JP2011226904A - 基板検査装置及び基板検査方法 - Google Patents

基板検査装置及び基板検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プローブの位置を補正して、プローブを正確に且つ迅速に当接させる。
【解決手段】基板検査装置は、検査点と導通接触する検査端子と、接地点と導通接触する接地端子を備えるプローブと、検査端子及び接地端子をそれぞれ基板の検査点及び接地点に当接するための駆動手段と、駆動手段を基板の検査に応じて駆動制御するための制御手段と、基板の検査点及び接地点とプローブの検査端子及び接地端子とを撮像する撮像手段と、撮像手段が撮像する撮像情報から、検査対象となる検査点及び接地点の目標位置情報と、検査端子及び接地端子の先端の端子位置情報とを検出する検出手段と、検出手段が検出する目標位置情報及び端子位置情報を基に、目標ベクトル情報及び端子ベクトル情報を算出する算出手段と、算出手段の目標ベクトル情報及び端子ベクトル情報を基に、検査点及び接地点に検査端子及び接地端子を接触させるための補正情報を算出する補正手段とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、検査対象となる基板の配線を検査するために、その検査対象の配線にプローブを正確に且つ迅速に当接させることのできるプローブの位置補正方法を実行する基板検査装置及び基板検査方法に関する。
尚、本発明が対象とする基板には、例えば、プリント配線基板、フレキシブル基板、セラミック多層配線基板、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ用の電極板、及び半導体パッケージ用のパッケージ基板やフィルムキャリアなど種々の基板や、半導体ウェハや半導体チップやCSP(Chip size package)や(LSI(Large Scale Integration)などの半導体装置が該当する。
従来、多数の電子部品等を実装した基板に対し、所定の検査点に適宜プローブの先端を接触させ、基板検査装置側から所要の検査信号を入力して、この検査点での電気的特性を測定し、その測定結果に基づいて配線の良否判定が行われている。
特に、マイクロプロセッサなどの高周波信号を扱う電子部品が搭載される基板では、高周波信号の伝送特性が重要であるため、TDR(Time Domain Reflectometry)測定と呼ばれる伝送特性を確認するための測定が実施されている。
このTDR測定は、基板に形成される配線の特性インピーダンスを測定するもので、その測定結果が規格値の範囲内に存在しているか否かで、基板の配線の良否を判定するものである。
このTDR測定に使用される高周波プローブは、例えば、同軸パイプからなり、その先端に内部導体(Signalライン)を延長して信号用接触子が形成されると共に、外部導体(GNDライン)を信号用接触子に沿うように接地用接触子として突設されている。実際のTDR測定では、高周波プローブの信号用接触子を、基板上に形成される検査対象となる配線の一端に接触させると共に、高周波プローブの接地用接触子を基板に設けられる接地点に接触させ、TDR測定のための高周波信号を検査対象の配線に、信号用接触子を介して入力する。そして、この入力した高周波信号による出力信号(反射信号)を測定する。
この得られた反射信号と入射信号とを時間軸上に合成して表示することにより、検査対象の配線の特性インピーダンスが算出されることになる。
実際に、基板の検査を行う場合には、予め良品として形成される基板から、検査対象となる各配線の特性インピーダンスを測定しておき、この特性インピーダンスから良品と判定することのできる閾値を設定し、この閾値を利用して基板の配線の検査が実施されることになる。
最近ではマイクロプロセッサのクロック周波数が高くなり、デジタル信号の動作速度周波数が向上するとともに、マイクロプロセッサの微小化や複雑化が進み、それに応じて、基板の配線もその微細化や狭ピッチ化が進んでいる。このため、基板表面上に形成される配線の一端も微細に且つ狭ピッチで配置されている。
このような基板に形成される配線をTDR測定により検査する場合には、上記の高周波プローブの各接触子を、基板上に設定される検査点及び接地点の中の所望の検査点及び接地点に当接させなければならず、それらの検査点及び接地点に各接触子を当接させることは極めて高い精度を必要としていた。
また従来から、高周波プローブのようなプローブを、検査対象となる検査対象物に精度良く当接させるために、ウェハのアライメントと針合せとを同一場所で行わせ、その場所にアライメント撮像部を設けて、アライメント撮像部によって、ウェハのアライメント時にはウェハの定位置を撮像するととともに、ウェハとプローブ針との位置合わせ時にはプローブ針の先端を撮像して、針合わせを容易にするとともに基板検査装置の小型化を達成しようとしている。
特開昭63−204153号公報
しかしながら、そのような撮像部を利用する技術は、針合わせ場所を撮像部により撮像して位置を検出しているに過ぎなかった。このため、高周波プローブのようなプローブの向きを検出して、最適な補正位置を算出して、精度良くプローブを検査点に当接させることはできなかった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、プローブの向きなどを検出して、プローブを好適な向きに位置補正して、検査対象の配線(検査点)にプローブを正確に且つ迅速に当接させることのできる基板検査装置やプローブの位置補正方法を提供する。
本発明は、検査対象となる基板の配線の一端に設定される検査点と、グランドとして利用される該基板に設定される接地点とを用いて、該配線の電気的特性を検査する基板検査装置であり、この基板検査装置は、前記検査点と導通接触する検査端子と、前記接地点と導通接触する接地端子を備えるプローブと、前記プローブの検査端子及び接地端子をそれぞれ前記基板の検査点及び接地点に当接する駆動手段と、前記駆動手段を基板の検査に応じて駆動制御する制御手段と、前記基板の検査点及び接地点と前記プローブの前記検査端子及び接地端子とを撮像する撮像手段と、前記撮像手段が撮像する撮像情報から、前記検査点及び接地点の目標位置情報と、前記検査端子及び接地端子の先端の端子位置情報とを検出する検出手段と、前記検出手段が検出する前記目標位置情報及び端子位置情報を基に、目標ベクトル情報及び端子ベクトル情報を算出する算出手段と、前記算出手段の目標ベクトル情報及び端子ベクトル情報を基に、前記検査点及び接地点に前記検査端子及び接地端子を接触させるための補正情報を算出する補正手段とを備えることを特徴とする。
その基板検査装置において、前記撮像手段は、前記プローブの前記検査端子及び接地端子のそれぞれが所望の検査点及び接地点に当接した場合において、該プローブの先端を撮像し、前記撮像手段が撮像した撮像情報から、前記プローブの前記検査端子及び接地端子の先端の位置を検出するようにしてもよい。
その基板検査装置において、前記撮像手段は、前記プローブの前記検査端子及び接地端子と、前記検査点及び接地点とを撮像し、前記検出手段が、前記撮像手段の画像に基づいて、前記プローブの前記検査端子及び接地端子の位置と、前記検査点及び接地点の位置とを算出し、それらの位置情報に基づいて、目標ベクトル情報及び端子ベクトル上方を算出するようにしてもよい。
また、本発明は、検査対象となる基板の配線の一端に設定される検査点と、グランドとして利用される該基板に設定される接地点とに、プローブの検査端子及び接地端子を当接させて所望の配線の電気的特性を検査する基板検査方法であり、この基板検査方法は、前記基板の検査点及び接地点と前記プローブの検査端子及び接地端子とを撮像する撮像工程と、該撮像項手により撮像した撮像情報から、前記検査点及び接地点の目標位置情報と、前記検査端子及び接地端子の先端の端子位置情報を検出する検出工程と、前記検出工程により検出した目標位置情報及び端子位置情報に基づいて、目標ベクトル情報及び端子ベクトル情報を算出する算出工程と、該算出工程により算出した前記目標ベクトル情報及び接触子ベクトル情報の方向及び大きさの情報に基づいて、前記プローブの前記検査端子及び接地端子の先端の位置を修正して、該検査端子及び接地端子を前記検査点及び接地点に接触させるための補正情報を算出する補正工程とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、検査対象となる検査点と接地点の目標位置情報を基に目標ベクトル情報を算出し、プローブの検査端子と接地端子の接触子位置情報を基に接触子ベクトル情報を算出し、これら目標ベクトル情報と接触子ベクトル情報を基に、プローブを駆動させるための補正情報が作成される。このようにプローブを駆動させるための補正情報が作成されるので、この補正情報を利用することにより、正確に且つ迅速にプローブを所望する位置に駆動させることができるようになる。
また、本発明によれば、撮像手段が検査点及び接地点にプローブが当接した場合にもプローブの先端を撮像し、この撮像情報からプローブ先端の状態を検出することができるので、プローブが検査点及び接地点に当接する状態を把握することができる。このため、プローブの当接状態を把握から、プローブの接触状態の良不良を判断することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る基板検査装置の概略構成図を示す。 図2は、図1に示す基板検査装置で利用される検出部の一実施形態を示しており、図2(A)はその一実施形態の平面図を示し、図2(B)はその一実施形態の側面図を示す。 図3は、図2に示す検出部の一実施形態を示しており、図3(A)はその一実施形態の正面図を示し、図3(B)はその一実施形態においてプローブ保持部を傾斜させた状態を示す正面図である。 図4(A)は、図2に示す検出部のプローブ先端部の拡大図であり、図4(B)は、図4(A)のプローブの先端部を移動させた状態を示す図である。 図5は、図2に示す検出部のプローブの検査端子の先端部及び接地端子の先端部の位置を表すベクトルと基板上の検査点及び接地点の位置を表すベクトルとの関係を説明するための図である。 図6は、図2に示す検出部のプローブの検査端子の先端部及び接地端子の先端部の位置を表すベクトルと基板上の検査点及び接地点の位置を表すベクトルとの関係を説明するための図である。
図1から図6を参照しながら以下に本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明の基板検査装置1の概略構成図を示す。基板検査装置1は、2組の検出部2と、各々が対応してそれぞれの検出部をX,Y,Z方向に移動及び所定角度θ回転させるための2組の駆動手段3とを備える。
各検出部2には基板検査用のプローブ20(図2)が取り付けられており、プローブは、詳しくは後述の通り、2つの端子20a,20b(後述する「検査端子」及び「接地端子」)(図2)を備える。それらの端子は、回転可能な検査台11の中央に載置される被検査基板40上に形成された配線の所定の検査点及び接地点と接触する。
各駆動手段3は、1つの検出部2のプローブ20の先端の位置をX方向に移動するためのモータ33と、Y方向に移動するためのモータ31と、Z方向に移動するためのモータ32と、プローブ20を所定の角度θ回転してその先端の向きを変更するためのモータ34とを備える。モータ31,32,33としてリニアモータを用いることができる。
また、基板検査装置1は、基板検査装置1の制御手段4、その制御手段への入力手段のキーボード12、制御手段4に接続されたモニター13及びハブ6を経由して制御手段4に接続された撮像手段5を備える。撮像手段5は検出部2に取り付けられたプローブ20の検査端子及び接地端子20a,20bを撮像するためのものであり、その撮像手段5からの画像情報はハブ6を経由して制御手段4に伝達される。
また、制御手段4には、被基板検査40の検査の結果得られた情報を表示するためのオシロスコープ7と、2組の駆動手段3の各モータを制御するための駆動コントローラ8とが接続されている。
基板検査装置1は、基板上に形成された配線の良/不良をTDR測定にて判定する。尚、基板上の検査対象となる全ての配線が良と判定された場合には、その基板を良品の基板として処理することになる。
制御手段4は、基板検査を実行するために、被検査基板の検査点及び接地点の位置情報の取得、各プローブの2つの端子の位置の検出、2つの端子の位置と被検査基板の検査点及び接地点の位置とのアライメント処理、被検査基板の検査の実行等の制御を行う。
また、制御手段4は、駆動手段3を基板の検査内容に応じて駆動制御する。制御手段4は、基板を検査するために必要な情報が記憶される記憶部(図示せず)と、この記憶部に記憶される情報を読み込み処理する処理部(図示せず)とを有する。基板を検査するために必要な情報としては、基板上に設定される全ての検査点及び接地点の位置情報、検査順序情報、各検査対象で良/不良を判定するための閾値情報等がある。それらの情報に基づいて、制御手段は、基板検査装置1の駆動制御を行って検査を実施する。記憶部には、検査が実施された場合の検査結果に関する結果情報も記憶される。
撮像手段5は、各プローブ20の2つの端子20a,20bの画像と、被検査基板の検査点及び接地点の画像とを入手するための2Dカメラである。そのカメラによって得られた検査端子及び接地端子と検査点及び接地点との画像情報は、ハブ6を経由して制御手段4に送られ、制御手段4によって、それらの位置がX−Y座標面上の座標値で表されるとともに、さらに、それらの値は、例えば、ベクトル及び偏角の極座標に変換される。
図2及び図3は、本基板検査装置で利用される2組の検出部2の一方の検出部2のプローブ保持部22を含む部分の拡大図を示しており、図2(A)はそのプローブ保持部22を含む部分の平面図を示し、図2(B)はそのプローブ保持部22を含む部分の側面図を示し、図3(A)はそのプローブ保持部22を含む部分の正面図を示し、図3(B)はそのプローブ保持部22を傾斜させた状態を示す正面図である。
プローブ保持部22はプローブ20を備えており、プローブ20は被検査基板上に設定される検査点及び接地点にそれぞれ接触するための検査端子20a及び接地端子20bを備える。それらの端子は制御手段4に電気的に接続されている。
取付部24は、矩形の板状に形成されており、この取付部24を介してプローブ保持部22と駆動手段3の各モータ31,32,33,34とが接続される。そのため、取付部24は、駆動手段3のモータ31,32,33によって、それぞれ、Y,Z,X方向に直線移動し、また、駆動手段3のモータ34によって所定角度にわたって回転することができる。
取付部24の先端から固定板部27が延出しており、固定板部27に傾斜駆動部26の貫通孔が形成されている。傾斜駆動部26の先端部が、その貫通孔に挿通されて取付部24を貫通するように取り付けられており、スピンドル26sの先端がプローブ保持部22の上面に当接している。また、図3(A)に向かってプローブ保持部22の上面の左側端部が、揺動可能な連結部28を経由して固定板部27に連結されており、それにより、プローブ保持部22が固定板部27に保持されている。傾斜駆動部26としては例えばマイクロメータを用いることができる。
図3(B)に示すように、例えば傾斜駆動部26を駆動してスピンドル26sを突出させると、その先端がプローブ保持部22の一部の面を押し下げ、それにより、プローブ保持部22が連結部28において揺動して傾斜する。傾斜駆動部26は、そのようにプローブ保持部22を傾斜させることにより、それに取り付けられたプローブ20の検査端子20aの先端と接地端子20bの先端とを結ぶ直線が、検査対象となる基板の表面に対して、平行になるように調整することができる。
図2(B)に示すように、検査端子20a及び接地端子20bは、プローブ20の先端から取付部4から離れる方向の下方向に突出する。そのため、それらの2つの端子の先端は基板表面に対向する。傾斜駆動部26によって2つの端子の先端の位置をZ軸方向に変動させると、基板表面に対するそれらの2つの端子の高さのばらつきを修正し、それにより、検査端子20aの先端と接地端子20bの先端とのそれぞれから基板の平面までの距離が等しくなるように調整することができる。
図4は、プローブ20の検査端子20a及び接地端子20bと基板上の検査点及び接地点との関係を説明するための図である。例えば、検査端子20aが、基板上に設定される検査点と導通接触し、接地端子20bが、基板上に設定される接地点と導通接触する。
図4(A)は、駆動手段3の各モータを駆動してプローブ20の検査端子20aを基板40の上の検査点(+)の上方に接近させて配置した状態を示す。ここでは、まだ、検査端子20aは検査点(+)に接触していない。この時、検査端子20aの先端と接地端子20bの先端とを結ぶ直線が、基板40の表面と平行でない場合には、傾斜駆動部26を駆動して、その直線と基板40の表面とが平行になるように調整を行う。
図4(A)の状態で、プローブ20をZ方向に沿って基板に近づく方向に移動させると、検査端子20aは検査点(+)に接触するが、接地端子20bは接地点(○)から離れたままでそれに接触することはできない。そのために、接地端子20bを移動させてその位置を修正する必要がある。
図4(B)は、接地端子20bを移動させて接地点(○)に移動した状態を示す。これは、制御手段4の制御信号に基づいて行われたもので、図4(A)の状態から図4(B)の状態に遷移するにあたっては、駆動手段3によって各モータ31,32,33,34を駆動して、検査端子20aの先端と接地端子20bの先端とを結ぶベクトルを、検査点(+)と接地点(○)とを結ぶベクトルの傾きに一致させるとともに、検査端子20aの位置を検査点(+)の位置に一致させる。その結果、検査端子20a及び接地端子20bが、それぞれ検査点(+)及び接地点(○)の上方に位置するようになる。
次に、図5に基づいて、より詳細に、検査端子20a及び接地端子20bの位置のそれぞれを検査点及び接地点の位置に一致させる制御方法について説明する。
図5(A)は、検査端子20a及び接地端子20bの先端を基板の面上から上方(Z方向)に所定の距離だけ離れた位置に保持した状態を示す。これは、上記の通り、駆動手段3の特にリニアモータ31,32,33を用いて被検査基板の面に接近させることによって行う。その際に、それらの端子を基板上の検査点及び接地点の近くの位置まで移動させてもよい。また、必要に応じて、傾斜駆動部26を駆動して、検査端子20aの先端と接地端子20bの先端とを結ぶ直線と被検査基板の表面とが平行になるように調整を行う。
次に、2つの端子20a,20bの先端を撮像装置5によって撮像する。その画像信号は制御装置に送られ、そこで、それらの先端の位置が特定される。ここでは、検査端子20aの先端の位置と接地端子20bの先端の位置とをそれぞれTe(Xe,Ye)及びTt(Xt,Yt)というように、X−Y座標系の位置として特定する。次に、検査端子20aを始点として接地端子20bの終点に達するベクトルTを仮定する。また、そのベクトルTの大きさは例えばmとなる。mは、次の式から求めることができる。

m=((Xe−Xt)2+(Ye−Yt)2-2

図5(B)は、検査端子20a及び接地端子20bの先端の位置と、被検査基板上の検査点及び接地点の位置との関係を説明するための図である。図5(A)のように、それらの端子20a,20bの先端の位置を特定してベクトルMを求める。ベクトルMは、始点Me(Xe1,Ye1)が検査端子20aの先端の位置に対応し、終点Mt(Xt1,Yt1)が接地端子20bの先端の位置に対応する。このベクトルを端子ベクトルという。2つの端子20a,20b間の距離は定まっているため、ここでも、ベクトルMの大きさはmとする。mは次の式から求めることができる。

m=((Xe1−Xt1)2+(Ye1−Yt1)2-2

次に、撮像装置5を用いて、被検査基板上の検査点及び接地点の位置をX−Y座標系上で特定する。ここで、検査点をPe(Xe2,Ye2)及び接地点をPt(Xt2,Yt2)と仮定する。それから検査点Peを始点とし、接地点をPtを終点とするベクトルPを求める。これを目標ベクトルという。検査点及び接地点は、それぞれ、検査点及び接地点に接触するので、検査点と接地点との距離に対応するベクトルPの大きさは、ベクトルMと同じになる。その結果、ベクトルPも大きさmのベクトルとなる。
図5(B)に示すように、端子20aと検査点との位置が一致すると、検査端子20aの位置、Me(Xe1,Ye1)と、検査点の位置、Pe(Xe2,Ye2)とは同一になる。その結果、ベクトルMとベクトルPとは、始点を共通とする向きの異なるベクトルとなる。
また、ベクトルMとベクトルPとの間の角度θは、次の式から求めることができる。

cosθ=(ベクトルM・ベクトルP)/|ベクトルM|・|ベクトルP|
=(Xe1・Xe2+Ye1・Ye2)/((Xe12+Ye12)・(Xe22+Ye22))-2

つぎに、逆三角関数のcosθ-1によってθを求める。

接地端子20bの位置、Mt(Xt1,Yt1)と、接地点の位置、Pt(Xt2,Yt2)とを結ぶと、ベクトルNを求めることができる。そのベクトルNを利用すると、ベクトルPは次の式から求めることができる。

ベクトルP=ベクトルM+ベクトルN

ベクトルNの大きさnは、次の通りである。

n=((Xt1−Xt2)2+(Yt1−Yt2)2-2

一方、ベクトルMとベクトルPとの間の角度がθなので、ベクトルPを極座標により表すと、ベクトルP=m角度θとなる。すなわち、ベクトルPは始点を中心にベクトルMを角度θ回転させたものなので、次のようにして求めることもできる。

ベクトルP=m角度θ=m(cosθ+jsinθ)

上記の各演算は、制御手段4によって実行され、その結果は、図示せぬ記憶部に記憶される。次に、制御手段4は、その結果に基づいて、ベクトルMを角度θ回転させてベクトルPに重なるように、駆動手段3の各モータを駆動してプローブ20を移動する。それから、2つの端子20a,20bをZ方向に沿って被検査基板の面に向かって移動して、検査端子20a及び接地端子20bをそれぞれ検査点及び接地点に接触させる。この後、TDR測定が実行される。
上記の実施形態では、ベクトルM及びベクトルPの始点が共通(一致)する場合について説明したが、共通しない場合であっても、次に説明するように、ベクトルを利用することによって、2つの端子20a,20bの位置補正は可能である。
図6に示す実施形態においても、まず、上記の実施形態と同様に、撮像装置5を用いて端子20a,20bの位置を求める。ここでは、図6に示すように、検査端子20aの位置をLe(Xe3,Ye3)とし、接地端子20bの位置をLt(Xt3,Yt3)とする。また、撮像装置5を用いて被検査基板上の検査点及び接地点の位置も求める。ここでは、図6に示すように、検査点の位置をKe(Xe4,Ye4)とし、接地点の位置をKt(Xt4,Yt4)とする。それらから、検査端子20aの位置のLe(Xe3,Ye3)と始点し、接地端子20bの位置のLt(Xt3,Yt3)を終点とするベクトルLを求め、さらに、検査点の位置のKe(Xe4,Ye4)を始点とし、接地点の位置のKt(Xt4,Yt4)を終点とするベクトルKを求める。それらのベクトルの大きさは次の通りである。

|ベクトルL|=((Xe3−Xt3)2+(Ye3−Yt3)2-2
|ベクトルK|=((Xe4−Xt4)2+(Ye4−Yt4)2-2

また、ベクトルKの延長線とベクトルLと交差する点を中心とするそれらのベクトルの角度θは、次の式から求めることができる。

cosθ=(ベクトルL・ベクトルK)/|ベクトルL|・|ベクトルK|
=(Xe3・Xe4+Ye3・Ye4)/((Xe32+Ye32)・(Xe42+Ye42))-2

つぎに、逆三角関数のcosθ-1によってθを求める。

2つの端子の位置補正を行うに際には、まず、ベクトルLを平行移動して、検査端子20aの先端を検査点の位置に移動する。これにより、ベクトルLはベクトルKと始点を共通とし角度θ異なるベクトルとなる。この状態は図5(B)と同じである。これからの位置補正の方法は図5(B)に関して説明したとおりである。
一方、図6の実施形態において、2つの端子の位置補正をするにあたり、最初に、ベクトルLを角度θ回転するようにしてもよい。それにより、ベクトルLはベクトルKと平行になる。次には、ベクトルLを平行移動して、検査端子20aの先端を検査点の位置まで移動する。これにより、検査端子20a及び接地端子20bのそれぞれが検査点及び接地点と重なるようになる。
なお、上記の実施形態では、最初に検査端子20aの位置を検査点に一致させてそれから他方の接地端子20bを接地点まで移動させる方法を説明したが、接地端子20bを接地点に一致させた後に検査端子20aを検査点まで移動させてもよい。また、ベクトルの回転とベクトルの平行移動とを別々に行ったが、同時に行うようにしてもよい。
また、撮像装置5によって、プローブの検査端子20a及び接地端子20bが基板面上の検査点及び接地点と接触していない状態の時に、それらの端子の形状を撮像して、制御装置4の図示せぬ記憶部に、その画像を基準画像として記憶させるようにしてもよい。この場合には、その後、プローブ保持部22を移動する際に、周期的に、新たに、それらの端子の画像(判断画像)を取得し、制御装置において、その判断画像を基準画像と比較して、それらの画像に相違が現れた場合、つまり、その端子の形状が変化した場合に、その形状が変化した端子は基板面に接触したと判断し、それにより、プローブ保持部22の特にZ方向への移動を停止するようにしてもよい。または、ベクトルの大きさの変化を検出し、その変化があった時に端子が基板面に接触したと判断してもよい。
端子の形状が変化する場合としては、端子を基板面に向かうZ方向に移動させているときに、端子の先端が基板面に衝突しさらに押圧されて端子が湾曲する場合や、端子の先端が基板面に衝突してすぐにZ方向の動きが停止し、その後その端子がX−Y面上で動かされることによって、先端部が基板面上を引きずられて湾曲するような場合がある。
そのように、端子の形状の変化を検出することよって、検査端子20a及び接地端子20bのZ方向への移動の制御も可能になる。
以上、本発明に係る基板検査装置に一実施形態について説明したが、本発明はそれらの実施形態に拘束されるものではなく、当業者が容易になしえる追加、削除、改変等は、本発明に含まれるものであり、また、本発明の技術的範囲は、添付の特許請求の範囲の記載によって定められることを承知されたい。
1・・・基板検査装置
2・・・検出部
3・・・駆動手段
4・・・制御手段
5・・・撮像装置
20・・・プローブ
20a,20b・・・端子
22・・・プローブ保持部
24・・・取付部
26・・・傾斜駆動手段
31,32,33,34・・・モータ
40・・・被検査基板

Claims (4)

  1. 検査対象となる基板の配線の一端に設定される検査点と、グランドとして利用される該基板に設定される接地点とを用いて、該配線の電気的特性を検査する基板検査装置であって、
    前記検査点と導通接触する検査端子と、前記接地点と導通接触する接地端子を備えるプローブと、
    前記プローブの検査端子及び接地端子をそれぞれ前記基板の検査点及び接地点に当接する駆動手段と、
    前記駆動手段を基板の検査に応じて駆動制御する制御手段と、
    前記基板の検査点及び接地点と前記プローブの前記検査端子及び接地端子とを撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段が撮像する撮像情報から、前記検査点及び接地点の目標位置情報と、前記検査端子及び接地端子の先端の端子位置情報とを検出する検出手段と、
    前記検出手段が検出する前記目標位置情報及び端子位置情報を基に、目標ベクトル情報及び端子ベクトル情報を算出する算出手段と、
    前記算出手段の目標ベクトル情報及び端子ベクトル情報を基に、前記検査点及び接地点に前記検査端子及び接地端子を接触させるための補正情報を算出する補正手段とを備える、基板検査装置。
  2. 請求項1の基板検査装置において、前記撮像手段は、前記プローブの前記検査端子及び接地端子のそれぞれが所望の検査点及び接地点に当接した場合において、該プローブの先端を撮像し、
    前記撮像手段が撮像した撮像情報から、前記プローブの前記検査端子及び接地端子の先端の位置を検出する、基板検査装置。
  3. 請求項1又は2の基板検査装置において、前記撮像手段は、前記プローブの前記検査端子及び接地端子と、前記検査点及び接地点とを撮像し、
    前記検出手段が、前記撮像手段の画像に基づいて、前記プローブの前記検査端子及び接地端子の位置と、前記検査点及び接地点の位置とを算出し、それらの位置情報に基づいて、目標ベクトル情報及び端子ベクトル上方を算出する、基板検査装置。
  4. 検査対象となる基板の配線の一端に設定される検査点と、グランドとして利用される該基板に設定される接地点とに、プローブの検査端子及び接地端子を当接させて所望の配線の電気的特性を検査する基板検査方法であって、
    前記基板の検査点及び接地点と前記プローブの検査端子及び接地端子とを撮像する撮像工程と、
    該撮像項手により撮像した撮像情報から、前記検査点及び接地点の目標位置情報と、前記検査端子及び接地端子の先端の端子位置情報を検出する検出工程と、
    前記検出工程により検出した目標位置情報及び端子位置情報に基づいて、目標ベクトル情報及び端子ベクトル情報を算出する算出工程と、
    該算出工程により算出した前記目標ベクトル情報及び接触子ベクトル情報の方向及び大きさの情報に基づいて、前記プローブの前記検査端子及び接地端子の先端の位置を修正して、該検査端子及び接地端子を前記検査点及び接地点に接触させるための補正情報を算出する補正工程とを含む、基板検査方法。
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