JP5059970B2 - ターゲットセルに対する、加速されたワイヤレス通信ハンドオーバのための方法及びシステム - Google Patents

ターゲットセルに対する、加速されたワイヤレス通信ハンドオーバのための方法及びシステム Download PDF

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Description

分野
本開示のある実施形態は、一般的にはワイヤレス通信システムに関し、より具体的には、ワイヤレス通信システムにおけるハンドオーバの間のレンジングプロセス(ranging process)に関する。
背景
IEEE 802.16xの下のOFDM及びOFDMAのワイヤレス通信システムは、マルチプルサブキャリアの周波数の直交性に基づいて、システムにおけるサービスについて登録されたワイヤレスデバイス(すなわちモバイル局)と通信するために基地局のネットワークを使用し、マルチパスフェージング及び干渉に対する抵抗、のような広帯域ワイヤレス通信のための複数の技術的な利益を達成するためにインプリメントされることができる。各基地局(BS)は、モバイル局(MS)に対してデータを伝達する無線周波数(RF)信号を出し(emits)、モバイル局(MS)からデータを伝達する無線周波数(RF)信号を受信する。様々な理由、例えばモバイル局(MS)が1つの基地局によってカバーされたエリアから離れて移動し、別の基地局によってカバーされたエリアに入る、により、ハンドオーバ(ハンドオフとも知られている)は、1つの基地局から別の基地局へと通信サービス(例えば、進行中呼び出しまたはデータセッション)をトランスファするために実行されることができる。
3つのハンドオーバ方法は、モバイルWiMAX仕様においてサポートされており、1つは必須(mandatory)で、他の2つはオプションである。必須のハンドオーバ方法は、ハードハンドオーバ(HHO)と呼ばれ、最初にモバイルWiMAXによってインプリメントされるのに必要な唯一のタイプである。HHOは、あるBSから別のBSまでの接続の急なトランスファ(abrupt transfer)を意味する。ハンドオーバ決定は、MSによって報告された測定結果に基づいて、MSまたはBSによって行われることができる。MSはRFスキャンを周期的に実行し、近隣の基地局の信号の品質を測定することができる。ハンドオーバ決定は、例えば、現在のセルを越えているあるセルの信号強度、信号フェージングまたは干渉をもたらすMS変更ロケーション、またはより高いサービスの品質(QoS)を必要とするMS、から生じる。スキャニングは、BSによって割り付けられたスキャニングインターバルの間に実行される。これらのインターバルの間に、MSはまた、初期レンジング(initial ranging)をオプションで実行すること、そして、1つまたは複数の近隣基地局と関連づけること、ができる。いったんハンドオーバ決定が行われると、MSは、ターゲットBSのダウンリンク送信との同期を始めることができ、スキャニングの間にそれがなされなかった場合にはレンジングを実行することができ、前のBSとの接続を終了することができる。BSにおける配信されなかったプロトコルデータユニット(PDU)は、タイマが終了する(expires)まで、維持される。
本開示のある実施形態は、一般的には、サービングセクタを用いたモバイル局の通常オペレーションの間に、近隣セクタを用いて初期レンジングを実行することと(performing initial ranging with neighboring sectors during normal operation of a mobile station with its serving sector)、そして、近隣セクタのうちの1つについてのサービスエリアを提供している別の基地局へのハンドオーバプロセスを加速するためにレンジング結果(ranging results)を更新することと、に関する。
本開示のある実施形態は、方法を提供する。方法は、通常のオペレーションモードの間に、サービング基地局に対してアップリンク(UL)パケットを送信することと、ULパケットを送信しながら1つまたは複数の近隣基地局に対して1つまたは複数のレンジングリクエスト(ranging requests)を送信することと、レンジングリクエストに基づいて1つまたは複数のレンジングレスポンス(ranging responses)を受信することと、そして、レンジングレスポンスに基づいてレンジング結果を更新することと、を一般的に含む。
本開示のある実施形態はワイヤレス通信のためのトランシーバを供給する。トランシーバは、通常のオペレーションモードの間に、サービング基地局に対してULパケットを送信するように構成された第1の送信論理と、ULパケットを送信しながら1つまたは複数の近隣基地局に対して、1つまたは複数レンジングリクエストを送信するように構成された第2の送信論理と、レンジングリクエストに基づいて1つまたは複数のレンジングレスポンスを受信するように構成された受信論理と、レンジングレスポンスに基づいてレンジング結果を更新するように構成された更新論理と、を一般的に含む。
本開示のある実施形態はワイヤレス通信のための装置(apparatus)を供給する。装置は、通常のオペレーションモードの間にサービング基地局に対してULパケットを送信するための手段と、ULパケットを送信しながら1つまたは複数の近隣基地局に対して1つまたは複数のレンジングリクエストを送信するための手段と、レンジングリクエストに基づいて1つまたは複数のレンジングレスポンスを受信するための手段と、レンジングレスポンスに基づいてレンジング結果を更新するための手段と、を一般的に含む。
本開示のある実施形態はモバイルデバイスを提供する。モバイルデバイスは、通常のオペレーションモードの間にサービング基地局に対してULパケットを送信するように、ULパケットを送信しながら1つまたは複数の近隣基地局に対して1つまたは複数のレンジングリクエストを送信するように、そしてレンジングリクエストに基づいて1つまたは複数のレンジングレスポンスを受信するように、構成されたトランシーバと、レンジングレスポンスに基づいてレンジング結果を更新するように構成された更新論理と、を一般的に含む。
本開示のある実施形態は、モバイルデバイスを提供する。モバイルデバイスは、通常のオペレーションモードの間にサービング基地局に対してULパケットを送信するように構成された第1のトランシーバと、ULパケットを送信しながら1つまたは複数の近隣基地局に対して1つまたは複数のレンジングリクエストを送信するように、そして、レンジングリクエストに基づいて1つまたは複数のレンジングレスポンスを受信するように、構成された第2のトランシーバと、そして、レンジングレスポンスに基づいてレンジング結果を更新するように構成された更新論理と、を一般的に含む。
本開示のある実施形態は、プロセッサによって実行されるときに、あるオペレーションを実行する、ワイヤレス通信のための更新されたレンジング結果を維持するためのプログラムを含んでいるコンピュータ可読媒体(computer-readable medium)を提供する。そのオペレーションは、通常のオペレーションモードの間にサービング基地局に対してULパケットを送信することと、ULパケットを送信しながら1つまたは複数の近隣基地局に対して1つまたは複数のレンジングリクエストを送信することと、レンジングリクエストに基づいて1つまたは複数のレンジングレスポンスを受信することと、レンジングレスポンスに基づいてレンジング結果を更新することと、を一般的に含む。
本開示の上記で記載された特徴が詳細に理解されることができる方法で、上記で簡潔に要約された本開示のより具体的な説明は、実施形態を参照することによってなされており、実施形態のいくつかは、添付図面において図示されている。添付図面は、本開示の典型的な実施形態のみを図示しているが、本開示が他の同等な効果的な実施形態を認めることができるため、その範囲を限定するものとしてみなされない、ということは留意されるべきである。
図1は、本開示のある実施形態に従って、ワイヤレス通信システムの例を図示する。 図2は、本開示のある実施形態に従って、ワイヤレスデバイスにおいて利用されることができる様々なコンポーネントを図示する。 図3は、本開示のある実施形態に従って、直交周波数分割多重化及び直交周波数分割多元接続(OFDM/OFDMA)技術を利用するワイヤレス通信システム内で使用されることができる例示的な送信機と例示的な受信機を図示する。 図4は、本開示のある実施形態に従って、3つのセグメントを備えた、時分割デュプレクス(TDD)についての例示的なOFDMAフレームを図示する。 図5は、本開示のある実施形態に従って、OFDMAフレームの例示的なアップリンク(UL)サブフレームを図示する。 図6A−Cは、本開示のある実施形態に応じて、ある基地局から別の基地局へと切り替えるときのハンドオーバタイムラインの例を図示する。 図6A−Cは、本開示のある実施形態に応じて、ある基地局から別の基地局へと切り替えるときのハンドオーバタイムラインの例を図示する。 図6A−Cは、本開示のある実施形態に応じて、ある基地局から別の基地局へと切り替えるときのハンドオーバタイムラインの例を図示する。 図7は、本開示のある実施形態に従って、サービングセクタで通常オペレーションを実施する間に1つまたは複数の近隣セクタとのレンジングにより集められた更新されたレンジング結果を使用している、加速されたハンドオーバのための例示的なオペレーションのフローチャートである。 図7Aは、本開示のある実施形態に従って、図7の加速されたハンドオーバのための例示的なオペレーションに対応する手段のブロック図である。 図8A−Cは、本開示のある実施形態に従って、サービングセクタを用いて通常オペレーションを実施している間に1つまたは複数の近隣セクタを用いてレンジングすることと(ranging with)、そして、更新されたレンジング結果を使用している加速されたハンドオーバを実行することと、を図示する。 図8A−Cは、本開示のある実施形態に従って、サービングセクタを用いて通常オペレーションを実施している間に1つまたは複数の近隣セクタを用いてレンジングすることと、そして、更新されたレンジング結果を使用している加速されたハンドオーバを実行することと、を図示する。 図8A−Cは、本開示のある実施形態に従って、サービングセクタを用いて通常オペレーションを実施している間に1つまたは複数の近隣セクタを用いてレンジングすることと、そして、更新されたレンジング結果を使用している加速されたハンドオーバを実行することと、を図示する。 図9は、本開示のある実施形態に従って、初期のレンジングからレンジングレスポンス(RNG−RSP)メッセージのフォーマットを図示する。
詳細な説明
本開示のある実施形態は、サービングセクタを用いたモバイル局(MS)の通常オペレーションの間に、1つまたは複数の近隣セクタを用いてレンジングするための技術及び装置を提供する。レンジング結果は、近隣セクタのうちの1つについてのサービスエリアを提供している別の基地局(BS)へのハンドオーバプロセスを加速するために、頻繁に更新されることができる。
例示的なワイヤレス通信システム(Exemplary Wireless Communication System)
本開示の方法及び装置は、ブロードバンドワイヤレス通信システムにおいて利用されることができる。用語「ブロードバンドワイヤレス(broadband wireless)」は、与えられたエリア上で、ワイヤレス、ボイス、インターネット、及び/またはデータネットワークアクセスを提供する技術を指す。
WiMAXは、マイクロ波接続のためのワールドワイドな相互作用性(Worldwide Interoperability for Microwave Access)を表わしており、長距離の高スループットブロードバンド接続を提供する、標準ベースブロードバンドワイヤレス技術である。今日、WiMAXには、固定WiMAXとモバイルWiMAXの2つのアプリケーションがある。固定WiMAXアプリケーションは、ポイント・ツー・マルチポイントであり、例えば、家と会社へのブロードバンドアクセスを可能にする。モバイルWiMAXは、ブロードバンドスピードでのセルラネットワークの十分なモビリティを提供する。
モバイルWiMAXは、OFDM(直交周波数分割多重化)及びOFDMA(直交周波数分割多元接続)技術に基づいている。OFDMは、様々な高速データレート通信システムにおいて近年幅広く採用された、デジタルマルチキャリア変調技術である。OFDMを用いて、送信ビットストリームは、マルチプル低レートサブストリームに分割される。各サブストリームは、マルチプル直交サブキャリアのうちの1つで変調され、複数の並列サブチャネルのうちの1つにわたって送信される。OFDMAは、ユーザが異なるタイムスロットにおけるサブキャリアを割り当てられる多元接続技術である。OFDMAは、サービス必要条件の、様々な変動アプリケーション、データレート、及び品質を、多くのユーザに提供することができる、柔軟な多元接続技術である。
ワイヤレスインターネットおよび通信における急速な成長は、ワイヤレス通信サービスの分野において、増加する高速データ転送速度の需要をもたらした。今日OFDM/OFDMAシステムは、最も有望な研究領域のうちの1つとしてみなされており、次世代のワイヤレス通信の重要な技術とみなされている。これは、OFDM/OFDMA変調スキームが従来の単独キャリア変調スキームよりも、例えば、変調効率、スペクトラム効率、柔軟性、及び強力なマルチパス電磁波耐性(strong multipath immunity)、のような多くの利益を提供することができるという事実に起因する。
IEEE802.16xは、固定及びモバイルのブロードバンドワイヤレスアクセス(BWA)システムの無線インタフェースを定義する新興標準規格団体である。これらの標準規格は、少なくとも4つの異なる物理層(PHY)と1つのメディアアクセス制御(MAC)層を定義する。4つの物理層のうちのOFDM物理層とOFDMA物理層は、それぞれ、固定及びモバイルのBWAエリアにおいて、最も使われている。
図1は、ワイヤレス通信システム100の例を図示する。ワイヤレス通信システム100は、ブロードバンドワイヤレス通信システムであってもよい。ワイヤレス通信システム100は、多数のセル102のための通信を提供することができ、セルのそれぞれは、基地局104によってサービス提供される。基地局104は、ユーザ端末106と通信する固定局であってもよい。基地局104は、代替的に、アクセスポイント、ノードB、または他の用語を指すことができる。
図1は、システム100の全体にわたって分散された様々なユーザ端末106を図示する。ユーザ端末106は、固定(すなわち、静止)またはモバイルであってもよい。ユーザ端末106は、代替的に、遠隔局、アクセス端末、端末、加入者ユニット、モバイル局、局、ユーザ機器などを指すことができる。ユーザ端末106は、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、ハンドヘルドデバイス、ワイヤレスモデム、ラップトップコンピュータ、パソコン(PC)などのようなワイヤレスデバイスであってもよい。
様々なアルゴリズム及び方法は、基地局104とユーザ端末106との間のワイヤレス通信システム100における送信に使用されることができる。例えば、信号はOFDM/OFDMA技術に従って、基地局104とユーザ端末106との間で、送信され受信されることができる。その場合には、ワイヤレス通信システム100はOFDM/OFDMAシステムと呼ばれる。
基地局104からユーザ端末106までの送信を容易にする通信リンクは、ダウンリンク108と呼ばれ、ユーザ端末106から基地局104までの送信を容易にする通信リンクは、アップリンク110と呼ばれる。あるいは、ダウンリンク108は順方向リンクあるいは順方向チャネルと呼ばれてもよく、アップリンク110は、逆方向リンクあるいは逆方向チャネルと呼ばれてもよい。
セル102はマルチプルセクタ112に分割されることができる。セクタ112は、セル102内の物理的なサービスエリアである。ワイヤレス通信システム100内の基地局104は、セル102の特定セクタ112内のパワーのフローを集中させるアンテナを利用することができる。そのようなアンテナは指向性アンテナ(directional antennas)と呼ばれることができる。例えば、図1で図示されているように、基地局104は、セクタA 112についての指向性サービスエリアを提供することができ、基地局104はセクタB 112についての指向性サービスエリアを提供することができ、基地局104は、セクタC 112についての指向性サービスエリアを提供することができる。
図2は、ワイヤレスデバイス202において利用されることができる様々なコンポーネントを図示する。ワイヤレスデバイス202は、ここにおいて説明された様々な方法をインプリメントするように構成されることができるデバイスの一例である。ワイヤレスデバイス202は、基地局104あるいはユーザ端末106であってもよい。
ワイヤレスデバイス202は、ワイヤレスデバイス202のオペレーションを制御するプロセッサ204を含むことができる。プロセッサ204はまた、中央演算処理装置(CPU)と呼ばれてもよい。読み出し専用メモリ(ROM)およびランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含むことができる、メモリ206は、プロセッサ204に対して、命令とデータを提供する。メモリ206の一部分はまた、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含むことができる。プロセッサ204は、典型的には、メモリ206内で保存されたプログラム命令に基づいて、論理及び算術の演算を実行する。メモリ206における命令は、ここにおいて説明された方法をインプリメントするように実行することができる。
ワイヤレスデバイス202はまた、ワイヤレスデバイス202と遠隔ロケーションとの間のデータの送信及び受信を可能にするために、送信機210と受信機212を含むことができるハウジング208を含むことができる。送信機210と受信機212は、トランシーバ214へと組み合わせられることができる。アンテナ216は、ハウジング208に対して取り付けられ、トランシーバ214に電気的に結合されうる。ワイヤレスデバイス202はまた、マルチプル送信機、マルチプル受信機、マルチプルトランシーバ、及び/または、マルチプルアンテナを含むことができる(図示せず)。
ワイヤレスデバイス202はまた、トランシーバ214によって受信された信号のレベルを検出し定量化するために使用されることができる信号検出器218を含むことができる。信号検出器218は、合計エネルギー、パイロットサブキャリアからのパイロットエネルギーまたはプリアンブルシンボルからの信号エネルギー、パワースペクトル密度、のようなエネルギー及び他の信号を検出することができる。ワイヤレスデバイス202はまた、信号を処理することにおいて使用されるデジタル信号プロセッサ(DSP)220を含むことができる。
ワイヤレスデバイス202の様々なコンポーネントは、バスシステム222によって一緒に結合されることができ、バスシステムは、データバスに加えて、パワーバス、制御信号バス、そしてステータス信号バスを含むことができる。
図3は、OFDM/OFDMAを利用するワイヤレス通信システム100内で使用されることができる送信機302の例を図示する。送信機302の部分は、ワイヤレスデバイス202の送信機210においてインプリメントされることができる。送信機302は、ダウンリンク108上でユーザ端末106に対してデータ306を送信するために、基地局104においてインプリメントされることができる。送信機302はまた、アップリンク110上で基地局104に対してデータ306を送信するために、ユーザ端末106においてインプリメントされることができる。
送信されるべきデータ306は、直列/並列(S/P)コンバータ308に対して入力として提供されているように、示されている。S/Pコンバータ308は、送信データをN個の並列データストリーム310へ分割することができる。
N個の並列データストリーム310は、マッパー312に対して入力として供給されることができる。マッパー312は、N個のコンスタレーションポイント上へN個の並列データストリーム310をマッピングすることができる。マッピングは、2相位相変調(BPSK)、直角位相変調(QPSK)、8相位相変調位相変調(8PSK)、直交振幅変調(QAM)などのようないくつかの変調コンスタレーションを使用して行われることができる。したがって、マッパー312は、N個の並列シンボルストリーム316を出力することができ、各シンボルストリームは、逆高速フーリエ変換(IFFT)320のN個の直交サブキャリアのうちの1つに対応する。これらのN個の並列シンボルストリーム316は、周波数ドメインで表わされており、IFFTコンポーネント320によって、N個の並列時間ドメインサンプルストリーム318に変換されることができる。
用語についての簡単な注釈が提示される。周波数ドメインにおけるN個の並列変調は、周波数ドメインにおけるN個の変調シンボルと等しく、周波数ドメインにおけるN個の変調シンボルは、周波数ドメインにおけるNマッピングとNポイントIFFTと等しく、周波数ドメインにおけるNマッピングとNポイントIFFTは、時間ドメインにおける1つの(有用)OFDMシンボルと等しく、時間ドメインにおける1つの(有用)OFDMシンボルは、時間ドメインにおけるN個のサンプルと等しい。時間ドメインの1つのOFDMシンボルであるNは、Ncp(OFDMシンボルあたりのガードサンプルの数)+N(OFDMシンボルあたりの有用なサンプルの数)と等しい。
N個の並列時間ドメインサンプルストリーム318は、並列/直列(P/S)コンバータ324によって、OFDM/OFDMAシンボルストリーム322へと変換されることができる。ガード挿入コンポーネント326は、OFDM/OFDMAシンボルストリーム322における連続OFDM/OFDMAシンボル間で、ガードインターバルを挿入することができる。ガード挿入コンポーネント326の出力は、無線周波数(RF)フロントエンド328によって望ましい送信周波数帯域にアップコンバートされることができる。アンテナ330は、結果として生じる信号332を送信することができる。
図3はまた、OFDM/OFDMAを利用するワイヤレス通信システム100内で使用されることができる受信機304の例を図示する。受信機304の部分は、ワイヤレスデバイス202の受信機212においてインプリメントされることができる。受信機304は、ダウンリンク108上で基地局104からデータ306を受信するために、ユーザ端末106においてインプリメントされることができる。受信機304はまた、アップリンク110上でユーザ端末106からデータ306を受信するために、基地局104においてインプリメントされることができる。
送信された信号332は、ワイヤレスチャネル334にわたって伝達されることを示されている。信号332’がアンテナ330’によって受信されるとき、受信された信号332’は、RFフロントエンド328’によってベースバンド信号にダウンコンバートされることができる。ガード除去コンポーネント326’は、ガード挿入コンポーネント326によってOFDM/OFDMAシンボル間で挿入されたガードインターバルを除去することができる。
ガード除去コンポーネント326’の出力は、S/Pコンバータ324’に供給されることができる。S/Pコンバータ324’は、OFDM/OFDMAシンボルストリーム322’をN個の並列の時間ドメインシンボルストリーム318’に分割することができ、それらのそれぞれは、N個の直交サブキャリアのうちの1つに対応する。高速フーリエ変換(FFT)コンポーネント320’は、N個の並列時間ドメインシンボルストリーム318’を周波数ドメインに変換し、そして、N個の並列周波数ドメインシンボルストリーム316’を出力することができる。
デマッパー312’は、マッパー312によって実行されたシンボルマッピングオペレーションの逆を実行し、それによって、N個の並列データストリーム310’を出力する。P/Sコンバータ308’は、N個の並列のデータストリーム310’を単一データストリーム306’へと組み合わせることができる。理想的には、このデータストリーム306’は、送信機302に対して入力として供給されたデータ306に対応する。
例示的なOFDMAフレーム(Exemplary OFDMA Frame)
図4を参照すると、時分割デュプレクス(TDD)インプリメンテーションについてのOFDMAフレーム400は、限定的な例ではなく、一般的な例として図示されている。OFDMAフレームの他のインプリメンテーション、例えばフル及びハーフデュプレクス周波数分割デュプレクス(FDD)が使用されることができ、その場合には、フレームは、ダウンリンク(DL)及びアップリンク(UL)メッセージが異なるキャリア上で同時に送信されるという同じ概念である。TDDインプリメンテーションでは、各フレームは、DLサブフレーム402とULサブフレーム404に分割されることができ、そしてそれらは、DL及びULの送信衝突を防ぐために、小さいガードインターバル(a small guard interval)によって、あるいは、より具体的には、送信/受信の遷移ギャップと受信/送信の遷移ギャップ(それぞれ、TTG406、RTG407)によって分けられる。DL対ULのサブフレームの比は、異なるトラヒックプロファイルをサポートするために、3:1から1:1へと変わってもよい。
OFDMAフレーム400内では、様々な制御情報が含まれることができる。例えば、フレーム400の第1のOFDMAシンボルは、プリアンブル408であってもよく、そしてそれは、同期化に使用されるいくつかのパイロット信号(パイロット)を含むことができる。プリアンブル408の内部の固定パイロットシーケンスは、受信機304が周波数と位相エラーを推定し、送信機302に同期することを可能にすることができる。さらに、プリアンブル408における固定パイロットシーケンスは、ワイヤレスチャネルを推定し等化するために利用されることができる。プリアンブル408は、BPSK変調されたキャリアを含むことができ、典型的には1つのOFDMシンボル長である。プリアンブル408のキャリアは、出力増大される(power-boosted)ことができ、WiMAX信号におけるデータ部分の周波数ドメインにおけるパワーレベルよりも一般的に数デシベル(dB)高い(例、9dB)。使用されるプリアンブルキャリアの数は、ゾーンの3つのセグメント409のうちのどれが使用されるかを示すことができる。例えばキャリア0、3、6、…は、セグメント0(409)が使用される予定であるということを示し、キャリア1、4、7、…は、セグメント1(409)が使用される予定であるということを示し、そして、キャリア2、5、8、…は、セグメント2(409)が使用される予定であるということを示す。
フレーム制御ヘッダ(FCH)410は、プリアンブル408に続き、セグメント409にあたり1つのFCH410がある。FCH410は、フレーム構成情報、例えば使用可能なサブチャネル、変調及び符号化スキーム、及び現在のOFDMAフレームについてのMAPメッセージ長さ、を提供することができる。フレーム構成情報の概略を示しているデータ構造、例えばダウンリンクフレームプレフィクス(DLFP)、がFCH410にマッピングされることができる。モバイルWiMAXのためのDLFPは、使用されるサブチャネル(SCH)ビットマップ、0に設定されたリザーブされたビット、反復符号化インジケーション、符号化インジケーション、MAPメッセージ長さ、及び0に設定された4つのリザーブされたビットを備えることができる。FCH410にマッピングされる前に、24ビットのDLFPは、最小の順方向誤り訂正(FEC)ブロックサイズである48ビットブロックを形成するために複製される(duplicated)ことができる。
各セグメント409におけるFCH410に続き、DL−MAP414とUL−MAP416は、それぞれ、DLサブフレーム402とULサブフレーム404についてサブチャネル割り付けと他の制御情報を指定することができる。OFDMAの場合には、複数ユーザは、フレーム400内のデータ領域を割り付けられることができ、これらの割り付けは、DL−MAP414とUL−MAP416において指定されることができる。MAPメッセージは、各ユーザのバーストプロファイルを含むことができ、そしてそれは、特定リンクにおいて使用される変調及び符号化スキームを定義する。MAPメッセージは、そのセグメント409のためのすべてのユーザに達することを必要とする重要な情報を含むので、DL−MAP414及びUL−MAP416は、レート1/2符号化及び反復符号化を用いてBPSKまたはQPSKのような非常に信頼できるリンク上で送信されることができる。OFDMAフレームのDLサブフレーム402は、通信されているダウンリンクデータを含んでいる様々なビット長のDLバーストを含むことができる。したがって、DL−MAP414は、ダウンリンクゾーンに含まれるバーストのロケーションと、ダウンリンクバーストの数、そして、時間方向(すなわち、シンボル)と周波数方向(すなわち、サブチャネル)の両方におけるそれらのオフセットと長さを加えて、説明することができる。
同様に、ULサブフレーム404は、通信されているアップリンクデータから成る様々なビット長のULバーストを含むことができる。したがって、DLサブフレーム402において第1のDLバーストとして送信される、UL−MAP416は、異なるユーザについてのULバーストのロケーションについての情報を含むことができる。ULサブフレーム404は、図4で図示されているようなさらなる制御情報、例えば、帯域幅リクエストと同様に、ネットワークエントリの間、周期的にその後で、閉ループ時間、周波数、パワー調整を実行するためにモバイル局について割り付けられたULレンジングサブチャネル422を含むことができる。ULサブフレーム404はまた、DLハイブリッド自動繰り返しリクエスト肯定応答(hybrid automatic repeat request acknowledgment)(HARQ ACK)をフィードバックするためにモバイル局(MS)について割り付けられたUL ACK(図示されず)、及び/または、チャネル品質インジケータチャネル(Channel Quality Indicator channel)(CQICH)上でチャネル状態情報(channel state information)をフィードバックするためにMSについて割り付けられたUL CQICH(図示されず)、を含むことができる。
図5を参照すると、ULサブフレーム404はまた、コンテンションベースのアクセスのために2つの初期チャネルを含むことができる。コンテンションベースの初期レンジングチャネル502は、例えば、新しく加わるモバイル局の初期レンジングのために使用されることができる。コンテンションベースの帯域幅リクエストチャネル504は、例えば、すでに関連づけられたモバイル局のベストエフォートトラヒック/帯域幅リクエストのために使用されることができる。さらに、モバイル局106が基地局104に対してひとつのパケットのみを送信するつもりである場合には、モバイル局106は、専用帯域幅を獲得する代わりに、ULサブフレーム404のコンテンションベース部分506を使用することができる。ULレンジングサブチャネル422は、ULサブフレーム404のコンテンションベース部分506に使用されることができる。
1つまたは複数のメディアアクセス制御(MAC)PDUs512からマッピングされているULデータバースト510を含む異なるモバイル局についてのUL物理層(PHY)プロトコルデータユニット(PDU)508は、コンテンションベース部分506に続く。MAC PDU512は、MAC層管理メッセージを備えることができる。プリアンブル408、FCH410、DL−MAP414、及び、UL−MAP416のすべては、受信機304が受信された信号を正確に復調することを可能にする情報を搬送することができる。
図4に戻ると、異なる「モード(modes)」はOFDMAにおけるDL及びUL送信のために使用されることができる。あるモードが使用される時間ドメインにおけるエリアは、一般にゾーンと呼ばれる。1つのタイプのゾーンはDL−PUSC(サブチャネルのダウンリンク部分使用)ゾーン424と呼ばれ、それに対して利用可能なすべてのサブチャネルを使用しなくてもよい(すなわち、DL−PUSCゾーン424は、特定グループのサブチャネルのみ使用する)。合計6つのサブチャネルグループがあり、それらは、最大3つのセグメント409に割り当てることができる。したがって、セグメントは1から6のサブチャネルグループを含む(例えば、図4で図示されているように、セグメント0は、2つのサブチャネルグループ0及び1を含むことができ、セグメント1は、2つのサブチャネルグループ2及び3を含むことができ、セグメント2は、2つのサブチャネルグループ4及び5を含むことができる)。別のタイプのゾーンはDL−FUSC(サブチャネルのダウンリンクフル使用)ゾーン426と呼ばれる。DL−PUSCと異なり、DL−FUSCは、いずれのセグメントも使用しないが、完全な周波数範囲にわたって、すべてのバーストを分配することができる。
例示的な加速されたハンドオーバ(Exemplary Accelerated Handover)
図6Aのタイムライン600を参照すると、モバイル局は、例えば、上記で説明されているようなOFDMAフレームを使用している通常オペレーションモード602の間に、サービングセクタA 112と通信することができる。モバイル局が、セクタAから新しいセクタ、例えばセクタB 112Bにサービスを切り替えることを決定するとき、モバイル局は、セクタAとの通信を休止することができる。モバイル局は、新しいセクタBを用いた初期レンジングプロセス604(また、ハンドオーバレンジングとしても知られている)を開始することができる。いったん満足のいくレンジングレスポンスが受信されると、モバイル局は、新しいセクタBへのハンドオーバ606を実行することができ、通常オペレーション608は、モバイル局が新しいサービングセクタBと通信するように再開することができる。
レンジングプロセス604は、場合によっては、完成するのに長い時間かかる。したがって、トラヒックブレイク時間(すなわち、モバイル局とネットワークとの間でトラヒックが交換されない、時間インターバル)は、レンジングプロセス604を完了するのにかかる時間によって直接決まる。レンジングプロセス604をスピードアップすることによって、トラヒックブレイク時間は、縮小されることができ、そしてデータスループットが増大されうる。
従って、図7は、例えば、モバイルWiMAXシステムにおいて加速されたハンドオーバ(ハンドオフとしても知られている)のための例示的なオペレーション700のフローチャートである。オペレーション700は、例えば、701で始まり、ユーザ端末は、通常オペレーションモードで、制御及びデータパケットを送信し受信する。例えば、図8AのセクタA 112におけるモバイル局800は、基地局104とワイヤレスで通信する。この場合には、セクタAは、モバイル局800のためのサービングセクタである。モバイルWiMAXでは、サービングセクタは、いずれの近隣セクタ、例えばノンサービングセクタB 112及びノンサービングセクタC 112、についての情報をブロードキャストすることができる。この情報は、近隣セクタのチャネル構造と、それらの初期のレンジング領域ロケーションを含むことができる。
702で、1つまたは複数の符号分割多元接続(CDMA)レンジングコード/レンジングリクエストは、サービングセクタに対して、いずれのパケットと共に1つまたは複数の近隣セクタに送信されることができる。承諾されたアップリンク帯域幅が近隣セクタによって割り付けられた初期レンジング領域とオーバーラップしないとき、あるいは、モバイル局がサービングセクタによっていずれのアップリンク帯域幅を承諾されないとき、CDMAレンジングコード/レンジングリクエスト(単数または複数)があるOFDMAフレームにおいて送信されることができる。例えば、サービングセクタのモバイル局800は、図8Aで図示される基地局104に対して、パケット、例えばULデータバースト802を送信することができる。さらに、モバイル局800は、サービングセクタにパケットを送信しながら、ノンサービングセクタB 112とノンサービングセクタC 112とのコンテンションベース初期レンジングを実行することができる。言いかえれば、セクタBとセクタCを用いたレンジングプロシージャは、モバイル800がセクタAとトラヒックを交換しながら、並列で実施されることができる。CDMAレンジングコード/レンジングリクエスト(単数または複数)は、ULデータバースト802と同じOFDMAフレームで送信されることができるので、データスループットは、通常のオペレーションの間にレンジングすることによって、影響されない可能性が最も高い。
この初期レンジングは、いずれのアソシエーションシグナリングメッセージを含むことなく、OFDMAフレーム400において、ULサブフレーム404のコンテンションベースの初期レンジングチャネル502を使用して実行されることができる。モバイル局800は、CDMAレンジングコード/レンジングリクエストメッセージを送信するためにどの初期レンジングスロットが使用されるかを決定するために、不完全な指数バックオフアルゴリズム(truncated exponential backoff algorithm)を使用することができる。モバイル局800は、最小のパワー設定を使用して、CDMAレンジングコード/レンジングリクエスト(単数または複数)を送信することができ、レンジングレスポンスを受信するまたはタイムアウトが生じるまで、次第に高くなっている送信パワーで再びトライする。
704で、近隣セクタ(単数または複数)からの1つまたは複数のレンジングレスポンスが受信され復号されることができる。例えば、近隣セクタB 112と近隣セクタC 112(それぞれ、基地局104B、基地局104Cによって送信される)からのブロードキャストレンジングレスポンス(RNG−RSP)メッセージ804B、804Cは、図8Bで図示されるように、モバイル局800によって受信され復号されることができる。この受信スキームは、WiMAX構成においてうまく機能しており、3つの異なるセクタ(例、セクタA、B、及びC)は、OFDMAフレームにおいて3つの異なるセグメント(すなわち、同じRFチャネルを備えた3つの異なるセットのサブキャリア)を使用する。セグメント内の各セットのサブキャリアがRFチャネルの全スペクトラムにわたって拡散するとき、すべての3つのセクタからのI/Q(同相/直角位相)は、RF周波数にチューニングすることなく受信されることができ、そして、サンプルバッファによって保存されることができる。言いかえれば、モバイル局が3つのセクタのうちの1つ(例、サービングセクタ)と通信しているときでさえ、モバイル局は、RFをチューニングすることなく、他の2つのセクタ(例、近隣セクタ)から情報を獲得することができる(同様に、情報を送信する)。
図8BのRNG−RSP804は、図9でより詳細に図示される。RNG−RSP804は、8ビットの長さを有する管理メッセージタイプ902で始めることができ、そしてそれは、制御メッセージがRNG−RSPであるということを示す、値5(00000101)を有する。管理メッセージタイプ902は、タイミング調整904、パワーレベル調整906、そして、オフセット周波数調整908に続く。タイミング調整904及びパワーレベル調整906は、初期CDMAレンジングコード/レンジングリクエストの到達時間と信号の測定されたパワーに基づいており、リクエストを受信している基地局は、レンジングレスポンスでモバイル局に対するタイミングアドバンスとパワー調整をコマンドすることができる。オフセット周波数調整908は、レンジングステータス910に続き、そしてそれは、モバイル局に、レンジングを続けるかどうか(=1)、レンジングを中断するかどうか(=2)、成功によりレンジングを中止するかどうか(=3)、または、再びレンジングするかどうか(=4)を命令することができる。
図9のレンジングステータス910は、32ビットの長さを有するレンジングコード属性912に続く。レンジングコード属性912の10最上位ビット(MSBs)(すなわち、ビット31−22)は、レンジングコードを送信するために使用されるOFDMシンボル参照を示すことができるが、次の6ビット(すなわち、ビット21−16)は、使用されたOFDMAサブチャネル参照を示すことができる。レンジングコード属性912のビット15−8は、モバイル局によって送られたレンジングコードインデックスを示すことができる。8最下位ビット(LSBs)(すなわち、ビット7−0)は、モバイル局がレンジングコードを送信するとき、OFDMAフレームのフレーム数、8LSBsに等しい。モバイル局は、RNG−RSP804に含まれる「レンジングコード属性(ranging code attributes)」に基づいて、それに対してRNG−RSP804がアドレス指定されるかどうかを見分けることができる(discern)。
図7の706では、レンジング結果(例、タイミング、周波数、及びパワー情報)は更新される。更新されたレンジング結果は、モバイル局上でメモリにおいて保存されることができる。言いかえれば、図9のRNG−RSP804の、タイミング調整904、パワーレベル調整906、及びオフセット周波数調整908は、今後の使用のために、モバイル局800において保存されることができる。サービングセクタに対していずれのパケットと共に、1つまたは複数の近隣セクタに対して、初期レンジングについての1つまたは複数のCDMAレンジングコード/レンジングリクエストを送信することによって、モバイル局は、データスループットに影響を与えることなく、近隣セクタでレンジング結果を頻繁に更新する。
708でハンドオーバが実行される必要がない場合には、オペレーション700は、702で始まることを繰り返す。しかしながら、ハンドオーバ(モバイル局または基地局によって開始される)が、708で望まれる場合には、710で、ハンドオーバは、近隣セクタのうちの1つ(すなわち、今後のサービングセクタ)から、更新されたレンジング結果を使用して実行されることができる。利用可能な頻繁に更新されたレンジング結果を有することによって、レンジング結果は、ハンドオーバプロセスの間に初期レンジングを減らすまたは取り除くことによって、ハンドオーバプロセスをスピードアップするために使用されることができる。言いかえれば、ハードハンドオーバ(hard handover)(HHO)プロセスによるトラヒックブレイク時間は縮小されることができる。
さらに、上記で説明された図7のオペレーション700は、IEEE802.16e標準規格で規定される関連レンジングを実施する必要性が少ないので、ワイヤレスチャネルにおける、そして、関連調整についてのバックボーンネットワークにわたる、アソシエーション関連シグナリングメッセージ(association related signaling messages in the wireless channel)を減らすことを助ける。さらなる利点は、近隣セクタは、1つのセクタによる初期レンジング領域割り付けが別のセクタによってモバイル局に対して承諾された帯域割り付けでオーバーラップしないということを保証する場合に、ネットワークスケジューリングの援助で得られることができる。このように、モバイル局はCDMAレンジングコード/レンジングリクエストをいつでも送信することができる。
図6B及び6Cは、ハンドオーバプロセス、例えばセクタA112からセクタB112までのハンドオーバプロセス、における時間節約と、図6Aと比較するとき本開示のある実施形態についてのトラヒックブレイク時間における潜在的な縮小と、を図示する。図6Aのタイムライン600と異なり、図6Bのタイムライン610におけるモバイル局は、例えばモバイル局がサービングセクタA112からトラヒックを受信するまたはサービングセクタA112に対して送信する、通常オペレーションモード612の間に、1つまたは複数の近隣セクタ(例、セクタB112)を用いて頻繁にレンジングすることができる。いったんセクタAからセクタBまでのハンドオーバが実行されると、セクタBへのハンドオーバ606は、セクタBを用いたいずれの初期レンジングなしの更新されたレンジング結果に基づいて実行されることができる。図6BにおけるセクタBへのハンドオーバ606のハンドオーバ時間を、セクタBへのレンジング604とハンドオーバ606の図6Aにおける著しく長い全体的なハンドオーバプロセス時間と比較する。
セクタBへのハンドオーバ606は、通常オペレーションモード614に続き、1つまたは複数のノンサービング近隣セクタ、例えばセクタA112及び/またはセクタC112を用いてレンジングしながら、モバイル局は、新しいサービングセクタBからトラヒックを受信し、新しいサービングセクタBに対しトラヒックを送信する。このシナリオは、図8Cで図示されており、モバイル局800は、セクタBへと移動し、サービングセクタAから近隣セクタBまでのハンドオーバは、上記で説明されている更新されたレンジング結果を使用して実行されており、セクタBは、新しいサービングセクタとなる。
図6Cのタイムライン620で図示されているいくつかの実施形態の場合、セクタB112を用いたレンジング616は、セクタB112へのハンドオーバ606の前に、さらに生じる可能性がある。しかしながら、近隣セクタ(単数または複数)からレンジング結果を更新したことによって、レンジング616の間のレンジング時間は、図6Aのタイムライン600においてセクタB112を用いたレンジング604よりも、さらに著しく短い。これは、更新されたレンジング結果が、典型的なスタート地点(すなわち、最も低いパワー設定を備えており、いずれのタイミングまたは周波数オフセット調整も知らない)から初期レンジングを始めることとは対照的に、スタート地点として使用されることができるからである。
セクタA、B及びCが同じRFチャネル内の異なるセットのサブキャリアよりもむしろ異なるRFチャネルを使用する構成では、通常トラヒックと並行した同じスキームのレンジングは、モバイル局が1以上の独立トランシーバを使用する場合には、さらに適用することができる。そのような場合には、第1のトランシーバは、サービングセクタと通信するために使用されることができ、第2のトランシーバは、いずれの近隣セクタを用いた初期レンジングを実行するために使用されることができる。
ここにおいて使用されているように、用語「決定すること(determining)」は、広範囲の動作を包含する。例えば、「決定すること(determining)」は、計算すること、コンピュートすること、処理すること、導出すること、吟味すること(investigating)、ルックアップすること(looking up)(例、表、データベース、または別のデータ構造においてルックアップすること)、確実にすること(ascertaining)、そして同様なものを含むことができる。また、「決定すること(determining)」は、受信すること(例、情報を受信すること)、アクセスすること(例、メモリにおけるデータにアクセスすること)、及び同様なものを含むことができる。また「決定すること(determining)」は、決意すること(resolving)、選択すること(selecting)、選ぶこと(choosing)、確立すること、及び同様なものを含むことができる。
情報と信号は、様々な異なる技術及び技巧のいずれかを使用して表わされることができる。例えば、上記の説明の全体にわたって参照されることができる、データ、命令、コマンド、情報、信号、及び同様なものは、電圧、電流、電磁波、磁場あるいは磁粒子、光場あるいは光学粒子、あるいはそれらのいずれの組み合わせ、によって表わされることができる。
本開示に関連して説明された様々な説明のための、論理ブロック、モジュールおよび回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、あるいは他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリートゲートあるいはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、ここに説明された機能を実行するように設計されたそれらのいずれの組み合わせ、でインプリメントされる、あるいは実行されることができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいが、代替として、プロセッサは、いずれの商業的に利用可能なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいはステートマシン(state machine)であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えばDSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連結する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは他のそのような構成、としてインプリメントされることができる。
本開示に関して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されたソフトウェアモジュールにおいて、あるいは2つの組み合わせにおいて、具現化されることができる。ソフトウェアモジュールは、当技術セクタで知られているストレージ媒体のいずれの形態で存在することができる。使用されることができるストレージ媒体のいくつかの例は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、記録、ハードディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROMなどを含む。ソフトウェアモジュールは、単一の命令、または多くの命令を備えることができ、いくつかの異なるコードセグメントにわたって、異なるプログラムの中で、そして、マルチプルストレージ媒体上で、配信されることができる。ストレージ媒体は、プロセッサに結合されるので、プロセッサは、ストレージ媒体から情報を読み取ることができ、そしてストレージ媒体に情報を書き込むことができる。あるいは、ストレージ媒体は、プロセッサに一体化されてもよい。
ここに開示された方法は、上記方法を達成するための1つまたは複数のステップまたは動作を備える。方法のステップ及び/または動作は、特許請求項の範囲を逸脱することなく、互いに置き換えることができる。言いかえれば、ステップまたは動作の特定順序が指定されていない限り、特定のステップ及び/または動作の順序及び/または使用は、特許請求の範囲を逸脱することなく修正されることができる。
記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアあるいはそれらの組み合わせにおいてインプリメントされることができる。ソフトウェアでインプリメントされる場合には、機能は、コンピュータ可読媒体またはストレージ媒体上で、命令として、すなわち1つまたは複数のセットの命令として、記憶されることができる。ストレージ媒体は、コンピュータ、または、1つまたは複数の処理デバイス、によってアクセスされることができる、いずれの利用可能な媒体であることができる。例として、また限定されないが、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMあるいは他の光学ディスクストレージ、磁気ディスクストレージあるいは他の磁気ストレージデバイス、あるいは、命令あるいはデータ構造の形態で望まれるプログラムコードを保存あるいは搬送するために使用されることができる、また、コンピュータによってアクセスされることができる、任意の他の媒体を備えることができる。ディスク(Disk)とディスク(disc)は、ここにおいて使用されているように、コンパクトディスク(CD)、レーザー(登録商標)ディスク、光学ディスク、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイディスクを含んでおり、ディスク(disks)は、磁気的にデータを再生し、ディスク(discs)はレーザーで光学的にデータを再生する。
ソフトウェアまたは命令はまた、送信媒体上で送信されることができる。例えば、ソフトウェアがウェブサイト、サーバ、あるいは、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア(twisted pair)、デジタル加入者ライン(digital subscriber line)(DSL)、あるいは赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用している他の遠隔ソース、から送信される場合には、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、あるいは赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、送信媒体(medium)の定義に含まれる。
さらに、ここにおいて記載された方法及び技術を実行するためのモジュール及び/または他の適切な手段は、ダウンロードされることができる、及び/または、そうでなければ適用可能なユーザ端末及び/または基地局によって得られることができる、ということが理解されるべきである。例えば、そのようなデバイスは、ここにおいて記載された方法を実行するための手段のトランスファ(transfer)を容易にするためにサーバに結合されることができる。あるいは、ここにおいて記載された様々な方法は、ストレージ手段(例、RAM、ROM、物理的なストレージ媒体、例えばコンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスク等)を介して提供されることができるので、ユーザ端末及び/または基地局は、デバイスにストレージ手段を結合するまたは提供するときに、様々な方法を得ることができる。さらに、デバイスに対して、ここにおいて記載される方法及び技術を提供するためのいずれの他の適切な技術が使用されることができる。
上記で説明された正確な構成およびコンポーネントに請求項は制限されていないということは理解されるべきである。様々な修正、変更および変形は、特許請求の範囲を逸脱することなく、上記で説明された方法と装置の配置、オペレーション、および詳細において行なわれることができる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
(a)通常のオペレーションモードの間に、サービング基地局に対してアップリンク(UL)パケットを送信することと、
(b)前記ULパケットを送信しながら1つまたは複数の近隣基地局に対して、1つまたは複数の符号分割多元接続(CDMA)レンジングコード/レンジングリクエストを送信することと、
(c)前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストに基づいて、1つまたは複数のレンジングレスポンスを受信することと、
(d)前記レンジングレスポンスに基づいて、レンジング結果を更新することと、
を備えているワイヤレス通信のための方法。
[C2]
前記更新されたレンジング結果に基づいてハンドオーバを開始すること、をさらに備えているC1に記載の方法。
[C3]
初期レンジングは、前記ハンドオーバについて実行されない、C2に記載の方法。
[C4]
前記レンジング結果が更新されつづけるために、ステップa−dを繰り返すこと、をさらに備えているC1に記載の方法。
[C5]
前記レンジング結果は、タイミング、周波数、またはパワー調整情報、のうちの少なくとも1つを備えている、C1に記載の方法。
[C6]
前記ULパケットは第1のトランシーバから送信されており、前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストは、第2のトランシーバから送信される、C1に記載の方法。
[C7]
前記ULパケットと前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストは、同じトランシーバから送信される、C1に記載の方法。
[C8]
前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストは、ネットワークスケジューリングにしたがって任意の時間に送信されるので、前記近隣基地局からの前記初期レンジング領域割り付けは、前記サービング基地局からの帯域幅割り付けとオーバーラップしない、C1に記載の方法。
[C9]
前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストは、電気電子技術者協会(IEEE)の802.16ファミリの標準規格のうちの1つまたは複数の標準規格に従ったフォーマットを有する、C1に記載の方法。
[C10]
通常のオペレーションモードの間に、サービング基地局に対してアップリンク(UL)パケットを送信するように構成された第1の送信論理と、
前記ULパケットを送信しながら1つまたは複数の近隣基地局に対して、1つまたは複数の符号分割多元接続(CDMA)レンジングコード/レンジングリクエストを送信するように構成された第2の送信論理と、
前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストに基づいて1つまたは複数のレンジングレスポンスを受信するように構成された受信論理と、
前記レンジングレスポンスに基づいてレンジング結果を更新するように構成された更新論理と、
を備えているワイヤレス通信のためのトランシーバ。
[C11]
前記更新されたレンジング結果に基づいてハンドオーバを開始するように構成されたハンドオーバ開始論理、をさらに備えているC10に記載のトランシーバ。
[C12]
前記ハンドオーバ開始論理は、前記ハンドオーバについて初期レンジングを実行しない、C11に記載のトランシーバ。
[C13]
前記レンジング結果は、タイミング、周波数、またはパワー調整情報、のうちの少なくとも1つを備えている、C10に記載のトランシーバ。
[C14]
前記第1の送信論理は、前記第2の送信論理が前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストを送信するために使用するのとは異なる無線周波数(RF)チャネルを使用して前記ULパケットを送信するように構成されている、C10に記載のトランシーバ。
[C15]
前記第1の送信論理は、第1のセットのサブキャリアを使用して前記ULパケットを送信するように構成されており、前記第2の送信論理は、第2のセットのサブキャリアを使用して前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストを送信するように構成されており、前記第1のセットのサブキャリアと前記第2のセットのサブキャリアは、同じ無線周波数(RF)チャネル内にある、C10に記載のトランシーバ。
[C16]
前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストは、電気電子技術者協会(IEEE)の802.16ファミリの標準規格のうちの1つまたは複数の標準規格に従ったフォーマットを有する、C10に記載のトランシーバ。
[C17]
通常のオペレーションモードの間に、サービング基地局に対してアップリンク(UL)パケットを送信するための手段と、
前記ULパケットを送信しながら1つまたは複数の近隣基地局に対して、1つまたは複数の符号分割多元接続(CDMA)レンジングコード/レンジングリクエストを送信するための手段と、
前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストに基づいて、1つまたは複数のレンジングレスポンスを受信するための手段と、
前記レンジングレスポンスに基づいてレンジング結果を更新するための手段と、
を備えているワイヤレス通信のための装置。
[C18]
前記更新されたレンジング結果に基づいてハンドオーバを開始するための手段、をさらに備えているC17に記載の装置。
[C19]
ハンドオーバを開始するための手段は、前記ハンドオーバについて初期レンジングを実行しない、C18に記載の装置。
[C20]
前記ULパケットを送信するための手段は、第1のトランシーバであり、前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストを送信するための手段は、第2のトランシーバである、C17に記載の装置。
[C21]
前記ULパケットを送信するための手段と前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストを送信するための手段は、同じトランシーバである、C17に記載の装置。
[C22]
前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストを送信するための手段は、ネットワークスケジューリングにしたがって任意の時間に前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストを送信するように構成されているので、前記近隣基地局からの前記初期レンジング領域割り付けは、前記サービング基地局からの帯域幅割り付けとオーバーラップしない、C17に記載の装置。
[C23]
前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストは、電気電子技術者協会(IEEE)の802.16ファミリの標準規格のうちの1つまたは複数の標準規格に従ったフォーマットを有する、C17に記載の装置。
[C24]
通常のオペレーションモードの間にサービング基地局に対してアップリンク(UL)パケットを送信するように、前記ULパケットを送信しながら1つまたは複数の近隣基地局に対して1つまたは複数の符号分割多元接続(CDMA)レンジングコード/レンジングリクエストを送信するように、そして、前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストに基づいて1つまたは複数のレンジングレスポンスを受信するように、構成されたトランシーバと、
前記レンジングレスポンスに基づいてレンジング結果を更新するように構成された更新論理と、
を備えているモバイルデバイス。
[C25]
前記トランシーバは、第1のセットのサブキャリアを使用して前記ULパケットを送信するように、そして第2のセットのサブキャリアを使用して前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストを送信するように構成されており、前記第1のセットのサブキャリアと前記第2のセットのサブキャリアは、同じ無線周波数(RF)チャネル内にある、C24に記載のモバイルデバイス。
[C26]
前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストは、電気電子技術者協会(IEEE)の802.16ファミリの標準規格のうちの1つまたは複数の標準規格に従ったフォーマットを有する、C24に記載のモバイルデバイス。
[C27]
通常のオペレーションモードの間に、サービング基地局に対してアップリンク(UL)パケットを送信するように構成された第1のトランシーバと、
前記ULパケットを送信しながら1つまたは複数の近隣基地局に対して1つまたは複数の符号分割多元接続(CDMA)レンジングコード/レンジングリクエストを送信するように、そして前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストに基づいて1つまたは複数のレンジングレスポンスを受信するように構成された第2のトランシーバと、
前記レンジングレスポンスに基づいてレンジング結果を更新するように構成された更新論理と、
を備えているモバイルデバイス。
[C28]
前記第1のトランシーバは、前記第2のトランシーバが前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストを送信するために使用するのとは異なる無線周波数(RF)チャネルを使用して前記ULパケットを送信するように構成されている、C27に記載のモバイルデバイス。
[C29]
前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストは、電気電子技術者協会(IEEE)の802.16ファミリの標準規格のうちの1つまたは複数の標準規格に従ったフォーマットを有する、C27に記載のモバイルデバイス。
[C30]
ワイヤレス通信のための更新されたレンジング結果を維持するためのプログラムを含んでいるコンピュータ可読媒体であって、プロセッサによって実行されるとき、
(a)通常のオペレーションモードの間に、サービング基地局に対してアップリンク(UL)パケットを送信することと、
(b)前記ULパケットを送信しながら1つまたは複数の近隣基地局に対して、1つまたは複数の符号分割多元接続(CDMA)レンジングコード/レンジングリクエストを送信することと、
(c)前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストに基づいて、1つまたは複数のレンジングレスポンスを受信することと、
(d)前記レンジングレスポンスに基づいてレンジング結果を更新することと、
を備えているオペレーションを実行する、
コンピュータ可読媒体。
[C31]
前記更新されたレンジング結果に基づいてハンドオーバを開始すること、をさらに備えているC30に記載のコンピュータ可読媒体。
[C32]
初期レンジングは、前記ハンドオーバについて実行されない、C31に記載のコンピュータ可読媒体。
[C33]
前記レンジング結果が更新されつづけるために、ステップa−dを繰り返すこと、をさらに備えているC30に記載のコンピュータ可読媒体。
[C34]
前記レンジング結果は、タイミング、周波数、またはパワー調整情報、のうちの少なくとも1つを備えている、C30に記載のコンピュータ可読媒体。
[C35]
前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストは、電気電子技術者協会(IEEE)の802.16ファミリの標準規格のうちの1つまたは複数の標準規格に従ったフォーマットを有する、C30に記載のコンピュータ可読媒体。

Claims (30)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    (a)通常のオペレーションモードの間に、サービング基地局に対してアップリンク(UL)パケットを送信することと
    (b)前記ULパケットを送信しながら1つまたは複数の近隣基地局に対して、1つまたは複数の符号分割多元接続(CDMA)レンジングコード/レンジングリクエストを送信することと
    (c)前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストに基づいて、1つまたは複数のレンジングレスポンスを受信することと
    (d)前記レンジングレスポンスに基づいて、レンジング結果を更新することと、なお、前記レンジング結果は、タイミング、周波数、およびパワー情報を含み、前記レンジング結果は、保存される;
    を備え、前記方法は、前記レンジング結果が更新されつづけるためにステップ(a)−(d)を繰り返すことをさらに備えている、
    法。
  2. 前記更新されたレンジング結果に基づいてハンドオーバを開始すること、をさらに備えている請求項1に記載の方法。
  3. 初期レンジングは、前記ハンドオーバについて実行されない、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ULパケットは第1のトランシーバから送信されており、前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストは、第2のトランシーバから送信される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ULパケットと前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストは、同じトランシーバから送信される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストは、ネットワークスケジューリングにしたがって任意の時間に送信されるので、前記近隣基地局からの前記初期レンジング領域割り付けは、前記サービング基地局からの帯域幅割り付けとオーバーラップしない、請求項1に記載の方法。
  7. 前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストは、電気電子技術者協会(IEEE)の802.16ファミリの標準規格のうちの1つまたは複数の標準規格に従ったフォーマットを有する、請求項1に記載の方法。
  8. ワイヤレス通信のためのトランシーバであって、
    通常のオペレーションモードの間に、サービング基地局に対してアップリンク(UL)パケットを送信するように構成された第1の送信論理と
    前記ULパケットを送信しながら1つまたは複数の近隣基地局に対して、1つまたは複数の符号分割多元接続(CDMA)レンジングコード/レンジングリクエストを送信するように構成された第2の送信論理と
    前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストに基づいて1つまたは複数のレンジングレスポンスを受信するように構成された受信論理と
    前記レンジングレスポンスに基づいてレンジング結果を更新するように構成された更新論理と、なお、前記レンジング結果は、タイミング、周波数、およびパワー情報を含み、前記レンジング結果は、保存される;
    を備え、
    前記第1の送信論理によって送信すること、前記第2の送信論理によって送信すること、前記受信論理によって受信すること、および前記更新論理によって更新することは、前記レンジング結果が更新されつづけるために繰り返される、
    ランシーバ。
  9. 前記更新されたレンジング結果に基づいてハンドオーバを開始するように構成されたハンドオーバ開始論理、をさらに備えている請求項に記載のトランシーバ。
  10. 前記ハンドオーバ開始論理は、前記ハンドオーバについて初期レンジングを実行しない、請求項に記載のトランシーバ。
  11. 前記第1の送信論理は、前記第2の送信論理が前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストを送信するために使用するのとは異なる無線周波数(RF)チャネルを使用して前記ULパケットを送信するように構成されている、請求項に記載のトランシーバ。
  12. 前記第1の送信論理は、第1のセットのサブキャリアを使用して前記ULパケットを送信するように構成されており、前記第2の送信論理は、第2のセットのサブキャリアを使用して前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストを送信するように構成されており、前記第1のセットのサブキャリアと前記第2のセットのサブキャリアは、同じ無線周波数(RF)チャネル内にある、請求項に記載のトランシーバ。
  13. 前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストは、電気電子技術者協会(IEEE)の802.16ファミリの標準規格のうちの1つまたは複数の標準規格に従ったフォーマットを有する、請求項に記載のトランシーバ。
  14. ワイヤレス通信のための装置であって、
    通常のオペレーションモードの間に、サービング基地局に対してアップリンク(UL)パケットを送信するための手段と
    前記ULパケットを送信しながら1つまたは複数の近隣基地局に対して、1つまたは複数の符号分割多元接続(CDMA)レンジングコード/レンジングリクエストを送信するための手段と
    前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストに基づいて、1つまたは複数のレンジングレスポンスを受信するための手段と
    前記レンジングレスポンスに基づいてレンジング結果を更新するための手段と、なお、前記レンジング結果は、タイミング、周波数、およびパワー情報を含み、前記レンジング結果は、保存される;
    を備え、
    前記サービング基地局に対して前記アップリンク(UL)パケットを送信すること、前記1つまたは複数の近隣基地局に対して前記1つまたは複数の符号分割多元接続(CDMA)レンジングコード/レンジングリクエストを送信すること、前記1つまたは複数のレンジングレスポンスを受信すること、および前記レンジング結果を更新することは、前記レンジング結果が更新されつづけるために繰り返される、
    置。
  15. 前記更新されたレンジング結果に基づいてハンドオーバを開始するための手段、をさらに備えている請求項14に記載の装置。
  16. ハンドオーバを開始するための手段は、前記ハンドオーバについて初期レンジングを実行しない、請求項15に記載の装置。
  17. 前記ULパケットを送信するための手段は、第1のトランシーバであり、前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストを送信するための手段は、第2のトランシーバである、請求項14に記載の装置。
  18. 前記ULパケットを送信するための手段と前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストを送信するための手段は、同じトランシーバである、請求項14に記載の装置。
  19. 前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストを送信するための手段は、ネットワークスケジューリングにしたがって任意の時間に前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストを送信するように構成されているので、前記近隣基地局からの前記初期レンジング領域割り付けは、前記サービング基地局からの帯域幅割り付けとオーバーラップしない、請求項14に記載の装置。
  20. 前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストは、電気電子技術者協会(IEEE)の802.16ファミリの標準規格のうちの1つまたは複数の標準規格に従ったフォーマットを有する、請求項14に記載の装置。
  21. モバイルデバイスであって、
    通常のオペレーションモードの間にサービング基地局に対してアップリンク(UL)パケットを送信するように、前記ULパケットを送信しながら1つまたは複数の近隣基地局に対して1つまたは複数の符号分割多元接続(CDMA)レンジングコード/レンジングリクエストを送信するように、そして、前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストに基づいて1つまたは複数のレンジングレスポンスを受信するように、構成されたトランシーバと
    前記レンジングレスポンスに基づいてレンジング結果を更新するように構成された更新論理と、なお、前記レンジング結果は、タイミング、周波数、およびパワー情報を含み、前記レンジング結果は、メモリに保存される;
    を備え、
    前記サービング基地局に対して前記アップリンク(UL)パケットを送信すること、前記1つまたは複数の近隣基地局に対して前記1つまたは複数の符号分割多元接続(CDMA)レンジングコード/レンジングリクエストを送信すること、前記1つまたは複数のレンジングレスポンスを受信すること、および前記レンジング結果を更新することは、前記レンジング結果が更新されつづけるために繰り返される、
    バイルデバイス。
  22. 前記トランシーバは、第1のセットのサブキャリアを使用して前記ULパケットを送信するように、そして第2のセットのサブキャリアを使用して前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストを送信するように構成されており、前記第1のセットのサブキャリアと前記第2のセットのサブキャリアは、同じ無線周波数(RF)チャネル内にある、請求項21に記載のモバイルデバイス。
  23. 前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストは、電気電子技術者協会(IEEE)の802.16ファミリの標準規格のうちの1つまたは複数の標準規格に従ったフォーマットを有する、請求項21に記載のモバイルデバイス。
  24. モバイルデバイスであって、
    通常のオペレーションモードの間に、サービング基地局に対してアップリンク(UL)パケットを送信するように構成された第1のトランシーバと;
    前記ULパケットを送信しながら1つまたは複数の近隣基地局に対して1つまたは複数の符号分割多元接続(CDMA)レンジングコード/レンジングリクエストを送信するように、そして前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストに基づいて1つまたは複数のレンジングレスポンスを受信するように構成された第2のトランシーバと;
    前記レンジングレスポンスに基づいてレンジング結果を更新するように構成された更新論理と、なお、前記レンジング結果は、タイミング、周波数、およびパワー情報を含み、前記レンジング結果は、メモリに保存される;
    を備え、
    前記サービング基地局に対して前記アップリンク(UL)パケットを送信すること、前記1つまたは複数の近隣基地局に対して前記1つまたは複数の符号分割多元接続(CDMA)レンジングコード/レンジングリクエストを送信すること、前記1つまたは複数のレンジングレスポンスを受信すること、および前記レンジング結果を更新することは、前記レンジング結果が更新されつづけるために繰り返される、
    バイルデバイス。
  25. 前記第1のトランシーバは、前記第2のトランシーバが前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストを送信するために使用するのとは異なる無線周波数(RF)チャネルを使用して前記ULパケットを送信するように構成されている、請求項24に記載のモバイルデバイス。
  26. 前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストは、電気電子技術者協会(IEEE)の802.16ファミリの標準規格のうちの1つまたは複数の標準規格に従ったフォーマットを有する、請求項24に記載のモバイルデバイス。
  27. ワイヤレス通信のための更新されたレンジング結果を維持するためのプログラムを含んでいるコンピュータ可読記憶媒体であって、プロセッサによって実行されるとき、
    (a)通常のオペレーションモードの間に、サービング基地局に対してアップリンク(UL)パケットを送信すること;
    (b)前記ULパケットを送信しながら1つまたは複数の近隣基地局に対して、1つまたは複数の符号分割多元接続(CDMA)レンジングコード/レンジングリクエストを送信すること;
    (c)前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストに基づいて、1つまたは複数のレンジングレスポンスを受信すること;および
    (d)前記レンジングレスポンスに基づいてレンジング結果を更新すること、なお、前記レンジング結果は、タイミング、周波数、およびパワー情報を含み、前記レンジング結果は、保存される;
    を備えるオペレーションを実行し、
    前記オペレーションは、前記レンジング結果が更新されつづけるために前記オペレーション(a)−(d)を繰り返すことをさらに備えている、
    ンピュータ可読記憶媒体。
  28. 前記更新されたレンジング結果に基づいてハンドオーバを開始すること、をさらに備えている請求項27に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  29. 初期レンジングは、前記ハンドオーバについて実行されない、請求項28に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  30. 前記CDMAレンジングコード/レンジングリクエストは、電気電子技術者協会(IEEE)の802.16ファミリの標準規格のうちの1つまたは複数の標準規格に従ったフォーマットを有する、請求項27に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
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