JP6972973B2 - システム、画像形成装置、サーバー、方法およびプログラム - Google Patents

システム、画像形成装置、サーバー、方法およびプログラム Download PDF

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Description

本開示はシステム、画像形成装置、サーバー、方法およびプログラムに関し、特に、サーバーが画像形成装置による処理の対象データを編集するシステム、画像形成装置、サーバー、方法およびプログラムに関する。
プリンターまたはコピー機またはそれらの複合機であるMFP(Multi-Function Peripherals)等の画像形成装置において、クラウド上のサーバー等に格納されている資料の画像を印刷する機能が提供されている。
このような機能により提供されるサービスを用いて印刷する場合に、ユーザーは、プレビュー画面に画像を表示し、表示画像に修正すべき箇所を発見したときは、印刷をキャンセルし、PC(Personal Computer)等から資料にアクセスし、修正のための編集を行う必要があり手間がかかってしまう。
このような課題に関連して、特許文献1(特開2016−129435号公報)では、ユーザーは画像形成装置を操作して、画像形成装置に画像データの編集を行なわせる。また、特許文献2(特開2016−46581号公報)では、MFP等の複合機とは異なるノートパソコン等の端末装置をユーザーが操作することにより、端末装置は文書に対する編集の内容を受付け、編集内容データをサーバーに送信し、サーバーに編集を実施させ、サーバーは編集後の文書を印刷するために複合機に送信する。
特開2016−129435号公報 特開2016−46581号公報
特許文献1の場合、画像形成装置に画像データの編集用ソフトを内蔵する必要があるためコストがかかり、また画像形成装置のスペックによっては、当該スペックが編集用ソフトウェアに対応しない等の課題が残る。特許文献2では、サーバーが編集機能を備えることにより、画像形成装置のスペックは問題とならないが、ユーザーは、編集後の文書を複合機に印刷させるために、サーバーと通信する端末装置を準備する必要がある。
本開示のある目的は、画像形成装置に処理させるデータを、簡単に編集することを可能にする環境を提供することである。
本開示の一例にかかるシステムは、ジョブを処理する画像形成装置と、画像形成装置と通信するサーバーと、を備え、ジョブは、処理の対象データを含み、サーバーは、サーバーを制御する制御部と、画像形成装置と通信する通信インターフェースとを含み、制御部は、画像形成装置から、対象データを編集するための編集内容を受信し、受信された編集内容を用いて対象データを編集し、編集後の対象データを含むジョブを、画像形成装置に送信するよう構成され、画像形成装置は、サーバーから対象データを表す画像を受信して表示し、画像形成装置に対するユーザーの操作内容から、編集内容を取得する。
本開示の一例にかかる画像形成装置は、ジョブを処理する画像形成装置であって、画像形成装置を制御する制御部と、サーバーと通信する通信インターフェースと、を備え、ジョブは、処理の対象データを含み、制御部は、サーバーから対象データを表す画像を受信し、ディスプレイに表示させ、画像形成装置に対するユーザーの操作内容から、対象データを編集するための編集内容を取得し、対象データを編集させるために、サーバーに編集内容を送信し、編集後の対象データを含むジョブをサーバーから受信するよう構成される。
上記の開示において、制御部は、さらに、サーバーから受信する対象データを表す画像をディスプレイに表示させ、その後に、ジョブを処理するよう構成される。
上記の開示において、制御部は、さらに、対象データを表す画像をディスプレイに表示させているときに、画像形成装置に対するユーザーの操作内容から、対象データを編集するための編集内容を取得するよう構成される。
上記の開示において、制御部は、さらに、サーバーから、対象データを表す画像を受信するときジョブを受信する。
上記の開示において、編集内容は、対象データを表す画像における部分画像の領域を示す編集領域のデータと、対象データの当該部分画像に対応した部分データを編集するために用いられる編集用データを含む。
上記の開示において、制御部は、ディスプレイに表示される画像の拡大または縮小のユーザーの操作内容を受付けた場合、編集内容における編集領域のサイズを、当該拡大または縮小の度合に従い変更する。
上記の開示において編集用データは、部分データの編集方法をサーバーに指示するコマンドを含む。
上記の開示において制御部は、外部の端末から当該端末に対する端末操作内容を受信するよう構成されて、画像形成装置に対するユーザーの操作内容は、受信された端末操作内容を含む。
本開示の一例にかかるサーバーは、ジョブを処理する画像形成装置と通信するサーバーであって、ジョブは、処理の対象データを含み、画像形成装置は、サーバーから受信する対象データを表す画像を表示し、画像形成装置に対するユーザーの操作内容から、対象データを編集するための編集内容を取得し、サーバーは、サーバーを制御する制御部と、画像形成装置と通信する通信インターフェースとを含み、制御部は、画像形成装置から、編集内容を受信し、受信された編集内容を用いて対象データを編集し、編集後の対象データを含むジョブを、画像形成装置に送信するよう構成される。
上記の開示においてサーバーは、ジョブを格納する記憶部をさらに備え、制御部は、さらに、編集内容を受信した場合、対象データを含むジョブが記憶部から検索できないときは、エラーメッセージを画像形成装置に送信する、または、画像形成装置から対象データを含むジョブを受信する、または、画像形成装置へジョブの処理を中断させる指示を送信する、または、画像形成装置へジョブの処理を実行させる指示を送信する、のうちの少なくとも1つを実施するよう構成される。
上記の開示において、制御部は、さらに、対象データを表す画像と、当該対象データの編集コマンドを表す画像とを含むビュー画像を表示させるために、当該ビュー画像を画像形成装置に送信するよう構成される。
上記の開示において、編集内容は、ユーザーのタッチ操作がなされた編集コマンドを表す画像のビュー画像における位置を含み、制御部は、編集内容に含まれる編集コマンドを表す画像の位置から、当該編集コマンドを取得するよう構成される。
上記の開示において、編集内容は、対象データを表す画像における部分画像の領域を示す編集領域のデータと、対象データの当該部分画像に対応した部分データを編集するために用いられる編集用データを含む。
上記の開示において、制御部は、さらに、対象データの種類に従い、編集領域を当該対象データにおけるデータ位置に変換し、当該対象データにおけるデータ位置にあるデータを、編集用データを用いて編集するよう構成される。
上記の開示において、制御部は、さらに、編集内容と対象データが有する属性の種類または属性の値に従い、当該対象データを編集するよう構成される。
上記の開示において対象データは、当該対象データをコピーすることによる得られるコピー版対象データを含み、制御部は、さらに、編集内容を用いてコピー版対象データを編集するよう構成される。
上記の開示において編集内容は、対象データを編集するために制御部により実行される編集コマンドを表すテキストデータを含む。
上記の開示において編集用データは、1文字以上からなる文字列を含み、制御部は、さらに、編集内容を用いて対象データを編集する場合、編集領域に文字列が収まるように、当該編集領域のサイズを変更する、または文字のサイズを変更するよう構成される。
本開示の一例にかかる方法は、ジョブを処理する画像形成装置で実施される方法である。ジョブは、処理の対象データを含む。方法は、サーバーから対象データを表す画像を受信してディスプレイに表示させるステップと、画像形成装置に対するユーザーの操作内容から、対象データを編集するための編集内容を取得するステップと、対象データを編集させるために、サーバーに編集内容を送信するステップと、サーバーから、編集後の対象データを含むジョブを受信するステップと、を備える。
本開示の一例にかかる方法は、ジョブを処理する画像形成装置と通信するサーバーで実施される方法であって、ジョブは、処理の対象データを含み、画像形成装置は、サーバーから受信する対象データを表す画像をディスプレイに表示し、方法は、画像形成装置に対するユーザーの操作内容から取得された編集内容であって、対象データを編集するための編集内容を、画像形成装置から受信するステップと、受信された編集内容を用いて対象データを編集するステップと、編集後の対象データを含むジョブを画像形成装置に送信するステップと、を備える。
本開示の一例にかかるプログラムは、上記の方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本開示の一例によれば、画像形成装置に処理させるデータを、編集ソフト等を特別に導入することなく簡単な構成で編集することが可能になる。
実施の形態にかかるシステムの構成の一例を表わした図である。 本実施の形態にかかる画像形成装置100のハードウェアの構成の一例を概略的に示す図である。 本実施の形態にかかるサーバー300のハードウェア構成の一例を概略的に示す図である。 本実施の形態にかかる端末200のハードウェア構成の一例を概略的に示す図である。 本実施の形態にかかる各装置の機能の構成の一例を示す図である。 本実施の形態にかかるプレビュー画像の表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態にかかる編集内容90の一例を模式的に示す図である。 本実施の形態にかかる全体的な処理のフローチャートである。 図8の編集内容の取得処理(処理1)の一例を示すフローチャートである。 図9の領域及びテキスト取得処理(処理1−1)の一例を示すフローチャートである。 図8のサーバー300における編集処理(処理2)の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかる領域座標処理(処理2−1)の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかるテキスト編集処理(処理2−2)の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかるキャンセル処理(処理3)の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかる黒塗り処理(処理4)の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかる拡大または縮小の処理(処理5)の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかる処理の概要を模式的に示す図である。 本実施の形態にかかる表示部171の表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態にかかる表示部171の表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態にかかる表示部171の表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態にかかる表示部171の表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態にかかる表示部171の表示画面の一例を示す図である。 本実施の形態にかかる表示部171の表示画面の一例を示す図である。
以下に、図面を参照しつつ、画像形成システムの実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
<A.開示の概要>
この開示の概要を、図1を参照して説明する。図1は、実施の形態にかかるシステムの構成の一例を表わした図である。
図1を参照して、システム1は、ネットワーク400を介して相互に通信する、複数の画像形成装置100とサーバー300を備える。さらに、システム1は、画像形成装置100と通信する端末200を備えてもよい。端末200は、ネットワーク400を介してサーバー300と通信してもよい。ネットワーク400は、有線または無線の各種のネットワークを含み得る。画像形成装置100は、有線または無線の通信回線500により端末200と通信する。通信回線500は、例えばLAN(Local Area Network)、NFC(Near field radio communication)等の回線を含み得る。なお、システム1が備える画像形成装置100は複数台に限定されず、例えば1台であってもよい。また、画像形成装置100が、ネットワーク400を介して通信する外部装置は、サーバー300に限定されない。また、端末200は、スマートフォン等の携帯型またはPC等の据え置き型を含み得る。
画像形成装置100は、印刷ジョブ、ファクシミリジョブ等の各種ジョブを処理する。ジョブに対応のジョブデータは、当該処理の対象となる対象データを含む。サーバー300は、画像形成装置100から、対象データを編集するための編集内容を受信し、受信された編集内容を用いて対象データを編集し、編集がなされた対象データを、画像形成装置100に送信する。これにより、画像形成装置100はジョブの対象データを編集するために、画像形成装置100に編集ソフト等の特別な機能を導入することなく、また特別な情報処理端末を利用することなく、対象データを編集することが可能となる。
この開示において、「ジョブ」は、画像形成装置100による実施される処理であって、例えば印刷ジョブ、ファクシミリジョブ、送信ジョブ、受信ジョブ、保存ジョブ等を含み得る。ジョブが有する「ジョブデータ」は、画像形成装置100がジョブを処理する場合に、処理の対象データを含む。
また、この開示において「編集」は、対象データの変更を示す。「編集内容」は、編集の具体的な内容を示す。
<B.画像形成装置100のハードウェア構成>
図2は、本実施の形態にかかる画像形成装置100のハードウェアの構成の一例を概略的に示す図である。図2を参照して、画像形成装置100は、画像形成装置100を制御するための制御部に相当するCPU(Central Processing Unit)150、プログラムおよびデータを格納するための記憶部160、情報の入出力部170、ネットワーク400を介してサーバー300と通信するための通信I/F(InterFaceの略)156、端末200と通信するための通信回路175、および各種処理部を含む。
記憶部160は、CPU150により実行されるプログラムおよびデータを記憶するためのROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)および不揮発メモリ等を含む。RAMは、CPU150によりプログラムを実行する際の作業領域としても供される。
入出力部170は、ディスプレイを含む表示部171およびユーザーが画像形成装置100に情報を入力するために操作する操作部172を含む。ここでは、表示部171と操作部172は、一体的に構成されたタッチパネルとして提供されてもよい。
通信I/F156は、NIC等の回路を含んで構成される。通信I/F156は、サーバー300を含む外部装置とネットワーク400を介して通信するためのデータ通信部157を含む。データ通信部157は、データを、ネットワーク400を介してサーバー300を含む外部装置に送信するための送信部158、およびネットワークを介してサーバー300を含む外部装置からデータを受信する受信部159を含む。
通信回路175は、端末200と通信するための例えばLANまたはNFC等のための通信回路を含む。
上記の各種処理部は、画像処理部151、画像形成部152、画像データを含む各種データを記憶するハードディスク等の記憶部153、印刷ジョブを処理するために図示しないプリンターを制御する画像出力部154、ファクシミリジョブを処理するために図示しないファクシミリ回路を制御するためのファクシミリ制御部155、スキャンジョブを処理するために原稿を光学的に読み取って画像データを得るための画像読取部173、および外部記憶媒体176が脱着自在に装着されるデータリーダー/ライター174を備える。データリーダー/ライター174は、装着された外部記憶媒体176からプログラムまたはデータを読出す回路と、外部記憶媒体176にデータを書込む回路を有する。
<C.サーバー300のハードウェア構成>
図3は、本実施の形態にかかるサーバー300のハードウェア構成の一例を概略的に示す図である。図3を参照して、サーバー300は、サーバー300を制御するためのCPU30、記憶部34、およびネットワークコントローラー35を含む。記憶部34は、CPU30により実行されるプログラムおよびデータを記憶するためのROM31、RAM32、各種の情報を格納するためのHDD(Hard Disk Drive)33、および画像形成装置100等と通信するネットワークコントローラー35を含む。RAM32は、各種情報を記憶する領域と、CPU30でプログラムを実行する際の作業領域とを含む。ネットワークコントローラー35は、NIC等の回路を含む。
<D.端末200のハードウェア構成>
図4は、本実施の形態にかかる端末200のハードウェア構成の一例を概略的に示す図である。図4を参照して、端末200は、端末200を制御するための制御部に相当するCPU20、ディスプレイ23、ユーザーが端末200に情報を入力するために操作する操作パネル25、記憶部26および通信コントローラ27を備える。記憶部26は、CPU20により実行されるプログラムおよびデータを記憶するためのROM21、RAM22、およびハードディスク装置を含むメモリ28を備える。ディスプレイ23と操作パネル25は、一体的に構成されたタッチパネル24として提供されてもよい。通信コントローラ27は、他の端末200または画像形成装置100またはサーバー300と通信するためのNICまたはLAN回路等の通信回路を含む。
<E.機能の構成例>
図5は、本実施の形態にかかる各装置の機能の構成の一例を示す図である。図5を参照して、画像形成装置100は、画像形成装置100に対する入出力部170(より特定的には操作部172)を介したユーザー操作を受付ける操作受付部10、対象データに対する後述の編集内容90を取得する編集内容取得部11、編集のためのプレビュー画面を表示するように表示部171を制御するプレビュー表示制御部14、および取得された編集内容90をサーバー300に送信するための編集内容送信部15を備える。
編集内容取得部11は、操作受付部10が受付けた操作内容を解析しテキストデータを取得するテキスト取得部12、当該操作内容を解析して領域を指定するデータを取得する領域取得部13を含む。
サーバー300は、ファイル選択部40、ジョブ作成部41、テキスト編集部43および領域編集部44を含む編集部42、プレビュー作成部45および送信制御部46を備える。サーバー300の記憶部34は、1または複数のファイル50、1または複数のジョブデータ55または編集後ジョブデータ56、および1または複数のプレビュー画像57または編集後プレビュー画像58を格納するための領域を有する。ジョブデータ55または編集後ジョブデータ56を区別しない場合は、ジョブデータと総称する。またプレビュー画像57または編集後プレビュー画像58を区別しない場合は、プレビュー画像と総称する。
ファイル選択部40は、記憶部34の1または複数のファイル50のうちから1つのファイル50を選択する。ファイル50はテキストファイル、表形式ファイルおよび画像ファイルの各種フォーマットのファイルを含み得る。本実施の形態では、ファイル50は画像データのファイルとしているが、テキストデータまたは表形式データである場合は、ファイル選択部40は、ファイル50のテキストデータまたは表形式データを、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式で変換することにより、画像データを取得する。ファイル50は、当該ファイルの識別子、データのタイプ等を有する。
ジョブ作成部41は例えば印刷ジョブを作成する。なお、作成されるジョブは印刷ジョブに限定されない。具体的には、ジョブ作成部41は印刷ジョブのジョブデータ55または編集後ジョブデータ56を作成し、作成されたジョブを、すなわちジョブデータを記憶部34に格納する。ジョブデータは、対象データ53およびヘッダ54等を含む。印刷ジョブの場合は、対象データ53は画像データに相当する。ヘッダ54は、対象データ53の識別子、作成日時、サイズ、形式、送信先、送信元等の情報を含み得る。編集後ジョブデータ56は、ジョブデータ55の対象データ53が編集内容90を用いて編集されたバージョンを示す。なお、ジョブデータの形式は、これに限定されない。
プレビュー作成部45は、プレビュー画像57または編集後プレビュー画像58を作成し、作成されたプレビュー画像57または編集後プレビュー画像58を記憶部34に格納する。プレビュー画像57は、ジョブデータ55の対象データ53から作成される。編集後プレビュー画像58は、編集後ジョブデータ56の対象データ53から作成される。
送信制御部46は、記憶部34のジョブデータまたはプレビュー画像を画像形成装置100に送信するよう送信部158を制御する。
なお、図5の画像形成装置100およびサーバー300の各部は、CPUにより実行されるプログラムにより実現される、またはプログラムと回路(例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)等の回路)の組合せにより構成されてもよい。
<F.プレビュー画像の表示例>
図6は、本実施の形態にかかるプレビュー画像の表示画面の一例を示す図である。画像形成装置100は、サーバー300からプレビュー画像(プレビュー画像57または編集後プレビュー画像58)を受信し、プレビュー表示制御部14はプレビュー画像から生成した表示制御データに従い表示部171を駆動する。これにより、表示部171は例えば図6の画面を表示する。図6を参照して、プレビュー画像の画面は、プレビュー画像57(または編集後プレビュー画像58)と、画像60と、ユーザーが編集完了を指示するために操作する「編集完了」ボタン182の画像とを含む。画像60は、1つ以上の編集コマンド93の画像を含む。編集コマンド93は、対象データ53の編集方法をサーバー300に具体的に指示するためのコマンドを含む。図6では、編集コマンド93は、編集内容のキャンセル、文字列の黒塗り、文字列のフォント拡大またはフォント縮小等を含むが、編集コマンド93の種類は、これらに限定されない。また、図6の下部では、プレビュー画像のサイズと領域座標と、画像60のサイズと領域が例示されている。
<G.編集内容90の例示>
図7は、本実施の形態にかかる編集内容90の一例を模式的に示す図である。本実施の形態では、ユーザーは、表示部171に表示された対象データ53を表すプレビュー画像に対して編集のための操作を行う。本実施の形態では、プレビュー画像には、後述するように、部分画像の領域を示す編集領域180と、対象データ53のうち当該部分画像に対応した部分データを編集するために用いられる編集用データ181が設定され得る。
図7を参照して編集内容90は、複数のレコードRi(i=1,2,3・・・)を含む。各レコードRiは、1文字以上の文字列を示すテキストデータ91または座標データ92のいずれかを含む。座標データ92は、図6に示すようにプレビュー画像における編集領域180の座標を少なくとも含む。座標データ92は、さらに画像60における各編集コマンド93の位置座標を含み得る。本実施の形態では、編集用データ181は、編集コマンド93、テキストデータ91、図形または写真等の画像データ等を含む。なお、本実施の形態では、説明を簡単にするために、編集用データ181は、例えばテキストデータ91または編集コマンド93を含む。
図7を参照して、編集内容90のうちレコードR1は編集領域180を指定する座標データ92を含む。レコードR2は、レコードR1の座標データ92が示す編集領域に入力されるテキストデータ91を含む。テキストデータ91は、例えば文字コード列を含み得る。
また、続くレコードR3〜R5は座標データ92をそれぞれ含む。レコードR3〜R5の座標データ92は、図6の画像60における編集コマンド93の座標を示す。レコードR3〜R5の座標データ92により、後述するようにサーバー300に対し、編集コマンド93を示すことが可能となる。
レコードR6はテキストデータ91を含む。レコードR6のテキストデータ91は文字列「ββ」と、それに続く文字列「CM」を含む。文字列「ββ」は、続く文字列「CM」は編集コマンド93を表すことを指定するための予め定められた文字列である。このように、本実施の形態によれば、テキストデータ91により編集コマンド93を表現することもできる。
<H.処理のフローチャート>
図8〜図16のフローチャートに従い処理を説明する。なお、ここでは、画像形成装置100は、画像データである対象データ53を印刷ジョブで処理する場合を説明するが、処理されるジョブの種類は印刷ジョブに限定されない。また、図17は、本実施の形態にかかる処理の概要を模式的に示す図である。図18〜図23は、本実施の形態にかかる表示部171の表示画面の一例を示す図である。
(H−1.処理の概要)
図17を参照して全体的な処理の概要を説明する。まず、サーバー300は編集対象となるファイル「A」のコピーであるファイル「A’」を作成する。このように、ファイル「A」がコピーされることにより、別のコピー版対象データ(すなわちファイル「A’」の対象データ53)が生成されて、編集部42は、これに対して編集を実施する。
また、プレビュー作成部45はファイル「A’」の対象データ53からプレビュー画像を生成し、画像形成装置100に送信する(ステップ(1))。画像形成装置100のプレビュー表示制御部14はプレビュー画像を表示部171に表示する。編集内容取得部11は、操作受付部10を介し受付けるユーザーの操作内容から編集内容90を取得する(ステップ(2))。編集内容送信部15は、編集内容90をサーバー300に送信する。サーバー300は、画像形成装置100から受信する編集内容90を用いてファイル「A’」の対象データ53(画像データ)を編集する(ステップ(3)と(4))。
(H−2.全体処理)
図8は、本実施の形態にかかる全体的な処理のフローチャートである。図8を参照して、上記に述べた処理の概要を説明する。まず、画像形成装置100のユーザーは、入出力部170(より特定的には操作部172)を操作して、印刷するべきファイル50の識別子を指定する。操作受付部10は、操作内容を受付ける。CPU150は、受付けた操作内容から印刷ファイルの選択指令を生成しサーバー300に送信する(ステップS3)。この選択指令は、ファイルの識別子を含む。
サーバー300のファイル選択部40は、画像形成装置100から受信した選択指令の識別子に基づき、記憶部34から当該識別子に対応のファイル50を読出す。これにより、ユーザーにより印刷対象のファイル50が選択される。選択されたファイル50は、説明のため、以降、ファイル「A」ともいう。
ジョブ作成部41は、ファイル「A」から対象データ53を読出し、読出された対象データ53からジョブデータ55を作成し記憶部34に格納する(ステップT3)。
また、プレビュー作成部45は、ファイル「A」の対象データ53から、プレビュー画像57を作成し、ジョブデータ55と関連付けて記憶部34に格納する(ステップT5)。このプレビュー画像57には、この時点で編集コマンド93の画像60が付加されてもよい。
プレビュー作成部45は、例えば、対象データ53を予め定められた変更基準に従い変更することによりプレビュー画像57を生成する。変更基準は、例えば画像のサイズ、解像度等の画像の属性の種類と、変更後の属性値等を含み得る。なお、変更する属性の種類は、サイズ、解像度等に限定されない。また、プレビュー画像57を作成するために用いる変更基準は、プレビュー画像の表示先である画像形成装置100の表示部171のディスプレイサイズ、ディスプレイの解像度等の仕様に基づき決定されてもよい。
画像形成装置100の送信制御部46は、記憶部34から、ステップT5で作成されたプレビュー画像57と関連付けられたジョブデータ55とを読出し、プレビュー画像57とジョブデータ55を画像形成装置100に送信する(ステップT7)。なお、この送信時に、プレビュー画像57に画像60が付加されてもよい。
画像形成装置100の通信I/F156(より特定的には受信部159)は、サーバー300からジョブデータ55とプレビュー画像57を受信し、両者を関連付けて記憶部160に格納する(ステップS5)。また、プレビュー表示制御部14は受信したプレビュー画像57から表示制御データを生成し、生成した表示制御データに基づき表示部171を制御する。これにより、表示部171は、例えば図18のプレビュー画像を表示する(ステップS5)。図18の画面では、「編集」ボタン190および「印刷」ボタン191が表示される。
なお、図18では、編集コマンド93の画像60は消去されている。本実施の形態では、プレビュー表示制御部14は、プレビュー画像57(58)を表示部171に表示させる場合に、操作受付部10が受付けるユーザー操作内容に従い、画像60の表示のオン/オフ(消去)を切替えることが可能である。これにより、表示部171の画面が小さい場合でも、プレビュー画像57(58)を確認することが容易となる。
CPU150は、操作受付部10の出力から、ユーザーにより操作部172の押下(タッチ)操作がなされたか否かを判断する(ステップS7)。なお、操作の種類は押下に限定されない。CPU150は、押下操作がなされないと判断したとき(ステップS7でNO)、ステップS5の処理に戻るが、CPU150は、押下操作がなされたと判断したとき(ステップS7でYES)、CPU150は、操作内容を解析し、解析結果に基づき「編集」のボタン190、「印刷」ボタン191および図示しない「その他(キャンセル等)」のいずれのボタンが操作されたかを判断する(ステップS9)。
CPU150は、「印刷」ボタン191が操作されたと判断したとき、画像出力部154を用いてジョブデータ55を用いて印刷処理を実施し(ステップS13)、「その他」ボタンが操作されたとき図8の処理を終了する(ステップS15)。
CPU150は、「編集」ボタン190が操作されたと判断したとき、編集内容取得部11は操作受付部10が受付けた操作内容から編集内容90を取得するための処理(ステップS11:処理1)を実施する。「処理1」の詳細は後述する。
「処理1」を実施後に、CPU150は、操作受付部10が受付けた操作内容から、ユーザーにより操作部172の押下操作がなされたか否かを判断する(ステップS17)。なお、この操作は押下操作に限定されない。CPU150は、押下操作がなされないと判断すると(ステップS17でNO)、ステップS11に戻るが、押下操作がなされたと判断すると(ステップS17でYES)、CPU150は、操作内容から図22の「編集完了」ボタン182が操作されたかを判断する(ステップS19)。CPU150は、「編集完了」ボタン182が操作されていないと判断すると(ステップS19でNO)、ステップS11に戻る。
CPU150は、「編集完了」ボタン182が操作されたと判断すると(ステップS19でYES)、編集内容送信部15は、ステップS11で取得された編集内容90をサーバー300に送信する(ステップS21)。
サーバー300は、画像形成装置100から編集内容90を受信し、編集部42は受信された編集内容90を用いてファイル「A」の対象データ53の編集処理(ステップT11:処理2)を実施する。
ジョブ作成部41は、ファイル「A」の編集後の対象データ53とそのヘッダ54とを含む編集後ジョブデータ56を作成し、記憶部34に格納する(ステップT13)。
また、プレビュー作成部45は、ファイル「A」の編集後の対象データ53から、編集後プレビュー画像58を作成し、編集後ジョブデータ56と関連付けて記憶部34に格納する(ステップT15)。この編集後プレビュー画像58にも、編集コマンド93の画像60が付加され得る。
画像形成装置100の送信制御部46は、ステップT15で作成された編集後プレビュー画像58と関連付けられた編集後ジョブデータ56とを記憶部34から読出し、読出された編集後プレビュー画像58と編集後ジョブデータ56を画像形成装置100に送信する(ステップT17)。
画像形成装置100のプレビュー表示制御部14は、サーバー300から受信した編集後プレビュー画像58から表示制御データを生成し、生成した表示制御データに従い表示部171を制御する(ステップS23)。これにより、表示部171に編集後の対象データ53のプレビュー画像が表示される(図23参照)。図23のプレビュー画像の編集領域180の画像は、図18のプレビュー画像における元の画像が編集内容90により変更されたものを示す。
ステップS23以降は、ステップS5に戻り、CPU150は、操作受付部10からの操作内容によりユーザー操作がなされたと判断すると(ステップS7でYES、ステップS9でYES)、処理1を実施する(ステップS11)または印刷ジョブを処理する(ステップS13)。
これにより、ユーザーは、画像形成装置100を操作して編集内容90を入力した場合、サーバー300が編集内容90を用いて対象データ53を編集し、編集後の対象データ53に基づく編集後プレビュー画像58が画像形成装置100の表示部171に表示される。また、編集内容90が適切でない場合、ユーザーは、編集後プレビュー画像58に対して、再度、編集内容90を入力することで、サーバー300により再入力後の編集内容90を用いて編集された対象データ53の編集後プレビュー画像58が表示部171に表示される。このように、画像形成装置100は、対象データ53に対する編集内容90の入力と、サーバー300により当該編集内容90を用いた編集後の対象データ53のプレビュー画像の確認とを繰返すことができる。
また、サーバー300が提供するプレビュー画像は、ユーザーに対し、編集内容90が適切であることを確認するための支援情報として提供され得る。したがって、画像形成装置100のユーザーは、ファイル50中の対象データ53を、編集ソフト等を画像形成装置100に導入することなく簡単な構成で編集することが可能になる。
(H−3.編集内容の取得処理:処理1)
図9は、図8の編集内容の取得処理(処理1)の一例を示すフローチャートである。図9を参照して、編集内容取得部11は、プレビュー画像を表示するためにプレビュー表示制御部14を起動する(ステップS31)。
プレビュー表示制御部14は、プレビュー画像を表示するように表示部171を制御する(ステップS33)。これにより表示部171は、編集コマンド93の画像60が付加されたプレビュー画像(図19参照)を表示する。
CPU150は、操作受付部10が受付ける操作内容から、ユーザーが押下操作をしたか否かを判断する(ステップS35)。なお、操作の種類は、押下操作に限定されない。
CPU150は、押下操作がなされないと判断すると(ステップS35でNO)、ステップS33に戻るが、押下操作がなされたと判断すると(ステップS35でYES)、CPU150は、操作内容を解析し、「編集完了」ボタン182の操作であるか否かを判断する(ステップS37)。
CPU150は、受付けた操作内容は「編集完了」ボタン182の操作ではないと判断すると(ステップS37でNO)、CPU150は、当該操作内容から、当該操作内容は指1本の操作であるか、またはその他の操作であるかを判断する(ステップS41)。本実施の形態では、ユーザーは、編集領域180を指定する場合、操作部172を指1本で操作する。なお、指の操作に限定されず、ペン等の操作であってもよい。
CPU150は、操作内容は指1本の操作であると判断すると(ステップS41で‘指1本’)、領域取得部13により後述する領域及びテキスト取得処理(処理1−1)が実施される(ステップS43)。一方、CPU150は、操作内容は‘その他の操作’であると判断すると、元の処理(図6のステップS11)に戻る。
CPU150は、受付けた操作内容は「編集完了」ボタン182の操作であると判断すると(ステップS37でYES)、編集内容送信部15は、処理1において取得された編集内容90をサーバー300に送信し(ステップS39)、元の処理(図6のステップS11)に戻る。
(H−4.領域及びテキスト取得処理:処理1−1)
図10は、図9の領域及びテキスト取得処理(処理1−1)の一例を示すフローチャートである。ここでは、ユーザーは、操作部172の表面(例えば、タッチパッド表面)を1本の指で例えばスライド操作することにより領域を指定する。スライド操作は、1本の指でタッチしたまま、一方向に指を動かす操作を示す。本実施の形態では、領域取得部13は、操作受付部10が受付けるユーザー操作内容から、スライド操作の開始位置から終了位置(すなわち指が表面にタッチ(押下)を開始した位置から直後に指が表面から離れた位置)を検出する(図20の矢印の編集領域180の選択)。
領域取得部13は、操作受付部10が受付ける操作内容を解析し、解析結果から指が操作部172の表面を離れたか否かを判断する(ステップS51)。表面を離れていない(ステップS51でNO)間は、ステップS51の処理が繰返し実施される。
領域取得部13は、操作受付部10が受付ける操作内容から指が操作部172の表面を離れたと判断すると(ステップS51でYES)、領域取得部13は、操作部172の表面における指がタッチ(押下)を開始した位置と直後に指が表面から離れた位置を検出し、検出した両位置を、左上端と右下端とする矩形の編集領域180の座標を取得する(ステップS53)。例えば、領域取得部13は、操作部172の表面を2次元の座標領域とした場合に、表面上で検出した位置を座標値に変換することにより矩形領域の左上端と右下端の座標を取得する。
領域取得部13は、取得した編集領域180の座標データ92を記憶部160の編集内容90にレコードR1として格納する(ステップS55)。
テキスト取得部12は、文字の入力操作を受付けるために表示部171に、キーボード183の画像(図21参照)を表示させる(ステップS57)。テキスト取得部12は、キーボード183の画像における各キーに対応して、文字コードと、当該キーの座標とを関連付けて記憶する。テキスト取得部12は、操作受付部10が受付ける操作内容から、操作部172の表面が押下されたか否かを判断する(ステップS59)。テキスト取得部12は押下されたと判断しない(ステップS59でNO)間は、ステップS57の処理を繰返す。
一方、テキスト取得部12は操作部172の表面が押下されたと判断すると(ステップS59でYES)、テキスト取得部12は押下された位置は、キーボード183の画像が表示されている領域に対応するか否かを判断する(ステップS61)。テキスト取得部12は、押下位置はキーボード183の画像の領域に対応すると判断すると(ステップS61でYES)、テキスト取得部12は、押下されたキーはキーボード183の画像の「OK」キーか否かを判断する(ステップS63)。テキスト取得部12は、押下位置は「OK」キーではないと判断すると(ステップS63でNO)、テキスト取得部12は、押下された位置に対応のキーの文字を編集内容90の次のレコードR2に格納する(ステップS67)。その後、ステップS59に戻り以降の処理を繰返す。これにより、ステップS59〜ステップS67の処理が繰返される。
一方、テキスト取得部12は、押下位置は「OK」キーの位置であると判断すると(ステップS63でYES)、上記のステップS59〜ステップS67の繰返しにより得られた文字列を、レコードR2に編集用データのテキストデータ91として格納する(ステップS65)。その後、処理は図9のステップS33に戻る。
一方、テキスト取得部12は、押下された位置はキーボード183の画像の領域内ではないと判断すると(ステップS61でNO)、処理は図7のステップS33に戻る。
なお、図9および図10の処理においては、ユーザーの操作内容から画像60の領域の座標が押下された場合は、画像60の押下位置の座標を示す座標データ92を格納したレコードR3、R4およびR5が編集内容90に格納される。また、図9および図10の処理においては、ユーザーの操作内容からレコードR6に示すように「ββ」「CM」を含むテキストデータ91を入力することもできる。
(H−5.編集処理:処理2)
図11は、図8のサーバー300における編集処理(処理2)の一例を示すフローチャートである。図11を参照して編集処理を説明する。なお、図11の処理では、編集内容をキャンセルするか否かを制御するための変数としてキャンセルフラグが用いられて、このキャンセルフラグは、‘false’に初期設定される。
まず、サーバー300は、画像形成装置100から編集内容90を受信すると、編集部42は、ステップT3で選択されたファイルAの複製であるコピー(以下、ファイルA’とする)を作成する(ステップT21)。
編集部42は、編集内容90から最初の内容、すなわちレコードR1を抽出し(ステップT23)、キャンセルフラグは、‘false’を示すか否かを判断する(ステップT27)。このときは、キャンセルフラグは、‘false’を示すので、編集部42は、キャンセルフラグは、‘false’を示すと判断し(ステップT27でYES)、レコードR1の内容を判断する(ステップT29)。
編集部42は、レコードR1の内容を解析し、編集領域の座標データ92を示すと判断すると、後述する領域座標処理(処理2−1)を実施する(ステップT31)が、レコードR1の内容がテキストデータ91を示すと判断すると、後述するテキスト処理(処理2−2)を実施する(ステップT33)。
その後、編集部42は編集内容90に残存処理が有るか否か、すなわち未処理のレコードRiが有るか否かを判断する(ステップT35)。編集部42は、残存処理は無いと判断すると(ステップT35でYES)、図8のステップT11に戻る。
編集部42は、残存処理は有ると判断すると(ステップT35でNO)、編集内容90の次のレコードRiの内容を読出し(ステップT37)、ステップT27に戻る。これにより、次のレコードRiに従う編集処理(処理2−1または処理2−3)が実施される。
ステップT27において、編集部42は、キャンセルフラグは‘false’を示さない、すなわちキャンセルフラグは、‘True’を示すと判断すると(ステップT27でNO)、編集部42は、ステップT35に移行する。このように、キャンセルフラグが‘True’を示す場合は、編集処理(処理2−1または処理2−2)はスキップされる。
(H−6.領域座標処理:処理2−1)
図12は、本実施の形態にかかる領域座標処理(処理2−1)の一例を示すフローチャートである。図12を参照して、領域編集部44は、キャンセルフラグは‘false’を示すか否かを判断する(ステップT41)。領域編集部44は、キャンセルフラグは‘false’を示さない、すなわちキャンセルフラグは、‘True’を示すと判断すると(ステップT41でNO)、領域編集部44は、図11のステップT35に移行する。これにより、キャンセルフラグが‘True’を示す場合は、領域編集処理はスキップされる。
領域編集部44は、キャンセルフラグは‘false’を示すと判断すると(ステップT41でYES)、以降の領域編集処理を実施する。具体的には、まず、領域編集部44は、レコードRiから読出した座標データ92を、ファイルA’の対象データ(画像データ)上の位置座標に変換する(ステップT43)。これにより、座標データ92から、ファイルA’の対象データ上の位置座標が取得される。この変換は、上記に述べた変更基準に従う変換式が用いられる。
領域編集部44は、取得された位置座標と、ファイルA’の対象データの画像領域の座標とを比較し、位置座標は対象データ53の画像領域内(すなわち編集コマンド93の画像60の領域ではない)であるか否かを判断する(ステップT45,T47)。領域編集部44は、位置座標は画像領域内であると判断すると(ステップT47でYES)、領域編集部44はキャンセルフラグに‘False’を設定し(ステップT49)、対象データ53の当該位置座標に対応した部分の文字の属性(フォント、サイズ等)を一時記憶領域に記憶する(ステップT51)。その後、元の処理(ステップT31)に戻る。
領域編集部44は、位置座標は画像領域内にないと判断すると(ステップT47でNO)、領域編集部44は、当該位置座標は画像60の編集コマンド93のいずれに該当するかを判断する(ステップT53)。具体的には、領域編集部44は、画像60の各種の編集コマンド93に対応した位置座標を有する。領域編集部44は、ステップT43で取得した位置座標と各種の編集コマンド93に対応した位置座標とを比較し、比較の結果に基づき、当該取得された位置座標に対応した編集コマンド93の種類を判断する。
領域編集部44は、編集コマンド93は‘キャンセル’を示すと判断すると、編集内容のキャンセル(ステップT55:後述の処理3)を実施し、編集コマンド93は‘黒塗り’を示すと判断すると文字列の黒塗り(ステップT57:後述の処理4)を実施し、編集コマンド93は‘文字拡大’を示すと判断すると文字の拡大(ステップT59:後述の処理5)を実施する。その後、元の処理(ステップT31)に戻る。なお、ステップT53では、さらに他の種類のコマンドが判断されるようにしてもよい。
(H−7.領域座標処理:処理2−2)
図13は、本実施の形態にかかるテキスト編集処理(処理2−2)の一例を示すフローチャートである。図13を参照して、テキスト編集部43は、キャンセルフラグは‘false’を示すか否かを判断する(ステップT71)。領域編集部44は、キャンセルフラグは‘false’を示さない、すなわちキャンセルフラグは、‘True’を示すと判断すると(ステップT71でNO)、テキスト編集部43は、図11のステップT35に移行する。これにより、キャンセルフラグが‘True’を示す場合は、テキスト編集処理はスキップされる。
テキスト編集部43は、キャンセルフラグは‘false’を示すと判断すると(ステップT71でYES)、以降のテキスト編集処理を実施する。具体的には、まず、テキスト編集部43は、レコードRiから読出したテキストデータ91を解析し(ステップT73)、テキストデータ91の文字列が予め定められた文字列「ββ」を含むかを判断する(ステップT75)。テキスト編集部43は、テキストデータ91は「ββ」を含まないと判断すると(ステップT75でYES)、すなわちテキストデータ91は編集のコマンドを示さないと判断すると、テキストデータ91の文字列の編集処理を実施する。
具体的には、テキスト編集部43は、一時記憶領域にフォント等の文字の属性が格納されているかを判断し(ステップT77)、格納されていない場合は(ステップT77でNO)元の処理(ステップT31)に戻る。一時記憶領域にフォント等の文字の属性が格納されている場合(ステップT77でYES)、テキスト編集部43は、テキストデータ91が示す文字列を格納されている文字の属性を用いて変更(フォント、サイズ等の変更)し、変更後の文字列の画像を当該対象データ(画像)の編集領域180に上書きする(ステップT79)。
一方、テキスト編集部43は、テキストデータ91は「ββ」を含むと判断すると(ステップT75でNO)、テキスト編集部43は、テキストデータ91の「ββ」に続く文字列「CM」を解析し、解析結果に基づき、文字列「CM」がいずれの種類の編集コマンド93を示すかを判断する(ステップT81)。テキスト編集部43は、判断された編集コマンド93の種類に従い編集内容のキャンセル(ステップT83:後述の処理3)を実施し、編集コマンド93は‘黒塗り’を示すと判断すると編集領域180の文字列の黒塗り(ステップT85:後述の処理4)を実施し、編集コマンド93は‘文字拡大’を示すと判断すると編集領域180の文字の拡大(ステップT87:後述の処理5)を実施する。その後、元の処理(ステップT31)に戻る。なお、ステップT81では、さらに他の種類のコマンドが判断されるようにしてもよい。
(H−8.キャンセル処理:処理3)
図14は、本実施の形態にかかるキャンセル処理(処理3)の一例を示すフローチャートである。キャンセル処理は、直前に指定された編集領域180においてなされた編集内容(文字列入力、フォント拡大/縮小、黒塗り等)をキャンセル(取消)する処理を示す。
図14を参照して、編集部42は、キャンセルフラグに‘True’を設定する(ステップT91)。編集部42は、1つ前の編集処理を、すなわち直前に指定された編集領域180に対してなされた編集処理を編集内容90から特定しながら(ステップT93、ステップT97でNO、ステップT99でNO)、当該編集領域180に対して実施された編集内容をキャンセルする(ステップT95)。例えば、図7の編集内容90によれば、のレコードR6でキャンセルの編集コマンド93が検出されるので、編集領域180を指定している直前のレコードR1と次の編集領域180を指定するレコードRiとの間にあるレコードR2〜R5を遡りながら、テキストデータ91および編集コマンド93に従うファイルA’に対する編集内容をキャンセルする。つまり、ファイルA’の当該編集領域180に、当該編集領域180に対応するファイルAの領域の内容が上書きされて、ファイルA’の編集領域180の内容は元の内容に戻される(当該編集領域180に対する編集内容はキャンセルされる)。
編集部42は、編集内容90から次の編集領域180を示す座標データ92のレコードRiを検出することにより(ステップT97でYES、ステップT99でYES)、編集内容90においてキャンセル処理を実施する前のレコードRiに戻ることができる(ステップT101)。その後、処理3を終了し、図12または図13の元の処理に戻る。
(H−9.黒塗り処理:処理4)
図15は、本実施の形態にかかる黒塗り処理(処理4)の一例を示すフローチャートである。黒塗り処理は、直前に指定された編集領域180の文字列を黒塗りする処理を示す。
図15を参照して、編集部42は、ファイルA’の対象データ53の画像領域においてレコードRiにより直前に指定された編集領域180を確認(検出)し(ステップT103)、当該編集領域180の黒塗りを実行する(ステップT105)。その後、処理4を終了し、図12または図13の元の処理に戻る。
(H−10.拡大縮小処理:処理5)
図16は、本実施の形態にかかる拡大または縮小の処理(処理4)の一例を示すフローチャートである。拡大縮小処理は、直前に指定された編集領域の文字列を拡大または縮小する処理を示す。
図16を参照して、編集部42は、ファイルA’の対象データ53の画像領域においてレコードRiにより直前に指定された編集領域180を確認(検出)し(ステップT107)、当該編集領域180の文字列のフォントまたはサイズを一時記憶領域から読出し(ステップT109)、読出されたフォントまたはサイズに従い文字列の拡大または縮小を実行する(ステップT111)。その後、処理5を終了し、図12または図13の元の処理に戻る。
なお、編集部42は、この拡大縮小処理において、編集領域180の座標データ92の座標値を拡大または縮小に伴い変更してもよい。
<I.変形例>
上記の実施の形態では編集部42は、図21のキーボード183の画像を介した画像形成装置100に対するユーザーの操作内容から編集内容90を取得するが、取得方法はキーボード183の画像の操作に限定されない。例えば、端末200は操作パネル25を介したユーザー操作内容を、通信回路175を介して受信する。これにより、画像形成装置100は、端末200に対するユーザー操作内容を、画像形成装置100に対するユーザー操作内容として受付ける。画像形成装置100では、編集内容取得部11は、端末200から受付けた操作内容から編集内容90を取得して、画像形成装置100に送信してもよい。この場合、画像形成装置100はプレビュー画像を端末200に送信し、端末200のディスプレイ23に表示させてもよい。
また、画像形成装置100は編集内容90を取得する場合、ユーザーがプレビュー画像を拡大または縮小の操作をした場合に、編集領域180のサイズの拡大または縮小の度合を取得し、取得した度合に従い座標データ92を変更する。
サーバー300は、画像形成装置100から編集内容90を受信した場合に、ジョブデータ55(または56)が記憶部34からから検索できない場合、例えばジョブデータ55(または56)が記憶部34から削除された場合、すなわち編集対象のファイル「A」または「A’」を検索することができない場合、サーバー300は以下の処理のうちの少なくとも1つを実施する。すなわち、エラーメッセージを画像形成装置100に送信する処理、または、画像形成装置100の要求しジョブデータ55(または56)を受信することで編集対象のファイル「A」または「A’」を受信して取得する処理、または、サーバー300は、画像形成装置100へ印刷ジョブを中断させる指示を送信する処理、または、サーバー300は、編集対象のファイル「A」の編集をせずに、画像形成装置100に対してファイル「A」の印刷ジョブの処理の実行指示を送信する処理のうちの少なくとも1つを実行する。なお、編集対象のファイル「A」または「A’」を検索することができない場合、サーバー300が実行する処理の種類はこれらに限定されない。
また、本実施の形態では、サーバー300は、ジョブデータ55(56)とプレビュー画像57(58)を画像形成装置100に個別に送信したが、個別に送信するケースに限定されない。サーバー300は、プレビュー画像57(58)が含まれたジョブデータ55(56)を生成し、このようにプレビュー画像57(58)を含むジョブデータ55(56)を、画像形成装置100に送信するとしてもよい。
また、本実施の形態では、編集部42は、プレビュー画像上の座標データ92から、ファイル「A」の種類に従い対象データ53の座標データ92に対応したデータ位置を検出する。例えば、ファイル「A」の種類がテキストファイルであれば、座標データ92をテキストファイルの種類に従う予め定められた変換式に従い文書の行数および先頭からの文字数に変換する。または、ファイル「A」の種類がエクセル(登録商標)等の表形式のデータであれば、表形式の種類に従う予め定められた変換式に従い行または列の位置に変換する。また、ファイル「A」の種類がパワーポイント(登録商標)であれば、パワーポイントのファイル種類に従う予め定められた変換式に従いスライドの左上を原点とした座標に変換する。編集部42は、このような変換式により得られた位置を用いて、ファイル「A」の対象データ53(テキスト、表等)を、テキストデータ91等を用いて編集してもよい。
編集部42は、編集内容90とファイル「A」が固有に備える文字のフォントまたはサイズ、すなわち対象データ53が有する属性の種類(フォント、サイズ)またはその値(明朝体、サイズの最大/最小値等)に従い、対象データ53またはプレビュー画像を編集してもよい。例えば、編集内容90がフォント拡大の編集コマンド93を含む場合に、フォントサイズの最大値を超えないように編集がなされる。
また、プレビュー画面では、編集対象となるファイル「A」の文字が有するフォントまたはサイズを表示してもよい。これにより、ユーザーに対して編集内容90を入力するための支援情報を与えることができる。
また、サーバー300の編集部42は、テキストデータをもとに編集処理を行う際、ユーザーが座標データ92により指定した編集領域180内に、テキストデータ91によりユーザーが指定した文字列が、指定のフォントまたはサイズで収まるか否かを判断する。収まらないと判断した場合、編集部42は編集領域180を拡大する、または文字列を編集領域180の大きさに合わせてサイズを縮小する、または編集領域180の拡大と文字列の縮小とを組合わせて実施する。
<J.プログラム>
本実施の形態では、上記に述べた処理を画像形成装置100およびサーバー300に実行させるためのプログラムが提供される。このようなプログラムは、少なくとも上記の図8〜図16に示すフローチャートに従うプログラムを含む。画像形成装置100およびサーバー300のコンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスク等の記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。プログラムは、CPU等の1つ以上のプロセッサにより、またはプロセッサとASIC,FPGA等の回路との組合せにより実行され得る。
なお、プログラムは、コンピュータのOS(Operating System)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して、プロセッサに処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本実施の形態のプログラムに含まれ得る。
また、本実施の形態にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して、プロセッサに処理を実行させる。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本実施の形態にかかるプログラムに含まれ得る。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 システム、10 操作受付部、11 編集内容取得部、12 テキスト取得部、13 領域取得部、14 プレビュー表示制御部、15 編集内容送信部、40 ファイル選択部、41 ジョブ作成部、42 編集部、43 テキスト編集部、44 領域編集部、45 プレビュー作成部、46 送信制御部、53 対象データ、54 ヘッダ、55 ジョブデータ、56 編集後ジョブデータ、57 プレビュー画像、58 編集後プレビュー画像、60 画像、90 編集内容、91 テキストデータ、92 座標データ、93 編集コマンド、100 画像形成装置、180 編集領域、181 編集用データ、182,190,191 ボタン、183 キーボード、200 端末、300 サーバー。

Claims (20)

  1. ジョブを処理する画像形成装置と、
    前記画像形成装置と通信するサーバーと、を備え、
    前記ジョブは、前記処理の対象データを含み、
    前記サーバーは、
    前記サーバーを制御する制御部と、
    前記画像形成装置と通信する通信インターフェースとを含み、
    前記制御部は、
    前記画像形成装置から、前記対象データを編集するための編集内容を受信し、
    受信された前記編集内容を用いて前記対象データを編集し、
    編集後の前記対象データを含むジョブを、前記画像形成装置に送信するよう構成され、
    前記画像形成装置は、
    前記サーバーから前記対象データを表す画像を受信して表示し、
    前記画像形成装置に対するユーザーの操作内容から、前記編集内容を取得し、
    前記編集内容は、前記対象データを表す画像における部分画像の領域を示す編集領域のデータと、前記対象データの当該部分画像に対応した部分データを編集するために用いられる編集用データを含む、システム。
  2. ジョブを処理する画像形成装置であって、
    前記画像形成装置を制御する制御部と、
    サーバーと通信する通信インターフェースと、を備え、
    前記ジョブは、前記処理の対象データを含み、
    前記制御部は、
    前記サーバーから前記対象データを表す画像を受信し、ディスプレイに表示させ、
    前記画像形成装置に対するユーザーの操作内容から、前記対象データを編集するための編集内容を取得し、
    前記対象データを編集させるために、前記サーバーに前記編集内容を送信し、
    編集後の前記対象データを含むジョブを前記サーバーから受信するよう構成され
    前記編集内容は、前記対象データを表す画像における部分画像の領域を示す編集領域のデータと、前記対象データの当該部分画像に対応した部分データを編集するために用いられる編集用データを含む、画像形成装置。
  3. 前記制御部は、さらに、
    前記サーバーから受信する前記対象データを表す画像をディスプレイに表示させ、その後に、前記ジョブを処理するよう構成される、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、さらに、
    前記対象データを表す画像をディスプレイに表示させているときに、前記画像形成装置に対するユーザーの操作内容から、前記対象データを編集するための編集内容を取得するよう構成される、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、さらに、
    前記サーバーから、前記対象データを表す画像を受信するとき前記ジョブを受信する、請求項2から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、
    前記ディスプレイに表示される画像の拡大または縮小のユーザーの操作内容を受付けた場合、前記編集内容における前記編集領域のサイズを、当該拡大または縮小の度合に従い変更する、請求項2から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記編集用データは、前記部分データの編集方法を前記サーバーに指示するコマンドを含む、請求項2から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、外部の端末から当該端末に対する端末操作内容を受信するよう構成されて、
    前記画像形成装置に対するユーザーの操作内容は、受信された前記端末操作内容を含む、請求項2からのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. ジョブを処理する画像形成装置と通信するサーバーであって、
    前記ジョブは、前記処理の対象データを含み、
    前記画像形成装置は、
    前記サーバーから受信する前記対象データを表す画像を表示し、
    前記画像形成装置に対するユーザーの操作内容から、前記対象データを編集するための編集内容を取得し、
    前記サーバーは、
    前記サーバーを制御する制御部と、
    前記画像形成装置と通信する通信インターフェースとを含み、
    前記制御部は、
    前記画像形成装置から、前記編集内容を受信し、
    受信された前記編集内容を用いて前記対象データを編集し、
    編集後の前記対象データを含むジョブを、前記画像形成装置に送信するよう構成され
    前記編集内容は、前記対象データを表す画像における部分画像の領域を示す編集領域のデータと、前記対象データの当該部分画像に対応した部分データを編集するために用いられる編集用データを含む、サーバー。
  10. 前記サーバーは、
    前記ジョブを格納する記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、さらに、
    前記編集内容を受信した場合、前記対象データを含む前記ジョブが前記記憶部から検索できないときは、エラーメッセージを画像形成装置に送信する、または、
    前記画像形成装置から前記対象データを含む前記ジョブを受信する、または、
    前記画像形成装置へ前記ジョブの処理を中断させる指示を送信する、または、
    前記画像形成装置へ前記ジョブの処理を実行させる指示を送信する、のうちの少なくとも1つを実施するよう構成される、請求項に記載のサーバー。
  11. 前記制御部は、さらに、
    前記対象データを表す画像と、当該対象データの編集コマンドを表す画像とを含むビュー画像を表示させるために、当該ビュー画像を前記画像形成装置に送信するよう構成される、請求項または10に記載のサーバー。
  12. 前記編集内容は、ユーザーのタッチ操作がなされた前記編集コマンドを表す画像の前記ビュー画像における位置を含み、
    前記制御部は、
    前記編集内容に含まれる前記編集コマンドを表す画像の位置から、当該編集コマンドを取得するよう構成される、請求項11に記載のサーバー。
  13. 前記制御部は、さらに、
    前記対象データの種類に従い、前記編集領域を当該対象データにおけるデータ位置に変換し、当該対象データにおける前記データ位置にあるデータを、前記編集用データを用いて編集するよう構成される、請求項9から12のいずれか1項に記載のサーバー。
  14. 前記制御部は、さらに、
    前記編集内容と前記対象データが有する属性の種類または属性の値に従い、当該対象データを編集するよう構成される、請求項9から13のいずれか1項に記載のサーバー。
  15. 前記対象データは、当該対象データをコピーすることによる得られるコピー版対象データを含み、
    前記制御部は、さらに、
    前記編集内容を用いて前記コピー版対象データを編集するよう構成される、請求項9から14のいずれか1項に記載のサーバー。
  16. 前記編集内容は、前記対象データを編集するために前記制御部により実行される編集コマンドを表すテキストデータを含む、請求項9から15のいずれか1項に記載のサーバー。
  17. 前記編集用データは、1文字以上からなる文字列を含み、
    前記制御部は、さらに、
    前記編集内容を用いて前記対象データを編集する場合、前記編集領域に前記文字列が収まるように、当該編集領域のサイズを変更する、または文字のサイズを変更するよう構成される、請求項9から16のいずれか1項に記載のサーバー。
  18. ジョブを処理する画像形成装置で実施される方法であって、
    前記ジョブは、前記処理の対象データを含み、
    前記方法は、
    サーバーから前記対象データを表す画像を受信してディスプレイに表示させるステップと、
    前記画像形成装置に対するユーザーの操作内容から、前記対象データを編集するための編集内容を取得するステップと、
    前記対象データを編集させるために、前記サーバーに前記編集内容を送信するステップと、
    前記サーバーから、編集後の前記対象データを含むジョブを受信するステップと、を備え
    前記編集内容は、前記対象データを表す画像における部分画像の領域を示す編集領域のデータと、前記対象データの当該部分画像に対応した部分データを編集するために用いられる編集用データを含む、方法。
  19. ジョブを処理する画像形成装置と通信するサーバーで実施される方法であって、
    前記ジョブは、前記処理の対象データを含み、
    前記画像形成装置は、前記サーバーから受信する対象データを表す画像をディスプレイに表示し、
    前記方法は、
    前記画像形成装置に対するユーザーの操作内容から取得された編集内容であって、前記対象データを編集するための前記編集内容を、前記画像形成装置から受信するステップと、
    受信された前記編集内容を用いて前記対象データを編集するステップと、
    編集後の前記対象データを含むジョブを前記画像形成装置に送信するステップと、を備え
    前記編集内容は、前記対象データを表す画像における部分画像の領域を示す編集領域のデータと、前記対象データの当該部分画像に対応した部分データを編集するために用いられる編集用データを含む、方法。
  20. 請求項18または19に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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