JP2011244165A - 内線管理装置及び内線番号割当方法 - Google Patents

内線管理装置及び内線番号割当方法 Download PDF

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Abstract

【課題】内線通話システムの柔軟性及び利便性を向上すること。
【解決手段】番号取得部10は、外線番号を使用する移動局装置が内線利用可能なエリアに位置する場合に、この移動局装置に対して割り当てる内線番号を取得する。内線加入者DB20は、内線番号と移動局装置の外線番号とを対応付けて記憶する。また、内線加入者DB20は、内線番号と移動局装置の外線番号との対応関係に対して設定される有効期限を記憶する。エリア退出検知部40は、移動局装置が内線利用可能なエリアから退出したことを検知する。期限管理部50は、移動局装置が内線利用可能なエリアから退出すると、有効期限が経過した後に、この移動局装置に関する対応関係を内線加入者DB20から削除する。
【選択図】図1

Description

本発明は、内線管理装置及び内線番号割当方法に関する。
近年、ユーザが所有する携帯電話機を内線電話として利用する通信サービスが通信事業者によって提供されている。このような通信サービスにおいては、携帯電話機が着信先の内線番号を指定して発信すると、接続要求が携帯電話網に設置された交換機を介して内線電話網に設置された管理サーバ装置へ転送される。そして、管理サーバ装置は、発信元の携帯電話機の電話番号を対応する内線番号に変換し、変換された内線番号の内線端末からの接続要求として携帯電話機からの接続要求を内線呼接続装置へ送信する。
内線呼接続装置は、例えばSIP(Session Initiation Protocol)サーバなどを備えており、管理サーバ装置からの接続要求に従って内線呼を確立する。すなわち、内線呼接続装置は、着信先の内線番号へ発呼する。これにより、着信先の内線番号が実際の内線端末のものであれば、発信元の携帯電話機と内線端末との間で接続が確立される。一方、着信先の内線番号が携帯電話機の電話番号に対応するものであれば、管理サーバ装置が内線番号を対応する携帯電話機の電話番号に変換する。そして、管理サーバ装置は、内線番号への発呼を携帯電話機の電話番号への発呼として、携帯電話網に設置された交換機に処理を移管する。
このように、携帯電話機を内線電話として利用する通信サービスにおいては、管理サーバ装置が携帯電話機の電話番号と内線番号とを相互に変換することにより、内線電話網の内部では擬似的に内線端末同士の通信が行われることになる。したがって、管理サーバ装置には、あらかじめ携帯電話機の電話番号と内線番号とが対応付けて記憶されている。これにより、ユーザは、携帯電話機の通信可能圏内であれば、常に携帯電話機を内線電話として利用することができる。
ところで、携帯電話機を常に内線電話として利用可能な通信サービスがある一方で、ユーザが特定のエリア内にいる場合にのみ携帯電話機を内線電話として利用可能とすることも検討されている。この場合には、携帯電話機が特定のエリア内に進入したことが検知されると、この携帯電話機に内線番号が割り当てられ、ユーザがエリア内にいる間は携帯電話機を内線端末として用いることができる。そして、携帯電話機が特定のエリアから退出したことが検知されると、携帯電話機に割り当てられた内線番号が開放される。これにより、限られた内線番号を有効に利用しながら、柔軟性のある内線通話システムを構築することができる。
特開2008−236044号公報 特開2000−78626号公報
しかしながら、上述した従来技術では、携帯電話機に固定的に内線番号が割り当てられたり、携帯電話機が特定のエリア内に位置する場合にのみ内線番号が割り当てられたりするため、内線通話システムの柔軟性には一定の限界があるという問題がある。具体的に、例えばホテルなどの宿泊施設に内線通話システムが導入された場合、宿泊客が施設内にいる間は、宿泊客が所有する携帯電話機を内線端末として利用することが考えられる。しかし、上述した従来技術では、宿泊客が変わるたびに宿泊客の携帯電話機の電話番号と内線番号とを対応付けて登録することが必要であったり、宿泊客が外出すると宿泊客の携帯電話機が内線端末として利用できなくなったりする。
このように、従来の内線通話システムでは、携帯電話機が利用可能であるものの、柔軟性のある運用が困難であるという問題がある。このため、携帯電話機を用いた内線通話システムには、柔軟性のある運用を可能とし、利便性をより向上することが求められている。
開示の技術は、かかる点に鑑みてなされたものであって、内線通話システムの柔軟性及び利便性を向上することができる内線管理装置及び内線番号割当方法を提供することを目的とする。
本願が開示する内線管理装置は、1つの態様において、内線利用可能エリアに進入した移動局装置に割り当てる内線番号を取得する取得部と、前記取得部によって取得された内線番号と前記移動局装置にあらかじめ付与された外線番号との対応関係を記憶する記憶部と、前記移動局装置が内線利用可能エリアから退出したことを検知する検知部と、前記検知部によって前記移動局装置が内線利用可能エリアから退出したことが検知された場合、前記移動局装置に関する内線番号と外線番号の対応関係に設定された有効期限経過後に前記記憶部から当該対応関係を削除する削除部と、を有する。
本願が開示する内線管理装置及び内線番号割当方法の1つの態様によれば、内線通話システムの柔軟性及び利便性を向上することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1に係る内線管理サーバ装置の構成を示すブロック図である。 図2は、実施の形態2に係る内線通話システムの構成を示す図である。 図3は、実施の形態2に係る内線管理サーバ装置の構成を示すブロック図である。 図4は、実施の形態2に係る内線加入者DBの具体例を示す図である。 図5は、実施の形態2に係る内線番号割当方法を示すフロー図である。 図6は、実施の形態2に係る内線番号割当処理を示すシーケンス図である。 図7は、コンピュータのハードウェア構成例を示す図である。
以下、本願が開示する内線管理装置及び内線番号割当方法の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る内線管理サーバ装置の構成を示すブロック図である。図1に示す内線管理サーバ装置は、番号取得部10、内線加入者データベース(以下「内線加入者DB」と略記する)20、接続要求転送部30、エリア退出検知部40及び期限管理部50を有している。
番号取得部10は、例えば携帯電話機やPHS(Personal Handy-phone System)などの外線番号を使用する移動局装置が内線利用可能なエリアに位置する場合に、この移動局装置に対して割り当てる内線番号を取得する。そして、番号取得部10は、移動局装置の外線番号と割り当てた内線番号とを対応付けて内線加入者DB20に登録するとともに、割り当てた内線番号の有効期限を設定する。
内線加入者DB20は、内線番号と移動局装置の外線番号とを対応付けて記憶する。また、内線加入者DB20は、内線番号と移動局装置の外線番号との対応関係に対して設定される有効期限を記憶する。
接続要求転送部30は、移動局装置から内線番号を着信先として指定する接続要求があった場合に、内線加入者DB20を参照して移動局装置の外線番号を対応する内線番号に変換する。そして、接続要求転送部30は、移動局装置からの接続要求を変換後の内線番号に対応する内線端末からの接続要求として、内線呼を接続する内線呼接続装置へ出力する。
エリア退出検知部40は、移動局装置が内線利用可能なエリアから退出したことを検知する。そして、エリア退出検知部40は、移動局装置が内線利用可能なエリアから退出した場合に、その旨を期限管理部50へ通知する。
期限管理部50は、移動局装置が内線利用可能なエリアから退出したことがエリア退出検知部40から通知されると、この移動局装置に関して内線加入者DB20に記憶された外線番号と内線番号の対応関係についての期限管理を開始する。すなわち、期限管理部50は、移動局装置が内線利用可能なエリアから退出すると、有効期限が経過した後に、この移動局装置に関する対応関係を内線加入者DB20から削除する。
次いで、上記のように構成された内線管理サーバ装置の動作について説明する。図1に示した内線管理サーバ装置は、移動局装置が内線利用可能エリアに進入した場合に、この移動局装置に対して内線番号を割り当てる。
すなわち、番号取得部10によって内線加入者DB20が参照され、新たに外線番号と対応付けが可能な空きの内線番号が取得される。そして、番号取得部10によって、内線利用可能エリアに進入した移動局装置の外線番号と取得された内線番号との対応関係が内線加入者DB20に登録される。このとき、内線加入者DB20には、外線番号と内線番号の対応関係の有効期限も同時に記憶される。
これにより、内線利用可能エリア内の移動局装置の外線番号と内線番号とが対応付けられ、移動局装置に内線番号が割り当てられたことになる。そして、外線番号と内線番号の対応関係が内線加入者DB20に記憶されている間は、移動局装置は、内線番号を着信先に指定した接続要求を行い、内線端末として通信をすることが可能となる。具体的には、移動局装置からの接続要求は、接続要求転送部30によって、内線呼を接続する内線呼接続装置へ出力される。このとき、接続要求転送部30によって内線加入者DB20が参照され、発信元の移動局装置の外線番号が対応する内線番号に変換される。したがって、接続要求は、変換後の内線番号に対応する内線端末からの接続要求として内線呼接続装置へ出力される。このため、接続要求を受信した内線呼接続装置は、通常の内線通話と同様の処理によって内線呼を接続する。
このように移動局装置が内線通話可能であるときに、この移動局装置が内線利用可能エリアから退出したことがエリア退出検知部40によって検知されると、外線番号と内線番号の対応関係について期限管理が開始される。すなわち、エリア退出検知部40によって、移動局装置が内線利用可能エリアから退出したことが検知され、その旨が期限管理部50へ通知される。そして、期限管理部50によって、移動局装置の外線番号と内線番号の対応関係に対して設定された有効期限が参照され、有効期限が経過するまで待機される。
このとき、移動局装置は、内線利用可能エリアから退出しているが、有効期限が経過するまでは、内線端末として通信することが可能である。そして、有効期限が経過すると、期限管理部50によって、移動局装置の外線番号と内線番号の対応関係が内線加入者DB20から削除される。これにより、移動局装置の外線番号に対応付けられていた内線番号は、再び空きの内線番号となる。また、外線番号と内線番号の対応関係が削除されるため、移動局装置は、内線端末として通信することが不可能となる。
以上のように、本実施の形態によれば、移動局装置が内線利用可能エリアに位置する場合に、移動局装置の外線番号と移動局装置に割り当てられた内線番号との対応関係が記憶され、移動局装置は、内線端末として通信することが可能となる。そして、移動局装置が内線利用可能エリアから退出したことが検知された場合、記憶された外線番号と内線番号の対応関係の有効期限が経過した後に、この対応関係が削除される。このため、移動局装置は、対応関係の有効期限内であれば、内線利用可能エリア内に位置していなくても内線端末として通信することが可能であり、内線通話システムの柔軟性及び利便性を向上することができる。
(実施の形態2)
図2は、実施の形態2に係る内線通話システムの構成を示す図である。図2に示す内線通話システムは、制御局装置100、基地局装置110、120及び移動局装置130を有する移動通信システムを含んでいる。また、図2に示す内線通話システムは、制御局装置100に接続される内線管理サーバ装置200と、内線管理サーバ装置200に接続される内線呼接続装置300とを有している。
制御局装置100は、基地局装置110、120に接続されており、基地局装置110、120を介して移動局装置130との間でデータをやり取りする。具体的には、制御局装置100は、移動局装置130が基地局装置110のセル110aに進入した場合に、移動局装置130からの内線番号取得要求を基地局装置110を介して受信する。そして、制御局装置100は、内線番号取得要求を内線管理サーバ装置200へ転送する。
また、制御局装置100は、移動局装置130が基地局装置110のセル110aから退出した場合に、その旨の通知を基地局装置110から受信する。そして、制御局装置100は、エリア退出通知を内線管理サーバ装置200へ転送する。
基地局装置110は、セル110aを管轄しており、セル110a内の移動局装置と無線通信する。セル110aは、例えば1つの建物などの比較的狭いエリアをカバーするフェムトセルなどであり、移動局装置が内線利用可能なエリアである。そして、基地局装置110は、例えばセル110a内に移動局装置130が進入すると、移動局装置130に対して内線の利用が可能であることを通知する。また、基地局装置110は、セル110aに進入した移動局装置130を監視し、移動局装置130がセル110aから退出した場合には、その旨を制御局装置100へ通知する。すなわち、基地局装置110は、例えば移動局装置130との間で無線通信が不可能となった場合に、移動局装置130がセル110aから退出したと判断し、エリア退出通知を制御局装置100へ送信する。
基地局装置120は、図示しないセル内の移動局装置と無線通信する。基地局装置120が管轄するセルは、通常の移動通信システムにおけるセルである。移動局装置130は、ユーザが所有する例えば携帯電話機やPHSなどである。移動局装置130は、セル110aに進入すると基地局装置110を介して内線端末として通信することが可能となる。そして、移動局装置130は、セル110aから退出した後も、有効期限が経過するまでは例えば基地局装置120などを介して内線端末として通信することができる。
内線管理サーバ装置200は、移動局装置130からの内線番号取得要求を受け付け、移動局装置130に対して一時的に利用可能な内線番号を割り当てる。そして、内線管理サーバ装置200は、移動局装置130の外線番号と割り当てられた内線番号との対応関係をこの対応関係の有効期限とともに記憶する。その後、内線管理サーバ装置200は、内線番号が割り当てられた移動局装置130から内線の接続要求を受け付けると、移動局装置130の外線番号を対応する内線番号に変換した上で、接続要求を内線呼接続装置300へ転送する。同様に、内線管理サーバ装置200は、内線番号が割り当てられた移動局装置130に対する内線の接続要求を受け付けると、移動局装置130に割り当てられた内線番号を対応する外線番号に変換した上で、接続要求を制御局装置100へ転送する。
そして、内線管理サーバ装置200は、移動局装置130のエリア退出通知が制御局装置100から受信されると、移動局装置130に関する外線番号と内線番号の対応関係の期限を管理し、有効期限が経過すると対応関係を削除する。なお、内線管理サーバ装置200の構成及び動作については、後に詳述する。
内線呼接続装置300は、例えばSIPサーバなどを備えており、内線管理サーバ装置200から受け付けた接続要求に応じて内線呼を確立する。すなわち、内線呼接続装置300は、発信元からの接続要求を着信先へ転送する処理などを実行して、発信元と着信先の間の内線呼を確立する。
図3は、実施の形態2に係る内線管理サーバ装置200の構成を示すブロック図である。図3に示す内線管理サーバ装置200は、番号要求受付部210、番号取得部220、内線加入者DB230、外線番号処理部240、番号変換部250、内線番号処理部260、エリア退出検知部270及び期限管理部280を有している。
番号要求受付部210は、移動局装置130がセル110a内に進入した場合に送信する内線番号取得要求を基地局装置110及び制御局装置100を介して受信する。すなわち、移動局装置130は、内線利用可能なセル110a内に進入すると内線端末として通信を行うために内線番号取得要求を送信するが、番号要求受付部210は、この内線番号取得要求を受け付ける。
番号取得部220は、番号要求受付部210によって内線番号取得要求が受け付けられると、移動局装置130に対して割り当てる内線番号を内線加入者DB230から取得する。具体的には、番号取得部220は、内線加入者DB230に記憶された内線番号のうち未割り当ての空き内線番号を移動局装置130に割り当てる。そして、番号取得部220は、移動局装置130の外線番号と割り当てた内線番号とを対応付けて内線加入者DB230に登録するとともに、割り当てた内線番号の有効期限を設定する。このとき、番号取得部220は、すべての移動局装置に例えば24時間などの一律の有効期限を設定しても良く、移動局装置ごとに異なる有効期限を設定しても良い。さらに、番号取得部220は、移動局装置130に割り当てた内線番号を制御局装置100及び基地局装置110を介して移動局装置130へ通知する。
内線加入者DB230は、内線番号と移動局装置の外線番号とを対応付けて記憶する。また、内線加入者DB230は、内線番号と移動局装置の外線番号との対応関係に対して設定される有効期限を記憶する。具体的には、内線加入者DB230は、例えば図4に示すような情報を記憶している。すなわち、内線加入者DB230は、特定の移動局装置の外線番号に固定的に割り当てられる固定割当の内線番号と、セル110a内に進入する移動局装置の外線番号に一時的に割り当てられる一時割当の内線番号とをすべて記憶している。そして、内線加入者DB230は、各内線番号に対応付けて移動局装置の外線番号を記憶する。さらに、内線加入者DB230は、内線番号と外線番号の対応関係それぞれの有効期限と、有効期限を優先的に適用するか否かを示すタイマ優先フラグとを記憶している。
具体的に図4を参照すると、例えば内線番号「0000」には、移動局装置の外線番号「090−1111−2222」が対応付けられている。この対応関係は、移動局装置に固定的に内線番号が割り当てられる固定割当であるため、有効期限は「無期限」となっている。なお、内線番号「4999」には、まだ移動局装置の外線番号が割り当てられておらず、対応する外線番号が「予約」となっている。
また、例えば内線番号「5001」には、移動局装置の外線番号「090−5555−6666」が対応付けられている。この対応関係は、移動局装置に一時的に内線番号が割り当てられる一時割当であるため、有効期限が「2009年12月11日の14時20分」に設定されている。そして、この有効期限を優先的に適用するために、タイマ優先フラグが「ON」になっている。これに対して、内線番号「5002」に関する対応関係については、有効期限を優先的に適用しないために、タイマ優先フラグが「OFF」になっている。この場合、内線番号「5002」に関する対応関係は、例えば移動局装置がセル110aから退出すると即座に削除されるなど、必ずしも有効期限が適用されないこととなる。タイマ優先フラグは、移動局装置ごとに「ON」又は「OFF」が決定されていても良く、内線通話システムの管理者が設定しても良い。なお、内線番号「5003」には、移動局装置の外線番号が対応付けられておらず、未割り当ての空き内線番号であることが記憶されている。
図3に戻って、外線番号処理部240は、内線番号を取得した移動局装置130からの内線番号宛ての接続要求を制御局装置100から受信し、受信した接続要求を番号変換部250へ出力する。この接続要求には、発信元の移動局装置130の外線番号と着信先の内線番号とが含まれている。また、外線番号処理部240は、内線番号を取得した移動局装置130宛ての接続要求が番号変換部250から出力されると、出力された接続要求を制御局装置100へ送信する。この接続要求には、発信元の内線番号と着信先の移動局装置130の外線番号とが含まれている。
番号変換部250は、移動局装置130からの接続要求が外線番号処理部240から出力されると、内線加入者DB230を参照して、接続要求に含まれる発信元の外線番号を対応する内線番号に変換する。そして、番号変換部250は、発信元及び着信先がいずれも内線番号に変換された接続要求を内線番号処理部260へ出力する。また、番号変換部250は、移動局装置130宛ての接続要求が内線番号処理部260から出力されると、内線加入者DB230を参照して、接続要求に含まれる着信先の内線番号を対応する移動局装置130の外線番号に変換する。そして、番号変換部250は、着信先が移動局装置130の外線番号に変換された接続要求を外線番号処理部240へ出力する。このように、番号変換部250は、内線加入者DB230に内線番号と外線番号の対応関係が記憶されていれば、発信元又は着信先の番号を相互に変換し、内線呼接続装置300又は制御局装置100による呼の確立を要求する接続要求を出力する。
内線番号処理部260は、内線番号を取得した移動局装置130宛ての接続要求が番号変換部250から出力されると、出力された接続要求を内線呼接続装置300へ送信する。この接続要求には、発信元の移動局装置130に割り当てられた内線番号と着信先の内線番号とが含まれている。また、内線番号処理部260は、移動局装置130に割り当てられた内線番号宛ての接続要求を内線呼接続装置300から受信し、受信した接続要求を番号変換部250へ出力する。この接続要求には、発信元の内線番号と着信先の移動局装置130に割り当てられた内線番号とが含まれている。
エリア退出検知部270は、移動局装置130がセル110aから退出した際に基地局装置110から送信されるエリア退出通知を制御局装置100を介して受信する。そして、エリア退出検知部270は、移動局装置130がセル110aから退出したことを検知し、その旨を期限管理部280へ通知する。
期限管理部280は、移動局装置130がセル110aから退出したことがエリア退出検知部270から通知されると、移動局装置130に関して内線加入者DB230に記憶された外線番号と内線番号の対応関係についての期限管理を開始する。すなわち、期限管理部280は、移動局装置130がセル110aから退出すると、有効期限が経過した後に、移動局装置130に関する対応関係を内線加入者DB230から削除する。つまり、期限管理部280は、有効期限が経過したときに、移動局装置130の外線番号に対応付けて内線加入者DB230に記憶された内線番号を空き内線番号とする。
ただし、期限管理部280は、タイマ優先フラグが「ON」の対応関係についての期限管理を実行し、タイマ優先フラグが「OFF」の対応関係については、移動局装置がセル110aから退出すると即座にこの移動局装置に関する対応関係を削除しても良い。
次いで、上記のように構成された内線管理サーバ装置200による内線番号割当方法について、図5に示すフロー図を参照しながら説明する。以下においては、セル110aに進入した移動局装置130が内線番号取得要求を送信した場合の内線番号割当方法について説明する。
移動局装置130から送信された内線番号取得要求は、基地局装置110及び制御局装置100を介して、内線管理サーバ装置200の番号要求受付部210によって受信される(ステップS101)。番号要求受付部210によって内線番号取得要求が受け付けられると、番号取得部220によって内線加入者DB230が参照され、一時割当の内線番号のうち空き内線番号が1つ取得され、移動局装置130に割り当てられる(ステップS102)。そして、番号取得部220によって、移動局装置130の外線番号と割り当てられた内線番号との対応関係が内線加入者DB230に登録される。移動局装置130に割り当てられた内線番号は、制御局装置100及び基地局装置110を介して移動局装置130へ通知される。これにより、移動局装置130は、自装置に割り当てられた内線番号を取得することができる。
また、番号取得部220によって移動局装置130に関する外線番号と内線番号の対応関係が内線加入者DB230に登録される際、この対応関係の有効期限も同時に設定される(ステップS103)。すなわち、外線番号と内線番号の対応関係が内線加入者DB230に登録される日時から例えば24時間後の日時が内線加入者DB230に記憶される。有効期限は、すべての移動局装置について一律に同じ長さのものであっても良く、移動局装置ごとに異なっていても良い。また、有効期限は、対応関係が登録される日時や移動局装置が内線利用可能エリアを退出した日時を基準とした相対的な日時でも良く、これらの日時とは無関係の絶対的な日時でも良い。そして、有効期限が設定される際には、番号取得部220によって、有効期限を優先的に適用するか否かを示すタイマ優先フラグが「ON」又は「OFF」に設定される。
このように、外線番号と内線番号の対応関係が有効期限とともに内線加入者DB230に登録されることにより、セル110a内に位置している間、又は有効期限を超過するまでの間は、移動局装置130は、内線端末として通信することが可能となる。すなわち、移動局装置130が着信先として内線番号を指定する接続要求を送信すると、接続要求は、制御局装置100から内線管理サーバ装置200の外線番号処理部240へ転送される。そして、番号変換部250によって、接続要求に含まれる発信元の外線番号が対応する内線番号に変換され、発信元及び着信先がいずれも内線番号となった接続要求が内線番号処理部260へ出力される。この接続要求は、内線番号処理部260から内線呼接続装置300へ転送され、内線呼接続装置300によって、内線呼の確立処理が実行される。また、移動局装置130が着信先となる場合にも、番号変換部250によって、接続要求に含まれる番号の変換が行われ、制御局装置100によって呼の確立処理が実行される。
ところで、移動局装置130は、セル110a内に位置する間、上記のように内線端末として通信可能である一方で、基地局装置110によって監視されている。この間、内線管理サーバ装置200においては、移動局装置130がセル110aから退出することが待機される(ステップS104)。そして、移動局装置130がセル110aから退出すると(ステップS104Yes)、基地局装置110によって、移動局装置130に関するエリア退出通知が送信される。エリア退出通知は、制御局装置100を介して内線管理サーバ装置200のエリア退出検知部270によって受信され、移動局装置130がセル110aから退出した旨が期限管理部280へ通知される。
そして、期限管理部280によって、内線加入者DB230が参照され、移動局装置130に関する外線番号と内線番号のタイマ優先フラグが「ON」であるか否かが判定される(ステップS105)。この判定の結果、タイマ優先フラグが「OFF」である場合は(ステップS105No)、期限管理部280によって、移動局装置130に割り当てられた内線番号が開放される(ステップS107)。すなわち、移動局装置130がセル110aから退出すると、即座に移動局装置130に関する外線番号と内線番号の対応関係が内線加入者DB230から削除される。
一方、タイマ優先フラグが「ON」である場合は(ステップS105Yes)、期限管理部280によって、移動局装置130に関する外線番号と内線番号の対応関係の期限管理が開始される。すなわち、移動局装置130がセル110aから退出しても、移動局装置130に関する外線番号と内線番号の対応関係が内線加入者DB230から削除されることはない。このため、移動局装置130は、セル110a外に位置していても、例えば基地局装置120及び制御局装置100を介して接続要求を内線管理サーバ装置200へ送信し、内線端末として通信することが可能である。このように、移動局装置130は、内線利用可能エリアから退出しても内線通話が可能であることから、内線通話システムの柔軟性及び利便性を向上することができる。
そして、期限管理開始後は、期限管理部280によって有効期限を超過したか否かが判断され(ステップS106)、有効期限を超過しない間は(ステップS106No)、移動局装置130に関する対応関係が内線加入者DB230に記憶され続ける。また、有効期限を超過すると(ステップS106Yes)、期限管理部280によって、移動局装置130に割り当てられた内線番号が開放される(ステップS107)。すなわち、移動局装置130がセル110aから退出し、かつ有効期限を超過すると、移動局装置130に関する外線番号と内線番号の対応関係が内線加入者DB230から削除される。このため、内線加入者DB230において、一時割当の内線番号が移動局装置130に割り当てられ続けることがなく、限られた内線番号を有効に利用することができる。
次に、本実施の形態に係る内線番号割当処理の手順について、図6に示すシーケンス図を参照しながら説明する。ここでは、移動局装置130がセル110aに進入した場合に移動局装置130に対して内線番号を割り当てる処理について説明する。
移動局装置130がセル110aに進入すると、移動局装置130は、その旨を基地局装置110に通知する(ステップS201)。基地局装置110は、移動局装置130からの通知を受け、移動局装置130がセル110a内にいるか否かの監視を開始する(ステップS202)。また、基地局装置110は、セル110a内において内線が利用可能であることを移動局装置130に対して通知する(ステップS203)。
内線が利用可能であることが通知された移動局装置130は、内線番号取得要求を基地局装置110及び制御局装置100を介して内線管理サーバ装置200へ送信する(ステップS204)。内線番号取得要求は、内線管理サーバ装置200の番号要求受付部210によって受信され、番号取得部220によって、移動局装置130に内線番号が割り当てられる(ステップS205)。すなわち、番号取得部220によって、内線加入者DB230に記憶された一時割当の内線番号のうち空き内線番号の1つが取得され、取得された内線番号が移動局装置130へ通知される(ステップS206)。同時に、番号取得部220によって、移動局装置130に関する外線番号と内線番号の対応関係が内線加入者DB230に登録され、有効期限が設定される。
移動局装置130は、番号取得部220からの通知により、自装置に割り当てられた内線番号を取得し、以後、内線番号を利用した内線通話が可能となる。また、移動局装置130は、内線通話をすることができる一方で、基地局装置110は、移動局装置130がセル110a内に位置するか否かを監視している。そして、基地局装置110は、移動局装置130がセル110aから退出したことを検知すると(ステップS207)、エリア退出通知を制御局装置100を介して内線管理サーバ装置200へ送信する(ステップS208)。
送信されたエリア退出通知は、内線管理サーバ装置200のエリア退出検知部270によって受信され、移動局装置130がセル110aから退出したことが期限管理部280へ通知される。これにより、期限管理部280によって、移動局装置130に関する外線番号と内線番号の対応関係の期限管理が開始される(ステップS209)。そして、移動局装置130に関する外線番号と内線番号の対応関係の有効期限が超過すると、期限管理部280によって、この対応関係が内線加入者DB230から削除され、内線番号が開放される(ステップS210)。
このように、移動局装置130がセル110aを退出した後も有効期限を超過するまでは、移動局装置130に関する外線番号と内線番号の対応関係が内線加入者DB230に記憶されている。このため、有効期限を超過するまでは、セル110a外に位置する移動局装置130は、内線端末として通信することが可能である。したがって、例えばホテルなどの宿泊施設に内線通話システムが導入された場合、宿泊客がセル110aに対応する施設内にいる間は、宿泊客が所有する携帯電話機を内線端末として利用することが可能である。さらに、宿泊客が外出しても、有効期限内であれば携帯電話機を内線端末として利用することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、内線利用可能なセル内の移動局装置が内線番号の割り当てを要求した場合に、移動局装置の外線番号と移動局装置に割り当てられた内線番号との対応関係が記憶され、移動局装置は、内線端末として通信することが可能となる。そして、移動局装置がセルから退出したことが検知された場合、記憶された外線番号と内線番号の対応関係の有効期限が経過した後に、この対応関係が削除される。このため、移動局装置は、対応関係の有効期限内であれば、セル退出後も内線端末として通信することが可能であり、内線通話システムの柔軟性及び利便性を向上することができる。
なお、上記実施の形態2においては、移動局装置130がセル110aから退出したことが基地局装置110によって検知されるものとした。しかし、移動局装置130の位置については、必ずしも基地局装置110が監視する必要はなく、異なる方法で移動局装置130が内線利用可能なエリアに位置するか否かを監視しても良い。すなわち、例えば移動局装置の位置を監視するために特化した位置監視システムを導入したり、GPS(Global Positioning System)などを利用して移動局装置の位置を監視したりしても良い。
また、上記各実施の形態に係る内線番号割当処理をコンピュータが実行可能な言語で記述したプログラムを作成することもできる。この場合、コンピュータがプログラムを実行することにより、上記各実施の形態と同様の効果を得ることができる。さらに、上記のプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませて実行することにより上記各実施の形態と同様の内線番号割当処理を実現しても良い。
図7は、内線番号割当処理を実現するコンピュータ400のハードウェア構成を示すブロック図である。図7に示すように、このコンピュータ400は、上記プログラムを実行するCPU410と、データを入力する入力装置420と、各種データを記憶するROM430と、演算パラメータ等を記憶するRAM440と、内線番号割当処理を実現するためのプログラムを記録した記録媒体500からプログラムを読み取る読取装置450と、ディスプレイ等の出力装置460と、ネットワーク600を介して他のコンピュータとの間でデータの授受をおこなうネットワークインターフェース470とが、バス480で接続された構成となっている。
CPU410は、読取装置450を経由して記録媒体500に記録されているプログラムを読み込んだ後、プログラムを実行することにより、内線番号割当処理を実現する。なお、記録媒体500としては、光ディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、ハードディスク等が挙げられる。また、このプログラムは、ネットワーク600を介してコンピュータ400に導入することとしても良い。このとき、ネットワーク600は、無線ネットワークであっても有線ネットワークであっても良い。
以上の各実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)内線利用可能エリアに進入した移動局装置に割り当てる内線番号を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された内線番号と前記移動局装置にあらかじめ付与された外線番号との対応関係を記憶する記憶部と、
前記移動局装置が内線利用可能エリアから退出したことを検知する検知部と、
前記検知部によって前記移動局装置が内線利用可能エリアから退出したことが検知された場合、前記移動局装置に関する内線番号と外線番号の対応関係に設定された有効期限経過後に前記記憶部から当該対応関係を削除する削除部と、
を有することを特徴とする内線管理装置。
(付記2)前記移動局装置にあらかじめ付与された外線番号を含む接続要求を受信する受信部と、
前記受信部によって受信された接続要求に含まれる外線番号に対応する内線番号を前記記憶部から取得し、接続要求に含まれる外線番号を取得された内線番号に変換する変換部と、
前記変換部による変換後の接続要求を送信する送信部と、
をさらに有することを特徴とする付記1記載の内線管理装置。
(付記3)前記取得部は、
内線番号の取得を要求する番号要求を前記移動局装置から受け付ける受付部を含み、
前記受付部によって番号要求が受け付けられた場合に、外線番号との対応関係が前記記憶部に記憶されていない内線番号を前記移動局装置に割り当てる内線番号として取得することを特徴とする付記1記載の内線管理装置。
(付記4)前記検知部は、
前記移動局装置と無線通信する基地局装置によって管轄されるセルから前記移動局装置が退出した場合に、前記移動局装置が内線利用可能エリアから退出したことを検知することを特徴とする付記1記載の内線管理装置。
(付記5)前記記憶部は、
内線番号と外線番号の対応関係それぞれについての有効期限を記憶することを特徴とする付記1記載の内線管理装置。
(付記6)前記記憶部は、
前記対応関係それぞれについての有効期限を適用するか否かを示すタイマ優先フラグを記憶することを特徴とする付記5記載の内線管理装置。
(付記7)内線利用可能エリアに進入した移動局装置に割り当てる内線番号を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにて取得された内線番号と前記移動局装置にあらかじめ付与された外線番号との対応関係を記憶部に登録する登録ステップと、
前記移動局装置が内線利用可能エリアから退出したことを検知する検知ステップと、
前記検知ステップにて前記移動局装置が内線利用可能エリアから退出したことが検知された場合、前記移動局装置に関する内線番号と外線番号の対応関係に設定された有効期限経過後に、前記登録ステップにて登録された対応関係を前記記憶部から削除する削除ステップと、
を有することを特徴とする内線番号割当方法。
(付記8)コンピュータによって実行される内線番号割当プログラムであって、前記コンピュータに、
内線利用可能エリアに進入した移動局装置に割り当てる内線番号を取得する取得ステップと、
前記取得ステップにて取得された内線番号と前記移動局装置にあらかじめ付与された外線番号との対応関係を記憶部に登録する登録ステップと、
前記移動局装置が内線利用可能エリアから退出したことを検知する検知ステップと、
前記検知ステップにて前記移動局装置が内線利用可能エリアから退出したことが検知された場合、前記移動局装置に関する内線番号と外線番号の対応関係に設定された有効期限経過後に、前記登録ステップにて登録された対応関係を前記記憶部から削除する削除ステップと、
を実行させることを特徴とする内線番号割当プログラム。
10、220 番号取得部
20、230 内線加入者DB
30 接続要求転送部
40、270 エリア退出検知部
50、280 期限管理部
210 番号要求受付部
240 外線番号処理部
250 番号変換部
260 内線番号処理部

Claims (7)

  1. 内線利用可能エリアに進入した移動局装置に割り当てる内線番号を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された内線番号と前記移動局装置にあらかじめ付与された外線番号との対応関係を記憶する記憶部と、
    前記移動局装置が内線利用可能エリアから退出したことを検知する検知部と、
    前記検知部によって前記移動局装置が内線利用可能エリアから退出したことが検知された場合、前記移動局装置に関する内線番号と外線番号の対応関係に設定された有効期限経過後に前記記憶部から当該対応関係を削除する削除部と、
    を有することを特徴とする内線管理装置。
  2. 前記移動局装置にあらかじめ付与された外線番号を含む接続要求を受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された接続要求に含まれる外線番号に対応する内線番号を前記記憶部から取得し、接続要求に含まれる外線番号を取得された内線番号に変換する変換部と、
    前記変換部による変換後の接続要求を送信する送信部と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1記載の内線管理装置。
  3. 前記取得部は、
    内線番号の取得を要求する番号要求を前記移動局装置から受け付ける受付部を含み、
    前記受付部によって番号要求が受け付けられた場合に、外線番号との対応関係が前記記憶部に記憶されていない内線番号を前記移動局装置に割り当てる内線番号として取得することを特徴とする請求項1記載の内線管理装置。
  4. 前記記憶部は、
    内線番号と外線番号の対応関係それぞれについての有効期限を記憶することを特徴とする請求項1記載の内線管理装置。
  5. 前記記憶部は、
    前記対応関係それぞれについての有効期限を適用するか否かを示すタイマ優先フラグを記憶することを特徴とする請求項4記載の内線管理装置。
  6. 内線利用可能エリアに進入した移動局装置に割り当てる内線番号を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにて取得された内線番号と前記移動局装置にあらかじめ付与された外線番号との対応関係を記憶部に登録する登録ステップと、
    前記移動局装置が内線利用可能エリアから退出したことを検知する検知ステップと、
    前記検知ステップにて前記移動局装置が内線利用可能エリアから退出したことが検知された場合、前記移動局装置に関する内線番号と外線番号の対応関係に設定された有効期限経過後に、前記登録ステップにて登録された対応関係を前記記憶部から削除する削除ステップと、
    を有することを特徴とする内線番号割当方法。
  7. コンピュータによって実行される内線番号割当プログラムであって、前記コンピュータに、
    内線利用可能エリアに進入した移動局装置に割り当てる内線番号を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにて取得された内線番号と前記移動局装置にあらかじめ付与された外線番号との対応関係を記憶部に登録する登録ステップと、
    前記移動局装置が内線利用可能エリアから退出したことを検知する検知ステップと、
    前記検知ステップにて前記移動局装置が内線利用可能エリアから退出したことが検知された場合、前記移動局装置に関する内線番号と外線番号の対応関係に設定された有効期限経過後に、前記登録ステップにて登録された対応関係を前記記憶部から削除する削除ステップと、
    を実行させることを特徴とする内線番号割当プログラム。
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