JP6102474B2 - 表示装置、入力制御方法、及び入力制御プログラム - Google Patents

表示装置、入力制御方法、及び入力制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、表示装置、入力制御方法、及び入力制御プログラムに関する。
表示装置の画面をタッチすることで情報入力を行うタッチUser Interface(UI)手法が、タブレット端末やスマートフォン、Personal Computer(PC)等で用いられている。表示装置は、ユーザによる指やタッチペン等のポインティングデバイスを用いた表示画面(タッチパネル)へのタッチを受け付けて、各種の入力制御を実行する。
上述のタッチUI手法では、例えばユーザのタッチにより指示される画面上の位置を明確にするため、カーソル(例えば、ガイド用アイコンやポインタともいう)を表示させる。例えば、ユーザが指で画面をタッチしながら所定方向にスライドさせると、カーソルは、そのタッチ位置との相対位置を維持したまま、ユーザの指の動きに合わせて移動する(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2003−186620号公報 特開2002−287904号公報
例えば、上述したカーソルの表示位置と指のタッチ位置との相対位置を変更する場合に、上述した従来手法では、初期設定画面等を表示させてから相対位置を変更する操作が必要になるため、相対位置をスムーズに変更することができない。そのため、従来手法では、変更のための操作の手間や時間が必要となる。
1つの側面では、本発明は、タッチ位置に対するカーソルの表示位置をスムーズに変更することを目的とする。
一態様における表示装置は、画面上のタッチ位置及びタッチ数を取得する取得部と、前記取得部により得られる前記タッチ位置を基準とする相対位置にカーソルを表示し、表示した前記カーソルの位置情報を用いて入力を制御する入力制御部と、前記取得部により2つのタッチ位置が取得された場合に、前記入力制御部による制御を切り替え、第1のタッチ位置に対して第2のタッチ位置を移動させることで前記相対位置を変更する変更部と、を有し、前記変更部は、前記取得部により得られる2つのタッチ位置に対して前記カーソル位置との距離を算出し、算出した前記距離が小さい方のタッチ位置を前記第2のタッチ位置とし、算出した前記距離が大きい方のタッチ位置を前記第1のタッチ位置とすることを有する。
タッチ位置に対するカーソルの表示位置をスムーズに変更することができる。
本実施形態における表示装置の外観の一例を示す図である。 本実施形態における表示装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態における表示装置の機能構成の一例を示す図である。 本実施形態におけるカーソル操作モードでのカーソル操作の一例を示す図である。 本実施形態における相対位置の一例を示す図である。 本実施形態における相対位置の変更操作例1を示す図である。 本実施形態における相対位置の変更操作例2を示す図である。 本実施形態における入力制御処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態における相対位置変更処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態におけるカーソルアイコン変更処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態におけるカーソルアイコンの変更の様子を説明するための図である。
以下、添付図面を参照しながら、実施例について詳細に説明する。
<本実施形態における表示装置の外観例及びハードウェア構成例>
図1は、本実施形態における表示装置の外観の一例を示す図である。図1の例では、本実施形態における表示装置1の一例として、タブレット端末を示している。表示装置1の画面には、タッチパネルディスプレイが採用されている。
表示装置1は、画面上をユーザが指等でタッチ操作したことを受け付けると、そのタッチ位置やタッチ回数、指の移動方向等の入力情報を取得する。このとき、表示装置1は、上述したカーソルを画面に表示し、タッチ等により指示される画面上の位置をユーザに明確に伝えることができる。
表示装置1は、取得した入力情報に対応させて、タッチパネル上に表示されたアイコンやボタンの選択や移動、チェックボックスやテキストボックス等の入力領域の選択、文字入力等の各種の入力制御を実行する。
表示装置1は、電源のON、OFFやスピーカ等から出力される音量の強弱、文字入力等を行う操作ボタンを有していてもよい。ユーザは、画面上で所定の操作を行ったり、上述した操作ボタンを押すことで、画面上にカーソルを出すことができる。
本実施形態における表示装置1は、図1に示すタブレット端末の他、例えばスマートフォン、Personal Digital Assistant(PDA)、電子ボート(電子黒板等)といった情報処理装置に用いることができる。また、表示装置1は、例えばPCやサーバ、ゲーム機器、音楽再生装置等の情報処理装置に用いることができる。
図2は、本実施形態における表示装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図2の例では、表示装置1は、マイクロフォン(以下、マイクという)11と、スピーカ12と、表示部13と、操作部14と、電力部15と、無線部16と、近距離通信部17と、補助記憶装置18と、主記憶装置19と、Central Processing Unit(CPU)20と、ドライブ装置21とを有し、これらはシステムバスBで相互に接続されている。
マイク11は、ユーザが発した音声や、その他の音を入力する。スピーカ12は、通話相手先の音声を出力したり、着信音等の音を出力する。マイク11及びスピーカ12は、例えば、通話機能等により通話相手と会話するとき等に用いられる。
表示部13は、例えばLiquid Crystal Display(LCD)や有機Electro Luminescence(EL)等のディスプレイである。また、表示部13は、例えばディスプレイとタッチパネルとを有するタッチパネルディスプレイ等でもよい。
操作部14は、操作ボタン、タッチパネル等である。操作ボタンは、例えば電源ボタン、音量調整ボタン、その他の操作ボタン(例えば、後述する終了ボタン)である。また、タッチパネルは、ディスプレイとタッチパネルとが重畳されたタッチパネルディスプレイとして構成される。また、タッチパネルとしては、例えば抵抗膜方式や静電容量方式、光学式、電磁誘導方式等を利用することができ、例えばソフトウェアキーボードへのタッチ入力が行える程度のサンプリングレート及び分解能があれば方式は問わない。
電力部15は、表示装置1の各構成に対して電力を供給する。電力部15は、例えばバッテリ等の内部電源であるが、これに限定されるものではない。電力部15は、電力量を常時又は所定の時間間隔で検出し、電力量の残量等を監視することもできる。
無線部16は、例えばアンテナ等を用いて基地局からの無線信号(通信データ)を受信したり、アンテナを介して無線信号を基地局に送信する通信データの送受信部である。
近距離通信部17は、例えば赤外線通信やBluetooth(登録商標)等の通信手法を用いて、外部装置と近距離通信を行う。上述した無線部16及び近距離通信部17は、外部装置とのデータの送受信を可能とする通信インターフェースである。
補助記憶装置18は、例えばHard Disk Drive(HDD)やSolid State Drive(SSD)等のストレージ手段である。補助記憶装置18は、各種のプログラム等を記憶し、必要に応じてデータの入出力を行う。
主記憶装置19は、CPU20からの指示により補助記憶装置18から読み出された実行プログラム等を格納したり、プログラム実行中に得られる各種情報等を記憶する。主記憶装置19は、例えばRead Only Memory(ROM)やRandom Access Memory(RAM)等であるが、これに限定されるものではない。
CPU20は、Operating System(OS)等の制御プログラム、及び主記憶装置19に格納されている実行プログラムに基づいて、各種演算や各ハードウェア構成部とのデータの入出力等、コンピュータ全体の処理を制御することで、画面表示における各処理を実現する。なお、プログラム実行中に必要な各種情報等は、補助記憶装置18から取得し、実行結果等を格納してもよい。
ドライブ装置21は、例えば記録媒体22等を着脱自在にセットすることができ、セットした記録媒体22に記録された各種情報を読み込んだり、所定の情報を記録媒体22に書き込むことができる。ドライブ装置21は、例えば媒体装填スロット等であるが、これに限定されるものではない。
記録媒体22は、上述したように実行プログラム等を格納するコンピュータで読み取り可能な記録媒体である。記録媒体22は、例えばフラッシュメモリ等の半導体メモリであってもよい。また、記録媒体22は、Universal Serial Bus(USB)メモリ等の可搬型記録媒体であってもよいが、これに限定されるものではない。
本実施形態では、上述したコンピュータ本体のハードウェア構成に実行プログラム(例えば、入力制御プログラム等)をインストールすることで、ハードウェア資源とソフトウェアとが協働して本実施形態における表示処理等を実現することができる。また、上述した表示処理に対応する入力制御プログラムは、例えば装置上で常駐している状態であってもよく、起動指示により起動させてもよい。
上述した表示装置1は、一態様として、例えば表示装置一体型のタッチパネルディスプレイを搭載したデバイスと、その上で動作するソフトウェアとを用いて実装される。ソフトウェアの部分は、等価な働きをするハードウェアによって実現されていてもよい。
<本実施形態における表示装置1の機能構成例>
図3は、本実施形態における表示装置の機能構成の一例を示す図である。図3に示す表示装置1は、取得部31と、入力制御部32と、表示制御部33と、変更部34と、記憶部35とを有する。
取得部31は、ユーザによりタッチパネル等の画面上からの各種操作(例えば、タッチ等)の入力を受け付ける。例えば、取得部31は、タッチされた画面上の接触点を検知し、接触点の位置座標を、操作点座標として取得する。更に、取得部31は、上述した画面上のタッチ位置だけでなくタッチ数も取得することができる。例えば、取得部31は、マルチタッチUIとして、同時に複数の接触点を検知し、それぞれの操作点座標を取得することが可能である。
更に、取得部31は、スライド操作(例えば、スワイプやドラッグ等ともいう)に伴って、連続的に操作点座標を取得することができる。スライド操作とは、例えば、タッチパネル上にユーザの指等を接触させたままの状態で、他の位置へ移動させる操作をいう。従って、取得部31が取得する操作点座標は、所定時間毎に変化し続けていることになる。 入力制御部32は、取得部31により取得された操作点座標等に基づいて、ユーザからの各種操作に対する入力制御を実行する。例えば、ユーザにより画面に表示されたボタン上でタッチ操作がなされた場合、入力制御部32は、ボタンの位置座標と操作点座標とを比較し、ボタンの位置座標と操作点座標が重畳する場合には、ボタンが操作されたものと判定し、ボタン押下に対する処理を実行する。
ここで、本実施形態における表示装置1は、上述したカーソルを表示させ、カーソルを用いて操作を行える操作モードを有する(例えば、カーソル操作モードという)。なお、通常の操作状態では、表示装置1の画面にカーソルが表示されていないことがある。その場合、表示装置1は、ユーザから、カーソルを用いた操作を行うために予め設定された所定の操作の入力を受け付け、その入力を検知すると上述したカーソル操作モードに移行する。
カーソル操作モードに移行すると、入力制御部32は、タッチ位置を基準として記憶部35等に記憶されている相対位置にカーソルを位置付けるように制御を行う。また、入力制御部32は、タッチ位置がスライド操作等により移動した場合、タッチ位置とカーソル位置との相対位置を維持しながら、カーソルを移動する。
更に、入力制御部32は、取得部31により得られるタッチ位置及びタッチ数に応じて相対位置を変更する処理、又は、カーソルのアイコンを変更する処理に切り替える制御を行う。
表示制御部33は、タッチパネルの画面上に表示させるアイコンやボタン、入力領域等の位置や形状、大きさ、色等の表示内容を制御する。また、表示制御部33は、上述したカーソルの大きさや色、形状等を制御するが、これに限定されるものではない。
変更部34は、ユーザからの所定の操作に基づき、タッチ位置とカーソル位置との相対位置を変更する。例えば、変更部34は、タッチ位置が固定されたまま、カーソルを移動させる操作を受け付けた場合に、記憶部35に記憶されている相対位置を、タッチ位置と移動操作後のカーソル位置と間の相対位置に変更する。更に、変更部34は、表示されるカーソルの色や形状、大きさ等も変更することができる。
記憶部35は、上述したタッチ位置とカーソル位置との間の相対位置を保持するが、記憶部35が記憶する情報としては、これに限定されるものではない。例えば、記憶部35は、カーソル操作モード移行直後に表示されるカーソルの初期表示位置情報を記憶してもよい。また、記憶部35は、使用中のカーソルの形状や色、大きさ等の情報を記憶したり、ユーザが選択可能な複数のカーソルアイコン(画像)の情報等を記憶してもよい。
記憶部35に記憶された情報は、例えばカーソル操作モード時に読み出され、カーソルの相対位置や形状等の変更時に更新される。記憶部35は、例えば補助記憶装置18等の不揮発メモリにより実現される。
なお、上述の各機能をコンピュータに実行させる実行プログラム(入力制御プログラム)を、表示装置1にインストールすることにより、本実施形態における入力制御処理を実現することができる。
<カーソル操作モードでのカーソル操作例>
図4は、本実施形態におけるカーソル操作モードでのカーソル操作の一例を示す図である。まずユーザは、カーソルを用いて操作をしたい場合、所定の操作を行って、表示装置1を上述したカーソル操作モードに移行させる。
表示装置1は、カーソル操作モード移行直後、図4(a)に示すように、タッチパネル(表示画面)40におけるカーソルの初期表示位置(例えば、画面中央位置付近)等に、カーソル41を表示する。なお、タッチパネル40の左隅には、ユーザがカーソル41を用いて操作したい対象であるボタン42が配置されている。
次に、表示装置1は、タッチパネル40の任意の位置に指Aでタッチを行うと、図4(b)に示すように、カーソル41の表示位置を指Aのタッチ位置と一定の相対位置を維持した位置に移動させる。
ここで、ユーザは、タッチパネル40上のカーソル41を用いてボタン42を操作するため、図4(c)に示すように、指Aをタッチしたままの状態で左方向にスライド移動する。表示装置1は、カーソル41の表示位置を、指Aのタッチ位置との間の相対位置を維持させたまま、移動する指Aの動きに合わせて移動させる。つまり、ユーザは、図4(c)に示すように指Aをタッチパネル40にタッチしたままの状態で左上方向にスライドさせると、スライドにつれて、カーソル41も同期してスライドするので、カーソル41を移動させることができる。
なお、カーソル41がボタン42上まで移動すると、ボタン42は押下可能状態になる。そのため、例えばユーザが指Aでタップを行うことで、表示装置1が、この入力を受け付け、選択されたボタン42を押下する入力制御を実行することができる。
このように、カーソル41を用いての入力操作は、指でのタッチ位置ではなく、カーソル41の表示位置を基準に入力される。つまり、カーソル操作モードは、例えばボタン42のような小さなボタンを押下する等の細かな入力操作を行うような場合に、入力位置が自分の指等で隠れることがないため、誤入力操作を防止することができる。なお、ユーザは、上述した場合に限定されずにカーソル操作モードを使用することができる。
<本実施形態における相対位置の例>
ここで、上述した本実施形態における相対位置について図を用いて説明する。図5は、本実施形態における相対位置の一例を示す図である。本実施形態における相対位置は、図5に示されるように、指やタッチペン等を用いた画面へのタッチ位置を基点とし、カーソルの表示位置への「相対距離」及び「相対方向(相対角度)」の成分により構成される。但し、具体的には、座標を用いて表現することができ、タッチ位置を(0,0)とした場合、相対位置は、(x,y)として特定できる。また、相対位置は、直接的に相対距離(x+y)及び相対方向(例えば、角度θ)の情報で特定してもよい。
なお、相対位置は、後述する相対位置の変更操作がなされない限り、一定の不変値である。これにより、カーソル41の表示位置は、指のタッチ位置との間の一定の相対位置を維持したまま、移動する指の動きに合わせて移動することとなる。
<カーソル操作モードでの相対位置の変更操作例>
次に、カーソル操作モードでの相対位置の変更操作例について図を用いて説明する。
(変更操作例1)
図6は、本実施形態における相対位置の変更操作例1を示す図である。カーソル操作モードにおいて、まずユーザは、図6(a)に示すようにタッチパネル40上の任意の位置を指Aでタッチする。表示装置1は、指Aのタッチを検知すると、そのタッチ位置を取得し、取得した指Aのタッチ位置と一定の相対位置aを維持した位置にカーソル41を表示する。
また、ユーザが指Aをタッチパネル40にタッチしたままの状態でスライド移動させると、表示装置1は、移動するタッチ位置を所定時間間隔又は所定移動量毎に取得する。更に、表示装置1は、指Aのタッチ位置との間の相対位置aを維持したまま、移動する指Aの動きに合わせてタッチパネル40に表示されたカーソル41を移動する。
ここで、相対位置aの変更操作を行う場合、ユーザは、指Aとは別の指Bを用いてタッチパネル40をタッチする。なお、指Bは、図6(b)に示すようにタッチパネル40に表示されたカーソル41上、又はその付近をタッチすることが好ましいが、これに限定されるものではない。表示装置1は、指Aのタッチ位置(第1のタッチ位置)と指Bのタッチ位置(第2のタッチ位置)とタッチ数(2つ)を取得する。
次に、ユーザは、タッチパネル40上の指Aを固定し、指Bをタッチしたままの状態でスライド移動させる。具体的には、ユーザは、図6(c)に示すように指Aを固定したまま、指Aとの幅を広げるように、指Bを矢印方向にスライド移動させる。
これにより、表示装置1は、カーソル41を指Bと共にスライド移動して別位置に移動する。その結果、カーソル41の表示位置と指Aのタッチ位置との間の相対位置は、図6(a)に示す相対位置aから図6(c)に示す相対位置bへと変更される。
その後、ユーザがタッチパネル40上から指A及び指Bを離したり、指A又は指Bを用いてタッチパネル40をダブルタップすることで、表示装置1は、カーソル41の表示位置と指Aのタッチ位置との間の相対位置を確定する。これにより、相対位置aは、新たに変更された相対位置bに変更される。変更後の相対位置bは、記憶部35等に記憶(上書保存)される。
なお、上述した変更操作例1では、例えば指Aを固定したまま、指Aと及び指Bとの幅を狭めるようにスライドさせることで、カーソル41の表示位置と指Aのタッチ位置との間の相対位置を変更してもよい。
上述した変更操作例1では、タッチ位置とカーソル位置との相対距離を変更するために、指Bを水平にスライド移動させているが、これに限定されるものではなく、例えば垂直移動させてもよく、指Aのタッチ位置を基準として所定方向に移動させてもよい。
(変更操作例2)
図7は、本実施形態における相対位置の変更操作例2を示す図である。なお、図7の例では、上述した変更操作例1の操作により、上述した相対位置がaからbに変更されているものとする。
カーソル操作モードにおいて、まずユーザは、図7(a)に示すようにタッチパネル40上の任意の位置を指Aでタッチする。表示装置1は、指Aのタッチを検知すると、そのタッチ位置を取得し、取得した指Aのタッチ位置と一定の相対位置bを維持した位置にカーソル41を表示する。
ここで、相対位置bの変更操作を行う場合、ユーザは、指Aとは別の指Bを用いてタッチパネル40をタッチする。なお、指Bは、図7(b)に示すようにタッチパネル40に表示されたカーソル41上、又はその付近をタッチすることが好ましいが、これに限定されるものではない。表示装置1は、指Aと指Bのタッチ位置を取得する。
次に、ユーザは、図7(c)に示すようにタッチパネル40上の指Aを基点(軸)に指Bを回転させるように、矢印方向にスライド移動させる。
これにより、表示装置1は、カーソル41を指Bと共にスライド移動して別位置に移動する。その結果、カーソル41の表示位置と指Aのタッチ位置との間の相対位置は、図7(a)に示す相対位置bから図7(c)に示す相対位置cへと変更される。
その後、ユーザがタッチパネル40上から指A及び指Bを離したり、指A又は指Bを用いてタッチパネル40をダブルタップすることで、表示装置1は、カーソル41の表示位置と指Aのタッチ位置との間の相対位置を確定する。これにより、相対位置bは、新たに変更された相対位置cに変更される。変更後の相対位置cは、記憶部35等に記憶(上書保存)される。
上述したように、変更操作例1では、カーソル41の表示位置と指Aのタッチ位置との間の「相対距離」を変更したが、変更操作例2では、カーソル41の表示位置と指Aのタッチ位置との間の「相対方向(相対角度)」を変更することができる。本実施形態では、変更操作例1及び変更操作例2の操作を一連の操作として同時に操作することで、カーソル41の表示位置と指Aのタッチ位置との「相対距離」及び「相対方向」を同時に変更することができる。
<カーソル操作モードにおける入力制御処理の一例>
次に、カーソル操作モードにおける入力制御処理について説明する。なお、カーソル操作モードにおける入力制御処理では、「操作点座標」、「表示座標」、「基点座標」、及び「入力座標」が用いられる。
「操作点座標」は、タッチパネルに対してユーザによりタッチ操作された接触点の位置を示す座標である。なお、表示装置1は、マルチタッチUIを有するため、同時に複数の操作点座標(例えば、操作点座標1、操作点座標2・・)が取得される場合もある。「表示座標」は、カーソル41の表示位置を示す座標である。カーソル41は、表示座標で特定される位置に表示される。
「基点座標」は、相対位置を変更操作する際、相対位置を算出するための基点となる固定位置を示す座標である。相対位置は、基点座標と、カーソル位置との相対距離に基づいて算出される。「入力座標」は、表示装置1に対して入力される位置を示す座標である。特に、カーソル操作モードにおいては、カーソルにより入力位置が入力されるので、カーソルの表示座標(位置座標)が入力座標として入力される。なお、通常の操作状態においては、指でのタッチ入力により入力指示が入力されるので、この場合には、操作点座標が入力座標として入力される。
図8は、本実施形態における入力制御処理の一例を示すフローチャートである。図8の例において、表示装置1の入力制御部32は、カーソル操作モードに移行したか否かを判断する(S1)。例えば、タブレット端末やスマートフォン等のタッチUIを採用したデバイスのタッチパネルでは、通常の操作状態において、カーソルは表示されていないことが多い。そのため、表示装置1は、ユーザからの所定の操作の入力を受け付けて、カーソル操作モードに移行する。
S1において、カーソル操作モードに移行していない場合(S1において、NO)、表示装置1の入力制御部32は、S1に戻りカーソル操作モードに移行するまで待機する。また、S1において、カーソル操作モードに移行した場合(S1において、YES)、表示装置1の入力制御部32は、表示座標、操作点座標、基点座標を初期化する。次に、表示装置1の表示制御部33は、初期表示位置にカーソルを表示する(S3)。S3の処理では、例えば表示座標の初期値を画面中央位置の座標とすることで、カーソル操作モード移行直後、画面中央位置にカーソルを表示する(例えば、図4(a)参照)。
次に、表示装置1の入力制御部32は、カーソル操作モードを終了するために予め設定された終了ボタンが押下されたか否かを判断する(S4)。終了ボタンは、例えば表示装置1が有するハードウェアキー(操作ボタン)等の少なくとも1つであるが、これに限定されるものではなく、画面上に設けられていてもよい。
S4において、終了ボタンが押下されていないと判断した場合(S4において、NO)、表示装置1の入力制御部32は、ユーザによりタッチパネル上からのタッチ入力があったか否かを判断する(S5)。例えば、ユーザによりタッチパネル上からのタッチ入力があると、取得部31は、タッチされた接触点を検知し、接触点の位置座標(操作点座標)を取得する。従って、入力制御部32は、取得部31が接触点の位置座標を取得することで、タッチ入力がなされたと判断することができる。
S5において、タッチ入力があったと判断した場合(S5において、YES)、表示装置1の入力制御部32は、タッチの種類がダブルタップか否かを判断する(S6)。例えば、入力制御部32は、取得部31により所定時間以内に2回の操作点座標が取得された場合、タッチ入力がダブルタップであると判断することができる。なお、ダブルタップは、終了ボタン押下された場合と同様、カーソル操作モードを終了するための操作の一例である。そのため、S6の処理では、他の操作を検知してカーソル操作モードを終了させてもよい。
タッチ入力がダブルタップでないと判断した場合(S6において、NO)、表示装置1の入力制御部32は、タッチ入力のタッチ数が1つか否かを判定する(S7)。上述したように、表示装置1は、マルチタッチUIのため、同時に複数の接触点を検知し、それぞれの操作点座標を取得することができる。そのため、入力制御部32は、取得部31により同時に取得された操作点座標の数により、タッチ入力のタッチ数を取得することができる。
S7において、タッチ数が1つでない場合(S7において、NO)、表示装置1の入力制御部32は、タッチ入力のタッチ数が2つか否かを判断する(S8)。タッチ数が2つでない場合(S8において、NO)、入力制御部32は、タッチ数が3つ以上であるため、S4の処理に戻る。また、タッチ数が2つの場合(S8において、YES)、入力制御部32は、タッチ位置とカーソル位置と間の相対位置を変更する指示が入力されたものとして、相対位置変更処理を行う(S9)。S9の相対位置変更処理の具体例については後述する。
また、S7において、タッチ数が1つである場合(S7において、YES)、表示装置1の入力制御部32は、カーソルがタッチされたか否かを判断する(S10)。S10の処理において、入力制御部32は、例えばタッチ入力された操作点座標とカーソルの表示座標とを比較し、操作点座標が表示座標と一致する場合に、カーソルをタッチしたと判断する。なお、入力制御部32は、操作点座標が表示座標に完全一致しなくても、操作点座標が表示座標の所定の近傍範囲(表示座標付近)に含まれる場合にも、カーソルをタッチしたと判断してもよい。S10の処理では、ユーザがカーソルに対するタッチ入力意思の有無を判断できればよいため、多少のタッチズレは許容される。
S10において、カーソルがタッチされた場合(S10において、YES)、表示装置1の入力制御部32は、タッチ入力によるタッチが長押しであるか否かを判断する(S11)。S11の処理において、入力制御部32は、例えば同一の操作点座標が一定時間以上取得され続けている場合に、タッチが長押しされたと判断するが、これに限定されるものではない。
S11において、タッチが長押しである場合(S11において、YES)、表示装置1の表示制御部33は、カーソルアイコンを変更する指示が入力されたものとして、カーソルアイコン変更処理を行う(S12)。S12のカーソル変更処理の具体例については後述する。また、タッチが長押しでない場合(S11において、NO)、表示装置1の表示制御部33は、S4の処理に戻る。
S10において、カーソルがタッチされていない場合(S10において、YES)、表示装置1の入力制御部32は、タッチ入力された操作点座標と相対距離を維持した位置を表示座標に入力する(S13)。S13の処理において、入力制御部32は、相対距離を記憶部35より取得し、操作点座標と相対距離とに基づいてカーソルを表示すべき位置座標を算出し、算出した位置座標を表示座標に入力する。これにより、カーソルは、タッチ入力された操作点座標と相対距離を維持した位置に表示される。
また、入力制御部32は、ユーザによりタッチ位置がスライド操作等により移動操作された場合、即ちタッチ入力された操作点座標が移動した場合には、タッチ位置とカーソル位置と間の相対位置を維持しながら、カーソルを表示すべき位置座標を算出する。また、入力制御部32は、算出した位置座標を表示座標に入力する。これにより、カーソルは、タッチ入力された操作点座標と相対距離を維持した位置に表示される(例えば、図4参照)。
また、上述のS4において、カーソル操作モードを終了するための終了ボタンが押下された場合(S4において、YES)、表示装置1の入力制御部32は、カーソルの表示座標を入力座標として入力制御を行う(S14)。また、上述のS6において、タッチ入力がダブルタップである場合(S6において、YES)、同様に、表示装置1の入力制御部32は、カーソルの表示座標を入力座標として入力制御を行う(S14)。例えば、ユーザによりカーソルを用いて、ボタンのタッチ操作がなされた場合、入力制御部32は、ボタンの位置座標と入力座標とを比較し、ボタンの位置座標と入力座標が一致する場合には、ボタンが操作されたものと判断し、ボタン押下操作を実行する。
次に、表示装置1の入力制御部32は、カーソル操作モードの終了処理を行う(S15)。S15の処理において、入力制御部32は、例えば通常の操作状態において、カーソルを使用しない場合に、例えばタッチパネルのカーソルを非表示にする等の処理を行うが、これに限定されるものではない。
<相対位置変更処理例(S9)>
図9は、本実施形態における相対位置変更処理の一例を示すフローチャートである。なお、図9は、上述したS9の相対位置変更処理の具体例を説明するものである。
図9の例において、表示装置1の変更部34は、2つのタッチ入力のうち、何れか片方がカーソルにタッチされたか否かを判断する(S21)。S21の処理において、表示装置1の変更部34は、例えば2つの操作点座標とカーソルの表示座標とを比較し、何れか片方の操作点座標が表示座標に一致する場合、何れか片方のタッチ入力がカーソルにタッチされたものと判断する。なお、変更部34は、上述した操作点座標が表示座標を基準した所定の近傍範囲に含まれる場合に、何れか片方のタッチ入力がカーソルにタッチされたものと判断してもよい。
S21において、何れか片方のタッチ入力がカーソルにタッチされたものであると判断した場合(S21において、YES)、表示装置1の変更部34は、カーソルにタッチ入力された操作点座標(操作点座標1とする)を表示座標に入力する。更に、偏後部34は、残る操作点座標(操作点座標2とする)を基点座標に入力する(S22)。これにより、カーソルは、カーソルに対してタッチ入力された方の操作点座標1に表示される(例えば、図6(b)参照)。
また、S21において、何れか片方のタッチ入力がカーソルにタッチされたものでないと判断した場合(S21において、NO)、どちらの操作点座標を基点座標に入力すべきか判断する必要がある。そのため、表示装置1の変更部34は、操作点座標毎に、表示座標との距離をそれぞれ算出する(S23)。
次に、表示装置1の変更部34は、表示座標と距離が小さい方の操作点座標(操作点座標1とする)を表示座標に入力し、表示座標と距離が大きい方の操作点座標(操作点座標2とする)を基点座標に入力する(S24)。
つまり、S23及びS24の処理では、カーソルの表示位置に遠い方にタッチされた操作点座標2を指Aとし、近い方にタッチされた操作点座標を指Bとして処理する(例えば、図6(a)、(b)参照)。これにより、カーソルは、タッチ入力された2つの操作点座標のうち、カーソルに近い方の操作点座標1に表示される(例えば、図6(b)参照)。なお、2つのタッチ入力のうち、カーソルに近い方にタッチされた操作点座標を指Bとするのは、ユーザのカーソルに対する多少のタッチズレを許容するためである。
上述したS22又はS24の終了後、表示装置1の変更部34は、操作点座標1に変化があったか否かを判断する(S25)。ここで、操作点座標1は、タッチされた2つの操作点座標のうち、カーソルに対応付けられた座標である。従って、ユーザが相対位置を変更しようとする場合には、カーソルに対応するタッチ位置の移動に伴って、操作点座標1の値が変化する(例えば、図6(c)参照)。
S25において、操作点座標1に変化があった場合(S25において、YES)、表示装置1の変更部34は、移動した操作点座標1を表示座標に入力する(S26)。なお、表示座標は、カーソルの表示位置である。従って、カーソルは、移動するタッチ位置と共に移動しながら表示される(例えば、図6(c)参照)。
S26の終了後、又は、上述したS25において、操作点座標1に変化がない場合(S25において、NO)、表示装置1の変更部34は、2つのタッチ入力が継続中であるか否かを判断する(S27)。S27の処理において、表示装置1の変更部34は、例えば取得部31により得られるタッチ数が2つの場合に2つのタッチ入力が継続中であると判断することができるが、これに限定されるものではない。
S27において、2つのタッチ入力が継続中の場合(S27において、YES)、表示装置1の変更部34は、相対位置の変更操作が継続中であると判断し、S25に戻る。また、2つのタッチ入力が継続中でない場合(S27において、NO)、表示装置1の変更部34は、この時点での表示位置と基点座標の間の相対位置を算出し、算出した相対位置を、新たに変更された相対位置として記憶部35等に記憶(上書保存)する。なお、2つのタッチ入力が継続中でない場合とは、例えばユーザが指A又は指Bの一方又は両方を画面から離した場合等であるが、これに限定されるものではない。
以上の相対位置変更処理の一態様によれば、ユーザは、カーソル位置と異なるタッチ位置を基点としつつ、カーソルへのタッチ操作によりカーソル位置を移動操作することで、タップ位置とカーソル位置間の相対位置をスムーズに変更することができる。
<カーソルアイコン変更処理例(S12)>
図10は、本実施形態におけるカーソルアイコン変更処理の一例を示すフローチャートである。なお、図10は、上述したS10のカーソルアイコン変更処理の具体例を説明するものである。また、図11は、カーソルアイコンの変更の様子を説明するための図である。
図10の例において、表示装置1の表示制御部33は、カーソルアイコンの設定一覧を表示する(S31)。S31の処理において、表示装置1の表示制御部33は、例えば図11(a)に示すように、タッチパネル40(表示装置1の画面)にカーソルアイコン設定一覧50を表示する。カーソルアイコン設定一覧50には、カーソル名称と、表示されるカーソルの画像情報(例えば形状、色等)が表示されるが、これに限定されるものではない。カーソルアイコン設定一覧50に表示される各種情報は、記憶部35に予め記憶されている。
次に、表示装置1の表示制御部33は、図11(a)のように表示されたカーソルアイコン設定一覧50からカーソルアイコンが選択されたか否かを判断する(S32)。S32の処理において、表示制御部33は、図11(b)に示すように、例えばタッチパネルに表示されたカーソルアイコン設定一覧50のうち、何れか1つのカーソルアイコンの領域を指でタッチして選択することができるがこれに限定されるものではない。
S32において、カーソルアイコンが選択されていない場合(S32において、NO)、表示装置1の表示制御部33は、S32の処理に戻り、カーソルアイコンが選択されるまで待機する。なお、表示装置1の表示制御部33は、カーソルアイコン設定一覧50が表示されてから所定時間経過後もカーソルアイコンの選択がない場合、カーソルアイコン設定一覧50を画面から消去して処理を終了してもよい。
また、S32において、カーソルアイコンが選択された場合(S32において、YES)、表示装置1の表示制御部33は、図11(c)に示すように、表示中のカーソル41を選択されたカーソル41'に変更する(S33)。図11(c)の例では、タッチパネル40に、選択されたカーソルアイコンによるカーソル41'が表示されているが、表示位置はこれに限定されるものではない。
以上のカーソルアイコン変更処理の一態様によれば、ユーザは、カーソルへのタッチ操作により、表示されるカーソルアイコン画像をスムーズに変更することができる。
上述した実施形態の一態様によれば、タッチ位置に対するカーソルの表示位置をスムーズに変更することができる。具体的には、カーソルの表示位置と指等のタッチ位置との間の相対位置をスムーズに変更することができる。なお、上述の実施形態では、ユーザの指を用いて画面をタッチする例を示しているが、これに限定されるものではなく、例えばタッチペン等のポインティングデバイスによるタッチでもよい。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、上記変形例以外にも種々の変形及び変更が可能である。
なお、以上の実施例に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
画面上のタッチ位置及びタッチ数を取得する取得部と、
前記取得部により得られる前記タッチ位置を基準とする相対位置にカーソルを表示し、表示した前記カーソルの位置情報を用いて入力を制御する入力制御部と、
前記取得部により2つのタッチ位置が取得された場合に、前記入力制御部による制御を切り替え、第1のタッチ位置に対して第2のタッチ位置を移動させることで前記相対位置を変更する変更部と、
を有することを特徴とする表示装置。
(付記2)
前記変更部は、
前記第2のタッチ位置の移動により、前記第1のタッチ位置を基点として前記カーソルを表示する距離又は方向を変更することを特徴とする付記1に記載の表示装置。
(付記3)
前記入力制御部は、
前記取得部により得られるタッチ位置及びタッチ数に応じて前記相対位置を変更する処理、又は、前記カーソルのアイコンを変更する処理に切り替えることを特徴とする付記1又は2に記載の表示装置。
(付記4)
前記変更部は、
前記取得部により得られる2つのタッチ位置に対して前記カーソル位置との距離を算出し、算出した前記距離が小さい方のタッチ位置を前記第2のタッチ位置とし、算出した前記距離が大きい方のタッチ位置を前記第1のタッチ位置とすることを特徴とする付記1又は2に記載の表示装置。
(付記5)
前記入力制御部は、
前記取得部により得られるタッチ数が1つであり、更に前記タッチ位置が前記カーソルの表示位置に所定時間以上存在する場合に、前記カーソルのアイコンを変更する処理に切り替えることを特徴とする付記3に記載の表示装置。
(付記6)
前記カーソルのアイコンを変更する処理において、予め設定された複数のカーソルアイコン一覧を前記画面上に表示し、表示した前記複数のカーソルアイコンの中から選択されたカーソルアイコンを用いて前記カーソルを表示する表示制御手段を有することを特徴とする付記3に記載の表示装置。
(付記7)
表示装置が、
画面上のタッチ位置及びタッチ数を取得し、
取得した前記タッチ位置を基準とする相対位置にカーソルを表示し、
表示した前記カーソルの位置情報を用いて入力を制御し、
2つのタッチ位置が取得された場合に、前記制御を切り替え、第1のタッチ位置に対して第2のタッチ位置を移動させることで前記相対位置を変更することを特徴とする入力制御方法。
(付記8)
画面上のタッチ位置及びタッチ数を取得し、
取得した前記タッチ位置を基準とする相対位置にカーソルを表示し、
表示した前記カーソルの位置情報を用いて入力を制御し、
2つのタッチ位置が取得された場合に、前記制御を切り替え、第1のタッチ位置に対して第2のタッチ位置を移動させることで前記相対位置を変更する、処理をコンピュータに実行させるための入力制御プログラム。
1 表示装置
11 マイク
12 スピーカ
13 表示部
14 操作部
15 電力部
16 無線部
17 近距離通信部
18 補助記憶装置
19 主記憶装置
20 CPU
21 ドライブ装置
22 記録媒体
31 取得部
32 操作制御部
33 表示制御部
34 変更部
35 記憶部
40 タッチパネル
41 カーソル
50 カーソルアイコン設定一覧

Claims (5)

  1. 画面上のタッチ位置及びタッチ数を取得する取得部と、
    前記取得部により得られる前記タッチ位置を基準とする相対位置にカーソルを表示し、表示した前記カーソルの位置情報を用いて入力を制御する入力制御部と、
    前記取得部により2つのタッチ位置が取得された場合に、前記入力制御部による制御を切り替え、第1のタッチ位置に対して第2のタッチ位置を移動させることで前記相対位置を変更する変更部と、を有し、
    前記変更部は、
    前記2つのタッチ位置に対して前記カーソル位置との距離を算出し、算出した前記距離が小さい方のタッチ位置を前記第2のタッチ位置とし、算出した前記距離が大きい方のタッチ位置を前記第1のタッチ位置とすることを有することを特徴とする表示装置。
  2. 前記変更部は、
    前記第2のタッチ位置の移動により、前記第1のタッチ位置を基点として前記カーソルを表示する距離又は方向を変更することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記入力制御部は、
    前記取得部により得られるタッチ位置及びタッチ数に応じて前記相対位置を変更する処理、又は、タッチ入力によるタッチが長押しであるか否かに応じて前記カーソルのアイコンを変更する処理に切り替えることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 表示装置が、
    画面上のタッチ位置及びタッチ数を取得し、
    取得した前記タッチ位置を基準とする相対位置にカーソルを表示し、
    表示した前記カーソルの位置情報を用いて入力を制御し、
    2つのタッチ位置が取得された場合に、前記制御を切り替え、第1のタッチ位置に対して第2のタッチ位置を移動させることで前記相対位置を変更し、
    前記相対位置を変更する手順は、
    前記2つのタッチ位置に対して前記カーソル位置との距離を算出し、算出した前記距離が小さい方のタッチ位置を前記第2のタッチ位置とし、算出した前記距離が大きい方のタッチ位置を前記第1のタッチ位置とすることを特徴とする入力制御方法。
  5. 画面上のタッチ位置及びタッチ数を取得し、
    取得した前記タッチ位置を基準とする相対位置にカーソルを表示し、
    表示した前記カーソルの位置情報を用いて入力を制御し、
    2つのタッチ位置が取得された場合に、前記制御を切り替え、第1のタッチ位置に対して第2のタッチ位置を移動させることで前記相対位置を変更し、
    前記相対位置を変更する処理は、
    前記2つのタッチ位置に対して前記カーソル位置との距離を算出し、算出した前記距離が小さい方のタッチ位置を前記第2のタッチ位置とし、算出した前記距離が大きい方のタッチ位置を前記第1のタッチ位置とする、処理をコンピュータに実行させるための入力制御プログラム。
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