JP2012008250A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の光走査装置のうち、少なくとも一つは使用せずに画像形成処理を行った後に、全ての光走査装置を使用して画像形成処理を行ったときの色ずれを抑制することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】制御部200は、この画像データから、第1画像形成モードか第2画像形成モードか判定する。画像データが全ての光走査走査4a、4bを用いて画像形成処理が行われる第2画像形成モード(S2のYES)のときは、全ての回転多面鏡49を回転させる(S3)。一方、ひとつの光走査装置を用いて画像形成処理が行われる第1画像形成モード(S2のNO)で、省エネモードがOnの場合(S9のYES)は、使用する光走査装置の回転多面鏡のみを回転(S10)させ、省エネモードがOffの場合(S9のNO)は、全ての回転多面鏡を回転させる(S3)。
【選択図】図7
【解決手段】制御部200は、この画像データから、第1画像形成モードか第2画像形成モードか判定する。画像データが全ての光走査走査4a、4bを用いて画像形成処理が行われる第2画像形成モード(S2のYES)のときは、全ての回転多面鏡49を回転させる(S3)。一方、ひとつの光走査装置を用いて画像形成処理が行われる第1画像形成モード(S2のNO)で、省エネモードがOnの場合(S9のYES)は、使用する光走査装置の回転多面鏡のみを回転(S10)させ、省エネモードがOffの場合(S9のNO)は、全ての回転多面鏡を回転させる(S3)。
【選択図】図7
Description
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリなどの画像形成装置に関するものである。
特許文献1や2には、回転多面鏡の回転によって光を偏向走査して潜像担持体たる感光体上に静電潜像を形成する光走査装置が複数配置された画像形成装置が記載されている。
特許文献1、2に記載の画像形成装置は、転写体の移動方向に沿ってイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)に対応した4つのの感光体を並べて配置した所謂タンデム方式の画像形成装置である。そして、Y、M、C、Kに対応した4つの光走査装置を備えている。
モノクロ画像を形成する場合は、K色の光走査装置の回転多面鏡のみを回転させて、K色の感光体に潜像を形成する。一方、フルカラー画像を形成する場合は、全色の光走査装置の回転多面鏡を回転させて、各色の感光体にそれぞれ潜像を形成する。
光走査装置は、一般に、上記回転多面鏡や光を感光体表面に結像するための結像レンズ等の光学系部品などを備えている。そして、これらの構成部品は、ハウジングに収納され、結像レンズなどの光学系部品にホコリやゴミが付着しないように、ハウジングをカバー部材などで覆って密閉している。
このような画像形成装置においては、モノクロ画像を形成した後、フルカラー画像を形成すると、K色の画像形成位置が、他の色の画像形成位置に対して大きくずれてしまい、色ずれが生じるという課題があった。
本出願人らは、上記課題に対して、鋭意研究した結果、次のことがわかった。すなわち、画像形成時、回転多面鏡は高速回転するため、回転多面鏡の軸受部が発熱する。この発熱によって、ハウジングが熱膨張により変形し、ハウジングに取り付けられた結像レンズ等の光学系部品の姿勢が、この熱膨張の影響を受けて変化してしまう。このように、光学系部品の姿勢が変化すると、ハウジング熱膨張前と熱膨張後とで感光体への走査位置が異なってしまう。第1画像形成モードたるモノクロモードの場合は、K色の光走査装置の回転多面鏡のみを回転させて、K色の感光体に潜像を形成している。このため、モノクロ画像形成後、フルカラー画像を形成すると、K色の光走査装置の走査位置は、ハウジングの熱膨張の影響で熱膨張前の走査位置に対してずれるが、他の色の光走査装置の走査位置は、ハウジングの熱膨張の影響が生じないため、位置ずれがほとんどない。その結果、モノクロ画像形成後、フルカラー画像を形成すると、K色の画像形成位置が、他の色の画像形成位置に対して大きくずれてしまうのである。
このように、複数の光走査装置のうち、少なくとも一つは用いずに画像形成処理を行った後、全ての光走査装置を用いて画像形成処理を行うと、前の画像形成処理で使用しなかった光走査装置を用いて形成された画像と、前の画像形成処理で使用した光走査装置を用いて形成された画像との間に位置ずれが生じ、色ずれとなってしまうのである。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、複数の光走査装置のうち、少なくとも一つは使用せずに画像形成処理を行った後に、全ての光走査装置を使用して画像形成処理を行ったときの色ずれを抑制することができる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、回転多面鏡を備え、該回転多面鏡の回転によって、光を潜像担持体表面に対して主走査方向に偏向走査させて潜像担持体上に静電潜像を形成する光走査装置を複数備え、複数の光走査装置のうちの少なくともひとつの光走査装置は用いずに画像を形成する第1画像形成モードと、全ての光走査装置を用いて画像を形成する第2画像形成モードとを有する画像形成装置において、上記第1画像形成モードのときに使用しない光走査装置の回転多面鏡を一定時間回転させるよう制御する制御手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において各光走査装置を、同一の構成にしたことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の画像形成装置において、上記第1画像形成モードのとき、使用しない光走査装置の回転多面鏡を回転させるか否かを選択する選択手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれかの画像形成装置において、上記制御手段は、色ずれが生じるタイミングで、上記第1画像形成モードのときに使用しない光走査装置の回転多面鏡の回転を開始するよう制御することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4の画像形成装置において、各光走査装置に、回転多面鏡近傍の温度を検知する温度検知手段をそれぞれ設け、上記制御手段は、第1画像形成モードで使用する光走査装置の回転多面鏡近傍の温度と、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡近傍の温度との差が、閾値を超えたとき、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡を回転させるよう制御することを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項4の画像形成装置において、上記制御手段は、第1画像形成モードで使用する光走査装置の回転多面鏡の回転時間が、閾値を超えたとき、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡を回転させるよう制御することを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項4の画像形成装置において、上記制御手段は、第1画像形成モードによる連続画像形成枚数が、閾値を超えたとき、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡を回転させるよう制御することを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1乃至7いずれかの画像形成装置において、上記制御手段は、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡近傍の温度が、所定値に達したら、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡の回転を停止するよう制御することを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項8の画像形成装置において、上記制御手段は、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡の回転時間が、閾値を超えたとき、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡の回転を停止することを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項8の画像形成装置において、上記制御手段は、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡の回転開始してからの第1画像形成モードによる連続画像形成枚数が閾値を超えたら、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡の回転を停止するよう制御することを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において各光走査装置を、同一の構成にしたことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の画像形成装置において、上記第1画像形成モードのとき、使用しない光走査装置の回転多面鏡を回転させるか否かを選択する選択手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれかの画像形成装置において、上記制御手段は、色ずれが生じるタイミングで、上記第1画像形成モードのときに使用しない光走査装置の回転多面鏡の回転を開始するよう制御することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4の画像形成装置において、各光走査装置に、回転多面鏡近傍の温度を検知する温度検知手段をそれぞれ設け、上記制御手段は、第1画像形成モードで使用する光走査装置の回転多面鏡近傍の温度と、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡近傍の温度との差が、閾値を超えたとき、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡を回転させるよう制御することを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項4の画像形成装置において、上記制御手段は、第1画像形成モードで使用する光走査装置の回転多面鏡の回転時間が、閾値を超えたとき、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡を回転させるよう制御することを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項4の画像形成装置において、上記制御手段は、第1画像形成モードによる連続画像形成枚数が、閾値を超えたとき、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡を回転させるよう制御することを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1乃至7いずれかの画像形成装置において、上記制御手段は、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡近傍の温度が、所定値に達したら、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡の回転を停止するよう制御することを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項8の画像形成装置において、上記制御手段は、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡の回転時間が、閾値を超えたとき、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡の回転を停止することを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項8の画像形成装置において、上記制御手段は、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡の回転開始してからの第1画像形成モードによる連続画像形成枚数が閾値を超えたら、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡の回転を停止するよう制御することを特徴とするものである。
本発明によれば、第1画像形成モードのときに使用しない光走査装置の回転多面鏡を一定時間回転させるので、第1画像形成モードのときに使用しない光走査装置のハウジングも、使用する光走査装置同様、回転多面鏡の軸受部の発熱により熱膨張する。よって、第1画像形成モード実行後に第2画像形成モードを実行しても、第1画像形成モードで使用していない光走査装置の走査位置が、第1画像形成モードで使用した光走査装置同様、熱膨張前の走査位置に対してずれが生じる。そして、各光走査装置の構成を同一の構成にすれば、第1画像形成モードで使用した光走査装置のハウジングの熱膨張による走査位置のずれと、使用しなかった光走査装置のハウジングの熱膨張による走査位置のずれとが同じ傾向となる。その結果、第1画像形成モード後に、全ての光走査装置を用いて画像形成する第2画像形成モードを実行しても、第1画像形成モードで使用した光走査装置を用いて形成した画像と、第1画像形成モードで使用しなかった光走査装置を用いて形成した画像との位置ずれが抑制され、色ずれを抑制することができる。
本発明が適用されるカラー画像形成装置の一例を図1に基づき説明する。
図1は、潜像担持体としての複数、4つのドラム状をした感光体10Y、10C、10M、10Kをタンデム配列したフルカラー画像形成装置の例であり、これら感光体は画像形成手段たる各作像装置7Y、7C、7M、7Kの一部として構成されている。これら作像装置7Y、7C、7M、7Kは順に、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色に対応し、これらの色の画像をつくる。
図1は、潜像担持体としての複数、4つのドラム状をした感光体10Y、10C、10M、10Kをタンデム配列したフルカラー画像形成装置の例であり、これら感光体は画像形成手段たる各作像装置7Y、7C、7M、7Kの一部として構成されている。これら作像装置7Y、7C、7M、7Kは順に、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色に対応し、これらの色の画像をつくる。
図1の画像形成装置のタイプでは、3つの支持ローラ15a、15b、15cなどに支持されて回転する表面移動部材としての中間転写ベルト14があり、この中間転写ベルト14の下側の張設ラインに沿って、矢印で示す該中間転写ベルト14の移動方向順に、上流側から、上記作像装置7Y、7C、7M、7Kが間隔をおいて配置されている。
フルカラー画像の形成に際しては、これら作像装置7Y、7C、7M、7Kに設けられた感光体10Y、10C、10M、10Kに後述するように、各色のトナー画像が形成される。次に、これら異なる色のトナー画像は、中間転写ベルト14を間にして各感光体に対向して配置されている転写手段としての一次転写ローラ16の機能により中間転写ベルト14の移動とともに、中間転写ベルト14上に順次重ね転写される。詳しくは、中間転写ベルト14上の一次転写ローラ16が接している箇所は転写位置といい、この転写位置で転写が行なわれる。
4つの重ね転写トナー像は最終記録媒体である記録材に、支持ローラ15aと二次転写ローラ9とのニップ部で一括転写され、定着装置6の定着対ローラ間を通紙したのち、搬送ローラを経て、排紙ローラ対より排紙トレイ19上に排紙される。こうして、記録材上にフルカラー画像を得る。
尚、中間転写ベルト14は、第1画像形成モードたるモノクロ形成モードに適合させるために、感光体10Kについては一次転写ローラ16により常時接触させる構成であり、他の感光体については、可動のテンションローラの機能により中間転写ベルト14が接離する構成としている。中間転写ベルト14上の残トナーを除去するためのクリーニング装置17がローラ15b部に設けられている。
尚、中間転写ベルト14は、第1画像形成モードたるモノクロ形成モードに適合させるために、感光体10Kについては一次転写ローラ16により常時接触させる構成であり、他の感光体については、可動のテンションローラの機能により中間転写ベルト14が接離する構成としている。中間転写ベルト14上の残トナーを除去するためのクリーニング装置17がローラ15b部に設けられている。
図1において、各作像装置7Y、7C、7M、7Kは扱うトナーの色が異なるだけであり、機械的な構成及び作像プロセスは共通であるので、感光体以外の各構成部材は同一の符号を付し、任意の一つの作像装置、例えば作像装置7Yについて構成及び作像のプロセスを説明する。
作像装置7Yの感光体10Yの周囲には、図中、時計回りの回転方向順に、感光体10Yを帯電する帯電手段としての帯電ローラ11、書込光Lの照射位置、現像手段としての現像装置12、一次転写ローラ16、クリーニング装置13などが配置されている。
各作像装置7Y、7C、7M、7Kの下方には、2つの光走査装置4a,4bが配設されている。感光体10Y、10Cへの書込光Lは、第2光走査装置4bから出射され、感光体10M、10Kへの書込光Lは、第1光走査装置4aから出射される。各光走査装置4a,4bは、感光体に向けて各色用の書込光Lを出射して静電潜像を形成する。なお、詳細については、後述する。
作像装置7Yの現像装置12については、イエローの現像剤が収納されていて、潜像をイエロー画像で可視像化する。他の作像装置についても、それぞれの色の現像剤が収納されていて、その収納されている現像剤の色で潜像を可視像化する。
画像形成に際しては、感光体10Yが回転して帯電ローラ11により一様に帯電され、書込位置でイエロー画像の情報を含む書込光Lの照射を受けて静電潜像が形成され、この潜像が現像装置を通過する間にイエロートナーにより顕像化される。
感光体10Y上のイエロートナー像は、一次転写ローラ16により中間転写ベルト14に転写される。中間転写ベルト14上の、このイエロートナー画像は、作像装置7Cでシアントナー画像、作像装置7Mでマゼンタトナー画像、作像装置7Bでブラックトナー画像と順次重ね転写される。これにより、フルカラートナー画像が形成される。
感光体10Y上のイエロートナー像は、一次転写ローラ16により中間転写ベルト14に転写される。中間転写ベルト14上の、このイエロートナー画像は、作像装置7Cでシアントナー画像、作像装置7Mでマゼンタトナー画像、作像装置7Bでブラックトナー画像と順次重ね転写される。これにより、フルカラートナー画像が形成される。
この重ねトナー像が二次転写ローラ9に達するのと同じタイミングで二次転写ローラ9に至るように、記録材が給紙部5、レジストローラからタイミングを取って送り出され、前記したように、支持ローラ15aと二次転写ローラ9とのニップ部で一括転写される。
一方、転写後の感光体はクリーニング装置13により残留トナーが除去された後、除電ランプにより除電されて次の画像形成に備えられる。同様に、中間転写ベルト14についても、残留トナーなどがクリーニング装置17により除去される。
本例の画像形成装置では、各感光体上のトナー画像を一旦中間転写ベルト14上に重ね転写して、この重ねトナー画像をシート状媒体に一括転写する方式であるが、かかる中間転写ベルトに代えて表面移動部材たる記録紙搬送ベルトを設け、この記録紙搬送ベルトにより記録材を載せて搬送し、この搬送の過程で、各感光体から順次カラートナー像を記録材上に重ね転写することにより、フルカラー画像を合成する方式のカラー画像形成装置も知られている。本発明は、これら何れの方式の画像形成装置に対しても、適用可能である。
本例の画像形成装置では、各感光体上のトナー画像を一旦中間転写ベルト14上に重ね転写して、この重ねトナー画像をシート状媒体に一括転写する方式であるが、かかる中間転写ベルトに代えて表面移動部材たる記録紙搬送ベルトを設け、この記録紙搬送ベルトにより記録材を載せて搬送し、この搬送の過程で、各感光体から順次カラートナー像を記録材上に重ね転写することにより、フルカラー画像を合成する方式のカラー画像形成装置も知られている。本発明は、これら何れの方式の画像形成装置に対しても、適用可能である。
次に、光走査装置4a,4bについて説明する。各光走査装置の構造は同一であるので、第1光走査装置4aについて説明する。
図2は、第1光走査装置4aの構成を示す概略断面図であり、図3は、第1光走査装置4aを上から見たときの概略図である。
第1光走査装置4aは、回転偏向器50、各種の反射ミラー、各種のレンズ等の光学素子を備えている。回転偏向器50の図中右側には、K用の光学系が配設されている。回転偏向器50の図中左側には、M用の光学系が配設されている。回転偏向器50は、回転多面鏡49が、回転軸151に固定されている。回転軸151は、軸受50a(図2参照)を介して回転自在に光学ハウジング100に固定されている。回転軸151が不図示のポリゴンモータにより回転駆動され、回転多面鏡49が回転する。
図2は、第1光走査装置4aの構成を示す概略断面図であり、図3は、第1光走査装置4aを上から見たときの概略図である。
第1光走査装置4aは、回転偏向器50、各種の反射ミラー、各種のレンズ等の光学素子を備えている。回転偏向器50の図中右側には、K用の光学系が配設されている。回転偏向器50の図中左側には、M用の光学系が配設されている。回転偏向器50は、回転多面鏡49が、回転軸151に固定されている。回転軸151は、軸受50a(図2参照)を介して回転自在に光学ハウジング100に固定されている。回転軸151が不図示のポリゴンモータにより回転駆動され、回転多面鏡49が回転する。
また、図3に示すように、各感光体10K、10Mにそれぞれ対応する光ビームLk、Lmを射出する光ビーム発射手段たる光源ユニット41K,41Mを備えている。光源ユニット41K,41Mは、半導体レーザ46K,46Mとコリメートレンズ47K,47Mと、これらを支持したホルダー48K,48Mとで構成され、光学ハウジング100に固定されている。
アパーチャ52K、52M、結像レンズ(シリンダレンズ)53K、53Mは、光源ユニット41K,41Mから回転偏向器50までの光ビームの光路上に配設されている。また、光学素子たる、走査レンズ(fθレンズ)25a,25b、第1折り返しミラー45aK,45aM、第2折り返しミラー45bK,45bMは、回転偏向器50から被照射体である感光体10までの光路上に配置されている。また、図示はしないが、回転偏向器50から被照射体である感光体10までの光路上に各色にそれぞれ対応する長尺レンズを配設してもよい。また、本実施形態においては、走査レンズ(fθレンズ)25から感光体まで2枚の折り返しミラー45を配置しているが、折り返しミラー45の枚数は、光路長を調整するために使われ、枚数は適宜選択される。
図3の図中右下方には、K色の光ビームLkの先端を検知するビーム検知センサたる先端ビーム検知ユニット44Kが設けられている。また、図中右上方には、K色の光ビームLkの後端を検知するビーム検知センサたる後端ビーム検知ユニット54Kが設けられている。また、回転偏向器50の回転軸151を中心にしてK用先端ビーム検知ユニット44Kと点対称となる位置(図中左上方)に、M用先端ビーム検知ユニット44Mが設けられている。同様に、回転偏向器50の回転軸151を中心にしてK用後端ビーム検知ユニット54Kと点対称となる位置(図中左下方)に、M用後端ビーム検知ユニット54Mが設けられている。
K用の光源ユニット41Kから発射された光ビームは、アパーチャ52Kを通過して、所定の形状の光ビームLkが形成される。このアパーチャ52Kを通過した光ビームLkは、結像レンズ53K(シリンダレンズ)に入射して副走査方向(感光体表面上における感光体表面移動方向に相当する方向)に集光せしめられる。結像レンズ53Kを通過した光ビームLkは、回転している回転多面鏡49の側面に入射する。回転多面鏡49の側面に光ビームLkが入射すると、この光ビームが主走査線方向に偏向走査される。回転多面鏡49で偏向走査された光ビームLkは、防音ガラス51(図2参照)を通過して走査レンズ25a(fθレンズ)によって一定の角速度で主走査方向に偏向せしめられる光の偏向方向の移動速度を等速に変換する。走査レンズ25aを透過したK色の光ビームLkは、感光体10K上への走査に先立って折り返しミラー44aKに反射され、同期レンズ44bKでビーム径を絞った後、同期検知センサ44cKに入射して先端ビーム検知ユニット44Kが光ビームLkを検知する。先端ビーム検知ユニット44Kが光ビームLkを検知すると、同期信号が出力され、同期信号に応じて、画像データに基づいて変換された光源信号の出力のタイミングが調整される。
入力された画像データに基づいて発光した光ビームLkは、上述同様、結像レンズ53Kなどを通過して、回転多面鏡49に走査されて、走査レンズ25aに入射する。走査レンズ25aに入射した光ビームLkは、図2に示すように、第1、第2折り返しミラー45aK、45bK、防塵ガラス55Kを介して感光体10Kに照射される。
そして、感光体10Kへの光走査後、光ビームLkは、折り返しミラー54aKに反射され、レンズ54bKでビーム径を絞った後、後端検知センサ54cKに入射して後端ビーム検知ユニット54Kが光ビームLkを検知する。後端ビーム検知ユニット54Kが光ビームLkを検知すると、同期信号が出力され、同期信号に応じて、次の光ビームの出力が調整されたり、倍率調整がされたりする。
M用の光源ユニット41Mから発射された光ビームLmは、アパーチャ52M、結像レンズ53Mなどを通過して、回転多面鏡49に走査される。回転多面鏡49に走査されたM用の光ビームLmは、走査レンズ25bに入射して、感光体10M上への走査に先立って先端ビーム検知ユニット44Mに入射して、同期信号を出力する。そして、同期が取れて発射された画像データに基づく光ビームLmが、結像レンズ53M、回転多面鏡49、走査レンズ25b、第1折り返しミラー45aM、第2折り返しミラ−45bM、防塵ガラス55Mを通って、感光体10Mに照射される。
本実施形態においては、各光ビーム毎に書き出しの同期を取るセンサ(先端ビーム検知ユニット)と書き終わりの同期を取るセンサ(後端ビーム検知ユニット)を設けているが、先端ビーム検知ユニットのみを設けて、書き出しの同期のみを取るようにしてもよい。また、1個の同期センサのみで、複数色の光ビームの書き出し位置の制御を行うようにしてもよい。また、本実施形態の光走査装置4はタンデム式の書込光学系であり、走査レンズ方式を採用しているが、走査レンズ、走査ミラー方式のいずれにも対応可能である。
図4は、本画像形成装置の制御系の要部を示すブロック図である。同図において制御手段としての制御部200は、例えばマイクロコンピュータで構成され、演算処理手段としてのCPU(Central Processing Unit)、記憶手段としての不揮発性メモリのRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等を有している。この制御部200には、作像装置7Y,7M,7C,7K、各光走査装置4a、4b、操作表示部201などが電気的に接続されている。そして、制御部200は、RAM内に記憶している制御プログラムに基づいて、これらの各種の機器を制御するようになっている。
図5は、操作表示部201の概略図である。
操作表示部201は、タッチパネルを用いた入力装置を有しており、図に示すように、操作表示部201には、ボタンなどの操作部品として、GUI(Graphical User Interface)部品が表示されている。操作表示部201は、制御部200からの制御信号に基づいて所定のGUI部品を表示したり、入力装置によって受け付けた操作情報を制御部200送信したりする。
操作表示部201は、タッチパネルを用いた入力装置を有しており、図に示すように、操作表示部201には、ボタンなどの操作部品として、GUI(Graphical User Interface)部品が表示されている。操作表示部201は、制御部200からの制御信号に基づいて所定のGUI部品を表示したり、入力装置によって受け付けた操作情報を制御部200送信したりする。
光走査装置4a,4bは、画像形成時に回転多面鏡49が高速回転するため、軸受部50aが発熱する。図6は、光走査装置内部の温度を測定したグラフである。図に示すように、軸受部50aで発生した熱がハウジング100に伝わり、ハウジング100の軸受部50aに近い部分から徐々に温度が上昇していることがよくわかる。
このように、軸受部50aの熱がハウジング100に伝わることで、ハウジング100の回転多面鏡近傍や走査レンズ25近傍が熱により膨張し変形してしまう(以下、この変形を熱変形という)。特に、ハウジング100を樹脂成型しているような場合は熱変形が顕著に生じてしまう。そして、ハウジング100の回転多面鏡近傍や走査レンズ近傍が熱変形してしまうと、回転多面鏡49や回転多面鏡近傍に固定された走査レンズ25a,25bなどが傾いてしまう。このように、回転多面鏡49や走査レンズ25a,25bなどが傾くと、光ビームの感光体への照射位置が、副走査方向(感光体表面移動方向)にずれてしまう。ハウジング100が(1/100)mm変形で、走査レンズ25a,25bや回転多面鏡49の傾きがほんのわずかでも、感光体10に到達するときには目視で確認できるほど、走査位置が副走査方向にずれてしまう。
モノクロ画像のとき、第1光走査装置4aのみを駆動した場合、第1光走査装置内のみ温度上昇し、第1光走査装置4aと第2光走査装置4bとの間に温度差が生じる。特に、モノクロ画像を多く印刷するユーザーがたまにフルカラー画像を印刷する場合、第1光走査装置4aと第2光走査装置4bとの間の温度差が大きくなる。その結果、第1光走査装置4aが走査する走査位置は、ハウジング100の熱変形の影響により熱変形前の走査位置から副走査方向にずれてしまう。一方、第2光走査装置4bは、モノクロ画像を印刷するときは、使用されていないので、装置内は、ほぼ室温であり、ハウジング100は熱変形していない。このため、走査位置にずれが生じていない。その結果、第1光走査装置4aを用いて形成される画像(M色とK色)と、第2光走査装置4bを用いて形成される画像(Y色とC色)との間に色ずれが生じてしまうという問題があった。なお、上記では、モノクロ画像のときの例について、説明したが、これに限られない。例えば、M色の単色画像を形成したのち、フルカラー画像を形成しても、上述と同様な色ずれが生じる。
そこで、本実施形態においては、画像データに基づいて、第1、第2光走査装置4a,4bのうち、いずれかひとつを使用せずに画像が形成される第1画像形成モードか、全ての光走査装置を用いて画像が形成される第2画像形成モードかを判定し、第1画像形成モードのときも、使用しない光走査装置の回転多面鏡を一定時間回転させるようにしている。
図7は、本実施形態の各光走査装置の制御フロー図である。
接続するパソコンから送られたり、スキャナで読み取られたりした画像データ(画像信号)が、制御部200へ入力される(S1)と、制御部200は、この画像データから、第1画像形成モードか第2画像形成モードか判定する。本実施形態においては、画像データが、単色画像、K色とM色の2色画像、Y色とC色の2色画像の場合は、いずれかひとつの光走査装置は、使用しないので、第1画像形成モードと判定し、それ以外は、全ての光走査装置を使用するので、第2画像形成モードと判定する。画像データがフルカラー画像のときなど、全ての光走査走査4a、4bを用いて画像形成処理が行われる第2画像形成モード(S2のYES)のときは、全ての回転多面鏡49を回転させる(S3)。そして、画像データに基づき生成された光源信号により対応する色の光源ユニットをONにし、対応する感光体に潜像の書き込みを開始する(S4)。感光体への潜像の書き込みが完了したら、対応する光源ユニットをOFFにする(S5)。次の画像データがあるか否かを確認し、なければ(S6のNO)、全ての回転多面鏡49を停止し(S7)、待機モードに入る(S8)。
接続するパソコンから送られたり、スキャナで読み取られたりした画像データ(画像信号)が、制御部200へ入力される(S1)と、制御部200は、この画像データから、第1画像形成モードか第2画像形成モードか判定する。本実施形態においては、画像データが、単色画像、K色とM色の2色画像、Y色とC色の2色画像の場合は、いずれかひとつの光走査装置は、使用しないので、第1画像形成モードと判定し、それ以外は、全ての光走査装置を使用するので、第2画像形成モードと判定する。画像データがフルカラー画像のときなど、全ての光走査走査4a、4bを用いて画像形成処理が行われる第2画像形成モード(S2のYES)のときは、全ての回転多面鏡49を回転させる(S3)。そして、画像データに基づき生成された光源信号により対応する色の光源ユニットをONにし、対応する感光体に潜像の書き込みを開始する(S4)。感光体への潜像の書き込みが完了したら、対応する光源ユニットをOFFにする(S5)。次の画像データがあるか否かを確認し、なければ(S6のNO)、全ての回転多面鏡49を停止し(S7)、待機モードに入る(S8)。
一方、ひとつの光走査装置を用いて画像形成処理が行われる第1画像形成モード(S2のNO)のときは、省エネモードか否かを確認する(S9)。図5に示すように、操作表示部201には、省エネボタンが設けられており、この省エネボタンが押されていた場合、制御部200は、省エネモードと判定する。すなわち、操作表示部201が、選択手段として機能するのである。また、パソコンのプリンタアプリケーションソフトから省エネモードに設定できるようにしておいてもよい。省エネモードに設定されている場合(S9のYES)は、画質よりも省エネが優先されており、色ずれが容認されているモードであるので、いずれか一方の光走査装置の回転多面鏡のみを回転させる(S10)。一方、省エネモードがOffの場合は、画質が優先されるので、全ての回転多面鏡を回転させる(S3)。そして、いずれか一方の光走査装置の光源ユニットをONにして、書き込みを開始する。省エネモードがONに設定されている場合は、書き込みが完了したら、上述同様、次の画像データがあるか否かを確認し、なければ(S6のNO)、全ての回転多面鏡49を停止し(S7)、待機モードに入る(S8)。
例えば、画像データがK色単色画像の場合、第1画像形成モードに設定される。そして、省エネモードが設定されていた場合は、図8(a)に示すように、第1光走査装置4aの回転多面鏡のみが回転して、K色の感光体10K上に潜像が書き込まれる。この場合、第2光走査装置4bの回転多面鏡は回転しないため、消費電力が抑えられる。一方、省エネモードが設定されていない場合には、図8(b)に示すように、第1、第2光走査装置4a,4bの回転多面鏡を回転させて、K色の感光体10K上に潜像が書き込まれる。これにより、第1、第2の光走査装置のうち、いずれかを使用せずに画像が処理される第1画像形成モード後、全ての光走査装置4a,4bを用いて画像が処理される第2画像形成モードが実行されても、第1画像形成モードで使用されなかった光走査装置を用いて形成された色の画像と、使用された光走査装置を用いて形成された色の画像との間の位置ずれを抑制することができ、高い画質のカラー画像を得ることができる。また、例えば、画像データがフルカラー画像の場合、第2画像形成モードに設定され、図8(c)に示すように、全ての光走査装置4a,4bの回転多面鏡が回転して、各色の感光体10Y,10M,10C,10K上に潜像が書き込まれる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。
[変形例]
例えば、第1画像形成モードが1回実行された後に、第2画像形成モードが実行されたとき、第1画像形成モードで使用された方の光走査装置はあまり温度上昇しておらず、ハウジング100の熱変形はほとんど生じていない。よって、このような場合、第1画像形成モードのときに使用しない方の光走査装置の回転多面鏡49を回転させていなくても、色ずれが抑制された高画質の画像を得ることができる。このような事情から、変形例1においては、第1光走査装置4aと第2光走査装置4bとの間の温度差に基づいて、第1画像形成モードのとき、使用しない方の回転多面鏡を回転させるか否かを判定するようにした。
例えば、第1画像形成モードが1回実行された後に、第2画像形成モードが実行されたとき、第1画像形成モードで使用された方の光走査装置はあまり温度上昇しておらず、ハウジング100の熱変形はほとんど生じていない。よって、このような場合、第1画像形成モードのときに使用しない方の光走査装置の回転多面鏡49を回転させていなくても、色ずれが抑制された高画質の画像を得ることができる。このような事情から、変形例1においては、第1光走査装置4aと第2光走査装置4bとの間の温度差に基づいて、第1画像形成モードのとき、使用しない方の回転多面鏡を回転させるか否かを判定するようにした。
回転多面鏡49と走査レンズ25との間など、回転多面鏡49の近傍に温度検知手段たるサーミスタ70を第1光走査装置4aおよび第2光走査装置4bに設ける。回転多面鏡49の近傍にサーミスタ70を配置することにより、第1画像形成モードで使用する光走査装置内の温度と、使用しない光走査装置内の温度との差が大きくなり、感度を高めることができる。よって、使用しない方の光走査装置の回転多面鏡を回転させるか否かの判定精度を高めることができる。
図9は、変形例の画像形成装置における各光走査装置の制御フロー図である。
図9に示すように、第1画像形成モードと判定され(S12のNO)、省エネモードがOFF(S19のNO)の場合、使用しない方の回転多面鏡を回転させるか否かを判定する(S20)。第1光走査装置4aと第2光走査装置4bとの温度差が、閾値以下の場合は、使用しない方の光走査装置の回転多面鏡を回転させる回転on条件に到達していない(S20のNO)ので、使用する光走査装置の回転多面鏡のみを回転させる(S21)。一方、第1光走査装置4aと第2光走査装置4bとの温度差が、閾値を超える場合は、使用しない方の回転多面鏡を回転させる回転on条件に到達している(S20のYES)ので、全ての回転多面鏡を回転させる(S13)。上記閾値は、色ずれが認識されるレベルときの温度差であり、予め実験により求めた値である。
図9に示すように、第1画像形成モードと判定され(S12のNO)、省エネモードがOFF(S19のNO)の場合、使用しない方の回転多面鏡を回転させるか否かを判定する(S20)。第1光走査装置4aと第2光走査装置4bとの温度差が、閾値以下の場合は、使用しない方の光走査装置の回転多面鏡を回転させる回転on条件に到達していない(S20のNO)ので、使用する光走査装置の回転多面鏡のみを回転させる(S21)。一方、第1光走査装置4aと第2光走査装置4bとの温度差が、閾値を超える場合は、使用しない方の回転多面鏡を回転させる回転on条件に到達している(S20のYES)ので、全ての回転多面鏡を回転させる(S13)。上記閾値は、色ずれが認識されるレベルときの温度差であり、予め実験により求めた値である。
第1光走査装置4aと第2光走査装置4bとの温度差が、閾値以下の場合は、第1画像形成モード後、第2画像形成モードが実行されても、色ずれがほとんど生じないので、使用する光走査装置の回転多面鏡のみを回転させることで、無駄な回転多面鏡の回転を防止し、装置の寿命を延ばすことができる。一方、温度差が閾値を超える場合は、第1画像形成モード後、第2画像形成モードを実行すると、色ずれが生じるので、全ての回転多面鏡を回転させて、温度差を無くす。先の図6に示すように、所定時間、回転多面鏡を回転させると、ハウジングの回転多面鏡の近傍の温度や走査レンズ近傍の温度は、所定の値に落ち着く。よって、第1光走査装置4aと第2光走査装置4bとの温度差が閾値を超えてから、全ての回転多面鏡を回転させた場合、使用する光走査装置内の温度は、所定値に落ち着いており、使用していない方の光走査装置内の温度のみが急激に上昇することになる。よって、第1光走査装置4aと第2光走査装置4bとの温度差が閾値を超えてから、全ての回転多面鏡を回転させても、第1光走査装置4aと第2光走査装置4bとの温度差がすぐに小さくなる。これにより、第1画像形成モード後、第2画像形成モードの色ずれを抑制することができる。このように、変形例の光走査装置は、色ずれに影響がない場合には、第1画像形成モードのときに使用しない光走査装置の回転多面鏡49の回転を停止しておくことができるので、色ずれを抑制しつつ、回転多面鏡49の寿命を延ばすことができ、かつ、消費電力も抑えることができる。
また、この変形例の場合、使用しない方の光走査装置の回転多面鏡を回転させるか否かの判定時には、温度差が閾値以下であっても、第1画像形成モード終了後に温度差が閾値以上となってしまうことがある。そして、次のプリントが、第2画像形成モードであると、第1光走査装置4a内の温度と第2光走査装置4b内の温度と差が閾値を超えた状態で、第2画像形成モードが実行されてしまうおそれがある。よって、第2画像形成モードのとき、第1光走査装置4a内の温度と、第2光走査装置4b内の温度とを検知し、温度差を調べる。そして、温度差が閾値を超えていた場合は、温度の低い方の光走査装置の回転多面鏡49を所定期間(先の図6に示すDの時間)回転させてから、温度の高い方の光走査装置の回転多面鏡を回転させて、書き込みを開始してもよい。これにより、第2画像形成モード実行時の色ずれを確実に抑制することができる。
また、使用しない方の光走査装置の軸受温度が、図6に示すグラフA付近の温度以下であることを、回転on条件にしてもよい。この場合は、使用しない方の光走査装置の軸受温度を検知して、使用しない方の光走査装置の軸受部温度が、図6に示すグラフA付近の温度以下の場合が、回転on条件(図9のS20のYES)となり全ての回転多面鏡を回転させる(S13)。一方、使用しない方の光走査装置の軸受温度が、A付近の温度を超えている場合は、回転on条件でない(図9のS20のNO)ので、使用する方の光走査装置の回転多面鏡のみを回転させるよう制御する(S21)。このように制御することで、色ずれのおそれがなくなったら、使用しない光走査装置の回転多面鏡49の回転を停止するので、色ずれを抑制しつつ、回転多面鏡49の寿命を延ばすことができ、かつ、消費電力も抑えることができる。
また、第1画像形成モードのときに使用する光走査装置の回転時間が閾値を超えたことを、回転on条件にしてもよい。この場合、制御部200は、各光走査装置の回転多面鏡の回転時間を計測する手段を設けておき、使用する光走査装置の回転時間を計測する。計測時間が閾値を超えた場合は、回転on条件である(S20のYES)ので、全ての回転多面鏡を回転させる(S13)。この閾値は、色ずれと回転時間との相関関係を予め実験などにより調べて、求めた値である。第1画像形成モードのときに使用する光走査装置の回転時間が閾値を超えたことを、回転on条件にしても、色ずれに影響がない場合には、第1画像形成モードのときに使用しない光走査装置の回転多面鏡49の回転を停止しておくことができるので、色ずれを抑制しつつ、回転多面鏡49の寿命を延ばすことができ、かつ、消費電力も抑えることができる。
また、第1画像形成モードのときに使用しない光走査装置の回転時間が閾値以下であることを、回転on条件にしてもよい。この閾値は、先の図6に示すDの時間である。この場合は、最初のプリント時は、第1画像形成モードのときに使用しない光走査装置の回転時間は、当然閾値以下であるから、回転on条件を満たしている(S20のYES)ため、全ての回転多面鏡を回転させる(S13)。次の画像があり、プリントが継続され(S16のYES)、2回目以降の回転on条件を満たしているか否かの判定時に第1画像形成モードのときに使用しない光走査装置の回転時間が閾値を超えていた場合(S20のNO)は、使用していない方の光走査装置の回転多面鏡の回転を停止して、使用する光走査装置の回転多面鏡のみを回転させる(S21)。
また、第1画像形成モードのときに使用しない光走査装置の回転時間が閾値以下であることを、回転on条件にした場合、一度、回転on条件を満たさずに、回転が停止しても次の画像形成動作のときには、回転on条件を満たして、使用していない方の光走査装置と使用する光走査装置との温度差が十分に小さい状態であるにもかかわらず、全ての回転多面鏡を回転させてしまうという問題がある。そこで、第1画像形成モードのときに使用しない光走査装置の回転時間が閾値以下であることを、回転on条件にする場合には、次のように制御して、上記問題に対処してもよい。すなわち、使用していない方の光走査装置の回転多面鏡の回転を停止したときに、回転時間をリセットさせず、装置待機モードとなったときに、リセットするよう制御するのである。これにより、使用しない方の光走査装置の回転多面鏡が先の図6に示すDの時間回転した後は、使用しない方の光走査装置の回転多面鏡が停止した状態でも、回転on条件を満たさなくなり、全ての回転多面鏡が回転することがなくなる。このように制御することで、使用しない方の回転多面鏡49の回転を抑制して回転多面鏡の寿命を延ばすことができ、かつ、消費電力も抑えることができる。
また、制御部200が、回転多面鏡が停止している時間を計測する手段を備え、第1画像形成モードのときに使用しない光走査装置の回転時間が閾値以下で、かつ、回転多面鏡の停止時間が、閾値を超えた場合を回転on条件にしてもよい。このようにすることでも、使用しない方の光走査装置の回転多面鏡が先の図6に示すDの時間回転した後は、使用しない方の光走査装置の回転多面鏡が停止した状態でも、回転on条件を満たさなくなり、全ての回転多面鏡が回転することがなくなる。
また、第1画像形成モードの連続印刷枚数が閾値を超えたことを、回転on条件にしてもよい。この場合、制御部200は、印刷枚数をカウントする手段を設けておく。プリントが継続される場合で、第1画像形成モードのときは、印刷枚数のカウント値をインクリメントする。一方、プリントが継続される場合で第2画像形成モードのときや、プリントが終了して待機モードになったときは、印刷枚数のカウント値をリセットする。そして、印刷枚数のカウント値が閾値を超えた場合、回転on条件を満たしている(S20のYES)ので、全て回転多面鏡の回転させる(S13)。上記閾値は、第1画像形成モードの印刷枚数とその後の第2画像形成モードでの色ずれとの相関関係を予め実験により求め、その相関関係に基づき設定された値である。一方、閾値以下の場合は、回転on条件を満たしていない(S20のNO)ので、使用する光走査装置の回転多面鏡のみを回転させる。このように、第1画像形成モードの連続印刷枚数が閾値を超えたことを、回転on条件にしても、第1画像形成モードの連続印刷枚数が閾値以下で、色ずれに影響がない場合には、第1画像形成モードのときに使用しない光走査装置の回転多面鏡49の回転を停止するので、色ずれを抑制しつつ、回転多面鏡49の寿命を延ばすことができ、かつ、消費電力も抑えることができる。
また、第1画像形成モードの連続印刷枚数が閾値を未満であることを、回転on条件にしてもよい。この場合は、最初のプリント時は、第1画像形成モードの連続印刷枚数は、当然、閾値未満であり、回転on条件を満たしているの(S20のYES)ため、全ての回転多面鏡を回転させる(S13)。第1画像形成モードの連続印刷枚数が閾値以上となったら、回転on条件を満たさないので(S20のNO)使用しない方の光走査装置の回転多面鏡の回転を停止し、使用する方の回転多面鏡のみを回転させる(S21)。このように、第1画像形成モードの連続印刷枚数が閾値未満であることを回転on条件にすることで、第1光走査装置と第2光走査装置との温度差がほとんどなくなり色ずれに影響がなくなると、使用しない方の光走査装置の回転多面鏡の回転を停止することができる。よって、色ずれを抑制しつつ、回転多面鏡49の寿命を延ばすことができ、かつ、消費電力も抑えることができる。
また、上述では、K色とM色の潜像を形成する第1光走査装置4aと、Y色とC色の潜像を形成する第2光走査装置4bとを備えた画像形成装置に本発明を適用した例について説明したが、図10に示すように、Y,M,C,Kそれぞれに対応する光走査装置4Y,4M,4C,4Kを備えた画像形成装置にも本発明を適用することができる。この場合、第2画像形成モードが、Y,M,C,Kの4色を用いたフルカラー画像を形成する場合となり、それ以外の画像(単色画像、2色画像、3色画像)を形成する場合が、第1画像形成モードとなる。また、この図10に示す画像形成装置に本発明を適用することによって、例えば、K色単色画像形成後、C色とK色の2色画像を形成する場合の色ずれも抑制することができる。
また、図10は、中間転写ベルト14に代えて表面移動部材たる記録紙搬送ベルト140を設け、この記録紙搬送ベルト140により記録材を載せて搬送し、この搬送の過程で、各感光体から順次カラートナー像を記録材上に重ね転写することにより、フルカラー画像を合成する直転方式のカラー画像形成装置である。
以上、本実施形態の画像形成装置によれば、回転多面鏡49を備え、回転多面鏡49の回転によって、光を潜像担持体たる感光体10表面に対して主走査方向に偏向走査させて感光体10上に静電潜像を形成する光走査装置4a,4bを複数備えている。また、複数の光走査装置4a,4bのうち一方の光走査装置は用いずに画像を形成する第1画像形成モードと、全ての光走査装置を用いて画像を形成する第2画像形成モードとを有しており、第1画像形成モードのときに使用しない光走査装置の回転多面鏡49を一定時間回転させるよう制御する制御手段たる制御部200を設けている。
かかる構成を有することにより、第1画像形成モードで使用されていない方の光走査装置のハウジングも使用した方の光走査装置のハウジングと同様に熱膨張して、同様に走査位置にずれが生じる。これにより、第1画像形成モード後に第2画像形成モードが実行されたときの色ずれを抑制することができる。
かかる構成を有することにより、第1画像形成モードで使用されていない方の光走査装置のハウジングも使用した方の光走査装置のハウジングと同様に熱膨張して、同様に走査位置にずれが生じる。これにより、第1画像形成モード後に第2画像形成モードが実行されたときの色ずれを抑制することができる。
特に、各光走査装置4a,4bを、同一の構成にすることによって、ハウジングの熱膨張による変形(熱変形)の傾向や、その熱変形による走査レンズ25a,25bなどの姿勢の変化が、ほぼ同じになる。その結果、ハウジングの熱膨張による位置ずれが同じ傾向となるので、第1画像形成モード後に第2画像形成モードが実行されたときの色ずれを抑制することができる。
また、第1画像形成モードのとき、使用しない光走査装置の回転多面鏡を回転させるか否かを選択する選択手段たる操作表示部201を備えることで、第1画像形成モードのときに使用しない方の光走査装置の回転多面鏡49を回転させるか否かをユーザーが選択することができる。これにより、画像品質の許容度合いが高いユーザーにおいては、第1画像形成モードのときに使用しない方の光走査装置の回転多面鏡49を回転させないよう選択すれば、第1画像形成モード時の消費電力を抑えることができる。また、第1画像形成モードのときに使用しない方の光走査装置の回転多面鏡49を回転させないよう選択すれば、回転多面鏡49の寿命を伸ばすことができる。
また、制御部200は、色ずれが生じるタイミングで、第1画像形成モードのときに使用しない光走査装置の回転多面鏡49の回転を開始するよう制御する。これにより、色ずれに影響がない場合には、第1画像形成モードのときに使用しない光走査装置の回転多面鏡49の回転を停止しておくことができ、使用する光走査装置と同じタイミングで、回転多面鏡49を回転させる場合に比べて、回転多面鏡49の寿命を延ばすことができる。また、消費電力も抑えることができる。
具体的には、制御部200は、第1画像形成モードで使用する光走査装置の回転多面鏡近傍の温度と、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡近傍の温度との差が、閾値を超えたとき、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡49を回転させるよう制御することによって、色ずれが生じるタイミングで、第1画像形成モードのときに使用しない光走査装置の回転多面鏡の回転を開始させることができる。
また、第1画像形成モードで使用する光走査装置の回転多面鏡49の回転時間が、閾値を超えたとき、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡49を回転させるよう制御しても、色ずれが生じるタイミングで、第1画像形成モードのときに使用しない光走査装置の回転多面鏡の回転を開始させることができる。
さらに、第1画像形成モードによる連続画像形成枚数が、閾値を超えたとき、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡49を回転させるよう制御しても、色ずれが生じるタイミングで、第1画像形成モードのときに使用しない光走査装置の回転多面鏡の回転を開始させることができる。
先の図6に示すように、回転多面鏡49をある程度の期間回転させると、温度がほぼ一定となる。従って、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡近傍の温度がある程度上昇したら、使用しない方の回転多面鏡49の回転を停止しても、色ずれが無視できるレベルの温度差を維持することができる。よって、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡近傍の温度が、所定値に達したら、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡49の回転を停止するよう制御することによって、回転多面鏡49の寿命を延ばすことができ、かつ、色ずれを抑制することができる。さらには、消費電力を抑えることができる。
具体的には、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡49の回転時間が、閾値を超えたとき、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡49の回転を停止することで、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡近傍の温度が、所定値に達した段階で回転多面鏡49を停止することができる。
また、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡49の回転を開始してからの第1画像形成モードによる連続画像形成枚数が閾値を超えたら、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡49の回転を停止するよう制御しても、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡近傍の温度が、所定値に達した段階で回転多面鏡を停止することができる。
4a,4b:光走査装置
10:感光体
25a,25b:走査レンズ
41:光源ユニット
49:回転多面鏡
50:回転偏向器
50a:軸受
70:サーミスタ
100:光学ハウジング
200:制御部
201:操作表示部
10:感光体
25a,25b:走査レンズ
41:光源ユニット
49:回転多面鏡
50:回転偏向器
50a:軸受
70:サーミスタ
100:光学ハウジング
200:制御部
201:操作表示部
Claims (10)
- 回転多面鏡を備え、該回転多面鏡の回転によって、光を潜像担持体表面に対して主走査方向に偏向走査させて潜像担持体上に静電潜像を形成する光走査装置を複数備え、
複数の光走査装置のうちの少なくともひとつの光走査装置は用いずに画像を形成する第1画像形成モードと、全ての光走査装置を用いて画像を形成する第2画像形成モードとを有する画像形成装置において、
上記第1画像形成モードのときに使用しない光走査装置の回転多面鏡を一定時間回転させるよう制御する制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において
各光走査装置を、同一の構成にしたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または2の画像形成装置において、
上記第1画像形成モードのとき、使用しない光走査装置の回転多面鏡を回転させるか否かを選択する選択手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3いずれかの画像形成装置において、
上記制御手段は、色ずれが生じるタイミングで、上記第1画像形成モードのときに使用しない光走査装置の回転多面鏡の回転を開始するよう制御することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4の画像形成装置において、
各光走査装置に、回転多面鏡近傍の温度を検知する温度検知手段をそれぞれ設け、
上記制御手段は、第1画像形成モードで使用する光走査装置の回転多面鏡近傍の温度と、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡近傍の温度との差が、閾値を超えたとき、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡を回転させるよう制御することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4の画像形成装置において、
上記制御手段は、第1画像形成モードで使用する光走査装置の回転多面鏡の回転時間が、閾値を超えたとき、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡を回転させるよう制御することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4の画像形成装置において、
上記制御手段は、第1画像形成モードによる連続画像形成枚数が、閾値を超えたとき、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡を回転させるよう制御することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至7いずれかの画像形成装置において、
上記制御手段は、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡近傍の温度が、所定値に達したら、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡の回転を停止するよう制御することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項8の画像形成装置において、
上記制御手段は、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡の回転時間が、閾値を超えたとき、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡の回転を停止することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項8の画像形成装置において、
上記制御手段は、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡の回転開始してからの第1画像形成モードによる連続画像形成枚数が閾値を超えたら、第1画像形成モードで使用しない光走査装置の回転多面鏡の回転を停止するよう制御することを特徴とする画像形成装置。
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2010
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