JP2011501050A - 構造物の免震構造 - Google Patents
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Abstract
この免震構造は、免震装置1と、構造物の上部構造Aと、免震装置1を介して上部構造Aを支持する前記構造物の下部構造Bとを備える。免震装置1は、U字形状を有する複数の免震部材10と、免震部材10の一方の端部を固定される第一連結板20と、免震部材10の他方の端部を固定される第二連結板30とを有する。上部構造Aおよび下部構造Bの少なくともいずれか一方には、免震部材10の塑性変形に対する逃げ部As,Bsがそれぞれ形成されている。
Description
本発明は、構造物の免震構造に関する。
本願は、2007年10月26日に出願された特願2007−279149号について優先権を主張し、その内容をここに援用する。
本願は、2007年10月26日に出願された特願2007−279149号について優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来、建築物や橋梁、高架道路、高架鉄道などの構造物において、躯体などの上部構造と基礎などの下部構造との間に配置され、地震などの大きなエネルギーが作用したときに下部構造に対する上部構造の振動を減衰させる免震装置が提案されている。例えば、下記の特許文献1から3には、上部構造と下部構造との間に、アイソレータと減衰機構とを組み合わせた免震装置が開示されている。
上記の免震装置において、アイソレータは、金属板と板状の弾性体とが交互に積層されたものであって、上部構造と下部構造との間に介在し、双方にそれぞれ固定されている。上部構造は、アイソレータを介して下部構造に支持されている。減衰機構は、弾塑性材料からなる複数の免震部材(湾曲状部材)によって構成される。これら複数の免震部材は、アイソレータの周囲に規則的に(例えば、放射状に)配置されており、個々の免震部材は、一方の端部を上部構造に、他方の端部を下部構造にそれぞれ固定されている。減衰機構においては、例えば地震の発生時、構造物に大きなエネルギーが作用して上部構造が下部構造に対して水平方向に振動すると、免震部材が塑性変形し、地震のエネルギーを吸収する。つまり、上部構造に入力されたエネルギーが、免震部材を塑性変形させるために消費される。
ところで、上記のような免震装置を用いた構造物においては、地震などの大きなエネルギーが作用したとき、免震部材の湾曲された部分が外側に膨らむように変形し、上部構造または下部構造に当接する可能性がある。このように、免震部材が上部構造または下部構造に当接すると、免震部材に局所的に応力集中が起こり、地震のエネルギーを効果的に吸収することができなくなる。また、免震部材が損傷する可能性もある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、免震部材の塑性変形を阻害することなく、地震のエネルギーを効果的に吸収することが可能な構造物の免震構造を提供することを目的としている。
本発明の構造物の免震構造は、免震装置と、構造物の上部構造と、前記免震装置を介して前記上部構造を支持する前記構造物の下部構造とを備える。前記免震装置は、U字形状を有する複数の免震部材と、前記免震部材の一方の端部を固定される第一連結板と、前記免震部材の他方の端部を固定される第二連結板とを有する。前記上部構造または前記下部構造の少なくともいずれか一方には、前記免震部材の塑性変形に対する逃げ部が形成されている。
本発明においては、上部構造または下部構造の少なくともいずれか一方に、免震部材の塑性変形に対する逃げ部が形成されているので、地震などの大きなエネルギーが作用したとき、免震部材の湾曲された部分が外側に膨らむように変形しても、免震部材が上部構造または下部構造に当接することがない。したがって、免震部材に局所的に応力集中が起こることはなく、結果的に、本発明の免震構造が地震のエネルギーを効果的に吸収することができる。
本発明の免震構造によれば、免震部材の塑性変形が阻害されないので、地震のエネルギーを効果的に吸収することができる。
本発明の構造物の免震構造の実施形態を図1から図5に示して説明する。
図1および図2に示す免震装置1は、8個の免震部材10と、各免震部材10の一方の端部11を固定される第一連結板20と、各免震部材10の他方の端部12を固定される第二連結板30とを備えている。
図1および図2に示す免震装置1は、8個の免震部材10と、各免震部材10の一方の端部11を固定される第一連結板20と、各免震部材10の他方の端部12を固定される第二連結板30とを備えている。
免震部材10は、図3に示すように、幅の狭い棒状の鋼材で、側方視するとU字形をなすように中間部分が曲げられている。免震部材10の対をなす2つの端部11,12には、他の部分よりも幅の広いブラケット部13,14がそれぞれ設けられている。ブラケット部13,14を除く免震部材10は、その断面積がブラケット部13から中央の円弧状部分に向かうにつれて徐々に小さくなるように形成されている。同様に、免震部材10は、その断面積がブラケット部14から中央の円弧状部分に向かうにつれて徐々に小さくなるように形成されている。ブラケット部13,14には、貫通孔13a,14aがそれぞれふたつずつ形成されている。免震部材10にこのような形状が与えられるのは、免震装置1に対して全方位からのエネルギーの入力を想定し、いずれの方向からエネルギーが入力しても常に同等の免震性能を発揮することを意図しているためである。
第一連結板20は、厚さが均一な矩形の鋼板であって、その上面には、各免震部材10の一方の端部11が、ボルト40を介して固定されている。第一連結板20の上面には、ボルト40を螺入するためのボルト孔(図示略)が形成されている。第一連結板20の下面には、複数のスタッドボルト21が立設されている。
第二連結板30も、厚さが均一な矩形の鋼板であって、その下面には、各免震部材10の他方の端部12が、ボルト40を介して固定されている。第二連結板30の下面には、ボルト40を螺入するためのボルト孔(図示略)が形成されている。第二連結板30の上面には、複数のスタッドボルト31が立設されている。
8個の免震部材10のうち、2個の免震部材10Aは、第一連結板20のある辺20aに沿って等間隔に配置され、かつその辺20aに対して直交する方向に向けられたうえで、一方の端部11を第一連結板20の上面にボルト40を介して固定されている。さらに、これら2個の免震部材10Aは、第二連結板30のある辺30aに沿って等間隔に配置され、かつその辺30aに対して直交する方向に向けられたうえで、他方の端部12を第二連結板30の下面にボルト40を介して固定されている。
8個の免震部材10のうち、上記とは別の2個の免震部材10Bは、免震部材10Aを固定した辺20aに隣り合う辺20bに沿って等間隔に配置され、かつその辺20bに対して直交する方向に向けられたうえで、一方の端部11を第一連結板20の上面にボルト40を介して固定されている。さらに、これら2個の免震部材10Bは、免震部材10Aを固定した辺30aに隣り合う辺30bに沿って等間隔に配置され、かつその辺30bに対して直交する方向に向けられたうえで、他方の端部12を第二連結板30の下面にボルト40を介して固定されている。
8個の免震部材10のうち、上記とは別の2個の免震部材10Cは、免震部材10Bを固定した辺20bに隣り合う辺20cに沿って等間隔に配置され、かつその辺20cに対して直交する方向に向けられたうえで、一方の端部11を第一連結板20の上面にボルト40を介して固定されている。さらに、これら2個の免震部材10Cは、免震部材10Bを固定した辺30bに隣り合う辺30cに沿って等間隔に配置され、かつその辺30cに対して直交する方向に向けられたうえで、他方の端部12を第二連結板30の下面にボルト40を介して固定されている。
8個の免震部材10のうち、残りの2個の免震部材10Dは、免震部材10Cを固定した辺20cに隣り合う辺20dに沿って等間隔に配置され、かつその辺20dに対して直交する方向に向けられたうえで、一方の端部11を第一連結板20の上面にボルト40を介して固定されている。さらに、これら2個の免震部材10Dは、免震部材10Cを固定した辺30cに隣り合う辺30dに沿って等間隔に配置され、かつその辺30dに対して直交する方向に向けられたうえで、他方の端部12を第二連結板30の下面にボルト40を介して固定されている。
2個の免震部材10Aと、他の2個の免震部材10Cとは、第一連結板20および第二連結板30に固定されている。免震部材10Aは、それらの湾曲された部分が第一連結板20と第二連結板30との間からある方向(図2中のXの正方向)に突き出すように配置され、免震部材10Cは、それらの湾曲された部分が第一連結板20と第二連結板30との間から免震部材10Aの方向に相反する方向(図2中のXの負方向)に突き出すように配置されている。
また、2個の免震部材10Bと、他の2個の免震部材10Dとは、第一連結板20および第二連結板30に固定されている。免震部材10Bは、それらの湾曲された部分が第一連結板20と第二連結板30との間からある方向(図2中のYの正方向)に突き出すように配置され、免震部材10Dは、それらの湾曲された部分が第一連結板20と第二連結板30との間から免震部材10Bの方向に相反する方向(図2中のYの負方向)に突き出すように配置されている。
第一連結板20および第二連結板30は、上方視すると四辺がすべて一致するように配置されている。
また、2個の免震部材10Bと、他の2個の免震部材10Dとは、第一連結板20および第二連結板30に固定されている。免震部材10Bは、それらの湾曲された部分が第一連結板20と第二連結板30との間からある方向(図2中のYの正方向)に突き出すように配置され、免震部材10Dは、それらの湾曲された部分が第一連結板20と第二連結板30との間から免震部材10Bの方向に相反する方向(図2中のYの負方向)に突き出すように配置されている。
第一連結板20および第二連結板30は、上方視すると四辺がすべて一致するように配置されている。
上記のように構成された免震装置1は、建築物や橋梁、高架道路、高架鉄道などの構造物における躯体などの上部構造Aと基礎などの下部構造Bとの間に、以下の工程に従って配設される。
上記構造物においては、まず、免震装置1が、下部構造B上に配置される。上述のように、免震装置1の第一連結板20には、その下面にスタッドボルト21が立設されており、免震装置1は、このスタッドボルト21を下部構造Bに埋設するようにして、下部構造Bに固定される。
続いて、上部構造Aが、免震装置1上に配置される。上述のように、免震装置1の第二連結板30には、その上面にスタッドボルト31が立設されており、免震装置1は、このスタッドボルト31を上部構造Aに埋設するようにして、上部構造Aに固定される。
なお、スタッドボルト21が下部構造B内部に配設された鉄筋に連結されることにより、免震装置1と下部構造Bとの連結強度が高められており、同様に、スタッドボルト31が上部構造A内部に配設された鉄筋に連結されることにより、免震装置1と上部構造Aとの連結強度が高められている。
上記構造物においては、まず、免震装置1が、下部構造B上に配置される。上述のように、免震装置1の第一連結板20には、その下面にスタッドボルト21が立設されており、免震装置1は、このスタッドボルト21を下部構造Bに埋設するようにして、下部構造Bに固定される。
続いて、上部構造Aが、免震装置1上に配置される。上述のように、免震装置1の第二連結板30には、その上面にスタッドボルト31が立設されており、免震装置1は、このスタッドボルト31を上部構造Aに埋設するようにして、上部構造Aに固定される。
なお、スタッドボルト21が下部構造B内部に配設された鉄筋に連結されることにより、免震装置1と下部構造Bとの連結強度が高められており、同様に、スタッドボルト31が上部構造A内部に配設された鉄筋に連結されることにより、免震装置1と上部構造Aとの連結強度が高められている。
図4に示すように、下部構造Bには、免震部材10の下方に位置する部分に段差が形成されている。この段差が、免震部材の塑性変形に対する逃げ部Bsを構成している。逃げ部Bsは、下部構造Bの上面、すなわち免震装置1の第一連結板20を固定された部分よりも一段低く形成されており、免震部材10の円弧状部分との間に広い空間を形成している。
上部構造Aには、免震部材10の上方に位置する部分に段差が形成されている。この段差が、免震部材の塑性変形に対する逃げ部Asを構成している。逃げ部Asは、上部構造Aの下面、すなわち免震装置1の第二連結板30を固定された部分よりも一段高く形成されており、免震部材10の円弧状部分との間に広い空間を形成している。
上部構造Aには、免震部材10の上方に位置する部分に段差が形成されている。この段差が、免震部材の塑性変形に対する逃げ部Asを構成している。逃げ部Asは、上部構造Aの下面、すなわち免震装置1の第二連結板30を固定された部分よりも一段高く形成されており、免震部材10の円弧状部分との間に広い空間を形成している。
上記のように構成された構造物の免震構造においては、上部構造Aおよび下部構造Bを含む構造物に地震などの大きなエネルギーが作用し、図5に示すように、上部構造Aが下部構造Bに対して図中のX方向に振動した場合、免震部材10が、一方の端部11と他方の端部12とが互いに離間する方向に変位するように塑性変形し、上部構造Aに入力されたエネルギーが消費される。これにより、上部構造Aの振動が減衰される。
さらにこのとき、免震部材10の円弧状に湾曲された部分が外側に膨らむように変形しても、上部構造Aに逃げ部Asが形成され、下部構造Bに逃げ部Bsが形成されているので、免震部材10が上部構造Aまたは下部構造Bのいずれにも当接することがない。したがって、免震部材10の塑性変形が阻害されず、免震部材10に局所的に応力集中が起こることはない。その結果、上記の免震構造が地震のエネルギーを効果的に吸収することができる。
なお、当然ではあるが、逃げ部As,Bsには、図示しないその他の躯体構造物や配管などの部材が配設されることはない。このような部材が配設されていると、免震部材10に当接して塑性変形を阻害するからである。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。本発明は前述した説明によって限定されることはなく、添付のクレームの範囲によってのみ限定される。
本発明の免震構造は、建築物や橋梁、高架道路、高架鉄道などの構造物において、基礎(下部構造)と駆体(上部構造)との間に配置されるだけでなく、上記構造物を構成する部材間に配置されてもよい。例えば、建築物を構成する床スラブと、床スラブ上に敷設される床版との間に配置されてもよい。この例では、免震構造は構造物の駆体に作用するエネルギーではなく、床版に作用するエネルギーを吸収する。同様に、橋梁を構成する橋脚と、橋脚上に設置される橋桁との間に設置されてもよい。
本発明は、免震装置と、構造物の上部構造と、前記免震装置を介して前記上部構造を支持する前記構造物の下部構造とを備える構造物の免震構造に関する。前記免震装置は、U字形状を有する複数の免震部材と、前記免震部材の一方の端部を固定される第一連結板と、前記免震部材の他方の端部を固定される第二連結板とを有する。前記上部構造または前記下部構造の少なくともいずれか一方には、前記免震部材の塑性変形に対する逃げ部が形成されている。
本発明によれば、免震部材の塑性変形が阻害されないので、地震のエネルギーを効果的に吸収することができる。
本発明によれば、免震部材の塑性変形が阻害されないので、地震のエネルギーを効果的に吸収することができる。
1…免震装置、
10,10A,10B,10C,10D…免震部材、
20…第一連結板、
30…第二連結板、
A…上部構造、
As…逃げ部、
B…下部構造、
Bs…逃げ部
10,10A,10B,10C,10D…免震部材、
20…第一連結板、
30…第二連結板、
A…上部構造、
As…逃げ部、
B…下部構造、
Bs…逃げ部
Claims (1)
- U字形状を有する複数の免震部材、前記免震部材の一方の端部を固定される第一連結板、および前記免震部材の他方の端部を固定される第二連結板を有する免震装置と、
構造物の上部構造と、
前記免震装置を介して前記上部構造を支持する前記構造物の下部構造とを備え、
前記上部構造または前記下部構造の少なくともいずれか一方に、前記免震部材の塑性変形に対する逃げ部が形成されている構造物の免震構造。
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