JP2011519486A - ガスベアリング静電チャック - Google Patents

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Abstract

クランピングプレートを有する静電クランプが設けられ、上記クランピングプレートは、中央領域および環状領域を有する。複数のガス供給オリフィスは、上記クランピングプレートにおける上記中央領域において規定され、上記複数のガス供給オリフィスは加圧ガス供給部と流体連通を有し、上記加圧ガス供給部は、上記複数のガス供給オリフィスを介して、クランピング表面と、上記クランピングプレートの上記中央領域における上記ワークピースとの間に、緩衝ガスを供給するように構成される。上記クランピングプレートにおける上記中央領域および上記環状領域のうちの1つ以上において、1つ以上のガス帰還オリフィスが規定され、上記1つ以上のガス帰還オリフィスは真空源と流体連通を有し、緩衝ガスのための排出路を概ね規定する。シールは上記クランピングプレートの上記環状領域において規定され、上記シールは、上記緩衝ガスが上記中央領域から、上記環状領域に対して外側の環境に漏れるのを概ね防ぐように構成されている。第1クランピング力を得るために、1つ以上の電極がさらに、第1電位源に電気的に接続されている。

Description

本発明は、概して、半導体クランピングシステムに関し、より具体的には静電クランプおよびワークピースをクランプする方法に関する。
静電クランプまたはチャック(ESC)は、半導体産業において、イオン注入、エッチング、化学蒸着(CVD)等のプラズマ半導体処理または真空半導体処理を行う際にワークピースまたは基板をクランプするために頻繁に用いられる。ESCのクランプ能力は、そのワークピース温度制御に加えて、シリコンウェハ等の半導体基板またはウェハを処理するに際して非常に有益なものであると認められている。典型的なESCは、例えば、導電性電極の上に配置される誘電層を備え、半導体ウェハは、ESCの表面に配置される(例えば、該半導体ウェハは、誘電層の表面に配置される)。典型的な構成としては、半導体処理(例えばイオン注入)を行っている間、クランプ電圧がウェハと電極の間に印加されるが、このとき、ウェハは静電気力によってチャック表面に向けてクランプされている。
従来のESCの中には、処理中にワークピースを冷却するために、背面ガス冷却をさらに用いる構成のものもある。このような例では、ワークピースと1つ以上のESC凹面部との間のギャップ内に冷却ガスが静的に存在し、該冷却ガスの圧力は、上記ギャップ内でのガスの熱伝道係数に概ね比例する。したがって、冷却率を向上させ、所望の熱性能を得るために、より高い背面冷却ガスの静圧が通常必要になる。したがって、ワークピースの適切なクランピングを維持するためには、クランピング力またはESCへの印加電圧をより大きいものにして、上記の高い背面冷却ガスの圧力の印加により生じた力を適切に相殺する必要がある。高出力イオン注入の場合(例えば2.5kW)、適切な冷却を行うために上記ガス圧力は実質的に高く設定され、この実質的に高いガス圧力を相殺するために上記クランピング力を適切に増加する必要がある。また、いくつかのイオン注入システムにおいて見られるように、走査処理されるワークピースの場合、ワークピースを振動させる際に高い重力加速度が発生し得るので、ワークピースとESC間の十分な接触を維持するためには、はるかに高いクランピング力が必要となる。しかしながら、ワークピース全体においてクランピング力を増加させると、例えば粒子汚染の悪化等、マイナスの効果を生じ得る。これは、増加したクランプ圧力が、ワークピースの表面に渡って、ESCとワークピースとの間に摩擦力を発生させる可能性があるからであり、これによりワークピースの素子形成領域における粒子汚染の発生率を高めてしまうからである。
このため、粒子汚染を抑制しつつ、また、効率よくワークピースを処理するための所望の温度均一性とクランプ圧力を実現しつつ、ワークピースを拘束することが可能なクランプが、当該分野では必要とされている。
本発明は、従来技術の有する課題を解決するために、半導体処理システムにおいてワークピースをクランプするためのシステム、装置、および方法を提供する。本発明のいくつかの態様の基本的な理解を促すために、以下に本発明の簡略的な概要を示す。本概要は、本発明の外延を概括するものではない。本発明の主要な要素または必須の要素を特定するためのものではなく、また、本発明の範囲を線引きするためのものでもない。本概要は、後述のより詳細な説明の前置きとして、より簡潔な形態で本発明のいくつかの概念を示すことを目的とする。
本発明は、概して、半導体処理においてワークピースをクランプするための静電クランプと、ワークピースをクランプする方法とに関する。本発明の1つの例示的態様によれば、静電クランプは、ワークピース用のクランピング表面を有するクランピングプレートを備える。例えば、クランピングプレートは、中央領域と、該中央領域内に設けられている環状領域とを有し、上記環状領域は、一般に、上記中央領域の外周の周りに配置される。例えば、上記クランピングプレートの上記中央領域は、一般に、平坦であり、外側に向かって伸びるような構造を全く有さない。1つ以上の電極が、上記クランピングプレートの上記中央領域に備えられている。上記1つ以上の電極は、第1電位源にさらに電気的に接続され、上記第1電位源は、上記クランピングプレートに向けて上記ワークピースを任意に引きつけるように動作可能である。
一実施例によれば、複数のガス供給オリフィスが、上記クランピングプレートの上記中央領域において設けられ、上記複数のガス供給オリフィスは、加圧ガス供給部と流体連通している。上記加圧ガス供給部は、例えば、上記複数のガス供給オリフィスをガスが通過するようにすることで、上記クランピング表面と、上記クランピングプレートの上記中央領域における上記ワークピースとの間に緩衝ガスを供給するように構成されている。本発明の一実施例によれば、上記クランピングプレートの上記中央領域は、所定の気孔率を有する多孔性プレートを備え、上記複数のガス供給オリフィスは、一般に、上記多孔プレートの上記所定の気孔率によって設けられる。上記多孔プレートは例えば、多孔性炭素物質および多孔性炭化珪素物質のうちの1つ以上を含んでもよく、上記多孔性プレートの上記気孔率により、上記中央領域からのガスは、略均一に分配するように流れる。
上記クランピングプレートの上記中央領域および環状領域のうちの1つ以上において、1つ以上のガス帰還オリフィスを更に設ける。上記1つ以上のガス帰還オリフィスは例えば、真空源と流体連通し、一般に、上記緩衝ガスのための排出路を設ける。上記1つ以上のガス帰還オリフィスは例えば、上記中央領域およびシールの間に配置される上記クランピングプレートにおいて1つ以上の溝を有していてもよく、これにより上記緩衝ガスの帰還路または排出路を設ける。これにより、通常、上記ガスが中央領域内を流れ易くなる。
上記クランピングプレートの上記環状領域において、シールをさらに備え、上記シールは、上記緩衝ガスが上記中央領域から、上記環状領域に対して外側の環境へ漏れるのを概ね防ぐように構成されている。上記シールは例えば、上記クランピングプレートの第1面から上記クランピングプレートの第2面まで伸びるエラストマーシールであってもよい。または、上記シールは、上記環状領域の上記クランピング表面に、略同心円状の差動排気溝を1つ以上備えてもよい。例えば、上記1つ以上の同心円状の差動排気溝は、それぞれ、1つ以上備えられた真空源のそれぞれと流体連通をし、各真空源により生ずる各圧力は、対応する差動排気溝が上記中央領域から離れるにつれ、より小さく設定される構成としてもよい。
本発明の上記クランピングプレートは、2つ以上のピンを上記環状領域の外周の近辺にさらに備えてもよく、上記2つ以上のノッチは、ワークピースの外周と任意に結合するように構成されている。上記2つ以上のピンは、一般に、上記ワークピースを拘束して、上記ワークピースが横に動かないようにする。
さらに他の例示的態様は、ワークピースをクランプする方法であって、上記のクランピングプレートのようなクランピングプレートを使用する方法を提供する。上記方法は例えば、上記ワークピースの外周領域は、上記クランピングプレートの上記環状領域の上に位置するように上記クランピングプレートの上に上記ワークピースを配置する工程を含む。緩衝ガスは、上記クランピングプレートの上記中央領域に設けられた複数のガス供給オリフィスを介して第1ガス圧力にて供給され、これにより、上記緩衝ガスは、第1押し出し力で上記ワークピースをクランピングプレートから略押し返す。これによって、上記ワークピースと、上記クランピングプレートの少なくとも上記中央領域との間にほぼ摩擦のない界面が得られる。
第1電位源はさらに、上記第1電極に印加され、第1引力で上記ワークピースを上記クランピングプレートに略引きつける。例えば、上記第1ガス圧力および第1電位源は、上記第1押し出し力および第1引力は略等しいように、さらに制御されてもよい。これによって、上記ワークピースは概ね、緩衝ガスの上で「浮いている」状態にあり、上記ワークピースと上記静電クランプとが接触するのを略回避することができる。
したがって、上記および関連する目的を達成するために、本発明は、以下に十分に記載された特徴で、特に請求項において記載された特徴を備える。以下の説明および添付の図面に、本発明の実施形態の幾つかを例示し、詳細に示す。しかしながらこれらの実施形態は、本発明の原理が用いられる様々な状態のうちの数例を示すものに過ぎない。本発明の他の目的、有利な点、および新規な特徴は、図面を参照して検討すれば、本発明の以下の詳細な説明から明らかとなるであろう。
本発明の1つの例示的態様に係る静電チャックの分解透視図である。 本発明の他の態様に係る、図1の静電チャックの断面図である。 図2の静電チャックの一部の拡大断面図である。 本発明のさらに他の態様に係る例示的静電チャックの概略断面図である。 本発明の静電チャックを備える例示的システムのブロック図である。 本発明のさらに他の態様に係る例示的冷却プレートの上面図である。 本発明に係るワークピースをクランプするための例示的方法を示すブロック図である。
本発明は概ね、背面粒子汚染をさらに低下させつつ、クランピングおよび熱均一性の向上を実現する静電クランプまたはチャック(ESC)に関する。ここで、本発明について図面を参照して説明するが、本明細書を通して、同様の参照番号は同様の要素に対して用いられ得る。これらの態様は単に説明を行うためのものであり、発明を限定するものとして解釈してはならないことを理解されたい。以下の説明では、本発明の完全な理解を促すため、多数の具体的な構成を示す。しかしながら、当業者にとって、本発明がこれら具体的構成がなくとも実施し得ることは明白であろう。
まず、図面を参照されたい。図1は、「ESC」とも称される静電クランプ100の一例の分解透視図を示す。ワークピースを迅速にイオンビーム(図示せず)に対して1つ以上の方向に移動させるような半導体処理(例えば、イオン注入等)において、ESC100を使って、静電力を介して上記ワークピース102を実質的にクランプする(図2の断面図を参照)ことが可能である。上記ワークピース102は、シリコンウェハまたは他の基板等の半導体基板を備えてもよい。図1に示すESC100は例えば、クランピングプレート104、第1電極106、および冷却プレート108とを備え、上記クランピングプレート、第1電極、および冷却プレートは、作動可能なように組み立てられて、ESCを形成する。ESC100はさらに、第2電極110またはさらに他の電極を備えてもよく、本発明は、電極の数について、特に限定されるものではない。
本発明の1つの態様によると、上記クランピングプレート104は、環状領域112と、そこに設けられる中央領域114とを備え、環状領域は、一般に、上記中央領域の外周116の周りに配置される。上記環状領域112は、該環状領域112に対応する第1表面を含み、1つの例において上記第1表面は、図2の断面に示す上記ワークピース102と概ね接触するように構成されている。上記第1表面118は、例えば、静電クランプ時に上記ワークピース102の表面120の周辺領域112の周辺と接触するように構成されている。例えば、ワークピース102の表面120の周辺領域122は、半導体装置が一般には形成されない領域である上記ワークピースの除外ゾーン124に対応するものであってもよい。図2に示すように、上記クランピングプレート104の環状領域112に対応する上記第1表面118は、例えば、除外ゾーン124における上記ワークピース102の表面120と部分的に、または全体的に接触する。図2に例示するESC100の部分129をさらに図3で示す。図3において、上記第1表面118は概ね、ESCの外周116の近辺で上記ワークピース102と接触するものとして示されている。または、図示しないが、上記第1表面118は部分的に、または全体的に、上記ワークピース102の表面120における除外ゾーン124および/または活性領域126と接触する。ここで上記活性領域とは、ワークピース102の正面127上において、半導体装置(図示せず)が形成される領域である。
本発明の他の例示的態様によると、再び図2に示すように、クランピングプレート104の中央領域114は、ワークピース102の活性領域126に対応する第2表面を含んでいる。図3に示し、図4でさらに詳しく例示するクランピングプレート104の第2表面128は、概ね所定の距離分だけ第1表面118より凹んでいる。これにより、概ねクランピングプレートの第2表面とワークピース102の表面120との間にギャップ130を生じさせる。
例えば、第2表面128は、概ね第1表面118より凹んでいる(例えば、約0から30ミクロンのギャップ130分凹んでいる)。具体的な例を挙げると、概ね、第2表面128は、約10ミクロン分だけ、第1層116の第1表面118より凹んでいる。したがって、ワークピース102がESC100に配置されると、環状領域112の作用によって、中央領域114を外部環境131(例えば、真空チェンバー、処理チェンバー等)から概ね隔離することが可能である。実施形態の一例によれば、クランピングプレート104の環状領域112は、エラストマー物質(例えば、エラストマーシール)からなり、上記エラストマー物質は、概ね第1表面118を形成する。このようにして、エラストマー物質は、ワークピース102とクランピングプレート104との間にシールを形成し、これにより中央領域114は、外部環境131から概ね隔離される。
さらに他の例では、第2表面128は、概ね第1表面118と同一平面上にある(例えば、図4に示すギャップ130がゼロである)。さらに、一般に、ギャップ130の値は、例えば第2表面128にかかるガスの圧力と、ワークピース102にかかる静電力とに基づいて選択される。後述するように、ワークピースをクランピングプレート104の上に「浮かせる」ために、ガス圧力と静電力との間で均衡が保たれることが概ね望ましい。
さらに他の例によると、本発明は、図1に示すクランピングプレート104の外周116における差動排気を含み、環状領域112に1つ以上差動排気溝(図示せず)を方位角状に設け、クランピングプレートの中央からより外側に設けられた差動排気溝により真空度の高い真空(例えばより低い圧力)をかける。例えば、第1表面118および第2表面128は概ね同一平面上にあってもよく、差動排気溝は、例えば概ねクランピングプレート104の中に達するまで延伸するような構成としてもよい。この場合、当業者には理解される事項ではあるが、これによってESCからのガスの流れが、クランピングプレートの外周116を越えて外部環境131まで伸びることを実質的に防止することができる。
他の実施例によれば、クランピングプレート104の環状領域112および中央領域114は、J−R型物質(例えば、チタニウムでドープされたアルミナ、酸化セリウムでドープされた窒化アルミニウム等)を含む。J−R物質(例えば、1×10から1×1012 Ohm-cmの範囲の体積抵抗率を有する半導体誘電物質)は、J−R型ESCにおけるドープされない物質よりも好ましい。これは、クランピングプレート104が実質的に厚くてもよく(例えば、0.5mm以上の厚さ)、有効なクランピング力を生成する際に、機械加工、研磨、またはその他の技術によって以降の薄型化を必要としないからである。または、クランピングプレート104の環状領域112および中央領域114は、非J−R物質を含む構成としてもよく、この場合、ESC100はJ−R型またはクーロン型クランプであると考えることができる。
図4は、図2に例示したESC100の部分129の略図132を示す図であり、本発明のいくつかの創作的態様をさらに示している。図4に示すように、一実施例によれば、クランピングプレート104の環状領域112は、第1保護層136がその上に設けられている第1誘電層134を有し、第1表面118は、概ね、該第1保護層の上面138となる。一実施例では、第1誘電層134は、チタニアでドープされたアルミナ、および酸化セリウムでドープされた窒化アルミニウム、またはこれらの混合物などの、ドープされた誘電物質を含む。第1保護層136は、例えば、第1誘電層の上に形成された二酸化珪素(SiO)層を含む。または、第1保護層136は、第1誘電層134の上に形成されたポリイミド(PI)または他の高分子を含む。
同様に、クランピングプレート104の中央領域114は、例えば第2保護層142がその上に形成された第2誘電層140を含み、第2表面128は概ね、第2保護層の上面144によって形成される。第1誘電層134および第2誘電層140は、同じ物質からなってもよいし、異なる物質からなっていてもよい。同様に、第1保護層136および第2保護層142は、同じ物質からなってもよいし、異なる物質からなっていてもよい。一実施例において、第1誘電層134および第2誘電層140は、同一のセラミック基板からなり、第1保護層136および第2保護層142は、第1および第2誘電層が形成された後に、上記第1および第2誘電層の上に形成される。
一実施例によれば、図2に示すESC100の第1電極106は、中央領域114に対応して設けられ、第2電極110は環状領域112に対応して設けられ、第1電極および第2電極は、一般に、互いから電気的に絶縁されている。第1電極106および第2電極110のうちの1つ以上は例えば、銀、金、チタン、タングステン、他の導電性金属または物質のうち1つないし複数の材料からなる。ESC100における第1電極106および第2電極110は、図5に示すように、かつ、後述するように、第1電圧源146(例えば第1電位源)および第2電圧源148(例えば第2電位)にそれぞれ電気的に接続される構成であってもよい。
本発明によると、図1に示すように、クランピングプレート104はさらに、中央領域114に設けられる複数のガス供給オリフィス150を備え、再び図5に示すように、上記複数のガス供給オリフィスは、加圧ガス源または加圧ガス供給部152と流体連通している。図1に示す複数のガス供給オリフィス150は、例えば、図5に示すガス供給部152を介して、ワークピース102のクランピング表面(例えば第2表面128)と、クランピングプレート104の中央領域における表面120との間に、緩衝ガス(図示せず)を供給するように構成される。
図1に示す複数のガス供給オリフィス150は、例えば、一般に、(図4に示すように)クランピングプレート104の中央領域114の第2誘電層140の気孔率によって設けられる。例えば、クランピングプレート104における少なくとも中央領域114は、所定の気孔率φを有する多孔性プレート154を備える。本実施例では、図4に示す第2誘電層140は、多孔性プレート154を備える。したがって、図1に示す複数のガス供給オリフィス150は、一般に、多孔性プレート154の所定の気孔率によって設けられる。一実施例によれば、多孔性プレート154は、多孔性炭素および多孔性炭化珪素物質のうちの1つ以上を備える。他の実施例では、多孔性プレート154は、多孔性グラファイト物質を備える。他の実施例によれば、多孔性プレート154の所定の気孔率φは、一般に、空隙(V)体積の、バルク材(V)体積に対する比率として求められるが、この関係は以下の通りである。
φ=V/V (1)
所定の気孔率φは、ゼロから1の範囲、つまり0%から100%までの範囲の気孔率を有し得る。1つの具体例では、多孔性プレート154の所定の気孔率φは、約5%から約75%までの範囲内に選択される。構造的一体性と、多孔性プレート154の通気性とは、一般に、選択された材料の種類と、その材料の気孔率とに依存するので、ガスを十分に通すことができ、ワークピースを支持/クランピングすることができるのであれば、多孔性プレートの材料の種類や気孔率φについては特に限定されない。さらに、図4に示す少なくとも第2保護層142はさらに、例えば、第2誘電層140上に形成された多孔性物質を含んでいてよい。また、複数のガス供給オリフィス150は、クランピングプレート104の中央領域114の近辺に均一に分配されてもよい。例えば、図5に示すガス供給部152と流体連通している複数のガス供給オリフィス150は、クランピングプレート104の中央領域114における複数の穴、スリット、リング、溝、または他の開口部(図示せず)を含んでいてもよく、これら穴、スリット、リング、溝、または他の開口部は、機械加工により形成されたものでよいし、他の方法で形成されたものであってもよい。つまり、複数のガス供給オリフィス150の構成や配列については、ガス供給部152からの緩衝ガスの流れを最適化するように決定すればよい。
さらに他の態様によれば、1つ以上のガス帰還オリフィス156を、クランピングプレート104における中央領域114および環状領域112のうちの1つまたは両方に設けてもよい。上記1つ以上のガス帰還オリフィス156は例えば、図5に示すように、真空源158と流体連通している。図3および図4に示す1つ以上のガス帰還オリフィス156は例えば、図3および図4に示すように、環状領域112と中央領域114との間の界面162の周りに設けられる1つ以上の溝もしくは穴160を備えてもよく、これによってESC100を通過する緩衝ガス(図示せず)のための排出路を設けることができる。
環状領域112には例えば、ワークピース102の表面120の周辺領域122とESC100との間に実質的シール164を設けることがさらに可能であり、これにより、緩衝ガスは概ね、環状領域、中央領域114、およびワークピースによって画定される空間165の範囲内に維持される。複数のガス供給オリフィス150から出て、1つ以上のガス帰還オリフィス156から出て行く緩衝ガスの圧力および流量を(例えば、図5に示すガス源152および真空源158を介して)制御することによって、クランピングプレート104は、ESC100からワークピース102を概ね押し返すための第1力を得ることが可能である。このため、複数のガス供給オリフィス150からの緩衝ガスの圧力および流量は、図5に示す第1電圧源146および第2電圧源148を介して第1電極106および第2電極110に印加される電位により生ずる静電気力に対して概ね対抗し得る。よって、このような力の対抗または均衡により、ワークピース102と、クランピングプレート104における少なくとも中央領域114との間に、略摩擦のない界面を実現することが可能である。さらに、複数のガス供給オリフィス150から出て、1つ以上のガス帰還オリフィス156を通過する(例えば、図5に示すガス源152および真空源158を通過する)緩衝ガスの圧力および流量を制御するようにすれば、ワークピース102とESC100との間の熱伝達はまた、緩衝ガスの流量および温度に基づいて制御することができる。
一実施例では、1つ以上のガス帰還オリフィス156は、約2ミリメートル以下の直径を有するが、本発明は、他の様々なサイズの穴による構成もその範囲に含めるものである。例えば、上記ガス帰還オリフィス156は、約500ミクロンの直径を有してもよい。ガス帰還オリフィスのサイズは、圧力および流速に基づいて変更されてもよく、よって、ESC100の用途に合わせて、最適なものを選択すればよい。
これに代わる形態の1つとして、図1に示す1つ以上のガス帰還オリフィス156は、1つ以上のスリット(図示せず)を備え、上記1つ以上のスリットは概ね、環状領域122と中央領域114との間の界面162に沿って、所定距離(図示せず)だけ延伸されている構成としてもよい。例えば、上記1つ以上のスリットは、直線形またはアーチ形のスリットを含んでもよい。1つ以上のアーチ形スリットの半径幅は、ESC100の半径166に沿って延伸している状態で、環状領域112と中央領域114との間で測定が行われる場合、約2ミリメートル以下であってもよい。上記1つ以上の細長スリットの幅は例えば、その半径幅よりも実質的に大きくてもよい。
本発明のさらに他の例示的態様によると、図1〜4に示すESC100の冷却プレート108は、図4に示すように、クランピングプレート104の背面168に対応して設けられ、クランピングプレート104はさらに、図1に示す第1電極106と冷却プレート108との間に形成される第1絶縁層170と、第2電極110と冷却プレートとの間に形成される第2絶縁層172とを備える。第1絶縁層170と第2絶縁層172のうちの1つ以上は例えば、誘電物質からなり、上記誘電物質は、アルミナ、窒化アルミニウム、または他の絶縁物質のうちの1つ以上からなってもよい。
図6に示す本発明の他の例示的態様によれば、冷却プレート108は、1つ以上の冷却チャンネル174を備えている。上記1つ以上の冷却チャンネル174は例えば、半導体処理時に、クランピングプレート104と冷却プレート108との間、および/または、ESC100の冷却を行うための冷却プレートを介して、水等の冷却液(図示せず)を流すように構成されている。図6に冷却プレート108の前面176を例示するが、冷却プレートの前面は、一般に、例えば図4に示すクランピングプレート104の背面168に対して界面をなす。図6には、冷却チャンネル174の少なくとも一部の所定パターン178を示す。なお、所定パターン178は図示されるものとは異なってもよく、本発明は、そのようなパターンを全てその範囲に含むものである。
図6に示すように、冷却プレート108の前面176に設けられた1つ以上の冷却チャンネル174は、複数の略同心円状チャンネル180を含む。一般に、略同心円状チャンネル180は、複数の放射状通路182を介して相互連結されている。ここに例示した上記複数の同心円状チャンネル180および放射状通路182によれば、例えば、冷却液中の気泡発生を概ね抑制しながら冷却液を流すことを可能にするという効果を一般に奏する。
本発明の図1〜4に例示したESC100はこのため、ワークピース102のクランプおよび冷却を可能にするが、これらの構成によれば、中央領域114にかかる静電気力と、ワークピースおよび中央領域の間の空間165におけるガスの流れにより生ずるガス圧力との間で、力の均衡が得られる。本発明の他の態様の一例によれば、中央領域114は図1に示すように略平坦であり、概ね、ワークピース102の表面120に向けて伸びる(および/または表面120と接触する)構造を有していない。または、中央領域114は、第2表面128上に分布された1つ以上のメサ(mesa)またはドット(図示せず)を備えていてもよく、これにより、例えば図2に示すワークピース102が、第2表面に「着地する」こと、つまり第2表面に接触することを概ね防止している。例えば、上記1つ以上のメサまたはドットは、第2誘電層140および第2保護層142のうちの少なくともどちらか一方に設けられていてもよい。
本発明のさらに他の例示的態様によると、クランピングプレート140は、外周188の近辺に配置される複数のピン、栓、または他の特徴186をさらに含み、ワークピースを取り扱う、および/または、処理する間、複数のピンがワークピース102の周辺領域122と接触するように構成される。例えば、3つ以上のピン186は概ね、クランピングプレート104の外周188の近辺の第1表面118に対して垂直に伸びており、これにより、ワークピースの走査中に、ピンによってワークピース102の横の動きを概ね防止することができる。ピン186の配置は、例えば、緩衝ガスが供給されたときのワークピース102の位置を維持するように選ばれる。
図5は、静電クランピングシステム190を例示する図である。ESC100は、第1電圧源146(例えば、第1電源)、第2電圧源148、緩衝ガス源152、帰還ガスまたは真空源158、およびコントローラ192に、可動可能な状態で接続されている。例えば、静電クランピングと体積内の緩衝ガスの圧力との間の力の実質的な均衡を得るためにガス源152および真空源158をさらに制御しつつ、ワークピース102のESC100への引きつけと、中央領域114、環状領域112(例えばシール)、およびワークピース102の間で画定される体積165内での背面ガスの密閉とを行うように、図4に示す中央領域114に印加される第1電位146を制御することが可能である。本実施例では、第2電極に電力を供給するために第2電圧源148が設けられているが、第2電極が省略される場合はこのような第2電圧源を省略してもよい。同様に、追加の電極(図示せず)のために、追加の電圧源(図示せず)を制御する構成にしてもよいことは、当業者は理解するであろう。
本発明の他の態様として、図7に、静電チャックを介してワークピースをクランプするための方法300を例示する。本明細書においては一連の処理または事象として方法の一例が示されているが、いくつかの工程を本明細書に示され説明されるものとは異なる順で、かつ/または他の工程と同時に行っても本発明から逸脱しないので、本発明はここに例示する処理または事象の順番に限定されるものではないということが理解できるであろう。さらに、本発明に係る方法を実行するにおいて、上述の工程の全てが必ずしも必要とされるわけではない。さらに、上記方法は、本明細書に示され説明されているシステムにより実施されてもよいし、本明細書に示されていない他のシステムにより実行してもよいということが理解できるであろう。
図7に示すように、方法300は、まず工程302から開始される。工程302においては、図1〜4のESC100等の静電チャックが設けられる。工程302において設けられるESCは例えばクランピングプレートを備え、上記クランピングプレートには中央領域と環状領域とが設けられている。また、第1電極が、少なくとも中央領域に対応する。クランピングプレートは、中央領域に設けられた複数のガス供給オリフィスと、1つ以上のガス帰還オリフィスとをさらに備える。
工程304において、ワークピースをクランピングプレートの上に配置する。ここで、例えば、ワークピースの周辺領域を、クランピングプレートの環状領域と接触させるようにしてもよい。工程306において、緩衝ガス供給部によって第1ガス圧力で複数のガス供給オリフィスを介して緩衝ガスを供給し、これにより、緩衝ガスは第1押し出し力でクランピングプレートからワークピースを概ね押し返す。一般に、力の量と、ワークピースおよびクランピングプレートの間の熱伝達は、緩衝ガス圧力に依存する。工程308において、第1電位を第1電極に印加し、これにより第1引力で(例えば、第1クランピング力で)、ワークピースをクランピングプレートに概ね引きつける。
工程310では、第1電位および緩衝ガス圧力が制御され、第1電位により第1力でワークピースをクランピングプレートに概ね引きつけ、緩衝ガス圧力により対向または押し返す力を概ね与える。一実施例では、第1引力および第1押し返し力とを処理310の制御によって均等化する。これにより、ワークピースと、クランピングプレートの少なくとも中央領域との間に概ね摩擦のない界面を得ることができる。
一実施例によれば、工程306における第1電極に印加される第1電位により生ずる第1引力として、クランピングプレートに対するワークピースの位置を概ね維持するには十分であり、緩衝ガスが外部環境に漏れることを防ぐためにワークピースと環状領域との間に実質的なシールを設けるには十分な第1引力を生じさせる。他の実施例では、緩衝ガスが外部環境に漏れることを防ぐために、差動排気溝はワークピースとクランピングプレートとの間にシールを設けている。
したがって、本発明は、粒子汚染をさらに低下させつつ、熱均一性を向上させる静電チャックを提供する。本発明を、幾つかの好ましい実施形態を用いて示して説明してきたが、当業者が本明細書および添付の図面を読んで理解すれば、均等物的な改変および変更に想達するであろう。特に、上記構成要素(アセンブリ、装置、回路等)によって実行される様々な機能について、このような構成要素を説明するために用いられる用語(「手段」を示すものも含む)は、特に説明がない限り、本発明についてここで示される例示的実施形態における機能を実行するものとして開示されている構造と構造的に均等でなくても、上記構成要素の特定の機能を実行する任意の構成要素(すなわち、機能的に均等であるもの)に対応することを意図している。さらに、いくつかの実施形態のうちの1つのみから本発明の特定の特徴を開示してきたが、任意かつ具体的な用途に合わせて好ましく、または適宜、他の実施形態の1つ以上の他の特徴と組み合わされてもよい。

Claims (20)

  1. ワークピースの位置を選択的に維持するための静電クランプであって、
    上記ワークピースに接触するクランピング表面を有し、中央領域と、そこに規定される環状領域とを有するクランピングプレートであって、上記環状領域は上記中央領域の外周の周りに概ね配置される、クランピングプレートと、
    上記クランピングプレートの上記中央領域において規定され、加圧ガス供給部と流体連通を有する複数のガス供給オリフィスであって、上記加圧ガス供給部は、上記複数のガス供給オリフィスを介して、クランピング表面と、上記クランピングプレートの上記中央領域における上記ワークピースとの間に緩衝ガスを供給するように構成される、複数のガス供給オリフィスと、
    上記クランピングプレートにおける上記中央領域および上記環状領域のうちの1つ以上において規定される1つ以上のガス帰還オリフィスであって、真空源と流体連通を有し、上記緩衝ガスのための排出路を概ね規定する、1つ以上のガス帰還オリフィスと、
    上記クランピングプレートの上記環状領域に配置されるシールであって、上記緩衝ガスが上記中央領域から、上記環状領域に対して外側の環境へ漏れるのを概ね防ぐように構成されているシールと、
    少なくとも上記中央領域に接触し、第1電位源と電気的に接続される1つ以上の電極とを備える、静電クランプ。
  2. 上記クランピングプレートの上記中央領域は、対応する所定の気孔率を有する多孔性プレートを備え、上記所定の気孔率は、上記多孔性プレートのバルク材体積に対する空隙体積の比率によって規定され、上記複数のガス供給オリフィスは、上記多孔性プレートの上記所定の気孔率によって概ね規定される、請求項1に記載の静電クランプ。
  3. 上記多孔性プレートは、多孔性炭素および多孔性炭化珪素物質のうちの1つ以上を備える、請求項2に記載の静電クランプ。
  4. 上記多孔性プレートは多孔性グラファイトを含む、請求項3に記載の静電クランプ。
  5. 上記多孔性プレートの上記所定の気孔率は、約5%から約75%の範囲である、請求項2に記載の静電クランプ。
  6. 上記複数のガス供給オリフィスは、上記クランピングプレートの上記中央領域の周りに、概ね均一に分散される、請求項1に記載の静電クランプ。
  7. 上記複数のガス供給オリフィスは、上記クランピングプレートの上記中央領域において規定される複数のスリットおよび複数の凹型リングのうちの1つ以上を備える、請求項1に記載の静電クランプ。
  8. 上記複数のガス供給オリフィスは、上記クランピングプレートの上記中央領域において規定される複数の穴を備える、請求項1に記載の静電クランプ。
  9. 上記クランピングプレートの上記中央領域は概ね、そこから外側に伸びる任意の構造における平面であり空隙を有する、請求項1に記載の静電クランプ。
  10. 上記クランピング表面は、上記環状領域に接触する第1平面と、上記中央領域に接触する第2平面とを有し、上記第1平面は上記第2平面よりも凹んでいる、請求項10に記載の静電クランプ。
  11. 上記シールは、上記第2平面から上記第1平面へ伸びるエラストマーシールを含む、請求項10に記載の静電クランプ。
  12. 上記第2平面は、上記第1平面よりも約10ミクロン凹んでいる、請求項10に記載の静電クランプ。
  13. 上記シールは、上記環状領域の上記クランピング表面において規定される1つ以上の同心円状差動排気溝を備え、上記1つ以上の同心円上差動排気溝のそれぞれが、1つ以上の真空源と流体連通を有する、請求項1に記載の静電クランプ。
  14. 3つの真空源と流体連通を有する2つの同心円上差動排気溝を供える、請求項13に記載の静電クランプ。
  15. 上記1つ以上の電極は、上記環状領域にさらに接触し、上記1つ以上の電極は、第2電位と電気的に接続される、請求項1に記載の静電クランプ。
  16. 上記1つ以上のガス帰還オリフィスは、上記中央領域と上記シールとの間に配置される上記クランピングプレートにおいて1つ以上の溝を備える、請求項1に記載の静電クランプ。
  17. 上記クランピングプレートは、上記環状領域の外周の周りに配置される2つ以上のピンをさらに備え、2つ以上のノッチは、上記ワークピースの外周に対して選択的に界面となるように構成される、請求項1に記載の静電クランプ。
  18. ワークピースの位置を選択的に維持するための静電クランプであって、
    上記ワークピースに接触するクランピング表面を有するクランピングプレートであって、上記クランピングプレートは、中央領域と、そこで規定される環状領域とを有し、上記環状領域は、上記中央領域の外周の周りに概ね配置され、上記クランピングプレートの上記中央領域は、対応する所定の気孔率を有する多孔性プレートを備え、上記所定の気孔率は、多孔性プレートにおけるバルク材体積に対する空隙体積の比率によって規定され、上記クランピングプレートの上記中央領域において複数のガス供給オリフィスを概ね規定し、上記複数のガス供給オリフィスは加圧ガス供給部と流体連通を有し、上記加圧ガス供給部は、上記複数のガス供給オリフィスを介して、上記クランピング表面と、上記クランピングプレートの上記中央領域における上記ワークピースとの間に緩衝ガスを供給するように構成される、クランピングプレートと、
    上記クランピングプレートの上記中央領域と上記環状領域のうちの1つ以上において規定される1つ以上のガス帰還オリフィスであって、真空源と流体連通を有し、上記ガスクッションのための排出路を概ね規定する、1つ以上のガス帰還オリフィスと、
    上記クランピングプレートの上記環状領域に配置されるシールであって、上記ガスクッションが上記中央領域から、上記環状流域に対して外側の環境へ漏れるのを概ね防ぐように構成されるシールと、
    少なくとも上記中央領域に接触する1つ以上の電極であって、第1電位源に電気的に接続される1つ以上の電極とを備える、静電クランプ。
  19. ワークピースをクランプするための方法であって、
    中央領域と、そこで規定される環状領域とを備え、少なくとも上記中央領域に第1電極が接触するクランピングプレートを設ける工程と、
    上記クランピングプレートの上に上記ワークピースを配置する工程であって、上記ワークピースの外周領域は、上記クランピングプレートの上記環状領域の上に位置する工程と、
    第1ガス圧力にて、上記クランピングプレートの上記中央領域において規定される複数のガス供給オリフィスを介して緩衝ガスを供給する工程であって、上記緩衝ガスは、第1押し出し力で上記ワークピースを上記クランピングプレートから概ね押し出し、上記ワークピースと、上記クランピングプレートにおける少なくとも上記中央領域との間に、概ね摩擦のない界面を形成する工程と、
    第1電位源を第1電極に印加する工程であって、第1引力で上記ワークピースを上記クランピングプレートに概ね引き寄せる工程と、
    上記第1ガス圧力および上記第1電位源を制御する工程であって、上記第1押し出し力および上記第1引力は概ね均等化される工程とを含む、方法。
  20. 上記第1電位源を上記第1電極に印加する工程では、上記環状領域と上記ワークピースとの間にシールが概ね形成される、請求項19に記載の方法。
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