JP2011507411A - 異なる時間にベストエフォートトラフィック動作モードおよびQoSトラフィック動作モードで動作することが可能なアクセス端末においてハンドオフ決定を行うための方法および装置 - Google Patents

異なる時間にベストエフォートトラフィック動作モードおよびQoSトラフィック動作モードで動作することが可能なアクセス端末においてハンドオフ決定を行うための方法および装置 Download PDF

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Abstract

たとえば、それぞれベストエフォート動作モードおよびQoS動作モードで動作するときに、ベストエフォートトラフィックとQoSトラフィックの両方をサポートすることができるアクセス端末においてハンドオフ決定を行うための方法および装置について説明する。アクセス端末は、QoSサービスのために利用されていない通信リソースの部分を示すインジケータと接続ポイントによってサポートされているベストエフォートユーザの数を示す情報とを受信する。QoSモード動作中に、アクセス端末の最小QoS要求をサポートすることができる接続ポイントへの接続が特定され、次いで、特定されたセットの中から、アクセス端末からの最も多くのベストエフォートトラフィックをサポートする接続を与えることができる接続ポイントが選択される。ベストエフォートモード動作では、アクセス端末は、ベストエフォートトラフィックのアクセス端末に最大量のスループットを与える接続ポイント接続を選択する。

Description

関連出願
本出願は、2007年12月13日に出願され、弁理士整理番号第072046P1号による出願で識別された米国特許仮出願第61/013,621号、2007年12月13日に出願され、弁理士整理番号第072047P1号による出願で識別された米国特許仮出願第61/013,624号、および2008年2月7日に出願された米国特許仮出願第61/026,980号の優先権の利益を主張する。上記で識別された特許出願の各々は、それらの全体が参照により明白に本明細書に組み込まれる。
様々な実施形態は、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、ベストエフォートトラフィック動作モードおよびサービス品質トラフィック動作モードをサポートするワイヤレス通信デバイスにおいてハンドオフ決定を行うための方法および装置に関する。
様々なワイヤレス通信システムでは、いくつかの異なる基地局接続ポイントを、アクセス端末が同時に利用可能である。異なる利用可能な基地局接続ポイントのいくつかは、異なるキャリアおよび/またはセクタに対応することができる。アクセス端末と異なる利用可能な接続ポイントとの間の通信能力は、たとえば、アクセス端末位置、送信信号強度、チャネル利得、干渉、ノイズなどに応じて、異なる時間で異なる接続ポイントに対して異なることが予想できる。さらに、接続ポイント負荷状態は、システム全体にわたって、および時間とともに変化することが予想できる。
ワイヤレス通信システム中の異なるエンドユーザは、たとえば、トラフィックの量、トラフィックのタイプおよび/またはデバイス能力に応じて異なるニーズを一般に有する。さらに、異なるエンドユーザは、サービスプロバイダの観点から、異なって規定される契約を結ぶ。異なるデータ転送レート要求および/または異なる待ち時間要求は、所与の時間に様々なユーザに対応することができる。
スループットを最大にし、ユーザ経験を向上させるために複数の代替接続ポイントを含むシステムにおいて、利用可能なエアリンクリソースを効率的に利用できることが望ましい。そのようなシステムにおける負荷分散は、重要な問題である。異なるデバイスニーズおよび/または異なるサービスレベルを考慮に入れながらワイヤレス通信システムにおける負荷分散を可能にするハンドオフ機構が必要である。負荷分散に対する集中型システム制御ノード手法は、たとえば、システムアーキテクチャ、制御シグナリングオーバーヘッドおよび/または制御シグナリング遅延により、実装には実用的または効率的ではないことがある。
モバイルアクセス端末は、潜在的な代替接続ポイントに関してその現在のチャネル状態を評価するために最良の状況にあるとすることができる。上記の議論に基づいて、ワイヤレス通信システムにおける負荷分散を可能にする、新規のアクセス端末ベースのハンドオフ決定方法および装置が必要である。アクセス端末が負荷分散に役立つインテリジェントハンドオフ決定を行うために、追加の基地局情報が利用可能であると有利である。したがって、アクセス端末ベースのハンドオフ決定およびシステム負荷分散を可能にする情報を与える新規の基地局方法および装置が必要である。
たとえば、それぞれベストエフォート動作モードおよびQoS動作モードで動作するときに、ベストエフォートトラフィックとQoSトラフィックの両方をサポートすることができるアクセス端末、たとえば、ワイヤレスモバイルノードにおいてハンドオフ決定を行うための方法および装置について説明する。アクセス端末は、QoSサービスのために利用されていない通信リソースの部分を示すインジケータと接続ポイントによってサポートされているベストエフォートユーザの数を示す情報とを受信する。QoSモード動作中に、アクセス端末の最小QoS要求をサポートすることができる接続ポイントへの接続が特定され、次いで、特定されたセットの中から、アクセス端末に対して最も多くのベストエフォートトラフィックをサポートする接続を与えることができる接続ポイントが選択される。ベストエフォートモード動作では、アクセス端末は、ベストエフォートトラフィックのアクセス端末に最大量のスループットを与える接続ポイント接続を選択する。
いくつかの実施形態によれば、アクセス端末においてハンドオフ判断を行う例示的な方法は、複数の接続ポイントの各々について、QoSサービスのために利用されていない前記接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を示す個々の接続ポイントに関するインジケータを受信することと、様々な接続ポイントに対応する受信したインジケータに基づいてハンドオフ決定を行うことと、を備える。
例示的なアクセス端末は、いくつかの実施形態によれば、複数の接続ポイントの各々について、QoSサービスのために利用されていない前記接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を示す個々の接続ポイントに関するインジケータを受信するためのワイヤレス受信機と、異なる接続ポイントに対応する受信したインジケータに基づいてハンドオフ決定を行うためのハンドオフ決定モジュールと、を備える。
様々な実施形態によれば、基地局を動作させる例示的な方法は、前記基地局中に含まれる個々の接続ポイントに関するインジケータを生成することと、なお、前記インジケータは、QoSサービスのために利用されていない前記接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を示し、前記生成されたインジケータを搬送する信号を無線で送信することと、を備える。
いくつかの実施形態では、例示的な基地局は、前記基地局中に含まれる個々の接続ポイントに関するインジケータを生成するためのリソース部分インジケータ生成モジュールと、なお、前記インジケータは、QoSサービスのために利用されていない前記接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を示し、信号を無線で送信するためのワイヤレス送信機モジュールと、前記生成されたインジケータを搬送する信号の無線での送信を制御するためのリソース部分インジケータ信号送信制御モジュールと、を備える。
上記の概要で様々な実施形態について論じたが、必ずしもすべての実施形態が同じ特徴を含むわけではなく、上述の特徴のいくつかは、必要ではないが、いくつかの実施形態では望ましいことが理解されるべきである。多数の追加の特徴、実施形態および様々な実施形態の利益について、以下の詳細な説明において論じる。
例示的な実施形態による、例示的なワイヤレス通信システムの図。 図2Aと図2Bとの結合を示す図。 例示的な実施形態による、アクセス端末、たとえば、モバイルノードなどワイヤレス端末を動作させる例示的な方法のフローチャート。 例示的な実施形態による、アクセス端末、たとえば、モバイルノードなどワイヤレス端末を動作させる例示的な方法のフローチャート。 例示的な実施形態による、アクセス端末、たとえば、モバイルノードなどワイヤレス端末においてハンドオフ決定を行う例示的な方法のフローチャート。 例示的な実施形態による、例示的なアクセス端末、たとえば、ワイヤレスモバイルノードの図。 ハンドオフ方法の一例を示すために使用される図。 ハンドオフ方法の一例を示すために使用される図。 ハンドオフ方法の別の例を示すために使用される図。 例示的な実施形態による、基地局を動作させる例示的な方法のフローチャート。 例示的な実施形態による例示的な基地局の図。 負荷情報のために使用される例示的な量子化器の入出力関係を示す図。 1つの例示的なサービスレベル指示メトリック関数のために使用される近似を示すグラフ。 リソース部分インジケータベースのハンドオフを利用することが有益であるいくつかのOFDM実施形態において使用される、例示的なマルチキャリア多電力レベルマルチセクタ展開方式を示す図。
図1は、例示的な実施形態による例示的なワイヤレス通信システム100の図である。例示的なワイヤレス通信システム100は、複数の基地局(基地局1 102、基地局2 104、基地局3 106、・・・、基地局N108)と、複数の他のネットワークノード、たとえば、ルータ(110、111)とを含む。基地局(102、106、108)は、それぞれネットワークリンク(118、122、124)を介してネットワークノード110に結合される。基地局104は、ネットワークリンク120を介してネットワークノード111に結合される。ネットワークノード(110、111)は、ネットワークリンク121を介して互いに結合され、それぞれネットワークリンク(126、127)を介して他のネットワークノード、たとえば、他の基地局、ルータ、AAAノード、ホームエージェントノードなど、および/またはインターネットに結合される。ネットワークリンク(118、120、121、122、124、126、127)は、たとえば、光ファイバリンクである。他のネットワークトポロジが可能であり、他の実施形態ではバックホールネットワークにおいて使用される。
ワイヤレス通信システム100はまた、複数のアクセス端末(アクセス端末1 112、・・・、アクセス端末N 114)を含む。アクセス端末は、たとえば、システム全体にわたって移動し、基地局の接続ポイントとのワイヤレス通信接続を確立および維持することができるワイヤレスモバイルノードなど、ワイヤレス端末である。アクセス端末(112、・・・、114)は、ベストエフォートおよびサービス品質(QoS)トラフィック動作モードをサポートする。アクセス端末1 112は、現在、基地局1 112の接続ポイントとのワイヤレス接続を有し、アクセス端末1 112は、受信した接続ポイントの部分通信リソース利用可能性インジケータに基づいて、少なくともいくつかのハンドオフ決定を行う。いくつかのハンドオフ決定は、受信した電力レベルインジケータ信号と、ベストエフォートユーザの数を示す受信情報と、部分通信リソース利用可能性インジケータとに応じて行われる。いくつかの実施形態では、ハンドオフ決定は、アクセス端末がベストエフォートモードであるかQoSモードであるかによって別様に実行される。
各基地局は1つまたは複数の接続ポイントを含む。接続ポイントは、基地局、基地局セクタおよびキャリアの組合せに対応する。様々なタイプの基地局はシングルセクタシングルキャリア基地局、シングルセクタマルチキャリア基地局、マルチセクタシングルキャリア基地局、セクタ当たり単一のキャリアを使用するマルチセクタマルチキャリア基地局、セクタ当たり1つまたは複数のキャリアを使用するマルチセクタマルチキャリア基地局、およびセクタ当たり複数のキャリアを使用するマルチセクタマルチキャリア基地局を含むことが可能である。
図2は、例示的な実施形態による、アクセス端末、たとえば、モバイルノードなどワイヤレス端末を動作させる例示的な方法のフローチャート200である。ステップ202において、例示的な方法の動作を開始し、アクセス端末が電源投入および初期化され、並列に実行されるステップ204、206および208に進む。
継続的に実行されるステップ204において、アクセス端末は、潜在的な接続に対応する接続ポイントから電力基準信号を受信する。電力基準信号は、たとえば、所定の既知の電力で送信されるビーコン信号である。動作は、ステップ204からステップ205に進み、アクセス端末は、各受信した電力基準信号に対応する受信電力および/またはSINRを決定する。潜在的な接続に対応する様々な接続ポイントに対応する情報のセットを含む情報207(AP1:PWRREF,SINR、AP2:PWRREF,SINR、・・・、APN:PWRREF,SINR)は、ステップ205の出力であり、ステップ210への入力として使用する。いくつかの実施形態では、情報207を、ステップ212およびステップ216のうちの1つまたは複数への入力としても使用する。
継続的に実行されるステップ206において、アクセス端末は、潜在的な接続に対応する接続ポイントからベストエフォートユーザの数(NBE)を伝達する情報と、サービス品質(QoS)ユーザによって使用されていないリソースの部分(F)を示す情報とを受信する。潜在的な接続に対応する様々な接続ポイントに対応する情報のセットを含む情報209(AP1:NBE,F、AP2:NBE,F、・・・、APN:NBE,F)は、ステップ206の出力であり、ステップ210とステップ212とステップ216とへの入力として使用する。
いくつかの実施形態では、個々の接続ポイントについてQoSサービスのために使用されていない通信リソースの部分を示す情報はインジケータであり、通信リソースは、APにおける時間、周波数、および/または空間である。いくつかの実施形態では、通信リソースは、トラフィックデータの通信用である。
ステップ208において、アクセス端末は、QoS要求がアクセス端末に対して有効か否かを判断する。アクセス端末がQoSモードである場合、動作は、ステップ208からステップ210に進むが、アクセス端末がベストエフォートモードである場合、動作はステップ208からステップ212に進む。
ステップ210では、アクセス端末は、各潜在的な接続に対応する部分(F)を使用してATのQoS要求を満たす接続を与えることができる接続ポイント(AP)のセットを特定する。いくつかの実施形態では、レート要求、たとえば、最小データ転送レート要求はQoS要求の一部として含まれ、アクセス端末はサブステップ214を実行し、アクセス端末は、検討されている接続ポイントごとに、最小許容データ転送レートをサポートすることができるかどうかを判断する。たとえば、アクセス端末は、(接続ポイントの帯域幅)×(その接続ポイントのQoSユーザによって使用されていないリソースの部分)×(ノイズおよび干渉の関数であるスケーリング係数)が、(QoS要求をサポートするための指定された最小データ転送レート)よりも大きいまたはそれに等しいかどうかを検査する。一例では、検査は、BW F Log(1+SINR)≧RQoSMINであるかどうかをテストする。アクセス端末のための信号対干渉およびノイズ比(SINR)は、ステップ204の受信した基準電力信号の測定を使用して決定される。
いくつかの実施形態では、ステップ210において使用されるQoS要求は、送信より前に待ち行列に記憶することができる最大時間データを示す最大待ち行列遅延要求である。いくつかのそのような実施形態では、アクセス端末が接続ポイントを使用するための推定された待ち行列遅延を決定し、推定された待ち行列遅延を送信されるデータのための最大許容待ち行列遅延と比較するサブステップ215を実行する。アクセス端末のQoSの観点から、接続ポイントを使用するときの予想遅延が最大許容待ち行列遅延よりも小さいまたはそれに等しい場合、接続ポイントは要求を満たす。いくつかの実施形態では、ステップ210の出力およびステップ216への入力であるATのQoS要求を満たす接続ポイントの特定されたセットに含まれる接続ポイントについて、レート要求と遅延要求の両方が満たされる必要がある。いくつかの他の実施形態では、レート要求および遅延要求のうちの1つは、必ずしも両方ではないが、ATのQoS要求を満たす接続を与えることができる接続ポイントのセットを特定するために評価および使用される。
動作はステップ210からステップ216に進む。ステップ216において、アクセス端末がベストエフォートモードに切り替わった場合、アクセス端末は、特定された接続ポイントのセットの中から、このアクセス端末のための最大潜在容量を有する接続に対応する接続ポイントを選択する。動作はステップ216からステップ218に進む。
ステップ212に戻ると、ステップ212において、アクセス端末は、このアクセス端末のためのベストエフォートトラフィックのための最大潜在容量を有する潜在的な接続に対応する接続ポイントを選択する。動作はステップ212からステップ218に進む。
ステップ218において、アクセス端末は、ステップ216またはステップ212の選択から、選択された接続ポイントが現在の接続の接続ポイントとは異なるかどうかを判断する。選択された接続ポイントが現在の接続ポイントと異なる場合、動作はステップ218からステップ220に進み、他の場合は、動作はステップ222に進む。
ステップ220に戻ると、ステップ220において、アクセス端末は、選択された接続ポイントへのハンドオフを開始する。したがって、ステップ220は、現在の接続の接続ポイントを新しい選択された接続ポイントに変更する。動作はステップ220からステップ222に進み、アクセス端末は現在の接続を使用して通信する。動作は、ステップ222から接続ノードA224を介してステップ226へ進む。
ステップ226において、アクセス端末は、所望のアクセス端末動作モード、たとえば、QoSモードまたはベストエフォートモードを決定する。次いで、ステップ228において、アクセス端末は、所望のアクセス端末動作モードが、現在のアクセス端末動作モードと異なるか否かを判断する。所望のアクセス端末動作モードが現在のアクセス端末動作モードと異なる場合、動作はステップ228からステップ230に進み、他の場合は、動作はステップ228から接続ノードB238に進む。
ステップ230に戻ると、ステップ230において、アクセス端末は、所望のモードを示す信号を現在の接続ポイントに送信する。次いで、ステップ232において、アクセス端末は、現在の接続ポイントからアクセス端末のための動作モード、たとえば、ベストエフォートモードまたはQoSモードを示す信号を受信する。動作はステップ232からステップ234に進む。ステップ234において、アクセス端末は、受信した示されたモードが現在のモードと異なるか否かを判断する。受信した示されたモードが現在のモードと異なる場合、動作はステップ234からステップ236に進み、他の場合は、動作はステップ234から接続ノードB238に進む。
ステップ236に戻ると、ステップ236において、アクセス端末は、ATの動作モードを受信した示されたモードに切り替える。動作はステップ236から接続ノードB238に進む。動作は接続ノードB238からステップ208の入力に進む。
図3は、例示的な実施形態による、ハンドオフ決定を行うために、アクセス端末、たとえば、モバイルノードなどワイヤレス端末を動作させる例示的な方法のフローチャート300である。302において、例示的な方法の動作が開始し、アクセス端末が電源投入および初期化され、ステップ304、306、および308に進む。
繰返しベースで実行されるステップ304において、アクセス端末は、潜在的な接続に対応する接続ポイントから電力基準信号を受信する。受信した電力基準信号は、既知の電力レベルにおいて送信された、たとえば、OFDMビーコン信号などのビーコン信号またはCDMAパイロット信号などのパイロット信号である。繰返しベースで実行されるステップ306において、アクセス端末は、複数の接続ポイントの各々について、QoSサービスのために利用されていない接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を示す個々の接続ポイントに関するインジケータを受信する。通信リソースは、時間、周波数、および/または空間である。いくつかの実施形態では、通信リソースは、トラフィックデータ、たとえば、時間/周波数構造のトラフィックセグメントの通信のための通信リソースである。継続的に実行されるステップ308において、アクセス端末は、個々の接続ポイントによってたとえば現時点でサービスされているベストエフォートユーザの数を示す情報を受信する。
いくつかの実施形態では、接続ポイントは、通信リソース部分値のそれ自体のインジケータをブロードキャストする。いくつかの実施形態では、接続ポイントは、通信リソース部分のそれ自体のインジケータと、他の接続ポイントに対応する通信リソース部分のインジケータ、たとえば、他の接続ポイント当たり1つのインジケータとをブロードキャストする。他の接続ポイントは、たとえば、隣接する接続ポイントである。いくつかの実施形態では、接続ポイントは、それ自体によってサービスされているベストエフォートユーザの数を示す情報をブロードキャストする。いくつかの実施形態では、接続ポイントは、それ自体によってサービスされているベストエフォートユーザの数を示す情報と、他の接続ポイント、たとえば、隣接する接続ポイントによってサービスされているベストエフォートユーザの数を示す情報とをブロードキャストする。
アクセス端末の観点から、特にアクセス端末が単一のRFフロントエンドタイプである場合、基地局接続ポイントが、それ自体および局所近傍にある他の接続ポイントに対応する、リソース部分のインジケータおよび/またはベストエフォートユーザの数の情報を送信することは有益である。したがって、アクセス端末は、他の接続ポイントからの送信に再同調および/または再同期する必要なしにその現在の接続からそのような情報を受信することができる。電力基準信号は、容易に、異なる基地局接続ポイントを検出しそこから復元することを可能にする特殊な特性、たとえば、大電力、単一のトーンまたは数個のトーン、広いシンボル送信時間間隔などをもつ信号とすることができ、時々そのような信号である。したがって、いくつかの実施形態では、ステップ304において、アクセス端末は、その現在の接続ポイントから、および可能な代替接続ポイントから電力基準信号を受信すると同時に、アクセス端末はその現在の接続ポイントから、現在の接続ポイントと他の局所近傍接続ポイントの両方に対応する、リソース部分のインジケータとベストエフォートユーザ数情報とを搬送する信号を受信する。
動作はステップ306からステップ310に進む。ステップ310において、アクセス端末は、アクセス端末がベストエフォートデータトラフィック動作モードであるか、QoSデータトラフィック動作モードであるかを判断する。動作はステップ310からステップ312に進む。
ステップ312において、アクセス端末は、様々な接続ポイントに対応する受信したインジケータに基づいてハンドオフ決定を行う。いくつかの実施形態では、ハンドオフ決定は、たとえば、SINR決定または受信した電力レベルの比較における、受信電力基準信号測定情報の1つまたは複数、および/または接続ポイントによってサービスされているベストエフォートユーザの数を示す受信情報をも使用する。ステップ312は、サブステップ314、316、318および320を含む。サブステップ314において、アクセス端末は、アクセス端末がQoSモードであるか否かに応じて異なるサブステップに進む。アクセス端末がQoSモードである場合、動作はサブステップ314からサブステップ316に進み、他の場合は、動作はサブステップ314からサブステップ320に進む。
サブステップ316では、アクセス端末は、アクセス端末におけるQoS要求を満たす接続を与えることができる接続ポイントのセットを特定する。様々な実施形態では、サブステップ316において使用されるQoS要求は、最小データ転送レート要求である。いくつかの実施形態では、サブステップ316において使用されるQoS要求は、送信より前に待ち行列に記憶することができる最大時間データを示す最大待ち行列遅延である。いくつかの実施形態では、QoS要求を満たす接続を与えることができる接続ポイントを特定するステップは、セットに含めることを検討中である各個々の接続ポイントに対応する、QoSサービスのために利用されていない接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの伝達された示された部分に基づく。1つの例示的な実施形態では、サブステップ316は、接続ポイントがBW(F)log(1+SINR)>Rか?を検査することによってアクセス端末のQoS要求を満たすかどうかを検査する。ここで、BWは、検討中の接続ポイントの通信リソース帯域幅であり、Fは、QoSサービスのために利用されていない接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分であり、SINRは、接続ポイントに対応するアクセス端末が決定した信号対干渉およびノイズ比であり、Rは、アクセス端末のための最小サービス品質データ転送レート要求である。
次いで、サブステップ318において、アクセス端末は、サブステップ316の特定された接続ポイントのセットからの接続ポイントとの接続を選択する。いくつかの実施形態では、特定された接続ポイントのセットからの接続ポイントとの接続を選択することは、アクセス端末と選択された接続に対応する接続ポイントとの間のベストエフォートトラフィックの通信のために利用可能な最大容量を有する接続を選択することを含む。いくつかの実施形態では、特定された接続ポイントのセットからの接続ポイントとの接続を選択することは、個々の接続ポイントの各々によってサービスされているベストエフォートユーザの数に応じて選択することを含む。いくつかの実施形態では、特定された接続ポイントのセットからの接続ポイントとの接続を選択することは、QoS要求を満たした後に最大容量を有する接続ポイントを選択することを含む。たとえば、アクセス端末は、サブステップ316の要求を満たした代替接続ポイントの中で最大(BW)(F)log(1+SINR)決定値をもつ接続ポイントを使用することを選択する。
サブステップ320に戻ると、サブステップ320において、アクセス端末は最大ベストエフォート容量を有する接続を選択する。動作は、ステップ312からステップ320に進む。
ステップ320において、アクセス端末はその現在のモードを変更したいかどうかを判断する。アクセス端末は、その現在のモードを変更したい場合、動作はステップ324に進み、他の場合、動作はステップ310の入力に戻る。ステップ324において、アクセス端末は、所望の動作モードを示す信号をアクセス端末が現在の接続を有する接続ポイントに送信し、その所望のモードは、ベストエフォートトラフィック動作モードおよびQoSトラフィックデータ動作モードのうちの1つである。次いで、ステップ326において、アクセス端末は、アクセス端末が現在の接続を有する接続ポイントからアクセス端末動作モードを示す信号を受信し、前記動作モードは、ベストエフォートトラフィックデータ動作モードおよびQoSトラフィックデータ動作モードのうちの1つである。動作はステップ326からステップ310の入力に進む。
図4は、例示的な実施形態による例示的なアクセス端末400、たとえば、ワイヤレスモバイルノードの図である。例示的なアクセス端末400は、ワイヤレス受信機モジュール402と、ワイヤレス送信機モジュール404と、プロセッサ406と、ユーザ入出力デバイス408と、メモリ410とを含み、これらはバス412を介して互いに結合されており、バス412を介して、様々な要素は、データおよび情報を交換することができる。
メモリ410はルーチン418およびデータ/情報420を含む。プロセッサ406、たとえば、CPUは、ルーチン418を実行し、メモリ410中のデータ/情報420を使用して、アクセス端末400の動作を制御し、方法、たとえば、図2のフローチャート200または図3のフローチャート300の方法を実施する。
ユーザI/Oデバイス408は、たとえば、マイクロホン、キーパッド、キーボード、スイッチ、カメラ、スピーカ、ディスプレイなどを含む。ユーザ入出力デバイス408は、アクセス端末400のユーザが、データ/情報を入力すること、出力データ/情報にアクセスすること、およびアクセス端末400の少なくともいくつかの機能を制御することを可能にする。
ワイヤレス受信機モジュール402、たとえば、OFDM受信機は、受信アンテナ414に結合され、アクセス端末400は、受信アンテナ414を介して信号、たとえば、接続ポイントからのダウンリンク信号を受信する。受信信号は、たとえば、電力基準信号、たとえば、ビーコンおよび/またはパイロット信号、接続ポイントによってサービスされているベストエフォートユーザの数を伝達するブロードキャスト信号、QoSサービスのために利用されていない接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を示す個々の接続ポイントに関するインジケータを伝達するブロードキャスト信号、アクセス端末モード指令信号、およびトラフィックチャネル信号を含む。情報は、ワイヤレス受信機モジュール402によって受信された受信電力基準信号から得られる。現在の接続ポイントからの受信した電力基準信号に対応する、情報、たとえば、電力測定および/またはSINR値が得られる。
電力基準信号と、リソース部分信号のインジケータと、ベストエフォートユーザの数を示す信号とは、複数の接続ポイント、たとえば、そのようなブロードキャスト信号を復元することができるアクセス端末の局所近傍にある基地局接続ポイントから受信される。いくつかの実施形態では、アクセス端末400は、その現在の接続および可能な代替接続を含む複数の接続ポイントから電力基準信号、たとえばOFDMビーコン信号を受信し、アクセス端末はその現在の接続ポイントから、現在の接続ポイントおよび局所近傍にある他の可能な代替接続ポイントに対応する部分リソースインジケータおよびベストエフォートユーザの数の情報を搬送するブロードキャスト信号を受信する。
受信したモード指令信号、たとえば、信号454は、アクセス端末400が接続を有する接続ポイントから受信され、その信号はアクセス端末動作モード、たとえば、QoSデータトラフィック動作モードおよびベストエフォートデータトラフィック動作モードのうちの1つを示す。
ワイヤレス送信機モジュール404、たとえばOFDM送信機は、アクセス端末が信号、たとえば基地局の接続ポイントへのアップリンク信号を送信する送信アンテナ416に結合される。アップリンク信号は、たとえば、所望のアクセス端末動作モードを示す信号、ハンドオフ信号、およびアップリンクトラフィックチャネル信号を含む。所望の動作モードを示す生成された信号452は、ワイヤレス送信機モジュール404によって、アクセス端末が現在接続を有する接続ポイントに送信され、その所望の動作モードはベストエフォート動作モードおよびQoS動作モードのうちの1つである。
ルーチン418は、通信ルーチン422とアクセス端末制御ルーチン424とを含む。通信ルーチン422は、アクセス端末400によって使用される様々な通信プロトコルを実装する。アクセス端末制御ルーチン424は、ハンドオフ決定モジュール426とモード判断モジュール434とアクセス端末モード要求モジュール436とを含む。ハンドオフ決定モジュール426は、接続ポイント予備スクリーニングモジュール428と、接続ポイント選択モジュール430と、ベストエフォート選択モジュール432とを含む。
データ/情報420は、様々な接続ポイントに対応するリソース部分の複数の受信したインジケータ(接続ポイント1に関するリソース部分の受信したインジケータ 438、・・・、接続ポイントNに関するリソース部分の受信したインジケータ440)と、複数の受信した電力基準信号(接続ポイント1に関する受信した電力基準信号456、・・・、接続ポイントNに関する受信した電力基準信号458)に対応する情報と、接続ポイントによってサービスされているベストエフォートユーザの数(接続ポイント1によってサービスされているベストエフォートユーザの受信した数460、・・・、接続ポイントNによってサービスされているベストエフォートユーザの受信した数462)を伝達する受信情報とを含む。データ/情報420はまた、ハンドオフ決定情報442と、QoS要求を満たす接続ポイントの特定されたセット444と、QoSモードにおいて使用するための選択された接続ポイントを特定する情報446と、ベストエフォートモードにおいて使用するための選択された接続ポイントを特定する情報448と、決定されたアクセス端末動作モード450と、所望のアクセス端末動作モードを示す生成された信号452と、指令されたアクセス端末動作モードを示す受信信号454と、様々な接続ポイントに関連するベストエフォート容量(接続ポイント1に関するベストエフォート容量464、・・・、接続ポイントNに関するベストエフォート容量466)を特定する情報と、QoS要求情報468とを含む。QoS要求情報468は、データ転送レート情報470と遅延情報472とを含む。
ハンドオフ決定モジュール426は、様々な接続ポイントに対応する受信したインジケータに基づいてハンドオフ決定を行う。受信したインジケータは、ワイヤレス受信機モジュール402を介して受信され、たとえば、受信したインジケータは、接続ポイントからのブロードキャスト信号中で搬送される。個々の接続ポイントに関する、QoSサービスのために利用されていない接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を示すリソース部分の受信したインジケータ(接続ポイント1に関するリソース部分の受信したインジケータ438、接続ポイントNに関するリソース部分の受信したインジケータ440)は、ハンドオフ決定モジュール426への入力として使用される。通信リソースは、たとえば、時間、周波数、および/または空間である。いくつかの実施形態では、通信リソースは、トラフィックデータの通信のための通信リソースである。ハンドオフ決定442、たとえば、決定の結果、すなわち(i)現在の接続ポイントとの現在の接続を使用し続けること、または(ii)異なる接続ポイントに変更することを含む情報、およびハンドオフの場合、使用される新しい選択された接続ポイントを特定する情報は、ハンドオフ決定モジュール426の出力である。
ハンドオフ決定モジュール426は、接続ポイント予備スクリーニングモジュール428と、接続ポイント選択モジュール430と、ベストエフォート選択モジュール432とを含む。接続ポイント予備スクリーニングモジュール428は、アクセス端末をQoS動作モードで動作させている間に、アクセス端末のQoS要求を満たす接続を与えることができる接続ポイントのセットを特定する。QoS要求情報468は、接続ポイント予備スクリーニングモジュール428によって入力として使用される。データ転送レート情報470は、アクセス端末のための最小データ転送レート要求を含む。遅延情報472は、送信より前に待ち行列に記憶することができる最大時間データを示す最大待ち行列遅延である。QoS要求を満たす接続ポイントの特定されたセット444は、スクリーニングモジュール428の出力および選択モジュール430への入力である。接続ポイント予備スクリーニングモジュール428は、検討中の潜在的な接続ポイントがアクセス端末のためのQoS要求を満たす接続ポイントのセット中に含まれるべきかどうかのその特定を、QoSサービスのために利用されていない接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの受信した示された部分に基づき、たとえば、モジュール428は、接続ポイント1に関する情報438と、接続ポイントNに関する情報440とを使用する。いくつかの実施形態では、接続ポイント予備スクリーニングモジュール428は、検討中の潜在的な接続ポイントがアクセス端末のためのQoS要求を満たす接続ポイントのセット中に含まれるべきかどうかのその特定を、セット中に含めることを検討中である個々の接続ポイントから受信した電力基準信号に基づき、たとえば、スクリーニングモジュール428は、接続ポイント1に対応する情報456を使用するか、または接続ポイントNに対応する情報458を使用する。
接続ポイント選択モジュール430は、QoS動作モードである間に、使用のための特定された接続ポイント444のセットからの接続ポイントとの接続を選択する。QoSモード446において使用するための選択された接続ポイントは、接続ポイント選択モジュール430の出力である。
いくつかの実施形態では、接続ポイント選択モジュール430は、アクセス端末と接続ポイントとの間のベストエフォートトラフィックの通信のための最大容量を有する接続を選択する。たとえば、接続ポイント選択モジュール430は、ベストエフォート容量推定、決定、またはアクセス端末のQoS要求を満たす接続ポイントの特定されたセット444上の接続ポイントに対応する伝達された情報を考慮し、最大ベストエフォート容量をもつ接続ポイントを選択する。ベストエフォート容量情報(464、・・・、466)のうちの1つまたは複数は、接続ポイント選択モジュール430に入力として使用される。
いくつかの実施形態では、接続ポイント選択モジュール430は、検討中の個々の接続ポイントによってサービスされているベストエフォートユーザの数に応じて特定されたセット444からの接続ポイントとの接続を選択する。たとえば、ワイヤレス受信機モジュール402は、個々の接続ポイントによって、たとえば現時点でサービスされているベストエフォートユーザの数(接続ポイント1によってサービスされているベストエフォートユーザの受信した数460、・・・、接続ポイントNによってサービスされているベストエフォートユーザの数462)を示す情報を受信し、次いで、選択モジュール430は、選択を行うときに、その選択機能においてそのリスト444上の接続ポイントに対応する情報を使用する。
1つの例示的な実施形態では、接続ポイント予備スクリーニングモジュール428は、接続ポイントがBW(F)log(1+SINR)>Rか?を検査することによってアクセス端末のQoS要求を満たすかどうかを検査する。ここで、BWは、検討中の接続ポイントの通信リソース帯域幅であり、Fは、QoSサービスのために利用されていない接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分であり、SINRは、接続ポイントに対応するアクセス端末が決定した信号対干渉およびノイズ比であり、Rは、アクセス端末のための最小サービス品質データ転送レート要求である。1つの実施形態では、接続ポイント選択モジュール430は、特定された接続ポイントのセットからの接続ポイントとの接続を選択し、前記選択することは、QoS要求を満たした後に最大容量を有する接続ポイントを選択することを含む。たとえば、アクセス端末400は、接続ポイント予備スクリーニングモジュール428によってテストされた要求を満たした代替接続ポイントの中で最大(BW)(F)log(1+SINR)決定値をもつ接続ポイントを使用することを選択する。
ベストエフォート選択モジュール432は、モード判断モジュール434がアクセス端末はベストエフォートモードであると判断した場合、動作のための最大潜在ベストエフォート容量を有する接続ポイントに対応する接続を選択する。ベストエフォート容量情報(464、466)は、ベストエフォート選択モジュール432への入力である。
ハンドオフ決定を行う前に、モード判断モジュール434は、アクセス端末がアクセス端末のベストエフォート動作モードであるかアクセス端末のQoS動作モードであるかを判断する。決定された現在のアクセス端末動作モード450は、モード判断モジュール434の出力であり、ハンドオフ決定モジュール426への入力として使用され、ただし、決定されたモードがQoSである場合、モジュール428および430が実行され、または決定されたモードがベストエフォートである場合、モジュール432が実行される。アクセス端末モード要求モジュール436は、たとえば、アクセス端末400がサービス品質トラフィックモードとベストエフォートトラフィックモードとの間でモードを変更することを望む場合、所望のアクセス端末動作モードを示す信号を生成する。
図5の図面500および図6の図面600は、リソース部分インジケータに基づくハンドオフ決定の一例を示すために使用される。アクセス端末502は、たとえば、図4のアクセス端末400または図1のシステム100中のアクセス端末のいずれかである。図5内の接続ポイント(502、504、506、508、510、512、514)は、たとえば、図1に示す基地局など基地局内に含まれる接続ポイントである。図5では、アクセス端末502は、実線矢印516で示すように接続ポイント1 504に現在接続されている。アクセス端末502は、近傍にある複数の接続ポイントから電力基準レベル信号、たとえば、OFDMビーコン信号を受信する。より詳細には、アクセス端末502は、それぞれ、接続ポイント(504、506、508、510、512、514)から電力基準レベル信号(520、524、528、532、536、540)を受信する。アクセス端末502はまた、それぞれ、接続ポイント(504、506、508、510、512、514)からの信号(522、526、530、534、538、542)内で搬送される、QoSユーザによって使用されていないリソースの部分を示す部分リソース情報(F)と、ベストエフォートユーザの数(NBE)を伝達する情報とを受信する。いくつかの実施形態では、接続ポイントは、たとえば、バックホールネットワークを介して接続ポイント間で交換された、それ自体の接続ポイントに加えて他の接続ポイントに関する部分リソース使用量情報および/またはベストエフォートユーザの数の情報を送信することができ、時々送信する。そのような実施形態では、アクセス端末502は、現在の接続を介して複数の接続ポイント、たとえば、現在の接続ポイントおよび局所近傍にある他の接続ポイントに関係する、部分リソース使用量情報および/またはベストエフォートユーザの数を受信することができる。
アクセス端末502は、QoSモードおよびベストエフォートモードのうちの1つである現在のトラフィック動作モード504を有する。アクセス端末は、トラフィック動作モードに応じて別様にハンドオフ決定を実行する。アクセス端末502は、受信信号の少なくとも一部を処理し、ハンドオフ決定を行う。この例では、アクセス端末502は、点線矢印518によって示すように接続ポイント3 508へのハンドオフを決定する。
アクセス端末502がQoSモードであり、考慮されているQoS基準がアクセス端末のための最小データ転送レート要求Rであると考える。ハンドオフ決定プロセスは、アクセス端末が、どの接続ポイントがRをサポートするかを判断するために接続ポイントへの潜在的な接続をテストする第1の部分を含み、アクセス端末は、最小データ転送レート要求を満たす接続ポイントのセットを形成する。一例では、接続ポイントがセット中に含まれるべきかどうか確かめるためのスクリーニングのために使用される式は、(BW)(F)(1+SINR)≧Rか?である。ここで、BWは、QoSトラフィックユーザとベストエフォートトラフィックユーザの両方のために使用されるリソースを表す接続ポイントにおいて使用されている帯域幅であり、Fは、アクセス端末に伝達されるQoSユーザによって使用されていないリソースの部分であり、SINRは、接続ポイントから受信した電力基準信号に基づく接続ポイントに対応するアクセス端末によって計算された信号対情報およびノイズ比であり、RQは、アクセス端末の最小データ転送レート要求である。
ハンドオフ決定プロセスの第2の部分では、アクセス端末は、セットの潜在的な接続の各々についてスペア容量を決定し、セットの中で最大のスペア容量をもつ接続ポイントに接続することを選択する。最大のスペア容量をもつ接続が現在の接続と異なる場合、ハンドオフが開始される。一実施形態では、スペア容量について評価されている接続ポイントが他の接続、すなわち現在の接続の接続ポイントではない接続に対応する場合、式((BW)(F)log(1+SINR)−RQ)/(NBE+1)が使用され、スペア容量について評価されている接続ポイントがそれ自体の現在の接続に対応する場合、式((BW)(F)log(1+SINR)−RQ)/(NBE)が使用される。NBEが、たとえばブロードキャストメッセージ中でアクセス端末に伝達される、接続ポイントにおけるベストエフォートユーザの数を表すことに留意されたい。
図6の図面600に、アクセス端末、たとえば、アクセス端末502がQoSモードであり、受信した部分リソース情報に応じてハンドオフ決定を行う一例の様々な動作、態様および特徴を示す。近傍にある複数の接続ポイントに対応する電力基準信号、たとえば、OFDMビーコン信号が受信され、受信電力が測定される(接続ポイント1からの電力基準信号の測定された受信電力602、接続ポイント2からの電力基準信号の測定された受信電力604、接続ポイント3からの電力基準信号の測定された受信電力606、接続ポイント4からの電力基準信号の測定された受信電力608、接続ポイント5からの電力基準信号の測定された受信電力610、接続ポイント6からの電力基準信号の測定された受信電力612)。受信した電力基準信号の各々に対応する信号対干渉およびノイズ比(AP1 SINR632、AP2 SINR634、AP3 SINR636、AP4 SINR638、AP5 SINR640、AP6 SINR642)が決定される。更に、各接続ポイントにおいてQoSユーザによって使用されていないリソースの部分を伝達する情報(受信したFAP1614、受信したFAP2616、受信したFAP3618、受信したFAP4620、受信したFAP5622、受信したFAP6624)は、たとえば、現在の接続ポイントから、または現在の接続ポイントと他の接続ポイントとから受信される、ダウンリンクブロードキャストメッセージを介してアクセス端末に伝達されている。
受信した電力基準信号の各々について、アクセス端末は、ボックス648に示すように、接続ポイントがアクセス端末の現在のQoS要求をサポートすることができるかどうかを確かめるためにスクリーニングテストを実行する。例示的なスクリーニングテスト評価は、(BW)(F)Log(1+SINR)≧Rか?である。スクリーニングテストへの入力は、リソース量644、たとえば、リソース帯域幅と、アクセス端末サービス品質要求、たとえば、Rとを含み、ただし、Rは最小データ転送レート要求である。また、検査されている各接続ポイント(AP1、AP2、AP3、AP4、AP5、AP6)に対応して、電力基準信号から導出された入力およびリソース部分の受信したインジケータ入力、それぞれ、((AP1 SINR632、受信したFAP1614)、(AP2 SINR634、受信したFAP2616)、(AP3 SINR636、受信したFAP3618)、(AP4 SINR638、受信したFAP4620)、(AP5 SINR640、受信したFAP1622)、(AP6 SINR642、受信したFAP6624))がある。この例では、モジュール648の動作は、接続ポイント(AP1、AP3およびAP6)はATのQoS要求をサポートするが、接続ポイント(AP2、AP4およびAP5)はサポートしないと判断する。
ATのQoS要求を満たすと考えられる接続ポイントについて、アクセス端末は、スペア容量を計算する。この例では、アクセス端末は、可能な代替接続ポイントの場合とは異なる関数を使用して、現在の接続ポイントのスペア容量を計算する。ボックス650は、アクセス端末が、たとえば、式((BW)(F)Log(1+SINR)−R)/NBEを使用して現在の接続ポイントである接続ポイント1に対応するスペア容量を計算することを示す。ここで、Fのための入力は受信したFAP1614であり、SINRは、AP1 SINR632であり、ベストエフォートユーザの数は、接続ポイント1に関するベストエフォートユーザの受信した数NBEAP1626である。ボックス652は、アクセス端末が、たとえば、式((BW)(F)Log(1+SINR)−R)/(NBE+1)を使用して接続ポイント3に対応するスペア容量を計算することを示す。ここで、Fのための入力は、受信したFAP3618であり、SINRは、AP3 SINR636であり、ベストエフォートユーザの数は、接続ポイント3に関するベストエフォートユーザの受信した数NBEAP3628である。ボックス654は、アクセス端末が、たとえば、式((BW)(F)Log(1+SINR)−R)/(NBE+1)を使用して接続ポイント6に対応するスペア容量を計算することを示す。ここで、Fのための入力は、受信したFAP6624であり、SINRは、AP6 SINR642であり、ベストエフォートユーザの数は、接続ポイント6に関するベストエフォートユーザの受信した数NBEAP6630である。
ボックス(650、652および654)の予備容量計算からの出力は、セットの中から最大スペア容量をもつAPを判断するモジュール656への入力である。この例では、ブロック658に示すように、モジュール656は、AP3が最大スペア容量を有すると判断すると考える。この判断に応答して、アクセス端末は、ブロック660に示すように接続ポイント1から接続ポイント3へのハンドオフを開始する。
いくつかの実施形態では、アップリンクおよびダウンリンクについてエアリンクリソースは一緒に扱われ、たとえば、接続ポイントに関する単一のFと単一のNBEが伝達される。いくつかの他の実施形態では、アップリンクおよびダウンリンクは別々に扱われ、たとえば、接続ポイントに関する別々のFUL、FDLおよび別々のNBEUL、NBEDLが伝達される。いくつかの実施形態では、基地局スケジューラは、部分リソースベースのハンドオフ決定が、アップリンクとダウンリンクの両方ではなく、アップリンクおよびダウンリンクのうちの一方に実施されるようなものである。図7の図面1200に、アクセス端末、たとえば、アクセス端末502がQoSモードであり、受信した部分リソース情報に応じてハンドオフ決定を行う一例の様々な動作、態様および特徴を示す。近傍にある複数の接続ポイントに対応する電力基準信号、たとえば、OFDMビーコン信号が受信され、受信電力が測定される(接続ポイント1からの電力基準信号の測定された受信電力1202、接続ポイント2からの電力基準信号の測定された受信電力1204、接続ポイント3からの電力基準信号の測定された受信電力1206、接続ポイント4からの電力基準信号の測定された受信電力1208、接続ポイント5からの電力基準信号の測定された受信電力1210、接続ポイント6からの電力基準信号の測定された受信電力1212)。受信した電力基準信号の各々に対応する信号対干渉およびノイズ比(AP1 SINR1232、AP2 SINR1234、AP3 SINR1236、AP4 SINR1238、AP5 SINR1240、AP6 SINR1242)が決定される。各接続ポイントにおいてQoSユーザによって使用されていないリソースの部分を伝達する情報(受信したFAP11214、受信したFAP21216、受信したFAP31218、受信したFAP41220、受信したFAP51222、受信したFAP61224)はまた、たとえば、現在の接続ポイントから、または現在の接続ポイントと他の接続ポイントとから受信される、ダウンリンクブロードキャストメッセージを介してアクセス端末に伝達されている。
受信した電力基準信号の各々について、アクセス端末は、ボックス1248に示すように、接続ポイントがアクセス端末の現在のQoS要求をサポートすることができるかどうかを確かめるためにスクリーニングテストを実行する。代替接続ポイントについて、例示的なスクリーニングテスト評価は、(BW)(F)Log(1+SINR)>Rか?である。スクリーニングテストへの入力は、リソース量1244、たとえば、リソース帯域幅と、アクセス端末サービス品質要求1246、たとえば、Rとを含み、ただし、Rはアクセス端末のための最小データ転送レート要求である。異なるスクリーニングテストが、現在の接続の接続ポイントのために使用でき、時々使用される。また、検査されている各接続ポイント(AP1、AP2、AP3、AP4、AP5、AP6)に対応して、電力基準信号から導出された入力およびリソース部分の受信したインジケータ入力、それぞれ、((AP1 SINR1232、受信したFAP11214)、(AP2 SINR1234、受信したFAP21216)、(AP3 SINR1236、受信したFAP31218)、(AP4 SINR1238、受信したFAP41220)、(AP5 SINR1240、受信したFAP11222)、(AP6 SINR1242、受信したFAP61224))がある。この例では、モジュール1248の動作は、接続ポイント(AP1、AP3およびAP6)はATのQoS要求をサポートするが、接続ポイント(AP2、AP4およびAP5)はサポートしないと判断する。
ATのQoS要求を満たすと考えられる接続ポイントについて、アクセス端末は、QoS要求を満たした後に容量を決定する。この例では、アクセス端末は、可能な代替接続ポイントとは異なる関数を現在の接続ポイントの容量を計算するために使用する。ボックス1250は、アクセス端末が、現在の接続ポイントである接続ポイント1に対応して、QoS要求を満たした後に容量を計算し、出力値CapacityAP1を得ることを示す。ボックス1252は、アクセス端末が、接続ポイント3に対応して、たとえば、式((BW)(F)Log(1+SINR)−R)を使用してQoS要求を満たした後に容量を計算し、出力値CapacityAP3を得ることを示す。ここで、Fのための入力は、受信したFAP31218であり、SINRは、AP3 SINR1236である。ボックス1254は、アクセス端末が、接続ポイント6に対応して、たとえば、式((BW)(F)Log(1+SINR)−R)を使用してQoS要求を満たした後に容量を計算し、出力値CapacityAP6を得ることを示す。ここで、Fのための入力は、受信したFAP61224であり、SINRはAP6 SINR1242である。
ボックス(1250、1252および1254)の容量計算からの出力は、セットの中からQoS要求を満たした後に、最大容量をもつAPを判断するモジュール1256への入力である。たとえば、モジュール1256は(CapacityAP1、CapacityAP2、CapacityAP3)の最大値に対応するAPを選択する。この例では、ブロック1258に示すように、モジュール1256はAP3が最大容量を有すると判断すると考える。この判断に応答して、アクセス端末は、ブロック1260に示すように接続ポイント1から接続ポイント3へのハンドオフを開始する。
別の実施形態では、アクセス端末は、アクセス端末のQoS要求をサポートする潜在的な代替接続ポイントのうちのどれが最大予備容量を有するかを調べる。たとえば、AP3およびAP6がATのQoS要求を満たす潜在的な代替接続ポイントであると考え、アクセス端末は、最大値に対応する接続ポイントを調べることによって((BW)(FAP3)Log(1+SINRAP3)、(BW)(FAP6)Log(1+SINRAP6))、最大予備容量をもつ接続ポイントを判断する。アクセスポイントはまた、現在の接続ポイントがまだアクセス端末の要求と現在の接続ポイントに対応する予備容量の量とを満たすか否かを判断する。次いで、アクセス端末は、現在の接続ポイントおよび最良の代替接続ポイントの予備容量に応じてハンドオフ決定を行う。
いくつかの実施形態では、アップリンクおよびダウンリンクについてエアリンクリソースは一緒に扱われ、たとえば、接続ポイントに関する単一のFと単一のNBEが伝達される。いくつかの他の実施形態では、アップリンクおよびダウンリンクは別々に扱われ、たとえば、接続ポイントに関する別々のFUL、FDLおよび別々のNBEUL、NBEDLが伝達される。いくつかの実施形態では、基地局スケジューラは、部分リソースベースのハンドオフ決定が、アップリンクとダウンリンクの両方ではなく、アップリンクおよびダウンリンクのうちの一方に実施されるようなものである。
図8は、例示的な実施形態による、基地局を動作させる例示的な方法のフローチャート700である。この例示的な方法の動作はステップ702において開始し、基地局が電源投入され、初期化され、動作はステップ704に進む。ステップ704において、基地局は、前記基地局の個々の接続ポイントに対応する電力基準信号を生成し、ステップ706において、基地局は、生成された電力基準信号を無線で送信する。いくつかの実施形態では、生成された電力基準信号は、OFDMビーコン信号およびCDMAパイロット信号のうちの1つである。動作はステップ706からステップ708に進む。
ステップ708において、基地局は、QoSユーザのために利用されていない前記基地局の前記個々の接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を判断する。次いで、ステップ710において、基地局は、前記基地局中に含まれる前記個々の接続ポイントに関するインジケータを生成し、前記インジケータは、QoSサービスのために利用されていない前記接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を示す。いくつかの実施形態では、通信リソースは、トラフィックデータ、たとえば、トラフィックチャネルセグメントの通信用である。通信リソースは、たとえば、時間、周波数、および/または空間を含む。動作はステップ710からステップ712に進む。ステップ712において、基地局は、前記接続ポイントに対応するベストエフォートユーザの数を判断する。動作はステップ712からステップ714に進む。
ステップ714において、基地局は、(i)前記通信リソースの前記部分と、(ii)前記接続ポイントに対応するベストエフォートユーザの前記判断された数を伝達する情報とのうちの少なくとも1つを伝達するメッセージを生成する。次いで、ステップ716において、基地局は、前記生成されたメッセージを、バックホールネットワークを介して別の基地局に送信する。動作は、ステップ716からステップ718に進む。
ステップ718において、基地局は、QoSサービスのために利用されていない前記接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を示す前記生成されたインジケータを搬送する信号を無線で送信する。いくつかの実施形態では、前記生成されたインジケータを搬送する信号は、ブロードキャスト信号である。動作は、ステップ718からステップ720に進み、基地局は、前記接続ポイントに対応するベストエフォートユーザの前記判断された数を示す情報を無線で送信する。動作はステップ720からステップ722に進む。
ステップ722において、基地局は、(i)QoSサービスのために利用されていない別の基地局の接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を伝達する追加情報と、(ii)前記別の基地局の前記接続ポイントのベストエフォートユーザの数を伝達する追加情報とのうちの少なくとも1つを示すメッセージを、バックホールネットワークを介して前記別の基地局から受信する。動作はステップ722からステップ724に進み、基地局は、前記バックホールを介して受信した前記メッセージから受信した前記情報の少なくとも一部を搬送するためのブロードキャスト信号を生成する。次いで、ステップ726において、基地局は、前記生成されたブロードキャスト信号を無線で送信する。動作はステップ726からステップ704に進み、基地局は別の電力基準信号を生成する。
いくつかの実施形態では、基地局は複数の接続ポイントを含み、QoSユーザのために利用されていない接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を判断するステップが、前記複数の接続ポイントの各々に対して実行される。いくつかの実施形態では、前記基地局の接続ポイントに対応して、QoSサービスのために利用されていない通信リソースの部分と、接続ポイントに対応するベストエフォートユーザの判断された数とを示す、前記接続ポイントに関するインジケータが、基地局から無線で送信される同じブロードキャスト信号中で符号化され、伝達される。いくつかの実施形態では、リソース部分とベストエフォートユーザの数とについてのインジケータが、アップリンクとダウンリンクの両方に関係する。他の実施形態では、リソース部分とベストエフォートユーザの数とについてのインジケータは、アップリンクおよびダウンリンクのうちの1つに対応する。いくつかの実施形態では、所与の時間に基地局の個々の接続ポイントに対応して、ダウンリンクに対応する部分リソースインジケータとベストエフォートユーザの数との第1のペア、およびアップリンクに対応する部分リソースインジケータとベストエフォートユーザの数との第2のペアがある。
図9は、例示的な実施形態による例示的な基地局800の図である。基地局800は、1つまたは複数の基地局接続ポイント、たとえば、セクタとキャリアの異なる組合せに対応する基地局の各基地局接続ポイントを含む。
例示的な基地局800は、様々な要素がデータおよび情報を交換することができるバス812を介して互いに結合された、ワイヤレス受信機モジュール802と、ワイヤレス送信機モジュール804と、ユーザ入出力デバイス808と、プロセッサ806と、ネットワークインターフェースモジュール807と、メモリ810とを含む。メモリ810は、ルーチン818およびデータ/情報820を含む。プロセッサ806、たとえば、CPUは、そのルーチンを実行し、メモリ810中のデータ/情報820を使用して、基地局800の動作を制御し、方法、たとえば、図8のフローチャート700の方法を実施する。
ワイヤレス受信機モジュール802、たとえば、OFDM受信機は、受信アンテナ814に結合され、基地局は、受信アンテナ814を介してアクセス端末からアップリンク信号を受信する。受信したアップリンク信号は、たとえば、モード変更要求信号、ハンドオフ信号、およびアップリンクトラフィックチャネル信号を含む。
ワイヤレス送信機モジュール804、たとえば、OFDM送信機は、送信アンテナ816に結合され、基地局800は、送信アンテナ816を介してアクセス端末にダウンリンク信号を送信する。ダウンリンク信号は、たとえば、OFDMビーコン信号などの電力基準信号、基地局800の接続ポイントに対応するリソース部分インジケータを含むブロードキャスト信号、別の基地局に対応するリソース部分インジケータを含むブロードキャスト信号、基地局800の接続ポイントにおけるベストエフォートユーザの数を伝達する情報を含むブロードキャスト信号、別の基地局の接続ポイントにおけるベストエフォートユーザの数を示すブロードキャスト信号、ハンドオフ信号、アクセス端末モード変更指令信号、ダウンリンク割当て信号、およびダウンリンクトラフィックチャネルセグメント信号を含む。
ユーザ入出力デバイス808は、たとえば、キーボードおよびディスプレイを含む。ユーザ入出力デバイスは、たとえば、サービスプロバイダ担当者が、基地局を制御し、基地局を構成し、および/または基地局をアップグレードするために使用する。
ネットワークインターフェースモジュール807は、基地局800を、バックホールネットワークを介して、他のネットワークノード、たとえば、他の基地局、AAAノード、ホームエージェントノードなど、および/またはインターネットに結合する。基地局800の接続ポイントに関する部分リソース情報および/またはベストエフォートユーザの数を伝達する生成されたバックホールメッセージが、ネットワークインターフェース807を介して他の基地局に伝達される。他の基地局の接続ポイントに関する部分リソース情報および/またはベストエフォートユーザの数を伝達する他の基地局からのバックホールメッセージが、ネットワークインターフェースモジュール807を介して受信される。
ルーチン818は、通信ルーチン822および基地局制御ルーチン824を含む。通信ルーチン822は、基地局800によって使用される様々な通信プロトコルを実装する。基地局800は、部分リソースインジケータ生成モジュール826と、部分リソース送信制御モジュール828と、電力基準信号生成モジュール830と、電力基準信号制御モジュール832と、ベストエフォートユーザ数判断モジュール834と、ベストエフォートユーザ数送信制御モジュール836と、バックホールメッセージ接続ポイント情報生成モジュール838と、ネットワークインターフェース送信制御モジュール840と、スケジューラモジュール842と、バックホールメッセージ接続ポイント復元モジュール844と、隣接接続ポイント信号生成モジュール846と、隣接接続ポイント信号送信制御モジュール848と、部分リソース判断モジュール850と、ハンドオフ信号処理モジュール852と、アクセス端末モード変更モジュール854と、トラフィック通信モジュール856とを含む。
データ/情報820は、エアリンクを介して送信される生成された信号858と、バックホールを介して送信される生成された信号860と、受信エアリンク信号862と、受信バックホール信号864と、符号化のためのデータ/情報866と、復元されたデータ/情報868と、タイミング/周波数構造情報870とを含む。
部分リソース判断モジュール850は、基地局800の接続ポイントを判断し、接続ポイントごとに、QoSユーザのために利用されていない個々の接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を判断する。通信リソースは、たとえば、時間、周波数、および/または空間である。いくつかの実施形態では、通信リソースは、トラフィックデータ、たとえば、トラフィックセグメントの通信用である。リソース部分インジケータ生成モジュール826は、基地局800中に含まれる個々の接続ポイントに関するインジケータを生成し、前記インジケータは、QoSサービスのために利用されていない前記接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を示す。部分リソース信号送信制御モジュール828は、モジュール826から生成されたインジケータを搬送する信号を無線で送信するようにワイヤレス送信機モジュール802を制御する。
電力基準信号生成モジュール830は、基地局800の接続ポイントに対応する電力基準信号、たとえば、OFDMビーコン信号、OFDMパイロット信号、またはCDMAパイロット信号を生成する。電力基準信号制御モジュール832は、モジュール830から生成された電力基準信号を無線で送信するようにワイヤレス送信機モジュール802を制御する。ベストエフォートユーザカウント判断モジュール834は、基地局800の接続ポイントに対応するベストエフォートユーザの数を判断する。ベストエフォートユーザカウント送信制御モジュール836は、基地局800の接続ポイントに対応するベストエフォートユーザの判断された数を示す情報を送信するようにワイヤレス送信機モジュール804を制御する。
バックホールメッセージ接続ポイント情報生成モジュール838は、(i)QoSサービスのために利用されていない基地局800の接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分と、(ii)基地局800の接続ポイントに対応するベストエフォートユーザの判断された数を伝達する情報とのうちの少なくとも1つを伝達するメッセージを生成する。ネットワークインターフェース送信制御モジュール840は、モジュール838によって生成されたメッセージを、バックホールネットワークを介して別の基地局、たとえば、隣接する基地局に送信するようにネットワークインターフェースモジュール807を制御する。
バックホールメッセージ接続ポイント復元モジュール844は、ネットワークインターフェースモジュール807を介してバックホールネットワークを介して別の基地局から受信されるメッセージを処理して、(i)QoSサービスのために利用されていない別の基地局の接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を伝達する追加情報と、(ii)別の基地局の接続ポイントのベストエフォートユーザの数を伝達する追加情報とのうちの少なくとも1つを示す情報を復元する。隣接接続ポイント信号生成モジュール846は、バックホールを介して伝達されたメッセージから受信され、復元モジュール844によって復元された受信情報の少なくとも一部を搬送するためのブロードキャスト信号を生成する。隣接接続ポイント信号送信制御モジュール848は、モジュール846から生成されたブロードキャスト信号を無線で送信するようにワイヤレス送信機モジュール804を制御する。
ハンドオフ信号処理モジュール852は、基地局800によって送信され、アクセス端末によって受信された部分リソースインジケータに基づくハンドオフ決定に応答して、アクセス端末によって生成された受信ハンドオフ信号を処理する。
基地局800を含む通信システムにおけるアクセス端末のうちの少なくともいくつかは、QoSトラフィック動作モードおよびベストエフォートトラフィック動作モードをサポートする。アクセス端末モード変更モジュール802は、ワイヤレス受信機モジュール802を介して受信された受信モード変更要求信号を処理し、モード決定を行い、ワイヤレス送信機モジュール804を介してアクセス端末に送信されるモード指令信号を生成する。
トラフィック通信モジュール856は、アップリンクおよびダウンリンクトラフィックシグナリングを処理し、たとえば、ユーザデータをダウンリンクトラフィックセグメント信号に符号化し、受信したアップリンクトラフィックセグメント信号からユーザデータを復元する。スケジューラモジュール842、たとえば、スケジューラは、トラフィックチャネルセグメントを含むエアリンクリソースにアクセス端末をスケジュールする。スケジューラモジュール842は、スケジューリング決定を行うときに、ベストエフォートモードにあるアクセス端末とQoSモードにあるアクセス端末とを区別する。
無線で送信される生成された信号は、基地局800の接続ポイントに対応する電力基準信号と、基地局800の接続ポイントに対応する部分リソース情報を伝達するブロードキャスト信号と、別の基地局の接続ポイントに対応する部分リソース情報を伝達するブロードキャスト信号と、基地局800の接続ポイントに対応するベストエフォートユーザの数を伝達するブロードキャスト信号と、別の基地局の接続ポイントに対応するベストエフォートユーザの数を伝達するブロードキャスト信号と、アクセス端末のためのトラフィックチャネル割当て信号と、アクセス端末へのモード変更指令信号と、ダウンリンクトラフィックセグメント信号とを含む。バックホールを介して送信される生成された信号は、部分リソース情報および/または基地局800の1つまたは複数の接続ポイントに対応するベストエフォートユーザの数を伝達する信号を含む。受信バックホール信号864は、リソース情報、および/または別の基地局、たとえば、基地局800に隣接する基地局の1つまたは複数の接続ポイントに対応するベストエフォートユーザの数を伝達する信号を含む。受信エアリンク信号862は、アクセス端末モード変更要求信号と、アクセス端末ハンドオフ信号と、アップリンクトラフィックチャネルセグメント信号とを含む。
符号化のためのデータ/情報は、特定の電力基準信号を生成するために使用される情報、たとえば、特定の基地局接続ポイントに関連するビーコン信号、たとえば、トーンおよび/または電力レベル情報、部分リソース情報、ベストエフォートユーザの数、およびユーザトラフィックデータを含む。復元されたデータ/情報868は、部分リソース情報と、ベストエフォートユーザの数と、ユーザトラフィックデータとを含む。タイミング/周波数構造情報870は、電力基準信号専用のリソース、部分リソース情報および/またはベストエフォートユーザの数の情報を搬送するブロードキャスト信号専用のリソース、ならびにトラフィックセグメントのためのリソースを含む、循環タイミング/周波数構造を特定する情報を含む。
次に、様々な態様、特徴、実施形態、ノードおよび/またはシステムについて説明する。以下で説明する態様および/または特徴のうちの1つまたは複数を、図1のシステム100、フローチャート200の方法、フローチャート300の方法、図8のフローチャート700の方法、図4のアクセス端末400、および/または図9の基地局において使用することができる。アクセス端末は、代替的にワイヤレス端末と呼ばれることがある。
1つの端末が一度に1つのシングルキャリアの使用をサポートする、マルチキャリアネットワークの場合を考察する。1つのそのようなシステムにおいて、端末のハンドオフ方法は、接続を確立するために適切なセクタおよびキャリアを決定しなければならない。様々な態様は、そのようなシステムにおいてシームレスハンドオフを可能にする機構を対象とする。ハンドオフは、サービスレベル指示メトリック(SLIM)と呼ばれるメトリックに基づく。SLIM計算およびシームレスハンドオフを可能にする機構について説明する。シミュレーションにより、提案するSLIMベースのハンドオフ方法を用いて達成された端末とセクタの整合の最適性が証明されている。例示的な直交周波数分割多重(OFDM)ネットワークにおけるこの特徴の実装形態について説明する。
基地局(BS)が2つ以上の搬送周波数上で送信しているマルチキャリアネットワークを考察する。EVDO−Rev.Bに基づくネットワークは、セクタスループットおよびユーザ経験を向上させるために複数のキャリアを集合する1つのそのようなシステムである。次に、Rev.Bの場合とは異なり、ワイヤレス端末(WT)がシングルキャリアに制限される状況を考察する。これは、OFDMを使用した例示的なマルチキャリア展開シナリオにおける状況である。これは、端末のピークスループットがシングルキャリアの場合と同じままであることを暗示する。ただし、セクタスループットは、依然として、展開されるキャリアの数に比例する。さらに、WTの容量シェアがユーザ経験を増加させる。WTの能力をシングルキャリアに制限することの大きな利点は、RFフロントエンドによって処理されるキャリアの数にほぼ比例して電力消費量が増加するマルチキャリア対応WTとは異なり、端末の電力消費量が同じままであることである。いくつかの既存のWTは、本明細書で提案する新しいハンドオフ方法を実装するアップグレードによってマルチキャリアシステムにおける動作をサポートするように変更することができる。他の新しいワイヤレス端末は、本明細書で提案する新しいハンドオフ方法に従って最初に実装することができる。
マルチキャリアネットワークにおけるシングルキャリアWTの利点を仮定すれば、ネットワークにおけるキャリアへのWTの分布に関して、所与のWTのために適切なキャリアを選択するという問題に対処すべきである。セクタスループットおよびユーザ経験のほぼ最適な増加を得るために適切な負荷分散を達成する、そのようなシナリオにおけるハンドオフ機構について説明する。
その後、例示的なシステムセットアップおよびSLIMベースのハンドオフ方法について説明する。シミュレーション方法および結果についても説明する。SLIMに基づく例示的なサービス品質(QoS)アウェアなハンドオフ方法についても説明する。計算複雑性の低減のための負荷情報量子化およびSLIM関数の近似などの実装の問題についても説明する。
次に、例示的なマルチキャリアシステムにおけるハンドオフおよび例示的なシステムセットアップについて説明する。例示的なOFDMマルチキャリアシステムにおけるハンドオフは、基地局(BS)によるキャリア関連情報のブロードキャストによって可能になる。BSのブロードキャストは、セクタ固有のキャリア関連情報だけでなく、隣接セクタの各々からのキャリア関連情報とすることもできる。隣接セクタ自体のリストは、BSにおいて構築される。この例示的なOFDMネットワークには集中型基地局コントローラがないので、隣接リストの構築は、マルチキャリアハンドオフ方法にとって有用であり、マルチキャリアハンドオフ方法によって利用される。
BSによってブロードキャストされるキャリア関連情報は、キャリア識別情報と、キャリア電力レベルと、キャリア負荷ファクタとを含む。例示的なOFDM実施形態は、キャリア0、1、および2として識別される最高3つのキャリアをサポートする。WTは、セクタからの捕捉信号(1つのそのようなOFDM捕捉信号は、ビーコン、たとえば、シングルトーンビーコン信号と呼ばれる)の受信電力を測定することによってセクタ強度を測定し、ブロードキャストされたキャリア電力レベル情報を使用して、WTがそのセクタおよびキャリアに接続される場合、WTが潜在的に経験するであろう信号対干渉比(SIR)を得ることができる。セクタとキャリアの所与の組合せを接続と呼ぶことがある。接続へのハンドオフは、その接続のために得られたSIRが現在の接続のSIRと比較してより高い場合に行うことができる。しかしながら、セクタ中の複数のキャリアがそれぞれ同じ電力レベルで送信される場合、所与のセクタ中のキャリアの各々のSIR測定値がほぼ同じになり、SIRベースのハンドオフ決定が不正確になる。複数のキャリアが異なる電力レベルにある一実施形態では、最も高い電力レベルのキャリアにハンドオフすると、非最適な構成になる。したがって、いくつかの実施形態では、ハンドオフ決定において、WTが経験することがある潜在的なSIR以外のファクタを考慮に入れることが重要である。
次に、サービスレベル指示メトリック(SLIM)と呼ばれる、ハンドオフ決定のために使用される例示的なメトリックについて説明する。例示的なOFDMマルチキャリアシステムにおけるハンドオフでは、ブロードキャストされたキャリア負荷ファクタLを考慮に入れて、所与のセクタおよびキャリア上のWTのユーザ経験を示すサービスレベル指示メトリック、すなわちSLIMと呼ぶメトリックを計算する。SLIMを定義するための1つの方法は、次のようになる。
SLIM=L・log10(1+γ・SIR) (1)
ここで、SIRは、信号対干渉比であり、Lは、当該のキャリアに対する負荷の何らかの指示である。1つの可能性は、L=1/(1+Nusers)と定義することである。ここで、Nusersはユーザの数である。Nusersにおいてカウントされるユーザは、当該のセクタおよびキャリアにおけるアクティブユーザの各々を含むことができる。
次に、例示的なハンドオフ方法について説明する。マルチキャリア特徴のための例示的なハンドオフ方法は、次のように説明することができる。
1. WTによって捕捉信号を検出し、測定することができるあらゆるセクタにおいて、各キャリアのSIRを計算する。現在の接続と同じキャリア上の異なるセクタ上のSIRが、現在の接続のSIRよりも強い場合、そのセクタおよびキャリアにハンドオフする。
2. キャリアの各々において最も大きいSIRをもつセクタのSLIMを計算する。異なるキャリア上のSLIMが現在の接続のSLIMよりも大きい場合、そのセクタおよびキャリアにハンドオフする。
このハンドオフ方法により、WTは、所与のキャリア上の最大強度のセクタに接続されるようになる。さらに、本方法により、WTは、最も高いSLIMが測定されたキャリアに接続されるようになる。そのセクタおよびキャリアに対する負荷(したがってSLIM)にかかわらず、所与のキャリア上の最も強いセクタに接続することにより、アップリンク接続性のためのWT送信電力が最小限に抑えられ、BSにおけるライズオーバサーマル(RoT)が最小値に保たれ、安定したシステムになる。
次に、様々なシステムシミュレーションについて説明する。ダウンリンクにおけるSLIMベースのハンドオフ方法のパフォーマンスを検証するために、システムレベルシミュレーションを実行した。例示的なSLIMベースのハンドオフ方法は、最適な経路損失ベースのハンドオフ方法と比較することができる。最適な経路損失ベースのハンドオフ方法は、WTが最小経路損失を有するセクタにハンドオフし、次いで、最適性基準に基づいてそのセクタ内の最適なキャリアにWTを割り当てることである。セクタに割り当てられるユーザは、経路損失に基づいて順序付けされる。最も弱いユーザは、最も強いキャリアに割り振られ、最も強いユーザは最も弱いキャリアに割り振られ、残りは第3のキャリアに割り振られる。最適な割振り境界は、合計ログレートが最大になるように決定される。最適な経路損失ベースのハンドオフ方法は、集中型コントローラを必要とし、したがって実用的ではない。
シミュレーションでは、各セクタ中に3つのキャリアがあると仮定する。キャリア電力プロファイルについての2つの場合を考慮する。等電力構成では、すべての3つのキャリアが同じ送信電力を有する。第2の場合には、基地局セクタに関して、異なるキャリアが異なる電力プロファイルを有し、2番目に強いキャリアは、最も強いキャリアよりも6dB弱く、最も弱いキャリアは、最も強いキャリアよりも12dB低い。以下の表1にシミュレーション結果を示す。表1は、スループットの比較を示している。丸括弧内の数字は、等電力方式に対するスループットの増加である。
Figure 2011507411
等電力の3つのキャリアの場合、経路損失ベースのラウンドロビン割振りおよびSLIMベースの割振りは、ほぼ同じパフォーマンスを有する。
マルチキャリア多電力レベル構成における3つのキャリアの場合、最適な経路損失ベースのハンドオフは、低SIR領域においてより良いスループットを生じるが、SLIMベースのハンドオフは中高SIR領域においてより良いスループットを生じる。スループットパフォーマンスは、低SIR領域を除いては、ほとんど同じである。SLIMベースの割振り方式は、スループットパフォーマンスに関してほぼ最適であると結論付けることができる。
等電力レベルマルチキャリアOFDM展開方式をマルチキャリア多電力レベルOFDM展開方式と比較すると、マルチキャリア多電力レベルOFDM展開方式は、経路損失ベースの方式とSLIMベースの方式の両方に関してセルエッジユーザのSIRを改善する。マルチキャリアOFDM展開方式では、著しいスループットパフォーマンス利得があることがわかる。
次に、SLIMを使用したサービス品質(QoS)アウェアなハンドオフについて説明する。上述のハンドオフアルゴリズムは、ベストエフォートトラフィックだけの存在下で妥当に実行される。このセクションでは、サービス品質(QoS)トラフィックを処理するためにSLIMベースのハンドオフ方法を拡張する手法について説明する。説明を簡単にするために、QoS基準は固定の最小レートであると考える。提案するフレームワークは、パケット遅延を含む他のQoSパラメータに拡張することができる。ユーザは、QoSトラフィックのみをもつQoSユーザ(QU)と、ベストエフォートトラフィックのみをもつベストエフォートユーザ(BEU)とにグループ分けされる。提案するフレームワークは、混合トラフィックをもつユーザを処理するために拡張することができる。ハンドオフ方法は、QoSユーザのためのQoS基準が満たされるようにすることを試みるべきである。
この拡張の背後にある指導原理(guiding principle)は、スケジューラが、BEUよりもQUを厳密に優先させて、リソースを割り振ることである。したがって、QUのハンドオフ決定は、QoSサポートのために現在消費されている時間周波数リソースの部分への可視性に基づくことができる。一方、BEUのハンドオフ決定は、リソースを共有しなければならない他のBEUの数への可視性に基づくことができる。
例示的なハンドオフ方法について説明するために、以下の表記法を使用する。Fは、非QoS目的のために使用される時間周波数リソースの部分(またはOFDMタイルまたはOFDMトーンシンボル)、すなわち、BEUにサービスするための未使用のリソース+使用されるリソースを示すものとする。NBEUおよびNQUは、それぞれ、BEUおよびQUの数とし、RQUは、QUのための最小レート要求(QUの各々は同じレート要求を有する)とし、BWは総帯域幅とする。
任意のQU iの場合、
Figure 2011507411
が、現在の接続上でユーザによって使用されるリソースの部分であることに留意されたい。したがって、以下のようになることが容易にわかる。
Figure 2011507411
ここで、SQUは、QoSユーザのセットである。
本QoSアウェアなセットアップでは、このFは、NBEUとともにキャリア負荷情報としてWTに送信される。(これは、1/(1+NUSERS)が負荷情報として送信される以前に提示した負荷の定義からの逸脱であることに留意されたい。)
最初に、QUのためのハンドオフ方法について説明する。各QU iは、そのQoS要求をサポートすることができる実行可能な接続のセットAを形成する。より形式的には、接続jは、以下の場合、Aに属する。
Figure 2011507411
ここで、SIRijは、QU iが接続j上にある場合、QU iによって経験されるSIRである。次に、Aにおける各接続について、そのQUがその接続を行う場合、ベストエフォートトラフィックパフォーマンスの指示としてSLIMQUを計算する。
Figure 2011507411
そのQUのためのハンドオフ方法は、前述したように、SLIM=SLIMQUを用いる。SLIMBEUによって示されるBEUのためのSLIMは、次のように計算される。
Figure 2011507411
SLIMBEUは、BEUが所与の接続にハンドオフされる場合、ベストエフォートトラフィックパフォーマンスの指示である。BEUのためのハンドオフアルゴリズムは、前述のようにSLIM=SLIMBEUを用いる。
説明したQoSアウェアネスハンドオフを評価するためにシミュレーションを実行した。シミュレーションでは、BEUの数とQUの数の比は、2:1である。シミュレーション結果は、以前に提示した非QoSの場合に非常に類似する。言い換えれば、QoSアウェアな方式では、QUは、ユーザのQoS要求をサポートすることができるセクタ/キャリアのペアに接続されるだけでなく、全体的なシステムスループットの低下を引き起こすことなしに、そのペアに接続されることになる。
次に、キャリア負荷の量子化を含む様々な実装の問題について説明する。負荷情報は、時間周波数リソースの部分の指示であり、メトリック計算に影響を及ぼし、したがってハンドオフ方法のパフォーマンスに影響を及ぼす。一実施形態では、メッセージングオーバーヘッドを低減するために、有限ビットを使用する非一様量子化を実装する。具体的に言うと、負荷情報を指数スケールで、すなわち、2−nの形態で量子化する。たとえば、3ビットを使用すると、負荷情報は以下の数字のうちの1つに量子化される。
{2−7,2−6,2−5,2−4,2−3,2−2,2−1,2−0}={0.0078125,0.015625,0.03125,0.0625,0.125,0.25,0.5,1}
図9の図面900に量子化器の入出力関係を示す。
シミュレーションから、負荷情報を表すために3ビット未満を使用すると、パフォーマンスが著しく劣化することがわかった。したがって、様々な実施形態では、負荷情報を表すために少なくとも3ビットを使用する。
次に、いくつかの実施形態で使用されるSLIM関数の近似について説明する。SLIM計算において、一実施形態では、SIRがdBで与えられるので、SIRを線形スケールに変換する。dBから線形スケールに変換することは、WTにおいて費用のかかる計算であるので、SIRのスケール変換なしで済ますために、以下の近似を使用する。
i) SIRdB>17dB
Figure 2011507411
ii) 0dB<SIRdB≦17dB
Figure 2011507411
iii)−20dB<SIRdB≦0dB
Figure 2011507411
iv)SIRdB≦−20dB
Figure 2011507411
図11の図面1000に、近似をグラフで示す。
システムスループットを最大にするために適切な負荷分散を達成するための、マルチキャリアシステムのためのハンドオフ方法について説明した。本ハンドオフ方法は、負荷情報とSIRによって表される信号品質とを組み合わせるサービスレベル指示メトリック(SLIM)と呼ばれるメトリックを使用する。本明細書で展開した概念は、WTがシングルチャネルに制限される任意のマルチキャリアまたはマルチチャネルネットワークに適用することができる。特に、たとえば、802.11などの様々なOFDM方式では、1つのアクセスポイントが3つもの非重複チャネルを展開することができ、WTハンドオフ方法は、本明細書で展開したフレームワークによって駆動することができる。本明細書で説明する方法および装置は、アクセスポイント、たとえば、基地局が4つ以上の非重複チャネルを展開するシステムにおいても有用である。
以下は、シミュレーションのための基本的な仮定である。
セルレイアウトおよび構成。
・ 6角格子19セルラップアラウンドレイアウト:例示的なマルチキャリア多電力レベルOFDM展開方式の不完全なラップアラウンド構成を最小限に抑えるために、内側リングに割り振られるユーザの統計のみを考慮する。
・ セル当たり3つのセクタ
・ セル間の距離:1km
・ モバイル端末とセルサイトの間の最小距離:35mアンテナ構成
・ 3dBカットオフ角:∠3dB=65°
・ 前後損失:Am=32dB
・ アンテナパターン:
Figure 2011507411
・ アンテナ高
・ BS:hBS=32m
・ MT:hMT=1.5m
無線構成
・ 搬送周波数:f=450MHz
・ キャリア当たりBW:BW=113×11.25kHz=1.271250MHz
・ キャリアの数:N=3(等電力または多電力)
・ 等電力構成では、すべてのキャリアの電力は同じである。
・ 多電力構成では、最も強いキャリアの電力は、2番目に強いキャリアの電力よりも6dB高く、最も弱いキャリアの電力は、2番目に強いキャリアの電力よりも6dB低い。
伝搬
・ 距離依存の経路損失:
Figure 2011507411
・ rの単位はkm、fの単位はMHz、およびhBS/hMTの単位はmである。
・ シャドーイングなし。
モバイル端末構成
・モバイル端末の数:セクタ当たり平均60ユーザ
・モバイル端末は、セルの半径内にドロップされ、各セル内に一様に(rで)分布される。
SIR導出
・ 干渉制限のシナリオ(バックグラウンドノイズ=0)。
・ セクタ/キャリアkに接続されたときのSIR:
Figure 2011507411
ここで、PLは、線形スケールでの経路損失である。
スループット計算
・ スループット計算は、ガウスチャネルに関するシャノンの容量上限に基づく。
・ 同じセクタ/キャリア内でリソースがユーザに均一に割り振られると仮定する。したがって、セクタ/キャリアkにおけるユーザnのためのスループットは、次のように計算される。
Figure 2011507411
ここで、Nusers,kは、セクタ/キャリアkにおけるユーザの数である。
図12の図面1100に、いくつかのOFDM実施形態において使用される例示的なマルチキャリア多電力レベルマルチセクタ展開方式を示す。この方式では、それぞれ3つのセクタをもつ複数のセルがあり、各セクタは3つの接続ポイントを有する。各接続ポイントは、セクタごとの各キャリア(f1、f2、f3)に対応する。したがって、セル当たり9つの接続ポイントがある。いくつかのそのような実施形態では、9つの接続ポイントは、単一の基地局の一部であるが、他の実施形態では、各接続ポイントまたは複数の接続ポイントは基地局にグループ分けすることができる。
図12の例では、3つのタイプのセルがある。第1のタイプのセルでは、搬送周波数f1は高い電力レベルに関連し、搬送周波数f3は中間の電力レベルに関連し、搬送周波数f2は低い電力レベルに関連する。第2のタイプのセルでは、搬送周波数f3は高い電力レベルに関連し、搬送周波数f2は中間の電力レベルに関連し、搬送周波数f1は低い電力レベルに関連する。第3のタイプのセルでは、搬送周波数f2は高い電力レベルに関連し、搬送周波数f1は中間の電力レベルに関連し、搬送周波数f3は低い電力レベルに関連する。例示的なセル1102は第1のタイプのセルであり、例示的なセル1104は第2のタイプのセルであり、例示的なセル1106は第3のタイプのセルである。
様々な実施形態の技法は、ソフトウェア、ハードウェア、および/またはソフトウェアとハードウェアの組合せを使用して実装することができる。様々な実施形態は、装置、たとえば、モバイルアクセス端末などのモバイルノード、1つまたは複数の接続ポイントを含む基地局、および/あるいは通信システムを対象とする。様々な実施形態はまた、方法、たとえば、モバイルノード、基地局、および/または通信システム、たとえば、ホストを制御および/または動作させる方法を対象とする。様々な実施形態はまた、方法の1つまたは複数のステップを実施するように機械を制御するための機械可読命令を含む、機械、たとえば、コンピュータ、可読媒体、たとえば、ROM、RAM、CD、ハードディスクなどを対象とする。
様々な実施形態では、本明細書で説明するノードは、1つまたは複数の方法に対応するステップ、たとえば、信号を受信するステップ、当該のキャリアのための最良の接続を判断するステップ、現在の接続ポイントに関するサービスレベル指示メトリックを計算するステップ、代替接続ポイントに関するサービスレベル指示メトリックを計算するステップ、ハンドオフ決定を行うステップを実行するために、1つまたは複数のモジュールを使用して実装される。したがって、いくつかの実施形態では、様々な機能はモジュールを使用して実装される。そのようなモジュールは、ソフトウェア、ハードウェアまたはソフトウェアとハードウェアの組合せを使用して実装できる。上記の方法または方法ステップの多くは、たとえば1つまたは複数のノードにおいて、上記の方法の全部または一部を実施するために、追加のハードウェアの有無にかかわらず、機械、たとえば汎用コンピュータを制御する、メモリデバイスなど、たとえば、RAM、フロッピー(登録商標)ディスクなどの機械可読媒体中に含まれる、ソフトウェアなどの機械実行可能命令を使用して実施できる。したがって、特に、様々な実施形態は、機械、たとえば、プロセッサおよび関連するハードウェアに、上述の(1つまたは複数の)方法のステップのうちの1つまたは複数を実行させるための機械実行可能命令を含む機械可読媒体を対象とする。いくつかの実施形態は、本発明の1つまたは複数の方法のステップのうちの1つ、複数、またはすべてを実施するように構成されるプロセッサを含むデバイス、たとえば、通信デバイスを対象とする。
いくつかの実施形態は、1つのコンピュータまたは複数のコンピュータに、様々な機能、ステップ、行為、および/または動作、たとえば、上述の1つまたは複数のステップを実施させるためのコードを備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品を対象とする。実施形態に応じて、コンピュータプログラム製品は、実行すべきステップごとに異なるコードを含むことができ、時々含む。したがって、コンピュータプログラム製品は、方法、たとえば、通信デバイスまたはノードを制御する方法の個々のステップごとのコードを含むことができ、時々含む。コードは、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ROM(読取り専用メモリ)、他のタイプの記憶デバイスなどのコンピュータ可読媒体上に記憶される、機械、たとえば、コンピュータ実行可能命令の形態とすることができる。コンピュータプログラム製品を対象とすることに加えて、いくつかの実施形態は、上述の1つまたは複数の方法の様々な機能、ステップ、行為、および/または動作のうちの1つまたは複数を実施するように構成されるプロセッサを対象とする。したがって、いくつかの実施形態は、本明細書で説明する方法のステップの一部または全部を実施するように構成されたプロセッサ、たとえばCPUを対象とする。プロセッサは、たとえば、本出願で説明する通信デバイスまたは他のデバイス中で使用することができる。
いくつかの実施形態では、1つまたは複数のデバイス、たとえば、ワイヤレス端末などの通信デバイスの(1つまたは複数の)プロセッサ、たとえば、CPUは、通信デバイスによって実行されるものとして説明した方法のステップを実行するように構成される。したがって、すべてではないが、いくつかの実施形態は、プロセッサが含まれるデバイスによって実行される様々な記載の方法のステップの各々に対応するモジュールを含むプロセッサをもつデバイス、たとえば、通信デバイスを対象とする。すべてではないが、いくつかの実施形態では、デバイス、たとえば、通信デバイスは、プロセッサが含まれるデバイスによって実行される様々な記載の方法のステップの各々に対応するモジュールを含む。モジュールは、ソフトウェアおよび/またはハードウェアを使用して実装できる。
OFDMシステムに関して説明したが、様々な実施形態の方法および装置のうちの少なくともいくつかは、多くの非OFDMおよび/または非セルラーシステムを含む広範囲の通信システムに適用可能である。
上記の説明に鑑みて、上述の様々な実施形態の方法および装置に関する多数の追加の変形形態が当業者には明らかであろう。そのような変形形態は範囲内に入ると考えるべきである。本方法および本装置は、CDMA、直交周波数分割多重(OFDM)、および/またはアクセスノードとモバイルノードとの間のワイヤレス通信リンクを与えるために使用される様々な他のタイプの通信技法とともに使用でき、様々な実施形態において使用される。いくつかの実施形態では、アクセスノードは、OFDMおよび/またはCDMAを使用してモバイルノードとの通信リンクを確立する基地局として実装される。様々な実施形態では、モバイルノードは、本方法を実施するための、受信機/送信機回路ならびに論理および/またはルーチンを含む、ノートブックコンピュータ、個人情報端末(PDA)、または他の携帯デバイスとして実装される。

Claims (73)

  1. アクセス端末においてハンドオフ判断を行う方法であって、
    複数の接続ポイントの各々について、QoSサービスのために利用されていない前記接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を示す前記個々の接続ポイントに関するインジケータを受信することと、
    様々な接続ポイントに対応する前記受信したインジケータに基づいてハンドオフ決定を行うことと、
    を備える方法。
  2. 前記通信リソースは、トラフィックデータの通信のための通信リソースである、請求項1に記載の方法。
  3. ハンドオフ決定を行う前記ステップは、
    QoS動作モードで動作している間に、
    i)前記アクセス端末のQoS要求を満たす接続を与えることができる接続ポイントのセットを特定することと、
    ii)前記特定された接続ポイントのセットからの接続ポイントとの接続を選択することと、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  4. QoS要求を満たす接続を与えることができる接続ポイントを特定する前記ステップは、前記セットに含めることを検討中である各個々のAPに対応する、QoSサービスのために利用されていない前記接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの前記部分に基づく、請求項3に記載の方法。
  5. QoS要求を満たす接続を与えることができる接続ポイントを特定する前記ステップは、前記セットに含めることを検討中である各個々の接続ポイントから受信された電力基準レベル信号に基づく、請求項3に記載の方法。
  6. 接続ポイントの前記特定されたセットからの接続ポイントとの接続を選択することは、
    前記アクセス端末と前記選択された接続に対応する接続ポイントとの間のベストエフォートトラフィックの通信のために利用可能な最大容量を有する前記接続を選択すること
    を含む、請求項3に記載の方法。
  7. 前記接続ポイントの特定されたセットからの接続ポイントとの接続を選択することは、
    QoS要求を満たした後に前記最大容量を有する前記接続ポイントを選択すること
    を含む、請求項3に記載の方法。
  8. 前記ハンドオフ決定を行う前に、前記アクセス端末がベストエフォートデータトラフィック動作モードであるかQoSデータトラフィック動作モードであるかを判断することをさらに備え、
    前記ベストエフォートデータトラフィック動作モードであるとき、ハンドオフ決定を行う前記ステップは、
    前記最大潜在ベストエフォート容量を有する接続を選択することを含む、
    請求項3に記載の方法。
  9. 接続ポイントの前記特定されたセット中の前記個々の接続ポイントによってサービスされているベストエフォートユーザの数を示す情報を受信することをさらに備え、
    前記特定されたセットからの接続ポイントとの接続を前記選択することは、前記個々の接続ポイントの各々によってサービスされているベストエフォートユーザの前記数に応じて実行される、
    請求項3に記載の方法。
  10. 前記アクセス端末が接続を有する接続ポイントからアクセス端末動作モードを示す信号を受信することをさらに備え、前記動作モードは、ベストエフォートデータトラフィック動作モードおよびQoS動作モードのうちの1つである、
    請求項3に記載の方法。
  11. アクセス端末動作モードを示す前記信号を受信することの前に、前記アクセス端末が現在接続を有する接続ポイントに所望の動作モードを示す信号を送信することをさらに備え、前記所望の動作モードは、ベストエフォートデータトラフィック動作モードおよびQoS動作モードのうちの1つである、
    請求項10に記載の方法。
  12. 前記QoS要求は、最小データ転送レート要求である、請求項3に記載の方法。
  13. 前記QoS要求は、送信より前に待ち行列に記憶することができる最大時間データを示す最大待ち行列遅延である、請求項3に記載の方法。
  14. 前記接続ポイントの各々から電力基準レベル信号を受信すること
    をさらに備える、請求項3に記載の方法。
  15. 複数の接続ポイントの各々について、QoSサービスのために利用されていない前記接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を示す前記個々の接続ポイントに関するインジケータを受信するためのワイヤレス受信機と、
    様々な接続ポイントに対応する前記受信したインジケータに基づいてハンドオフ決定を行うためのハンドオフ決定モジュールと、
    を備えるアクセス端末。
  16. 前記通信リソースは、トラフィックデータの通信のための通信リソースである、請求項15に記載のアクセス端末。
  17. 前記ハンドオフ決定モジュールは、
    i)QoS動作モードで動作している間に、前記アクセス端末のQoS要求を満たす接続を与えることができる接続ポイントのセットを特定するための接続ポイント予備スクリーニングモジュールと、
    ii)QoS動作モードである間に、使用のための特定された接続ポイントの前記セットからの接続ポイントとの接続を選択するための接続ポイント選択モジュールと、
    を含む、請求項15に記載のアクセス端末。
  18. 前記接続ポイント予備スクリーニングモジュールは、その識別を、前記セットに含めることを検討中である各個々の接続ポイントに対応する、QoSサービスのために利用されていない前記接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの前記部分に基づく、請求項17に記載のアクセス端末。
  19. 前記接続ポイント予備スクリーニングモジュールは、その識別を、前記セットに含めることを検討中である各個々の接続ポイントから受信された電力基準レベル信号に基づく、請求項17に記載のアクセス端末。
  20. 前記接続ポイント選択モジュールは、前記アクセス端末と、前記選択された接続に対応する接続ポイントとの間のベストエフォートトラフィックの通信のために利用可能な最大容量を有する前記接続を選択する、請求項17に記載のアクセス端末。
  21. 前記接続ポイント選択モジュールは、サービス品質要求を満たした後に前記最大容量を有する前記接続ポイントを選択する、請求項17に記載のアクセス端末。
  22. 前記ハンドオフ決定を行う前に、前記アクセス端末がベストエフォートデータトラフィック動作モードであるかQoSデータトラフィック動作モードであるかを判断するためのモード判断モジュールと、
    前記モード判断モジュールが、前記アクセス端末は前記ベストエフォートデータトラフィック動作モードであると判断した場合、最大潜在ベストエフォート容量を有する接続を選択するためのベストエフォート選択モジュールと、
    をさらに備える、請求項17に記載のアクセス端末。
  23. 前記ワイヤレス受信機モジュールは、接続ポイントの前記特定されたセット中の前記個々の接続ポイントによって(たとえば、現時点で)サービスされているベストエフォートユーザの数を示す情報を受信するためでもあり、
    前記接続ポイント選択モジュールは、前記個々の接続ポイントの各々によってサービスされているベストエフォートユーザの前記数に応じて前記特定されたセットからの接続ポイントとの接続を選択する、
    請求項17に記載のアクセス端末。
  24. 前記ワイヤレス受信機モジュールは、前記アクセス端末が接続を有する接続ポイントからアクセス端末動作モードを示す信号を受信するためでもあり、前記動作モードは、ベストエフォートデータトラフィック動作モードおよびQoS動作モードのうちの1つである、請求項17に記載のアクセス端末。
  25. 所望のアクセス端末動作モードを示す信号を生成するためのアクセス端末モード要求モジュールと、
    前記アクセス端末が現在接続を有する接続ポイントに所望の動作モードを示す前記信号送信するためのワイヤレス送信機モジュールと、
    をさらに備え、前記所望の動作モードは、ベストエフォートデータトラフィック動作モードおよびQoS動作モードのうちの1つである、
    請求項24に記載のアクセス端末。
  26. 前記QoS要求は、最小データ転送レート要求である、請求項17に記載のアクセス端末。
  27. 前記QoS要求は、送信より前に待ち行列に記憶することができる最大時間データを示す最大待ち行列遅延である、請求項17に記載のアクセス端末。
  28. 前記ワイヤレス受信機モジュールは、前記接続ポイントの各々から電力基準レベル信号を受信するためでもある、請求項17に記載のアクセス端末。
  29. 複数の接続ポイントの各々について、QoSサービスのために利用されていない前記接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を示す前記個々の接続ポイントに関するインジケータを受信するためのワイヤレス受信機手段と、
    様々な接続ポイントに対応する前記受信したインジケータに基づいてハンドオフ決定を行うためのハンドオフ決定手段と、
    を備えるアクセス端末。
  30. 前記通信リソースは、トラフィックデータの通信のための通信リソースである、請求項29に記載のアクセス端末。
  31. 前記ハンドオフ決定手段は、
    i)QoS動作モードで動作している間に、前記アクセス端末のQoS要求を満たす接続を与えることができる接続ポイントのセットを特定するための接続ポイント予備スクリーニング手段と、
    ii)QoS動作モードである間に、使用のための特定された接続ポイントの前記セットからの接続ポイントとの接続を選択するための接続ポイント選択手段と、
    を含む、請求項29に記載のアクセス端末。
  32. 前記接続ポイント予備スクリーニング手段は、その識別を、前記セットに含めることを検討中である各個々の接続ポイントに対応する、QoSサービスのために利用されていない前記接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの前記部分に基づく、請求項31に記載のアクセス端末。
  33. 前記接続ポイント予備スクリーニング手段は、その識別を、前記セットに含めることを検討中である各個々の接続ポイントから受信された電力基準レベル信号に基づく、請求項31に記載のアクセス端末。
  34. コンピュータに、複数の接続ポイントの各々について、QoSサービスのために利用されていない前記接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を示す前記個々の接続ポイントに関するインジケータを受信させるためのコードと、
    コンピュータに、様々な接続ポイントに対応する前記受信したインジケータに基づいてハンドオフ決定を行わせるためのコードと、
    を備えるコンピュータ可読媒体
    を備えるコンピュータプログラム製品。
  35. 前記通信リソースは、トラフィックデータの通信のための通信リソースである、請求項34に記載のコンピュータプログラム製品。
  36. コンピュータに、ハンドオフ決定を行わせるための前記コードは、
    QoS動作モードで動作している間に、プロセッサに、
    i)前記アクセス端末のQoS要求を満たす接続を与えることができる接続ポイントのセットを特定させ、
    ii)特定された接続ポイントの前記セットからの接続ポイントとの接続を選択させる、
    ためのコードを含む、請求項34に記載のコンピュータプログラム製品。
  37. コンピュータに、QoS要求を満たす接続を与えることができる接続ポイントを特定させるための前記コードは、前記セットに含めることを検討中である各個々のAPに対応する前記示された部分を使用する、請求項36に記載のコンピュータプログラム製品。
  38. 複数の接続ポイントの各々について、QoSサービスのために利用されていない前記接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を示す前記個々の接続ポイントに関するインジケータを受信し、
    様々な接続ポイントに対応する前記受信したインジケータに基づいてハンドオフ決定を行う、
    ように構成されたプロセッサ
    を備える装置。
  39. 前記通信リソースは、トラフィックデータの通信のための通信リソースである、請求項38に記載の装置。
  40. 前記プロセッサ構成は、
    QoS動作モードである間に、ハンドオフ決定を行うように構成されることの一部として、
    i)前記アクセス端末のQoS要求を満たす接続を与えることができる接続ポイントのセットを特定し、
    ii)特定された接続ポイントの前記セットからの接続ポイントとの接続を選択する、
    ように構成されることを含む、請求項38に記載の装置。
  41. QoS要求を満たす接続を与えることができる接続ポイントを特定するための前記プロセッサ構成は、前記セットに含めることを検討中である各個々のAPに対応する前記示された部分を使用するように構成されることを含む、請求項40に記載の装置。
  42. 基地局を動作させる方法であって、
    前記基地局中に含まれる個々の接続ポイントに関するインジケータを生成することと、なお、前記インジケータは、QoSサービスのために利用されていない前記接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を示す、
    前記生成されたインジケータを搬送する信号を無線で送信することと、
    を備える方法。
  43. 前記通信リソースは、トラフィックデータの通信用である、請求項42に記載の方法。
  44. 前記接続ポイントに対応する電力基準信号を生成することと、
    前記生成された電力基準信号を無線で送信することと、
    をさらに備える、請求項42記載の方法。
  45. 前記接続ポイントに対応するベストエフォートユーザの数を判断することと、
    ベストエフォートユーザの前記判断された数を示す情報を無線で送信することと、
    をさらに備える、請求項44記載の方法。
  46. (i)通信リソースの前記部分と、(ii)前記接続ポイントに対応するベストエフォートユーザの判断された数を伝達する情報とのうちの少なくとも1つを伝達するメッセージを生成することと、
    前記生成されたメッセージを、バックホールネットワークを介して別の基地局に送信することと、
    をさらに備える、請求項44記載の方法。
  47. (i)QoSサービスのために利用されていない前記別の基地局の接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を伝達する追加情報と、(ii)前記別の基地局の前記接続ポイントのベストエフォートユーザの数を伝達する追加情報と、のうちの少なくとも1つを示すメッセージを、バックホールネットワークを介して前記別の基地局から受信することと、
    前記バックホールを介して受信した前記メッセージから前記受信した情報の少なくとも一部を搬送するためのブロードキャスト信号を生成することと、
    前記ブロードキャスト信号を無線で送信することと、
    をさらに備える、請求項46に記載の方法。
  48. 前記生成されたインジケータを搬送する前記信号は、ブロードキャスト信号である、請求項42に記載の方法。
  49. 前記電力基準信号は、OFDMビーコン信号およびCDMAパイロット信号のうちの1つである、請求項44に記載の方法。
  50. 前記基地局に対応する複数の接続ポイントの各々について、QoSユーザのために利用されていない前記接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの前記部分を判断すること
    をさらに備える、請求項42に記載の方法。
  51. 前記基地局中に含まれる個々の接続ポイントに関するインジケータを生成するためのリソース部分インジケータ生成モジュールと、なお、前記インジケータは、QoSサービスのために利用されていない前記接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を示す、
    信号を無線で送信するためのワイヤレス送信機モジュールと、
    前記生成されたインジケータを搬送する信号の無線での送信を制御するためのリソース部分インジケータ信号送信制御モジュールと、
    を備える基地局。
  52. 前記通信リソースは、トラフィックデータの通信用である、請求項51に記載の基地局。
  53. 前記接続ポイントに対応する電力基準信号を生成するための電力基準信号生成モジュールと、
    前記生成された電力基準信号の無線での送信を制御するための電力基準信号制御モジュールと、
    をさらに備える、請求項51に記載の基地局。
  54. 前記接続ポイントに対応するベストエフォートユーザの数を判断するためのベストエフォートユーザカウント判断モジュールと、
    ベストエフォートユーザの前記判断された数を示す情報の無線での送信を制御するためのベストエフォートユーザカウント送信制御モジュールと、
    をさらに備える、請求項53に記載の基地局。
  55. (i)通信リソースの前記部分と、(ii)前記接続ポイントに対応するベストエフォートユーザの判断された数を伝達する情報とのうちの少なくとも1つを伝達するメッセージを生成するためのバックホールメッセージ接続ポイント情報生成モジュールと、
    前記基地局をバックホールネットワークに結合するためのネットワークインターフェースモジュールと、
    前記生成されたメッセージを、バックホールネットワークを介して別の基地局に送信するように前記ネットワークインターフェースモジュールを制御するためのネットワークインターフェース送信制御モジュールと、
    をさらに備える、請求項53に記載の基地局。
  56. 前記ネットワークインターフェースを介してバックホールネットワークを介して前記別の基地局から受信されるメッセージを処理して、(i)QoSサービスのために利用されていない前記別の基地局の接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を伝達する追加情報と、(ii)前記別の基地局の前記接続ポイントのベストエフォートユーザの数を伝達する追加情報とのうちの少なくとも1つを示す情報を復元するためのバックホールメッセージ接続ポイント復元モジュールと、
    前記バックホールを介して受信された前記メッセージから前記受信情報の少なくとも一部を搬送するためのブロードキャスト信号を生成するための隣接接続ポイント信号生成モジュールと、
    前記ブロードキャスト信号を無線で送信するように前記ワイヤレス送信機を制御するための隣接接続ポイント信号送信制御モジュールと、
    をさらに備える、請求項55に記載の基地局。
  57. 前記生成されたインジケータを搬送する前記信号は、ブロードキャスト信号である、請求項51に記載の基地局。
  58. 前記電力基準信号は、OFDMビーコン信号およびCDMAパイロット信号のうちの1つである、請求項53に記載の基地局。
  59. 前記基地局に対応する複数の接続ポイントの各々について、QoSユーザのために利用されていない前記接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの前記部分を判断するための部分リソース判断モジュール
    をさらに備える、請求項51に記載の基地局。
  60. アクセス端末からハンドオフ信号を受信するためのワイヤレス受信機モジュールと、
    前記基地局によって送信され、前記アクセス端末によって受信されたリソース部分インジケータに基づくハンドオフ決定に応答して、前記アクセス端末によって生成された前記受信ハンドオフ信号を処理するためのハンドオフ信号処理モジュールと、
    をさらに備える、請求項53に記載の基地局。
  61. 前記基地局中に含まれる個々の接続ポイントに関するインジケータを生成するためのリソース部分インジケータ生成手段と、なお、前記インジケータは、QoSサービスのために利用されていない前記接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を示す、
    信号を無線で送信するためのワイヤレス送信機手段と、
    前記生成されたインジケータを搬送する信号の無線での送信を制御するためのリソース部分インジケータ信号送信制御手段と、
    を備える基地局。
  62. 前記通信リソースは、トラフィックデータの通信用である、請求項61に記載の基地局。
  63. 前記接続ポイントに対応する電力基準信号を生成するための電力基準信号生成手段と、
    前記生成された電力基準信号の無線での送信を制御するための電力基準信号制御手段と、
    をさらに備える、請求項61に記載の基地局。
  64. 前記接続ポイントに対応するベストエフォートユーザの数を判断するためのベストエフォートユーザカウント判断手段と、
    ベストエフォートユーザの前記判断された数を示す情報の無線での送信を制御するためのベストエフォートユーザカウント送信制御手段と、
    をさらに備える、請求項63に記載の基地局。
  65. (i)通信リソースの前記部分と、(ii)前記接続ポイントに対応するベストエフォートユーザの判断された数を伝達する情報とのうちの少なくとも1つを伝達するメッセージを生成するためのバックホールメッセージ接続ポイント情報生成手段と、
    前記基地局をバックホールネットワークに結合するためのネットワークインターフェース手段と、
    前記生成されたメッセージを、バックホールネットワークを介して別の基地局に送信するように前記ネットワークインターフェース手段を制御するためのネットワークインターフェース送信制御手段と、
    をさらに備える、請求項63に記載の基地局。
  66. コンピュータに前記基地局中に含まれる個々の接続ポイントに関するインジケータを生成させるためのコードと、なお、前記インジケータは、QoSサービスのために利用されていない前記接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を示す、
    コンピュータに前記生成されたインジケータを搬送する信号を無線で送信させるためのコードと、
    を備えるコンピュータ可読媒体
    を備えるコンピュータプログラム製品。
  67. 前記通信リソースは、トラフィックデータの通信用である、請求項66に記載のコンピュータプログラム製品。
  68. 前記コンピュータ可読媒体は、
    コンピュータに前記接続ポイントに対応する電力基準信号を生成させるためのコードと、
    コンピュータに前記生成された電力基準信号を無線で送信させるためのコードと、
    をさらに備える、請求項66に記載のコンピュータプログラム製品。
  69. 前記コンピュータ可読媒体は、
    コンピュータに前記接続ポイントに対応するベストエフォートユーザの数を判断させるためのコードと、
    コンピュータにベストエフォートユーザの前記判断された数を示す情報を無線で送信させるためのコードと、
    をさらに備える、請求項68記載のコンピュータプログラム製品。
  70. 前記基地局中に含まれる個々の接続ポイントに関するインジケータを生成するように構成され、前記インジケータは、QoSサービスのために利用されていない前記接続ポイントにおいて利用可能な通信リソースの部分を示し、
    前記生成されたインジケータを搬送する信号を無線で送信する、
    ように構成されたプロセッサ
    を備える装置。
  71. 前記通信リソースは、トラフィックデータの通信用である、請求項70に記載の装置。
  72. 前記プロセッサは、
    前記接続ポイントに対応する電力基準信号を生成し、
    前記生成された電力基準信号を無線で送信する、
    ようにさらに構成された、請求項70に記載の装置。
  73. 前記プロセッサは、
    前記接続ポイントに対応するベストエフォートユーザの数を判断し、
    ベストエフォートユーザの前記判断された数を示す情報を無線で送信する、
    ようにさらに構成された、請求項72に記載の装置。
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