JP2011226048A - 運動用スパッツ - Google Patents

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Abstract

【課題】下肢部におけるマッスルチューニングを抑制し、運動機能を向上させる運動用スパッツを提供する。
【解決手段】本発明の運動用スパッツは、伸縮性を有し、身体の表面にほぼ密着した状態で着用される運動用スパッツであって、大腿外側部(A1)、大腿前面中央部の近位1/3(A2)及び大腿前面内側部の近位1/3(A3)を含む領域Aにパワー部位が配置されている。また、本発明の運動用スパッツは、好ましくは、大腿後面内側部遠位2/3(B1)、大腿後面中央部遠位1/3から近位1/3(B2)及び大腿後面外側部遠位1/3(B3)を含む領域Bにパワー部位が配置されている。また、本発明の運動用スパッツは、好ましくは、下腿外側部近位2/3(C1)を含む領域Cにパワー部位が配置されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、運動を行う時に着用される運動用スパッツに関するものであり、特にランニング時に着用される運動用スパッツに関するものである。
従来から、運動用スパッツなどのスポーツウェアは、適切な素材を用いることで、運動機能を向上させる研究が進められてきている。また、近年では、スポーツ科学におけるテーピング理論を応用して、伸縮しにくい部分を形成し、挫傷、打撲、肉離れなどの運動障害を防止し、運動機能を向上させたスポーツウェアが提案されている(特許文献1〜3)。
一方、ランニングなど人体に衝撃が加わるような運動では、その衝撃による入力周波数と身体各部位の固有振動数が近い場合、共振を防ぐための筋活動、即ちマッスルチューニング(Muscle Tuning;Muscle activity reduces soft−tissue resonance at heel−strike during walking. Wakeling J. M. et al, J. Biomech 36−12,1761−1769,2003)が起こり、筋肉の疲れや痛みなどの原因となると考えられる。
しかし、特許文献1〜3に記載のスポーツウェアでは、伸縮しにくい部分は、関節、筋繊維に沿ってテーピング効果と同様の効果を奏するように配置されているのみで、マッスルチューニングを抑えることについては、全く検討されていない。
特許第3668316号公報 特開平11−12814号公報 特開2006−144210号公報
本発明は、上記従来の問題を解決するため、下肢部におけるマッスルチューニングを抑制し、運動機能を向上させる運動用スパッツを提供する。
本発明の運動用スパッツは、伸縮性を有し、身体の表面にほぼ密着した状態で着用される運動用スパッツであって、大腿外側部、大腿前面中央部の近位1/3及び大腿前面内側部の近位1/3を含む領域Aにパワー部位が配置されていることを特徴とする。
また、本発明の運動用スパッツは、好ましくは、大腿後面内側部遠位2/3、大腿後面中央部遠位1/3から近位1/3及び大腿後面外側部遠位1/3を含む領域Bにもパワー部位が配置されている。
また、本発明の運動用スパッツは、好ましくは、下腿外側部近位2/3を含む領域Cにもパワー部位が配置されている。
本発明は、運動用スパッツにおいて、大腿外側部、大腿前面中央部の近位1/3及び大腿前面内側部の近位1/3を含む領域Aにパワー部位を配置することにより、大腿前部及び大腿外側部における軟部組織(筋肉や脂肪を含む)の運動に伴う振動を軽減し、本来この振動軽減に必要な筋活動、即ちマッスルチューニングを抑制することで、大腿部の筋への余分な負荷を減少させ、運動機能を向上させることができる。また、本発明は、好ましくは、運動用スパッツにおいて、大腿後面内側部遠位2/3、大腿後面中央部遠位1/3から近位1/3及び大腿後面外側部遠位1/3を含む領域Bにパワー部位を配置することにより、大腿後部における軟部組織の運動に伴う振動を軽減し、本来この振動軽減に必要な筋活動、即ちマッスルチューニングを抑制することで、大腿部の筋への余分な負荷を減少させ、運動機能を向上させることができる。また、本発明は、好ましくは、運動用スパッツにおいて、下腿外側部近位2/3を含む領域Cにパワー部位を配置することにより、下腿部における軟部組織の運動に伴う振動を軽減し、本来この振動軽減に必要な筋活動、即ちマッスルチューニングを抑制することで、下腿部の筋への余分な負荷を減少させ、運動機能を向上させることができる。
図1は、人体の下肢をインパルスハンマーで打突した際の力及び応答加速度における時刻歴の一例を示すグラフである。 図2は、ランニング中の着地時における鉛直方向の床反力波形の一例を示すグラフである。 図3は、ブラックマン窓関数を使った入力周波数と固有振動数の近さを表す係数kに関するグラフである。 図4A〜Dは、下肢における評価関数Qの分布を示す模式図である。 図5Aは、本発明の運動用スパッツの一実施態様の正面図であり、図5Bは、同内側面図であり、図5Cは、同背面図であり、図5Dは、同外側面図である。
発明者らは、運動用スパッツにおいて、マッスルチューニングの起こりやすい領域に相当する部位にパワー部位を配置することにより、下肢におけるマッスルチューニングを抑制し、運動機能を向上させることを見出し、本発明に至った。
マッスルチューニングの起こりやすい領域は、下肢の各部位における評価関数Qを求めることにより特定した。ここで、評価関数Qとは、下記式(1)で示したように、ブラックマン窓関数によって求めたランニング時の入力周波数と下肢各部位の固有振動数の近さを表す係数kと、加速度ピーク値/入力した力(a/F)で示される下肢各部位のイナータンスとの積で示されるものであり、評価関数Qの値が高いほどイナータンスが大きく(揺れやすく)、且つ共振しやすい部位と捉えることができる。本発明において、入力した力Fとはインパルスハンマーで打突した際に身体に加わった力の最大値のことで、例えば図1で太いグラフに示した×の高さである。また、加速度ピーク値aは打突後に現れる加速度波形のピーク値のことで、例えば図1で細いグラフに示したaの高さである。
(式1)
Q=k(a/F)
評価関数Qを求めるため、先ず、下肢の各部位における固有振動数をインパルスハンマーを用いた方法により求めた。具体的には、大腿部24箇所及び下腿部24箇所をインパルスハンマーで打突した時に得られる加速度波形に基いて固有振動数を求めた。なお、計測は下肢の各部位に加速度計を貼付し、更に加速度計の遠位3cmの部位をインパルスハンマーで打突することで行った。また、各部位共に、安定した波形が5回得られるまで計測を行った。図1にインパルスハンマーを用いて大腿部を打突した時に得られる加速度波形(細い線)の一例を示している。なお、図1には、インパルスハンマーによる力の入力波形(太い線)も併せて示している。図1において、加速度波形の第1ピークaと第2ピークbの時間差Δtを得て、Δtの逆数を取って、固有振動数fnとした。下記表1に、大腿部と下腿部における固有振動数fnを示した。また、大腿部と下腿部とも部位によって、固有振動数は異なるが、表層に軟組織の多い大腿部では固有振動数が低く、下腿部では前面の表層近くに脛骨が存在するため固有振動数が特異的に高い部分が確認された。
Figure 2011226048
次に、ランニング時の入力周波数を求めた。なお、ランニング時の入力周波数は、速度、走り方、路面の状態、シューズなどによって異なる。そこで、種々のシューズを着用し、10km/時間の一般的なランニング速度でランニング中の着地時における床反力を計測して得られた鉛直方向の床反力波形に基いて、ランニング時の入力周波数を求めた。図2に一般的なランニング速度である10km/時間でランニング中の着地時における鉛直方向の床反力波形の一例を示した。図2において、「Muscle activity in the leg is tuned in response to impact force characteristics」(Boyer and Nigg,J Biomech 37,1583−1588,2004)に準じて、最大荷重速度(Maximal Loading Rate)(c)から接地初期最大荷重(Impact Peak)(d)までを、入力波形1周期の1/4と捉え、両者の時間差Δtiを4倍し、逆数を取って入力周波数fiとした。その結果、10km/時間のランニングにおいて、接地による衝撃の入力周波数は、およそ13〜25Hzの範囲であった。この違いは主にシューズの違いによるものであり、硬い接地感のシューズほど高くなる傾向が見られた。
続いて、下肢各部位の固有振動数とイナータンスに依存する評価関数Qを求めた。ランニング時の入力周波数と下肢各部位における固有振動数が近似した値である場合、共振を防ぐための筋収縮が起こりうる(Muscle Tuning)が、この時、下肢各部位の振動におけるイナータンスが大きい、即ち振動しやすい部位ほど、その振動を抑制するためにより多くの筋活動が必要になると考えられる。そこで、図3のように、ランニング時の入力周波数と下肢各部位の固有振動数の近さを表す係数kをブラックマン窓関数によって求め、下肢各部位の加速度ピーク値/入力した力(a/F)で示されるイナータンスとの積を評価関数Qとした。評価関数Qの値が高いほどイナータンスが大きく(揺れやすく)、且つ共振しやすい部位と捉えることができる。各部位ごとに得られた評価関数Qを大腿部と下腿部に分けて可視化ソフト「MicroAVS」(株式会社ケイ・ジー・ティー社製)によって可視化し、可視化した画像を「3DCGソフトMaya」(オートデスク社製)上で下半身のCGにテクスチャーマッピングして得られた評価関数Qの可視化結果を図4に示した。図4において、度合10は評価関数Qの大きさを示しており、IからII方向に行くほど、評価関数Qの値が高いことを示す。図4から、大腿外側部12、大腿内側部13〜15、大腿後部中央16及び下腿外側部17の評価関数Qの値が高く、マッスルチューニングが起こりやすい領域であることが分かる。そこで、本発明は、大腿外側部、大腿内側部、大腿後部中央及び下腿外側部などのマッスルチューニングが起こりやすい領域に、パワー部位を配置することにより、下肢におけるマッスルチューニングを抑制し、運動機能を向上させた運動用スパッツを提供する。
本発明の運動用スパッツは、伸縮性を有し、身体の表面にほぼ密着した状態で着用される運動用スパッツであって、大腿外側部、大腿前面中央部の近位1/3及び大腿前面内側部の近位1/3を含む領域Aにパワー部位が配置されている。本発明において、「大腿外側部」とは、身体前面から見た大腿部の幅方向におけるおよそ外側部で、外側広筋をおよそ覆う範囲をいう。また、「大腿前面中央部の近位1/3」とは、身体前面から見た大腿部の幅方向におけるおよそ中央部で、且つ体長方向における大腿部の付け根から始まって膝関節までの距離のおよそ3分の1までの範囲、即ち大腿直筋、縫工筋、腸腰筋及び恥骨筋の一部又は全てを覆う範囲をいう。また、「大腿前面内側部の近位1/3」とは、身体前面から見た大腿部の幅方向におけるおよそ内側部で、且つ体長方向における大腿部の付け根から始まって膝関節までの距離のおよそ3分の1までの範囲、即ち長内転筋、薄筋、短内転筋の一部又は全てを覆う範囲をいう。より詳しくは、上記領域Aは外側広筋のおよそ全て、大腿直筋及び縫工筋の起始から停止までのおよそ2分の1、好ましくは3分の1、腸腰筋の停止から起始までのおよそ3分の2、好ましくは3分の1、恥骨筋のほぼ全て、長内転筋の起始から停止までのおよそ2分の1、薄筋の起始から停止までのおよそ3分の1、好ましくは4分の1、短内転筋のほぼ全てを覆う範囲をいう。上記領域Aにパワー部位が配置されていることから、大腿前部及び大腿外側部の軟部組織(筋肉や脂肪を含む)の運動に伴う振動が軽減され、外側広筋、大腿直筋、縫工筋、腸腰筋、恥骨筋、長内転筋、薄筋、短内転筋などの筋肉の活動量が低減され、即ち上記筋肉のマッスルチューニングが抑制され得る。それゆえ、大腿部の筋への余分な負荷を減少し、これらの筋肉の疲れや痛みを緩和し、運動機能が向上し得る。
また、本発明の運動用スパッツは、好ましくは、大腿後面内側部遠位2/3、大腿後面中央部遠位1/3から近位1/3及び大腿後面外側部遠位1/3を含む領域Bにもパワー部位が配置されている。本発明において、「大腿後面内側部遠位2/3」とは、身体後面から見た大腿部の幅方向におけるおよそ内側部で、且つ体長方向における膝関節から始まって大腿部の付け根までの距離のおよそ3分の2までの範囲、即ち半膜様筋、半腱様筋及び大内転筋の一部を覆う範囲をいう。「大腿後面中央部遠位1/3から近位1/3」とは、身体後面から見た大腿部の幅方向におけるおよそ中央部で、且つ体長方向における大腿部の付け根から始まって膝関節までの距離のおよそ3分の2、好ましくは3分の1までの範囲、即ち半腱様筋及び大腿二頭筋長頭の一部を覆う範囲をいう。「大腿後面外側部遠位1/3」とは、身体後面から見た大腿部の幅方向におけるおよそ外側部で、且つ体長方向における膝関節から始まって大腿部の付け根までの距離のおよそ3分の1までの範囲、即ち大腿二頭筋長頭及び短頭の一部を覆う範囲をいう。より詳しくは、上記領域Bは、半膜様筋、半腱様筋及び大内転筋の停止から起始までのおよそ3分の2、大腿二頭筋長頭の停止から起始までのおよそ3分の2、大腿二頭筋短頭のおよそ全てを覆う範囲をいう。上記領域Bにパワー部位が配置されていることから、大腿後部の軟部組織(筋肉や脂肪を含む)の運動に伴う振動が軽減され、半腱様筋、半膜様筋、大腿二頭筋を含むハムストリングス、大内転筋などの筋肉の活動量が低減され、即ち上記筋肉のマッスルチューニングが抑制され得る。それゆえ、大腿部の筋への余分な負荷を減少し、これらの筋肉の疲れや痛みを緩和し、運動機能が向上し得る。
また、本発明の運動用スパッツは、好ましくは、下腿外側部近位2/3を含む領域Cにパワー部位が配置されている。本発明において、「下腿外側部近位2/3」とは、身体外側面から見た下腿部の幅方向におけるおよそ中央部で、且つ体長方向における膝関節から始まって足関節までの距離のおよそ3分の2までの範囲、即ち前脛骨筋、腓腹筋外側頭、ヒラメ筋、長腓骨筋、短腓骨筋、長指伸筋の一部又は全てを覆う範囲をいう。より詳しくは、上記領域Cは、前脛骨筋筋腹の外側2分の1、腓腹筋外側頭筋腹のおよそ全て、ヒラメ筋の起始から停止までのおよそ2分の1且つ外側2分の1、長腓骨筋筋腹のほぼ全て、短腓骨筋の起始から足関節までのおよそ2分の1、長趾伸筋の起始から筋腱移行部までのおよそ2分の1を覆う範囲をいう。上記領域Cにパワー部位が配置されていることから、下腿部の軟部組織(筋肉や脂肪を含む)の運動に伴う振動が軽減され、前脛骨筋、腓腹筋外側頭、ヒラメ筋、長腓骨筋、短腓骨筋、長趾伸筋などの筋肉の活動量が低減され、即ち上記筋肉のマッスルチューニングが抑制され得る。それゆえ、大腿部の筋への余分な負荷を減少し、これらの筋肉の疲れや痛みを緩和し、運動機能が向上し得る。
本発明において、「伸縮性を有する」ということは、運動用スパッツを構成する生地の伸長率が幅方向(身体の短軸方向)において0%を超えることを意味する。また、本発明の運動用スパッツを構成する生地の長さ方向(身体長軸方向)伸長率は、特に制限されず、0%でもよく、0%を超えてもよく、平均伸長率が60〜170%であることが好ましい。なお、本明細書において、特に指摘がない場合、伸長率は、生地の幅方向(身体の短軸方向)における伸長率を意味する。なお、本発明において、伸長率とは、具体的には、幅5cm、長さ30cmの生地片を用い、JIS L 1096に準じて測定した、荷重をかけてない状態の生地片の長さをAとし、幅方向(身体の短軸方向)に20Nの荷重をかけた状態の生地片の長さをBとした場合、[(B−A)/A]×100で示したものである。
また、本発明において、「ほぼ密着」の状態を作るには、人体の裸のサイズに対して、周囲方向は50〜110%、より好ましくは70〜95%、丈は75〜100%、より好ましくは85〜100%として運動用スパッツを形成する。もちろん人体のサイズは個人差があるので、前記の比率は目安である。より具体的には、JASPO規格に従ってサイズを決める。
上記運動用スパッツは、膝上、膝下又は足首まで覆うように形成されていてもよい。上記運動用スパッツが、膝上まで覆うように形成されている場合は、大腿部にパワー部位を配置することにより、大腿部のマッスルチューニングを抑制し、筋肉の疲れや痛みを緩和し、運動機能を向上させることができる。また、上記運動用スパッツが、膝下、特に足首まで覆う場合は、下腿部にもパワー部位を配置することができ、大腿部に加えて、下腿部のマッスルチューニングを抑制することができ、筋肉の疲れや痛みをより緩和し、下肢全体の運動機能をさらに向上させ得る。
上記運動用スパッツは、下肢全体のマッスルチューニングを抑制し、下肢全体の運動機能をさらに向上させるという観点から、上記領域A、領域B及び領域Cの全てにパワー部位を配置した方が好ましい。
また、本発明において、着用感のため、運動用スパッツを構成する生地の平均伸長率は、70%以上であることが好ましく、70〜90%であることがより好ましい。本発明において、平均伸長率とは、運動用スパッツを構成する、異なる伸長率の生地の伸長率を、それぞれ、上述のように測定した後、平均したものをいう。
上記パワー部位は、特に限定されないが、幅方向における伸長率が20〜80%の生地で構成されていることが好ましく、幅方向における伸長率が30〜80%の生地で構成されていることがより好ましく、幅方向における伸長率が30〜70%の生地で構成されていることが特に好ましい。幅方向における伸長率が20〜80%であると、着用感も良好であり、マッスルチューニングを抑制しやすくなる。本発明において、上記パワー部位が二重打ちで形成されている場合は、裏打ちする生地の幅方向における伸長率が20〜80%の生地で構成されていることが好ましく、幅方向における伸長率が30〜80%の生地で構成されていることがより好ましく、幅方向における伸長率が30〜70%の生地で構成されていることが特に好ましい。幅方向における伸長率が20〜80%であると、着用感も良好であり、マッスルチューニングを抑制しやすくなる。なお、本発明において、パワー部位が二重打ちで形成されている場合、「パワー部位を構成する生地」とは、裏打ちする生地を意味する。
また、上記運動用スパッツにおいて、特に限定されないが、上記パワー部位を構成する生地の伸長率が、上記パワー部位を除く部位(以下において、高ストレッチ部と記す。)を構成する生地の伸長率より、10〜70%低いことが好ましく、20〜70%低いことがより好ましく、40〜70%低いことが特に好ましい。上記パワー部位を構成する生地の伸長率が、上記高ストレッチ部を構成する生地の伸長率より10%以上低いと、上記パワー部位によるパワー感が良好であり、筋肉に対するサポート感が得られやすく、マッスルチューニングを抑制し得る。一方、上記パワー部位を構成する生地の伸長率と、高ストレッチ部を構成する生地の伸長率の差が70%未満であると、シームパッカリングなどによる外観不良が発生しにくく、局部に応力がかからず、使用中にパワー部位の生地と高ストレッチ部の生地との間で違和感も感じず、破れなども発生しにくい。
上記高ストレッチ部は、特に限定されないが、幅方向における伸長率が55〜170%の生地で構成されていることが好ましく、幅方向における伸長率が65〜155%の生地で構成されていることがより好ましく、幅方向における伸長率が75〜115%の生地で構成されていることがさらに好ましい。幅方向における伸長率が75〜115%であると、着用感がより良好になる。
本発明において、上記パワー部位による衣服圧は、9〜25g/cm2であることが好ましく、10〜22g/cm2であることがより好ましい。パワー部位による衣服圧が9〜25g/cm2であれば、ランニングなどの運動時の筋活動量を低減できるうえ、着用感も良好である。なお、本発明において、衣服圧は、運動用スパッツを同じサイズのマネキンに着用させて、以下にように測定したものをいう。具体的には、測定部位に衣服圧センサーを固定した後、運動用スパッツを着用させて、着脱を少なくとも3回繰り返し、衣服圧を測定する。なお、衣服圧は、着用直後にピーク値を示した後、応力緩和のために漸減していくが、計測値は、着用直後のピーク値とする。
上記パワー部位の生地及び高ストレッチ部の生地としては、伸縮性を有するものであればよく、特に限定されないが、例えば織物、編物などの通常のスパッツ用生地を採用できる。織物としては、例えば平織、斜文織、朱子織、変化平織、変化斜文織、変化朱子織、変わり織、紋織、片重ね織、二重組織、多重組織、経パイル織、緯パイル織、絡み織などがある。編物としては、例えば丸編、緯編、経編(トリコット編、ラッセル編を含む)、パイル編などを含み、平編、天竺編、リブ編、スムース編(両面編)、ゴム編、パール編、デンビー組織、コード組織、アトラス組織、鎖組織、挿入組織などがある。上記生地は、目付けが120〜280g/m2の範囲が好ましく、より好ましくは140〜250g/m2の範囲、特に好ましくは160〜230g/m2の範囲である。上記の範囲であれば、運動機能を損なわず、耐久性も良く、軽くて動きやすい利点がある。また、前記生地は、エラストマー樹脂又はゴムにより含浸又はプレス処理されたものでもよい。エラストマー樹脂としては、ウレタン系エラストマー、軟質塩化ビニル系エラストマー、スチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、エステル系エラストマー、アミド系エラストマー、塩素化ポリエチレン系エラストマー、Syn−1,2−ポリブタジエン系エラストマー、Trans−1,4−ポリイソプレン系エラストマー、フッ素系エラストマー等がある。ゴムとしては、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム、合成ゴム、天然ゴム等がある。また、前記生地は一枚であってもよく、異なる伸長率の二枚の生地を重ねたものであってもよい。
上記生地を構成する繊維としては、特に限定されず、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル繊維、ポリウレタン繊維、ポリアミド繊維、アセテート繊維、コットン繊維、レーヨン繊維、エチレンビニルアルコール繊維、ナイロン繊維などを用いることができる。
以下図面を用いて説明する。図5Aは本発明の一実施例における運動用スパッツの正面図、図5Bは同内側面図、図5Cは同背面図、図5Dは同外側面図である。運動用スパッツ20は、大腿外側部(A1)、大腿前面中央部の近位1/3(A2)及び大腿前面内側部の近位1/3(A3)を含む領域A、大腿後面内側部遠位2/3(B1)、大腿後面中央部遠位1/3から近位1/3(B2)及び大腿後面外側部遠位1/3(B3)を含む領域B、下腿外側部近位2/3(C1)を含む領域Cに配置されたパワー部位を含んでいる。運動用スパッツ20において、パワー部位は、図4におけるマッスルチューニングが起こりやすい部位である大腿外側部12、大腿内側部13〜15、大腿後部中央16及び下腿外側部17に相当する部位に配置されるようになっている。
上記運動用スパッツは、伸長率が異なる生地をそれぞれ用いてパワー部位と高ストレッチ部を構成してもよく、所定の伸長率の一種類の生地でスパッツを作製した後、上記領域A、上記領域B、上記領域Cに上記所定の伸長率と伸長率が異なる生地を裏打ちしてパワー部位を形成してもよい。また、“セーレンビスコマジック”(セーレン株式会社製)などのナイロンとポリエステルを引き揃えた特殊な生地を用いて、ポリエステルのみを所定の位置で特殊溶剤にて溶かすことによりパワー部位を形成してもよい。また、島精機製作所の“ホールガーメント”専用機を用いて、パワー部位と高ストレッチ部を異なる繊維組成で編むことにより作製してもよい。中でも、着用感がより良好になるという観点から、上記運動用スパッツは、“セーレンビスコマジック”(セーレン株式会社製)などの特殊な生地や島精機製作所の“ホールガーメント”専用機を用いて、幅方向(身体の短軸方向)はシームレスに形成することが好ましい。
以下実施例を用いてさらに具体的に説明する。なお、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
伸長率62%のトリコット経編地(目付け180g/m2)を用いて、運動用スパッツを作製した。その後、図5に示した領域A1〜A3、B1〜B3、C1に、伸長率31%のラッセル経編地(目付け180g/m2)を裏打ちしてパワー部位を形成した。
(実施例2)
伸長率68%のトリコット経編地(目付け182g/m2)を用いて、運動用スパッツを作製した。その後、図5に示した領域A1〜A3、B1〜B3、C1に、伸長率55%のラッセル経編地(目付け183g/m2)を裏打ちしてパワー部位を形成した。
(実施例3)
高ストレッチ部に伸長率80%(目付け180g/m2)のトリコット経編地を、パワー部位に伸長率65%(目付け270g/m2)トリコット経編地を用い、図5に示したような運動用スパッツを作製した。
(実施例4)
伸長率111%のトリコット経編地(目付け178g/m2)を用いて、運動用スパッツを作製した。その後、図5に示した領域A1〜A3、B1〜B3、C1に、伸長率58%のラッセル経編地(目付け182g/m2)を裏打ちしてパワー部位を形成した。
(実施例5)
伸長率112%のトリコット経編地(目付け176g/m2)を用いて、運動用スパッツを作製した。その後、図5に示した領域A1〜A3、B1〜B3、C1に、伸長率66%のラッセル経編地(目付け180g/m2)を裏打ちしてパワー部位を形成した。
(実施例6)
高ストレッチ部に伸長率114%(目付け172g/m2)のトリコット経編地を、パワー部位に伸長率79%(目付け275g/m2)トリコット経編地を用い、図5に示したような運動用スパッツを作製した。
(実施例7)
伸長率153%のトリコット経編地(目付け168g/m2)を用いて、運動用スパッツを作製した。その後、図5に示した領域A1〜A3、B1〜B3、C1に、伸長率56%のラッセル経編地(目付け180g/m2)を裏打ちしてパワー部位を形成した。
(実施例8)
高ストレッチ部に伸長率83%(目付け169g/m2)のトリコット経編地を、パワー部位に伸長率75%(目付け268g/m2)トリコット経編地を用い、図5に示したような運動用スパッツを作製した。
(実施例9)
高ストレッチ部に伸長率92%(目付け170g/m2)のトリコット経編地を、パワー部位に伸長率70%(目付け273g/m2)トリコット経編地を用い、図5に示したような運動用スパッツを作製した。
(実施例10)
伸長率123%のトリコット経編地(目付け184g/m2)を用いて、運動用スパッツを作製した。その後、図5に示した領域A1〜A3、B1〜B3、C1に、伸長率52%のラッセル経編地(目付け185g/m2)を裏打ちしてパワー部位を形成した。
(実施例11)
伸長率125%のトリコット経編地(目付け176g/m2)を用いて、運動用スパッツを作製した。その後、図5に示した領域A1〜A3、B1〜B3、C1に、伸長率44%のラッセル経編地(目付け180g/m2)を裏打ちしてパワー部位を形成した。
(実施例12)
伸長率134%のトリコット経編地(目付け169g/m2)を用いて、運動用スパッツを作製した。その後、図5に示した領域A1〜A3、B1〜B3、C1に、伸長率43%のラッセル経編地(目付け183g/m2)を裏打ちしてパワー部位を形成した。
(比較例1)
伸長率72%(目付け265g/m2)トリコット経編地を用いて図5に示した領域A1〜A3、B1〜B3、C1を形成し、その他の部位は伸長率72%(目付け179g/m2)のトリコット経編地を用いて形成して、図5に示したような運動用スパッツを作製した。
(比較例2)
伸長率111%(目付け178g/m2)トリコット経編地を用い、図5に示したような運動用スパッツを作製した。
実施例、比較例の運動用スパッツの衣服圧及び筋活動量を下記のように測定し、その結果を下記表2に示した。
(衣服圧)
Mサイズのマネキンにおいて、図5に示すように、下腿外側24、下腿後部23、大腿外側21、大腿後部22に衣服圧センサーを固定し、Mサイズの実施例4又は比較例1の運動用スパッツを着用させて衣服圧を計測した。衣服圧は、着用直後にピーク値を示した後、応力緩和のために漸減していくが、計測値は、着用直後のピーク値とした。なお、衣服圧データは、各部位における平均値と標準偏差(SD)から、平均±SDを算出した。更に各部位における平均値と標準偏差(SD)から、平均±2SD(母集団が正規分布すると仮定するとおよそ95.44%が含まれる範囲)を算出した。
(筋活動量)
各被験者に、ランニングパンツと、実施例4及び比較例1の運動用スパッツをランダムに着用させ、それぞれの条件で以下のように筋活動量を計測した。具体的にはトレッドミル上で被験者に10km/時間のランニング速度でランニングさせ、図5に示すように、下腿外側24の前脛骨筋、下腿後部23の腓腹筋外側頭、大腿外側21の外側広筋、大腿後部22のハムストリングスのEMG(筋電図)を導出し、筋活動量を評価した。より具体的には、得られた筋電図波形を全波整流し、接地前0.1秒から接地後0.2秒の区間における平均振幅を1歩ごとに求め、全歩数分の平均値を求めた。更に、比較のためにランニングパンツ着用時の筋活動量を100とした相対値を各条件において各被験者の各筋肉について求め、筋活動量の指標とした。被験者は5名であり、下記表2には平均値を示した。
Figure 2011226048
上記表2の結果から分かるように、領域A、領域B及び領域Cにパワー部位が配置された実施例4の運動用スパッツを着用すると、パワー部位が配置されていない比較例1の運動用スパッツを着用した場合に比べて、ランニング時の筋活動量が低減していた。この傾向は、パワー部位を配置した領域に位置する筋である前脛骨筋、外側広筋、ハムストリングにおいて顕著であった。これは、実施例の運動用スパッツでは、マッスルチューニングが起こりやすい部位にパワー部位が配置されていることにより、マッスルチューニングが抑制されたためであると推測される。
(着用試験結果)
実施例及び比較例の運動用スパッツを着用してもらい、以下のように着用テストを行い、その結果を下記表3に示した。
<着用感>
運動用スパッツを着用した後、着用感を以下の3段階の官能評価で評価した。被験者は5名であり、下記表3には平均値を示した。
1 少々きつい
2 良好
3 少々ゆるい
<パワー差感>
運動用スパッツを着用した後、パワー差感を以下の4段階の官能評価で評価した。被験者は5名であり、下記表3には平均値を示した。
1 ない
2 少々弱い
3 良好
4 強い
Figure 2011226048
表3の実施例のデータから分かるように、領域A、領域B及び領域Cにパワー部位を配置した実施例1〜12の運動用スパッツは、着用感が悪くなく、パワー部位と高ストレッチ部のパワー差感もある。また、運動用スパッツにおける生地の平均伸長率が70〜90%の場合、着用感が良好であることが分かる。また、パワー部位の生地の伸長率と高ストレッチ部の生地の伸長率差が10〜70%である場合、パワー差感が良好であり、筋肉に対するサポート感が得られ、マッスルチューニングを抑制しやすい。一方、パワー部位が配置されておらず、伸長率が一定の生地で作製した比較例1では、パワー差感がなく、筋肉に対するサポート感が得られず、マッスルチューニングを抑制できない。
10 度合
12〜17 マッスルチューニングが起こりやすい部位
A1〜A3、B1〜B3、C1 パワー部位

Claims (5)

  1. 伸縮性を有し、身体の表面にほぼ密着した状態で着用される運動用スパッツであって、
    大腿外側部、大腿前面中央部の近位1/3及び大腿前面内側部の近位1/3を含む領域Aにパワー部位が配置されていることを特徴とする運動用スパッツ。
  2. さらに、大腿後面内側部遠位2/3、大腿後面中央部遠位1/3から近位1/3及び大腿後面外側部遠位1/3を含む領域Bにパワー部位が配置されている請求項1に記載の運動用スパッツ。
  3. さらに、下腿外側部近位2/3を含む領域Cにパワー部位が配置されている請求項1又は2に記載の運動用スパッツ。
  4. 前記運動用スパッツにおいて、前記パワー部位を構成する生地の幅方向における伸長率が、前記パワー部位を除く部位を構成する生地の幅方向における伸長率より、10〜70%低い請求項1〜3のいずれか1項に記載の運動用スパッツ。
  5. 前記運動用スパッツを構成する生地の幅方向における平均伸長率が、70〜90%である請求項1〜4のいずれか1項に記載の運動用スパッツ。
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