JP2011218636A - 冊子状封書 - Google Patents

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Abstract

【課題】封書の開封率をアップさせ、開封した後に簡単に葉書で申し込みなどを行なえるようにした冊子状郵送物を提供する。
【解決手段】封書表紙片2と封書裏紙片3との間に、中綴じ用紙片4が封書表紙片2と封書裏紙片3の三周縁部とにおいて重なり合う領域を残した状態で重ね合わされ、封書表紙片2と封書裏紙片3と中綴じ用紙片4の一側端縁で接着された綴じ部により一体化され、中綴じ用紙片4には、切り取り用ミシン目6により区分けされた葉書用紙片部7が前記綴じ部の反対側に設けられ、葉書用紙片部7には、略中央部に前記一側端縁部と平行に折り用ミシン目8が形成され、前記折り用ミシン目8で区画された一方の葉書用紙片部上に再剥離再貼付可能な粘着剤9が設けられ、前記粘着剤上に剥離紙10が剥離可能に貼付され、封書表紙片2と封書裏紙片3は、封書表紙片2と封書裏紙片3の三周縁部とが重なり合う部分において剥離可能に接着されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、説明書や返信用の葉書として使用する葉書用紙が冊子状として内蔵されている冊子状封書に関する。
従来、商品やサービスの内容を記載した冊子は、ダイレクトメールなどとして種々の業界で広く利用されている。
例えば通信会社では、顧客に対して商品の紹介として利用したり、また過去に製品を購入した顧客の情報に基づいて、販売促進を行うために冊子状のダイレクトメールを送ったりすることもある。
特にダイレクトメールを利用する際において重要な点は、まずそのダイレクトメールの受取人による開封率をアップさせることがあげられる。
これらのダイレクトメールでは、顧客が要求しない送付物を送ることが多いため、受け取った顧客がダイレクトメールを開封しないで内容も見ずに廃棄してしまう傾向がある。
したがって、ダイレクトメールの送り主側としては、販売促進上の第一段階として、まず顧客にダイレクトメールの封筒を開けてもらい、内容を見てもらうようにすることが重要となることから、開封率をアップさせるような工夫が求められている。
このため開封率を上げるための技術として、例えば圧着式のハガキ(参考文献1を参照。)等が利用されており、郵送物を容易に開封できることから、開封率の向上が期待されるが、2枚のシートが貼り合わされた状態であるため、紙面の制約があり、例えば、申込書、返信用封筒、等を同封して送りたい場合等には使用することができないという問題がある。
また、紙面を増やし、容易に開封可能な冊子状送付物としては、例えば参考文献2〜4に記載されているような技術があるが、参考文献2は冊子の上端と下端が接着されていないため、冊子内に個人情報などが記載されている場合、盗み見られる可能性があるという問題がある。
更に参考文献3、4では、二つ折りされる表表紙片および裏表紙片の間に小冊子本体を挟み込んで取り付けるために、中綴じ用の金具を使用する必要や、二つ折りされる表表紙片および裏表紙片の間に小冊子本体を挟み込んで取り付ける中綴じ工程を行うための高価な製造設備が必要であるなどの問題がある。
特開平10−264557号公報 特開2006−272955号公報 特開平9−39450号公報 特開平7−277344号公報
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、受取人における封書の開封率をアップさせることができ、返信用などの葉書を内蔵させることができ、開封した後に内蔵された葉書用紙片部を使用して簡単に葉書で申し込みなどを行なえるようにした冊子状郵送物を提供することを目的とする。
本発明の冊子状封書は、略同一寸法を有する封書表紙片と封書裏紙片との間に、前記封書表紙片又は前記封書裏紙片よりも縦横寸法が小さなサイズを有する中綴じ用紙片が、前記封書表紙片の三周縁部と、前記封書裏紙片の三周縁部とにおいて直接重なり合う領域を残した状態で重ね合わされ、前記封書表紙片と前記封書裏紙片と前記中綴じ用紙片の一側端縁で接着された綴じ部により一体化されている冊子付き封書であって、前記中綴じ用紙片には、前記一側端縁部と平行に形成された切り取り用ミシン目により区分けされた葉書用紙片部が、前記綴じ部の反対側に設けられ、前記葉書用紙片部には、該葉書用紙片部の略中央部に前記一側端縁部と平行に折り用ミシン目が形成され、前記折り用ミシン目で区画された一方の前記葉書用紙片部上に再剥離再貼付可能な粘着剤が設けられ、前記再剥離再貼付可能な粘着剤上に剥離紙が剥離可能に貼付され、前記封書表紙片と前記封書裏紙片は、前記封書表紙片の三周縁部と、前記封書裏紙片の三周縁部と、が直接重なり合う部分において剥離可能に接着されていることを特徴とする。
また、本発明の冊子状封書は、前記再剥離再貼付可能な粘着剤の下面に地紋印刷層が設けられていることを特徴とする。
また、本発明の冊子状封書は、前記中綴じ用紙片において、形成された切り取り用ミシン目と前記一側端縁部との間に説明事項を記載する領域が設けられていることを特徴とする。
更に、本発明の冊子状封書は、前記葉書用紙片部には、前記葉書用紙片部の再剥離再貼付可能な粘着剤が設けられた一部に接着剤が塗布された部分を有すると共に、前記接着剤で接着される前記葉書用紙片部の一部分を切り取るための切り取り用ミシンが形成されていることを特徴とする。
また、本発明の冊子状封書は、前記葉書用紙片部において、前記再剥離再貼付可能な粘着剤が設けられていない領域上に接着剤が設けられ、前記接着剤上に紙片が接着されていることを特徴とする。
したがって、本発明の冊子状封書は、封書表紙片と封書裏紙片の三周縁部が直接重なり合う部分において剥離可能に接着され、更に葉書用紙片部が内蔵されているので、受取人が簡単に封書表紙片と封書裏紙片を剥離して開封することができて、受取人における封書の開封率をアップさせることができ、また、内蔵された葉書用紙片部を使用して葉書で簡単に申し込みなどを行うことができるという効果がある。
本発明の第1実施形態に係る冊子状封書の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る冊子状封書の封書表紙片をめくり上げた状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る冊子状封書の各紙片を分離させた状態を示す斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 本発明の第1実施形態に係る冊子状封書の封書表紙片をめくり上げ、葉書用紙片部を切り離した状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る冊子状封書の葉書用紙片部から剥離紙を剥離させた状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る冊子状封書の葉書用紙片部を2つ折りさせて葉書を作成した状態を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る冊子状封書において、葉書用紙片部から剥離紙を剥離させた状態を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る冊子状封書において、葉書用紙片部から剥離紙を剥離させた状態を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る冊子状封書において、葉書用紙片部から剥離紙を剥離させた状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係る冊子状封書を図面に基づいて詳細に説明する。
まず、本発明の第1実施形態に係る冊子状封書1を説明する。
図1乃至図3に示すように、本発明の第1実施形態に係る冊子状封書1は、略同一寸法を有する封書表紙片2と封書裏紙片3との間に、前記封書表紙片2又は前記封書裏紙片3よりも縦横寸法が小さなサイズを有する複数枚の中綴じ用紙片4a,4bが重ね合わされた構成を有している。
これら複数枚の中綴じ用紙片4a,4bの縦横寸法は、前記封書表紙片2又は前記封書裏紙片3の縦横寸法よりも小さなサイズで形成されている。
これにより、それら封書表紙片2と封書裏紙片3と複数枚の中綴じ用紙片4a,4bを、それぞれ左側の一側端縁で揃えた状態として重ね合わせた場合に、封書表紙片2の三周縁部と、封書裏紙片3の三周縁部とが、直接接触して重なり合う三周縁領域が設けられるように構成されている。
また、封書表紙片2と封書裏紙片3と複数枚の中綴じ用紙片4a,4bとは、それら紙片の左側の一側端縁部において、それぞれが接着剤5により接着された綴じ部により一体化されている。
また、図3に示すように、複数枚の中綴じ用紙片4a,4bのうち少なくとも1枚の中綴じ用紙片4bには、前記一側端縁部と平行に形成された切り取り用ミシン目6により区分けされた葉書用紙片部7が、前記接着剤5により接着された綴じ部の反対側に設けられている。
葉書用紙片部7には、該葉書用紙片部7の横方向の略中央部に折り用ミシン目8が、前記切り取り用ミシン目6と平行に形成されている。
また、葉書用紙片部7については、図3に示すように、葉書用紙片部7において折り用ミシン目8で2つに区画された一方を葉書用紙片部7aとし、他方を葉書用紙片部7bとして説明する。
そして、折り用ミシン目8で区画された一方の前記葉書用紙片部7aの上面には、再剥離再貼付可能な粘着剤9が塗布されている。
また、再剥離再貼付可能な粘着剤9の上面には、剥離紙10が剥離可能に貼付されている。
この再剥離再貼付可能な粘着剤9とは、その再剥離再貼付可能な粘着剤9の上面に貼付されている剥離紙10を剥離させて、折り用ミシン目8から葉書用紙片部7を2つ折りさせて粘着剤9により貼着させた後でも、貼着してある葉書用紙片部7を再度剥離することが可能な接着力を有する粘着剤であり、従来から公知の粘着剤を用いることができる。
また、再剥離再貼付可能な粘着剤9の下面には、地紋印刷層27が設けられている。
再剥離再貼付可能な粘着剤9の下面に地紋印刷層27が設けられていることで、内部に記入した内容が透かして見えない状態にしてある。
葉書の表面となる葉書用紙片部7a又は葉書用紙片部7bの表面には、図8に示すように予め葉書の宛先表示12を印刷させておくことが好ましい。
また、葉書の裏面となる葉書用紙片部7a又は葉書用紙片部7bの裏面には、図7に示すように予め申込欄13など所望の印刷をしておくことが好ましい。
封書表紙片2と封書裏紙片3は、封書表紙片2の三周縁部と、封書裏紙片3の三周縁部と、が直接重なり合う部分において、剥離可能な擬似接着剤層11により剥離可能に接着されている。
封書表紙片2及び封書裏紙片3、中綴じ用紙片4a,4bに使用する材料としては、例えば、上質紙、コート紙、複写用紙、クラフト紙等、合成紙、PET、PP等があり、特に限定されないが、擬似接着剤を構成する材料との相性及び冊子状送付物の用途により適宜選択することができる。
封書表紙片2の三周縁部と、封書裏紙片3の三周縁部とを剥離可能な状態で接着する擬似接着剤11としては、例えば、シリコーンを添加した紫外線硬化型オフセットインキとアクリル系エマルション型接着剤の構成や、鉱油を添加したエステル系樹脂、パラフィンワックスを添加したアクリル酸エステル系樹脂などを使用することができる。
いずれにしても、封書表紙片2の三周縁部において郵送中に簡単に剥離することなく、開封時に材破することなく開封できる構造となっていればよい。
また、封書表紙片2、中綴じ用紙片4a,4b及び封書裏紙片3を強接着するために使用する接着剤5を構成する材料としては、アクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、EVA系樹脂、ウレタン系樹脂などのエマルジョン接着剤などを使用することができる。
また、冊子状封書1を開封する際に便利にするために、図1に示すように封書表紙片2の1つの角部には開封箇所を明確にするために、「OPEN」という表示が印刷されており、この「OPEN」表示部分14からめくり上げて開封させるようになっている。
また、封書表紙片2の三周縁部と、封書裏紙片3の三周縁部と、を剥離可能に接着する擬似接着剤11は、図2に示すように「OPEN」という表示がされている封書表紙片2と封書裏紙片3の1つの角部の領域を除いて設けることが好ましい。
これにより紙片の角部を指でつまんで簡単に開封させることができる。
この場合は、冊子状封書1を手渡しする配布用封筒として用いる場合に適する。
次に、本発明の冊子状封書1の使用方法について説明する。
冊子状封書1は、図1に示すように封書表紙片2の三周縁部と、封書裏紙片3の三周縁部と、が直接接触状態で重なり合う部分において、剥離可能な擬似接着剤11により剥離可能に接着されている密封状態で配布や郵送が行われる。
次に、冊子状封書1の受取人は、図1に示すように封書表紙片2の角部の「OPEN」表示部分13から指で紙片を摘んでめくり上げて、図2に示すように開封させる。
そして、開封した受取人は、封書表紙片2の裏面や、中綴じ用紙片4a及び封書裏紙片3などに記載されている内容を読んだ後に、受取人が、それらの内容に基づいて申し込みを行なう場合には、中綴じ用紙片4bの葉書用紙片部7bに印刷されている申込欄13などに申し込み内容を記入する。
次に、図7に示すように中綴じ用紙片4bに形成されている切り取り用ミシン目6から葉書用紙片部7を切り取り、更に、剥離紙10を剥離させた後に、折り用ミシン目8から葉書用紙片部7を2つに折りまげて、葉書用紙片部7aと葉書用紙片部7bとを再剥離再貼付可能な粘着剤9を間に挟んだ状態で貼着することで、図8に示すような葉書15を作成する。
そして、この葉書15を郵便ポストに投函するなどして郵送させる。
上記のように、本発明の冊子状封書1は、「OPEN」表示部分14を指で摘んでめくり上げることで、擬似接着剤11の部分から簡単に開封させることができるので、従来の封筒よりも受取人が気軽に開封することができ、ダイレクトメールのような封筒でも開封率をアップさせることができるように構成されている。
また、冊子状封書1の内部に申込書や返信用葉書が備えられているので、受取人が直ぐに返信用封筒を用いて申し込みの処理を行うことができるように構成されている。
次に、本発明の第2実施形態に係る冊子状封書を説明する。
第2実施形態に係る冊子状封書では、第1実施形態に係る冊子状封書1において説明した葉書用紙片部7を有する中綴じ用紙片4bの紙片の構成を変形させたもので、図9に示した中綴じ用紙片4cのように、紙片の左側の一側端縁部に塗布した接着剤5と平行に所定間隔をあけて切り取りミシン目16と折り曲げミシン目17とを形成したものである。
中綴じ用紙片4bの折り曲げミシン目17で区画された右側の紙片の上面には、再剥離再貼付可能な粘着剤9が塗布され、その再剥離再貼付可能な粘着剤9が塗布されている領域の上側に剥離紙10が剥離可能に貼付されている。
したがって、葉書を作成する際には、剥離紙10を剥離させた後に折り曲げミシン目17から折りまげて再剥離再貼付可能な粘着剤9で貼り合わせる。
中綴じ用紙片4cでは、紙片の左側の一側端縁部に塗布した接着剤5と切り取りミシン目16との間が、第1実施形態の中綴じ用紙片4bよりも間隔が広いので、その領域に種々の説明事項を記載することができる。
つまり、中綴じ用紙片4bにおいて、形成された切り取り用ミシン目17と前記一側端縁部との間に説明事項を記載する領域が設けられている。
次に、本発明の第3実施形態に係る冊子状封書を説明する。
第3実施形態に係る冊子状封書では、第2実施形態で説明した中綴じ用紙片4bの構成を変形させたもので、図10に示した中綴じ用紙片4dのように、紙片の左側の一側端縁部に塗布した接着剤5と平行に所定間隔をあけて形成した切り取りミシン目16及び折り曲げミシン目18と、更に中綴じ用紙片4dの底辺と平行に形成した切り取りミシン目19とを形成させた構成を有している。
そして、折り曲げミシン目18と切り取りミシン目19とで区画された右側の領域上には、再剥離再貼付可能な粘着剤9が塗布され、また切り取りミシン目19が形成された下側の領域上には接着剤20が塗布されている。
再剥離再貼付可能な粘着剤9が塗布されている領域の上側と、接着剤20が塗布されている領域の上側とには、剥離紙10が剥離可能に貼付されている
したがって、葉書を作成する際には、剥離紙10を剥離させた後に折り曲げミシン目18から折りまげて再剥離再貼付可能な粘着剤9と接着剤20とで貼り合わせる。
そして、切り取りミシン目16,19から切り取ることで葉書として郵送する。
つまり、前記葉書用紙片部7には、前記葉書用紙片部7の再剥離再貼付可能な粘着剤9が設けられた一部に接着剤20が塗布された部分を有すると共に、前記接着剤20で接着される前記葉書用紙片部7の一部分を切り取るための切り取り用ミシン19が形成されているものである。
次に、本発明の第4実施形態に係る冊子状封書を説明する。
第4実施形態に係る冊子状封書では、図11に示すように、2枚の中綴じ用紙片4e,4fが、封書表紙片2と封書裏紙片3の間に重ねられた構成を有している。
中綴じ用紙片4eは、紙片の左側の一側端縁部に塗布した接着剤5と平行に所定間隔をあけて切り取りミシン目21と折り曲げミシン目22とが形成され、切り取りミシン目21と折り曲げミシン目22の間の領域上には接着剤23が塗布されており、また折り曲げミシン目22から右側の領域上には、再剥離再貼付可能な粘着剤24が塗布されている。
したがって、接着剤23が塗布されている部分では、2枚の中綴じ用紙片4e,4fが接着されている。
また、中綴じ用紙片4fは、紙片の左側の一側端縁部に塗布した接着剤5と平行に所定間隔をあけて切り取りミシン目25とスリット26とが形成されている。
中綴じ用紙片4fを中綴じ用紙片4eの上側に重ねた場合に、切り取りミシン目21と切り取りミシン目25とが重なり、また折り曲げミシン目22とスリット26とが重なる位置になるように形成されている。
本発明の第4実施形態に係る冊子状封書では、中綴じ用紙片4fと中綴じ用紙片4eを、切り取りミシン目21,25から切り取った後に、中綴じ用紙片4fのスリット26から右側の部分を剥離させて、折り曲げミシン目22から折り曲げて、再剥離再貼付可能な粘着剤24で貼り付けることで葉書を形成させる。
また上記の下記実施形態の係る冊子状封書では、葉書の受取人が、再剥離再貼付可能な粘着剤24で貼り付いている部分を剥離させて、記載内容を見ることができるように構成されている。
つまり、前記葉書用紙片部において、前記再剥離再貼付可能な粘着剤24が設けられていない領域上に接着剤23が設けられ、前記接着剤23上に紙片が接着されているものである。
上記したように、本発明の冊子状封書では、封書表紙片と封書裏紙片の三周縁部が直接重なり合う部分において剥離可能に接着されているので、受取人が簡単に開封することができるように構成され、更にその冊子状封書の内部に葉書用紙片部が設けられており、その葉書用紙片部で作成する葉書も記載内容を第三者に見られない状態として郵送することができ、更にその葉書の受取人が簡単に2つ折りされた葉書を見開くことができるように構成されている。
1 冊子状封書
2 封書表紙片
3 封書裏紙片
4a,4b,4c,4d,4e 中綴じ用紙片
5,23 接着剤
6,16,19,21,25 切り取り用ミシン目
7,7a,7b 葉書用紙片部
8,17,18,22 折り用ミシン目
9,24 再剥離再貼付可能な粘着剤
10 剥離紙
11 擬似接着剤
13 申込欄
14 「OPEN」表示部分
15 葉書
26 スリット
27 地紋印刷層

Claims (5)

  1. 略同一寸法を有する封書表紙片と封書裏紙片との間に、前記封書表紙片又は前記封書裏紙片よりも縦横寸法が小さなサイズを有する中綴じ用紙片が、前記封書表紙片の三周縁部と、前記封書裏紙片の三周縁部とにおいて直接重なり合う領域を残した状態で重ね合わされ、前記封書表紙片と前記封書裏紙片と前記中綴じ用紙片の一側端縁で接着された綴じ部により一体化されている冊子付き封書であって、
    前記中綴じ用紙片には、前記一側端縁部と平行に形成された切り取り用ミシン目により区分けされた葉書用紙片部が、前記綴じ部の反対側に設けられ、
    前記葉書用紙片部には、該葉書用紙片部の略中央部に前記一側端縁部と平行に折り用ミシン目が形成され、前記折り用ミシン目で区画された一方の前記葉書用紙片部上に再剥離再貼付可能な粘着剤が設けられ、前記再剥離再貼付可能な粘着剤上に剥離紙が剥離可能に貼付され、
    前記封書表紙片と前記封書裏紙片は、前記封書表紙片の三周縁部と、前記封書裏紙片の三周縁部と、が直接重なり合う部分において剥離可能に接着されていることを特徴とする冊子状封書。
  2. 前記再剥離再貼付可能な粘着剤の下面に地紋印刷層が設けられていることを特徴とする請求項1記載の冊子状封書。
  3. 前記中綴じ用紙片において、形成された切り取り用ミシン目と前記一側端縁部との間に説明事項を記載する領域が設けられていることを特徴とする請求項1記載の冊子状封書。
  4. 前記葉書用紙片部には、前記葉書用紙片部の再剥離再貼付可能な粘着剤が設けられた一部に接着剤が塗布された部分を有すると共に、前記接着剤で接着される前記葉書用紙片部の一部分を切り取るための切り取り用ミシンが形成されていることを特徴とする請求項1記載の冊子状封書。
  5. 前記葉書用紙片部において、前記再剥離再貼付可能な粘着剤が設けられていない領域上に接着剤が設けられ、前記接着剤上に紙片が接着されていることを特徴とする請求項1記載の冊子状封書。
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