JP2011507306A - 干渉裏側マスクを有する光起電力装置 - Google Patents

干渉裏側マスクを有する光起電力装置 Download PDF

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Abstract

干渉マスク(300)が、光起電力デバイスの裏側の反射性導体(1660、1730)を覆う。そのような干渉は、導体からの入射光の反射を低減することができる。様々な実施形態では、マスクが反射を低減し、その結果、おもて電極パターンおよび裏電極パターンが黒色に見え、またはデバイスの周囲のフィーチャと色が同様に見える。他の実施形態では、マスクは、電極パターンが可視スペクトル内の色と調和するように、光の反射を調整することができる。

Description

関連出願の相互参照
本願は、2007年12月17日に出願された米国特許仮出願第61/014,405号の利益を主張するものであり、その内容全体を参照により組み込み、その内容全体を本願の一部とみなすべきである。
本願は、2007年12月4日に出願された米国特許出願第11/950,392号(整理番号第QMRC.007A/080171)、2007年11月7日に出願された米国特許仮出願第61/002,198号(整理番号第QMRC.007PR/080171P1)、および本願と同日付で出願された番号不明の米国特許出願(整理番号第QMRC.008A2/080419U2)に関連する。
本発明は、一般に、たとえば光起電力電池など、光エネルギーを電気エネルギーに変換する光電子トランスデューサの分野に関する。
1世紀以上の間、米国では、石炭、石油、天然ガスなど化石燃料が主なエネルギー源を形成してきた。代替エネルギー源の必要性が高まっている。化石燃料は、急速に枯渇しつつある再生不能なエネルギー源である。インドや中国など開発途上国の大規模な工業化は、使用可能な化石燃料に対する著しい負担になっている。さらに、地政学的問題が、そのような燃料の供給に直ちに影響を及ぼす可能性がある。地球温暖化もまた、近年における、より大きな関心事である。いくつかの要因が地球温暖化の原因であると考えられるが、化石燃料の広範な使用が地球温暖化の主な原因と推定されている。したがって、環境的にも安全である再生可能かつ経済的に可能なエネルギー源を見つけることが、緊急に求められている。太陽エネルギーは、熱および電気など、他の形態のエネルギーに変換することができる環境的に安全な再生可能エネルギー源である。
光起電力(PV)電池は、光エネルギーを電気エネルギーに変換し、したがって太陽エネルギーを電力に変換するために使用することができる。光起電力太陽電池は、非常に薄くし、モジュール式にすることができる。PV電池は、サイズが数ミリメートルから数十センチメートルに及ぶ可能性がある。1つのPV電池からの個別の電気出力は、数ミリワットから数ワットに及ぶ可能性がある。十分な電気量を生産するために、いくつかのPV電池を電気的に接続し、アレイでパッケージすることができる。PV電池は、衛星および他の宇宙船に電力を供給すること、住宅用不動産および営業用不動産に電力を供給すること、自動車バッテリを充電することなど、広範な応用分野で使用することができる。
米国特許仮出願第61/014,405号 米国特許出願第11/950,392号 米国特許仮出願第61/002,198号
PVデバイスは、炭化水素燃料に対する依存を少なくする可能性を有するが、PVデバイスの広範な使用は、非効率および美的問題によって妨げられている。したがって、これらの側面のいずれかを改善することにより、PVデバイスの使用を増大させることができる。
一実施形態では、光が入射するおもて側とそのおもて側の反対側の裏側とを画定する光起電力デバイスが、光起電力活性材料を含む。導体がその光起電力材料の裏側に配置される。光干渉マスクが導体の裏側の上に配置される。
他の実施形態では、光起電力デバイスが、そのある側での入射光から電流を生成するための手段を含む。また、このデバイスは、生成された電流を導くためのおもて側手段および裏側手段と、裏側導電手段を光起電力デバイスの入射側から干渉によりマスクするための手段とを含む。
他の実施形態では、光起電力デバイスを製造する方法が、光起電力活性層と、おもて側導体と、裏側導体とを有する光起電力発電機を用意するステップを含む。おもて側導体は、おもて側を介して光起電力活性層に光を通すように構成される。複数の層が光起電力発電機の裏側導体の上に形成され、裏側導体をマスクするように構成された干渉変調器を画定する。
他の実施形態では、光が入射するおもて側とそのおもて側の反対側の裏側を有する光起電力デバイスを製造する方法が、光起電力デバイスの裏側からの可視反射を低減するように構成された干渉変調器を形成するステップを含む。
本明細書に開示されている例示的な実施形態が添付の概略図面に例示されているが、これらの図面は、例示的なものにすぎない。
論理上の光干渉キャビティ(optical interferometric cavity)の概略図である。 光干渉変調器の一実施物を形成する複数の層の概略図である。 吸収体層、光学共鳴キャビティ、および反射体を備える、図2のものと同様の干渉変調器(IMOD)スタックのブロック図である。 光学キャビティが吸収体層と反射体層の間の柱(posts or pillars)によって形成された空隙を含むIMODの概略図である。 光学共鳴キャビティを電気機械的に調整することができる、「開」状態にあるIMODの一実施例の図である。 光学共鳴キャビティを電気機械的に調整することができる、「閉」状態にあるIMODの図である。 垂直入射広帯域白色光に関して黄色を反射するように構成された光学キャビティを有する干渉光変調器の全反射対波長の図である。 垂直入射広帯域白色光に関して可視反射を最小限に抑えるように構成された光学キャビティに関する全反射対波長の図である。 入射角または視野角が垂直に対して約30度であるときの、図5のものと同様の干渉光変調器の全反射対波長の図である。 p−n接合を備える光起電力電池の概略図である。 堆積薄膜または堆積光起電力活性材料を含むフォトセルを概略的に示すブロック図である。 反射性電極がおもて側で見えている太陽光起電力デバイスの一例を示す概略平面図である。 反射性電極がおもて側で見えている太陽光起電力デバイスの一例を示す等角断面図である。 光起電力デバイスと一体化された干渉変調器(IMOD)マスクの一実施形態を製造するプロセスのステップを示し、IMODマスクが光起電力デバイスおもて電極と共にパターン形成される概略横断面図である。 光起電力デバイスと一体化された干渉変調器(IMOD)マスクの一実施形態を製造するプロセスのステップを示し、IMODマスクが光起電力デバイスおもて電極と共にパターン形成される概略横断面図である。 光起電力デバイスと一体化された干渉変調器(IMOD)マスクの一実施形態を製造するプロセスのステップを示し、IMODマスクが光起電力デバイスおもて電極と共にパターン形成される概略横断面図である。 光起電力デバイスと一体化された干渉変調器(IMOD)マスクの一実施形態を製造するプロセスのステップを示し、IMODマスクが光起電力デバイスおもて電極と共にパターン形成される概略横断面図である。 光起電力デバイスと一体化された干渉変調器(IMOD)マスクの一実施形態を製造するプロセスのステップを示し、IMODマスクが光起電力デバイスおもて電極と共にパターン形成される概略横断面図である。 光起電力デバイスと一体化された干渉変調器(IMOD)マスクの一実施形態を製造するプロセスのステップを示し、IMODマスクが光起電力デバイスおもて電極と共にパターン形成される概略横断面図である。 光起電力デバイスと一体化された干渉変調器(IMOD)マスクの一実施形態を製造するプロセスのステップを示し、IMODマスクが光起電力デバイスおもて電極と共にパターン形成される概略横断面図である。 IMODマスクの上に保護膜を形成した後の図10Gの光起電力デバイスの概略横断面図である。 他の実施形態による、光起電力デバイスの上にIMODマスクを追加するステップを示し、IMODマスク用の、光学共鳴キャビティを画定する少なくとも1つの層がパターン形成されないままである概略横断面図である。 他の実施形態による、光起電力デバイスの上にIMODマスクを追加するステップを示し、IMODマスク用の、光学共鳴キャビティを画定する少なくとも1つの層がパターン形成されないままである概略横断面図である。 他の実施形態による、光起電力デバイスの上にIMODマスクを追加するステップを示し、IMODマスク用の、光学共鳴キャビティを画定する少なくとも1つの層がパターン形成されないままである概略横断面図である。 他の実施形態による、光起電力デバイスの上にIMODマスクを追加するステップを示し、IMODマスク用の、光学共鳴キャビティを画定する少なくとも1つの層がパターン形成されないままである概略横断面図である。 他の実施形態による、IMODマスクが電極を覆っており、IMODマスクが、光起電力デバイスおもて電極よりわずかに広くなるようにパターン形成されている層を備える、光起電力デバイスの概略横断面図である。 一体化されたIMODマスクを有する、透明基板上の薄膜光起電力デバイスを製造するプロセスのステップを示す概略横断面図である。 一体化されたIMODマスクを有する、透明基板上の薄膜光起電力デバイスを製造するプロセスのステップを示す概略横断面図である。 一体化されたIMODマスクを有する、透明基板上の薄膜光起電力デバイスを製造するプロセスのステップを示す概略横断面図である。 一体化されたIMODマスクを有する、透明基板上の薄膜光起電力デバイスを製造するプロセスのステップを示す概略横断面図である。 一体化されたIMODマスクを有する、透明基板上の薄膜光起電力デバイスを製造するプロセスのステップを示す概略横断面図である。 透明基板上の薄膜光起電力デバイスと一体化されたIMODマスクの他の実施形態の概略横断面図であり、IMODマスク用の、光学共鳴キャビティを画定する少なくとも1つの層がパターン形成されないままである図である。 活性光起電力材料を有する基板の側と反対側の、透明基板のおもて側で一体化されたIMODマスクの他の実施形態の概略横断面図である。 IMODマスクがおもて電極の上に形成されていない、単結晶半導体光起電力デバイスを用いて形成された光起電力デバイスの概略横断面図である。 IMODマスクがおもて電極の上に形成されている、単結晶半導体光起電力デバイスを用いて形成された光起電力デバイスの概略横断面図である。 一体化されたIMODマスクを有する、干渉を用いて改善された(interferometrically−enhanced)光起電力デバイスの一実施形態の概略横断面図である。 一体化されたIMODマスクが裏電極に動作可能に結合されている、干渉を用いて改善された光起電力デバイスの一実施形態の概略横断面図である。 一体化されたIMODマスクを片側に有する導電性リボンの一実施形態の概略横断面図である。 複数の光起電力デバイスの相互接続用に光起電力デバイスの電極に接続された、図17Aのものと同様のマスク付きリボンを有する光起電力デバイスの概略横断面図である。 一体化されたIMODマスクがリボン導体の両側を覆っている導電性リボンの他の実施形態の概略横断面図である。 複数の光起電力デバイスの相互接続用に光起電力デバイスの電極に接続された、図18Aのものと同様のマスク付きリボンを有する光起電力デバイスの概略横断面図である。 リボン導体と光起電力層が光起電力デバイス上で一体化するために別々に製造される、干渉を用いて改善された光起電力リボンの一実施形態の概略横断面図である。 導電性リボンによって相互接続された複数の光起電力デバイス、ウェハ、またはセルの概略的な裏返し図である。
光エネルギーを電気エネルギーまたは電流に変換するために、使用可能な表面上で光起電力(PV)デバイスを広く採用することを妨げる1つの問題は、PVデバイス上の導体または電極の美的に望ましくない外観である。一般的なおもて電極材料の高い反射率が、活性PV材料それ自体の、より濃い色の外観と対照をなし、さらに、PVデバイスが周囲の材料と調和するのを妨げる。本明細書で以下に述べる諸実施形態は、電極を暗色にし、隠し、または調和させ、したがってPVデバイス用の導体の上に干渉変調器(IMOD)マスクを設けるように設計されたIMOD構造を使用する。IMODマスクに入射する光は、光干渉の原理により、電極の領域内で可視反射を引き起こさない、またはほとんど引き起こさない。干渉マスク効果は、IMODマスクを構成する材料の寸法および基本的な光学特性によって決まる。したがって、マスク効果は、一般的な染料または塗料に比べて、経時的に退色しやすいものではない。
本明細書では、いくつかの好ましい実施形態および実施例について論じるが、本発明の主題は、具体的に開示されている実施形態を越えて、本発明の他の代替実施形態および/または使用、ならびにその明らかな修正および均等物に及ぶことは理解されるであろう。本明細書に開示されている本発明の範囲は、開示されている特定の実施形態によって限定すべきでないものとする。したがって、たとえば本明細書に開示されているどの方法またはプロセスにおいても、その方法/プロセスを構成する行為または動作は、任意の好適な順序で実施することができ、特に指摘されていない限り、必ずしも開示されている何らかの特定の順序に限定されない。適切な場合、諸実施形態の様々な態様および利点について述べられている。必ずしもそのような態様または利点のすべてが、何らかの特定の実施形態に従って達成できるわけではないことは理解される。したがって、たとえば、本明細書で教示または示唆されている可能性がある他の態様または利点を必ずしも達成することなしに、本明細書で教示されている1つの利点または1群の利点を達成するように、または最適化するように様々な実施形態を実施することができることを理解されたい。以下の詳細な説明は、本発明のいくつかの特定の実施形態を対象とする。しかし、本発明は、多数の様々な方法で実施することができる。本明細書に述べられている諸実施形態は、光エネルギーを収集し光エネルギーを電気エネルギーに変換するための光起電力デバイスを含む広範なデバイスで実施することができる。
この説明では、全体を通じて同様の部分が同様の符号で指定されている図面を参照する。以下の説明から明らかになるように、これらの実施形態は、光起電力活性材料を備える様々なデバイスで実施することができる。
図1は、光学共鳴キャビティを示す。そのような光学共鳴キャビティの一例が、反射色のスペクトルを生成することができる石けん膜である。図1に示されている光学共鳴キャビティは、2つの界面または表面101、102を備える。これらの2つの表面101、102は、同じ層の反対側の表面とすることができる。たとえば、これらの2つの表面101、102は、ガラスまたはプラスチックプレートもしくはシートの表面、あるいはガラス、プラスチック、または任意の他の透明な材料の膜を含むことができる。空気または他の媒体が、プレート、シート、または膜を取り囲んでいてもよい。図の例では、界面101、102のそれぞれにて、光が部分的に反射し、部分的に透過する。
光学共鳴キャビティのおもて面101に入射する光線103が、光路104によって示されているように部分的に反射され、光路105に沿っておもて面101を部分的に透過する。透過光は、光路107に沿って部分的に反射され、光路106に沿って部分的に透過し共鳴キャビティから出ることもある。透過する光の量および反射する光の量は、光学共鳴キャビティを形成する材料の屈折率、および周囲の媒体の屈折率によって決まる可能性がある。この例は、当業者には理解されるように、複数の内部反射を省略することによって単純化されている。
本明細書の考察では、光学共鳴キャビティから反射される光の全強度は、2つの反射された光線104、107の可干渉性の重ね合わせである。そのような可干渉性の重ね合わせの場合、2つの反射ビームの振幅および位相が共に、総強度に寄与する。この可干渉性の重ね合わせが、干渉と呼ばれる。2つの反射された光線104、107は、互いに対して位相差を有する可能性がある。いくつかの実施形態では、2つの波の間の位相差が180度であり、互いに打ち消し合う可能性がある。2つの光線104、107の位相および振幅が強度を低減するように構成されている場合には、それらの2つの光ビームは、弱め合うように干渉すると称される。一方、2つの光ビーム104、107の位相および振幅が強度を増大するように構成されている場合には、それらの2つの光線は、強め合うように干渉すると称される。この位相差は2つの経路の光路差に依存し、この光路差は、光学共鳴キャビティの厚さ、これらの2つの表面101、102間の材料の屈折率、および周囲の材料の屈折率が光学共鳴キャビティを形成する材料より高いか、それとも低いかに依存する。また、この位相差は、入射ビーム103内の異なる波長についても異なる。したがって、いくつかの実施形態では、光学共鳴キャビティは、入射光103の波長の特定の集合を反射することができ、一方、入射光103の他の波長を透過する。したがって、いくつかの波長は、強め合うように干渉する可能性があり、いくつかの波長は、弱め合うように干渉する可能性がある。したがって、一般に、光学共鳴キャビティによって反射される色および全強度、および透過する色および全強度は、厚さ、光学共鳴キャビティを形成する材料、および周囲の媒体によって決まる。また、反射波長および透過波長は視角に依存し、異なる波長が異なる角度で反射され透過する。
図2では、光学共鳴キャビティが2つの層の間で画定されている。具体的には、吸収体層201が光学共鳴キャビティの上面またはおもて面101を画定し、一方、下部反射体層202が光学共鳴キャビティの下面または裏面102を画定している。吸収体層および反射体層の厚さは、互いに実質的に異なってもよい。たとえば、典型的には、吸収体層201は、下部反射体層202より薄くされ、部分的に透過性となるように設計される。吸収体層および反射体層は、金属を含むことができる。図2に示されているように、光干渉キャビティの吸収体層201に入射する光線203は、部分的に反射され、経路204、207のそれぞれに沿って光干渉キャビティから出る。おもて側または入射側の、観察者が見る照明領域は、2つの反射光線204、207の重ね合わせである。デバイスによって実質的に吸収される光量、または透過して下部反射体202を通ってデバイスから出る光量は、吸収体層201および反射体層202の厚さおよび組成を変えることによって著しく増大または低減することができ、一方、反射の見かけの色は、主に、それらの間の光学共鳴キャビティのサイズまたは厚さ、および吸収体層201の材料特性によって左右される干渉効果によって決定される。
いくつかの実施形態では、おもて面101と裏面102の間の光学キャビティは、光透過性誘電体層などの層、または複数の層によって画定される。他の実施形態では、おもて面101と裏面102の間の光学共鳴キャビティは、空隙、または光透過性層と空隙の組合せによって画定される。光干渉キャビティのサイズは、入射光の、1つまたは複数の特定の色の反射を最大化または最小化するように調整することができる。光干渉キャビティによって反射される1つまたは複数の色は、キャビティの厚さを変更することによって変更することができる。したがって、光干渉キャビティによって反射される1つまたは複数の色は、キャビティの厚さに依存し得る。キャビティ高さが、光干渉によって特定の波長が最大化または最小化されるようなものであるとき、その構造は、本明細書では干渉変調器(IMOD)と称する。IMODは、静的(固定)なものでも、動的(能動)なものでもよい。
いくつかの実施形態では、上部吸収体と下部反射体の間の光学共鳴キャビティの高さは、たとえば微小電気機械システム(MEMS)によって能動的に変えることができる。MEMSは、微小機械要素、アクチュエータ、および電子回路を含む。微小機械要素は、堆積、エッチング、ならびに/あるいは、基板および/もしくは堆積された材料層の一部をエッチングもしくは除去する、または電気デバイスおよび電気機械デバイスを形成するように層を追加する他のマイクロマシニングプロセスを使用して作成することができる。そのようなMEMSデバイスは、電気機械的に調整することができる光学共鳴キャビティを有するIMODを含む。IMODは、光干渉の原理を使用して、光を選択的に吸収および/または反射する。いくつかの実施形態では、干渉変調器が1対の導電プレートを備えることができ、その一方は、部分的に反射性かつ部分的に透過性であり、その他方は、部分的または完全に反射性である。これらの導電プレートは、適切な電気信号を印加したとき相対的に運動することができる。特定の実施形態では、一方のプレートが、基板上に堆積された静止層を備えることができ、他方のプレートが、その静止層から空隙によって分離された金属膜を備えることができる。本明細書でより詳細に述べるように、1つのプレートの、もう1つのプレートに対する位置により、干渉変調器に入射する光の光干渉が変化し得る。このようにして、MEMS干渉変調器(IMOD)によって出力される光の色を能動的に変えることができる。
そのようなMEMSによって調整可能な光干渉キャビティ、またはMEMS IMODを使用して、少なくとも2つの状態をもたらすことが可能である。第1の状態は、(キャビティのサイズに基づいて)選択された色の光が強め合うように干渉し、反射されキャビティから出るというある寸法の光干渉キャビティを含む。第2の状態は、可視波長が実質的に吸収されるような、光の強め合う干渉、および/または弱め合う干渉により生成される可視の黒色(visible black)状態を含む。別法として、これらの2つの状態は、カラーかつ広域スペクトル(白色)の反射性とすることができる。
図3Aは、IMODスタック300の簡略図である。図のように、IMODスタック300は、吸収体層301と、反射体303と、吸収体層301と反射体303の間に形成された光学共鳴キャビティ302とを備える。反射体303は、たとえばアルミニウムなど金属層を含むことができ、典型的には、不透明となるのに十分に厚いもの(たとえば300nm)である。光学共鳴キャビティ302は、空隙および/または1つもしくは複数の光透過性材料を含むことができる。光学共鳴キャビティ302が反射体303と吸収体層301の間の単一の層によって画定される場合、透明導体または透明誘電体を使用することができる。いくつかの実施形態では、光学共鳴キャビティ302は、空隙、透明導電材料、および透明誘電体層のうちの2つ以上を含むことができる複数の材料を含む複合構造を備えることができる。複数の層および/または空隙の考えられる利点は、スタックの選択された層が、IMODスタック300におけるその光学的な役割に加えて、デバイスパシベーションまたは耐引掻性など、複数の機能を果たすことができることである。いくつかの実施形態では、光学共鳴キャビティは、導電性か、それとも誘電性かに関わらず、1つまたは複数の部分的に透過性の材料を含むことができる。光干渉キャビティ302用の例示的な透明材料は、酸化インジウムスズ(ITO)など透明導電性酸化物(TCO)、および/または二酸化ケイ素(SiO)など誘電体を含むことができる。
この実施形態では、光は、最初に吸収体層301内に入ることによってIMODスタック300を通過する。一部の光は、部分的に透過性の吸収体層301を通過し、光干渉キャビティ302を通過し、反射体303から反射され、光学共鳴キャビティ302を通り、吸収体層301を通って戻る。
図3Bを参照すると、他の実施形態では、光学共鳴キャビティ302の厚さが、柱(posts or pillars)などスペーサ311によって支持された空隙302を備えることができる。IMOD300内では、光学共鳴または干渉キャビティ302は、静的な空隙、または動的、すなわち、たとえばMEMS技術を使用して可変の空隙とすることができる。
図3Aまたは図3Bに示されている干渉変調器(IMOD)構造は、光干渉を使用して、所望の反射出力を選択的に生成する。この反射出力は、光学共鳴キャビティ302の厚さおよび光学特性、ならびに吸収体301および反射体303の厚さおよび光学特性を選択することによって「変調」することができる。また、この反射出力は、MEMSデバイスを使用し、光学共鳴キャビティ302のサイズを変更して、動的に変えることができる。吸収体301の表面を見る人に観察される色は、IMODから実質的に反射され、IMODの様々な層によって実質的に吸収されず、かつ弱め合うように干渉しない周波数に対応することになる。干渉し、実質的に吸収されない周波数は、光学共鳴キャビティ302の厚さを選択することによって変えることができる。
図3Cおよび図3Dは、共鳴キャビティ(図3Bの302)が空隙を含んでおり、MEMS技術を使用して電気機械的に変更可能である、IMODの一実施形態を示す。図3Cは、「開」または「弛緩」状態になるように構成されたIMODを示し、図3Dは、「閉」または「収縮」状態になるように構成されたIMODを示す。図3Cおよび図3Dに示されているIMODは、基板320、薄膜スタック330、反射膜303を備える。薄膜スタック330は、(図3Aおよび図3Bの301に対応する)吸収体と、別個の透明電極、およびその電極を互いに絶縁された状態で保つための誘電体層など他の層および材料とを備えることができる。いくつかの実施形態では、薄膜スタック330は、基板320に取り付けてもよい。「開」状態では、薄膜スタック330が間隙340によって反射膜303から分離されている。いくつかの実施形態では、たとえば図3Cに示されているように、間隙340は、レールまたは柱(pillars or posts)などスペーサ311によって支持された空隙とすることができる。「開」状態では、間隙340の厚さが、いくつかの実施形態において、たとえば120nmと400nmの間で変わることができる(たとえば、約260nm)。したがって、「開」状態では、図3Aおよび図3Bの光学共鳴キャビティは、薄膜スタック330内の吸収体の上の任意の透明層と共に空隙を備える。
いくつかの実施形態では、このIMODは、薄膜スタック330と反射膜303の間で電圧差を加えることによって、図3Dに示されているように、「開」状態から「閉」状態に切り替えることができる。「閉」状態では、薄膜スタック330と反射膜303の間の、吸収体の上の光学キャビティは、たとえば薄膜スタック330内の吸収体上に重なる誘電体層によって画定され、典型的には、「黒色」または最小限の可視反射を反射するように構成される。全体的な空隙の厚さは、いくつかの実施形態では、たとえば「開」状態と「閉」状態の間で、約0nmと約2000nmの間において変わることができる。
「開」状態では、入射光の1つまたは複数の周波数が、基板320の表面の上方で強め合うように干渉する。したがって、入射光のいくつかの周波数は、IMOD内で実質的に吸収されず、IMODから反射される。IMODから反射される周波数は、IMODの外側で強め合うように干渉する。基板320の表面を見る人に観察される表示色は、IMODから実質的に反射され、IMODの様々な層によって実質的に吸収されない周波数に対応することになる。強め合うように干渉し、実質的に吸収されない周波数は、(間隙340を含む)光学キャビティの厚さを変更し、それによって光学共鳴キャビティの厚さを変更することによって変えることができる。
図4は、IMOD(たとえば、図3Aまたは図3BのIMOD300)のおもて面に対して直角または垂直の方向から見たときのIMODの全反射対波長のグラフを示す。この全反射のグラフは、約550nm(黄色)のところで反射ピークを示している。IMODを見る人は、IMODが黄色であるのに気づくことになる。前述のように、全反射曲線のピークの位置は、光学共鳴キャビティ302の厚さまたは材料を変更することによって、またはスタック内の1つもしくは複数の層の材料および厚さを変更することによって、シフトさせることができる。
図5は、可視範囲内の反射が最小になるように光学キャビティの厚さが選択されたIMODについて、約400nmから800nmの波長範囲にわたる波長に対するIMODの全反射のグラフを示す。全反射が可視波長領域全体で均一に低いことがわかる。したがって、光がほとんど干渉変調器から反射されない。IMODのおもて面を垂直に見る人に観察される色は、いくつかの実施形態では、概して黒色、赤みがかった黒、または紫であり得る。
一般に、IMODスタックは、視野角依存性を有する可能性がある。しかし、可視範囲内でのIMOD反射を最小限に抑えるように光学共鳴キャビティを選択すると、角度依存性はかなり低くなる傾向がある。図6は、入射角または視野角が30度であるときの、可視反射を最小限に抑えるように最適化された光学共鳴キャビティを有するIMODに関する全反射対波長を示す。全反射が可視波長領域全体で均一に低いことがわかる。したがって、可視光がほとんど干渉変調器から反射されない。図5と図6の比較から、可視反射を最小限に抑えるように選択または調整されたキャビティ302を有するIMODのスペクトル応答は、垂直入射と入射角または視野角が30度であるときに関してほぼ同じである。換言すれば、可視反射を最小限に抑えるように選択されたキャビティを有する「黒色」IMODのスペクトル応答は、入射角または視野角に対する強い依存性を示さない。
図7は、典型的な光起電力(PV)電池700を示す。典型的な光起電力電池は、光エネルギーを電気エネルギーまたは電流に変換することができる。PV電池は、環境に対する影響があまりない、たとえばカーボンフットプリントが少ない再生可能エネルギー源の一例である。PV電池を使用すると、エネルギー発生のコストを削減することなど、考えられる費用便益をもたらすことができる。PV電池は、たとえば郵便切手より小さいものから差渡し数インチのものまで、多数の様々なサイズおよび形状を有することができる。いくつかのPV電池を共に接続し、長さ数フィート、幅数フィートに及ぶことがあるPV電池モジュールを形成することができることもしばしばである。モジュールは、様々なサイズおよび電力出力のPVアレイを形成するように組み合わせ、また接続することができる。
アレイのサイズは、特定の場所で使用可能な日光の量や消費者のニーズなど、いくつかの要因によって決まる可能性がある。アレイのモジュールは、電気接続、取付け金具、パワーコンディショニング機器、および太陽が陰っているとき使用するために太陽エネルギーを貯蔵するバッテリを含むことができる。PVデバイスは、その付帯電気接続および周辺機器を有する単セル、あるいはPVモジュールまたはPVアレイとすることができる。また、PVデバイスは、機能上関連のない電気構成部品、たとえばPV電池によって給電される構成部品を含むことができる。
典型的なPV電池は、2つの電極間に配置されたPV活性領域を備える。いくつかの実施形態では、PV電池は、層のスタックが形成される基板を備える。PV電池のPV活性層は、ケイ素など半導体材料を含むことができる。いくつかの実施形態では、活性領域は、図7に示されているように、n型半導体材料703とp型半導体材料704を接触させることによって形成されるp−n接合を含むことができる。そのようなp−n接合は、ダイオードのような特性を有することができ、したがってフォトダイオード構造と呼ばれることもある。
PV活性層703、704は、電流経路を形成する2つの電極間に挟まれている。裏電極705は、アルミニウム、銀、モリブデン、または何らかの他の導電材料で形成することができる。裏電極は、粗い未研磨のものとすることができる。おもて電極701は、接触抵抗を下げ、収集効率を高めるように、p−n接合のおもて面のかなりの部分を覆うように設計される。おもて電極701が不透明材料で形成される実施形態では、おもて電極701は、PV活性層のおもての上に開口または窓を残すように構成され、照明がPV活性層に入射することを可能にする。いくつかの実施形態では、おもて電極は、透明導体、たとえば酸化スズ(SnO)または酸化インジウムスズ(ITO)など透明導電酸化物(TCO)を含むことができる。TCOは、良好な電気接触および導電率をもたらし、同時に入射光に対して透過性であることができる。いくつかの実施形態では、PV電池はまた、おもて電極701の上に配置された反射防止(AR)コーティング702の層を備えることができる。ARコーティング702の層は、PV活性層703、704のおもて面から反射される光の量を低減することができる。
活性PV材料のおもて面が照明されると、光子が活性領域内の電子にエネルギーを伝達する。光子によって伝達されたエネルギーが半導体材料のバンドギャップより大きい場合、電子は、伝導帯に入るのに十分なエネルギーを有することができる。p−n接合の形成と共に内部電界が生じている。内部電界は、付勢された電子に作用し、これらの電子を移動させ、それによって外部回路707内に電流の流れを作り出す。得られた電流の流れを使用し、電荷を貯蔵する、または図7に示されている電球706など様々な電気デバイスに直接給電することができる。
いくつかの実施形態では、図7に示されているp−n接合を、真性またはドープされていない半導体層がp型半導体とn型半導体の間に挟まれているp−i−n接合によって置き換えることができる。p−i−n接合は、p−n接合より高い効率を有する可能性がある。いくつかの他の実施形態では、PV電池が複数の接合を備えることができる。
PV活性層は、結晶シリコン(c−silicon)、非晶質シリコン(a−silicon)、テルル化カドミウム(CdTe)、二セレン化銅インジウム(CIS)、二セレン化銅インジウムガリウム(CIGS)、光吸収性染料および光吸収性ポリマー、光吸収性ナノ粒子を分散させたポリマー、GaAsなどIII−V族半導体など、様々な光吸収性の光起電力材料のいずれかによって形成することができる。他の材料を使用することもできる。光子が吸収されエネルギーが電子キャリア(正孔および電子)に伝達される光吸収性材料を、本明細書ではPV電池のPV活性層と称し、この用語は、複数の活性な下位層を包含するものとする。PV活性層用の材料は、PV電池の所望の性能および応用分野に応じて選択することができる。
いくつかの実施形態では、PV電池は、薄膜技術を使用することによって形成することができる。たとえば、光エネルギーが透明基板を通過する一実施形態では、PV電池は、TCOの第1の層またはおもて電極層を基板上に堆積することによって形成することができる。PV活性材料が第1の電極層上に堆積される。第2の電極層を、PV活性材料の層上に堆積することができる。これらの層は、物理的蒸着技法、化学気相堆積技法、電気化学技法などの堆積技法を使用して堆積することができる。薄膜PV電池は、薄膜シリコン、CIS、CdTe、またはCIGSなど、非晶質材料または多結晶材料を含むことができる。薄膜PV電池のいくつかの利点は、とりわけ小さなデバイスフットプリント、および製造プロセスの拡張性である。
図8は、典型的な薄膜PV電池800を概略的に示すブロック図である。典型的なPV電池800は、光が通過することができるガラス基板801を含む。ガラス基板801上には、第1の電極層802、PV活性層803(非晶質シリコンを含んで示されている)、および第2の電極層805が配置されている。第1の電極層802は、ITOなど透明導電材料を含むことができる。図のように、第1の電極層802および第2の電極層805は、薄膜PV活性層803を間に挟んでいる。図のPV活性層803は、非晶質シリコン層を含む。当技術分野で知られているように、PV材料として働く非晶質シリコンは、1つまたは複数のダイオード接合を含むことができる。さらに、1つまたは複数の非晶質シリコンPV層は、真性シリコンの層がpドープ層とnドープ層の間に挟まれているp−i−n接合を含むことができる。
図9Aおよび図9Bに示されているように、多数のPVデバイスが、鏡面導体または反射性導体910、911を、デバイスのおもて側または光入射側、ならびにPVデバイス900の裏側に使用している。表側または光入射側の導体は、バス電極910またはグリッドライン電極911を備えることができる。光エネルギーがPV活性材料903によって吸収されると、電子−正孔対が生成される。これらの電子と正孔は、図9Bに示されているように、おもて電極910、911または裏電極905の一方または他方に移動することによって電流を生成することができる。おもて導体またはおもて電極910、911は、電子または正孔が電極に到達するために移動しなければならない距離を短縮し、一方、十分な光がPV活性層903に通過することができるようにパターン形成される。しかし、これらの電極によって生じる明るい反射線は、しばしば魅力がないものとみなされ、その結果、PVデバイスが、目に見える場所で使用されないことがしばしばである。
したがって、下記のいくつかの実施形態は、電極パターンが暗色または黒色に見え、露出したPV活性領域の外観によりよく調和するように見苦しい電極を覆う方法について説明する。さらに、下記で述べられているいくつかの実施形態は、周囲の構造(たとえば、屋上タイル)とよりよく調和することができるように外観が均一である光起電力デバイスを提供する。これは、パターン形成された電極を有するPVデバイスのおもての部分を暗色にすることによって、または光起電力デバイスのおもて面全体(電極および活性領域)を暗色にすることによって達成することができる。
導電層または電極からの反射を抑制するように電極を暗色にする、または他の形でマスクする1つの方法は、電極を暗色にするように、かつ/または露出したPV活性領域の色付きの外観と調和するように反射率を調整して干渉変調器(IMOD)をマスクとして使用することである。IMODスタックでは、IMOD反射体(たとえば、図3Aまたは図3Bの反射体303)の機能は、マスクされる導体(たとえば、図9Aおよび図9Bのおもてバス電極910またはグリッドライン電極911)で果たすことができる。IMODマスクに入射する光は、上記で論じた光干渉の原理により、電極の領域内で可視反射を引き起こさない、またはほとんど引き起こさない。有利には、干渉効果は、吸収体および光学共鳴キャビティの厚さおよび材料によって制御される。したがって、マスク効果は、一般的な染料または塗料に比べて、経時的に退色しやすいものではない。
図10A〜10Gは、おもて電極上のIMODマスクを組み込むPVデバイスを作製するためのプロセスの一例を示す。この例は、PV活性材料の堆積薄膜を使用する。一実施形態では、そのような光起電力デバイスは、プラスチック、ガラス、または別の好適なワークピースなど、基板1010上に形成することができる。図10Aに示されているように、そのようなデバイスを製造する方法は、既知の方法を使用して基板1010上に裏電極1020を形成することを含むことができる。光起電力デバイス用の裏電極1020として働くように、金属層を堆積することができるが、非金属導電材料を使用することもできる。
図10Bを参照すると、この方法は、光起電力活性材料1030の形成をさらに含む。図の実施形態では、光起電力(PV)活性材料1030は、堆積薄膜を含むが、他の構成では、単結晶の半導体基板の一部分および/またはその上のエピタキシャル層が使用される。堆積PV活性材料は、たとえば、最近普及しつつある非晶質シリコン薄膜を含むことができる。薄膜としての非晶質シリコンは、物理的蒸着(PVD)、化学気相堆積(CVD)、電気化学気相堆積、またはプラズマ化学気相堆積 (PECVD)によって、ならびに当業者に知られている他の方法によって、大面積の上に堆積することができる。当業者に知られているように、非晶質シリコン層を含むPV活性材料は、nドープシリコンおよび/またはpドープシリコンを有する1つまたは複数の接合を含むことができ、またp−i−n接合をさらに含むことができる。PV活性材料1030用の他の適切な材料は、ゲルマニウム(Ge)、Ge合金、セレン化銅インジウムガリウムのような合金、テルル化カドミウム(CdTe)、ならびにIII−V族半導体材料、またはタンデム多接合光起電力材料および膜を含む。III−V族半導体材料は、ヒ化ガリウム(GaAs)、窒化インジウム(InN)、窒化ガリウム(GaN)、ヒ化ホウ素 (BAs)などの材料を含む。窒化インジウムガリウムのような半導体合金を使用することもできる。他の光起電力材料およびデバイスもまた可能である。これらの材料を形成する方法は、当業者に知られている。例示的な例として、CIGSのような合金は、銅、ガリウム、およびインジウムを同時蒸着または同時スパッタし、次いでセレン化物蒸気を用いてアニールし、最終的なCIGS構造を形成する真空ベースのプロセスによって形成することができる。非真空ベースの代替プロセスもまた、当業者に知られている。
図10Cでは、任意選択で透明導電酸化物(TCO)1040がPV活性材料1030の上に堆積される。TCO層は、PV活性層1030に対する電極接触を改善するために、光起電力材料、特に薄膜光起電力材料と共にしばしば使用される。機能的には、TCO1040は、PV活性材料1030によって生成される電流を搬送するための回路を完成するおもて電極の一部を形成するが、従来、TCO1040上に重なり、PV電池をより広範な回路に接続する、より導電性の金属導体がおもて電極と呼ばれている。当業者には知られているように、一般的なTCOは、酸化インジウムスズ(ITO)である。ITOを形成または堆積する方法は、当技術分野で周知であり、電子ビーム蒸着、物理的蒸着、またはスパッタ堆積技法を含む。他のTCO材料および製造プロセスを使用することもできる。他の実施形態では、TCO層を省略することができる。
図10Dでは、TCO材料1040の堆積の後に、おもて導体層1050の形成が続く。おもて導体層1050は、おもて電極として働くように、またPV電池によって生成される電流を搬送する回路にPV電池を接続するように、金属または非常に導電性の高い材料を含むことができる。上記で指摘したように、そのような導体は、かなり反射性のものとなる傾向があり、PVデバイスの外観を損ね、PVデバイスの広範な使用を妨げる可能性がある。おもて導体層1050用の典型的な反射性材料は、アルミニウム(Al)、モリブデン(Mo)、ジルコニウム(Zr)、タングステン(W)、鉄(Fe)、銀(Ag)、およびクロム(Cr)を含む。
図10Eに示されているように、光学共鳴キャビティ1060がおもて導体層1050の上に形成される。図の実施形態では、光学共鳴キャビティ1060は、堆積透明層であるが、図3Aおよび図3Bに関連して上記で論じたように、他の構成では、このキャビティは、柱(posts、pillars)またはレールなどスペーサによって支持された空隙(図3B参照)、単一の導電性層または誘電体層、複数の導電性透明層または誘電性透明層によって形成された複合体、または、空隙と1つまたは複数の透明層との組合せによって形成された複合体を含むことができる。透明材料の単一の層からなる光学共鳴キャビティは、製造を単純化し、コストを削減することができる。複数の層および/または空隙を有する複合構造は、形成されるIMODマスクにおけるその光学的な役割に加えて、複数の層を使用し、デバイスパシベーションまたは耐引掻性など、複数の機能を果たすことができる。
また、空隙または複合光学共鳴キャビティは、デバイス通気、あるいは複数の色を反射するために、または能動的に(電気的に)調整可能なIMODマスクを形成するためにMEMSを使用する能力を提供することなど、複数の機能を果たすことができる。IMODマスクの反射体303がPVデバイス用のおもて電極としても働く図の実施形態では、反射体303は、たとえばPVデバイスが活動状態でないとき静電駆動するための静止電極として使用することができる。吸収体301は、可動電極として働くことができる。静電MEMSの動作およびPVデバイスからの電流収集という2つの機能を処理するための相互接続および外部回路は、PVデバイスの活性IMODマスクと一体化することができることを、当業者なら理解するであろう。
一実施形態の光学共鳴キャビティ1060は、SiOまたは他の透明誘電性材料の層によって形成される。SiO(または同様の屈折率の)光学共鳴キャビティ1060に適した厚さは、暗色または黒色の干渉効果を作り出すためには、300Å(オングストローム)と1000Åの間である。SiOを堆積または形成する方法は、CVDならびに他の方法を含めて、当技術分野で知られている。光学共鳴キャビティ1060を形成するための他の好適な透明材料は、ITO、Si、Crを含む。他の実施形態の光学共鳴キャビティ1060は、空隙層およびSiOまたは別の透明誘電性材料によって形成される。空隙光学共鳴キャビティ1060に適した厚さは、暗色または黒色の干渉効果を作り出すためには、450Åと1600Åの間である。
図10Fを参照すると、吸収体層1070が光学共鳴キャビティ1060の上に形成される。構築されるIMODマスクが自然反射性のおもて導体1050の外観を干渉により暗色にするように設計される図の実施形態では、吸収体層1070は、たとえば半透明の厚さの金属層または半導体層を含むことができる。また、この吸収体層は、非ゼロのn*k、すなわち屈折率(n)と消衰係数(k)の非ゼロ積を有する材料を含むことができる。具体的には、クロム(Cr)、モリブデン(Mo)、モリブデン−クロム合金(MoCr)、チタン(Ti)、ケイ素(Si)、タンタル(Ta)、およびタングステン(W)がすべて、好適な層を形成する。一実施形態では、吸収体層1070の厚さは、20Åと300Åの間である。この厚さは、不透明層を作り出す厚さ未満となるように選択される。
図10Gを参照すると、次いで、図10Fに示されているスタックが、たとえばフォトリソグラフィパターニングおよびエッチング、または図10Gに示されているPVデバイス1000Gを形成するための別の好適な技法を使用してパターン形成される。得られる干渉変調器(IMOD)マスク300は、(PVデバイス用のおもて導体またはおもて電極としても働く)反射体303、(パターニングの前には符号1060によって参照されていた)光学共鳴キャビティ302、および、パターン形成された吸収体301を備える。図10Gの実施形態では、反射体303、光学共鳴キャビティ302、および吸収体301は、共にパターン形成され、したがって互いに位置合わせされる。他の実施形態では、IMODマスク300の構成要素は、下記の図12の考察からよりよく理解されるように、IMODマスク反射体303として働く導体のパターンとは幾分異なるパターンを有することができる。したがって、IMODマスク300は、おもて電極または反射体303を覆う。IMODマスク300と、PVデバイス用のおもて電極として働く反射体303との位置合わせには、鋭角の視角で、反射体303の側部からの何らかの極小反射のリスクがある。一方、吸収体301は、より正確にはおもて電極として存在する反射体303が常に妨げている光より多くの光がPV活性層に到達するのを妨げないようにパターン形成され、したがって、吸収体301は、PV効率がそれ以上低下するのを回避するようにパターン形成される。
吸収体301および光学共鳴キャビティ302の材料および寸法は、下にある反射体303からの反射率を低減するように選択される。反射率は、マスク300の上部表面に対して直角の方向での[IMODマスク300から反射される光の強度]対[IMODマスク300の上部への入射光の強度]の比として定義される。反射体303用の一般的なPVデバイスおもて電極材料は、30%〜90%の範囲内の反射率を示す。しかし、IMODマスク300は、干渉により反射率全体を10%未満に低減するように構成される。したがって、IMODマスク300の上方で観察可能な反射率は、最も一般的なおもて電極(反射体303)材料について10%未満(この点で反射は「灰色」に見える傾向がある)であり、より典型的には5%未満である。本明細書における開示に鑑みて、吸収体301内の層および光学共鳴キャビティ302用の材料および寸法を適正に選択することによって、反射率を1%〜3%と同程度、したがって真に「黒色」に見える程度に低減することができることを、当業者なら理解するであろう。
したがって、観察者には、PVデバイスのおもて導体から反射する光が見えない、またはほとんど見えない。したがって、電極を覆うIMODマスク300によって形成されたパターンは、暗色または黒色に見える可能性がある。別法として、IMODマスク300の構造は、おもて導体に隣接する光起電力活性材料の可視領域の色と実質的に調和する色を反射するように選択される。大抵のPVデバイスの場合、PV活性エリアはかなり暗色に見え、その結果、IMODマスク300によって可視反射を低減することにより、導体がPV活性エリアの外観と効果的に調和され、PVデバイスの2つの領域を目で見て区別することが困難になる。しかし、非常に変わったPV材料、またはPV活性材料の上の窓を覆った他のコーティングにより、PV活性材料の可視領域が暗色または黒色以外の色を示す限りにおいて、そのPV活性エリアの可視領域と調和し、PVデバイスに対する均一な色または外観を作り出すために、他の色を反射するようにIMODマスク300を構築することができる。
光学共鳴キャビティ302が柱(posts、pillars)またはレールなどスペーサによって画定された空隙を備える一例(図3B参照)では、暗色または黒色のIMODマスク300を作り出すための空隙の好適な高さは、一部にはIMODマスク300用に選択された他の材料に応じて、450Åと1600Åの間である。光学共鳴キャビティ302が、1と3の間の屈折率を有する誘電体(たとえばSiO)を備える他の例では、暗色または黒色のIMODマスク300は、300Åと1000Åの間の誘電体厚さを用いて作り出すことができる。
図10Hを参照すると、PVデバイス1000Hは、IMODマスクのマスク機能から逸脱することなしに、上に重なるハードコート、反射防止コーティング、またはパシベーション層など、追加の層を含むことができる。たとえば、IMODマスク300上に重なる誘電体層1080は、SiOまたは窒化ケイ素を含むことができ、PVデバイス用の上部パシベーション層として働くことができる。さらに、誘電体層1080は、おもて電極領域の黒色状態をさらに向上させることができる反射防止(AR)層として働くのに適した厚さで設けることができる。酸化ケイ素または窒化ケイ素のAR層用の典型的な厚さは、約300Åと1500Åの間である。見る人とおもて電極反射体303の間に他の層が配置される限りにおいて、干渉マスク300が所望の反射率を確実に生成するように、様々な層の材料、光学特性、および厚さを選択する上で調整が必要とされる可能性がある。
図11A〜11Dは、おもて電極をパターン形成した後でIMOD黒色マスクが形成される他の実施形態を示す。図11Aは、フォトリソグラフィおよびエッチングなどによって、図10Dの導体層1050が、パターン形成されたおもて電極または反射体303が残るようにパターン形成された後の図10DのPVデバイス構造を示す。おもて導体層1050に適切な材料は、図10Dに関連して上記で論じられている。パターニングにより、パターン形成された導体またはおもて電極が画定され、これらは、形成しようとするIMODマスク用の反射体303としても働くことになる。図11Aの構造は、たとえば、パッケージング前の予め作製された光起電力(PV)デバイスを表すことができる。別法として、他の実施形態では、PVデバイスは、パッケージングされ、図11B〜11Dのステップを行う前に、たとえば、図11Aの構造の上にパシベーション層(図示せず)を含んでもよい。そのような構成では、その後で形成される光学共鳴キャビティおよび吸収体に関する材料および寸法の選択により、パシベーション層の光学的効果を補償すべきである。換言すれば、そのような不図示の実施形態では、パシベーション層(図示せず)は、形成される複合光学共鳴キャビティの一部とみなすことができる。
図11Bは、ブランケット層を形成した後の図11Aの構造、またはIMODマスク用の光学共鳴キャビティ層1060を画定するように選択された複合構造を示す。図10Eの考察で指摘したように、光学共鳴キャビティ層1060は、柱(posts、pillars)またはレールなどスペーサによって画定された空隙(図3B参照)、単一の導電性層または誘電体層、複数の導電性透明層または誘電性透明層によって形成された複合体、または、空隙と1つまたは複数の透明層との組合せによって形成された複合体とすることができる。
図11Cは、吸収体層1070堆積後の図11Bの構造を示す。半透明の吸収体層1070に適した材料および厚さは、図10Fに関連して上記で論じられている。
図11Dは、パターン形成された吸収体301を残すように吸収体層1070をパターン形成した後の図11Cの構造を示す。図の実施形態では、光学共鳴キャビティ層1060は、ブランケット層またはパターン形成されていない層として残されている。したがって、光学共鳴キャビティ層1060は、PV電池の上を一面に覆っている(blanketed)。吸収体301は、導体/電極303を実質的に覆うように、フォトリソグラフィマスキングおよびエッチングによってなど、パターン形成される。
結果的に得られる図11Dの構造は、おもて導体またはおもて電極としても働く、パターン形成された反射体303と、ブランケット光学共鳴キャビティ層1060と、パターン形成された吸収体301とを含む干渉マスクまたはIMODマスク300を備えるPVデバイス1100である。上記で論じた単一の層または複合構造を表すことができるブランケット光学共鳴キャビティ層1060はまた、PV活性層1030が可視である、または露出されている領域全体にわたって、PV活性層1030用または光学的に介在するTCO層1040用のパシベーションまたは反射防止など他の機能を果たすことができる。パターン形成された反射体303と吸収体301の間にある光学共鳴キャビティ層1060の領域は、IMODマスク300用の光学共鳴キャビティ302を形成する。図の実施形態では、吸収体301は、反射体303と実質的に位置合わせされるようにパターン形成される。
図12は、図11Cに関連して論じたPVデバイスの層上に重なる光学共鳴キャビティ層1060および吸収体層1070(図11C参照)が、パターン形成された反射体303を覆うように共にパターン形成され、図12に示されているPVデバイス1200を生み出す、本発明の他の実施形態を示す。この実施形態では、吸収体301および光学共鳴キャビティ302は、電極を覆うように共にパターン形成されるが、電極303をわずかに越えて延在する。そのような実施形態では、パターン形成された吸収体301は、電極の縁部を各側で電極の幅の10%未満だけ、また一実施形態では、電極幅の5%未満だけ越えて横方向に延在することができ、吸収体301(図示せず)の長さは、独立して電極長さと位置合わせする、またはそれより(10%未満または5%未満だけ)長くすることができる。より広い吸収体301は、おもて導体/反射体303からの反射をマスクするように、よりよく覆うことを確実にし、反射体303のパターンと吸収体301のパターンとの間の適度なレベルのマスクミスアライメントに対処する。一方、干渉によりマスクされている反射体303より吸収体301の方が広い範囲を最小限に抑えることによって、PV活性層1030に到達する光の量、したがってPVデバイス全体の効率が高く保たれ得る。
図示されていない他の実施形態では、吸収体層および光学共鳴キャビティ構造が、PVデバイスのすべての上に延在することができるが、その場合には、PV活性層に到達する光の減少を最小限に抑えるために、吸収体層を非常に薄く(大部分を透過性に)すべきである。したがって、透過率を最大にするためにブランケット吸収体層を薄くしたとき、暗色または「黒色」効果の程度は、幾分犠牲になる。その場合には、その反射色をおもて電極領域内のIMODの反射色とよりよく調和させるために、PV活性層の上に、比較的高い透過率を有する追加の半透明反射体を使用することも望ましい可能性がある。
図10Hに関連して論じたように、図11Dおよび図12の干渉マスク300はまた、諸実施形態の表面の上に形成または堆積されたさらなる層によって保護またはパシベーションすることができる。
図13A〜13Eは、光がPV活性領域内に透過される透明基板の上にPVデバイスの諸層が形成される他の実施形態を製造するためのプロセスを示す。図13Aは、ガラス、プラスチック、または有用な光学特性を有する他の適切な基板など、適切な光透過性基板1310から始まる。吸収体層1320が、光入射側またはおもて側と反対側の、基板の裏側に形成または堆積される。したがって、図13A〜13Eでは、光が下方から入射する。半透明の吸収体層1320に適した材料および厚さは、図10Fの吸収体層1070に関連して上記で論じられている。
図13Bは、吸収体層1320の上に光学共鳴キャビティ層1330を形成または堆積した後の図13Aの構造を示す。図10Eの考察で指摘したように、光学共鳴キャビティ層1330は、柱(posts、pillars)またはレールなどスペーサによって画定された空隙(図3B参照)、単一の導電性層または誘電体層、複数の導電性透明層または誘電性透明層によって形成された複合体、または、空隙と1つまたは複数の透明層との組合せによって形成された複合体とすることができる。
図13Cは、光学共鳴キャビティ層1330の上に導体層1340をさらに形成または堆積したところを示す。導体層1340に適した材料は、図10Dの導体層1050に関連して上記で論じられている。
図13Dを参照すると、層1320、1330、1340をパターニングまたはエッチングすることにより、反射体303のパターンと実質的に同様の、またはそれを覆うIMODマスク300のパターンが形成される。層スタックをパターニングすることにより、パターン形成された導体またはおもて電極が画定され、これらは、IMODマスク300用の反射体303として働くことになる。反射体303は、基板の裏側に形成されてはいるが、まだ形成されていないPV活性層に対して依然としておもて方向の(光入射側により近い)ものであり、そのため、反射体303は、PVデバイス用の「おもて導体」を画定するといわれる。
図13Eは、薄膜光起電力(PV)活性層1350を干渉マスク300の光入射側の背後または反対側に堆積し、それに続いて裏導体層1360を堆積した結果を示す。薄膜PV活性層に適切な材料は、図10Bに関連して上記で論じられており、一般に、PV活性材料は、非晶質シリコンなど、多数のタイプの光電性(photosensitive)半導体材料を含む。図示されていないが、ITOなど透明導体層(TCO)を、PV活性層1350の堆積の前に堆積し、PV活性層1350とおもて導体303の間の電気接触を改善し、したがってPVデバイス1300Eの収集効率を改善することができる。裏導体層1360は、金属導電層を含み、典型的には不透明の厚さに形成される。
図13A〜13Eの実施形態では、PVデバイス用の干渉マスク300は、PV活性材料1350を形成または堆積する前に光学基板上に形成される。この実施形態では、光起電力デバイスおよび干渉マスク300は、基板の光入射側またはおもて側の反対側である光学基板の側に形成される。したがって、層形成の順序は、図10A〜10Gのものと反対にすることができる。追加の層(図示せず)は、PV活性層1350と基板1310の間のTCO、および基板1310のおもて側のARコーティングまたはハードコートを含むことができる。
図13Fは、他の実施形態を示す。図13Fは、図13Aの吸収体層1320が光学共鳴キャビティ層1370の形成前にパターニングされ、パターン形成された吸収体301を残すところを示す。次いで、光学共鳴キャビティ層1370が、パターン形成された吸収体301の上に堆積される。図10Eの考察で指摘したように、光学共鳴キャビティ層1370は、柱(posts、pillars)またはレールなどスペーサによって画定された空隙(図3B参照)、単一の導電性層または誘電体層、複数の導電性透明層または誘電性透明層によって形成された複合体、または、空隙と1つまたは複数の透明層との組合せによって形成された複合体とすることができる。導体材料の層が、光学共鳴キャビティ層1370の上に堆積される。次いで、導体層をパターニングし、IMODマスク300用のパターン形成された反射体303としても働くPVデバイス1300F用のおもて電極を形成することができ、一方、光学共鳴キャビティ層1370をPV電池の上で、パターン形成されないまま残す。その後で、PV活性層1350が(おもて電極を含む)IMODマスク300の上に形成され、裏電極1360がPV活性層1350の上に形成される。
図13Fに示されているように、光が基板を透過する実施形態においてブランケット光学共鳴キャビティ層1370を使用することには、いくつかの利点がある可能性がある。上述のように、電極と光起電力材料の間の接触を改善するために、透明導電性酸化物(TCO)がしばしば使用される。図13Fの実施形態では、光学共鳴キャビティ構造は、反射体303によって形成されたおもて電極と接触するTCO層を含む、またはそのTCO層によって形成することができる。図13Eと図13Fとの比較から明らかなように、ブランケット光学キャビティ層1370を使用することにより、デバイスのプロファイルまたは起伏形状もまた低減され、したがって後続の(たとえば薄膜PV活性層1350の)堆積がより容易になる。
図13Gは、干渉マスク300が透明基板1310の光入射側またはおもて側に形成され、一方、おもて電極1390および光起電力(PV)活性層1350が、光入射側またはおもて側の反対側の、基板1310の裏側にある他の実施形態を示す。そのような実施形態では、反射性おもて電極1390と吸収体301の間の基板1310の厚さにより、おもて側IMODマスク300が、基板1310の他方の側にある反射性おもて電極1390を覆うようにパターン形成された、基板1310のおもて側の別個の反射体303を含むことが望ましい。この場合には、PVデバイス1300Gは、基板1310の裏側の従来構造を有し、透明基板1310の裏側の上に順番に形成された、パターン形成されたおもて電極1390、TCO層1380、PV活性層1350、および裏電極1360を含む。基板1310のおもて側は、光透過性基板1310のおもて側に順番に形成された、別個の反射体303、光学共鳴キャビティ302、および吸収体301のIMODマスク300スタックを含む。図の諸実施形態の場合と同様に、このIMODスタックは、パターン形成されたおもて導体1390を覆うようにパターン形成されることが好ましいことになる。そのようなIMODマスクは、それ自体の反射体303および吸収体301を有するため、PV活性層1350から電気的に分離され、したがって静電MEMS IMODを形成するように別々に相互接続させることができる。そのような実施形態では、IMODマスク300は、図3Cおよび図3Dに示されているように開閉可能となる。この場合には、光学共鳴キャビティ302は、可動電極(図3Cおよび図3Dの303)が移動することができる空隙(図3Cの340)を含むことができる。当業者には理解されるように、そのような実施形態では、誘電体層および他の層、ならびに可動電極/反射体を静止電極/吸収体から離隔するための支柱を、基板1310のおもてに形成し、基板1310の光入射側に可動のIMODマスク300を実装することができる。
図14A〜14Bは、光起電力材料が、単結晶半導体基板の一部および/またはそのような単結晶基板の上に形成されたエピタキシャル層である、IMODマスクをPVデバイス1400Aと一体化する実施形態を示す。図14Aは、裏電極1410、p型シリコン層1420、n型シリコン層1430、おもて導体またはおもて電極303、および反射防止コーティング1450を備える光起電力(PV)デバイス1400Bを示す。前述のように、おもて電極303(たとえば、PVアレイ用のバスラインまたはグリッドラインとすることができる)がマスクされること、またはおもて電極303からの反射が低減される、または最小限に抑えられることが望ましい。したがって、干渉マスク300を、図14Bに示されているように電極の光入射側またはおもて側に形成することができる。これは、上述のものと同様の方法で、同様の材料を使用して行うことができる。一実施形態では、プロセスは、図14Aのように導体303がすでにパターン形成されている活性領域を備えるシリコン基板または単結晶シリコン材料から始めることができ、IMODマスク300がその上に形成される。他の実施形態では、プロセスは、おもて導体またはおもて電極のパターンがない活性領域を備えるシリコン基板または単結晶シリコン材料から始めることができ、おもて導体は、図10A〜1OGおよび図11A〜11Dに関連して上記で論じたものと同様の技法を使用して、光学共鳴キャビティ302および吸収体301と共に反射体303として形成される。すでに指摘したように、吸収体301および光学共鳴キャビティ302、または吸収体単独を、おもて電極/反射体303と実質的に位置合わせされるようにパターン形成し、図14Bに示されているように反射体303を覆うことができる。他の実施形態では、吸収体301および光学共鳴キャビティ302、または吸収体単独を、おもて電極/反射体303のパターンに従うようにし、しかし反射体303より大きい表面積を覆うようにより広くなるようにパターン形成することができる。図11Dおよび図13Fのように、光学共鳴キャビティ層は、パターン形成されないまま残す、またはPV電池の上を一面に覆うことができ、一方、おもて電極/反射体303および吸収体301はパターン形成される。他の実施形態では、吸収体301、光学共鳴キャビティ302、および/またはおもて電極/反射体303をスクリーン印刷することができ、その場合には、形成とパターニングが同時に行われる。おもて電極/反射体、光学共鳴キャビティ、および吸収体を形成する層は、任意のグループで共に、または別々にスクリーン印刷することができる。さらに、一部の層をリソグラフィおよびエッチングによってパターン形成することができ、一方、他の層をスクリーン印刷することができる。
前述の諸実施形態は、多種多様な構造を有するPVデバイスのおもて電極を干渉によりマスクするために使用することができるIMODマスク構造を教示している。たとえば、上記で論じた薄膜および結晶シリコンPV電池、ならびに透過性基板の実施形態に加えて、干渉マスクまたはIMODマスクを使用し、薄膜型の、干渉を用いて改善された(interferometrically−enhanced)光起電力電池またはデバイスのおもて電極からの反射をマスクすることができる。
図15は、好適な基板1510上に形成された、干渉を用いて改善されたセルのおもて導体またはおもて電極として働くことができる反射体303からの反射を干渉マスク300がマスクするPVデバイス1500の一実施形態を示す。図の実施形態では、導体303は、TCO層1550を介してPV活性層1540と電気接触する。他の実施形態では、導体303は、活性層1540と直接電気接触し、または図示されていない他の層または材料を介して電気接触する。図の、干渉を用いて調整される(interferometrically tuned)光起電力電池は、PV活性層1540の背後またはその光入射側の反対側に配置された反射体1520および光学共鳴キャビティ1530を備える。PV活性層1540は、非晶質シリコン、CIGS、または他の薄膜半導体光起電力材料など、薄膜光起電力材料を含むことができる。反射体1520および光学共鳴キャビティ1530の光学特性(寸法および材料特性)は、光起電力電池のPV活性層1540内の、光エネルギーが電気エネルギーに変換される場の増大をもたらすように、層状PVデバイス1500の界面からの反射が干渉的に合計される(coherently sum)ように選択される。そのような、干渉を用いて改善された光起電力デバイスは、干渉光起電力電池の活性領域内で光エネルギーの吸収を高め、それによってデバイス1500の効率を高める。この実施形態に対する変形形態では、複数の光学共鳴キャビティを使用し、光の相異なる波長を別々に調整し、PV活性層内での吸収を最大化することができる。埋込み光学共鳴キャビティ1530は、透明な導電性もしくは誘電性の材料、空隙、またはそれらの組合せを備えることができる。
図16を参照して、窓応用分野向けなど、光起電力デバイスの裏側が見えるものとなり得る応用分野では、干渉マスク300は、光起電力活性層1350の裏側と一体化する、またはその裏側に形成することができ、より具体的には、裏電極1660の裏側を覆って形成することができる(図16参照)。おもて電極1690の場合と同様に、裏電極1660は、目に見えたとき反射性であり、見苦しいものとなる傾向がある。いくつかの実施形態では、IMODマスク300は、マスクから反射される光の色が光起電力デバイスの裏側の、周囲のフィーチャの色と実質的に調和するように構成される。いくつかの実施形態では、IMODマスク300は、マスクから反射される光の色が可視スペクトル内の色と実質的に調和するように構成される。いくつかの実施形態では、IMODマスク300から反射される光が、可視スペクトルに関連する波長内に入る。いくつかの実施形態では、IMODマスク300は、入射可視光がIMODマスク300の裏側から反射されず、またはほとんど反射されず、その結果、通常の視角からIMODマスクが黒色に見えるように構成される。したがって、IMODマスク300は、裏電極からの反射率(通常30〜90%)を10%未満、または5%未満に大きく低減することができる。黒い外観が望ましい場合、反射率を約1〜3%にすることができる。
いくつかの実施形態では、裏側干渉マスク300は、裏電極1660内のどのパターンをも覆うように、ウェハ全体にわたって、またはセル全体にわたってパターン形成することができる。PV機能から見ると、そのようなパターニングは必要とされない可能性がある。というのは、変換すべき光がおもて側を通って入来し、裏側を不透明とすることができ、その結果、裏側干渉マスクは、ウェハの裏側を一面に覆う、またはその裏側全体を覆うことができるからである。しかし、裏側が目に見える応用分野については、窓または太陽電池パネルの一部が、しばしば拡散透光性、透明、または半透明である。その場合には、裏電極1660のパターンに従うようにIMODマスク300をパターン形成することは、裏電極1660に隣接する領域内で透明性を維持し、それによって一部の光を通す助けとなり得る。上記で論じたように、おもて電極に関して、そのようなIMODマスクパターンは、裏電極パターンと位置合わせされても、裏電極の表面を10%未満または5%未満だけ越えて覆い、または延在してもよい。また、おもて側IMODマスクと同様に、裏側マスク300の光学共鳴キャビティ302は、導電性層もしくは誘電体層、空隙、複数の層、または層と空隙の組合せを含めて、光透過性膜を用いて形成することができる。
図17A〜20を参照すると、干渉変調器(IMOD)マスクは、導電性リボンまたはタブの高反射率をマスクすることができる。このリボンは、複数の光起電力(PV)デバイス、セル、またはウェハを跨いで電極またはバスを接続し、大型の太陽電池パネルを形成し、これらの太陽電池パネルは、直流に変換することができる電荷の量を大幅に増大する。導電性リボンの上にIMODマスクを導入することにより、反射性リボンの外観がマスクされ、または周囲の光起電力デバイスと調和され、そのデバイスが消費者にとってより魅力的なものになる。典型的なPVデバイスについては、IMODマスクは、PVデバイスのおもて側または裏側でリボンからの反射を低減し、リボンからの明るい反射を暗くする。いくつかの実施形態では、IMODマスクは、マスクから反射される光の色が光起電力デバイス上の周囲のフィーチャの色と実質的に調和するように構成される。いくつかの実施形態では、IMODマスクは、マスクから反射される光の色が可視スペクトル内の色と実質的に調和するように構成される。いくつかの実施形態では、IMODマスクから反射される光が、可視スペクトルに関連する波長内に入る。いくつかの実施形態では、IMODマスクは、入射可視光がIMODマスクから反射されず、またはほとんど反射されず、その結果、通常の視角からIMODマスクが黒色に見えるように構成される。おもて電極に関連して上記で論じたように、IMODマスクは、10%未満、またはさらに5%未満の可視範囲内の反射率を示すことが好ましい。黒い外観が望ましい場合、IMODマスクは、約1〜3%範囲内の反射率を用意することができる。他の構成では、「マスキング」は、デバイス上の隣接するフィーチャと調和する可視スペクトル内の色を干渉により生成することを含むことができる。「カラー」IMODマスクは、たとえば赤色、緑色、青色、オレンジ色などに見えるように、波長の1つまたは複数の可干渉性の帯域を反射することができる。
図17Aを参照すると、一実施形態では、導電性リボンが、リボンの片側で干渉マスクスタックと一体化される。図の導電性リボンは、細長い導体層303、光学共鳴キャビティ302、および吸収体層301を備える。いくつかの実施形態では、光学共鳴キャビティ302および吸収体層301の堆積前に、別個の金属反射体またはミラー層(図示せず)が導体層303上に堆積される。ミラー層は、AlもしくはMo、または他の同様の材料から形成することができる。図17Aに示されている実施形態では、導体層303それ自体が、IMODマスク300用の反射体、およびPV電池間で電流の大部分を搬送する導電性リボン材料の両方として機能する。導体層は、一般に、複数のPVデバイス、セル、またはウェハを接続するのに十分な長さと、高導電率を生成するのに十分な幅1702および厚さ1704とを用いて寸法設定される。典型的な厚さ1704は、0.08mmと0.3mmの間であり、一方、典型的な幅1702は、1.5mmと15mmの間である。導体層303の縁部は、傾斜させても丸めてもよい。導体層303は、一般に銅を含むが、他の導電性材料を用いて形成することができる。光学共鳴キャビティ302は、SiOなど光透過性誘電体層、またはITOもしくはZnOなど光透過性の導電性材料で形成することができる。おもて側および裏側のIMODマスクに関してすでに述べたように、光学共鳴キャビティ302は、単一の光透過性層、複数の層、空隙、およびその組合せを用いて形成することができる。光学共鳴キャビティ302は、たとえば強め合う干渉または弱め合う干渉のために可視スペクトルに関連するある波長を選択して、光の選択波長の強め合う干渉および/または弱め合う干渉を最適化するような寸法で構成される。
導体層303の2つの主な側の一方を、図17Aに示されているように光学共鳴キャビティ302および吸収体層301で被覆または積層することができる。図17Aの実施形態を形成する1つの方法は、テープまたは別の基板など支持層1710上にリボン導体を配置し、それを追加の材料で被覆し、露出した表面上に光学共鳴キャビティ302および吸収体層301を形成することである。光学共鳴キャビティ302および吸収体層301をリボン導体303上に被覆する別の方法は、層301、302をスパッタツール内で堆積しながら、リボン導体をロールからロールに巻き取ることである。
図20を参照すると、次いで、一体化されたIMODマスク300を有する予め作製されたリボンを、複数の太陽電池2010の接点、電極、またはバスと相互接続し、より大型の太陽電池パネル2000を形成することができる。ウェハがスタックからアンロードされ、位置合わせされる。光起電力リボンがある長さに切断され、応力除去用の湾曲が設けられる。図12は、光起電力リボンがウェハの裏側に取り付けられるところを示すが、このプロセスは、おもて側で行うこともできる。
図17Bは、相互接続しようとする導体の少なくとも一部分に付着されるはんだ1720または別の材料の接着層の使用を示す。次いで、一体化されたIMODマスク300の導体303がはんだ1720上に配置され、はんだ1720は、図17Bに示されているように、セル接点1730の上部、またはおもて電極1790上に配置されている。はんだ1720がセル接点1730によって裏電極1760と接触して示されているが、はんだは裏電極と直接接触することができることを理解されたい。この方法は、リボン導体303を、絶縁材料を介して、単一のステップで、または複数のステップで、おもて電極1790、裏電極1760に、かつ/または接点1730上ではんだ付けするのに有用である。いくつかの実施形態では、IMODマスク300は、導電性フィーチャ間の電気接触を促進するために導電性とすることもできる。
図17Bの構造はまた、複数のPVデバイスのリボン相互接続の標準的な形成と、それに続くIMODマスク層のシャドーマスク堆積、または堆積およびパターニングによって得ることができる。はんだ、または他の導電性接着剤層はそのようなプロセスによって省略することができるが、実際には、薄膜堆積は、大型の相互接続された太陽電池パネル上では困難である。
図18Aに示されている他の実施形態では、リボン導体303は、製造をより容易にするために、両側において干渉マスクスタックで被覆され、一体型IMODマスク付きリボン1800を形成してから、リボンをPVデバイスに取り付ける。この実施形態では、光学共鳴キャビティ302は、透明導電性酸化物(TCO)、たとえばITOまたはZnOなど、透明導電性材料から形成されることが好ましい。また、吸収体層301は、PVデバイス用の導体と(図の実施形態では、IMODマスク300用の反射体としても働く)リボン導体303との間の電気接触を促進するために、半透明の厚さのMo、Cr、MoCr、またはTiなど、導電性材料から形成されることが好ましい。したがって、被覆済みリボン1800は、PVデバイスの導体に、容易にはんだ付けし、または他の方法で電気的、機械的に接続することができる。図17Aに関連して指摘したように、包囲型実施形態のIMODマスク300は、リボン導体303と光学共鳴キャビティ302の間の、別個の反射性ミラー層をも含むことができる。
図18Bは、一体型IMODマスク付きリボン1800を光起電力デバイスに取り付ける1つの方法の拡大図を示す。この実施形態では、光学共鳴キャビティ302および吸収体層301がリボン導体303の両側に被覆された一体型IMODマスク付きリボン1800が、PVデバイスのおもて電極1890に付着され、接着層1810によって取り付けられる。図の実施形態では、おもて電極1890は、TCO層1880によってPV活性層1850と電気的に連絡する。この方法は、リボン導体303が、一体化されたIMODマスク300と共に予め作製されていることを除いて、図17Bに示されているはんだ付け法と同様である。
図19に示されている他の実施形態では、IMODマスク層(光学共鳴キャビティ302および吸収体層301)およびリボン導体303が、予め作製されるが、別々に供給される。たとえば、光学共鳴キャビティ302および吸収体層301を形成する層は、任意選択で剥離層(図示せず)と共に、テープまたは他の基板(図示せず)上に形成される。この実施形態では、導体リボン303および光起電力層は、リボンのタビング(tabbing)もしくははんだ付け時に、またはその後で、PVデバイス上で一体化することができる。図17Bおよび図19を参照すると、1つの可能なシーケンスに従って、相互接続しようとするPVデバイスのおもて電極および裏電極上に、第1のはんだ1720が配置される。次に、リボン導体303が、前述のセル接点1730、おもて電極1790、および/または裏電極1760と位置合わせされ、定位置ではんだ付けまたはタビングされる。次に、IMODマスク層(光学共鳴キャビティ302および吸収体層301)がリボン導体303上に被覆または積層される。
前述の詳細な説明は、本発明のいくつかの実施形態を開示しているが、この開示は例示的なものにすぎず、本発明を限定するものではないことを理解されたい。開示されている特定の構成および操作は、上述のものと異なる可能性があること、また本明細書に述べられている方法は、半導体デバイスの作製以外の状況で使用することができることを理解されたい。
101 上面またはおもて面
102 下面または裏面
103 光線
104 光路
105 光路
106 光路
107 光路
201 吸収体層
202 下部反射体層
203 光線
204 経路
207 経路
300 IMODスタック
301 吸収体層
302 光学共鳴キャビティ
303 反射体、反射膜、おもて導体またはおもて電極
311 スペーサ
320 基板
330 薄膜スタック
700 光起電力(PV)電池
701 おもて電極
702 反射防止(AR)コーティング
703 n型半導体材料
704 p型半導体材料
705 裏電極
706 電球
707 外部回路
800 薄膜PV電池
801 ガラス基板
802 第1の電極層
803 PV活性層
805 第2の電極層
900 PVデバイス
910 鏡面導体または反射性導体、バス電極
911 鏡面導体または反射性導体、グリッドライン電極
1010 基板
1020 裏電極
1030 光起電力活性材料
1040 透明導電酸化物(TCO)
1050 おもて導体層
1060 光学共鳴キャビティ
1070 吸収体層
1080 誘電体層
1100 PVデバイス
1200 PVデバイス
1310 光透過性基板
1320 吸収体層
1330 光学共鳴キャビティ層
1340 導体層
1350 光起電力(PV)活性層
1360 裏導体層、裏電極
1370 光学共鳴キャビティ層
1380 TCO層
1390 おもて電極
1390 おもて電極、おもて導体
1410 裏電極
1420 p型シリコン層
1430 n型シリコン層
1450 反射防止コーティング
1500 PVデバイス
1510 基板
1520 反射体
1530 光学共鳴キャビティ
1540 PV活性層
1550 TCO層
1660 裏電極
1690 おもて電極
1702 幅
1704 厚さ
1710 支持層
1720 はんだ
1730 セル接点
1790 おもて電極
1800 一体型IMODマスク付きリボン
1810 接着層
1850 PV活性層
1880 TCO層
1890 おもて電極
2000 太陽電池パネル
2010 太陽電池
1000G PVデバイス
1000H PVデバイス
1300E PVデバイス
1300F PVデバイス
1400B 光起電力(PV)デバイス

Claims (26)

  1. 光が入射するおもて側と前記おもて側の反対側の裏側とを画定する光起電力デバイスであって、
    光起電力活性材料と、
    前記光起電力活性材料の前記裏側の導体と、
    前記導体の前記裏側の上の光学干渉マスクと
    を備える光起電力デバイス。
  2. 前記光学干渉マスクが、前記マスクから反射される光の色が光起電力デバイスの前記裏側の、周囲のフィーチャの色と実質的に調和するように構成されている、請求項1に記載の光起電力デバイス。
  3. 前記光学干渉マスクが、前記マスクから反射される光の前記色が可視スペクトル内の色と実質的に調和するように構成されている、請求項2に記載の光起電力デバイス。
  4. 前記光学干渉マスクから反射される前記光が、可視スペクトルに関連する波長内に入る、請求項1に記載の光起電力デバイス。
  5. 前記光学干渉マスクが、入射可視光が前記光学干渉マスクの前記裏側から反射されず、またはほとんど反射されず、その結果、通常の視角から前記光学干渉マスクが黒色に見えるように構成されている、請求項1に記載の光起電力デバイス。
  6. 前記光学干渉マスクが、前記マスクからの可視範囲内の反射率が10%未満であるように構成されている、請求項1に記載の光起電力デバイス。
  7. 前記光学干渉マスクが、
    反射性表面と、
    前記反射性表面の前記裏側の上の光学共鳴キャビティと、
    前記光学共鳴キャビティの前記裏側の上の吸収体と
    を備える、請求項1に記載の光起電力デバイス。
  8. 前記反射性表面が、前記導体と前記光学共鳴キャビティの間の別個の金属反射体層によって画定される、請求項7に記載の光起電力デバイス。
  9. 前記反射性表面が、前記導体の裏面によって画定される、請求項7に記載の光起電力デバイス。
  10. 窓に組み込まれる、請求項1に記載の光起電力デバイス。
  11. ディスプレイと、
    前記ディスプレイと通信するように構成され、画像データを処理するように構成されたプロセッサと、
    前記プロセッサと通信するように構成されたメモリデバイスと
    をさらに備える、請求項1に記載の光起電力デバイス。
  12. 前記ディスプレイに少なくとも1つの信号を送るように構成されたドライバ回路
    をさらに備える、請求項11に記載の光起電力デバイス。
  13. 前記ドライバ回路に前記画像データの少なくとも一部分を送るように構成されたコントローラ
    をさらに備える、請求項12に記載の光起電力デバイス。
  14. そのある側の入射光から電流を生成するための手段と、
    前記生成された電流を導くためのおもて側手段および裏側手段と、
    前記裏側導電手段を光起電力デバイスの入射側から干渉によりマスクするための手段と
    を備える光起電力デバイス。
  15. 光起電力デバイスを製造する方法において、
    光起電力活性層と、おもて側導体と、裏側導体とを有する光起電力発電機を用意するステップであって、前記おもて側導体が、おもて側を介して前記光起電力活性層に光を通すように構成されている、ステップと、
    前記裏側導体をマスクするように構成された干渉変調器を画定するように、複数の層を前記光起電力発電機の前記裏側導体の上に形成するステップと
    を含む方法。
  16. 前記干渉変調器が、前記光起電力デバイスの裏側と一体化される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記干渉変調器が、前記裏側導体全体にわたって堆積される、請求項16に記載の方法。
  18. 前記干渉変調器が、前記裏側導体の表面を約10%未満だけ越えて延在する、請求項17に記載の方法。
  19. 前記干渉変調器が、前記裏側導体の表面を約5%未満だけ越えて延在する、請求項18に記載の方法。
  20. 前記干渉変調器が、前記裏側導体全体にわたってパターン形成される、請求項15に記載の方法。
  21. 前記干渉変調器が、吸収体と、光学共鳴キャビティと、導体とを備え、前記吸収体が、前記裏側導体のパターンに従うようにパターン形成される、請求項20に記載の方法。
  22. 前記光学共鳴キャビティが、前記裏側導体のパターンに従うようにパターン形成される、請求項21に記載の方法。
  23. 前記吸収体および光学共鳴キャビティが、前記光起電力デバイスの露出した部分によって反射される可視スペクトルと実質的に調和する可視光を反射するように構成されている、請求項21に記載の方法。
  24. 光が入射するおもて側と前記おもて側の反対側の裏側とを有する光起電力デバイスを製造する方法であって、前記光起電力デバイスの前記裏側からの可視反射を低減するように構成された干渉変調器を形成するステップを含む方法。
  25. 前記干渉変調器が、黒色外観を干渉により生成する、請求項24に記載の方法。
  26. 前記干渉変調器が、可視スペクトル内の可干渉性の色を干渉により生成する、請求項24に記載の方法。
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