JP2011517225A

JP2011517225A - 横方向スクリーン位置

Info

Publication number: JP2011517225A
Application number: JP2011503931A
Authority: JP
Inventors: ミロシニチェンコ、ウラジミール、ヴィタリヴィッチ
Original assignee: ミロシニチェンコ、ウラジミール、ヴィタリヴィッチ; ピルキン、ヴィタリィ、イヴゲニヴィッチ
Priority date: 2008-04-10
Filing date: 2009-04-03
Publication date: 2011-05-26
Also published as: US20110034213A1; WO2009126064A1

Abstract

本発明は、携帯電話、スマートフォン、通信端末で使用可能である。携帯電話、スマートフォン、通信端末においては、シンボルが垂直配列されたデータ入力用キーボードはスクリーンに全体的又は部分的に重なっており、その解決のため、スクリーンはキーボードの横方向に移動される。この技術により使用者が快適に機器を使用できる。
【選択図】図３

Description

本発明は、携帯電話、スマートフォン、および通信端末におけるデータ入力用キーボード及びディスプレイ情報用のスクリーンの相対的位置に関するものである。

近代的な携帯電話、スマートフォン、および通信端末では、ディスプレイ情報用のスクリーンとデータ入力用キーボードの相対的位置について３つの方式がある。
第１の方式では、データ入力用キーボードはディスプレイ情報用のスクリーンの下方にある。
第２の方式では、データ入力用キーボードはディスプレイ情報用のスクリーンの上方にある。
第３の方式では、データ入力用キーボードはディスプレイ情報用のスクリーンの中に表示される。（タッチスクリーン又はセンサスクリーン）この方式は主としてスマートフォン、および通信端末で使用される。

ディスプレイ情報用のスクリーンとデータ入力用キーボードの相対的位置についての第１の方式の欠点は、ボタンを使用してデータを入力するとき、使用者の指が大きく曲がり、スクリーンは手のひらの領域を超えてしまい、このことは、不用意な行動（たまたま押してしまう）ことにより、しばしば機器の落下をもたらす。
水平配列のデータ入力用キーボード（図１）とディスプレイ情報用のスクリーンとの組合せにおいては、機器が吊るされている場合、片手で文字を入力することが困難である。

ディスプレイ情報用のスクリーンとデータ入力用キーボードの相対的位置についての第２の方式の欠点は、キーボードでデータを入力しているときに、腕の一部がディスプレイ情報用のスクリーンと重なり、スクリーンの情報を読むことが困難である。

本発明に最も近い類似品（プロトタイプ）は、例えばノキア社６５００Ｓｌｉｄｅ、モトローラ社ＨｉｎｔＱＡ３０，サムソンＵ６００等の携帯電話スライダや、例えばモトローラ社ＲＩＺＲＺ８，ノキア社Ｎ８０等のスマートフォン・スライダや、例えばＨＴＣ４３５０，ＲｏｖｅｒＰＣＱ５等の通信端末スライダや、ノキア社２６０５Ｍｉｒａｇｅ，ソニーエリクソン社Ｗ５１８ａ等の携帯電話クラムシェルや、ノキア社Ｎ７５，モトローラ社ＭＰｘ２２０等のスマートフォン・クラムシェルや、ハイアール社Ｎ６０、Ｕｌｔｉｍａｔｅ９１５０通信端末クラムシェルがある。それらではデータ入力用キーボードは、全部又は一部がディスプレイ情報用のスクリーンの本体の下に配置されている。

上記の欠点は本発明に記載されるスクリーンの横方向配置により、大部分解決される（図３）。スクリーンの横方向配置の要点は、携帯電話、スマートフォン、通信端末の本体に載せられるキーボードの一部又は全部（押しボタン、センサ、他）は、スライドスクリーンの下にあり、スライドスクリーンと一部又は全部が重なっている、という事実にある。使用者がスライドスクリーンの下にある、スクリーンのその部分を使用したいときは、スライドスクリーンは横方向に移動する。キーボードのシンボルは、携帯電話、スマートフォン、通信端末の本体に対して垂直に配置されている。(図２)

スクリーンを横方向に動かした時、スクリーンは携帯電話、スマートフォン、通信端末の本体から分離しない。この方式では、上記第１の方式と違い、キーボードがスクリーンの下方になく、スクリーンの横方向にあるため、指が大きく曲がることはない。また第２の方式と違い、キーボードの使用中ディスプレイ情報用のスクリーンがキーボードの横方向にあるため、キーボードでデータを入力しているときに、指がディスプレイ情報用のスクリーンと重なることはない。スクリーンは、機器本体に対して横方向に配置されるが、横方向でかつ機器本体の上方において画定された位置に配置されてもよい。（図４）

キーボードの垂直配列により、もう一方の手で機器（携帯電話、スマートフォン、通信端末）を支えることなく、片手でシンボルを入力することが可能になる。横方向に移動したスクリーンは、キーボードまたはその一部を機器本体の上のスクリーンの下に配置することを可能にする。スクリーンが横方向に移動した場合、そのスクリーンの下に配置されたキーボード又はその一部を使用する機会を生じる。

シンボルを垂直配列したキーボード（図２）と水平配列したキーボード（図１）との相違は、垂直配列においては水平方向のキーボードボタンまたはセクタ（タッチ式の場合）の数が水平配列の場合に比べて少ないという事実である。スクリーンを横方向に移動させる方法は幾つかあるが、本発明では触れないこととする。

キーボードがタッチスクリーンであって、シンボルが疑似アイコンで表示される場合、例えば機器がテーブル上に置かれた場合など、垂直配列キーボードを水平配列キーボードに変更することを選択出来る。垂直配列から水平配列に変更する場合、垂直配列のあるセクタに固定されるタッチスクリーンキーボードに表示された疑似シンボルは、他のセクタに固定され、それぞれ水平配列で表示されることが可能である。

キーボードが１組のボタンの場合、垂直配列キーボードと水平配列キーボード共に、ボタンには、及び／またはその近傍に、それぞれのシンボルの表示、例えば文字や図形が表示される。垂直配列キーボードと水平配列キーボードへの変更は、機器がテーブルに置かれている場合などに行われる。
ボタンの表示および機能は配列により異なり、例えば垂直配列において文字「Ａ」を入力する機能を持つボタンは、水平配列では数字「１」を入力する機能を持つ。

シンボル（文字、図、及び他のシンボル）を水平配列したデータ入力用キーボードの１種類を示す図である。シンボルとそれらの配列は例示である。シンボルを垂直配列したデータ入力用キーボードの１種類を示す図である。シンボルとそれらの配列は例示である。キーボードでデータを入力しているときにスクリーンが横方向かつ機器の上方にある、携帯電話（スマートフォン、通信端末）をしめし、ここに１はシンボルを垂直に配列したキーボードを示し、２はスクリーンをしめす。スクリーンの寸法（Ａ）はキーボードの寸法（Ｂ）に達してもよい。キーボードでデータを入力しているときにスクリーンが横方向にある、携帯電話（スマートフォン、通信端末）をしめし、ここに１はシンボルを垂直に配列したキーボードを示し、２はスクリーンをしめす。

本発明の実施は、公知の既存技術及び技術的技法を使用して実現可能である。本発明は、データ入力用キーボードとディスプレイ情報用のスクリーンとの相対的位置が技術レベルから不明なことを利用して、即ちスクリーンを機器（携帯電話、スマートフォン、通信端末）に対して横方向に移動させることにより実現される。スクリーンを横方向に移動させる方法は種々あり、本発明では触れない。

１：キーボード
２：スクリーン
Ａ：スクリーンの寸法
Ｂ：キーボードの寸法

Claims

携帯電話、スマートフォン、通信端末のディスプレイ情報用のスクリーンであって、
前記スクリーンは全部または一部がデータ入力用キーボードと重なっており、
前記キーボード上のシンボルは垂直に配列されている、スクリーンにおいて、
前記スクリーンが横方向に移動される、ことを特徴とするスクリーン。
前記スクリーンが前記携帯電話、スマートフォン、通信端末の本体に対して横方向位置にあるとき、前記スクリーンは、前記本体の横方向かつ上方向の位置として画定される位置に配置される、ことを特徴とする請求項１に記載のディスプレイ情報用のスクリーン。
前記携帯電話、スマートフォン、通信端末のキーボード上の前記シンボルの垂直配列は、水平配列に変更可能である、ことを特徴とする請求項１または請求項２に記載のディスプレイ情報用のスクリーン。
前記携帯電話、スマートフォン、通信端末のキーボード上の前記シンボルの垂直配列を前記水平配列に変更する場合、前記キーボードのボタンの表示と機能も一緒に変更される、ことを特徴とする請求項３に記載のディスプレイ情報用のスクリーン。