JP2012007563A - 吸気通路へのガス導入構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸気通路へのガス導入構造に関し、EGRガス等を吸気通路内に円滑に導入して導入後のガスの濃度分布の均一化を促進することができるようにする。
【解決手段】エンジン1の吸気通路2に装備され弁体11とこの弁体11を回動可能に支持する軸部12とから構成されたバタフライ式のスロットル弁11と、軸部12内に形成されたガス流路13と、ガス流路13内のガスを吸気通路2の弁体11よりも下流側に流入させる開口部15とを備えた、吸気通路へのガス導入構造において、開口部15は、軸部12のガス流路13外周の弁体11よりも下流側の壁部に、弁体11と直交する向きから弁体11の側へずれた方向に向けて形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車などに装備されるエンジン(内燃機関)において、排ガスの一部を吸気通路に戻す排ガス還流に用いて好適の、吸気通路へのガス導入構造に関するものである。
自動車に装備されるエンジン(内燃機関)には、排気ガス中のNOxを効果的に抑制するため、排ガスの一部を吸気通路側に戻す排気ガス還流(EGR:Exhaust Gas Recirculation)装置が用いられている。この還流される排ガス(還流排ガス、EGRガス)は、吸気通路のスロットル弁の下流に導入され、スロットル弁の開口から導入された新気と混合しながらエンジンの燃焼室に供給される。
このような排ガス還流にあたっては、吸気通路内に出来るだけ円滑にEGRガスを導入することや、EGRガスを吸気通路内に導入したらEGRガスの濃度分布を均一にして燃焼室に供給することが、所望の燃焼を安定して行うために必要である。特に、通常のエンジンは複数気筒を備えているので、エンジンの滑らかな作動を得るには、各気筒の燃焼室に対して均一な濃度のEGRガスを供給することが必要であり、吸気通路内へのEGRガスの円滑な導入及び導入後のEGRガス濃度分布の均一が重要になる。
特許文献1には、バタフライ式のスロットルバルブのバルブシャフトの内部に、軸方向にシャフトの両端部から中央部まで延びた2つの導入路を形成して、シャフト両端部の各導入路入口からEGRガスやPCVガスを導入してシャフト中央部の導入路出口から吸気通路内に導入する構造が記載されている。
特許文献2には、円盤状をした弁体とこの弁体を回動可能に支持する弁軸とで構成したスロットル弁をそなえ、キャニスタからの蒸発燃料を吸気通路に導入するパージ通路を、スロットルバルブの弁軸と弁体とに形成し、弁体の吸気流れ下流側の側面にパージ通路の出口を開口させる構造が記載されている。
EGRガスに限らず、吸気通路に何らかのガスを導入して、燃焼室に供給して燃焼させる場合、特許文献1,2の技術のように、ガスを導入しうる吸気通路の最上流のスロットルバルブのバルブシャフト内にガスの通路を形成し、スロットルバルブの吸気流れ下流側から吸気通路内にガスを導入すると、吸気通路に供給したガスが燃焼室に進入するまでの距離を最も長くできるため、燃焼室に供給するガスの濃度分布を均一にするのに有効である。
特開昭61−36142号公報 特開2004−183592号公報
ところで、吸気通路にガスを導入して燃焼室に供給し燃焼させる場合、ガスが燃焼室に進入するまでの距離を長くするだけでは、各気筒の燃焼室に対して均一な濃度のガスを供給するためには十分でない。つまり、吸気通路内にガスを如何に円滑に導入するか及び導入後のガスの濃度分布の均一化を如何に促進するかが課題となる。
本発明は、かかる課題に鑑みて創案されたもので、EGRガス等を吸気通路内に円滑に導入して導入後のガスの濃度分布の均一化を促進することができるようにした、吸気通路へのガス導入構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、エンジンの吸気通路に装備され弁体とこの弁体を回動可能に支持する軸部とから構成されたバタフライ式のスロットル弁と、前記軸部の内部に形成されたガス流路と、前記ガス流路内のガスを前記吸気通路の前記スロットル弁よりも下流側に導入させる開口部とを備えた、吸気通路へのガス導入構造において、前記開口部は、前記軸部のガス流路外周の前記弁体よりも下流側の壁部に、前記弁体と直交する向きから前記弁体の側へずれた方向に向けて形成されていることを特徴としている。
前記開口部は、前記下流側の壁部のうち、前記弁体と直交する向きの領域を除いて形成されていることが好ましい。
前記開口部は、前記弁体と直交する向きから、前記スロットル弁の開弁時に下流側となる前記弁体の側にずれた方向に向けて形成されていることが好ましい。
前記軸部は水平方向又は略水平方向に配置されて、前記弁体は、閉弁時には略鉛直方向に配置され、開弁時には弁体上部を前記軸部よりも下流側に弁体下部を前記軸部よりも上流側に移動させるように回動し、前記開口部は、前記弁体と直交する向きから、前記弁体上部の側にずれた方向に向けて形成されていることが好ましい。
前記開口部は、前記軸部の前記吸気通路内に露出した部分の軸方向中央部に部分的に形成されていることが好ましい。
前記開口部は、前記軸部の軸方向に複数に分割して形成されていることも好ましい。この場合、軸方向中央部を含んで、複数個が分割形成されていることが好ましい。
あるいは、前記開口部は、前記軸部の前記吸気通路内に露出した部分の軸方向の全長又は略全長にわたって形成されていることが好ましい。
前記開口部は、前記軸部の前記ガス流路の下流に行くに従って内径若しくは幅が拡大されるように形成されているも好ましい。
前記ガスは、EGRガスであることが好ましい。
本発明の吸気通路へのガス導入構造によれば、弁体とこの弁体を回動可能に支持する軸部とから構成されバタフライ式のスロットル弁において、EGRガス等のガスを、軸部の内部に形成されたガス流路へ流通させて、軸部に形成された開口部から吸気通路のスロットル弁下流側に導入させる。このように、スロットル弁の軸部から吸気通路へガスを導入すると、ガスがエンジンの燃焼室に進入するまでの距離を長く確保でき、ガスの濃度分布の均一化を促進しやすくなる。
また、スロットル弁の開放時には、スロットル弁の周囲からスロットル弁下流側に流れ込む新気のうち、スロットル弁の開放時に上流側となる弁体端部からの新気は、軸部付近に向かう反転渦流を形成する。このため、軸部からスロットル弁下流側にガスを導入すると、この新気の反転渦流がガスの導入を妨げるように働くが、開口部は、軸部の弁体よりも下流側の壁部に、弁体と直交する向きからずれた方向に向けて形成されているので、吸気通路へ導入されるガスは、この新気の反転渦流に対して真正面から逆らように導入されるのではない。したがって、新気反転渦流によるガス導入への妨害を軽減しながら、スロットル弁下流側にガスを導入することができ、ガスを円滑に導入することができる。
開口部を、弁体と直交する向きから、スロットル弁の開弁時に下流側となる弁体の側にずれた方向に向けて形成すると、弁体の下流側に発生する低流速部にガスを流入させることができ、ガスの導入と拡散とを促進させることができ、ガスの濃度分布の均一化を促進しやすくなる。
軸部が水平方向に配置されて、スロットル弁の開弁時には、弁体上部を軸部よりも下流側に弁体下部を軸部よりも上流側に移動させるように回動する構成の場合、開口部を、弁体と直交する向きから、弁体上部の側にずれた方向に向けて形成すると、弁体下部の下流側に発生する低流速部利用できる上に、吸気通路へのガスの導入に重力を利用することができ、ガスを一層円滑に吸気通路へ導入することができる。
軸部のガス流路の下流に行くに従って開口部の内径若しくは幅が拡大されると、軸部の上下流にわたって、つまり軸部の軸方向に、開口部からのガス供給を、均一に行うことができ、ガスの濃度分布の均一化を一層促進しやすくなる。
本発明の第1実施形態にかかる吸気通路へのガス導入構造を示すスロットル弁部分の断面図、(a)は鉛直断面図、(b)は水平断面図(ただし、スロットル弁全開状態)である。 本発明の第1実施形態にかかる排気ガス還流装置を備えたエンジンの模式図である。 本発明の第1実施形態にかかる吸気通路内の新気の流れの特性を説明する断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる吸気通路へのガス導入構造を示すスロットル弁部分の鉛直断面図である。 本発明の第3実施形態にかかる吸気通路へのガス導入構造を示すスロットル弁部分の鉛直断面図である。 本発明の第4実施形態にかかる吸気通路へのガス導入構造を示すスロットル弁部分の水平断面図(ただし、スロットル弁全開状態)である。 本発明の第5実施形態にかかる吸気通路へのガス導入構造を示すスロットル弁部分の水平断面図(ただし、スロットル弁全開状態)である。 本発明の第6実施形態にかかる吸気通路へのガス導入構造を示すスロットル弁部分の水平断面図(ただし、スロットル弁全開状態)である。 本発明の第7実施形態にかかる吸気通路へのガス導入構造を示すスロットル弁部分の水平断面図(ただし、スロットル弁全開状態)である。 本発明の第8実施形態にかかる吸気通路へのガス導入構造を示すスロットル弁部分の水平断面図(ただし、スロットル弁全開状態)である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
〔第1実施形態〕
まず、図1〜図3を参照して、本発明の第1実施形態を説明する。
(エンジンの給排気系の構成)
本実施形態では、吸気通路のスロットル弁よりも下流側に導入するガスは、EGRガスであり、エンジンの給排気系は図2に示すように構成される。
つまり、複数のシリンダを有するエンジン本体1には、各シリンダ内へ空気を供給する吸気通路(吸気マニホールドを含む)2、各シリンダから排気ガスを排出する排気通路(排気マニホールドを含む)3、排気通路3内の排気ガスを吸気通路2に還流させるためのEGR通路4、吸気通路2内に還流させる排気ガス量を調整するEGRバルブ5、吸気通路の上流端に設けられたスロットルボディ6が接続されている。なお、スロットルボディ6の下流の吸気マニホールド上流部には、サージタンク(図示略)が設けられ各シリンダに混合気を均質化して分配するようになっている。
EGR通路4の下流端は、図1(a),(b)に示すように、スロットルボディ6内のスロットル弁11の軸部12の軸心部分に形成されたガス流路13と連通するように接続されている。スロットル弁11は、軸部12と軸部12に一体に結合された平板状(通常、円板状)の弁体14とを備えたバタフライ式のものであり、軸部12を回動すると弁体14が回転して開閉する。なお、この開閉駆動は図示しないアクチュエータによって行なわれる。
また、図1(a)においては、スロットル弁11を小開度状態で示している。一方、図1(b)においては、便宜上、スロットル弁11を全開状態で示すが、新気流についてはスロットル弁11を小開度状態でのものを示す。
このスロットル弁11は、吸気通路2の水平方向に向く箇所に、軸部12を水平方向に向けて装備されており、弁体14は、全閉時には、弁体上部14aを軸部12よりも微小に下流側にずらし弁体下部14bを軸部12よりも微小に上流側にずらした僅かな傾斜とされ、この状態から開弁する際には、弁体上部14aを軸部12よりも下流側に移動させ弁体下部14bを軸部12よりも上流側に移動させるように回動する。
軸部12の軸心部分に形成されたガス流路13は、吸気通路2内のスロットル弁11の弁体14よりも下流側の部分に向かう開口部15を備えており、ガス流路13内のEGRガスを吸気通路2のスロットル弁下流側に導入させるようになっている。もちろん、このEGRガスの導入は、EGRバルブ5の開放時にその開度に応じた流量で行なわれる。
開口部15は、軸部12のガス流路13外周のスロットル弁11の弁体14よりも下流側の壁部に、スロットル弁11の弁体14の面と直交する向き(直交線L1参照)からずれた方向に向けて形成されている。また、開口部15は軸部12の軸方向中央部に配置され正面視で円形に形成されるため、EGRガスが比較的円滑に流出しやすく、加工性も良い。ただし、開口部15の形状は円形に限るものではない。
この開口部15の形成方向について説明する。図3は、スロットル弁11を開放(小開度〜中開度)した場合のスロットル弁11の弁体14よりも下流側に流入する新気の流れのシミュレーション結果を、ベクトルを用いて示す吸気通路2内部の図であり、図3に矢印ベクトルで示すように、スロットル弁11の弁体14が開放すると、スロットル弁11の弁体14の周囲から弁体14下流側に新気が流れ込む。
図1,図3に示すように、この流れ込む新気流NFのうち、スロットル弁11の弁体14の開放時に上流側となるスロットル弁の一端部(ここでは、弁体下部14bの端部)から進入する新気流NFの一部は、軸部12付近に向かって逆流するような反転渦流RVを形成し、スロットル弁11の弁体14の開放時に下流側となるスロットル弁の他端部(ここでは、弁体上部14aの端部)からの新気は、このような反転渦流RVを形成しない。
これは、スロットル弁開放時に、上流側で開口するスロットル弁の一端部(弁体下部14bの端部)から流入する新気は、下流側で開口するスロットル弁の他端部(弁体上部14aの端部)から流入する新気よりも流入速度が強く、この強い流れの一部が相対的に低圧のスロットル弁の他端部(弁体上部14aの端部)に向かい、この流れの一部が軸部12付近に向かって逆流する反転渦流RVを形成するものと考えられる。
軸部12付近では、このような新気の反転渦流RVが、軸部12に略正面からぶつかるように流れ込み、軸部12において、スロットル弁の一端部側(弁体下部14bの端部側)と他端部側(弁体上部14aの端部側)とに分岐して、その後は弁体14の表面に沿って各端部方向に流れている。このため、図3中に示す軸部12外周の領域(スロットル弁11の弁体14面と直交する向きの領域)A1では、新気の反転渦流RVが正面からぶつかるため、この領域A1でガス流路13内からEGRガスを供給すると、新気の反転渦流RVに妨げられて円滑に供給することができない。
一方、図3中に示すように、軸部12外周の領域A1からずれた領域A2,A3では、ぶつかった新気の反転渦流RVが弁体14の表面に沿って各端部方向に流れていくので、これらの領域A2,A3でガス流路13内からEGRガスを供給すると、弁体14の表面に沿って各端部方向に向かう新気の流れに乗ってEGRガスが流れていくため、新気の反転渦流RVに妨げられることなく円滑に供給することができる。なお、領域A1,A2,A3は、軸部12の弁体14下流側の壁部領域(略180度)を略3等分に分割して区分することができる。
本実施形態では、領域A2,A3のうち、上方に位置する領域A2に開口部15を形成している。これは、図1(a),図3に示すように、弁体14の下流側の弁体14から離隔した箇所の吸気通路2の上下中心よりもやや上方に形成される低流速部LFにEGRガスを流入させて、EGRガスの導入と拡散とを促進させることを狙ったもので、特に、EGRガスの拡散を重視した場合に好適である。なお、低流速部LFは、図1(b)に示すように、水平方向(軸部12の軸方向)には、中央部に形成されるため、軸方向、中央部に配置された開口部15から供給されるEGRガスが流入しやすい。
領域A2は、新気の流れの速度が極めて低くなっており、弁体14の表面に沿って端部方向に向かう流れも弱いものの、少なくとも新気の反転渦流RVの妨害は少なく、EGRガスを低流速部LFへ流れ込ませることができ、EGRガスの円滑な導入性を確保しながら、低流速による拡散効果を得ることができる。
本実施形態にかかる吸気通路へのガス導入構造は、上述のように構成されているので、EGRガスを、スロットル弁11の軸部12内に形成されたガス流路13を流通させて、軸部12に形成された開口部15から吸気通路2のスロットル弁下流側に導入させる。このようにEGRガスをスロットル弁11の軸部12から導入すると、EGRガスがエンジンの各シリンダの燃焼室に進入するまでの距離を長く確保でき、EGRガスの濃度分布の均一化を促進しやすくなる。
また、軸部12からスロットル弁下流側にガスを導入すると、新気の反転渦流RVがEGRガスの導入を妨げるように働くが、開口部15が、スロットル弁よりも下流側の壁部に、スロットル弁の面と直交する向きからずれた方向に向けて形成されているので、吸気通路2へ導入されるEGRガスは、この新気の反転渦流RVに対して真正面から逆らように導入されるのではない。したがって、新気反転渦流RVによるガス導入への妨害を軽減しながら、スロットル弁下流側にEGRガスを導入することができ、EGRガスを円滑に導入することができる。
したがって、各気筒の燃焼室に対して均一な濃度のガスを供給することができるようになる。
特に、本実施形態では、開口部15を、スロットル弁11の弁体14面と直交する向きから、弁体上部14aの側にずれた方向の領域A2に形成しているので、弁体14の下流側の弁体14から離隔した箇所に形成される低流速部LFにEGRガスを流入させることができ、EGRガスの導入と拡散とを促進させることができ、EGRガスの濃度分布の均一化を一層促進しやすくなる。
また、領域A2に開口部15を配置すると、スロットル弁11の全開時にも開口部15が新気流の下流側を向き、EGRガスを円滑に導入させることができる。なお、スロットル弁11の全開時には図1,図3に示すようには反転渦流RVは発生しない。
なお、本実施形態では、軸部12外周の領域A1には、開口部15を形成していないが、本発明の主旨としては、開口部15を、スロットル弁11の弁体14面と直交する向きからずれた方向(本実施形態では、スロットル弁上部の側にずれた方向)にガスが向かうように形成すればよい。つまり、領域A1に開口部15の一部がさしかかったとしても、開口部15の中心(流心)が、スロットル弁11の弁体14面と直交する向きからずれた方向に配置されれば良い。
〔第2実施形態〕
次に、図4を参照して本発明の第2実施形態を説明する。
本実施形態のガス導入構造は、開口部15の位置のみが第1実施形態と異なっているが、他の構成は第1実施形態と同様になっている。
つまり、本実施形態では、図3中に示すように、軸部12外周の領域A1からずれた領域A2,A3のうち、下方に位置する領域A3に開口部15を形成している。これは、図3中に示すように、弁体14の表面に沿って下方端部方向に向かう新気の流れが強く、弁体14の下方に開口部15を形成すれば、この新気の流れにEGRガスを乗せることができ、しかも、新気に比べて相対的に重量のあるEGRガスの重力作用も加わるため、EGRガスの導入性が高まり、EGRガスが極めて円滑に導入される。
本実施形態にかかる吸気通路へのガス導入構造によれば、上記の構成によって、EGRガスが極めて円滑に導入される効果が得られ、これに加えて、EGRガスをスロットル弁11の軸部12から導入することによる、EGRガスがエンジンの各シリンダの燃焼室に進入するまでの距離を長く確保できることからEGRガスの濃度分布の均一化を促進しやすくなるため、各気筒の燃焼室に対して均一な濃度のガスを供給することができるようになる。
なお、本実施形態の場合も、軸部12外周の領域A1には、開口部15を形成していないが、本発明の主旨としては、開口部15を、スロットル弁11の弁体14面と直交する向きからずれた方向(本実施形態では、スロットル弁上部の側にずれた方向)にガスが向かうように形成すればよい。つまり、領域A1に開口部15の一部がさしかかったとしても、開口部15の中心(流心)が、スロットル弁11の弁体14面と直交する向きからずれた方向に配置されれば良い。
〔第3実施形態〕
次に、図5を参照して本発明の第3実施形態を説明する。
本実施形態のガス導入構造では、前提となるスロットル弁11の開閉方向が第1,2実施形態と異なっている。
つまり、この実施形態のスロットル弁11は、第1,2実施形態と同様に、吸気通路2の水平方向に向く箇所に、軸部12を水平方向に向けて装備されているが、弁体14は、全閉時には、弁体上部14aを軸部12よりも微小に上流側にずらし弁体下部14bを軸部12よりも微小に下流側にずらした僅かな傾斜とされ、この状態から開弁する際には、弁体上部14aを軸部12よりも上流側に移動させ弁体下部14bを軸部12よりも下流側に移動させるように回動する。
この場合、スロットル弁11が開いたときの新気の流れは、図3に示す流れのベクトルが上下反転したものとなり、図5中に矢印で示すような気の反転渦流RVが形成される。また、第1,2実施形態と同様に、弁体14の下流側の弁体14から離隔した箇所に低流速部LFが形成されるのとは逆に、低流速部LFは、吸気通路2の上下中心よりもやや下方に形成される。
そして、第1,2実施形態と同様に、軸部12付近では、このような新気の反転渦流RVが、軸部12に略正面からぶつかるように流れ込み、軸部12において、スロットル弁の一端部側(弁体下部14bの端部側)と他端部側(弁体上部14aの端部側)とに分岐して、その後は弁体14の表面に沿って各端部方向に流れている。このため、図3中に示す場合と同様に、軸部12外周の領域(スロットル弁11の弁体14面と直交する向きの領域)A1では、新気の反転渦流RVが正面からぶつかるため、この領域A1でガス流路13内からEGRガスを供給すると、新気の反転渦流RVに妨げられて円滑に供給することができない。
つまり、本実施形態では、図5中に示すように、軸部12外周の領域A1からずれた領域A2,A3のうち、下方に位置する領域A3に開口部15を形成している。これは、図5中に示すように、弁体14の表面に沿って下方端部方向に向かう新気の流れが強くないが、弁体14の下方に開口部15を形成すれば、新気に比べて相対的に重量のあるEGRガスの重力作用も加わるため、EGRガスの導入性が高まり、EGRガスが極めて円滑に導入される。
本実施形態にかかる吸気通路へのガス導入構造によれば、上記の構成によって、EGRガスが極めて円滑に導入される効果が得られ、これに加えて、EGRガスをスロットル弁11の軸部12から導入することによる、EGRガスがエンジンの各シリンダの燃焼室に進入するまでの距離を長く確保できることからEGRガスの濃度分布の均一化を促進しやすくなるため、各気筒の燃焼室に対して均一な濃度のガスを供給することができるようになる。
また、開口部15を軸部12の下方に形成すると、吸気通路2の上下中心よりもやや下方に形成される低流速部LFへEGRガスが流れ込むため、低流速部LFにおいて、EGRガスの円滑な導入性を確保しながら、低流速による拡散効果を得ることができる。
本実施形態の場合も、軸部12外周の領域A1には、開口部15を形成していないが、本発明の主旨としては、開口部15を、スロットル弁11の弁体14面と直交する向きからずれた方向(本実施形態では、スロットル弁上部の側にずれた方向)にガスが向かうように形成すればよい。つまり、領域A1に開口部15の一部がさしかかったとしても、開口部15の中心(流心)が、スロットル弁11の弁体14面と直交する向きからずれた方向に配置されれば良い。
〔第4実施形態〕
次に、図6を参照して本発明の第4実施形態を説明する。
本実施形態のガス導入構造では、開口部15a〜15cが複数設けられている。この例では、軸部12の軸方向中央部に1つの開口部15bが、この両側に1つずつ対称に開口部15a,15cが配置され、合計3個設けられているが、開口部15a〜15cの数はこれに限らない。例えば軸部12の軸方向中央部を中心に2個を対称的に配置したり、4個以上設けたりしてもよい。また、ここでは、いずれの開口部15a〜15cも同一径の正面視で円形に形成されているが、この場合も開口部15a〜15cの形状は円形に限るものではない。
なお、各開口部15a〜15cの軸部12の周方向における位置は、第1実施形態と同様でもよく、第2実施形態と同様でもよい。また、スロットル弁11の開方向が第1,実施形態と異なる場合には、第3実施形態と同様とする。
本実施形態にかかる吸気通路へのガス導入構造によれば、上記の構成によって、上記の各実施形態の効果に加えて、開口部15a〜15cの合計面積を大きく確保することができることから、EGRガス供給量を増量させることや、EGRガスの供給圧が低い低圧EGRの場合にEGRガス供給量を確保することができる。
〔第5実施形態〕
次に、図7を参照して本発明の第5実施形態を説明する。
本実施形態のガス導入構造では、開口部15dとして1つの長穴が設けられている。この例では、正面視で矩形に形成されているが、長穴の形状は矩形に限るものではなく、長円や楕円でもよい。
なお、開口部15dの軸部12の周方向における位置は、第1実施形態と同様でもよく、第2実施形態と同様でもよい。また、スロットル弁11の開方向が第1,実施形態と異なる場合には、第3実施形態と同様とする。
本実施形態にかかる吸気通路へのガス導入構造によれば、上記の構成によって、第4実施形態と同様に、上記の第1〜第3実施形態の効果に加えて、開口部15dの面積を大きく確保することができることから、EGRガス供給量を増量させることや、EGRガスの供給圧が低い低圧EGRの場合にEGRガス供給量を確保することができる。
〔第6実施形態〕
次に、図8を参照して本発明の第6実施形態を説明する。
本実施形態は、第4実施形態と同様に、開口部15e〜15gが複数設けられているが、開口部15e〜15gは、ガス流路13の下流(図8中上方)に行くに従って大きく形成されている点が異なっており、他は第4実施形態と同様に構成されている。
本実施形態にかかる吸気通路へのガス導入構造によれば、上記の構成によって、第4実施形態の効果に加えて、ガス流路13の下流(図8中上方)に行くに従って圧力損失からガスの供給量が減るという不具合を抑えることができ、軸部12の軸方向にバランスよく均等にEGRガスを供給することができる。
〔第7実施形態〕
次に、図9を参照して本発明の第7実施形態を説明する。
本実施形態は、第5実施形態と同様に、開口部15hとして1つの長穴が設けられているが、長穴状の開口部15hの幅(軸部12の周方向への長さ)が、ガス流路13の下流(図8中上方)に行くに従って大きく形成されている点が異なっており、他は第5実施形態と同様に構成されている。また、この例では、正面視で略三角形に形成されているが、先太りの長穴の形状はこれに限るものではない。
本実施形態にかかる吸気通路へのガス導入構造によれば、上記の構成によって、第5実施形態と同様の効果に加えて、ガス流路13の下流(図8中上方)に行くに従って圧力損失からガスの供給量が減るという不具合を抑えることができ、軸部12の軸方向にバランスよく均等にEGRガスを供給することができる。
〔第8実施形態〕
次に、図10を参照して本発明の第8実施形態を説明する。
本実施形態では、スロットル弁11を冷却する構造が付加されている。この例では、スロットルボディ6に形成された冷媒流通空間6a内に冷媒(冷却水)を導入して、軸部12に接続された冷却フィン16を冷却することにより、スロットル弁11を冷却するようにしている。
この例では、第1実施形態のものに冷却構造を付加しているが、第2〜7実施形態のいずれのものに適用してもよい。
本実施形態にかかる吸気通路へのガス導入構造によれば、上記の構成によって、上記の各実施形態の効果に加えて、スロットル弁11、特に、その軸部12を冷却することができ、高温のEGRガスの温度を低下させてEGRガスの供給効率を高めることができ、高温のEGRガスの熱によるスロットル弁11の熱膨張も抑えられるため、スロットル弁11本来の機能である流量制御機能を確保することができる。
〔その他〕
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々変形させて、あるいは、適宜組み合わせて実施することができる。
例えば、上記実施形態では、吸気通路へEGRガスを導入するために本構造を適用した例を説明したが、EGRガスだけでなく、キャニスタからの蒸発燃料ガスや、PCV(ポジティブ・クランクケース・ベンチレーション)ガスなど、エンジンの燃焼室に新気と共に供給する種々のガスの吸気通路への導入に適用可能である。
本発明は、エンジンに排気ガスを還流するEGR装置に用いて好適であるが、EGRガスだけでなく、キャニスタからの蒸発燃料ガスや、PCV(ポジティブ・クランクケース・ベンチレーション)ガスなど、エンジンの燃焼室に新気と共に供給するガスの吸気通路への導入に広く適用することができる。
1 エンジン本体
2 吸気通路
3 排気通路
4 EGR通路
5 EGRバルブ
6 スロットルボディ
11 スロットル弁
12 軸部
13 ガス流路
14 弁体
14a 弁体上部
14b 弁体下部
15,15a〜15h 開口部
16 フィン
A1 スロットル弁11の弁体14面と直交する向きの領域
A2,A3 スロットル弁11の弁体14面と直交する向きからずれた領域
NF 新気流
LF 低流速部
RV 反転渦流

Claims (9)

  1. エンジンの吸気通路に装備され弁体とこの弁体を回動可能に支持する軸部とから構成されたバタフライ式のスロットル弁と、前記軸部の内部に形成されたガス流路と、前記ガス流路内のガスを前記吸気通路の前記スロットル弁よりも下流側に導入させる開口部とを備えた、吸気通路へのガス導入構造において、
    前記開口部は、前記軸部のガス流路外周の前記弁体よりも下流側の壁部に、前記弁体と直交する向きから前記弁体の側へずれた方向に向けて形成されている
    ことを特徴とする、吸気通路へのガス導入構造。
  2. 前記開口部は、前記下流側の壁部のうち、前記弁体と直交する向きの領域を除いて形成されている
    ことを特徴とする、請求項1記載の吸気通路へのガス導入構造。
  3. 前記開口部は、前記弁体と直交する向きから、前記スロットル弁の開弁時に下流側となる前記弁体の側にずれた方向に向けて形成されている
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の吸気通路へのガス導入構造。
  4. 前記軸部は水平方向又は略水平方向に配置されて、前記弁体は、閉弁時には略鉛直方向に配置され、開弁時には弁体上部を前記軸部よりも下流側に弁体下部を前記軸部よりも上流側に移動させるように回動し、
    前記開口部は、前記弁体と直交する向きから、前記弁体上部の側にずれた方向に向けて形成されている
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の吸気通路へのガス導入構造。
  5. 前記開口部は、前記軸部の前記吸気通路内に露出した部分の軸方向中央部に部分的に形成されている
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の吸気通路へのガス導入構造。
  6. 前記開口部は、前記軸部の軸方向に複数に分割して形成されている
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の吸気通路へのガス導入構造。
  7. 前記開口部は、前記軸部の前記吸気通路内に露出した部分の軸方向の全長又は略全長にわたって形成されている
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の吸気通路へのガス導入構造。
  8. 前記開口部は、前記軸部の前記ガス流路の下流に行くに従って内径若しくは幅が拡大されるように形成されている
    ことを特徴とする、請求項6又は7記載の吸気通路へのガス導入構造。
  9. 前記ガスは、EGRガスである
    ことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の吸気通路へのガス導入構造。
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