JP2011513757A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 角度測定システムにおいて、第一部品グループ（１）と第二部品グループ（２）を含んでおり、第一部品グループ（１）が第二部品グループ（２）に対して相対的に、軸（Ａ）を中心に回転自在で支承されており、そして
   第一部品グループ（１）が、軌道面（１．１４）を備えたリング（１．１）と角度スケール（１．２１）を有しており、
   第二部品グループ（２）が、角度スケール（１．２）を走査するセンサ（２．２）および、走査により発生可能なセンサ（２．２）の信号を演算する電子回路（２．３１）を備えたプリント基板（２．３）を有しており、
   更に第二部品グループ（２）は、塊の状態のリング（２．１）を含み、
   そのリングに別の軌道面（２．１４）が配設されており、そして
   そのリングが、プリント基板（２．３）を収容するための第一切り取り部（２．１１）および、電気導線（２．４）を収容するための第二切り取り部（２．１２）を有しており、
   その電気導線（２．４）が、センサ（２．３）から間隔をおいて配設された電子回路（２．３１）と、センサ（２．２）を電気的に接続しており、
   前記第一切り取り部（２．１１）が前記リング（２．１）の外周に開口を有し、第一切り取り部（２．１１）が、プリント基板（２．３）を軸（Ａ）に向かう方向で第一切り取り部（２．１１）の中に挿入できるように構成されており、
   第二部品グループ（２）のリング（２．１）にある第一切り取り部（２．１１）の長さ（Ｈ）が、軸（Ａ）に対して平行な方向で、円周方向における第一切り取り部（２．１１）の長さ（Ｕ）と較べて大きい、ことを特徴とする角度測定システム。
2. 請求項１に記載の角度測定システムにおいて、
   第二部品グループ（２）のリング（２．１）が、センサ（２．２）を収容するための第三切り取り部（２．１３）を有している、ことを特徴とする角度測定システム。
3. 前記請求項１又は２に記載の角度測定システムにおいて、
   第二部品グループ（２）のリング（２．１）が、金属製リングとして、特に鋼製リングとして構成されている、ことを特徴とする角度測定システム。
4. 前記請求項１〜３のいずれかに記載の角度測定システムにおいて、
   第一切り取り部（２．１１）の長さ（Ｈ）が、第二切り取り部（２．１２）の長さ（ｈ）と較べて、それぞれ軸（Ａ）に対して平行な方向に関して大きい、ことを特徴とする角度測定システム。
5. 前記請求項１〜４のいずれかに記載の角度測定システムにおいて、
   電気導線（２．４）が、異なった外寸（Ｂ，ｄ）を備えた断面を有しており、そこで電気導線（２．４）の大きい方の外寸（Ｂ）が軸（Ａ）に平行な方向に配設されている、ことを特徴とする角度測定システム。
6. 前記請求項１〜５のいずれかに記載の角度測定システムにおいて、
   第三切り取り部（２．１３）が、センサ（２．２）を軸（Ａ）から離れて行く方向で第三切り取り部（２．１３）の中に挿入できるように構成されている、ことを特徴とする角度測定システム。
7. 前記請求項１〜６のいずれかに記載の角度測定システムにおいて、
   角度スケール（２．１２）が、方向要素を使って軸（Ａ）に平行に並んでいる、ことを特徴とする角度測定システム。
8. 前記請求項１〜７のいずれかに記載の角度測定システムにおいて、
   角度スケール（１．２）が、異なった磁気極性を有する範囲で構成されている、ことを特徴とする角度測定システム。
9. 請求項８に記載の角度測定システムにおいて、
   センサ（２．２）が、ＭＲセンサまたはホールセンサとして構成されている、ことを特徴とする角度測定システム。
10. 前記請求項１〜９のいずれかに記載の角度測定システムにおいて、
    第一部品グループ（１）と第二部品グループ（２）および転動体（３）が、第一部品グループ（１）と第二部品グループ（２）が軸方向で互いに隙間なしで配設されるように構成されている、ことを特徴とする角度測定システム。
11. 前記請求項１〜１０のいずれかに記載の角度測定システムにおいて、
    第一部品グループ（１）と第二部品グループ（２）がそれぞれ二つの軌道面（１．１４、２．１４）を有し、その間にそれぞれ転動体（３）が配設されており、そこで角度スケール（１．２１）が、軸方方向でこの軌道面（１．１４、２．１４）の間に配設されている、ことを特徴とする角度測定システム。