JP2011501005A - 防護柵 - Google Patents

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Abstract

本発明は防護柵に係り、とりわけ建造物の建設中に、建造物床の周縁で用いられる。一の形態において、本発明は、建造物の建設中に、建造物床の周縁の柵で囲む領域に立設して用いられる防護柵モジュールを提供し、防護柵モジュールは、作業者または物体が建造物床から下方の地面へ通過することを防止する柵パネルと、柵パネルに連結された支柱を収容するための少なくとも1つのおもり脚部ブロックであって、建造物床上に載置されるとともに、柵パネルを建造物床に対して実質的に直立する位置に保持するよう、柵パネルに対する荷重および力に対抗するように構成された、脚部ブロックとを含み、柵パネルは、所定の高さから実質的な建造物床レベルまで下方に延びる幾何学形状を有する。

Description

本発明は、防護柵に係る。とりわけ本発明は、建造物の建設中に、建造物床の周縁で用いられることが想定される。
防護柵は、空間を柵で囲むべき場合、または制限された領域または危険な領域に対してアクセスすることを防止する場合において、様々な用途に用いられることが見受けられる。建設業において、作業者または物体が下方の地面へ落下することから保護するため、建設中の高層ビルの床の周縁に防護柵を立設することが知られており、これにより危険かつ有害な状況を回避している。
このような防護柵は、典型的には、建造物の各床の周縁に一時的にボルト留めまたはクランプ留めされた複数の柵モジュールまたは複数のパネルを含む。これらモジュールは、建造物床に対して実質的に垂直に着座してボルトまたはクランプを用いて支柱間に締結された、複数のパネル部を含む。柱は、それ自体脚フランジまたはそれと同様のものを有しており、これは、建造物のコンクリート床にボルト留めされ、さもなくば恒久的にクランプ留めされる。
建造物のコンクリート床内に穿孔し、その後柵を所望の場所に位置決めし、かつボルトを取り付けることが必要となるため、柵を床にボルト留めすることは、重労働であるとともに時間がかかる。さらに、仮に、作業者により建造物床周縁にアクセスすることが必要となった場合、柵部を取り除いて移動しなければならず、これはボルトの除去と、その後更にコンクリート床内に穿孔することとが必要となる。この過程は再び時間を要し、重労働であり、したがって費用がかかる。
柵部を床にクランプ留めすることは、さらに相当な労働と時間とを伴う。クランプを床の周縁の端部に取り付けて柵を設置するとき、作業者は、建造物の端部に隣接して身を置くことになるであろうから、この場合、作業者に対して更に潜在的に危険な状況を生じる。
ボルト留めまたはクランプ留めされた柵を立設する時間および労働力が十分与えられたとしても、作業者は、例えば必要なボルトの全てを取り付けなかったり、および/またはコンクリート床に不正確に穿孔したり、および/またはコンクリートボルトを不正確に設置したりすることにより、このような柵を急いでかつ不正確に設置しようとすることが知られている。この結果、誤って設置することとなって、潜在的に危険な状況が生じる。
このような状況に照らした場合、より短い時間で組み立ておよび/または設置をすることができ、それでも地面より高い建設現場で働く人々の安全を確保することができる、防護柵を提供することが望ましい。
一つの側面において、本発明は、建造物の建設中に、建造物床の周縁の柵で囲む領域に立設して用いられる防護柵モジュールにおいて、作業者または物体が前記建造物床から下方の地面へ通過することを防止する柵パネルと、前記柵パネルに連結された支柱を収容するための少なくとも1つのおもり脚部ブロックであって、前記建造物床上に載置されるとともに、前記柵パネルを前記建造物床に対して実質的に直立する位置に保持するよう、前記柵パネルに対する荷重および力に対抗するように構成された、脚部ブロックとを含み、前記柵パネルは、所定の高さから実質的な建造物床レベルまで下方に延びる幾何学形状を有する、防護柵モジュールを提供する。
一形態において、前記柵パネルは、幅が決められた矩形の第1パネル部であって、所定の高さから前記脚部ブロック上方まで下方に延びるように位置づけられた、第1パネル部と、前記第1パネル部より幅が狭く、前記第1パネル部から実質的な建造物床レベルまで下方に延びるように位置づけられたキックボード部とを有し、これにより、前記柵パネルに、前記脚部ブロックを収容するための少なくとも1つの内方段付き凹部を提供する。一般に平面矩形形状を有する伝統的な柵パネルと比較して、本発明の一形態による柵パネルは、低い方の端部に角部の「切欠き」を有し、これにより、柵パネルの幅方向両端に、防護柵モジュールの支柱を直立状態の位置で固定するための脚部ブロックを収容するための内方段付き凹部を提供する。
前記キックボード部は、前記キックボード部を前記第1パネル部に取り外し可能に取り付けるための取付手段を含んでいても良い。パネル部を2つの分離された部分に細かく分割し、このうち低い方の部分を取り外し可能とすることにより、モジュール全体を取り除くことなく、防護柵モジュールの他の側へのアクセスを制限することができる。この取り外し可能な第2の部分はまた、パネル部の全ての長さを必要としないであろう他の領域および他の用途、例えば、群衆の管理、または小さい物が柵内に落下して入ることが特に問題とならない領域、あるいは高低差のある地面のために、防護柵モジュールを用いることをも可能にする。
あるいは、製造を容易にするため、前記キックボード部は、前記第1パネル部と一体化されていてもよい。
他の形態において、建造物床上に配置したとき、前記脚部ブロックは、長さ方向において、前記柵パネルの平面を横切って延び、かつ前記脚部ブロックは、幅方向において、少なくとも部分的に前記内方段付き凹部内に収容され、これにより頑丈かつしっかりした構造とすることができる。
一実施の形態において、前記第1パネル部は、第1ワイヤ状メッシュ材料から形成され、前記第1ワイヤ状メッシュ材料は、隣接するワイヤ同士の間で第1空間距離を有し、前記キックボード部は、第2ワイヤ状メッシュ材料から形成され、前記第2ワイヤ状メッシュ材料は、隣接するワイヤ同士の間で第2空間距離を有し、前記第2空間距離は、前記隣接するワイヤのうちの少なくとも一部において、前記第1空間距離より短い。
脚部ブロックについては、支柱を収容するために形成された少なくとも1つの穴を含んでいても良い。有利には、前記脚部ブロックは、前記少なくとも1つの穴に、前記穴の内面を強化および保護するための管状挿入物を含んでいてもよい。一の形態において、前記管状挿入物は、中空鋼鉄管を含んでいてもよい。
前記防護柵モジュールは、前記防護柵モジュールに対して強度を追加するために、前記脚部ブロックと前記柵パネルとの間に延びる少なくとも1つの強化柱を更に含むことが好ましい。一の形態において、前記強化柱は、下端に設けられた実質的な垂直部と、前記柵パネルに連結するために上端に設けられた曲げ部とを含んでいても良い。
有利な形態において、前記防護柵モジュールは、第1柵パネルである柵パネルを含み、前記防護柵モジュールの高さを増加するために、前記第1柵パネル上に第2柵パネルを収容するように構成されている。より有利には、前記第1柵パネルおよび前記第2柵パネルは、複数の方向を向いて配置されている。ここで2つのパネル部が用いられ、第1の強化柱が支持要素と前記第1パネル部との間に延び、かつ第2の強化柱が支持要素と前記第2パネル部との間に延びていても良い。
第2の側面において、本発明は、建造物の建設中に、建造物床の周縁の柵で囲む領域に立設して用いられる防護柵において、前記防護柵は、上に規定した防護柵モジュールを複数含み、各前記モジュールは、各前記モジュール間の空間を最小化するために互いに隣接して配置され、これにより実質的に連続した柵を形成する、防護柵を提供する。好ましくは、各モジュールは、必要とされる脚部ブロックの数を最小化するとともに各モジュール間の空間を更に最小化するために、隣接するモジュールとの間で少なくとも1つの脚部ブロックを共有する。
好ましくは、各モジュールは、クランプ部材によって、隣接するモジュールに連結され、これにより柵に対して更に強度および安定性を付加する。
第3の側面において、本発明は、建造物の建設中に、建造物床の周縁で用いられる、防護柵モジュールに取り付けるためのキックボードであって、前記防護柵モジュールは、作業者または物体が前記建造物床から下方の地面へ通過することを防止する柵パネルと、前記柵パネルに連結された支柱を収容するための少なくとも1つのおもり脚部ブロックであって、前記建造物床上に載置されるとともに、前記柵パネルを前記建造物床に対して実質的に直立する位置に保持するよう、前記柵パネルに対する荷重および力に対抗するように構成された、脚部ブロックとを含み、前記柵パネルは、所定の高さから前記建造物床レベルの上方のある高さまで下方に延び、前記キックボードは、前記柵パネルから実質的な前記建造物床レベルまで下方に延びて配置された幾何学的形状のパネル部材と、前記パネル部材を前記柵パネルに取り外し可能に取り付けるための取付手段とを含む、キックボードを提供する。
第4の側面において、本発明は、建造物の建設中に、建造物床を保護する方法において、上に規定した防護柵モジュールを複数準備する工程と、前記防護柵モジュールの隣接する前記柵パネルが、前記柵パネル同士の間の空間を最小化しながら実質的に連続的な柵を形成するように、前記建造物床の周縁の少なくとも一部分を辿って前記複数の防護柵モジュールを立設する工程とを含む、方法を提供する。
一の形態において、前記建造物床の周縁に前記複数の防護柵モジュールを立設する工程は、複数の前記脚部ブロックを前記建造物床の表面上に位置決めする工程と、前記柵パネルを前記位置決めされた脚部ブロックに連結する工程とを含む。脚部ブロックは、建造物床の表面上に位置するだけなので、柵を固定するためのボルト留めまたはクランプ留めの必要性を回避することができる。
第5の側面において、本発明は、好ましくは建造物の建設中に、建造物床の周縁の柵で囲う領域に立設して用いられる柵パネルにおいて、第1ワイヤ状メッシュ材料から形成された第1パネル部であって、前記第1ワイヤ状メッシュ材料は、隣接するワイヤ同士の間で第1空間距離を有する、第1パネル部と、第2ワイヤ状メッシュ材料から形成された第2パネル部であって、前記第2ワイヤ状メッシュ材料は、隣接するワイヤ同士の間で第2空間距離を有する、第2パネル部とを含み、前記第2空間距離は、前記隣接するワイヤのうちの少なくとも一部において、前記第1空間距離より短い、柵パネルを提供する。
柵パネル用のキックボード部を形成するために、前記第2パネル部は、前記建造物床に隣接して配置され、前記第1パネル部は、前記建造物床に対して前記第2パネル部より上方に配置されることが好ましい。
好ましい形態において、前記第1ワイヤ状メッシュ材料および前記第2ワイヤ状メッシュ材料は、複数の実質的に垂直なワイヤおよび実質的に水平なワイヤを含む。垂直および水平なワイヤを有するワイヤ状メッシュ材料は、製造することが簡単でかつコスト効率がよい。
一の形態において、それぞれの前記実質的に水平なワイヤについて、前記第2空間距離は、前記第1空間距離より短い。前記実質的に垂直なワイヤにおける、前記第1空間距離および前記第2空間距離は、前記柵パネルの幅全体にわたって実質的に等しくても良く、かつ前記第2ワイヤ状メッシュ材料の前記実質的に垂直なワイヤは、その延長上で、前記第1ワイヤ状メッシュ材料の前記実質的に垂直なワイヤと一体化されていても良い。
好ましくは、隣接する前記実質的に水平なワイヤ間における前記第1空間距離は、30mm乃至80mm、より好ましくは50mmであり、隣接する前記実質的に水平なワイヤ間における前記第2空間距離は、3mm乃至29mm、より好ましくは10mmである。
一実施の形態において、脚部ブロックを収容するため、前記第2パネル部の幅は前記第1パネル部の幅より小さい。これは、前記第2パネル部の各端部を切り欠いて形成した凹部を含んでも良い。
第6の形態において、本発明は、建造物の建設中に、建造物床の周縁の柵で囲う領域に立設して用いられる柵パネルを形成する方法において、ワイヤ状メッシュパネルシートを形成する工程を少なくとも含み、前記メッシュパネルシートは、隣接するワイヤ同士の間で第1空間距離を有する第1パネル部と、隣接するワイヤ同士の間で第2空間距離を有する第2パネル部とを含み、前記第2空間距離は、前記隣接するワイヤのうちの少なくとも一部において、前記第1空間距離より短い、方法を提供する。
一の形態において、前記方法は、前記メッシュパネルシートを所望の長さに切断する工程と、前記第2パネル部の各端部に、内方段付き凹部を形成し、これにより、前記第2パネル部の長さを前記第1パネル部の幅より短くする工程とを更に含む。
好ましくは、前記メッシュパネルシートは、複数の実質的に垂直なワイヤおよび実質的に水平なワイヤを含む。一実施の形態において、前記メッシュパネルシートは、前記水平なワイヤを前記垂直なワイヤに載置し、前記水平なワイヤと前記垂直なワイヤとを、複数の交点で互いに溶着することによって形成される。他の実施の形態において、前記メッシュパネルシートは、前記水平なワイヤを前記垂直なワイヤ間に編み込むことによって形成される。
本発明の形態においては、支持要素として、建造物床の表面に容易に配置可能なおもり脚部ブロックを用い、これにより、実質的に建造物床の表面に沿って延びる柵パネルを収容し、作業者または物体が建造物床から下方の地面へ落下することをできる限り防止する。脚部ブロック自体がおもりとして作用するので、防護柵モジュールを設置するために床に対してボルト留めまたはクランプ留めすることは必要ない。
本発明の更なる形態によれば、柵パネルの基部において、隣接するワイヤ間に比較的小さい幅を有するので、基部がキックボード部としての役割を果たすことができ、柵を通過した物体が下方の地面へ移動することを防止することができる。ワイヤメッシュとして形成されることにより、パネルを簡単かつコスト効率良く製造することができる。パネルが、一体化された「オールインワン」の特性をもつことにより、簡単かつ比較的迅速な設置が可能となり、パネルの重量が比較的軽く、キックボードを組み込むための追加の取付手段を必要としない。
したがって、本発明は、より短い時間で組み立ておよび/または設置をすることができ、それでも地面より高い建設現場で働く人々の安全を確保することができる、防護柵を提供することにより、その目的を達成する。
添付図面を参照して、本発明の実施形態を以下に説明する。本発明の更なる特徴および利点についても、添付した説明から更に明確になるであろう。
図1は、建造物床の周縁に配置された、本発明の一実施の形態による複数の防護柵モジュールを示す図である。 図2aは、本発明の一実施の形態による1つの防護柵モジュールを示す正面図であり、図2bは、図2aに示す防護柵モジュールの側面図である。 図3は、図2aに示す防護柵モジュールの斜視図である。 図4は、防護柵モジュールに取り付けるキックボード部の一実施の形態を示す斜視図である。 図5は、本発明の第2の実施の形態による防護柵モジュールを示す斜視図である。 図6は、本発明の第3の実施の形態による防護柵モジュールを示す斜視図である。 図7は、図6に示す防護柵モジュールの他の斜視図である。 図8は、互いに隣接して配置された、2つの図6に示す防護柵モジュールを示す斜視図である。 図9は、追加の強化柱を有する、図6に示す防護柵モジュールを示す斜視図である。 図10は、互いに隣接して配置された、2つの図9に示す防護柵モジュールを示す斜視図である。 図11は、追加の柵パネルを有する、図9に示す防護柵モジュールを示す斜視図である。 図12は、互いに隣接して配置された、2つの図11に示す防護柵モジュールを示す斜視図である。 図13は、2つの柵パネルが異なる向きに配置された、図11に示す防護柵モジュールを示す斜視図である。 図14は、互いに隣接して配置された、2つの図13に示す防護柵モジュールを示す斜視図である。 図15は、本発明の第4の実施の形態によるワイヤメッシュ柵パネルを示す正面図である。 図16は、図15に示す柵パネルの斜視図である。 図17は、図15に示す柵パネルの端面図である。 図18は、図15に示す柵パネルの平面図である。 図19は、支柱に連結されたときの、図15に示す柵パネルの正面図である。 図20は、本発明の第5の実施の形態による柵パネルを示す正面図である。 図21は、図20に示す柵パネルの斜視図である。 図22は、図1乃至図21のいずれかに示す柵パネルに用いられても良い脚部ブロックを示す斜視図である。 図23は、図22に示す脚部ブロックの断面図である。 図24は、図22に示す脚部ブロックの平面図である。 図25は、図22に示す脚部ブロックの側面図である。 図26は、図22に示す脚部ブロックの端面図である。 図27は、図22に示す脚部ブロックの分解図である。
図1は、建造物床12の周縁に位置するとともに、複数の防護柵モジュール10を含む防護柵を示している。
図2a、図2b、図3は、防護柵モジュール10の一実施の形態を示し、この防護柵モジュール10は、柵パネル14と、建造物床12上に載置され、比較的大型かつ重い箱形の脚部ブロックからなる支持要素16、18とを含んでいる。柵パネル14は、2つの支柱22、24に連結された、第1パネル部14aおよび第2パネル部14bを含んでいる。
柵パネル14は、床12上方の所定の高さhから実質的な床12レベルまで下方に延び、これにより、作業者または物体が床12から床下方の地面(図示せず)へ通過することを防止する。所定の高さhは、個々の管轄区域の特定の安全および建設の規則に依存するであろう。しかしながら、高さhは0.9m乃至2.5mの範囲内であると予想される。
柵パネル14の第1パネル部14aは、所定の高さhから脚部ブロック16、18のすぐ上方まで下方に延びている。第2パネル部14bは、脚部ブロック16、18のすぐ上方から実質的に建造物床12まで下方に延びている。第2パネル部14bは、床12に接触するように延びていても良く、あるいは、床12の少し上方の高さまで延びていても良いが、思いがけず物体が床12の端部から下方の地面に落下することがないように、床12に十分接近している。柵パネル14は、支持要素16、18を収容可能な幾何学形状を有し、とりわけ、第2パネル部14bの幅は、第1パネル部14aの幅より狭い。
第2パネル部14bは、取付手段20により第1パネル部14aに取り外し可能に取り付けることができ、取付手段20は、第1パネル部14aの下縁に装着できるように構成されるとともに、その上端および下端近傍で互いにボルト留めされた、2つの金属板の形態をとる。しかしながら、取付手段20は、例えば第1パネル部14aおよび第2パネル部14bを直接貫通するボルトのように、適当な形態からなっていてもよい。
第1パネル部14aは、ワイヤメッシュから形成されており、これにより、必要に応じて作業者が第1パネル部14aを透かして見ることができる。第2パネル部14bは、鋼鉄製の金属シートから形成される。しかしながら、第1パネル部および第2パネル部として、穴の開いたまたは穴の開いていない金属シートまたは木製パネルのように、いかなる適当な材料を使用することも可能である。さらに、第1パネル部14aおよび第2パネル部14bは、更に図示する実施の形態のように、同一の材料から形成されていても良い。
支柱22、24は、直径40mmの細長い金属管からなり、その間に位置するワイヤメッシュを支持するのに用いられ、かつ柵パネル14を脚部ブロック16、18にさらに連結する。これにより、支柱22、24は、柵パネル14を実質的に垂直に支持することを補助し、柵パネル14が適当な柵構造体としての役割を果たせるようにする。必要に応じて、支柱として、他の大きさのものおよび材料のものを用いても良い。
図3に示すように、脚部ブロック16、18は、そこに予め形成された穴26、28において支柱22、24を収容する。穴26、28の深さおよび脚部ブロック16、18の高さは、材料および柵パネル14の重量に依存するであろう。脚部ブロック16、18の寸法および重量は、通常の使用時に、柵パネル14の荷重に対抗する、すなわちおもりとして作用し、かつ柵パネル14を床12に対して実質的に垂直位置に支持するのに十分である必要がある。したがって、脚部ブロック16、18の高さ、長さおよび幅、ならびに穴26、28の深さは、特定の寸法に限定されるのではなく、むしろ柵パネル14を上述したように支持するために十分なものでなければならない。柵パネル14は、支柱22、24を穴26、28内に配置することだけによって十分に支持され、柵パネル14を脚部ブロック16、18に更にボルト留めまたはクランプ留めする必要がないようにすることが好ましい。これにより、防護柵を建造物床に立設する時間を更に減少することができる。
好ましくは、脚部ブロック16、18は、箱状の脚部ブロックを含み、これは、滑り止め再生PVCプラスチックからなり、および/または、コンクリートのような重み付けされた材料を内部に含み、これにより各脚部ブロックの重量は、約18kgとなっている。脚部ブロックは、コンクリートを入れるための隙間を残すように、押出成形されていても良く、あるいは、ブロックの建造の際にインサートされたコンクリート(または他の適当な重み付けされた材料)とともに一体に形成されていても良い。あるいは、コンクリート、ゴムもしくはプラスチック、または再生材料を全体に含む、他の適当な重み付けされた材料が用いられても良い。各柵パネルは、全体として、約18〜24kgの間であって良く、労働安全衛生の要件に適合するように、好ましくは20kg未満である。各脚部ブロック16、18にいくつかの支柱を挿入することができるよう、脚部ブロック16、18は6個の穴を有している。これにより、各隣接する柵が少なくとも1つの支持要素16、18を共有することにより、建造物床の周縁全体を取り囲む防護柵モジュールが、実質的に連続したラインとして立設されることを可能とする。脚部ブロック16、18が柵パネル14の荷重に対抗することができるように、柵パネルの平面を横切って延びる長さである脚部ブロック16、18の長さは、典型的には、その幅より大きいであろう。
図4は、柵パネルに取り付けるためのキックボード30を示す。キックボード30は、防護柵モジュールの柵パネルに取り外し可能に取り付けられるとともに、柵パネルから実質的な建造物床レベルまで下方に延びるようになっており、これにより、防護柵モジュールの柵パネルと建造物床との間の空間を減らす。キックボード30はまた、キックボード30を柵パネルに取り外し可能に取り付けるための取付手段34を含む。一の形態において、キックボード30は、使用のとき、図1、図2a、図2bおよび図3に第2パネル部14bとして示すものと同様であるが、所望により、キックボード30が他の形態をとってもよい。キックボードは、例えばワイヤメッシュ、金属板、または木のような適当な材料から形成されていても良い。図示した実施の形態による取付手段34は、パネル部の下縁の周りに装着するとともにキックボード30に連結されるように構成された2つの金属板を含み、この2つの金属板は、その上端および下端近傍で互いに螺着されている。所望により、他の適当な取付手段34が用いられても良い。
図5は、防護柵モジュール40の第2の実施の形態を示しており、防護柵モジュール40は、他の形態による柵パネル44を有している。柵パネル44の第2パネル部44bは、矩形の中実な金属板を含み、この金属板は細長い管状部46によってその3つの側部が取り囲まれている。第2パネル部44bは、外側の細長い管状部46aを第1パネル部44aの管状部42に螺着することにより、第1パネル部44aに取り付けられている。あるいは、第2パネル部44bは、より恒久的な取付手段を提供するべく、第1パネル部44aに対して溶着されていても良い。
図6および図7は、防護柵モジュール50の第2の実施の形態を示しており、それぞれ防護柵モジュール50の前方および後方を示している。この防護柵モジュール50は、更なる他の形態からなる柵パネル52を有している。本実施の形態において、柵パネル52は、所定の高さから実質的に床(図示せず)まで下方に延びており、幾何学的に形成された一体となったワイヤメッシュウェブまたはシートからなっている。このことにより、2つの分離した第1および第2のパネル部とする必要がない。むしろ柵パネル52は、その下端に角部の「切り欠き」(符号54で示す)を有しており、これにより脚部ブロック56、58を収容する内方段付き凹部を提供する。
ワイヤメッシュ柵パネル52の上端および下端は、主として安全のため、さらに追加的な強度のために、折り曲げられている。下端において、折り込まれた柵パネル52の内部に、中実の矩形の金属板53が固定され、これにより小さい物体が柵パネル52に設けられた穴を通過することを最小化する。
建造物床の周縁全体に実質的に連続した柵を形成するために、複数の防護柵モジュール50が用いられても良い。必要に応じて、2つの防護柵モジュール50の間に戸(図示せず)が配置されても良い。図8に示すように、必要な脚部ブロックの数を最少化するため、各隣接する柵パネル52は、その隣接する柵パネル52と脚部ブロック18を共有するであろう。強度および剛性を追加するため、隣接する柵パネル52の支柱22、24は、隣接する支柱22、24の上端に配置されたクランプ部材56によって連結されている。クランプ部材56は、支柱22、24の周囲に適合するよう「8」字状の金属クランプを有し、しっかり固定するため支柱22、24の間でボルト連結されている。
図9は、柵パネル52の各端部において追加の強化柱72、74を有する防護柵モジュール50を示しており、強化柱72、74は、支柱22、24と脚部ブロック16、18との間に延びている。強化柱72、74は、支柱22、24の材料と同様、細長い金属管を有し、脚部ブロック16、18に形成された外側孔57内に嵌め込まれている。曲げ部72a、74aは、実質的に直立した管72b、74bの上端と、支柱22、24との間に連結されている。管72b、74bの上端は、柱の他の部分に対して縮径されており、これにより曲げ部72a、74aの下端がその端部の周囲に嵌合されるようになっている。曲げ部72a、74aの上端は、開放した円筒部72c、74cを有し、この円筒部72c、74cは、各支柱22、24の上端周囲に嵌合するようになっている。
図10は、実質的に連続する柵を形成するために互いに隣接して配置された2つの防護柵モジュール50を示しており、これは更に建物床の周縁を囲んで延在していても良い。1つの強化柱74のみが、隣接する各防護柵モジュール間の各脚部ブロック16、18において用いられても良いが、所望により、強度を追加するために第2の柱が用いられても良い。各防護柵モジュールの隣接する支柱22、24は、上述したクランプ部材56を介して連結されている。
仮に、防護柵モジュールに追加的な高さが必要となる場合、図11および図12に示すように、第2の柵パネル55が上方、すなわち柵パネル52上に位置しても良い。第1の支柱22、24の上端は、支柱22、24を支柱82、84に接合するための縮径された接合ピンを有していても良く、あるいは、第1の支柱22、24の上端は、第2の支柱82、84を第1の支柱22、24の端部周囲に装着することができるように、第2の支柱82、84に対して縮径されていても良い。そして、この構造を安定化させるため、脚部ブロック16と第2の支柱82の上端との間に追加の強化柱92が用いられても良い。
必要に応じて、様々な方向を向いた柵パネルが用いられても良い。例えば図11および図12は、柵パネル52の上縁に中実の金属板53がくるように下側の柵パネル52が配置されたものを示しており、この結果、防護柵モジュール80の床に近い底部に大きな隙間が生じる。上側の柵パネル55は、反対の方向を向いて用いられ、これにより2つの柵パネル52、55の間に隙間が生じないようになっている。
あるいは、図13および図14は、柵パネル52の下縁に中実の金属板53がくるように構成され、したがってちょうど床まで延びた柵パネル52を示している。上側の柵パネル55は、反対の方向を向いて構成され、2つの柵パネル52、55の間に隙間83を提供する。所望により、他の方向が用いられても良い。
図14に示すように、追加の柵パネルが用いられる場合、追加的な強度および剛性のため、共有する脚部ブロック18上で、2つの支柱22、24および2つの強化柱92が用いられることが好ましいであろう。
建造物の建設中に、防護柵を建造物床に立設して固定するために、上述した実施の形態の1つによる、複数の防護柵モジュールを準備する。次に、モジュールは、モジュールの隣接する柵パネルが、柵パネル同士の間の空間を最小化しながら実質的に連続的な柵を形成するように、建造物床の周縁の少なくとも一部分を辿って立設される。モジュールを床にボルト留めまたはクランプ留めする必要がないので、モジュールを立設するにあたり、脚部ブロックを建造物床の表面に位置決めし、かつその後、支柱を脚部ブロックの穴に収容するか、または支柱を脚部ブロックの杭の上に受け入れることにより、位置決めされた脚部ブロックに柵パネルを連結することだけが必要となる。
図15乃至図18は、柵パネル100の他の実施の形態を示している。この場合、これは、第1ワイヤ状メッシュ材料から形成された第1パネル部102と、第2ワイヤ状メッシュ材料から形成された第2パネル部104とを含んでいる。
第1パネル部102および第2パネル部104は、それぞれ複数の実質的に垂直なワイヤ106および実質的に水平なワイヤ108を含む。各隣接する垂直および水平なワイヤは、図15において空間距離D1、D2、およびD3によって分離されている。第1パネル部102の垂直なワイヤ106は、空間距離D1を含み、水平なワイヤ108は、空間距離D2を含む。第2パネル部104の垂直なワイヤ106はまた、空間距離D1を含み、一方、水平なワイヤ110は、空間距離D3を含む。
第1パネル部102において、垂直なワイヤ106および水平なワイヤ108は、約30mm乃至80mm、隣接するワイヤから離間することが好ましく、理想的には50mm、隣接するワイヤから離間する。図示するように、隣接する垂直および水平なワイヤにより境界付けられた、複数の開放された正方形112が形成されている。
第2パネル部104において、垂直なワイヤ106は、第1パネル部102のそれと同様の間隔を有しており、第1パネル部102内のワイヤの延長からなり、これもまた30mm乃至80mm、理想的には50mm、隣接するワイヤから離間している。しかしながら、第2パネル部104の水平なワイヤ110は、第1パネル部102におけるそれよりも近接しており、好ましくは3mm乃至29mm、理想的には10mm、隣接するワイヤから離間している。図に示すように、そこには複数の開放された四角形114が形成され、それぞれ開放された正方形112に比べて相対的に狭い領域を有している。このような構成により、物体が柵パネルを通過したりまたは下部を通ったりする可能性を最小化するとともに、従来技術に見られるような分離されたキックボードの必要性をなくし、ここで、第2パネル部104は建造物床に隣接して配置されるとともに、第1パネル部102は建造物床に対して第2パネル部104上方に配置される。
第1パネル部102および第2パネル部104の垂直および水平なワイヤの相対的な空間距離は、図17および図18の側面および端面図に最も良く示されている。図17において、第1パネル部102の水平なワイヤ108は、第2パネル部104の水平なワイヤ110(D3の距離だけ離れている)より広く離間している(D2)。図18において、垂直なワイヤ106は、柵パネル100の全長にわたって等しく離間していることが示されている。
ワイヤは、好ましくは3.15mm径の断面円形状の鋼鉄からなるが、他の適当な材料、形状、およびサイズのものを用いても良い。例えば、プラスチック、ゴムまたは複合材料を用いることもでき、これらも「ワイヤ」および「ワイヤ状」の用語に該当する。
第2パネル部104は、好ましくは高さが100mm乃至200mmの間であり、これにより、各垂直な列ごとに9つの隣接する矩形112を形成する、約10本の水平なワイヤ110を含む。柵パネル100(第1パネル部102および第2パネル部104の両方)の高さおよび幅は、個々の管轄区域の特定の安全および建設の規則に依存するであろう。しかしながら、高さは0.9m乃至2.5mの範囲内であると予想され、第1パネル部102は、107個の隣接する正方形を形成する、約108本の水平なワイヤを含む。第1パネル部102における各柵パネル100の幅は、建造物床の周りで通常の使用がなされる場合、約2m乃至3mであると予想される。しかしながら、他の使用において、幅および高さは変化しても良い。例えば柵パネル100が、門において使用することができ、この場合、より小さいパネルが必要とされうる。この場合、幅は1m未満としても良く、高さは約1mとしても良い。いくつかの実施の形態において、幅は高さよりも小さくしても良い。
第2パネル部104の幅は、第1パネル部102の幅より小さく、各端部に角部の「切欠き」を有し、これにより内方段付き凹部118を提供する。角部の「切欠き」の目的は、これもまた、おもり脚部ブロックを収容するためである。内方段付き凹部は、柵パネル100の端部から約50mm内方へ向かい、隣接する垂直なワイヤ106間の1つの空間距離に等しいことが好ましい。
図19に示すように、柵パネル100は、2つの支柱130、132に連結されており、支柱130、132は、40mm径の細長い金属管からなるとともに、その間に配置された柵パネル100のワイヤメッシュ材料を支持するために用いられ、かつ柵パネル100を脚部ブロック(図19には示していない)に連結するためにも用いられる。所望により、支柱130、132のための他のサイズ、形状および材料が用いられても良い。
追加の強度および支持を与えるため、柵パネル100の上縁および下縁に沿って、更なる2つの水平な支持棒134、136が設けられていても良い。これらの支持棒は、27mm径の細長い金属管からなっている。L形状の鋼鉄部材138、140が、追加の強度および支持のために、更に各凹部128内に設けられている。
有利には、メッシュパネル部は、1つの連続的なシートまたはウェブからなり、材料の重量によっては、使用の準備がされるまで、保管用にロールとして形成されていても良い。第1パネル部102および第2パネル部104のメッシュ材料を形成する水平なワイヤ108および垂直なワイヤ106は、各交点116において、好ましくは溶接により互いに結合されるが、高分子接着剤のような他の適当な結合方法が用いられても良い。各垂直なワイヤ106は、作業可能な距離に並べられ、次いで水平なワイヤ108、110が適当な場所に位置決めされて溶接され(または他の方法で連結され)ても良い。他の実施の形態において、メッシュ材料は他の適当な方法で形成されても良く、例えば、各水平なワイヤ108、110が垂直なワイヤ106にジグザグに編み込まれていっても良い。その後、シートは、図20および図21に示す実施の形態を形成するように、所望の長さに切断される。
図20の柵パネル100は、例えば、柵パネル100に連結された細長い管状支柱内に嵌め込むための直立した連結杭を有する平板状の支持脚部からなる支持要素を用いることにより、建造物の建設中に、建造物床の周縁の柵で囲む領域に立設して用いることができ、この場合、脚部ブロックを収容するための切欠かれた凹部を設ける必要がない。あるいは、図15または図20の柵パネル100は、他の様々な用途を有していても良く、これらも本発明の射程内に含まれる。例えば、パネルが足場上の安全装置として用いられても良く、ここで、伝統的に中実なキックボードがワイヤメッシュパネルの下端に立て掛けられる。ワイヤメッシュキックボードがワイヤメッシュパネルに一体に形成されることにより、製造コスト、安全および設置コストを削減することができる。あるいは、パネルは、例えばビルディング用等の建築用の装飾パネルとして用いられても良い。
脚部ブロックを使用する図15の実施の形態を形成するために、図20に示す同一の矩形柵パネルが、まずシートから第1パネル部102の幅に切り出され、次いで、対応する水平および垂直なワイヤを従来の方法を用いて切断することにより、下方の角部が矩形パネルから取り除かれるであろう。
続いて、支柱130、132が、脚部ブロック(例えば図22乃至図27に示す脚部ブロック)のそれぞれの穴に挿入されても良い。脚部ブロック142は、四角柱形の構造を有し、柵パネル100および支柱130、132を直立位置に支持するのに十分な重量を有する。脚部ブロック142は、コンクリートとゴムとの複合物からなるが、例えばコンクリート、プラスチックまたはゴムのような他の適当な材料を用いても良い。脚部ブロック142は、要求される重量を生成するための砂、水等が充填される中空角柱を有していても良い。
脚部ブロック142は、支柱130、132を収容するために、ブロック142を高さ方向に貫いて延びる2つの穴144、146を有する。他の実施の形態において、ブロック142の用途および目的に応じて、2つ以外の穴、例えば1つ、4つまたは6つの穴が用いられても良い。
各穴144、146に挿入されるのは管状挿入物であり、これは、穴144、146の内面を強化および保護するとともに、支柱130、132の継続的な挿入、移動および除去により穴144、146が摩耗することを防止するための中空管148を含む。図25に示すように、管148は、穴144の略全高にわたって延びている。管148の直径は、穴144、146に挿入された支柱130、132がほとんど動かないようになる程度であり、それでも支柱130、132を容易に挿入できる程度の十分な隙間を有している。管148は、穴144、146内に留まったままとするのに十分な程度の外径を有するであろう。正確なサイズは、管轄区域および地域の規則によって変わるであろう。
管148は、鋼鉄または他の望ましい材料からなり、その形状または強度が増大または喪失することなく、金属支柱130、132の挿入および除去に対して耐えうる。管148は、脚部ブロック142の製造中に脚部ブロック142内に入れられても良く、あるいは、脚部ブロック142を作製した後に挿入されても良い。追加の強度および安定性を得るため、穴144、146の内面と管148の外面との間に、接着剤を用いることが好ましい。
円形の断面を有する管挿入物を参照することにより、脚部ブロックを図示してきたが、必要とされかつ適当な場合には、例えば正方形または矩形断面の管のように、他の形状が用いられても良い。あるいは、穴の内面が、適当な材料による表面のコーティングのような他の方法により強化されても良い。
本明細書を通じて言及する「一実施の形態」または「実施の形態」は、その実施の形態に関連して記載された特定の特性、構造、または特徴が、本発明の少なくとも1つの実施の形態に含まれることを意味する。したがって、本明細書を通じて様々な場所に存在する「一実施の形態において」または「実施の形態において」という用語は、必ずしも全てが同一の実施の形態を参照しているのではない。さらに、特定の特性、構造、または特徴が、1以上の組合せにおいて、適当な方法で組合されても良い。
当業者が、上述したものとは異なる方法で本発明を実行でき、その精神および射程の範囲から離脱することなく様々な変形を行うことができることが分かるであろう。
本明細書の文書、装置、作用および知識に関する議論は、本発明の内容を説明するために包含されている。あらゆる材料形態は、いずれも本明細書に関連する出願の出願日前、あらゆる国において、背景技術または関連技術の一般常識の一部を形成することを自認するととられるべきではない。
一つの側面において、本発明は、建造物床の周縁の柵で囲む領域に立設して用いられる防護柵モジュールにおいて、作業者または物体が前記建造物床から下方の地面へ通過することを防止する柵パネルと、前記柵パネルに連結された支柱を収容するための少なくとも1つのおもり脚部ブロックであって、前記建造物床上に載置されるとともに、前記柵パネルを前記建造物床に対して実質的に直立する位置に保持するよう、前記柵パネルに対する荷重および力に対抗するように構成された、脚部ブロックとを含み、前記柵パネルは、前記柵パネルが所定の高さから実質的な建造物床レベルまで下方に延びることができるように、前記脚部ブロックを収容するための少なくとも1つの凹部を含む幾何学形状を有する、防護柵モジュールを提供する。
第3の側面において、本発明は、業者または物体が建造物床から下方の地面へ通過することを防止するとともに所定の高さから実質的な建造物床レベルまで下方に延びる柵パネルと、前記柵パネルに連結された支柱を収容するための少なくとも1つのおもり脚部ブロックであって、前記柵パネルを前記建造物床に対して実質的に直立する位置に保持するように構成された、脚部ブロックとを含む形式の防護柵モジュールに取り付けるためのキックボードであって、前記キックボードは、使用時に、パネル部材が前記柵パネルから実質的な前記建造物床レベルまで下方に延びることができるように、前記柵パネルの幅より狭い幅を有するパネル部材と、前記パネル部材を前記柵パネルに取り外し可能に取り付けるための取付手段とを含み、使用時に、キックボードと前記防護柵モジュールとの組合体は、建造物の建設中に前記建造物床の周縁の柵で囲む領域に立設して用いるのに適合する、キックボードを提供する。

Claims (32)

  1. 好ましくは建造物の建設中に、建造物床の周縁の柵で囲む領域に立設して用いられる防護柵モジュールにおいて、
    作業者または物体が前記建造物床から下方の地面へ通過することを防止する柵パネルと、
    前記柵パネルに連結された支柱を収容するための少なくとも1つのおもり脚部ブロックであって、前記建造物床上に載置されるとともに、前記柵パネルを前記建造物床に対して実質的に直立する位置に保持するよう、前記柵パネルに対する荷重および力に対抗するように構成された、脚部ブロックとを含み、
    前記柵パネルは、所定の高さから実質的な建造物床レベルまで下方に延びる幾何学形状を有する、防護柵モジュール。
  2. 前記柵パネルは、
    幅が決められた矩形の第1パネル部であって、所定の高さから前記脚部ブロック上方まで下方に延びるように位置づけられた、第1パネル部と、
    前記第1パネル部より幅が狭く、前記第1パネル部から実質的な建造物床レベルまで下方に延びるように位置づけられたキックボード部とを有し、
    これにより、前記柵パネルに、前記脚部ブロックを収容するための少なくとも1つの内方段付き凹部を提供する、請求項1記載の防護柵モジュール。
  3. 前記キックボード部は、前記キックボード部を前記第1パネル部に取り外し可能に取り付けるための取付手段を含む、請求項2記載の防護柵モジュール。
  4. 前記キックボード部は、前記第1パネル部と一体化されている、請求項2記載の防護柵モジュール。
  5. 建造物床上に配置したとき、前記脚部ブロックは、長さ方向において、前記柵パネルの平面を横切って延び、かつ前記脚部ブロックは、幅方向において、少なくとも部分的に前記内方段付き凹部内に収容される、請求項2乃至4のいずれか一項記載の防護柵モジュール。
  6. 前記第1パネル部は、第1ワイヤ状メッシュ材料から形成され、前記第1ワイヤ状メッシュ材料は、隣接するワイヤ同士の間で第1空間距離を有し、前記キックボード部は、第2ワイヤ状メッシュ材料から形成され、前記第2ワイヤ状メッシュ材料は、隣接するワイヤ同士の間で第2空間距離を有し、前記第2空間距離は、前記隣接するワイヤのうちの少なくとも一部において、前記第1空間距離より短い、請求項2記載の防護柵モジュール。
  7. 前記第1ワイヤ状メッシュ材料および前記第2ワイヤ状メッシュ材料は、複数の実質的に垂直なワイヤおよび実質的に水平なワイヤを含む、請求項6記載の防護柵モジュール。
  8. それぞれの前記実質的に水平なワイヤについて、前記第2空間距離は、前記第1空間距離より短い、請求項7記載の防護柵モジュール。
  9. 前記実質的に垂直なワイヤにおける、前記第1空間距離および前記第2空間距離は、前記柵パネルの幅全体にわたって実質的に等しく、かつ前記第2ワイヤ状メッシュ材料の前記実質的に垂直なワイヤは、その延長上で、前記第1ワイヤ状メッシュ材料の前記実質的に垂直なワイヤと一体化されている、請求項7または8記載の防護柵モジュール。
  10. 隣接する前記実質的に水平なワイヤ間における前記第1空間距離は、30mm乃至80mm、好ましくは50mmであり、隣接する前記実質的に水平なワイヤ間における前記第2空間距離は、3mm乃至29mm、好ましくは10mmである、請求項8または9記載の防護柵モジュール。
  11. 前記脚部ブロックは、支柱を収容するために形成された少なくとも1つの穴を含み、前記穴は、前記穴の内面を強化および保護するための管状挿入物を含む、請求項1乃至10のいずれか一項記載の防護柵モジュール。
  12. 前記管状挿入物は、中空鋼鉄管を含む、請求項11記載の防護柵モジュール。
  13. 前記防護柵モジュールに対して強度を追加するために、前記脚部ブロックと前記柵パネルとの間に延びる少なくとも1つの強化柱を更に含む、請求項1乃至12のいずれか一項記載の防護柵モジュール。
  14. 前記防護柵モジュールは、第1柵パネルである柵パネルを含み、前記防護柵モジュールの高さを増加するために、前記第1柵パネル上に第2柵パネルを収容するように構成されている、請求項1乃至13のいずれか一項記載の防護柵モジュール。
  15. 前記第1柵パネルおよび前記第2柵パネルは、複数の方向を向いて配置されている、請求項14記載の防護柵モジュール。
  16. 建造物の建設中に、建造物床の周縁の柵で囲む領域に立設して用いられる防護柵において、前記防護柵は、請求項1乃至15のいずれか一項記載の防護柵モジュールを複数含み、各前記モジュールは、各前記モジュール間の空間を最小化するために互いに隣接して配置され、これにより実質的に連続した柵を形成する、防護柵。
  17. 各モジュールは、必要とされる脚部ブロックの数を最小化するとともに各モジュール間の空間を更に最小化するために、隣接するモジュールとの間で少なくとも1つの脚部ブロックを共有する、請求項16記載の防護柵。
  18. 各モジュールは、クランプ部材によって、隣接するモジュールに連結されている、請求項16または17記載の防護柵。
  19. 好ましくは建造物の建設中に、建造物床の周縁で用いられる、防護柵モジュールに取り付けるためのキックボードであって、
    前記防護柵モジュールは、作業者または物体が前記建造物床から下方の地面へ通過することを防止する柵パネルと、前記柵パネルに連結された支柱を収容するための少なくとも1つのおもり脚部ブロックであって、前記建造物床上に載置されるとともに、前記柵パネルを前記建造物床に対して実質的に直立する位置に保持するよう、前記柵パネルに対する荷重および力に対抗するように構成された、脚部ブロックとを含み、前記柵パネルは、所定の高さから前記建造物床レベルの上方のある高さまで下方に延び、
    前記キックボードは、
    前記柵パネルから実質的な前記建造物床レベルまで下方に延びて配置された幾何学的形状のパネル部材と、
    前記パネル部材を前記柵パネルに取り外し可能に取り付けるための取付手段とを含む、キックボード。
  20. 建造物の建設中に、建造物床を保護する方法において、
    請求項1乃至15のいずれか一項記載の防護柵モジュールを複数準備する工程と、
    前記防護柵モジュールの隣接する前記柵パネルが、前記柵パネル同士の間の空間を最小化しながら実質的に連続的な柵を形成するように、前記建造物床の周縁の少なくとも一部分を辿って前記複数の防護柵モジュールを立設する工程とを含む、方法。
  21. 前記建造物床の周縁に前記複数の防護柵モジュールを立設する工程は、
    複数の前記脚部ブロックを前記建造物床の表面上に位置決めする工程と、
    前記柵パネルを前記位置決めされた脚部ブロックに連結する工程とを含む、請求項20記載の方法。
  22. 好ましくは建造物の建設中に、建造物床の周縁の柵で囲う領域に立設して用いられる柵パネルにおいて、
    第1ワイヤ状メッシュ材料から形成された第1パネル部であって、前記第1ワイヤ状メッシュ材料は、隣接するワイヤ同士の間で第1空間距離を有する、第1パネル部と、
    第2ワイヤ状メッシュ材料から形成された第2パネル部であって、前記第2ワイヤ状メッシュ材料は、隣接するワイヤ同士の間で第2空間距離を有する、第2パネル部とを含み、
    前記第2空間距離は、前記隣接するワイヤのうちの少なくとも一部において、前記第1空間距離より短い、柵パネル。
  23. 前記第2パネル部は、前記建造物床に隣接して配置され、前記第1パネル部は、前記建造物床に対して前記第2パネル部より上方に配置される、請求項22記載の柵パネル。
  24. 前記第1ワイヤ状メッシュ材料および前記第2ワイヤ状メッシュ材料は、複数の実質的に垂直なワイヤおよび実質的に水平なワイヤを含む、請求項22または23記載の柵パネル。
  25. それぞれの前記実質的に水平なワイヤについて、前記第2空間距離は、前記第1空間距離より短い、請求項24記載の柵パネル。
  26. 前記実質的に垂直なワイヤにおける、前記第1空間距離および前記第2空間距離は、前記柵パネルの幅全体にわたって実質的に等しく、かつ前記第2ワイヤ状メッシュ材料の前記実質的に垂直なワイヤは、その延長上で、前記第1ワイヤ状メッシュ材料の前記実質的に垂直なワイヤと一体化されている、請求項24または25記載の柵パネル。
  27. 隣接する前記実質的に水平なワイヤ間における前記第1空間距離は、30mm乃至80mm、好ましくは50mmであり、隣接する前記実質的に水平なワイヤ間における前記第2空間距離は、3mm乃至29mm、好ましくは10mmである、請求項25または26記載の柵パネル。
  28. 前記第2パネル部の各端部を切り欠いて形成した凹部を更に含む、請求項21乃至27のいずれか一項記載の柵パネル。
  29. 好ましくは建造物の建設中に、建造物床の周縁の柵で囲う領域に立設して用いられる柵パネルを形成する方法において、
    ワイヤ状メッシュパネルシートを形成する工程を少なくとも含み、
    前記メッシュパネルシートは、隣接するワイヤ同士の間で第1空間距離を有する第1パネル部と、隣接するワイヤ同士の間で第2空間距離を有する第2パネル部とを含み、前記第2空間距離は、前記隣接するワイヤのうちの少なくとも一部において、前記第1空間距離より短い、方法。
  30. 前記メッシュパネルシートを所望の長さに切断する工程と、
    前記第2パネル部の各端部に、内方段付き凹部を形成し、これにより、前記第2パネル部の長さを前記第1パネル部の幅より短くする工程とを更に含む、請求項29記載の方法。
  31. 前記メッシュパネルシートは、複数の実質的に垂直なワイヤおよび実質的に水平なワイヤを含み、前記メッシュパネルシートは、前記水平なワイヤを前記垂直なワイヤに載置し、前記水平なワイヤと前記垂直なワイヤとを、複数の交点で互いに溶着することによって形成される、請求項29または30記載の方法。
  32. 前記メッシュパネルシートは、複数の実質的に垂直なワイヤおよび実質的に水平なワイヤを含み、前記メッシュパネルシートは、前記水平なワイヤを前記垂直なワイヤ間に編み込むことによって形成される、請求項29または30記載の方法。
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