JP2012004626A - スペクトル拡散通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ノイズの影響を受けにくく、フレーム同期信号を送信しなくても受信側でフレーム構成を識別できるスペクトル拡散通信システムを提供する。
【解決手段】拡散符号発生器42は、拡散符号Scai,Scbiをフレーム毎に切り替えて拡散変調部41に出力する。拡散変調部41は送信データを拡散変調し直流電力線2に送信する。参照符号発生部44は参照符号Scai,Scbiを同じ符号位相で発生する。拡散復調部43a,43bは、受信された信号を参照符号Scai,Scbiを使用して拡散復調し、選択部47に出力する。フレーム同期検出部46は、符号位相同期検出部45における符号位相の同期状態の切り替わりに基づいて、フレーム構成を識別する。選択部47は、位相同期がとれている方の拡散復調部43a,43bが出力する拡散復調データを選択することにより受信データを出力する。
【選択図】図4

Description

本発明は、フレーム構成の送信データをスペクトル拡散変調して伝送する通信システムに関するものである。
図7は、従来の太陽光発電システムを示すブロック構成図である。
図中、1a〜1fは太陽電池パネル、2a〜2fは直流電力線、3はパワーコンディショナである。太陽電池パネル1a〜1fは、太陽電池を複数枚、直並列接続することにより必要な電圧と電流とを得るようにしたパネル状の製品であって、太陽電池モジュールとも呼ばれる。
複数の太陽電池パネル1a〜1fは、直流電力線2a〜2fにより直列又は並列に接続され、太陽電池パネル1a〜1fにおいて太陽光発電された直流電力がパワーコンディショナ3を経て負荷に供給される。直流電力は、パワーコンディショナ3で交流電力に変換される。
低炭素社会実現のための再生可能エネルギー導入において、太陽光発電の普及は極めて重要である。太陽電池パネル1a〜1fの寿命は一説には20年といわれているものの、工業製品である以上、不具合の発生を皆無にすることは困難である。加えて、現状では太陽電池パネル1a〜1f単位での不具合を発見することが難しい。
このため、価格上昇や設置工事費用の増加を招くことのない、太陽電池パネル1a〜1fのモニタリングシステムが必要である。
一般家屋での太陽光発電システムにおいては、太陽電池パネル1a〜1fを一旦屋根に設置するとメンテナンスされることは稀である。そのため、出力低下から太陽電池パネル1a〜1fの不具合が予想されても、現状ではどの太陽電池パネル1a〜1fの不具合であるかを特定することができない。不具合の太陽電池パネル1a〜1fのままで放置することで、本来発電されるべき電力をロスすることが懸念され、導入した太陽光発電システムの能力がフルに活かされないおそれがある。
そこで、直流電力線2a〜2fを通信にそのまま利用して太陽電池パネル1a〜1fの発電情報を送信することができれば、新たな通信ケーブルを敷設することなく安価に発電監視ができる。
しかし、太陽電池パネル1a〜1fで発電した電力を送る直流電力線2a〜2fでは、一般に大きなノイズが発生している。そのため、ノイズに起因して、通信に異常が発生し、通信できないおそれがある。
一般に、劣悪な伝送環境においては、スペクトル拡散通信方式と、冗長ビットを多くした誤り訂正符号とが採用される。送信データはフレームに組み立てられて伝送され、フレーム単位で再送制御(ARQ:Automatic Repeat reQuest)が実行される。誤り検出及び誤り訂正もフレーム単位で行われることが多い。
そのため、フレームの先頭にフレーム同期信号を挿入したり、フレーム同期信号をフレーム内の送信データ内に分散配置したりして伝送し、フレーム同期を実行する(特許文献1参照、ただし、この技術はスペクトル拡散通信方式を用いていない)。
しかし、フレーム長が短い場合、送信データにフレーム同期信号を挿入すると、伝送効率が低下する。例えば、64ビットのフレームに16〜32ビットのフレーム同期信号を挿入すると、伝送効率が大幅に低下するという問題がある。
特許3511520号公報
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたもので、ノイズの影響を受けにくく安定した通信が可能となるとともに、送信側でフレーム同期信号を挿入することなく、受信側でフレーム構成を識別できるスペクトル拡散通信システムを提供することを目的とするものである。
本発明は、請求項1に記載の発明においては、フレーム構成の送信データをスペクトル拡散変調して伝送するスペクトル拡散通信システムであって、複数の拡散符号が割り当てられ、前記フレーム構成の送信データを、前記拡散符号を1フレーム毎に切り替えて使用することにより拡散変調し、拡散変調された信号を伝送路に送信し、前記複数の各拡散符号に対応した複数の各参照符号を、それぞれ使用する複数の拡散復調系統を有し、前記複数の拡散復調系統は、前記伝送路を経由して受信される拡散変調された信号を拡散復調し、前記拡散変調された信号と前記参照符号との位相同期がとれている拡散復調系統が、ある一つの拡散復調系統から他の拡散復調系統に切り替わるタイミングに基づいて、前記フレーム構成を識別するとともに、前記位相同期がとれている拡散復調系統の出力を選択することにより受信データを出力するものである。
送信データをスペクトル拡散変調して伝送するため、ノイズの影響を受けにくく安定した通信が可能となる。
送信側で、拡散符号を1フレーム毎に切り替えて使用することにより、受信側では、フレーム構成を識別することができる。従って、送信側で送信データにフレーム同期信号を挿入することなく受信側でフレーム構成を識別できる。
本発明は、請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載のスペクトル拡散通信システムにおいて、前記複数の拡散符号として第1の拡散符号と第2の拡散符号が割り当てられ、前記フレーム構成の送信データを、前記第1の拡散符号と前記第2の拡散符号とを1フレーム毎に交互に切り替えて使用することにより拡散変調し、前記複数の拡散復調系統として、第1,第2の拡散復調系統を有し、前記拡散変調された信号と前記参照符号との位相同期がとれている拡散復調系統が、前記第1の拡散復調系統と前記第2の拡散復調系統との間で、交互に切り替わるタイミングに基づいて、前記フレーム構成を識別するものである。
従って、送信側に少ない個数の拡散符号を割り当てるだけで、受信側でフレーム構成を識別できる。
本発明は、請求項3に記載の発明においては、請求項1又は2に記載のスペクトル拡散通信システムにおいて、前記伝送路は、直流電力が供給される伝送路であり、前記拡散変調された信号は、前記伝送路に流れる電流値の変化として前記直流電力に重畳されて送信され、前記伝送路を経由して受信される拡散変調された信号は、前記伝送路の電圧値の変化として受信されるものである。
太陽電池パネルで発電した電力を送る直流電力線のように、直流電力が供給される伝送路は、一般に線間の内部抵抗が小さいので、伝送路の電圧を変化させるよりも、伝送路の電流を変化させる方が、容易に拡散変調された信号を伝送路に乗せることができる。
本発明は、請求項4に記載の発明においては、請求項1から3までのいずれか1項に記載のスペクトル拡散通信システムに使用するスペクトル拡散受信装置であって、前記複数の拡散符号に対応した複数の参照符号を同じ符号位相で発生する参照符号発生手段と、前記参照符号発生手段により発生された複数の参照符号をそれぞれ使用し、前記伝送路を経由して受信される拡散変調された信号を拡散復調する複数系統の拡散復調手段と、前記複数系統の拡散復調手段において復調される復調信号に基づいて、前記拡散変調された信号と前記複数の参照符号のいずれか1つとが位相同期するように前記参照符発生手段の位相を制御する参照符号位相同期手段と、該参照符号位相同期手段において、前記拡散変調された受信信号と前記複数の参照符号のいずれか1つとが位相同期している状態から、前記拡散変調された信号と前記複数の参照符号の他の1つとが位相同期する状態に切り替わるタイミングに基づいて、前記フレーム同期信号を取得するフレーム同期検出手段を有するものである。
従って、スペクトル拡散通信システムに使用するスペクトル拡散受信装置を簡単な構成で実現することができる。
本発明は、請求項5に記載の発明においては、複数の送信装置と1つの受信装置との間において符号分割多元接続をする通信システムに使用される、請求項1から3までのいずれか1項に記載のスペクトル拡散通信システムであって、前記複数の各送信装置に対し、前記複数の拡散符号が、前記送信装置毎に異なるように割り当てられ、前記1つの受信装置は、前記複数の送信装置に割り当てられた全ての各拡散符号に対応した各参照符号をそれぞれ使用する複数の拡散復調系統を有し、前記拡散変調された信号と前記参照符号との位相同期がとれている拡散復調系統で使用する参照符号を識別することにより、当該拡散復調系統の出力を選択することにより得られたデータを送信した送信装置を特定するものである。
従って、複数の送信装置と1つの受信装置とが共通の伝送路を用いることができる。
本発明は、請求項6に記載の発明においては、請求項5に記載のスペクトル拡散通信システムにおいて、前記複数の送信装置は、それぞれ、複数の機器について当該機器の状態を監視して得た監視データを前記フレーム構成の送信データとして、前記1つの受信装置に送信するものであり、前記機器は、当該機器を特定する固有のデータを有し、前記各送信装置に割り当てられた複数の拡散符号は、当該送信装置が送信する監視データを得た機器を特定する固有のデータに対応付けて、予め、前記各送信装置に割り当てられたものであり、前記1つの受信装置は、前記拡散変調された信号と前記参照符号との位相同期がとれている拡散復調系統で使用する参照符号を識別することにより、当該拡散復調系統の出力を選択することにより得られたデータに対応する監視データを得た機器を特定するものである。
従って、各送信装置において、監視データを得ている機器を特定する固有のデータを送信データに挿入して送信しなくても、1つの受信装置において、受信したデータに対応する監視データが得られた機器を特定することができる。
本発明は、請求項7に記載の発明においては、請求項5に記載のスペクトル拡散通信システムにおいて、前記伝送路は、複数の太陽電池パネルにより発電された電力を負荷に供給する太陽電池の直流電力線であり、前記フレーム構成の送信データは、前記各太陽電池パネルに設けられた測定器により測定された前記太陽電池パネルの監視データであり、前記各送信装置は、前記各太陽電池パネルに設けられ、前記受信装置は、前記太陽電池パネルを監視する装置に設けられるものである。
太陽電池パネルで発電した電力を送る直流電力線では、一般に大きなノイズが発生している。専用の通信ケーブルを増設することなく、このような直流電力線を使用して、太陽電池パネルの監視データを伝送できるので、安価に太陽電池パネルの発電監視ができる。
上述した本発明によれば、フレーム構成の送信データをノイズの影響を受けにくく安定して効率よく伝送することが可能となるという効果がある。
その結果、ノイズに起因する通信異常を防止し、通信のための配線を新設することなく、電力線に効率よく信号を重畳して通信する信頼性の高い通信システムが実現される。
本発明の実施の一形態を適用する一具体例を示すブロック構成図である。 図1に示した通信子機の一例を示すブロック構成図である。 図1に示した通信親機の一例を示すブロック構成図である。 本発明の実施の一形態を示すブロック構成図である。 図4に示したブロック構成図における信号処理の概要を示す説明図である。 図2に示した通信子機におけるドライバの具体例を示す回路図である。 従来の太陽光発電システムを示すブロック構成図である。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の一形態を適用する一具体例を示すブロック構成図である。
太陽光発電システムの基本構成は、図7に示した従来技術と同じであるので、同じ部分には同じ符号を付している。
1又は複数の太陽電池パネル1a〜1fの計測データを、太陽電池パネル1a〜1f毎に設けた通信子機(送信装置)5a〜5fで送信し、1又は複数の太陽電池パネル1a〜1f毎の送信データを、太陽光発電の直流電力線2a〜2fに重畳して伝送し、この直流電力線2a〜2fに接続する1つの通信親機(受信装置)7で、送信データを受信する。
この実施形態では、太陽電池パネル1a〜1fに、それぞれ、検出器4a〜4fと通信子機5a〜5fを設ける。
各検出器4a〜4fは、対応する太陽電池パネル1a〜1fの発電状態を監視するものであり、典型的には、太陽電池パネル1a〜1fに設けられた1又は複数の測定器であり、図2を参照して後述する。
通信子機5a〜5fは、対応する太陽電池パネル1a〜1fに設けられた検出器4a〜4fにより検出された検出値、より具体的には測定値を、直流電力線2a〜2fを伝送路として、通信親機7に送信する送信装置である。従って、各通信子機5a〜5fは、計測通信回路ということもできる。
図示の例では、検出器4a〜4fと太陽電池パネル1a〜1fとの接続関係を明示していないが、検出器4a〜4fが何を監視するかによって、この接続関係が異なる。
一方、パワーコンディショナ3側における直流電力線2a,2dに、フィルタ6が挿入される。このフィルタ6は、直流電力線2a,2d間の直流又は直流に近い周波数成分をパワーコンディショナ3に分配し、直流電力線2a,2d間に重畳されている送信信号の周波数成分、例えば、1[kHz]〜10[kHz]の帯域を、通信親機7に分配する。
通信親機7は、複数の通信子機5a〜5fから送信された送信信号を、通信子機5a〜5f毎に受信することにより、各太陽電池パネル1a〜1fの状態を監視するデータ、例えば、計測データを取得し、図示しない監視(モニター)装置に対し、太陽電池パネルの状態を表示させたり、異常通報装置に対し、不具合発生時に通報をさせたりする。
上述したフィルタ6及び通信親機7は、例えば、従来のパワーコンディショナ3の筐体内に、監視装置や通報装置とともに実装される。
上述したように、直流電力線2a〜2fは、各通信子機5a〜5fを直列又は並列に接続してフィルタ6を経由して1つの通信親機7に接続している。そのため、通信子機5a〜5fと直流電力線2a〜2fと通信親機7は、多重化通信システムを構築する必要がある。
本発明の実施の一形態では、図4、図5を参照して説明するように、伝送方法として、直接方式スペクトル拡散(Direct Spread Spectrum)変調方式(以下、単に「拡散変調」という)を採用し、多重化通信システムとして、符号分割多重アクセス(CDMA:Code Division Multiple Access、符号分割多元接続ともいう)を採用している。
図2は、図1に示した検出器及び通信子機の一例を示すブロック構成図である。
検出器4a〜4f、通信子機5a〜5fは、いずれも同一構成であるので、検出器4a、通信子機5aについて示す。
図中、11は分圧器、12は電流検出器、13は電流アンプ、14は温度センサである。これらは、図1に示した検出器4aの具体例である。分圧器11は、太陽電池パネル1aの出力電圧をA/D変換可能な電圧レベルにまで分圧する。電流検出器12は、太陽電池パネル1aの出力電流を計測するためのもので、例えば、半導体ホール素子、又は、微少抵抗値の抵抗器を使用する。電流アンプ13は、電流検出器12で検出した太陽電池パネル1aの出力電流値に比例する電圧に変換するとともに、この電圧をA/D変換可能な電圧レベルにまで増幅する。温度センサ14は太陽電池パネル1aの温度を計測し、デジタル値でCPU17に出力する。
信号切替器15、CPU(Central Processing Unit)17、ドライバ18は、図1に示した通信子機5aの一具体例である。
信号切替器15は、CPU17からの指令により、分圧器11の出力電圧と電流アンプ13の出力電圧とを切り替えて、A/D変換器16に出力する。なお、温度センサ14がアナログ電圧を出力する場合、この出力は信号切替器15の第3の入力とする。
A/D変換器16は、信号切替器15の出力電圧をデジタル値に変換し、CPU17に出力される。従って、CPU17は、A/D変換器16によりデジタル値に変換された太陽電池パネル1aの電圧、電流、及び、温度を入力する。
CPU17は、これらの計測データを、例えば、64ビットをフレーム単位として、フレーム構成を組み立てる。このフレームには、計測データ以外に、エラー検出訂正のための冗長ビットなどのデータが含まれる。
CPU17は、送信するデータの各ビットについて、さらに、拡散符号系列SC(以下、単に拡散符号という)を用いて、拡散変調を行う。ここで、拡散符号SCは、ゴールド符号などの疑似ランダム符号(PN)である。拡散符号SCの周期は、例えば、4095であり、周期の長い拡散符号を用いると雑音の影響を受けにくい通信が可能である。
ドライバ(駆動回路)18は、拡散変調された送信信号を、伝送するのに適した大きさに増幅し、直流電力線2a,2bに重畳する。
ここで、直流電力線2a,2bは、太陽電池パネル1aの直流電力を供給する線路であることから、送信信号の重畳のさせ方に工夫が必要である。
太陽電池パネル1aから最大の電力が得られている条件では、太陽電池パネル1aの内部抵抗は小さいため、直流電力線2a,2b間の内部抵抗も小さい。そのため、送信信号を電圧変化として重畳させる場合、ドライバ18に大電流を流す必要があるので、ドライバ18の内部損失が大きくなり、実装に不向きである。
これに対し、線間の内部抵抗が小さくても、送信信号を電流変化として重畳させることは容易である。そのため、図2において、ドライバ18を電流駆動ドライバとし、直流電力線2a,2b間に側路を設け、太陽電池パネル1aに対し並列に接続する。ドライバ18は、拡散変調された信号を、直流電力線2a,2bに流れる電流値の変化として直流電力線2a,2bに重畳する。このようなドライバ18は、例えば、図6(a)を参照して後述する回路により実現される。
一方、拡散変調された信号を入力するドライバを、直流電力線2aあるいは2bのいずれかに挿入し、太陽電池パネル1aに対し直列に接続することも可能である。このようなドライバは、例えば、図6(b)を参照して後述する回路により実現される。
上述した信号切替器15、A/D変換器16、CPU17は、例えば、A/D変換器を内蔵した1チップマイコンにより実現される。また、1チップマイコンとドライバ18を備える通信子機5a、さらには、上述した検出器4aの一部又は全部は、太陽電池パネル1aのある場所、例えば、太陽電池パネル1aの端子箱に実装することができる。
なお、通信子機1aに制御信号受信装置19を設けることもできる。この場合については、本願明細書の最後に説明する。
図3は、図1に示した通信親機7の一例を示すブロック構成図である。
図中、31はローパスフィルタ(LPF)である。ローパスフィルタ31は、図1に示したフィルタ6に接続され、後続するA/D変換器32において、折り返し雑音が発生しないように、信号の帯域を制限する。
32はA/D変換器、33はDSP(Digital Signal Processor)、34はCPUである。A/D変換器32は、LPF31を通った拡散変調された受信信号をデジタル値に変換する。
ローパスフィルタ31、A/D変換器32、DSP33、及び、CPU34は、図1に示した通信親機7の一具体例である。
A/D変換器32、DSP33、CPU34は、例えば、A/D変換器内蔵1チップマイコンにより実現される。35は監視データをディスプレイに表示する表示回路、36は不具合を音で通報する通報回路である。
図2を参照して説明したように、通信子機5aにおいては、拡散変調された送信信号が、直流電力線を流れる電流の変化に対応するように信号重畳をしていた。
これに対し、直流電力線2a,2dの、パワーコンディショナ3が設置された地点においては、太陽電池パネル1a〜1fを直並列に接続した場合の電流電圧特性に対応して、上述した電流の変化が線間電圧の変化になって受信される。そのため、通信親機7においては、拡散変調された受信信号を、直流電力線2a,2dの線間電圧値として処理することができる。
DSP33は、拡散変調された受信信号をデジタル信号処理(例えば、積和演算)して、各通信子機5a〜5fから送信された受信データを、拡散符号を用いて拡散復調し、その受信データをCPU34に出力する。拡散復調は、受信信号のデジタル値と拡散符号との積和演算を繰り返し行うことが基本となる。
符号位相の同期、言い換えれば、データビットの同期は、この積和演算の結果の絶対値が最大になるタイミングを探索することで得られる。
なお、上述したA/D変換器32では、送信データの拡散変調速度(チップレート)の、例えば、2倍の速度でA/D変換を行う(オーバーサンプリング)と、符号位相のタイミングを合わせやすくなり好適である。
CPU34は、各通信子機5a〜5fから送信され、拡散変調された受信信号を復調して得られた各受信データを、フレーム構成に再組立し、各太陽電池パネル1a〜1fの電圧、電流、及び、温度を、表示回路35に出力する。
CPU34は、また、太陽電池パネル1a〜1fの電圧、電流、又は、温度に不具合があるか否かを判定し、通報が必要との判断をしたときは、この判断を通報回路36に出力する。
なお、通信親機7には、制御信号送信装置37とスイッチ38を設けることができる。この場合については、本願明細書の最後に説明する。
図4は、本発明の実施の一形態を示すブロック構成図である。
このブロック構成図は、1つの通信子機(以下、通信子機5aとして説明する)と通信親機7との間で、直流電力線2を伝送路として、フレーム構成の送信データをスペクトル拡散変調して伝送する、1対1構成のスペクトル拡散通信システムである。
通信子機(送信装置)5aにおいて、41は拡散変調部、42は拡散符号発生器である。1つの通信子機5aにおいて、予め複数の拡散符号、図示の例では2つの拡散符号Scai,Scbi(i=1)が割り当てられている。ここで、iは通信子機5a〜5fに対応する整数値であり、複数の通信子機5a〜5fに対し、複数の拡散符号Scai,Scbiが個別に割り当てられる。拡散符号Scai,Scbi(i=1〜6)は、全て相異なるものである。
通信子機(送信装置)5aにおいて、拡散符号発生器42は、拡散符号Scai,Scbiを1フレーム毎に切り替えて拡散変調部41に出力する。拡散変調部41はフレーム構成の送信データを、拡散符号発生器42から出力される拡散符号Scai又はScbiを使用することにより拡散変調し、拡散変調された信号を直流電力線(伝送路)2に送信する。
通信親機(受信装置)7において、参照符号発生部44は、通信子機5aに割り当てられた複数の拡散符号、Scai,Scbiに対応した複数の参照符号Scai,Scbi(拡散符号と同じもの)を、同じ符号位相で発生する。
また、通信親機(受信装置)7において、複数の参照符号Scai,Scbiをそれぞれ使用する複数の拡散復調系統、図示の例では、a系統とb系統を有する。
a系統の参照符号Scaiはa系統の拡散復調部43aに供給され、b系統の参照符号Scbiはb系統の拡散復調部43bに供給される。
a系統拡散復調部43a、b系統拡散復調部43bは、直流電力線2を経由して受信される拡散変調された信号を、参照符号発生部44から供給される参照符号Scai,Scbiを使用して拡散復調、すなわち、逆拡散して、a系統、b系統の拡散復調データ(積和演算の累積加算値のレベル判定後の値)を選択部47に出力する。
この拡散復調処理の過程において、符号位相同期検出部45は、拡散復調部43a、43bにおいて復調される復調信号(レベル判定前の相関出力値)に基づいて、上述した拡散変調された信号と、複数の参照符号Scai,Scbiのいずれか1つとが位相同期するように、参照符号発生器44が出力する参照符号の位相を制御する。
フレーム同期検出部46は、符号位相同期検出部45における符号位相の同期状態に基づいて、フレーム同期信号を出力する。すなわち、a系統拡散復調部43a、b系統拡散復調部43bのうち、拡散変調された受信信号と複数の参照符号Scai,Scbiのいずれか1つ(例:Scai)とが位相同期している状態から、拡散変調された受信信号と複数の参照符号Scai,Scbiの他の1つ(例:Scbi)とが位相同期する状態に切り替わるタイミングに基づいて、フレーム構成を識別するフレーム同期信号を出力する。
言い換えれば、使用している参照符号との位相同期がとれている拡散復調系統が、ある一つの拡散復調系統から他の拡散復調系統に切り替わるタイミング(a系統→b系統、b系統→a系統)に基づいてフレーム同期信号を出力する。
参照符号Scaiと参照符号Scbiとは、同じ符号位相で発生しているため、位相同期がとれている拡散復調系統が切り替わっても、符号位相同期が外れることはない。
選択部47は、フレーム同期信号が出力される毎に、位相同期がとれている方のa系統拡散復調部43a,b系統拡散復調部43bが出力する拡散復調データを選択することにより、通信子機5aの送信データに対応した受信データを出力する。なお、選択部47は、フレーム同期検出部46から、a系統からb系統へ切り替わるタイミングか、この逆へ切り替わるタイミングかの情報を取得することにより、位相同期がとれている拡散復調系統を識別できる。
フレーム同期信号は、選択部47が出力する受信データを、後続の処理部においてフレーム構成を識別し、冗長符号を取り出しエラー検出訂正をしたり、複数の計測データに分離したりするために使用される。
図5は、図4に示したブロック構成図における信号処理の概要を示す説明図である。
図5(a)は通信子機5aにおけるフレーム同期信号である。51はフレーム同期信号の発生タイミングを示す。横軸は時間経過を表す。図5(b)は通信子機5aにおける送信データのビットストリームである。図示の例は、1フレームを64ビットとするフレーム構造である。
一例として、送信データの伝送速度(ビットレート)は、5[bps]である。
図4の拡散変調部41においては、図5(c)に示すように、送信するデータフレーム(フレーム構成の送信データ)に対応して、拡散符号SCaiと拡散符号SCbiとを、フレーム毎に、交互に切り替えて拡散変調する。
図5(c)は、拡散符号発生部42が出力する拡散符号SCai、SCbiを(i=1)である。いずれも符号長(1周期の長さ)は4095である。図中、「a」は拡散符号SCaiを表し、「b」は拡散符号SCbiを表す。図示されている拡散符号SCai「11111…110」,SCbi「10101…111」は、説明用に記載したもので実際のものではない。
図5(b)の送信データの1ビット期間に、図5(c)の拡散符号SCai、SCbiの1周期が対応する。従って、1ビット時間の1/4095が拡散符号の1チップの期間となる。
拡散変調部41は、図5(b)の送信データが「1」のとき、拡散符号SCaiをそのまま送信し、送信データが「0」のとき、拡散符号SCaiを反転して送信する。このようにして、64ビットの一連の送信データを送信すると、次のフレームに切り替わるので、拡散符号発生器42は、拡散符号をSCbiに切り替える。
拡散変調部41は、送信データが「1」のとき、拡散符号SCbiをそのまま送信し、送信データが「0」のとき、拡散符号SCbiを反転して送信する。このようにして、64ビットの一連の送信データを送信すると、次のフレームに切り替わるので、拡散符号発生器42は、拡散符号をSCaiに切り替える。
図4の通信親機7において受信された、拡散変調された信号は、a系統の拡散復調部43a、b系統の拡散復調部43bにおいて、それぞれ、参照符号SCaiとSCbiとの各チップと乗算され、乗算値を1ビット期間(4095チップ)において累積加算することにより拡散復調される。
符号位相同期検出部45における符号位相の同期、言い換えれば、データビットの同期は、この積和演算の累積加算値の絶対値が最大になるタイミングを探索することで実現される。
図5(d)、図5(e)は、それぞれ、各系統の拡散復調データであり、選択部47に出力される。拡散復調データは、上述した積和演算の累積加算値の絶対値が最大になるタイミングにおける、この累積加算値の正負極性を判定することにより取得される。
ここで、「−」の記号は、正負極性の判定の結果、累積加算値が所定の正負の閾値を超えなかったために、データビット「0」、「1」のいずれにもレベル判定できなかったことを表している。
図5(f)は、拡散復調部43aにおいて符号位相同期がとれたときに出力される符号位相同期信号である。52は位相同期信号の発生タイミングを示す。
図5(g)は、拡散復調部43bにおいて符号位相同期がとれたときに出力される符号位相同期信号である。53は位相同期信号の発生タイミングを示す。
図5(d)と図5(f)とは対応し、位相同期信号の発生タイミング52において、「0」又は「1」が出力される。図5(e)と図5(g)も同様に対応する。
図4のフレーム同期検出部46は、図5(f)、図5(g)に示す位相同期信号が出力される系統が変更されるタイミング(フレーム境界のタイミング)を検出し、図5(h)に示すフレーム同期信号を出力する。54はフレーム同期信号の発生タイミングを示す。
選択部47は、フレーム同期検出部46から符号位相同期がとれている拡散復調系統の指示を受けて、位相同期がとれている拡散復調系統の、図5(d)に示す拡散復調部43aの復調データ、又は、図5(e)に示す拡散復調部43bの復調データを択一的に選択して、図5(i)に示す受信データを出力する。
上述した通信親機7における受信処理は、一例であり、符号位相同期の検出方法、符号位相同期がとれている系統の選択には、種々の方法を採用することができる。
例えば、拡散復調部43aの復調結果(レベル判定される前の積和演算の累積加算値)をR_SCai、拡散復調部43bの復調結果をR_SCbiとする。このとき、R_SCaiの絶対値とR_SCbiの絶対値について、絶対値の大きい方が、符号位相同期した受信データであり、復調結果の極性の正負が受信データの「1」と「0」にそれぞれ対応する。
受信データが得られる系統が、R_SCaiとR_SCbiの一方から他方に切り替わることにより、フレームの切り替わりを判定する。このことにより、受信処理におけるフレーム同期が容易に確立できる。
上述した説明では、1つの通信子機5aに2つの拡散符号SCaiとSCbiを割り当てていた。しかし、1つの通信子機5aにさらに他の拡散符号SCciを割り当ててもよい。通常の監視データを送信するのに代えて、通信子機5aから通信親機7に対する、制御用の割込データ等を送信するときのフレームに対し、他の拡散符号SCciを使用してもよい。
この場合、通信親機7においては、1つの通信子機5aに割り当てられた拡散符号に対応する参照符号SCai,SCbi,SCciを使用して、同時に3系統の拡散復調系統を同時に処理する。
また、通常の監視データを送信する際に、3以上の複数の拡散符号を割り当ててもよい。例えば、拡散符号SCai,SCbi,SCciを、フレーム単位で切り替えて送信する。通信親機7においては、参照符号SCai,SCbi,SCciをそれぞれ使用する拡散復調系統において、符号位相の同期がとれる拡散復調系統、すなわち、同期がとれる参照符号の切り替わりにより、フレーム同期検出ができる。
拡散変調された送信信号は、拡散変調した「1」,「0」出力に対応した矩形波により、電流値を2段階に変化させるという、ベースバンド帯域におけるOOK(オンオフキーイング)により、伝送路に重畳していた。
これに代えて、拡散変調された送信信号を、搬送波(キャリア)を変調するデジタル変調、例えば、2PSK(2相位相変調)、4PSK(4相位相変調)して、搬送波帯においてスペクトル拡散通信をしてもよい。
図4、図5を参照した説明は、1つの通信子機5aを送信装置として1つの通信親機7を受信装置とするスペクトル拡散変調通信システムについてのものであった。これに対し、図1に示した太陽光発電システムは、複数の通信子機5a〜5fを送信装置として、1つの通信親機7を受信装置とするスペクトル拡散変調通信システムであった。各通信子機5a〜5fは、箇々に独立して拡散変調された信号を、互いに非同期で直流電力線2に重畳する。
通信親機7は、複数の通信子機5a〜5fから送信された拡散変調された信号を分離して受信する必要がある。そのために、図1に示した実施形態では、複数の通信子機5a〜5f毎に異なる拡散符号を割り当てる。通信子機5a〜5fに、それぞれ、Scai,Scbi(i=1〜6)を割り当てる。従って、互いに異なる、合計(2×i)種類の拡散符号を使用する。
通信親機7は、合計(2×i)種類の参照符号Scai,Scbi(i=1〜6)を同時に使用して、各通信子機5a〜5fに対し、参照符号Scai,Scbi(i=1〜6)を使用してa系統、b系統の拡散復調をして受信データを取得する。拡散変調された信号と前記参照符号との位相同期がとれている拡散復調系統で使用する参照符号の種類を識別することにより、拡散復調系統の出力を選択することにより得られたデータを送信した送信装置、すなわち、送信元の通信子機5a〜5fを特定する。
相異なる拡散符号Scai,Scbi(i=1〜6)は、通信子機5a〜5fに対し、任意に割り当て可能である。
しかし、図1に示した太陽光発電システムは、太陽電池パネル1a〜1fの状態を監視して得られる監視データを監視装置側に送信するものであった。従って、監視対象の機器は太陽電池パネル1a〜1fである。太陽電池パネル1a〜1fには、それらを特定する固有のデータ、図1に記載したSN001〜SN006のような、メーカの製造番号が割り当てられている。
そこで、通信子機5a〜5fのそれぞれに個別に割り当てる拡散符号Scai,Scbi(i=1〜6)は、この通信子機5a〜5fのそれぞれが送信する監視データが得られる太陽電池パネル1a〜1fを特定する固有のデータ、例えば、メーカの製造番号に対応付けて、予め、複数の通信子機5a〜5fに割り当てる。
通信親機7は、拡散変調された信号と参照符号との位相同期がとれている拡散復調系統で使用する参照符号を識別することにより、この拡散復調系統の出力を選択することにより得られたデータに対応する監視データを得た太陽電池パネル1a〜1fを特定する
このようにすれば、送信データに上述した製造番号等を挿入することなく、監視対象の太陽電池パネル1a〜1fを、監視装置側で識別することができる。
図6は、図2に示した通信子機5aにおけるドライバの具体例を示す回路図である。
図6(a)において、電圧駆動ドライバ61の出力は、直流電力線2a,2bとの間に過電圧保護用ダイオード62,63に接続されるとともに、逆極性接続された定電流素子64,65と直流阻止用コンデンサ66との直列接続を介して直流電力線2aに接続される。
電圧駆動ドライバ61は、図2に示すCPU17から出力される符号拡散された送信信号の「0」と「1」に対応した矩形波電圧を出力し、定電流素子64,65により一定の大きさで極性の異なる電流値の電流を直流電力線2a,2bに印加する(この場合、極性の「正」、「負」が、オンオフキーイングの「オン」、「オフ」に対応する)。定電流素子64,65は、大電流の逆流を阻止する機能も有する。コンデンサ66は直流阻止用に挿入されている。
図6(b)は、図2に示した通信子機5aにおけるドライバ18に代わる他の具体例を示す回路図である。
この具体例は、図2における電流検出器12と直列に接続する、簡易で低価格のドライバである。電流検出器12として、簡易な低抵抗の抵抗器71を用いる。この抵抗器71と同様に低抵抗の抵抗器72を直流電力線2bに挿入する。この抵抗器72の両端を、CPU17から出力される符号拡散された送信信号(矩形波)によりオンオフされるFET73によりスイッチング(短絡、開放)することにより、直流電力線2a,2bに流れる電流の大きさを2段階に変化させる。
最後に、図3に示した制御信号送信装置37,スイッチ38と、図2に示した制御信号受信装置19とを用いて、通信親機7から通信子機5aへと通信する場合を説明する。
このような通信は、監視装置のある側から、太陽電池パネルの側の制御をしたり、通信子機を制御したりするときに利用する。通信子機は、回路規模やソフトウエアの規模に制約があるため、上述した通信においては、通信子機を簡単なものにしたい。
そこで、通信親機7における制御信号送信装置37において、直流電力線2a,2d間の側路にスイッチ38を設けて、直流電力線2a,2d間を瞬間的に短絡又は短絡に近い低抵抗の状態にする。太陽電池パネル1a〜1fは、短絡されても出力電流が制限されるので損傷を受けない。
一方、通信子機5a〜5fは、その動作電源を、それぞれの太陽電池パネル1a〜1fから供給されているので、太陽電池パネル1a〜1fの出力電圧が低下すると、CPU17がリセットされてしまう。
そこで、CPU17がリセットされないような短時間において直流電力線2a,2d間を短絡又は短絡に近い低抵抗の状態にする。かつ、この状態の繰り返し回数、この状態となる間隔といった、直流電力線2a,2d間を短時間において短絡又は短絡に近い低抵抗の状態にする瞬断パターンによって、特定の通信子機5a〜5f、又は、全ての通信子機に対して、特定の何種類かの制御信号を送信する。
図2に示す通信子機5aにおいては、制御信号受信装置19が直流電力線2a,2b間における電圧の低下を分圧器11の出力として検出し、短時間における電圧の低下(瞬断)のパターンを検出し、予め決められた、太陽電池パネル1a又は通信子機5aの制御を指示する。
太陽電池パネルの発電状況の監視を行うなど、直流電力線を伝送路としたスペクトル拡散通信システムについて説明した。しかし、本発明は、商用交流電力線(屋内配線のみの場合を含む)を伝送路としたPLC(Power Line Communication)に適用することも可能である。また、電力線伝送路と同様に、様々な雑音環境下でのデータ伝送、例えば、光の空間伝送、光ファイバ伝送、微弱電波を用いた無線通信にも好適である。送信データは、太陽電池パネルの監視データに限らず、任意の機器の状態を監視して得られる監視データであってもよい。
1a〜1f…太陽電池パネル、2a〜2f…直流電力線、4a〜4f…検出器、5a〜5f…通信子機、3…パワーコンディショナ、4a〜4f…検出器、6…フィルタ、7…通信親機、11…分圧器、12…電流検出器、13…電流アンプ、14…温度センサ、15…信号切替器、16…A/D変換器、18…ドライバ、32…A/D変換器、35…表示回路、36…通報回路、41…拡散変調部、42…拡散符号発生器、43a…a系統拡散復調部、43b…b系統拡散復調部、44…参照符号発生部、45…符号位相同期検出部、46…フレーム同期検出部、47…選択部

Claims (7)

  1. フレーム構成の送信データをスペクトル拡散変調して伝送するスペクトル拡散通信システムであって、
    複数の拡散符号が割り当てられ、前記フレーム構成の送信データを、前記拡散符号を1フレーム毎に切り替えて使用することにより拡散変調し、
    拡散変調された信号を伝送路に送信し、
    前記複数の各拡散符号に対応した複数の各参照符号を、それぞれ使用する複数の拡散復調系統を有し、
    前記複数の拡散復調系統は、前記伝送路を経由して受信される拡散変調された信号を拡散復調し、
    前記拡散変調された信号と前記参照符号との位相同期がとれている拡散復調系統が、ある一つの拡散復調系統から他の拡散復調系統に切り替わるタイミングに基づいて、前記フレーム構成を識別するとともに、
    前記位相同期がとれている拡散復調系統の出力を選択することにより受信データを出力する、
    ことを特徴とするスペクトル拡散通信システム。
  2. 前記複数の拡散符号として第1の拡散符号と第2の拡散符号が割り当てられ、
    前記フレーム構成の送信データを、前記第1の拡散符号と前記第2の拡散符号とを1フレーム毎に交互に切り替えて使用することにより拡散変調し、
    前記複数の拡散復調系統として、第1,第2の拡散復調系統を有し、
    前記拡散変調された信号と前記参照符号との位相同期がとれている拡散復調系統が、前記第1の拡散復調系統と前記第2の拡散復調系統との間で、交互に切り替わるタイミングに基づいて、前記フレーム構成を識別する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のスペクトル拡散通信システム。
  3. 前記伝送路は、直流電力が供給される伝送路であり、
    前記拡散変調された信号は、前記伝送路に流れる電流値の変化として前記直流電力に重畳されて送信され、
    前記伝送路を経由して受信される拡散変調された信号は、前記伝送路の電圧値の変化として受信される、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のスペクトル拡散通信システム。
  4. 請求項1から3までのいずれか1項に記載のスペクトル拡散通信システムに使用するスペクトル拡散受信装置であって、
    前記複数の拡散符号に対応した複数の参照符号を同じ符号位相で発生する参照符号発生手段と、
    前記参照符号発生手段により発生された複数の参照符号をそれぞれ使用し、前記伝送路を経由して受信される拡散変調された信号を拡散復調する複数系統の拡散復調手段と、
    前記複数系統の拡散復調手段において復調される復調信号に基づいて、前記拡散変調された信号と前記複数の参照符号のいずれか1つとが位相同期するように前記参照符発生手段の位相を制御する参照符号位相同期手段と、
    該参照符号位相同期手段において、前記拡散変調された受信信号と前記複数の参照符号のいずれか1つとが位相同期している状態から、前記拡散変調された信号と前記複数の参照符号の他の1つとが位相同期する状態に切り替わるタイミングに基づいて、前記フレーム同期信号を取得するフレーム同期検出手段、
    を有することを特徴とするスペクトル拡散受信装置。
  5. 複数の送信装置と1つの受信装置との間において符号分割多元接続をする通信システムに使用される、請求項1から3までのいずれか1項に記載のスペクトル拡散通信システムであって、
    前記複数の各送信装置に対し、前記複数の拡散符号が、前記送信装置毎に異なるように割り当てられ、
    前記1つの受信装置は、
    前記複数の送信装置に割り当てられた全ての各拡散符号に対応した各参照符号をそれぞれ使用する複数の拡散復調系統を有し、
    前記拡散変調された信号と前記参照符号との位相同期がとれている拡散復調系統で使用する参照符号を識別することにより、当該拡散復調系統の出力を選択することにより得られたデータを送信した送信装置を特定する、
    ことを特徴とするスペクトル拡散通信システム。
  6. 前記複数の送信装置は、それぞれ、複数の機器について当該機器の状態を監視して得た監視データを前記フレーム構成の送信データとして、前記1つの受信装置に送信するものであり、
    前記機器は、当該機器を特定する固有のデータを有し、
    前記各送信装置に割り当てられた複数の拡散符号は、当該送信装置が送信する監視データを得た機器を特定する固有のデータに対応付けて、予め、前記各送信装置に割り当てられたものであり、
    前記1つの受信装置は、前記拡散変調された信号と前記参照符号との位相同期がとれている拡散復調系統で使用する参照符号を識別することにより、当該拡散復調系統の出力を選択することにより得られたデータに対応する監視データを得た機器を特定する、
    ことを特徴とする、
    請求項5に記載のスペクトル拡散通信システム。
  7. 前記伝送路は、複数の太陽電池パネルにより発電された電力を負荷に供給する太陽電池の直流電力線であり、
    前記フレーム構成の送信データは、前記各太陽電池パネルに設けられた測定器により測定された前記太陽電池パネルの監視データであり、
    前記各送信装置は、前記各太陽電池パネルに設けられ、
    前記受信装置は、前記太陽電池パネルを監視する装置に設けられる、
    ことを特徴とする請求項5に記載のスペクトル拡散通信システム。
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