2以上の他の反射鏡を有するものであってもよい。この場合、この他の反射鏡は、第1の状態で本体部10内に収納され、第2の状態で本体部10の外側に取り出され、所定の位置に配置される。
以上、本発明の実施に係る形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではない。
10 本体部
11 画像生成部
12 投影レンズ部
13 第1のレンズ
14 第2のレンズ
15 第3のレンズ
20 第1の反射鏡
21 第1の反射鏡収納部
22 開口部
30 第2の反射鏡
31 第2の反射鏡収納部
32 開口部
40 位置合せ部
41 先端部
50 スクリーン
51 画像が投影されている領域
110 押し部材
111 レール部
112 レール部
113 第1のリンク部材
114 第2のリンク部材
115 バネ部
116 長穴部
120 第1の保持部材
130 第2の保持部材
140 第1の動作レバー
141 回転軸
142 接続部
143 バネ
150 回転レバー
151 回転軸
152 切り欠け部
160 保持レバー
161 突起部
162 先端部
170 第2の動作レバー
171 回転軸
172 接続部
173 バネ
180 終端ボス
特開2009−122587号公報 特開2008−096761号公報 特開2007−225749号公報 特開2009−031336号公報 特開2008−096983号公報

Claims (12)

  1. 画像生成部において生成された画像を投影レンズ、第1の反射鏡及び第2の反射鏡を介し、スクリーンに投影し画像表示を行なう画像投影装置において、
    前記画像生成部及び投影レンズを収納する本体部を有しており、
    前記画像表示を行なわない第1の状態では、前記第1の反射鏡及び前記第2の反射鏡は、前記本体部の中に収納されており、
    前記画像表示を行なう第2の状態では、前記第1の反射鏡及び前記第2の反射鏡は、前記本体部の外に配置されていることを特徴とする画像投影装置。
  2. 前記第1の状態では、前記第1の反射鏡と前記第2の反射鏡との間に前記投影レンズが配置されるように収納されるものであることを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。
  3. 前記第1の状態より、前記第1の反射鏡及び前記第2の反射鏡を同時に前記本体部に対し平行移動させることにより第3の状態となり、
    前記第3の状態より、前記第1の反射鏡及び前記第2の反射鏡を回転させることにより、前記第1の反射鏡及び前記第2の反射鏡の配置を前記第2の状態とするものであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像投影装置。
  4. 前記平行移動は、前記投影レンズの光軸に略平行に移動させること特徴とする請求項3に記載の画像投影装置。
  5. 前記第1の反射鏡及び前記第2の反射鏡は各々の保持部材を介しリンク機構部材が接続されており、
    前記リンク機構部材には、バネ部が接続されており、前記バネ部の伸縮する力により、前記平行移動が行なわれるものであることを特徴とする請求項3または4に記載の画像投影装置。
  6. 前記バネ部は、前記投影レンズの光軸方向に略垂直方向に伸縮するものであることを特徴とする請求項5に記載の画像投影装置。
  7. 前記第1の反射鏡は、棒状に形成された第1の動作レバーの一方の端部と接続されており、
    前記第2の反射鏡は、L字状に形成された第2の動作レバーの一方の端部と接続されており、
    前記第1の動作レバーの他方の端部は、回転レバーの一方の端部と接続されており、前記第2の動作レバーの他方の端部は、前記回転レバーの他方の端部と接続されており、
    前記回転レバーが前記回転レバーの回転軸を中心に、所定の角度回転することにより、前記第1の反射鏡及び前記第2の反射鏡を回転させ、前記第1の反射鏡及び前記第2の反射鏡の配置を前記第3の状態から前記第2の状態とするものであることを特徴とする請求項3から6のいずれかに記載の画像投影装置。
  8. 前記回転レバーは、前記回転レバーの回転軸を中心とする円弧状の外形を有し、前記円弧状の外形の一部には切り欠け部が設けられており、
    前記平行移動する方向に延びる形状であって、一方の端部に前記切り欠け部に対応する形状の突起部を有する保持レバーを有し、
    前記平行移動している状態では、前記突起部は、前記回転レバーの前記切り欠け部内に入り込んでおり、前記回転レバーは前記回転レバーの回転軸を中心として回転することができないことを特徴とする請求項7に記載の画像投影装置。
  9. 前記本体部には終端ボスが設けられており、
    前記第3の状態から前記第2の状態に移行する際には、前記保持レバーの一部と前記終端ボスとが接触することにより、前記保持レバーのみ前記平行移動の動きが止められ、前記回転レバーの前記切り欠け部に入り込んでいた前記保持レバーの前記突起部が、前記切り欠け部より離れるものであって、
    前記回転レバーの前記切り欠け部より、前記保持レバーの前記突起部が離れることにより、前記回転レバーは前記回転レバーの回転軸を中心として回転するものであることを特徴とする請求項8に記載の画像投影装置。
  10. 前記第1の反射鏡及び前記第2の反射鏡以外の1または複数の他の反射鏡を有し、
    前記他の反射鏡は、前記第1の状態で前記本体部に収納され、前記第2の状態で、前記本体部の外に配置されるものであること特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の画像投影装置。
  11. 前記投影レンズの光軸と前記スクリーンとは、略平行に配置されていることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の画像投影装置。
  12. 前記本体部の側面には、前記投影レンズの光軸と略垂直方向に倒すことが可能な位置合せ部を有しており、
    前記位置合せ部は、前記位置合せ部を前記投影レンズの光軸と略垂直方向に倒した状態で、前記位置合せ部の先端部と前記スクリーンを含む面とを接触させることにより、前記本体部と前記スクリーンとの位置合せをすることができるように形成されていることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の画像投影装置。
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