JP2011217474A - モータ制御装置とその故障検出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイナミックブレーキ回路の故障検出を容易にする。
【解決手段】この発明のモータ制御装置は、第1監視信号を出力する第1故障検出回路と、故障検出用スイッチと、第2監視信号を出力する第2故障検出回路と、第1監視信号と第2監視信号を入力とする制御回路部と、を具備する。第1故障検出回路と第2故障検出回路は、フォトカプラを備え、フォトカプラが微小な故障検出電流を、故障検出のための第1監視信号と第2監視信号とに変換する。
【選択図】図1

Description

この発明は、サーボモータをインバータで駆動すると共にサーボモータのダイナミックブレーキ回路の故障検出を行うモータ制御装置と、その故障検出方法に関する。
例えばACサーボモータを駆動制御するサーボアンプ(モータ制御装置)は、サーボアンプの非通電時や動作不許可時(緊急停止を含む)に可動部が自由に動いてしまうことを防止するため、一般的にダイナミックブレーキ回路を含んでいる。
何らかの異常発生によりモータを非常停止する場合に、ダイナミックブレーキ回路が故障していたとすれば、モータを正常に制動できなくなり、モータが停止するまでの制動時間が延びてしまう。その結果、モータで駆動している機械装置を破損させてしまう恐れがある。
このように、ダイナミックブレーキ機能は重要であり、ダイナミックブレーキ回路の保守点検が必要である。例えば、特許文献1に開示されたダイナミックブレーキ回路の動作を、図15を参照して説明する。
図15は特許文献1のモータ制御装置900の構成図である。モータ制御装置900は、三相電源1、コンバータ部2、平滑コンデンサ3、インバータ部21、ダイナミックブレーキ回路23、コンタクター25、モータ20、位置検出器24、電流検出手段(検出回路)19、制御回路部26、インバータ制御回路部27、を備える。
ダイナミックブレーキ回路23は、制動抵抗器18、リレー17、整流ダイオード11〜16からなる三相全波整流回路22、により構成される。その動作は、モータ20の通常運転時において、リレー17はSVON側にあり三相全波整流回路22はオープン状態である。異常発生により、モータ20を停止させる場合、リレー17をDB側に接続し、ダイナミックブレーキ回路23をオンさせる。その時、慣性力で回転するモータ20が発生する誘起電圧は、三相全波整流回路22で直流電圧に変換され、その直流電圧は制動抵抗器18によって熱エネルギーとして消費されることで、モータ20に制動がかかる。
ダイナミックブレーキ回路23の故障検出方法を簡単に説明する。モータ20が駆動中であれば運転を停止し、先ず、インバータ部21をオフしてコンタクター25にてモータ20をダイナミックブレーキ回路23と切り離す。次にリレー17をDB側に閉じ、ダイナミックブレーキ回路23をオンする。
この状態において、インバータ部21の上側アームの半導体スイッチング素子5,7,9の何れかと、下側アームの半導体スイッチング素子6,8,10の上側アームと対を構成しない一つの半導体スイッチング素子を動作させると、図15中に←で示す回路でループする電流が流れる。つまり、上側アームの半導体スイッチング素子(5,7,9の何れか)→整流ダイオード(12,14,16の何れか)→制動抵抗器18→リレー17→整流ダイオード(11,13,15の何れか)→下側アームの半導体スイッチング素子(6,8,10のうちの上側アームと対を構成しない一つ)のループで電流が流れる。
つまり、従来のダイナミックブレーキ回路23の故障検出方法は、ダイナミックブレーキ回路23の電流パス(ループ)に、コンバータ部2から直流電流を流して制動抵抗器18の両端に発生する電圧降下を、検出回路19で検出することで行っていた。
特開2009−142115号公報
従来の方法では、モータを駆動するための高圧電源を故障検出に使用しているため、スイッチング素子がショート等すると高圧電源から大電流が流れ損傷が大きくなる。
この発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、印加電圧が低く微小な故障検出用の電流値でも故障を容易に検出することができるモータ制御装置と、その故障検出方法を提供することを目的とする。
この発明のモータ制御装置は、整流回路と、ダイナミックブレーキ回路と、インバータ部と、インバータ制御部と、を備えたモータ制御装置において、第1故障検出回路と、故障検出用スイッチと、第2故障検出回路と、制御回路部とを具備する。第1故障検出回路は、駆動電源用インバータの正電源とインバータ駆動電源の正電源との間に接続され、第1監視信号を出力する。故障検出用スイッチは、整流回路の一方の端子と駆動電源用インバータの負電源に接続される。第2故障検出回路は、整流回路の他方の端子とインバータ駆動電源の正電源間に接続され、第2監視信号を出力する。制御回路部は、制御用ロジック電源を電源としてインバータ制御部の動作を制御すると共に、リレーと故障検出スイッチのON/OFFを制御する制御信号を出力し、第1監視信号と第2監視信号を入力とする。
この発明のモータ制御装置によれば、第1故障検出回路と、故障検出用スイッチと、第2故障検出回路と、を具備することで、印加電圧が低く微小な故障検出用の電流値であってもモータ制御装置のダイナミックブレーキ回路とインバータ部の故障を容易に検出することを可能にする。
この発明のモータ制御装置100の機能構成例を示す図。 ダイナミックブレーキ回路23とインバータ部21の故障検出方法の動作フローを示す図。 リレーと整流ダイオードの故障検出モードを示す図。 故障検出モードOP1の時の動作を示す図。 故障検出モードOP3の時の動作を示す図。 故障検出モードOP9の時(整流ダイオード16がショート故障時)の動作を示す図。 故障検出モードOP6の時の動作を示す図。 故障検出モードOP12の時(整流ダイオード15がショート故障時)の動作を示す図。 インバータ部21(スイッチング素子)の故障検出モードを示す図。 故障検出モードOP18の時の電流経路を示す図。 故障検出モードOP21の時の電流経路を示す図。 スイッチング素子5〜10の故障を切り分ける動作フローを示す図。 モータ接続を確認するモードを示す図。 第1故障検出回路の他の実施例を示す図。 特許文献1に開示されたモータ制御装置900の機能構成を示す図。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。複数の図面中同一のものには同じ参照符号を付し、説明は繰り返さない。
図1にこの発明のモータ制御装置100の機能構成例を示す。モータ制御装置100は、従来技術で説明したモータ制御装置900に対して、第1故障検出回路30と、故障検出用スイッチ40と、第2故障検出回路50とを備える点で新しい。また、制御回路部90は、故障検出用スイッチ40のON/OFFを制御する制御信号を出力すると共に、第1故障検出回路30と第2故障検出回路50とが出力する第1監視信号と第2監視信号を入力信号とする点で新しいが、モータ制御装置900の制御回路部26とインバータ回路21を制御する点で同じである。また、インバータ制御部60もモータ20をPWM(Pulse Width Modulation)制御する信号を生成する点で、従来のインバータ制御回路部27と同じである。
また、ダイナミックブレーキ回路23、駆動電源用コンバータ2、平滑コンデンサ3も、参照符号から明らかなようにモータ制御装置900と同じものである。なお、駆動電源用コンバータ2は、モータ制御装置900のコンバータ部2と同じものである。また、インバータ駆動電源70と制御用ロジック電源80は、モータ制御装置900では単に省略されていたものであり、従来から必要な機能構成部である。なお、この発明の説明では、制動抵抗器18を制動抵抗18、ダイナミックブレーキ回路23内の三相全波整流回路22を整流回路22と称する。
このモータ制御装置100の電源は、三相交流電源1が漏洩遮断器81(以降、ELBと称する)と、電磁接触器82(以降、MCと称する)を介して駆動電源用コンバータ2の一次側に接続される。また、三相交流電源1の単相が制御電源用コンバータ28の一次側に接続される。なお、インバータ駆動電源70と制御用ロジック電源80は、制御電源用コンバータ28の電源と絶縁され、またインバータ駆動電源70と制御用ロジック電源80も互いに絶縁された絶縁電源である。インバータ駆動電源70の正電源は+Vpを出力し負電源はパワーグランド(PG)に接続される。制御用ロジック電源80の正電源は+Vccを出力し、負電源はシグナルグランド(SG)に接続される。また、インバータ回路21の各出力U相,V相,W相は、モータ20に接続される。モータ制御装置100と、モータ20、三相交流電源1、との間に記載されている長方形の記号は端子またはコネクタ等の接続部品である。
なお、スイッチング素子9に並列に接続されるダイオード9dはモータ20が発生する逆起電圧を吸収する働きをする。ダイオードは、他のスイッチング素子にも並列に接続されるが、表記が煩雑になるのでその参照符号を省略している。
第1故障検出回路30は、1次側が駆動電源用コンバータ2の正電源とインバータ駆動電源70の正電源(+Vp)との間、2次側が制御用ロジック電源80の正電源(+Vcc)と負電源(SG)との間に接続され、第1監視信号を制御回路部90に出力する。故障検出用スイッチ40は、整流回路22を構成する整流ダイオード11,13,15のアノード端子と駆動電源用コンバータ2の負電源との間に接続され、そのON/OFFは制御回路部90で制御される。故障検出用スイッチ40は例えばリレー、あるいは半導体素子により構成される。
第2故障検出回路50は、1次側が整流回路22を構成する整流ダイオード12,14,16のカソード端子とインバータ駆動電源70の正電源(+Vp)との間、2次側が制御用ロジック電源80の正電源(+Vcc)と負電源(SG)との間に接続され、第2監視信号を制御回路部90に出力する。
以上の構成によって、モータ制御装置100は、印加電圧が低く微小な故障検出用の電流値であってもインバータ部21、ダイナミックブレーキ回路23の故障を容易に検出することを可能にする。次に、第1故障検出回路30と、第2故障検出回路50の具体的な構成を示して、実施例の動作を更に詳しく説明する。
〔第1故障検出回路〕
第1故障検出回路30は、フォトカプラ32と、フォトカプラ32の一次側に直列に接続される逆電圧防止ダイオード34と、電流制限用抵抗33と、フォトカプラ32の2次側に接続される負荷抵抗31と、を備える。フォトカプラ32の1次側のフォトダイオード32aのアノード端子は、インバータ駆動電源70の正電源(+Vp)に接続される。フォトダイオード32aのカソード端子は、電流制限用抵抗33を介して逆電圧防止ダイオード34のアノード端子に接続される。逆電圧防止用ダイオード34のカソード端子は、駆動電源用コンバータ2の正電源に接続される。フォトカプラ32の2次側のスイッチングトランジスタ(以降、スイッチングTrと称する)32bのエミッタ端子は制御用ロジック電源の負電源(SG)に接続される。スイッチングTr32bのコレクタ端子は負荷抵抗31を介して制御用ロジック電源80の正電源(+Vcc)に接続され、フォトカプラ32の2次側出力が故障検出のための第1監視信号とされる。第1監視信号は、制御回路部90に入力される。
〔第2故障検出回路〕
第2故障検出回路50の構成は、第1故障検出回路30と同じであり、フォトカプラ52、逆電圧防止ダイオード54、電流制限用抵抗53、負荷抵抗51、を備える。フォトカプラ52の1次側のフォトダイオード52aのアノード端子は、インバータ駆動電源70の正電源(+Vp)に接続される。フォトダイオード52aのカソード端子は、電流制限用抵抗53を介して逆電圧防止ダイオード54のアノード端子に接続される。逆電圧防止ダイオード54のカソード端子は、整流回路22を構成する整流ダイオード12,14,16のカソード端子とリレー17に接続される。フォトカプラ52の2次側のスイッチングTr52bのエミッタ端子は制御用ロジック電源80の負電源(SG)に接続される。スイッチングTr52bのコレクタ端子は負荷抵抗51を介して制御用ロジック電源80の正電源(+Vcc)に接続され、フォトカプラ52の2次側出力が故障検出のための第2監視信号とされる。第2監視信号は、制御回路部90に入力される。
制御回路部90は、第1監視信号と第2監視信号を入力とし、リレー17と故障検出用スイッチ40のON/OFFを制御する制御信号を出力する。制御回路部90は、リレー17と故障検出用スイッチ40のON/OFFを制御すると共に、第1故障検出回路30が出力する第1監視信号と、第2故障検出回路52が出力する第2監視信号とを監視することで、ダイナミックブレーキ回路23とインバータ回路21の故障検出を行う。次に、図1の機能構成例の故障検出の方法を説明する。
〔故障検出方法〕
モータ制御装置100が故障検出する際は、駆動電源用コンバータ2に三相交流電源1からの電源供給は無く、制御電源用コンバータ28には三相交流電源1が供給されている必要がある。この状態は、例えば、ELB81をON、MC82をOFFすることで設定することが出来る。以下、図2の動作フローのステップの説明をする。
〔電圧確認過程〕
電圧確認過程(ステップS10)において、モータ制御装置100は、図示しない電圧検出手段でインバータ駆動電源70と制御用ロジック電源80が、所定の電圧を生成しているか否かを確認する。電圧検出手段の電圧検出結果は、例えば、制御回路部90に入力されその合否が判断され例えばLED等で表示し、以降の確認過程に進むか否かの判断をオペレータに委ねるようにしても良い。
〔初期状態確認過程〕
初期状態確認過程(ステップS90)では、制御回路部90は、インバータ部21を構成する全てのスイッチング素子5〜10をOFFすると共に、リレー17、故障検出用スイッチ40をOFFする。この故障検出モードは、初期状態を確認するモードであり、例えばOP0と称する。図3に、そのOP0と後で説明するOP1〜14におけるリレー17、故障検出用スイッチ40及び各スイッチング素子の状態と、正常時の第1と第2監視信号の状態を示す。図3において×はリレー17、故障検出用スイッチ40及び各スイッチング素子のOFF、○はONを意味する。
OP0では、リレー17、故障検出用スイッチ40及び各スイッチング素子がOFF状態に設定される。インバータ部21とダイナミックブレーキ回路23にショート故障が無ければ、第1故障検出回路30と第2故障検出回路50に電流が流れないため、第1監視信号はHi(+Vcc)、第2監視信号はHi(+Vcc)である。制御回路部90は、OP0に設定した時の第1と第2監視信号が共にHiであることで、モータ制御装置100の初期状態、すなわち以降のステップを実施できることを確認する(ステップS90)。
〔モータ接続確認過程〕
モータ接続確認過程(ステップS91)では、モータ20の有無により後の工程を分岐するため、モータ20の接続を確認する。これは、モータ20が接続されている場合、モータ20の巻線に電流が流れることで、後述するような検出できない故障検出モードがあるためである。
モータ20が、モータ制御装置100に接続されているか否かは、各巻線(U−V,U−W,V−W間)に電流を流して確認する。図13にモータ接続確認過程の故障検出モードを示す。故障検出モードをOP31に設定することで、スイッチング素子5(U相上側アーム)と8(V相下側アーム)をONさせる。モータ20が接続されている場合、スイッチング素子5(U相上側アーム)と8(V相下側アーム)をONさせると、インバータ駆動電源70の正電源(+Vp)から、第1故障検出回路30の1次側、スイッチング素子5(U相上側アーム)、モータ20のU巻線、V巻線、スイッチング素子8(V相下側アーム)、を経由してインバータ駆動電源70の負電源に電流が流れ、第1監視信号がLoとなる。モータ20が接続されていない場合は、電流が流れないので、第1監視信号がHiとなる。
OP32は、スイッチング素子6(U相下側アーム)とスイッチング素子7(V相上側アーム)をONさせるので、モータ20が接続されている場合はU巻線、V巻線、を流れる電流の向きが逆方向になる。
同様の考え方で、OP33とOP34はU巻線とW巻線、OP35とOP36はV巻線とW巻線を確認する。このようにモータ20の各巻線に電流を流すことで、モータ20の有無を確認することが可能である。また、モータ20の有無は、例えば、制御回路部90に外部から信号として予め与えておくこともできる。なお、OP31〜OP36において異常が検出された場合は、モータ20の巻線に異常があるので、この故障検出モード(OP31〜36)でモータ巻線が正常で有るか否かの確認をすることもできる。
モータ20が接続されている場合、モータ20に電流が流れる関係で、整流回路導通確認過程(ステップS93)のOP3〜14が実施出来なくなる。この場合、図2に示すようにモータ接続確認過程(ステップS91)の後は「アリ」に進み、リレー動作確認過程(ステップS92′)、スイッチング素子導通確認過程(ステップS94′)を実施する。ここで「′」は、モータ20が「ナシ」の場合と区別するためのものであり、ステップS92′とステップS92、ステップS94′とステップS94の動作は全く同じである。よって、以下の説明では省略する。モータ20が接続されていない場合は、図2に示すようにモータ接続確認過程(ステップS91)の後は「ナシ」に進む。
なお、モータ20が接続されている場合でも、図示しないコンタクター(図15の25を参照)をモータ制御装置100とモータ20との間に設け、故障検出に入る前に、モータ20をモータ制御装置100から切り離してモータ無しの過程を実施しても良い。また、故障検出前にモータ20を切り離すのではなく、モータ接続確認過程(ステップS91)によりモータの接続が確認されたら、モータ20を自動的に切り離し、モータ無しの過程を実施する故障検出フローにしても良い。
〔リレー動作確認過程〕
リレー動作確認過程(ステップS92)では、リレー17と制動抵抗器18の動作を確認する。先ず、故障検出モードをOP1に設定する。OP1は故障検出用スイッチ40のみがONした状態である。図4にOP1の状態のモータ制御装置100の動作を示す。故障検出用スイッチ40がONしていることを、接触片を黒く塗り潰して表現している。
OP1では、リレー17が正常にOFFしていれば第2故障検出回路50に電流が流れない。よって、第2監視信号がHiである。つまり、リレー17のOFFが確認できる。第1故障検出回路30は、リレー17のOFFに関係なくHiのままである。制御回路部90は、OP1における第2監視信号がHiであることで、リレー17がOFFされていることを確認する。
そしてOP2で、リレー17をONさせると、インバータ駆動電源70の負電源は駆動電源用コンバータ2のパワーグランド(PG)と共通電位であるため、インバータ駆動電源70の正電源(+Vp)から、フォトダイオード52a、電流制限用抵抗53、逆電圧防止ダイオード54、リレー17、制動抵抗18、故障検出スイッチ40、を介してインバータ駆動電源70の負電源に電流が流れる。フォトカプラ52の1次側に電流が流れると、フォトカプラ52の2次側の負荷抵抗51に電流が流れるので、第2監視信号がLoとなる。制御回路部90は、OP2によりリレー17のON状態と制動抵抗18の導通を確認する。
このように実施例の第2故障検出回路50のフォトカプラ52は、1次側の小さな電流変化を、第2監視信号の大きな電圧の変化に効率よく変換する。1次側の電流は、フォトダイオード52aが発光するのに必要な数mAのオーダーで充分である。また、第2故障検出回路50は、電源が互いに絶縁されているインバータ駆動電源70と制御用ロジック電源80との間における信号伝達を、簡単な構成で実現する。この作用効果は、第1故障検出回路30でも同じである。
〔整流回路導通確認過程〕
整流回路導通確認過程(ステップS93)は、整流回路22を構成する整流ダイオード11〜16の導通を個々に確認する(ステップS93)。制御回路部90は、故障検出モードをOP3に設定する。OP3は、スイッチング素子5(U相上側アーム)とリレー17と故障検出用スイッチ40をONさせる。図5に、OP3の状態の電流経路を示す。スイッチング素子5(U相上側アーム)のONは、スイッチング素子5を○で囲って表している。
OP3では、第1故障検出回路30に電流が流れる。その電流は、インバータ駆動電源70の正電源(+Vp)から、フォトカプラ32のフォトダイオード32a、電流制限用抵抗33、逆電圧防止ダイオード34、スイッチング素子5(U相上側アーム)、整流ダイオード16、リレー17、制動抵抗18、故障検出用スイッチ40、を介して駆動電源用コンバータ2の負電源であるパワーグランド(PG)に流れる。その結果、第1監視信号はLoになる。電流経路を図5中に太い破線で表す。OP3では、第2故障検出回路50にも電流が流れる。その経路は、インバータ駆動電源70の正電源(+Vp)から、フォトカプラ52のフォトダイオード52a、電流制限用抵抗53、逆電圧防止ダイオード54、リレー17、制動抵抗18、故障検出用スイッチ40、を経由して駆動電源用コンバータ2の負電源であるパワーグランド(PG)にいたる。よって、第2監視信号もLoである。制御回路部90は、OP3における第1監視信号がLoであることで、整流ダイオード16が導通状態になり、オープン故障していないことを確認する。なお、第1監視信号がHiのままの場合、整流ダイオード16のオープン故障の他にスイッチング素子5がオープン故障の可能性もあるが、スイッチング素子5のオープン故障は後のスイッチング素子導通確認過程(ステップS94)で判断できるので、スイッチング素子導通確認過程でスイッチング素子5が正常であれば整流ダイオード16の故障と判断する。
OP3の故障検出モードだけでは、整流ダイオード16がショート故障している場合を検出できないので、OP9で整流ダイオード16がショートしていないことを確認する。図6に、整流ダイオード16がショート故障時の動作を示す。
OP9は、スイッチング素子6(U相下側アーム)のみをONさせるので、整流ダイオード16が正常であればその逆電流は数μA程度である。しかし、整流ダイオード16が何らかの異常によりショート故障(逆電流が増大する事象も含む)していた場合は、第2故障検出回路50が接続されたインバータ駆動電源70の正電源(+Vp)から、フォトダイオード52b、電流制限用抵抗53、逆電圧防止ダイオード54、整流ダイオード16の位置のショート箇所、スイッチング素子6(U相下側アーム)、を介してパワーグランド(PG)に電流が流れる。この結果、第2監視信号がLoになる。制御回路部90は、OP9において第2監視信号がLoであることで、整流ダイオード16がショートしていることを検出する。
このように、故障検出モードのOP3とOP9の組み合わせで、整流ダイオード16が正常に動作しているか否かを確認することが出来る。同様に、OP4とOP10で整流ダイオード14、OP5とOP11で整流ダイオード12、の動作状態を確認することが出来る。図3に示すように、OP3〜OP5のリレー17、故障検出用スイッチ40は両者共にONで共通であり、上側アームのONするスイッチング素子の位置が、確認する整流ダイオードの位置によって、UとVとWと異なっている。それに対応するOP9〜OP11のリレー17、故障検出用スイッチ40は両者共にOFFで共通であり、下側アームのONするスイッチング素子の位置が異なっている。このように、ONするスイッチング素子の位置が異なるだけで考え方は同じである。よって、OP3とOP4とOP5、及びOP9とOP10とOP11の電流経路を示した説明は省略する。
整流ダイオード11,13,15については、OP6〜OP8で各整流ダイオードが導通状態になることを確認し、OP12〜OP14で各整流ダイオードがショート故障していないことを確認する。
OP6では、リレー17とスイッチング素子6(U相下側アーム)がONされる。
図7に、OP6の状態の電流経路を示す。OP6では、第2故障検出回路50内のインバータ駆動電源70の正電源(+Vp)から、フォトダイオード52a、電流制限用抵抗53、逆電圧防止ダイオード54、リレー17、制動抵抗18、整流ダイオード15、スイッチング素子6(U相下側アーム)、を経由してインバータ駆動電源70の負電源に、電流が流れる。整流ダイオード15が正常に動作していれば、第2監視信号のみがLoとなる。なお、第2監視信号が異常となった場合、整流ダイオード15のオープン故障の他にスイッチング素子6がオープン故障の可能性もあるが、スイッチング素子6のオープン故障は後のスイッチング素子導通確認過程(ステップS94)で判断できるので、スイッチング素子導通確認過程でスイッチング素子6が正常であれば整流ダイオード15の故障と判断する。
OP12では、整流ダイオード15のショート故障を検出する。図8に、整流ダイオード15がショート故障時のOP12の状態の電流経路を示す。OP12では、故障検出用スイッチ40とスイッチング素子5(U相上側アーム)がONされる。その結果、インバータ駆動電源70の正電源(+Vp)から、第1故障検出回路30の1次側、スイッチング素子5(U相上側アーム)、整流ダイオード15の位置のショート箇所、故障検出用スイッチ40、を経由して電流が流れる。この結果、整流ダイオード15がショートしていれば、第1監視信号のみがLoになる。OP7とOP13では整流ダイオード13、OP8とOP14では整流ダイオード11の状態を確認する。これらの動作は、ONされるスイッチング素子の位置が異なるだけで同じである。
〔スイッチング素子導通確認過程〕
スイッチング素子動作確認過程(ステップS94)では、インバータ部21を構成するスイッチング素子の動作が正常であるかを確認する。図9に、このスイッチング素子導通確認過程(ステップS94)の故障検出モードの各スイッチング素子のON/OFF状態を示す。なお、OP21〜23は整流回路導通確認過程(ステップS93)のOP6〜8と同じ操作であるので省略可能である。
まず、スイッチング素子5,6の動作確認について説明する。確認過程は原則としてOPの数字の順に進めて行くが、以下では、スイッチング素子5、6の動作確認を行うOP15,18,21について説明する。OP15では、スイッチング素子5(U相上側アーム)のみをONさせる。この場合、どこにも電流が流れないので、第1監視信号はHi、第2監視信号もHiである。これにより、スイッチング素子6(U相下側アーム)がOFF状態となることを確認する。OP18では、スイッチング素子5(U相上側アーム)と対を成すスイッチング素子6(U相下側アーム)がONされるので、インバータ駆動電源の正電源(+Vp)から、第1故障検出回路30の1次側、スイッチング素子5(U相上側アーム)、スイッチング素子6(U相下側アーム)、を経由してインバータ駆動電源の負電源に電流が流れる。よって、第1監視信号がLoとなることで、スイッチング素子5(U相上側アーム)がON状態となることを確認する。図10に故障検出モードOP18の時の動作を示す。
故障検出モードOP21では、スイッチング素子6(U相下側アーム)をONさせたままスイッチング素子5(U相上側アーム)をOFFさせると共にリレー17をONさせる。図11に、OP21の状態の電流経路を示す。OP21では、第2故障検出回路50内のインバータ駆動電源7の正電源(+Vp)から、リレー17、整流ダイオード15(U相上側アーム)、スイッチング素子6(U相下側アーム)、を経由してインバータ駆動電源7の負電源に電流が流れる。また、スイッチング素子5(U相上側アーム)がOFFのため、第1故障検出回路30には電流が流れない。この結果、第2監視信号がLo、第1監視信号がHiとなり、スイッチング素子6のON状態とスイッチング素子5のOFF状態が確認できる。
このようにOP15とOP18とOP21の組み合わせで、U相の上側アームと下側アームを構成するスイッチング素子5(U相上側アーム)と6(U相下側アーム)の動作を確認することが出来る。同様の考えで、OP16とOP19とOP22の組み合わせでスイッチング素子7(V相上側アーム)と8(V相下側アーム)の動作が確認できる。同様にOP17とOP20とOP23の組み合わせでスイッチング素子9(W相上側アーム)と10(W相下側アーム)の動作が確認できる。
図12に、インバータ部21のスイッチング素子(5〜10)のオープン故障を検出する簡易的な方法を示す。OP18は、スイッチング素子5(U相上側アーム)と6(U相下側アーム)をONにする故障検出モードである。OP19は、スイッチング素子7(V相上側アーム)と8(V相下側アーム)をONにする故障検出モードである。OP20は、スイッチング素子9(W相上側アーム)と10(W相下側アーム)をONにする故障検出モードである。OP18の正常時は、第1監視信号がLo、第2監視信号がHiである。
スイッチング素子5(U相上側アーム)またはスイッチング素子6(U相下側アーム)がオープン故障の時、OP18が異常となる。次にOP21でスイッチング素子5(U相上側アーム)をOFFにする。この故障モードで正常であればスイッチング素子6(U相下側アーム)は正常であり、この場合スイッチング素子5(U相上側アーム)が故障である。OP21も異常な場合は、スイッチング素子6(U相下側アーム)の故障である。スイッチング素子7,8の故障を検出するOP19,22、スイッチング素子9,10の故障を検出するOP20,23における動作も、OFFするスイッチング素子が異なるだけで考え方は同じである。
モータ20が接続されている場合(ステップS94′)では、OP15〜17の確認において全て正常と判断された場合、スイッチング素子6,8,10が正常と判断される。スイッチング素子6,8,10の何れかがショート故障している場合は、OP15〜17の結果は全て異常となり、何れかがショート故障していると判断する。OP18〜20では、スイッチング素子5または6のオープン故障、スイッチング素子7または8のオープン故障、スイッチング素子9または10のオープン故障の検出をする。そして、OP21〜23の確認において全て正常と判断された場合、第1監視信号の結果から、スイッチング素子5,7,9のショート故障がないこと、第2監視信号の結果から、スイッチング素子6,8,10のオープン故障はないことが確認される。
以上説明したようにこの発明のモータ制御装置100によれば、ダイナミックブレーキ回路23と、インバータ部21の、各素子の状態を容易に確認することができ、モータ20の接続の有無も容易に検出することが出来る。
なお、上記した第1故障検出回路34の構成では、平滑コンデンサ3の充電状態によって、故障検出モードの設定に時間を要する場合が発生する。つまり、平滑コンデンサ3が、インバータ駆動電源70の正電圧(+Vp)で充電できないと故障検出が行えない。そこで、その充電時間を短縮できるようにした第1故障検出回路30′を図14に示す。
第1故障検出回路30′は、電流制限用抵抗33、フォトカプラ32に並列に接続される平滑コンデンサ充電用抵抗35を具備する。平滑用コンデンサ充電用抵抗35の抵抗値を、電流制限用抵抗よりも小さな値にすることで、平滑コンデンサ3の充電時間を短縮することが出来る。
なお、図1に示したモータ制御装置100は、その構成例に限定されない。例えば、第1,第2故障検出回路30,50内の、電流制限用抵抗33,53と、逆電圧防止ダイオードの配置関係も図1の構成に限定されるものではない。
以上の説明で、故障モードを表す番号に特別な意味はない。その順番も一例を示したものであり、これらの故障検出モードの順番を自由に変更して、任意な組み合わせで故障検出過程を設定することも可能である。また、スイッチング素子のON/OFFの組み合わせも同様な考え方で、他の組み合わせを使用してもよい。

Claims (5)

  1. モータの誘起電圧を整流する整流回路と、その整流回路の出力端子間に直列に接続されたリレーと制動抵抗とから成るダイナミックブレーキ回路と、駆動電源用コンバータからモータ駆動信号を生成するインバータ部と、そのインバータ部を、インバータ駆動電源を電源として制御するインバータ制御部と、を備えたモータ制御装置において、
    上記駆動電源用コンバータの正電源と上記インバータ駆動電源の正電源との間に接続され第1監視信号を出力する第1故障検出回路と、
    上記整流回路の一方の端子と上記駆動電源用コンバータの負電源に接続される故障検出用スイッチと、
    上記整流回路の他方の端子と上記インバータ駆動電源の正電源間に接続され第2監視信号を出力する第2故障検出回路と、
    制御用ロジック電源を電源として上記インバータ制御部の動作を制御すると共に、上記リレーと上記故障検出スイッチのON/OFFを制御する制御信号を出力し、上記第1監視信号と第2監視信号を入力とする制御回路部と、
    を具備することを特徴とするモータ制御装置。
  2. 請求項1に記載したモータ制御装置において、
    上記第1故障検出回路は、
    フォトカプラと、そのフォトカプラの1次側に直列に接続される逆電圧防止ダイオードと電流制限用抵抗と、上記フォトカプラの2次側に接続される負荷抵抗を備え、上記駆動電源用コンバータの正電源と上記インバータ駆動電源の正電源との間に直列に上記逆電圧防止ダイオードと上記フォトカプラの1次側が接続され、上記フォトカプラの2次側には一端が上記ロジック制御用電源の正電源に接続された上記負荷抵抗が接続され、その負荷抵抗の他端が上記第1監視信号の出力端とされるものであることを特徴とするモータ制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載したモータ制御装置において、
    上記第2故障検出回路は、
    フォトカプラと、そのフォトカプラの1次側に直列に接続される逆電圧防止ダイオードと電流制限用抵抗と、上記フォトカプラの2次側に接続される負荷抵抗を備え、上記フォトカプラの1次側が上記インバータ駆動電源の正電源と上記故障検出スイッチが接続される上記整流回路の端子と異なる端子間に直列に接続され、上記フォトカプラの2次側には一端が制御用ロジック電源の正電源に接続された上記負荷抵抗が接続され、その負荷抵抗の他端が上記第2監視信号の出力端とされるものであることを特徴とするモータ制御装置。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載したモータ制御装置において、
    上記第1故障検出回路は、
    フォトカプラと、そのフォトカプラの1次側に直列に接続される逆電圧防止ダイオードと電流制限用抵抗と、上記フォトカプラの2次側に接続される負荷抵抗を備え、
    更に、上記電流制限用抵抗に並列に接続される当該電流制限用抵抗よりも抵抗値が小さい平滑コンデンサ充電用抵抗を具備したものであることを特徴とするモータ制御装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載したモータ制御装置の故障検出方法であって、
    上記ダイナミックブレーキ回路内の上記リレーの動作を確認するリレー動作確認過程と、
    上記整流回路を構成するダイオードの動作を確認する整流回路導通確認過程と、
    上記インバータ部に含まれるスイッチング素子の動作を確認するスイッチング素子導通確認過程と、
    を含むモータ制御装置の故障検出方法。
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