JP2011235683A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

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尚樹 兼平
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【課題】 高速耐久性と耐偏摩耗性を向上することを可能にした空気入りラジアルタイヤを提供する。
【解決手段】 トレッド部1のセンター領域においてタイヤ幅方向に分割された少なくとも1層のカーカス層4を一対のビード部3,3間に配置し、トレッド部1におけるカーカス層4の外周側に複数層のベルト層7を配置し、これらベルト層7の外周側に補強コードをタイヤ周方向に対して5度以下の角度で配列してなる少なくとも1層のベルトカバー層8を配置し、ベルトカバー層8の補強コードとして、150℃での熱収縮率が2.0%以下であり、下記(1)式で表される構造を有するポリオレフィンケトン繊維コードを用いる。
−(CH2 −CH2 −CO)n−(R−CO)m− ・・・(1)
ここで、1.05≧(n+m)/n≧1.00、
Rは炭素数が3以上のアルキレン基である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トレッド部のセンター領域においてタイヤ幅方向に分割されたカーカス層とトレッド部においてタイヤ周方向に配向する補強コードを含むベルトカバー層とを備えた空気入りラジアルタイヤに関し、更に詳しくは、高速耐久性と耐偏摩耗性を向上することを可能にした空気入りラジアルタイヤに関する。
近年、空気入りラジアルタイヤにおいて、燃費向上のための軽量化や乗心地の更なる改善のため、少なくとも1層のカーカス層をトレッド部のセンター領域においてタイヤ幅方向に分割することが提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。このような分割カーカス構造を有する空気入りラジアルタイヤでは、カーカス層とベルト層とが一体となって圧力容器を構成する一方で、ベルト層の下方域からカーカス層の一部を排除することが軽量化と乗心地の改善に寄与する。
しかしながら、上記のような分割カーカス構造を有する空気入りラジアルタイヤにおいて、高速耐久性を改善するために、トレッド部におけるベルト層の外周側にタイヤ周方向に配向する補強コードを含むベルトカバー層を設け、その補強コードとしてナイロン繊維コードを用いた場合、ベルトカバー層を構成する補強コードの加硫後の熱収縮応力によりトレッド部のセンター領域が窪む傾向があり、その影響により、耐偏摩耗性が悪くなるという問題を生じている。
特開2008−37265号公報 特開2008−37266号公報 特開2008−279820号公報
本発明の目的は、トレッド部のセンター領域においてタイヤ幅方向に分割されたカーカス層とトレッド部においてタイヤ周方向に配向する補強コードを含むベルトカバー層とを備えた空気入りラジアルタイヤにおいて、高速耐久性と耐偏摩耗性を向上することを可能にした空気入りラジアルタイヤを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の空気入りラジアルタイヤは、トレッド部のセンター領域においてタイヤ幅方向に分割された少なくとも1層のカーカス層を一対のビード部間に配置し、前記トレッド部におけるカーカス層の外周側に複数層のベルト層を配置し、これらベルト層の外周側に補強コードをタイヤ周方向に対して5度以下の角度で配列してなる少なくとも1層のベルトカバー層を配置した空気入りラジアルタイヤであって、前記ベルトカバー層の補強コードとして、150℃での熱収縮率が2.0%以下であり、下記(1)式で表される構造を有するポリオレフィンケトン繊維コードを用いたことを特徴とするものである。
−(CH2 −CH2 −CO)n−(R−CO)m− ・・・(1)
ここで、1.05≧(n+m)/n≧1.00、
Rは炭素数が3以上のアルキレン基である。
本発明では、トレッド部のセンター領域においてタイヤ幅方向に分割されたカーカス層とトレッド部においてタイヤ周方向に配向する補強コードを含むベルトカバー層とを備えた空気入りラジアルタイヤにおいて、ベルトカバー層の補強コードとして、150℃での熱収縮率が小さいポリオレフィンケトン繊維コードを用いることにより、インフレート時のタイヤ形状が最適化されるので、ポリオレフィンケトン繊維コードに基づく高速耐久性の改善効果を享受しながら耐偏摩耗性を向上することができる。また、ベルトカバー層の補強コードにポリオレフィンケトン繊維コードを用いることは転がり抵抗やロードノイズの低減にも寄与する。なお、150℃での熱収縮率は、ディップ処理されたコードの熱収縮率であり、JIS L1017に規定される加熱後乾熱収縮率の測定条件に準拠して測定されたものである。
本発明において、カーカス層の分割部のタイヤ幅方向の長さWaはベルト層の最大幅Wに対して0.10≦Wa/W≦0.95の関係を満足することが好ましい。これにより、転がり抵抗の悪化を伴うことなく、分割カーカス構造に基づく乗心地の改善効果と軽量化の効果を十分に得ることができる。
また、本発明において、インフレート時のタイヤセンター位置での径方向成長率Icが0.0%〜1.0%の範囲にあることが好ましい。インフレート時のタイヤセンター位置での径方向成長率Icを上記範囲に設定することにより、転がり抵抗の悪化を回避することができる。
ここで、径方向成長率Icとは、非インフレート時の径方向寸法に対するインフレート時の径方向寸法の成長率である。インフレート時の径方向寸法は、JATMA規格にて規定されるタイヤ測定方法に準拠して測定されるタイヤ径方向の寸法であって、乗用車用タイヤにおいては、タイヤを適用リムに嵌合させて内圧を180kPaとした状態でのタイヤ径方向の寸法である。非インフレート時の径方向寸法は、タイヤを適用リムに嵌合させて内圧を0kPaとした状態でのタイヤ径方向の寸法である。また、タイヤセンター位置とは、タイヤ幅方向の中央位置、即ち、タイヤ赤道の位置である。
本発明の実施形態からなる空気入りラジアルタイヤを示す子午線断面図である。 本発明の他の実施形態からなる空気入りラジアルタイヤを示す子午線断面図である。 本発明の更に他の実施形態からなる空気入りラジアルタイヤを示す子午線断面図である。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。図1〜図3はそれぞれ本発明の実施形態からなる空気入りラジアルタイヤを示すものである。図1において、1はトレッド部、2はサイドウォール部、3はビード部である。左右一対のビード部3,3間にはトレッド部1のセンター領域においてタイヤ幅方向に分割された少なくとも1層のカーカス層4が配置されている。このカーカス層4はタイヤ径方向に延びる複数本のカーカスコードを含み、各ビード部3に配置されたビードコア5の廻りにタイヤ内側から外側に折り返されている。カーカスコードとしては、有機繊維コードを用いることが好ましいが、スチールコードを使用しても良い。カーカスコードのタイヤ周方向に対する傾斜角度は80°〜90°の範囲に設定されている。ビードコア5の外周上にはビードフィラー6が配置され、このビードフィラー6がカーカス層4の折り返し部分で包み込まれている。
トレッド部1におけるカーカス層4の外周側には複数層のベルト層7が埋設されている。これらベルト層7はタイヤ周方向に対して傾斜する複数本のベルトコードを含み、かつ層間でベルトコードが互いに交差するように配置されている。ベルトコードとしては、スチールコードを用いることが好ましいが、有機繊維コードを使用しても良い。ベルトコードのタイヤ周方向に対する傾斜角度は15°〜40°の範囲に設定されている。
ベルト層7の外周側には、高速耐久性の向上を目的として、補強コードをタイヤ周方向に対して5°以下の角度で配列してなる少なくとも1層のベルトカバー層8が配置されている。このベルトカバー層8は少なくとも1本の補強コードを引き揃えてゴム被覆してなるストリップ材をタイヤ周方向に連続的に巻回したジョイントレス構造とすることが望ましい。
ベルトカバー層8は、タイヤの速度レンジに応じて、その配置領域を適宜選択することができる。図1において、ベルトカバー層8は、ベルト層7の全域を覆うベルトカバー層8A(フルカバー)と、ベルト層7の両端部を局部的に覆うベルトカバー層8B(エッジカバー)とから構成されている。他の構造として、トレッド部1にベルト層7の全域を覆うベルトカバー層8A(フルカバー)のみを設けた構造(図2)、或いは、トレッド部1にベルトカバー層7の両端部を局部的に覆うベルトカバー層8B(エッジカバー)のみを設けた構造(図3)を採用することも可能である。
ベルトカバー層8の補強コードとしては、下記(1)式で表される構造を有するポリオレフィンケトン繊維コード(POK)が使用されている。
−(CH2 −CH2 −CO)n−(R−CO)m− ・・・(1)
ここで、1.05≧(n+m)/n≧1.00、
Rは炭素数が3以上のアルキレン基である。
このような構造を有するポリオレフィンケトン繊維コードは、特開平1−124617号公報、特開平2−112413号公報、米国特許第5194210号公報、特開平9−324377号公報、特開2001−115007号公報、特開2001−131825号公報などで開示された溶融紡糸や湿式紡糸によって得ることができる。
(1)式において、mの分率(エチレン以外のアルキレンユニット)が増えると、タイヤの走行成長が大きくなり、耐久性が低下する。これは、紡糸繊維の結晶構造がmユニットの増加により変化し、分子鎖間の二次結合力が低下するためと考えられる。より好ましくはm=0である実質的にエチレンと一酸化炭素だけからなる交互共重合ポリマーを用いるのが良い。このような繊維を製造するには湿式紡糸を用いるのが好適である。
上記ポリオレフィンケトン繊維コードの150℃での熱収縮率は2.0%以下とする。この熱収縮率が2.0%を超えると加硫後におけるポリオレフィンケトン繊維コードの熱収縮によりタイヤ表面に窪みを生じ易くなる。ポリオレフィンケトン繊維コードは、レゾルシン・ホルムマリン・ラテックス(RFL)を含む処理液にてディップ処理を施したものであると良い。また、上記ポリオレフィンケトン繊維コードはヒートセットゾーン及びノルマライズゾーンの処理温度をそれぞれ200〜240℃にして60〜180秒間熱処理すると良い。
上述のようにトレッド部1のセンター領域においてタイヤ幅方向に分割されたカーカス層4とトレッド部1においてタイヤ周方向に配向する補強コードを含むベルトカバー層8とを備えた空気入りラジアルタイヤにおいて、ベルトカバー層8の補強コードとして、ナイロン繊維コードに比べて150℃での熱収縮率が小さいポリオレフィンケトン繊維コードを用いることにより、インフレート時のタイヤ形状が最適化されるので、ポリオレフィンケトン繊維コードに基づく高速耐久性の改善効果を享受しながら耐偏摩耗性を向上することができる。また、ポリオレフィンケトン繊維コードはナイロン繊維コードに比べて弾性率が高いため、高速耐久性の向上に加えて、転がり抵抗やロードノイズを低減することができる。
上記空気入りラジアルタイヤにおいて、カーカス層4の分割部のタイヤ幅方向の長さWaは、ベルト層7の最大幅Wに対して、0.10≦Wa/W≦0.95、より好ましくは、0.20≦Wa/W≦0.70の関係になっている。これにより、転がり抵抗の悪化を伴うことなく、分割カーカス構造に基づく乗心地の改善効果と軽量化の効果を十分に得ることができる。Wa/Wの値が小さ過ぎると、トレッド部1の柔軟性が低下するため乗心地が悪化し、しかもタイヤ重量の軽減効果も小さくなる。一方、Wa/Wの値が大き過ぎると、トレッド部1の剛性が過度に低下するため転がり抵抗が悪化する。
上記空気入りラジアルタイヤにおいて、インフレート時のタイヤセンター位置Pcでの径方向成長率Icは0.0%〜1.0%の範囲にあることが好ましい。例えば、非インフレート時のタイヤセンター位置Pcでのタイヤ外径がDcnであり、インフレート時のタイヤセンター位置Pcでのタイヤ外径がDciであるとき、径方向成長率Icは(Dci−Dcn)/Dcn×100%にて算出される。
上述のようにトレッド部1のセンター領域においてタイヤ幅方向に分割されたカーカス層4とトレッド部1においてタイヤ周方向に配向する補強コードを含むベルトカバー層8とを備えた空気入りラジアルタイヤにおいて、インフレート時のタイヤセンター位置Pcでの径方向成長率Icを所定の範囲に設定することにより、転がり抵抗の悪化を回避することができる。径方向成長率Icが1.0%より大きい場合、タイヤセンター領域での接地長が長くなるため転がり抵抗が悪化する。
上記空気入りラジアルタイヤにおいて、インフレート時のタイヤセンター位置での径方向成長率Icは、タイヤの加硫後のポストキュアインフレーション工程の内圧又は加圧時間により調整することができる。例えば、ポストキュアインフレーション工程の内圧を高くし、加圧時間を長くすることにより、径方向成長率Icを小さくすることができる。ポストキュアインフレーション工程の内圧は100kPa〜500kPaの範囲に設定し、加圧時間は5分〜20分に設定することが望ましい。
上述した実施形態では分割構造を有する1層のカーカス層を備えた空気入りラジアルタイヤについて説明したが、本発明は2層以上のカーカス層を備えた空気入りラジアルタイヤに適用することも可能である。2層以上のカーカス層を備えた空気入りラジアルタイヤにおいては、少なくとも1層のカーカス層を分割構造とすることが必要であるが、全てのカーカス層を分割構造としても良い。
タイヤサイズ235/40R17で、トレッド部のセンター領域においてタイヤ幅方向に分割された1層のカーカス層を一対のビード部間に配置し、トレッド部におけるカーカス層の外周側に2層のベルト層を配置し、これらベルト層の外周側に補強コードをタイヤ周方向に対して5度以下の角度で配列してなるベルトカバー層を配置した空気入りラジアルタイヤにおいて、インフレート時のタイヤセンター位置での径方向成長率Ic、カーカス層の分割部のタイヤ幅方向の長さWaとベルト層の最大幅Wとの比Wa/W、ベルトカバー層の構造、そのコード材質、そのコード構造、そのコードの150℃での熱収縮率、ベルトカバー層の層幅1cm当たりのコード打ち込み本数Eを表1のように設定した比較例1〜3及び実施例1〜5のタイヤを製作した。
表1のベルトカバー層の構造について、「JE」はベルト層の両端部を選択的に覆う1層のベルトカバー層(エッジカバー)を備えるものを示し、「JF」はベルト層の全体を覆う1層のベルトカバー層(フルカバー)を備えるものを示し、「JEF」はベルト層の両端部を選択的に覆う1層のベルトカバー層(エッジカバー)とベルト層の全体を覆う1層のベルトカバー層(フルカバー)とを備えるものを示す。これらベルトカバー層はいずれも複数本の補強コードを引き揃えてゴム被覆してなる幅5mmのストリップ材をタイヤ周方向に連続的に巻回したジョイントレス構造を有するものである。
これら試験タイヤについて、下記の評価方法により、転がり抵抗、ロードノイズ、耐偏摩耗性、高速耐久性を評価し、その結果を表1に併せて示した。
転がり抵抗:
各試験タイヤをリムサイズ17×7.5JJのホイールに組付けて空気圧230kPaの条件で転がり抵抗を測定した。評価結果は、測定値の逆数を用い、比較例1を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほど転がり抵抗が小さいことを意味する。
ロードノイズ:
各試験タイヤをリムサイズ17×7.5JJのホイールに組付けて試験車両に装着し、空気圧230kPaとして、粗い路面を有するテストコースを速度50km/hで走行した際の車内音を計測した。評価結果は、測定値の逆数を用い、比較例1を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほどロードノイズが小さいことを意味する。
耐偏摩耗性:
各試験タイヤをリムサイズ17×7.5JJのホイールに組付けて試験車両に装着し、空気圧230kPaとして、舗装した一般車道を50000km走行した後、ショルダーリブに発生した偏摩耗量を測定した。評価結果は、測定値の逆数を用い、比較例1を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほど耐偏摩耗性が小さいことを意味する。
高速耐久性:
ドラム表面が平滑で直径1707mmの鋼製ドラムを備えたドラム試験機を用い、周辺温度を38±3℃に制御し、リムサイズ17×7.5JJ、試験内圧180kPaにてインフレートさせた試験タイヤについて、負荷荷重をJATMAで規定された最大負荷能力の120%とし、走行速度を120km/hとして2時間の走行を行い、次いで、同一荷重にて走行速度を150km/hとして30分間の走行を行い、以下30分毎に走行速度を10km/hずつステップアップさせ、タイヤが破壊するまでの走行距離を測定した。評価結果は、比較例1を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほど高速耐久性が優れていることを意味する。
Figure 2011235683
表1から明らかなように、実施例1〜5のタイヤは、比較例1との対比において、転がり抵抗、ロードノイズ、耐偏摩耗性及び高速耐久性を改善することができた。一方、比較例2,3のタイヤは、ベルトカバー層の補強コードとしてナイロン繊維コードを用いているため、耐偏摩耗性が悪化し、高速耐久性の改善効果も小さいものであった。
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
4 カーカス層
5 ビードコア
6 ビードフィラー
7 ベルト層
8 ベルトカバー層

Claims (3)

  1. トレッド部のセンター領域においてタイヤ幅方向に分割された少なくとも1層のカーカス層を一対のビード部間に配置し、前記トレッド部におけるカーカス層の外周側に複数層のベルト層を配置し、これらベルト層の外周側に補強コードをタイヤ周方向に対して5度以下の角度で配列してなる少なくとも1層のベルトカバー層を配置した空気入りラジアルタイヤであって、前記ベルトカバー層の補強コードとして、150℃での熱収縮率が2.0%以下であり、下記(1)式で表される構造を有するポリオレフィンケトン繊維コードを用いたことを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。
    −(CH2 −CH2 −CO)n−(R−CO)m− ・・・(1)
    ここで、1.05≧(n+m)/n≧1.00、
    Rは炭素数が3以上のアルキレン基である。
  2. 前記カーカス層の分割部のタイヤ幅方向の長さWaが前記ベルト層の最大幅Wに対して0.10≦Wa/W≦0.95の関係を満足することを特徴とする請求項1に記載の空気入りラジアルタイヤ。
  3. インフレート時のタイヤセンター位置での径方向成長率Icが0.0%〜1.0%の範囲にあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気入りラジアルタイヤ。
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