JP5890448B2 - Pbx装置の通話制限方法、pbx装置、およびpbx制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、大規模災害等によって電話が利用不能となった被災地に、従前より使用されていたスマートフォンなどの携帯端末を用いて臨時の電話サービスを提供する仮設PBX(Private Branch eXchange)システム等に好適なPBX装置の通話制限法およびそれを用いたPBX装置に関する。
大規模災害等によって電話が利用不能となった被災地に、臨時に無線LAN(Local Area Network)対応の仮設PBXシステムを被災地内の複数拠点に設置することで、従前より使用されていたスマートフォンなどの携帯端末を用いて臨時の電話サービスを提供することが検討されている。しかし、従来のPBX装置によって仮設PBXシステムを構築する場合は、管理者が手動で通話を強制切断する機能は備えられているが、端末毎の最大通話可能時間に制限がないため、非常に多くの端末から呼接続要求があった場合に輻輳状態に陥りやすい(例えば、非特許文献1参照)。
また、大規模災害時には、特設公衆電話を設置することで、臨時の電話サービスが提供されている(例えば、非特許文献2参照)。それにより、被災者は特設公衆電話を利用して、災害用伝言ダイヤル(171番)を利用したり、家族や知人への連絡を無料で行ったりすることができる。しかし、この特設公衆電話においても、通話1回当たりの利用時間に制限がないことから、通話できるまでの順番待ちの時間が長くなり、特設公衆電話の運用者等が自制的な利用を利用者に呼びかける必要があった。
インフィニトーク株式会社、インフィニトーク(登録商標)ホームページ、[online]、[平成26年1月8日検索]、インターネット〈URL:http://www.infinitalk.co.jp/about/function〉 NTT東日本、"災害時における避難所への特設公衆電話の設置"、[online]、[平成26年1月8日検索]、インターネット〈URL:http://www.ntt-east.co.jp/saigai/taisaku/kakuho_04.html〉
前記のように、従来のPBX装置によって仮設PBXシステムを構築する場合は、ユーザの通話可能時間を制限することができない。つまり、端末毎に通話1回当たりの利用時間を制限することも、一度通話したのちの次に通話可能となるまでの時間を制限することもできない。そのため、非常に多くの端末から通話要求があった場合や、特定のユーザが長時間通話などで回線を占有した場合に、輻輳状態に陥りやすいという問題があった。
本発明は、前記の問題を解決するためになされたものであり、PBXシステムにおいて非常に多くの端末から呼接続要求があった場合でも、輻輳の発生を低減させるとともに、ユーザ間で公平な通話サービスを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、PBX装置に収容される内線電話端末間、および前記内線電話端末と外線電話端末との間の1回の通話に係る通話時間を制限するとともに、各内線電話端末からの内線発信、外線発信、および各内線電話端末への外線着信の各呼接続要求種別に係る呼による通話を個別に規制するPBX装置の通話制限方法であって、前記PBX装置が、自身を介して実施されたすべての通話について、発信元電話番号と発信先電話番号と通話日時と通話時間とを含む通話履歴を記憶部に記憶し、通話制限機能が有効に設定されている前記呼接続要求種別ごとに、当該呼接続要求種別に係る呼による通話開始時に、所定の通話可能時間を通知する音声ガイダンスを再生し、通話を開始してから前記通話可能時間が経過する所定時間前に、回線の切断を予告する音声ガイダンスを再生したのち、通話時間が前記通話可能時間に到達した時点で、回線を強制切断するとともに、前記通話履歴を参照することにより、当該呼接続要求種別に係る呼によって通話が行われたそれぞれの内線電話端末について、最後の通話が終了してから所定の通話不可時間が経過するまでの間は、次の当該呼接続要求種別に係る呼接続要求に対して呼接続を行わずに、発信元ユーザに通話不可である旨を通知する音声ガイダンスを再生するものとした。
こうすることにより、特定のユーザによって回線が長時間に亘って占有されることを防ぐとともに、すべてのユーザに対して均等に通話機会を提供することができる。
また他の本発明は、PBX装置に収容される内線電話端末間、および前記内線電話端末と外線電話端末との間の1回の通話に係る通話時間を制限するとともに、各内線電話端末からの内線発信、外線発信、および各内線電話端末への外線着信の各呼接続要求種別に係る呼による通話を個別に規制するPBX装置の通話制限方法であって、前記PBX装置が、自身を介して実施されたすべての通話について、発信元電話番号と発信先電話番号と通話日時と通話時間とを含む通話履歴を記憶部に記憶し、通話制限機能が有効に設定されている前記呼接続要求種別ごとに、当該呼接続要求種別に係る呼接続要求を受け付けたときに、前記通話履歴を参照することにより、所定時間内に当該内線電話端末について当該呼接続要求種別に係る呼による通話が行われた各通話の通話時間を合算して求められる合計通話時間が、所定の通話可能最大時間以上である場合は、当該呼接続要求に対して呼接続を行わずに、発信元ユーザに通話不可である旨を通知する音声ガイダンスを再生し、前記合計通話時間が前記通話可能最大時間未満である場合は、当該呼接続要求に対して呼接続を行い、通話開始時に、前記通話可能最大時間から前記合計通話時間を減じた時間を通話可能時間として通知する音声ガイダンスを再生し、通話を開始してから前記通話可能時間が経過する所定時間前に、回線の切断を予告する音声ガイダンスを再生したのち、通話時間が前記通話可能時間に到達した時点で、回線を強制切断するものとした。
こうすることにより、特定のユーザによって回線が長時間に亘って占有されることを防ぐとともに、すべてのユーザに対して公平に通話時間を配分することができる。
また他の本発明は、前記のPBX装置の通話制限方法において、前記PBX装置が、携帯電話端末、汎用PC(Personal Computer)、または固定電話機を内線電話端末として収容し、従前から使用されていた携帯電話番号または加入者電話番号を内線電話番号として加入者登録することにより、従前から使用されていた電話番号を用いた内線通話サービスおよび外線通話サービスを提供するものとした。
こうすることにより、大規模災害等によって電話が利用不能となった被災地に設置される仮設PBXシステムによって、臨時の電話サービスを提供する場合においても、特定のユーザによって回線が長時間に亘って占有されることを防ぐとともに、すべてのユーザに対して均等に通話機会を提供したり、公平に通話時間を配分したりすることができる。
また他の本発明は、自身が収容する内線電話端末間、および前記内線電話端末と外線電話端末との間の1回の通話に係る通話時間を制限するとともに、各内線電話端末からの内線発信、外線発信、および各内線電話端末への外線着信の各呼接続要求種別に係る呼による通話を個別に規制するPBX装置であって、自身を介して実施されたすべての通話について、発信元電話番号と発信先電話番号と通話日時と通話時間とを含む通話履歴を記憶する通話履歴情報を有する記憶部と、通話制限機能が有効に設定されている前記呼接続要求種別ごとに、当該呼接続要求種別に係る呼による通話開始時に、所定の通話可能時間を通知する音声ガイダンスを再生し、通話を開始してから前記通話可能時間が経過する所定時間前に、回線の切断を予告する音声ガイダンスを再生したのち、通話時間が前記通話可能時間に到達した時点で、回線を強制切断するとともに、前記通話履歴を参照することにより、当該呼接続要求種別に係る呼によって通話が行われたそれぞれの内線電話端末について、最後の通話が終了してから所定の通話不可時間が経過するまでの間は、次の当該呼接続要求種別に係る呼接続要求に対して呼接続を行わずに、発信元ユーザに通話不可である旨を通知する音声ガイダンスを再生する通信管理手段とを備えるものとした。
こうすることにより、特定のユーザによって回線が長時間に亘って占有されることを防ぐとともに、すべてのユーザに対して均等に通話機会を提供することができる。
また他の本発明は、自身が収容する内線電話端末間、および前記内線電話端末と外線電話端末との間の1回の通話に係る通話時間を制限するとともに、各内線電話端末からの内線発信、外線発信、および各内線電話端末への外線着信の各呼接続要求種別に係る呼による通話を個別に規制するPBX装置であって、自身を介して実施されたすべての通話について、発信元電話番号と発信先電話番号と通話日時と通話時間とを含む通話履歴を記憶する通話履歴情報を有する記憶部と、通話制限機能が有効に設定されている前記呼接続要求種別ごとに、当該呼接続要求種別に係る呼接続要求を受け付けたときに、前記通話履歴を参照することにより、所定時間内に当該内線電話端末について当該呼接続要求種別に係る呼による通話が行われた各通話の通話時間を合算して求められる合計通話時間が、所定の通話可能最大時間以上である場合は、当該呼接続要求に対して呼接続を行わずに、発信元ユーザに通話不可である旨を通知する音声ガイダンスを再生し、前記合計通話時間が前記通話可能最大時間未満である場合は、当該呼接続要求に対して呼接続を行い、通話開始時に、前記通話可能最大時間から前記合計通話時間を減じた時間を通話可能時間として通知する音声ガイダンスを再生し、通話を開始してから前記通話可能時間が経過する所定時間前に、回線の切断を予告する音声ガイダンスを再生したのち、通話時間が前記通話可能時間に到達した時点で、回線を強制切断する通信管理手段とを備えるものとした。
こうすることにより、特定のユーザによって回線が長時間に亘って占有されることを防ぐとともに、すべてのユーザに対して公平に通話時間を配分することができる。
また他の本発明は、前記のPBX装置において、携帯電話端末、汎用PC、または固定電話機を内線電話端末として収容し、従前から使用されていた携帯電話番号または加入者電話番号を内線電話番号として加入者登録することにより、従前から使用されていた電話番号を用いた内線通話サービスおよび外線通話サービスを提供するものとした。
こうすることにより、大規模災害等によって電話が利用不能となった被災地に設置される仮設PBXシステムによって、臨時の電話サービスを提供する場合においても、特定のユーザによって回線が長時間に亘って占有されることを防ぐとともに、すべてのユーザに対して均等に通話機会を提供したり、公平に通話時間を配分したりすることができる。
また他の本発明は、コンピュータを、前記のPBX装置として機能させるためのPBX制御プログラムとした。
こうすることにより、コンピュータを前記のPBX装置として機能させ、特定のユーザによって回線が長時間に亘って占有されることを防ぐとともに、すべてのユーザに対して均等に通話機会を提供したり、公平に通話時間を配分したりすることができる。
本発明によれば、PBXシステムにおいて非常に多くの端末から呼接続要求があった場合でも、輻輳の発生を低減させるとともに、ユーザ間で公平な通話サービスを提供することができる。
本発明に係る仮設PBXシステムの概略構成を示す説明図である。 複数の移動式交換局が接続された仮設PBXシステムの構成例を示す説明図である。 本発明に係るPBX装置の機能構成および通話制限動作の概略を示す説明図である。 本発明に係る第一の通話制限方法の動作例を示す説明図である。 通話制限設定情報の構成およびデータ例である。 通話履歴情報の構成およびデータ例である。 PBX装置によって再生される音声ガイダンスの一覧である。 通話制限機能(内線発信・外線発信)の動作を示すフローチャートである。 通話制限機能(外線着信)の動作を示すフローチャートである。 通話制限機能(内線着信)の動作を示すフローチャートである。 個々の通話の通話可能時間を可変とする第二の通話制限方法の第一の動作例を示す説明図である。 個々の通話の通話可能時間を可変とする第二の通話制限方法の第二の動作例を示す説明図である。 個々の通話の通話可能時間を可変とする第三の通話制限方法の第一の動作例を示す説明図である。 個々の通話の通話可能時間を可変とする第三の通話制限方法の第二の動作例を示す説明図である。 加入者電話番号の信頼度レベルの一覧である。
以下、本発明を実施するための形態を適宜図面を参照して詳細に説明する。
図1は、移動式交換局(仮設PBX装置)1として設置される、本発明に係るPBX装置を用いた仮設PBXシステムの概略構成を示す説明図である。従来の(市販の)PBX装置を用いて仮設PBXシステムを構築する場合にもこれと同様の構成となり、被災エリアに設置される移動式交換局1は、ゲートウェイ6を介して公衆電話網8およびその先に接続される携帯電話網7やIP(Internet Protocol)網9に接続される。仮設LAN2は、移動式交換局1と被災エリア内の各端末装置との間を、HUB21およびLANケーブルによって有線接続し、または無線LAN基地局(アクセスポイント)22を介して無線接続する。
ところで、従来のPBX装置では、新たに内線電話端末として収容する端末装置の加入者情報(端末装置の機体識別番号、付与する内線電話番号およびIPアドレスなど)の登録操作を、専門的知識と登録権限とを有するSO(Service Order)登録者が行う必要があり、その要員を確保して作業を完了するまでにかなりの時間を要するものとなっていた。これに対し、本発明に係るPBX装置では、利用者自身の操作によって、従前より使用されていた携帯電話番号(携帯電話端末3の場合)または加入者電話番号(汎用PC4a,4b、IP固定電話機5aの場合)を内線電話番号とする加入者登録が可能である。これにより、SO登録者の作業が不要となるので、既存の携帯電話端末3や汎用PC4や固定電話機5を用いた電話サービスを早期に提供することができる。
図2は、複数の移動式交換局が接続された仮設PBXシステムの構成例を示す説明図である。図2に示すように、複数の移動式交換局1の間が相互に接続されていて、それぞれの加入者情報が共有されている場合には、各移動式交換局1の配下に加入者登録された内線電話端末間での内線通話が可能となる。また、このような構成では、いずれか1つの移動式交換局1がゲートウェイ6を介して公衆電話網8やIP網9に接続されていれば、当該移動式交換局1が呼を中継することで、すべての移動式交換局1の配下の内線電話端末が外線通話も行うことができる。
図3は、本発明に係るPBX装置の機能構成および通話制限動作の概略を示す説明図である。図3の例では、仮設PBXシステムが1つの移動式交換局によって構成される場合を示しているが、図2に示したように相互に接続される複数の移動式交換局から仮設PBXシステムが構成されていてもよい。
図3に示すように、移動式交換局1は、ゲートウェイ6を介して公衆電話網8やIP網9に接続されるIP−PBXサーバ(PBX装置)11と管理端末12と備えて構成される。IP−PBXサーバ11は、所定のPBX制御プログラムを実行する不図示の制御部と、PBX制御プログラムおよびその実行に必要な各種のデータを記憶する不図示の記憶部と、他の装置との有線および無線通信を行うための不図示の通信インタフェースとを備えるコンピュータによって構成される。PBX制御プログラムは、記録媒体に記憶してコンピュータに読み込むことも、ネットワークを介してコンピュータが受信することも可能である。
制御部が所定のPBX制御プログラムを実行することによって機能が具現化される通信管理部(通信管理手段)14は、内線電話端末3,4からの内線発信および外線発信に係る呼接続要求と、ゲートウェイ6経由で受信する外線電話端末(図示省略)からの外線着信に係る呼接続要求とを受け付けて、呼接続処理を行う。詳細は図8〜図10を用いて後記する。
また、記憶部には、加入者データベース13、通話制限設定情報15、および通話履歴情報16が備えられる。
加入者データベース13には、IP−PBXサーバ11に対して加入者登録が行われたすべての内線電話端末3,4の加入者情報が登録される。この加入者情報には、各ユーザが利用する内線電話端末の内線電話番号(従前より各ユーザが使用していた携帯電話番号または加入者電話番号)、当該内線電話端末に付与されたIPアドレス、当該ユーザの氏名などのユーザ情報、および信頼度レベルが含まれる。通信管理部14は、仮設LAN2に接続された内線電話端末3,4からの呼接続要求やゲートウェイ6経由で受け付けた呼接続要求を処理するときに、この加入者データベース13を参照して呼接続処理を行う。
通話制限設定情報15には、仮設PBXシステムの運用管理者によって設定された通話時間制限動作および接続規制動作の制御パラメータとなるデータが登録される。通信管理部14は、呼接続処理を行うときに、この通話制限設定情報15を参照して通話時間制限動作および接続規制動作の制御を行う。
また、通話履歴情報16には、呼接続が完了して通話が開始されたすべての呼について、通話日時と通話時間とを含む通話履歴データが逐次登録される。通信管理部14は、通話時間制限動作および接続規制動作を制御するときに、この通話履歴情報16をも参照する。
<第一の通話制限方法>
本発明に係る第一の通話制限方法では、通話1回当たりの通話時間を制限する通話時間制限動作と、ユーザが通話を終えてから一定時間を経過するまでは次の通話を行えないようにする接続規制動作との2つを組み合わせて通話制限を行う。
通話時間制限動作では、通話1回当たりの通話可能最大時間が仮設PBXシステムの運用管理者によって設定されるものとし、ユーザが通話を開始してからの経過時間(通話時間)が、設定された通話可能最大時間に達すると、通話を強制的に切断する(図3の強制切断)。ただし、何の前ぶれもなく通話が切断されるとユーザが困惑するので、通話の開始時には通話時間制限がある旨の音声ガイダンスを流し(図示省略)、通話を切断するのに先立って間もなく通話を切断する旨の音声ガイダンス(図3の切断予告)を流す。
また、接続規制動作では、すべての内線ユーザの通話履歴が記録され、内線ユーザが電話を掛けようとしたときに、運用管理者によって設定された通話不可時間の間に当該ユーザからの発信により通話を行っていた場合には通話を許可しない。また、外線からの着信についても、接続先の内線ユーザが所定の通話不可時間の間に他の外線着信による通話を行っていた場合には通話を許可しない。なお、その場合、発信元のユーザがすぐに再発信を行わないように、暫くたってから掛け直すべき旨の音声ガイダンス(図3の通話不可)を流す。
これにより、内線発信または外線発信によって通話を行った内線ユーザは、その通話が終了してから所定の通話不可時間を経過するまでの間は、新たな内線発信または外線発信による通話を行えなくなる。また、外線着信によって通話を行った内線ユーザについては、その通話が終了してから所定の通話不可時間を経過するまでの間は、新たな外線着信があっても呼接続が行われなくなる。
なお、内線着信は接続規制動作の対象外であるので、内線着信によって通話を行った内線ユーザは、その通話が終了すれば、直ちに新たな内線着信による通話を行うことができる。なお、内線着信についても、対応する内線発信に対して通話時間制限動作が適用されるので、間接的に通話時間が制限されることとなる。
図4は、本発明に係る第一の通話制限方法の動作例を示す説明図である。この第一の通話制限方法は、通話1回当たりの通話可能最大時間と、次の通話を許可するまでの通話不可時間との両方を固定の値とするものである。なお、図4の例では、通話可能最大時間が3分、通話不可時間が5分に設定されているものとする。なお、図内の太線横矢印は通話時間を、破線横矢印は通話不可時間を、太線縦矢印は呼接続要求を、×印は当該呼接続要求が通話不可となったことを表す。
図4において、AさんもBさんも15時以前の少なくとも5分間には通話を行っていないものとする。次に、Aさんが、15時0分に内線発信または外線発信により通話を開始したものとすると、始めに通話時間が3分に制限される旨の音声ガイダンス(通話時間案内、図示省略)が流れる。切断前予告時間が60秒に設定されているものとすると、そののち、通話時間が2分に達した時点(15時2分)で、間もなく通話が切断される旨の音声ガイダンス(切断予告)が流れる。なおも通話を続けていると、通話時間が3分に達した時点(15時3分)で、通話終了時間が到来した旨の音声ガイダンス(通話終了時間到来、図示省略)が流れたのち、通話は強制切断される。
そののち、Aさんは、通話を終了した15時3分から通話不可時間(5分)が経過するまでの間(15時8分よりも前)に再度内線発信または外線発信しても、通話は許可されずに、暫くたってから掛け直すべき旨の音声ガイダンス(通話不可、図示省略)が流れる。そして、Aさんが、15時8分に再度内線発信または外線発信をすると、この時点ではすでに通話不可時間の5分が経過しているので、再び3分までの通話を行うことができる。
一方、Bさんは、15時0分に外線着信により通話を開始したものとすると、やはり始めに通話時間が3分に制限される旨の音声ガイダンス(通話時間案内、図示省略)が流れる。ここで、Bさんは、通話時間が1分に達した時点で(切断予告が流れるよりも前に)通話を終了したものとする。そののち、Bさん宛に、通話を終了した15時1分から通話不可時間(5分)が経過するまでの間(15時6分よりも前)に再度外線着信しても通話は許可されず、発信元の外線電話端末には暫くたってから掛け直すべき旨の音声ガイダンス(通話不可、図示省略)が流れる。そして、Bさん宛に、15時6分に再度外線着信があると、この時点ではすでに通話不可時間の5分が経過しているので、再び3分までの通話を行うことができる。
Bさんは、この通話も1分で終了したとしても、再び通話不可時間(5分)が経過する15時12分よりも前は、Bさん宛に外線着信しても通話は許可されないこととなる。
図5は、第一の通話制限方法に係る通話制限設定情報の構成およびデータ例である。図5に示すように、通話制限設定情報15は、内線発信および外信発信時の通話制限機能に係る1行目の内線・外線発信用レコードと、外線着信時の通話制限機能に係る2行目の外線着信用レコードとからなる。これら2つのレコードはそれぞれ、対象、有効/無効フラグ、通話可能最大時間、通話不可時間、および切断前予告時間の各フィールドを有する。
なお、1行目の内線・外線発信用レコードを、内線発信用と外線発信用との2つのレコードに分け、それぞれ個別にデータを設定するものとしてもよい。
ここで、対象は、通話制限機能の対象となる呼接続要求の種別を表す。有効/無効フラグは、通話制限機能が有効か無効かを表すフラグであり、値が”on”であれば通話制限機能による通話制限が行われ、値が”off”であれば通話制限は行われない。通話可能最大時間は、通話制限機能が有効となっている場合の通話1回当たりの通話可能な最大時間(分単位)であり、通話時間がこの値に達すると通話は強制的に切断される。通話不可時間は、通話が終了してから同種の呼接続要求に対する通話を許可しない時間(分単位)である。また、切断前予告時間は、通話が通話可能最大時間に達する何秒前に切断予告の音声ガイダンスを流すかを設定するものである。
なお、図5の例では、通話可能最大時間および通話不可時間は分単位としたが、秒単位としてもよい。また、通話可能最大時間および通話不可時間の設定範囲は、およそ1分乃至60分の間の値とするのが好ましい。また、切断前予告時間は、およそ10秒乃至180秒の間の値とするのが好ましい。
続いて、仮設PBXシステムの運用管理者がこの通話制限設定情報15を登録する方法を説明する。運用管理者は、管理端末12が備える不図示のキーボードから所定形式の設定コマンドを入力することによって、通話制限機能の適用を開始または停止させたり、その動作パラメータを変更することができる。
例えば、内線発信・外線発信用の設定コマンドの名称を「outgoing_param_set」、外線着信用の設定コマンドの名称を「incoming_param_set」とし、P1〜P4の4つをパラメータとすると、
outgoing_param_set P1 P2 P3 P4
ここで、P1:有効/無効フラグ(”on”または”off”)
P2:通話可能最大時間(分単位)
P3:通話不可時間(分単位)
P4:切断前予告時間(秒単位)
なるコマンドを入力することで、通話制限設定情報15の1行目の各フィールドに値を登録することができる。
同様に、
incoming_param_set P1 P2 P3 P4
ただし、P1〜P4の各パラメータは前記と同じ
なるコマンドを入力することで、通話制限設定情報15の2行目の各フィールドに値を登録することができる。
なお、これらの設定コマンドを、管理端末12のキーボードから直接入力する代わりに、これらの設定コマンドの記述を含んだ所定のスクリプトファイルを別途作成しておき、管理端末12からそのスクリプトファイルを実行させるものとしてもよい。
図6は、通話履歴情報の構成およびデータ例である。図6に示すように、通話履歴情報16の各行に登録される通話履歴レコードは、通話終了日時、発信元電話番号、発信元種別、発信先電話番号、発信先種別、および通話時間の各フィールドを有する。
ここで、通話終了日時には、通話が終了して当該通話履歴レコードが末尾または先頭に追加された日時が登録される。したがって、各通話履歴レコードは、通話終了日時の昇順または降順にソートされることとなる。発信元電話番号とは、当該通話の契機となる発信を行った発信元の電話端末の電話番号である。発信元種別とは、発信元の電話端末が内線電話端末(内線)か外線電話端末(外線)かを表すデータである。発信先電話番号とは、当該通話の発信先(接続先あるいは着信先とも呼ばれる)の電話端末の電話番号である。発信先種別とは、発信先の電話端末が内線電話端末(内線)か外線電話端末(外線)かを表すデータである。また、通話時間には、当該通話が開始されてから終了するまでの経過時間が記録される。なお、通話時間の代わりに通話開始日時のフィールドを設け、通話終了日時と通話開始日時とから通話時間を算出するものとしてもよい。
図6のデータ例において、1行目の通話履歴レコードは内線端末から外線端末に外線発信した場合、2行目は内線端末から他の内線端末に内線発信した場合、3行目は外線端末から内線端末宛に外線着信した場合をそれぞれ示している。
図7は、PBX装置によって再生される音声ガイダンスの一覧である。1行目の通話時間案内は、通話制限機能が有効で1回当たりの通話時間が制限される場合に、通話開始時に通話可能時間を通知するものである。ここで、XX部分は、図5の通話制限設定情報15に設定されている通話可能最大時間の値によって自動的に変更される。2行目の通話不可は、通話制限機能が有効で前回の通話が終了してから通話不可時間が経過する前に同種の呼接続要求がなされた場合に、発信元ユーザに通話が許可されない旨を通知するものである。なお、通話不可時間が満了するまでの残りの時間をも通知するようにしてもよい。
3行目の切断予告は、通話制限機能が有効な場合に通話時間制限によって通話が強制切断されるのに先立って、通話が切断される旨を予告するものである。ここで、YY部分は、図5の通話制限設定情報15に設定されている切断前予告時間の値によって自動的に変更される。また、4行目の通話終了時間到来は、通話時間制限によって通話を強制的に切断する直前に通話が強制切断される旨を通知するものである。ここで、ZZ部分は、図5の通話制限設定情報15に設定されている通話不可時間の値によって自動的に変更される。
続いて、図8〜図10のフローチャートを参照して、第一の通話制限方法に係る通話制限機能の動作を詳しく説明する。
図8は、内線発信および外線発信についての通話制限機能の動作を示すフローチャートである。配下の内線端末からの内線発信または外線発信に係る呼接続要求を受け付けた時点でこの動作が開始され、通信管理部14(図3参照)は、まずステップS81にて、通話制限設定情報15(図5参照)に登録されている内線・外線発信用レコードの有効/無効フラグの値を判定する。通信管理部14は、判定の結果、有効/無効フラグの値がonであればステップS82に処理を進め、有効/無効フラグの値がoffであればステップS8dに処理を進める。
ステップS82では、通信管理部14は、受信した呼接続要求から発信元電話番号を取得する。次に、ステップS83にて、通話制限設定情報15から通話不可時間の値(例えば5分)を取得し、現在日時から通話不可時間前までの当該発信元電話番号を発信元とする最新の通話履歴の取得を試る。その結果、該当する通話履歴が取得できた場合は(ステップS84でYes)、ステップS8cに処理を進め、該当する通話履歴が取得できなかった場合は(ステップS84でNo)、ステップS85に処理を進める。
ステップS8cでは、通信管理部14は、前回の通話を終了してからまだ通話不可時間が経過していないので、通話不可ガイダンス(図7参照)を再生したのち、回線を切断して動作を終了する。
一方、ステップS85では、通話が可能であるので、通信管理部14は、通話制限設定情報15に設定されている通話可能最大時間(例えば3分)を通知する通話時間案内ガイダンス(図7参照)を再生する。次に、ステップS86にて、この通話可能最大時間と通話制限設定情報15に設定されている切断前予告時間から強制切断時刻と切断予告時刻とを設定して通話を開始させる。
通話中(ステップS87)の状態において、切断予告時刻に到達すると(ステップS88)、通信管理部14は、ステップS89にて、切断予告ガイダンス(図7参照)を再生する。さらに通話が継続されて強制切断時刻に到達すると(ステップS8a)、通信管理部14は、ステップS8bにて、通話終了時間到来ガイダンス(図7参照)を再生したのち、回線を切断して動作を終了する。
また、ステップS8dでは、通話制限機能が無効であるので、通信管理部14は、通話時間制限を行わない(強制切断なし)で通話を開始させ、通話中(ステップS8e)の状態において通話が終了して回線が切断されたら動作を終了する。
図9は、外線着信についての通話制限機能の動作を示すフローチャートである。外線電話端末からの配下の内線電話端末宛の外線着信に係る呼接続要求を受け付けた時点で、この動作が開始される。動作全体の流れは、図8を用いて前記した内線発信および外線発信についての動作と同様であり、図9のステップS91〜S9eは、図8のステップS81〜S8eにそれぞれ対応するので、両者が異なる点を中心に説明する。
ステップS91では、通信管理部14(図3参照)は、通話制限設定情報15(図5参照)に登録されている外線着信用レコードの有効/無効フラグの値を判定する(ステップS81では、内線・外線発信用レコードの有効/無効フラグの値を判定)。通信管理部14は、判定の結果、有効/無効フラグの値がonであればステップS92に処理を進め、有効/無効フラグの値がoffであればステップS9dに処理を進める。
ステップS92では、通信管理部14は、受信した呼接続要求から発信先電話番号を取得する(ステップS82では、発信元電話番号を取得)。次に、ステップS93にて、通話制限設定情報15から通話不可時間の値(例えば5分)を取得し、現在日時から通話不可時間前までの当該発信先電話番号を発信先(着信先)とする最新の通話履歴の取得を試る(ステップS83では、発信元電話番号を発信元とする通話履歴を取得)。その結果、該当する通話履歴が取得できた場合は(ステップS94でYes)、ステップS9cに処理を進め、該当する通話履歴が取得できなかった場合は(ステップS94でNo)、ステップS95に処理を進める。
ステップS9cは前記のステップS8cと同じであり、ステップS95〜S9bは前記のステップS85〜S8bと同じであり、ステップS9d〜S9eは前記のステップS8d〜S8eと同じであるので、以降の説明は省略する。
図10は、内線着信についての通話制限機能の動作を示すフローチャートである。配下の内線端末からの内線着信に係る呼接続要求を受け付けた時点で、発信先(着信先)側の内線端末についてこの動作が開始される。内線着信については、通話時間制限や接続規制の対象とはしないので、ステップS101にて、通話制限動作を行わない(強制切断なし)で通話を開始させ、通話中(ステップS102)の状態において、通話が終了して回線が切断されたら動作を終了する。
以上説明したように、第一の通話制限方法では、通話1回当たりの通話時間が所定の通話可能最大時間以下に制限されるとともに、通話後には所定の通話不可時間が設定される。これにより、一部のユーザの長時間通話による弊害を防いで、ユーザに公平な通話サービスを提供できるようにすることができる。また、各ユーザから出される呼接続要求の頻度を下げることができるので、PBX装置を輻輳状態に陥りにくくすることができ、万一輻輳状態に陥ったときにもその解消が容易になる。
<第二の通話制限方法>
前記した第一の通話制限機能は、通話1回当たりの通話可能最大時間を固定するものであるが、変形例として、ユーザの直近の通話状況に応じて通話可能時間を可変とする第二の通話制限方法について説明する。
第二の通話制限方法では、通話後に一律に通話不可時間を設けるのではなく、各ユーザの直近の通話状況に応じて通話の可否を判断するとともに、個々の通話の通話可能時間を可変とする制御を行う。ここでは、直近の通話の有無を検索する一定の時間幅を通話履歴検索時間、直近の通話終了から遡って通話時間を合計する一定の時間幅を通話履歴通算時間、その間に許容される合計通話時間の最大値を最大累積通話可能時間と呼ぶ。そして、通話履歴検索時間内に通話していない場合には、最大累積通話可能時間の通話を許可する。また、通話履歴検索時間内に通話している場合には、通話履歴通算時間内の合計通話時間が最大累積通話可能時間よりも小さければ、その差分を通話可能時間として通話を許可する。
図11は、個々の通話の通話可能時間を可変とする第二の通話制限方法の第一の動作例を示す説明図である。この例では、通話履歴検索時間と通話履歴通算時間がともに5分、最大累積通話可能時間が3分に設定されているものとする。なお、図11から図14の各図において、太線横矢印は通話時間を、太い横破線は通話してしない時間を、太線縦矢印は呼接続要求を、×印は当該呼接続要求が通話不可となったことを表す。
図11において、AさんもBさんも15時以前の少なくとも5分間には通話を行っておらず、まずAさんが、15時0分に内線発信または外線発信により通話を開始したものとする。このとき、Aさんは通話履歴検索時間内の過去5分間に通話していないので、通話可能時間は3分に設定される。そこで、通話開始時には通話時間が3分に制限される旨の音声ガイダンス(通話時間案内、図示省略)が流れる。切断前予告時間が60秒に設定されているものとすると、通話時間が2分に達した時点(15時2分)で、間もなく通話が切断される旨の音声ガイダンス(切断予告、図示省略)が流れる。なおも通話を続けていると、通話時間が3分に達した時点(15時3分)で、通話終了時間が到来した旨の音声ガイダンス(通話終了時間到来、図示省略)が流れたのち、通話は強制切断される。
そののち、Aさんは、通話を終了した15時3分から通話履歴検索時間(5分)が経過するまでの間(15時8分よりも前)に再度内線発信または外線発信しても、通話は許可されない。その場合、Aさんは通話履歴検索時間内の過去5分間に通話しており、通話履歴通算時間内(14時58分から15時3分の間)の合計通話時間は3分であるので、通話可能時間は0分となり、通話不可と判定される。そこで、通話は許可されずに、暫くたってから掛け直すべき旨の音声ガイダンス(通話不可、図示省略)が流れる。そして、Aさんが、15時8分に再度内線発信または外線発信をすると、この時点では通話履歴検索時間内の過去5分間には通話していないので、通話可能時間は3分に設定され、再び3分までの通話を行うことができる。
一方、Bさんが、15時0分に外線着信により通話を開始したものとすると、やはり始めに通話時間が3分に制限される旨の音声ガイダンス(通話時間案内、図示省略)が流れる。ここで、Bさんは、通話時間が1分に達した時点で(切断予告が流れるよりも前に)通話を終了したものとする。そののち、Bさん宛に、15時2分に再度外線着信があったものとする。この場合、Bさんは通話履歴検索時間内の過去5分間に通話しており、通話履歴通算時間内(14時56分から15時1分の間)の合計通話時間は1分であるので、通話可能時間は2分となり、通話可能と判定される。そこで、通話開始時には通話時間が2分に制限される旨の音声ガイダンス(通話時間案内、図示省略)が流れ、切断前予告時間が60秒に設定されているものとすると、15時3分に、間もなく通話が切断される旨の音声ガイダンス(切断予告、図示省略)が流れる。なおも通話を続けていると、通話時間が2分に達した15時4分に、通話終了時間が到来した旨の音声ガイダンス(通話終了時間到来、図示省略)が流れたのち、通話は強制切断される。
そののち、Bさん宛に、通話を終了した15時4分から通話履歴検索時間(5分)が経過するまでの間(15時9分よりも前)に再度外線着信しても、通話は許可されない。その場合、Bさんは通話履歴検索時間内の過去5分間に通話しており、通話履歴通算時間内(14時59分から15時4分の間)の合計通話時間は3分であるので、通話可能時間は0分となり、通話不可と判定される。そこで、通話は許可されずに、暫くたってから掛け直すべき旨の音声ガイダンス(通話不可、図示省略)が流れる。そして、Bさん宛に、15時9分に再度外線着信をすると、この時点では通話履歴検索時間内の過去5分間には通話していないので、通話可能時間は3分に設定され、再び3分までの通話を行うことができる。
図12は、個々の通話の通話可能時間を可変とする第二の通話制限方法の第二の動作例を示す説明図である。この例においても、通話履歴検索時間と通話履歴通算時間がともに5分、最大累積通話可能時間が3分に設定されているものとする。
図12において、CさんもDさんも15時以前の少なくとも5分間には通話を行っておらず、まずCさんが、15時0分に内線発信または外線発信により通話を開始したものとする。このとき、Cさんは通話履歴検索時間内の過去5分間に通話していないので、通話可能時間は3分に設定され、通話開始時には通話時間が3分に制限される旨の音声ガイダンス(通話時間案内、図示省略)が流れる。ここで、Cさんは、通話時間が1分に達した時点で(切断予告が流れるよりも前に)通話を終了したものとする。そののち、Cさんが、15時2分に再び内線発信または外線発信により通話を開始すると、今度は通話可能時間が2分に設定されるが、またも通話時間が1分に達した時点で(切断予告が流れるよりも前に)通話を終了したものとする。
続いて、Cさんが、15時4分に再び内線発信または外線発信を行うと、今度は通話可能時間が1分に設定される。そして、通話時間が1分に達した時点(15時5分)で、通話終了時間が到来した旨の音声ガイダンス(通話終了時間到来、図示省略)が流れたのち、通話は強制切断される。なお、この例のように、通話可能時間(1分)が切断前予告時間(60秒)以下である場合には、切断予告の音声ガイダンスは流されない。
そののち、Cさんは、通話を終了した15時5分から15時10分までの間に再度内線発信または外線発信しても、通話は許可されない。その場合、Cさんは通話履歴検索時間内の過去5分間に通話しており、通話履歴通算時間内(15時0分から15時5分までの間)の合計通話時間は3分であるので、通話可能時間は0分となり、通話不可と判定される。そこで、通話は許可されずに、通話不可の音声ガイダンス(図示省略)が流れる。そして、Cさんが、15時10分に再度内線発信または外線発信をすると、この時点では通話履歴検索時間内の過去5分間には通話していないので、通話可能時間は3分に設定され、再び3分までの通話を行うことができる。
一方、Dさんが、15時0分に外線着信により通話を開始すると、前記と同様に通話可能時間は3分に設定され、通話時間が1分に達した時点で(切断予告が流れるよりも前に)通話を終了したものとする。そののち、Dさん宛に、15時3分に再度外線着信があったものとすると、今度は通話可能時間が2分に設定されるが、またも通話時間が1分に達した時点で(切断予告が流れるよりも前に)通話を終了したものとする。
続いて、Dさん宛に、15時5分に再び外線着信があると、今度は通話可能時間が1分に設定される。そして、通話時間が1分に達した時点(15時6分)で、通話終了時間が到来した旨の音声ガイダンス(通話終了時間到来、図示省略)が流れたのち、通話は強制切断される。さらに、Dさん宛に、最後の通話終了から通話履歴検索時間が経過するまでの間(例えば15時9分)に再び外線着信があった場合にも、同様に通話可能時間が1分に設定され、通話時間が1分に達した時点で、通話は強制切断される。
<第三の通話制限方法>
前記した第二の通話制限機能は、通話履歴検索時間内の通話履歴を検索したのち、再び対応する通話履歴通算時間内の通話履歴を検索する必要があるので、PBX装置の性能劣化が懸念される。そこで、第二の通話制限方法を簡易化することで第三の通話制限方法を考案した。
この第三の通話制限方法は、各ユーザの直近の通話状況に応じて通話の可否を判断するとともに、個々の通話の通話可能時間を可変とする制御を行う点は、前記第二の通話制限方法と同じである。他方、前記第二の通話制限方法では、通話履歴検索時間内の通話履歴の有無と、最後の通話終了時刻から遡った通話履歴通算時間内の合計通話時間とによって通話の可否を判定した。これに対し、第三の通話制限方法では、直近の一定時間内における合計通話時間が所定の最大累積通話可能時間よりも小さい場合に限って、その差分を通話可能時間として通話を許可するものとした。
図13は、個々の通話の通話可能時間を可変とする第三の通話制限方法の第一の動作例を示す説明図である。この例では、直近の通話時間を合算(累積)する一定時間が8分、、最大累積通話可能時間が3分に設定されているものとする。なお、以降では、音声ガイダンスについての説明を省略する。
図13において、AさんもBさんも15時以前の少なくとも8分間には通話を行っておらず、まずAさんが、15時0分に内線発信または外線発信により通話を開始したものとする。このとき、Aさんは過去8分間の合計通話時間は0分であるので、通話可能時間は3分に設定される。そののち、通話時間が3分に達した時点(15時3分)で、通話は強制切断される。
そののち、Aさんは、通話を終了した15時3分から15時9分までの間に再度内線発信または外線発信しても、通話は許可されない。その場合、Aさんは直近の一定時間(過去8分間)の合計通話時間は3分であるので、通話可能時間は0分となり、通話不可と判定される。そして、Aさんが、15時9分に再度内線発信または外線発信をすると、この時点では過去8分間(15時1分から15時9分までの間)の合計通話時間は2分であるので、通話可能時間は1分に設定され、1分までの通話を行うことができる。
一方、Bさんは、15時0分に外線着信により通話を開始したものとすると、Aさんと同様に通話可能時間は3分に設定され、通話時間が3分に達した時点(15時3分)で、通話は強制切断される。そののち、Bさん宛に、通話を終了した15時3分から15時9分までの間に再度外線着信しても、Aさんと同様に通話は許可されない。そして、Bさん宛に、15時10分に再度外線着信があると、この時点では過去8分間(15時2分から15時10分までの間)の合計通話時間は1分であるので、通話可能時間は2分に設定され、2分までの通話を行うことができる。
図14は、個々の通話の通話可能時間を可変とする第三の通話制限方法の第二の動作例を示す説明図である。この例においても、直近の通話時間を合算(累積)する一定時間が8分、最大累積通話可能時間が3分に設定されているものとする。
図14において、CさんもDさんも15時以前の少なくとも8分間には通話を行っておらず、まずCさんが、15時0分に内線発信または外線発信により通話を開始したものとする。このとき、Cさんは過去8分間の合計通話時間は0分であるので、通話可能時間は3分に設定される。ここで、Cさんは、通話時間が1分に達した時点(15時1分)で通話を終了したものとする。そののち、Cさんが、15時2分に再び内線発信または外線発信により通話を開始すると、今度は通話可能時間が2分に設定され、通話時間が2分に達した時点(15時4分)で通話は強制切断される。
そののち、Cさんが、通話を終了した15時4分から15時8分までの間に再度内線発信または外線発信しても、Aさんと同様に通話は許可されない。そして、Cさんが、15時9分に再度内線発信または外線発信すると、この時点では過去8分間(15時1分から15時9分までの間)の合計通話時間は2分であるので、通話可能時間は1分に設定され、1分までの通話を行うことができる。
一方、Dさんが、15時0分に外線着信により通話を開始すると、前記と同様に通話可能時間は3分に設定され、通話時間が1分に達した時点で通話を終了したものとする。そののち、Dさん宛に、15時2分に再度外線着信があったものとすると、今度は通話可能時間が2分に設定されるが、またも通話時間が1分に達した時点で通話を終了したものとする。
続いて、Dさん宛に、15時4分に再び外線着信があると、今度は通話可能時間が1分に設定される。そして、通話時間が1分に達した時点(15時5分)で、通話は強制切断される。さらに、Dさん宛に、最後の通話終了から通話履歴検索時間が経過するまでの間(例えば15時9分)に再び外線着信があった場合にも、同様に通話可能時間が1分に設定され、通話時間が1分に達した時点で、通話は強制切断される。
そののち、Dさん宛に、通話を終了した15時5分から15時8分までの間に再度外線着信があっても、Aさんと同様に通話は許可されない。そして、Dさん宛に、15時9分に再度外線着信があると、この時点では過去8分間(15時1分から15時9分までの間)の合計通話時間は2分であるので、通話可能時間は1分に設定され、1分までの通話を行うことができる。
以上説明した本発明に係る通話制限方法を適用するにあたっては、加入者電話番号の信頼度レベルに応じて動作を適宜調整するものとしてもよい。図15は、加入者電話番号の信頼度レベルの一覧である。例えば、信頼度「5」および「4」の加入者電話番号には通話制限方法の適用を除外し、信頼度「3」以下の加入者電話番号だけに通話制限方法を適用することとしてもよい。あるいは、信頼度レベルに応じて通話制限設定情報を個別に設定するものとしてもよい。
図15の例では、登録された加入者情報の信頼度レベルとして「1」から「5」までの5段階を設けている。最も信頼度が高い信頼度レベル「5」は、IP−PBXの管理者(自治体など)が自ら登録した電話番号であって、公共性が高いものである。例えば、消防署、警察、役所などの電話番号である。信頼度レベル「4」は、IP−PBXの管理者(自治体など)が自ら信頼度を確認した上で登録した電話番号である。信頼度レベル「3」は、携帯電話端末のSIMカード等から自動で読み出された電話番号など、虚偽の余地が少ないものである。信頼度レベル「2」は、当該電話番号への着信実績があり、電話番号のユニーク性と正当性とが確認されたものである。最も信頼度が低い信頼度レベル「1」は、利用者の手入力による自己申告のみに基づく電話番号である。
以上にて本発明を実施する形態の説明を終えるが、本発明によれば、PBXシステムへの呼集中の度合いに応じて、通話1回当たりの通話時間を制限したり、各ユーザの通話機会が均等になるように通話規制を行ったりすることができる。それにより、非常に多くの端末から呼接続要求があった場合でも、輻輳の発生を低減させるとともに、ユーザ間で公平な通話サービスを提供することが可能となる。また、本発明の実施の態様は前記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において各種の変形が可能であることは言うまでもない。
1 移動式交換局(仮設PBX装置)
2 仮設LAN
3 携帯電話端末
4 汎用PC
5 固定電話機
6 ゲートウェイ
7 携帯電話網
8 公衆電話網
9 IP網
11 IP−PBXサーバ(PBX装置)
12 管理端末
13 加入者データベース
14 通信管理部(通信管理手段)
15 通話制限設定情報
16 通話履歴情報
21 HUB
22 無線LAN基地局(アクセスポイント)

Claims (7)

  1. PBX装置に収容される内線電話端末間、および前記内線電話端末と外線電話端末との間の1回の通話に係る通話時間を制限するとともに、各内線電話端末からの内線発信、外線発信、および各内線電話端末への外線着信の各呼接続要求種別に係る呼による通話を個別に規制するPBX装置の通話制限方法であって、
    前記PBX装置が、
    自身を介して実施されたすべての通話について、発信元電話番号と発信先電話番号と通話日時と通話時間とを含む通話履歴を記憶部に記憶し、
    通話制限機能が有効に設定されている前記呼接続要求種別ごとに、
    当該呼接続要求種別に係る呼による通話開始時に、所定の通話可能時間を通知する音声ガイダンスを再生し、通話を開始してから前記通話可能時間が経過する所定時間前に、回線の切断を予告する音声ガイダンスを再生したのち、通話時間が前記通話可能時間に到達した時点で、回線を強制切断するとともに、
    前記通話履歴を参照することにより、当該呼接続要求種別に係る呼によって通話が行われたそれぞれの内線電話端末について、最後の通話が終了してから所定の通話不可時間が経過するまでの間は、次の当該呼接続要求種別に係る呼接続要求に対して呼接続を行わずに、発信元ユーザに通話不可である旨を通知する音声ガイダンスを再生する
    ことを特徴とするPBX装置の通話制限方法。
  2. PBX装置に収容される内線電話端末間、および前記内線電話端末と外線電話端末との間の1回の通話に係る通話時間を制限するとともに、各内線電話端末からの内線発信、外線発信、および各内線電話端末への外線着信の各呼接続要求種別に係る呼による通話を個別に規制するPBX装置の通話制限方法であって、
    前記PBX装置が、
    自身を介して実施されたすべての通話について、発信元電話番号と発信先電話番号と通話日時と通話時間とを含む通話履歴を記憶部に記憶し、
    通話制限機能が有効に設定されている前記呼接続要求種別ごとに、
    当該呼接続要求種別に係る呼接続要求を受け付けたときに、前記通話履歴を参照することにより、所定時間内に当該内線電話端末について当該呼接続要求種別に係る呼による通話が行われた各通話の通話時間を合算して求められる合計通話時間が、所定の通話可能最大時間以上である場合は、当該呼接続要求に対して呼接続を行わずに、発信元ユーザに通話不可である旨を通知する音声ガイダンスを再生し、
    前記合計通話時間が前記通話可能最大時間未満である場合は、当該呼接続要求に対して呼接続を行い、通話開始時に、前記通話可能最大時間から前記合計通話時間を減じた時間を通話可能時間として通知する音声ガイダンスを再生し、通話を開始してから前記通話可能時間が経過する所定時間前に、回線の切断を予告する音声ガイダンスを再生したのち、通話時間が前記通話可能時間に到達した時点で、回線を強制切断する
    ことを特徴とするPBX装置の通話制限方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載のPBX装置の通話制限方法において、
    前記PBX装置は、携帯電話端末、汎用PC、または固定電話機を内線電話端末として収容し、従前から使用されていた携帯電話番号または加入者電話番号を内線電話番号として加入者登録することにより、従前から使用されていた電話番号を用いた内線通話サービスおよび外線通話サービスを提供する
    ことを特徴とするPBX装置の通話制限方法。
  4. 自身が収容する内線電話端末間、および前記内線電話端末と外線電話端末との間の1回の通話に係る通話時間を制限するとともに、各内線電話端末からの内線発信、外線発信、および各内線電話端末への外線着信の各呼接続要求種別に係る呼による通話を個別に規制するPBX装置であって、
    自身を介して実施されたすべての通話について、発信元電話番号と発信先電話番号と通話日時と通話時間とを含む通話履歴を記憶する通話履歴情報を有する記憶部と、
    通話制限機能が有効に設定されている前記呼接続要求種別ごとに、
    当該呼接続要求種別に係る呼による通話開始時に、所定の通話可能時間を通知する音声ガイダンスを再生し、通話を開始してから前記通話可能時間が経過する所定時間前に、回線の切断を予告する音声ガイダンスを再生したのち、通話時間が前記通話可能時間に到達した時点で、回線を強制切断するとともに、
    前記通話履歴を参照することにより、当該呼接続要求種別に係る呼によって通話が行われたそれぞれの内線電話端末について、最後の通話が終了してから所定の通話不可時間が経過するまでの間は、次の当該呼接続要求種別に係る呼接続要求に対して呼接続を行わずに、発信元ユーザに通話不可である旨を通知する音声ガイダンスを再生する通信管理手段と
    を備えることを特徴とするPBX装置。
  5. 自身が収容する内線電話端末間、および前記内線電話端末と外線電話端末との間の1回の通話に係る通話時間を制限するとともに、各内線電話端末からの内線発信、外線発信、および各内線電話端末への外線着信の各呼接続要求種別に係る呼による通話を個別に規制するPBX装置であって、
    自身を介して実施されたすべての通話について、発信元電話番号と発信先電話番号と通話日時と通話時間とを含む通話履歴を記憶する通話履歴情報を有する記憶部と、
    通話制限機能が有効に設定されている前記呼接続要求種別ごとに、
    当該呼接続要求種別に係る呼接続要求を受け付けたときに、前記通話履歴を参照することにより、所定時間内に当該内線電話端末について当該呼接続要求種別に係る呼による通話が行われた各通話の通話時間を合算して求められる合計通話時間が、所定の通話可能最大時間以上である場合は、当該呼接続要求に対して呼接続を行わずに、発信元ユーザに通話不可である旨を通知する音声ガイダンスを再生し、
    前記合計通話時間が前記通話可能最大時間未満である場合は、当該呼接続要求に対して呼接続を行い、通話開始時に、前記通話可能最大時間から前記合計通話時間を減じた時間を通話可能時間として通知する音声ガイダンスを再生し、通話を開始してから前記通話可能時間が経過する所定時間前に、回線の切断を予告する音声ガイダンスを再生したのち、通話時間が前記通話可能時間に到達した時点で、回線を強制切断する通信管理手段と
    を備えることを特徴とするPBX装置。
  6. 請求項4または請求項5に記載のPBX装置において、
    携帯電話端末、汎用PC、または固定電話機を内線電話端末として収容し、従前から使用されていた携帯電話番号または加入者電話番号を内線電話番号として加入者登録することにより、従前から使用されていた電話番号を用いた内線通話サービスおよび外線通話サービスを提供する
    ことを特徴とするPBX装置。
  7. コンピュータを、請求項4から請求項6のいずれか一項のPBX装置として機能させるためのPBX制御プログラム。
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