JP2011257506A - 撮影用光学装置およびレンズ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光学像の振れを補正するための振れ補正機能を有する撮影用光学装置において、従来よりも小型化することが可能な撮影用光学装置を提供する。
【解決手段】撮影用光学装置1は、レンズおよび撮像素子を有するカメラモジュール3と、レンズによって撮像素子上に結像される光学像の振れを補正するための振れ補正装置4とを備えている。振れ補正装置4は、カメラモジュール3を揺動可能に支持する支持体27と、支持体27に対してレンズの光軸Lが傾くようにカメラモジュール3を揺動させて振れを補正するための揺動駆動機構29を備えている。揺動駆動機構29は、カメラモジュール3の外周面に直接固定される振れ補正用磁石39と、支持体27に固定され振れ補正用磁石39に対向配置される振れ補正用コイル38とを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、光学像の振れを補正するための振れ補正機能を有する撮影用光学装置およびレンズ駆動装置に関する。
近年、携帯電話等の携帯機器には、撮影用光学装置が搭載されている。携帯機器の場合、撮影時に手振れが発生しやすい。そこで、撮影時の手振れを補正することが可能な撮影用光学装置が本出願人によって提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の撮影用光学装置は、レンズおよび撮像素子が搭載される可動モジュールと、可動モジュールを支持する固定体と、可動モジュールを固定体上で揺動させて手振れを補正する手振れ補正機構とを備えている。可動モジュールは、レンズを保持して光軸方向へ移動可能な移動体と、移動体を光軸方向へ移動可能に支持するための支持体と、移動体を光軸方向へ移動させるレンズ駆動用コイルおよびレンズ駆動用磁石とを備えている。レンズ駆動用コイルは、移動体の外周面に巻回されている。支持体は、可動モジュールの外周面を構成する四角筒状のケースを備えており、レンズ駆動用磁石は、レンズ駆動用コイルに対向するようにケースの内周面に固定されている。また、可動モジュールの外周面(すなわち、ケースの外周面)には、四角筒状のヨークが固定されており、可動モジュールの外周面は、このヨークによって覆われている。
また、特許文献1に記載の撮影用光学装置では、手振れ補正機構は、手振れ補正用コイルと手振れ補正用磁石とを備えている。手振れ補正用磁石は、可動モジュールを構成するケースの外周面を覆うヨークの外周面に固定されている。また、撮影用光学装置の外周面を構成する四角筒状の固定体がヨークの外周面を囲むように配置されており、手振れ補正用コイルは、手振れ補正用磁石と対向するように固定体の内周面に固定されている。
特開2009−294393号公報
近年、携帯電話等の携帯機器の市場では、携帯機器の小型化の要求が一段と高まっており、その結果、携帯機器に搭載される撮影用光学装置の小型化の要求も一段と高まっている。
そこで、本発明の課題は、光学像の振れを補正するための振れ補正機能を有する撮影用光学装置において、従来よりも小型化することが可能な撮影用光学装置を提供することにある。また、本発明の課題は、光学像の振れを補正するための振れ補正機能を有するレンズ駆動装置において、従来よりも小型化することが可能なレンズ駆動装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の撮影用光学装置は、レンズおよび撮像素子を有するカメラモジュールと、レンズによって撮像素子上に結像される光学像の振れを補正するための振れ補正装置とを備え、振れ補正装置は、カメラモジュールを揺動可能に支持する支持体と、支持体に対してレンズの光軸が傾くようにカメラモジュールを揺動させて振れを補正するための振れ補正機構とを備え、振れ補正機構は、カメラモジュールの外周面に直接固定される振れ補正用磁石と、支持体に固定され振れ補正用磁石に対向配置される振れ補正用コイルとを備えることを特徴とする。
また、上記の課題を解決するため、本発明のレンズ駆動装置は、レンズが取付可能でかつレンズの光軸方向へ移動可能な可動体と、可動体を光軸方向へ移動可能に保持する保持体と、可動体を光軸方向へ駆動するためのレンズ駆動機構とを有するレンズ駆動モジュールと、レンズによって結像される光学像の振れを補正するための振れ補正装置とを備え、振れ補正装置は、レンズ駆動モジュールを揺動可能に支持する支持体と、支持体に対してレンズの光軸が傾くようにレンズ駆動モジュールを揺動させて振れを補正するための振れ補正機構とを備え、振れ補正機構は、レンズ駆動モジュールの外周面に直接固定される振れ補正用磁石と、支持体に固定され振れ補正用磁石に対向配置される振れ補正用コイルとを備えることを特徴とする。
本発明の撮影用光学装置では、振れ補正機構を構成する振れ補正用磁石がカメラモジュールの外周面に直接固定されている。また、本発明のレンズ駆動装置では、振れ補正機構を構成する振れ補正用磁石がレンズ駆動モジュールの外周面に直接固定されている。そのため、本発明では、従来のように、カメラモジュールの外周面やレンズ駆動モジュールの外周面を覆うように配置されるヨークに振れ補正用磁石が固定される場合と比較して、撮影用光学装置やレンズ駆動装置を小型化することが可能になる。また、本発明では、カメラモジュールの外周面やレンズ駆動モジュールの外周面を覆うようにヨークが配置される場合と比較して、揺動する部分の重量を低減することが可能になる。なお、本発明において、撮影用光学装置やレンズ駆動装置の大きさが従来と同じであれば、ヨークの分だけ、振れ補正用磁石や振れ補正用コイルを大きくすることが可能になるため、振れ補正機構の駆動力を高めることが可能になる。
本発明の撮影用光学装置において、カメラモジュールは、レンズを保持しレンズの光軸方向へ移動可能な可動体と、可動体を光軸方向へ移動可能に保持する保持体と、可動体を光軸方向へ駆動するためのレンズ駆動機構とを備え、レンズ駆動機構は、可動体の外周面に固定されるレンズ駆動用コイルと、保持体に固定されレンズ駆動用コイルに対向配置されるレンズ駆動用磁石とを備え、保持体は、磁性材料で形成されるとともに、カメラモジュールの外周面を構成する略筒状のカバー部材を備え、カバー部材の内周面にレンズ駆動用磁石が固定され、カバー部材の外周面に振れ補正用磁石が固定されていることが好ましい。また、本発明のレンズ駆動装置において、レンズ駆動機構は、可動体の外周面に固定されるレンズ駆動用コイルと、保持体に固定されレンズ駆動用コイルに対向配置されるレンズ駆動用磁石とを備え、保持体は、磁性材料で形成されるとともに、レンズ駆動モジュールの外周面を構成する略筒状のカバー部材を備え、カバー部材の内周面にレンズ駆動用磁石が固定され、カバー部材の外周面に振れ補正用磁石が固定されていることが好ましい。
このように構成すると、カバー部材がバックヨークとして機能するため、レンズ駆動用磁石に対向配置されるレンズ駆動用コイルを通過する磁束の密度、および、振れ補正用磁石に対向配置される振れ補正用コイルを通過する磁束の密度を高めることが可能になる。また、レンズ駆動用磁石が発生させる磁束と、振れ補正用磁石が発生させる磁束との干渉を抑制することが可能になる。したがって、レンズを光軸方向へ適切に移動させること、および、カメラモジュールやレンズ駆動モジュールを適切に揺動させることが可能になる。
本発明において、カバー部材を介して振れ補正用磁石に対向するレンズ駆動用磁石の対向面である第1対向面と、カバー部材を介して第1対向面に対向する振れ補正用磁石の対向面である第2対向面とは、異なる2つの磁極が光軸方向で重なるように着磁され、光軸方向において、被写体が配置される側を被写体側とすると、レンズ駆動用磁石および振れ補正用磁石は、第1対向面の被写体側に配置される磁極と、第2対向面の被写体側に配置される磁極とが異なるように、カバー部材に固定されていることが好ましい。このように構成すると、効率的な磁気回路を形成することが可能になり、レンズ駆動機構および振れ補正機構の駆動力を高めることが可能になる。
本発明において、振れ補正機構は、カメラモジュールと支持体とを繋ぐバネ部材を備え、バネ部材は、カメラモジュールに直接固定される可動側固定部と、支持体に固定される固定側固定部と、可動側固定部と固定側固定部とを繋ぐとともにカメラモジュールの揺動動作を可能とするバネ部とを備えることが好ましい。また、本発明において、振れ補正機構は、レンズ駆動モジュールと支持体とを繋ぐバネ部材を備え、バネ部材は、レンズ駆動モジュールに直接固定される可動側固定部と、支持体に固定される固定側固定部と、可動側固定部と固定側固定部とを繋ぐとともにレンズ駆動モジュールの揺動動作を可能とするバネ部とを備えることが好ましい。このように構成すると、バネ部材の可動側固定部がカメラモジュールまたはレンズ駆動モジュールに直接固定されているため、可動側固定部が固定される部材が別途設けられる場合と比較して、撮影用光学装置やレンズ駆動装置を小型化することが可能になる。
本発明において、振れ補正機構は、カメラモジュールの揺動中心となる支点部を備え、レンズの光軸方向において、被写体が配置される側を被写体側とし、撮像素子が配置される側を反被写体側とすると、支点部は、カメラモジュールよりも反被写体側に配置され、固定側固定部は、可動側固定部よりも反被写体側に配置されていることが好ましい。また、本発明において、振れ補正機構は、レンズ駆動モジュールの揺動中心となる支点部を備え、光軸方向において、被写体が配置される側を被写体側とし、被写体側の反対側を反被写体側とすると、支点部は、レンズ駆動モジュールよりも反被写体側に配置され、固定側固定部は、可動側固定部よりも反被写体側に配置されていることが好ましい。このように構成すると、バネ部材を利用して、カメラモジュールやレンズ駆動モジュールを支点部に向かって付勢することが可能になり、カメラモジュールやレンズ駆動モジュールの揺動動作を安定させることが可能になる。
本発明において、カメラモジュールには、可動側固定部が固定されるバネ固定凸部が光軸方向に略直交する方向に突出するように形成され、可動側固定部は、バネ固定凸部の被写体側の面に固定されていることが好ましい。また、本発明において、レンズ駆動モジュールには、可動側固定部が固定されるバネ固定凸部が光軸方向に略直交する方向に突出するように形成され、可動側固定部は、バネ固定凸部の被写体側の面に固定されていることが好ましい。可動側固定部が、バネ固定凸部の反被写体側の面に固定されている場合には、バネ部材の付勢力の影響でバネ固定凸部の反被写体側の面から可動側固定部が剥がれやすくなるが、このように構成すると、バネ固定凸部からの可動側固定部の剥がれを防止することが可能になる。
本発明において、バネ固定凸部は、カメラモジュールの全周に亘って形成され、可動側固定部は、環状に形成されていることが好ましい。また、本発明において、バネ固定凸部は、レンズ駆動モジュールの全周に亘って形成され、可動側固定部は、環状に形成されていることが好ましい。このように構成すると、バネ部材の付勢力をカメラモジュールやレンズ駆動モジュールの全周に亘って作用させることが可能になるため、カメラモジュールやレンズ駆動モジュールの揺動動作をより安定させることが可能になる。
本発明において、支持体は、支点部を構成する支点用突部が当接する当接部が形成される、あるいは、支点用突部が形成または固定される反被写体側ケース体と、固定側固定部を固定するための固定部材とを備え、固定側固定部は、光軸方向における固定部材と反被写体側ケース体との間に挟まれた状態で固定されていることが好ましい。このように構成すると、光軸方向において、反被写体側ケース体を基準にして固定側固定部を固定することが可能になるため、固定側固定部と支点部との光軸方向における相対位置精度を確保しやすくなる。したがって、バネ部材を利用して、カメラモジュールやレンズ駆動モジュールを支点部に向かって適切に付勢することが可能になり、カメラモジュールやレンズ駆動モジュールの揺動動作をより安定させることが可能になる。
本発明において、振れ補正機構は、光軸方向に略直交するとともに互いに略直交する第1方向および第2方向を揺動の軸方向としてカメラモジュールを揺動させるための複数の振れ補正用磁石と振れ補正用コイルとを備え、バネ部は、第1方向に略平行な第1バネ部と、第2方向に略平行な第2バネ部とを備えることが好ましい。また、本発明において、振れ補正機構は、光軸方向に略直交するとともに互いに略直交する第1方向および第2方向を揺動の軸方向としてレンズ駆動モジュールを揺動させるための複数の振れ補正用磁石と振れ補正用コイルとを備え、バネ部は、第1方向に略平行な第1バネ部と、第2方向に略平行な第2バネ部とを備えることが好ましい。このように構成すると、第1方向に略平行な第1バネ部の作用で第2方向におけるバネ部材のバネ定数を比較的小さくし、第2方向に略平行な第2バネ部材の作用で第1方向におけるバネ部材のバネ定数を比較的小さくすることが可能になる。したがって、第1バネ部によって第2方向へ可動側固定部を円滑に動かすことが可能になり、かつ、第2バネ部によって第1方向へ可動側固定部を円滑に動かすことが可能になる。その結果、カメラモジュールやレンズ駆動モジュールの揺動角度が大きくなっても、カメラモジュールやレンズ駆動モジュールを円滑に揺動させることが可能になる。
以上のように、本発明では、撮影用光学装置およびレンズ駆動装置を従来よりも小型化することが可能になる。
本発明の実施の形態にかかる撮影用光学装置の斜視図である。 図1のE−E断面の断面図である。 図1に示す撮影用光学装置の分解斜視図である。 図3に示すカメラモジュールの分解斜視図である。 図2に示すレンズ駆動用磁石および振れ補正用磁石の着磁状態を説明するための斜視図である。 図2に示すカメラモジュール、板バネおよび下ケース体の配置関係を説明するための斜視図である。 図3に示す板バネの斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(撮影用光学装置の概略構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかる撮影用光学装置1の斜視図である。図2は、図1のE−E断面の断面図である。なお、以下の説明では、図1に示すように、互いに直交する3方向のそれぞれをX方向、Y方向およびZ方向とし、X方向を左右方向、Y方向を前後方向、Z方向を上下方向とする。また、Z1方向側を「上」側、Z2方向側を「下」側とする。
本形態の撮影用光学装置1は、携帯電話等の携帯機器、ドライブレコーダあるいは監視カメラシステム等に搭載される小型かつ薄型のカメラであり、オートフォーカス機能と振れ補正機能とを備えている。この撮影用光学装置1は、全体として略四角柱状に形成されている。本形態では、撮影用光学装置1は、撮影用のレンズの光軸Lの方向(光軸方向)から見たときの形状が略正方形状となるように形成されており、撮影用光学装置1の4つの側面は、左右方向または前後方向と略平行になっている。
撮影用光学装置1は、図1、図2に示すように、レンズおよび撮像素子を有するとともに揺動可能なカメラモジュール3と、レンズによって撮像素子上に結像される光学像の振れを補正するための振れ補正装置4とを備えている。本形態では、上下方向は、カメラモジュール3が揺動していないときのカメラモジュール3の光軸方向とほぼ一致する。また、本形態では、カメラモジュール3の下端に撮像素子が搭載されており、上側に配置される被写体が撮影される。すなわち、本形態では、上側(Z1方向側)は被写体側(物体側)であり、下側(Z2方向側)は反被写体側(撮像素子側、像側)である。なお、本形態では、左右方向は、光軸方向に略直交する第1方向であり、前後方向は、光軸方向と第1方向とに略直交する第2方向である。
(カメラモジュールの構成)
図3は、図1に示す撮影用光学装置1の分解斜視図である。図4は、図3に示すカメラモジュール3の分解斜視図である。図5は、図2に示すレンズ駆動用磁石19および振れ補正用磁石39の着磁状態を説明するための斜視図である。
カメラモジュール3は、全体として略四角柱状に形成されている。本形態では、カメラモジュール3は、光軸方向から見たときの形状が略正方形状となるように形成されており、カメラモジュール3の4つの側面は、左右方向または前後方向と略平行になっている。
このカメラモジュール3は、図2、図4に示すように、レンズを保持し光軸方向へ移動可能な可動体5と、可動体5を光軸方向へ移動可能に保持する保持体6と、保持体6に対して可動体5を光軸方向へ駆動するためのレンズ駆動機構7と、近赤外光をカットするIRカットフィルタ11を保持するフィルタホルダ8とを備えている。可動体5は、可動体5の上端側に配置される板バネ9(図2参照)と、可動体5の下端側に配置される板バネ10(図2参照)とを介して保持体6に移動可能に保持されている。すなわち、可動体5と保持体6とは、板バネ9、10によって繋がれている。
可動体5は、複数のレンズが固定されたレンズホルダ12と、レンズホルダ12を保持するスリーブ13とを備えている。保持体6は、カメラモジュール3の4つの側面(外周面)を構成するカバー部材14と、カメラモジュール3の反被写体側の端面を構成するベース部材15とを備えている。
レンズホルダ12は、略円筒状に形成されている。このレンズホルダ12の内周側には、複数のレンズが固定されている。スリーブ13は、たとえば、樹脂材料で形成されるとともに、略円筒状に形成されている。スリーブ13は、その内周側でレンズホルダ12を保持している。すなわち、スリーブ13の内周面にレンズホルダ12の外周面が固定されている。
カバー部材14は、磁性材料で形成されている。このカバー部材14は、底部14aと筒部14bとを有する底付きの略四角筒状(略有底四角筒状)に形成されている。底部14aは、上側に配置されており、カメラモジュール3の被写体側の端面を構成している。底部14aの中心には、円形の貫通孔14cが形成されている。カバー部材14は、可動体5およびレンズ駆動機構7の外周側を囲むように配置されている。カバー部材14の底部14aの下面には、図2に示すように、スペーサ部材16が固定されている。スペーサ部材16は、略正方形の枠状に形成されている。スペーサ部材16には、板バネ9の一部が固定されている。
ベース部材15は、樹脂材料で形成されるとともに、略正方形の平板状に形成されている。このベース部材15は、カバー部材14の筒部14bの下端に固定されている。ベース部材15の中心には、図2に示すように、貫通孔15aが形成されている。また、ベース部材15には、板バネ10の一部が固定されている。
レンズ駆動機構7は、可動体5の外周面(具体的には、スリーブ13の外周面)に沿って巻回される2個のレンズ駆動用コイル18と、レンズ駆動用コイル18に対向配置される4個のレンズ駆動用磁石19とを備えている。
2個のレンズ駆動用コイル18は、その巻回方向が互いに異なるように巻回されている。たとえば、一方のレンズ駆動用コイル18は、図4の時計回りの方向に巻回され、他方のレンズ駆動用コイル18は、図4の反時計回りの方向に巻回されている。2個のレンズ駆動用コイル18は、上下方向に所定の間隔をあけた状態でスリーブ13の外周面に固定されている。
レンズ駆動用磁石19は、図5に示すように、光軸方向から見たときの形状が略等脚台形状となる略四角柱状に形成されている。また、レンズ駆動用磁石19は、光軸方向から見たときの形状が略等脚台形状となる四角柱状に形成された磁石片20と磁石片21との2個の磁石片によって構成されている。具体的には、磁石片20の下面と磁石片21の上面とが当接した状態で、磁石片20と磁石片21とが互いに接着固定されることでレンズ駆動用磁石19が形成されている。
磁石片20は、第1平面20aと、第1平面20aと略平行でかつ第1平面20aよりも面積の小さな第2平面20bと、第2平面20bから第1平面20aに向かって広がるように、第1平面20aおよび第2平面20bに対して傾斜する2個の斜面20cとを備えている。同様に、磁石片21は、第1平面21aと、第1平面21aと略平行でかつ第1平面21aよりも面積の小さな第2平面21bと、第2平面21bから第1平面21aに向かって広がるように、第1平面21aおよび第2平面21bに対して傾斜する2個の斜面21cとを備えている。
4個のレンズ駆動用磁石19は、カバー部材14の筒部14bの内周面に固定されている。具体的には、2個の斜面20c、21cが左右方向または前後方向と略平行になるように、4個のレンズ駆動用磁石19は、筒部14bの四隅の内側のそれぞれに固定されている。すなわち、筒部14bの対角線上に配置されるレンズ駆動用磁石19の第1平面20a、21aが互いに対向するように、4個のレンズ駆動用磁石19が筒部14bの四隅の内側のそれぞれに固定されており、第1平面20a、21aは、レンズ駆動用コイル18の外周面と所定の隙間を介して対向している。
4個の磁石片20は、第1平面20aに形成される磁極がいずれも同じになるように着磁されている。また、4個の磁石片20は、斜面20cに形成される磁極がいずれも同じになるように、かつ、斜面20cに形成される磁極と第1平面20aに形成される磁極とが異なる磁極となるように着磁されている。同様に、4個の磁石片21は、第1平面21aに形成される磁極がいずれも同じになるように着磁されている。また、4個の磁石片21は、斜面21cに形成される磁極がいずれも同じになるように、かつ、斜面21cに形成される磁極と第1平面21aに形成される磁極とが異なる磁極となるように着磁されている。
また、磁石片20、21は、第1平面20aの磁極と第1平面21aの磁極が互いに異なる磁極となるように、かつ、斜面20cの磁極と斜面21cの磁極とが互いに異なる磁極となるように着磁されている。すなわち、レンズ駆動用磁石19は、異なる2つの磁極が上下方向で重なるように着磁されている。たとえば、第1平面20aの磁極がS極となり、第1平面21aの磁極がN極となり、斜面20cの磁極がN極となり、斜面21cの磁極がS極となるように、磁石片20、21は着磁されている。
フィルタホルダ8は、樹脂材料で形成されるとともに、略正方形の平板状に形成されている。このフィルタホルダ8は、ベース部材15の下面に固定されている。フィルタホルダ8の中心には、貫通孔8aが形成されている。また、フィルタホルダ8の外周側には、振れ補正装置4を構成する後述の板バネ28の一部が固定されるバネ固定凸部8bが前後左右方向へ広がるように形成されている。バネ固定凸部8bは、フィルタホルダ8の全周に亘って形成されている。また、フィルタホルダ8の上面側には、IRカットフィルタ11が固定されている。
撮像素子は、基板22に実装されている。基板22は、フィルタホルダ8の下面に固定されている。基板22には、カメラモジュール3の傾きの変化を検出するためのジャイロスコープが実装されている。また、基板22には、FPC(フレキシブルプリント基板)23が接続されており、FPC23は、撮影用光学装置1の下端側で引き回されて、撮影用光学装置1の側面から引き出されている。また、基板22の下面には、図2に示すように、後述の球状部材35が当接する当接板24が固定されている。
(振れ補正装置の構成)
図6は、図2に示すカメラモジュール3、板バネ28および下ケース体32の配置関係を説明するための斜視図である。図7は、図3に示す板バネ28の斜視図である。
振れ補正装置4は、カメラモジュール3を揺動可能に支持する支持体27と、カメラモジュール3と支持体27とを繋ぐバネ部材としての板バネ28と、手振れ等の振れを補正するために支持体27に対してカメラモジュール3を揺動させる揺動駆動機構29とを備えている。
支持体27は、撮影用光学装置1の前後左右の4つの側面(外周面)を構成するケース体31と、撮影用光学装置1の下面側を構成する反被写体側ケース体としての下ケース体32と、板バネ28の一部を固定するための固定部材としてのスペーサ部材33とを備えている。ケース体31は、略四角筒状に形成されており、カメラモジュール3を外周側から囲むように配置されている。下ケース体32は、底部32aと筒部32bとを有する底付きの略四角筒状(略有底四角筒状)に形成されている。スペーサ部材33は、略正方形の枠状に形成されている。
下ケース体32の底部32aは、下側に配置されており、撮影用光学装置1の下面を構成している。また、底部32aの中心には、カメラモジュール3の揺動の支点となる球状部材35の下端側が配置される円形状の配置孔32cが形成されている。本形態では、球状部材35と配置孔32cとによって、カメラモジュール3の揺動中心となる支点部36が構成されている。支点部36は、カメラモジュール3の下側に配置されており、球状部材35の上端は、当接板24の下面に当接している。なお、本形態の球状部材35は、支点部36を構成する支点用突部であり、配置孔32cの縁は、支点用突部である球状部材35が当接する当接部である。
板バネ28は、図7に示すように、カメラモジュール3に固定される可動側固定部28aと、支持体27に固定される固定側固定部28bと、可動側固定部28aと固定側固定部28bとを繋ぐ4本のバネ部28cとを備えている。本形態では、固定側固定部28bに対してバネ部28cが撓むことで、可動側固定部28aに固定されたカメラモジュール3の揺動動作が可能となっている。
可動側固定部28aおよび固定側固定部28bは、環状に形成されている。具体的には、可動側固定部28aおよび固定側固定部28bは、略正方形状の枠状に形成されている。固定側固定部28bは、可動側固定部28aよりも大きく形成されており、可動側固定部28aの外周側に配置されている。バネ部28cは、可動側固定部28aと固定側固定部28bとの間に配置されている。また、バネ部28cは、略L形状に形成されている。具体的には、バネ部28cは、図7に示すように、可動側固定部28aに繋がる直線状の内側バネ部28dと、固定側固定部28bに繋がる外側バネ部28eとによって構成される略L形状に形成されている。
可動側固定部28aは、カメラモジュール3に直接固定されている。具体的には、図2に示すように、可動側固定部28aの下面がフィルタホルダ8のバネ固定凸部8bの上面8cに固定されている。固定側固定部28bは、図2に示すように、下ケース体32の筒部32bの上端とスペーサ部材33の下面との間に挟まれた状態で、筒部32bとスペーサ部材33とに固定されている。すなわち、図2、図6に示すように、固定側固定部28bの下面は、筒部32bの上端に当接している。また、下ケース体32は、ケース体31の下端側に固定され、スペーサ部材33は、固定側固定部28bを介して下ケース体32の上側に配置された状態でケース体31に固定されている
板バネ28は、球状部材35の上端と当接板24とを確実に当接させるとともに、球状部材35の下端側と下ケース体32の配置孔32cの縁とを確実に当接させるための与圧が発生するように(すなわち、カメラモジュール3を下方向へ付勢する付勢力が発生するように)、撓んだ状態で固定されている。すなわち、図2、図6に示すように、固定側固定部28bは、可動側固定部28aよりも下側に下がった状態で支持体27に固定されており、固定側固定部28bは、可動側固定部28aよりも下側に配置されている。
また、板バネ28は、内側バネ部28dおよび外側バネ部28eが前後方向または左右方向と略平行になるように固定されている。本形態では、左右方向に略平行な内側バネ部28dおよび外側バネ部28eは、第1バネ部となっており、前後方向に略平行な内側バネ部28dおよび外側バネ部28eは、第2バネ部となっている。すなわち、本形態のバネ部28cは、左右方向に略平行な第1バネ部と前後方向に略平行な第2バネ部とから構成されており、左右方向および前後方向に変形可能となっている。また、本形態のバネ部28cは、上下方向にも変形可能となっている。
揺動駆動機構29は、4個の振れ補正用コイル38と、4個の振れ補正用コイル38のそれぞれに対向配置される4個の振れ補正用磁石39とを備えている。
4個の振れ補正用コイル38は、図3に示すように、FPC40に実装されて形成されている。また、振れ補正用コイル38は、図3に示すように、略長方形状に巻回されて形成されており、互いに略平行な2個の長辺部38aを備えている。FPC40は、4個の振れ補正用コイル38のそれぞれが、ケース体31の内周面を構成する4つの内側面のそれぞれに配置されるように、ケース体31の内周面に沿って配置されている。また、FPC40は、長辺部38aが前後方向または左右方向と略平行になるように(すなわち、略長方形状に巻回された振れ補正用コイル38の短手方向と上下方向とが略一致するように)、ケース体31の内周面に固定されている。FPC40は、中継用のFPC41を介して、FPC23に接続されている。なお、振れ補正用コイル38は、空芯状に巻回された空芯コイルであっても良い。
振れ補正用磁石39は、略長方形の平板状に形成されている。4個の振れ補正用磁石39のそれぞれは、カバー部材14の筒部14bの外周面を構成する4つの外側面のそれぞれに固定されている。すなわち、振れ補正用磁石39は、カメラモジュール3の外周面に直接固定されている。具体的には、振れ補正用磁石39は、その厚さ方向が筒部14bの厚さ方向と一致し、かつ、その長手方向が左右方向または前後方向と略一致するように(すなわち、その短手方向が上下方向と略一致するように)、筒部14bの外側面に固定されている。
振れ補正用磁石39は、略長方形の平板状に形成された磁石片42と磁石片43との2個の磁石片によって構成されている。具体的には、磁石片42の下面と磁石片43の上面とが当接した状態で、磁石片42と磁石片43とが互いに接着固定されることで振れ補正用磁石39が形成されている。
磁石片42は、一方の側面に形成される磁極と他方の側面に形成される磁極とが異なるように着磁されている。すなわち、筒部14bに固定される前後左右の内側面42a(図5参照)に形成される磁極と、振れ補正用コイル38に対向する前後左右の外側面42b(図5参照)に形成される磁極とが異なる磁極となるように、磁石片42は着磁されている。また、4個の磁石片42は、外側面42bに形成される磁極がいずれも同じになるように(すなわち、内側面42aに形成される磁極がいずれも同じになるように)着磁されている。
同様に、磁石片43は、筒部14bに固定される前後左右の内側面43a(図5参照)に形成される磁極と、振れ補正用コイル38に対向する前後左右の外側面43b(図5参照)に形成される磁極とが異なる磁極となるように着磁されている。また、4個の磁石片43は、外側面43bに形成される磁極がいずれも同じになるように(すなわち、内側面43aに形成される磁極がいずれも同じになるように)着磁されている。
また、磁石片42、43は、内側面42aの磁極と内側面43aの磁極とが異なる磁極となるように着磁されている。すなわち、磁石片42、43は、外側面42bの磁極と外側面43bの磁極とが異なる磁極となるように着磁されている。
さらに、磁石片42は、レンズ駆動用磁石19を構成する磁石片20の斜面20cの磁極と、内側面42aの磁極とが異なる磁極となるように着磁され、磁石片43は、レンズ駆動用磁石19を構成する磁石片21の斜面21cの磁極と、内側面43aの磁極とが異なる磁極となるように着磁されている。たとえば、内側面42aがS極となり、内側面43aがN極となり、外側面42bがN極となり、外側面43bがS極となるように、磁石片42、43は着磁されている。
また、本形態では、振れ補正用磁石39の左右方向または前後方向の両端側がカバー部材14の筒部14bを介して、レンズ駆動用磁石19の斜面20c、21cと対向するように、レンズ駆動用磁石19および振れ補正用磁石39が形成されている。すなわち、本形態では、筒部14bを介して振れ補正用磁石39に対向するレンズ駆動用磁石19の対向面である斜面20c、21cのうちの斜面20cの磁極と、筒部14bを介してレンズ駆動用磁石19に対向する振れ補正用磁石39の対向面である内側面42a、43aのうちの内側面42aの磁極とが異なる磁極となるように(すなわち、斜面20c、21cのうちの斜面21cの磁極と、内側面42a、43aのうちの内側面43aの磁極とが異なる磁極となるように)、レンズ駆動用磁石19および振れ補正用磁石39が筒部14bに固定されている。本形態では、斜面20c、21cは、第1対向面であり、内側面42a、43aは、第2対向面である。
(撮影用光学装置の概略動作)
以上のように構成された撮影用光学装置1では、レンズ駆動用コイル18に電流が供給されると、可動体5とともにレンズが光軸方向へ移動する。また、撮影用光学装置1では、基板22に実装されるジャイロスコープでカメラモジュール3の傾きの変化が検出されると、ジャイロスコープでの検出結果に基づいて、振れ補正用コイル38に電流が供給される。振れ補正用コイル38に電流が供給されると、支点部36を中心に、左右方向および/または前後方向を軸方向として、カメラモジュール3が光軸Lを傾けるように揺動して、振れが補正される。
なお、本形態では、板バネ28、揺動駆動機構29および支点部36等によって、支持体27に対して光軸Lが傾くようにカメラモジュール3を揺動させて振れを補正する振れ補正機構が構成されている。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、振れ補正用磁石39は、カメラモジュール3の外周面に直接固定されている。そのため、本形態では、従来のように、カメラモジュール3の外周面を覆うように配置されるヨークに振れ補正用磁石39が固定される場合と比較して、撮影用光学装置1を小型化することが可能になる。特に本形態では、板バネ28の可動側固定部28aがカメラモジュール3に直接固定されているため、可動側固定部28aが固定される部材が別途設けられる場合と比較して、撮影用光学装置1をより小型化することが可能になる。
また、本形態では、カメラモジュール3の外周面を覆うようにヨークが配置される場合と比較して、揺動する部分の重量を低減することが可能になる。また、本形態では、撮影用光学装置1の大きさが従来の撮影用光学装置と同じであれば、ヨークの分だけ、振れ補正用磁石39や振れ補正用コイル38を大きくすることが可能になるため、揺動駆動機構29の駆動力を高めることが可能になる。
本形態では、磁性材料で形成されたカバー部材14の筒部14bの内周面にレンズ駆動用磁石19が固定され、筒部14bの外周面に振れ補正用磁石39が固定されている。そのため、カバー部材14がバックヨークとして機能する。したがって、レンズ駆動用磁石19に対向配置されるレンズ駆動用コイル18を通過する磁束の密度、および、振れ補正用磁石39に対向配置される振れ補正用コイル38を通過する磁束の密度を高めることが可能になる。また、レンズ駆動用磁石19が発生させる磁束と、振れ補正用磁石39が発生させる磁束との干渉を抑制することが可能になる。したがって、レンズ駆動機構7によって、レンズを光軸方向へ適切に移動させること、および、揺動駆動機構29によって、カメラモジュール3を適切に揺動させることが可能になる。
本形態では、筒部14bを介して振れ補正用磁石39に対向するレンズ駆動用磁石19の斜面20c、21cのうちの斜面20cの磁極と、筒部14bを介してレンズ駆動用磁石19に対向する振れ補正用磁石39の内側面42a、43aのうちの内側面42aの磁極とが異なる磁極となるように、レンズ駆動用磁石19および振れ補正用磁石39が筒部14bに固定されている。そのため、効率的な磁気回路を形成することが可能になり、レンズ駆動機構7および揺動駆動機構29の駆動力を高めることが可能になる。また、筒部14bを介して、レンズ駆動用磁石19と振れ補正用磁石39との間に吸引力が作用するため、レンズ駆動用磁石19および振れ補正用磁石39を筒部14bへ固定する際の固定作業が容易になる。
本形態では、板バネ28の可動側固定部28aは、フィルタホルダ8のバネ固定凸部8bの上面8cに固定されている。可動側固定部28aが、バネ固定凸部8bの下面に固定されている場合には、バネ部28cが撓むと、バネ固定凸部8bの下面から可動側固定部28aが剥がれやすくなるが、本形態では、バネ部28cが撓んでも、バネ固定凸部8bからの可動側固定部28aの剥がれを防止することができる。
本形態では、板バネ28の固定側固定部28bは、可動側固定部28aよりも下側に下がった状態で支持体27に固定されている。そのため、板バネ28を利用して、カメラモジュール3の下側に配置される支点部36に向かって、カメラモジュール3を付勢することができ、カメラモジュール3の揺動動作を安定させることが可能になる。
本形態では、バネ固定凸部8bは、フィルタホルダ8の全周に亘って形成されている。また、可動側固定部28aは、略正方形状の枠状に形成されている。そのため、バネ部28cの付勢力をカメラモジュール3の全周に亘って作用させることが可能になり、カメラモジュール3の揺動動作をより安定させることが可能になる。
本形態では、板バネ28の固定側固定部28bは、球状部材35の下端側が配置される配置孔32cが形成される下ケース体32の筒部32bの上端とスペーサ部材33の下面との間に挟まれた状態で、筒部32bとスペーサ部材33とに固定されており、固定側固定部28bの下面は、筒部32bの上端に当接している。そのため、上下方向において、筒部32bの上端を基準にして固定側固定部28bを固定することが可能になり、固定側固定部28bと支点部36との上下方向における相対位置精度を確保しやすくなる。したがって、板バネ28を利用して、カメラモジュール3を支点部36に向かって適切に付勢することが可能になり、カメラモジュール3の揺動動作をより安定させることが可能になる。
なお、本形態では、筒部32bを構成する4つの側面の前後方向、左右方向の厚みは比較的薄くなっているが、枠状に形成されるスペーサ部材33の4つの側辺部の前後方向、左右方向の厚みは比較的厚くなっているため、スペーサ部材33の厚みを利用して、筒部32bとスペーサ部材33と間に固定側固定部28bを安定させた状態で固定することが可能になる。
本形態では、内側バネ部28dおよび外側バネ部28eが前後方向または左右方向と略平行になるように板バネ28が固定されている。そのため、左右方向に略平行な内側バネ部28dおよび外側バネ部28eの作用で前後方向における板バネ28のバネ定数を比較的小さくし、前後方向に略平行な内側バネ部28dおよび外側バネ部28eの作用で左右方向における板バネ28のバネ定数を比較的小さくすることが可能になる。したがって、前後左右方向へ可動側固定部28aを円滑に動かすことが可能になる。その結果、カメラモジュール3の揺動角度が大きくなっても、カメラモジュール3を円滑に揺動させることが可能になる。
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態では、レンズ駆動機構7は、レンズ駆動用コイル18とレンズ駆動用磁石19とを備えるいわゆるボイスコイルモータである。この他にもたとえば、レンズ駆動機構7は、レンズ駆動用コイル18およびレンズ駆動用磁石19に代えて、レンズを光軸方向へ移動させるための圧電素子を備えていても良いし、形状記憶合金を備えていても良い。
上述した形態では、撮影用光学装置1は、オートフォーカス機能を備えているが、撮影用光学装置1は、オートフォーカス機能を備えていなくても良い。すなわち、カメラモジュール3は、レンズ駆動機構7を備えていなくても良い。この場合には、たとえば、スリーブ13が保持体6に固定される。
上述した形態では、板バネ28の可動側固定部28aは、バネ固定凸部8bの上面8cに固定されている。この他にもたとえば、可動側固定部28aは、バネ固定凸部8bの下面に固定されても良い。また、可動側固定部28aは、振れ補正用磁石39の下面に、直接、あるいは、所定の取付部材を介して固定されても良い。また、上述した形態では、可動側固定部28aは、環状に形成されているが、可動側固定部28aは、環状に形成されていなくても良い。たとえば、可動側固定部28aは、4本のバネ部28cのそれぞれに繋がるように4分割されていても良い。また、上述した形態では、バネ固定凸部8bは、フィルタホルダ8の全周に亘って形成されているが、バネ固定凸部8bは、フィルタホルダ8の外周面の一部に形成されても良い。
上述した形態では、カバー部材14は、磁性材料で形成されている。この他にもたとえば、カバー部材14は、非磁性材料で形成されても良い。また、カバー部材14の一部が磁性材料で形成され、カバー部材14の他の部分が非磁性材料で形成されても良い。
上述した形態では、振れ補正装置4は、支点部36を構成する支点用突部として、球状部材35を備えている。この他にもたとえば、カメラモジュール3の下面に支点部36を構成する支点用突部が形成または固定されても良いし、下ケース体32の底部32aに支点部36を構成する支点用突部が形成または固定されても良い。なお、カメラモジュール3の下面に支点部36を構成する支点用突部が形成または固定される場合には、この支点用突部が当接する当接部が下ケース32の底部32aに形成される。
上述した形態では、略四角柱状に形成されたレンズ駆動用磁石19がカバー部材14の筒部14bの四隅の内側に固定されている。この他にもたとえば、略矩形の平板状に形成されたレンズ駆動用磁石19が筒部14bを構成する4つの側面の内側に固定されても良い。また、上述した形態では、レンズ駆動用コイル18は、スリーブ13の外周面に巻回されているが、レンズ駆動用コイル18は、略長方形状に巻回された空芯コイルであっても良い。この場合には、たとえば、空芯状の4個のレンズ駆動用コイル18がスリーブ13の外周面に固定される。
上述した形態では、4個の磁石片42は、外側面42bに形成される磁極がいずれも同じになるように着磁され、4個の磁石片43は、外側面43bに形成される磁極がいずれも同じになるように着磁されている。この他にもたとえば、周方向で隣り合う磁石片42の外側面42bに形成される磁極が異なる磁極となり、周方向で隣り合う磁石片43の外側面43bに形成される磁極が異なる磁極となるように、磁石片42、43が着磁されても良い。すなわち、筒部14bの左右の外側面に固定される磁石片42の外側面42bの磁極と、筒部14bの前後の外側面に固定される磁石片42の外側面42bの磁極とが異なり、筒部14bの左右の外側面に固定される磁石片43の外側面43bの磁極と、筒部14bの前後の外側面に固定される磁石片43の外側面43bの磁極とが異なるように、磁石片42、43が着磁されても良い。この場合には、効率の良い磁気回路を形成することが可能になり、揺動駆動機構29の駆動力を高めることが可能になる。
上述した形態では、カバー部材14の筒部14bの外周面を構成する4つの外側面のそれぞれに振れ補正用磁石39が固定されている。この他にもたとえば、筒部14bの前後の側面の一方と左右の側面の一方との2つの側面に振れ補正用磁石39が固定されても良い。なお、筒部14bの外周面を構成する4つの外側面のうちの3つの外側面のそれぞれに振れ補正用磁石39が固定されても良い。
上述した形態では、レンズ駆動用磁石19は、磁石片20、21の2個の磁石片によって構成されているが、レンズ駆動用磁石19は、1個の磁石片によって構成されても良い。同様に、振れ補正用磁石39は、1個の磁石片によって構成されても良い。
上述した形態では、撮影用光学装置1は、光軸方向から見たときの形状が略正方形状となるように形成されているが、撮影用光学装置1は、光軸方向から見たときの形状が略長方形状となるように形成されても良い。また、撮影用光学装置1は、光軸方向から見たときの形状がその他の多角形状となるように形成されても良いし、光軸方向から見たときの形状が円形状や楕円形状となるように形成されても良い。同様に、カメラモジュール3は、光軸方向から見たときの形状が略長方形状となるように形成されても良い。また、カメラモジュール3は、光軸方向から見たときの形状がその他の多角形状となるように形成されても良いし、光軸方向から見たときの形状が円形状や楕円形状となるように形成されても良い。
上述した形態では、レンズおよび撮像素子を有するカメラモジュール3が搭載された撮影用光学装置1を例に本発明の実施の形態を説明したが、本発明の構成は、レンズおよび/または撮像素子を有しないレンズ駆動モジュールが搭載されたレンズ駆動装置にも適用可能である。すなわち、本発明の構成は、カメラモジュール3からレンズホルダ12および/または基板22等を取り除くことで構成されるレンズ駆動モジュール(すなわち、撮影機能は備えていないが、レンズを光軸方向へ移動させるための機能を備えているレンズ駆動モジュール)と、上述の振れ補正装置4とを備えるレンズ駆動装置にも適用可能である。この場合であっても、上述した形態と同様の効果を得ることができる。
1 撮影用光学装置
3 カメラモジュール
4 振れ補正装置
5 可動体
6 保持体
7 レンズ駆動機構
8b バネ固定凸部
14 カバー部材
18 レンズ駆動用コイル
19 レンズ駆動用磁石
20c、21c 斜面(第1対向面)
27 支持体
28 板バネ(バネ部材、振れ補正機構の一部)
28a 可動側固定部
28b 固定側固定部
28c バネ部
28d 内側バネ部(第1バネ部または第2バネ部)
28e 外側バネ部(第1バネ部または第2バネ部)
29 揺動駆動機構(振れ補正機構の一部)
32 下ケース体(反被写体側ケース体)
33 スペーサ部材(固定部材)
35 球状部材(支点用突部)
36 支点部(振れ補正機構の一部)
38 振れ補正用コイル
39 振れ補正用磁石
42a、43a 内側面(第2対向面)
L 光軸
X 第1方向
Y 第2方向
Z 光軸方向
Z1 被写体側
Z2 反被写体側

Claims (18)

  1. レンズおよび撮像素子を有するカメラモジュールと、前記レンズによって前記撮像素子上に結像される光学像の振れを補正するための振れ補正装置とを備え、
    前記振れ補正装置は、前記カメラモジュールを揺動可能に支持する支持体と、前記支持体に対して前記レンズの光軸が傾くように前記カメラモジュールを揺動させて振れを補正するための振れ補正機構とを備え、
    前記振れ補正機構は、前記カメラモジュールの外周面に直接固定される振れ補正用磁石と、前記支持体に固定され前記振れ補正用磁石に対向配置される振れ補正用コイルとを備えることを特徴とする撮影用光学装置。
  2. 前記カメラモジュールは、前記レンズを保持し前記レンズの光軸方向へ移動可能な可動体と、前記可動体を前記光軸方向へ移動可能に保持する保持体と、前記可動体を前記光軸方向へ駆動するためのレンズ駆動機構とを備え、
    前記レンズ駆動機構は、前記可動体の外周面に固定されるレンズ駆動用コイルと、前記保持体に固定され前記レンズ駆動用コイルに対向配置されるレンズ駆動用磁石とを備え、
    前記保持体は、磁性材料で形成されるとともに、前記カメラモジュールの外周面を構成する略筒状のカバー部材を備え、
    前記カバー部材の内周面に前記レンズ駆動用磁石が固定され、前記カバー部材の外周面に前記振れ補正用磁石が固定されていることを特徴とする請求項1記載の撮影用光学装置。
  3. 前記カバー部材を介して前記振れ補正用磁石に対向する前記レンズ駆動用磁石の対向面である第1対向面と、前記カバー部材を介して前記第1対向面に対向する前記振れ補正用磁石の対向面である第2対向面とは、異なる2つの磁極が前記光軸方向で重なるように着磁され、
    前記光軸方向において、被写体が配置される側を被写体側とすると、
    前記レンズ駆動用磁石および前記振れ補正用磁石は、前記第1対向面の前記被写体側に配置される磁極と、前記第2対向面の前記被写体側に配置される磁極とが異なるように、前記カバー部材に固定されていることを特徴とする請求項2記載の撮影用光学装置。
  4. 前記振れ補正機構は、前記カメラモジュールと前記支持体とを繋ぐバネ部材を備え、
    前記バネ部材は、前記カメラモジュールに直接固定される可動側固定部と、前記支持体に固定される固定側固定部と、前記可動側固定部と前記固定側固定部とを繋ぐとともに前記カメラモジュールの揺動動作を可能とするバネ部とを備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の撮影用光学装置。
  5. 前記振れ補正機構は、前記カメラモジュールの揺動中心となる支点部を備え、
    前記レンズの光軸方向において、被写体が配置される側を被写体側とし、前記撮像素子が配置される側を反被写体側とすると、
    前記支点部は、前記カメラモジュールよりも前記反被写体側に配置され、
    前記固定側固定部は、前記可動側固定部よりも前記反被写体側に配置されていることを特徴とする請求項4記載の撮影用光学装置。
  6. 前記カメラモジュールには、前記可動側固定部が固定されるバネ固定凸部が前記光軸方向に略直交する方向に突出するように形成され、
    前記可動側固定部は、前記バネ固定凸部の前記被写体側の面に固定されていることを特徴とする請求項5記載の撮影用光学装置。
  7. 前記バネ固定凸部は、前記カメラモジュールの全周に亘って形成され、
    前記可動側固定部は、環状に形成されていることを特徴とする請求項6記載の撮影用光学装置。
  8. 前記支持体は、前記支点部を構成する支点用突部が当接する当接部が形成される、あるいは、前記支点用突部が形成または固定される反被写体側ケース体と、前記固定側固定部を固定するための固定部材とを備え、
    前記固定側固定部は、前記光軸方向における前記固定部材と前記反被写体側ケース体との間に挟まれた状態で固定されていることを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の撮影用光学装置。
  9. 前記振れ補正機構は、前記光軸方向に略直交するとともに互いに略直交する第1方向および第2方向を揺動の軸方向として前記カメラモジュールを揺動させるための複数の前記振れ補正用磁石と前記振れ補正用コイルとを備え、
    前記バネ部は、前記第1方向に略平行な第1バネ部と、前記第2方向に略平行な第2バネ部とを備えることを特徴とする請求項4から8のいずれかに記載の撮影用光学装置。
  10. レンズが取付可能でかつ前記レンズの光軸方向へ移動可能な可動体と、前記可動体を前記光軸方向へ移動可能に保持する保持体と、前記可動体を前記光軸方向へ駆動するためのレンズ駆動機構とを有するレンズ駆動モジュールと、前記レンズによって結像される光学像の振れを補正するための振れ補正装置とを備え、
    前記振れ補正装置は、前記レンズ駆動モジュールを揺動可能に支持する支持体と、前記支持体に対して前記レンズの光軸が傾くように前記レンズ駆動モジュールを揺動させて振れを補正するための振れ補正機構とを備え、
    前記振れ補正機構は、前記レンズ駆動モジュールの外周面に直接固定される振れ補正用磁石と、前記支持体に固定され前記振れ補正用磁石に対向配置される振れ補正用コイルとを備えることを特徴とするレンズ駆動装置。
  11. 前記レンズ駆動機構は、前記可動体の外周面に固定されるレンズ駆動用コイルと、前記保持体に固定され前記レンズ駆動用コイルに対向配置されるレンズ駆動用磁石とを備え、
    前記保持体は、磁性材料で形成されるとともに、前記レンズ駆動モジュールの外周面を構成する略筒状のカバー部材を備え、
    前記カバー部材の内周面に前記レンズ駆動用磁石が固定され、前記カバー部材の外周面に前記振れ補正用磁石が固定されていることを特徴とする請求項10記載のレンズ駆動装置。
  12. 前記カバー部材を介して前記振れ補正用磁石に対向する前記レンズ駆動用磁石の対向面である第1対向面と、前記カバー部材を介して前記第1対向面に対向する前記振れ補正用磁石の対向面である第2対向面とは、異なる2つの磁極が前記光軸方向で重なるように着磁され、
    前記光軸方向において、被写体が配置される側を被写体側とすると、
    前記レンズ駆動用磁石および前記振れ補正用磁石は、前記第1対向面の前記被写体側に配置される磁極と、前記第2対向面の前記被写体側に配置される磁極とが異なるように、前記カバー部材に固定されていることを特徴とする請求項11記載のレンズ駆動装置。
  13. 前記振れ補正機構は、前記レンズ駆動モジュールと前記支持体とを繋ぐバネ部材を備え、
    前記バネ部材は、前記レンズ駆動モジュールに直接固定される可動側固定部と、前記支持体に固定される固定側固定部と、前記可動側固定部と前記固定側固定部とを繋ぐとともに前記レンズ駆動モジュールの揺動動作を可能とするバネ部とを備えることを特徴とする請求項10から12のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  14. 前記振れ補正機構は、前記レンズ駆動モジュールの揺動中心となる支点部を備え、
    前記光軸方向において、被写体が配置される側を被写体側とし、前記被写体側の反対側を反被写体側とすると、
    前記支点部は、前記レンズ駆動モジュールよりも前記反被写体側に配置され、
    前記固定側固定部は、前記可動側固定部よりも前記反被写体側に配置されていることを特徴とする請求項13記載のレンズ駆動装置。
  15. 前記レンズ駆動モジュールには、前記可動側固定部が固定されるバネ固定凸部が前記光軸方向に略直交する方向に突出するように形成され、
    前記可動側固定部は、前記バネ固定凸部の前記被写体側の面に固定されていることを特徴とする請求項14記載のレンズ駆動装置。
  16. 前記バネ固定凸部は、前記レンズ駆動モジュールの全周に亘って形成され、
    前記可動側固定部は、環状に形成されていることを特徴とする請求項15記載のレンズ駆動装置。
  17. 前記支持体は、前記支点部を構成する支点用突部が当接する当接部が形成される、あるいは、前記支点用突部が形成または固定される反被写体側ケース体と、前記固定側固定部を固定するための固定部材とを備え、
    前記固定側固定部は、前記光軸方向における前記固定部材と前記反被写体側ケース体との間に挟まれた状態で固定されていることを特徴とする請求項14から16のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  18. 前記振れ補正機構は、前記光軸方向に略直交するとともに互いに略直交する第1方向および第2方向を揺動の軸方向として前記レンズ駆動モジュールを揺動させるための複数の前記振れ補正用磁石と前記振れ補正用コイルとを備え、
    前記バネ部は、前記第1方向に略平行な第1バネ部と、前記第2方向に略平行な第2バネ部とを備えることを特徴とする請求項13から17のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
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