JP2011525784A - 無線通信ネットワークにおけるオーバヘッド低減のための方法およびシステム - Google Patents
無線通信ネットワークにおけるオーバヘッド低減のための方法およびシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011525784A JP2011525784A JP2011516530A JP2011516530A JP2011525784A JP 2011525784 A JP2011525784 A JP 2011525784A JP 2011516530 A JP2011516530 A JP 2011516530A JP 2011516530 A JP2011516530 A JP 2011516530A JP 2011525784 A JP2011525784 A JP 2011525784A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- map
- user terminal
- iteration
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/26—Systems using multi-frequency codes
- H04L27/2601—Multicarrier modulation systems
- H04L27/2602—Signal structure
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L5/00—Arrangements affording multiple use of the transmission path
- H04L5/0001—Arrangements for dividing the transmission path
- H04L5/0003—Two-dimensional division
- H04L5/0005—Time-frequency
- H04L5/0007—Time-frequency the frequencies being orthogonal, e.g. OFDM(A), DMT
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J11/00—Orthogonal multiplex systems, e.g. using WALSH codes
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/0001—Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
- H04L1/0002—Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate
- H04L1/0003—Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate by switching between different modulation schemes
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/0001—Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
- H04L1/0009—Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the channel coding
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/18—Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
- H04L27/20—Modulator circuits; Transmitter circuits
- H04L27/2032—Modulator circuits; Transmitter circuits for discrete phase modulation, e.g. in which the phase of the carrier is modulated in a nominally instantaneous manner
- H04L27/2053—Modulator circuits; Transmitter circuits for discrete phase modulation, e.g. in which the phase of the carrier is modulated in a nominally instantaneous manner using more than one carrier, e.g. carriers with different phases
- H04L27/206—Modulator circuits; Transmitter circuits for discrete phase modulation, e.g. in which the phase of the carrier is modulated in a nominally instantaneous manner using more than one carrier, e.g. carriers with different phases using a pair of orthogonal carriers, e.g. quadrature carriers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L5/00—Arrangements affording multiple use of the transmission path
- H04L5/003—Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
- H04L5/0037—Inter-user or inter-terminal allocation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L5/00—Arrangements affording multiple use of the transmission path
- H04L5/003—Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
- H04L5/0053—Allocation of signaling, i.e. of overhead other than pilot signals
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W16/00—Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
- H04W16/02—Resource partitioning among network components, e.g. reuse partitioning
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W72/00—Local resource management
- H04W72/50—Allocation or scheduling criteria for wireless resources
- H04W72/54—Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria
- H04W72/542—Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria using measured or perceived quality
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W72/00—Local resource management
- H04W72/12—Wireless traffic scheduling
- H04W72/1263—Mapping of traffic onto schedule, e.g. scheduled allocation or multiplexing of flows
- H04W72/1273—Mapping of traffic onto schedule, e.g. scheduled allocation or multiplexing of flows of downlink data flows
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
あるユーザ端末へ送信されるオーバヘッド量を低減することによって、無線通信システムにおけるスループットを増加させる方法および装置が提供される。制御情報によるオーバヘッドは、低い反復係数を選択することによって、これら特定のユーザ端末について低減されうる。制御情報を送信するために、より高いデータ・レートを持つ変調/符号化スキームを選択することによって、オーバヘッドは、これら特定のユーザ端末についてさらに低減されうる。この選択は、例えば信号対干渉および雑音比(SINR)のような、ユーザ端末に関連付けられたチャネル条件に基づく。
Description
本願は、2008年6月24日に出願され“Methods and Systems for Overhead Reduction in a Wireless Communication Network”と題され本願の譲受人に譲渡されすべての目的のために本明細書に参照によって完全に組み込まれている米国仮出願61/075,315号の優先権の利益を主張する。
本開示のある実施形態は、一般に、無線通信に関し、さらに詳しくは、無線通信ネットワークにおけるオーバヘッド低減に関する。
本開示のある実施形態は、一般に、無線通信ネットワークにおける全体的なオーバヘッドを低減することに関する。
本開示のある実施形態は、無線通信のための方法を提供する。この方法は一般に、1または複数のユーザ端末のチャネル条件を判定することと、さほど好ましくないチャネル条件を持つ第1のユーザ端末のための情報を、第1のフレームにおいて高ダウンリンクMAP(DL−MAP)反復でスケジュールすることと、より好ましいチャネル条件を持つ第2のユーザ端末のための情報を、第2のフレームにおいて低DL−MAP反復でスケジュールすることと、第1のフレームおよび第2のフレームを送信することとを含む。
本開示のある実施形態は、無線通信のための装置を提供する。この装置は、一般に、1または複数のユーザ端末のチャネル条件を判定する手段と、さほど好ましくないチャネル条件を持つ第1のユーザ端末のための情報を、第1のフレームにおいて高DL−MAP反復でスケジュールする手段と、より好ましいチャネル条件を持つ第2のユーザ端末のための情報を、第2のフレームにおいて低DL−MAP反復でスケジュールする手段と、第1のフレームおよび第2のフレームを送信する手段とを含む。
本開示のある実施形態は、無線通信のための装置を提供する。この装置は、一般に、1または複数のユーザ端末のチャネル条件を判定するためのロジックと、さほど好ましくないチャネル条件を持つ第1のユーザ端末のための情報を、第1のフレームにおいて高DL−MAP反復でスケジュールする手段と、より好ましいチャネル条件を持つ第2のユーザ端末のための情報を、第2のフレームにおいて低DL−MAP反復でスケジュールするためのロジックと、第1のフレームおよび第2のフレームを送信する送信機とを含む。
本開示のある実施形態は、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。このコンピュータ・プログラム製品は、一般に、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能媒体を含む。これら命令群は、1または複数のプロセッサによって実行されることが可能である。これら命令群は、一般に、1または複数のユーザ端末のチャネル条件を判定するための命令群と、さほど好ましくないチャネル条件を持つ第1のユーザ端末のための情報を、第1のフレームにおいて高DL−MAP反復でスケジュールするための命令群と、より好ましいチャネル条件を持つ第2のユーザ端末のための情報を、第2のフレームにおいて低DL−MAP反復でスケジュールするための命令群と、第1のフレームおよび第2のフレームを送信するための命令群とを含む。
本開示の上記した特徴を詳細に理解できる形式のために、上記要約されたより具体的な説明を、その一部が添付図面に示された実施形態を参照することによって行うことができる。しかし、添付図面は、本開示のある種の典型的な実施形態しか示しておらず、これら説明は、他の同等に効果的な実施形態をも可能にすることができ、本開示の範囲を限定するものとは考えられないことに留意されたい。
図1は、本開示のある種の実施形態にしたがう無線通信システムを例示する。
図2は、本開示のある種の実施形態にしたがって無線デバイス内で利用されうるさまざまな構成要素を例示する。
図3は、本開示のある実施形態にしたがって、直交周波数分割多重化および直交周波数分割多元接続(OFDM/OFDMA)技術を利用する無線通信システムにおいて使用される送信機および受信機の例を示す。
図4Aは、本開示のある実施形態にしたがう時分割デュプレクス(TDD)のためのOFDM/OFDMAフレームを例示する。
図4Bは、本開示のある実施形態にしたがって、OFDM/OFDMAフレームに含まれ、ダウンリンク・フレーム・プレフィクス(DLFP)情報を含んでいるフレーム制御ヘッダ(FCH)のフォーマットを例示する。
図5は、本開示のある実施形態にしたがう、ダウンリンク・マップ(DL−MAP)情報によってなされるオーバヘッド低減のための動作例を示す。
図5Aは、本開示のある実施形態にしたがう、図5の動作例に対応する手段のブロック図である。
図6は、本開示のある実施形態にしたがう、チャネル条件に基づくユーザ端末のグループ化を例示する。
図7は、本開示のある実施形態にしたがって、制御情報によるオーバヘッドを低減するためのフレーム割当の例を示す。
本開示の実施形態は、あるユーザ端末へ送信されるオーバヘッド量を低減することによって、無線通信システムにおけるスループットを増加させる技術を提供する。制御情報によるオーバヘッドは、低反復係数を選択することによって、これらユーザ端末について低減されうる。オーバヘッドは、制御情報を送信するために高データ・レートの変調/符号化スキームを選択することによって、これらユーザ端末に対してさらに低減されうる。この選択は、ユーザ端末に関連付けられた例えば信号対干渉および雑音比(SINR)のようなチャネル条件に基づきうる。
IEEE 802.16下の直交周波数分割多重化(OFDM)および直交周波数分割多元接続(OFDMA)による無線通信システムは、複数のサブキャリアの周波数の直交性に基づいて、これらシステム内のサービスのために登録された無線デバイス(すなわち、移動局)と通信するために、基地局のネットワークを使用し、例えばマルチパス・フェージングや干渉に対する抵抗性のような、広帯域無線通信のための多くの技術的な利点を達成するように実現される。各基地局(BS)は、移動局との間でデータを伝送するラジオ周波数(RF)信号を送信し、受信する。
OFDMAシステムおよびOFDMAシステムのためのIEEE 802.16規格の現行のバージョンの下では、基地局からのすべてのダウンリンク・サブフレームは、プリアンブル、プリアンブルに続くフレーム制御ヘッダ(FCH)、およびオーバヘッド・ロードの一部としてFCHに続くダウンリンク・マップ(DL−MAP)を含んでいる。プリアンブルは、セルおよびセル内のセル・セクタを探索するための情報、および、時間と周波数との両方で移動局を受信ダウンリンク信号と同期させるための情報を含む。ダウンリンク・サブフレームのFCH部分は、ダウンリンク伝送フォーマットに関する情報(例えば、DL−MAP)およびダウンリンク・データ受信のための制御情報(例えば、現在のダウンリンク・フレーム内のサブキャリアの割当て)を備えた24ビットを含む。DL−MAPは、OFDM/OFDMAフレームでDLデータ・バーストが正しく復号されるように、ダウンリンク・データ領域割当およびバースト・プロファイル情報を指定する。第1のDLデータ・バーストは、一般に、フレーム毎ベースで、アップリンク送信のための類似の割当およびバースト・プロファイル情報を含むアップリンク・マップ(UL−MAP)である。これは、制御オーバヘッドの一部とも見なされうる。
制御オーバヘッドは、OFDMフレームまたはOFDMAフレームにおける時間リソースと周波数リソースとの両方を消費し、基地局によってサポートされている同時ユーザ(例えば、移動局)の数とともに制御メッセージが増加する。これら時間リソースおよび周波数リソースは、フレーム毎ベースで制限されるので、制御オーバヘッドによってこれらリソースがより多く消費されることは、データ・トラフィックのためのリソースがより少なくなることを意味する。さらに、ほとんどの制御メッセージは、可能な限り多くの移動局によって高い信頼性で受信されるように、最低の符号化レートで符号化されているので、制御メッセージのサイズが若干増加することは、フレーム・リソースの消費が相当増えることにつながる。制御オーバヘッドの増加の結果、同時ユーザの数が増えると、移動局の最大データ・スループットが、指数関数的に減少するであろう。
(典型的な無線通信システム)
本明細書に記載された技術は、直交多重化スキームに基づく通信システムを含むさまざまなブロードバンド無線通信システムのために使用される。そのような通信システムの例は、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム等を含んでいる。OFDMAシステムは、直交周波数分割多重化(OFDM)を利用する。それは、システム帯域幅全体を、複数の直交サブキャリアへ分割する変調技術である。これらサブキャリアはまた、トーン、ビン等とも称されうる。OFDMでは、おのおののサブキャリアは、データと独立して変調される。SC−FDMAシステムは、システム帯域幅にわたって分散されたサブキャリアで送信するインタリーブFDMA(IFDMA)、隣接サブキャリアのブロックで送信するローカライズドFDMA(LFDMA)、あるいは、隣接するサブキャリアの複数のブロックで送信するエンハンストFDMA(EFDMA)を利用する。一般に、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMAでは時間領域で送信される。
本明細書に記載された技術は、直交多重化スキームに基づく通信システムを含むさまざまなブロードバンド無線通信システムのために使用される。そのような通信システムの例は、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム等を含んでいる。OFDMAシステムは、直交周波数分割多重化(OFDM)を利用する。それは、システム帯域幅全体を、複数の直交サブキャリアへ分割する変調技術である。これらサブキャリアはまた、トーン、ビン等とも称されうる。OFDMでは、おのおののサブキャリアは、データと独立して変調される。SC−FDMAシステムは、システム帯域幅にわたって分散されたサブキャリアで送信するインタリーブFDMA(IFDMA)、隣接サブキャリアのブロックで送信するローカライズドFDMA(LFDMA)、あるいは、隣接するサブキャリアの複数のブロックで送信するエンハンストFDMA(EFDMA)を利用する。一般に、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、SC−FDMAでは時間領域で送信される。
直交多重化スキーム基づく通信システムの一例は、WiMAXシステムである。Worldwide Interoperability for Microwave Accessを示すWiMAXは、長距離にわたる高スループット・ブロードバンド接続を提供する規格ベースのブロードバンド無線技術である。現在、WiMAXの2つの主要なアプリケーションすなわち、固定WiMAXおよびモバイルWiMAXがある。固定WiMAXアプリケーションは、ポイント・トゥ・マルチポイントであり、例えば家庭および会社へのブロードバンド接続を可能にする。モバイルWiMAXは、OFDMおよびOFDMAに基づき、ブロードバンド速度でセルラ・ネットワークの完全なモビリティを提供する。
IEEE 802.16は、固定式およびモバイルのブロードバンド無線アクセス(BWA)システム用のエア・インタフェースを定義するための新生の規格体系である。これら規格は少なくとも4つの異なる物理レイヤ(PHY)および1つの媒体アクセス制御(MAC)レイヤを定義する。4つの物理レイヤのうちのOFDM物理レイヤおよびOFDMA物理レイヤは、それぞれ固定BWA領域およびモバイルBWA領域で最も人気がある。
図1に、本開示の実施形態を使用できる無線通信システム100の例を示す。この無線通信システム100は、ブロードバンド無線通信システムとなりうる。無線通信システム100は、それぞれが基地局104によってサービスされる複数のセル102に通信を提供することができる。基地局104は、ユーザ端末106と通信する固定局となりうる。基地局104は、代わりに、アクセス・ポイント、ノードB、またはその他いくつかの用語で称されうる。
図1は、システム100全体に散在するさまざまなユーザ端末106を示す。ユーザ端末106は、固定式(すなわち、据え置き式)またはモバイルでありうる。ユーザ端末106を、代わりに、遠隔局、アクセス端末、端末、加入者ユニット、移動局、局、ユーザ機器等と称することができる。ユーザ端末106は、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、ハンドヘルド・デバイス、無線モデム、ラップトップ・コンピュータ、パーソナル・コンピュータ等のような無線デバイスでありうる。
さまざまなアルゴリズムおよび方法を、無線通信システム100内における基地局104とユーザ端末106との間の伝送に使用することができる。例えば、信号を、OFDM/OFDMA技法に従って基地局104とユーザ端末106との間で送信し、受信することができる。この場合、無線通信システム100を、OFDM/OFDMAシステムと称することができる。
基地局104からユーザ端末106への伝送を容易にする通信リンクは、ダウンリンク108と称され、ユーザ端末106から基地局104への伝送を容易にする通信リンクは、アップリンク110と称されうる。あるいは、ダウンリンク108を、順方向リンクまたは順方向チャネルと称したり、アップリンク110を、逆方向リンクまたは逆方向チャネルと称する場合がある。
セル102は、複数のセクタ112に分割されうる。セクタ112は、セル102内の物理有効通信範囲領域である。無線通信システム100内の基地局104は、セル102の特定のセクタ112内の電力の流れを集中させるアンテナを利用することができる。そのようなアンテナは、指向性アンテナと称されうる。
図2は、無線通信システム100内に適用されうる無線デバイス202で利用されるさまざまな構成要素を図示する。無線デバイス202は、本明細書で説明されるさまざまな方法を実施するために構成され得るデバイスの例である。無線デバイス202は、基地局104またはユーザ端末106でありうる。
無線デバイス202は、無線デバイス202の動作を制御するプロセッサ204を含みうる。このプロセッサ204は、中央制御装置(CPU)とも称されうる。読取専用メモリ(ROM)とランダム・アクセス・メモリ(RAM)との両方を含むことができるメモリ206は、プロセッサ204に命令およびデータを提供する。メモリ206の一部は、不揮発性ランダム・アクセス・メモリ(NVRAM)を含むこともできる。プロセッサ204は、通常、メモリ206に格納されたプログラム命令に基づいて、ロジック演算および算術演算を実行する。本明細書で説明される方法を実施するために、メモリ206内の命令を実行可能とすることができる。
無線デバイス202は、無線デバイス202と遠隔位置との間でのデータの送信および受信を可能にする送信機210および受信機212を含むことができるハウジング208をも含みうる。送信機210および受信機212を、トランシーバ214に組み合わせることができる。アンテナ216をハウジング208に取り付け、トランシーバ214に電気的に接続することができる。無線デバイス202は、(図示されていない)複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバ、および/または複数のアンテナを含むこともできる。
無線デバイス202は、トランシーバ214によって受信された信号を検出し、そのレベルを定量化する目的で使用される信号検出器218をも含むことができる。信号検出器218は、合計エネルギ、擬似雑音(PN)チップ毎のパイロット・エネルギ、電力スペクトル密度、およびその他の信号のような信号を検出する。無線デバイス202は、信号を処理する際に使用されるデジタル信号プロセッサ(DSP)220をも含むことができる。
無線デバイス202のさまざまな構成要素を、データ・バスのみならず電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含むことができるバス・システム222によって、ともに結合することができる。
図3は、OFDM/OFDMAを利用する無線通信システム100内で使用できる送信機302の例を示す。送信機302の諸部分は、無線デバイス202の送信機210内に実装されうる。送信機302は、ダウンリンク108でのユーザ端末106へのデータ306の伝送のために、基地局104内に実装されうる。送信機302は、アップリンク110での基地局104へのデータ306の伝送のために、ユーザ端末106内に実装されうる。
送信されるデータ306は、シリアル・パラレル(S/P)コンバータ308に入力として提供されるものとして図示されている。S/Pコンバータ308は、この送信データをN個の並列データ・ストリーム310に分割することができる。
N個の並列データ・ストリーム310は次に、マッパ312に入力として提供されうる。マッパ312は、N個の並列データ・ストリーム310をN個のコンステレーション・ポイントにマッピングすることができる。このマッピングは、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BPSK)、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)、8フェーズ・シフト・キーイング(8PSK)、直交振幅変調(QAM)等のようなある変調コンステレーションを使用して行うことができる。したがって、マッパ312は、N個の並列シンボル・ストリーム316を出力することができ、各シンボル・ストリーム316は、逆高速フーリエ変換(IFFT)320のN個の直交サブキャリアのうちの1つに対応する。これらN個の並列シンボル・ストリーム316は、周波数領域で表され、IFFT構成要素320によってN個の並列時間領域サンプル・ストリーム318に変換され得る。
命名法に関する短い注釈を以下に示す。周波数領域のN個の並列変調は、周波数領域のN個の変調シンボルと等しく、これは、周波数領域のN個のマッピングおよびNポイントIFFTと等しく、これは、時間領域の1つの(有用な)OFDMシンボルと等しく、これは、時間領域のN個のサンプルと等しい。時間領域の1つのOFDMシンボルNsは、Ncp(OFDMシンボルあたりのガード・サンプルの個数)+N(OFDMシンボルあたりの有用なサンプルの個数)と等しい。
N個の並列時間領域サンプル・ストリーム318は、パラレル・シリアル(P/S)コンバータ324によってOFDM/OFDMAシンボル・ストリーム322に変換されうる。ガード挿入構成要素326は、OFDM/OFDMAシンボル・ストリーム322内の連続するOFDM/OFDMAシンボルの間にガード・インタバルを挿入することができる。次に、ガード挿入構成要素326の出力が、ラジオ周波数(RF)フロント・エンド328によって所望の送信周波数帯域にアップコンバートされうる。そして、その結果得られた信号332を、アンテナ330が送信することができる。
図3には、OFDM/OFDMAを利用する無線デバイス202内で使用される受信機304の例も示されている。受信機304の諸部分は、無線デバイス202の受信機212内に実装されうる。受信機304は、データ306をダウンリンク108で基地局104から受信するためにユーザ端末106内に実装されうる。受信機304は、データ306をアップリンク110でユーザ端末106から受信するために基地局104内に実装されうる。
送信された信号332は、無線チャネル334を介して移動することが図示されている。信号332’がアンテナ330’によって受信された場合、受信された信号332’は、RFフロント・エンド328’によってベースバンド信号にダウンコンバートされうる。次に、ガード除去構成要素326’が、ガード挿入構成要素326によってOFDM/OFDMAシンボルの間に挿入されたガード・インタバルを除去することができる。
ガード除去構成要素326’の出力は、S/Pコンバータ324’に提供されうる。S/Pコンバータ324’は、OFDM/OFDMAシンボル・ストリーム322’を、それぞれがN個の直交サブキャリアのうちの1つに対応するN個の並列時間領域シンボル・ストリーム318’に分割することができる。高速フーリエ変換(FFT)構成要素320’は、N個の並列時間領域シンボル・ストリーム318’を周波数領域に変換し、N個の並列周波数領域シンボル・ストリーム316’を出力することができる。
デマッパ312’は、マッパ312によって実行されたシンボル・マッピング動作の逆を実行し、これによってN個の並列データ・ストリーム310’を出力することができる。P/Sコンバータ308’は、N個の並列データ・ストリーム310’を単一のデータ・ストリーム306’に結合することができる。理想的には、このデータ・ストリーム306’は、送信機302に入力として提供されたデータ306に対応する。要素308’,310’,312’,316’,320’,318’,および324’はすべて、ベースバンド・プロセッサ内で見つけられる。
(典型的なOFDM/OFDMAフレーム)
図4Aを参照して、時分割デュプレクス(TDD)実施のためのOFDM/OFDMAフレーム400が、限定ではなく、一般的な例として図示されている。例えばフル・デュプレクスおよびハーフ・デュプレクスの周波数分割デュプレクス(FDD)のようなOFDM/OFDMAフレームの他の実施も使用されうる。この場合、フレームは、ダウンリンク(DL)メッセージとアップリンク(UL)メッセージとの両方が、異なるキャリアによって同時に送信されるという点を除いて同じである。TDD実施では、おのおののフレームは、DL送信とUL送信との衝突を回避するために、小さなガード・インタバル406によって分離される、さらに詳しくは、送信/受信ギャップおよび受信/送信ギャップ(TTGおよびRTG)によって分離される、DLサブフレーム402とULサブフレーム404とに分割される。DL対ULのサブフレーム比は、異なるトラフィック・プロファイルをサポートするために、3:1から1:1へ変動しうる。
図4Aを参照して、時分割デュプレクス(TDD)実施のためのOFDM/OFDMAフレーム400が、限定ではなく、一般的な例として図示されている。例えばフル・デュプレクスおよびハーフ・デュプレクスの周波数分割デュプレクス(FDD)のようなOFDM/OFDMAフレームの他の実施も使用されうる。この場合、フレームは、ダウンリンク(DL)メッセージとアップリンク(UL)メッセージとの両方が、異なるキャリアによって同時に送信されるという点を除いて同じである。TDD実施では、おのおののフレームは、DL送信とUL送信との衝突を回避するために、小さなガード・インタバル406によって分離される、さらに詳しくは、送信/受信ギャップおよび受信/送信ギャップ(TTGおよびRTG)によって分離される、DLサブフレーム402とULサブフレーム404とに分割される。DL対ULのサブフレーム比は、異なるトラフィック・プロファイルをサポートするために、3:1から1:1へ変動しうる。
OFDM/OFDMAフレーム400内には、さまざまな制御情報が含まれうる。例えば、フレーム400の最初のOFDM/OFDMAシンボルは、同期のために使用されるいくつかのパイロット信号(パイロット)を含みうるプリアンブル408でありうる。プリアンブル408内の固定されたパイロット・シーケンスによって、受信機304は、周波数誤りおよび位相誤りを推定し、送信機302に同期できるようになる。さらに、無線チャネルの推定および等値化のために、プリアンブル408内の固定パイロット・シーケンスが利用されうる。プリアンブル408は、BPSK変調されたキャリアを含む。これは、一般には、1つのOFDMシンボルの長さである。プリアンブル408のキャリアは、電力が高められており、WiMAX信号におけるデータ部の周波数領域における電力レベルよりも一般に数デシベル(dB)(例えば、9dB)高い。使用されるプリアンブル・キャリアの番号は、ゾーンの3つのセグメントのうちのいずれが使用されているかを示すことができる。例えば、キャリア0,3,6,・・・は、セグメント1が使用されるべきであり、キャリア2,5,8,・・・は、セグメント2が使用されるべきであることを示しうる。
フレーム制御ヘッダ(FCH)410が、プリアンブル408に続く。FCH410は、例えば利用可能なサブチャネル、変調および符号化スキーム、ならびに、現在のOFDM/OFDMAフレームのMAPメッセージ長さのようなフレーム設定情報を提供する。例えば、ダウンリンク・フレーム・プレフィクス(DLFP)412のように、フレーム設定情報を概説するデータ構成が、FCH410にマップされる。
図4Bに例示するように、モバイルWiMAXのDLFP412は、DLFP412内の合計24ビットについて、使用されたサブチャネル(SCH)ビットマップのための6ビット412aと、0に設定された予約1ビット412bと、反復符号化インジケーションのための2ビット412cと、符号化インジケーションのための3ビット412dと、MAPメッセージ長さのための8ビット412eと、0に設定された予約4ビット412fとを備える。FCH410にマップされる前に、24ビットのDLFPが複製されて、48ビット・ブロックを形成する。これは、最小のフォワード誤り訂正(FEC)ブロック・サイズである。
FCH410、DL−MAP414、およびUL−MAP416の後に、DLサブフレーム402およびULサブフレーム404のデータ・バースト割当およびその他の制御情報を指定することができる。OFDMAの場合、複数のユーザに、フレーム内にデータ領域が割り当てられる。そして、これらの割当は、DL−MAPメッセージ414およびUL−MAPメッセージ416において指定される。これらMAPメッセージは、特定のリンクにおいて使用される変調および符号化スキームを規定する、おのおのユーザのバースト・プロファイルを含む。MAPメッセージは、すべてのユーザに届く必要のある重要な情報を含んでいるので、DL−MAPメッセージ414およびUL−MAPメッセージ416は、しばしば、1/2符号化および反復符号化を用いたBPSKまたはQPSKのような、非常に信頼性の高いリンクによって送信される。OFDM/OFDMAフレームのDLサブフレーム402は、通信されているダウンリンク・データを含む、さまざまな長さからなるDLバーストを含みうる。したがって、DL−MAP414は、ダウンリンク・ゾーンに含まれるバーストの位置と、ダウンリンク・バーストの数のみならず、時間(すなわち、シンボル)方向および周波数(すなわち、サブチャネル)方向の両方におけるオフセットおよび長さを記述することができる。
同様に、ULサブフレーム404は、通信されるアップリンク・データから構成されるさまざまなビット長さからなるULバーストを含みうる。したがって、ダウンリンク・サブフレーム402における最初のバーストとして送信されるUL−MAP416は、異なるユーザのためのULバーストの位置に関する情報を含みうる。ULサブフレーム404は、図4Aに例示するような追加の制御情報を含みうる。ULサブフレーム404は、DLハイブリッド自動反復要求アクノレッジ(HARQ ACK)をフィードバックするために移動局(MS)に割り当てられたUL ACK418、および/または、チャネル品質インジケータ・チャネル(CQICH)にチャネル状態情報をフィードバックするためにMSに割り当てられたUL CQICH420を含む。さらに、ULサブフレーム404は、UL Rangingサブチャネル422を備えうる。UL Rangingサブチャネル422は、帯域幅要求のみならず、閉ループ時間、周波数、および電力調節を行なうためにMSに割り当てられる。要するに、プリアンブル408、FCH410、DL−MAP414、およびUL−MAP416は、受信機304が受信信号を正しく復調することを可能にする情報を伝送しうる。
OFDMAの場合、DLおよびULにおける送信のために、異なる「モード」が使用されうる。あるモードが使用される時間領域のエリアは、一般にゾーンと称される。1つのタイプのゾーンは、DL−PUSC(downlink partial usage of subchannels)と称され、利用可能なすべてのサブチャネルを使用する訳ではない(すなわち、DL−PUSCゾーンは、サブチャネルの特定のグループしか使用しない)。最大3つのセグメントに割り当てられうる合計6つのサブチャネル・グループが存在しうる。したがって、セグメントは、1から6までのサブチャネル・グループを含みうる(例えば、セグメント0が、最初の2つのサブチャネル・グループを含み、セグメント1が、次の2つのサブチャネル・グループを含み、セグメント2が、最後の2つのサブチャネル・グループを含みうる)。別のタイプのゾーンは、DL−FUSC(downlink full usage of subchannels)と呼ばれる。DL−PUSCとは異なり、DL−FUSCは、セグメントを使用しないが、十分な周波数範囲にわたってすべてのバーストを分散させうる。
(無線通信ネットワークにおける典型的なオーバヘッド低減)
無線通信システム/ネットワークでは、BSによってユーザ端末へ送信された制御情報は、OFDM/OFDMAフレーム400のうちの大部分、すなわち、システム帯域幅の多くを占める。これは、システム・スループット全体に影響を与える。例えば、モバイルWiMAXシステムでは、ユーザ端末106に対して、DLデータ・バーストおよびUL送信機会を通知するために、例えばDL−MAP414およびUL−MAP416のような制御情報がブロードキャストされる。これら制御情報は、いくつかのOFDM/OFDMAスロットを占有するので、高オーバヘッドになる。例として、3からなる周波数再使用係数を適用するあるシステムでは、制御情報は、OFDM/OFDMAフレームのうちの最大60%を占有する。さらに、低い周波数再使用係数(例えば、1)を適用する従来システムは、一般に、すべてのユーザ端末に対して信頼性の高い配信(例えば、1%誤り率)を保証するために、制御情報のために、例えばQPSK1/2のような低データ・レートで高反復スキームおよび変調/符号化スキームを使用する必要があった。その結果生じるオーバヘッドは、システム・スループットを著しく低下させうる。
無線通信システム/ネットワークでは、BSによってユーザ端末へ送信された制御情報は、OFDM/OFDMAフレーム400のうちの大部分、すなわち、システム帯域幅の多くを占める。これは、システム・スループット全体に影響を与える。例えば、モバイルWiMAXシステムでは、ユーザ端末106に対して、DLデータ・バーストおよびUL送信機会を通知するために、例えばDL−MAP414およびUL−MAP416のような制御情報がブロードキャストされる。これら制御情報は、いくつかのOFDM/OFDMAスロットを占有するので、高オーバヘッドになる。例として、3からなる周波数再使用係数を適用するあるシステムでは、制御情報は、OFDM/OFDMAフレームのうちの最大60%を占有する。さらに、低い周波数再使用係数(例えば、1)を適用する従来システムは、一般に、すべてのユーザ端末に対して信頼性の高い配信(例えば、1%誤り率)を保証するために、制御情報のために、例えばQPSK1/2のような低データ・レートで高反復スキームおよび変調/符号化スキームを使用する必要があった。その結果生じるオーバヘッドは、システム・スループットを著しく低下させうる。
あるユーザ端末のために、モバイルWiMAXシステムにおけるスループットを増加させるために、適切な反復係数(すなわち、反復回数)や、いくつかの実施形態では、適切な変調/符号化スキームが、ユーザ端末ベースで、制御情報のために選択されうる。例えば、この選択は、さまざまなユーザ端末に関連付けられた異なるチャネル条件に基づきうる。
図5は、本開示のある実施形態にしたがって、無線セルの有効通信範囲領域における1または複数のユーザ端末106へ送信されるDL−MAPオーバヘッドを低減するための動作例500を示す。これらの動作500は、BS104によって実行されうる。これらの動作500はまた、他のタイプの制御情報(例えば、UL−MAP)によって引き起こされるオーバヘッドを低減するためにも利用される。
502では、BSが、有効通信範囲領域内のさまざまなユーザ端末のチャネル条件を判定する。ユーザ端末のチャネル条件は、例えば、ユーザ端末から受信したパイロット信号の強度を測定することによって判定される。したがって、BSは、さほど好ましくないチャネル条件(例えば、低い信号強度、高い干渉、高い雑音、あるいは低いSINR)を持つユーザ端末を識別し、これら端末を、より好ましいチャネル条件(例えば、高い信号強度、低い干渉、低い雑音、あるいは高いSINR)を持つユーザ端末と分けて別にグループ化する。
特定のユーザ端末のチャネル条件がさほど好ましくないか/より好ましいかを判定するため、および、それにしたがってユーザ端末をグループ化するために、適切なさまざまな技術のうちの何れかが適用されうる。例えば、しきい値よりも低い信号強度を持つユーザ端末は、さほど好ましくないチャネル条件を有するものとして識別され、他のユーザ端末とは別にグループ化される。このグループ化はまた、測定された信号強度にしたがっておのおののユーザ端末をランク付けし、その後、ユーザ端末の番号に基づいて、最大の信号強度を持つユーザ端末のフラクションを、残りのユーザ端末から分けてグループ化することによっても実行されうる。チャネル条件に基づいてユーザ端末をグループ化する例は、以下に、より詳細に記載される。
504では、BSは、さほど好ましくないチャネル条件を持つユーザ端末のための情報を、例えばOFDM/OFDMAフレーム400のような第1のフレームに、高DL−MAP反復でスケジュールしうる。DL−MAP414のために高い反復を適用することによって、さほど好ましくないチャネル条件を持つユーザ端末によるDL−MAP受信の信頼性を高めることができる。ある実施形態の場合、OFDM/OFDMAフレームに高いDL−MAP反復を適用することに加えて、あるいは、その代わりに、例えば、1/2の符号化レートを持つQPSKのような低レート変調/符号化スキーム(MCS)が、DL−MAP情報の変調および符号化のために利用されうる。高DL−MAP反復に加えて、低データ・レートの変調/符号化スキームを利用することによって、ユーザ端末がDL−MAPを正しく受信する可能性をさらに高めることができる。いくつかの実施形態の場合、MCSおよび/または反復係数の選択は、このシステムの目標ビット/変調誤り率(BER/MER)にも基づきうる。
506では、BSは、より好ましいチャネル条件を持つユーザ端末のための情報を、例えばOFDM/OFDMAフレーム400のような第2のフレームに、低DL−MAP反復でスケジュールしうる。例えば、BS近傍のように、より強い信号強度からの利益を得る、より好ましいチャネル条件のユーザ端末は、送信された信号を正しく受信する可能性がより高い。したがって、低いDL−MAP反復あるいは反復がなくても(つまり、フレーム内で反復することなく、一度しか送信されなくても)、信頼できるDL−MAP配信に十分でありうる。低いDL−MAP反復あるいはDL−MAP反復がないことの利点は、DL−MAPによるオーバヘッドが低減されることである。DL−MAPオーバヘッドは、より高いデータ・レートのMCSを用いることによってさらに低減されうる。
508では、BSが、第1のフレームおよび第2のフレームを送信する。各フレームで使用されるDL−MAP反復は、FCH410のDLFP412における反復符号化インジケーション412cによってユーザ端末へ指定される。
これら動作500によって、BSと通信しているすべてのユーザ端末のための制御情報が、すべてのフレームにおいて配信される必要はなくなる。ユーザ端末のチャネル条件を判定し、それにしたがって反復係数および/またはMCSを選択することによって、BSは、前述したように、ユーザ端末へ、低減された量の制御情報によって、より好ましい制御条件で、フレームを送信することができる。その結果、さほど好ましくないチャネル条件を持つユーザ端末へ送信されたフレームにおけるオーバヘッドが高いにも関わらず、ユーザ端末へ送信される平均オーバヘッドが減少する。したがって、制御オーバヘッドが低減されたフレームにおけるデータ・バーストのために、より多くのフレーム・リソースが利用可能となる。これは、システム・スループットの増加をもたらす。
図6は、チャネル条件に基づいてユーザ端末をグループ化する例を示す。セクタ112内の、あるいはセル102全体にわたるユーザ端末106は、ユーザ端末から受信したパイロット信号強度値のようなパラメータによって決定されたチャネル条件にしたがってグループ化される。例として、あるセクタ112におけるユーザ端末106は、図6に例示するように、2つのグループG1、G2に分けられる。グループG1は、より好ましいチャネル条件(例えば、より高い信号強度)を持つ、例えばBS104近傍のユーザ端末を含む。一方、グループG2は、さほど好ましくない条件(例えば、より低い信号強度)を持つ、例えば有効通信範囲領域の端部近傍のユーザ端末を含む。そしてBS104が、フレーム内の制御情報をスケジュールし、前述したように、チャネル条件に基づいて、これらフレームを、特定のグループのユーザ端末へ送信する。
本開示のある実施形態の場合、送信のためにフレームをスケジュールすることは、より好ましいチャネル条件を持つユーザ端末へ向けられたフレームが、より頻繁に送信されるように実行される。このアプローチの利点は、ユーザ端末へ送信される平均オーバヘッドがさらに低減され、その結果、システム・スループットがより高くなることである。図7は、さほど好ましくないチャネル条件を持つユーザ端末の情報が、4つのOFDM/OFDMAフレーム毎に一度スケジュールされる一方、より好ましいチャネル条件を持つユーザ端末の情報が、残りの3つのフレームでスケジュールされる例400を示す。
したがって、例えば、図6のグループG2におけるようなユーザ端末ための制御情報が、フレームF1でスケジュールされる一方、グループG1におけるようなユーザ端末のための情報が、フレームF2,F3,F4でスケジュールされる。さほど好ましくないチャネル条件を持つユーザ端末のための制御情報が、第1のフレームでスケジュールされる必要は無く、4つのフレームのうちの何れか1つでスケジュールされうる。さらに、さほど好ましくないチャネル条件を持つユーザ端末のための制御情報が、4よりも多いあるいは少ないフレームのうちの1つとして送信されうる。
前述したように、特定のフレームに対応する反復係数が、フレームの反復符号化インジケーション412cで示されうる。図7に例示するように、フレームF1の反復符号化インジケーション412cは、2の値を持つ2ビット値を含む。これは、図4Bにしたがって、4の値を持つ合計DL−MAP反復(すなわち、1つのオリジナルDL−MAPの3回反復)を示す。一方、フレームF2,F3,F4は、0の値を持つ2ビット値を含むこれらフレームの反復符号化インジケーション412cによって示されるように、DL−MAPの反復を含まない(1の値を持つ合計DL−MAP反復となる)。したがって、ユーザ端末へ送信される制御情報のための適切な反復係数および/または変調/符号化スキームを選択することによって、ユーザ端末へ送信されるオーバヘッドが低減され、これによって、システム・スループットが向上する。
本開示のオーバヘッド低減技術の他の利点は、これら技術が、低い周波数再使用係数(例えば、1のように、3である再使用係数とは異なる値)を適用している無線通信システムにおける使用に適切であることである。そのような低い周波数再使用係数を適用しているシステムは、より効率的なシステム帯域幅利用を可能にする。例として、フレームにおいてデータ・バーストをスケジュールする、1の周波数係数を持つBSスケジューラは、フレーム内のあるセグメントに限定されない。その結果、フレームの利用度が高まる。
しかしながら、そのようなシステムでは、ユーザ端末は、サービス提供BSからの信号を受信することのみならず、近隣BSからの信号をも受信する傾向がより高まる。このような相互チャネル干渉(CCI:co-channel interference)は、サービス提供BSの有効通信範囲領域の端部におけるユーザ端末に、より悪影響を与えるようになるであろう。本開示のある実施形態によれば、有効通信範囲の端部におけるユーザ端末へ送信されるフレームは、前述したように、制御情報のために、低いデータ・レートで、MCSおよび/または高反復を利用することができる。その結果、これらユーザ端末における受信が改善し、CCIの効果が低減される。これによって、1である周波数再使用係数の使用が可能となる。
前述された方法のさまざまな動作は、図面に例示されるようなmeans−plus−funcitonブロックに対応するさまざまなハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素(単数または複数)および/またはモジュール(単数または複数)によって実行されうる。一般に、対応するmeans−plus−funciton図面を有する図面に例示された方法が存在する場合、動作ブロックは、同一番号が付されたmeans−plus−funcitonブロックに対応する。例えば、図5に例示するようなブロック502乃至508は、図5Aに例示するようなmeans−plus−funcitonブロック502A乃至508Aに対応する。
本明細書で使用される場合、用語「判定すること(determining)」は、さまざまな動作を含む。例えば、「判定すること」は、計算、コンピューティング、処理、導出、調査、ルックアップ(例えば、テーブル、データベース、または他のデータ構造内のルックアップ)、確認等を含むことができる。また、「判定すること」は、受信(例えば、情報の受信)、アクセス(例えば、メモリ内のデータへのアクセス)等を含むことができる。また、「判定すること」は、解決、選択、選定、確立等を含むことができる。
情報および信号を、さまざまな異なる技術および技法のいずれかを使用して表すことができる。例えば、上記説明全体を通じて称されうるデータ、命令、コマンド、情報、信号等を、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光場または光粒子、あるいはその任意の組合せによって表すことができる。
本開示に関連して説明されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ信号(FPGA)もしくはその他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリート・ゲートもしくはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または本明細書で説明される機能を実行するように設計されたその任意の組み合わせを用いて実施または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとすることができるが、代替案では、プロセッサを、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または順序回路とすることができる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロプロセッサ、またはその他任意のこのような構成である計算デバイスの組み合わせとして実現することも可能である。
本開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップを、ハードウェアで直接的に、1または複数のプロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、またはこの2つの組合せによって実施することができる。ソフトウェア・モジュールは、当該技術分野において周知のすべての形式の記憶媒体に常駐することができる。使用できる記憶媒体のいくつかの例は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROMなどを含む。ソフトウェア・モジュールは、単一の命令または複数の命令を備えることができ、複数の異なるコード・セグメント上で、異なるプログラムの間で、および複数の記憶媒体にまたがって分散させることができる。記憶媒体を、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込めるように、プロセッサに結合することができる。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。
本明細書で開示された方法は、説明された方法を達成するための1または複数のステップまたは動作を備える。方法ステップおよび/または動作は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに相互に置換することができる。言い換えると、ステップまたは動作の特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに変更されうる。
説明された機能を、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはその任意の組合せで実施することができる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能媒体に、1または複数の命令群として格納される。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる利用可能な任意の媒体である。例として、限定することなく、そのようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。ディスク(diskおよびdisc)は、本明細書で使用される場合、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、diskは、通常は磁気的にデータを再生し、discは、レーザを用いて光学的にデータを再生する。
ソフトウェアまたは命令群は、送信媒体を介しても送信される。例えば、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。
さらに、本明細書で説明された方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段を、適宜、ユーザ端末および/または基地局によってダウンロードし、かつ/または他の形式で入手することができることを了解されたい。例えば、そのようなデバイスを、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合することができる。代替案では、本明細書で説明されるさまざまな方法を、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクト・ディスク(CD)またはフロッピー・ディスクなどの物理記憶媒体など)を介して提供することができ、ユーザ端末および/または基地局が、記憶手段をデバイスに結合するか提供するときにさまざまな方法を入手することができる。さらに、本明細書で説明された方法および技法をデバイスに提供するために、その他任意の適切な技法を利用することができる。
特許請求の範囲は、前述した正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。さまざまな修正、変更、および変形を、特許請求の範囲の範囲から逸脱せずに、前述した方法および装置の構成、動作、および詳細において実施することができる。
Claims (28)
- 無線通信のための方法であって、
1または複数のユーザ端末のチャネル条件を判定することと、
さほど好ましくないチャネル条件を持つ第1のユーザ端末のための情報を、第1のフレームにおいて高ダウンリンクMAP(DL−MAP)反復でスケジュールすることと、
より好ましいチャネル条件を持つ第2のユーザ端末のための情報を、第2のフレームにおいて低DL−MAP反復でスケジュールすることと、
前記第1のフレームおよび前記第2のフレームを送信することと
を備える方法。 - 前記第1のフレームにおける情報のために、低データ・レートを持つ第1の変調および符号化スキームを用いることと、
前記第2のフレームにおける情報のために、高データ・レートを持つ第2の変調および符号化スキームを用いることと
をさらに備える請求項1に記載の方法。 - 前記第1の変調および符号化スキームは、1/2の符号化レートを持つ直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)を備える請求項2に記載の方法。
- 前記第2のフレームにおいて情報をスケジュールすることは、1である周波数再使用係数を使用することを備える請求項2に記載の方法。
- 前記高DL−MAP反復は、合計4回の反復(2である反復符号化インジケーション)であり、前記低DL−MAP反復は、合計1回の反復(0である反復符号化インジケーション)である請求項1に記載の方法。
- さほど好ましくないチャネル条件は、より好ましいチャネル条件よりも低い信号対干渉および雑音比(SINR)を有する請求項1に記載の方法。
- より好ましいチャネル条件を持つ第3のユーザ端末のための情報を、第3のフレームにおいて低DL−MAP反復でスケジュールすることと、
4フレーム毎のうちの1つのフレームが、さほど好ましくないチャネル条件を持つユーザ端末に割り当てられるように、より好ましいチャネル条件を持つ第4のユーザ端末のための情報を、第4のフレームにおいて低DL−MAP反復でスケジュールすることと
をさらに備える請求項1に記載の方法。 - 無線通信のための装置であって、
1または複数のユーザ端末のチャネル条件を判定する手段と、
さほど好ましくないチャネル条件を持つ第1のユーザ端末のための情報を、第1のフレームにおいて高ダウンリンクMAP(DL−MAP)反復でスケジュールする手段と、
より好ましいチャネル条件を持つ第2のユーザ端末のための情報を、第2のフレームにおいて低DL−MAP反復でスケジュールする手段と、
前記第1のフレームおよび前記第2のフレームを送信する手段と
を備える装置。 - 前記第1のフレームにおける情報のために、低データ・レートを持つ第1の変調および符号化スキームを用いる手段と、
前記第2のフレームにおける情報のために、高データ・レートを持つ第2の変調および符号化スキームを用いる手段と
をさらに備える請求項8に記載の装置。 - 前記第1の変調および符号化スキームは、1/2の符号化レートを持つ直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)を備える請求項9に記載の装置。
- 前記第2のフレームにおいて情報をスケジュールする手段は、1である周波数再使用係数を使用するように構成された請求項9に記載の装置。
- 前記高DL−MAP反復は、合計4回の反復(2である反復符号化インジケーション)であり、前記低DL−MAP反復は、合計1回の反復(0である反復符号化インジケーション)である請求項8に記載の装置。
- さほど好ましくないチャネル条件は、より好ましいチャネル条件よりも低い信号対干渉および雑音比(SINR)を有する請求項8に記載の装置。
- より好ましいチャネル条件を持つ第3のユーザ端末のための情報を、第3のフレームにおいて低DL−MAP反復でスケジュールする手段と、
4フレーム毎のうちの1つのフレームが、さほど好ましくないチャネル条件を持つユーザ端末に割り当てられるように、より好ましいチャネル条件を持つ第4のユーザ端末のための情報を、第4のフレームにおいて低DL−MAP反復でスケジュールする手段と
をさらに備える請求項8に記載の装置。 - 無線通信のための装置であって、
1または複数のユーザ端末のチャネル条件を判定するためのロジックと、
さほど好ましくないチャネル条件を持つ第1のユーザ端末のための情報を、第1のフレームにおいて高ダウンリンクMAP(DL−MAP)反復でスケジュールする手段と、
より好ましいチャネル条件を持つ第2のユーザ端末のための情報を、第2のフレームにおいて低DL−MAP反復でスケジュールするためのロジックと、
前記第1のフレームおよび前記第2のフレームを送信する送信機と
を備える装置。 - 前記第1のフレームにおける情報のために、低データ・レートを持つ第1の変調および符号化スキームを用いるためのロジックと、
前記第2のフレームにおける情報のために、高データ・レートを持つ第2の変調および符号化スキームを用いるためのロジックと
をさらに備える請求項15に記載の装置。 - 前記第1の変調および符号化スキームは、1/2の符号化レートを持つ直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)を備える請求項16に記載の装置。
- 前記第2のフレームにおいて情報をスケジュールするためのロジックは、1である周波数再使用係数を使用するように構成された請求項16に記載の装置。
- 前記高DL−MAP反復は、合計4回の反復(2である反復符号化インジケーション)であり、前記低DL−MAP反復は、合計1回の反復(0である反復符号化インジケーション)である請求項15に記載の装置。
- さほど好ましくないチャネル条件は、より好ましいチャネル条件よりも低い信号対干渉および雑音比(SINR)を有する請求項15に記載の装置。
- より好ましいチャネル条件を持つ第3のユーザ端末のための情報を、第3のフレームにおいて低DL−MAP反復でスケジュールするためのロジックと、
4フレーム毎のうちの1つのフレームが、さほど好ましくないチャネル条件を持つユーザ端末に割り当てられるように、より好ましいチャネル条件を持つ第4のユーザ端末のための情報を、第4のフレームにおいて低DL−MAP反復でスケジュールするためのロジックと
をさらに備える請求項15に記載の装置。 - 無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、前記コンピュータ・プログラム製品は、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能媒体を備え、前記命令群は、1または複数のプロセッサによって実行可能であり、前記命令群は、
1または複数のユーザ端末のチャネル条件を判定するための命令群と、
さほど好ましくないチャネル条件を持つ第1のユーザ端末のための情報を、第1のフレームにおいて高ダウンリンクMAP(DL−MAP)反復でスケジュールするための命令群と、
より好ましいチャネル条件を持つ第2のユーザ端末のための情報を、第2のフレームにおいて低DL−MAP反復でスケジュールするための命令群と、
前記第1のフレームおよび前記第2のフレームを送信するための命令群と
を備えるコンピュータ・プログラム製品。 - 前記第1のフレームにおける情報のために、低データ・レートを持つ第1の変調および符号化スキームを用いるための命令群と、
前記第2のフレームにおける情報のために、高データ・レートを持つ第2の変調および符号化スキームを用いるための命令群と
をさらに備える請求項22に記載のコンピュータ・プログラム製品。 - 前記第1の変調および符号化スキームは、1/2の符号化レートを持つ直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)を備える請求項23に記載のコンピュータ・プログラム製品。
- 前記第2のフレームにおいて情報をスケジュールするための命令群は、1である周波数再使用係数を使用するための命令群を備える請求項23に記載のコンピュータ・プログラム製品。
- 前記高DL−MAP反復は、合計4回の反復(2である反復符号化インジケーション)であり、前記低DL−MAP反復は、合計1回の反復(0である反復符号化インジケーション)である請求項22に記載のコンピュータ・プログラム製品。
- 前記さほど好ましくないチャネル条件は、前記より好ましいチャネル条件よりも低い信号対干渉および雑音比(SINR)を有する請求項22に記載のコンピュータ・プログラム製品。
- より好ましいチャネル条件を持つ第3のユーザ端末のための情報を、第3のフレームにおいて低DL−MAP反復でスケジュールするための命令群と、
4フレーム毎のうちの1つのフレームが、さほど好ましくないチャネル条件を持つユーザ端末に割り当てられるように、より好ましいチャネル条件を持つ第4のユーザ端末のための情報を、第4のフレームにおいて低DL−MAP反復でスケジュールするための命令群と
をさらに備える請求項22に記載のコンピュータ・プログラム製品。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US7531508P | 2008-06-24 | 2008-06-24 | |
US61/075,315 | 2008-06-24 | ||
US12/486,744 US8576931B2 (en) | 2008-06-24 | 2009-06-17 | Methods and systems for overhead reduction in a wireless communication network |
US12/486,744 | 2009-06-17 | ||
PCT/US2009/048293 WO2010008845A2 (en) | 2008-06-24 | 2009-06-23 | Methods and systems for overhead reduction in a wireless communication network |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011525784A true JP2011525784A (ja) | 2011-09-22 |
Family
ID=41431270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011516530A Pending JP2011525784A (ja) | 2008-06-24 | 2009-06-23 | 無線通信ネットワークにおけるオーバヘッド低減のための方法およびシステム |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8576931B2 (ja) |
EP (1) | EP2291945A2 (ja) |
JP (1) | JP2011525784A (ja) |
KR (1) | KR20110039284A (ja) |
CN (1) | CN102067506A (ja) |
CA (1) | CA2727181A1 (ja) |
RU (1) | RU2011102370A (ja) |
TW (1) | TW201014421A (ja) |
WO (1) | WO2010008845A2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014529917A (ja) * | 2011-06-13 | 2014-11-13 | ノイ リミテッドNeul Ltd. | マシンツーマシン通信ネットワークにおける非常に長いフレーム |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8824371B2 (en) * | 2011-05-13 | 2014-09-02 | Qualcomm Incorporated | Systems and methods for wireless communication of packets having a plurality of formats |
GB201114079D0 (en) | 2011-06-13 | 2011-09-28 | Neul Ltd | Mobile base station |
US9590878B2 (en) | 2013-01-16 | 2017-03-07 | Qualcomm Incorporated | Channel state information and adaptive modulation and coding design for long-term evolution machine type communications |
US9750034B2 (en) * | 2013-12-20 | 2017-08-29 | Cambium Networks Limited | Apparatus and method for reducing interference in a wireless communication system |
KR20150084308A (ko) * | 2014-01-13 | 2015-07-22 | 삼성전자주식회사 | 무선 통신 시스템에서 채널의 비-가우시안 특성에 따른 적응적 채널 부호 선택 장치 및 방법 |
WO2015196523A1 (zh) * | 2014-06-27 | 2015-12-30 | 华为技术有限公司 | 资源指示的处理方法、处理装置、接入点和站点 |
ES2846787T3 (es) * | 2014-10-31 | 2021-07-29 | Sony Group Corp | Dispositivo de comunicación inalámbrica y método de comunicación inalámbrica |
JP6448156B2 (ja) | 2015-01-30 | 2019-01-09 | テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) | 複数のチャネル品質情報値を構成するための、無線ノード、ワイヤレスデバイス及びそれらにおける方法 |
US10021695B2 (en) * | 2015-04-14 | 2018-07-10 | Qualcomm Incorporated | Apparatus and method for generating and transmitting data frames |
US10291378B1 (en) * | 2018-04-05 | 2019-05-14 | Qualcomm Incorporated | Signaling of alternative modulation coding schemes |
EP3821662A1 (en) * | 2018-07-12 | 2021-05-19 | Nokia Technologies OY | Hybrid macro diversity and cooperative relaying method of ultra-reliable and real-time multi-user communication |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008000915A1 (en) * | 2006-06-30 | 2008-01-03 | Nokia Corporation | Optimizing of channel allocation in a wireless communications system |
WO2008041819A2 (en) * | 2006-10-02 | 2008-04-10 | Lg Electronics Inc. | Methods for transmitting downlink control signal |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9473269B2 (en) | 2003-12-01 | 2016-10-18 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for providing an efficient control channel structure in a wireless communication system |
CN1930804B (zh) | 2004-03-12 | 2012-05-23 | 三星电子株式会社 | 宽带无线通信***中通过基站减小突发分配信息的大小的方法 |
KR100594111B1 (ko) | 2004-03-12 | 2006-06-30 | 삼성전자주식회사 | 주파수 밴드별 다중 코딩을 사용하는 광대역 무선 접속시스템에서 데이터 전송 방법 및 시스템 |
CN102684861B (zh) * | 2005-09-28 | 2015-03-04 | 桥扬科技有限公司 | 正交频分多址无线包***及其基站、移动设备和通信方法 |
WO2007045101A2 (en) | 2005-10-21 | 2007-04-26 | Nortel Networks Limited | Multiplexing schemes for ofdma |
KR20070076299A (ko) | 2006-01-18 | 2007-07-24 | 삼성전자주식회사 | 통신 시스템에서 신호 송수신 장치 및 방법 |
EP2005663B1 (en) | 2006-03-13 | 2011-03-30 | Intel Corporation | Scheduler and method for allocating time and frequency dimensions of downlink bursts in broadband wireless access networks |
WO2008035936A1 (en) | 2006-09-20 | 2008-03-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus and method for processing received data in a broadband wireless communication system |
KR100959565B1 (ko) * | 2006-10-27 | 2010-05-27 | 삼성전자주식회사 | 다중 홉 릴레이 방식을 사용하는 광대역 무선 접속 통신 시스템에서 중계국 프레임 제어 메시지 구성 장치 및 방법 |
US8493874B2 (en) * | 2008-05-05 | 2013-07-23 | Motorola Mobility Llc | Method and apparatus for providing channel quality feedback in an orthogonal frequency division multiplexing communication system |
-
2009
- 2009-06-17 US US12/486,744 patent/US8576931B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2009-06-23 CN CN2009801246858A patent/CN102067506A/zh active Pending
- 2009-06-23 WO PCT/US2009/048293 patent/WO2010008845A2/en active Application Filing
- 2009-06-23 EP EP09789903A patent/EP2291945A2/en not_active Withdrawn
- 2009-06-23 JP JP2011516530A patent/JP2011525784A/ja active Pending
- 2009-06-23 CA CA2727181A patent/CA2727181A1/en not_active Abandoned
- 2009-06-23 RU RU2011102370/07A patent/RU2011102370A/ru unknown
- 2009-06-23 KR KR1020117001757A patent/KR20110039284A/ko not_active Application Discontinuation
- 2009-06-24 TW TW098121228A patent/TW201014421A/zh unknown
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008000915A1 (en) * | 2006-06-30 | 2008-01-03 | Nokia Corporation | Optimizing of channel allocation in a wireless communications system |
WO2008041819A2 (en) * | 2006-10-02 | 2008-04-10 | Lg Electronics Inc. | Methods for transmitting downlink control signal |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014529917A (ja) * | 2011-06-13 | 2014-11-13 | ノイ リミテッドNeul Ltd. | マシンツーマシン通信ネットワークにおける非常に長いフレーム |
US9749772B2 (en) | 2011-06-13 | 2017-08-29 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Very long frame in a machine to machine communication network |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
RU2011102370A (ru) | 2012-07-27 |
CN102067506A (zh) | 2011-05-18 |
US8576931B2 (en) | 2013-11-05 |
WO2010008845A2 (en) | 2010-01-21 |
TW201014421A (en) | 2010-04-01 |
KR20110039284A (ko) | 2011-04-15 |
EP2291945A2 (en) | 2011-03-09 |
US20090316815A1 (en) | 2009-12-24 |
CA2727181A1 (en) | 2010-01-21 |
WO2010008845A3 (en) | 2010-10-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8483041B2 (en) | Methods and systems for sticky region allocation in OFDMA communication systems | |
US8576931B2 (en) | Methods and systems for overhead reduction in a wireless communication network | |
KR101176309B1 (ko) | 모바일 와이맥스 3-방향 다운링크 동시 프로세싱 및 3-방향 핸드오버를 위한 방법들 및 시스템들 | |
JP5059970B2 (ja) | ターゲットセルに対する、加速されたワイヤレス通信ハンドオーバのための方法及びシステム | |
US8165096B2 (en) | Methods and systems of improved success rate for decoding downlink map and uplink map IES in mobile WIMAX mobile | |
US8385308B2 (en) | Methods and systems for extensible extended information element mapping | |
US8385261B2 (en) | Methods and systems for setting CID mask length of a HARQ-MAP/SUB-MAP pointer IE in WiMAX systems | |
EP2314013B1 (en) | Methods and systems for dynamic sticky region allocation in map-based communication systems |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120711 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120724 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20121218 |