JP2011248444A - 表示制御装置およびそれを用いたプレゼンテーション方法 - Google Patents

表示制御装置およびそれを用いたプレゼンテーション方法 Download PDF

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智 坪井
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知幸 岡本
Koji Takeuchi
康二 竹内
Nobuo Kamei
伸雄 亀井
Yosuke Taniguchi
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Abstract

【課題】質問者などのために特別な機器を準備する必要がなく、また質問者などが特別の操作を行う必要がなく、質問などに対応した画像を表示装置に表示できるようにすること。
【解決手段】表示装置5に表示するための複数の画像GPを記憶する画像記憶部15A、画像記憶部に記憶された画像を表示装置に表示させるために出力する画像出力部12A、複数の画像のそれぞれに対応して設定されたキーワードを記憶するキーワード記憶部15B、入力される音声を解析してその音声に対応する語句WSを出力する音声解析部131、語句WSに基づいてキーワード記憶部を検索する検索部14、検索部により検索されたキーワードに対応した画像を表示装置に表示するように画像出力部を制御する制御表示部122を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置に表示される画像を制御する表示制御装置、およびその表示制御装置を用いたプレゼンテーション方法に関する。
従来において、プロジェクタまたはモニタ(例えば、薄型ディスプレイ装置)などの表示装置を用いたプレゼンテーションがしばしば行われている。
プレゼンテーションを実施するに際して、発表者は、多数の画像(画像データ)を資料(資料画像)として予め準備しておく。発表者は、プレゼンテーションにおいて、準備した資料画像を、PC(パーソナルコンピュータ)などと接続した表示装置によって表示し、表示されたそれぞれの画像を参照しながら説明や解説を行う。
つまり、プレゼンテーション中は、発表者またはPCの操作者が、発表者の発表に合わせて順次ページ送りを行う。発表の終了後には、通常、質疑応答の時間が設けられる。質疑応答においては、質問者(聴講者)の質問内容に応じて、資料画像の該当するページを表示したい場合がある。
そのような場合に、通常は、発表者または操作者がPCを操作し、質問内容に対応するページを探して表示する。しかし、表示したページが質問者の考えているページと一致しない場合がある。また、資料画像のページ数が多い場合に、該当するページを探すのに時間がかかる場合がある。
このような問題に関して、プレゼンテーションにおいて発表者が画像を順次表示している間に、質問者が必要に応じて端末から識別情報を送信することにより、識別情報と画像とを関連付けて記憶しておき、識別情報を持つ画像を再表示させることが提案されている(特許文献1)。
また、複数の端末からの表示手段の操作を許容するローカル操作許容モードと、その操作を禁止するローカル操作禁止モードとを設け、質疑応答においてはローカル操作許容モードとして質問者が直接にページ送りを行うようにすることが提案されている(特許文献2)。
また、プレゼンテーションの最中において、質問者の発言を個々の質問者ごとに識別可能にすることにより、個々の質問者が発言したときの表示画像を記憶しておき、音声と画像とを関連付けることが開示されている(特許文献3)。
特開2002−351434 特開2002−351435 特開2009−65262
上に述べた特許文献1の方法では、資料画像を表示している間のみしか質問することができないので、質問者が後で質問を思いついても質問することができない。したがって、質問中に関連質問を思いついたときなどに融通がきかない。また、質問者の全員がリモコン装置を持って特別な操作を行う必要があり、準備が大変でありコスト的にも不利である。
また、特許文献2の方法では、質問者自らがページを切り替えて探し出す必要があり、質問者の操作が大変である。また、質問者用に端末を準備しなければならず、コスト的に不利である。
また、特許文献3の方法では、質問者が特別な操作をする必要はないが、質問者はプレゼンテーションの発表時に発言しなくてはならず、発表の後で質疑応答の時間を設けるスタイルのプレゼンテーションには適用することができない。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、質問者などのために特別な機器を準備する必要がなく、また質問者などが特別の操作を行う必要がなく、質問などに対応した画像を表示装置に表示できるようにすることを目的とする。
本発明に係る装置は、表示装置に表示される画像を制御する表示制御装置であって、前記表示装置に表示するための複数の画像を記憶する画像記憶部と、前記画像記憶部に記憶された複数の画像のうちの1つまたは複数の画像を前記表示装置に表示させるために出力する画像出力部と、前記複数の画像のそれぞれに対応して設定された1つまたは複数のキーワードを記憶するキーワード記憶部と、音声入力手段から入力される音声を解析してその音声に対応する語句を出力する音声解析部と、前記音声解析部から出力される語句に基づいて前記キーワード記憶部を検索する検索部と、前記検索部により検索されたキーワードに対応した前記画像を前記表示装置に表示するように前記画像出力部を制御する制御表示部と、を有する。
本発明によると、質問者などのために特別な機器を準備する必要がなく、また質問者などが特別の操作を行う必要がなく、質問などに対応した画像を表示装置に表示することができる。
本実施形態の表示システムの概略の構成例を示す図である。 本実施形態の表示システムの概略の構成を機能的に示すブロック図である。 表示制御装置の機能的な構成の例を示すブロック図である。 キーワード記憶部に記憶されたキーワードデータベースの例を示す図である。 画像記憶部に記憶された画像の例を示す図である。 各画像に対して設定されたキーワードの例を示す図である。 表示システムを用いたプレゼンテーションの例を示す図である。 表示システムを用いたプレゼンテーションの他の例を示す図である。 表示システムにおける処理動作の概略の流れを示すフローチャートである。 質問によって画像の表示を切り替える処理動作の流れを示すフローチャートである。
図1において、表示システム1はプレゼンテーションのために用いることができる。また、プレゼンテーションの準備のために用いることもできる。
図1に示すように、表示システム1は、端末装置3、音声入力装置4、およびプロジェクタ(表示装置)5を備える。これらはLAN(Local Aria Network) または専用ケーブルによって互いに接続され、それぞれ通信が可能である。
端末装置3は、例えばパーソナルコンピュータであり、ノート型またはデスクトップ型のものなどを用いることができる。また、端末装置3に代えて、コンピュータの機能を有する種々の装置、例えば画像形成装置または画像処理装置などを用いることも可能である。
音声入力装置4は、マイクロフォンMCから入力された音声(音声信号)を増幅し、デジタルの音声データに変換する。また、必要に応じて、音声認識または音声解析などのための種々の処理を行うこともある。マイクロフォンMCは、プレゼンテーションの会場において、質問者のために1つまたは複数設けられる。マイクロフォンMCおよび音声入力装置4は、本発明における音声入力手段の例である。
プロジェクタ5は、資料画像として端末装置3から出力される画像(画像データ)を、図示しないスクリーンに投影して表示する。プロジェクタ5に代えて薄型ディスプレイ装置を用いてもよい。
これら、端末装置3、音声入力装置4、およびプロジェクタ5は、これらの全体または一部が一体的に組み込まれた装置を用いることも可能である。例えば、端末装置3の中に音声入力装置4を組み込んでもよい。その場合に、マイクロフォンMCは端末装置3に直接に接続される。また、端末装置3の中に音声入力装置4およびプロジェクタ5を組み込んでもよい。
図2において、端末装置3は、全体制御部11、画像制御部12、音声認識部13、検索部14、記憶部15、および操作部16などを有する。
全体制御部11は、端末装置3の各ブロックを制御し、その全体を制御する。
画像制御部12は、記憶部15に記憶された画像(画像データ)を制御し、そのうちの1つまたは複数の画像をプロジェクタ5によって投影して表示させるよう構成して出力する。画像制御部12は、また、検索部14により検索されたキーワードに対応した画像をプロジェクタ5で表示するように制御する。画像制御部12には、後で述べる画像出力部12Aが含まれる。
音声認識部13は、音声入力装置4から入力される音声データに基づいて、音声認識、音声解析、発音者特定などのための処理を行う。音声認識部13からは、入力された音声データに対応する語句、その音声を発した発音者を特定した発音者データ、発音者データに基づいて取得した属性情報に対応する語句などが出力される。
検索部14は、音声認識部13から出力される語句に基づいて記憶部15を検索する。つまり、検索部14は、音声認識部13からの語句に対応するキーワードKWがないかどうかを検索する。対応するキーワードKWがあったときに、例えば、そのキーワードKWに対応するページPGを出力する。またはキーワードKWそれ自体を出力する。
記憶部15は、プロジェクタ5により表示するための複数の画像GP、複数の画像GPのそれぞれに対応して設定された1つまたは複数のキーワードKWなどを記憶する。画像GPは、写真、線画、図形、文字などを含む。
記憶部15は、半導体メモリまたは磁気ディスク装置などによって構成することが可能である。記憶部15には、後述する画像記憶部15A、キーワード記憶部15Bなどが設けられる。
操作部16は、ユーザがこれを操作することにより、画像の表示開始、通常表示モードにおけるページ送り、モードの切り替え、その他の操作入力などのための操作を行う。操作部16は、キーボードまたはマウスなどによって構成することが可能である。
全体制御部11、画像制御部12、音声認識部13、検索部14などは、ROMなどに記憶されたプログラム(コンピュータプログラム)をCPUなどが実行することによって実現することが可能である。そのようなプログラムは、適当な記憶媒体を介してインストールすることが可能であり、またネットワークを介してダウンロードすることも可能である。また、それらのプログラムの実行によるソフトウエアとともに、適当なハードウエアとの組み合わせによっても実現可能である。
図3において、画像出力部12Aは、画像記憶部15Aに記憶された画像GPのうちの1つまたは複数の画像GPを、表示装置5に表示させるために出力する。
画像出力部12Aには、通常表示部121および制御表示部122が設けられる。通常表示部121は、表示装置5に表示する画像GPを、ユーザの操作入力に基づいて切り替えるように制御する。例えば、ユーザが所定のボタンを押しまたはクリックする度に、表示される画像GPのページ送りを行う。通常表示部121の制御によって表示されるモードが「通常表示モード」である。
制御表示部122は、検索部14で検索されたキーワードKWに対応した画像GPを、表示装置5に表示するように制御する。例えば、制御表示部122から指定されたページPGの画像GPを、画像記憶部15Aから読み出して表示装置5に出力する。複数のページPGが指定された場合には、その複数の画像GPを画像記憶部15Aから読み出し、1つの画面において同時に表示可能なように縮小して並べて配置した状態で出力する。
制御表示部122によって表示されるモードが「制御表示モード」である。制御表示モードでは、質問者の質問が発せられる度に、質問の内容や声に基づいてキーワードKWが選択され、それに対応した画像GPがリアルタイムで絞り込まれる。そして、一旦1つの画像GPが確定されると、その画像Gが固定して表示される。その場合に、例えば音声認識部13における処理が停止される。
また次の質問が始まった場合に、画像Gの固定を解除することによって、音声認識部13における処理が再開され、その質問に応じた画像GPが選択され、確定される。
次に、音声認識部13には、音声解析部131、発音者特定部132、属性語句検出部133、および属性情報記憶部134が設けられる。
音声解析部131は、マイクロフォンMC(音声入力装置4)から入力される音声(音声データ)を解析してその音声に対応する語句(語句データ)WSを出力する。
発音者特定部132は、マイクロフォンMC(音声入力装置4)から入力される音声を解析して当該音声を発した発音者を特定するデータを出力する。
属性語句検出部133は、発音者特定部132から発音者を特定するデータが出力されたときに、その発音者に対応する属性情報を属性情報記憶部134から取得する。そして、取得した属性情報に対応する語句、例えば属性情報に含まれる語句WZを、検索部14に出力する。
属性情報記憶部134は、発音者に対応する属性情報を記憶する。属性情報として、例えば、発音者の所属部署、役職、専門分野、業務担当、所属プロジェクトなどがある。具体的には、例えば、「技術部」「営業部」「開発部」「情報処理プロジェクト」などである。
画像記憶部15Aには、プレゼンテーションで用いられる多数の画像GPを含む資料GSが記憶される。1つのプレゼンテーションで用いられる複数の画像GPは、1つの資料GSとしてグループ化されている。画像記憶部15Aには複数の資料GSを記憶することが可能である。
キーワード記憶部15Bには、各資料GSに対応して作成されたキーワードデータベースDBが記憶される。したがって、例えば、キーワード記憶部15Bには、複数の各資料GSについて、それぞれに含まれる複数の画像GPとそれぞれに対応するキーワードとの対応が、テーブルなどの種々の形式によって格納される。
なお、画像記憶部15Aおよびキーワード記憶部15Bは、同じ記憶部内における記憶領域を区画して設けることも可能である。また、それらに記憶されたデータが互いに関連しているので、それらのデータを互いに関連付けて記憶させておくことも可能である。
図4にはキーワードデータベースDBの一部の例が示されている。
図4において、キーワードデータベースDB1は、資料番号NGS、ページPG、キーワードKW、および設定方法SHなどの項目を有する。
資料番号NGSは、キーワードデータベースDB内に複数存在する各資料GSを識別するための識別情報である。この例では、資料番号NGSは「1」である。
ページPGは、1つの資料GS内における各画像GPを識別するための識別情報である。ページPGは、プレゼンテーションにおいて表示する順に、「1」「2」「3」…と付されている。
キーワードKWは、各画像GPに対応して設定される。キーワードKWは、1つの画像GPに対して1つの場合もあり、複数の場合もある。キーワードKWとして用いられる語句は次のとおりである。
つまり、例えば、画像GPに対して付与された属性情報、例えばその中のタイトルに含まれる語句が用いられる。その場合に、タイトルが複合語からなる場合に、複合語を構成する各単語が用いられる。また、各画像GPのコンテンツの種類、色、または形状を示す語句が用いられる。
コンテンツの種類としては、例えば、グラフ、図、表、アニメーションなどがある。コンテンツの色は、画像GPで用いられた色、特に目立つ色、印象的な色、画像GPの全体的な色などである。コンテンツの形状としては、画像GPで用いられた形状、特に目立つ形状、印象的な形状、画像GPの全体的な形状などである。
なお、これらの属性情報は、画像GPをプレゼンテーション用として取り扱うアプリケーションプログラムによる属性情報として管理される場合もある。その場合に、そのようなアプリケーションプログラムで管理された属性情報を、キーワードデータベースDB1におけるキーワードKWとして自動的に転送するよう処理することも可能である。
また、キーワードKWを、ユーザが自由に選択して設定することが可能である。例えば、その画像GPまたは説明において、説明に用いる語句、聴講者からでるであろう質問の内容、質問で用いられそうな語句、および、質問しそうな部署または部門などを想定し、キーワードKWを選択して入力する。
設定方法SHは、キーワードKWを何に基づいて選択し設定したかを示す項目である。例えば、画像GPのタイトルからキーワードKWを選択した場合には「タイトル」が、画像GPのコンテンツの種類からキーワードKWを選択した場合には「種類」が、画像GPのコンテンツの色からキーワードKWを選択した場合には「色」が、それぞれ設定される。ユーザが自由に選択して設定した場合には、設定方法SHは「フリー」となる。
なお、図4に示すキーワードデータベースDB1は、次に説明する図5および図6に示す画像GPと対応している。
図5には資料番号NGSが「1」である資料GSについての画像GPの例が示されている。
図5において、資料GSは、17個の画像GPで構成されている。各画像GPにおいて、右上部分にページPGが示されている。なお、図では示されていないが、画像GPには、赤、青、緑、黄、紫などのカラーによって示される部分がある。
図5に示される画像GPは、ページPGが「1」から「14」までが、プレゼンテーションにおける通常表示モードにおいて順次表示される。つまり、ページPGが「14」の画像GPは、これから質疑応答に入ることを示す特定画像GPTであり、プレゼンテーションにおける通常表示モードにおいて表示すべき画像の最後に表示するように設定されている。
通常表示モードにおいて特定画像GPTを表示したときに、自動的にまたはユーザの操作入力に基づいて、通常表示モードから制御表示モードに切り替えられる。これについては後述する。
また、ページPGが「15」から「17」までの画像は、質疑応答のために特に作成した参考資料としての画像GPSである。
図6には、図5に示された資料GSに対応して、各画像GPに設定されたキーワードKWの例が示されている。
図6において、例えば、ページPG「1」の画像GPに対して、キーワードKWとして、この画像GPのタイトルである「表紙」が設定されている。ページPG「4」の画像GPに対して、キーワードKWとして、この画像GPのタイトルである「効果」「予測」「詳細」、および画像GPのコンテンツの種類である「表」が設定されている。
次に、表示システム1を用いたプレゼンテーションの方法について説明する。
上に述べたように、プレゼンテーションの実施前の準備として、資料GSを準備し、各画像GPに対してキーワードKWを設定しておく。
プレゼンテーションの実施に際して、ユーザである発表者は、まず、画像記憶部15Aに記憶された多数の資料GSの中から該当する資料GSを選択する。そして、通常表示モードにより、その資料GSの画像GPをページPGにしたがって順次表示しながら、必要な説明や発表を行う。
プレゼンテーションにおける最終のページPGである特定画像GPTが表示されると、その時点で、通常表示モードから制御表示モードに切り替られる。この切り替えは、自動的に行うことも可能であり、発表者の操作入力によって切り替えることも可能である。
制御表示モードにおいて、質疑応答が行われる。質問者が質問すると、その音声がマイクロフォンMCから入力され、その音声データが音声認識部13に入力される。
音声認識部13において、質問者の質問に含まれる語句WS、および発音者特定部132により特定された発音者に基づいて取得された属性情報に対応する語句WZが抽出され、出力される。
それらの語句WS、WZに基づいて、検索部14は、キーワード記憶部15BのキーワードデータベースDB1を検索する。検索によりヒットした場合に、検索部14は、ヒットしたページPGを出力する。
画像出力部12Aは、検索部14により指定されたページPGの画像GPを画像記憶部15Aから読み出し、表示装置5に出力する。このとき、検索部14から複数のページPGが指定されれば、それに対応する複数の画像GPを読み出し、それらを1つの画面に入るようにレイアウトして出力する。
表示装置5は、それらの画像GPを表示する。質問者は、表示装置5で表示された画像GPを見て、それでよい場合にはそのまま質問を続ける。複数の画像GPが表示されている場合に、質問者が質問を続けることにより、その質問に基づいてさらに画像GPの絞り込みが行われ、通常、最終的には1つの画像GPのみが表示される。
発表者は、最終的に表示された画像GPが質問者の意図する画像GPであることが分かれば、その画像GPを確定するための操作入力を行う。この操作入力として、例えば所定のボタンを押す。また、画像GPを確定するために、発表者の操作入力に代えて、1つの画像GPを表示してから所定の時間を経過した時点で、自動的にその画像GPに確定するように制御してもよい。
また、質問に対する説明において、発表者は、必要に応じて参考資料である画像GPSを表示することが可能である。
また、画像GPを確定した後の質問が終わったときに、発表者または操作者は、次の別の質問に備えるために画像GPの確定を解除する。
次に、このようなプレゼンテーションをいくつかの具体例で示す。
図7(A)において、プレゼンテーションの最終の画像GPである特定画像GPTが表示されている。特定画像GPTが表示されると、ユーザの操作入力などに応じて、通常表示モードから制御表示モードに切り替えられる。
制御表示モードになると、まず、図7(B)に示すように、プレゼンテーションで用いられた全ての画像GPが一覧画像SNとして表示される。一覧画像SNの表示への切り替えは、自動的に行われるようにしてもよく、発表者などの操作入力に基づいて行われるようにしてもよい。
質問者は、必要に応じて一覧画像SNを参照し、質問を行う。例えば、質問者は、「その費用のところで…」、「…の説明のところで…」などと発言し、何に関する質問であるかを言う。
質問者の質問から得られた語句WS、WZに基づいて、上に述べたように一覧画像SNが絞り込まれていく。図7(C)には、「費用」をキーワードKWとして2つの画像GPに絞られた絞り込み画像GS1が表示されている。この状態で、質問者は、さらに、例えば「グラフの方…」などと発言すると、図7(D)に示すように、「グラフ」をキーワードKWとして絞り込まれた1つの画像(絞り込み画像)GP5が表示される。
1つの画像GP5が表示された状態で、発表者の操作入力などによって、その画像GP5の表示が固定される。そして、質問者による質問が続行される。質問者による質問が終了すると、発表者などの操作入力などによって、再び図7(B)に示す一覧画像SNが表示される。そして、別の質問に基づいて、上と同様に画像GPの絞り込みが行われる。
図8に示す例では、図8(B)の一覧画像SNを表示した状態で、質問者が「□□部の○○です…」などと発言すると、「□□部」をキーワードKWとして3つの画像GPに絞られ、図8(C)に示すような絞り込み画像GS2が表示される。
また、図8(C)に示す絞り込み画像GS2が表示された状態で、質問者が「納期についてですが…」などと発言すると、「納期」をキーワードKWとして2つの画像GPに絞られ、図8(D)に示すような絞り込み画像GS3が表示される。
このようにして、最終的に1つの画像GPに絞り込まれる。ただし、発表者の操作入力によって、2つ以上の画像GPが絞り込み画像GSとして表示された状態で、表示画像を確定することが可能である。この場合には、複数の画像GPを表示した状態で、質問が続行されることとなる。
このように、質疑応答においては制御表示モードに切り替えられ、質問者の質問の内容に応じて画像GPが自動的に絞り込まれる。したがって、質問などに対応した画像GPを容易に迅速に表示することが可能である。
しかも、従来のように質問者などのために特別な機器を準備する必要がなく、また質問者などが特別の操作を行う必要がないので、操作が容易であり、またコスト的に有利である。
因みに、質問者は、質問を行う場合に、画像GPのページ番号などのようにページを一意に特定する発言を行うことは稀であり、「○○の説明のところで…」などのようにキーワードで質問箇所を指定することが多いものと想定される。また、質問者は、説明文中のキーワードではなく、「グラフのところ…」、「図の中で…」などのように、コンテンツの形態で指定することもしばしばあると想定される。さらに、質間者は、質問に先立って自分の所属する部署、役職などを言う場合も多いと想定される。
このように、質問する側の立場によって質問したい箇所が異なるが、その質問者の発言(質問)の内容に基づいて検索のための語句WS、WZを検出し、これに基づいて画像GPの絞り込みを行うので、正確にかつ迅速に質問に対応した適切な画像GPを表示することができる。
また、質問者が所属部署などを言わない場合でも、発音者(質問者)を特定してその部署などを検出し、これに基づいて画像GPの絞り込みを行うので、より正確にかつ迅速に質問に対応した画像GPを表示することができる。
また、絞り込みが行われた結果、複数の画像GPが表示さてた場合でも、その状態で画像GPを確定することができるので、質問に関連する複数の画像GPを見ながら質問を続行することができる。
次に、表示システム1における処理動作の概略の流れをフローチャートに沿って説明する。
図9において、プレゼンテーションを行うために、発表中状態、つまり通常表示モードに設定する(#11)。この状態で、発表者または操作者が操作入力を行うことにより、画像GPのページ送りが行われる(#12)。
質疑応答に入ることを示す特定画像GPTが表示されると(#13でイエス)、そのプレゼンテーションで用いられた資料GSの全部の画像GPが一覧画像SNとして表示される(#14)。この状態では、質疑応答中状態となり、表示モードが制御表示モードに切り替えられ(#15)、質問者の質問(発言)の内容などに応じて画像GPの絞り込みが行われる。
図10において、制御表示モードでは、質問があった場合に(#21でイエス)、質問者の質問に応じて、検索のための語句WS、WZが生成される(#22)。生成された語句WS、WZに基づいて、キーワードデータベースDB1が検索される。キーワードデータベースDB1の中で該当の語句がヒットした場合に(#23でイエス)、そのページPGの画像GPが表示装置5により表示される(#24)。
表示された画像GPが2つ以上である場合には、質問者の発言の内容に応じて画像GPの絞り込みが行われる。表示された画像GPが1つになった場合、または発表者などの操作入力に応じて、質問における画像GPが確定される(#25)。
このように、表示システム1を用いたプレゼンテーションにおいては、通常表示モードによってプレゼンテーションのための画像GPを表示装置5に順次表示するステップと、プレゼンテーションを行った後で制御表示モードに切り替えるステップと、制御表示モードにより音声入力装置4から入力される音声に応じて画像GPを切り替えて表示装置5に表示するステップとを有する。
上に述べた実施形態において、キーワードデータベースDB1、画像記憶部15A、属性情報記憶部134の内容、構成、項目などは、上に述べた以外に種々変更することができる。
上に述べた実施形態において、画像制御部12、画像出力部12A、音声認識部13、検索部14、記憶部15、画像記憶部15A、キーワード記憶部15B、端末装置3、音声入力装置4、表示装置5、または表示システム1の各部または全体の構成、構造、回路、処理内容、処理順序、処理タイミング、画面の内容、表示方法などは、本発明の主旨に沿って適宜変更することができる。
1 表示システム
3 端末装置3
4 音声入力装置
5 表示装置
12 画像制御部
12A 画像出力部
13 音声認識部
14 検索部
15 記憶部
15A 画像記憶部
15B キーワード記憶部
16 操作部
121 通常表示部
122 制御表示部
131 音声解析部
132 発音者特定部
133 属性語句検出部
134 属性情報記憶部
GP 画像
GPT 特定画像
KW キーワード
WS、WZ 語句
DB キーワードデータベース

Claims (9)

  1. 表示装置に表示される画像を制御する表示制御装置であって、
    前記表示装置に表示するための複数の画像を記憶する画像記憶部と、
    前記画像記憶部に記憶された複数の画像のうちの1つまたは複数の画像を前記表示装置に表示させるために出力する画像出力部と、
    前記複数の画像のそれぞれに対応して設定された1つまたは複数のキーワードを記憶するキーワード記憶部と、
    音声入力手段から入力される音声を解析してその音声に対応する語句を出力する音声解析部と、
    前記音声解析部から出力される語句に基づいて前記キーワード記憶部を検索する検索部と、
    前記検索部により検索されたキーワードに対応した前記画像を前記表示装置に表示するように前記画像出力部を制御する制御表示部と、
    を有することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記制御表示部は、前記検索部によって検索されたキーワードに対応して複数の画像を前記表示装置に表示するように制御したときは、前記検索部によってさらに検索されたキーワードによってそれら複数の画像を絞り込んで前記表示装置に表示するように制御する、
    請求項1記載の表示制御装置。
  3. 前記画像出力部は、画像の表示モードとして、前記表示装置に表示する画像をユーザの操作入力に基づいて切り替える通常表示モードと、前記制御表示部の制御によって表示する制御表示モードとを有する、
    請求項1または2記載の表示制御装置。
  4. 前記画像記憶部には特定画像が記憶されており、
    前記画像出力部は、前記通常表示モードにおいて前記表示装置に前記特定画像を表示するように出力したときに、自動的にまたはユーザの操作入力に基づいて、前記制御表示モードに切り替えられる、
    請求項3記載の表示制御装置。
  5. 前記特定画像は、前記通常表示モードにおいて表示すべき画像の最後に表示するように設定されている、
    請求項4記載の表示制御装置。
  6. 前記キーワード記憶部に記憶されるキーワードには、前記画像に対して付与された属性情報であるタイトルに含まれる語句が含まれる、
    請求項1ないし5のいずれかに記載の表示制御装置。
  7. 前記キーワード記憶部に記憶されるキーワードとして、それぞれの画像のコンテンツの種類、色、または形状を示す語句が含まれる、
    請求項1ないし6のいずれかに記載の表示制御装置。
  8. 前記音声入力手段から入力される音声を解析して当該音声を発した発音者を特定する発音者特定部と、
    発音者に対応する属性情報を記憶する属性情報記憶部と、
    前記発音者特定部によって特定された発音者に対応する属性情報を前記属性情報記憶部から取得し、取得した属性情報に対応する語句を前記検索部に出力する属性語句検出部と、
    を有する請求項1ないし7のいずれかに記載の表示制御装置。
  9. 請求項4または5記載の表示制御装置を用いたプレゼンテーション方法であって、
    前記通常表示モードによってプレゼンテーションのための画像を前記表示装置に順次表示するステップと、
    プレゼンテーションを行った後で前記制御表示モードに切り替えるステップと、
    前記制御表示モードにより前記音声入力手段から入力される音声に応じて画像を切り替えて前記表示装置に表示するステップと、
    を有するプレゼンテーション方法。
JP2010118299A 2010-05-24 2010-05-24 表示制御装置およびそれを用いたプレゼンテーション方法 Pending JP2011248444A (ja)

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