JP2011209383A - プロジェクター - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プロジェクター1は、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調して投写する。プロジェクター1は、外部の空気を取り込むための吸気口23を有する外装筐体2と、吸気口23を覆い、外装筐体2の内部に塵埃が侵入することを抑制する防塵フィルター5と、吸気口23から取り込んだ空気を冷却対象に送風するシロッコファン41と、防塵フィルター5の目詰まり状態に応じて開閉され、シロッコファン41による外部の空気を取り込み可能な補助吸気口25と、を備える。
【選択図】図3
Description
プロジェクターには、内部の温度上昇を抑制するために、冷却ファンが備えられ、外装筐体に設けられた吸気口から外気を取り込むように構成されている。そして、吸気口には、外気に混在する塵埃の進入を抑制するために防塵フィルターが配置されている。プロジェクターは、長期使用によって防塵フィルターが目詰まりすると、外気を適正に取り込むことができなくなり、内部の温度上昇を招く。そして、プロジェクターは、内部が所定の温度に達すると、点灯している光源を強制的に消灯させることにより、内部に配置される光学部品等の劣化を抑制するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
以下、第1実施形態に係るプロジェクターについて、図面を参照して説明する。
本実施形態のプロジェクターは、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調してスクリーン等に拡大投写する。
プロジェクター1は、図1、図2に示すように、外装を構成する外装筐体2、制御部(図示省略)、光源装置31を有する光学ユニット3、吸気ユニット4、防塵フィルター5、弁機構6、排気ユニット7および図示しない電源装置等を備えている。なお、以下では、説明の便宜上、光源装置31から光束が射出される方向を+X方向、プロジェクターから投写される方向を+Y方向(前方向)、X方向およびY方向に直交し、図1の図面視における上を+Z方向(上方向)として記載する。
アッパーケース21は、上面21A、前面21B、側面21C,21Dおよび背面21Eを有して構成される。
光学ユニット3は、図2に示すように、光源装置31に加え、照明光学装置32、色分離光学装置33、リレー光学装置34、電気光学装置35、投写レンズ36、およびこれらの光学部品を光路上の所定位置に配置する光学部品用筐体37を備える。
第1レンズアレイ321は、マトリクス状に配列された複数の小レンズを有して構成されており、光源装置31から射出された光束を複数の光束に分割する。第2レンズアレイ322は、第1レンズアレイ321と略同様の構成を有しており、重畳レンズ324とともに、光束を後述する液晶ライトバルブ351の表面に略重畳させる。
偏光変換素子323は、第2レンズアレイ322から射出されたランダム偏光光を液晶ライトバルブ351で利用可能な略1種類の偏光光に揃える機能を有する。
先ず、吸気ユニット4について説明する。
図3は、プロジェクター1を模式的に示す断面図であり、吸気ユニット4近傍を上方(+Z方向)から見た図である。吸気ユニット4は、図3に示すように、シロッコファン41に加え、吸気ダクト42および送風ダクト43を備えている。
弁機構6は、防塵フィルター5が目詰まりしていない場合に補助吸気口25を閉塞し、防塵フィルター5が目詰まりした際に、補助吸気口25を開口するように構成されている。
弁機構6は、図3に示すように、可動片61、固定部62およびヒンジ部63を有し、可動片61が回転することによって補助吸気口25を開閉するように構成されている。
防塵フィルター5が目詰まりしていない場合、吸気口23から外気が流入して外装筐体2の内外で圧力差が生じないため、弁機構6は、補助吸気口25を閉塞する初期状態を維持する。そして、シロッコファン41が駆動されることによって防塵フィルター5を介して吸気口23から取り込まれた外気は、送風ダクト43を流通して液晶ライトバルブ351を冷却する。
(1)プロジェクター1は、防塵フィルター5が目詰まりした際にも、補助吸気口25から外気を取り込み、光学部品等の温度上昇を抑制することが可能となる。したがって、プロジェクター1は、会議中等の使用中に防塵フィルター5が目詰まりした際に、内部の温度上昇による光源311の消灯や、防塵フィルター5交換作業による投写の中断が回避され、継続した投写が可能となる。
よって、プロジェクター1は、吸気口23から空気を取り込んだ際には、防塵フィルター5に加えて滞留部434によって、液晶ライトバルブ351に塵埃が付着することを抑制することが可能となる。また、プロジェクター1は、補助吸気口25から空気を取り込んだ際にも、滞留部434によって液晶ライトバルブ351に塵埃が付着することを抑制することが可能となる。したがって、プロジェクター1は、吸気口23から空気を取り込んだ際はもとより、補助吸気口25から空気を取り込んだ際にも、内部の温度上昇および画質の劣化を抑制して投写することが可能となる。
次に、第2実施形態に係るプロジェクター1について、図面を参照して説明する。以下の説明では、第1実施形態のプロジェクター1と同様の構造および同様の部材には、同一符号を付し、その詳細な説明は省略または簡略化する。
本実施形態のプロジェクター1は、第1実施形態の弁機構6が削除され、第1実施形態の防塵フィルター5に替えて回転可能に構成された防塵フィルター15を備えている。
防塵フィルター15が目詰まりしていない場合、第1実施形態と同様に、吸気口123から空気が流入して外装筐体2の内外で圧力差が生じないため、防塵フィルター15は、付勢部材に付勢されて吸気口123を覆う初期状態が維持される。そして、防塵フィルター15を介して吸気口123から取り込まれた空気は、第1実施形態と同様に、送風ダクト43を流通して液晶ライトバルブ351を冷却する。
補助吸気口125は、防塵フィルター15の回転により開閉されるので、部品点数の増加を抑制して補助吸気口125の開閉が可能となる。また、吸気口123の一部を補助吸気口125として構成できるので、吸気ダクト142の小型化等が可能となり、外装筐体2内の省スペース化が図れる。よって、プロジェクター1は、製造工程の煩雑化や大型化を抑制して防塵フィルター15が目詰まりした際の内部の冷却が可能となる。
なお、前記実施形態は、以下のように変更してもよい。
前記実施形態の滞留部434や捕捉部材は、送風ダクト43内に設けられているが、吸気ダクト42,142内に設けるように構成してもよい。
Claims (5)
- 光源から射出された光束を画像情報に応じて変調して投写するプロジェクターであって、
外部の空気を取り込むための吸気口を有する外装筐体と、
前記吸気口を覆い、前記外装筐体の内部に塵埃が侵入することを抑制する防塵フィルターと、
前記吸気口から取り込んだ空気を冷却対象に送風する吸気ファンと、
前記防塵フィルターの目詰まり状態に応じて開閉され、前記吸気ファンによる外部の空気を取り込み可能な補助吸気口と、
を備えることを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1に記載のプロジェクターであって、
前記補助吸気口を有する前記外装筐体と、
前記防塵フィルターの目詰まり状態に応じて前記補助吸気口を開閉する弁機構と、
を備えることを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1に記載のプロジェクターであって、
前記補助吸気口は、前記吸気口の一部に設けられ、前記防塵フィルターの回転により開閉されることを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
前記補助吸気口から取り込まれた空気を前記冷却対象に導き、前記空気の流れが滞留する滞留部を有する送風ダクトを備えることを特徴とするプロジェクター。 - 請求項4に記載のプロジェクターであって、
前記滞留部には、塵埃を捕捉する捕捉部材が配置されていることを特徴とするプロジェクター。
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