JP2011233138A - 画像表示装置並びに画調変換サービスシステム、端末、サーバ及び画像表示方法 - Google Patents

画像表示装置並びに画調変換サービスシステム、端末、サーバ及び画像表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像を絵画調画像に変換する際に、素早く所望の変換を行った画像を見ることを可能にする。
【解決手段】記憶されている本画像の縮小画像であるサムネイル1〜16を表示させる(ステップS101)。この状態で任意のサムネイルをタッチすると、そのサムネイルを所定の画調(例えば油絵調)の画像に画調変換する(ステップS109、S111)。更にその画調変換されたサムネイルに再度タッチすると異なった画調の画像に変換する(例えば水彩画調)(ステップS109、S111の繰り返し)。一括変換ボタンをタッチすると、表示されているすべてのサムネイルを一括して所定の画調の画像に変換する(ステップS104)、いずれかの画調変換されたサムネイルにダブルタッチすると、変換確定とみなして本画像を画調変換してその変換画調画像を全画面表示する(ステップS116)。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像表示装置並びに画調変換サービスシステム、端末、サーバ及び画像表示方法に関し、特に画像を異なった画調の画像に変換する技術に関する。
近年、デジタルカメラの普及により、写真は、デジタル画像データとして保存することが一般的となっている。従来のフィルムカメラによる撮影の場合、プリントを伴うことが多かったが、画像データの場合、撮影したデジタルカメラで閲覧したり、画像データを取り込んだパーソナルコンピュータなどで閲覧したりすることができるため、写真の楽しみ方にも変化が生じている。
このような状況において、画像データでも従来のプリント写真と同様の楽しみ方ができるようにするため、いわゆるデジタルフォトフレームが実現され普及している(例えば、特許文献1)。
デジタルフォトフレームでは、デジタル方式の特性を活かし、従来のプリント写真を掲出するフォトフレームではできなかった複数の写真をスライドショー形式で表示するなどの多様な表示態様を実現することができるとともに、画像処理を加えることで、例えば、元の写真をベースとしつつも趣の異なる画調の画像(例えば絵画調など)を生成して表示することができるようにした発明が提案されている(例えば、特許文献2)。
これにより、単なる写真ではなく、あたかも絵画のように楽しむことができるが、特許文献2に記載の技術では、画素単位でシミュレートするために、画像全体を勘案して芸術性を高めるという点においては不足する点もあった。
このため、実際に画家が描いた絵画の画像から色彩情報と筆触情報等の特徴を抽出し、撮影された画像に抽出した特徴を付与することにより、原画像全体を勘案して芸術性の高い絵画調画像に変換する技術も提案されるに至っている(例えば、特許文献3)。
これにより、原画像から芸術性の高い画像を得るための画像処理として、原画像全体を勘案して、芸術性の演出効果をより高める画像のデータを生成する画像処理を実現することができる。
特開2009−141678号公報 特開平8−44867号公報 特開2004−213598号公報
しかしながら、上記発明における絵画調画像には油絵調、水彩画調、パステル画調・・・など多数の画調変換が含まれるが、このような変換処理を実施するためには、CPUによる大量の演算を必要とするため、撮影した写真を変換する時間が長いという課題がある。
また、変換処理に時間がかかると、その場で色々な変換を試して最適な変換画調画像を選択するのは困難であった。
本発明は、上記のような事情に鑑みなされたもので、素早く所望の変換を行った画像を見ることのできる画像表示装置並びに画調変換サービスシステム、端末、サーバ及び画像表示方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため請求項1記載の発明では、本画像を表す画像データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている画像データのいずれかを指定する画像指定手段と、前記画像指定手段により指定された画像データに対して変換指示を行う変換指示手段と、前記変換指示手段により指示された画像データに対して所定の画調変換処理を行い、変換画調画像を作成する画調変換手段と、前記本画像又は該本画像の縮小画像を表示する表示手段と、前記変換指示手段による指示にかかわらず変換のタイミングを判定する変換タイミング判定手段と、前記変換タイミング判定手段が変換タイミングであると判定した場合に、前記画調変換手段による画調変換処理を行う自動画調変換手段と、を備え、前記画像指定手段により画像データが指定されたときに既に前記自動画調変換手段により変換された変換画調画像がある場合に当該変換済みの変換画調画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする画像表示装置を提供するものである。
また、請求項2記載の発明では、周囲に人がいるか検出可能な検出手段を備え、前記検出手段からの信号に基づいて周囲に所定時間以上人がいないと判定した場合に、前記変換手段による画調変換処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置を提供するものである。
また、請求項3記載の発明では、前記記憶手段は、本画像である画像データ及び該画像データを縮小した縮小画像を記憶し、前記自動画調変換手段は、前記変換タイミング判定手段が変換タイミングであると判定した場合に、前記縮小画像に対して前記画調変換手段による画調変換処理を行い、前記表示手段は、画調変換処理された複数の縮小変換画調画像を並列表示することを特徴とする請求項1又は2記載の画像表示装置を提供するものである。
また、請求項4記載の発明では、前記画調変換手段は複数種類の画調に変換する手段を有し、前記表示手段はタッチパネルを有し、前記画調変換処理された複数の縮小変換画調画像を並列表示している際に、前記タッチパネルにより選択された縮小変換画調画像を異なる画調変換処理により変換された縮小変換画調画像に切り替えて表示することを特徴とする請求項3記載の画像表示装置を提供するものである。
また、請求項5記載の発明では、ネットワークを介して接続される端末とサーバとで構成される画調変換サービスシステムであって、前記端末は、本画像を表す画像データを複数記憶する記憶手段と、前記本画像に対して縮小された画像である縮小画像を表示手段に複数表示する表示手段と、前記表示手段に表示されている縮小画像のいずれかを指定する画像指定手段と、前記画像指定手段により指定された縮小画像に対して変換指示を行う変換指示手段と、前記変換指示手段により指示された縮小画像と変換すべき画調の種類とを前記サーバに送信する第1の送信手段と、前記サーバから送信された変換画調画像を受信する第1の受信手段と、を備え、前記第1の受信手段により受信された前記変換画調画像を前記表示手段に表示し、前記サーバは、前記第1送信手段により送信された縮小画像と変換すべき画調の種類とを受信する第2の受信手段と、前記第2の受信手段により受信された縮小画像に対して所定の画調変換処理を行い、変換画調画像を作成する画調変換手段と、前記画調変換手段により作成された変換画調画像を送信する第2の送信手段と、を備えることを特徴とする画調変換サービスシステムを提供するものである。
また、請求項6記載の発明では、ネットワークを介して接続される端末とサーバとで構成される画調変換サービスシステムにおける端末であって、本画像を表す画像データを複数記憶する記憶手段と、前記本画像に対して縮小された画像である縮小画像を表示手段に複数表示する表示手段と、前記表示手段に表示されている縮小画像のいずれかを指定する画像指定手段と、前記画像指定手段により指定された縮小画像に対して変換指示を行う変換指示手段と、前記変換指示手段により指示された縮小画像と変換すべき画調の種類とを前記サーバに送信する送信手段と、前記サーバから送信された変換画調画像を受信する受信手段とを備え、前記受信手段により受信された前記変換画調画像を前記表示手段に表示することを特徴とする端末を提供するものである。
また、請求項7記載の発明では、ネットワークを介して接続される端末とサーバとで構成される画調変換サービスシステムにおけるサーバであって、前記端末から送信された縮小画像と変換すべき画調の種類とを受信する受信手段と、前記受信手段により受信された縮小画像に対して所定の画調変換処理を行い、変換画調画像を作成する画調変換手段と、前記画調変換手段により作成された変換画調画像を前記端末に送信する送信手段と、を備えることを特徴とするサーバを提供するものである。
また、請求項8記載の発明では、ネットワークを介して接続される端末とサーバとで構成される画調変換サービスシステムであって、前記端末は、
本画像を表す画像データを複数記憶する記憶手段と、前記本画像に対して縮小された画像である縮小画像を表示手段に複数表示する表示手段と、前記表示手段に表示されている縮小画像のいずれかを指定する画像指定手段と、前記画像指定手段により指定された縮小画像に対して変換指示を行う変換指示手段と、前記変換指示手段により指示された縮小画像に対応する本画像の画像データと変換すべき画調の種類とを前記サーバに送信する第1の送信手段と、前記サーバから送信された変換画調画像を受信する第1の受信手段と、を備え、前記第1の受信手段により受信された前記変換画調画像を前記表示手段に表示し、前記サーバは、前記第1の送信手段により送信された画像データと変換すべき画調の種類とを受信する第2の受信手段と、前記第2の受信手段により受信された画像データに対して所定の画調変換処理を行い、変換画調画像を作成する画調変換手段と、前記画調変換手段により作成された変換画調画像を送信する第2の送信手段と、を備えることを特徴とする画調変換サービスシステムを提供するものである。
また、請求項9記載の発明では、ネットワークを介して接続される端末とサーバとで構成される画調変換サービスシステムにおける端末であって、本画像を表す画像データを複数記憶する記憶手段と、前記本画像に対して縮小された画像である縮小画像を表示手段に複数表示する表示手段と、前記表示手段に表示されている縮小画像のいずれかを指定する画像指定手段と、前記画像指定手段により指定された縮小画像に対して変換指示を行う変換指示手段と、前記変換指示手段により指示された縮小画像に対応する本画像の画像データと変換すべき画調の種類とを前記サーバに送信する送信手段と、前記サーバから送信された変換画調画像を受信する受信手段とを備え、前記受信手段により受信された前記変換画調画像を前記表示手段に表示することを特徴とする端末を提供するものである。
また、請求項10記載の発明では、ネットワークを介して接続される端末とサーバとで構成される画調変換サービスシステムにおけるサーバであって、前記端末から送信された該端末で指示された縮小画像に対応する本画像の画像データと変換すべき画調の種類とを受信する受信手段と、前記受信手段により受信された画像データに対して所定の画調変換処理を行い、変換画調画像を作成する画調変換手段と、前記画調変換手段により作成された変換画調画像を前記端末に送信する送信手段と、を備えることを特徴とするサーバを提供するものである。
また、請求項11記載の発明では、ネットワークを介して接続される端末とサーバとで構成される画調変換サービスシステムの画像表示方法であって、前記端末は、複数の本画像を表す画像データに対応する複数の縮小画像を並列表示し、前記表示されている縮小画像のいずれかを指定すると、その縮小画像を該端末内で画調変換し変換された縮小画像を表示するとともに、該縮小画像に対応する本画像の画像データを前記サーバに送り、前記サーバは、前記送られてきた本画像の画像データを画調変換することを特徴とする画像表示方法を提供するものである。
本発明によれば、素早く所望の画調変換を行った画像を見ることができるという効果がある。また、いずれの画像をいずれの画調画像に変換するかを簡単に選択することができるという効果がある。
(a)は本発明の実施形態に係る画像表示装置としてのDPFの外観を示す正面図、(b)は側面図である。 DPFの回路構成を示すブロック図である。 メモリカードの記憶状態を示す遷移図である。 図3に続くメモリカードの記憶状態を示す遷移図である。 第1の実施の形態におけるDPFの処理手順を示すフローチャートである。 液晶表示パネルの表示遷移図である。 図6に続く液晶表示パネルの表示遷移図である。 図7に続く液晶表示パネルの表示遷移図である。 図8に続く液晶表示パネルの表示遷移図である。 図9に続く液晶表示パネルの表示遷移図である。 液晶表示パネルの表示遷移図である。 図11に続く液晶表示パネルの表示遷移図である。 第1の実施の形態におけるインターラプト処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るシステムを示すシステム構成図である。 管理サーバの構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態におけるDPFの処理手順を示すフローチャートである。 同実施の形態における管理サーバの処理手順を示すフローチャートである。 同実施の形態におけるDPFのインターラプト処理の処理手順を示すフローチャートである。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の実施形態について説明する。図1(a)は本発明を適用したデジタルフォトフレーム(以下、DPFという。)1の正面図、図1(b)は、DPF1の側面図である。DPF1の正面は、本体2に保持された液晶表示パネル3によって構成される表示部により、ほぼ全域が占められている。本体2の前面上部には、人感センサ14が配置され、側面には、電源スイッチ4及び操作スイッチ5、メモリカードスロット6が設けられている。
図2は、DPF1の電気的構成を示したブロック図である。DPF1は、CPU(Central Processing Unit)11と、CPU11に接続されたROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access memory)13、前記人感センサ14、電源スイッチ4と操作スイッチ5とを含むスイッチ部15、表示コントローラ16、メモリカードコントローラ17、タッチパネル19及び無線通信部20を有している。
ROM12には、CPU11に後述するフローチャートに示す動作を行わせるためのプログラムが記憶されている。また、ROM12には、画調変換のためのプログラムが記憶されているもので、例えば実際に画家により描かれた油絵、水彩画、パステル画、鉛筆画、クレヨン画、イラスト画、点描画、エアブラシ画の各原画と、これら原画から色彩情報と筆触情報等の特徴を抽出し、抽出した特徴を付与することで入力画像に対し画調変換処理を行い、変換画調画像を作成する特開2004−213598に開示されている技術に基づく変換画調画像作成プログラムも記憶されている。
RAM13は、CPU11が必要に応じて種々のデータを一時的に記憶する作業用のメモリである。人感センサ14は、DPF1の画像を見ている者が周辺にいるか否か検知するためのもので、人体が発する赤外線を感知する焦電素子を使用したセンサや超音波を使用したセンサなどからなる。また、撮像素子を設けてもよく、撮像素子であれば画像認識も可能となり、より複雑な制御を実現できる。
表示コントローラ16は、CPU11から供給される表示用の画像データに基づき液晶表示パネル3を駆動することにより、画像データにより表される画像を液晶表示パネル3に表示させる。メモリカードコントローラ17は、メモリカードスロット6に着脱自在に装着された各種のメモリカード18と、これに接続されたCPU11との間におけるデータの入出力を制御する入出力インターフェースである。タッチパネル19は、液晶表示パネル3に積層され、液晶表示パネル3上におけるユーザの手指によるタッチ位置を検出する。タッチ入力方式は光学式、静電容量方式等色々あり、方式に限定されるものではなく、位置検出はカーソルによる選択でよい。
無線通信部20は、アンテナ21に接続されており、端末認証処理を含む通信処理を行う。また、無線通信部20は、WWW接続制御を行うものであって、パケットデータ生成回路、及びパケットデータ復元回路を含み、通信プロトコルに沿ったデータ処理を行う。
また、DPF1には、動作モードとして通常モードとエフェクトモードとが用意されており、ユーザが操作スイッチ5を所定の手順で操作することによって、動作モードの切替が可能となっている。
通常モードは、一般的なDPFと同様に、メモリカード18に画像データとして記憶されている画像を液晶表示パネル3にそのまま表示する動作モードである。なお、DPF1において表示可能な画像は、例えばデジタルカメラによって撮像された画像であり、JPEG(Joint Photographic Expert Group)方式により圧縮され、撮影日時等の付加情報と共に静止画ファイルとして記憶されている画像である。もちろんRAW、BMP、PNGなど各種の画像フォーマットをサポートすることができる。画像ソースはデジタルカメラで撮影したものでなくてもよい。
エフェクトモードは、メモリカード18に記憶されている表示対象の画像を、絵画が有する特徴を備えた絵画調画像、つまり特定の効果を与えた絵画調画像に変換し、変換後の絵画調画像を液晶表示パネル3に表示する動作モードである。
また、エフェクトモードでは、絵画調画像への変換に際して目標とする絵画の種類、つまり変換画調画像にすることができる特徴(画調)が選択可能である。本実施の形態において、選択可能な画調は油絵調、水彩画調、パステル画調、鉛筆画調、クレヨン画調、イラスト画調、点描画調、エアブラシ画調とする。しかし、これに限ることなく、ゴッホ調、モネ調、ピカソ調など、画家の特徴を加味した変換の選択を可能としても良い。また、別の画調のアルゴリズムを後述するメモリカード18で提供するようにすることもできる。
なお、本実施の形態においては、油絵調からエアブラシ画調までの8種類の画調に変換するプログラムが記憶されているが、その優先順序は、(1)油絵調、(2)水彩画調、(3)パステル画調、(4)鉛筆画調、(5)クレヨン画調、(6)イラスト画調、(7)点描画調、(8)エアブラシ画調とする。
図3は、メモリカード18の記録内容を示すメモリ構成図である。このメモリカード18は、デジタルカメラに着脱自在に装着されていたものであって、デジタルカメラでの撮影に伴って画像がJPEGのファイル方式でファイル化されて、複数のF1、F2、F3・・・(本実施の形態においては16枚以上)が記録されている。各ファイルF1、F2、F3・・・は、EXIF(Exchangeable Image File Format)などのデータを有するヘッダと、撮影された画像であり本画像である画像データ(本画像1、2、3・・・)と、その画像データの縮小画像であるサムネイルの画像データ(サムネイル1、2、3・・・)とで構成されている。なお、表示画面の大きさにより画面に表示すべき縮小画像の大きさが異なるため、サムネイルとは別に表示用のプレビュー画像を作成して記憶しておく場合もある。本実施の形態では、プレビュー画像も含めてサムネイルと表現している。
つまり、これら画像ファイルF1、F2、F3・・・は、一般的なデジタルカメラのファイルフォーマットである。したがって、デジタルカメラで撮像したSDカード(メモリカード18)をメモリカードスロット6に差し込むだけで使用できるようになっている。
以下、エフェクトモードにおけるDPF1の具体的な動作について説明する。
図5は、第1の実施の形態においてエフェクトモードが設定されているときのCPU11の処理手順におけるメインルーチンを示したフローチャートである。エフェクトモードが設定されているとき、CPU11は、ROM12に記憶されているプログラムに従いこのフローチャートに示すように処理を実行する。
まず、CPU11は、メモリカード18から表示対象の画像ファイルF1〜F16のサムネイル画像データを読み出す。そして、これらサムネイル画像データに基づき、液晶表示パネル3にサムネイルを表示させる(ステップS101)。したがって、このステップS101での処理により、図6に示すように、液晶表示パネル3には、サムネイル1〜16が一覧表示される。なお、このときCPU11は、液晶表示パネル3の下端隅部に一括変換ボタン301とページ送りボタン302をも表示させる。
したがって、ページ送りボタン302を操作することにより、メモリカード18から16枚ずつ異なるサムネイルを読み出して液晶表示パネル3に表示されるサムネイルを変更することが可能である。ページ送りはボタンを設けないで指で画面をスライドしてページ送りをするようにしても構わない。
そして、液晶表示パネル3の下端隅部に表示された一括変換ボタン301とページ送りボタン302のうち、一括変換ボタン301がユーザによりタッチされたか否かを、タッチパネル22からの出力に基づき判断する(ステップS102)。
一括変換ボタン301がタッチされない場合には、ステップS102からステップS107に進んで、いずれかのサムネイルがワンタッチされたか否かを判断し、ワンタッチされない場合には、ステップS102からの処理を繰り返す。
しかし、液晶表示パネル3にサムネイル1〜16が表示されている状態において、ユーザがいずれかのサムネイルにワンタッチすると、タッチパネル22によりこれが検出されて、CPU11はステップS107をYESと判断する。すると、CPU11は、ステップS108に進んで、メモリカード18に既に画調変換されたデータが記録されているか否かを判断する。
そして、ステップS108に続くステップS109では、ワンタッチされたサムネイルに対し、画調変換処理を実行する。すなわち、図7(a)に示すように、サムネイル1〜サムネイル16が表示されている状態(図6と同様の状態)において、ユーザがサムネイル7とサムネイル8とをワンタッチしたとする。すると、優先順序は、油絵調が「(1)」であることから、サムネイル7とサムネイル8とを油絵画調で画調変換処理する。
このとき、後述するように、メモリカード18に油絵調で画像変換されたサムネイル7とサムネイル8の画像データが既に記憶されている場合もある。したがって、ステップS108では、メモリカード18にサムネイルを油絵調に画調変換された画像データがあるか否かを判断し、ない場合にのみ、ワンタッチされたサムネイルに対し、画調(油絵調)変換処理を実行する(ステップS109)。
この画調変換処理に際してCPU11は、ROM12に記憶されている実際に画家により描かれた油絵画の原画から、色彩情報と筆触情報等の特徴を抽出し、抽出した特徴を付与することでサムネイル7及びサムネイル8に対し画調変換処理を行って、変換画調画像データを生成し、この生成した変換画調画像データにより油絵画調の変換画調画像を作成する。そして、前記ステップS109の処理で生成された絵画調変換サムネイルの画像データをメモリカード18の対応するファイルに書き込んで保存する(ステップS110)。
しかる後に、現在液晶表示パネル3に表示されている油絵調7及び油絵調8に代わって、油絵画調の変換画調画像を差し替え表示する(ステップS111)。したがって、このステップS111での処理により、液晶表示パネル3の表示画面は、図7(a)に示した状態から同図(b)に示した状態に遷移し、液晶表示パネル3にはサムネイル7、8に代わって油絵調7、8が表示されることとなる。
引き続き、いずれかのサムネイルにダブルタッチ(2回連続したタッチ)がなされたか否かを判断する(ステップS112)。ダブルタッチされない場合には、ステップS107に戻る。したがって、図8(a)に示す表示状態(図7(b)と同様の表示状態)において、ユーザが油絵調8をワンタッチしたとする。すると、優先順序は、(1)油絵調の次が(2)水彩画調であることから、油絵調8に対応するサムネイル8を水彩画調で画調変換処理することになる。
このとき、メモリカード18にサムネイル8を水彩画調で画像変換された画像データが既に記憶されている場合もある。したがって、ステップS108では、メモリカード18にサムネイル8を水彩画調に画調変換された画像データがあるか否かを判断し、ない場合にのみ、ワンタッチされた油絵調8に対応するサムネイル8に対し、他の画調(水彩画調)変換処理を実行する(ステップS109)。
この画調変換処理に際してCPU11は、ROM12に記憶されている実際に画家により描かれた水彩画の原画から、色彩情報と筆触情報等の特徴を抽出し、抽出した特徴を付与することでサムネイル8に対し画調変換処理を行って、変換画調画像データを生成し、この生成した変換画調画像データにより水彩画調の変換画調画像を作成する。そして、前記ステップS109の処理で生成された絵画調変換サムネイルの画像データをメモリカード18の対応するファイルに書き込んで保存する(ステップS110)。
しかる後に、現在液晶表示パネル3に表示されている油絵調8に代わって、水彩画調の変換画調画像を差し替え表示する(ステップS111)。したがって、このステップS111での処理により、液晶表示パネル3の表示画面は、図8(a)に示した状態から同図(b)に示した状態に遷移し、液晶表示パネル3には油絵調8に代わって水彩画調8が表示されることとなる。
したがって、所望のサムネイルに対するタッチを繰り返せば、当該サムネイルが「(1)油絵調」から「(8)エアブラシ画調」まで順次変化する。よって、ユーザは、素早く所望の画調変換を行った画像を見ることができるのみならず、いずれの画像をいずれの画調画像に変換するかを簡単に選択することができる。
引き続き、いずれかのサムネイルにダブルタッチ(2回連続したタッチ)がなされたか否かを判断する(ステップS112)。ダブルタッチされない場合には、ステップS107に戻る。したがって、図9(a)に示す表示状態(図8(b)と同様の表示状態)において、ユーザが水彩画調8をワンタッチしたとする。すると、優先順序は、(2)水彩画調の次が(3)パステル画調であることから、データがない場合には水彩画調8に対応するサムネイル8をパステル画調で画調変換処理する(ステップS109)。
すなわち、ROM12に記憶されている実際に画家により描かれたパステル画の原画から、色彩情報と筆触情報等の特徴を抽出し、抽出した特徴を付与することでサムネイル8に対し画調変換処理を行って、変換画調画像データを生成し、この生成した変換画調画像データによりパステル画調の変換画調画像を作成する。
そして、データ保存を行った後(ステップS110)、現在液晶表示パネル3に表示されている水彩画調8に代わって、作成したパステル画調の変換画調画像を差し替え表示する(ステップS111)。したがって、このステップS111での処理により、液晶表示パネル3の表示画面は、図9(a)に示した状態から同図(b)に示した状態に遷移し、液晶表示パネル3には水彩画調8に代わってパステル画調8が表示されることとなる。
このとき、CPU11は、本画像よりも遙かにデータ量の少ないサムネイルを画調変換することから、変換処理に時間がかかることはない。したがって、ユーザは素早く所望の画調変換を行った画像(油絵調7、水彩画調8あるいはパステル画調8)を見ることができる。
また、ワンタッチ操作により、いずれの画像をいずれの画調画像に変換するか簡単に選択することができる。したがって、その場で色々な変換を試して、いずれの画調がサムネイルに対応する本画像にとって最適な変換であるかを判定することができる。
このように、ユーザが所望する画調の画像が複数表示されている状態において、ユーザがいずれかの画調画像にダブルタッチすると、タッチパネル22によりこれが検出されて、CPU11はステップS112をYESと判断する。したがって、CPU11は、ステップS112からステップS113に処理を進めて、メモリカード18に既にデータが記録されているか否かを判断する。
つまり、ステップS113に続くステップS114では、ダブルタッチされた画調画像のサムネイルに対応する本願像に対し、タッチされた画調で画調変換処理を実行する。このとき、メモリカード18に本画像を画調変換した画像データが既に記憶されている場合もある。したがって、ステップS113では、メモリカード18にダブルタッチされた画調画像のサムネイルに対応する本願像を画調変換した画像データがあるか否かを判断し、ない場合にのみ、ステップS114及びステップS115の処理を実行する。
まず、ダブルタッチされた画調画像のサムネイルに対応する本願像に対し、タッチされた画調で画調変換処理を実行する(ステップS114)。
例えば、図10(a)に示すように、サムネイル1〜6及び9〜16、油絵調7、パステル画調8が表示されている状態(図9(b)と同様の表示状態)において、ユーザがパステル画調8をダブルタッチしたとする。すると、CPU11は、先ずパステル画調8に対応するサムネイル8が記録されているファイルF8をRAM13にて検索し、検索したファイルF8から本画像8を読み出す。また、水彩画調8がダブルタッチされたことから、変換すべき画調は水彩画調であり、よって本画像8をパステル画調で画調変換処理する。
すなわち、ROM12に記憶されている実際に画家により描かれたパステル画の原画から、色彩情報と筆触情報等の特徴を抽出し、抽出した特徴を付与することで本画像8に対し画調変換処理を行って、変換画調画像データを生成し、この生成した変換画調画像データによりパステル画調の変換画調画像を作成する。
引き続き、前記ステップS114の処理で生成された絵画調変換本画像の画像データをメモリカード18の対応するファイルに書き込んで保存する(ステップS115)。したがって、このステップS114での処理により、図4に示すように、ファイルF8に本画像を絵画調変換した絵画調変換本画像8が付加されて保存される。これにより、後述するインターラプトルーチンで、再度同一の絵画調変換本画像を作成する無用な処理の実行を未然に防止することができる。
そして、現在液晶表示パネル3に表示されているサムネイル1〜6及び9〜16、油絵調7、パステル画調8に代わって、作成したパステル画調の本画像8の変換画調画像を全画面表示する(ステップS116)。したがって、このステップS116での処理により、液晶表示パネル3の表示画面は、図10(a)に示した状態から同図(b)に示した状態に遷移し、液晶表示パネル3には本画像8のパステル画調画像であるパステル画調8が表示されることとなる。
したがって、ワンタッチ操作により、いずれの画像をいずれの画調画像に変換するか簡単に選択することができるのみならず、その場で色々な変換を試し、最終的に適切と判断した変換画調で本画像を画調変換することができる。
他方、ステップS102で一括変換ボタン301がタッチされと判断されると、ステップS102からステップS103に進んで、メモリカード18に既にデータが記録されているか否かを判断する。
つまり、ステップS103に続くステップS104では、現在液晶表示パネル3に表示されている各サムネイルを優先順序に従って所定の画調で画調変換処理する。ここで、本実施の形態においては、油絵調からエアブラシ画調までの8種類の画調に変換するプログラムが記憶されているが、その優先順序は、前述のように(1)油絵調、(2)水彩画調、(3)パステル調画、(4)鉛筆画調、(5)クレヨン画調、(6)イラスト画調、(7)点描画調、(8)エアブラシ画調である。したがって、1回目の一括変換ボタン301の操作に応じて、「(1)油絵調」で画像変換処理することになる。
このとき、メモリカード18に油絵調で画像変換された画像データが既に記憶されている場合もある。したがって、ステップS103では、メモリカード18にサムネイルを油絵調に画調変換した画像データがあるか否かを判断し、油絵調に画調変換した画像データがないサムネイルを優先順序に従った画調(油絵調)で画調変換処理する(ステップS104)。
すなわち、ROM12に記憶されている実際に画家により描かれた油絵の原画から、色彩情報と筆触情報等の特徴を抽出し、抽出した特徴を付与することにより、油絵で変換された画像データがないサムネイルに対し画調変換処理を行って、変換画調画像データを生成し、この生成した変換画調画像データにより油絵調の変換画調画像を作成する。
引き続き、前記ステップS104の処理で生成された絵画調変換サムネイルの画像データをメモリカード18の対応するファイルに書き込んで保存する(ステップS105)。したがって、このステップS105での処理により、図3(b)に示すように、ファイルF1〜F16に絵画調変換サムネイルが付加されて保存される。これにより、後述するインターラプトルーチンで、再度同一の絵画調変換サムネイルを作成する無用な処理の実行を未然に防止することができる。
そして、現在液晶表示パネル3に表示されているサムネイル1〜16に代わって、油絵調の変換画調画像を表示する(ステップS106)。したがって、このステップS106での処理により、液晶表示パネル3の表示画面は、図11(a)に示した状態から同図(b)に示した状態に遷移し、液晶表示パネル3にはサムネイルであって油絵調1〜油絵調16の変換画調画像が表示されることとなる。よって、ユーザは素早く油絵調で画調変換を行った各サムネイル画像に対応する全画像を見ることができる。
一括変換ボタン301がタッチされない場合には、ステップS102からステップS107に進んで、いずれかのサムネイルがワンタッチされたか否かを判断し、ワンタッチされない場合には、ステップS102からの処理を繰り返す。したがって、図12(a)に示す表示状態(図11(b)と同様の表示状態)で、ユーザが一括変換ボタン301を再度タッチすると、2回目の一括変換ボタン301の操作に応じて、「(2)水彩画調」で画像変換処理が実行される(ステップS104)。
このため、ステップS106での処理により、液晶表示パネル3の表示画面は、図12(a)に示した状態から同図(b)に示した状態に遷移し、液晶表示パネル3にサムネイルに対応する水彩画調1〜水彩画調16の変換画調画像が表示されることとなる。よって、ユーザは素早く水彩画調で画調変換を行った各サムネイル画像に対応する全画像を見ることができる。
なお、ここで、表示されているサムネイルに異なった画調の表示が混在している場合が考えられる。例えば図11(a)において、図10(a)のようにサムネイル7が油絵調、サムネイル8がパステル画調で表示されている状態で一括変換ボタン301を操作したとすると、前述した画調の優先順序に従い、全体を油絵調に変換するとともに、サムネイル7は水彩画調に、サムネイル8は鉛筆画調に変換される。
一方、CPU11は、一定の時間間隔で前記メインルーチンに対して割りこんで、図13に示すフローチャートに従いインターラプト処理を実行する。すなわち、所定のタイミングであるか否かを判断する(ステップS201)。
ここで、所定のタイミングであるか否かの例としては、
1)CPU11が計時している時刻に基づき、所定の時間であるか否か、例えば深夜2時から3時の間であるか否か、
2)人感センサ14からの信号に基づきDPF1の周囲に所定時間以上人間がいないタイミングであるか否か
3)電源をオフしたタイミングであるか否か
のいずれであってもよい。
そして、所定のタイミングでないと判断した場合には、以降の処理を実行することなくメインルーチンにリターンする。また、所定のタイミングと判断した場合には、液晶表示パネル3への画像データの出力を中止してから(ステップS202)、変換途中の画像が存在するか否か判定する(ステップS203)。ここで、変換途中の画像があると判定した場合は、RAM13に記憶しておいた変換途中の画像データとどこまで変換をしたか示すデータとを読み出して、変換の残りを実行する(ステップS204)。したがって、ステップS202で表示装置への画像データの出力を中止することで、CPU11の負担を減らして以下の変換処理を短時間で終了できる。
ステップS203で、変換途中の画像がないと判定した場合には、メモリカード18の中にまだ変換されていない画像データが存在するか否か判断する(ステップS205)。ここで、未変換の画像データがないと判断すると、メインルーチンにリターンする。一方、ステップS205で未変換の画像データ(本画像及びサムネイル)が存在すると判断すると、前記優先順序(1)〜(8)に従って、変換の種類を決定してから決定した変換に対応する変換プログラムを実行して画像データの画調変換を行う(ステップS206,S207)。
つまり、各ファイルF1〜F16のサムネイル1〜16に対し、順次各画調(1)〜(8)の画調変換を行うとともに、各ファイルF1〜F16の本画像1〜16に対し、順次各画調(1)〜(8)の画調変換を行う。しかる後に、前記ステップS204又はステップS207で生成された変換画調画像の画像データを対応するファイルF1〜F16に記憶して保存する(ステップS208)
続いて、全ての種類の変換が終了したか否か判定する(ステップS209)。そして、全ての種類の変換が終了していない判定すると、ステップS206へ戻って次の変換の種類を決定し、変換を実行する。ステップS209で全ての種類の変換が終了した判定すると、当該自動変換処理を終了する。
このようにインターラプト処理を行うことにより、ユーザが変換処理後の画像を見るために変換指令を入力した際に、既に変換済みの画像データを読み出して表示させることで、変換処理が終了するのを待たずに素早く所望の変換を行った画像を見ることができる。
なお、本実施の形態においては、液晶表示パネル3にサムネイル1〜16を表示し、タッチされたサムネイルを画調変換する画像として指定するようにしたが、本画像を順次表示しタッチされた時点で表示されている本画像を画調変換する画像として指定するようにしてもよい。
(第2の実施の形態)
図14は、本発明の第2の実施の形態に係る画調変換サービスシステムの構成を示すシステム構成図である。図において、端末として機能するDPF1は、図1及び図2に示した第1の実施の形態と同様の構成である。したがって、DPF1は、アンテナ21及び無線通信部20を有し、情報送受信機能を備える。
但し、DPF1のROM12には、第1の実施の形態とは異なり、油絵、水彩画、パステル画、鉛筆画、クレヨン画、イラスト画、点描画、エアブラシ画の各原画と、これら原画に基づき変換画調画像を作成する変換画調画像作成プログラムは記憶されておらず、その種類と優先順序(1)油絵調、(2)水彩画調、(3)パステル画調、(4)鉛筆画調、(5)クレヨン画調、(6)イラスト画調、(7)点描画調、(8)エアブラシ画調のみが記憶されている。無線基地局30は、DPF1を当該DPF1が加入する通信サービス会社(インターネットプロバイダを含む)40に接続する。
通信サービス会社40は、通信サービスに必要とする通信回路処理部41の他、後述のWWW(インターネット)50に接続するためのシステム(Webサーバ43)、メールシステム(メールサーバ42)を備えている。また、無線基地局30をAP(アクセス・ポイント)として、DPF1をWWW50に接続させるための機能も備えている。画調変換サービス会社60は、WWW50に接続するためのシステム(Webサーバ61)、及び管理サーバ63を備えている。
図15は、前記管理サーバ63の詳細を示すブロック図であり、前記Webサーバ61は、ハブ64を介して管理サーバ63に接続されている。管理サーバ63は、入力操作部(キーボード、マウス等)631、制御部(メインフレーム)632、システムプログラム記憶部633、ユーザ管理テーブル634、表示部635、及び通信制御部636がシステムバスにより相互に接続されたシステムである。そして、ユーザ管理テーブル634に登録されている登録者が操作するDPF1に対し、有料あるいは無料で、受信した画像を画調変換して送信するサービスを行う。
システムプログラム記憶部63には、制御部632に後述するフローチャートに示す動作を行わせるためのプログラムが記憶されている。また、システムプログラム記憶部63には、実際に画家により描かれた油絵、水彩画、パステル画、鉛筆画、クレヨン画、イラスト画、点描画、エアブラシ画の各原画と、これら原画から色彩情報と筆触情報等の特徴を抽出し、抽出した特徴を付与することで入力画像に対し画調変換処理を行い、変換画調画像を作成する特開2004−213598に開示されて技術に基づく変換画調画像作成プログラムも記憶されている。
次に、図16及び図17に従って、本実施形態の動作について説明する。DPF1のCPU11は、ROM12に記憶されているプログラムに基づき、図16のフローチャートに示すように処理を実行する。このDPF1と接続される管理サーバ63は、システムプログラム記憶部633に記憶されているプログラムに基づき、図17のフローチャートに示すように処理を実行する。
すなわち、エフェクトモードにおいて、CPU11は、図16のフローチャートに示すように、表示対象の画像データをメモリカード18から各画像ファイルF1〜F16を読み出すとともに、各画像ファイルF1〜F16サムネイル1〜16の画像データを読み出す。そして、これらサムネイル画像データに基づき、液晶表示パネル3にサムネイルを表示させる(ステップSA1)。したがって、このステップSA1での処理により、図6に示すように、液晶表示パネル3には、サムネイル1〜16が一覧表示される。なお、このときCPU11は、液晶表示パネル3の下端隅部に一括変換ボタン301とページ送りボタン302をも表示させる。
そして、この一括変換ボタン301がユーザの手指によりタッチされたか否かを、タッチパネル22からの出力に基づき判断する(ステップSA2)。一括変換ボタン301がタッチされたならば、メモリカード18に既にデータが記録されているか否かを判断する(ステップSA3)。
つまり、ステップS103に続くステップSA4では、現在液晶表示パネル3に表示されている各サムネイル(サムネイル1〜16)を、優先順序に従った所定の画調で画調変換処理するために管理サーバ63に送信する。ここで、優先順序は、前述のように(1)油絵調、(2)水彩画調、(3)パステル画調、(4)鉛筆画調、(5)クレヨン画調、(6)イラスト画調、(7)点描画調、(8)エアブラシ画調である。したがって、1回目の一括変換ボタン301の操作に応じて、「(1)油絵調」で画像変換処理することになる。
このとき、後述するようにメモリカード18に油絵調で画像変換された画像データが既に記憶されている場合もある。したがって、ステップSA3では、メモリカード18にサムネイルを油絵調に画調変換した画像データがあるか否かを判断し、画調変換した画像データがないサムネイルを優先順序に従って所定の画調(油絵調)で画調変換するために、サムネイルと、変換する画調の種類((1)〜(8)のいずれかであり、この時点では(1)油絵調)を管理サーバ63に送信する。このとき、現時点ではサムネイル1〜16に対応するファイルF1〜F16のいずれにも、油絵調に変換された画像データがないので、サムネイル1〜16が画調の種類「油絵調」とともに送信されることとなる。
一方、管理サーバ63は、図17のフローチャートに示すように、サムネイルと画調の種類とを受信したか否かを判断する(ステップSB1)。サムネイル(サムネイル1〜16)と画調の種類とを受信したならば、受信したサムネイルを受信した画調の種類で画調変換処理する(ステップSB2)。
すなわち、システムプログラム記憶部633に記憶されている実際に画家により描かれた油絵の原画から、色彩情報と筆触情報等の特徴を抽出し、抽出した特徴を付与することにより、受信したサムネイル(サムネイル1〜16)に対し画調変換処理を行って、変換画調画像データを生成し、この生成した変換画調画像データにより油絵調の変換画調画像を作成する。引き続き、このステップSA2の処理で生成された絵画調変換サムネイルの画像データをDPF1に送信する(ステップSB3)。
すると、DPF1のCPU11は、無線通信部20を介して、前記画像データを受信し(ステップSA5)、メモリカード18の対応するファイルに書き込んで保存する(ステップSA6)。したがって、このステップSA6での処理により、図3(b)に示すように、ファイルF1〜F16に絵画調変換サムネイルが付加されて保存される。これにより、後述するインターラプトルーチンで、再度同一の絵画調変換サムネイルを作成するために通信を行う無用な処理の実行を未然に防止することができる。
そして、現在液晶表示パネル3に表示されているサムネイル1〜16に代わって、油絵調の変換画調画像を表示する(ステップSA7)。したがって、このステップSA7での処理により、液晶表示パネル3の表示画面は、図11(a)に示した状態から同図(b)に示した状態に遷移し、液晶表示パネル3にはサムネイルであって油絵調1〜油絵調16の変換画調画像が表示されることとなる。よって、ユーザは素早く油絵調で画調変換を行った各サムネイル画像に対応する全画像を見ることができる。
また、ステップSA7に続くステップSA8においては、いずれかのサムネイルがワンタッチされたか否かを判断し、ワンタッチされない場合には、ステップSA2からの処理を繰り返す。したがって、図12(a)に示す表示状態で、ユーザが一括変換ボタン301を再度タッチすると、2回目の一括変換ボタン301の操作に応じて、サムネイルと画調の種類「水彩画調」とが管理サーバ63に送信される(ステップSA4)。
また、管理サーバ63からは、サムネイルを水彩画調に画調変換した画像データが送信されてくる。したがって、ステップSA7での処理により、液晶表示パネル3の表示画面は、図12(a)に示した状態から同図(b)に示した状態に遷移し、液晶表示パネル3にサムネイルに対応する水彩画調1〜水彩画調16の変換画調画像が表示されることとなる。よって、ユーザは素早く水彩画調で画調変換を行った全画像を見ることができる。
このように、変換画調画像が表示されている状態において、ユーザがいずれかの変換画調画像にワンタッチすると、タッチパネル22によりこれが検出されて、CPU11はステップSA8をYESと判断する。すると、CPU11は、メモリカード18に既にデータが記録されているか否かを判断する(ステップSA9)。
つまり、ステップSA9に続くステップSA10では、ワンタッチされたサムネイルに対し、他の画調変換処理を実行するために送信を行う。すなわち、図7(a)に示すように、サムネイル1〜16が表示されている状態において、ユーザがサムネイル7とサムネイル8とをワンタッチしたとする。すると、優先順序は、油絵調が「(1)」であることから、サムネイル7とサムネイル8とを油絵調で画調変換処理するための送信を行う。
このとき、後述するようにメモリカード18に油絵調で画像変換された画像データが記憶されている場合もある。したがって、ステップSA8では、メモリカード18にサムネイルを油絵調に画調変換された画像データがあるか否かを判断し、ない場合にのみ、ワンタッチされた画調画像に対応するサムネイルと、当該サムネイルを変換する画調の種類とを送信する(ステップSA10)。
管理サーバ63は、図1のフローチャートに示すように、サムネイルと画調の種類とを受信したか否かを判断する(ステップSB1)。サムネイルと画調の種類とを受信したならば、受信したサムネイルを受信した画調の種類で画調変換処理する(ステップSB2)。
すなわち、システムプログラム記憶部633に記憶されている実際に画家により描かれた油絵の原画から、色彩情報と筆触情報等の特徴を抽出し、抽出した特徴を付与することにより、受信したサムネイル(サムネイル7、8)に対し画調変換処理を行って、変換画調画像データを生成し、この生成した変換画調画像データにより水彩画調の変換画調画像を作成する。引き続き、このステップSB2の処理で生成された絵画調変換サムネイルの画像データをDPF1に送信する(ステップSB3)。
すると、DPF1のCPU11は、無線通信部20を介して、前記画像データを受信し(ステップSA11)、メモリカード18の対応するファイルに書き込んで保存する(ステップSA12)。したがって、このステップSA6での処理により、図3(b)に示すように、ファイルF1〜F16に絵画調変換サムネイルが付加されて保存される。これにより、後述するインターラプトルーチンで、再度同一の絵画調変換サムネイルを作成するために通信を行う無用な処理の実行を未然に防止することができる。
しかる後に、現在液晶表示パネル3に表示されているサムネイル7及びサムネイル8に代わって、油絵調の変換画調画像を差し替え表示する(ステップSA13)。したがって、このステップSA13での処理により、液晶表示パネル3の表示画面は、図7(a)に示した状態から同図(b)に示した状態に遷移し、液晶表示パネル3にはサムネイル7、8に代わって油絵調7、8が表示されることとなる。
引き続き、いずれかのサムネイルにダブルタッチ(2回連続したタッチ)がなされたか否かを判断する(ステップSA14)。ダブルタッチされない場合には、ステップSA8に戻る。したがって、図8(a)に示す表示状態において、ユーザが油絵調8をワンタッチしたとする。すると、優先順序は、(1)油絵調の次が(2)水彩画調であることから、データがない場合には、油絵調8に対応するサムネイル8を水彩画調で画調変換処理するための送信がDPF1側で行われ(ステップSA11)、管理サーバ63側で変換処理が行われる(ステップSB2)。
すなわち、管理サーバ63はシステムプログラム記憶部633に記憶されている実際に画家により描かれた水彩画の原画から、色彩情報と筆触情報等の特徴を抽出し、抽出した特徴を付与することでサムネイル8に対し画調変換処理を行って、変換画調画像データを生成し、この生成した変換画調画像データにより水彩画調の変換画調画像を作成する。しかる後にこのデータを送信する(ステップSB3)
そして、DPF1はこれを受信して(ステップSA11)、データ保存を行った後(ステップSA12)、現在液晶表示パネル3に表示されている油絵調8に代わって、作成したパステル画調の変換画調画像を差し替え表示する(ステップSA13)。したがって、このステップSA11での処理により、液晶表示パネル3の表示画面は、図8(b)に示した状態から同図(b)に示した状態に遷移し、液晶表示パネル3には油絵調8に代わってパステル画調8が表示されることとなる。
このとき、CPU11は、画調変換処理を行うことなくデータの送受信を行うのみであることから、処理に時間がかかることはない。したがって、ユーザは素早く所望の画調変換を行った画像を見ることができる。
また、ワンタッチ操作により、いずれの画像をいずれの画調画像に変換するか簡単に選択することができる。したがって、その場で色々な変換を試して、いずれの画調がサムネイルに対応する本画像にとって最適な変換であるかを判定することができる。
このように、ユーザが所望する画調の画像が複数表示されている状態において、ユーザがいずれかの画調画像にダブルタッチすると、タッチパネル22によりこれが検出されて、CPU11はステップSA14をYESと判断する。したがって、CPU11は、ステップSA14からステップSA15に処理を進めて、メモリカード18に既にデータが記録されているか否かを判断する。
つまり、ステップS115に続くステップSA16では、ダブルタッチされた画調画像のサムネイルに対応する本願像に対し、タッチされた画調で画調変換処理を行うためにデータ送信を実行する。このとき、メモリカード18に本画像を画調変換した画像データが記憶されている場合もある。したがって、ステップSA13では、メモリカード18にダブルタッチされた画調画像のサムネイルに対応する本願像を画調変換した画像データがあるか否かを判断し、ない場合にのみ、ステップSA16〜SA18の処理を実行する。
まず、ダブルタッチされた画調画像のサムネイルに対応する本願像と、これを変換すべき画調の種類とを送信する(ステップSA16)。
つまり、図10(a)に示すように、パステル画調8が表示されている状態において、ユーザが当該パステルが調8をダブルタッチしたとする。すると、CPU11は、先ずパステル画調8に対応するサムネイル8が記録されているファイルF8をRAM13にて検索し、検索したファイルF8から本画像8を読み出す。また、パステル画調8がダブルタッチされたことから、変換すべき画調はパステル画調であり、変調する種別を「パステル画調」と決定する。そして、この読み出した本画像8と変調する種別「パステル画調」とを管理サーバ63に送信する。
他方、管理サーバ63は、図15のフローチャートに示すように、本画像と画調の種類とを受信したか否かを判断する(ステップSB4)。本画像(本画像8)と画調の種類(水彩画調)とを受信したならば、受信した本画像を受信した画調の種類で画調変換処理する(ステップSB5)。
すなわち、システムプログラム記憶部633に記憶されている実際に画家により描かれた油絵の原画から、色彩情報と筆触情報等の特徴を抽出し、抽出した特徴を付与することにより、受信した本画像に対し画調変換処理を行って、変換画調画像データを生成し、この生成した変換画調画像データにより水彩画調の変換画調画像を作成する。引き続き、このステップSB5の処理で生成された絵画調変換本画像の画像データをDPF1に送信する(ステップSB6)。
すると、DPF1は、管理サーバ63から送信された画像データを受信し(ステップS17)、受信した絵画調変換本画像の画像データをメモリカード18の対応するファイルに書き込んで保存する(ステップSA18)。したがって、このステップSA18での処理により、図4に示すように、ファイルF8に絵画調変換された本画像8が付加されて保存される。これにより、後述するインターラプトルーチンで、再度同一の絵画調変換本画像を作成するための無用な送受信処理の実行を未然に防止することができる。
そして、現在液晶表示パネル3に表示されている水彩画調1〜水彩画調16に代わって、パステル画調の本画像8の変換画調画像を全画面表示する(ステップSA19)。したがって、このステップSA16での処理により、液晶表示パネル3の表示画面は、図10(a)に示した状態から同図(b)に示した状態に遷移し、液晶表示パネル3には本画像8のパステル画調画像であるパステル画調8が表示されることとなる。
したがって、ワンタッチ操作により、いずれの画像をいずれの画調画像に変換するか簡単に選択することができるのみならず、その場で色々な変換を試し、最終的に適切と判断した変換画調で本画像を画調変換することができる。
また、DPF1のCPU11は、一定の時間間隔で前記メインルーチンに対して割りこんで、図18に示すフローチャートに従いインターラプト処理を実行する。すなわち、所定のタイミングであるか否かを判断する(ステップSA21)。ここで、所定のタイミングであるか否かは、前述した第1の実施の形態と同様である。
そして、所定のタイミングでないと判断した場合には、以降の処理を実行することなくメインルーチンにリターンする。また、所定のタイミングと判断した場合には、液晶表示パネル3への画像データの出力を中止してから(ステップSA22)、メモリカード18を検索して未だ画調変換されていないサムネイルが存在するか否か判定する(ステップSA23)。未だ画調変換されていないサムネイルがある場合には、当該サムネイルと画調変換されていない画調の種類とを送信する(ステップS24)。
また、メモリカード18を検索して未だ画調変換されていない本画像が存在するか否か判定する(ステップSA25)。未だ画調変換されていない本画像がある場合には、当該本画像と画調変換されていない画調の種類とを送信する(ステップS26)。
すると、管理サーバ63の制御部632は、前述と同様に図15のフローチャートに従って処理を実行しサムネイルと画調の種類を受信した場合には(ステップSB1;YES)、受信したサムネイルを受信した種類の画調で変換し(ステップSB2)、画調変換したデータを送信する(ステップSB3)。また、本画像と画調の種類を受信した場合には(ステップSB4;YES)、受信した本画像を受信した種類の画調で変換し(ステップSB5)、画調変換したデータを送信する(ステップSB6)。
すると、DPF1のCPU11は、管理サーバ63から送信されたデータを受信して(ステップSA27)、受信したデータを対応するファイルF1〜F16に保存する(ステップS28)。
このようにインターラプト処理を行うことにより、ユーザが変換処理後の画像を見るために変換指令を入力した際に、既に変換済みの画像データを読み出して表示させることで、変換処理が終了するのを待たずに素早く所望の変換を行った画像を見ることができる。
(第3の実施の形態)
本実施の形態は図14、図15に示す画調変換サービスシステムと同じ構成であるが、前記第2の実施の形態では、DPF1のROM12には、第1の実施の形態とは異なり、油絵、水彩画、パステル画、鉛筆画、クレヨン画、イラスト画、点描画、エアブラシ画の各原画と、これら原画に基づき変換画調画像を作成する変換画調画像作成プログラムは記憶されておらず、その種類と優先順序(1)油絵調、(2)水彩画調、(3)パステル画調、(4)鉛筆画調、(5)クレヨン画調、(6)イラスト画調、(7)点描画調、(8)エアブラシ画調のみが記憶されているようにした。これに対し本第3の実施の形態では第1の実施の形態と同様、DPF1のROM12に油絵、水彩画、パステル画、鉛筆画、クレヨン画、イラスト画、点描画、エアブラシ画の各原画と、これら原画に基づき変換画調画像を作成する変換画調画像作成プログラムを記憶している。
そして、サムネイルをワンタッチにより指定して画調変換する場合は第1の実施の形態のようにDPF1内部で変換処理を行い、サムネイルへダブルタッチして本画像の画像データを画調変換する場合は管理サーバ63に送って管理サーバ63内で画調変換を行う。
これにより、処理の軽いサムネイルの画調変換は端末内で行い、処理の重い本画像の画調変換はサーバ側で行うことによって効率的な作業分担をはかることができる。
詳細なフローチャートは第1または第2の実施の形態と重複するので省略する。
管理サーバ63で変換処理した変換画調画像データはDPF1へ戻しても良いし、画調変換サービス会社60がプリントサービスを行って絵画調のプリントを作成してユーザに郵送してもよい。
なお、実施の形態においては、本発明をデジタルフォトフレームに適用した場合を説明したが、本発明は、デジタルフォトフレームに限定されるものでなく、例えば、各種のコンピュータ、PDA、携帯電話、デジタルカメラ、プリンタなどの電子機器においても適用することができる。
1 DPF
2 本体
3 液晶表示パネル
6 メモリカードスロット
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 人感センサ
16 表示コントローラ
17 メモリカードコントローラ
18 メモリカード
19 タッチパネル
20 無線通信部
22 タッチパネル
30 無線基地局
41 通信回路処理部
42 メールサーバ
43 Webサーバ
50 WWW
63 管理サーバ
63 システムプログラム記憶部
301 一括変換ボタン
632 制御部
633 システムプログラム記憶部
634 ユーザ管理テーブル

Claims (11)

  1. 本画像を表す画像データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている画像データのいずれかを指定する画像指定手段と、
    前記画像指定手段により指定された画像データに対して変換指示を行う変換指示手段と、
    前記変換指示手段により指示された画像データに対して所定の画調変換処理を行い、変換画調画像を作成する画調変換手段と、
    前記本画像又は該本画像の縮小画像を表示する表示手段と、
    前記変換指示手段による指示にかかわらず変換のタイミングを判定する変換タイミング判定手段と、
    前記変換タイミング判定手段が変換タイミングであると判定した場合に、前記画調変換手段による画調変換処理を行う自動画調変換手段と、
    を備え、
    前記画像指定手段により画像データが指定されたときに既に前記自動画調変換手段により変換された変換画調画像がある場合に当該変換済みの変換画調画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする画像表示装置。
  2. 周囲に人がいるか検出可能な検出手段を備え、
    前記検出手段からの信号に基づいて周囲に所定時間以上人がいないと判定した場合に、前記変換手段による画調変換処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記記憶手段は、本画像である画像データ及び該画像データを縮小した縮小画像を記憶し、前記自動画調変換手段は、前記変換タイミング判定手段が変換タイミングであると判定した場合に、前記縮小画像に対して前記画調変換手段による画調変換処理を行い、前記表示手段は、画調変換処理された複数の縮小変換画調画像を並列表示することを特徴とする請求項1又は2記載の画像表示装置。
  4. 前記画調変換手段は複数種類の画調に変換する手段を有し、
    前記表示手段はタッチパネルを有し、前記画調変換処理された複数の縮小変換画調画像を並列表示している際に、前記タッチパネルにより選択された縮小変換画調画像を異なる画調変換処理により変換された縮小変換画調画像に切り替えて表示することを特徴とする請求項3記載の画像表示装置。
  5. ネットワークを介して接続される端末とサーバとで構成される画調変換サービスシステムであって、
    前記端末は、
    本画像を表す画像データを複数記憶する記憶手段と、
    前記本画像に対して縮小された画像である縮小画像を表示手段に複数表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示されている縮小画像のいずれかを指定する画像指定手段と、
    前記画像指定手段により指定された縮小画像に対して変換指示を行う変換指示手段と、
    前記変換指示手段により指示された縮小画像と変換すべき画調の種類とを前記サーバに送信する第1の送信手段と、
    前記サーバから送信された変換画調画像を受信する第1の受信手段と、
    を備え、
    前記第1の受信手段により受信された前記変換画調画像を前記表示手段に表示し、
    前記サーバは、
    前記第1送信手段により送信された縮小画像と変換すべき画調の種類とを受信する第2の受信手段と、
    前記第2の受信手段により受信された縮小画像に対して所定の画調変換処理を行い、変換画調画像を作成する画調変換手段と、
    前記画調変換手段により作成された変換画調画像を送信する第2の送信手段と、
    を備えることを特徴とする画調変換サービスシステム。
  6. ネットワークを介して接続される端末とサーバとで構成される画調変換サービスシステムにおける端末であって、
    本画像を表す画像データを複数記憶する記憶手段と、
    前記本画像に対して縮小された画像である縮小画像を表示手段に複数表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示されている縮小画像のいずれかを指定する画像指定手段と、
    前記画像指定手段により指定された縮小画像に対して変換指示を行う変換指示手段と、
    前記変換指示手段により指示された縮小画像と変換すべき画調の種類とを前記サーバに送信する送信手段と、
    前記サーバから送信された変換画調画像を受信する受信手段とを備え、
    前記受信手段により受信された前記変換画調画像を前記表示手段に表示することを特徴とする端末。
  7. ネットワークを介して接続される端末とサーバとで構成される画調変換サービスシステムにおけるサーバであって、
    前記端末から送信された縮小画像と変換すべき画調の種類とを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された縮小画像に対して所定の画調変換処理を行い、変換画調画像を作成する画調変換手段と、
    前記画調変換手段により作成された変換画調画像を前記端末に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  8. ネットワークを介して接続される端末とサーバとで構成される画調変換サービスシステムであって、
    前記端末は、
    本画像を表す画像データを複数記憶する記憶手段と、
    前記本画像に対して縮小された画像である縮小画像を表示手段に複数表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示されている縮小画像のいずれかを指定する画像指定手段と、
    前記画像指定手段により指定された縮小画像に対して変換指示を行う変換指示手段と、
    前記変換指示手段により指示された縮小画像に対応する本画像の画像データと変換すべき画調の種類とを前記サーバに送信する第1の送信手段と、
    前記サーバから送信された変換画調画像を受信する第1の受信手段と、
    を備え、
    前記第1の受信手段により受信された前記変換画調画像を前記表示手段に表示し、
    前記サーバは、
    前記第1の送信手段により送信された画像データと変換すべき画調の種類とを受信する第2の受信手段と、
    前記第2の受信手段により受信された画像データに対して所定の画調変換処理を行い、変換画調画像を作成する画調変換手段と、
    前記画調変換手段により作成された変換画調画像を送信する第2の送信手段と、
    を備えることを特徴とする画調変換サービスシステム。
  9. ネットワークを介して接続される端末とサーバとで構成される画調変換サービスシステムにおける端末であって、
    本画像を表す画像データを複数記憶する記憶手段と、
    前記本画像に対して縮小された画像である縮小画像を表示手段に複数表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示されている縮小画像のいずれかを指定する画像指定手段と、
    前記画像指定手段により指定された縮小画像に対して変換指示を行う変換指示手段と、
    前記変換指示手段により指示された縮小画像に対応する本画像の画像データと変換すべき画調の種類とを前記サーバに送信する送信手段と、
    前記サーバから送信された変換画調画像を受信する受信手段とを備え、
    前記受信手段により受信された前記変換画調画像を前記表示手段に表示することを特徴とする端末。
  10. ネットワークを介して接続される端末とサーバとで構成される画調変換サービスシステムにおけるサーバであって、
    前記端末から送信された該端末で指示された縮小画像に対応する本画像の画像データと変換すべき画調の種類とを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された画像データに対して所定の画調変換処理を行い、変換画調画像を作成する画調変換手段と、
    前記画調変換手段により作成された変換画調画像を前記端末に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  11. ネットワークを介して接続される端末とサーバとで構成される画調変換サービスシステムの画像表示方法であって、
    前記端末は、複数の本画像を表す画像データに対応する複数の縮小画像を並列表示し、前記表示されている縮小画像のいずれかを指定すると、その縮小画像を該端末内で画調変換し変換された縮小画像を表示するとともに、該縮小画像に対応する本画像の画像データを前記サーバに送り、
    前記サーバは、前記送られてきた本画像の画像データを画調変換することを特徴とする画像表示方法。
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