JP2011235899A - 封緘式液体噴出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】押下げヘッドを有する封緘式の液体噴出容器のカバー筒の頂壁を破断して押下げヘッドを露出させることが可能とする。
【解決手段】胴体4の上方へ口頸部8を起立する収納容器2と、口頸部8内へ垂下するポンプシリンダ22の上部を、口頸部8外面に嵌めた装着筒28で抜止めし、ポンプシリンダ22内へ挿入した作動部材36の上半部に、ノズル47付きの押下げヘッド46を形成した噴出器20と、上記作動部材36を覆うように収納容器2に下降可能に取り付けられたカバー筒50とを具備し、カバー筒の頂壁56の一部を破断線60で囲んで封緘板58とし、カバー筒の下降により封緘板58を噴出器が押し上げ可能に設け、上記破断線60は、一つの第1の破断子62A及び適数の破断子62B…を含み、第2の破断子62B…は第1の破断子62Aよりも破断強度を低くした。
【選択図】図1

Description

本発明は、封緘式液体噴出容器に関する。なお、本明細書において、「液体」というときにはクリーム状物や霧などの液状物を含むものとする。
ノズル付きの押下げヘッドを備えた液体噴出容器において、押下げヘッドを覆うカバー筒(又はキャップ)を設けたものが知られている(特許文献1)。
こうした液体噴出容器の封緘機能を実現するために、キャップの周壁下部を、容器体側への固定用の大外径筒とし、この下部の上端に弱化線を周設したものも提案されている(特許文献2の図6、段落0015参照)。
また押下げヘッド式ではないが、容器体の口頸部に嵌合させた周壁の上端側から下内方への弾性テーパ状壁を介して注出筒を起立し、この注出筒の上端に破断線を介して頂板を付設するとともに頂板の一部として取手を設け、取手を摘んで口頸部内から注出筒を引き上げ、注出筒の上端を開口できる容器が知られている(特許文献3)。
特開平9−122545号 特開2006−8238号 特開平9−110062号
引用文献2の容器は、キャップ周壁の下部の上端に弱化線を周設しているが、周壁以外の箇所に弱化線を設けることを設計上望ましい場合がある。
特許文献3の容器のキャップは、キャップ頂板を破断して口頸部から注出筒を引き出す構造であるから、押下げヘッド式の液体噴出容器のカバー筒には適用できない。
そこで本出願人は、容器体の口頸部に押下げヘッド式の噴出器を取り付けるとともに、この容器体の上部及び噴出器を覆うカバー筒を容器体に対して昇降可能に取り付け、カバー筒の頂壁の外周部と中央部との間に破断線を形成し、噴出器側からの突き上げにより中央部を突き上げ、除去することで開封することを想起した。
しかし、噴出器がカバー筒の頂壁の中央部を突き上げることで、この中央部が弾性的に撓み、破断線が切れた瞬間に頂壁の中央部が外方へ飛ぶ可能性がある。
本発明の第1の目的は、押下げヘッドを有する封緘式の液体噴出容器のカバー筒の頂壁を破断して押下げヘッドを露出させることが可能とすることである。
本発明の第2の目的は、上記封緘式の液体噴出器であって、カバー筒を破断させて開封したときにカバー筒の一部が飛び出すことを防止できるようにすることである。
本発明の第3の目的は、液体噴出容器のカバー筒が有する封緘板の開封操作時の動きにより、容器が未だ未開封であることを確実に確認できるようにすることである。
第1の手段は、胴体4の上方へ口頸部8を起立する収納容器2と、
口頸部8内へ垂下するポンプシリンダ22の上部を、口頸部8外面に嵌めた装着筒28で抜止めするとともに、ポンプシリンダ22内へ挿入した作動部材36の上半部に、押下げヘッド46を形成してなる噴出器20と、
上記作動部材36を覆うように収納容器2に下降可能に取り付けられ、かつ頂壁56を有するカバー筒50と、を具備し、
カバー筒の頂壁56のうち少なくとも押下げヘッド46の上面と対向する壁部分を、破断線60で囲われた封緘板58とし、カバー筒50を下降させたときに封緘板58が噴出器側と当接して押し上げられるように設けた液体噴出容器において、
上記破断線60を、切割り線61と、相互に間隔を存して配置された一つの第1の破断子62A及び適数の破断子62B…とで形成するとともに、
第2の破断子62B…は、第1の破断子62Aと比較して破断強度を低く設定して、噴出器からの押し上げ力により破断することが可能に形成している。
本手段では、図1又は図6に示すようにカバー筒の頂壁のうちの一部を、周囲から破断可能な封緘板58に形成し、その破断線60の構成要素である第1の破断子62Aと第2の破断子62Bとの間で設計強度に差を付けることを提案している。これにより、破断線を構成する全部の破断子が一度に破断することを避けることができ、封緘板の外部への飛び出しを防止できる。
「第1の破断子」は、破断線を構成する破断子のうち最も大きく、最後まで切れずに残るようにしている。「第2の破断子」は一つでも複数でもよい。
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ第1の破断子62Aは、可撓性を有するとともに、第2の破断子62Bよりも長くかつ巾広の破断帯とし、
上記噴出器20による押上げによって第2の破断子62Bが破断し、かつ第1の破断子62Aを中心として封緘板58が上外方へ回動した後に、封緘板58を捻ると、第1の破断子62Aが破断するように構成した。
本手段は、図2に示す如く第1の破断子62Aを、可撓性を有する破断帯とすることを提案している。「可撓性」という言葉は図3から図5に示すようにある程度までは撓ませることができるが、限度を超えると折れるという程度の意味である。折れることで開封痕が残るからである。押下げヘッドが完全に露出する段階(通常の液体吐出が可能となる段階)では第1の破断子が破断しないことが好適である。第1の破断子の撓み変形により封緘板58が上方へ回転するので、この封緘板を捻って第1の破断子を破断させることが容易である。
第3の手段は、第1の手段を有し、かつ第1の破断子62A及び第2の破断子62Bは、太さや破断断面積を変えることで破断強度に差異を生ずるように構成した。
本手段では、図6に示すように第1の破断子62A及び第2の破断子62Bの太さ(巾又は厚み)を変えることで破断強度を調整するようにしている。
第4の手段は、第1の手段から第3の手段のいずれかを有し、かつ上記カバー筒50の下部は、収納容器2の胴体4上部を覆っており、これら胴体上部の外周面とカバー筒の内周面との一方にほぼ斜めの案内溝16を形成するとともに、他方に案内溝16内に突入する係合突子54を形成して、カバー筒50が回転により昇降するように形成している。
本手段では、カバー筒の昇降手段を提案している。この昇降手段は、図1に一部を点線で示す如く収納容器の胴体とカバー筒とに設けたほぼ斜めの案内溝16及び係合突子54からなる。この係止突子は、図1に想像線で示すように案内溝内をS→S→Sのように斜めに進み、これによりカバー筒が螺下降する。押上げを確実にでき、また特に第3の手段との組み合わせにおいては、封緘板を徐々に押上げることができるので封緘板の飛び出しを確実に防止できる。
第1の手段に係る発明によれば、封緘板58を囲む破断線60の第1の破断子62A及び第2の破断子62Bの破断強度に強弱をつけたから、開封作業時に封緘板が外に飛び出すことを防止できる。
第2の手段に係る発明によれば、噴出器側からの突き上げにより、第1の破断子62Aである破断帯を中心として封緘板58が回転させ、利用者が封緘板を捻ることで第1の破断子62Aを破断させるから、封緘板の飛び出し防止を確実にすることができる。
第3の手段に係る発明によれば、第1の破断子62A及び第2の破断子62Bの太さを変えることで破断強度の差異を生じさせたから、簡単な構造で封緘板58の飛び出しを防止できる。
第4の手段に係る発明によれば、案内溝16と係合突子54とを利用して封緘板を押し上げるから、案内溝を沿って係合子がスパイラル状に移動することで封緘板を徐々にかつ確実に押上げることができる。
本発明の第1の実施形態に係る液体噴出容器の縦断面図である。 図1の容器の平面図である。 図1の容器の要部の側面図である。 図3の要部の作用の一段階を示す側面図である。 図3の要部の作用の他の段階を示す側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る液体噴出容器の平面図である。
図1から図5は、本発明の第1の実施形態に係る液体噴出容器を示している。この液体噴出容器は、収納容器2と、噴出器20と、カバー筒50と、シュリンクフィルム66とで構成している。これら各部材は特に断らない限り合成樹脂で形成することができる。
収納容器2は、胴体4を有し、かつ胴体上方へ口頸部8を起立している。
図示例では、上記収納容器2を、容器体2Aと補助筒2Bとで形成している。後述の案内溝を補助筒の外面に形成するためである。図示の容器体2Aは、胴体相当部分を、下から順に大径胴部分と中径胴部分と小径胴部分とに形成し、この小径胴部分から肩部6を介して口頸部8を起立している。
上記補助筒2Bは、円環状の頂板10から足の短い内筒12と足の長い外筒14とを垂下してなる2重筒形である。補助筒2Bは、上記頂板10の内周部を上記肩部6に載置するとともに、内筒12下端に付設した係合凸条13を、上記容器体の小径胴部分に形成した係合溝に係止させて、容器体に対して回動不能に設けている。
上記外筒14の外面には、図1に点線で描くように後述の係合突子を案内するための案内溝16を形成する。この案内溝16は、斜溝部16cの上下両端側に、上下両辺が水平な第1、第2の停止部16b、16dを形成し、第1の停止部16bから外筒14の上端面へ垂直な導入口16aを短く延ばしている。導入口16a、第1の停止部16b、斜溝部16c、第2の停止部16dの各連続箇所には、それぞれ係合突子が乗り越え可能なストッパ18を形成している。
噴出器20は、ポンプシリンダ22と、装着筒28と、作動部材36とを具備している。
上記ポンプシリンダ22は、口頸部8内に垂下された筒壁の上端に外向きフランジ24を有し、この外向きフランジを口頸部8の上端面に係止させるとともに、筒壁下端部に吸込み弁26を設ける。吸込み弁からは、一部省略して描く吸込み管を容器体の底部付近へ垂下する。
上記装着筒28は、上記口頸部外面への螺着させた筒壁の上端に内向きフランジ状壁30を有し、この内向きフランジ状壁を上記外向きフランジ24の上面に圧着させている。内向きフランジ状壁30の上面の内縁からは案内筒32を、またやや外側からは円筒形の起立壁34をそれぞれ立ち上げている。
上記作動部材36は、ポンプシリンダ22内面を摺動する筒状ピストン40を下端に有するプランジャ38と、プランジャ内に挿入された弁棒42と、プランジャの上部外面に嵌合されたピストンガイド44と、このピストンガイドの上部を嵌合させた第2のシリンダを下面に有する押下げヘッド46とを具備している。47は、ノズルである。ピストンガイドはスプリングにより上方へ付勢されており、プランジャの上端部と押下げヘッドの下面との間には吐出弁48を形成している。
上記カバー筒50は、補助筒2Bの外面に嵌合した筒壁52と、この筒壁の上面を閉塞する頂壁56とで形成している。カバー筒50は、噴出器側の押上げで後述の第1の破断子が撓んで切れる程度の剛性を有する素材で形成する。
図示例の筒壁52は、大径筒部52aの上部から内向きフランジ状の縮径部52bを経て小径筒部52cを起立してなり、小径筒部の上端部はさらにテーパ状に縮径して頂壁56に連続している。これら縮径部52b及び小径筒部52cは、補助筒2Bの頂板10及び装着筒28の筒壁の輪郭に相応する形状となっている。必ずしもこのような形状とする必要はないが、後述の押下げヘッドを操作するときに小径筒部52cを親指と中指とではさみ、人差し指で押下げヘッドを押し下げることができるので操作し易い。
上記筒壁の大径筒部52aの内面からは係合突子54を突出している。この係合突子は、案内溝16内に挿入しており、第1の停止部16bから斜溝部16cを経て第2の停止部16dへスライドすることで、カバー筒が螺下降するように構成している。
もっとも本発明において、カバー筒50が容器体に対して螺下降することは必須の条件ではない。例えば上記斜溝部を縦溝として垂直下降するようにガイドさせても構わない。
上記カバー筒50の頂壁56は、封緘板58を有する。図1に示すように封緘板58は周囲の周壁部分より薄く形成されている。この封緘板は、図2に示すように上記押下げヘッド46の上面に対向する円形の頂壁部分の外周部を破断線60で囲んでなる。その封緘板58と隣接する頂壁部分には、凹陥部57を形成する。
上記破断線60は、切割り線61と、周方向に適宜間隔を存して配置された第1の破断子62A及び第2の破断子62B、62Bとで構成してなる。
上記第1の破断子62Aは、一つの破断子であり、図示例では封緘板58の外周部から凹陥部57の外方端部まで延びる、一定の長さ(変形代)を有する破断帯である。この破断帯は、可撓性を有し、封緘板の回転軸部として機能する。
上記第1の破断子62Aは、少なくとも噴出器(図示例では押下げヘッド)側からの押上げにより封緘板58が図5に示すようにある程度回動(又は傾動)するまで破断しない程度の可撓性を有する。さらに封緘板58を回動させると、第1の破断子62Aは破断する。
この構成によれば、カバー筒を下降させて相対的に噴出器で封緘板58を押し上げたときに、封緘板58が第1の破断子62Aの撓みに抗して回動し、傾くという独特の動きをするため、不正がなかったことを容易に確認できる。
すなわち、流通段階で不正な開封が行われた場合には、第1の破断子62A及び第2の破断子62Bが切れ、封緘板がないのであるから、通常は一見して開封の痕跡が明瞭である。仮に切れた破断子を接着剤などで接合するようなことをしても、撓み可能に封緘板と周囲の頂壁部分を連結する、第1の破断子62Aの機能を回復できない。故に第1の破断子を中心として第1の破断子62Aが回動するという動きを復元することはできない。
もちろん第1の破断子62Bが切れているか否かを目視で確認することも可能であるが、例えば作業場所が暗かったり、或いは急いでいて目視による確認を怠ったりするケースがあり得る。本発明の作用によれば、開封の前後で封緘板の動きが顕著に異なるから、利用者に高度の注意を強いることなく、開封・未開封の確認を可能とする。
上記第2の破断子62B…は、第1の破断子62Aと比較して破断強度が低く、かつ短いブリッジタイプである。このタイプは、第1の破断子と比べて変形(伸縮及び弯曲)の余地が殆どなく、噴出器20側からの押上げにより容易に破断する。
上記第2の破断子62Bの個数は1つでもよいが、図示例では複数設けている。単に封緘板を触っただけで破断しないようにするためである。複数の第2の破断子62B、62Bは、同じ長さに形成することができる。
シュリンクフィルム66は、収納容器2とカバー筒50とを覆っている。
上記構成において、図1の状態からシュリンクフィルム66を付けたままでカバー筒50を回すと、カバー筒が螺下降する。これにより本願図4に示すように封緘板58に噴出器20の先部が突き当たり、第2の破断子62Bを破断させる。しかしながら、この状態では第1の破断子62Aが切れていないので、封緘板が外方へ飛び出すことはない。
さらにカバー筒50を回すと、図5に示すように第1の破断子62Aが撓むことで封緘板58が回動する。これは封緘板58を把持して捻ることが容易な位置へ移動させるためである。
しかる後に封緘板58を手で把持して回動させることで、第1の破断子62Aを破断させるとよい。封緘板58を把持した状態で第1の破断子62Aを破断させるから、前述のような封緘板の飛び出しを確実に防止できる。
以下、本発明の他の実施形態を説明する。これらの説明において第1実施形態と同じ構成については解説を省略する。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る液体噴出容器を示している。
本実施形態では、第1の破断子62Aも、第2の破断子62Bと同じ長さのブリッジタイプであり、太さを変えることで、第2の破断子62Bが第1の破断子62Aよりも脆弱で第1の破断子62Aよりも先に切れるように構成している。
更に図示例では、第2の破断子の他に第2の破断子よりも脆弱な第3の破断子62Cを設けている。これにより破断子が3段階に亘って破断するので、封緘板58が外方へ飛び出すリスクが減少する。同様に第4、第5の破断子をも設けてもよい。なお、第1実施形態と異なり、第1の破断子以外の破断子をそれぞれ第2、第3の破断子と称するのは、太さを除いて各破断子には、構造上の相違がないからである。
2…収納容器 2A…容器体 4…胴体 6…肩部 8…口頸部
2B…補助筒 10…頂板 12…内筒 13…係合凸条 14…外筒
16…案内溝 16a…導入口 16b…第1の停止部 16c…斜溝部
16d…第2の停止部 18…ストッパ
20…噴出器 22…ポンプシリンダ 24…外向きフランジ 26…吸込み弁
28…装着筒 30…内向きフランジ状壁 32…案内筒 34…起立壁
36…作動部材 38…プランジャ 40…筒状ピストン 42…弁棒
44…ピストンガイド 46…押下げヘッド 47…ノズル 48…吐出弁
50…カバー筒 52…筒壁 52a…大径筒部 52b…縮径部
52c…小径筒部 54…係合突子 56…頂壁 57…凹陥部
58…封緘板
60…破断線 61…切割り線 62A…第1の破断子
62B…第2の破断子 62C…第3の破断子
66…シュリンクフィルム

Claims (4)

  1. 胴体(4)の上方へ口頸部(8)を起立する収納容器(2)と、
    口頸部(8)内へ垂下するポンプシリンダ(22)の上部を、口頸部(8)外面に嵌めた装着筒(28)で抜止めするとともに、ポンプシリンダ(22)内へ挿入した作動部材(36)の上半部に、押下げヘッド(46)を形成してなる噴出器(20)と、
    上記作動部材(36)を覆うように収納容器(2)に下降可能に取り付けられ、かつ頂壁(56)を有するカバー筒(50)と、を具備し、
    カバー筒の頂壁(56)のうち少なくとも押下げヘッド(46)の上面と対向する壁部分を、破断線(60)で囲われた封緘板(58とし、カバー筒(50を下降させたときに封緘板(58)が噴出器側と当接して押し上げられるように設けた液体噴出容器において、
    上記破断線(60)を、切割り線(61)と、相互に間隔を存して配置された一つの第1の破断子(62A)及び適数の破断子(62B…)とで形成するとともに、
    第2の破断子(62B…)は、第1の破断子(62A)と比較して破断強度を低く設定して、噴出器からの押し上げ力により破断することが可能に形成したことを特徴とする、封緘式液体噴出容器。
  2. 第1の破断子(62A)は、可撓性を有するとともに、第2の破断子(62B)よりも長くかつ巾広の破断帯として、
    上記噴出器(20)による押上げによって第2の破断子(62B)が破断し、かつ第1の破断子(62A)を中心として封緘板(58)が上外方へ回動した後に、封緘板を捻ると、第1の破断子(62A)が破断するように構成したことを特徴とする、請求項1記載の封緘式液体噴出容器。
  3. 第1の破断子(62A)及び第2の破断子(62B)は、太さを変えることで破断強度に差異を生ずるように構成したことと特徴とする、請求項1記載の封緘式液体噴出容器。
  4. 上記カバー筒(50)の下部は、収納容器(2)の胴体(4)上部を覆っており、これら胴体上部の外周面とカバー筒の内周面との一方にほぼ斜めの案内溝(16を形成するとともに、他方に案内溝(16)内に突入する係合突子(54)を形成して、カバー筒(50)が回転により昇降するように形成したことを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載した封緘式液体噴出容器。
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